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記憶か記録か…ドラマ日記 5

レス500 HIT数 5564 あ+ あ-

匿名さん
22/10/25 17:16(更新日時)

【スレ主のみの投稿制限スレ】

連ドラの感想、まとめ等

シーズン毎に記録して行くスレです。


基本、連ドラ対象ですが、その他のドラマを取り上げる事もあるかもしれません。

No.3494503 22/03/10 17:18(スレ作成日時)

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No.500 22/10/25 17:16
匿名さん0 

>> 482 【2022秋ドラマ】 「アトムの童」(TBS)脚本=神森万里江 出演=山﨑賢人、松下洸平、岸井ゆきの、岡部大、馬場徹、栁俊太郎、六角慎… 【2022秋ドラマ】

「アトムの童」2話まで終了。

前回ある程度ぼかされていた部分を、冒頭のナレーションで“那由他はかつてゲームと親友の命を興津に奪われ、失意の日々を過ごしていた”って断定的に説明しちゃってる(笑)

公哉が脇の甘さを突かれて合法的にゲームのアイディアをSAGASに奪われ、「俺のせいだ」と自分を責めて自殺した事に対する責任の取り方が、那由他は一切ゲームとは関わらない、隼人はSAGASに入って、自分の一生の著作権と引き換えに、あの時奪われたゲームの名義をジョン・ドゥに書き換えて貰うという事で、対照的だけど不器用な所は似ているんだなと。

ゲームの知識は全く無いので、隼人が興津に奴隷契約を断る理由にした「ストⅡもやった事の無い人と、楽しいゲームは作れない」が、そうなのかと想像するしか無いのがちょっと辛い。

誤解もわだかまりも解けて、早くもアトム玩具でジョン・ドゥは再結成。
これだけ展開が早いという事は、アトム玩具の特許を手に入れたい興津が、二の矢三の矢を放って来て、そことの攻防戦とジョン・ドゥの新作ゲームの開発話の二頭立てで進めて行くのかな。

一の矢の財務顧問を海が何故受け入れたのか?海は融資担当だったんだから、雇わなくても自分で出来るんじゃないの?
それより問題はセキュリティー意識の低さよ!

脚本=神森万里江(協力=畠山隼一、兒玉宣勝) 演出=岡本伸吾

No.499 22/10/23 12:02
匿名さん0 

【2022秋ドラマ】

「ジャパニーズスタイル」(EX)脚本=金子茂樹 出演=仲野太賀、市川実日子、要潤、KAZMA、石崎ひゅーい、宮澤美保、松川尚瑠輝、モトーラ世理奈、檀れい、柄本明 他 ナレーション=キムラ緑子(後日、菅田将暉の出演も有り)

オリジナル作品。《土曜ナイトドラマ・30分枠》(全話数不明)

色々な理由で台詞が聞き取れない事が有るのが嫌で、ドラマを観る時は字幕をONにしているのだが、これは客入れをした上でのほぼワンシチュエーションドラマだという事で、恐らく膨大な台詞量になるだろうし、目で追っていたら多分苛々してしまうだろうからと思ってOFFのまま視聴したのだが、音声さんが相当の努力をして、また多分入念なリハも繰り返したのだろうが、機関銃の様な台詞のやり取りがほぼほぼ聞き取れて、活字を目で追わない分、役者の細かい仕草や表情まできちんと見届ける事が出来たので、次回からも字幕OFFのままで視聴しようと思う。

主役の仲野太賀は勿論上手いし良かったけど(若干声を張り過ぎかな)、今作で一番役にハマり、その持てる力量を発揮しているのは檀れいだなと思った。基礎がしっかりしているから声を張らなくても台詞は明瞭に聞こえるし、着物を着ての所作も綺麗で流石だなと思った。

ラストのクレジット画面で、リハの模様を流してくれるのも嬉しいサービスだった。

脚本=金子茂樹 演出=深川栄洋

No.498 22/10/23 11:30
匿名さん0 

>> 481 【2022秋ドラマ】 「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」2話まで終了。 1ヵ月の精神科研修が終了して、今回の指導医は外科の… 【2022秋ドラマ】

「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」3話まで終了。

今回の研修は産婦人科で指導医は木佐貫(斉藤由貴)、患者は切迫早産で運ばれて来た弁護士の本郷文香(矢田亜希子)で、治療は受けるが検査は一切拒否、4ヶ月前に離婚した夫の正和(森田甘路)と、半年前から交際していると言う岡田が、どちらも自分の子供だと譲らないという話。
まあ先の読める話では有ったけど、カルテが全て教えてくれない段階で、諏訪野が「間違いない、彼女、子宮頸がんを患っている」と断定出来た根拠が全く示されていなくて、看板の決め台詞に“偽り有り”なのでは?とシラケてしまった。

で、相変わらず沙智に“過剰奉仕する”曽根田にまたシラケて…。

流石にもう観るのを止めようかなと思った頃に、斉藤由貴の産婦人科医としてのド迫力演技が繰り出されて引き留められた。ドラマとしては“首の皮一枚”って所かな。

それにしても今回の患者の思考回路は酷過ぎたし、沙智がやっと透析用のシャント手術を受けたので、曽根田が振り回される理由が無くなったと思ったら、今度は透析では間に合わず移植が必要だと?
嫌な予感は有ったけど、やっぱりこの子が縦軸なんだと、正直がっかり(中の人は嫌いじゃないんだけどね)。

脚本=根本ノンジ 演出=池田千尋

No.497 22/10/22 18:08
匿名さん0 

>> 496 (続き)
黒崎も刺されたが辛うじて生き残ったという壮絶な過去を持つ。
だから今はフィクサーの桂木(三浦友和)から指示の有ったシロサギを一人一人潰しながら、自分の父親を騙した御木本(坂東彌十郎)に繋がる情報を集めている。
でも桂木と御木本は裏で繋がっているみたいで、そもそも起業セミナー詐欺を考えたのは桂木らしいから事は複雑だ。

人間関係や仕事の闇みたいな物は感じさせるけど、シロサギ(今回は高橋光臣)への黒崎の詐欺返しは面白かったし楽しく視聴出来た。

平野紫耀は追い詰める時は決して目線を外さず、声もドスが効いていて迫力が有り、コミカルな部分、優しい部分と詐欺師らしく変幻自在で、想像以上の好演で役にハマっていた。
問題は吉川の娘で、清濁併せ呑む事が出来ず、正論一本槍で一々クロサギのやる事に水を差す氷柱(黒島結菜)の存在よね。
某ドラマの暢子を思い出した人も居るだろうけど、私は「死役所」の、“知りたがり、お節介、察しない等”がウザくて視聴意欲を削いだミチルに氷柱が重なってしまって(苦笑)
黒崎が氷柱に「キャンキャンうるさいな!」って言った時は、思わず「その通り!」って声が出そうになったよ。

この先変わるのかね?変わって欲しいんだけど。

脚本=篠崎絵里子 演出=田中健太

No.496 22/10/22 17:39
匿名さん0 

【2022秋ドラマ】

「クロサギ」(TBS)脚本=篠崎絵里子 出演=平野紫耀、黒島結菜、井之脇海、中村ゆり、宇野祥平、時任勇気、山本耕史、坂東彌十郎、船越英一郎、三浦友和 他

黒丸、夏原武の漫画原作。《金曜ドラマ・54分枠》(全話数不明)※初回は20分拡大

2006年の山下智久主演版は観ていないし、興味が無かったので当時の評判も知らないから、他の新作ドラマと同じ目線で視聴する事が出来た。
冒頭にシロサギ、アカサギ、クロサギの違いの説明が有り、クロサギは詐欺師だけを狙い詐欺を仕掛けて潰す者という事で、素人を騙して財産を巻き上げる詐欺師をクロサギ(平野紫耀)が成敗してくれる話だから、スカッとするだろうし楽しめそうだなと思いながら観始めた。

初回は起業セミナー詐欺で、引っ掛かったのが吉川(船越英一郎)。セミナー詐欺は受講の対価、クラスアップ等の対価として納得して契約し金を出すので、警察が逮捕するのは中々難しいらしい。なので金を取り戻すには、被害者を集めて集団訴訟を起こすのが効果的との事だが、準備期間中に高飛びされたり金を隠されたりしたら、取り戻すのも難しくなる。
詐欺が無くならない筈だよなあ。ドラマだけど勉強にもなるわ。まあ上手い話には必ず裏が有ると思っておけって事よね。

クロサギの黒崎は、父親が詐欺被害で財産を失い、家族を殺して自殺、
(続く)

No.495 22/10/22 15:12
匿名さん0 

【2022秋ドラマ】

「永遠の昨日」(MBS・製作委員会)脚本=小林啓一 出演=小宮璃央、井上想良、大友花恋、新原泰佑、鳴海唯、中村優一、朝井大知、北原里英、小林涼子、松村雄基 他

榎田尤利の小説原作。《ドラマシャワー・30分枠》(全8話予定)

この枠がBL枠だという事だけは知っていて、中身の情報は全く入れずに観始めたのだが、冒頭、どしゃ降りの雨の中を一つの傘に入って、お喋りをしながら登校する二人の男子高校生の映像で“これは…”とちょっと惹き付けられ、時間軸が少し戻り、新学期の二人の出会いから冒頭のシーンに至る迄の、心の機微を丹念に拾った演出と映像(特に画角と色合い)の美しさに惹かれて、あっという間に30分が過ぎていたという印象だった。

ラスト、どしゃ降りの中、浩一(小宮璃央)は瞬間的に満(井上想良)を庇って貨物車に轢かれて、傘だけが道路に残り、何が起こったのか分からない満が周囲を探すと、少し離れた草むらに横たわる浩一を発見して駆け寄る。

予告だと、この後浩一は死んだけど姿形は生きている(見える)状態になるらしい。
普通のBLとは少し違うみたいで、どんな話になるのか楽しみだ。

脚本、演出=小林啓一
TVディレクター、MV監督から映画監督になった人で、テレビドラマの演出は初めてとの事。だから映像が綺麗でドラマっぽくないのかな。

No.494 22/10/22 14:39
匿名さん0 

>> 413 【2022秋ドラマ】① 取り敢えず初回は視聴予定の地上波ドラマ(月曜から曜日順)タイトル/主演 「PICU小児集中治療室」吉沢亮 … 【2022秋ドラマ】①
取り敢えず初回は視聴予定の地上波ドラマ/タイトル/主演

10/20「Sister」山本舞香、瀧本美織
初回視聴済み

何と言うか脚本も演出も陳腐で、これをどう楽しんだらいいのか分からない様なドラマだった。
なので即視聴離脱決定。
ドロドロが好きな人でも好き嫌いが別れそうな感じかな。

この枠は当たり外れが結構あるなあ。
(日テレ 木曜ドラマ枠)

No.493 22/10/22 14:28
匿名さん0 

【2022秋ドラマ】

「少年のアビス」(ホリプロ・MBS・製作委員会)全話脚本=狗飼恭子 出演=荒木翔羽、北野日奈子、本田望結、堀夏喜、和田聰宏、片岡礼子、松井玲奈 他

峰浪りょう の漫画原作。《ドラマ特区・30分枠》(全8話)終了。

ヤングけアラーとして“家”に縛られている令児(荒木翔羽)、地元の建設会社(実態は半分暴力団も兼ねてる)の跡取りで“家”に縛られている玄(堀夏喜)、茶房の一人娘として“家”に縛られている朔子(本田望結)、幼馴染みでもある彼らの暮らす退屈な地方の街(場所も大体の地方の設定も明かさず)に、ここが地元の小説家・似非森(和田聰宏)が母の介護を理由に帰郷、彼の妻で地下アイドルのナギ(北野日奈子)も休養名目で連れ帰った事から起きる数々の波紋を描いたドラマ。

初回のナギと令児のキスシーンで、令児はナギの大ファンという設定にもかかわらず、荒木翔羽が歯を食い縛っている様に見えたので、えっ!?と思って彼の事をwikiで調べたら、撮影当時はまだ16才だった事が分かり、その後のベッドシーンも含めて(覚悟が出来ていない子の)見てはいけないシーンを見せられた気分になって、感想を書く気にならなかったのだが、その後、母親(片岡礼子)の裏の顔が明かされた辺りから、ドラマとして面白くなって最後迄視聴した。最終回は酷かったけど。

演出=かとうみさと、③④のみ湯浅弘章

No.492 22/10/21 23:58
匿名さん0 

【2022秋ドラマ】

「ザ・トラベルナース」(EX)脚本=中園ミホ 出演=岡田将生、中井貴一、菜々緒、安達祐実、恒松祐里、泉澤祐希、宮本茉由、野呂佳代、池谷のぶえ、柳葉敏郎、浅田美代子、寺島しのぶ、松平健 他

オリジナル作品。《木曜ドラマ・54分枠》(全話数不明)※初回は10分拡大

諸般の事情で「ドクターX」を諦めた?テレ朝が、中園ミホに次なる“打出の小槌”になりそうな素材を捻り出して貰ったのがこのドラマ、って感じかな?
今のところ最後のシリーズとなっている「ドクターX(7)」に、松下奈緒が演じる形で登場させたフリーランスのスーパー看護師の評判が良かったので、それを揉んで男二人のスーパーナース(若い方はちょっと頭でっかちだけど)という形にしたのかなと思っている。

分かり易い様に役者名で書くが、折角アメリカでNPの資格を取ってバリバリ働いていた岡田将生が、資格を全く生かせない日本に帰国したのは、フローレンス財団の指示が有ったからで、という事はそこが晶さん的な働きをするって事なのかな。
でも本当に有能なのは中井貴一の方で、彼は院長の松平健と過去に因縁が有る様で、岡田将生を馬鹿ナースと呼んで小馬鹿にしてるけど、本当は守ってあげてるのかな?なんてね。
※ナレーションがまさかの海老名先生(エンケンさん)!(笑)

脚本=中園ミホ 演出=金井紘

No.491 22/10/21 21:53
匿名さん0 

>> 479 (続き) でも伏せられていた大事な部分が分かってすっきりしたし、カフェでの再会時の、二人の笑顔有り涙有りのやり取りと、目黒くんの凄くナイー… 【2022秋ドラマ】

「silent」3話まで終了。

今回は湊斗の視点で、想、紬それぞれとの関係や彼らへの想いが、過去から現在へと語られて行った。

前回迄は単純に、想の出現で紬の気持ちが想に向き始め、流石の湊斗も不安になって色々変わってしまうのでは?と、当て馬が陥りがちな“あるある”を心配していたのだが、この脚本家はそんな次元ではこのドラマを構築していなかった。

勿論、当時の別れ方を知っているから、紬には本当は自分より想の方が合っているのではという不安は有ったと思う。直ぐに手話の勉強を始めて想とのコミュニケーションを取り始める位、切り換えの早かった紬に違和感も持ったと思う。でも湊斗はそういう事に腹を立てている方がずっと楽だったと言うのだ。
想が病気の事を自分に言ってくれなかった事もショックだったし、今でも信じられない自分がいる。
背中に向かって「想」と呼び掛けても、話し掛けても彼は振り向いてくれない。昔の様なツンデレではない事を実感し泣き出してしまう湊斗。
追い掛けて来た紬に「(想には)名前呼んで、振り返って欲しかっただけなのに」と、訴えてうずくまる湊斗の慟哭に胸を突かれた。

親友として大好きだった想に突然切られた痛みは、湊斗にとっても大きな傷となって潜在意識の中にずっと有ったという事よね。うーん、深いなあ、この本は。

脚本=生方美久 演出=高野舞

No.490 22/10/20 18:37
匿名さん0 

>> 477 【2022秋ドラマ】 「親愛なる僕へ殺意をこめて」2話まで終了。 ナミが葉子(浅川梨奈)から聞いた話としての映像だが、やっとエイ… 【2022秋ドラマ】

「親愛なる僕へ殺意をこめて」3話まで終了。

今回はサイに連れ去られた愛する京花を奪還する為に、自分の命を懸けてエイジがサイに立ち向かう話(本当は色々と策を講じてはいたけど一か八かの部分は有って、命懸けだったのは間違いない)。

最初に身も蓋もない事を書いてしまうけど、門脇麦はどう考えたって山田涼介と同じ大学生には見えないし、キャラ的にもエイジが必死になって助けに行き、守ってあげなければと思える様なタイプではないので、申し訳ないんだけど山田涼介が必死になればなる程ギャグに見えて来て、本来の趣旨が伝わって来ないのよね。葉子には出来た感情移入が京花には出来ないの。
だからこの配役には別の意味が有るのではと、ずっと疑っているのよね。

白菱が持っていた葉子がサイからボコボコにされていた映像は、白菱自身が隠し撮りしていたとか本当かね。白菱は葉子はサイが連れ去ったと言い、サイは車が来て葉子はそこに逃げ込んだとエイジに言ってた。
サイはB一と葉子がグルで、顧客リストを盗んだと思っているから、どっちかと言うと白菱の方が怪しい。
そして仲間が来る前にサイを一発で仕留め、部下には「警告と威嚇射撃をした」と大嘘を付いていた桃井(桜井ユキ)は何の隠蔽?

やっぱりエイジとナミ以外は信じられない。

脚本=岡田道尚 演出=西岡和宏、総合演出=松山博昭

No.489 22/10/20 00:18
匿名さん0 

>> 475 【シーズン枠外ドラマ】 「拾われた男 LOST MAN FOUND」(NHKエンタープライズ・ウォルト ディズニー ジャパ… 【シーズン枠外ドラマ】

「拾われた男 LOST MAN FOUND」2話まで終了。

そうなんだろうなって想像は出来るけど、松尾諭って本当に“寅さん”みたいな振られ続ける青春時代を送っていたのかと(笑)
まあ誇張は有るにしても、あれだけ友達だからと断られ続けると、手を繋いでも嫌がらない女に出会えたら、これは脈有りって期待しちゃうよねえ。やっとだと喜んでいたら、これがまさかの二股女。演じているのが有り得なさそうな松本穂香だから、結構パンチが効いていて面白かった。

売れない役者の先輩が誘ってくれて有り付いた、俳優としての初仕事が映画の兵隊役。死に行く先輩相手の一言の台詞が上手く言えなくて何テイクもやらされて、それでも嬉しくて完成した映画を先輩と観に行ったら、先輩は全く映っていなくて、自分は台詞はカットされていたけど顔は映っていたというシビアな現実。
でもあれで俳優の道に進もうと決めたのね。

だけど現実は甘くなくて、与えられた仕事は事務所の稼ぎ頭・井川遥のガード兼運転手。井川さん本人が本当に出て来てびっくり。
車中で本読みをする井川遥の台詞を、自分に言われていると勘違いして一々反応してしまう仲野太賀の演技が面白くて爆笑。
ホント、彼は凄いわ。そしてこのドラマは本当に面白い。

脚本=足立紳 演出=井上剛

No.488 22/10/19 23:20
匿名さん0 

>> 476 【2022秋ドラマ】 「ファーストペンギン」2話まで終了。 前回、和佳が組合長を罵倒しちゃったから、余計に意地になって和佳を潰し… 【2022秋ドラマ】

「ファーストペンギン」3話まで終了。

いやあ、長かったなあ、一つにまとまる迄が。
不器用(和佳)vs.単細胞(漁師達)のいざこざって…。
でも単細胞だから、和佳への誤解が解けたら直ぐに「ごめんなさい」をする所は可愛かった。

相変わらずの組合長の犯罪紛いの行為(今回はフェイク写真)は、マジで不愉快で全然笑えない。面白がっている視聴者の方が多いんだろうけど。

そして琴平だけど、ひょっとして片岡の亡き妻の連れ子だった男の子なんだろうか。母親が亡くなって祖父母に引き取られたとか?
何も分からないままよりは、想像出来るだけでもだいぶ違う。

次からはやっとドラマを楽しめる様になるかな。早目に組合長をギャフンと言わせて退場させるか、おとなしくさせて欲しいけど。

脚本=森下佳代 演出=小川通仁

No.487 22/10/19 19:04
匿名さん0 

【2022秋ドラマ】

「束の間の一花」(NTV・JS)脚本=今井雅子 他 出演=京本大我、藤原さくら、佐々木大光、駒井蓮、山之内すず、朝加真由美、きたろう、富田靖子 他

タダノなつ の漫画原作。《シンドラ・30分枠》(全話数不明)

京本大我の名前は知っていたけど声を聞くのは初めてで、意外にハイトーンだったのでビックリしたのだが、そう言えば父親も声が高かったなと思い出して納得。
藤原さくらは外見とは違って声が低いので、この二人の組み合わせは意外性が有って面白いかもと、出会いの場面を観てそんな事を考えていた。

初回は一花が拡張型心筋症で余命宣告を受けていて、欠かさず薬を飲んでいるという背景は明かされていて、それでもそんな事は全く感じさせない位、積極的で明るい一花という設定に少しホッとする。

一花が一目惚れしてしまう萬木は、大学の哲学講師という設定で、物腰は柔らかく真面目そうで、普通の会話にもちょっとした哲学要素が入り込んでいる様な、少し捉え所の無い感じがする青年。

運命的な物を感じてしまった様な一花が積極的に萬木に近付く事で、個人的な関係が始まるのかなと想像させる所で初回は終わった。
初回だけではまだ何とも言えないのだが、ジメっとした感じには成らなさそうなので、取り敢えず次も観てみようかなと思っている。

脚本=今井雅子 演出=林雅貴

No.486 22/10/19 18:16
匿名さん0 

【2022秋ドラマ】

「警視庁考察一課」(TX・製作委員会)脚本=秋元康 他 出演=船越英一郎、山村紅葉、西村まさ彦、高島礼子、藤井流星、徳永えり、北野日奈子、柳沢慎吾、名取裕子、内藤剛志 他

秋元康企画原作のオリジナル作品。《ドラマプレミア23・49分枠》(全話数不明)

「あな番」で考察ブームを作った張本人の秋元康が、警察に考察だけを専門に行う部署を作ったら面白いかもと思い付いて出来たドラマとの事。
そこに配属されたのが、これまで各局の刑事物等で主演として活躍をして来た大物俳優ばかりというのがこのドラマの最大の売りで、それを強調し分かりやすくする為に、役名の名字は役者の名字をそのまま使っているのがミソ。下の名前も英一郎を慶一郎、紅葉を楓、まさ彦をまさ雄とか、少しずつもじって使っているのも、クスッと笑えて楽しい。

捜査一課から事件が持ち込まれると、管理官の徳永りえの仕切りの下、ああだこうだの考察が始まり、所々で彼らが演じて来た役のパロディー等が挟まり、脱線しかけると徳永管理官が引き締めてみたいなスタイルで、とにかく彼らの台詞のやり取りを聞き観ているだけで楽しい。

名取悠はタレント業で忙しく考察はメールで送って来るとか、内藤昌志は京都住み(笑)で初回は出て来ないとか、人員削減も上手いねえ。
※笑って楽しみたいので、感想は初回のみで

脚本=竹村武司 演出=椿本慶次郎

No.485 22/10/18 23:43
匿名さん0 

>> 413 【2022秋ドラマ】① 取り敢えず初回は視聴予定の地上波ドラマ(月曜から曜日順)タイトル/主演 「PICU小児集中治療室」吉沢亮 … 【2022秋ドラマ】①
取り敢えず初回は視聴予定の地上波ドラマ/タイトル/主演

10/18「君の花になる」本田翼
初回視聴済み。

「チェリまほ」や「恋せぬふたり」にはハマったけど、最初から観る気が起きなかった「花のち晴れ」や、直ぐに離脱した「Heaven?」も書いている吉田恵里香さんの脚本なので、どっちかなと思いながら観たのだが、残念ながら後者の枠に入るタイプの作品で、私にはハマらなかった。
仕掛け的にもZ世代向けを意識しているのだろうけど、その意識が強過ぎなのでは?という気もする。

(火)は「拾われた男」が有るし、今のところ(月)に録画も含めて視聴を続けたい連ドラが多いので、このドラマは初回のみで視聴離脱する事にする。
(TBS火曜ドラマ枠)

No.484 22/10/18 21:25
匿名さん0 

>> 474 (続き) 知事の肝いりでPICUの新設迄は漕ぎ着けた物の、人員は植野、志子田、植野が呼んだ口の悪いPICUのベテラン看護師の羽生(高梨臨)… 【2022秋ドラマ】

「PICU 小児集中治療室」2話まで終了。

チキンナゲットを揚げて弟に食べさせようとして、油に引火して弟に大火傷を負わせ、自分は器官熱傷を負い、合唱部なのに恐らく高音は出せなくなってしまう女の子の話。
志子田から真実を聞き出し、自己抜管して“歌えないなら死にたい”とメモ書きをした莉子ちゃんが、志子田に笑顔で「私のせいでお母さんに怒られたでしょ、ごめんね」と言えたのは何故?急に態度を変えた様にしか見えなかったので、そこだけ不満が残った。

前回の感想で心配していた“話に水を差す存在”の野間口徹だけど、PICUに医師を派遣しない彼らなりの理由がきちんと語られていて、それはそれで納得出来たので杞憂で済んで安心した。(←あの理由なら植野のやり方次第では協力に転じる可能性は十分なので)
「やるべき事をやっていれば、きっと人はついて来ます」という植野の信念が、将来を予言している様に映った。

医師としての知識も技術もまだまだな志子田が、感情を優先して先輩達に不満顔をするのは良くないね。子供の莉子ちゃんに迄感情を読まれてしまう位顔に出やすい志子田。言い方は冷たいけど、綿貫が憂慮しているのも多分そこなんだろうなと思った。

矢野は先輩からパワハラを受けてる?志子田の母親の「痩せちゃう」は病気フラグ?臨月が近そうな桃子も危なっかしくて。

脚本=倉光泰子 演出=平野眞

No.483 22/10/17 18:38
匿名さん0 

【2022秋ドラマ】

「霊媒探偵・城塚翡翠」(NTV)脚本=佐藤友治 出演=清原果耶、小芝風花、田中道子、及川光博、瀬戸康史 他

相沢沙呼の小説原作。《日曜ドラマ・55分枠》(全話数不明)

冒頭に縦軸になるらしい“20代で黒髪ロングの清楚な女性”ばかりを狙う、“透明な悪魔”と呼ばれる犯人による連続殺人事件の事が描かれ、その現場に捜査一課の警部・鐘場(及川光博)から呼ばれて来て意見を求められ、霊能は信じないと語っていた推理作家の香月(瀬戸康史)が、場面が代わって結花(田辺桃子)の付き添いとして霊媒師の翡翠(清原果耶)の元を訪れ、結花の相談に立ち会う事で翡翠と知り合う。
後日、泣き女が出るという結花の部屋を調べる為に、翡翠と香月が訪れると結花が死んでいて、翡翠は「何を探しているの」と言った後に「犯人は女の人です」と香月に告げる。ここ迄18分間のアバンが凄く良く出来ていて、一気に独特な世界観に引き込まれた。

結花の見た犯人を知る為に、翡翠の体に結花を取り込むのだが、ここの清原の成り切り演技が、今後も一つの売りポイントになりそう。

犯人と動機と証拠(割れたグラスの破片の中に、犯人の眼鏡のプラスチックガラスの破片が有った)はありふれていて、そこを押すドラマではないのだろうね。

取り敢えず暫くは様子見をしたい。

脚本=佐藤友治、協力=相沢沙呼 演出=菅原伸太郎

No.482 22/10/17 17:46
匿名さん0 

【2022秋ドラマ】

「アトムの童」(TBS)脚本=神森万里江 出演=山﨑賢人、松下洸平、岸井ゆきの、岡部大、馬場徹、栁俊太郎、六角慎司、玄理、戸田菜穂、皆川猿時、塚地武雅、でんでん、風間杜夫、オダギリジョー 他

オリジナル作品。《日曜劇場・54分枠》(全話数不明)※初回は25分拡大

台詞が説明的で文章で書いた様に乱れが無い事がいくつか有った(例えば興津(オダジョー)が秘書の吉崎(六角慎司)に、わざわざあんな仕事の説明はしないよなあとか)のと、ラスト前に那由他が自分がジョン・ドゥだと海(岸井ゆきの)達に告げた時に、そこ迄誰に対しても結構ハッキリと物を言っていた海が、「何で今迄黙っていたの?」とか、一言も文句を言わずに流したのが少し気になったけど、総体的には誰が主人公でこの物語を引っ張り、誰が主人公の足を引っ張る存在なのかがはっきりと明示されていたのでとても観やすく、また次も観たくなる仕掛け(かつての那由他の仲間でジョン・ドゥの一人である隼人(松下洸平)が、興津側に付いた)も抜け目なく施されていたので、初回としては合格点だし面白かった。

「ダウンウェル」というゲームを開発した那由他、隼人、公哉(栁俊太郎))の仲を壊し、公哉に死を選ばせ、那由他をゲーム開発から遠ざけた、そう仕向けた張本人は興津という事でいいのかな。(オダジョーはかなりいい)

脚本=神森万里江 演出=岡本伸吾

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No.481 22/10/16 16:54
匿名さん0 

>> 471 【2022秋ドラマ】 「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」(NTV)脚本=根本ノンジ 出演=玉森裕太、池田エライザ、矢本悠馬、濱津… 【2022秋ドラマ】

「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」2話まで終了。

1ヵ月の精神科研修が終了して、今回の指導医は外科の冴木(椎名桔平)。でも精神科の指導医・立石(松雪泰子)とは、院内で偶然会って話をしたりアドバイスをされたりの関係が続いている。この先、冴木ともそういう関係になるのだろう(まあ研修医同期の裕也(矢本悠馬)の父親でもあるし)。

立石からは、精神科に配属されたら5年で患者側になる、一歩引く事が大事と諭されていた諏訪野(玉森裕太)だが、冴木からも「患者のプライベートに踏み込むな」と何度か注意されて、それでも近藤(伊武雅刀)という不可解な患者に踏み込んで調べて、理由が分かって冴木に報告をすると、冴木自身が近藤のプライベートに踏み込んで、彼の意を汲んだグレーゾーンの開腹手術をしてしまうという、“それってどうなの?”って話だった。

それでも硬軟併せ持つ冴木の人物像は指導医として魅力的だし、医師や患者に振り回されながらも、自分のやり方を保っている粘り強い諏訪野も、中心人物として合格だと思うけど、それ以外の登場人物(の設定)がイマイチ魅力に欠けるのが、連ドラとしては問題かな。
曽根田(池田エライザ)が気に掛ける患者の沙智(豊嶋花)に、描写の時間を掛け過ぎるバランスの悪さも気になる所だ。

脚本=根本ノンジ 演出=狩山俊輔

  • << 498 【2022秋ドラマ】 「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」3話まで終了。 今回の研修は産婦人科で指導医は木佐貫(斉藤由貴)、患者は切迫早産で運ばれて来た弁護士の本郷文香(矢田亜希子)で、治療は受けるが検査は一切拒否、4ヶ月前に離婚した夫の正和(森田甘路)と、半年前から交際していると言う岡田が、どちらも自分の子供だと譲らないという話。 まあ先の読める話では有ったけど、カルテが全て教えてくれない段階で、諏訪野が「間違いない、彼女、子宮頸がんを患っている」と断定出来た根拠が全く示されていなくて、看板の決め台詞に“偽り有り”なのでは?とシラケてしまった。 で、相変わらず沙智に“過剰奉仕する”曽根田にまたシラケて…。 流石にもう観るのを止めようかなと思った頃に、斉藤由貴の産婦人科医としてのド迫力演技が繰り出されて引き留められた。ドラマとしては“首の皮一枚”って所かな。 それにしても今回の患者の思考回路は酷過ぎたし、沙智がやっと透析用のシャント手術を受けたので、曽根田が振り回される理由が無くなったと思ったら、今度は透析では間に合わず移植が必要だと? 嫌な予感は有ったけど、やっぱりこの子が縦軸なんだと、正直がっかり(中の人は嫌いじゃないんだけどね)。 脚本=根本ノンジ 演出=池田千尋

No.480 22/10/16 00:21
匿名さん0 

>> 414 【2022秋ドラマ】② 取り敢えず初回は視聴予定の30分以下の地上波ドラマ(月曜深夜から曜日順)タイトル/主演 ★「束の間の一花」京… 【2022秋ドラマ】②
取り敢えず初回は視聴予定の30分以下の地上波ドラマ/タイトル/主演

10/15「ボーイフレンド降臨!」髙橋海人
初回視聴済み(初回は30分拡大)

同枠で面白かった「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」と同じ脚本=田辺茂範、演出=新城毅彦だったので期待していたのだが、直前の予告番宣を観て“これはダメかな”と思いながら本編を観たら…、やっぱり面白くなかった。

初回で視聴離脱をするので面白くない理由を書くのも何だから、ただ自分には合わなかったとだけ書いておく。
海人くんファンはこれで楽しめるのかな、どうなんだろう?
(テレ朝 オシドラサタデー枠)

No.479 22/10/14 19:32
匿名さん0 

>> 478 (続き)
でも伏せられていた大事な部分が分かってすっきりしたし、カフェでの再会時の、二人の笑顔有り涙有りのやり取りと、目黒くんの凄くナイーブな演技と、それをきっちりと受け止める川口さんの、自在な泣き笑いの演技にすっかり魅了され、話に入り込んで私も涙した。

今の段階では紬は湊斗を恋人だと思っているし、想とよりを戻す事などは考えていない。ただブツっと関係を切られて傷付いた過去を、いい思い出に塗り替えたい、友達として支えてあげたいという感情も有るかもしれない、本当にそれだけ。

でも湊斗はそうは思っていないみたいで。
彼の中でも優しさの塊と猜疑心がせめぎ合い、手話教室のチラシを渡しながらも、実際に紬が教室に通い、覚えた手話で想と会話をしているのを見ると体が固まってしまう。変な暴走キャラとか、病みキャラにはして欲しくないなとそれだけが心配。(そういう脚本家ではないと信じたい)

まだ想がどんな仕事をしているのか、夏帆が演じる奈々とはどういう関係なのか等、伏せられている事も有り、特に奈々との関係は気になる所。(二人のカフェでのやり取りを観る限りでは、奈々は想が好きだと思う)

ここからどういう流れにするのかも気になるが、昔とは少し違う、想と紬の間をゆっくりと優しく流れる時間を楽しみたい、そういう気持ちにさせてくれた第2話だった。

脚本=生方美久 演出=風間太樹

  • << 491 【2022秋ドラマ】 「silent」3話まで終了。 今回は湊斗の視点で、想、紬それぞれとの関係や彼らへの想いが、過去から現在へと語られて行った。 前回迄は単純に、想の出現で紬の気持ちが想に向き始め、流石の湊斗も不安になって色々変わってしまうのでは?と、当て馬が陥りがちな“あるある”を心配していたのだが、この脚本家はそんな次元ではこのドラマを構築していなかった。 勿論、当時の別れ方を知っているから、紬には本当は自分より想の方が合っているのではという不安は有ったと思う。直ぐに手話の勉強を始めて想とのコミュニケーションを取り始める位、切り換えの早かった紬に違和感も持ったと思う。でも湊斗はそういう事に腹を立てている方がずっと楽だったと言うのだ。 想が病気の事を自分に言ってくれなかった事もショックだったし、今でも信じられない自分がいる。 背中に向かって「想」と呼び掛けても、話し掛けても彼は振り向いてくれない。昔の様なツンデレではない事を実感し泣き出してしまう湊斗。 追い掛けて来た紬に「(想には)名前呼んで、振り返って欲しかっただけなのに」と、訴えてうずくまる湊斗の慟哭に胸を突かれた。 親友として大好きだった想に突然切られた痛みは、湊斗にとっても大きな傷となって潜在意識の中にずっと有ったという事よね。うーん、深いなあ、この本は。 脚本=生方美久 演出=高野舞

No.478 22/10/14 19:00
匿名さん0 

>> 470 【2022秋ドラマ】 「silent」(CX)脚本=生方美久 出演=川口春奈、目黒蓮、鈴鹿央士、桜田ひより、板垣李光人、夏帆、内田滋、… 【2022秋ドラマ】

「silent」2話まで終了。

初回は殆どが紬の視点からの話だったので、想の過ごして来た時間が全く分からず、その分不可解だったり物足りなかった点も有ったのだが、今回は想の視点からの話で始まり、事情も分かったし、友達切りや初回のラストシーンを観て、失聴後の想は頑なに閉じ籠ってしまったのかなと思っていたら、紬との“会話”中に笑顔も出たし、小首を傾げて目尻が下がる優しい表情も見えたし、根本は変わっていない事が分かってホッとした。

想はまだ聴力が残っていた時に一度紬を呼び出して、いずれ失聴する事を打ち明けようとしたけど、口ごもると先回りして話し掛けて来る紬に中々言い出せず、挙げ句に「佐倉くんの声が好き」なんて言われて、結局話すのを断念したのね。そしてそれっきり連絡を断った。
高校の友達切りをしたのも、失聴を紬の耳に入れたくなかったからなのね、多分。好きな人にショックを与える位なら、消えた方がいいという判断ね。

前回、不思議に思った“何故想は喋らないのか”については、手話を習い始めた紬が講師の春尾に質問をするという形で、春尾が答えてくれた。
多分機能的な事ではない。聞こえなくなって話したくない人はいるかもしれない。
そして次の部分、「始めから無いのと、有ったものが無くなるのは違う感覚だと思うので」そういう心理的な微妙な事なのね。
(続く)

No.477 22/10/13 21:40
匿名さん0 

>> 468 【2022秋ドラマ】 「親愛なる僕へ殺意をこめて」(CX)脚本=岡田道尚 出演=山田涼介、川栄李奈、門脇麦、尾上松也、早乙女太一、阿南… 【2022秋ドラマ】

「親愛なる僕へ殺意をこめて」2話まで終了。

ナミが葉子(浅川梨奈)から聞いた話としての映像だが、やっとエイジのB一が登場。葉子に「この腐り切った世界から俺が救い出してやる」と言っていたB一は、クールで格好良かった。
そしてもう一人B一を知る男、大学教授の白菱(佐野史郎)が登場。15年前、売春をしていた娘がLLの餌食となり、LLもだが売春組織その物も憎んでいて、少しでも潰したいと思っている、だから葉子を介して知り合ったエイジB一から、スカルを潰す為にヤク代金として用意している6千万を強奪するから手伝って欲しいと言われて、二人でやったと。
えーっと、あんな教授にそんなヤバい事が本当に出来るの?頼む方も頼む方だけど。あと白菱のスマホに入っていた、サイが葉子を暴行している映像は誰が撮って、白菱はどうやって手に入れたの?何か信用出来ないんだけど。

エイジにとってもナミにとっても視聴者にとっても、B一はまだ人伝の存在だし、何せ絡んで来る人物を演じているのがエンケンさんを筆頭に、門脇麦、高嶋政宏、桜井ユキ、佐野史郎と、何か変、何か怪しい、今のまま終わる訳がないよなと思えてしまう役者ばかりなので、何か壮大な裏が有るのかもと疑ってしまうのよね。
で、何故かエイジとナミだけはそのまま信じられるみたいな。
その辺りも面白いと思える要因かな。

脚本=岡田道尚 演出=松山博昭

  • << 490 【2022秋ドラマ】 「親愛なる僕へ殺意をこめて」3話まで終了。 今回はサイに連れ去られた愛する京花を奪還する為に、自分の命を懸けてエイジがサイに立ち向かう話(本当は色々と策を講じてはいたけど一か八かの部分は有って、命懸けだったのは間違いない)。 最初に身も蓋もない事を書いてしまうけど、門脇麦はどう考えたって山田涼介と同じ大学生には見えないし、キャラ的にもエイジが必死になって助けに行き、守ってあげなければと思える様なタイプではないので、申し訳ないんだけど山田涼介が必死になればなる程ギャグに見えて来て、本来の趣旨が伝わって来ないのよね。葉子には出来た感情移入が京花には出来ないの。 だからこの配役には別の意味が有るのではと、ずっと疑っているのよね。 白菱が持っていた葉子がサイからボコボコにされていた映像は、白菱自身が隠し撮りしていたとか本当かね。白菱は葉子はサイが連れ去ったと言い、サイは車が来て葉子はそこに逃げ込んだとエイジに言ってた。 サイはB一と葉子がグルで、顧客リストを盗んだと思っているから、どっちかと言うと白菱の方が怪しい。 そして仲間が来る前にサイを一発で仕留め、部下には「警告と威嚇射撃をした」と大嘘を付いていた桃井(桜井ユキ)は何の隠蔽? やっぱりエイジとナミ以外は信じられない。 脚本=岡田道尚 演出=西岡和宏、総合演出=松山博昭

No.476 22/10/12 23:57
匿名さん0 

>> 467 【2022秋ドラマ】 「ファーストペンギン」(NTV)脚本=森下佳子 出演=奈緒、鈴木伸之、渡辺大知、松本若菜、ファーストサマーウイカ… 【2022秋ドラマ】

「ファーストペンギン」2話まで終了。

前回、和佳が組合長を罵倒しちゃったから、余計に意地になって和佳を潰しに掛かる組合長。これが犯罪混じり(和佳が仲買人から買った魚を奪って地面にばら蒔いたり、統括さんに嘘の証言をさせて録音したり)の反撃だから、嫌な気分にさせられる。
それだけ既成のシステムを変えるには抵抗が有って大変だったという事を強調したいのかもしれないけど、2話のラストにもまた組合長が不穏な動きをして、この対立構造をまたしても次回迄引っ張るとはね。

女性活躍推進法が成立したのが2015年なので、ドラマの2012年頃に農水相が、新しい仕組みの認可第一号は女性ですと国会で発言するのは、確かにいいアピールにはなっただろうね。

初回は和佳が最後に啖呵を切ってスカッとさせてくれたから、まあまあの印象で終わったけど、これってコメディーでもないし、出て来る男達は皆等しく苛々させてくれるし、相変わらず琴平は何の先生だか分からないし、何に期待して観ていたらいいのかちょっと怪しくなって来た。

テンポが悪いのが諸悪の根源なのかな?

脚本=森下佳代 演出=内田秀実

  • << 488 【2022秋ドラマ】 「ファーストペンギン」3話まで終了。 いやあ、長かったなあ、一つにまとまる迄が。 不器用(和佳)vs.単細胞(漁師達)のいざこざって…。 でも単細胞だから、和佳への誤解が解けたら直ぐに「ごめんなさい」をする所は可愛かった。 相変わらずの組合長の犯罪紛いの行為(今回はフェイク写真)は、マジで不愉快で全然笑えない。面白がっている視聴者の方が多いんだろうけど。 そして琴平だけど、ひょっとして片岡の亡き妻の連れ子だった男の子なんだろうか。母親が亡くなって祖父母に引き取られたとか? 何も分からないままよりは、想像出来るだけでもだいぶ違う。 次からはやっとドラマを楽しめる様になるかな。早目に組合長をギャフンと言わせて退場させるか、おとなしくさせて欲しいけど。 脚本=森下佳代 演出=小川通仁

No.475 22/10/12 19:18
匿名さん0 

>> 441 【2022秋ドラマ】【追記】 取り敢えず初回は視聴予定の地上波ドラマ タイトル/主演 「拾われた男 Lost Man Found」仲… 【シーズン枠外ドラマ】

「拾われた男 LOST MAN FOUND」(NHKエンタープライズ・ウォルト ディズニー ジャパン)脚本=足立紳 出演=仲野太賀、草彅剛、鈴木杏、要潤、安藤玉恵、大東俊介、岸井ゆきの、松本穂香、夏帆、松尾諭、石野真子、風間杜夫、薬師丸ひろ子 他

松尾諭のエッセイ原作。今夏NHK BSPで放送済み作品の地上波での再放送《ドラマ10・45分枠》(全10話)※配信だけでなくテレビで放送済みなので、秋ドラマの括りからは外す事にした。

俳優・松尾諭の自伝的エッセイのドラマ化。
松戸諭(仲野太賀)は役者を目指して上京したのに、拾ってくれた山村社長(薬師丸ひろ子)の事務所に行ってみると、そこは井川遥も所属するバリバリのモデル事務所だったという設定には大笑い。
男優にも手を拡げようとしていた矢先に、落とした航空券を拾ってくれた松尾に会った当時の社長(現会長)が、面白そうだからと文字通り松尾を拾ったらしい。

仲野くん顔が丸いなあと思ったら、wikiによると10kgも増やしたらしい。時々松尾諭に見える瞬間が有ったから、役者って凄いわ。

物語はまだほんの入口で、ここから兄(草彅剛)の渡米とか色々あるらしい。
あれだけの役者が次々に出て来て、だれがレギュラーなのかも分からない夢の様なドラマだな。

脚本=足立紳 演出=井上剛

  • << 489 【シーズン枠外ドラマ】 「拾われた男 LOST MAN FOUND」2話まで終了。 そうなんだろうなって想像は出来るけど、松尾諭って本当に“寅さん”みたいな振られ続ける青春時代を送っていたのかと(笑) まあ誇張は有るにしても、あれだけ友達だからと断られ続けると、手を繋いでも嫌がらない女に出会えたら、これは脈有りって期待しちゃうよねえ。やっとだと喜んでいたら、これがまさかの二股女。演じているのが有り得なさそうな松本穂香だから、結構パンチが効いていて面白かった。 売れない役者の先輩が誘ってくれて有り付いた、俳優としての初仕事が映画の兵隊役。死に行く先輩相手の一言の台詞が上手く言えなくて何テイクもやらされて、それでも嬉しくて完成した映画を先輩と観に行ったら、先輩は全く映っていなくて、自分は台詞はカットされていたけど顔は映っていたというシビアな現実。 でもあれで俳優の道に進もうと決めたのね。 だけど現実は甘くなくて、与えられた仕事は事務所の稼ぎ頭・井川遥のガード兼運転手。井川さん本人が本当に出て来てびっくり。 車中で本読みをする井川遥の台詞を、自分に言われていると勘違いして一々反応してしまう仲野太賀の演技が面白くて爆笑。 ホント、彼は凄いわ。そしてこのドラマは本当に面白い。 脚本=足立紳 演出=井上剛

No.474 22/10/11 20:11
匿名さん0 

>> 473 (続き)
知事の肝いりでPICUの新設迄は漕ぎ着けた物の、人員は植野、志子田、植野が呼んだ口の悪いPICUのベテラン看護師の羽生(高梨臨)、出産のトラブル?で子供を失ったっぽい、仕事は出来そうだけど心を閉ざしているみたいな救命医の綿貫(木村文乃)の4人しか確保出来ていず、まだまだ前途多難だ。

この令和の時代に、PICUが出来た事を知らせて顔を繋ぐ為に、病院や消防等、地方の関係先を一軒一軒回って名刺を配るのが最初の仕事だと言う植野。
知事が記者会見をしたプレスリリースを、全関係機関に送れば済む話なのではとも思うのだが、中々末端迄は(その地域こそがPICUを最も必要としている訳だが)伝わり難いのかなとか、都市部は都市部で医学界は色々派閥とか反発とかも有りそうだしとか、色々想像してしまった。

一つだけ。早速急患を受け入れて手術をという事になった時に、他の急患が入った為に手術室を使えなかったシーン。
まさか…手術室が一つしか無いなんて事は無いよね?他の手術室は全部塞がっていたんだよね?

初回に関して言えば一番印象に残ったのはやはり植野のキャラ設定で、こういう人がトップで引っ張って行くPICUの話なら大丈夫だなという安心感を与えてくれた。
初回はそれだけで十分だった。

脚本=倉光泰子 演出=平野眞

  • << 484 【2022秋ドラマ】 「PICU 小児集中治療室」2話まで終了。 チキンナゲットを揚げて弟に食べさせようとして、油に引火して弟に大火傷を負わせ、自分は器官熱傷を負い、合唱部なのに恐らく高音は出せなくなってしまう女の子の話。 志子田から真実を聞き出し、自己抜管して“歌えないなら死にたい”とメモ書きをした莉子ちゃんが、志子田に笑顔で「私のせいでお母さんに怒られたでしょ、ごめんね」と言えたのは何故?急に態度を変えた様にしか見えなかったので、そこだけ不満が残った。 前回の感想で心配していた“話に水を差す存在”の野間口徹だけど、PICUに医師を派遣しない彼らなりの理由がきちんと語られていて、それはそれで納得出来たので杞憂で済んで安心した。(←あの理由なら植野のやり方次第では協力に転じる可能性は十分なので) 「やるべき事をやっていれば、きっと人はついて来ます」という植野の信念が、将来を予言している様に映った。 医師としての知識も技術もまだまだな志子田が、感情を優先して先輩達に不満顔をするのは良くないね。子供の莉子ちゃんに迄感情を読まれてしまう位顔に出やすい志子田。言い方は冷たいけど、綿貫が憂慮しているのも多分そこなんだろうなと思った。 矢野は先輩からパワハラを受けてる?志子田の母親の「痩せちゃう」は病気フラグ?臨月が近そうな桃子も危なっかしくて。 脚本=倉光泰子 演出=平野眞

No.473 22/10/11 19:39
匿名さん0 

【2022秋ドラマ】

「PICU 小児集中治療室」(CX)脚本=倉光泰子 出演=吉沢亮、安田顕、木村文乃、高杉真宙、高梨臨、菅野莉央、生田絵梨花、中尾明慶、菊地凛子、野間口徹、松尾諭、正名僕蔵、甲本雅裕、大竹しのぶ 他

オリジナル作品。《月9・54分枠》(全話数不明)※初回は30分拡大

広大な北海道が抱える救命救急における弱点が、過疎地域、或いは都市から遠く離れた地域からの患者の搬送問題。
このドラマは中でも患者を15才迄の子供に絞ったPICUを、丘珠空港の近くに有る総合病院に新設し、広大な土地でも対応出来るドクタージェットを丘珠空港に駐機させ、患者の元へて飛んで行くという構想を実現すべく奮闘する人々を描いて行くらしい。

日本各地でPICUの立ち上げに関わって来たエキスパート植野(小児科医=安田顕)の、冷静沈着だけど胸に熱い物を持っている人間性が素晴らしくて、こういう人の下に付いた主人公の志子田(吉沢亮)は、今は未熟でも真っ直ぐに成長して行けるのではないかなと期待を持たせてくれる。

脚本の倉光さんは「アライブ」を書いた人なので、医師と患者の関係の描き方は心配していない。ただ「アライブ」で引っ掛かった三浦翔平の演じたジャーナリストの描き方、それに当てはまりそうな“話に水を差す存在”として、次回から野間口徹が出演するみたいで、それが今からちょっと心配なのだが。
(続く)

No.472 22/10/09 22:39
匿名さん0 

【2022秋ドラマ】

「一橋桐子の犯罪日記」(NHKエンタープライズ・NHK)脚本=ふじきみつ彦 出演=松坂慶子、岩田剛典、長澤樹、片桐はいり、宇崎竜童、木村多江、由紀さおり、草刈正雄 他

原田ひ香の小説原作。《土曜ドラマ・49分枠》(全5話予定)

両親の介護を長くしていたから、結婚もしなかったし貯金も無い状態(財産無しの親?)で70代。3年前から気の合う友人と古い一軒家を借りて同居していたが、彼女は病死。自分の少ない年金と清掃のパートの収入だけでは、その家の家賃を払って生活する事は出来ず、桐子(松坂慶子)は“家賃3万円”の、事故物件らしきボロアパートに引っ越す。
なるべく周囲に迷惑を掛けて死にたくない桐子は、“刑務所に入る為に大量の菓子パンを万引きした”老人の事を知り、これだ!と閃き警察に捕まる努力を始める。

うーん、松坂さんはギスギスしない様に可愛らしく演じてはいるのだけど、あまりに世間知らずでのほほんとした性格設定の桐子に苛々してしまう。
考え無しに生きて来た結果の自業自得ではあったとしても、普通ここ迄苦しければ行政に相談するだろうにと。

コメディータッチにはしてあるのだが、どうにも純粋に笑えないので、私はこれで視聴離脱する事に。長澤樹の演技は観たかったけど、残念。

脚本=ふじきみつ彦 演出=笠浦友愛

No.471 22/10/09 19:32
匿名さん0 

【2022秋ドラマ】

「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」(NTV)脚本=根本ノンジ 出演=玉森裕太、池田エライザ、矢本悠馬、濱津隆之、堀未央奈、YU、豊島花、原田泰造、松雪泰子、椎名桔平 他(斉藤由貴、勝村政信、りょう、片桐仁が、臨床研修先の医師として都度出演)

知念実希人の小説原作。《土曜ドラマ・54分枠》(全話数不明)

「コード・ブルー」の(元)夫婦医師(と森本医師)が出ていて、その後に運動会みたいなコードブルー発令で、殆どの一般人はあれが多少の誇張は有っても事実に近いなんて知らないから、Twitterはコードブルーがトレンドに入る位に沸いたんだけど、後から冷静に考えたら、これってスタッフは全部計算付くだったのではないかな。
病院であんな“運動会”なんて有り得ないってTwitterで沸いたら、(原作者も含めた)医療関係者の“いやあんな感じでダッシュで集まる”という、肯定の発信迄がセットで。だとしたら作戦成功だね。

肝心の内容だけど、センスの無い副題(特に謎解き)は要らなかったな。
主人公には初めての患者だから熱心に観察し、カルテを全部読み込んで真実に辿り着くって事なので。
突っ込み所も有るけど割りとストレートな作りなので観やすいし、このまま変に捻らないで欲しいかな。
玉ちゃんの前作は直ぐに離脱したけど、これは何とか最後迄ね…

脚本=根本ノンジ 演出=狩山俊輔

  • << 481 【2022秋ドラマ】 「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」2話まで終了。 1ヵ月の精神科研修が終了して、今回の指導医は外科の冴木(椎名桔平)。でも精神科の指導医・立石(松雪泰子)とは、院内で偶然会って話をしたりアドバイスをされたりの関係が続いている。この先、冴木ともそういう関係になるのだろう(まあ研修医同期の裕也(矢本悠馬)の父親でもあるし)。 立石からは、精神科に配属されたら5年で患者側になる、一歩引く事が大事と諭されていた諏訪野(玉森裕太)だが、冴木からも「患者のプライベートに踏み込むな」と何度か注意されて、それでも近藤(伊武雅刀)という不可解な患者に踏み込んで調べて、理由が分かって冴木に報告をすると、冴木自身が近藤のプライベートに踏み込んで、彼の意を汲んだグレーゾーンの開腹手術をしてしまうという、“それってどうなの?”って話だった。 それでも硬軟併せ持つ冴木の人物像は指導医として魅力的だし、医師や患者に振り回されながらも、自分のやり方を保っている粘り強い諏訪野も、中心人物として合格だと思うけど、それ以外の登場人物(の設定)がイマイチ魅力に欠けるのが、連ドラとしては問題かな。 曽根田(池田エライザ)が気に掛ける患者の沙智(豊嶋花)に、描写の時間を掛け過ぎるバランスの悪さも気になる所だ。 脚本=根本ノンジ 演出=狩山俊輔

No.470 22/10/07 00:29
匿名さん0 

【2022秋ドラマ】

「silent」(CX)脚本=生方美久 出演=川口春奈、目黒蓮、鈴鹿央士、桜田ひより、板垣李光人、夏帆、内田滋、久保田悠来、山崎樹範、風間俊介、篠原涼子 他

オリジナル作品。《木曜劇場・54分枠》(全話数不明)※初回は15分拡大

高校生の紬(川口春奈)と想(目黒蓮)の会話台詞の繰り返しが少しくどく感じたし、全体的に台詞としては言葉が若干不自然に聞こえる部分が、所々有ったかなとは思うが、説明台詞は一切排除して、それでも最終的には全体的な関係性は伝わって来たので、その面での構成力は評価したい。

中途失聴が始まった時点で、高校の友達との関係を全て断ち切ってひた隠しにし、家族にも徹底させた想の思いに迄は理解が及ばないのだが、恐らく事前取材の段階で、そういう複雑な思いを抱えた事の有る人の話は聞いていて、脚本に反映させたのでないかと想像する。

紬は街で偶然想に再会し、逃げる想を捕まえて話し掛けるが、苦しい表情を浮かべた想は、泣きながら手話だけで現状を伝える。勿論何も知らない紬には全く理解出来ない。中途失聴者の想は話す事は可能だと思うのだが、一切言葉を発しなかった。これは手話だけの世界で生きている事を表したかったから?確かにsilentでショッキングだったけど。

この感じで11話?はキツいけど、どういう展開を考えてるのかな。

脚本=生方美久 演出=風間太樹

  • << 478 【2022秋ドラマ】 「silent」2話まで終了。 初回は殆どが紬の視点からの話だったので、想の過ごして来た時間が全く分からず、その分不可解だったり物足りなかった点も有ったのだが、今回は想の視点からの話で始まり、事情も分かったし、友達切りや初回のラストシーンを観て、失聴後の想は頑なに閉じ籠ってしまったのかなと思っていたら、紬との“会話”中に笑顔も出たし、小首を傾げて目尻が下がる優しい表情も見えたし、根本は変わっていない事が分かってホッとした。 想はまだ聴力が残っていた時に一度紬を呼び出して、いずれ失聴する事を打ち明けようとしたけど、口ごもると先回りして話し掛けて来る紬に中々言い出せず、挙げ句に「佐倉くんの声が好き」なんて言われて、結局話すのを断念したのね。そしてそれっきり連絡を断った。 高校の友達切りをしたのも、失聴を紬の耳に入れたくなかったからなのね、多分。好きな人にショックを与える位なら、消えた方がいいという判断ね。 前回、不思議に思った“何故想は喋らないのか”については、手話を習い始めた紬が講師の春尾に質問をするという形で、春尾が答えてくれた。 多分機能的な事ではない。聞こえなくなって話したくない人はいるかもしれない。 そして次の部分、「始めから無いのと、有ったものが無くなるのは違う感覚だと思うので」そういう心理的な微妙な事なのね。 (続く)

No.469 22/10/06 16:57
匿名さん0 

>> 414 【2022秋ドラマ】② 取り敢えず初回は視聴予定の30分以下の地上波ドラマ(月曜深夜から曜日順)タイトル/主演 ★「束の間の一花」京… 【2022秋ドラマ】②
取り敢えず初回は視聴予定の30分以下の地上波ドラマ/タイトル/主演

10/5 24:30~の「夫婦円満レシピ~交換しない?一晩だけ~」佐津川愛美
初回視聴済み。

“妻だけED”の夫(千賀健永)からの提案で、スワッピングの世界に足を踏み入れた、一人娘のいる夫婦の話。
佐津川さんはコメディー演技の部分で頑張り、エロチックな部分は主宰者夫婦を演じる板谷由夏(完璧なボディラインで着こなすドレスがエロい)と平岡祐太が引き受けるみたいな配分だった。

娘が赤ちゃんを欲しがり、夫婦もきょうだいを作ってあげたいとの思いが有り、それにはEDを克服しなくちゃ、それならスワッピングだという夫の思考回路が苦手。
妻もライターだから取材も兼ねてなんて自分を納得させてないで、子作りが理由なら人工受精も有るし、その前に夫にEDの診察を受けさせろって思ってしまった。

なので多分楽しめないと思うから、初回のみで視聴離脱する。
(テレ東ドラマParavi枠)

No.468 22/10/06 16:19
匿名さん0 

【2022秋ドラマ】

「親愛なる僕へ殺意をこめて」(CX)脚本=岡田道尚 出演=山田涼介、川栄李奈、門脇麦、尾上松也、早乙女太一、阿南敦子、高嶋政宏、桜井ユキ、佐野史郎、遠藤憲一 他

井龍一、伊藤翔太の漫画原作。《水10・54分枠》(全9話予定)※初回は15分拡大

15年前に焼身自殺で死んだとされる、殺人鬼LLと呼ばれていた八野衣真(早乙女太一)の息子・エイジ(山田涼介)は大学生となり、もしかしたら自分は二重人格で、記憶の無かった3日間に、畑葉子という女性を拷問死させたのではないか?父親と同じ様に…と、自分自身を疑い始めて苦しむ。

わざと明るく振る舞うエイジ、そこからの怯えたり悩んだり苦しんだりするエイジと、山田涼介の表現力が結構凄い。

暴力描写がキツめなんだけど、寸止めでカメラを切り替えたり角度で隠したりの演出だったので、ギリギリ許容出来た。松山演出のダラダラと引き摺らないテンポの良さのおかげかもしれない。

二点だけ。
刑事が、周囲に学生がいる学食でエイジに事情聴取して、特に「殺人鬼LLの息子でしょ?」なんて口にする?
あと、サイ(尾上松也)は、エイジがB一(ビーいち)と呼んでるもう一人の人格を知っている様なのだが、あんなオドオドしたエイジが来たのに、変だと思わないの?
本当にB一は存在するのかな。
取り敢えず次回も観てみる。

脚本=岡田道尚 演出=松山博昭

  • << 477 【2022秋ドラマ】 「親愛なる僕へ殺意をこめて」2話まで終了。 ナミが葉子(浅川梨奈)から聞いた話としての映像だが、やっとエイジのB一が登場。葉子に「この腐り切った世界から俺が救い出してやる」と言っていたB一は、クールで格好良かった。 そしてもう一人B一を知る男、大学教授の白菱(佐野史郎)が登場。15年前、売春をしていた娘がLLの餌食となり、LLもだが売春組織その物も憎んでいて、少しでも潰したいと思っている、だから葉子を介して知り合ったエイジB一から、スカルを潰す為にヤク代金として用意している6千万を強奪するから手伝って欲しいと言われて、二人でやったと。 えーっと、あんな教授にそんなヤバい事が本当に出来るの?頼む方も頼む方だけど。あと白菱のスマホに入っていた、サイが葉子を暴行している映像は誰が撮って、白菱はどうやって手に入れたの?何か信用出来ないんだけど。 エイジにとってもナミにとっても視聴者にとっても、B一はまだ人伝の存在だし、何せ絡んで来る人物を演じているのがエンケンさんを筆頭に、門脇麦、高嶋政宏、桜井ユキ、佐野史郎と、何か変、何か怪しい、今のまま終わる訳がないよなと思えてしまう役者ばかりなので、何か壮大な裏が有るのかもと疑ってしまうのよね。 で、何故かエイジとナミだけはそのまま信じられるみたいな。 その辺りも面白いと思える要因かな。 脚本=岡田道尚 演出=松山博昭

No.467 22/10/06 00:21
匿名さん0 

【2022秋ドラマ】

「ファーストペンギン」(NTV)脚本=森下佳子 出演=奈緒、鈴木伸之、渡辺大知、松本若菜、ファーストサマーウイカ、遠山俊也、石塚陸朔、志田未来、中越典子、梶原善、吹越満、梅沢富美男、堤真一 他

オリジナル作品(モデルとなった坪内知佳の著作のクレジット有り)。《水曜ドラマ・60分枠》(全話数不明)

出演者の携帯がガラケーだったので、いつ頃の話なのかと思っていたら、主人公の和佳(奈緒)が“6次産業”の許可を農水相から受けた日付が平成24年7月30日だったので、始まりが2012年頃の設定。(当時のスマホ普及率は36%位だったそう)

シングルマザーが、寂れて行くばかりの漁業を立て直す為のアイディア出しを船団の社長(片岡=堤真一)から頼まれ、謎の先生(琴平=渡辺大知←この人物の存在だけが違和感有り)との会話から“お魚BOX”を思い付き、提案をするけど古きしきたりの漁協が立ちはだかり…という話。
規制だらけでそこに胡座をかく者、そういうものだから仕方ないと流される者、その構図自体にも腹を立て楔を打ち込もうとする和佳だけど…。

せっかく許可取りしたのに、脅しに来た組合長(梅沢富美男)に屈して動こうとしない片岡と、脅した組合長もまとめて正論で罵倒する和佳にスッキリ。

まあまあの滑り出しかな。ここからもっと良くなる事を期待したい。

脚本=森下佳代 演出=内田秀実

  • << 476 【2022秋ドラマ】 「ファーストペンギン」2話まで終了。 前回、和佳が組合長を罵倒しちゃったから、余計に意地になって和佳を潰しに掛かる組合長。これが犯罪混じり(和佳が仲買人から買った魚を奪って地面にばら蒔いたり、統括さんに嘘の証言をさせて録音したり)の反撃だから、嫌な気分にさせられる。 それだけ既成のシステムを変えるには抵抗が有って大変だったという事を強調したいのかもしれないけど、2話のラストにもまた組合長が不穏な動きをして、この対立構造をまたしても次回迄引っ張るとはね。 女性活躍推進法が成立したのが2015年なので、ドラマの2012年頃に農水相が、新しい仕組みの認可第一号は女性ですと国会で発言するのは、確かにいいアピールにはなっただろうね。 初回は和佳が最後に啖呵を切ってスカッとさせてくれたから、まあまあの印象で終わったけど、これってコメディーでもないし、出て来る男達は皆等しく苛々させてくれるし、相変わらず琴平は何の先生だか分からないし、何に期待して観ていたらいいのかちょっと怪しくなって来た。 テンポが悪いのが諸悪の根源なのかな? 脚本=森下佳代 演出=内田秀実

No.466 22/10/05 20:56
匿名さん0 

>> 414 【2022秋ドラマ】② 取り敢えず初回は視聴予定の30分以下の地上波ドラマ(月曜深夜から曜日順)タイトル/主演 ★「束の間の一花」京… 【2022秋ドラマ】②
取り敢えず初回は視聴予定の30分以下の地上波ドラマ/タイトル/主演

★「北欧こじらせ日記」本田仁美/全4話

初回を視聴したが、ドラマとして観ても意味が無い様な内容なので、離脱ではなく、当初の視聴予定カウントから外す事にする。

【追加】
★「完全に詰んだイチ子はもうカリスマになるしかない」深川麻衣
(テレ東・ドラマチューズ枠)「北欧こじらせ日記」の次番組。
女優のMEGUMIが企画プロデュースを担当し、出演もする。

※★印は24時以降の深夜帯ドラマ

No.465 22/10/02 15:06
匿名さん0 

「2022夏ドラマのまとめ③」
~3位迄に入らなかったドラマの一言感想~

「消しゴムをくれた女子を好きになった。」後半は良くなって行った印象。福地桃子がいつの間にか演技が上手くなっていて驚いた。

「ロマンス暴風域」芹香の設定が最後迄理解出来ず。なっちゃんは有りがちだけど、小野花梨が上手くて良かった。

「僕の姉ちゃん」ずっと平板で一本調子なので、若干飽きてしまった面も有り。そんな中でも黒木華は凄いね。

「ちょこっと京都に住んでみた。」ドラマ半分、地元の伝統的商店の人とのやり取り半分みたいな変則ドラマ。大叔父の住む町家が一番興味を引いた。

「雪女と蟹を食う」小品だけどかなりハマった。主演、ヒロイン、準ヒロイン、そして映像、皆素晴らしかった。

「復讐の未亡人」ずっと復讐の話かと思っていたら、主人公の子供時代に話が飛んで、全体の印象が少し散漫になった。

「教祖のムスメ」これも小品だけどかなりハマった。ラストが無理矢理感が有って残念だった。

「オクトー…」設定が面白くて、オリジナルでこれを作った事を評価したい。続編にも期待。

「個人差あります」斬新な設定だけど色々考えさせられるいいドラマだった。ラスト2話が少し残念。

「ザ・タクシー飯店」飯テロドラマだけど、ドラマ部分も意外にしっかり作られていて面白かった。

夏ドラマは以上の20本+上位3本の計23本を全話視聴した。

No.464 22/10/02 14:28
匿名さん0 

「2022夏ドラマのまとめ③」
~3位迄に入らなかったドラマの一言感想~

「競争の番人」地味な公取の仕事をカバーすべく話を広げたのが間違いだった。杏のW主演の肩書きが足を引っ張っていた。

「魔法のリノベ」グローバル社の気持ち悪さが足を引っ張った。水野美紀、野間口徹ゲスト回みたいなのがもっと観たかった。

「ユニコーンに乗って」着想は良かったのに、仕事部分の描写があまりにも雑で残念だった。

「家庭教師のトラコ」脚本家の自己満足が過ぎた。年々酷くなっている様な…。

「テッパチ!」コロナ禍には無理の有る題材だった。陸自全面協力の名が泣く。

「六本木クラス」葵のキャラが面白可愛くて、彼女が前に出て来てからは楽しめた。一流企業(韓国だと財閥)=ワルの図式が徹底されているのは、いかにも韓ドラって感じ。

「純愛ディソナンス」面白かったけど、吉川愛はこの役には合わなかった様な。

「空白を満たしなさい」前半の阿部サダヲの気持ち悪さと言ったら…。ラスト2話は良かったけど。

「オールドルーキー」反町隆史が途中から急にデレたり、行き当たりばったりな感じになったのは何故なの?

「新・信長公記」ラストは“わけわかめ”だったけど、そこそこ楽しめた。錚々たる役者が15才を演じるアイディアに拍手を。

No.463 22/10/02 13:53
匿名さん0 

2022夏ドラマ
【最終回の視聴率が前週より1ポイント以上上昇したドラマ】←最後がどうなるのか期待値が高かった?

番組名/+ポイント

競争の番人/+2.2
オールドルーキー/+2.1
新・信長公記/+1.2
ユニコーンに乗って/+1.1
初恋の悪魔/+1.0

No.462 22/10/02 13:47
匿名さん0 

「2022夏ドラマのまとめ②」

全話観たドラマの平均視聴率(%)
※視聴率全話公表ドラマのみ

「オールドルーキー」10.44
「六本木クラス」9.35
「競争の番人」8.85
「ユニコーンに乗って」7.98
「石子と羽男」7.30
「魔法のリノベ」6.40
「家庭教師のトラコ」5.80
「テッパチ!」4.80
「初恋の悪魔」4.67
「新・信長公記」4.37
「純愛ディソナンス」3.93

※1クールを越えるドラマ、3話以下のドラマは除く。

※視聴率は関東地区のリアルタイム世帯視聴率。単純平均。(注:加重平均視聴率とは、数字が異なる場合がある)

★2022春ドラマから全局でTVerによる同時配信が始まった為、視聴率のデータにも影響が出ているものと思われる。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

今期全話観たドラマは、感想を書かなかった物を含め計23本。
途中離脱は「NICE FRIGHT!」、初回で離脱は「運命警察」「パパとムスメの7日間」「彼女、お借りします」「OTHELLO」の合計5本。

No.461 22/10/02 13:22
匿名さん0 

「2022夏ドラマのまとめ①」

1位「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」
個別レス参照。
新井順子P組の作品に外れ無し。初回からどんなドラマなのかが容易に想像出来て、中身もきっちりと仕上がっているのは流石。有村架純×中村倫也の相乗効果も文句無し。

2位「初恋の悪魔」
個別レス参照。
ドラマ後半のインパクトは凄かった。惜しむらくは立ち上がりの難解さ。あれでだいぶ損をしてるのでは?

3位「プリズム」
個別レス参照。
言葉を紡ぐシナリオを、役者の芝居力できっちり魅せる、そんな印象のドラマ。森山未來の存在感は大きかった。

【他にハマった作品】
「雪女と蟹を食う」
「オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜」

【今期の演技MIP】
「純愛ディソナンス」の比嘉愛未。
本来の“綺麗なお姉さん”になってからの、感情の上げ下げの激しい演技力と訴求力が素晴らしくて、若い二人(中島裕翔と吉川愛)に格の違いを見せ付けていてアッパレ。

No.460 22/10/02 00:10
匿名さん0 

【夜ドラ】

「あなたのブツが、ここに」全24話終了。

仁村紗和主演と、娘役が毎田暖乃という事以外の事前情報は全く入れずに観始めたのだが、コロナの情報の出始めの頃から今年の初夏位迄の、コロナ禍と共に在った(そして今も在る)私達の生活、心情を、大阪のシングルマザーの激変した生活状況に被せてがっつりと描くという、シリアスなんだけど市井の人々の逞しさも感じさせてくれる、考えさせられながらもエンタメとしてもきっちりと成立している良質なドラマだった。

主演の仁村紗和というと、初めて顔を覚えたのが「それぞれの断崖」という連ドラで、それでも眉が太くてクール系の美人というビジュアルの印象が強く残っただけで、その後もいくつかのドラマでは見掛けていたけど、その子が主演と知った時には不安でしか無かったのだが、出身の大阪の話で、関西弁の台詞だから伸び伸びと演じられたからなのかは分からないけど、とにかく自然体で演じていて、スレンダー美人だから当初のキャバ嬢設定も違和感が無かったし、兼業で宅配の仕事を始めた時の体の弱々しさ、娘との生活を守る為に、宅配を本業にして持ち前の負けん気で頑張る逞しさ、様々な顔を持つ亜子という女性を、そこに本当に存在するが如く演じていて素晴らしかった。

コロナ禍を描いたドラマの中でも群を抜いた傑作だったと記しておきたい。

No.459 22/09/30 22:36
匿名さん0 

>> 458 (続き)
あれをOKにした演出家にも本当にがっかりした。

主演が決定してからクランクイン迄には時間が有った筈だし、幼い頃から家の賄いをして、将来は料理人になる役だと分かっていた訳だから、普通は包丁使いとかフライパン使いとか、それっぽく見える位迄は体に叩き込んでから撮影に臨むよね、役者さんなら。
実際、歌子役の上白石萌歌は、撮影の半年前から三線の練習を始めて、あのレベル迄仕上げている訳だし。

黒島さんがどの程度の練習をしたのかは分からないけど、料理人の下働きになってからもとにかく動きがスローモーで、演出家も改善させないのがホント不思議だった。
(矢作の乱でオーナーが厨房に立った時は、あんなにスピード感の有る演出をしていたのにね。まあ原田美枝子がそれに応えられるだけの技量を持っていたからだとも言えるけど)
玉ねぎの皮剥きなんて、下働きが長かったんだからもっと速く出来なきゃおかしいのに、愛さんより手際が悪いんだから呆れてしまったし、それを許して「愛さん、速いね」と暢子に台詞で言わせる演出家にはもう口あんぐりだったわ。

一番肝の部分にリアリティーが無いのを良しとしているんだから、他の部分(大叔父さんが保証人の借金はどうした?とか)がガバガバだって、制作側は何とも思って無かったんだろうね。

次は脚本が“当たり”だといいな。

No.458 22/09/30 21:58
匿名さん0 

【朝ドラ】

「ちむどんどん」全125話終了。

通常は朝ドラの感想は書いていないのだが、今回のはちょっと酷かったので、気になった点だけ書いておきたい。

まず第一に、このドラマの脚本家(羽原大介)からは、ヒロイン暢子(黒島結菜)への愛が感じられなかった。
多分彼が本当に書きたかったのは、実父の姿を投影させたと言われている賢秀(竜星涼)なのだと思う。
だからきっちり作り込んでいた賢秀のキャラは最後迄ぶれなかったし、出番も多く良くも悪くも強烈な印象を残すキャラに仕立て上げていた。
それに対して暢子の場合、人としての印象は?と問われたら、自分本位で配慮に欠け中途半端な人という印象しか残らなかった。脚本家にヒロインへの愛が有るなら、あんなキャラにはしていないと思う。

ここから先は黒島結菜さんと演出家への批判になってしまうのだが。
暢子は11才で父親を亡くし、そこからは働き詰めの母親に代わってずっと食事を作っていたという設定だった。
だけど高3のヤング大会で、ナポリタンを作りながら会話をするシーンを観て本当にがっかりした。菜箸で表面を撫で付けているだけで不味そうにしか見えなかったから。比嘉家は貧しく、炒め物一品だけみたいな食事が多かったんだから、野菜を切る事と炒める事は、お喋りをしながらでもテキパキ出来る筈なんだけどなと。
(続く)

No.457 22/09/30 00:07
匿名さん0 

>> 444 【2022夏ドラマ】 「六本木クラス」12話まで終了。 前に何で木野みたいなおっさんが新と同じ少年刑務所に入ってるの?って謎だっ… 【2022夏ドラマ】

「六本木クラス」全13話まで終了。(最終回は10分拡大)

何か演出のテンポが悪過ぎて…。
拉致された葵の居場所を教えて貰う為なら、土下座なんて屁でもない新。させている長屋の方が屈辱だよなと思わせる迄は良かったんだけど、そこから長屋が居場所を書いた紙を新が奪い取る迄が長過ぎてイライラ。(←一刻も早く助けに行きたいんじゃないのかーい!)

かと思ったら、絶体絶命の葵の所迄到達するのがやけに速い新。(←その前にボコられて、傷口も開いていてヨタヨタしてたのに?)
葵を先に逃がして龍河とタイマンを張る新だけど、手負いだからボコボコにされてしまう。なのに葵が松下(何で東京に居るの?)と亮太に助けを求めて「こっちです」と言ってから、到着する迄の遅い事。それもその筈、足を負傷している葵に松下が肩を貸して歩いてた(笑)

テンポが悪いから観る集中力も途切れてしまい、粗ばかりが目立ってしまう悪循環。

龍河は逮捕、優香の告発で長屋には検察の家宅捜索が入り株は暴落、新が長屋を買収して一段落したら、今度は新と葵のイチャコラシーンが無駄に長くて…(笑)特に新が何度も言う「愛してます」は、台詞としてどうなの?
結局、葵が片想いで、新を振り向かせようとジタバタしている時が一番面白かったな。

脚本=徳尾浩司 演出=田村直己

No.456 22/09/29 18:29
匿名さん0 

【単発ドラマ】

「監察医 朝顔 2022スペシャル」

前情報を入れずに観たら、冒頭のクレジットで脚本が山本奈奈、鈴木薫になっていて、あら根本ノンジじゃないんだと若干不安になりながら観始めたのだが、直ぐに心配は要らないなと思った。それ位『朝顔』してた。結局このドラマって演出の平野眞の物なんだなって。彼の切り取る万木家と桑原家の何気ない日常を観るのが好きなのだから。

2クールもやって矛盾だらけでボロボロだった第2シーズンで、やや評価を落としてしまった本作だが、108分の枠で描かれる家族との日常生活をメインにしたSPは、私の好きな『朝顔』だった。

仙ノ浦で大竹しのぶが出て来た時は、第2シーズンの悪夢が甦ったけど、すっかり親戚のおばさんみたいな立ち位置になっていて、これはこれで東京の桑原家に安心感を与える存在に落とし込んだという事で、まあ結果オーライなのかなと。

加藤柚凪ちゃんは「カナカナ」や「トラコ」ではつぐみの気配は消していたけど、桑原家に戻って来ると、ちゃんとつぐみがそこに居るのよね。今回はまだ手の掛かる妹に嫉妬したり、じいじの重い認知症迄は理解出来なかったりで、感情の上げ下げを求められる状況だったけど、きっちりとこなして視聴者を泣かせるんだから、本当にこの子は凄いわ。

『朝顔』は単発ドラマが一番いいので、1~2年に1回位の割合で作って欲しいな。

No.455 22/09/28 22:46
匿名さん0 

>> 413 【2022秋ドラマ】① 取り敢えず初回は視聴予定の地上波ドラマ(月曜から曜日順)タイトル/主演 「PICU小児集中治療室」吉沢亮 … 【2022秋ドラマ】【追記】
取り敢えず初回は視聴予定の地上波ドラマ/タイトル/主演

「警視庁考察一課」船越英一郎
(テレ東・ドラマプレミア23枠)

また秋元康原作企画ドラマだけど、プロットを読む限りでは今回は設定が面白そうで、それに合いそうな豪華なキャスティングをしているので、取り敢えずは観てみようと思う。

これで全枠決定。

No.454 22/09/27 23:50
匿名さん0 

>> 320 【2022夏ドラマ】 「消しゴムをくれた女子を好きになった。」(NTV・JS)脚本=片岡翔 出演=大橋和也、藤原丈一郎、小島健、福地桃… 【2022夏ドラマ】

「消しゴムをくれた女子を好きになった。」全10話終了。

出だしはあまり好きな感じでは無かったのだが、大橋くんの憎めないキャラが好きなので見続けていたら、一美(武田玲奈)の登場でドラマが少し引き締まり、二人は上手く行っていたのに、さとみと二度目の偶然の再会を経てどうしても忘れられず、一美に別れを告げる辺りはシリアスに傾き、板倉達も一美の為に福田に怒りをぶつける等、バカをやっていた頃とは様変わりし、それぞれが社会に出て仕事と向き合い、メンテナンス会社に就職した福田にも部下が出来て、酔い潰れた伊藤を送って行ったら同居している姉が居てそれがさとみだったという三度目の再会。

これは運命だとさとみも納得して、福田念願の交際が始まるが、お互いに仕事が忙しくなって意思の疎通に欠け、さとみから「少し離れたい」と言われてしまう福田。
12年の間に福田には理想の女性像が出来上がっているみたいだけど、私はそんな立派な人間じゃないと。

で、板倉と森のアシストも有って、福田はやっと中三の時に書いた手紙をさとみに渡して、読みながら泣き出したさとみに「変わってないんだ、あの時のままだよ」とプロポーズ。二人は結婚し子供が生まれるハッピーエンドだった。

大橋くんは演技面ではまだまだだけど、伸び代は十分だと思うし、先が楽しみだな。

脚本=片岡翔 演出=草野翔吾

No.453 22/09/26 18:04
匿名さん0 

>> 335 【2022夏ドラマ】 「新・信長公記〜クラスメートは戦国武将〜」2話まで終了。 感想は書かないつもりだったのだけど、フォーマット… 【2022夏ドラマ】

「新・信長公記〜クラスメートは戦国武将〜」全10話終了。

強い家康に付く者が何人か出て、家康グループとそれ以外の武将のグループの対立、駆け引き、寝返り等が描かれていた時は面白かったし、博士を家康に殺されたと恨んでいる息子が、黒百合高校の新入生ペリー、ジャンヌ・ダルク、始皇帝(この三人が出て来た時は大笑いをしてしまった)を引き連れて仕掛け、みやびと家康(孤立して武田に足をやられて手負いの状態)を拉致し、黒百合と武将が総力戦で戦い、みやび達を奪還する8話迄は楽しめたけど、博士に武将クローンを作らせたのは理事長で、みやびの父はその研究所の研究員だったとか、そもそもの話が出て来た9話からは、ワクワクとか笑えるとか青春の熱さとかの楽しめる要素が一気に減ってしまい、つまらなくなってしまった。

総長は理事長で、永久に死なない(直ぐ甦る)という4人の部下(黒い甲冑みたいなのを身に付け刀で戦う)が次々に武将達を倒すと、信長くんが信長として覚醒し、永久不滅の筈の武士達を倒し総長も倒しちゃうというシーンもワクワクはしなかったな。

7年後、みやびと博士の息子がクローン技術の改良に成功した為に、18で死なずに済んだ武将達が銀杏高校特進クラスに居座り続け、教師になったみやびに怒られるというラストは洒落ていて良かったけどね。

脚本=金沢知樹 演出=中島悟

No.452 22/09/25 15:16
匿名さん0 

>> 436 【2022夏ドラマ】 「個人差あります」7話まで終了。 今回は、苑子の為には離婚してあげる方が良いのかと悩む晶が、部長から「良か… 【2022夏ドラマ】

「個人差あります」全8話終了。

苑子がお金で女の人を買った事にかなりの違和感を持った今回。 
まあ後腐れはないだろうけど、信頼出来る人に紹介された訳でもなく、ネット検索で探して選んだそういう人を、仮住まいとはいえ自宅に連れて来て、女同士のベッドテクを教わるなんて怖くないのだろうか。

真尋は久美の告白を受けてそういう関係になったらリバースしたそうで、幸せそうな二人を見て自分達もと期待してしまう晶。

気持ちを整理して戻って来た苑子のリードで、二人は関係を持つが晶にリバースは起きない。
それでも二人は一緒に生きて行く事を確認し合う。
子供が欲しくなったら人工受精とか方法は有るしと。

苑子は夫の異性化体験を元にフィクション化した小説を書き上げる。
サイン会を終えて晶と合流すると、立ち上がった晶はお腹がかなり大きい。
えっ!?妊娠?誰の子?何の示唆も無かったけど。
人工受精なら自宅で仕事が出来る苑子じゃなくて、何で晶なの?
時間の流れから言って雪平の子?その場合諸々平気なの?

こういう疑問ってLGBTQとは関係無しに、社会人なら当然持つよね。
何か7~8話は、蚊帳の外に置かれてしまった感が強くてちょっと残念。
6話迄は面白かったんだけどねえ。

脚本=ひかわかよ 演出=山内大典

No.451 22/09/25 10:29
匿名さん0 

>> 450 (続き)
この作品は鈴之介を筆頭に、性格や思考や病気や家族関係等に難を抱えて拗らせて生きて来た4人(琉夏は軽症だけど)が、自宅捜査会議という名目で集まり、衝突しながらも交わる事で関係性を築き、影響を与え合って絆を深めて行く人間ドラマを主眼としていて、その部分では深い余韻を残し色々考えさせられて、十分に満足させてくれた。

坂元さんの連ドラは最初の方が難解で取っ付き難く、それが離脱の原因になる事も有るのだが、これは初回がギリギリ許容範囲内だったので、見続ける事が出来て本当に良かった。

クレジットとしては林遣都と仲野太賀のダブル主演だったが、実質的には林遣都と松岡茉優のドラマだったなと。それ位、二人の繊細な演技は素晴らしく、ドラマに説得力を与えていた。
松岡さんはこれでまた引き合い(オファー)が増えるのではないかな。

菅生くんについては、これ以上は無い位のインパクトを残せる役でのデビューだったけど、ある意味こういう役(台詞が少なく演出家の裁量でどうにでも出来る)は演者の力量は試されないので、普通の役をやった時にどうなのかという時迄、評価は保留にしておきたい。(それにしても鈴之介に組伏せられて、歯を食い縛り目を見開いた時の表情が兄貴にそっくりでびっくりした)

脚本=坂元裕二 演出=水田伸生

No.450 22/09/25 09:49
匿名さん0 

>> 443 【2022夏ドラマ】 「初恋の悪魔」9話まで終了。【追記】 以前2話の感想に《雪松が遥日の両親を「たかいたか~い」する意味が全く… 【2022夏ドラマ】

「初恋の悪魔」全10話終了。

第7話で森園の主張する連続殺人事件の被害者の年齢(学年)が同じ事から、もしかしたら雪松の子供が彼らからいじめに遭って自殺し、その復讐で雪松が殺して別の犯人を仕立て上げていたのではと視聴者に思わせておいて、第8話のラストに上記の推測を否定する様に息子の弓弦を登場させ、父子の会話の違和感を印象付けておいて、第9話で森園が4人は学校ではなく同じアウトドアクラブに所属していた事を突き止め、雪松ではなく弓弦こそが真犯人で、雪松は違法な尻拭いを続けて来た事を示唆した。

そしてこの最終回で弓弦は、2階の部屋に3人(森園、星砂、琉夏)を意識不明(薬物でも飲ませた?)の毛布でぐるぐる巻きの状態で寝かせて籠城、駆け付けた雪松に鈴之介が詰問している間も、絶え間無く「どうしたらいい?」「早く来て」「どうする?」等の短いメッセージを父親に送り続けるという印象的な異常性を見せたが、鈴之介の機転で誘き出し確保、自殺をしようとした雪松も出来ずに崩れ落ち確保、これ以上の細かい答え合わせは無くて、朝陽の件もニュースで雪松が殺人を認めて再逮捕される見通しと流すだけで終わった。

で、思ったのだがこれって坂元さんなりの、“考察煽りドラマ”に対する皮肉だったのかなと。考察ドラマファンからしたら何で?と物足りない終わらせ方なのかなとは思うが、(続く)

No.449 22/09/24 19:02
匿名さん0 

>> 448 (続き)
北は彩女を助手席に乗せてある場所に連れて行く。北に言われて目を閉じていた彩女が目を開けると…、そこは一面の花畑。(撮影場所はおそらくフラワーランドかみふらの)
「俺と一緒に毎年この景色を見よう、蟹食べて」涙ぐむ彩女。

彩女と離婚し、あの日記は燃やして一騎が自力で書いた新刊のサイン会。
本のタイトルは「雪女を愛した男」で帯には~美しすぎる妻を娶った貧しい小説家の末路とは。男の心理描写が胸を打つ壮絶な人間ドラマ~と有った。彩女の呪縛から解き放たれて、やっと純文学が書けたらしい。

北(本名は小日向)はあの?農場で働いている。前に彩女に話した通りの「しいて言うなら電車に乗らなくてもいい地域の人間になりたい」を実現させたのだ。
「ただいま」と帰った家には彩女が夕食を作って待っていた。鍋の蓋を開けるとそれは蟹鍋だった。

彩女は憑き物が落ちた様な穏やかな笑顔を見せている。北から冤罪の辛い記憶が消える事は無いだろうが、北の大地と彩女の優しさに包まれて、少しずつ幸せな記憶に書き換えられて行く事を願う。

重岡大毅はまた役者として一皮剥けた感じがするし、凛として生活感の無い入山法子と、綺麗だけど幸薄な感じを纏った久保田紗友のキャスティングが絶妙で、この先もずっと忘れられない作品になりそうだ。

脚本=まなべゆきこ 演出=内田英治

No.448 22/09/24 18:25
匿名さん0 

>> 434 (続き) これは少しでも北の、止められなかったという罪悪感を和らげる為の彩女の配慮なのか? 「俺は俺は彩女さんが…」泣きながら叫ぶ北の言… 【2022夏ドラマ】

「雪女と蟹を食う」全12話終了。

結論から言うと北は直ぐに彩女を救い出し、人工呼吸を施して救急車で病院に運んだが意識不明は続く。
その間に北は一騎をあの海辺に連れ出し、彩女は死んだと告げる。取り乱さず日記を渡してくれと言う一騎に腹を立て、彩女が持っていた包丁を砂に突き刺す北。
この包丁は貧しい時代に一騎が唯一プレゼントをしてくれた思い出の品で、だから彩女は最後迄持ち歩いていただけだった。
「離婚して解放してやれ!」北のこの言葉で、一騎も視聴者も彩女が死んでいない事を知る。

日本一の作家になれとの彩女からの重圧がのし掛かり、遂には書けない自分は殺されるのではないかと思い始めて逃げていたと言う一騎。
彩女が北に言った「(自殺する理由は)貴方には分からないわ」は、日記を渡しても自分が居たら彼は傑作は書けない、だから死を賭して…という事だったのか?
彩女にしても最後は…いや多分ずっと、一騎への愛ではなく彼の才能を信じた自分を証明したかったという意地、だけだったのではないだろうか。

病室に戻った北は、彩女の誕生日に土産物屋で買って渡せていなかった玩具の指輪を、泣きながら薬指にはめてあげる。ピクッと動く指。「誰か!誰か!」

退院した彩女は、意識を取り戻す迄の間、北との旅の思い出ばかりを夢で見ていたと言う。だから指輪も誰がはめたのか直ぐに分かったと。
(続く)

No.447 22/09/24 00:05
匿名さん0 

>> 414 【2022秋ドラマ】② 取り敢えず初回は視聴予定の30分以下の地上波ドラマ(月曜深夜から曜日順)タイトル/主演 ★「束の間の一花」京… 【2022秋ドラマ】

「さよならの向う側」上川隆也主演
30分枠のオムニバスドラマで、着想は「スカイハイ」みたいな感じだから、見慣れているし、どちらかというと無難なタイプのドラマ。脚本は水橋文美江、演出は深川栄洋なので、安心して観ていられる。

★「5分後に意外な結末」飯尾ずん主演
25分枠で1本約5分のオムニバスドラマが2本と、教師役の飯尾ずんと生徒役の莉子が、職員室で話をして超短編ドラマをナビゲートするパートに分かれている。
今流行りの倍速視聴をしなくても5分で観られるドラマ、というのがコンセプトみたいで、これはもう脚本の着眼点次第なんだけど、原作が有ってそこから4回分計8本をセレクトしたみたいだから、レベルは保てそう。
初回の2本(北乃きい主演と津田寛治主演)は意外な結末で、見応えが有った。

どちらもオムニバスなので細かい感想は割愛するし、全体の感想も初回のみとする。

※構成としては木曜ドラマの55分枠をノンストップで使っているので、録画は一括でOK

No.446 22/09/23 23:30
匿名さん0 

>> 445 (続き)
あの時、意志を持って小坂を階段から突き落とした晴翔に対し、瀕死の状態の小坂は彼に「逃げて」と言い、後から来て息子の犯行を知った加賀美は身代わりになり捕まった。
「小坂先生が死んだ時、誰もお前を責めなかった。だからお前が自分自身を責め続けて来たんだろ?」と、鋭い分析をする慎太郎にびっくり。小坂の「逃げて」は、晴翔にとっては重くのし掛かる言葉だよなあ。

結局晴翔の心を開かせたのは、面会を続けた慎太郎の言葉だった。

純愛とタイトルにあるけど、正樹と冴の雰囲気が最後迄“愛し合う恋人同士”っぽくは見えなくて、寧ろこじらせてはいたけど、愛菜美の正樹に対する想い、後の路加に対する想いの方が、純愛としてはストンと腑に落ちる様な感じだった。

まず高野舞さんの出した企画がきっちりと仕上がっていたので、脚本家が4人いても内容ににばらつきが出なかったのかなと思うし、比嘉さんを筆頭に脇を固めた役者さんが凄かったので、ハマる事が出来たのかなと思う。
意外な掘り出し物で、満足度は結構高かった。

脚本=大林利江子 演出=木村真人

No.445 22/09/23 22:53
匿名さん0 

>> 430 【2022夏ドラマ】 「純愛ディソナンス」10話まで終了。 毒親から精神的に傷付けられて育った正樹と冴は、同じ苦悩を持つ相手に強… 【2022夏ドラマ】

「純愛ディソナンス」全11話終了。

毒母の静は癌が再発したと分かったら治療は放棄し、最後は娘と一緒に過ごしたい、最期は娘に看取られたいと、相変わらず娘の都合は考えない毒母ぶりだったけど、物腰はどんどん柔らかくなって行き、とうとう最後は自分より彼を選べと理解ある母親に変貌して、自分は入院して治療を再開した、あの男性に支えられて。
富田さんが上手くて、最後は“静ちゃん”って呼びたくなる位可愛さ全開で、やっぱり凄いなって思った。

毒父の碓井は、正樹の謀反を察知していて土壇場でうっちゃるしたたかさは見せたけど、正樹の勇気に感銘を受けた社員達全員が一斉に退職、北都まで造反して一人ぼっちに(笑)正樹からは「貴方が条件を出すから誰も家族になれない。無条件で受け入れるから家族なんです」と諭されてブスッとしてたけど。でも愛菜美と北都が家族として“無条件で受け入れてくれて”三人で食卓を囲んでいた。北都にらっきょうを取ってと言われて取ってあげる碓井が、これまた光石さんが上手くて可愛く感じるのよね(笑)

正樹も父の認知症にショックを受け、自分のせいでもあるから、これからはきちんと向き合って行くと冴に話す。

この三組の親子は救いのある関係に向かって行きそうなのだが、今まさに救いようが無い関係に陥っているのが加賀美父子だ。
(続く)

No.444 22/09/23 18:23
匿名さん0 

>> 429 【2022夏ドラマ】 「六本木クラス」11話まで終了。 料理対決は発想の豊かさで群を抜いたりくが勝ち、龍二はりくのトランスジェン… 【2022夏ドラマ】

「六本木クラス」12話まで終了。

前に何で木野みたいなおっさんが新と同じ少年刑務所に入ってるの?って謎だったんだけど(笑)、こんな所で龍河に金で使われるのか(龍河とは普通の刑務所で同房だった)。
葵が拉致されたから龍二も追い掛けて来てしまい、案の定只の足手まといになり、庇った新が撃たれて意識不明になっちゃった。それでも龍二は殴られて気絶する前に、119番と亮太にはTELしたからまあお手柄なのか?

重体の新の頭に走馬灯の様に浮かんで来るのは葵と父だけで、1ミリも出て来ない優香が哀れ。その優香は、亮太から貰った証拠を会長に突き付けて、犯人は龍河だと伝え退職届を出す。自分で集めたこれまでの長屋の不正の証拠のコピーと一緒に。
施設育ちで後ろ楯の無い優香が、奨学金を出してくれた長屋に就職し、ここ迄退職出来なかった理由は何となく理解出来る。
解放してくれる筈の新の気持ちはもう自分には無いし、出世してお金も貯まっただろうからいい潮時よね。

今回、会長が“部下は飼い犬の様に飼い慣らすけど、言いなりになる奴を軽蔑してる”みたいな事を言っていたけど、だから自分の言う通りにならない新の事が気になって仕方ないのね。

最後は新が葵を助けて、龍河は刑務所送りで、会長はもう先が無いから、長屋は新が手に入れるんだろうね。あと葵も。

脚本=徳尾浩司 演出=田村直己

  • << 457 【2022夏ドラマ】 「六本木クラス」全13話まで終了。(最終回は10分拡大) 何か演出のテンポが悪過ぎて…。 拉致された葵の居場所を教えて貰う為なら、土下座なんて屁でもない新。させている長屋の方が屈辱だよなと思わせる迄は良かったんだけど、そこから長屋が居場所を書いた紙を新が奪い取る迄が長過ぎてイライラ。(←一刻も早く助けに行きたいんじゃないのかーい!) かと思ったら、絶体絶命の葵の所迄到達するのがやけに速い新。(←その前にボコられて、傷口も開いていてヨタヨタしてたのに?) 葵を先に逃がして龍河とタイマンを張る新だけど、手負いだからボコボコにされてしまう。なのに葵が松下(何で東京に居るの?)と亮太に助けを求めて「こっちです」と言ってから、到着する迄の遅い事。それもその筈、足を負傷している葵に松下が肩を貸して歩いてた(笑) テンポが悪いから観る集中力も途切れてしまい、粗ばかりが目立ってしまう悪循環。 龍河は逮捕、優香の告発で長屋には検察の家宅捜索が入り株は暴落、新が長屋を買収して一段落したら、今度は新と葵のイチャコラシーンが無駄に長くて…(笑)特に新が何度も言う「愛してます」は、台詞としてどうなの? 結局、葵が片想いで、新を振り向かせようとジタバタしている時が一番面白かったな。 脚本=徳尾浩司 演出=田村直己

No.443 22/09/23 15:30
匿名さん0 

>> 435 【2022夏ドラマ】 「初恋の悪魔」9話まで終了。 雪松の妻の響子は家に居るじゃん!もう当初の読みは外れてばかり。 雪松(2階… 【2022夏ドラマ】

「初恋の悪魔」9話まで終了。【追記】

以前2話の感想に《雪松が遥日の両親を「たかいたか~い」する意味が全く分からん。この人物が一番気持ち悪い。》と書いたのだが、今回、息子の弓弦がシリアルキラーだと分かってからあの場面を振り返ると…。

リサへの発砲指示に疑問を持った朝陽を転落死させたのが雪松だとしたら、例の場面は朝陽の法事の日で両親が目の前に居る状況だったから、もしかしたら雪松は自責の念から、シリアルキラーとは無縁の無垢だった幼い弓弦を「たかいたか~い」していた頃を思い出し、意識が混濁して思わず遥日の両親を「たかいたか~い」してしまったのてはないか?そう考えると、あの奇行もいくらかは辻褄が合う様な気はするのだが。(果たして答え合わせはしてくれるのか?)

・琉夏が戻って来た時に、森園、星砂、弓弦は玄関に居なかったのだが、3人は一体何処へ?森園、星砂は無事なのか?

・あの時森園は“自白”をした雪松にどう対処して、鈴之介宅にタイミング良くやって来られたのか?(雪松は誰かに引き渡した?もしくは鈴之介・遥日と合流して、星砂達が危ないと戻って来た?でもそれなら先に電話連絡をしているか)

・星砂の主体は誰なのか?第三の星砂は存在するのか?

その辺りが最終回の見所、知りたい所かな。

  • << 450 【2022夏ドラマ】 「初恋の悪魔」全10話終了。 第7話で森園の主張する連続殺人事件の被害者の年齢(学年)が同じ事から、もしかしたら雪松の子供が彼らからいじめに遭って自殺し、その復讐で雪松が殺して別の犯人を仕立て上げていたのではと視聴者に思わせておいて、第8話のラストに上記の推測を否定する様に息子の弓弦を登場させ、父子の会話の違和感を印象付けておいて、第9話で森園が4人は学校ではなく同じアウトドアクラブに所属していた事を突き止め、雪松ではなく弓弦こそが真犯人で、雪松は違法な尻拭いを続けて来た事を示唆した。 そしてこの最終回で弓弦は、2階の部屋に3人(森園、星砂、琉夏)を意識不明(薬物でも飲ませた?)の毛布でぐるぐる巻きの状態で寝かせて籠城、駆け付けた雪松に鈴之介が詰問している間も、絶え間無く「どうしたらいい?」「早く来て」「どうする?」等の短いメッセージを父親に送り続けるという印象的な異常性を見せたが、鈴之介の機転で誘き出し確保、自殺をしようとした雪松も出来ずに崩れ落ち確保、これ以上の細かい答え合わせは無くて、朝陽の件もニュースで雪松が殺人を認めて再逮捕される見通しと流すだけで終わった。 で、思ったのだがこれって坂元さんなりの、“考察煽りドラマ”に対する皮肉だったのかなと。考察ドラマファンからしたら何で?と物足りない終わらせ方なのかなとは思うが、(続く)

No.442 22/09/22 19:12
匿名さん0 

>> 427 【2022夏ドラマ】 「家庭教師のトラコ」9話まで終了。 施設の園長から福多経由で、母親が重い心臓の病で入院中だから会いに行く様… 【2022夏ドラマ】

「家庭教師のトラコ」全10話終了。

一言で言うと“毒気が抜けたトラコは只の人で、素のトラコを演じる橋本愛はつまらなかった”だった。

「お受験やめた!」3人をどう説得するかが分からず、今迄は福多がアイディアを出してくれていたから…と宣うトラコ。そんな描写は無かったし、どちらかと言うとトラコが諸々勝手に決めて、福多がそれはまずいよと言っても聞く耳持たずの場面ばかりを観て来たので、後出しじゃんけんにも程が有るぞ。

子供3人の進路が決まったら、今度は母親三人組がトラコをけしかけて、結婚式当日の福多を花嫁から略奪。彼女にあんな恥をかかせて傷付けて、二人で慰謝料をガッポリ取られてしまえ!

里美なんかトラコのせいで、自分の貯金を全部吐き出しても足りなくて、借金までさせられたのに、善行をした事に満足なのか全くトラコを恨んでないし、おめでたい人達に囲まれてトラコはずっとノー反省。

最後は取って付けた様に、貯金箱のお金で家庭教師をして下さいと頼んで来た、“正しいお金の使い方をする北海道の子供達”の元へ旅立って行ったトラコ。

ずっと引っ張っていた地球儀の事はトラコが最後に言及したけど、誰がトラコを突き落としたのかは触れず仕舞い。(←何なの?この雑さは)

※次からは遊川さんのドラマの離脱判断は、もっと早目にしようっと。

脚本=遊川和彦 演出=伊藤彰記

No.441 22/09/22 18:23
匿名さん0 

>> 413 【2022秋ドラマ】① 取り敢えず初回は視聴予定の地上波ドラマ(月曜から曜日順)タイトル/主演 「PICU小児集中治療室」吉沢亮 … 【2022秋ドラマ】【追記】
取り敢えず初回は視聴予定の地上波ドラマ タイトル/主演

「拾われた男 Lost Man Found」仲野太賀
(NHKドラマ10枠)

※NHKBSプレミアムで放送済み(全10話)
※地上波初放送

  • << 475 【シーズン枠外ドラマ】 「拾われた男 LOST MAN FOUND」(NHKエンタープライズ・ウォルト ディズニー ジャパン)脚本=足立紳 出演=仲野太賀、草彅剛、鈴木杏、要潤、安藤玉恵、大東俊介、岸井ゆきの、松本穂香、夏帆、松尾諭、石野真子、風間杜夫、薬師丸ひろ子 他 松尾諭のエッセイ原作。今夏NHK BSPで放送済み作品の地上波での再放送《ドラマ10・45分枠》(全10話)※配信だけでなくテレビで放送済みなので、秋ドラマの括りからは外す事にした。 俳優・松尾諭の自伝的エッセイのドラマ化。 松戸諭(仲野太賀)は役者を目指して上京したのに、拾ってくれた山村社長(薬師丸ひろ子)の事務所に行ってみると、そこは井川遥も所属するバリバリのモデル事務所だったという設定には大笑い。 男優にも手を拡げようとしていた矢先に、落とした航空券を拾ってくれた松尾に会った当時の社長(現会長)が、面白そうだからと文字通り松尾を拾ったらしい。 仲野くん顔が丸いなあと思ったら、wikiによると10kgも増やしたらしい。時々松尾諭に見える瞬間が有ったから、役者って凄いわ。 物語はまだほんの入口で、ここから兄(草彅剛)の渡米とか色々あるらしい。 あれだけの役者が次々に出て来て、だれがレギュラーなのかも分からない夢の様なドラマだな。 脚本=足立紳 演出=井上剛

No.440 22/09/21 21:59
匿名さん0 

>> 414 【2022秋ドラマ】② 取り敢えず初回は視聴予定の30分以下の地上波ドラマ(月曜深夜から曜日順)タイトル/主演 ★「束の間の一花」京… 【2022秋ドラマ】

★「闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん」高橋メアリージュン主演
(TBSドラマイズム/30分枠)
初回視聴済み。

「ウシジマくん」自体を観た事が無いので、どんなドラマなのか見当が付かないまま視聴したら、あまりの下品さにびっくり。
初回だからかキャストの顔見せ的な登場が多くて、関係性が分からず戸惑う部分も多々有ったが、メアリージュン演じる犀原のぶっ飛んだキャラの破壊力で、30分押し切られた様なそんな感じだった。

キャスティングも豪華だし、もう少し観てみるけど、何せ下品だし描いている世界がアレなので、観たとしてももう感想は書かない。

漫画原作
脚本=山岡真介 演出=山口雅俊
(MBS・製作委員会)

No.439 22/09/21 21:39
匿名さん0 

>> 421 【2022秋ドラマ】②【追記】 取り敢えず初回は視聴予定の30分以下の地上波ドラマ タイトル/主演 ★「階段下のゴッホ」SUMIRE… 【2022秋ドラマ】

★「階段下のゴッホ」(TBSドラマストリーム/30分枠)SUMIRE、神尾楓珠、田辺桃子 他

大手化粧品メーカーの営業職で高年収の鏑木都(SUMIRE)は、画廊で観た一枚の絵に触発されて、東京藝大を目指し美術予備校「童心塾」に入塾する。そこで知り合った通称ダビデ(平=神尾楓珠)は、段違いの才能の持ち主だと感じたのに、藝大6浪中と聞いて驚く都。
働いた事も無く美術の勉強だけをしているダビデは、仕事と塾を両立させると言い切る都に懐疑的な視線を送る。
ダビデ「美術の世界って社会より理不尽だから」
都「(何故仕事を辞めないのかと問われて)働いていないと私じゃないの。でも美術も好き」
この他にも絵を手紙に見立てた会話も洒落ていた。

次回からは田辺桃子も出るので、もう少し様子見をしてみるが、感想を書く程には心を動かす物が無いので、感想は今回のみとする。

オリジナル作品
脚本=加藤法子 演出=小牧桜
(TBSスパークル・製作委員会)

No.438 22/09/20 22:43
匿名さん0 

>> 425 【2022夏ドラマ】 「魔法のリノベ」9話まで終了。 まるふくではいつもニコニコ(ってかヘラヘラ?)していて、社員が働き易そうな… 【2022夏ドラマ】

「魔法のリノベ」全10話終了。

小梅が突然まるふくを辞めた理由は、やはり有川からまるふくを守る為だった。
グローバル時代に蔵之介が有川に送った「なんとしてでも地上げしろ。死なない程度に追い詰めろ」の文言が含まれるメールを、わざと小梅に送り付けて「外に出たらまずいよね」と脅していた有川。

上も下も気持ち悪かったグローバルの円卓連中だけど、久保寺が反旗を翻したら他のメンバーも次々に追随、怒った有川がメンバーを罵倒したら、飛ばされていた三津井がそれを盗撮していて有川は万事休す、全てを失うという流れで「ざまあみろ」なんだけど、どうしてもこの大手企業という設定のグローバルの中での出来事、社員達が、何でこんなに気持ち悪く描かれているのかが理解出来なくて、これが別の描き方だったならもっと面白いと思えたのかなと。

蔵之介は社長を辞めて、有川を“リノベ”する為に「二人で世界中の山に登ろう」ってのもよく分からなかったけど(笑)

一休食堂の主人から「何か節操がねえなあ」と評された良いとこ取りのリノベ案だったけど、出来上がったら大盛況というリノベ後を見せてくれるラストは、やっぱりほっこりしていいなあ。このドラマの華だったな。

脚本=上田誠 演出=瑠東東一郎

No.437 22/09/20 22:07
匿名さん0 

>> 424 【2022夏ドラマ】 「競争の番人」10話まで終了。 藤堂の悲願の法案とは、談合を一部合法化するものだった。そして一人娘の環が疎… 【2022夏ドラマ】

「競争の番人」全11話終了。

10話で縦軸が完結したのに蛇足の様な11話が最終回で、いい印象が残らなかった「元彼の遺言状」と同じ過ちを繰り返すのか…と思いながら観たこちらの最終回、これが思いの外面白くて、逆にこういうのが観たかったんだよなあとさえ思ってしまった。

小勝負一人にスポットライトが当たる、スピンオフドラマの様な感じではあったけど、異動前の現地でのオフに、昔懐かしい“みかんパン”を買いにスーパーに入ったら、立て籠り事件に遭遇し、犯人の動機がそのスーパーの不当廉売に有ると知った小勝負が、公取審査官としての能力をフル活用して証拠を見付け、スケープゴートにされそうな店長も救う為に、わざと立て籠り事件のテレビ中継に映るポジに立って悪徳社長と言葉でやり合い、気付いたダイロクのメンバーがスーパーの東京本社に立ち入り検査に乗り込むという連携も入れて、公取委物の連ドラとしての要素も上手く盛り込みながら、エンターテイメントとしてもきちんと成立させていた。

勿論ここまでの流れの中で、変わり者の小勝負の事を理解した上で観ているから面白い訳だが、あくまでもブツ読みをベースに対象者を追い込むという芯を外さずに作り込んでいるから面白い、とも言えるんだよね。
終わりよければすべてよし、と迄は思わないけど。

脚本=神田優 演出=森脇智延

No.436 22/09/18 22:12
匿名さん0 

>> 423 【2022夏ドラマ】 「個人差あります」6話まで終了。 女性の視点が加わった事で、今度はコスメのミニシリーズを提案する等、仕事面… 【2022夏ドラマ】

「個人差あります」7話まで終了。

今回は、苑子の為には離婚してあげる方が良いのかと悩む晶が、部長から「良かれと思ってというのは傲慢」と言われたり、同僚の川野から聞いた彼氏とダメになった原因が、自分と苑子の関係にも当てはまると反省したり、異性化した人のミーティングに参加したりする中で、「苑子の何を俺は知っている?」「苑子の為に何か一つでも力になれた事が有ったか?」という考えに至り、自分で作った離婚のしおりを破り捨てる(離婚は思いとどまる)迄が描かれた。

苑子は苑子で、女性同士のセックスでリバースする可能性は有るのかと考えてネット検索し、そこで見付けたカオルという女性と会う。(←苑子としては、これは晶との事を考えての“お試し”みたいな位置付けなのか?)

二人はまだ話し合っていないから、お互いの気持ちは分かっていないが、別れたくないという気持ちは固まっているので、最終的にはまた一緒に暮らす道を選ぶのだとは思うが。

今回は脇の登場人物の話があちこちに飛んで、全体の印象がやや散漫になったり、苑子の発想がいきなりぶっ飛んでいてびっくりしたりで、最終回前としては話の腰を折られてしまった様な印象が強くて、やや残念だった。

脚本=ひかわかよ 演出=紙谷楓

  • << 452 【2022夏ドラマ】 「個人差あります」全8話終了。 苑子がお金で女の人を買った事にかなりの違和感を持った今回。  まあ後腐れはないだろうけど、信頼出来る人に紹介された訳でもなく、ネット検索で探して選んだそういう人を、仮住まいとはいえ自宅に連れて来て、女同士のベッドテクを教わるなんて怖くないのだろうか。 真尋は久美の告白を受けてそういう関係になったらリバースしたそうで、幸せそうな二人を見て自分達もと期待してしまう晶。 気持ちを整理して戻って来た苑子のリードで、二人は関係を持つが晶にリバースは起きない。 それでも二人は一緒に生きて行く事を確認し合う。 子供が欲しくなったら人工受精とか方法は有るしと。 苑子は夫の異性化体験を元にフィクション化した小説を書き上げる。 サイン会を終えて晶と合流すると、立ち上がった晶はお腹がかなり大きい。 えっ!?妊娠?誰の子?何の示唆も無かったけど。 人工受精なら自宅で仕事が出来る苑子じゃなくて、何で晶なの? 時間の流れから言って雪平の子?その場合諸々平気なの? こういう疑問ってLGBTQとは関係無しに、社会人なら当然持つよね。 何か7~8話は、蚊帳の外に置かれてしまった感が強くてちょっと残念。 6話迄は面白かったんだけどねえ。 脚本=ひかわかよ 演出=山内大典

No.435 22/09/18 00:04
匿名さん0 

>> 420 【2022夏ドラマ】 「初恋の悪魔」8話まで終了。 取り敢えず森園が生きていて一安心。 ラスト、雪松が帰宅したら自宅から息… 【2022夏ドラマ】

「初恋の悪魔」9話まで終了。

雪松の妻の響子は家に居るじゃん!もう当初の読みは外れてばかり。
雪松(2階を見て)響子に「何かあったら」響子「連絡する」
もうこれでやっぱり息子の弓弦の方がシリアルキラーで、雪松は尻拭いをしていたのかなと。

張り込んでいた遥日と琉夏は、弓弦が望月の靴を捨てようとしているのに気付き、間一髪で阻止、弓弦は「僕じゃないです。父が蓮くんを殺しました」
その後、小6のアウトドアクラブのキャンプで父が大地くんを何度も川に突き落として殺した、から始まる一連の父の殺人を側で目撃したと語る弓弦の告白を録音した遥日達は、弓弦を鈴之介の自宅に連れ帰り別の部屋に一人だけにして、4人で録音を聞く。
もうこっちは弓弦が危ない人間だと分かってるから、何かするんじゃないかって怖くて怖くてドキドキしっぱなし。

それなのに4人は弓弦の話を疑いもせず、鈴之介と遥日は雪松を捕まえに出て行っちゃうし、琉夏はご近所さんに車を動かせと言われて出て行っちゃうし、家には星砂と弓弦だけ、怖い怖い。
琉夏の作ったおにぎりを弓弦に持って行く星砂。毛布を被っている弓弦に「大丈夫だよ」と色々話し掛ける。中からおにぎりに左腕を伸ばした弓弦の肘には傷痕が!
気付いて逃げる星砂、ハサミを持って追う弓弦。怖い怖い。
間一髪、庇って刺された森園は大丈夫?

脚本=坂元裕二 演出=水田伸生

  • << 443 【2022夏ドラマ】 「初恋の悪魔」9話まで終了。【追記】 以前2話の感想に《雪松が遥日の両親を「たかいたか~い」する意味が全く分からん。この人物が一番気持ち悪い。》と書いたのだが、今回、息子の弓弦がシリアルキラーだと分かってからあの場面を振り返ると…。 リサへの発砲指示に疑問を持った朝陽を転落死させたのが雪松だとしたら、例の場面は朝陽の法事の日で両親が目の前に居る状況だったから、もしかしたら雪松は自責の念から、シリアルキラーとは無縁の無垢だった幼い弓弦を「たかいたか~い」していた頃を思い出し、意識が混濁して思わず遥日の両親を「たかいたか~い」してしまったのてはないか?そう考えると、あの奇行もいくらかは辻褄が合う様な気はするのだが。(果たして答え合わせはしてくれるのか?) ・琉夏が戻って来た時に、森園、星砂、弓弦は玄関に居なかったのだが、3人は一体何処へ?森園、星砂は無事なのか? ・あの時森園は“自白”をした雪松にどう対処して、鈴之介宅にタイミング良くやって来られたのか?(雪松は誰かに引き渡した?もしくは鈴之介・遥日と合流して、星砂達が危ないと戻って来た?でもそれなら先に電話連絡をしているか) ・星砂の主体は誰なのか?第三の星砂は存在するのか? その辺りが最終回の見所、知りたい所かな。

No.434 22/09/17 21:44
匿名さん0 

>> 433 (続き)
これは少しでも北の、止められなかったという罪悪感を和らげる為の彩女の配慮なのか?
「俺は俺は彩女さんが…」泣きながら叫ぶ北の言葉を遮る様に、彩女は「生まれ変わったら何になりたいか、次は貴方の様な人になりたい」そう告げて、波間に消えて行った…。

ハッとして走り出し海に入って行く北。必死になって彩女を捜すのだが…。


彩女はもうだいぶ前から、北の自殺願望が消えている事に気付いていたと思う。
一緒に連れて来たのは、彼に自分の最期を見届けて貰い、夫に伝えて欲しかったからなのではないか。
ある意味残酷な話ではあるが、生きる事への執着が感じられる様になった北なら、もう大丈夫という思いも有ったのかもしれない。

次回が最終回。
予告だと北は生きていて「あんたのせいだ!」と一騎を責めていたが、彩女の生死は分からない。
生きていて欲しいし、生まれ変わった気持ちで生き直して欲しいと思う。

脚本=イ・ナウォン 演出=内田英治

  • << 448 【2022夏ドラマ】 「雪女と蟹を食う」全12話終了。 結論から言うと北は直ぐに彩女を救い出し、人工呼吸を施して救急車で病院に運んだが意識不明は続く。 その間に北は一騎をあの海辺に連れ出し、彩女は死んだと告げる。取り乱さず日記を渡してくれと言う一騎に腹を立て、彩女が持っていた包丁を砂に突き刺す北。 この包丁は貧しい時代に一騎が唯一プレゼントをしてくれた思い出の品で、だから彩女は最後迄持ち歩いていただけだった。 「離婚して解放してやれ!」北のこの言葉で、一騎も視聴者も彩女が死んでいない事を知る。 日本一の作家になれとの彩女からの重圧がのし掛かり、遂には書けない自分は殺されるのではないかと思い始めて逃げていたと言う一騎。 彩女が北に言った「(自殺する理由は)貴方には分からないわ」は、日記を渡しても自分が居たら彼は傑作は書けない、だから死を賭して…という事だったのか? 彩女にしても最後は…いや多分ずっと、一騎への愛ではなく彼の才能を信じた自分を証明したかったという意地、だけだったのではないだろうか。 病室に戻った北は、彩女の誕生日に土産物屋で買って渡せていなかった玩具の指輪を、泣きながら薬指にはめてあげる。ピクッと動く指。「誰か!誰か!」 退院した彩女は、意識を取り戻す迄の間、北との旅の思い出ばかりを夢で見ていたと言う。だから指輪も誰がはめたのか直ぐに分かったと。 (続く)

No.433 22/09/17 21:15
匿名さん0 

>> 422 【2022夏ドラマ】 「雪女と蟹を食う」10話まで終了。 稚内のホテルに着き、ウェディングドレスに目を引かれている彩女に気付いた… 【2022夏ドラマ】

「雪女と蟹を食う」11話まで終了。

その日の朝が来た。
生まれ変わったら何になりたい?という彩女の問いに、「しいて言うなら電車に乗らなくてもいい地域の人間になりたい」北の心に残り続ける深い傷。彩女は北の頬を優しく撫で「色々あったのね」。

“彩女さんに何と言ったらいいのか、考えろ、俺は死のうとした時、誰に何て言って欲しかったのか?そうか、そうだ、俺もうそんな事思い出せなくなる位とっくに救われてた”
北はこの旅で彩女の優しさに救われた。生きる意味も知った。だからどうしても彩女も死なせたくない。でも説得するだけの言葉が思い付かない。

彩女が予約した蟹のフルコース。本当に美味しそうで、前日迄表情が固く柔らかさが消えてしまっていた彩女にも、以前の様な笑みが浮かぶ。
でも食べ終わると直ぐに真顔で「北さん、そろそろ行きましょうか」

誰も居ない海辺。北の必死の説得。聞き入れない彩女は、初めて北にあの日記は夫の新しい小説の題材になる、今度こそ彼を日本一の小説家にすると話す。
「じゃあ何で彩女さんは死ななきゃいけないの?」「貴方には分からないわ」
海に歩を進めながら振り返り、北にスマホとカードの暗証番号を教える彩女。「全部あげる、だって貴方死にたくないんでしょ?」
「待って待って!」「来ないで!」
明日夫が来るから日記を渡してと、北に役割を与える彩女。
(続く)

No.432 22/09/17 19:01
匿名さん0 

>> 431 (続き)
でもやり方によってはSNSでのお仕置きは可能。信用が第一の投資家にとってはかなりのダメージを負わせる事が出来たし、マチベンらしくコツコツとという執念も感じさせてくれて、納得の幕引きだった。

最初はお互いに弱い部分を隠し、角突き合わすみたいな感じも有ったけど、段々と相手の事を理解し、相手の弱点を補い合える関係性を築き上げ、最強のバディに迄なった石子と羽男。
父が黙って願書を提出しておいてくれた事で、やはりどうせなら弁護士として羽男の相棒になりたいと決めた石子は、司法試験を受ける事に。

あの横断歩道に着くと、やはり記憶がぶり返し足が動かなくなってしまうのだが、そこに現れた羽男と軽口を叩き合い、背中を押された事で歩き始める事が出来た石子。

超優秀なのだから合格間違いなし。
弁護士となった石子と羽男の関係性って、やっぱり変わるのかな。同じスタッフでの続編もぜひ観てみたい。

脚本=西田征史 演出=塚原あゆ子

No.431 22/09/17 18:32
匿名さん0 

>> 419 (続き) 羽男は日向の妻(山本未来)に、夫妻が詐欺に遭った時点では、大庭はまだ前の職場の社員として働いていた事を書類で証明、人違いで無実の… 【2022夏ドラマ】

「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」全10話終了。

拓が“火の点いた青のライター”が投げ込まれたと言ったから、その線で捜査して行き詰まってる警察。
そんな中、信号機の青を見ていた大庭は、拓が何枚も書にしたためた蒼の字を思い出し、拓が見た青は青色ではなく緑がかった青、つまり蒼色だったと気付く。その色のライターを持っていたのは刀根社長。

逮捕された刀根は担当検事・優乃(MEGUMI)の巧みな誘導に引っ掛かり、墓穴を掘って完落ち。投資詐欺は御子神の指導で行ったと証言するが、証拠を全く残さない御子神を逮捕する事は出来ず。
小憎らしい程に勝ち組を誇り、弱小マチベンの羽男達を小バカにする御子神だったが、羽男は御子神を徹底的に調べ上げ、彼の唯一の弱点である“喫煙ポイ捨て”で一点突破する事に。
1ヶ月間張り込み53回のポイ捨てタバコを確保、石子が廃棄物処理法違反で告発して警察が逮捕。直ぐに釈放されるのだが、羽男の狙いはその報道を受けたSNSのバッシングで、狙い通りにカーボンニュートラルの理事は即解任、エンゼル投資家としての名声も失墜した。

御子神にしたら「そんな事で?」という罪で、サブタイトル-そんなコトで訴えます?-の見事な回収だった。

抜け目の無い相手の大掛かりな投資詐欺を立証するには、大庭を入れても4人の弱小マチベンには荷が重い。
(続き)

No.430 22/09/16 22:02
匿名さん0 

>> 416 【2022夏ドラマ】 「純愛ディソナンス」9話まで終了。 正樹は再就職先を探すが、やり慣れた不動産関係は「新田は雇うな」と御触れ… 【2022夏ドラマ】

「純愛ディソナンス」10話まで終了。

毒親から精神的に傷付けられて育った正樹と冴は、同じ苦悩を持つ相手に強く惹かれ、魂の部分で結び付いた。
そしてもう一人、毒親の被害者の愛菜美は、同じ匂いのする正樹に惹かれるが、愛し方も愛され方も知らずに育った彼女は、好きな男にこっちを見て貰えないなら、その原因の女との仲を引き裂く事しか思い付かなかった。
毒親を持ち身動きの取れなかった子供の重い気持ちを丁寧に描いて来た事が、彼らの今の行動と心理に説得力を持たせている。

そして晴翔、確かに父親が不倫をした事で家庭は壊れた。でもそれ迄は普通に愛されて育っていたのではないのか?
晴翔はいつ父親の不倫を知り、いつ精神的に壊れたのだろう。
それにしても小坂先生を階段から突き落として殺したのが晴翔で、加賀美はそれを知り身代わりで逮捕されたという事実には驚いた。
晴翔は真相を暴いた正樹と冴を逆恨みしているのか?それともあの時、父親の自殺を正樹が止めた事を恨んでいるのか?
母親がどのタイミングで自殺をしたのかが不明なのだが、もしかしたら夫の不倫よりも、息子の殺人に気付いてその方がショックだったからなのではないのか?

どういう結末になるのか想像も付かないが、碓井に傷付けられた愛菜美と路加には幸せになって欲しいかな。

脚本=大林利江子 演出=菊川誠

  • << 445 【2022夏ドラマ】 「純愛ディソナンス」全11話終了。 毒母の静は癌が再発したと分かったら治療は放棄し、最後は娘と一緒に過ごしたい、最期は娘に看取られたいと、相変わらず娘の都合は考えない毒母ぶりだったけど、物腰はどんどん柔らかくなって行き、とうとう最後は自分より彼を選べと理解ある母親に変貌して、自分は入院して治療を再開した、あの男性に支えられて。 富田さんが上手くて、最後は“静ちゃん”って呼びたくなる位可愛さ全開で、やっぱり凄いなって思った。 毒父の碓井は、正樹の謀反を察知していて土壇場でうっちゃるしたたかさは見せたけど、正樹の勇気に感銘を受けた社員達全員が一斉に退職、北都まで造反して一人ぼっちに(笑)正樹からは「貴方が条件を出すから誰も家族になれない。無条件で受け入れるから家族なんです」と諭されてブスッとしてたけど。でも愛菜美と北都が家族として“無条件で受け入れてくれて”三人で食卓を囲んでいた。北都にらっきょうを取ってと言われて取ってあげる碓井が、これまた光石さんが上手くて可愛く感じるのよね(笑) 正樹も父の認知症にショックを受け、自分のせいでもあるから、これからはきちんと向き合って行くと冴に話す。 この三組の親子は救いのある関係に向かって行きそうなのだが、今まさに救いようが無い関係に陥っているのが加賀美父子だ。 (続く)

No.429 22/09/16 18:00
匿名さん0 

>> 415 【2022夏ドラマ】 「六本木クラス」10話まで終了。 前回ベンチャーキャピタルからの投資話が降って湧いた様に来て、何か違和感は… 【2022夏ドラマ】

「六本木クラス」11話まで終了。

料理対決は発想の豊かさで群を抜いたりくが勝ち、龍二はりくのトランスジェンダーをネット記事に書かせた点だけは父親に評価され、その後龍二はアメリカの長屋に修行に行き、“二代目みやべ”は田辺の投資を受けてフランチャイズ化に成功したが、まだ居酒屋チェーンの指標1位の座は長屋のままで4年が経過して、時代は2022年になり、龍二が帰国し会長の後継者に指名され、会長は膵臓癌で余命半年、龍河は出所、新は売上1兆円企業を目指して海外進出を新な目標に据えた。

前回“超鈍感男の新には、あの位毎日の様に好き好き言って洗脳する方が手っ取り早いから(笑)”と、葵の好き好き攻撃について書いたのだが、4年間攻撃を続けた結果、どうやらあの超鈍感男の感情もやっと動き始めた様で、危機を感じた優香の「好きって言ってよ」にも、迷いが生じて答えられない位迄には葵の存在が大きくなっている様だ。

新に「貴方に罰を与えるのは私だからまだ死ぬな」と言われ、vs.新の状況が作られると生気が甦って来る会長。息子二人よりも新の方が延命の薬の様な存在になっている皮肉。

「父さんの大事な長屋は僕が守ってあげるよ」と言った龍河が、一体何をやらかすのかちょっと心配。

脚本=徳尾浩司 演出=樹下直美

  • << 444 【2022夏ドラマ】 「六本木クラス」12話まで終了。 前に何で木野みたいなおっさんが新と同じ少年刑務所に入ってるの?って謎だったんだけど(笑)、こんな所で龍河に金で使われるのか(龍河とは普通の刑務所で同房だった)。 葵が拉致されたから龍二も追い掛けて来てしまい、案の定只の足手まといになり、庇った新が撃たれて意識不明になっちゃった。それでも龍二は殴られて気絶する前に、119番と亮太にはTELしたからまあお手柄なのか? 重体の新の頭に走馬灯の様に浮かんで来るのは葵と父だけで、1ミリも出て来ない優香が哀れ。その優香は、亮太から貰った証拠を会長に突き付けて、犯人は龍河だと伝え退職届を出す。自分で集めたこれまでの長屋の不正の証拠のコピーと一緒に。 施設育ちで後ろ楯の無い優香が、奨学金を出してくれた長屋に就職し、ここ迄退職出来なかった理由は何となく理解出来る。 解放してくれる筈の新の気持ちはもう自分には無いし、出世してお金も貯まっただろうからいい潮時よね。 今回、会長が“部下は飼い犬の様に飼い慣らすけど、言いなりになる奴を軽蔑してる”みたいな事を言っていたけど、だから自分の言う通りにならない新の事が気になって仕方ないのね。 最後は新が葵を助けて、龍河は刑務所送りで、会長はもう先が無いから、長屋は新が手に入れるんだろうね。あと葵も。 脚本=徳尾浩司 演出=田村直己

No.428 22/09/15 11:39
匿名さん0 

>> 412 【2022夏ドラマ】 「テッパチ」10話まで終了。 広報の一環として出たテレビ番組「マッチング応援団~陸上自衛隊スペシャル」で知… 【2022夏ドラマ】

「テッパチ」全11話終了。

退職願が届く前に、馬場を病気休暇にしていた桜間。という事でまた戻って来るのかと視聴意欲が復活したのだが、ストーリー全体の組み立ては安直だし、宙達が出動した土砂崩れ現場の見た目が、(大きい声では言えないが)大量のゴミの不法投棄現場みたいだし、生き埋めの可能性が高いのに災害救助犬を投入していないし、重機は一台だけチラッと映したシーンは有ったけど、それで災害ゴミを取り除くシーンはなく、ひたすら人海戦術アピールに徹する謎設定と演出の数々に、呆れが先に立って全く感動出来なかった。

女の子を救助して抱き抱えて歩く宙の写真をネット記事で見た、逆恨み上から目線男の芝山が、「もう逃げない」と競技復帰を決めるのも安直だし、ラストの“選抜されてアメリカの陸軍学校に一年間留学する”と宙に告げた桜間が、上司でなくなるのをいい事に、制服同士で宙の“襟グイッ”キスを敢行するに至ってはいやはやなんとも(苦笑)

このドラマに関しては関えり香の書いた回はつまらなくて、相性が悪かったんだけど、何で最終回が関さんなのかね。

もし、このドラマの企画がコロナ前に立ち上がり、動かせない事情も有ったのなら仕方ない部分も有るかなとは思うが、自衛隊ドラマを作るのなら、エキストラの大量動員に制約が無い時にして欲しかったなあ。

脚本=関えり香 演出=石川淳一

No.427 22/09/15 10:53
匿名さん0 

>> 411 【2022夏ドラマ】 「家庭教師のトラコ」8話まで終了。 “世の中の不条理、不公平を正したい”というのは、家庭教師を辞めると告げ… 【2022夏ドラマ】

「家庭教師のトラコ」9話まで終了。

施設の園長から福多経由で、母親が重い心臓の病で入院中だから会いに行く様に伝えられたトラコだが、意地になって行かない。福多はトラコが自分を恨んでいる事情を話して、母親三人組にトラコの説得を頼む。無理だと断ったが福多が置いて行った病院のメモを見た里美は「私が今働いている所だ!」
ベッドのトラコ母が握り締めていた一枚の写真、その写真から三人組にはそれぞれ、トラコ母や幼いトラコとの接点が有った事が分かり、三人組はトラコの説得に向かう。(←里美はいいとして、他の二人は7才のトラコの事を良く覚えていたな…)
話を聞いても意地を張り続けるトラコに里美が言い放った言葉「正しいお金の使い方って、馬鹿の一つ覚えみたいに唱えているけど、結局あんたは自分の辛かった恨み辛みを世の中のせいにしてるだけじゃない!」そうなんだよね、だからトラコが今迄長々とアジって来た言葉が、トラコに託けた只の“遊川和彦の主張”にしか聞こえず、それがずっとシラケてた要因なんだわ。

三人組の叱咤と亡き母の残した手紙を読んで、毒気が抜けて素を見せる様になったトラコ。本来の姿での家庭教師復帰を望み、子供達も了承したのに、急に皆「受験はしない」と言い出した!
ラスト位は“納得!”で終わらせて欲しいわな。

脚本=遊川和彦 演出=伊藤彰記

  • << 442 【2022夏ドラマ】 「家庭教師のトラコ」全10話終了。 一言で言うと“毒気が抜けたトラコは只の人で、素のトラコを演じる橋本愛はつまらなかった”だった。 「お受験やめた!」3人をどう説得するかが分からず、今迄は福多がアイディアを出してくれていたから…と宣うトラコ。そんな描写は無かったし、どちらかと言うとトラコが諸々勝手に決めて、福多がそれはまずいよと言っても聞く耳持たずの場面ばかりを観て来たので、後出しじゃんけんにも程が有るぞ。 子供3人の進路が決まったら、今度は母親三人組がトラコをけしかけて、結婚式当日の福多を花嫁から略奪。彼女にあんな恥をかかせて傷付けて、二人で慰謝料をガッポリ取られてしまえ! 里美なんかトラコのせいで、自分の貯金を全部吐き出しても足りなくて、借金までさせられたのに、善行をした事に満足なのか全くトラコを恨んでないし、おめでたい人達に囲まれてトラコはずっとノー反省。 最後は取って付けた様に、貯金箱のお金で家庭教師をして下さいと頼んで来た、“正しいお金の使い方をする北海道の子供達”の元へ旅立って行ったトラコ。 ずっと引っ張っていた地球儀の事はトラコが最後に言及したけど、誰がトラコを突き落としたのかは触れず仕舞い。(←何なの?この雑さは) ※次からは遊川さんのドラマの離脱判断は、もっと早目にしようっと。 脚本=遊川和彦 演出=伊藤彰記

No.426 22/09/14 21:53
匿名さん0 

>> 410 【2022夏ドラマ】 「プリズム」8話迄終了。 お金が無くてリガーデン用の花が仕入れられないからって、白石がイギリスで知り合い、… 【2022夏ドラマ】

「プリズム」全9話終了。

皐月が身を引いた事で、漸く二人で話し合い決着を付けた陸と白石。
「誰にも知られずに気持ち良く過ごせてたら、こんな事にはならなかったかもしれないね」と言った白石の言葉が、日本におけるLGBTQへの偏見の根強さを表していた。

皐月の父と信爾にしても、元妻と娘からは理解を得られ、だいぶ精神的には楽になったとは思うが、一級建築士としては高名な父には、ネットでの誹謗中傷が付きまとう。
陸の父も頭では考え方を更新しなければいけない事は分かっていても、心が付いて行かず、変えられずに陸を傷付けている自分に苦しんでいる。
ネットで攻撃するのは論外だが、自分はフラットな考えの持ち主だと思っていても、いざ自分の身内がLGBTQだと分かったら、陸の父の様な反応、対応をしてしまう人が多いのではないだろうか。

皐月の話を聞いた陸の父が一千万円の融資をしてくれて会社は存続し、ガーデンミュージアムは完成、開業に迄こぎ着けた。
三人はそれぞれの道に別れ、一年後、皐月の実力を認めてくれた会社の顧客から、使っていなかった邸宅の庭の再生を全て任され、皐月は陸と白石に協力を仰ぐ。

休憩時間、白石を真ん中にしておにぎりを食べる三人。この先も緩く仕事で繋がる関係と、今の柔らかい雰囲気が、三人が選択した結論だった。

脚本=ねじめ彩木 演出=金澤友也

No.425 22/09/13 23:56
匿名さん0 

>> 408 【2022夏ドラマ】 「魔法のリノベ」8話まで終了。 今回は小梅が実家で過ごしていた時間に、まるふく工務店では何が起きていたのか… 【2022夏ドラマ】

「魔法のリノベ」9話まで終了。

まるふくではいつもニコニコ(ってかヘラヘラ?)していて、社員が働き易そうな雰囲気にしている蔵之介社長なので、まさかグローバル時代に後輩でバディの有川を病ませた張本人だったとは、思いもよらなかった。
大手で土地の企画開発部に居て、エースだなんて言われていると、成績を出さなければと無理をして倫理観が後回しになってしまい、首を縦に振らない地権者を夜討ち朝駆けで追い込んでしまう。その結果かどうかは分からないが、相手は居眠り運転で交通事故を起こし死亡してしまった。
この件は新聞沙汰になり開発は中止、蔵之介は退職して家業の工務店を継ぎ、会社に残るしか無かった有川は(恐らく)開発部から外されリフォーム部に異動させられた。

裏切った(と思い込んでいる)蔵之介に対して意地になってる部分と、病んでる部分と両方なのかな。にしても何であんな気持ち悪い描き方にしてるんだろうね。

有川が謝った時は悪い方に転がると知っている小梅は、まるふくを辞める形を取って有川に張り付き、有川自身に“魔法を掛ける”つもりなのかね。

今回はイメージ的に縦軸が強烈だったから、横軸の大家族の話はあまり印象に残らなかったわ。(←キラキラネームと出演料の事位かな)

一休食堂を巡るグローバルvsまるふく、勝つのはどっち?

脚本=上田誠 演出=本田隆一

  • << 438 【2022夏ドラマ】 「魔法のリノベ」全10話終了。 小梅が突然まるふくを辞めた理由は、やはり有川からまるふくを守る為だった。 グローバル時代に蔵之介が有川に送った「なんとしてでも地上げしろ。死なない程度に追い詰めろ」の文言が含まれるメールを、わざと小梅に送り付けて「外に出たらまずいよね」と脅していた有川。 上も下も気持ち悪かったグローバルの円卓連中だけど、久保寺が反旗を翻したら他のメンバーも次々に追随、怒った有川がメンバーを罵倒したら、飛ばされていた三津井がそれを盗撮していて有川は万事休す、全てを失うという流れで「ざまあみろ」なんだけど、どうしてもこの大手企業という設定のグローバルの中での出来事、社員達が、何でこんなに気持ち悪く描かれているのかが理解出来なくて、これが別の描き方だったならもっと面白いと思えたのかなと。 蔵之介は社長を辞めて、有川を“リノベ”する為に「二人で世界中の山に登ろう」ってのもよく分からなかったけど(笑) 一休食堂の主人から「何か節操がねえなあ」と評された良いとこ取りのリノベ案だったけど、出来上がったら大盛況というリノベ後を見せてくれるラストは、やっぱりほっこりしていいなあ。このドラマの華だったな。 脚本=上田誠 演出=瑠東東一郎

No.424 22/09/13 21:48
匿名さん0 

>> 407 【2022夏ドラマ】 「競争の番人」9話まで終了。 今回は公取の仕事や悲哀からはまた遠退いてしまい、小勝負の個人的な復讐物語の色… 【2022夏ドラマ】

「競争の番人」10話まで終了。

藤堂の悲願の法案とは、談合を一部合法化するものだった。そして一人娘の環が疎遠になる程に藤堂を変貌させてしまった出来事とは、妻を阪神淡路大震災で亡くした事だった。当時、大阪勤務だった藤堂が出張中、大地震で住んでいたマンションが倒壊し、環は助かったが妻は犠牲となった。
その公営マンションは競争入札が行われ、最安値を提示した業者が落札したが、建設費を抑える為に耐震工事を手抜きしていた事が判明、それから藤堂は競争入札への考え方を180度変えて、弱者(経営体力の弱い会社)も参加出来る競争入札は悪で、力の有る企業が話し合って決める談合こそが正しいと考え、裏で密かに談合を支える立場となった。

「何が(談合は)国民の為だ!あんたは奥さんの復讐をしてるだけだろ!」小勝負の公取入りも復讐の為だけど、国民を欺く様な事はしてないから、これ位の事は言ってやれと思うよ。

まさかの大震災が出て来るとは想像もしてなかったけど、環が自殺未遂をして藤堂が改心するという、安易な流れに持って行かなかった事と、今回ばかりは検察が動いて逮捕という、スッキリとした結末にした事は評価したい。

勝手に調査した小勝負が四国に飛ばされるという綺麗なオチだったのに、何故にわざわざ次回を付け足すの?

脚本=神田優、丑尾健太郎、蓼内健太 演出=相沢秀幸

  • << 437 【2022夏ドラマ】 「競争の番人」全11話終了。 10話で縦軸が完結したのに蛇足の様な11話が最終回で、いい印象が残らなかった「元彼の遺言状」と同じ過ちを繰り返すのか…と思いながら観たこちらの最終回、これが思いの外面白くて、逆にこういうのが観たかったんだよなあとさえ思ってしまった。 小勝負一人にスポットライトが当たる、スピンオフドラマの様な感じではあったけど、異動前の現地でのオフに、昔懐かしい“みかんパン”を買いにスーパーに入ったら、立て籠り事件に遭遇し、犯人の動機がそのスーパーの不当廉売に有ると知った小勝負が、公取審査官としての能力をフル活用して証拠を見付け、スケープゴートにされそうな店長も救う為に、わざと立て籠り事件のテレビ中継に映るポジに立って悪徳社長と言葉でやり合い、気付いたダイロクのメンバーがスーパーの東京本社に立ち入り検査に乗り込むという連携も入れて、公取委物の連ドラとしての要素も上手く盛り込みながら、エンターテイメントとしてもきちんと成立させていた。 勿論ここまでの流れの中で、変わり者の小勝負の事を理解した上で観ているから面白い訳だが、あくまでもブツ読みをベースに対象者を追い込むという芯を外さずに作り込んでいるから面白い、とも言えるんだよね。 終わりよければすべてよし、と迄は思わないけど。 脚本=神田優 演出=森脇智延

No.423 22/09/11 18:15
匿名さん0 

>> 405 【2022夏ドラマ】 「個人差あります」5話まで終了。 家を出て行ってしまった苑子。 晶が再び女にリバースしても、1ミリも… 【2022夏ドラマ】

「個人差あります」6話まで終了。

女性の視点が加わった事で、今度はコスメのミニシリーズを提案する等、仕事面では順調な晶だが、家に両親が来て母親から「別れる事が愛情って事も有ると思うの。このままだと苑子さんが母親になる可能性を消す事になるのよ」と言われて、一人で深く考え込んでしまう晶。

一方の苑子は話が合うスミレから、会話の中で「男とか女なんてという十把一絡げの発想」を注意されて、こちらも文章を書きながら気持ちを整理する作業を経て、気分を変える為にボブヘア(中の人的にはウィッグ)にして再びスミレに会ったり、菊原の紹介で蒼というトランスジェンダーの子も含めて4人で会話をしたりと、色々な考え方に触れてどんどん吹っ切れて行っている様に見える。

晶には相談するには未熟な真尋と、大人だけど普通の男の事しか分からない親友の山谷しかいない。
やはり母親の苑子を慮った言葉は晶に重くのし掛かったままで、遂には苑子がネックレスにしてくれた結婚指輪を首から外し、テーブルに置いてしまう。

このままでは煮詰まってしまう晶が可哀想…と思ったら、予告では異性化経験者の集まりみたいなのに出ていたので一安心。
自分の考えをしっかりまとめた上で、苑子と向き合って欲しいな。

脚本=ひかわかよ 演出=紙谷楓

  • << 436 【2022夏ドラマ】 「個人差あります」7話まで終了。 今回は、苑子の為には離婚してあげる方が良いのかと悩む晶が、部長から「良かれと思ってというのは傲慢」と言われたり、同僚の川野から聞いた彼氏とダメになった原因が、自分と苑子の関係にも当てはまると反省したり、異性化した人のミーティングに参加したりする中で、「苑子の何を俺は知っている?」「苑子の為に何か一つでも力になれた事が有ったか?」という考えに至り、自分で作った離婚のしおりを破り捨てる(離婚は思いとどまる)迄が描かれた。 苑子は苑子で、女性同士のセックスでリバースする可能性は有るのかと考えてネット検索し、そこで見付けたカオルという女性と会う。(←苑子としては、これは晶との事を考えての“お試し”みたいな位置付けなのか?) 二人はまだ話し合っていないから、お互いの気持ちは分かっていないが、別れたくないという気持ちは固まっているので、最終的にはまた一緒に暮らす道を選ぶのだとは思うが。 今回は脇の登場人物の話があちこちに飛んで、全体の印象がやや散漫になったり、苑子の発想がいきなりぶっ飛んでいてびっくりしたりで、最終回前としては話の腰を折られてしまった様な印象が強くて、やや残念だった。 脚本=ひかわかよ 演出=紙谷楓

No.422 22/09/11 11:00
匿名さん0 

>> 404 【2022夏ドラマ】 「雪女と蟹を食う」9話まで終了。 一騎が巡に聞かせた話として明らかにされた雪枝夫妻の壮絶な過去。 高校生… 【2022夏ドラマ】

「雪女と蟹を食う」10話まで終了。

稚内のホテルに着き、ウェディングドレスに目を引かれている彩女に気付いた北は、式を挙げていないと聞き、スタッフに「この人にウェディングドレスを着させてあげたい」と頼むが、予約制だと断られると、後から来た上司らしき女性には「この人もうすぐ死ぬんです、だからその前に…」と必死の形相で訴え、それは嘘だと思いながらも気圧されて承諾するスタッフ。

スレンダーな入山さんにはとても似合うドレスを着て、階段を下りて来る彩女を見上げる北。
「彩女さんは世界で一番白い服が似合うと思う。だから綺麗です」キスして抱き合う二人を上から見ていたスタッフは、「何だかあの男性の嘘が嘘じゃない様な気がして…」
確かに明らかに彩女の表情からは生気が失われて来ている。ウェディングドレスを着ても、そんなに心が動いている様には見えない。

そして夜、ベッドで抱き合っても全く反応しなくなった彩女。

旅の中で笑ったりもしてたのに「生きる意味とか見出だせなかったの?そもそも何でこんなに死のうとしてるの?少し位本当の事を教えてくれてもいいじゃない!」
ハッとした。そうだ、北は何も知らされていないのだ。
死にたかった自分は彩女との旅で救われ、マリアとの出会いで生きる意味を知った。
だから本気で彩女を救いたいのに。

脚本=イ・ナウォン 演出=松本優作

  • << 433 【2022夏ドラマ】 「雪女と蟹を食う」11話まで終了。 その日の朝が来た。 生まれ変わったら何になりたい?という彩女の問いに、「しいて言うなら電車に乗らなくてもいい地域の人間になりたい」北の心に残り続ける深い傷。彩女は北の頬を優しく撫で「色々あったのね」。 “彩女さんに何と言ったらいいのか、考えろ、俺は死のうとした時、誰に何て言って欲しかったのか?そうか、そうだ、俺もうそんな事思い出せなくなる位とっくに救われてた” 北はこの旅で彩女の優しさに救われた。生きる意味も知った。だからどうしても彩女も死なせたくない。でも説得するだけの言葉が思い付かない。 彩女が予約した蟹のフルコース。本当に美味しそうで、前日迄表情が固く柔らかさが消えてしまっていた彩女にも、以前の様な笑みが浮かぶ。 でも食べ終わると直ぐに真顔で「北さん、そろそろ行きましょうか」 誰も居ない海辺。北の必死の説得。聞き入れない彩女は、初めて北にあの日記は夫の新しい小説の題材になる、今度こそ彼を日本一の小説家にすると話す。 「じゃあ何で彩女さんは死ななきゃいけないの?」「貴方には分からないわ」 海に歩を進めながら振り返り、北にスマホとカードの暗証番号を教える彩女。「全部あげる、だって貴方死にたくないんでしょ?」 「待って待って!」「来ないで!」 明日夫が来るから日記を渡してと、北に役割を与える彩女。 (続く)

No.421 22/09/11 10:32
匿名さん0 

>> 414 【2022秋ドラマ】② 取り敢えず初回は視聴予定の30分以下の地上波ドラマ(月曜深夜から曜日順)タイトル/主演 ★「束の間の一花」京… 【2022秋ドラマ】②【追記】
取り敢えず初回は視聴予定の30分以下の地上波ドラマ タイトル/主演

★「階段下のゴッホ」SUMIRE
(TBSドラマストリーム枠)

★印は24時以降に放送開始の深夜ドラマ
(関東の番組表より)

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9/8★「チェイサーゲーム」渡邊圭祐
初回視聴済み。
初回設定としてメンバーの特徴を分かり易く、字幕でも説明してしまうノリは嫌いではないし、脇を固める役者さんも魅力的で、“お仕事ドラマ”としても意外に機能している様には感じたのだが、何かピリッとしないし、自分にとってこれは観続けたいと思える様な“掴み”が無かったので、視聴は初回のみとする。

  • << 439 【2022秋ドラマ】 ★「階段下のゴッホ」(TBSドラマストリーム/30分枠)SUMIRE、神尾楓珠、田辺桃子 他 大手化粧品メーカーの営業職で高年収の鏑木都(SUMIRE)は、画廊で観た一枚の絵に触発されて、東京藝大を目指し美術予備校「童心塾」に入塾する。そこで知り合った通称ダビデ(平=神尾楓珠)は、段違いの才能の持ち主だと感じたのに、藝大6浪中と聞いて驚く都。 働いた事も無く美術の勉強だけをしているダビデは、仕事と塾を両立させると言い切る都に懐疑的な視線を送る。 ダビデ「美術の世界って社会より理不尽だから」 都「(何故仕事を辞めないのかと問われて)働いていないと私じゃないの。でも美術も好き」 この他にも絵を手紙に見立てた会話も洒落ていた。 次回からは田辺桃子も出るので、もう少し様子見をしてみるが、感想を書く程には心を動かす物が無いので、感想は今回のみとする。 オリジナル作品 脚本=加藤法子 演出=小牧桜 (TBSスパークル・製作委員会)

No.420 22/09/10 23:58
匿名さん0 

>> 403 【2022夏ドラマ】 「初恋の悪魔」7話まで終了。 森園が拘り続けて来た“連続殺人事件”に新な事件が加わった。箇条書きにしてみる… 【2022夏ドラマ】

「初恋の悪魔」8話まで終了。

取り敢えず森園が生きていて一安心。

ラスト、雪松が帰宅したら自宅から息子の弓弦(菅生新樹)が出て来た。この子は何歳の設定なのだろう。いじめに遭っていた子なら20才だけど…。この子はその弟なのか?
「出掛けるのか?」「ちょっとコンビニまで」「いってらっしゃい」「ありがとね」歩き出した息子に「気を付けてな」
何か会話が不自然、そういう目で見てるからか?
この子がやった事の後始末を雪松がやっている可能性も有りなのかな。

朝陽のパスワードは両親が知っていて、中身はプライベートな事ばかり。でも最後に掛けた電話から順番に辿り、三番目に会った朝陽の元捜一の先輩・本城(神尾佑)から、重要な証言を得る遥日。朝陽は雪松を疑い始めていた事、容疑者(リサ)を撃てと命令され、わざと的を外した事。捕まえたリサは丸腰で、雪松への不信感は確信に変わり話をすると言っていた事。そして転落死。
雪松真っ黒なんだけど…。

星砂は宅配のサインをする時に元の星砂に戻った。遥日の作ったカレーをモリモリ食べて、雨の中を走って遥日のマンションへ。そして遥日が扉を開けて「どうしました?」と言われたら、また別の星砂に変わった?
その後、鈴之介と別の星砂としてリサの事を話していたから、あの瞬間だけだったのか…。何なんだろうね。

脚本=坂元裕二 演出=鈴木勇馬

  • << 435 【2022夏ドラマ】 「初恋の悪魔」9話まで終了。 雪松の妻の響子は家に居るじゃん!もう当初の読みは外れてばかり。 雪松(2階を見て)響子に「何かあったら」響子「連絡する」 もうこれでやっぱり息子の弓弦の方がシリアルキラーで、雪松は尻拭いをしていたのかなと。 張り込んでいた遥日と琉夏は、弓弦が望月の靴を捨てようとしているのに気付き、間一髪で阻止、弓弦は「僕じゃないです。父が蓮くんを殺しました」 その後、小6のアウトドアクラブのキャンプで父が大地くんを何度も川に突き落として殺した、から始まる一連の父の殺人を側で目撃したと語る弓弦の告白を録音した遥日達は、弓弦を鈴之介の自宅に連れ帰り別の部屋に一人だけにして、4人で録音を聞く。 もうこっちは弓弦が危ない人間だと分かってるから、何かするんじゃないかって怖くて怖くてドキドキしっぱなし。 それなのに4人は弓弦の話を疑いもせず、鈴之介と遥日は雪松を捕まえに出て行っちゃうし、琉夏はご近所さんに車を動かせと言われて出て行っちゃうし、家には星砂と弓弦だけ、怖い怖い。 琉夏の作ったおにぎりを弓弦に持って行く星砂。毛布を被っている弓弦に「大丈夫だよ」と色々話し掛ける。中からおにぎりに左腕を伸ばした弓弦の肘には傷痕が! 気付いて逃げる星砂、ハサミを持って追う弓弦。怖い怖い。 間一髪、庇って刺された森園は大丈夫? 脚本=坂元裕二 演出=水田伸生

No.419 22/09/10 22:02
匿名さん0 

>> 418 (続き)
羽男は日向の妻(山本未来)に、夫妻が詐欺に遭った時点では、大庭はまだ前の職場の社員として働いていた事を書類で証明、人違いで無実の人に復讐をしていた事に気付いた妻は、残されていた夫の遺書(殺そうと思っていたが、ノイローゼ自殺を装えばお前に保険金を残す事も出来るといった内容)を渡してくれる。
これだけでは証拠としては弱いと警察に言われたと、羽男が大庭の母親(いしのようこ)に説明していたのを立ち聞きしていた弟の拓(望月歩)は警察に向かい、追い掛けて来た石子のサポートも有って、“いきなり男の人がガソリンを被った”事、“もう一人いた”事、“その人が火を点けた”事を皆の前で話す。

もう一人って誰?
そこ迄に何回か御子神のライターが強調されていて、日向が被ったガソリンの中に火の点いたライターが投げ込まれた映像も有ったので、御子神が怪しいのだが、日向を直接騙したのは刀根であって、恐らく詐欺マニュアルを伝授したのは御子神なのだろうが、いちいち個別の案件に御子神が対応するとは思えないので、やるとしたら刀根か刀根に雇われた誰かだろうなと思ってる。

大庭は不起訴処分になって一安心だが、今度は石子の父・綿郎が御子神と談笑しているシーンが。
恐らく綿郎は詐欺の元締めが御子神だと踏んでいるのだろうが、何か証拠や策が有っての事ならいいけど、何か怖いなあ。

脚本=西田征史 演出=塚原あゆ子

  • << 431 【2022夏ドラマ】 「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」全10話終了。 拓が“火の点いた青のライター”が投げ込まれたと言ったから、その線で捜査して行き詰まってる警察。 そんな中、信号機の青を見ていた大庭は、拓が何枚も書にしたためた蒼の字を思い出し、拓が見た青は青色ではなく緑がかった青、つまり蒼色だったと気付く。その色のライターを持っていたのは刀根社長。 逮捕された刀根は担当検事・優乃(MEGUMI)の巧みな誘導に引っ掛かり、墓穴を掘って完落ち。投資詐欺は御子神の指導で行ったと証言するが、証拠を全く残さない御子神を逮捕する事は出来ず。 小憎らしい程に勝ち組を誇り、弱小マチベンの羽男達を小バカにする御子神だったが、羽男は御子神を徹底的に調べ上げ、彼の唯一の弱点である“喫煙ポイ捨て”で一点突破する事に。 1ヶ月間張り込み53回のポイ捨てタバコを確保、石子が廃棄物処理法違反で告発して警察が逮捕。直ぐに釈放されるのだが、羽男の狙いはその報道を受けたSNSのバッシングで、狙い通りにカーボンニュートラルの理事は即解任、エンゼル投資家としての名声も失墜した。 御子神にしたら「そんな事で?」という罪で、サブタイトル-そんなコトで訴えます?-の見事な回収だった。 抜け目の無い相手の大掛かりな投資詐欺を立証するには、大庭を入れても4人の弱小マチベンには荷が重い。 (続き)

No.418 22/09/10 21:34
匿名さん0 

>> 402 【2022夏ドラマ】 「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」8話まで終了。 今回はグルメサイトに掲載される事の弊害がテーマ。 … 【2022夏ドラマ】

「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」9話まで終了。

羽男「どうして誤認逮捕されたの?」
大庭「俺がやりました」

後に石子が手紙に書いていた様に、視聴者も“たくさんの大庭さんを知っているから…”前回ラストを観ても、投資詐欺に巻き込まれる事は有っても、放火なんて何かの間違いだろうとしか思えなかったのに、本人が認めてしまって「うっそー」と大混乱。事件は放火殺人に迄発展しているというのに。
羽男にさえ黙秘を貫いていた大庭は、石子からの手紙を読み聞かされて、やっと真実を話してくれた。

大庭の家庭については一切語られずにここ迄来たが、自閉スペクトラム症と思われる弟(ドラマ内では病名はぼかしている)が居て、取り調べで防犯カメラの映像を見せられた時に、立ち竦んでいるのが弟だと認識し、弟はやっていないと信じながらも、もし捕まって取り調べを受けた場合に弟には耐えられない、だから身代わりになったと。きっと色々有ってもずっと愛して来た可愛い弟。信じられない優しさ。人を疑わない真っ直ぐな性格。
それが仇となり、彼は刀根社長に騙されて子会社社長になる為に早目に名義を貸し、刀根のマンション投資詐欺に騙された人(日向)の復讐自殺に巻き込まれたのだ。

以前に大庭の名刺がグリーンエステート代取社長になっていた時に、嫌な予感しかしなかったけど、こういうからくりだったとは。
(続く)

No.417 22/09/09 23:46
匿名さん0 

>> 401 【2022夏ドラマ】 「オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜」9話まで終了。 前回、雲川の台詞で薬物横流しをしていたのは「小野寺と… 【2022夏ドラマ】

「オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜」全10話終了。

ああ、やっぱり甲本かあ。
大学時代から恋人同士だった甲本と小野寺。小野寺が警察官になり、先輩の娘の紫織に一目惚れをした時から状況は一変した。小野寺はストーカー気質で盗撮したり、付きまとったり。もう自分の元には戻らないと分かった甲本は、カウンセリング技術を悪用して彼の感情を歪ませ、紫織を永遠に自分のものにする方法を吹き込んだ。
小野寺の黒は、甲本が歪ませた結果の色だった。
取り調べで心野が小野寺の感情を読み解き、言葉で解放させると小野寺は泣き出し、初めて黒以外の色の水色を放出する。親の仇である自分に対する、心野の責め立てない感情に驚いたからなのかな。

心野は長い間何故甲本の色を読めなかったのか。それは甲本が感情をコントロールして、意のままにその場に合う色を放出する事が出来たから。
甲本は逮捕されないし、小野寺には面会に行くし、「治療なんかする訳ないよ」と言われたのに、紫織はそのまま甲本の病院に居るみたいだし、これは続編のフラグなのかな。ぜひ観たいのだが。

本部に戻る事になった風早との別れのシーンが洒落ていた。じっと心野の目を見る風早の色を読み取り「私も同じです」と笑顔。
さあ何色だった?多分、信頼の緑かな。
最高のバディになれたのだから。

脚本=三浦駿斗 演出=中茎強

No.416 22/09/09 21:50
匿名さん0 

>> 400 【2022夏ドラマ】 「純愛ディソナンス」8話まで終了。 離婚届と辞表、受け取れるのはどちらか一つだと言われた正樹は、愛菜美の方… 【2022夏ドラマ】

「純愛ディソナンス」9話まで終了。

正樹は再就職先を探すが、やり慣れた不動産関係は「新田は雇うな」と御触れが出ていて、結局碓井に土下座をさせられてモノリスに戻る事に。
北都は(恐らく晴翔のくれた情報から)シェアハウスの権利書を手に入れ、マンションに建て替えるからと、冴達を追い出すつもりだった。
それを知った正樹は、路加に不満を持つ部下の木之本からセカパの顧客データを手に入れ、それを碓井に渡して建て替え計画を無しにさせる。
まあ、碓井の正樹への執着が凄い。

路加に「あんたじゃなきゃダメなんだ、彼女は」と言われて愛菜美ときちんと話し合い、こっちは何とか納得させたけど(でもやっぱり離婚届は彼女が持ったままだったから、まだ分からないけど)、碓井の方が始末に終えないのかも。

愛菜美に「自分さえ我慢すればっていうのはやめた方がいいよ」と言われた正樹は、別れ際に愛菜美が背中からハグした所を冴が見ていたのに気付き、追い掛けて、混乱している冴に「罪悪感を越える位、俺はどうしようもなくお前が好きなんだよ」と気持ちをぶつけて抱き締め、冴は「今の録音しとけば良かった」

ラストに加賀美から正樹宛の呪いの様な手紙が届いていたし(本人からの物なのかは分からないけど)、ここで加賀美の名前を出すって事は、やはり晴翔は息子で正樹と冴を逆恨みしてる感じ?

脚本=武井彩 演出=菊川誠

  • << 430 【2022夏ドラマ】 「純愛ディソナンス」10話まで終了。 毒親から精神的に傷付けられて育った正樹と冴は、同じ苦悩を持つ相手に強く惹かれ、魂の部分で結び付いた。 そしてもう一人、毒親の被害者の愛菜美は、同じ匂いのする正樹に惹かれるが、愛し方も愛され方も知らずに育った彼女は、好きな男にこっちを見て貰えないなら、その原因の女との仲を引き裂く事しか思い付かなかった。 毒親を持ち身動きの取れなかった子供の重い気持ちを丁寧に描いて来た事が、彼らの今の行動と心理に説得力を持たせている。 そして晴翔、確かに父親が不倫をした事で家庭は壊れた。でもそれ迄は普通に愛されて育っていたのではないのか? 晴翔はいつ父親の不倫を知り、いつ精神的に壊れたのだろう。 それにしても小坂先生を階段から突き落として殺したのが晴翔で、加賀美はそれを知り身代わりで逮捕されたという事実には驚いた。 晴翔は真相を暴いた正樹と冴を逆恨みしているのか?それともあの時、父親の自殺を正樹が止めた事を恨んでいるのか? 母親がどのタイミングで自殺をしたのかが不明なのだが、もしかしたら夫の不倫よりも、息子の殺人に気付いてその方がショックだったからなのではないのか? どういう結末になるのか想像も付かないが、碓井に傷付けられた愛菜美と路加には幸せになって欲しいかな。 脚本=大林利江子 演出=菊川誠

No.415 22/09/09 18:10
匿名さん0 

>> 399 【2022夏ドラマ】 「六本木クラス」9話まで終了。 以前に長屋の株価が暴落した時に、生姜味噌唐揚げを開発してV字回復させたのは… 【2022夏ドラマ】

「六本木クラス」10話まで終了。

前回ベンチャーキャピタルからの投資話が降って湧いた様に来て、何か違和感は有ったんだけど、やっぱり長屋会長の仕込みだったのね。
あれは結構ボディーブローの様に効く戦術だったけど、でも大丈夫、その為にドラマとしては前に田辺(倍賞美津子)を仕込んでおいたから(笑)
田辺が長屋の創業時に投資していたからという理由で、頑なに田辺からの投資話を断ってしまう新にがっかり。
でも大丈夫、自分の店だけでなく街全体の事も考えて動いていた新に、田辺が惚れ込んでいたのを知っているから(笑)

今回はいい子だった龍二がワル龍二に変貌した訳だけど、殆ど目に込めた感情だけでその変化を表現した鈴鹿くんの演技に見入ってしまった。

あと葵の新への好き好き攻撃ね。
愛してます、好きですと臆する事なく言い続ける葵が可愛くて。
超鈍感男の新には、あの位毎日の様に好き好き言って洗脳する方が手っ取り早いから(笑)

ワル龍二にトランスジェンダーを記事にされてしまい、料理対決に出られそうにないりくを、言葉ではなく“自分を石ころに例え、最後は私はダイヤで結ぶ反骨の詩”を電話で読み聞かせる事で復活させた葵の手腕はお見事だった。(本当にソシオパス?)

脚本=徳尾浩司 演出=小野浩司

  • << 429 【2022夏ドラマ】 「六本木クラス」11話まで終了。 料理対決は発想の豊かさで群を抜いたりくが勝ち、龍二はりくのトランスジェンダーをネット記事に書かせた点だけは父親に評価され、その後龍二はアメリカの長屋に修行に行き、“二代目みやべ”は田辺の投資を受けてフランチャイズ化に成功したが、まだ居酒屋チェーンの指標1位の座は長屋のままで4年が経過して、時代は2022年になり、龍二が帰国し会長の後継者に指名され、会長は膵臓癌で余命半年、龍河は出所、新は売上1兆円企業を目指して海外進出を新な目標に据えた。 前回“超鈍感男の新には、あの位毎日の様に好き好き言って洗脳する方が手っ取り早いから(笑)”と、葵の好き好き攻撃について書いたのだが、4年間攻撃を続けた結果、どうやらあの超鈍感男の感情もやっと動き始めた様で、危機を感じた優香の「好きって言ってよ」にも、迷いが生じて答えられない位迄には葵の存在が大きくなっている様だ。 新に「貴方に罰を与えるのは私だからまだ死ぬな」と言われ、vs.新の状況が作られると生気が甦って来る会長。息子二人よりも新の方が延命の薬の様な存在になっている皮肉。 「父さんの大事な長屋は僕が守ってあげるよ」と言った龍河が、一体何をやらかすのかちょっと心配。 脚本=徳尾浩司 演出=樹下直美

No.414 22/09/08 14:47
匿名さん0 

>> 413 【2022秋ドラマ】②
取り敢えず初回は視聴予定の30分以下の地上波ドラマ(月曜深夜から曜日順)タイトル/主演

★「束の間の一花」京本大我

★「北欧こじらせ日記」本田仁美
★「闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん」高橋メアリージュン
★「ぴーす おぶ けーき」基俊介

★「夫婦円満レシピ~交換しない?一晩だけ~」佐津川愛美

「恋と弾丸」古川雄大、馬場ふみか
「さよならの向う側」上川隆也
★「5分後に意外な結末」飯尾ずん
★「チェイサーゲーム」渡邊圭祐
★「自転車屋さんの高橋くん」鈴木伸之

「ボーイフレンド降臨」髙橋海人
「ジャパニーズスタイル」仲野太賀


★印は24時以降に放送開始の深夜ドラマ
(関東の番組表より)

※まだ未発表の枠が有るので、分かり次第追記の予定

※次のNHK夜ドラ(月~木)は10/10より
「つまらない住宅地のすべての家」井ノ原快彦

  • << 421 【2022秋ドラマ】②【追記】 取り敢えず初回は視聴予定の30分以下の地上波ドラマ タイトル/主演 ★「階段下のゴッホ」SUMIRE (TBSドラマストリーム枠) ★印は24時以降に放送開始の深夜ドラマ (関東の番組表より) ➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰ 9/8★「チェイサーゲーム」渡邊圭祐 初回視聴済み。 初回設定としてメンバーの特徴を分かり易く、字幕でも説明してしまうノリは嫌いではないし、脇を固める役者さんも魅力的で、“お仕事ドラマ”としても意外に機能している様には感じたのだが、何かピリッとしないし、自分にとってこれは観続けたいと思える様な“掴み”が無かったので、視聴は初回のみとする。
  • << 440 【2022秋ドラマ】 ★「闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん」高橋メアリージュン主演 (TBSドラマイズム/30分枠) 初回視聴済み。 「ウシジマくん」自体を観た事が無いので、どんなドラマなのか見当が付かないまま視聴したら、あまりの下品さにびっくり。 初回だからかキャストの顔見せ的な登場が多くて、関係性が分からず戸惑う部分も多々有ったが、メアリージュン演じる犀原のぶっ飛んだキャラの破壊力で、30分押し切られた様なそんな感じだった。 キャスティングも豪華だし、もう少し観てみるけど、何せ下品だし描いている世界がアレなので、観たとしてももう感想は書かない。 漫画原作 脚本=山岡真介 演出=山口雅俊 (MBS・製作委員会)
  • << 447 【2022秋ドラマ】 「さよならの向う側」上川隆也主演 30分枠のオムニバスドラマで、着想は「スカイハイ」みたいな感じだから、見慣れているし、どちらかというと無難なタイプのドラマ。脚本は水橋文美江、演出は深川栄洋なので、安心して観ていられる。 ★「5分後に意外な結末」飯尾ずん主演 25分枠で1本約5分のオムニバスドラマが2本と、教師役の飯尾ずんと生徒役の莉子が、職員室で話をして超短編ドラマをナビゲートするパートに分かれている。 今流行りの倍速視聴をしなくても5分で観られるドラマ、というのがコンセプトみたいで、これはもう脚本の着眼点次第なんだけど、原作が有ってそこから4回分計8本をセレクトしたみたいだから、レベルは保てそう。 初回の2本(北乃きい主演と津田寛治主演)は意外な結末で、見応えが有った。 どちらもオムニバスなので細かい感想は割愛するし、全体の感想も初回のみとする。 ※構成としては木曜ドラマの55分枠をノンストップで使っているので、録画は一括でOK
  • << 466 【2022秋ドラマ】② 取り敢えず初回は視聴予定の30分以下の地上波ドラマ/タイトル/主演 ★「北欧こじらせ日記」本田仁美/全4話 初回を視聴したが、ドラマとして観ても意味が無い様な内容なので、離脱ではなく、当初の視聴予定カウントから外す事にする。 【追加】 ★「完全に詰んだイチ子はもうカリスマになるしかない」深川麻衣 (テレ東・ドラマチューズ枠)「北欧こじらせ日記」の次番組。 女優のMEGUMIが企画プロデュースを担当し、出演もする。 ※★印は24時以降の深夜帯ドラマ
  • << 469 【2022秋ドラマ】② 取り敢えず初回は視聴予定の30分以下の地上波ドラマ/タイトル/主演 10/5 24:30~の「夫婦円満レシピ~交換しない?一晩だけ~」佐津川愛美 初回視聴済み。 “妻だけED”の夫(千賀健永)からの提案で、スワッピングの世界に足を踏み入れた、一人娘のいる夫婦の話。 佐津川さんはコメディー演技の部分で頑張り、エロチックな部分は主宰者夫婦を演じる板谷由夏(完璧なボディラインで着こなすドレスがエロい)と平岡祐太が引き受けるみたいな配分だった。 娘が赤ちゃんを欲しがり、夫婦もきょうだいを作ってあげたいとの思いが有り、それにはEDを克服しなくちゃ、それならスワッピングだという夫の思考回路が苦手。 妻もライターだから取材も兼ねてなんて自分を納得させてないで、子作りが理由なら人工受精も有るし、その前に夫にEDの診察を受けさせろって思ってしまった。 なので多分楽しめないと思うから、初回のみで視聴離脱する。 (テレ東ドラマParavi枠)
  • << 480 【2022秋ドラマ】② 取り敢えず初回は視聴予定の30分以下の地上波ドラマ/タイトル/主演 10/15「ボーイフレンド降臨!」髙橋海人 初回視聴済み(初回は30分拡大) 同枠で面白かった「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」と同じ脚本=田辺茂範、演出=新城毅彦だったので期待していたのだが、直前の予告番宣を観て“これはダメかな”と思いながら本編を観たら…、やっぱり面白くなかった。 初回で視聴離脱をするので面白くない理由を書くのも何だから、ただ自分には合わなかったとだけ書いておく。 海人くんファンはこれで楽しめるのかな、どうなんだろう? (テレ朝 オシドラサタデー枠)

No.413 22/09/08 14:15
匿名さん0 

【2022秋ドラマ】①
取り敢えず初回は視聴予定の地上波ドラマ(月曜から曜日順)タイトル/主演

「PICU小児集中治療室」吉沢亮
「エルピス-希望、あるいは災い-」長澤まさみ

「君の花になる」本田翼

「ファーストペンギン」奈緒
「親愛なる僕へ殺意をこめて」山田涼介

「ザ・トラベルナース」岡田将生
「silent」川口春奈
「Sister」山本舞香、瀧本美織

「クロサギ」平野紫耀
「最初はパー」ジェシー

「祈りのカルテ~研修医の謎解き診察記録~」玉森裕太
「一橋桐子の犯罪日記」松坂慶子

「アトムの童」山﨑賢人
「霊媒探偵 城塚翡翠」清原果耶

(関東の番組表より)

※まだ未発表の枠が有るので、分かり次第追記の予定

  • << 441 【2022秋ドラマ】【追記】 取り敢えず初回は視聴予定の地上波ドラマ タイトル/主演 「拾われた男 Lost Man Found」仲野太賀 (NHKドラマ10枠) ※NHKBSプレミアムで放送済み(全10話) ※地上波初放送
  • << 455 【2022秋ドラマ】【追記】 取り敢えず初回は視聴予定の地上波ドラマ/タイトル/主演 「警視庁考察一課」船越英一郎 (テレ東・ドラマプレミア23枠) また秋元康原作企画ドラマだけど、プロットを読む限りでは今回は設定が面白そうで、それに合いそうな豪華なキャスティングをしているので、取り敢えずは観てみようと思う。 これで全枠決定。
  • << 485 【2022秋ドラマ】① 取り敢えず初回は視聴予定の地上波ドラマ/タイトル/主演 10/18「君の花になる」本田翼 初回視聴済み。 「チェリまほ」や「恋せぬふたり」にはハマったけど、最初から観る気が起きなかった「花のち晴れ」や、直ぐに離脱した「Heaven?」も書いている吉田恵里香さんの脚本なので、どっちかなと思いながら観たのだが、残念ながら後者の枠に入るタイプの作品で、私にはハマらなかった。 仕掛け的にもZ世代向けを意識しているのだろうけど、その意識が強過ぎなのでは?という気もする。 (火)は「拾われた男」が有るし、今のところ(月)に録画も含めて視聴を続けたい連ドラが多いので、このドラマは初回のみで視聴離脱する事にする。 (TBS火曜ドラマ枠)
  • << 494 【2022秋ドラマ】① 取り敢えず初回は視聴予定の地上波ドラマ/タイトル/主演 10/20「Sister」山本舞香、瀧本美織 初回視聴済み 何と言うか脚本も演出も陳腐で、これをどう楽しんだらいいのか分からない様なドラマだった。 なので即視聴離脱決定。 ドロドロが好きな人でも好き嫌いが別れそうな感じかな。 この枠は当たり外れが結構あるなあ。 (日テレ 木曜ドラマ枠)

No.412 22/09/08 13:39
匿名さん0 

>> 396 【2022夏ドラマ】 「テッパチ」9話まで終了。 日々の訓練シーンが全く出て来なくて、それで“疲弊して”(by大木)女っ気が無い… 【2022夏ドラマ】

「テッパチ」10話まで終了。

広報の一環として出たテレビ番組「マッチング応援団~陸上自衛隊スペシャル」で知り合った葵(矢作穂香)に馬場が騙されて、周囲が協力してセッティングしてくれた音楽隊オーディションを受けずに離脱、助けに来るかどうかの賭けの対象にされていた事が分かり、皆に会わせる顔がないと遂には自殺未遂騒ぎを起こし、退職を選ぶ迄が描かれた今回。

馬場は優し過ぎて自衛隊には向いてないかもしれないと桜間が宙に話す振りが有ったので、その時は殉職が頭を掠めたのだが、葵が馬場のトランペットの練習場所迄押し掛けて来たのを見て、あっ、この図々しい女に騙されるパターンなんだなとは直ぐにピンと来たけど、それが自殺未遂に迄繋がるとは思ってもみなかった。矢作穂香が実はスッゴいクズ女だった葵を好演していたので、より馬場のショックが増幅されて伝わって来て、その部分については上手く描けていたと思う。

ただ桜間が見せる宙への嫉妬心や、馬場の隊員としての評価を宙に話してしまうシーンについては、キャリアなのにその設定は如何なものかと思ってしまう。

馬場も辞めてしまい、もう観るモチベーションも駄々下がりなのだが、後1回なので最後迄観る事にする。

脚本=本田隆朗 演出=根元和政

  • << 428 【2022夏ドラマ】 「テッパチ」全11話終了。 退職願が届く前に、馬場を病気休暇にしていた桜間。という事でまた戻って来るのかと視聴意欲が復活したのだが、ストーリー全体の組み立ては安直だし、宙達が出動した土砂崩れ現場の見た目が、(大きい声では言えないが)大量のゴミの不法投棄現場みたいだし、生き埋めの可能性が高いのに災害救助犬を投入していないし、重機は一台だけチラッと映したシーンは有ったけど、それで災害ゴミを取り除くシーンはなく、ひたすら人海戦術アピールに徹する謎設定と演出の数々に、呆れが先に立って全く感動出来なかった。 女の子を救助して抱き抱えて歩く宙の写真をネット記事で見た、逆恨み上から目線男の芝山が、「もう逃げない」と競技復帰を決めるのも安直だし、ラストの“選抜されてアメリカの陸軍学校に一年間留学する”と宙に告げた桜間が、上司でなくなるのをいい事に、制服同士で宙の“襟グイッ”キスを敢行するに至ってはいやはやなんとも(苦笑) このドラマに関しては関えり香の書いた回はつまらなくて、相性が悪かったんだけど、何で最終回が関さんなのかね。 もし、このドラマの企画がコロナ前に立ち上がり、動かせない事情も有ったのなら仕方ない部分も有るかなとは思うが、自衛隊ドラマを作るのなら、エキストラの大量動員に制約が無い時にして欲しかったなあ。 脚本=関えり香 演出=石川淳一

No.411 22/09/08 00:17
匿名さん0 

>> 398 【2022夏ドラマ】 「家庭教師のトラコ」7話まで終了。 トラコが何故家庭教師を選び、続けて来たのかが描かれた今回。 世の… 【2022夏ドラマ】

「家庭教師のトラコ」8話まで終了。

“世の中の不条理、不公平を正したい”というのは、家庭教師を辞めると告げた3人の母親にもアジっていたから、これがトラコの究極の目的であるのは間違い無いのだろう。
今回家庭教師復帰の条件として、3人の母親に目的を言わずにそれぞれ危ない橋を渡らせて、上原頭取をゆする証拠や飛ばし記事を揃えさせ、個人の裏金10億をゆすり取ったトラコは、頭取を名乗り全額を障がい者支援団体に寄付した。
福多が今回は金額がデカ過ぎると言っていたから、今迄はもう少し単位の小さい表に出せない金を掠め取って貯金して、8千万貯まったからあの時も何処かに寄付をしたのだろう。アジっている割には団体に右から左に寄付して終わりって、能が無さ過ぎてがっかり。

子供達に「受かろうが落ちようがどうでも良かったから、メリーポピンズとか着てないとやってらんなかった」みたいな事を言ってたけど、あれは福多が言っていた様に、本当のトラコは人に勉強を教えるのが好きだから、地が出るのが怖くて成りきり武装をしていたのではないかな、目的遂行の為に。

あんなやり方でお金を掠め取っていたなら、それは恨みを買っているだろうし、階段から突き落とす位の事はやってしまう種類の人もいたのだろう。
次回はトラコの母親が判明?

脚本=遊川和彦 演出=宮下直之

  • << 427 【2022夏ドラマ】 「家庭教師のトラコ」9話まで終了。 施設の園長から福多経由で、母親が重い心臓の病で入院中だから会いに行く様に伝えられたトラコだが、意地になって行かない。福多はトラコが自分を恨んでいる事情を話して、母親三人組にトラコの説得を頼む。無理だと断ったが福多が置いて行った病院のメモを見た里美は「私が今働いている所だ!」 ベッドのトラコ母が握り締めていた一枚の写真、その写真から三人組にはそれぞれ、トラコ母や幼いトラコとの接点が有った事が分かり、三人組はトラコの説得に向かう。(←里美はいいとして、他の二人は7才のトラコの事を良く覚えていたな…) 話を聞いても意地を張り続けるトラコに里美が言い放った言葉「正しいお金の使い方って、馬鹿の一つ覚えみたいに唱えているけど、結局あんたは自分の辛かった恨み辛みを世の中のせいにしてるだけじゃない!」そうなんだよね、だからトラコが今迄長々とアジって来た言葉が、トラコに託けた只の“遊川和彦の主張”にしか聞こえず、それがずっとシラケてた要因なんだわ。 三人組の叱咤と亡き母の残した手紙を読んで、毒気が抜けて素を見せる様になったトラコ。本来の姿での家庭教師復帰を望み、子供達も了承したのに、急に皆「受験はしない」と言い出した! ラスト位は“納得!”で終わらせて欲しいわな。 脚本=遊川和彦 演出=伊藤彰記

No.410 22/09/07 21:56
匿名さん0 

>> 397 【2022夏ドラマ】 「プリズム」7話迄終了。 両家の顔合わせ。 デリカシーの無い質問を重ねて来る陸の父親・朔治に耐えていた皐… 【2022夏ドラマ】

「プリズム」8話迄終了。

お金が無くてリガーデン用の花が仕入れられないからって、白石がイギリスで知り合い、今は日本の里山で花を育てているハリーと美咲(ソニン)に、3人で花を貰いに行くという設定はちょっと図々しくない?とは思ったが、ハリー達は白石がボロボロだった時に出会い、彼のセクシャリティーの事も知っていて、ハリーは外国人だから日本的な回りくどい言い方はしないので、三人の行き詰まった様な関係に風穴を開けて進展させるには、ハリー達と交流を持つ事が必要だったのだなと、後から理解出来た。

「君は相手の事を信じていない、その前に自分自身を信じていない。君は陸の恋人?」「はい」「君は陸といて幸せ?」答えられない皐月。「結局自分が幸せじゃないと他の誰かを幸せに出来ない」byハリー

これが皐月の背中を押して、帰る途中の森の中で手紙に何が書いてあったのかを陸に聞き、そこから長い長い3人で本音をぶつけ合う話し合いが始まった。最後の方で若干過去のシーンを被せてはいたが、恐らく全部をワンカットの長回しで撮っていたと思う。いやはや凄い話し合いだった。

「二人の事を嫌いになる自分が好きになれない、だから自分の為に身を引きます」それが最終的な皐月の結論。
それでも綾花の前では素直に大泣きする皐月に少しホッとした。

脚本=久世寝子 演出=金澤友也

  • << 426 【2022夏ドラマ】 「プリズム」全9話終了。 皐月が身を引いた事で、漸く二人で話し合い決着を付けた陸と白石。 「誰にも知られずに気持ち良く過ごせてたら、こんな事にはならなかったかもしれないね」と言った白石の言葉が、日本におけるLGBTQへの偏見の根強さを表していた。 皐月の父と信爾にしても、元妻と娘からは理解を得られ、だいぶ精神的には楽になったとは思うが、一級建築士としては高名な父には、ネットでの誹謗中傷が付きまとう。 陸の父も頭では考え方を更新しなければいけない事は分かっていても、心が付いて行かず、変えられずに陸を傷付けている自分に苦しんでいる。 ネットで攻撃するのは論外だが、自分はフラットな考えの持ち主だと思っていても、いざ自分の身内がLGBTQだと分かったら、陸の父の様な反応、対応をしてしまう人が多いのではないだろうか。 皐月の話を聞いた陸の父が一千万円の融資をしてくれて会社は存続し、ガーデンミュージアムは完成、開業に迄こぎ着けた。 三人はそれぞれの道に別れ、一年後、皐月の実力を認めてくれた会社の顧客から、使っていなかった邸宅の庭の再生を全て任され、皐月は陸と白石に協力を仰ぐ。 休憩時間、白石を真ん中にしておにぎりを食べる三人。この先も緩く仕事で繋がる関係と、今の柔らかい雰囲気が、三人が選択した結論だった。 脚本=ねじめ彩木 演出=金澤友也

No.409 22/09/06 23:50
匿名さん0 

>> 395 【2022夏ドラマ】 「ユニコーンに乗って」9話まで終了。 まあねえ、スタートアップのお仕事ドラマと銘打ちながら、いつ迄経っても… 【2022夏ドラマ】

「ユニコーンに乗って」全10話終了。

今回は大企業の傘下に入り、知名度も格段に上がり忙しくなったのに、功を失ったままだからそれをカバーしようと働き過ぎて、佐奈が明らかに危なそうだったけど、小鳥が優しく、でも的を射た的確なアドバイスをして、佐奈を心の迷子から救い出してあげて事なきを得て、流石コトリンって感心していたら、そこから佐奈は心のスイッチが恋愛モードに切り替わり、あらま極端ねえと思う位の猪突猛進、功の方が佐奈の気持ちを測り兼ねて若干のすれ違いからの、功の母校での佐奈の講演会からの、あの思い出の部屋での佐奈からの告白と功からの熱烈なハグで、遠回りしていた二人の恋は成就という展開で、恋バナがメインだと安定するし腹も立たないという事が証明された様な最終回だった。

小鳥はサイバーモバイルのプロジェクトであるシチズンシップに、すったもんだの挙げ句に皆の後押しでギリギリで応募して合格、山形県の小学校で一年間ITの授業を受け持つという夢を叶える形となった。
そこに早智と息子が「来ちゃった」というのは、あららって感じだったけど。

ラスト、佐奈と功が恋人繋ぎで歩きながら、功が「晩御飯何か買って帰る?」佐奈が「そうだね…フフフ」で終わった。連ドラがフフフで終わるというのは結構洒落てるなあと。

脚本=大北はるか 演出=青山貴洋

No.408 22/09/06 21:27
匿名さん0 

>> 394 【2022夏ドラマ】 「魔法のリノベ」7話まで終了。 今回は小梅が弟の結婚式に出る為に3年振りに実家に帰ったら、祖父から父が引き… 【2022夏ドラマ】

「魔法のリノベ」8話まで終了。

今回は小梅が実家で過ごしていた時間に、まるふく工務店では何が起きていたのかが描かれて、前回の感想で書いた“不自然だと思った事”の答え合わせがされた様な感じだった。
只ねえ、竜之介がバーの京子から自分が取って来た仕事だから、打ち合わせも小梅と一緒に自分が行くと押し切ったはいいが、小梅の休暇が延びて玄之介と組む事になり、グイグイ話を進める竜之介を玄之介が注意した事から喧嘩になり、仕事を放り投げて小梅に会いに行っちゃった竜之介というのは、えっ、こんなキャラだったの?って、今迄の有能でクールな感じとのあまりの落差にびっくりだった。
小梅の実家リノベで有能さは発揮していたから、カバーしている様には見えたけど、でも京子さんの依頼を放り投げた事実は消えないんで。

恋の四角関係については、ミコトが意外にあっさり敗北を認めて、竜之介も道連れにして身を引きそうなので、ゴチャゴチャは観たくなかったから良かった。
そして、やっと素直な気持ちを確認し合って、手を繋ぐ所迄は進展した小梅と玄之介。脛に傷を持つ二人だからこその、慎重な言い回しで確認し合う所が可愛かったし、結構グッと来た。

で、次回は有川の件に突入して、小梅のまるふく退職騒ぎが?

※今回は三人目の演出家で、癖を抑えていた分?私には観やすかった。

脚本=上田誠 演出=片山雄一

  • << 425 【2022夏ドラマ】 「魔法のリノベ」9話まで終了。 まるふくではいつもニコニコ(ってかヘラヘラ?)していて、社員が働き易そうな雰囲気にしている蔵之介社長なので、まさかグローバル時代に後輩でバディの有川を病ませた張本人だったとは、思いもよらなかった。 大手で土地の企画開発部に居て、エースだなんて言われていると、成績を出さなければと無理をして倫理観が後回しになってしまい、首を縦に振らない地権者を夜討ち朝駆けで追い込んでしまう。その結果かどうかは分からないが、相手は居眠り運転で交通事故を起こし死亡してしまった。 この件は新聞沙汰になり開発は中止、蔵之介は退職して家業の工務店を継ぎ、会社に残るしか無かった有川は(恐らく)開発部から外されリフォーム部に異動させられた。 裏切った(と思い込んでいる)蔵之介に対して意地になってる部分と、病んでる部分と両方なのかな。にしても何であんな気持ち悪い描き方にしてるんだろうね。 有川が謝った時は悪い方に転がると知っている小梅は、まるふくを辞める形を取って有川に張り付き、有川自身に“魔法を掛ける”つもりなのかね。 今回はイメージ的に縦軸が強烈だったから、横軸の大家族の話はあまり印象に残らなかったわ。(←キラキラネームと出演料の事位かな) 一休食堂を巡るグローバルvsまるふく、勝つのはどっち? 脚本=上田誠 演出=本田隆一

No.407 22/09/06 19:29
匿名さん0 

>> 393 【2022夏ドラマ】 「競争の番人」8話まで終了。 今回は入札談合、その中でも官製談合の話で、本庄が四国支所で談合を調べていた1… 【2022夏ドラマ】

「競争の番人」9話まで終了。

今回は公取の仕事や悲哀からはまた遠退いてしまい、小勝負の個人的な復讐物語の色が濃くなってしまったが、父の仇である藤堂にも、何か悲願の法案を通す事に執念を燃やしている事や、“競争こそ悪”“弱い者は排除する”等の考え方に含みを持たせ、演じているのが小日向文世なので、単純な復讐話では終わらないだろうなという期待感は持てる。

今回、藤堂の疎遠になっている娘・環(前田亜季)が出て来て、疎遠になった理由が、娘から見て亡き母に関する事で父に許せない事が有ったと思われ、妻の死は藤堂の考え方や生き方に大きく影響を及ぼす様な出来事だったのかなとも思えるし、環の存在が小勝負の復讐劇の鍵になるのかもしれない。

そこにどう公取ダイロクを絡めて行くのか、これは結構バランスが難しいかもしれない。
本来は地道なブツ読みが最大の武器である公取では、ドラマとして大きなカタルシスを生み出す事は難しいので、復讐の為にわざわざ公取に就職した男の話をくっ付けたのかなとは思うのだが、自分としてはもっと公取の、身近な案件に地道な作業でこんな風に貢献しているんてすよ、みたいなドラマが観たかったなという気持ちはどうしても拭えない。折角の初めての公取ドラマなのにね。

脚本=神田優 演出=相沢秀幸

  • << 424 【2022夏ドラマ】 「競争の番人」10話まで終了。 藤堂の悲願の法案とは、談合を一部合法化するものだった。そして一人娘の環が疎遠になる程に藤堂を変貌させてしまった出来事とは、妻を阪神淡路大震災で亡くした事だった。当時、大阪勤務だった藤堂が出張中、大地震で住んでいたマンションが倒壊し、環は助かったが妻は犠牲となった。 その公営マンションは競争入札が行われ、最安値を提示した業者が落札したが、建設費を抑える為に耐震工事を手抜きしていた事が判明、それから藤堂は競争入札への考え方を180度変えて、弱者(経営体力の弱い会社)も参加出来る競争入札は悪で、力の有る企業が話し合って決める談合こそが正しいと考え、裏で密かに談合を支える立場となった。 「何が(談合は)国民の為だ!あんたは奥さんの復讐をしてるだけだろ!」小勝負の公取入りも復讐の為だけど、国民を欺く様な事はしてないから、これ位の事は言ってやれと思うよ。 まさかの大震災が出て来るとは想像もしてなかったけど、環が自殺未遂をして藤堂が改心するという、安易な流れに持って行かなかった事と、今回ばかりは検察が動いて逮捕という、スッキリとした結末にした事は評価したい。 勝手に調査した小勝負が四国に飛ばされるという綺麗なオチだったのに、何故にわざわざ次回を付け足すの? 脚本=神田優、丑尾健太郎、蓼内健太 演出=相沢秀幸

No.406 22/09/04 22:42
匿名さん0 

>> 392 【2022夏ドラマ】 「オールドルーキー」9話まで終了。 会社で自分の思いを熱く言い合うのはいいけど、あっちでも泣いてこっちでも… 【2022夏ドラマ】

「オールドルーキー」全10話終了。

前回の新町は社長の注意と命令を無視して、社員としての行動を逸脱していたからクビは仕方無いと思ったが、今回の深沢と城が、新町に対する社長の方針に異を唱えただけで、私のやり方に反対なら辞めて貰うというのは職権乱用だし、社員何人の会社だか正確には分からないが、特に仕事が出来ると社長が評価していた深沢を急に切ってしまったら、担当アスリートも動揺するし会社にとっても大きな損失で、尚且つ社長が感情で人事を行った事を他の社員が見ており、それも会社にとってはマイナスに作用する。一言で言って有り得ない暴挙だ。

で、能力的に新町に伊垣の代理人は務まらないと決め付けていた高柳だが、結局は矢崎という新町が作った人脈が動いてくれて、日本代表としての新町のアドバイスも効いて、伊垣は試合で結果を出し移籍を勝ち取った。

そこからの高柳の「あのGMは私の友人で伊垣を推薦した」(←俺の手柄)
「新町君が私の昔の流儀を取り戻させてくれた」(←だから前回葛飾が忠告してくれたのに、聞く耳持たずだったよね)
挙げ句に新町に「ビクトリーに戻る選択肢を上げよう、深沢君と城君も一緒だ」(←どんな茶番だよ)

という事で綾野剛はボロ泣きしてたけど、あまりの滅茶苦茶振りにすっかりシラケた最終回だった。

脚本=福田靖 演出=石井康晴

No.405 22/09/04 17:23
匿名さん0 

>> 391 【2022夏ドラマ】 「個人差あります」4話まで終了。 避け続ける雪平に、こんな軽い話題でもダメなのかと問い質す晶に対して、「子… 【2022夏ドラマ】

「個人差あります」5話まで終了。

家を出て行ってしまった苑子。

晶が再び女にリバースしても、1ミリも驚かない澤部長に逆に驚いてしまったのだが、それにはそれなりの理由が有った訳で。
女晶になった途端に気軽に話し掛ける雪平には、晶じゃなくても態度変わり過ぎって思うわ。

色々思いを巡らせた苑子は、出張した日が怪しいと思い、雪平を待ち伏せて「貴方ですよね、晶をたぶらかしたのは」とカマを掛けると思わず認めてしまう雪平。「僕自身混乱してるんです」

寂しい晶は今唯一本音で話せる真尋の所へ。簡単に「またやっちゃえばいい」とか言う、自分はやってもリバース出来なかった真尋と、「もう苑子を裏切りたくない」と言う晶。一見噛み合っていないけど、吐き出せる相手の居る幸せ。
そんな真尋に好きな女性が居る事が分かる。異性化の事は話していないという真尋に、晶は女同士のカップルだって沢山いるし、中身が男だと分かったら恋愛感情を持ってくれるかもしれないと話すが、あの状況での告白は簡単ではないよなあ。

悩む苑子に「気が合うかも」と菊原が紹介してくれたスミレは女装家。自分の趣味に気付いたのは40過ぎてから。お互いに偽名で正体は明かさずにお喋りを楽しむが、本当に気が合って再会を約束する二人。

帰宅したスミレがヅラを取り化粧を落とすと、何と澤部長だった!

脚本=ひかわかよ 演出=山内大典

  • << 423 【2022夏ドラマ】 「個人差あります」6話まで終了。 女性の視点が加わった事で、今度はコスメのミニシリーズを提案する等、仕事面では順調な晶だが、家に両親が来て母親から「別れる事が愛情って事も有ると思うの。このままだと苑子さんが母親になる可能性を消す事になるのよ」と言われて、一人で深く考え込んでしまう晶。 一方の苑子は話が合うスミレから、会話の中で「男とか女なんてという十把一絡げの発想」を注意されて、こちらも文章を書きながら気持ちを整理する作業を経て、気分を変える為にボブヘア(中の人的にはウィッグ)にして再びスミレに会ったり、菊原の紹介で蒼というトランスジェンダーの子も含めて4人で会話をしたりと、色々な考え方に触れてどんどん吹っ切れて行っている様に見える。 晶には相談するには未熟な真尋と、大人だけど普通の男の事しか分からない親友の山谷しかいない。 やはり母親の苑子を慮った言葉は晶に重くのし掛かったままで、遂には苑子がネックレスにしてくれた結婚指輪を首から外し、テーブルに置いてしまう。 このままでは煮詰まってしまう晶が可哀想…と思ったら、予告では異性化経験者の集まりみたいなのに出ていたので一安心。 自分の考えをしっかりまとめた上で、苑子と向き合って欲しいな。 脚本=ひかわかよ 演出=紙谷楓

No.404 22/09/04 16:22
匿名さん0 

>> 390 【2022夏ドラマ】 「雪女と蟹を食う」8話まで終了。 前回感想の訂正。まず彩女は巡とは寝ていなかった。北とは“自死”で共鳴し合… 【2022夏ドラマ】

「雪女と蟹を食う」9話まで終了。

一騎が巡に聞かせた話として明らかにされた雪枝夫妻の壮絶な過去。
高校生の彩女は教師である一騎の文才に惚れ込み、彼が教師を辞めて作家一本に絞る為に東京に行くと告げると、私も連れて行ってと頼み二人は結婚した。だが中々芽が出ない一騎は貯金も底を尽き、次が駄目なら働き口を探すと告げると、彩女は「お金は何とかします」と言って一ヶ月程居なくなり、500万円程を持ち帰ると日記を一騎に渡し、「どこで何をしていたかはこの日記に書いてあります。この日記を使って芥川賞を取って、必ず」と告げる。それを元に書き上げたのが、ベストセラーとなった「蝉時雨」だった。

彩女の人生の目的は、今や一騎に芥川賞を取らせる事だけになっている様に見える。それは一騎にとってはとんでもない圧力であり、彩女からその身を遠ざける最大の理由になっている様に見える。

果たして彩女は男としての一騎に、心底惚れた事が有るのだろうか。自分の文才では到底叶わない芥川賞を、自分のサポートで彼に取らせる、最初からその一心だけだったのではと言ったら言い過ぎなのかもしれないが。

そして今度は自死への道程と心境を日記に綴り、彼に残すつもりなのだろう。この決意を北が変えるのは容易ではないと思うが、それでも生きたいと思える様になった北には止めて貰いたい。

脚本=まなべゆきこ 演出=柴田啓佑

  • << 422 【2022夏ドラマ】 「雪女と蟹を食う」10話まで終了。 稚内のホテルに着き、ウェディングドレスに目を引かれている彩女に気付いた北は、式を挙げていないと聞き、スタッフに「この人にウェディングドレスを着させてあげたい」と頼むが、予約制だと断られると、後から来た上司らしき女性には「この人もうすぐ死ぬんです、だからその前に…」と必死の形相で訴え、それは嘘だと思いながらも気圧されて承諾するスタッフ。 スレンダーな入山さんにはとても似合うドレスを着て、階段を下りて来る彩女を見上げる北。 「彩女さんは世界で一番白い服が似合うと思う。だから綺麗です」キスして抱き合う二人を上から見ていたスタッフは、「何だかあの男性の嘘が嘘じゃない様な気がして…」 確かに明らかに彩女の表情からは生気が失われて来ている。ウェディングドレスを着ても、そんなに心が動いている様には見えない。 そして夜、ベッドで抱き合っても全く反応しなくなった彩女。 旅の中で笑ったりもしてたのに「生きる意味とか見出だせなかったの?そもそも何でこんなに死のうとしてるの?少し位本当の事を教えてくれてもいいじゃない!」 ハッとした。そうだ、北は何も知らされていないのだ。 死にたかった自分は彩女との旅で救われ、マリアとの出会いで生きる意味を知った。 だから本気で彩女を救いたいのに。 脚本=イ・ナウォン 演出=松本優作

No.403 22/09/04 11:19
匿名さん0 

>> 376 【2022夏ドラマ】 「初恋の悪魔」6話まで終了。 今回も箇条書きスタイルで。 ・星砂の過去と、朝陽に発砲された流れも分か… 【2022夏ドラマ】

「初恋の悪魔」7話まで終了。

森園が拘り続けて来た“連続殺人事件”に新な事件が加わった。箇条書きにしてみると
塩澤潤 /死亡時15才/2017/8/21/夏川
吉永圭人/死亡時17才/2019/6/ 2/朧川
望月蓮 /死亡時20才/2022/8/21/羽鳥川
年齢と死亡時を見ると、彼らは同学年だった事が分かる。また塩澤と望月の死亡日が同日。この事と、ラストの雪松の発した言葉から想像すると、雪松の子供は上記3人にイジメに遭い、塩澤死亡以前の8/21に自殺をしたのではないだろうか。
6/2については、ラストの電話は雪松の一人芝居で、相手の響子(雪松の妻)は既に亡くなっていて、その自殺した日かなと思ったのだが、生きているのなら亡くなった子供の誕生日という事も考えられる。
心配なのは森園が雪松に殺られていないかどうか。
この件の想像はここ迄にして。

今回は星砂の解離性同一症を一番理解していた筈の遥日が、目の前に愛しい人が居るのにそれは“別の星砂”という状況に耐えられなくなり、彼女を「貴女はそこにいちゃいけない人」と責めて、「返して下さい、摘木さんを」と、乱れてしまうのが痛々しかった。
それを見越した様に、星砂の時に遥日に残した手紙が小洗の所に残っていて、読みながらボロ泣きする遥日に泣かされた。この手紙が支えになる事を祈る。

脚本=坂元裕二 演出=塚本連平

  • << 420 【2022夏ドラマ】 「初恋の悪魔」8話まで終了。 取り敢えず森園が生きていて一安心。 ラスト、雪松が帰宅したら自宅から息子の弓弦(菅生新樹)が出て来た。この子は何歳の設定なのだろう。いじめに遭っていた子なら20才だけど…。この子はその弟なのか? 「出掛けるのか?」「ちょっとコンビニまで」「いってらっしゃい」「ありがとね」歩き出した息子に「気を付けてな」 何か会話が不自然、そういう目で見てるからか? この子がやった事の後始末を雪松がやっている可能性も有りなのかな。 朝陽のパスワードは両親が知っていて、中身はプライベートな事ばかり。でも最後に掛けた電話から順番に辿り、三番目に会った朝陽の元捜一の先輩・本城(神尾佑)から、重要な証言を得る遥日。朝陽は雪松を疑い始めていた事、容疑者(リサ)を撃てと命令され、わざと的を外した事。捕まえたリサは丸腰で、雪松への不信感は確信に変わり話をすると言っていた事。そして転落死。 雪松真っ黒なんだけど…。 星砂は宅配のサインをする時に元の星砂に戻った。遥日の作ったカレーをモリモリ食べて、雨の中を走って遥日のマンションへ。そして遥日が扉を開けて「どうしました?」と言われたら、また別の星砂に変わった? その後、鈴之介と別の星砂としてリサの事を話していたから、あの瞬間だけだったのか…。何なんだろうね。 脚本=坂元裕二 演出=鈴木勇馬

No.402 22/09/03 22:12
匿名さん0 

>> 389 【2022夏ドラマ】 「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」7話まで終了。 今回はキッチンカーのサイドミラーを壊された在日外国… 【2022夏ドラマ】

「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」8話まで終了。

今回はグルメサイトに掲載される事の弊害がテーマ。
隠れ家的な創作料理の店として営業して来たのに“うまレポ”に無断で掲載され新規客が押し掛け、従来のスタイルが維持出来なくなったから削除要請をしたが拒否された。そこで削除と損害賠償を求めて訴えたいという話。
裁判は法律で責めた丹澤に対して、情で訴え世論を味方にした羽男が、世論を気にする“うまレポ”の社長の譲歩を引き出して羽男の勝ち。

その過程で店主の香川(梶原善)と息子夫婦が折り合いが悪いらしいという話で、息子の視点だと父親は採算を度外視した顧客サービスで赤字経営、母親は苦労の末に亡くなったという事で、石子は自分の両親の関係をそこに重ねてしまったのだが、香川視点だと、商社マンとして働き過ぎだった自分を心配して、辞めて好きな料理の店をやれば?働き過ぎない様に隠れ家的にすれば?と言ったのは妻の方だった、だから亡くなっても言われた事を守っている、それを聞いて石子の父親に対する心境にも少し変化が。(石子が父にタメ口で話せる様になったのはちょっと感動的だった)
子供が見ている両親の関係性というのは、全部ではないという事よね。

そしていきなりの大庭が放火容疑で逮捕って…、○○商法とかに巻き込まれるんじゃないのか?

脚本=西田征史 演出=山本剛義

  • << 418 【2022夏ドラマ】 「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」9話まで終了。 羽男「どうして誤認逮捕されたの?」 大庭「俺がやりました」 後に石子が手紙に書いていた様に、視聴者も“たくさんの大庭さんを知っているから…”前回ラストを観ても、投資詐欺に巻き込まれる事は有っても、放火なんて何かの間違いだろうとしか思えなかったのに、本人が認めてしまって「うっそー」と大混乱。事件は放火殺人に迄発展しているというのに。 羽男にさえ黙秘を貫いていた大庭は、石子からの手紙を読み聞かされて、やっと真実を話してくれた。 大庭の家庭については一切語られずにここ迄来たが、自閉スペクトラム症と思われる弟(ドラマ内では病名はぼかしている)が居て、取り調べで防犯カメラの映像を見せられた時に、立ち竦んでいるのが弟だと認識し、弟はやっていないと信じながらも、もし捕まって取り調べを受けた場合に弟には耐えられない、だから身代わりになったと。きっと色々有ってもずっと愛して来た可愛い弟。信じられない優しさ。人を疑わない真っ直ぐな性格。 それが仇となり、彼は刀根社長に騙されて子会社社長になる為に早目に名義を貸し、刀根のマンション投資詐欺に騙された人(日向)の復讐自殺に巻き込まれたのだ。 以前に大庭の名刺がグリーンエステート代取社長になっていた時に、嫌な予感しかしなかったけど、こういうからくりだったとは。 (続く)

No.401 22/09/03 18:06
匿名さん0 

>> 387 【2022夏ドラマ】 「オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜」8話まで終了。 今回、取り調べを受けた戸田大和(濱田龍臣←体を絞って… 【2022夏ドラマ】

「オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜」9話まで終了。

前回、雲川の台詞で薬物横流しをしていたのは「小野寺ともう一人、それは平安次長だ」と言ってたので、平安がラスボスなのかと思っていたら、横流しも、口封じの心野家殺人も小野寺の犯行で、それを知った当時の平安署長は、警察の威信を守る為に小野寺の事は隠蔽し、綿貫の犯行にすげ替えた事が明かされた。雲川の台詞は何だったの?平安の口を割らせるのは風早にしか出来ないから、わざとミスリードして発奮させたかった?
平安は隠蔽というか犯人隠避だよね、これ。でも調べたら犯人隠避の時効は3年みたいだから、逮捕されず辞職だけで済むのか。

驚いたのが、心野はずっと平安の目から罪悪感の色が出ているのを知っていた事。ただそれが何に対してなのか迄は分からないし、疑ってもいなかったという事なのだろう。だから真相が分かっても、平安を責める事はしなかった心野。

で、小野寺逮捕に向けて動き出そうとした時に、自ら出頭して来た小野寺。アイスを食いながらふてぶてしく。

心野の疑問、口封じ殺人であんな真っ黒の感情になるものなのか?果たしてそこには平安も知らない事情が隠されているのか?

これでラスボスが甲本医師だったら、心野は暫く立ち直れないからやめてあげて!

脚本=三浦駿斗、脚本協力=橋本夏 演出=中茎強

  • << 417 【2022夏ドラマ】 「オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜」全10話終了。 ああ、やっぱり甲本かあ。 大学時代から恋人同士だった甲本と小野寺。小野寺が警察官になり、先輩の娘の紫織に一目惚れをした時から状況は一変した。小野寺はストーカー気質で盗撮したり、付きまとったり。もう自分の元には戻らないと分かった甲本は、カウンセリング技術を悪用して彼の感情を歪ませ、紫織を永遠に自分のものにする方法を吹き込んだ。 小野寺の黒は、甲本が歪ませた結果の色だった。 取り調べで心野が小野寺の感情を読み解き、言葉で解放させると小野寺は泣き出し、初めて黒以外の色の水色を放出する。親の仇である自分に対する、心野の責め立てない感情に驚いたからなのかな。 心野は長い間何故甲本の色を読めなかったのか。それは甲本が感情をコントロールして、意のままにその場に合う色を放出する事が出来たから。 甲本は逮捕されないし、小野寺には面会に行くし、「治療なんかする訳ないよ」と言われたのに、紫織はそのまま甲本の病院に居るみたいだし、これは続編のフラグなのかな。ぜひ観たいのだが。 本部に戻る事になった風早との別れのシーンが洒落ていた。じっと心野の目を見る風早の色を読み取り「私も同じです」と笑顔。 さあ何色だった?多分、信頼の緑かな。 最高のバディになれたのだから。 脚本=三浦駿斗 演出=中茎強

No.400 22/09/03 17:18
匿名さん0 

>> 386 【2022夏ドラマ】 「純愛ディソナンス」7話まで終了。 愛菜美が何故あの様な性格に育ったのか、父親にスポイルされ続けていたから… 【2022夏ドラマ】

「純愛ディソナンス」8話まで終了。

離婚届と辞表、受け取れるのはどちらか一つだと言われた正樹は、愛菜美の方が大事だからと離婚届を選ぶ。「大事な人だからもう嘘はつけない」と。
愛菜美との離婚は5年後で、その間に子供を作って貰うと言い出した父親にキレたのは愛菜美の方で、ワインをぶっかけ「人の事を何だと思ってるの!貴方がそんなだから私はこんなになったのよ!もう思い通りにはさせない」と、指輪を外し離婚届にサインをし正樹に「これで貴方は自由よ」と言って出て行く。(←離婚届は愛菜美が持って行ったけど出したのかな)

一方のシェアハウスでは、浮かれ気分の冴を見て晴翔が何やら裏で動き始める。
何話か前から当たり障りの無い子として仕込んでいたのが凄い。晴翔に囁かれた慎太郎はそれが引き金となって、正樹が働く予定だったピアノ教室の壁に最低の落書きをして、開業出来なくさせてしまう。

正樹と冴の恋が成就した途端に、今度は彼らが人を傷付ける側になり、そこに説得力が有るのは、ここまで愛菜美と慎太郎の心情を丁寧に描いて来たからだと思う。

一筋縄では行かないきちんと組み立てられた、4人で書いてる脚本が素晴らしい(企画の高田舞さんの功績かな?)

※以前、静に冴の居場所をメールしたのも晴翔だったのかも。直接は手を下さずに正樹と冴を壊そうとしてるね。


脚本=大林利江子 演出=土方政人

  • << 416 【2022夏ドラマ】 「純愛ディソナンス」9話まで終了。 正樹は再就職先を探すが、やり慣れた不動産関係は「新田は雇うな」と御触れが出ていて、結局碓井に土下座をさせられてモノリスに戻る事に。 北都は(恐らく晴翔のくれた情報から)シェアハウスの権利書を手に入れ、マンションに建て替えるからと、冴達を追い出すつもりだった。 それを知った正樹は、路加に不満を持つ部下の木之本からセカパの顧客データを手に入れ、それを碓井に渡して建て替え計画を無しにさせる。 まあ、碓井の正樹への執着が凄い。 路加に「あんたじゃなきゃダメなんだ、彼女は」と言われて愛菜美ときちんと話し合い、こっちは何とか納得させたけど(でもやっぱり離婚届は彼女が持ったままだったから、まだ分からないけど)、碓井の方が始末に終えないのかも。 愛菜美に「自分さえ我慢すればっていうのはやめた方がいいよ」と言われた正樹は、別れ際に愛菜美が背中からハグした所を冴が見ていたのに気付き、追い掛けて、混乱している冴に「罪悪感を越える位、俺はどうしようもなくお前が好きなんだよ」と気持ちをぶつけて抱き締め、冴は「今の録音しとけば良かった」 ラストに加賀美から正樹宛の呪いの様な手紙が届いていたし(本人からの物なのかは分からないけど)、ここで加賀美の名前を出すって事は、やはり晴翔は息子で正樹と冴を逆恨みしてる感じ? 脚本=武井彩 演出=菊川誠

No.399 22/09/02 18:33
匿名さん0 

>> 385 【2022夏ドラマ】 「六本木クラス」8話まで終了。 予想通り葵は寝返る振りをして、龍河にひき逃げ事件の真相(俺は確かにアイツの… 【2022夏ドラマ】

「六本木クラス」9話まで終了。

以前に長屋の株価が暴落した時に、生姜味噌唐揚げを開発してV字回復させたのは今の会長ではなくて新の父だった、一介の社員より社長が開発したという方がストーリー性が有るからそうしたという相川の打ち明け話は、長屋を引き継ぐのは救世主だった宮部部長の息子である新であるべきだという前振りなのかしら?

龍二は長屋の血筋とは思えない位、ずっといい子だったのに、片想いが拗れると兄貴の龍河と同じ様な悪あがきをしちゃうんだな、血は争えないのかなとちょっとがっかり。

新もなあ、鈍感もあそこ迄行くと表彰物だけど(笑)
バモスという遊びで指名されて「キスはした事がない」と答えた新。まあ、青春時代は刑務所、出所したら直ぐにマグロ漁船だったから、女性とお付き合いとかは無かっただろうし、優香一筋だからな。

あの時屋上で寝ている新にキスした葵は、あれが新のファーストキスだったと知って密かに喜ぶが、悪あがきの龍二のせいで新を好きな事をばらされ、女として見た事はないと言われた葵は店を飛び出し、追って来た新に「一言でいいんです。私じゃ絶対にダメですか?」「好きになるな」←微妙な言い方をする新に、観てるこっちがイラッ。

このドラマの平手友梨奈の存在感は、抜きん出てるな。

あっ、龍河は懲役6年ね。

脚本=徳尾浩司 演出=本間美由紀

  • << 415 【2022夏ドラマ】 「六本木クラス」10話まで終了。 前回ベンチャーキャピタルからの投資話が降って湧いた様に来て、何か違和感は有ったんだけど、やっぱり長屋会長の仕込みだったのね。 あれは結構ボディーブローの様に効く戦術だったけど、でも大丈夫、その為にドラマとしては前に田辺(倍賞美津子)を仕込んでおいたから(笑) 田辺が長屋の創業時に投資していたからという理由で、頑なに田辺からの投資話を断ってしまう新にがっかり。 でも大丈夫、自分の店だけでなく街全体の事も考えて動いていた新に、田辺が惚れ込んでいたのを知っているから(笑) 今回はいい子だった龍二がワル龍二に変貌した訳だけど、殆ど目に込めた感情だけでその変化を表現した鈴鹿くんの演技に見入ってしまった。 あと葵の新への好き好き攻撃ね。 愛してます、好きですと臆する事なく言い続ける葵が可愛くて。 超鈍感男の新には、あの位毎日の様に好き好き言って洗脳する方が手っ取り早いから(笑) ワル龍二にトランスジェンダーを記事にされてしまい、料理対決に出られそうにないりくを、言葉ではなく“自分を石ころに例え、最後は私はダイヤで結ぶ反骨の詩”を電話で読み聞かせる事で復活させた葵の手腕はお見事だった。(本当にソシオパス?) 脚本=徳尾浩司 演出=小野浩司

No.398 22/09/01 15:44
匿名さん0 

>> 383 【2022夏ドラマ】 「家庭教師のトラコ」6話まで終了。 ~人は愛で動くのか、お金で動くのか~ 今迄で一番酷いトラコの仕掛… 【2022夏ドラマ】

「家庭教師のトラコ」7話まで終了。

トラコが何故家庭教師を選び、続けて来たのかが描かれた今回。

世の中の不条理・不公平を変えたい「私が正しくお金を使う世界を作ってやる」
親の経済力による教育格差を無くしたい、一人親でも普通に子供を育てられる様にしたい、要するに完璧な福祉を実現したいって事よね。
その為の第一歩として、家庭教師で強力な人脈のネットワークを作れば力になる(だからバラバラな職業の親を選択していた)という事らしい。

お金は防衛費をゼロにして捻出し、世界の国と仲良くする事を考えろとか極論を吐いていたけど、永世中立国のスイスだって毎年結構な額の軍事費を計上している訳だから、極論は暴論でしかない。

あと“年収600万vs300万、どちらが幸せか”「無理して稼いでも人間は幸せにはならないから、300万の方がいい、どうかな?」「いいんじゃない?」これこそ暴論。
300万だって楽したり責任の無い立場で働いている人ばかりではない。同じ無理をして働くなら600万の方が、その後の選択肢が増える可能性が高いから、そっちの方が幸せとも言える。まっ、多角的にものは見ろって教えだとは思うけどね。

思う所は有るけど、前回迄よりは次への視聴意欲が上がったのは確かだから、まあ良かったのかな。

脚本=遊川和彦 演出=伊藤彰記

  • << 411 【2022夏ドラマ】 「家庭教師のトラコ」8話まで終了。 “世の中の不条理、不公平を正したい”というのは、家庭教師を辞めると告げた3人の母親にもアジっていたから、これがトラコの究極の目的であるのは間違い無いのだろう。 今回家庭教師復帰の条件として、3人の母親に目的を言わずにそれぞれ危ない橋を渡らせて、上原頭取をゆする証拠や飛ばし記事を揃えさせ、個人の裏金10億をゆすり取ったトラコは、頭取を名乗り全額を障がい者支援団体に寄付した。 福多が今回は金額がデカ過ぎると言っていたから、今迄はもう少し単位の小さい表に出せない金を掠め取って貯金して、8千万貯まったからあの時も何処かに寄付をしたのだろう。アジっている割には団体に右から左に寄付して終わりって、能が無さ過ぎてがっかり。 子供達に「受かろうが落ちようがどうでも良かったから、メリーポピンズとか着てないとやってらんなかった」みたいな事を言ってたけど、あれは福多が言っていた様に、本当のトラコは人に勉強を教えるのが好きだから、地が出るのが怖くて成りきり武装をしていたのではないかな、目的遂行の為に。 あんなやり方でお金を掠め取っていたなら、それは恨みを買っているだろうし、階段から突き落とす位の事はやってしまう種類の人もいたのだろう。 次回はトラコの母親が判明? 脚本=遊川和彦 演出=宮下直之

No.397 22/09/01 15:09
匿名さん0 

>> 382 【2022夏ドラマ】 「プリズム」6話迄終了。 「実はずっと忘れられない人がいたけど、皐月と出会って忘れられた。その人は男性なん… 【2022夏ドラマ】

「プリズム」7話迄終了。

両家の顔合わせ。
デリカシーの無い質問を重ねて来る陸の父親・朔治に耐えていた皐月だが、「子供は何人位欲しい?」には遂に本音をぶつけてしまう。「男女が結婚して子供を持つ事が普通ですか?私はそうは思いません」

朔治は皐月の父親・耕太郎がバイなのも知った上で「あの女は駄目だ、私の部下のお嬢さんと見合いしろ」。陸が断ると「融資は打ち切る」。資金がショートし陸の会社は畳むしかなくなる。

白石は朔治を訪ね融資の継続を要請、断られると「僕と貴方の願いは同じです」と、陸に対する愛情を強く感じさせる言葉を残して去って行く。

皐月には、二人が結婚すると聞いた時は「これで陸が世間から排除される事は無いんだな」と安心した事を語り、「まだ好きなんですか?」の問いには「俺の気持ちなんて関係有るのかな」

極めつけは、昔白石が朔治に宛てた手紙を父が陸に渡し、それを読んだ陸が涙し、合鍵で入って来た皐月が封筒を見て全てを察知してしまった事。

どれだけ愛が深いんだ。世間的には引き裂かれる様な関係だからこそ年上の白石は去って行き、陸が“普通に祝福される立場”になる事を強く望んでいた。

陸のあんな姿を見せられた皐月の心中を思うと言葉もない。

脚本=ねじめ彩木 演出=船谷純矢

  • << 410 【2022夏ドラマ】 「プリズム」8話迄終了。 お金が無くてリガーデン用の花が仕入れられないからって、白石がイギリスで知り合い、今は日本の里山で花を育てているハリーと美咲(ソニン)に、3人で花を貰いに行くという設定はちょっと図々しくない?とは思ったが、ハリー達は白石がボロボロだった時に出会い、彼のセクシャリティーの事も知っていて、ハリーは外国人だから日本的な回りくどい言い方はしないので、三人の行き詰まった様な関係に風穴を開けて進展させるには、ハリー達と交流を持つ事が必要だったのだなと、後から理解出来た。 「君は相手の事を信じていない、その前に自分自身を信じていない。君は陸の恋人?」「はい」「君は陸といて幸せ?」答えられない皐月。「結局自分が幸せじゃないと他の誰かを幸せに出来ない」byハリー これが皐月の背中を押して、帰る途中の森の中で手紙に何が書いてあったのかを陸に聞き、そこから長い長い3人で本音をぶつけ合う話し合いが始まった。最後の方で若干過去のシーンを被せてはいたが、恐らく全部をワンカットの長回しで撮っていたと思う。いやはや凄い話し合いだった。 「二人の事を嫌いになる自分が好きになれない、だから自分の為に身を引きます」それが最終的な皐月の結論。 それでも綾花の前では素直に大泣きする皐月に少しホッとした。 脚本=久世寝子 演出=金澤友也

No.396 22/09/01 00:26
匿名さん0 

>> 384 【2022夏ドラマ】 「テッパチ」8話まで終了。 今回は35才で士長から3曹への昇任試験にまだ受からない金子(桐山漣)が上から覚… 【2022夏ドラマ】

「テッパチ」9話まで終了。

日々の訓練シーンが全く出て来なくて、それで“疲弊して”(by大木)女っ気が無いと言われても、説得力が無いのだが。

今回は“風間の謎”的な話だったけど、少なくとも大木に秘匿する程の事でも無いし、紛らわしい態度を取ってでも本心を隠したいという風間の心理が全く理解出来なかった。

それぞれの休日の過ごし方を羅列しただけに見える脚本の捻りの無さに呆れた。

※白石麻衣の、えっ!?そこで区切るの?という謎の台詞回しにも辟易

脚本=関えり香 演出=北坊信一

  • << 412 【2022夏ドラマ】 「テッパチ」10話まで終了。 広報の一環として出たテレビ番組「マッチング応援団~陸上自衛隊スペシャル」で知り合った葵(矢作穂香)に馬場が騙されて、周囲が協力してセッティングしてくれた音楽隊オーディションを受けずに離脱、助けに来るかどうかの賭けの対象にされていた事が分かり、皆に会わせる顔がないと遂には自殺未遂騒ぎを起こし、退職を選ぶ迄が描かれた今回。 馬場は優し過ぎて自衛隊には向いてないかもしれないと桜間が宙に話す振りが有ったので、その時は殉職が頭を掠めたのだが、葵が馬場のトランペットの練習場所迄押し掛けて来たのを見て、あっ、この図々しい女に騙されるパターンなんだなとは直ぐにピンと来たけど、それが自殺未遂に迄繋がるとは思ってもみなかった。矢作穂香が実はスッゴいクズ女だった葵を好演していたので、より馬場のショックが増幅されて伝わって来て、その部分については上手く描けていたと思う。 ただ桜間が見せる宙への嫉妬心や、馬場の隊員としての評価を宙に話してしまうシーンについては、キャリアなのにその設定は如何なものかと思ってしまう。 馬場も辞めてしまい、もう観るモチベーションも駄々下がりなのだが、後1回なので最後迄観る事にする。 脚本=本田隆朗 演出=根元和政

No.395 22/09/01 00:02
匿名さん0 

>> 381 【2022夏ドラマ】 「ユニコーンに乗って」8話まで終了。 海斗が裏切っていなかった(永瀬に聞かれるままにスタポニの技術的な事を… 【2022夏ドラマ】

「ユニコーンに乗って」9話まで終了。

まあねえ、スタートアップのお仕事ドラマと銘打ちながら、いつ迄経ってもスタポニキャンパスのさわりすら見せてくれない、見せてくれるのは利用者のコメントだけって、これではリアルが感じられずドリームのままなんだよなあ…って、社名かッ!

基本の仕事の描写が極薄だから、佐奈が早智からのM&Aを受けるかどうか、それに被せて功が父親の会社である大企業ならではの弱点に気付き、それを補う役割を担いたいとドリポニを辞める決心をするという大事な局面を描いているのに、ずっと平板で全く盛り上がらず“だから毎回恋バナで味変するしかなかったのか”と、妙な納得をした次第(苦笑)

小鳥が早智に自分の会社を売った時の心情を質問していたけど、地銀の支店長をしていた小鳥には、取引先が買収をした、されたという経験や、そういう経営者の話を聞くという経験が全く無かったのかね。

それでも早智の話を聞いた上でも、特に佐奈にアドバイスをするでもなく、本人が考えて調べて決断するのを待っていた(と取れる)小鳥の態度は、今回の話の中では一番納得が出来たかな。

スタートアップの事は取材もしているだろうけど、それがドラマにきちんと落とし込めていない、上っ面だけ撫でているみたいなのが残念だ。

脚本=大北はるか 演出=青山貴洋

  • << 409 【2022夏ドラマ】 「ユニコーンに乗って」全10話終了。 今回は大企業の傘下に入り、知名度も格段に上がり忙しくなったのに、功を失ったままだからそれをカバーしようと働き過ぎて、佐奈が明らかに危なそうだったけど、小鳥が優しく、でも的を射た的確なアドバイスをして、佐奈を心の迷子から救い出してあげて事なきを得て、流石コトリンって感心していたら、そこから佐奈は心のスイッチが恋愛モードに切り替わり、あらま極端ねえと思う位の猪突猛進、功の方が佐奈の気持ちを測り兼ねて若干のすれ違いからの、功の母校での佐奈の講演会からの、あの思い出の部屋での佐奈からの告白と功からの熱烈なハグで、遠回りしていた二人の恋は成就という展開で、恋バナがメインだと安定するし腹も立たないという事が証明された様な最終回だった。 小鳥はサイバーモバイルのプロジェクトであるシチズンシップに、すったもんだの挙げ句に皆の後押しでギリギリで応募して合格、山形県の小学校で一年間ITの授業を受け持つという夢を叶える形となった。 そこに早智と息子が「来ちゃった」というのは、あららって感じだったけど。 ラスト、佐奈と功が恋人繋ぎで歩きながら、功が「晩御飯何か買って帰る?」佐奈が「そうだね…フフフ」で終わった。連ドラがフフフで終わるというのは結構洒落てるなあと。 脚本=大北はるか 演出=青山貴洋

No.394 22/08/30 22:05
匿名さん0 

>> 380 【2022夏ドラマ】 「魔法のリノベ」6話まで終了。 マドリスト=間取り図の好きな人という言葉を初めて知った今回。 最強のマド… 【2022夏ドラマ】

「魔法のリノベ」7話まで終了。

今回は小梅が弟の結婚式に出る為に3年振りに実家に帰ったら、祖父から父が引き継いだ実家を解体し、弟夫婦と住む二世帯住宅に建て直す話が進んでいて、小梅も打ち合わせに同席したら、動線の悪い3階建てだったので、自己中な父親を責め、庭を潰してでも2階建てにすべきと意見したら「3階建てはお母様の意見です」とスマイル住宅の担当者(磯辺=徳重聡)に言われてびっくり。

この先、夫が亡くなったら賃貸にする事迄見越していた妻に愕然とした夫は反省し、小梅と何故か押し掛けて来て居座っている竜之介に新たなプランを依頼、竜之介の提案で建て直さずリノベで、動線と居心地の良い家にする事で決着。(←売上が大幅に減ってスマイル住宅はがっくりよね)

リノベに繋げる為とはいえ竜之介が押し掛けて来る不自然。玄之介が好きなのにはっきりと竜之介を拒否しない、どっち付かずの小梅の不自然。一番不自然だったのは、玄之介以外のマルフクメンバーが、小梅の実家に押し掛けて来た事。
そして気持ち悪い有川。

毎回書いてるけどリノベ部分は面白いのに、他がホントに足を引っ張ってて残念。

※波瑠と徳重聡が初めて顔を合わせた時に、一瞬見詰め合って少し溜めた演出には笑った。(←愛しい嘘を観てた人は皆笑った筈)

脚本=上田誠 演出=瑠東東一郎

  • << 408 【2022夏ドラマ】 「魔法のリノベ」8話まで終了。 今回は小梅が実家で過ごしていた時間に、まるふく工務店では何が起きていたのかが描かれて、前回の感想で書いた“不自然だと思った事”の答え合わせがされた様な感じだった。 只ねえ、竜之介がバーの京子から自分が取って来た仕事だから、打ち合わせも小梅と一緒に自分が行くと押し切ったはいいが、小梅の休暇が延びて玄之介と組む事になり、グイグイ話を進める竜之介を玄之介が注意した事から喧嘩になり、仕事を放り投げて小梅に会いに行っちゃった竜之介というのは、えっ、こんなキャラだったの?って、今迄の有能でクールな感じとのあまりの落差にびっくりだった。 小梅の実家リノベで有能さは発揮していたから、カバーしている様には見えたけど、でも京子さんの依頼を放り投げた事実は消えないんで。 恋の四角関係については、ミコトが意外にあっさり敗北を認めて、竜之介も道連れにして身を引きそうなので、ゴチャゴチャは観たくなかったから良かった。 そして、やっと素直な気持ちを確認し合って、手を繋ぐ所迄は進展した小梅と玄之介。脛に傷を持つ二人だからこその、慎重な言い回しで確認し合う所が可愛かったし、結構グッと来た。 で、次回は有川の件に突入して、小梅のまるふく退職騒ぎが? ※今回は三人目の演出家で、癖を抑えていた分?私には観やすかった。 脚本=上田誠 演出=片山雄一

No.393 22/08/30 18:03
匿名さん0 

>> 379 【2022夏ドラマ】 「競争の番人」7話まで終了。 今回はずっと影が薄かった白熊(杏)をフィーチャーする為に、どうしても目立って… 【2022夏ドラマ】

「競争の番人」8話まで終了。

今回は入札談合、その中でも官製談合の話で、本庄が四国支所で談合を調べていた15年前の回想から始まり、小さな建設会社を営み、資金繰りがショートしそうで背に腹はかえられなかった小勝負の父は、仕方なく談合に参加、その間も倒産する小さな建設会社が有り、まとめ役のラクター建設の木下に「他所にも仕事を回して貰えないか」と頼む小勝負父だが、聞き入れられる筈もなく、「息子の前で胸を張っていたい」との理由で本庄に談合に参加していた事を証言、しかし一気に仕事の閉め出しや資材の供給停止が行われ、小勝負父は本庄に「談合を裏で取りまとめているのは、四国地方整備局長の藤堂だ」と電話で伝えて、そのまま飛び降り自殺をしてしまう。

今回は官製談合がどう行われ、それがどういう影響を及ぼすのかがしっかり伝わって来て、それに対してまたもや無力な公取の無念が描かれ、それを背負って生きて来た本庄の前に、意図を持って公取に就職した小勝負の息子が現れた。

小勝負は本庄が藤堂に魂を売ったと思っているが、自死直前の電話を受けた本庄が公取を裏切れる筈がないと思う。
でも彼を庇って刺されてしまったから、今迄の“潜り作戦”は水の泡になってしまったな。

公取ドラマとして今回が一番面白かった。
ここからどう収めて行くのかだなあ。

脚本=丑尾健太郎、蓼内健太 演出=野田悠介

  • << 407 【2022夏ドラマ】 「競争の番人」9話まで終了。 今回は公取の仕事や悲哀からはまた遠退いてしまい、小勝負の個人的な復讐物語の色が濃くなってしまったが、父の仇である藤堂にも、何か悲願の法案を通す事に執念を燃やしている事や、“競争こそ悪”“弱い者は排除する”等の考え方に含みを持たせ、演じているのが小日向文世なので、単純な復讐話では終わらないだろうなという期待感は持てる。 今回、藤堂の疎遠になっている娘・環(前田亜季)が出て来て、疎遠になった理由が、娘から見て亡き母に関する事で父に許せない事が有ったと思われ、妻の死は藤堂の考え方や生き方に大きく影響を及ぼす様な出来事だったのかなとも思えるし、環の存在が小勝負の復讐劇の鍵になるのかもしれない。 そこにどう公取ダイロクを絡めて行くのか、これは結構バランスが難しいかもしれない。 本来は地道なブツ読みが最大の武器である公取では、ドラマとして大きなカタルシスを生み出す事は難しいので、復讐の為にわざわざ公取に就職した男の話をくっ付けたのかなとは思うのだが、自分としてはもっと公取の、身近な案件に地道な作業でこんな風に貢献しているんてすよ、みたいなドラマが観たかったなという気持ちはどうしても拭えない。折角の初めての公取ドラマなのにね。 脚本=神田優 演出=相沢秀幸

No.392 22/08/28 22:52
匿名さん0 

>> 378 【2022夏ドラマ】 「オールドルーキー」8話まで終了。 ビクトリーと契約しているバレーボールのプロ選手・古川(田辺桃子)に、イ… 【2022夏ドラマ】

「オールドルーキー」9話まで終了。

会社で自分の思いを熱く言い合うのはいいけど、あっちでも泣いてこっちでも泣いてというのを見せられると、ちょっと違うのではと引いてしまう。

社員に手痛く裏切られた高柳の過去も知っている葛飾が、「新町くんは昔裏切った誰かとは違う、全然違う」と社長を説得するのも分かるけど、経営者の危機管理判断として麻生の契約を切った社長の気持ちも分かるし、それでも葛飾も含めていつものメンバーが新町に同調して、勤務時間を麻生の無実を証明する為に使うというのはどうなのよと思ってしまう。
まあ500万以上の経費はビクトリーが負担した様だから、社長も渋々認めていたのかもしれないが。

それでも会社に無断で麻生と弁護士の記者会見とクラファン立ち上げを設定し、その会見に勤務時間中に立ち会っていたのだから、これは服務規律違反で新町はクビを言い渡されても仕方ないのかなと思う。

次回10話が最終回なのはこの枠のいつものパターンだけど、1分たりとも拡大せずに通常枠で終わらせるというのは珍しい。
まあそれだけ視聴率も評判も、この枠にしては悪かったという事なのだろうか。

※麻生役のジャニの渡辺翔太はこのドラマで初めて観たけど、品の有る顔立ちで役者向きだと思うが、受け口で“さ行”の発音に難点が有るのが気になる。

脚本=福田靖 演出=木村ひさし

  • << 406 【2022夏ドラマ】 「オールドルーキー」全10話終了。 前回の新町は社長の注意と命令を無視して、社員としての行動を逸脱していたからクビは仕方無いと思ったが、今回の深沢と城が、新町に対する社長の方針に異を唱えただけで、私のやり方に反対なら辞めて貰うというのは職権乱用だし、社員何人の会社だか正確には分からないが、特に仕事が出来ると社長が評価していた深沢を急に切ってしまったら、担当アスリートも動揺するし会社にとっても大きな損失で、尚且つ社長が感情で人事を行った事を他の社員が見ており、それも会社にとってはマイナスに作用する。一言で言って有り得ない暴挙だ。 で、能力的に新町に伊垣の代理人は務まらないと決め付けていた高柳だが、結局は矢崎という新町が作った人脈が動いてくれて、日本代表としての新町のアドバイスも効いて、伊垣は試合で結果を出し移籍を勝ち取った。 そこからの高柳の「あのGMは私の友人で伊垣を推薦した」(←俺の手柄) 「新町君が私の昔の流儀を取り戻させてくれた」(←だから前回葛飾が忠告してくれたのに、聞く耳持たずだったよね) 挙げ句に新町に「ビクトリーに戻る選択肢を上げよう、深沢君と城君も一緒だ」(←どんな茶番だよ) という事で綾野剛はボロ泣きしてたけど、あまりの滅茶苦茶振りにすっかりシラケた最終回だった。 脚本=福田靖 演出=石井康晴

No.391 22/08/28 15:21
匿名さん0 

>> 377 【2022夏ドラマ】 「個人差あります」3話まで終了。 男に戻った晶に驚愕し一人でホテルを出て行ってしまった雪平。随分冷たいなあ… 【2022夏ドラマ】

「個人差あります」4話まで終了。

避け続ける雪平に、こんな軽い話題でもダメなのかと問い質す晶に対して、「子供が居るんだ、お前とはリスクが違うんだ」とキレる雪平。
真尋から「俺とやってみない?リバースしちゃったらもう一回やりゃあ…」と言われ「ふざけんなよ、こっちには妻が居るんだ!」と、気付けば雪平と同じ事を言ってる晶。

部長から飲みに誘われ「磯森と何か有った?」と聞かれた雪平の告白が衝撃的だった。女晶になってから仕事で冴えていて、追い越されるのではと焦っていた。(抱いて)肉体的に優位に立てば押さえ込めると思った。純粋に性欲だけだったらマシだった。男に戻ったアイツを見て気付いたと。
視点が変わっていい提案をする女晶を、嫉妬の様な目で見ていた雪平の記憶は有るのだが、まさかそんな気持ちも有りながら抱いていたなんて。

ずっと苑子を抱けなかった晶だが、家出をして来た弟の娘(のりちゃん)の面倒を二人で見た事で、子供のいる生活の良い面を実感したのか気持ちが高まり、遂に合体、気持ち良く目覚めた苑子は隣を見て驚愕、晶がリバースしていたのだ。
目覚めた晶が殆ど驚かなかった事から、苑子は最初のリバースのきっかけもセックスだったのではと気付き問い掛けるが、何も言わない晶。

リバースセックスに愛情は無関係なのか…な?

脚本=ひかわかよ 演出=紙谷楓

  • << 405 【2022夏ドラマ】 「個人差あります」5話まで終了。 家を出て行ってしまった苑子。 晶が再び女にリバースしても、1ミリも驚かない澤部長に逆に驚いてしまったのだが、それにはそれなりの理由が有った訳で。 女晶になった途端に気軽に話し掛ける雪平には、晶じゃなくても態度変わり過ぎって思うわ。 色々思いを巡らせた苑子は、出張した日が怪しいと思い、雪平を待ち伏せて「貴方ですよね、晶をたぶらかしたのは」とカマを掛けると思わず認めてしまう雪平。「僕自身混乱してるんです」 寂しい晶は今唯一本音で話せる真尋の所へ。簡単に「またやっちゃえばいい」とか言う、自分はやってもリバース出来なかった真尋と、「もう苑子を裏切りたくない」と言う晶。一見噛み合っていないけど、吐き出せる相手の居る幸せ。 そんな真尋に好きな女性が居る事が分かる。異性化の事は話していないという真尋に、晶は女同士のカップルだって沢山いるし、中身が男だと分かったら恋愛感情を持ってくれるかもしれないと話すが、あの状況での告白は簡単ではないよなあ。 悩む苑子に「気が合うかも」と菊原が紹介してくれたスミレは女装家。自分の趣味に気付いたのは40過ぎてから。お互いに偽名で正体は明かさずにお喋りを楽しむが、本当に気が合って再会を約束する二人。 帰宅したスミレがヅラを取り化粧を落とすと、何と澤部長だった! 脚本=ひかわかよ 演出=山内大典

No.390 22/08/28 14:45
匿名さん0 

>> 375 【2022夏ドラマ】 「雪女と蟹を食う」7話まで終了。 マリアの悲しい過去。妊娠して喜んでいるマリアに、既婚者らしい相手の男は封… 【2022夏ドラマ】

「雪女と蟹を食う」8話まで終了。

前回感想の訂正。まず彩女は巡とは寝ていなかった。北とは“自死”で共鳴し合えたから寝たけど巡とは…という事なのだろうか。
そしてマリアの子供だが、助けたのがカトリックの神父なので、中絶はさせないだろうと思い産んだのかなと書いたのだが、今回マリア自身が中絶をして罪悪感に苦しみ何度も死のうと思ったが、この子がいた事を私が一生覚えていなければと思い直した、私はこの子に生かされているとコタロウに告白していたので、どのタイミングでかは分からないが堕胎していた事が分かった。

コタロウも過去をマリアに話し、マリアはコタロウの過去はどうでもいい、ここで一緒に暮らそうと説得するが、一緒に死のうと連れ出した彼女を一人で死なせる訳には行かない、「俺は絶対に死なない、絶対彼女を止める、そう思ったのは君が生き甲斐という物を教えてくれたから」
丘の上の教会でこの本を貰ったと「斜陽」を渡し、「ずっと北さんという人を待っていた、ほら早く行ってあげて」
見送りながら慟哭し崩れ落ちるマリア。この部分だけサイレントにした演出が、よりマリアの哀しみを濃く伝え、涙無しには観られなかった。

太宰の「斜陽」の題材は太田静子(愛人)の日記だとマリアに話した彩女。もしかして彩女が日記を書いている理由はそれなのかな?

脚本=灯敦生 演出=内田英治

  • << 404 【2022夏ドラマ】 「雪女と蟹を食う」9話まで終了。 一騎が巡に聞かせた話として明らかにされた雪枝夫妻の壮絶な過去。 高校生の彩女は教師である一騎の文才に惚れ込み、彼が教師を辞めて作家一本に絞る為に東京に行くと告げると、私も連れて行ってと頼み二人は結婚した。だが中々芽が出ない一騎は貯金も底を尽き、次が駄目なら働き口を探すと告げると、彩女は「お金は何とかします」と言って一ヶ月程居なくなり、500万円程を持ち帰ると日記を一騎に渡し、「どこで何をしていたかはこの日記に書いてあります。この日記を使って芥川賞を取って、必ず」と告げる。それを元に書き上げたのが、ベストセラーとなった「蝉時雨」だった。 彩女の人生の目的は、今や一騎に芥川賞を取らせる事だけになっている様に見える。それは一騎にとってはとんでもない圧力であり、彩女からその身を遠ざける最大の理由になっている様に見える。 果たして彩女は男としての一騎に、心底惚れた事が有るのだろうか。自分の文才では到底叶わない芥川賞を、自分のサポートで彼に取らせる、最初からその一心だけだったのではと言ったら言い過ぎなのかもしれないが。 そして今度は自死への道程と心境を日記に綴り、彼に残すつもりなのだろう。この決意を北が変えるのは容易ではないと思うが、それでも生きたいと思える様になった北には止めて貰いたい。 脚本=まなべゆきこ 演出=柴田啓佑

No.389 22/08/27 22:55
匿名さん0 

>> 374 【2022夏ドラマ】 「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」6話まで終了。 今回は不動産屋が所有する分譲マンションの部屋を借り… 【2022夏ドラマ】

「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」7話まで終了。

今回はキッチンカーのサイドミラーを壊された在日外国人から損害賠償請求を依頼され、ドラレコ映像を元にまず犯人捜しから始めていたら、配った羽男の名刺を見た少女・ひな(片岡凜)から「助けて」という電話が入り、その子の親友・美冬(小林星蘭)の継父(野間口徹)のDV問題が浮上、ひなから継父を捕まえて欲しいと頼まれるが、美冬は意識不明で確たる証拠が無ければ推定無罪となるから無理だと説明、時には本物の悪人も守られてしまうのだと言うと、ひなは「何それ」。
お金が無くなると“売り”をやっているので警察には相談出来ないというひなを、取り敢えず自宅に連れ帰った石子達の、“お金にはならないがやらなければいけない案件”の調査が始まる。

今回、石子が何故司法試験に落ち続けるのかの理由が明かされた。初めての試験の時に目の前で、歩きスマホの若い女性が車に轢かれ、その年は勿論、毎回試験になると事故がフラッシュバックしてという辛い話だった。ぶつかったリアルっぽい音を聞かせる演出がえげつなかったが、あれで石子の苦悩が端的に伝わって来た。

美冬の件は総動員で証拠を揃え、意識を取り戻した美冬が告訴を決意した事で起訴に持ち込めそうだが、今度は大庭がマルナカの社長と御子神の悪事に利用されそうで心配。

脚本=西田征史 演出=塚原あゆ子

  • << 402 【2022夏ドラマ】 「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」8話まで終了。 今回はグルメサイトに掲載される事の弊害がテーマ。 隠れ家的な創作料理の店として営業して来たのに“うまレポ”に無断で掲載され新規客が押し掛け、従来のスタイルが維持出来なくなったから削除要請をしたが拒否された。そこで削除と損害賠償を求めて訴えたいという話。 裁判は法律で責めた丹澤に対して、情で訴え世論を味方にした羽男が、世論を気にする“うまレポ”の社長の譲歩を引き出して羽男の勝ち。 その過程で店主の香川(梶原善)と息子夫婦が折り合いが悪いらしいという話で、息子の視点だと父親は採算を度外視した顧客サービスで赤字経営、母親は苦労の末に亡くなったという事で、石子は自分の両親の関係をそこに重ねてしまったのだが、香川視点だと、商社マンとして働き過ぎだった自分を心配して、辞めて好きな料理の店をやれば?働き過ぎない様に隠れ家的にすれば?と言ったのは妻の方だった、だから亡くなっても言われた事を守っている、それを聞いて石子の父親に対する心境にも少し変化が。(石子が父にタメ口で話せる様になったのはちょっと感動的だった) 子供が見ている両親の関係性というのは、全部ではないという事よね。 そしていきなりの大庭が放火容疑で逮捕って…、○○商法とかに巻き込まれるんじゃないのか? 脚本=西田征史 演出=山本剛義

No.388 22/08/27 18:06
匿名さん0 

>> 281 【2022夏ドラマ】 「復讐の未亡人」(TX)脚本=的場友見 他 出演=松本若菜、桐山漣、淵上泰史、足立梨花、小西桜子、森永悠希、前川… 【2022夏ドラマ】

「復讐の未亡人」全8話終了。

会社の人間として密が復讐を果たしたのは計5人で、途中で母親に虐待をされ自殺しようとしていた少女(小学生)を自宅に連れ帰る話が挟まれ、似た様な境遇だった密の少女時代の話に転換、優吾と陽史は密の従兄弟(母親同士が姉妹)と分かり、可愛い密を目当てに毒母と再婚し、密に性的虐待をしている男を何とかしないとと思った陽史が、学校の理科室から盗んで来た薬剤を密に渡し、毒入りワインを飲んだ男は倒れ、陽史と逃げようとしたら毒母に気付かれたので、残りの薬を母に掛け火を付けて逃げたという過去が明かされた。

陽史はこの頃からずっと密が好きだった様だが、密の心には優吾しか居ない事を知っており、密と二人だけの秘密を持ち、蜜の不安を取り除いてあげる事で満足しようと自分に言い聞かせている様にも見えた。
いい男が尽くすに値するだけの、圧倒的な美貌の持ち主である松本若菜が密を演じているので、それなりに説得力は有った。

社員への復讐を終え、自分を好きだと言ってくれる斎藤(桐山漣)に優吾の写真の前で抱かれて、黙って自殺した夫に“復讐”するラストはちょっぴり洒落ていた。

※腰から上の背中の肌の白さ、日本人離れした鼻の形、目、頭身バランス等を鑑みると、半分なり1/4なりで外国(白人系)の血が入っているのかなと思わせる松本さんの美貌

脚本=的場友見 演出=井樫彩

No.387 22/08/27 16:47
匿名さん0 

>> 373 (続き) だから成海の心情が、頭ではなく心に伝わって来た、そんな感じだった。 成海から「貴女、私の中に感情を見付けたいのよ。そう有る… 【2022夏ドラマ】

「オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜」8話まで終了。

今回、取り調べを受けた戸田大和(濱田龍臣←体を絞って欲しい)の事件は、直ぐに示談が成立したのだが、彼の目からは怒りの色が出ていて…から始まった話は、彼の父親(家長=水澤紳吾)が15年前の心野家事件と同日に発生した鴨居夫妻殺人事件の容疑者で逃亡中という事が分かり、その後死体が発見され事件直後に殺されていた事が判明する。
家長が営んでいた喫茶店の常連客・庭木由香子(山田キヌヲ)は、事件の時間帯に店で家長に夫の件で相談事をしていたが、DV夫の暴力が怖くて警察に証言をしなかった。また自分より少し前に常連客が居たので、彼が証言してくれる事に期待もしていた。その客が綿貫猛司(こがけん=心野家殺人事件の容疑者で自殺)と分かり、それが事実ならその時間帯に綿貫が心野家で殺人を犯すのは不可能でアリバイが成立する…という流れで、いよいよ縦軸が表に出て来る様だ。

雲川は風早に横流しをしていたのは小野寺とお前の父親だと告げる。当時それを心野父に知られて小野寺に手を下させ、綿貫を身代り犯に仕立てて自殺を装い殺したのなら辻褄は合うのだが(横流しが雲川でも成立はする)。綿貫のアリバイが成立すれば真犯人の目論見は崩れる。

心野への関わり方からすると、平安の方が真っ黒なのだが。

脚本=三浦駿斗 演出=林雅貴

  • << 401 【2022夏ドラマ】 「オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜」9話まで終了。 前回、雲川の台詞で薬物横流しをしていたのは「小野寺ともう一人、それは平安次長だ」と言ってたので、平安がラスボスなのかと思っていたら、横流しも、口封じの心野家殺人も小野寺の犯行で、それを知った当時の平安署長は、警察の威信を守る為に小野寺の事は隠蔽し、綿貫の犯行にすげ替えた事が明かされた。雲川の台詞は何だったの?平安の口を割らせるのは風早にしか出来ないから、わざとミスリードして発奮させたかった? 平安は隠蔽というか犯人隠避だよね、これ。でも調べたら犯人隠避の時効は3年みたいだから、逮捕されず辞職だけで済むのか。 驚いたのが、心野はずっと平安の目から罪悪感の色が出ているのを知っていた事。ただそれが何に対してなのか迄は分からないし、疑ってもいなかったという事なのだろう。だから真相が分かっても、平安を責める事はしなかった心野。 で、小野寺逮捕に向けて動き出そうとした時に、自ら出頭して来た小野寺。アイスを食いながらふてぶてしく。 心野の疑問、口封じ殺人であんな真っ黒の感情になるものなのか?果たしてそこには平安も知らない事情が隠されているのか? これでラスボスが甲本医師だったら、心野は暫く立ち直れないからやめてあげて! 脚本=三浦駿斗、脚本協力=橋本夏 演出=中茎強

No.386 22/08/27 15:13
匿名さん0 

>> 371 【2022夏ドラマ】 「純愛ディソナンス」6話まで終了。 前回感想の愛菜美の心情分析はほぼほぼ合っていた様だが、今回の“路加が正… 【2022夏ドラマ】

「純愛ディソナンス」7話まで終了。

愛菜美が何故あの様な性格に育ったのか、父親にスポイルされ続けていたからなのだと思っていたら、これ迄伏せられていた母親の事が出て来てストンと腑に落ちた。
夫の背後に連なっている愛人達の存在に苦しんでいた母親は、娘に地味にしている事を強要し続けた。どんどん綺麗に成長して行く娘にさえ嫉妬をしていたのかもしれない。両親に普通の娘として普通に愛された記憶が無い女は、正樹を好きになってもどう愛したらいいのかが分からなかった。
正樹は「俺を愛してる自分が好きなだけなんだよ」と愛菜美を責めたが、“違う、そうじゃない”愛菜美は普通を経験して来なかったから、普通の愛情表現が出来ないだけで、正樹は愛菜美にとって決してトロフィーハズバンドでは無かったのだ。

社長から路加への報復を命じられた正樹は、路加のウィークポイントは別れた家族だと踏んで、それをネタに路加を脅して社長が満足する結果を出した。「離婚して会社も辞める」と社長に告げるが、許される訳もなく…。

正樹は冴と小坂の墓前で偶然会い、“あの頃”に戻って話をし、気持ちを確かめ合い海辺で初めてのキスを交わす。
これで完全にお互いがお互いのウィークポイントになった。

愛菜美のウィークポイントも正樹の筈なので、最後は彼を庇い…みたいになるのかなと想像してみる。

脚本=武井彩 演出=木村真人

  • << 400 【2022夏ドラマ】 「純愛ディソナンス」8話まで終了。 離婚届と辞表、受け取れるのはどちらか一つだと言われた正樹は、愛菜美の方が大事だからと離婚届を選ぶ。「大事な人だからもう嘘はつけない」と。 愛菜美との離婚は5年後で、その間に子供を作って貰うと言い出した父親にキレたのは愛菜美の方で、ワインをぶっかけ「人の事を何だと思ってるの!貴方がそんなだから私はこんなになったのよ!もう思い通りにはさせない」と、指輪を外し離婚届にサインをし正樹に「これで貴方は自由よ」と言って出て行く。(←離婚届は愛菜美が持って行ったけど出したのかな) 一方のシェアハウスでは、浮かれ気分の冴を見て晴翔が何やら裏で動き始める。 何話か前から当たり障りの無い子として仕込んでいたのが凄い。晴翔に囁かれた慎太郎はそれが引き金となって、正樹が働く予定だったピアノ教室の壁に最低の落書きをして、開業出来なくさせてしまう。 正樹と冴の恋が成就した途端に、今度は彼らが人を傷付ける側になり、そこに説得力が有るのは、ここまで愛菜美と慎太郎の心情を丁寧に描いて来たからだと思う。 一筋縄では行かないきちんと組み立てられた、4人で書いてる脚本が素晴らしい(企画の高田舞さんの功績かな?) ※以前、静に冴の居場所をメールしたのも晴翔だったのかも。直接は手を下さずに正樹と冴を壊そうとしてるね。 脚本=大林利江子 演出=土方政人

No.385 22/08/26 21:26
匿名さん0 

>> 370 【2022夏ドラマ】 「六本木クラス」7話まで終了。 新は長屋とのいたちごっこを避ける為に、長屋の株を売った金でビルを買い取り、… 【2022夏ドラマ】

「六本木クラス」8話まで終了。

予想通り葵は寝返る振りをして、龍河にひき逃げ事件の真相(俺は確かにアイツの父親を轢いた以下省略)をベラベラ喋らせ録音、本来なら頭のいい葵が録音したからなんてわざわざ教えない筈だけど、まあ新が助けに来て、葵が暴力は止めてと新を必死に止めて、龍河が警察に連行された後に新が葵に、「本当にありがとう」と言って抱き締めるシーンをどうしても入れたかったからなんだろうね。

新達は長屋の解任決議迄後一歩の所迄は行くのだけど、百戦錬磨の長屋は一枚上手で、相川のスパイだと分かっている秘書に偽情報を聞かせて新達を油断させ、見事な逆転勝利。
父親の記者会見で自分が切り捨てられた事を知った龍河が、駆け付けて父親を見るけど、その表情から気持ちを察し、マスコミに自分の罪を認めるシーンは、バカ息子だけどそこ迄バカでは無かったのかという意外性と、香川照之と早乙女太一の過剰にならないギリギリの線を突いた表現力で魅せるシーンとなり、強く印象に残った。

松下は隠蔽して新を苦しめていた事を娘の未玖に告白し、自首すると話すがショックを受けた未玖はいなくなり、訪ねて来た新や相川も捜す事に。小学生が稲森いずみを「お姉さん」と呼ぶのは違和感が有るが、「勇気の有る人しか責任は取れないのよ」と言って聞かせたシーンは、結構グッと来た。

脚本=徳尾浩司 演出=田村直己

  • << 399 【2022夏ドラマ】 「六本木クラス」9話まで終了。 以前に長屋の株価が暴落した時に、生姜味噌唐揚げを開発してV字回復させたのは今の会長ではなくて新の父だった、一介の社員より社長が開発したという方がストーリー性が有るからそうしたという相川の打ち明け話は、長屋を引き継ぐのは救世主だった宮部部長の息子である新であるべきだという前振りなのかしら? 龍二は長屋の血筋とは思えない位、ずっといい子だったのに、片想いが拗れると兄貴の龍河と同じ様な悪あがきをしちゃうんだな、血は争えないのかなとちょっとがっかり。 新もなあ、鈍感もあそこ迄行くと表彰物だけど(笑) バモスという遊びで指名されて「キスはした事がない」と答えた新。まあ、青春時代は刑務所、出所したら直ぐにマグロ漁船だったから、女性とお付き合いとかは無かっただろうし、優香一筋だからな。 あの時屋上で寝ている新にキスした葵は、あれが新のファーストキスだったと知って密かに喜ぶが、悪あがきの龍二のせいで新を好きな事をばらされ、女として見た事はないと言われた葵は店を飛び出し、追って来た新に「一言でいいんです。私じゃ絶対にダメですか?」「好きになるな」←微妙な言い方をする新に、観てるこっちがイラッ。 このドラマの平手友梨奈の存在感は、抜きん出てるな。 あっ、龍河は懲役6年ね。 脚本=徳尾浩司 演出=本間美由紀

No.384 22/08/25 14:56
匿名さん0 

>> 369 【2022夏ドラマ】 「テッパチ」7話まで終了。 第二部の出演=町田啓太、佐野勇斗、白石麻衣、工藤阿須加、桐山漣、久保田悠来、結… 【2022夏ドラマ】

「テッパチ」8話まで終了。

今回は35才で士長から3曹への昇任試験にまだ受からない金子(桐山漣)が上から覚悟を問われ、次でダメなら辞めると告げたので、班の全員で受からせるべくバックアップ、宙も模擬試験として受ける様に桜間から命令され一緒に勉強を開始、途中で自分は金子を発奮させる為のかませ犬なんだと気付いた宙だったが、桜間の意図は別に有ったという話。

金子は半分諦めムードで投げやりだったが、別れた妻が娘を連れて訪ねて来てくれた事で、復縁も有るかもと俄然やる気を出し見事合格(妻が再婚の報告をしたかったのは、何となく分かったけど)。
宙も合格ラインに達していたが、桜間は自衛官としての適性を見ていたと言い、熱くなると冷静な判断が下せなくなるのは決定的な欠点だと告げる。

まあ元々がラグビーで挫折してからは、喧嘩っ早いチンピラ一歩手前みたいなあんちゃんだった訳だから、訓練でだいぶ矯正は出来たとは言え、性分はそんなに簡単には直らないからね。予告でも出ていたけど、やっぱりラグビーで失った物はラグビーで取り返すしか無いのでは?

今回はこのドラマ初の脚本家で、極々オーソドックスな流れに終始していたものの、その分逆に観やすかった。(桜間にデレるシーンも無かったし、これでいいのよ)

脚本=諸橋隼人 演出=根本和政

  • << 396 【2022夏ドラマ】 「テッパチ」9話まで終了。 日々の訓練シーンが全く出て来なくて、それで“疲弊して”(by大木)女っ気が無いと言われても、説得力が無いのだが。 今回は“風間の謎”的な話だったけど、少なくとも大木に秘匿する程の事でも無いし、紛らわしい態度を取ってでも本心を隠したいという風間の心理が全く理解出来なかった。 それぞれの休日の過ごし方を羅列しただけに見える脚本の捻りの無さに呆れた。 ※白石麻衣の、えっ!?そこで区切るの?という謎の台詞回しにも辟易 脚本=関えり香 演出=北坊信一

No.383 22/08/25 13:58
匿名さん0 

>> 368 【2022夏ドラマ】 「家庭教師のトラコ」5話まで終了。 前々回で家庭教師のトラコは子供相手を一巡して、前回からは主目的なのであ… 【2022夏ドラマ】

「家庭教師のトラコ」6話まで終了。

~人は愛で動くのか、お金で動くのか~

今迄で一番酷いトラコの仕掛けで、色々書こうと思ったらダメ出しばかりになりそうなので自重しておく。
サブタイトルの部分で里美(鈴木保奈美)の夫・利明(矢島健一)は、守るべきものとして、転けて体が飛んだ里美より一本300万円のワインを選び、息子の守は母親を守るべく突進した(結果としては間に合わなかったけど、直ぐに助け起こした)。結論はこのシーンに凝縮されていて、そこだけは良かった。

気になった事を一つ。前にも書いたのだがHPの相関図では守は里美の連れ子となっているから、里美が他の男との間に産んだ子と思っていたのだが、今回、利明の長男は守を父の隠し子と表現し、里美は「先妻が亡くなったら私を直ぐに籍に入れてくれて、守も認知してくれた」とトラコに言っていた。普通自分の子でなければ認知は出来ない筈だから、HPには利明の実子と書くべきだったのでは?

毎回の様にトラコに関する福多の思わせ振りな台詞が有って、でも肝心な点は隠し通してもう6話。やっと次回から秘密の一端は見られそうなのだが、この枠は大体全10話なので恐らく残り4話、肝心な話はまだ引っ張りそうだよなあ。

脚本=遊川和彦 演出=岩本仁志

  • << 398 【2022夏ドラマ】 「家庭教師のトラコ」7話まで終了。 トラコが何故家庭教師を選び、続けて来たのかが描かれた今回。 世の中の不条理・不公平を変えたい「私が正しくお金を使う世界を作ってやる」 親の経済力による教育格差を無くしたい、一人親でも普通に子供を育てられる様にしたい、要するに完璧な福祉を実現したいって事よね。 その為の第一歩として、家庭教師で強力な人脈のネットワークを作れば力になる(だからバラバラな職業の親を選択していた)という事らしい。 お金は防衛費をゼロにして捻出し、世界の国と仲良くする事を考えろとか極論を吐いていたけど、永世中立国のスイスだって毎年結構な額の軍事費を計上している訳だから、極論は暴論でしかない。 あと“年収600万vs300万、どちらが幸せか”「無理して稼いでも人間は幸せにはならないから、300万の方がいい、どうかな?」「いいんじゃない?」これこそ暴論。 300万だって楽したり責任の無い立場で働いている人ばかりではない。同じ無理をして働くなら600万の方が、その後の選択肢が増える可能性が高いから、そっちの方が幸せとも言える。まっ、多角的にものは見ろって教えだとは思うけどね。 思う所は有るけど、前回迄よりは次への視聴意欲が上がったのは確かだから、まあ良かったのかな。 脚本=遊川和彦 演出=伊藤彰記

No.382 22/08/24 18:27
匿名さん0 

>> 367 【2022夏ドラマ】 「プリズム」5話迄終了。 白石は性自認後、バレない様に上手く立ち回らなければという自分への縛りが有ったが、… 【2022夏ドラマ】

「プリズム」6話迄終了。

「実はずっと忘れられない人がいたけど、皐月と出会って忘れられた。その人は男性なんだ」と急に陸に言われたら、「そうなんだ」としか言い様が無いよなあ。

皐月は陸がバイだったとは告げずに、信爾に「父との関係で不安は無かったですか?」と相談、「ずっと疑って寂しかったけど今は全然。耕ちゃんの方が苦しいって気付いたから。もし不安になる事が有るなら、陸君に伝えなよ」

早速その人の事を陸に聞いてみる皐月。
「尊敬出来る人だったかな」「学生の時?」「うん」「自分がびっくりしてる事に一番びっくりしてる」と皐月。それは仕方ない。親の事と自分の相手の事とは、別次元の話だからね。
そして皐月は陸の相手が白石だと気付いてしまい、それに気付いた白石は自らの意思で事実を皐月に話す。「これが終わったら陸とは二度と会わない」と。「動揺しない訳ではない。堂々と好きな人と付き合える事を、羨ましく思う事もある」と。

陸はこれを本当の結婚にしたいと皐月に告げるが、複雑そうな表情の皐月を見てると、そう簡単には決められないよなと思う。

信爾が皐月の母に、耕太郎の病院での様子を一言書いたハガキを毎日送り、彼女のわだかまりを解いていたのには驚いた。信爾の人間力が凄い。

脚本=ねじめ彩木 演出=金澤友也

  • << 397 【2022夏ドラマ】 「プリズム」7話迄終了。 両家の顔合わせ。 デリカシーの無い質問を重ねて来る陸の父親・朔治に耐えていた皐月だが、「子供は何人位欲しい?」には遂に本音をぶつけてしまう。「男女が結婚して子供を持つ事が普通ですか?私はそうは思いません」 朔治は皐月の父親・耕太郎がバイなのも知った上で「あの女は駄目だ、私の部下のお嬢さんと見合いしろ」。陸が断ると「融資は打ち切る」。資金がショートし陸の会社は畳むしかなくなる。 白石は朔治を訪ね融資の継続を要請、断られると「僕と貴方の願いは同じです」と、陸に対する愛情を強く感じさせる言葉を残して去って行く。 皐月には、二人が結婚すると聞いた時は「これで陸が世間から排除される事は無いんだな」と安心した事を語り、「まだ好きなんですか?」の問いには「俺の気持ちなんて関係有るのかな」 極めつけは、昔白石が朔治に宛てた手紙を父が陸に渡し、それを読んだ陸が涙し、合鍵で入って来た皐月が封筒を見て全てを察知してしまった事。 どれだけ愛が深いんだ。世間的には引き裂かれる様な関係だからこそ年上の白石は去って行き、陸が“普通に祝福される立場”になる事を強く望んでいた。 陸のあんな姿を見せられた皐月の心中を思うと言葉もない。 脚本=ねじめ彩木 演出=船谷純矢

No.381 22/08/24 17:42
匿名さん0 

>> 366 【2022夏ドラマ】 「ユニコーンに乗って」7話まで終了。 今回はこういう青春ドラマに有りがちな、“気分転換にみんなで何処かへ遊… 【2022夏ドラマ】

「ユニコーンに乗って」8話まで終了。

海斗が裏切っていなかった(永瀬に聞かれるままにスタポニの技術的な事を話し、永瀬がそれを録音していた)のは予想通りだったし、ミン・ソヌ=海斗って事も、早智が本当に優秀な経営者であるなら投資だけで済む筈がなく、買収を持ち掛けて来るのもまあ読めていたよね。

早智から教えられて海斗は裏切っていないと気付いたドリポニの面々。永瀬があっさり認めたのは意外だったけど、海斗を信じず傷付けたそっちが悪い的に佐奈達を責める堂々のすり替え理論。
佐奈達は居酒屋に居た海斗に直接謝罪するが、「戻る気も無いし今更仲間ヅラなんて有り得ません」と拒否。
ただ小鳥が海斗のアイコンがクラゲに変わっていた事から彼の本当の心情に気付き、佐奈達と海斗の間に立って、彼の復帰に黒子として尽力したという流れは良かったし、海斗の告白にはジーンとした。

小鳥の父親が登場したけど、あの件(くだり)は必要無かったよね。小鳥が急に早退してその後も連絡をくれないからって、その日の内に佐奈が自宅迄訪ねて行くのもわざとらしかったし。
そんな事よりは早智も称賛するスタポニの具体的な中身を、少しでもいいから見せて欲しい。功が言っていた(2フロアの)「上のスタッフ」の仕事振りも見てみたいわあ。

脚本=大北はるか 演出=竹村謙太郎

  • << 395 【2022夏ドラマ】 「ユニコーンに乗って」9話まで終了。 まあねえ、スタートアップのお仕事ドラマと銘打ちながら、いつ迄経ってもスタポニキャンパスのさわりすら見せてくれない、見せてくれるのは利用者のコメントだけって、これではリアルが感じられずドリームのままなんだよなあ…って、社名かッ! 基本の仕事の描写が極薄だから、佐奈が早智からのM&Aを受けるかどうか、それに被せて功が父親の会社である大企業ならではの弱点に気付き、それを補う役割を担いたいとドリポニを辞める決心をするという大事な局面を描いているのに、ずっと平板で全く盛り上がらず“だから毎回恋バナで味変するしかなかったのか”と、妙な納得をした次第(苦笑) 小鳥が早智に自分の会社を売った時の心情を質問していたけど、地銀の支店長をしていた小鳥には、取引先が買収をした、されたという経験や、そういう経営者の話を聞くという経験が全く無かったのかね。 それでも早智の話を聞いた上でも、特に佐奈にアドバイスをするでもなく、本人が考えて調べて決断するのを待っていた(と取れる)小鳥の態度は、今回の話の中では一番納得が出来たかな。 スタートアップの事は取材もしているだろうけど、それがドラマにきちんと落とし込めていない、上っ面だけ撫でているみたいなのが残念だ。 脚本=大北はるか 演出=青山貴洋

No.380 22/08/23 22:01
匿名さん0 

>> 365 【2022夏ドラマ】 「魔法のリノベ」5話まで終了。 実兄の妻と駆け落ちする位だから、常識が通用しない様な男なのだろうなとは想像… 【2022夏ドラマ】

「魔法のリノベ」6話まで終了。

マドリスト=間取り図の好きな人という言葉を初めて知った今回。
最強のマドリスト飯星靖子(真飛聖=適役で好演)から、予算310万円でのリノベを依頼されるマルフクだが、説明の必要が無い位知識が豊富で、流石の小梅も口が挟めない、だけどいざとなると中々選べない性格という飯星の設定がまず面白かったし、物件探しを依頼されていたのが寅之介で、寅之介がリノベ業者として飯星にマルフクを紹介したという形で絡んで来て、契約を成立させたいから独自案を出して選択肢を増やし、益々飯星を迷わせてしまい、仕事への取り組み方の違いでも反発し合う兄弟という流れも良かった。

それだけにミコト→玄之介、竜之介→小梅の恋模様を露骨に入れて来て、話の腰を折るのは勿体無いし本当に止めて欲しい。

恋バナは、玄之介と小梅はいい感じになるのかな?ならないのかな?程度でサラッと終わらせるだけでいいのに。

“リノベは魔法”の部分をもっと大事にして、依頼者を含めた仕事の話だけで満足させて欲しいと願うのは傲慢なのかね。

今度はずっと気持ち悪い有川VS蔵之介の話が始まるのかあ。何だかなあ。

脚本=上田誠 演出=本田隆一

  • << 394 【2022夏ドラマ】 「魔法のリノベ」7話まで終了。 今回は小梅が弟の結婚式に出る為に3年振りに実家に帰ったら、祖父から父が引き継いだ実家を解体し、弟夫婦と住む二世帯住宅に建て直す話が進んでいて、小梅も打ち合わせに同席したら、動線の悪い3階建てだったので、自己中な父親を責め、庭を潰してでも2階建てにすべきと意見したら「3階建てはお母様の意見です」とスマイル住宅の担当者(磯辺=徳重聡)に言われてびっくり。 この先、夫が亡くなったら賃貸にする事迄見越していた妻に愕然とした夫は反省し、小梅と何故か押し掛けて来て居座っている竜之介に新たなプランを依頼、竜之介の提案で建て直さずリノベで、動線と居心地の良い家にする事で決着。(←売上が大幅に減ってスマイル住宅はがっくりよね) リノベに繋げる為とはいえ竜之介が押し掛けて来る不自然。玄之介が好きなのにはっきりと竜之介を拒否しない、どっち付かずの小梅の不自然。一番不自然だったのは、玄之介以外のマルフクメンバーが、小梅の実家に押し掛けて来た事。 そして気持ち悪い有川。 毎回書いてるけどリノベ部分は面白いのに、他がホントに足を引っ張ってて残念。 ※波瑠と徳重聡が初めて顔を合わせた時に、一瞬見詰め合って少し溜めた演出には笑った。(←愛しい嘘を観てた人は皆笑った筈) 脚本=上田誠 演出=瑠東東一郎

No.379 22/08/23 21:25
匿名さん0 

>> 364 【2022夏ドラマ】 「競争の番人」6話まで終了。 6話にして初めての一話完結版、そこは評価したいけど、ドラマとして面白くしよう… 【2022夏ドラマ】

「競争の番人」7話まで終了。

今回はずっと影が薄かった白熊(杏)をフィーチャーする為に、どうしても目立ってしまう小勝負(坂口健太郎)を第一のヘルプに行かせて、白熊が一人で担当する案件で、キャップの風見がサポートするだけという、ただただ杏を目立たせる為に作られた様な話だった。

まあ一話完結で、勿体ぶったり捻ったりとかも無く、至って素直に作られていたので分かり易かったのは良かったと思うが…。

再販売価格維持(平たく言えばメーカーが小売りに売価を指定して、守らなければ卸さないと強要するヤツ)の疑いで立ち入り検査を始めたネット通販の会社だが、証拠のメールを見せると素直に認めたので、白熊は風見の了解を得て途中で検査を終了するが、今度は人気順位を操作して、オリジナルブランドが常に優位になる様にしていると告発が有り、白熊は一人で調べ始めるが、実際にこの手のIT案件を公取が扱うのは難しいらしく(台詞でも言わせていた)、結局白熊は聴取でデザイナーの良心に訴え掛けて落としはしたものの、彼女が会社を辞めただけで、肝心の通販会社がどうなったのかは分からず仕舞い。

何かそもそもの話にまた戻ってしまうけど、ブツ読みが最大の武器の公取をドラマにするのは、やはり無理が有ったのではとしか思えないなあ。

脚本=神田優、蓼内健太 演出=森脇智延

  • << 393 【2022夏ドラマ】 「競争の番人」8話まで終了。 今回は入札談合、その中でも官製談合の話で、本庄が四国支所で談合を調べていた15年前の回想から始まり、小さな建設会社を営み、資金繰りがショートしそうで背に腹はかえられなかった小勝負の父は、仕方なく談合に参加、その間も倒産する小さな建設会社が有り、まとめ役のラクター建設の木下に「他所にも仕事を回して貰えないか」と頼む小勝負父だが、聞き入れられる筈もなく、「息子の前で胸を張っていたい」との理由で本庄に談合に参加していた事を証言、しかし一気に仕事の閉め出しや資材の供給停止が行われ、小勝負父は本庄に「談合を裏で取りまとめているのは、四国地方整備局長の藤堂だ」と電話で伝えて、そのまま飛び降り自殺をしてしまう。 今回は官製談合がどう行われ、それがどういう影響を及ぼすのかがしっかり伝わって来て、それに対してまたもや無力な公取の無念が描かれ、それを背負って生きて来た本庄の前に、意図を持って公取に就職した小勝負の息子が現れた。 小勝負は本庄が藤堂に魂を売ったと思っているが、自死直前の電話を受けた本庄が公取を裏切れる筈がないと思う。 でも彼を庇って刺されてしまったから、今迄の“潜り作戦”は水の泡になってしまったな。 公取ドラマとして今回が一番面白かった。 ここからどう収めて行くのかだなあ。 脚本=丑尾健太郎、蓼内健太 演出=野田悠介

No.378 22/08/22 17:47
匿名さん0 

>> 363 【2022夏ドラマ】 「オールドルーキー」7話まで終了。 今回は車椅子テニスのパリパラリンピック代表候補選手・吉木(福山翔大)と… 【2022夏ドラマ】

「オールドルーキー」8話まで終了。

ビクトリーと契約しているバレーボールのプロ選手・古川(田辺桃子)に、イタリアリーグのチームからオファーが来るが、プロとして今のチームで優勝したいからと断られて、高柳社長は「有り得ない。説得しろ」と深沢に命令。「アスリートファーストがビクトリーの理念じゃないんですか?」と反論する深沢だが、社長に押し切られお目付け役で真崎(岡崎紗絵)迄付けられてしまう。

社長にとっては“アスリートファースト”は、勧誘する時のアスリート向けのお題目であって、社員がその理念に忠実になり過ぎて、アスリート優先で仕事が進まないのを許す訳には行かないのだ、経営者として。
今迄は自分の望み通りに働いてくれていた深沢が変わったのは、新町の影響を受けているからだと危惧し始めた社長は、考えを曲げない新町が自分と衝突し、アスリートを引き抜いて独立する危険性も有り得ると迄考えて、真崎にその見張りも命じていた。ここの攻防はお仕事ドラマとして悪くないなと思っている(それだけに“果奈子”で社長のキャラを崩壊させるのは、いい加減にして欲しい)。

で、古川の件は、“自分を再生してくれたコーチ(大谷亮平)が好きだから離れたくない”、という恋心が拒否した最大の理由だったという、ズッコケ案件だった。気持ちを確め合い移籍OKだとさ(笑)

脚本=福田靖 演出=木村ひさし

  • << 392 【2022夏ドラマ】 「オールドルーキー」9話まで終了。 会社で自分の思いを熱く言い合うのはいいけど、あっちでも泣いてこっちでも泣いてというのを見せられると、ちょっと違うのではと引いてしまう。 社員に手痛く裏切られた高柳の過去も知っている葛飾が、「新町くんは昔裏切った誰かとは違う、全然違う」と社長を説得するのも分かるけど、経営者の危機管理判断として麻生の契約を切った社長の気持ちも分かるし、それでも葛飾も含めていつものメンバーが新町に同調して、勤務時間を麻生の無実を証明する為に使うというのはどうなのよと思ってしまう。 まあ500万以上の経費はビクトリーが負担した様だから、社長も渋々認めていたのかもしれないが。 それでも会社に無断で麻生と弁護士の記者会見とクラファン立ち上げを設定し、その会見に勤務時間中に立ち会っていたのだから、これは服務規律違反で新町はクビを言い渡されても仕方ないのかなと思う。 次回10話が最終回なのはこの枠のいつものパターンだけど、1分たりとも拡大せずに通常枠で終わらせるというのは珍しい。 まあそれだけ視聴率も評判も、この枠にしては悪かったという事なのだろうか。 ※麻生役のジャニの渡辺翔太はこのドラマで初めて観たけど、品の有る顔立ちで役者向きだと思うが、受け口で“さ行”の発音に難点が有るのが気になる。 脚本=福田靖 演出=木村ひさし

No.377 22/08/21 16:46
匿名さん0 

>> 362 【2022夏ドラマ】 「個人差あります」2話まで終了。 なるほどねえ。 夏菜と新川優愛のダブル主演は分かるんだけど、何で白洲迅… 【2022夏ドラマ】

「個人差あります」3話まで終了。

男に戻った晶に驚愕し一人でホテルを出て行ってしまった雪平。随分冷たいなあと思ったら、程無くして戻って来て、店が開いてないからコンビニで買って来たと言って、男物のTシャツやスウェットパンツを晶に渡す。あんなに焦っていたのによく服の事迄気が回ったなって、こういう細やかな気遣いが出来るから、女性晶は雪平に好意を持っていたのだろうと思われる。
それなのに東京に戻ったら雪平は、会話もしない目も合わせてくれない位の変わり様で、何か変だなと感じた様な女性社員もいたし、もし“リバース”の実態とかがネットニュースになったりしたら、真っ先に晶と雪平は疑われそう。

真尋は想像通りの元男性で、中身はバリバリの男だからリバースしたくて仕方ない。晶がリバースしたのを見て騙して部屋に連れ込み、方法を教えて欲しいと迫る。この時の紺野彩夏の男演技が、ギャップが有って中々の物だった。

このドラマ、異性化がドンと前に出てしまいがちだが、実は一度女性になった晶の物の見方が変わり、いい意味で視野が広くなった事で色々な気付きも増えるという部分もきちんと描いていて、その辺りは評価しておきたいなと。

子供を作ろうと決めた二人だが、晶はまたリバースするのが怖くて躊躇ってしまう。さあどうなる?

脚本=ひかわかよ 演出=紙谷楓

  • << 391 【2022夏ドラマ】 「個人差あります」4話まで終了。 避け続ける雪平に、こんな軽い話題でもダメなのかと問い質す晶に対して、「子供が居るんだ、お前とはリスクが違うんだ」とキレる雪平。 真尋から「俺とやってみない?リバースしちゃったらもう一回やりゃあ…」と言われ「ふざけんなよ、こっちには妻が居るんだ!」と、気付けば雪平と同じ事を言ってる晶。 部長から飲みに誘われ「磯森と何か有った?」と聞かれた雪平の告白が衝撃的だった。女晶になってから仕事で冴えていて、追い越されるのではと焦っていた。(抱いて)肉体的に優位に立てば押さえ込めると思った。純粋に性欲だけだったらマシだった。男に戻ったアイツを見て気付いたと。 視点が変わっていい提案をする女晶を、嫉妬の様な目で見ていた雪平の記憶は有るのだが、まさかそんな気持ちも有りながら抱いていたなんて。 ずっと苑子を抱けなかった晶だが、家出をして来た弟の娘(のりちゃん)の面倒を二人で見た事で、子供のいる生活の良い面を実感したのか気持ちが高まり、遂に合体、気持ち良く目覚めた苑子は隣を見て驚愕、晶がリバースしていたのだ。 目覚めた晶が殆ど驚かなかった事から、苑子は最初のリバースのきっかけもセックスだったのではと気付き問い掛けるが、何も言わない晶。 リバースセックスに愛情は無関係なのか…な? 脚本=ひかわかよ 演出=紙谷楓

No.376 22/08/21 16:06
匿名さん0 

>> 361 【2022夏ドラマ】 「初恋の悪魔」5話まで終了。 このドラマに関しては気になった事を箇条書きスタイルで。 ・森園って何者… 【2022夏ドラマ】

「初恋の悪魔」6話まで終了。

今回も箇条書きスタイルで。

・星砂の過去と、朝陽に発砲された流れも分かった今回。

・星砂は15才で祖母が死んで家出をして、東京に行き記憶を無くしたと遥日に話し、別の星砂は16才でリサ(満島ひかり)と出会い助けて貰ったと鈴之介に話す。15~16才迄の間は誰として生きていたのか?

・別の星砂はリサに、お金を貸してくれる所として間宮製作所と書かれたメモを持たされ、そこ迄走るが疲れてしゃがみ込み記憶を無くして、次に記憶が戻ったのは7年後だった。一方で家出した星砂が記憶を取り戻した時には、手に間宮製作所と書かれた紙を持っていたが、知らない会社なので直ぐに捨てた。
それなのに間宮製作所の社長夫妻は、星砂の事を知っていて懐かしがっていた。
別の星砂の時に出入りしていたから?それならリサは口で「間宮製作所に行って!」と言えば済んだのでは?

・今回、鈴之介と心を通わせる別の星砂の印象と、ブランドバッグを買い込んだり、男に怪我をさせたりしていた星砂が蛇女と呼ぶ別人格の印象が、どうもピタリと重ならない様な感じがして。第三の人格の可能性も有るのかな。

・森園が冤罪を疑う中学生殺人事件と、リサが犯人とされる高校生殺人事件には多くの共通点が。証拠を捏造出来るのは警察の人間か?雪松がプンプン匂うのだが。

脚本=坂元裕二 演出=水田伸生

  • << 403 【2022夏ドラマ】 「初恋の悪魔」7話まで終了。 森園が拘り続けて来た“連続殺人事件”に新な事件が加わった。箇条書きにしてみると 塩澤潤 /死亡時15才/2017/8/21/夏川 吉永圭人/死亡時17才/2019/6/ 2/朧川 望月蓮 /死亡時20才/2022/8/21/羽鳥川 年齢と死亡時を見ると、彼らは同学年だった事が分かる。また塩澤と望月の死亡日が同日。この事と、ラストの雪松の発した言葉から想像すると、雪松の子供は上記3人にイジメに遭い、塩澤死亡以前の8/21に自殺をしたのではないだろうか。 6/2については、ラストの電話は雪松の一人芝居で、相手の響子(雪松の妻)は既に亡くなっていて、その自殺した日かなと思ったのだが、生きているのなら亡くなった子供の誕生日という事も考えられる。 心配なのは森園が雪松に殺られていないかどうか。 この件の想像はここ迄にして。 今回は星砂の解離性同一症を一番理解していた筈の遥日が、目の前に愛しい人が居るのにそれは“別の星砂”という状況に耐えられなくなり、彼女を「貴女はそこにいちゃいけない人」と責めて、「返して下さい、摘木さんを」と、乱れてしまうのが痛々しかった。 それを見越した様に、星砂の時に遥日に残した手紙が小洗の所に残っていて、読みながらボロ泣きする遥日に泣かされた。この手紙が支えになる事を祈る。 脚本=坂元裕二 演出=塚本連平

No.375 22/08/20 22:06
匿名さん0 

>> 360 【2022夏ドラマ】 「雪女と蟹を食う」6話まで終了。 立ち寄った教会で太宰治の「斜陽」をバッグから取り出し、高校時代の一騎との… 【2022夏ドラマ】

「雪女と蟹を食う」7話まで終了。

マリアの悲しい過去。妊娠して喜んでいるマリアに、既婚者らしい相手の男は封筒に入れた金を渡し、「ごめん」と言って去って行く。
その封筒を握り締め、うずくまっているマリアに手を差し伸べてくれたのが神父だった。
マリアは神父の助けを借りて産んだけど、何らかの理由でその子“ひかり”を死なせてしまったという事なのだろうか。

マリアは北が働かない事には寛容だが、「どうせ死ぬんだから」みたいな事を口走った時には、本気で腹を立てる。

そんなマリアが店で、夫との浮気を疑っている田辺の妻に襲われた。田辺からのLINEで危険を察知した北は店に走り、間一髪で間に合いタックルをするが、腕を刺され怯んだ隙に妻はマリアに突進し腹を刺す。でも持っていたバッグがマリアを守った。「ありがとう」と北に抱き付くマリア。

その夜、マリアから北を求め、受け身ながらも応じる北。いい女だし、惹かれ始めていたとしても不思議はないのだが。

一方の彩女は、夫の編集者の巡(淵上泰史)と会い、夫の様子やスケジュールを訊ねる。巡は編集者のくせに最近の一騎の作風を批判したり、彩女に言い寄ったり何か不思議な男で、その巡に求められてこちらも寝てしまう彩女の心理はよく分からない。

この先、二人の心中旅は変化して終わりを告げるのだろうか。

脚本=灯敦生 演出=松本優作

  • << 390 【2022夏ドラマ】 「雪女と蟹を食う」8話まで終了。 前回感想の訂正。まず彩女は巡とは寝ていなかった。北とは“自死”で共鳴し合えたから寝たけど巡とは…という事なのだろうか。 そしてマリアの子供だが、助けたのがカトリックの神父なので、中絶はさせないだろうと思い産んだのかなと書いたのだが、今回マリア自身が中絶をして罪悪感に苦しみ何度も死のうと思ったが、この子がいた事を私が一生覚えていなければと思い直した、私はこの子に生かされているとコタロウに告白していたので、どのタイミングでかは分からないが堕胎していた事が分かった。 コタロウも過去をマリアに話し、マリアはコタロウの過去はどうでもいい、ここで一緒に暮らそうと説得するが、一緒に死のうと連れ出した彼女を一人で死なせる訳には行かない、「俺は絶対に死なない、絶対彼女を止める、そう思ったのは君が生き甲斐という物を教えてくれたから」 丘の上の教会でこの本を貰ったと「斜陽」を渡し、「ずっと北さんという人を待っていた、ほら早く行ってあげて」 見送りながら慟哭し崩れ落ちるマリア。この部分だけサイレントにした演出が、よりマリアの哀しみを濃く伝え、涙無しには観られなかった。 太宰の「斜陽」の題材は太田静子(愛人)の日記だとマリアに話した彩女。もしかして彩女が日記を書いている理由はそれなのかな? 脚本=灯敦生 演出=内田英治

No.374 22/08/20 18:59
匿名さん0 

>> 359 【2022夏ドラマ】 「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」5話まで終了。 ここ迄の全5話の中では一番マチベンが扱いそうな話で… 【2022夏ドラマ】

「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」6話まで終了。

今回は不動産屋が所有する分譲マンションの部屋を借りた高梨(ウエンツ瑛士)からの依頼で、「その部屋は事故物件だから出て行った方がいい」という文書が投函され、それ以来妻は幻聴等具合が悪くなった、引っ越したいので不動産屋と交渉して欲しいという話。
いわゆる瑕疵物件で告知義務が有ったのでは?という話は、「正直不動産」「魔法のリノベ」でも扱っていたので、またかとは思ったのだが、不動産屋が一歩も引かないと見るや羽男は方針転換、投函した人物を特定して、そこから慰謝料を取ろうとしたが、その人物も高梨夫妻と同じ待機児童の保活問題を抱えていて、双子でポイントの高い高梨夫妻を追い出したかったという切実な動機だったので、高梨は慰謝料は貰わない宣言。

住民が持っていた高梨の前に二ヶ月だけ住んでいた男の画像。ここからは羽男のフォトグラフィックメモリーが威力を発揮して、不動産屋の卑怯なルームロンダリングが発覚、リフォームが原因の妻のハウスシック症候群も見付かり、今度は羽男が不動産屋を法律でボコボコにして要求の満額回答を引き出すという、このドラマらしい二転三転の面白い内容だった。
羽男と石子のバディ感マシマシだな。

石子は大庭と付き合う事になったけど、あれは恋ではないしなあ…。

脚本=西田征史 演出=山本剛義

  • << 389 【2022夏ドラマ】 「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」7話まで終了。 今回はキッチンカーのサイドミラーを壊された在日外国人から損害賠償請求を依頼され、ドラレコ映像を元にまず犯人捜しから始めていたら、配った羽男の名刺を見た少女・ひな(片岡凜)から「助けて」という電話が入り、その子の親友・美冬(小林星蘭)の継父(野間口徹)のDV問題が浮上、ひなから継父を捕まえて欲しいと頼まれるが、美冬は意識不明で確たる証拠が無ければ推定無罪となるから無理だと説明、時には本物の悪人も守られてしまうのだと言うと、ひなは「何それ」。 お金が無くなると“売り”をやっているので警察には相談出来ないというひなを、取り敢えず自宅に連れ帰った石子達の、“お金にはならないがやらなければいけない案件”の調査が始まる。 今回、石子が何故司法試験に落ち続けるのかの理由が明かされた。初めての試験の時に目の前で、歩きスマホの若い女性が車に轢かれ、その年は勿論、毎回試験になると事故がフラッシュバックしてという辛い話だった。ぶつかったリアルっぽい音を聞かせる演出がえげつなかったが、あれで石子の苦悩が端的に伝わって来た。 美冬の件は総動員で証拠を揃え、意識を取り戻した美冬が告訴を決意した事で起訴に持ち込めそうだが、今度は大庭がマルナカの社長と御子神の悪事に利用されそうで心配。 脚本=西田征史 演出=塚原あゆ子

No.373 22/08/20 18:15
匿名さん0 

>> 372 (続き)
だから成海の心情が、頭ではなく心に伝わって来た、そんな感じだった。

成海から「貴女、私の中に感情を見付けたいのよ。そう有るべきと思っているから。そうだとしたら、とても傲慢ね」と言われて、姉の事をその言葉に重ねて混乱してしまう心野を、「心野のやっている事は間違っていない」と言って、必死に支える風早の姿が印象的だった。
信頼し合えるいいバディになって来たのではないかな。

で、縦軸は平安が風早を「実はお前に調べて欲しかったのは押収品の麻薬の横流し事件なんだ」と、心野家の事件から引き剥がそうとする意図が見えた事と、何か雲川が怪しいという演出になっていたのだが、これで逆にやはりラスボスは平安なのではという思いが強くなった。
あと今回甲本(臼田あさ美)が、わざわざ刑事課に出向いて迄、風早に対して心野が混乱したのは私のせいかもと話に来たのは何故?何か意味が有るのかな。
もしかして、紫織の病室に出入りしている平安と手を組んでいる?もしくは弱味を握られて手を組まされてるとか?

このドラマは縦軸をラストだけとか、冒頭とラストだけとか、横軸の邪魔をしない作りに徹しているので観やすい。そして次回への繋ぎ方も相変わらず上手い。

脚本=橋本夏 演出=松永洋一

  • << 387 【2022夏ドラマ】 「オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜」8話まで終了。 今回、取り調べを受けた戸田大和(濱田龍臣←体を絞って欲しい)の事件は、直ぐに示談が成立したのだが、彼の目からは怒りの色が出ていて…から始まった話は、彼の父親(家長=水澤紳吾)が15年前の心野家事件と同日に発生した鴨居夫妻殺人事件の容疑者で逃亡中という事が分かり、その後死体が発見され事件直後に殺されていた事が判明する。 家長が営んでいた喫茶店の常連客・庭木由香子(山田キヌヲ)は、事件の時間帯に店で家長に夫の件で相談事をしていたが、DV夫の暴力が怖くて警察に証言をしなかった。また自分より少し前に常連客が居たので、彼が証言してくれる事に期待もしていた。その客が綿貫猛司(こがけん=心野家殺人事件の容疑者で自殺)と分かり、それが事実ならその時間帯に綿貫が心野家で殺人を犯すのは不可能でアリバイが成立する…という流れで、いよいよ縦軸が表に出て来る様だ。 雲川は風早に横流しをしていたのは小野寺とお前の父親だと告げる。当時それを心野父に知られて小野寺に手を下させ、綿貫を身代り犯に仕立てて自殺を装い殺したのなら辻褄は合うのだが(横流しが雲川でも成立はする)。綿貫のアリバイが成立すれば真犯人の目論見は崩れる。 心野への関わり方からすると、平安の方が真っ黒なのだが。 脚本=三浦駿斗 演出=林雅貴

No.372 22/08/20 17:46
匿名さん0 

>> 358 【2022夏ドラマ】 「オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜」5話まで終了。 今回の取り調べは断片的な記憶喪失の華道家・円山宗吾(… 【2022夏ドラマ】

「オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜」7話まで終了。

同僚の川瀬(ベンガル)を屋上から突き落として殺したとして逮捕された、清掃員の成海(室井滋)を取り調べる心野だが、何を聞いても彼女の目からは紫織と同様に色が放出されず、戸惑いを隠せない。
成海は幼い頃から壮絶な人生を歩み、やっと好い人に巡り合って結婚したのだが、ある日夫は駅で線路に飛び込んだ若い男性を助けようとして、巻き添えで電車に轢かれ帰らぬ人となった。
その日から成海は感情を捨てて生きて来た。「感情を捨てる事は自分を守る事」

実は川瀬は、成海の夫が助けようとした青年の元上司で、川瀬の厳しい指導を苦にしての自殺だった。だから復讐をしたのか?
否、川瀬自身も自分のせいで二人も死んだとずっと苦しんでいた事を成海は知っていた。

川瀬は自分でバランスを崩して転落した事故死だった。では何故成海は自分が殺した事にしたのか?それは残された川瀬の妻が、自分を恨み憎む事で感情を無くさないで済む様にしてあげたかったから。
膵臓癌の末期で死んで行く自分でも、最後に役割を果たせて満足だと。
その時、心野は初めて彼女の目に深い悲しみの色を見た。

「生きるという事は感情の中でもがく事だから」今回の話はある意味哲学的で、成海の全てを理解しようとするのは難しいのだが、それも含めて室井滋がその圧倒的な表現力でねじ伏せた
(続く)

No.371 22/08/19 22:19
匿名さん0 

>> 357 【2022夏ドラマ】 「純愛ディソナンス」5話まで終了。 教師時代の愛菜美が何であんなに地味で暗かったのかを考えると、やはりあの… 【2022夏ドラマ】

「純愛ディソナンス」6話まで終了。

前回感想の愛菜美の心情分析はほぼほぼ合っていた様だが、今回の“路加が正樹を陥れる事”を事前に知っていながら正樹には伝えず、その理由を路加に尋ねられて「全てを失えば私の所に戻って来るから」と答えたのには、どれだけ捻れた思考回路をしているのかと驚いた。

“何もしなくても簡単に正樹を手に入れられる女”愛菜美は冴の事をそう思っている。それって結局正攻法では太刀打ち出来ない、自分に自信が持てていないって事よね。

話の流れから路加は正樹を裏切るのだろうとは思っていたけど、前の晩に正樹のプライベートの話を聞いて、親近感を持ったかの様に自分の過去を語り、打ち解けた態度を見せておきながらの翌日の鮮やかな裏切り、この路加のやり方は観ていて結構ショックだった。

ズタボロになった正樹が求めたのはやはり冴だった。でも会えると思っていた正樹に愛菜美の謀で会えず、もう吹っ切ろうと決めていた冴は、正樹がズタボロなのも知らなかったので、電話に出ないという選択をした。

正樹に感情移入して観ていたから、彼が自殺するのではないかとさえ思ってしまった(主演だから有り得ないのだが)。

いずれ冴も事実を知るだろうし、そこからどう展開するのかドキドキ物だ。

脚本=倉光泰子 演出=菊田誠

  • << 386 【2022夏ドラマ】 「純愛ディソナンス」7話まで終了。 愛菜美が何故あの様な性格に育ったのか、父親にスポイルされ続けていたからなのだと思っていたら、これ迄伏せられていた母親の事が出て来てストンと腑に落ちた。 夫の背後に連なっている愛人達の存在に苦しんでいた母親は、娘に地味にしている事を強要し続けた。どんどん綺麗に成長して行く娘にさえ嫉妬をしていたのかもしれない。両親に普通の娘として普通に愛された記憶が無い女は、正樹を好きになってもどう愛したらいいのかが分からなかった。 正樹は「俺を愛してる自分が好きなだけなんだよ」と愛菜美を責めたが、“違う、そうじゃない”愛菜美は普通を経験して来なかったから、普通の愛情表現が出来ないだけで、正樹は愛菜美にとって決してトロフィーハズバンドでは無かったのだ。 社長から路加への報復を命じられた正樹は、路加のウィークポイントは別れた家族だと踏んで、それをネタに路加を脅して社長が満足する結果を出した。「離婚して会社も辞める」と社長に告げるが、許される訳もなく…。 正樹は冴と小坂の墓前で偶然会い、“あの頃”に戻って話をし、気持ちを確かめ合い海辺で初めてのキスを交わす。 これで完全にお互いがお互いのウィークポイントになった。 愛菜美のウィークポイントも正樹の筈なので、最後は彼を庇い…みたいになるのかなと想像してみる。 脚本=武井彩 演出=木村真人

No.370 22/08/19 19:03
匿名さん0 

>> 356 【2022夏ドラマ】 「六本木クラス」6話まで終了。 前回は希望が持てそうだったけど、“三歩進んで二歩さがる”みたいな感じで、中… 【2022夏ドラマ】

「六本木クラス」7話まで終了。

新は長屋とのいたちごっこを避ける為に、長屋の株を売った金でビルを買い取り、“二代目みやべ”を移転させたが、立地が悪いらしく客足が伸びない。
そこに謎の老婆(字幕では田辺弘子=倍賞美津子)がやって来て、「ここは一年以内につぶれる」と予言。でも新は委細構わずここで頑張ると、寂れた商店街ごと変えて行こうと他店にアドバイスをしたり、看板の付け替えをしてあげたり、その姿を見た老婆は「昔のアイツを思い出すねえ」。
もしかしてアイツ=長屋会長?
何か家賃?の回収をしていたから、あの辺りの土地持ちで結構な富豪だったりして。
新を気に入ったみたいだから、もしかしてもしかする?

不動産で邪魔が出来なくなった会長は、今度は“人と食材”を断とうと、葵と松下の引き抜きに掛かるが、これが松下に関しては完全な裏目。
新に“借りがあるから”みやべに野菜を卸していた松下は、断ると娘に手を出すと暗に匂わす会長にぶちギレ、正体を明かし、娘に恥ずかしい背中は見せられないと正義感復活。
これは松下が証言してくれそうな雰囲気だな。

葵に関してはどっち付かずに見せているけど、あれだけ新にベタぼれで役に立ちたいと思っているんだから、自ら降りる事はまず考えられないね。

脚本=徳尾浩司 演出=本間美由紀

  • << 385 【2022夏ドラマ】 「六本木クラス」8話まで終了。 予想通り葵は寝返る振りをして、龍河にひき逃げ事件の真相(俺は確かにアイツの父親を轢いた以下省略)をベラベラ喋らせ録音、本来なら頭のいい葵が録音したからなんてわざわざ教えない筈だけど、まあ新が助けに来て、葵が暴力は止めてと新を必死に止めて、龍河が警察に連行された後に新が葵に、「本当にありがとう」と言って抱き締めるシーンをどうしても入れたかったからなんだろうね。 新達は長屋の解任決議迄後一歩の所迄は行くのだけど、百戦錬磨の長屋は一枚上手で、相川のスパイだと分かっている秘書に偽情報を聞かせて新達を油断させ、見事な逆転勝利。 父親の記者会見で自分が切り捨てられた事を知った龍河が、駆け付けて父親を見るけど、その表情から気持ちを察し、マスコミに自分の罪を認めるシーンは、バカ息子だけどそこ迄バカでは無かったのかという意外性と、香川照之と早乙女太一の過剰にならないギリギリの線を突いた表現力で魅せるシーンとなり、強く印象に残った。 松下は隠蔽して新を苦しめていた事を娘の未玖に告白し、自首すると話すがショックを受けた未玖はいなくなり、訪ねて来た新や相川も捜す事に。小学生が稲森いずみを「お姉さん」と呼ぶのは違和感が有るが、「勇気の有る人しか責任は取れないのよ」と言って聞かせたシーンは、結構グッと来た。 脚本=徳尾浩司 演出=田村直己

No.369 22/08/18 14:20
匿名さん0 

>> 355 【2022夏ドラマ】 「テッパチ」6話まで終了。 今回は3ヶ月間の前期訓練の締めくくり、過酷な“総合訓練”に宙の母親の事故で危篤… 【2022夏ドラマ】

「テッパチ」7話まで終了。

第二部の出演=町田啓太、佐野勇斗、白石麻衣、工藤阿須加、桐山漣、久保田悠来、結木滉星、水沢林太郎、藤岡真威人、北村一輝 他

水鉄砲で急襲や、顔にマジックで悪戯描きをして集合に遅刻させる事が、何が有っても動じない心構えを植え付ける為の、先輩なりの訓練の一環だったと後から言われて、納得しますか?って話。笑う気にもなれない。

知事の要請での災害出動の話。
今は雨も小康状態を保っているが、直に山の方でまた大雨が降り、土砂崩れ等危険が迫っているので、住民を体育館に避難させるのが普通科連隊の仕事なのだが、まず新人の宙や馬場を一人で任務に着かせている事への疑問。初仕事なんだから先輩と組ませるんじゃないの?

あと忘れ物をしたからと次々に宙に「取って来て欲しい」と頼む住人達への疑問。雨は小康状態を保っている時なんだから、少しは家を出る準備をする時間位有った筈。
特に命綱の吸引薬を置いて来たという中年男性なんて有り得なさ過ぎて。

スケボー日本代表候補の芝山(水沢)が、荷台から勝手に降りようとしていた時に宙に声で止められて、びっくりして落ちて骨折ってのも、運動神経的にどうなのよ。

脚本=関えり香 演出=石川淳一
※関さんの脚本は為にするシーンが多過ぎてシラケるんだわ。

  • << 384 【2022夏ドラマ】 「テッパチ」8話まで終了。 今回は35才で士長から3曹への昇任試験にまだ受からない金子(桐山漣)が上から覚悟を問われ、次でダメなら辞めると告げたので、班の全員で受からせるべくバックアップ、宙も模擬試験として受ける様に桜間から命令され一緒に勉強を開始、途中で自分は金子を発奮させる為のかませ犬なんだと気付いた宙だったが、桜間の意図は別に有ったという話。 金子は半分諦めムードで投げやりだったが、別れた妻が娘を連れて訪ねて来てくれた事で、復縁も有るかもと俄然やる気を出し見事合格(妻が再婚の報告をしたかったのは、何となく分かったけど)。 宙も合格ラインに達していたが、桜間は自衛官としての適性を見ていたと言い、熱くなると冷静な判断が下せなくなるのは決定的な欠点だと告げる。 まあ元々がラグビーで挫折してからは、喧嘩っ早いチンピラ一歩手前みたいなあんちゃんだった訳だから、訓練でだいぶ矯正は出来たとは言え、性分はそんなに簡単には直らないからね。予告でも出ていたけど、やっぱりラグビーで失った物はラグビーで取り返すしか無いのでは? 今回はこのドラマ初の脚本家で、極々オーソドックスな流れに終始していたものの、その分逆に観やすかった。(桜間にデレるシーンも無かったし、これでいいのよ) 脚本=諸橋隼人 演出=根本和政

No.368 22/08/18 13:40
匿名さん0 

>> 354 【2022夏ドラマ】 「家庭教師のトラコ」4話まで終了。 もう観るのに若干疲れて来た。 何かを伝えたいからこのドラマを作っ… 【2022夏ドラマ】

「家庭教師のトラコ」5話まで終了。

前々回で家庭教師のトラコは子供相手を一巡して、前回からは主目的なのであろう“家庭の教師”に乗り出し、前回は「自分が自分が」の真希(美村里江)が仕事を失い、それでも強気の姿勢を崩さず空回り、最後にやっと家族に頼る事を覚えるという話で、観ていて共感出来る部分が無くてがっかりしてしまったのだけど、今回は智代が胃癌で手術をすると診断され、しかもステージは開けて見なければ確定出来ないと言われていて彼女は死も覚悟、そこから自分の死後の高志の生活(特にトラコが大卒迄にこれだけ必要と煽った4600万円の捻出)をどうするかで思い悩む話で、普通に考えれば高志の父親と義母に丸投げ出来る、しかも自分は死んでいるのだから意地を張る必要も無いしと、割り切れば済む話なのに、意地を張り通してそれが癖になってしまった性格は、折れる事を許さず自分で自分を追い詰めて、息子にも辛い言葉を言わせてしまう。(最後はステージ1で、息子の為に生き抜くで決着)

息子がしっかり絡んだ話だったので、前回よりは観られたけど、未だにトラコの意図は隠したままで、その点の苛々は解消されず。

母親の“調教”が終わったら、次は父親に行かないと片手落ちだよね。

脚本=遊川和彦 演出=伊藤彰記

  • << 383 【2022夏ドラマ】 「家庭教師のトラコ」6話まで終了。 ~人は愛で動くのか、お金で動くのか~ 今迄で一番酷いトラコの仕掛けで、色々書こうと思ったらダメ出しばかりになりそうなので自重しておく。 サブタイトルの部分で里美(鈴木保奈美)の夫・利明(矢島健一)は、守るべきものとして、転けて体が飛んだ里美より一本300万円のワインを選び、息子の守は母親を守るべく突進した(結果としては間に合わなかったけど、直ぐに助け起こした)。結論はこのシーンに凝縮されていて、そこだけは良かった。 気になった事を一つ。前にも書いたのだがHPの相関図では守は里美の連れ子となっているから、里美が他の男との間に産んだ子と思っていたのだが、今回、利明の長男は守を父の隠し子と表現し、里美は「先妻が亡くなったら私を直ぐに籍に入れてくれて、守も認知してくれた」とトラコに言っていた。普通自分の子でなければ認知は出来ない筈だから、HPには利明の実子と書くべきだったのでは? 毎回の様にトラコに関する福多の思わせ振りな台詞が有って、でも肝心な点は隠し通してもう6話。やっと次回から秘密の一端は見られそうなのだが、この枠は大体全10話なので恐らく残り4話、肝心な話はまだ引っ張りそうだよなあ。 脚本=遊川和彦 演出=岩本仁志

No.367 22/08/18 00:11
匿名さん0 

>> 338 【2022夏ドラマ】 「プリズム」4話迄終了。 森下家に挨拶に行く陸と皐月。彼女の家にも挨拶をしろとだけ言って、直ぐに席を立つ父… 【2022夏ドラマ】

「プリズム」5話迄終了。

白石は性自認後、バレない様に上手く立ち回らなければという自分への縛りが有ったが、海外に出てそういう気付きが有ってキャリアを積めたから、何の後悔もないと陸に語る。それは父のした事を申し訳なく思う陸への配慮でも有り、白石自身の本音でも有るのかな。

皐月の父が心筋梗塞で倒れて緊急手術。同意書は先に到着していた信爾ではなく、娘の皐月に記入が求められ、術後の説明もまずは娘に声掛け、皐月が信爾の同席を頼んだら認められる、今はまだこういうシステムなのだ。傷付いている筈なのにそういう素振りは一切出さず、常に一歩引いて、初めて対面する皐月の母親にも気を使い、でも何が有っても耕太郎の面倒は最後まで自分が見るという、強い覚悟も持っている信爾に人として惚れた。

白石が皐月に言った言葉、「普通って誰かが作った基準でしかないよね」本当にそう。でもLGBTQに限らず、この“普通”が縛りになって、苦痛を抱えながら生きている人は五万といるんだよね。多数が安心する為の“普通”が、誰かにとっては凶器になってしまう事も有る、その事は常に頭に入れておかなければね。

脚本=久世寝子 演出=船谷純矢
※今回から浅野妙子は原作表示で、最終回迄脚本は書かない。何か(「エール」の時みたいな)確執が有った?それとも体調の問題?その調整の為の一週休止だったのかな?

  • << 382 【2022夏ドラマ】 「プリズム」6話迄終了。 「実はずっと忘れられない人がいたけど、皐月と出会って忘れられた。その人は男性なんだ」と急に陸に言われたら、「そうなんだ」としか言い様が無いよなあ。 皐月は陸がバイだったとは告げずに、信爾に「父との関係で不安は無かったですか?」と相談、「ずっと疑って寂しかったけど今は全然。耕ちゃんの方が苦しいって気付いたから。もし不安になる事が有るなら、陸君に伝えなよ」 早速その人の事を陸に聞いてみる皐月。 「尊敬出来る人だったかな」「学生の時?」「うん」「自分がびっくりしてる事に一番びっくりしてる」と皐月。それは仕方ない。親の事と自分の相手の事とは、別次元の話だからね。 そして皐月は陸の相手が白石だと気付いてしまい、それに気付いた白石は自らの意思で事実を皐月に話す。「これが終わったら陸とは二度と会わない」と。「動揺しない訳ではない。堂々と好きな人と付き合える事を、羨ましく思う事もある」と。 陸はこれを本当の結婚にしたいと皐月に告げるが、複雑そうな表情の皐月を見てると、そう簡単には決められないよなと思う。 信爾が皐月の母に、耕太郎の病院での様子を一言書いたハガキを毎日送り、彼女のわだかまりを解いていたのには驚いた。信爾の人間力が凄い。 脚本=ねじめ彩木 演出=金澤友也

No.366 22/08/17 00:17
匿名さん0 

>> 353 【2022夏ドラマ】 「ユニコーンに乗って」6話まで終了。 うーん、やっぱり仕事の部分の基本的な事(特許申請しないままビジコンに… 【2022夏ドラマ】

「ユニコーンに乗って」7話まで終了。

今回はこういう青春ドラマに有りがちな、“気分転換にみんなで何処かへ遊びに行こう”デーの話だった。

その話を提案して会社の保養所までタダで貸してくれたのが早智だったから、息子連れで乗り込んで来るのではないかと若干思ったが、脚本家も流石にそこ迄はしなかった(笑)
その代わりに店のおじさんが拾った財布を、中身を確認しないで買い物をしていた客の次郎の物だと決め付けて届けに来る不自然さからの、佐奈達が持ち主の中学生の学校へ届けに行き、そこからスタポニ試験版の即席体験会、モニターになって貰う話まで、一人の教師の判断で決めてしまう強引な展開が待っていた(笑)

早智に丸投げしたスタポニ特許出願問題は、保養所行きの前後何日間かで、申請人の変更が認められそうという“特許庁仕事早過ぎ問題”と、アカデミアの永瀬が本当に欲しかったのは海斗だったので出願の件は争わなかったから解決というご都合主義展開でワロタ。

海斗は普通にドリポニに出勤して来ていたし、責められてからのあの反応を見ると、盗む意識は無くて永瀬に騙されて結果的に…という話なのではないかなと思うし、小鳥が開運グッズを6本買ったのも、海斗が戻って来る前振りなのかなと。

脚本=大北はるか 演出=泉正英

  • << 381 【2022夏ドラマ】 「ユニコーンに乗って」8話まで終了。 海斗が裏切っていなかった(永瀬に聞かれるままにスタポニの技術的な事を話し、永瀬がそれを録音していた)のは予想通りだったし、ミン・ソヌ=海斗って事も、早智が本当に優秀な経営者であるなら投資だけで済む筈がなく、買収を持ち掛けて来るのもまあ読めていたよね。 早智から教えられて海斗は裏切っていないと気付いたドリポニの面々。永瀬があっさり認めたのは意外だったけど、海斗を信じず傷付けたそっちが悪い的に佐奈達を責める堂々のすり替え理論。 佐奈達は居酒屋に居た海斗に直接謝罪するが、「戻る気も無いし今更仲間ヅラなんて有り得ません」と拒否。 ただ小鳥が海斗のアイコンがクラゲに変わっていた事から彼の本当の心情に気付き、佐奈達と海斗の間に立って、彼の復帰に黒子として尽力したという流れは良かったし、海斗の告白にはジーンとした。 小鳥の父親が登場したけど、あの件(くだり)は必要無かったよね。小鳥が急に早退してその後も連絡をくれないからって、その日の内に佐奈が自宅迄訪ねて行くのもわざとらしかったし。 そんな事よりは早智も称賛するスタポニの具体的な中身を、少しでもいいから見せて欲しい。功が言っていた(2フロアの)「上のスタッフ」の仕事振りも見てみたいわあ。 脚本=大北はるか 演出=竹村謙太郎

No.365 22/08/16 21:49
匿名さん0 

>> 352 【2022夏ドラマ】 「魔法のリノベ」4話まで終了。 外壁の塗装と瓦屋根の補修工事を請け負い、足場迄組んだ段階でドタキャンされ、… 【2022夏ドラマ】

「魔法のリノベ」5話まで終了。

実兄の妻と駆け落ちする位だから、常識が通用しない様な男なのだろうなとは想像していたが、人の気持ちに土足でずかずか入って来る様な、それが自然体みたいな何とも言えない嫌な感じを纏った寅之介(落合モトキ)が登場。
ただ駆け落ち先が隣町で不動産屋に就職したという事で、早速まるふくへの依頼案件でバッティングするという、仕事絡みで今後も登場するみたいなので、それなら久保寺の恋バナが邪魔をした時とは状況が違うし、今回も寅之介が邪魔だとは全く感じなかったので、それは良かったなと。

案件も鎌田(岩松了)から防犯リフォームの依頼が入り、寒い風呂場も含めたリノベを提案したら、娘の多田深雪(村川絵梨)が乗り込んできて、「この家は売却して茨城で同居する事になっているから」(その売却担当者が寅之介)と契約のクーリングオフを申し出るという展開で、確かに防犯リフォームがリノベになっていたら、遠くに住む娘は“悪徳業者かも”と思うだろうし、父親がここを動きたくない理由(お隣の山田さん=中田喜子に、頼れる男だと思っていて貰いたい=片想い)も可愛くて素敵だったし、話としても十分楽しめた。

邪魔な有川は、実は蔵之介と仕事で因縁が有ったみたいで、邪魔じゃ無くなってくれるのかな?

脚本=上田誠 演出=瑠東東一郎←戻ってくれて良かった!

  • << 380 【2022夏ドラマ】 「魔法のリノベ」6話まで終了。 マドリスト=間取り図の好きな人という言葉を初めて知った今回。 最強のマドリスト飯星靖子(真飛聖=適役で好演)から、予算310万円でのリノベを依頼されるマルフクだが、説明の必要が無い位知識が豊富で、流石の小梅も口が挟めない、だけどいざとなると中々選べない性格という飯星の設定がまず面白かったし、物件探しを依頼されていたのが寅之介で、寅之介がリノベ業者として飯星にマルフクを紹介したという形で絡んで来て、契約を成立させたいから独自案を出して選択肢を増やし、益々飯星を迷わせてしまい、仕事への取り組み方の違いでも反発し合う兄弟という流れも良かった。 それだけにミコト→玄之介、竜之介→小梅の恋模様を露骨に入れて来て、話の腰を折るのは勿体無いし本当に止めて欲しい。 恋バナは、玄之介と小梅はいい感じになるのかな?ならないのかな?程度でサラッと終わらせるだけでいいのに。 “リノベは魔法”の部分をもっと大事にして、依頼者を含めた仕事の話だけで満足させて欲しいと願うのは傲慢なのかね。 今度はずっと気持ち悪い有川VS蔵之介の話が始まるのかあ。何だかなあ。 脚本=上田誠 演出=本田隆一

No.364 22/08/16 21:13
匿名さん0 

>> 351 【2022夏ドラマ】 「競争の番人」5話まで終了。 満を持してアレス電機に立ち入り調査に入ったら、検察も柴野に横領の疑いが有るか… 【2022夏ドラマ】

「競争の番人」6話まで終了。

6話にして初めての一話完結版、そこは評価したいけど、ドラマとして面白くしようとする余り、7年前の桃園の“失敗”を利用したミスリードに重きを置き過ぎて、自分を陥れようとした弟子を公取を利用して迄守り、改心させようとする師匠の親心が許されるという、何か強引な結末で後味が悪かった。

毎度の事だけど仲間に説明無しの小勝負の単独調査。あれが無くて彼が普通に気付いた事を“こうなのでは?”と先に仲間に話していれば、また廃業した店への聞き取り調査等、彼らが基本的な事を先にしていれば、ダイロクが判断ミスをする事は無かった訳で、ご都合主義の展開にはかなり白けた。

7年前、自分が着物業界で成り上がる事だけを考え、私的独占の疑いで桃園に調べられても逃げ切った時に、桃園から言われた言葉「競争の無い世界は必ず滅びます」が切っ掛けになって考えを改め、見込みの有りそうな弟子を厳しく育てたけど、不器用な師匠の思いは弟子には上手く伝わらず、“恩を仇で”どころか、始めから“恩”を恩とすら認識していなかったというプロットは良かったんだけどねえ、展開がねえ…雑…。

脚本=丑尾健太郎 演出=相沢秀幸

  • << 379 【2022夏ドラマ】 「競争の番人」7話まで終了。 今回はずっと影が薄かった白熊(杏)をフィーチャーする為に、どうしても目立ってしまう小勝負(坂口健太郎)を第一のヘルプに行かせて、白熊が一人で担当する案件で、キャップの風見がサポートするだけという、ただただ杏を目立たせる為に作られた様な話だった。 まあ一話完結で、勿体ぶったり捻ったりとかも無く、至って素直に作られていたので分かり易かったのは良かったと思うが…。 再販売価格維持(平たく言えばメーカーが小売りに売価を指定して、守らなければ卸さないと強要するヤツ)の疑いで立ち入り検査を始めたネット通販の会社だが、証拠のメールを見せると素直に認めたので、白熊は風見の了解を得て途中で検査を終了するが、今度は人気順位を操作して、オリジナルブランドが常に優位になる様にしていると告発が有り、白熊は一人で調べ始めるが、実際にこの手のIT案件を公取が扱うのは難しいらしく(台詞でも言わせていた)、結局白熊は聴取でデザイナーの良心に訴え掛けて落としはしたものの、彼女が会社を辞めただけで、肝心の通販会社がどうなったのかは分からず仕舞い。 何かそもそもの話にまた戻ってしまうけど、ブツ読みが最大の武器の公取をドラマにするのは、やはり無理が有ったのではとしか思えないなあ。 脚本=神田優、蓼内健太 演出=森脇智延

No.363 22/08/14 23:03
匿名さん0 

>> 350 【2022夏ドラマ】 「オールドルーキー」6話まで終了。 今回はビクトリーの契約選手でBリーグの新垣(浅利陽介)が、今のチームと… 【2022夏ドラマ】

「オールドルーキー」7話まで終了。

今回は車椅子テニスのパリパラリンピック代表候補選手・吉木(福山翔大)と契約を結ぶ話。
パラリンピック代表になる為のポイントを稼ぎたい吉木は、海外の試合を転戦したいが費用が足りず、ビクトリーと契約をしてスポンサーを見付けて欲しいと望むが、試合中継も無いスポーツではスポンサードするメリットが少ないと断られ、中々見付けてあげる事が出来ない。

この時の社長の檄「吉木君をパラアスリートだという概念は捨てろ!本当のリスペクトが無いと相手に熱意が伝わらないぞ」は的を射ていて、初めてこの人はスポーツマネジメントの会社の社長なんだと実感させられた(笑)

これは演出の部分への不満なんだけど、テニスシーンの福山翔大が力み過ぎで、観ていて疲れた。あんなにずっと画を暑苦しくせず緩急を付けた演出をして欲しかった。
国枝慎吾さんが出ていたけど、本物の選手はスムーズに移動して、力まないで打つものね。

果奈子の本が売れて、メディアがこの元女子アナに飛び付き、仕事が忙しくなって子供への影響が出てしまうという、有りがちなパターンに突入するのか?
今回、梅屋敷が吉木との契約に積極的だった件にも、がっつりプライベートが絡んでいたし、何かそういうのあんまり観たくないのよねえ。

脚本=福田靖 演出=石井康晴

  • << 378 【2022夏ドラマ】 「オールドルーキー」8話まで終了。 ビクトリーと契約しているバレーボールのプロ選手・古川(田辺桃子)に、イタリアリーグのチームからオファーが来るが、プロとして今のチームで優勝したいからと断られて、高柳社長は「有り得ない。説得しろ」と深沢に命令。「アスリートファーストがビクトリーの理念じゃないんですか?」と反論する深沢だが、社長に押し切られお目付け役で真崎(岡崎紗絵)迄付けられてしまう。 社長にとっては“アスリートファースト”は、勧誘する時のアスリート向けのお題目であって、社員がその理念に忠実になり過ぎて、アスリート優先で仕事が進まないのを許す訳には行かないのだ、経営者として。 今迄は自分の望み通りに働いてくれていた深沢が変わったのは、新町の影響を受けているからだと危惧し始めた社長は、考えを曲げない新町が自分と衝突し、アスリートを引き抜いて独立する危険性も有り得ると迄考えて、真崎にその見張りも命じていた。ここの攻防はお仕事ドラマとして悪くないなと思っている(それだけに“果奈子”で社長のキャラを崩壊させるのは、いい加減にして欲しい)。 で、古川の件は、“自分を再生してくれたコーチ(大谷亮平)が好きだから離れたくない”、という恋心が拒否した最大の理由だったという、ズッコケ案件だった。気持ちを確め合い移籍OKだとさ(笑) 脚本=福田靖 演出=木村ひさし

No.362 22/08/14 16:37
匿名さん0 

>> 349 【2022夏ドラマ】 「個人差あります」(東海TV・共同TV)脚本=ひかわかよ 出演=夏菜、新川優愛、馬場徹、紺野彩夏、大水洋介、大浦… 【2022夏ドラマ】

「個人差あります」2話まで終了。

なるほどねえ。
夏菜と新川優愛のダブル主演は分かるんだけど、何で白洲迅も加えたトリプル主演を謳っているのか不思議だったのだが、そういうことなのかと合点がいった今回。

医師が、元の性別に戻った例は有るけど、方法については皆さん話したがらないので、具体的には分からないと晶に説明していた時点で、何となくそうなのかなとは思っていたのだが、苑子がメールで問い合わせた異性化した人rabbitの返信でも、元の性別に戻ったきっかけは、プライベートな事情を挟むので答えられないと有り、これでほぼほぼ確信した。

晶が逞しい肉体の男性に目が行ったり、化粧が濃くなったり、雪平を男として意識したりしていたので、心も体に近付いて来ているのかなとは思っていたが、酔っていたとはいえ、まさかの雪平とベッドでそういう関係に!?
翌朝、雪平は驚愕する。バスルームで見た晶が男に戻っていたから。

rabbitの返信の最後には“きっかけには個人差あります”と有ったので、本当に関係が有ったのかはまだ分からないけど。

男として帰宅した晶と苑子の関係、多分異性化女子だと思うドラッグストアの子(真尋)と晶の関係、何より雪平と晶の関係がどうなるのか次回も気になる。

脚本=ひかわかよ 演出=山内大典

  • << 377 【2022夏ドラマ】 「個人差あります」3話まで終了。 男に戻った晶に驚愕し一人でホテルを出て行ってしまった雪平。随分冷たいなあと思ったら、程無くして戻って来て、店が開いてないからコンビニで買って来たと言って、男物のTシャツやスウェットパンツを晶に渡す。あんなに焦っていたのによく服の事迄気が回ったなって、こういう細やかな気遣いが出来るから、女性晶は雪平に好意を持っていたのだろうと思われる。 それなのに東京に戻ったら雪平は、会話もしない目も合わせてくれない位の変わり様で、何か変だなと感じた様な女性社員もいたし、もし“リバース”の実態とかがネットニュースになったりしたら、真っ先に晶と雪平は疑われそう。 真尋は想像通りの元男性で、中身はバリバリの男だからリバースしたくて仕方ない。晶がリバースしたのを見て騙して部屋に連れ込み、方法を教えて欲しいと迫る。この時の紺野彩夏の男演技が、ギャップが有って中々の物だった。 このドラマ、異性化がドンと前に出てしまいがちだが、実は一度女性になった晶の物の見方が変わり、いい意味で視野が広くなった事で色々な気付きも増えるという部分もきちんと描いていて、その辺りは評価しておきたいなと。 子供を作ろうと決めた二人だが、晶はまたリバースするのが怖くて躊躇ってしまう。さあどうなる? 脚本=ひかわかよ 演出=紙谷楓

No.361 22/08/14 16:05
匿名さん0 

>> 348 【2022夏ドラマ】 「初恋の悪魔」4話まで終了。 このドラマに関しては気になった事を箇条書きスタイルで。 ・遥日の部屋の… 【2022夏ドラマ】

「初恋の悪魔」5話まで終了。

このドラマに関しては気になった事を箇条書きスタイルで。

・森園って何者?この一番刺の様に刺さっていた謎が、鈴之介の自宅に隠された謎と、彼の爪弾きにされていた少年時代の話に絡めて一気に解き明かされた今回は、内容としても秀逸で、これ迄で一番満足度が高かった。

・と同時に、森園が元弁護士と明かされ、彼が被告を弁護した“中学生失踪殺人事件”の時に、捜査陣に居た雪松と知り合っていて、堂々としている森園に対して避けている様に感じる雪松という、新たな謎が提示された。

・朝陽の転落現場で遥日は雪松を信じる事にして、兄のスマホを渡そうとするが、横から素早く奪って逃げた星砂の心理とは?雪松を怪しんでいるのか、はたまた“ヘビ女”の事が露見するのを恐れたからなのか?

・復職し口木と東京出張をした鈴之介は、男に絡まれている星砂を助けるが、彼女は自分を知らなかった。鈴之介は星砂の秘密を知り、もしかして“ヘビ女”の方に惹かれて行くのか?

・「人は人、自分らしくしていればいつかきっと、未来の自分が誉めてくれるよ」
鈴之介が初めて心の交流が出来た他人、老婦人の椿(山口果林)から言われたぐっと来る言葉。

・あの高いキーからいきなり歌に加わって音程を外さなかった林遣都って、もしかして歌が上手いの?

脚本=坂元裕二 演出=塚本連平

  • << 376 【2022夏ドラマ】 「初恋の悪魔」6話まで終了。 今回も箇条書きスタイルで。 ・星砂の過去と、朝陽に発砲された流れも分かった今回。 ・星砂は15才で祖母が死んで家出をして、東京に行き記憶を無くしたと遥日に話し、別の星砂は16才でリサ(満島ひかり)と出会い助けて貰ったと鈴之介に話す。15~16才迄の間は誰として生きていたのか? ・別の星砂はリサに、お金を貸してくれる所として間宮製作所と書かれたメモを持たされ、そこ迄走るが疲れてしゃがみ込み記憶を無くして、次に記憶が戻ったのは7年後だった。一方で家出した星砂が記憶を取り戻した時には、手に間宮製作所と書かれた紙を持っていたが、知らない会社なので直ぐに捨てた。 それなのに間宮製作所の社長夫妻は、星砂の事を知っていて懐かしがっていた。 別の星砂の時に出入りしていたから?それならリサは口で「間宮製作所に行って!」と言えば済んだのでは? ・今回、鈴之介と心を通わせる別の星砂の印象と、ブランドバッグを買い込んだり、男に怪我をさせたりしていた星砂が蛇女と呼ぶ別人格の印象が、どうもピタリと重ならない様な感じがして。第三の人格の可能性も有るのかな。 ・森園が冤罪を疑う中学生殺人事件と、リサが犯人とされる高校生殺人事件には多くの共通点が。証拠を捏造出来るのは警察の人間か?雪松がプンプン匂うのだが。 脚本=坂元裕二 演出=水田伸生

No.360 22/08/14 13:47
匿名さん0 

>> 347 【2022夏ドラマ】 「雪女と蟹を食う」5話まで終了。 函館に上陸した二人は市場へ。そこの蟹の店があの時テレビで見た店だと気付く… 【2022夏ドラマ】

「雪女と蟹を食う」6話まで終了。

立ち寄った教会で太宰治の「斜陽」をバッグから取り出し、高校時代の一騎とのやり取りを思い出す彩女。
彼女は太宰の影響を受けた一騎の文章に深く傾倒し、自分からバックハグし「私、先生のヒロインになりたい」と迫り、「恋の秘密を守れるか?」と聞く一騎に「一生守ります」と約束をした。

彩女のダイヤルロック式手帳の暗証番号が一騎の誕生日だった時に、べた惚れなんだなとは感じたが、そもそもの関係の始まりも文学少女の彩女から望んだものだったとは…。

教会でマリアと彩女が知り合った時は、このままマリアが二人の間を繋ぐのかと思ったが、マリアには亡くした子供(ひかり)がいる、彩女は「人を待っているの」という話をしてそのまま別れ、マリアが偶然フラフラと歩く北を見付け、倒れた北を勤務先に連れて行き、目覚めた彼に自分の弁当を食べさせた事から、二人の二度目の縁が始まる事になる。

マリアはNo.1ホステス(まあ当然だよね)。自分が一番苦しかった時に神父に救われた経験から、北を放っておく事は出来なかった。それにしても殆ど知らない男を「ありがとう」が言える人だからという理由だけで信じられるマリアに驚く。

そしてどうやらマリアは、同僚が心配していた太客の妻に襲われるみたいで、北が助けに行くのかな?

脚本=まなべゆきこ 演出=内田英治

  • << 375 【2022夏ドラマ】 「雪女と蟹を食う」7話まで終了。 マリアの悲しい過去。妊娠して喜んでいるマリアに、既婚者らしい相手の男は封筒に入れた金を渡し、「ごめん」と言って去って行く。 その封筒を握り締め、うずくまっているマリアに手を差し伸べてくれたのが神父だった。 マリアは神父の助けを借りて産んだけど、何らかの理由でその子“ひかり”を死なせてしまったという事なのだろうか。 マリアは北が働かない事には寛容だが、「どうせ死ぬんだから」みたいな事を口走った時には、本気で腹を立てる。 そんなマリアが店で、夫との浮気を疑っている田辺の妻に襲われた。田辺からのLINEで危険を察知した北は店に走り、間一髪で間に合いタックルをするが、腕を刺され怯んだ隙に妻はマリアに突進し腹を刺す。でも持っていたバッグがマリアを守った。「ありがとう」と北に抱き付くマリア。 その夜、マリアから北を求め、受け身ながらも応じる北。いい女だし、惹かれ始めていたとしても不思議はないのだが。 一方の彩女は、夫の編集者の巡(淵上泰史)と会い、夫の様子やスケジュールを訊ねる。巡は編集者のくせに最近の一騎の作風を批判したり、彩女に言い寄ったり何か不思議な男で、その巡に求められてこちらも寝てしまう彩女の心理はよく分からない。 この先、二人の心中旅は変化して終わりを告げるのだろうか。 脚本=灯敦生 演出=松本優作

No.359 22/08/13 21:54
匿名さん0 

>> 346 【2022夏ドラマ】 「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」4話まで終了。 今回は電動キックボードでひき逃げをした(本人は助け… 【2022夏ドラマ】

「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」5話まで終了。

ここ迄の全5話の中では一番マチベンが扱いそうな話で、これ迄の話で二転三転させて来た“仕込み”も、想像出来る範囲内に収まっていて、派手さは無いけど落ち着いて観ていられる内容だった。

隣家の木の枝に大量に居る毛虫がこちらに落ちて来て嫌だと、甥にちょっとこぼしたら弁護士を頼んでしまった。
逆にそちらの家からはピアノの音が聞こえて来ると町内会長にちょっとこぼしたら、会長が勝手に隣家に内容証明を送り慰謝料を請求してしまった。

本人同士の意向は蚊帳の外で、弁護士対会長(元行政書士)で話が大きくなってしまう。こういうトラブルって結構有りそうな気がする。

お互いが男女の独り暮らし設定だったので、本当はお付き合いをしていたのではというのは容易に想像出来た。

男が自分の病気(透析通院してる)で将来的に迷惑を掛けたくないと、黙って身を引いたのがボタンの掛け違いの始まりだった。
石子「高齢者の皆さんこそが若者の未来そのものですから」
羽男「人生を楽しむ義務が有るんじゃないですかね」
確かに、ショボくれるよりは生き生きとしていて欲しいわな。

大庭の内定先の社長(田中哲司)、癖が強そうで、また大庭がトラブルに巻き込まれそうな嫌な予感。

脚本=西田征史 演出=山本剛義

  • << 374 【2022夏ドラマ】 「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」6話まで終了。 今回は不動産屋が所有する分譲マンションの部屋を借りた高梨(ウエンツ瑛士)からの依頼で、「その部屋は事故物件だから出て行った方がいい」という文書が投函され、それ以来妻は幻聴等具合が悪くなった、引っ越したいので不動産屋と交渉して欲しいという話。 いわゆる瑕疵物件で告知義務が有ったのでは?という話は、「正直不動産」「魔法のリノベ」でも扱っていたので、またかとは思ったのだが、不動産屋が一歩も引かないと見るや羽男は方針転換、投函した人物を特定して、そこから慰謝料を取ろうとしたが、その人物も高梨夫妻と同じ待機児童の保活問題を抱えていて、双子でポイントの高い高梨夫妻を追い出したかったという切実な動機だったので、高梨は慰謝料は貰わない宣言。 住民が持っていた高梨の前に二ヶ月だけ住んでいた男の画像。ここからは羽男のフォトグラフィックメモリーが威力を発揮して、不動産屋の卑怯なルームロンダリングが発覚、リフォームが原因の妻のハウスシック症候群も見付かり、今度は羽男が不動産屋を法律でボコボコにして要求の満額回答を引き出すという、このドラマらしい二転三転の面白い内容だった。 羽男と石子のバディ感マシマシだな。 石子は大庭と付き合う事になったけど、あれは恋ではないしなあ…。 脚本=西田征史 演出=山本剛義

No.358 22/08/13 16:13
匿名さん0 

>> 345 【2022夏ドラマ】 「オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜」5話まで終了。 15年前の事件の直後に心野が入院した時に、親身になっ… 【2022夏ドラマ】

「オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜」5話まで終了。

今回の取り調べは断片的な記憶喪失の華道家・円山宗吾(尾上寛之)。遺体無き殺人事件について調べるのだが、本人は自損事故のショックで解離性健忘症に掛かっており、トランクには大量の血痕と血の着いた華道用の刃物とスコップという証拠は揃っていた。遺体が無く本人の記憶も無いので、肝心の被害者が特定出来ないという事件を、円山が放出する“恐れ”等の色と、円山が最後に通話して今は行方不明の、暴露系VTuber菱田(コウメ太夫)を調べる事で、真相に辿り着く心野と風早。

脳梗塞の後遺症で色覚異常となり、それでもただ一人自分に付いて来てくれた弟子の三隅(坪根悠仁)との関係が、もしかしてと思わせる演出(時々おネエ言葉が出る円山)も上手かったし、何しろ芝居の上手い尾上さんだから、取り調べの攻防自体が面白かった。
菱田がどうやって色覚異常の秘密を掴んだのかが分からなかったけど。

心野の両親を殺した犯人(こがけん)は自殺した筈なのに、何故小野寺は同じ黒を放出しているのか。風早は心野を信じる事にして、警察も絡んでいるかもと当時の捜査関係者の事を心野に聞くと、署長が平安さんだったと思わぬ返事で固まる風早。
うーん、まだどっちとも言えないな。
そして紫織の一筋の涙の意味とは?

脚本=橋本夏 演出=林雅貴

  • << 372 【2022夏ドラマ】 「オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜」7話まで終了。 同僚の川瀬(ベンガル)を屋上から突き落として殺したとして逮捕された、清掃員の成海(室井滋)を取り調べる心野だが、何を聞いても彼女の目からは紫織と同様に色が放出されず、戸惑いを隠せない。 成海は幼い頃から壮絶な人生を歩み、やっと好い人に巡り合って結婚したのだが、ある日夫は駅で線路に飛び込んだ若い男性を助けようとして、巻き添えで電車に轢かれ帰らぬ人となった。 その日から成海は感情を捨てて生きて来た。「感情を捨てる事は自分を守る事」 実は川瀬は、成海の夫が助けようとした青年の元上司で、川瀬の厳しい指導を苦にしての自殺だった。だから復讐をしたのか? 否、川瀬自身も自分のせいで二人も死んだとずっと苦しんでいた事を成海は知っていた。 川瀬は自分でバランスを崩して転落した事故死だった。では何故成海は自分が殺した事にしたのか?それは残された川瀬の妻が、自分を恨み憎む事で感情を無くさないで済む様にしてあげたかったから。 膵臓癌の末期で死んで行く自分でも、最後に役割を果たせて満足だと。 その時、心野は初めて彼女の目に深い悲しみの色を見た。 「生きるという事は感情の中でもがく事だから」今回の話はある意味哲学的で、成海の全てを理解しようとするのは難しいのだが、それも含めて室井滋がその圧倒的な表現力でねじ伏せた (続く)

No.357 22/08/13 15:00
匿名さん0 

>> 344 【2022夏ドラマ】 「純愛ディソナンス」4話まで終了。 正樹は何故愛菜美と結婚したのかが、正樹の回想という形で短くまとめられて… 【2022夏ドラマ】

「純愛ディソナンス」5話まで終了。

教師時代の愛菜美が何であんなに地味で暗かったのかを考えると、やはりあの鬼畜の様な父親に萎縮しながら育ったからなのかなと思える。だから明るくフレンドリーで、学校で唯一生徒から好かれて人気者だった小坂に嫉妬し、その信奉者でもある映像研の生徒達の事も良くは思っていなかった。
そんな中、辞める小坂の代わりに来たイケメン教師の正樹に、愛菜美が好意を持ったとしても不思議ではない。でも自分に自信が持てない愛菜美は、遠くで見ているしかない。それなのに憎き映像研の冴が正樹の周りをチョロチョロしている。これは潰しておかなきゃ。それであの写真UP作戦を実行し、目論見通り正樹から冴を引き剥がす事に成功した、というのが私が想像したあの頃の愛菜美の心情。

そしてトロフィーハズバンドを手に入れた愛菜美は自信が持てる様になり、作家を目指して成功すると、更に自分に自信が持てて今現在の愛菜美に変貌を遂げた。

でも本質は変わっていない筈だから、正樹の愛を常に試していなければ不安で仕方ないのでは?
冴は飛んで火に入る夏の虫状態。慎太郎も危惧する真っ直ぐ過ぎる冴は、今の正樹には出会うべきでは無かった。

愛菜美だけでも相手が大変なのに、静までまた出て来た。冴の真っ直ぐな純粋さは諸刃の剣だな。

脚本=倉光泰子 演出=土方政人

  • << 371 【2022夏ドラマ】 「純愛ディソナンス」6話まで終了。 前回感想の愛菜美の心情分析はほぼほぼ合っていた様だが、今回の“路加が正樹を陥れる事”を事前に知っていながら正樹には伝えず、その理由を路加に尋ねられて「全てを失えば私の所に戻って来るから」と答えたのには、どれだけ捻れた思考回路をしているのかと驚いた。 “何もしなくても簡単に正樹を手に入れられる女”愛菜美は冴の事をそう思っている。それって結局正攻法では太刀打ち出来ない、自分に自信が持てていないって事よね。 話の流れから路加は正樹を裏切るのだろうとは思っていたけど、前の晩に正樹のプライベートの話を聞いて、親近感を持ったかの様に自分の過去を語り、打ち解けた態度を見せておきながらの翌日の鮮やかな裏切り、この路加のやり方は観ていて結構ショックだった。 ズタボロになった正樹が求めたのはやはり冴だった。でも会えると思っていた正樹に愛菜美の謀で会えず、もう吹っ切ろうと決めていた冴は、正樹がズタボロなのも知らなかったので、電話に出ないという選択をした。 正樹に感情移入して観ていたから、彼が自殺するのではないかとさえ思ってしまった(主演だから有り得ないのだが)。 いずれ冴も事実を知るだろうし、そこからどう展開するのかドキドキ物だ。 脚本=倉光泰子 演出=菊田誠

No.356 22/08/13 14:17
匿名さん0 

>> 343 【2022夏ドラマ】 「六本木クラス」5話まで終了。 二代目みやべの創業スタッフは、葵を除いてセンスの無い素人ばかり(もちろん新… 【2022夏ドラマ】

「六本木クラス」6話まで終了。

前回は希望が持てそうだったけど、“三歩進んで二歩さがる”みたいな感じで、中々前には進んで行かないな。

前回、『あの代理出頭した庭師のアリバイを知っている刑事(松下=緒方直人)が新と組めば、息子の龍河の方は潰せると思うけど』と書いたら、何故か“みやべ”の取引業者(食材卸し)としていきなり登場したのでびっくり。どういう経緯で取引を始めたのかは不明なんだけど、土下座をして迄証言を拒む(あの時偽証をしたから、今証言を覆すと娘の側に居られなくなるというのが理由)松下が、何故“みやべ”との取引をOKしたのか不思議だ。

大企業の会長が“みやべ”の入るビルを買い取りビルから追い出す、それが嫌なら土下座しろって、もう殆ど下手なコメディーだよ。

今回の見所は優香が龍河に「あんたが轢き殺した…私にとっても父親の様な人」を持ち出して、「私はあんたが大嫌い!」と態度を鮮明にした事と、バス停のシーンでは新の事を守らなければと母性迄見せていた葵が、店のピンチを救う為に、長屋に戻るのを条件に父親に手を出さない様に頼んでみると話した龍二には、嬉しそうに「そうしてくれる?」と二面性を見せ、やっぱりソシオパスなのかと感じさせた所。

轢き逃げの証言をしてくれるのは、松下より優香の可能性の方が高いのかな。

脚本=徳尾浩司 演出=樹下直美

  • << 370 【2022夏ドラマ】 「六本木クラス」7話まで終了。 新は長屋とのいたちごっこを避ける為に、長屋の株を売った金でビルを買い取り、“二代目みやべ”を移転させたが、立地が悪いらしく客足が伸びない。 そこに謎の老婆(字幕では田辺弘子=倍賞美津子)がやって来て、「ここは一年以内につぶれる」と予言。でも新は委細構わずここで頑張ると、寂れた商店街ごと変えて行こうと他店にアドバイスをしたり、看板の付け替えをしてあげたり、その姿を見た老婆は「昔のアイツを思い出すねえ」。 もしかしてアイツ=長屋会長? 何か家賃?の回収をしていたから、あの辺りの土地持ちで結構な富豪だったりして。 新を気に入ったみたいだから、もしかしてもしかする? 不動産で邪魔が出来なくなった会長は、今度は“人と食材”を断とうと、葵と松下の引き抜きに掛かるが、これが松下に関しては完全な裏目。 新に“借りがあるから”みやべに野菜を卸していた松下は、断ると娘に手を出すと暗に匂わす会長にぶちギレ、正体を明かし、娘に恥ずかしい背中は見せられないと正義感復活。 これは松下が証言してくれそうな雰囲気だな。 葵に関してはどっち付かずに見せているけど、あれだけ新にベタぼれで役に立ちたいと思っているんだから、自ら降りる事はまず考えられないね。 脚本=徳尾浩司 演出=本間美由紀

No.355 22/08/11 17:03
匿名さん0 

>> 342 【2022夏ドラマ】 「テッパチ」5話まで終了。 今回はネットで評判のよろしくない“裸出し過ぎ問題”に配慮してか、裸のシーンは一… 【2022夏ドラマ】

「テッパチ」6話まで終了。

今回は3ヶ月間の前期訓練の締めくくり、過酷な“総合訓練”に宙の母親の事故で危篤話を絡め、訓練後に駆け付けた宙と意識が戻った母親との和解、八女が一班一人一人に言葉を掛けての前期終了で、彼らは自衛官に任官、後期訓練の3ヶ月は描写は無しで、南関東駐屯地に宙と馬場が配属されて、一尉に昇進した桜間も何故か異動して来て宙達の上司となる所迄が描かれた。

高校のラグビー部でその傲慢なプレーから、怪我で離脱した時に「居なくなってくれた方がせいせいする」と陰口を叩かれ、母親は再婚し、そこからは荒れ放題だった宙が、たったの3ヶ月であそこ迄仲間を思いやれる男に激変するのだから、候補生の訓練恐るべし。(でも今回を除き、過酷な訓練の描写はほぼ無かったけど。コロナ禍で色々制約が有ったのかなとは思うけど、訓練生の話で激しめの訓練描写があまり無いのは如何なものか)

佐野勇斗が第二部も残ったのは嬉しいけど、白石麻衣までくっついて来るとは…。(彼女は表情の変化に乏しいから観ていてつまらない上に、要らない恋バナ要員でも有るから、出来れば一部でさよならしたかったのに)(相関図を見たら北村一輝と藤岡真威人は、二部も少し出番は有るみたいね)

取り敢えず次回がどんな感じになるかだな。

脚本=本田隆朗 演出=石川淳一

  • << 369 【2022夏ドラマ】 「テッパチ」7話まで終了。 第二部の出演=町田啓太、佐野勇斗、白石麻衣、工藤阿須加、桐山漣、久保田悠来、結木滉星、水沢林太郎、藤岡真威人、北村一輝 他 水鉄砲で急襲や、顔にマジックで悪戯描きをして集合に遅刻させる事が、何が有っても動じない心構えを植え付ける為の、先輩なりの訓練の一環だったと後から言われて、納得しますか?って話。笑う気にもなれない。 知事の要請での災害出動の話。 今は雨も小康状態を保っているが、直に山の方でまた大雨が降り、土砂崩れ等危険が迫っているので、住民を体育館に避難させるのが普通科連隊の仕事なのだが、まず新人の宙や馬場を一人で任務に着かせている事への疑問。初仕事なんだから先輩と組ませるんじゃないの? あと忘れ物をしたからと次々に宙に「取って来て欲しい」と頼む住人達への疑問。雨は小康状態を保っている時なんだから、少しは家を出る準備をする時間位有った筈。 特に命綱の吸引薬を置いて来たという中年男性なんて有り得なさ過ぎて。 スケボー日本代表候補の芝山(水沢)が、荷台から勝手に降りようとしていた時に宙に声で止められて、びっくりして落ちて骨折ってのも、運動神経的にどうなのよ。 脚本=関えり香 演出=石川淳一 ※関さんの脚本は為にするシーンが多過ぎてシラケるんだわ。

No.354 22/08/11 00:48
匿名さん0 

>> 341 【2022夏ドラマ】 「家庭教師のトラコ」3話まで終了。 里美(鈴木保奈美)は利明(矢島健一)の愛人で守は二人の間に生まれた子だ… 【2022夏ドラマ】

「家庭教師のトラコ」4話まで終了。

もう観るのに若干疲れて来た。

何かを伝えたいからこのドラマを作っているのだろうとは思うのだが、表現が一々回りくどいのと、トラコ側の事情(生い立ち、家庭教師を続ける理由、大金の使い道等)がチラ見せだけでほぼほぼ伏せられているので、結局分かろうと思っても分からない、だから苛々して来る、観ると疲れる←今ここ

最近の遊川作品は、頑張って最後迄観ても「うおー、そうだったのか」みたいなカタルシスも得られないし、何を言いたかったのか理解出来なかった物も有るしで、相性が悪いんだよなあ。

という事で、まだ離脱はしないけど、感想はトラコ側の事情が分かる迄は書かないかも。(その前に離脱するかもだけど)

脚本=遊川和彦 演出=岩本仁志

  • << 368 【2022夏ドラマ】 「家庭教師のトラコ」5話まで終了。 前々回で家庭教師のトラコは子供相手を一巡して、前回からは主目的なのであろう“家庭の教師”に乗り出し、前回は「自分が自分が」の真希(美村里江)が仕事を失い、それでも強気の姿勢を崩さず空回り、最後にやっと家族に頼る事を覚えるという話で、観ていて共感出来る部分が無くてがっかりしてしまったのだけど、今回は智代が胃癌で手術をすると診断され、しかもステージは開けて見なければ確定出来ないと言われていて彼女は死も覚悟、そこから自分の死後の高志の生活(特にトラコが大卒迄にこれだけ必要と煽った4600万円の捻出)をどうするかで思い悩む話で、普通に考えれば高志の父親と義母に丸投げ出来る、しかも自分は死んでいるのだから意地を張る必要も無いしと、割り切れば済む話なのに、意地を張り通してそれが癖になってしまった性格は、折れる事を許さず自分で自分を追い詰めて、息子にも辛い言葉を言わせてしまう。(最後はステージ1で、息子の為に生き抜くで決着) 息子がしっかり絡んだ話だったので、前回よりは観られたけど、未だにトラコの意図は隠したままで、その点の苛々は解消されず。 母親の“調教”が終わったら、次は父親に行かないと片手落ちだよね。 脚本=遊川和彦 演出=伊藤彰記

No.353 22/08/11 00:12
匿名さん0 

>> 339 【2022夏ドラマ】 「ユニコーンに乗って」5話まで終了。 佐奈が小鳥へのお礼にECサイトで購入した革靴を間違えて会社宛に送って… 【2022夏ドラマ】

「ユニコーンに乗って」6話まで終了。

うーん、やっぱり仕事の部分の基本的な事(特許申請しないままビジコンに出ていたとか、そういう会社に大企業が3億円投資するとか)をわざと緩めに描いて、次の困難を作り出すスタイルは好きになれないなあ。
海斗が疑われる様に描いているけど、あそこ迄露骨に見せたという事は逆に違うんじゃないかな。

功が佐奈に告白をして、最高のビジネスパートナーだよと返されて、そこから二人がギクシャクし職場の雰囲気にも影響が出て、だから職場内の恋愛禁止なんだというのは、ああやって映像で見せられると中々説得力が有るものだなと感じた。
次郎の作戦で二人が会い、話し始めたら直ぐに仕事の話に繋がって行き、ギクシャクが取れた…という部分も自然で良かったけど、引き抜きの話が有って逆に自分がドリポニに居る意味を再認識した功から、佐奈のビジネスパートナーでいたいと言われた後、佐奈があの約束(寝た振りをして「うん」と返事をしていた、30才になってお互いに云々の話)も無しになるのかと呟くシーンは蛇足だったなあ。
どうしても恋バナのパートは確保しておきたいのが見え見えで。

功の人物像は若干修正されたので、後は軽さしか感じられない早智のキャラを何とかしてくれ。(ついでに某大女優の息子ちゃんの棒演技も…)

脚本=大北はるか 演出=青山貴洋

  • << 366 【2022夏ドラマ】 「ユニコーンに乗って」7話まで終了。 今回はこういう青春ドラマに有りがちな、“気分転換にみんなで何処かへ遊びに行こう”デーの話だった。 その話を提案して会社の保養所までタダで貸してくれたのが早智だったから、息子連れで乗り込んで来るのではないかと若干思ったが、脚本家も流石にそこ迄はしなかった(笑) その代わりに店のおじさんが拾った財布を、中身を確認しないで買い物をしていた客の次郎の物だと決め付けて届けに来る不自然さからの、佐奈達が持ち主の中学生の学校へ届けに行き、そこからスタポニ試験版の即席体験会、モニターになって貰う話まで、一人の教師の判断で決めてしまう強引な展開が待っていた(笑) 早智に丸投げしたスタポニ特許出願問題は、保養所行きの前後何日間かで、申請人の変更が認められそうという“特許庁仕事早過ぎ問題”と、アカデミアの永瀬が本当に欲しかったのは海斗だったので出願の件は争わなかったから解決というご都合主義展開でワロタ。 海斗は普通にドリポニに出勤して来ていたし、責められてからのあの反応を見ると、盗む意識は無くて永瀬に騙されて結果的に…という話なのではないかなと思うし、小鳥が開運グッズを6本買ったのも、海斗が戻って来る前振りなのかなと。 脚本=大北はるか 演出=泉正英

No.352 22/08/09 18:56
匿名さん0 

>> 337 【2022夏ドラマ】 「魔法のリノベ」3話まで終了。 今回は事故物件(病死)のリノベ依頼だったが、妻(えみり=トリンドル玲奈)が… 【2022夏ドラマ】

「魔法のリノベ」4話まで終了。

外壁の塗装と瓦屋根の補修工事を請け負い、足場迄組んだ段階でドタキャンされ、話を聞きに行ったら依頼人(小山田真理=渡辺真起子)の義姉(保科千恵子=浅野ゆう子)から家相が悪い、お金は出すから本格的なリフォームをしなさいと言われたと説明を受けた小梅達。千恵子は風水を信じるスピ子で、義妹にリフォーム代もポンと出せる程事業でも成功してるらしく、風水を踏まえた設計の家に変えるとの事。
足場迄組んで工事がストップしたから塗装屋の華丸(寺島進)はオカンムリだし、どうやって丸く収めるのか面白そうな案件だったのに、またまた久保寺・桜子ラインがしゃしゃり出て来て、リノベの話がズッタズタ。

何で上手い役者さんを揃えて、リノベ案件も面白そうな話なのに、1、2話の様にきっちりと集中して見せてくれないのかね。

また桜子役の北香那が憎たらしい位に上手いから、実際の登場時間以上にイメージが消えなくて、リノベストーリーの邪魔をするのよ、困ったもんだ。

一応今回で新しい男が出来て解決したのだろうか。でも今度は玄之介の妻を寝取った次男が戻って来るみたいで、今度は玄之介側のサイドストーリーが幅を利かせるのかね、やれやれ。

※次もバランスが悪かったらもう感想は書くの止めようかな。

脚本=上田誠 演出=本田隆一

  • << 365 【2022夏ドラマ】 「魔法のリノベ」5話まで終了。 実兄の妻と駆け落ちする位だから、常識が通用しない様な男なのだろうなとは想像していたが、人の気持ちに土足でずかずか入って来る様な、それが自然体みたいな何とも言えない嫌な感じを纏った寅之介(落合モトキ)が登場。 ただ駆け落ち先が隣町で不動産屋に就職したという事で、早速まるふくへの依頼案件でバッティングするという、仕事絡みで今後も登場するみたいなので、それなら久保寺の恋バナが邪魔をした時とは状況が違うし、今回も寅之介が邪魔だとは全く感じなかったので、それは良かったなと。 案件も鎌田(岩松了)から防犯リフォームの依頼が入り、寒い風呂場も含めたリノベを提案したら、娘の多田深雪(村川絵梨)が乗り込んできて、「この家は売却して茨城で同居する事になっているから」(その売却担当者が寅之介)と契約のクーリングオフを申し出るという展開で、確かに防犯リフォームがリノベになっていたら、遠くに住む娘は“悪徳業者かも”と思うだろうし、父親がここを動きたくない理由(お隣の山田さん=中田喜子に、頼れる男だと思っていて貰いたい=片想い)も可愛くて素敵だったし、話としても十分楽しめた。 邪魔な有川は、実は蔵之介と仕事で因縁が有ったみたいで、邪魔じゃ無くなってくれるのかな? 脚本=上田誠 演出=瑠東東一郎←戻ってくれて良かった!

No.351 22/08/09 18:04
匿名さん0 

>> 336 【2022夏ドラマ】 「競争の番人」4話まで終了。 脚本家3人体制が3話迄で終わり、今回は一人でじっくり書いたせいなのか、匿名の… 【2022夏ドラマ】

「競争の番人」5話まで終了。

満を持してアレス電機に立ち入り調査に入ったら、検察も柴野に横領の疑いが有るからと調査がバッティングし、ダイロクは何もさせて貰えず、それでも検察の調査が終わり回って来た資料のブツ読みを始めたが、目ぼしい物は無し。ただ小勝負が、アレス電機が下請け会社の格付けをしていた資料を見付け、上位30社と契約していた事が判明し、他の社との点差も大きかった事から、アレス電機にとっても皆さんが必要なのだと小勝負が説明、自信を持った彼らは柴野に契約内容の見直しを要求、断られるとそれなら新製品の契約はしないと通告する。
ああ面白くなったなと思ったら丸川がまたまた仲間を説得、その必死な姿を見ていた柴野の事は小勝負が説得、最後は自分の事を変わらず思ってくれる丸川の友情に柴野が応える形で、下請けの要求を飲むし、これ迄の“下請けいじめ”も認めるという流れで、何か土俵際で前にはたかれた様な気分だった。“情には情で”かあ。何かモヤモヤする。

横領をしていたのは柴野の部下で、証拠を見付けたのはブツ読みの達人・桃園で、ちょっとだけ検察に嫌味を言ってたのには笑ってしまった。
殺人の件は柴野は否定。裏が有って藤堂とか政治家が絡んでいるのかね。

このドラマ、今迄のところ杏の必要性が感じられない。

脚本=神田優 演出=森脇智延

  • << 364 【2022夏ドラマ】 「競争の番人」6話まで終了。 6話にして初めての一話完結版、そこは評価したいけど、ドラマとして面白くしようとする余り、7年前の桃園の“失敗”を利用したミスリードに重きを置き過ぎて、自分を陥れようとした弟子を公取を利用して迄守り、改心させようとする師匠の親心が許されるという、何か強引な結末で後味が悪かった。 毎度の事だけど仲間に説明無しの小勝負の単独調査。あれが無くて彼が普通に気付いた事を“こうなのでは?”と先に仲間に話していれば、また廃業した店への聞き取り調査等、彼らが基本的な事を先にしていれば、ダイロクが判断ミスをする事は無かった訳で、ご都合主義の展開にはかなり白けた。 7年前、自分が着物業界で成り上がる事だけを考え、私的独占の疑いで桃園に調べられても逃げ切った時に、桃園から言われた言葉「競争の無い世界は必ず滅びます」が切っ掛けになって考えを改め、見込みの有りそうな弟子を厳しく育てたけど、不器用な師匠の思いは弟子には上手く伝わらず、“恩を仇で”どころか、始めから“恩”を恩とすら認識していなかったというプロットは良かったんだけどねえ、展開がねえ…雑…。 脚本=丑尾健太郎 演出=相沢秀幸

No.350 22/08/08 18:07
匿名さん0 

>> 334 【2022夏ドラマ】 「オールドルーキー」5話まで終了。 今回一番印象に残ったのは、フェンシング選手の三咲役の當真あみで、「妻、… 【2022夏ドラマ】

「オールドルーキー」6話まで終了。

今回はビクトリーの契約選手でBリーグの新垣(浅利陽介)が、今のチームとの3年契約が切れるので、別のチームへ移籍させる話。既に葛飾(高橋克実)がほぼ話をまとめている案件で、新町の独り立ち初仕事として与えられたのだが、新垣が練習中に膝の前十字靭帯断裂の大怪我をしてしまい、移籍交渉はストップ、元のチームにはビクトリーが契約した有望株で、新垣とポジションが被る選手の入団が決まっており、新人の新町にとっては一気に難しい、新なチーム探しという仕事になってしまう。

今回の見所は、自身もJ1時代に足を骨折し、復帰を焦るあまりに完治しないまま試合に出てまた同一箇所を骨折、それがJ2移籍の原因となり後悔した新町が、自分には相談に乗って止めてくれる様な人は居なかったが、「今の新垣さんには僕が居ます」と完治優先を説得する所で、あんな風に真摯に言われたら納得するだろうなって素直に思った。

ただビクトリーはOJTはやってるけどOFF JTはやってないから、データ等の資料を作る事さえ新町は知らなかったって、“お仕事”部分は相変わらずいい加減だよなあ。

演出家が代わったからか、社長のおちゃらけシーンが無くなってホッとした。

脚本=福田靖 演出=伊東祥宏

  • << 363 【2022夏ドラマ】 「オールドルーキー」7話まで終了。 今回は車椅子テニスのパリパラリンピック代表候補選手・吉木(福山翔大)と契約を結ぶ話。 パラリンピック代表になる為のポイントを稼ぎたい吉木は、海外の試合を転戦したいが費用が足りず、ビクトリーと契約をしてスポンサーを見付けて欲しいと望むが、試合中継も無いスポーツではスポンサードするメリットが少ないと断られ、中々見付けてあげる事が出来ない。 この時の社長の檄「吉木君をパラアスリートだという概念は捨てろ!本当のリスペクトが無いと相手に熱意が伝わらないぞ」は的を射ていて、初めてこの人はスポーツマネジメントの会社の社長なんだと実感させられた(笑) これは演出の部分への不満なんだけど、テニスシーンの福山翔大が力み過ぎで、観ていて疲れた。あんなにずっと画を暑苦しくせず緩急を付けた演出をして欲しかった。 国枝慎吾さんが出ていたけど、本物の選手はスムーズに移動して、力まないで打つものね。 果奈子の本が売れて、メディアがこの元女子アナに飛び付き、仕事が忙しくなって子供への影響が出てしまうという、有りがちなパターンに突入するのか? 今回、梅屋敷が吉木との契約に積極的だった件にも、がっつりプライベートが絡んでいたし、何かそういうのあんまり観たくないのよねえ。 脚本=福田靖 演出=石井康晴

No.349 22/08/07 18:14
匿名さん0 

【2022夏ドラマ】

「個人差あります」(東海TV・共同TV)脚本=ひかわかよ 出演=夏菜、新川優愛、馬場徹、紺野彩夏、大水洋介、大浦龍宇一、鶴田真由、白洲迅 他

日暮キノコの漫画原作。《土ドラ・55分枠》(全8話予定)

体質によって、危篤状態から回復した時に異性化する人間が存在するというのが前提の話。

二人暮らしの磯森夫妻は、既に倦怠期なのか何なのか、夕食時、夫の晶(白洲迅)は今日の出来事をずっと喋っているが、妻の苑子(新川優愛)は相槌さえ打たず面倒くさそうな態度。仕事中から頭痛がしていた晶は、ダイニングから出て行った途端に倒れ意識不明に。
医師に危篤と言われて、夕食時に夫が何を話していたのかを覚えていない事を後悔し、それを駆け付けた義母に告白する苑子。そんな時、意識が戻った晶が廊下に出て来たのだが、彼は女(夏菜)になっていた。

苑子は驚きはしたが直ぐに現実を受け入れ、晶の家族も今迄と変わり無く彼に接する。
それだけでなく、晶の勤務先(100円ショップの会社)でも、苑子から説明を受けていた部長が部下にも“異性化症状”を理解させた上で晶を復帰させたので、彼は嫌な思いをする事無く職場に戻れた…と、ここ迄はほぼファンタジーだな。

体が女になった晶を世話する事が楽しそうな苑子。でもこの先、心も女性化するらしいからどうなる事やら?

脚本=ひかわかよ 演出=山内大典

  • << 362 【2022夏ドラマ】 「個人差あります」2話まで終了。 なるほどねえ。 夏菜と新川優愛のダブル主演は分かるんだけど、何で白洲迅も加えたトリプル主演を謳っているのか不思議だったのだが、そういうことなのかと合点がいった今回。 医師が、元の性別に戻った例は有るけど、方法については皆さん話したがらないので、具体的には分からないと晶に説明していた時点で、何となくそうなのかなとは思っていたのだが、苑子がメールで問い合わせた異性化した人rabbitの返信でも、元の性別に戻ったきっかけは、プライベートな事情を挟むので答えられないと有り、これでほぼほぼ確信した。 晶が逞しい肉体の男性に目が行ったり、化粧が濃くなったり、雪平を男として意識したりしていたので、心も体に近付いて来ているのかなとは思っていたが、酔っていたとはいえ、まさかの雪平とベッドでそういう関係に!? 翌朝、雪平は驚愕する。バスルームで見た晶が男に戻っていたから。 rabbitの返信の最後には“きっかけには個人差あります”と有ったので、本当に関係が有ったのかはまだ分からないけど。 男として帰宅した晶と苑子の関係、多分異性化女子だと思うドラッグストアの子(真尋)と晶の関係、何より雪平と晶の関係がどうなるのか次回も気になる。 脚本=ひかわかよ 演出=山内大典

No.348 22/08/07 17:14
匿名さん0 

>> 333 【2022夏ドラマ】 「初恋の悪魔」3話まで終了。 このドラマに関しては気になった事を箇条書きスタイルで。 ・鈴之介は星砂… 【2022夏ドラマ】

「初恋の悪魔」4話まで終了。

このドラマに関しては気になった事を箇条書きスタイルで。

・遥日の部屋のクローゼットに星砂が隠れているのを分かった上で、遥日に「お前は庇ったりしなくていいんだよ」と言った雪松は、星砂が朝陽を殺したと疑っているのか?

・森岡に「大丈夫ですか?」と聞かれて「僕が大丈夫だった事は一度もありません。そういう意味では大丈夫です」と答える鈴之介。確かにそうだ(笑)

・遥日に告白されそうになり、遮ってお兄さんを殺したのかもしれないと話す星砂。自分とヘビ女のどちらが主体なのかも分からなくなったと怖がる星砂をハグし、「トマトが嫌いでエビフライが好き、僕が貴女を知っています。困ったら僕を見て下さい。僕が貴女だって言います」
おずおずと遥日の背中に両手を回す星砂。
うん、名場面だ。

・動画サイトの情報から簡単に犯人を割り出した刑事課。鈴之介達の自宅捜査会議の意味って…。

・初回から感じていたけど、林遣都のちょっとした表情や言い方が、時々「結婚できない男」の主人公と被る。

脚本=坂元裕二 演出=鈴木勇馬

  • << 361 【2022夏ドラマ】 「初恋の悪魔」5話まで終了。 このドラマに関しては気になった事を箇条書きスタイルで。 ・森園って何者?この一番刺の様に刺さっていた謎が、鈴之介の自宅に隠された謎と、彼の爪弾きにされていた少年時代の話に絡めて一気に解き明かされた今回は、内容としても秀逸で、これ迄で一番満足度が高かった。 ・と同時に、森園が元弁護士と明かされ、彼が被告を弁護した“中学生失踪殺人事件”の時に、捜査陣に居た雪松と知り合っていて、堂々としている森園に対して避けている様に感じる雪松という、新たな謎が提示された。 ・朝陽の転落現場で遥日は雪松を信じる事にして、兄のスマホを渡そうとするが、横から素早く奪って逃げた星砂の心理とは?雪松を怪しんでいるのか、はたまた“ヘビ女”の事が露見するのを恐れたからなのか? ・復職し口木と東京出張をした鈴之介は、男に絡まれている星砂を助けるが、彼女は自分を知らなかった。鈴之介は星砂の秘密を知り、もしかして“ヘビ女”の方に惹かれて行くのか? ・「人は人、自分らしくしていればいつかきっと、未来の自分が誉めてくれるよ」 鈴之介が初めて心の交流が出来た他人、老婦人の椿(山口果林)から言われたぐっと来る言葉。 ・あの高いキーからいきなり歌に加わって音程を外さなかった林遣都って、もしかして歌が上手いの? 脚本=坂元裕二 演出=塚本連平

No.347 22/08/07 10:53
匿名さん0 

>> 331 【2022夏ドラマ】 「雪女と蟹を食う」4話まで終了。 彩女という人物がまた分からなくなった。 彩女の回想だと雪枝一騎と彩… 【2022夏ドラマ】

「雪女と蟹を食う」5話まで終了。

函館に上陸した二人は市場へ。そこの蟹の店があの時テレビで見た店だと気付く北。彩女も同じ番組を見ていた事が分かる。その時彼女の目に止まったのは蟹ではなくて、後ろのテーブルで蟹を食べようとしている夫の姿と、一緒に居る若い女の後ろ姿だった。
あの番組を見て、北は最後に北海道で蟹を食って死のうと思い、彩女は何を思ったのだろう。

自殺の意思を持った北が彩女の家に押し入ったのは偶然だった。でも彼の口から“北海道”“蟹”“自殺”の言葉が出て来て、“道連れ”が飛び込んで来たと、彩女の背中を押したのかもしれない。

世の中に絶望し一人ぼっちだった北は、彩女と旅をする内に、彼女の存在が生きる理由になり始めていた。それを敏感に感じ取り彼を突き放し始めた彩女。
彩女の手帳が気になり、雪枝一騎の誕生日でロックを解除した北。中身は北と出会った日からの事を綿密に綴った日記の様だった。
読んでるのがバレて「彩女さんの事を知りたい」と言う北に、「やっぱり貴方には死ぬ覚悟が無いのね」噛み合わない二人。

外に出た北は迷子になり、一晩ホテルに帰れず野宿し、親切なマリア(久保田紗友)という女性に送って貰えたが、彩女は去った後だった。
彩女がバッグに忍ばせている包丁の意味とは?彼女の本心は一体どこに有るのだろう。

脚本=まなべゆきこ 演出=内田英治、柴田啓佑

  • << 360 【2022夏ドラマ】 「雪女と蟹を食う」6話まで終了。 立ち寄った教会で太宰治の「斜陽」をバッグから取り出し、高校時代の一騎とのやり取りを思い出す彩女。 彼女は太宰の影響を受けた一騎の文章に深く傾倒し、自分からバックハグし「私、先生のヒロインになりたい」と迫り、「恋の秘密を守れるか?」と聞く一騎に「一生守ります」と約束をした。 彩女のダイヤルロック式手帳の暗証番号が一騎の誕生日だった時に、べた惚れなんだなとは感じたが、そもそもの関係の始まりも文学少女の彩女から望んだものだったとは…。 教会でマリアと彩女が知り合った時は、このままマリアが二人の間を繋ぐのかと思ったが、マリアには亡くした子供(ひかり)がいる、彩女は「人を待っているの」という話をしてそのまま別れ、マリアが偶然フラフラと歩く北を見付け、倒れた北を勤務先に連れて行き、目覚めた彼に自分の弁当を食べさせた事から、二人の二度目の縁が始まる事になる。 マリアはNo.1ホステス(まあ当然だよね)。自分が一番苦しかった時に神父に救われた経験から、北を放っておく事は出来なかった。それにしても殆ど知らない男を「ありがとう」が言える人だからという理由だけで信じられるマリアに驚く。 そしてどうやらマリアは、同僚が心配していた太客の妻に襲われるみたいで、北が助けに行くのかな? 脚本=まなべゆきこ 演出=内田英治

No.346 22/08/07 10:15
匿名さん0 

>> 329 【2022夏ドラマ】 「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」3話まで終了。 今回はファスト映画を何本もアップロードして、著作権… 【2022夏ドラマ】

「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」4話まで終了。

今回は電動キックボードでひき逃げをした(本人は助け起こし救急車を呼ぼうとしたが、相手(新庄=シソンヌのじろう)が大丈夫だからと拒否したので呼ばなかったと主張)として逮捕された一奈(生見愛瑠)を弁護する話だが、検察官として投入されたのが東京地検の若手エースと言われている、羽男の実姉の優乃(MEGUMI)で、羽男が何故姉が担当しているのか訝った通り、新庄の妻の父親が東京地検の元検事正で、その義父に忖度してエースを投入したのではと石子は推理し、それは当たっていたのだが、優乃はこの事件を利用して、新庄も通っていた事故現場近くの違法カジノを摘発すべく、身内に甘い検察に邪魔されない様に、弟達が暴いて警察に摘発させるべく計算ずくで動いていていたと、石子が後で看破するという流れで、めるるの好演も有って、事件部分は交通ルールに関する啓蒙にはなったかなと。

優乃は弟が臨機応変に動けない事を知っていて、変われないなら弁護士を辞めろと愛有る叱咤。
弟が投げ出さずに真実に辿り着き、依頼人の執行猶予を勝ち取れたのは、パラリーガルの石子のお陰だと分かっていて、弟を宜しくと頭を下げたのは姉としての感謝の気持ちだったのだろう。
実際いいバディになりつつ有るよね。

脚本=西田征史 演出=塚原あゆ子

  • << 359 【2022夏ドラマ】 「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」5話まで終了。 ここ迄の全5話の中では一番マチベンが扱いそうな話で、これ迄の話で二転三転させて来た“仕込み”も、想像出来る範囲内に収まっていて、派手さは無いけど落ち着いて観ていられる内容だった。 隣家の木の枝に大量に居る毛虫がこちらに落ちて来て嫌だと、甥にちょっとこぼしたら弁護士を頼んでしまった。 逆にそちらの家からはピアノの音が聞こえて来ると町内会長にちょっとこぼしたら、会長が勝手に隣家に内容証明を送り慰謝料を請求してしまった。 本人同士の意向は蚊帳の外で、弁護士対会長(元行政書士)で話が大きくなってしまう。こういうトラブルって結構有りそうな気がする。 お互いが男女の独り暮らし設定だったので、本当はお付き合いをしていたのではというのは容易に想像出来た。 男が自分の病気(透析通院してる)で将来的に迷惑を掛けたくないと、黙って身を引いたのがボタンの掛け違いの始まりだった。 石子「高齢者の皆さんこそが若者の未来そのものですから」 羽男「人生を楽しむ義務が有るんじゃないですかね」 確かに、ショボくれるよりは生き生きとしていて欲しいわな。 大庭の内定先の社長(田中哲司)、癖が強そうで、また大庭がトラブルに巻き込まれそうな嫌な予感。 脚本=西田征史 演出=山本剛義

No.345 22/08/07 00:35
匿名さん0 

>> 328 (続き) 風早はかんなの家に有った薬の袋から虐待を疑い、麻美の過去の経歴の捜査で母親からの教育虐待が有った事を知る。 麻美は精神的に… 【2022夏ドラマ】

「オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜」5話まで終了。

15年前の事件の直後に心野が入院した時に、親身になってお世話をしてくれた医師・望月暁子院長の葬儀に行き、突然豹変した秘書の潮田(浅利陽介)に、院長の家族らと共に立て籠りの人質にされてしまった心野。でも潮田の目からは“驚き”の色ブルーが放出されていた。自分が事件を起こしているのに、何故潮田は驚いているのか?

潮田は父親の指示で動いていて、トンネル事故は県警の到着を遅らせる為に、潮田の父がわざと起こしたのかとか思っていたら、真相は全く違っていて、でもちょっと肩透かしを食らった様な感じで“あっ、そうなんだ”位の感想しか持てなかった。でもそこ迄の話に興味が持てていたのは、浅利陽介があの状況に陥った男の心情を上手く演じていたからだと思う。

で、最後にこのドラマらしく、驚きの縦軸をぶっ込んで来た。心野と一緒に縛られていた葬儀社の小野寺(片桐仁)が、「元警察官なんで」と心野に話した時は、そうなんだとしか思わなかったのだが、まさかの真犯人?
心野が当時も今も見た、小野寺から放出されていた色は黒っぽかったけど、あの意味は何なのだろう。そしてその記憶は本当に正しいのか?
今も小野寺が平安と会っている理由は?

ホント、縦軸の入れ方が上手過ぎる。

脚本=三浦駿斗 演出=中茎強

  • << 358 【2022夏ドラマ】 「オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜」5話まで終了。 今回の取り調べは断片的な記憶喪失の華道家・円山宗吾(尾上寛之)。遺体無き殺人事件について調べるのだが、本人は自損事故のショックで解離性健忘症に掛かっており、トランクには大量の血痕と血の着いた華道用の刃物とスコップという証拠は揃っていた。遺体が無く本人の記憶も無いので、肝心の被害者が特定出来ないという事件を、円山が放出する“恐れ”等の色と、円山が最後に通話して今は行方不明の、暴露系VTuber菱田(コウメ太夫)を調べる事で、真相に辿り着く心野と風早。 脳梗塞の後遺症で色覚異常となり、それでもただ一人自分に付いて来てくれた弟子の三隅(坪根悠仁)との関係が、もしかしてと思わせる演出(時々おネエ言葉が出る円山)も上手かったし、何しろ芝居の上手い尾上さんだから、取り調べの攻防自体が面白かった。 菱田がどうやって色覚異常の秘密を掴んだのかが分からなかったけど。 心野の両親を殺した犯人(こがけん)は自殺した筈なのに、何故小野寺は同じ黒を放出しているのか。風早は心野を信じる事にして、警察も絡んでいるかもと当時の捜査関係者の事を心野に聞くと、署長が平安さんだったと思わぬ返事で固まる風早。 うーん、まだどっちとも言えないな。 そして紫織の一筋の涙の意味とは? 脚本=橋本夏 演出=林雅貴

No.344 22/08/06 23:52
匿名さん0 

>> 326 【2022夏ドラマ】 「純愛ディソナンス」3話まで終了。 小坂と加賀美は不倫をしていて、別れたくなかった加賀美が殺してしまったと… 【2022夏ドラマ】

「純愛ディソナンス」4話まで終了。

正樹は何故愛菜美と結婚したのかが、正樹の回想という形で短くまとめられていた今回。あの後父親に感動されたのは当然だと思うけど、それで何で工場勤めを選択したのか。そこで絡んで来た同僚に怪我をさせ警察沙汰に。出て来た正樹を待ち構えていたとしか思えない愛菜美の口利きで、父親の会社に雇って貰えたから彼女に感謝していたのは分かるけど、そこから彼女にプロポーズをした心理とは?その場面の画は無かったので、その時の愛菜美の様子は分からないのだが、父親に口利きをする迄の愛菜美は、“碓井先生”のビジュアルのままだった。

そして現在、愛菜美は変貌を遂げ、クモの巣を張って絡め取る様に自分の物にした夫の正樹は、常に愛菜美に気を使い言葉を選んで会話をしている。愛菜美はトロフィーハズバンドが欲しかっただけなのか?それとも?

愛菜美の兄の北都は愛人の子で、子供の頃に賢治が引き取った。賢治がその様に育てたのか、北都が気に入られる様に迎合したのかは分からないが、賢治のミニチュアみたいな男に育ち「拾い物にしては上出来だよ」と賢治に評価されていた。
結局正樹は賢治の右腕でも何でも無くて、いい様に使われているだけだった。

この状況で冴を求めるのは必至、そこから泥沼に陥るのも必至か。

脚本=玉田真也 演出=木村真人

  • << 357 【2022夏ドラマ】 「純愛ディソナンス」5話まで終了。 教師時代の愛菜美が何であんなに地味で暗かったのかを考えると、やはりあの鬼畜の様な父親に萎縮しながら育ったからなのかなと思える。だから明るくフレンドリーで、学校で唯一生徒から好かれて人気者だった小坂に嫉妬し、その信奉者でもある映像研の生徒達の事も良くは思っていなかった。 そんな中、辞める小坂の代わりに来たイケメン教師の正樹に、愛菜美が好意を持ったとしても不思議ではない。でも自分に自信が持てない愛菜美は、遠くで見ているしかない。それなのに憎き映像研の冴が正樹の周りをチョロチョロしている。これは潰しておかなきゃ。それであの写真UP作戦を実行し、目論見通り正樹から冴を引き剥がす事に成功した、というのが私が想像したあの頃の愛菜美の心情。 そしてトロフィーハズバンドを手に入れた愛菜美は自信が持てる様になり、作家を目指して成功すると、更に自分に自信が持てて今現在の愛菜美に変貌を遂げた。 でも本質は変わっていない筈だから、正樹の愛を常に試していなければ不安で仕方ないのでは? 冴は飛んで火に入る夏の虫状態。慎太郎も危惧する真っ直ぐ過ぎる冴は、今の正樹には出会うべきでは無かった。 愛菜美だけでも相手が大変なのに、静までまた出て来た。冴の真っ直ぐな純粋さは諸刃の剣だな。 脚本=倉光泰子 演出=土方政人

No.343 22/08/06 15:43
匿名さん0 

>> 325 【2022夏ドラマ】 「六本木クラス」4話まで終了。 前回、長屋父子がウザいと書いたら、今回の出番は控え目で、私はこの位の方が好… 【2022夏ドラマ】

「六本木クラス」5話まで終了。

二代目みやべの創業スタッフは、葵を除いてセンスの無い素人ばかり(もちろん新を含む)で、これで長屋父子に復讐って、あの代理出頭した庭師のアリバイを知っている刑事(緒方直人)が新と組めば、息子の龍河の方は潰せると思うけど、父親の事業を潰すなんて永遠に無理だろうと思っていたら…何と新は優秀なファンドマネージャーと組んで、父親の保険金3億円で、龍河の暴行事件で暴落していた時の長屋の株を買い、その他の投資も含めて5億円の利益を出し、その5億円で更に長屋株を買い増すという、裏工作を着々と進めていた。

そのファンドマネージャーが、あの龍河のイジメを受けていて新が庇った一日だけの同級生の桐野(矢本悠馬)で、彼らは裏で相川専務(稲森いずみ)を説得し、彼女の出す条件もクリアして、相川次期会長実現の為に手を組む所迄漕ぎ着けていた。

相川と新の持ち株と桐野の資金を増やす腕、相川の社内の人望が有っても、それだけで長屋を乗っ取るのは無理だけど、長屋は龍河という墓穴を掘りそうな爆弾を抱えているし、あのワンマン振りではいずれ本人も何らかの墓穴を掘りそうで、やっと復讐の二文字に現実味が出て来て、話も面白くなりそうな気がして来た。

葵の魅力だけじゃいつまでもは持たないから良かったわ。

脚本=徳尾浩司 演出=樹下直美

  • << 356 【2022夏ドラマ】 「六本木クラス」6話まで終了。 前回は希望が持てそうだったけど、“三歩進んで二歩さがる”みたいな感じで、中々前には進んで行かないな。 前回、『あの代理出頭した庭師のアリバイを知っている刑事(松下=緒方直人)が新と組めば、息子の龍河の方は潰せると思うけど』と書いたら、何故か“みやべ”の取引業者(食材卸し)としていきなり登場したのでびっくり。どういう経緯で取引を始めたのかは不明なんだけど、土下座をして迄証言を拒む(あの時偽証をしたから、今証言を覆すと娘の側に居られなくなるというのが理由)松下が、何故“みやべ”との取引をOKしたのか不思議だ。 大企業の会長が“みやべ”の入るビルを買い取りビルから追い出す、それが嫌なら土下座しろって、もう殆ど下手なコメディーだよ。 今回の見所は優香が龍河に「あんたが轢き殺した…私にとっても父親の様な人」を持ち出して、「私はあんたが大嫌い!」と態度を鮮明にした事と、バス停のシーンでは新の事を守らなければと母性迄見せていた葵が、店のピンチを救う為に、長屋に戻るのを条件に父親に手を出さない様に頼んでみると話した龍二には、嬉しそうに「そうしてくれる?」と二面性を見せ、やっぱりソシオパスなのかと感じさせた所。 轢き逃げの証言をしてくれるのは、松下より優香の可能性の方が高いのかな。 脚本=徳尾浩司 演出=樹下直美

No.342 22/08/04 16:33
匿名さん0 

>> 304 【2022夏ドラマ】 「テッパチ」3話まで終了。 自動小銃の撃ち方訓練で、急に弾倉を装填出来なくなった宙を落ち着かせる為に桜間が… 【2022夏ドラマ】

「テッパチ」5話まで終了。

今回はネットで評判のよろしくない“裸出し過ぎ問題”に配慮してか、裸のシーンは一切無しで、その代わりに(代わりではないか(笑))自衛隊の広報の様なシーンがたっぷり盛り込まれ、“訓練生がいい年して精神年齢が低過ぎ”“こんな人が自衛隊になるの?”とか、これもネットで言われてイメージが悪かったので、大切な協力者である自衛隊のイメージを上げる為に、二つの大震災での活躍と、妊娠出産子育てに十分配慮し、家庭と仕事の両立が出来る自衛隊をドラマにがっつりと絡ませていた。

まあ潜水士の話と言って海保に協力させて、殆ど海に潜らずにコケにしていた「DCU」よりはマシなのかもしれないけど、
あれだけ宣伝臭が出てしまうとちょっと引く。

あと自衛官を一生の仕事と決めて、大好きな彼ともきっぱり別れて訓練生になった奈央(坂東希)だけど、そもそも何が彼女をそこ迄突き動かしたのかの部分が描かれていないから、「何を一人で突っ張ってんの?」としか思えなかった。
ドラマなんだから、人物の背景もしっかり書いてくれないとね。

※ドラマの運転手って何でクラクションは鳴らすけどブレーキは踏まないの?危ないって思ったらまずブレーキを踏むよね、普通。(ヒーローが助ける為なのは知ってるけど、不自然だよなあっていつも思う)

脚本=関えり香 演出=都築淳一

  • << 355 【2022夏ドラマ】 「テッパチ」6話まで終了。 今回は3ヶ月間の前期訓練の締めくくり、過酷な“総合訓練”に宙の母親の事故で危篤話を絡め、訓練後に駆け付けた宙と意識が戻った母親との和解、八女が一班一人一人に言葉を掛けての前期終了で、彼らは自衛官に任官、後期訓練の3ヶ月は描写は無しで、南関東駐屯地に宙と馬場が配属されて、一尉に昇進した桜間も何故か異動して来て宙達の上司となる所迄が描かれた。 高校のラグビー部でその傲慢なプレーから、怪我で離脱した時に「居なくなってくれた方がせいせいする」と陰口を叩かれ、母親は再婚し、そこからは荒れ放題だった宙が、たったの3ヶ月であそこ迄仲間を思いやれる男に激変するのだから、候補生の訓練恐るべし。(でも今回を除き、過酷な訓練の描写はほぼ無かったけど。コロナ禍で色々制約が有ったのかなとは思うけど、訓練生の話で激しめの訓練描写があまり無いのは如何なものか) 佐野勇斗が第二部も残ったのは嬉しいけど、白石麻衣までくっついて来るとは…。(彼女は表情の変化に乏しいから観ていてつまらない上に、要らない恋バナ要員でも有るから、出来れば一部でさよならしたかったのに)(相関図を見たら北村一輝と藤岡真威人は、二部も少し出番は有るみたいね) 取り敢えず次回がどんな感じになるかだな。 脚本=本田隆朗 演出=石川淳一

No.341 22/08/04 15:56
匿名さん0 

>> 322 【2022夏ドラマ】 「家庭教師のトラコ」2話まで終了。 高志(阿久津慶人)が母親の目を盗んで店のレジから五千円を抜いたのは、想… 【2022夏ドラマ】

「家庭教師のトラコ」3話まで終了。

里美(鈴木保奈美)は利明(矢島健一)の愛人で守は二人の間に生まれた子だから、利明は里美と再婚して守を引き取ったのだと思い込んでいたら、他の男との間に出来た子で連れ子だったのね。
それなら何で利明はあんなに蔑んでいる里美と再婚したのかね。格の釣り合う家の出の女性を選べば良かったのに、不思議だ。

トラコの嫌いな言葉「分かんない」「しょうがない」最後は「すごくない?」だった。それを使った守に、「自信が無いのをごまかしているだけ。言い訳ばかりでヘラヘラして。親の経済力で大学に行ける事を有り難く思え!」ここの鋭い台詞はトラコの地が出ちゃってる。自分も大学に行きたくても行けない口だったからかな。

空港でトラコが守を「ワハハハハ」と笑い飛ばす場面、口だけで笑っていて下手だった。コスプレ演技もメリーポピンズ風はまあまあだけど、熱血教師風は力み過ぎでハラハラするし、美人教師風は滲み出る色気が無くて無理してる様に見えてしまう。
遊川さんが何を意図して使い分けているのか知らないが、演技力の面で無理している様に見えるなら、やらない方が良かったのでは?

※矢島健一が「プリズム」と丸々の役被りで混乱する。

脚本=遊川和彦 演出=岩本仁志

  • << 354 【2022夏ドラマ】 「家庭教師のトラコ」4話まで終了。 もう観るのに若干疲れて来た。 何かを伝えたいからこのドラマを作っているのだろうとは思うのだが、表現が一々回りくどいのと、トラコ側の事情(生い立ち、家庭教師を続ける理由、大金の使い道等)がチラ見せだけでほぼほぼ伏せられているので、結局分かろうと思っても分からない、だから苛々して来る、観ると疲れる←今ここ 最近の遊川作品は、頑張って最後迄観ても「うおー、そうだったのか」みたいなカタルシスも得られないし、何を言いたかったのか理解出来なかった物も有るしで、相性が悪いんだよなあ。 という事で、まだ離脱はしないけど、感想はトラコ側の事情が分かる迄は書かないかも。(その前に離脱するかもだけど) 脚本=遊川和彦 演出=岩本仁志

No.340 22/08/04 15:17
匿名さん0 

>> 275 【2022夏ドラマ】 「ロマンス暴風域」(C&I・MBS・製作委員会)脚本=開真理 出演=渡辺大知、工藤遥、小野花梨、三浦理奈… 【2022夏ドラマ】

「ロマンス暴風域」全5話終了。

原作がどうなっているのかは分からないが、芹香の設定(東京に出る為に夫を利用したのは理解出来るけど、そこから風俗嬢をして客の民生の私生活に迄踏み込み、彼を惑わせ、最後は夫を盾にして逃げた)が理解の範疇を越えていて、意味不明でモヤモヤした。

芹香を運命の女だと思い込んでいただけに、ショックが大きくて次々に風俗に通い、隙間を埋めようとしていたのかは分からないが、そんな中、なっちゃん(小野花梨)という嬢に出会い同棲迄始めたのに、それでもまだ風俗に通い続ける民生の気持ちが理解出来なかった。
一方のなっちゃんは美顔器の借金が30万円残っているからと風俗は辞められず、でも嘘は付けなくて体が客を拒否してしまう。民生は俺が払うよと言ったけど、なっちゃんは彼のスケッチブックを見て、今でも好きな女が居る事を知っていたし、それが町で偶然会い、民生が「せりか」と呼んでも無視して去って行った女だと感じていたから、「ありがとう、ごめんね。夏希」のメモを残して去ってしまう。
「夏希って言うんだ」って民生が言ったのが衝撃だった。

最後は嬢相手に思い上がっていた自分に気付いた民生が、なっちゃんを捜し当て「結婚しよう」で幕を閉じた。
なっちゃん以降の話はまあ納得だったけどね。

脚本=開真理 演出=児山隆

No.339 22/08/04 00:37
匿名さん0 

>> 319 【2022夏ドラマ】 「ユニコーンに乗って」4話まで終了。 今回は世の小鳥ファンも納得の出番の多さで、美味しいお茶の淹れ方を知っ… 【2022夏ドラマ】

「ユニコーンに乗って」5話まで終了。

佐奈が小鳥へのお礼にECサイトで購入した革靴を間違えて会社宛に送ってしまい、それを功が開けて中身を見てしまい…って、佐奈は個人で購入したのだから、宛先は間違えて会社でも佐奈の名前は記載されてる筈でしょ?それなのに功は開けちゃったの?あと佐奈は小鳥の靴のサイズをどうやって調べたのかな?

まあそれは小さな事だからいいとしても、海斗の作ったアプリが容量が大き過ぎて、使えないスマホが出てしまう事にビジコン前日に気付くという設定、そんな基本的で一番大事な事、開発の前に話し合って共有しておくのが当然だろうに。
拗ねた海斗が小鳥のお陰で戻って来て、徹夜をしたら修正出来たというスーパーマン振りはドラマとして許容出来るんだけど、その前段のミスの設定が、お仕事ドラマとしては有り得なくて、こういうの何度目?

話の始まりが無いと劇的な何かは生まれないから、あれこれ設定するのは連ドラのお約束だけど、この脚本家はその仕掛けがわざとらしくて、素直に受け取れない部分が目立つんだよなあ。

それでも観ているのは、魅力的な小鳥、馴染んで来た海斗、頑固だけど可愛い佐奈等、どうなるのか気になる人物が居るから。これで功と早智をもっと上手く作っていればなあ、そこは残念。

脚本=大北はるか 演出=棚橋孝義

  • << 353 【2022夏ドラマ】 「ユニコーンに乗って」6話まで終了。 うーん、やっぱり仕事の部分の基本的な事(特許申請しないままビジコンに出ていたとか、そういう会社に大企業が3億円投資するとか)をわざと緩めに描いて、次の困難を作り出すスタイルは好きになれないなあ。 海斗が疑われる様に描いているけど、あそこ迄露骨に見せたという事は逆に違うんじゃないかな。 功が佐奈に告白をして、最高のビジネスパートナーだよと返されて、そこから二人がギクシャクし職場の雰囲気にも影響が出て、だから職場内の恋愛禁止なんだというのは、ああやって映像で見せられると中々説得力が有るものだなと感じた。 次郎の作戦で二人が会い、話し始めたら直ぐに仕事の話に繋がって行き、ギクシャクが取れた…という部分も自然で良かったけど、引き抜きの話が有って逆に自分がドリポニに居る意味を再認識した功から、佐奈のビジネスパートナーでいたいと言われた後、佐奈があの約束(寝た振りをして「うん」と返事をしていた、30才になってお互いに云々の話)も無しになるのかと呟くシーンは蛇足だったなあ。 どうしても恋バナのパートは確保しておきたいのが見え見えで。 功の人物像は若干修正されたので、後は軽さしか感じられない早智のキャラを何とかしてくれ。(ついでに某大女優の息子ちゃんの棒演技も…) 脚本=大北はるか 演出=青山貴洋

No.338 22/08/03 23:55
匿名さん0 

>> 318 【2022夏ドラマ】 「プリズム」3話迄終了。 白石は大学の研究室に居て陸は教え子だったが、二人は所謂恋仲になり、どういう経緯で… 【2022夏ドラマ】

「プリズム」4話迄終了。

森下家に挨拶に行く陸と皐月。彼女の家にも挨拶をしろとだけ言って、直ぐに席を立つ父親。皐月の両親が離婚している事にも「よくある事」と理解を示して意外だったが、陸の話だと5才の時に自分の母親は家を出て行き今の母と再婚した、だからなんだなって。
でも流石に皐月の両親の離婚理由を知ったらどうなるのかなとは思うが、その辺りは皐月の父もよく分かっていて、陸に自分の事は君の親には話さない方がいいと。
「僕の事が将来、娘の足枷になるんじゃないかと心配だった。僕にとって一番大事なのは娘の幸せなんだ」と。でも結婚願望が無いって皐月が言うのは、やっぱり父の事が足枷になってるからだよね。

陸が父からの融資を受けてリガーデンは続行。白石と皐月は気が合うみたいで、陸を含めた3人の間に流れる空気感が、何とも言えない優しさに包まれている気がして。

皐月は倒木で頭を打ったりはしたけど、台風上陸の前に何とか間に合った養生のお陰で、ガーデンは事なきを得たのだが。

本物の台風は去ったが、予告によると皐月にとっての今回は嵐の前の静けさであって、これから一気に様々な困難が襲って来る様だ。皐月はそれに耐えられるのか。

脚本=浅野妙子 演出=船谷純矢、タナダユキ

  • << 367 【2022夏ドラマ】 「プリズム」5話迄終了。 白石は性自認後、バレない様に上手く立ち回らなければという自分への縛りが有ったが、海外に出てそういう気付きが有ってキャリアを積めたから、何の後悔もないと陸に語る。それは父のした事を申し訳なく思う陸への配慮でも有り、白石自身の本音でも有るのかな。 皐月の父が心筋梗塞で倒れて緊急手術。同意書は先に到着していた信爾ではなく、娘の皐月に記入が求められ、術後の説明もまずは娘に声掛け、皐月が信爾の同席を頼んだら認められる、今はまだこういうシステムなのだ。傷付いている筈なのにそういう素振りは一切出さず、常に一歩引いて、初めて対面する皐月の母親にも気を使い、でも何が有っても耕太郎の面倒は最後まで自分が見るという、強い覚悟も持っている信爾に人として惚れた。 白石が皐月に言った言葉、「普通って誰かが作った基準でしかないよね」本当にそう。でもLGBTQに限らず、この“普通”が縛りになって、苦痛を抱えながら生きている人は五万といるんだよね。多数が安心する為の“普通”が、誰かにとっては凶器になってしまう事も有る、その事は常に頭に入れておかなければね。 脚本=久世寝子 演出=船谷純矢 ※今回から浅野妙子は原作表示で、最終回迄脚本は書かない。何か(「エール」の時みたいな)確執が有った?それとも体調の問題?その調整の為の一週休止だったのかな?

No.337 22/08/02 18:29
匿名さん0 

>> 317 【2022夏ドラマ】 「魔法のリノベ」2話まで終了。 今度は小梅の心の声まで映像化し出したけど、それも含めて許容範囲内で、寧ろ初… 【2022夏ドラマ】

「魔法のリノベ」3話まで終了。

今回は事故物件(病死)のリノベ依頼だったが、妻(えみり=トリンドル玲奈)が事故物件には住みたくないと、よく調べもしないで購入してしまった夫(浩晶=迫田孝也)を責め、別れ話まで始める始末。

それをどう説得してリノベ契約迄漕ぎ着けるかという話で、玄之介がビビりのくせに一晩泊まってどうなるか体を張り、ゲームの約束を破られた進之介が無断進入して悪戯をして、父をビビらす辺りは可愛いし面白かったのと、小梅が“誰にでも訪れる病死や自然死迄事故物件と呼ぶのはもうやめて、エピソード物件と呼びたい”と話す辺りは良かったけど、今のところどうでもいい久保寺が小梅に復縁を迫る話とか、そもそもの久保寺に執着してる桜子の話とかに尺を取り過ぎて、肝心のリノベ客夫妻の扱いが雑だったのが残念だった。

ネット記事で元アイドルとそのマネージャーが(多分)出来ちゃった結婚した事は示されたけど、せっかく迫田さんとトリンドルが夫婦なんて面白いキャスティングをしたのだから、二人のポテンシャルを引き出す部分がもっと欲しかった。

演出家が交代したら、こんなにおふざけとお仕事のバランスが悪くなるものなのか、ちょっと残念な3話だった。

次回のゲスト、渡辺真起子、浅野ゆう子、寺島進の凄い組み合わせに期待したい。

脚本=上田誠 演出=本田隆一

  • << 352 【2022夏ドラマ】 「魔法のリノベ」4話まで終了。 外壁の塗装と瓦屋根の補修工事を請け負い、足場迄組んだ段階でドタキャンされ、話を聞きに行ったら依頼人(小山田真理=渡辺真起子)の義姉(保科千恵子=浅野ゆう子)から家相が悪い、お金は出すから本格的なリフォームをしなさいと言われたと説明を受けた小梅達。千恵子は風水を信じるスピ子で、義妹にリフォーム代もポンと出せる程事業でも成功してるらしく、風水を踏まえた設計の家に変えるとの事。 足場迄組んで工事がストップしたから塗装屋の華丸(寺島進)はオカンムリだし、どうやって丸く収めるのか面白そうな案件だったのに、またまた久保寺・桜子ラインがしゃしゃり出て来て、リノベの話がズッタズタ。 何で上手い役者さんを揃えて、リノベ案件も面白そうな話なのに、1、2話の様にきっちりと集中して見せてくれないのかね。 また桜子役の北香那が憎たらしい位に上手いから、実際の登場時間以上にイメージが消えなくて、リノベストーリーの邪魔をするのよ、困ったもんだ。 一応今回で新しい男が出来て解決したのだろうか。でも今度は玄之介の妻を寝取った次男が戻って来るみたいで、今度は玄之介側のサイドストーリーが幅を利かせるのかね、やれやれ。 ※次もバランスが悪かったらもう感想は書くの止めようかな。 脚本=上田誠 演出=本田隆一

No.336 22/08/02 17:44
匿名さん0 

>> 316 【2022夏ドラマ】 「競争の番人」3話まで終了。 やっと“天沢雲海vsダイロク”の話が終わった。 ここまで引っ張ると、初回は… 【2022夏ドラマ】

「競争の番人」4話まで終了。

脚本家3人体制が3話迄で終わり、今回は一人でじっくり書いたせいなのか、匿名のタレコミが有った大メーカーアレス電機の『優越的地位の濫用(下請けいじめ)』について調査をする話が、下請け側から丁寧に描かれたので、リアリティーも感じられたし感情移入出来る部分も有って、いい仕上がりだったと思う。

警察物ではよく有る上からの圧力が公取委にも有って、早々にアレス電機の調査にストップが掛かるも、小勝負は気にせず下請けのまとめ役を調べ、彼が犠牲になって他の下請けを守っていた事実を皆に告げ、ようやく一つにまとまって公取委に証言をする所迄漕ぎ着けたら、アレス電機から下請け一社の契約を切るとの通告が有り、皆が震え上がると同時に、ダイロクに対しては六角検事(羽場裕一=ダイロク六角の父)から、「アレス電機への調査を一旦止めて頂きます」との通告が。

次回はアレス電機の開発本部長・柴野(岡田義徳)側との攻防戦が描かれるのだと思うが、VS.雲海みたいな飛躍した話にはしないで、あくまでも現実に即した話でまとめて貰いたい。

脚本=神田優 演出=森脇智延

  • << 351 【2022夏ドラマ】 「競争の番人」5話まで終了。 満を持してアレス電機に立ち入り調査に入ったら、検察も柴野に横領の疑いが有るからと調査がバッティングし、ダイロクは何もさせて貰えず、それでも検察の調査が終わり回って来た資料のブツ読みを始めたが、目ぼしい物は無し。ただ小勝負が、アレス電機が下請け会社の格付けをしていた資料を見付け、上位30社と契約していた事が判明し、他の社との点差も大きかった事から、アレス電機にとっても皆さんが必要なのだと小勝負が説明、自信を持った彼らは柴野に契約内容の見直しを要求、断られるとそれなら新製品の契約はしないと通告する。 ああ面白くなったなと思ったら丸川がまたまた仲間を説得、その必死な姿を見ていた柴野の事は小勝負が説得、最後は自分の事を変わらず思ってくれる丸川の友情に柴野が応える形で、下請けの要求を飲むし、これ迄の“下請けいじめ”も認めるという流れで、何か土俵際で前にはたかれた様な気分だった。“情には情で”かあ。何かモヤモヤする。 横領をしていたのは柴野の部下で、証拠を見付けたのはブツ読みの達人・桃園で、ちょっとだけ検察に嫌味を言ってたのには笑ってしまった。 殺人の件は柴野は否定。裏が有って藤堂とか政治家が絡んでいるのかね。 このドラマ、今迄のところ杏の必要性が感じられない。 脚本=神田優 演出=森脇智延

No.335 22/08/02 17:06
匿名さん0 

>> 315 【2022夏ドラマ】 「新・信長公記〜クラスメートは戦国武将〜」(ytv)脚本=金沢知樹 他 出演=永瀬廉、山田杏奈、西畑大吾、萩原利… 【2022夏ドラマ】

「新・信長公記〜クラスメートは戦国武将〜」2話まで終了。

感想は書かないつもりだったのだけど、フォーマットが分かった上で観た今回も面白かったので、何故なのかを少しだけ書いておく。

まず歴史が苦手な私が観ても、名前や有名なエピソードの有る武将ばかりが集められており、授業や旗印戦の時に、そのエピソードを下敷きにした行動を各武将がしており、その解説も付いているという至れり尽くせり状態で、頭を使わずに楽しく観られるから楽なのだ。日曜の夜中にはあまり頭は使いたくないので。

そして豪華な役者陣ね。
主役も張れる知ってる役者ばかりが出ているから、誰がどの武将か直ぐに覚えられるから、こちらも楽で助かっている。
永瀬廉(織田信長)も小澤征悦(徳川家康)も同じ15歳設定というのがめちゃめちゃ笑えるんだけど、上記の理由みたいな利点も有るし、小澤征悦とか濱田岳(黒田官兵衛)とかを配置すると、やっぱり演技の重厚感も出る訳で、配役も上手いなと思う。

癖の有る旗印戦を誰が制するのか、迎え撃つ総長とは誰なのかも一応楽しみだし、これは案外拾い物かも?

※原作が有るので大丈夫だとは思うけど、脚本が伊達さんに代わった時にどうなるのかは、ちょっと心配。

脚本=金沢知樹、萩森淳 演出=中島悟

  • << 453 【2022夏ドラマ】 「新・信長公記〜クラスメートは戦国武将〜」全10話終了。 強い家康に付く者が何人か出て、家康グループとそれ以外の武将のグループの対立、駆け引き、寝返り等が描かれていた時は面白かったし、博士を家康に殺されたと恨んでいる息子が、黒百合高校の新入生ペリー、ジャンヌ・ダルク、始皇帝(この三人が出て来た時は大笑いをしてしまった)を引き連れて仕掛け、みやびと家康(孤立して武田に足をやられて手負いの状態)を拉致し、黒百合と武将が総力戦で戦い、みやび達を奪還する8話迄は楽しめたけど、博士に武将クローンを作らせたのは理事長で、みやびの父はその研究所の研究員だったとか、そもそもの話が出て来た9話からは、ワクワクとか笑えるとか青春の熱さとかの楽しめる要素が一気に減ってしまい、つまらなくなってしまった。 総長は理事長で、永久に死なない(直ぐ甦る)という4人の部下(黒い甲冑みたいなのを身に付け刀で戦う)が次々に武将達を倒すと、信長くんが信長として覚醒し、永久不滅の筈の武士達を倒し総長も倒しちゃうというシーンもワクワクはしなかったな。 7年後、みやびと博士の息子がクローン技術の改良に成功した為に、18で死なずに済んだ武将達が銀杏高校特進クラスに居座り続け、教師になったみやびに怒られるというラストは洒落ていて良かったけどね。 脚本=金沢知樹 演出=中島悟

No.334 22/08/01 23:04
匿名さん0 

>> 314 【2022夏ドラマ】 「オールドルーキー」4話まで終了。 プロ野球の戦力外通告を受けた選手(横浜DeNAにドラフト指名されて、ビ… 【2022夏ドラマ】

「オールドルーキー」5話まで終了。

今回一番印象に残ったのは、フェンシング選手の三咲役の當真あみで、「妻、小学生になる」の時はそれほど印象には残らなかったのだけど(何せ凄い子役が居たから!)、今回、将来有望な選手で“マスクを取ったらビジュアルがいい”という設定の役に凄くハマっていたので、強く印象に残った。ドラマ側、彼女の事務所側双方にとってウインウインの結果となった訳で、改めて配役って大事だなと思った次第。このドラマはゲスト選びに関してはかなり上手いなと感じてる。

話としては、新町の関わり方は元アスリートの熱血漢として終始彼らしい動きをしていて、だからこそ三咲も最終的には彼を信頼し納得したという流れは説得力が有り良かった。
ただ、一から選手を発掘して契約するのが今回が初めてという城が、この仕事の基本的ないろはが分かっていない(教育がされていない)様に見えるのは、スポーツマネジメントのお仕事ドラマとしてはどうなのかなと少し思った。

新町家が家族一丸みたいになれて観やすくなったと思ったら、今度はビクトリー社内の“果奈子アゲ”が度を越していて、話の腰を折っているのが残念。

高柳や深沢の意外性が出て面白いと思ってやっているのかもしれないが、邪魔でしかないな。

脚本=福田靖 演出=木村ひさし

  • << 350 【2022夏ドラマ】 「オールドルーキー」6話まで終了。 今回はビクトリーの契約選手でBリーグの新垣(浅利陽介)が、今のチームとの3年契約が切れるので、別のチームへ移籍させる話。既に葛飾(高橋克実)がほぼ話をまとめている案件で、新町の独り立ち初仕事として与えられたのだが、新垣が練習中に膝の前十字靭帯断裂の大怪我をしてしまい、移籍交渉はストップ、元のチームにはビクトリーが契約した有望株で、新垣とポジションが被る選手の入団が決まっており、新人の新町にとっては一気に難しい、新なチーム探しという仕事になってしまう。 今回の見所は、自身もJ1時代に足を骨折し、復帰を焦るあまりに完治しないまま試合に出てまた同一箇所を骨折、それがJ2移籍の原因となり後悔した新町が、自分には相談に乗って止めてくれる様な人は居なかったが、「今の新垣さんには僕が居ます」と完治優先を説得する所で、あんな風に真摯に言われたら納得するだろうなって素直に思った。 ただビクトリーはOJTはやってるけどOFF JTはやってないから、データ等の資料を作る事さえ新町は知らなかったって、“お仕事”部分は相変わらずいい加減だよなあ。 演出家が代わったからか、社長のおちゃらけシーンが無くなってホッとした。 脚本=福田靖 演出=伊東祥宏

No.333 22/07/31 17:28
匿名さん0 

>> 313 【2022夏ドラマ】 「初恋の悪魔」2話まで終了。 このドラマに関しては気になった事を箇条書きスタイルで。 ・スマホ相手の… 【2022夏ドラマ】

「初恋の悪魔」3話まで終了。

このドラマに関しては気になった事を箇条書きスタイルで。

・鈴之介は星砂が好き。星砂は遥日が好き。星砂に「好きだよ」と言われた遥日はもう時間の問題。

・星砂の解離性同一症。遥日の目の前で短時間の人格交代が起きた。確かにブランド物を沢山買いそうな、今の星砂とは正反対な感じの女。立体交差の上を歩いていた雪松は、人格交代シーンを見ていたのか?

・朝陽が死ぬ十日前に、銃弾一発を紛失し始末書を書いていた事を遥日に教える雪松。時期は不明だが肩を撃たれた星砂は、杏月に極秘で治療させた過去有り。この事は重なり合うのか?

・鈴之介の自宅には監視カメラが有ると教える森岡(安田顕)。何の為に?森岡は何故知ってる?

・星砂のフィーチャー回だったが、松岡茉優も上手いなあ。瀬戸カトリーヌ以外はみんな上手いから、その面では安心して観ていられる。

脚本=坂元裕二 演出=塚本連平

  • << 348 【2022夏ドラマ】 「初恋の悪魔」4話まで終了。 このドラマに関しては気になった事を箇条書きスタイルで。 ・遥日の部屋のクローゼットに星砂が隠れているのを分かった上で、遥日に「お前は庇ったりしなくていいんだよ」と言った雪松は、星砂が朝陽を殺したと疑っているのか? ・森岡に「大丈夫ですか?」と聞かれて「僕が大丈夫だった事は一度もありません。そういう意味では大丈夫です」と答える鈴之介。確かにそうだ(笑) ・遥日に告白されそうになり、遮ってお兄さんを殺したのかもしれないと話す星砂。自分とヘビ女のどちらが主体なのかも分からなくなったと怖がる星砂をハグし、「トマトが嫌いでエビフライが好き、僕が貴女を知っています。困ったら僕を見て下さい。僕が貴女だって言います」 おずおずと遥日の背中に両手を回す星砂。 うん、名場面だ。 ・動画サイトの情報から簡単に犯人を割り出した刑事課。鈴之介達の自宅捜査会議の意味って…。 ・初回から感じていたけど、林遣都のちょっとした表情や言い方が、時々「結婚できない男」の主人公と被る。 脚本=坂元裕二 演出=鈴木勇馬

No.332 22/07/31 16:59
匿名さん0 

>> 312 (続き) 佐伯は壁一面に張った大好きなゴッホの様々な自画像を差しながら、徹生に問い掛け説明をする。 ゴッホが自分で耳を削ぎ、最後は自殺し… 【2022夏ドラマ】

「空白を満たしなさい」全5話終了。

ラデックを始め、世界中で復生者が消え始めた。まさかそんな展開になるなんて予想もしていなかった。復生した者は生と死についてより深く考えを巡らせるし、遺族から家族に戻った者は、喪った者の喪失感を帰って来た本人で埋める事の出来る幸運を享受する。新な気持ちで生活をして行こうとする者達を引き裂き、更なる悲しみを与えるとは…。

木下が目の前でいきなり消えて、自分の消滅を覚悟した徹生は、千佳の中に巣食う毒母への恐怖と暗闇を一掃する為に、三人で千佳の実家に行き、「貴方が自殺したのは娘のせいです」と話す義母(木野花)に、千佳は何も悪くない、今迄出会った中で一番いい人間です、結婚出来て本当に良かった、千佳にはただ感謝しかない、産んで育ててくれた事を感謝しますと言って、頭を下げ続けた。
千佳は泣きながら夫の言葉を聞き、両親からの言葉は無かったが心の暗闇は浄化され、帰り際、両親の間に立っている過去の自分は、真っ白なTシャツを着て今の自分に微笑んでくれた。

誰もが持っている心の中の暗闇を、消そうと足掻けば死に繋がってしまう事も有る。だから消すのではなく見守り、共存させても問題はないのだと、自分も社会全体も認識する事が大事なんだという事は、十分伝わって来た。

佐伯の存在が私には難し過ぎたのが少し残念だった。

脚本=高田亮 演出=柴田岳志

No.331 22/07/31 01:20
匿名さん0 

>> 310 【2022夏ドラマ】 「雪女と蟹を食う」3話まで終了。 凄いねえ、彼らの言動の一つ一つが胸に刺さって来て、すっかりドラマの世界に… 【2022夏ドラマ】

「雪女と蟹を食う」4話まで終了。

彩女という人物がまた分からなくなった。

彩女の回想だと雪枝一騎と彩女は教師と生徒の関係だった。彩女は文学への理解が深い物静かな生徒で、女子生徒に人気の一騎に片想いをしている様に見えた。

あの後、二人はどういう経緯で結婚したのだろう。
あの本に書かれている様に、彩女は一騎が売れる迄犠牲となって支え続けたのだろうか。そして何を犠牲にしていたというのだろう。

でも本の続きを北が読み進めると、妻が三徳包丁を持って夫の上に跨がり、その包丁を振り下ろすという描写が有り、どこまでが実話なのか妄想なのか怪しくなって来た。

一騎は彩女に電話をして来て、ヘミングウェイについて尋ねていた。文学については彩女の方が遥かに知識を持ち、一騎はそれに助けられていたという事なのだろうか。
そして電話する一騎の隣には若い女がおり、そのバックには札幌の時計台が映る。

そして彩女と北は函館に到着した。

彩女は一騎の新作を北に「これは失敗作よ、いろんな意味で」と言って切り捨てていた。
もしかしてなんだけど、それ迄の本は何らかの形で彩女がサポートして書いていて、新作は家を出た一騎が一人で書き上げたという可能性は有るのかな。

彩女の絶望は文学絡み?

脚本=イ・ナウォン 演出=柴田啓佑

  • << 347 【2022夏ドラマ】 「雪女と蟹を食う」5話まで終了。 函館に上陸した二人は市場へ。そこの蟹の店があの時テレビで見た店だと気付く北。彩女も同じ番組を見ていた事が分かる。その時彼女の目に止まったのは蟹ではなくて、後ろのテーブルで蟹を食べようとしている夫の姿と、一緒に居る若い女の後ろ姿だった。 あの番組を見て、北は最後に北海道で蟹を食って死のうと思い、彩女は何を思ったのだろう。 自殺の意思を持った北が彩女の家に押し入ったのは偶然だった。でも彼の口から“北海道”“蟹”“自殺”の言葉が出て来て、“道連れ”が飛び込んで来たと、彩女の背中を押したのかもしれない。 世の中に絶望し一人ぼっちだった北は、彩女と旅をする内に、彼女の存在が生きる理由になり始めていた。それを敏感に感じ取り彼を突き放し始めた彩女。 彩女の手帳が気になり、雪枝一騎の誕生日でロックを解除した北。中身は北と出会った日からの事を綿密に綴った日記の様だった。 読んでるのがバレて「彩女さんの事を知りたい」と言う北に、「やっぱり貴方には死ぬ覚悟が無いのね」噛み合わない二人。 外に出た北は迷子になり、一晩ホテルに帰れず野宿し、親切なマリア(久保田紗友)という女性に送って貰えたが、彩女は去った後だった。 彩女がバッグに忍ばせている包丁の意味とは?彼女の本心は一体どこに有るのだろう。 脚本=まなべゆきこ 演出=内田英治、柴田啓佑

No.330 22/07/31 00:29
匿名さん0 

>> 309 【2022夏ドラマ】 「NICE FLIGHT!」(EX・MMJ)脚本=衛藤凛 出演=玉森裕太、中村アン、尾上右近、阿部亮平、玉城ティ… 【2022夏ドラマ】

「NICE FLIGHT!」2話まで終了。

ちょっといくら何でもこの脚本は無いわ。
真面目に演じてる玉ちゃんとアンちゃんが可哀想になって来る。

楽しんでいる視聴者もいると思うので、これ以上あれこれ書く事はしないで、自分はこれにて視聴離脱する。

脚本=衛藤凛 演出=宝来忠昭

No.329 22/07/31 00:16
匿名さん0 

>> 308 【2022夏ドラマ】 「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」2話まで終了。 今回は子供がゲームに高額課金してしまい困っていると… 【2022夏ドラマ】

「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」3話まで終了。

今回はファスト映画を何本もアップロードして、著作権法違反で映画会社から告訴、逮捕された大学生の山田遼平(井之脇海)を、国選弁護人として羽男が弁護する話。

遼平は、利益を得ていないし映画の宣伝になっているから自分は悪くないと本気で思い込んでいて、情状酌量からの執行猶予を狙った羽男の作戦をぶち壊し、匙を投げてしまう羽男。

ここから遼平と名前の似ている寡作の監督山田恭兵が、何故か遼平と間違われてSNSは大炎上、10年振りの新作も上映打ち切りの憂き目に遭い、その事実を羽男から教えられた遼平がやっと事の重大さを認識するという展開だった。
法廷で心から謝罪をして執行猶予となった遼平は、監督に土下座をして謝罪するが、静かな怒りを内に秘めながら、口調はあくまでも淡々と「謝罪を受け入れる事は出来ません」と、監督が突き放すラストが良かった。

遼平自身も顔写真が晒され、デジタルタトゥーとして残り続けるし賠償責任も負う事になる。対して匿名で的外れな監督攻撃をして、多額の被害をもたらした多くの人間は野放しにされる理不尽。
ネットでの罪の意識が無い行動の危うさを、静かに告発するいい脚本だったと思う。井之脇海、でんでんのお二人にも拍手を。

脚本=西田征史 演出=山本剛義

  • << 346 【2022夏ドラマ】 「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」4話まで終了。 今回は電動キックボードでひき逃げをした(本人は助け起こし救急車を呼ぼうとしたが、相手(新庄=シソンヌのじろう)が大丈夫だからと拒否したので呼ばなかったと主張)として逮捕された一奈(生見愛瑠)を弁護する話だが、検察官として投入されたのが東京地検の若手エースと言われている、羽男の実姉の優乃(MEGUMI)で、羽男が何故姉が担当しているのか訝った通り、新庄の妻の父親が東京地検の元検事正で、その義父に忖度してエースを投入したのではと石子は推理し、それは当たっていたのだが、優乃はこの事件を利用して、新庄も通っていた事故現場近くの違法カジノを摘発すべく、身内に甘い検察に邪魔されない様に、弟達が暴いて警察に摘発させるべく計算ずくで動いていていたと、石子が後で看破するという流れで、めるるの好演も有って、事件部分は交通ルールに関する啓蒙にはなったかなと。 優乃は弟が臨機応変に動けない事を知っていて、変われないなら弁護士を辞めろと愛有る叱咤。 弟が投げ出さずに真実に辿り着き、依頼人の執行猶予を勝ち取れたのは、パラリーガルの石子のお陰だと分かっていて、弟を宜しくと頭を下げたのは姉としての感謝の気持ちだったのだろう。 実際いいバディになりつつ有るよね。 脚本=西田征史 演出=塚原あゆ子

No.328 22/07/30 19:37
匿名さん0 

>> 327 (続き)
風早はかんなの家に有った薬の袋から虐待を疑い、麻美の過去の経歴の捜査で母親からの教育虐待が有った事を知る。

麻美は精神的に病んだ快楽殺人を装い、母親に二重のショックを与えたかった様だが、心野の感情捜査と風早の捜査で真実が明らかにされた。
それでも「自分のせいで娘が殺人者になったと知ったら、あの人どんな顔するんだろうな。あたし今本当に幸せ」と心野達に話す麻美。
警察は動機は発表しなかったが、いずれ裁判で麻美自身が真実を話すだろうと風早。

救われない二組の母娘の話。
話の組み立ても見事だったし、徳永えりの病んだ人間を表現する演技力には脱帽だし、今迄で一番良く出来ていたと思う。

そして縦軸について。
平安と心野は15年前の両親の葬儀の時に、「仕事も同じだけど、お父さんの友達なんだ」と言われて知り合った事が判明。そこからの付き合いであれだけ信頼してるのか…。

一番の衝撃は平安と風早は親子だった事。
雲川が探偵に調べさせた写真の中に、幼い風早が平安と写ってる物が有り、手に持った賞状の名前が平安涼になっていた事、風早の記憶の中で「分かってくれ、涼」と言って去って行った父親、この二点から両親は離婚し、涼は母親に引き取られて風早になったと考えるのが妥当だろう。

今回平安に「分かってくれ、涼」と言われた風早が呆然としていた意味とは?

脚本=橋本夏 演出=林雅貴

  • << 345 【2022夏ドラマ】 「オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜」5話まで終了。 15年前の事件の直後に心野が入院した時に、親身になってお世話をしてくれた医師・望月暁子院長の葬儀に行き、突然豹変した秘書の潮田(浅利陽介)に、院長の家族らと共に立て籠りの人質にされてしまった心野。でも潮田の目からは“驚き”の色ブルーが放出されていた。自分が事件を起こしているのに、何故潮田は驚いているのか? 潮田は父親の指示で動いていて、トンネル事故は県警の到着を遅らせる為に、潮田の父がわざと起こしたのかとか思っていたら、真相は全く違っていて、でもちょっと肩透かしを食らった様な感じで“あっ、そうなんだ”位の感想しか持てなかった。でもそこ迄の話に興味が持てていたのは、浅利陽介があの状況に陥った男の心情を上手く演じていたからだと思う。 で、最後にこのドラマらしく、驚きの縦軸をぶっ込んで来た。心野と一緒に縛られていた葬儀社の小野寺(片桐仁)が、「元警察官なんで」と心野に話した時は、そうなんだとしか思わなかったのだが、まさかの真犯人? 心野が当時も今も見た、小野寺から放出されていた色は黒っぽかったけど、あの意味は何なのだろう。そしてその記憶は本当に正しいのか? 今も小野寺が平安と会っている理由は? ホント、縦軸の入れ方が上手過ぎる。 脚本=三浦駿斗 演出=中茎強

No.327 22/07/30 18:46
匿名さん0 

>> 307 【2022夏ドラマ】 「オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜」3話まで終了。 橋本マナミが犯人を演じた2話は、犯罪の設定自体が面白… 【2022夏ドラマ】

「オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜」4話まで終了。

患者の葛木花恵(松金よね子)を殺した看護師の佐久巻麻美(徳永えり)。証拠は揃い本人も肯定し目からは喜びの黄色が見える。「人を殺してみたかった」と言う麻美に、風早が「そんな理由で遺族は納得するか!」と叫ぶと、今度は怒りの赤が見える。
風早と心野は花恵の娘で料理研究家のかんな(しゅはまはるみ)に話を聞きに行くが、彼女の目からは悲しみの色は見えず怒りの赤だけが見えていた。

今回の事件は、代理ミュンヒハウゼン症候群のかんなが、認知症の母を介護しながら認知症患者向けの料理を提案し世間からの称賛を浴びる為に、母親に高齢者が飲むと認知症を促進させやすいとされる薬を飲ませ続け、それに気付いた花恵が麻美に「私を殺して」と頼んだというものだった。

もちろん普通は頼まれても殺さない。花恵は麻美に「終わらせた方がいい親子も居る」「娘が犯罪者なんて死ぬより辛い」と話し、その言葉が幼い頃から母親の教育虐待を受け続け、逃げたい終わらせたいと苦しんで来た麻美の心の引き金を引かせてしまった。
自分が快楽殺人者となったら母親はどれだけ苦しむのか、それが麻美の復讐だった。

かんなの怒りは母親が自分の支配下から逃れて行った事への怒り、麻美の喜びは母親への復讐が出来た事への反応で、怒りは遺族のかんなの虐待を知っていたから。
(続く)

No.326 22/07/29 19:20
匿名さん0 

>> 306 【2022夏ドラマ】 「純愛ディソナンス」2話まで終了。 今回は冴の毒親(静)を演じる富田靖子の独壇場。自分は直ぐ男に色目を使い… 【2022夏ドラマ】

「純愛ディソナンス」3話まで終了。

小坂と加賀美は不倫をしていて、別れたくなかった加賀美が殺してしまったという、そこは何の捻りもなく、あの留守電を聞いた正樹は危険を察知して、途中で会った慎太郎と学校へダッシュ、ロッカーに監禁されていた冴は慎太郎が見付け、正樹は屋上で死のうとして迷っていた加賀美を見付け、「じゃあ死ねば」と本音全開の言葉を投げ付け、パトカーが来て加賀美は連れて行かれ、正樹は退職する。

5年後、正樹は光石研が社長の不動産会社?で、社長の右腕みたいな地位を得て“清濁併せ呑む”様な仕事をしており、社長の実子の北都(和田正人)からは敵視されている様だ。
何故教師ではなく、心を殺さなくては出来ない様な仕事に就いたのかは定かではないが、理由の一つは社長の娘である愛菜美と結婚したからなのかもしれない。そう、前回の感想で予想した碓井先生だ。そして愛菜美は売れっ子作家になっていた。
冴の好きな正樹と冴の夢である作家の両方を手に入れていた愛菜美は、冴のバイト先のアプリ会社との打ち合わせの時に、わざと正樹に迎えに来させて「夫です」と皆に紹介しがてら、本当は冴に見せ付けている愛菜美。
やっぱりあの当時から正樹を狙っていたとしか思えない。
正樹と冴にしたら、漏れ無く付いて来る光石研が怖いよなあ。

脚本=大林利江子 演出=木村真人

  • << 344 【2022夏ドラマ】 「純愛ディソナンス」4話まで終了。 正樹は何故愛菜美と結婚したのかが、正樹の回想という形で短くまとめられていた今回。あの後父親に感動されたのは当然だと思うけど、それで何で工場勤めを選択したのか。そこで絡んで来た同僚に怪我をさせ警察沙汰に。出て来た正樹を待ち構えていたとしか思えない愛菜美の口利きで、父親の会社に雇って貰えたから彼女に感謝していたのは分かるけど、そこから彼女にプロポーズをした心理とは?その場面の画は無かったので、その時の愛菜美の様子は分からないのだが、父親に口利きをする迄の愛菜美は、“碓井先生”のビジュアルのままだった。 そして現在、愛菜美は変貌を遂げ、クモの巣を張って絡め取る様に自分の物にした夫の正樹は、常に愛菜美に気を使い言葉を選んで会話をしている。愛菜美はトロフィーハズバンドが欲しかっただけなのか?それとも? 愛菜美の兄の北都は愛人の子で、子供の頃に賢治が引き取った。賢治がその様に育てたのか、北都が気に入られる様に迎合したのかは分からないが、賢治のミニチュアみたいな男に育ち「拾い物にしては上出来だよ」と賢治に評価されていた。 結局正樹は賢治の右腕でも何でも無くて、いい様に使われているだけだった。 この状況で冴を求めるのは必至、そこから泥沼に陥るのも必至か。 脚本=玉田真也 演出=木村真人

No.325 22/07/29 18:27
匿名さん0 

>> 305 【2022夏ドラマ】 「六本木クラス」3話まで終了。 長屋父子のシーンがウザくてもう観たくないんだけど。 優香も何だか益々可愛… 【2022夏ドラマ】

「六本木クラス」4話まで終了。

前回、長屋父子がウザいと書いたら、今回の出番は控え目で、私はこの位の方が好み(笑)

新は刑務所で長屋父の自叙伝を穴の開くほど読んで、飲食業で成功するノウハウは全部学んだ筈にしては、あの店舗デザインのダサさは何なんだって思っていたんだけど、“何でも知ってる”葵がマネージャーとして加わり、流行りのデザインに改装するという形にしたかったからなのね。

ピュアでどこまでも誠実で、いざとなったら喧嘩も強く、女は勿論のこと仲間は絶対守る男、韓ドラに有りがちなんだけど、どんな環境に育ち理不尽な目に遭っても、ヒーローやヒロインだけは汚れてなくてカッコいい、そのスタイルがそのまま新に投影されている感じなのだが、果たしてこれが今の日本の視聴者の好みにマッチするのかな。

前回も書いたけど葵の人物像と、演じる平手友梨奈が魅力的なので、もう既に変化はしているけど、彼女が新と関わる事で今後どの様にどこまで変化して行くのかには凄く興味が有るから、そこで失望しない限りは観て行きたいと思っている。

クレジットは二番手なのに優香のキャラがはっきりしなくて、新木優子は貧乏くじを引いたみたいになってるな。

脚本=徳尾浩司 演出=樹下直美

  • << 343 【2022夏ドラマ】 「六本木クラス」5話まで終了。 二代目みやべの創業スタッフは、葵を除いてセンスの無い素人ばかり(もちろん新を含む)で、これで長屋父子に復讐って、あの代理出頭した庭師のアリバイを知っている刑事(緒方直人)が新と組めば、息子の龍河の方は潰せると思うけど、父親の事業を潰すなんて永遠に無理だろうと思っていたら…何と新は優秀なファンドマネージャーと組んで、父親の保険金3億円で、龍河の暴行事件で暴落していた時の長屋の株を買い、その他の投資も含めて5億円の利益を出し、その5億円で更に長屋株を買い増すという、裏工作を着々と進めていた。 そのファンドマネージャーが、あの龍河のイジメを受けていて新が庇った一日だけの同級生の桐野(矢本悠馬)で、彼らは裏で相川専務(稲森いずみ)を説得し、彼女の出す条件もクリアして、相川次期会長実現の為に手を組む所迄漕ぎ着けていた。 相川と新の持ち株と桐野の資金を増やす腕、相川の社内の人望が有っても、それだけで長屋を乗っ取るのは無理だけど、長屋は龍河という墓穴を掘りそうな爆弾を抱えているし、あのワンマン振りではいずれ本人も何らかの墓穴を掘りそうで、やっと復讐の二文字に現実味が出て来て、話も面白くなりそうな気がして来た。 葵の魅力だけじゃいつまでもは持たないから良かったわ。 脚本=徳尾浩司 演出=樹下直美

No.324 22/07/29 17:56
匿名さん0 

【2022夏ドラマ】

「僕の姉ちゃん」(TX)脚本=清水匡 他 出演=黒木華、杉野遥亮、久保田紗友、若林拓也、渡辺大知、遊谷慎太郎、片桐仁、平岩紙 他

益田ミリの漫画原作。《水ドラ25・30分枠》(全10話)※2021.9~Amazon Prime Videoにて全話配信済み/地上波初放送

中堅会社員の姉・ちはる(黒木華)と新入社員の弟・順平(杉野遥亮)の、それぞれの会社での姿と、実家らしい家に帰宅後に、それぞれが買って来た好きな物を食べながら交わす、とりとめの無い会話を淡々と描くドラマ。

ちはるは物の見方が辛辣で、弟には思った事をポンポン喋り、可愛げのあるタイプの順平は、自分の部屋に逃げたりせずに姉の話を聞いて、時々口を挟む。

初回に関しては、順平が名刺を支給されて喜び、同期の真田(久保田紗友)と名刺交換をしていたので、二人は新入社員なんだなと分かった事と、姉ちゃんは着回しが出来ない様なツーピースを沢山持っているんだなって事と、ショートケーキは自分の分しか買って帰らないんだなって事が分かった位で、淡々と日常が過ぎて行くのをそのまま描写して終わりという感じだった。

画面の色調、暖色系の灯りの使い方、画角とかが映画っぽくて落ち着く。

感想は初回のみとするけど、視聴は続けるつもり。

脚本=高田亮、清水匡 演出=吉田善子

No.323 22/07/28 18:40
匿名さん0 

>> 304 【2022夏ドラマ】 「テッパチ」3話まで終了。 自動小銃の撃ち方訓練で、急に弾倉を装填出来なくなった宙を落ち着かせる為に桜間が… 【2022夏ドラマ】

「テッパチ」4話まで終了。

自動小銃の射撃だけは自信が有ったのに、的当てで宙に負けて落ち込んでいた時に、上司のパワハラで辞めた前の会社の同僚だった高木に会いたいと言われ、起業するから一緒にやらないか?お前の事は高く買っていたいたんだよと評価された事が嬉しくて、その話に飛び付く丸山(時任勇気)。

LINEで創業メンバーは500万円の出資が必要と言われ、あらあらと思っていたらそれでも会いに行く丸山。(ドラマだから)タイミング良く高木が仲間と、上手く丸山を騙せたと電話で話しているのを丸山が立ち聞きし、事なきは得た訳だが。

散々上司に罵倒されて辞めさせられて自己肯定感が低いと、当時の事を知っている人間からお前は悪くないよ、俺は認めてるとか言われると、嬉しくて相手を疑う気持ちなんて持てなくなるのかなあ。詐欺師的には的を射ていたのかね。

騙された事も正直に話し「もう自信がない」と言う丸山に、八女は宙が体幹を鍛える自主練をしている事を教え、「悔しかったらあいつ以上に努力をしろ」
八女はまたしても訓練生の辞退を防いだ。

前回“スタッフを早く元に戻して欲しい”と書いたら脚本家が戻っていて、やっぱり彼の本の方が面白いや。

※佐野勇斗のカラオケのダンスが上手くて萌えた。ググったらそういう仕事もしてたのね。

脚本=本田隆朗 演出=根本和政

No.322 22/07/28 18:05
匿名さん0 

>> 303 【2022夏ドラマ】 「家庭教師のトラコ」(NTV)脚本=遊川和彦 出演=橋本愛、中村蒼、美村里江、細田佳央太、丸山智己、細田善彦、加… 【2022夏ドラマ】

「家庭教師のトラコ」2話まで終了。

高志(阿久津慶人)が母親の目を盗んで店のレジから五千円を抜いたのは、想像通り同級生3人から脅され要求されていたから。(カツアゲ三兄弟byトラコ)
トラコは別のカツアゲをしていた高校生位の三人は喧嘩をしてでもやっつけたのに、高志の事は助けない。
イジメから逃げるのも一つの方法なので、父親の家に移ったのを機に転校しては?と勧めはしたけど。

相手に何かを伝えたい時は決して目線を外すなとトラコに教わった高志は、それを最後迄守ったのだろう、ボコボコにされながらも五千円を自力で取り返した。

トラコの嫌いな言葉「分かんない」を使った初回の知恵は、考え抜いた末に家族三人が嬉しくないと幸せにはなれないと気付いたが、二つ目の嫌いな言葉「しょうがない」を使ってトラコに怒られた高志は、母が喜んでくれる事は何なのかを考えた末に、自分では決して買わないだろうバラの花束を、取り返した五千円で買って渡した。

大人が普通に考えればレジに戻すか、せめて店で履くいいサンダルを買ってあげれば良かったのにと思うのだが、トラコは今の高志がどれだけ母親の事を考えて出した答えなのかに重きを置いている、という事なのだろうね。

次回はトラコが一番厄介だと思っている上原家の守。(鈴木保奈美の役が朝ドラと被って困る)

脚本=遊川和彦 演出=伊藤彰記

  • << 341 【2022夏ドラマ】 「家庭教師のトラコ」3話まで終了。 里美(鈴木保奈美)は利明(矢島健一)の愛人で守は二人の間に生まれた子だから、利明は里美と再婚して守を引き取ったのだと思い込んでいたら、他の男との間に出来た子で連れ子だったのね。 それなら何で利明はあんなに蔑んでいる里美と再婚したのかね。格の釣り合う家の出の女性を選べば良かったのに、不思議だ。 トラコの嫌いな言葉「分かんない」「しょうがない」最後は「すごくない?」だった。それを使った守に、「自信が無いのをごまかしているだけ。言い訳ばかりでヘラヘラして。親の経済力で大学に行ける事を有り難く思え!」ここの鋭い台詞はトラコの地が出ちゃってる。自分も大学に行きたくても行けない口だったからかな。 空港でトラコが守を「ワハハハハ」と笑い飛ばす場面、口だけで笑っていて下手だった。コスプレ演技もメリーポピンズ風はまあまあだけど、熱血教師風は力み過ぎでハラハラするし、美人教師風は滲み出る色気が無くて無理してる様に見えてしまう。 遊川さんが何を意図して使い分けているのか知らないが、演技力の面で無理している様に見えるなら、やらない方が良かったのでは? ※矢島健一が「プリズム」と丸々の役被りで混乱する。 脚本=遊川和彦 演出=岩本仁志

No.321 22/07/28 17:25
匿名さん0 

【2022夏ドラマ】

「パパとムスメの7日間」(TBSスパークル・製作委員会)脚本=荒井修子 出演=飯沼愛、長尾謙杜、小栗有以、松本怜生、水間ロン、羽田美智子、眞島秀和 他

五十嵐貴久の小説原作。《ドラマストリーム・30分枠》(全話数不明)

若かりし頃のガッキーが演じたドラマを、同じ脚本家がリメイクするという珍しいケースで、前作は観ていないのでまっさらな気持ちで観たのだが、男女の入れ替わり物というのは何作も観て来たし、眞島さんが中身は高校生の娘を熱演すると、その台詞回しが某ドラマの高橋一生に若干重なって見えてしまうし、飯沼さんは連ドラ2作目の新人(TBSの新人女優オーデのグランプリ。TXオーデの方よりは遥かに華が有るゴメン)としては、まあまあの演技レベルだと思うけど、この難役をこなす程の演技力では無いので、それも含めて全体として純粋にコメディードラマとして楽しめるレベルには無いかなというのが、初回を観た感想。

どうしても気になるという役者さんも居ないので、このドラマは初回のみで視聴離脱する。

脚本=荒井修子 演出=嶋田広野

No.320 22/07/28 16:49
匿名さん0 

【2022夏ドラマ】

「消しゴムをくれた女子を好きになった。」(NTV・JS)脚本=片岡翔 出演=大橋和也、藤原丈一郎、小島健、福地桃子 他

FUKUDA(W)の小説原作。《シンドラ・30分枠》(全話数不明)

うーん、板倉(藤原丈一郎)のキャラが苦手(一言で言うとウザい)で、肝心の福田(大橋和也)と伊藤(福地桃子)のストーリーに集中出来なかった。

ただ、大橋くんのキャラや表情に惹かれる部分は有るし、中二から13年間の福田の片想いを描くという事で、大橋くんがそれをどう演じ分けて行くのか興味は有るので、一応視聴は続けるつもりだが、もし脚本がつまらなければ離脱するかも。

脚本=片岡翔 演出=草野翔吾

  • << 454 【2022夏ドラマ】 「消しゴムをくれた女子を好きになった。」全10話終了。 出だしはあまり好きな感じでは無かったのだが、大橋くんの憎めないキャラが好きなので見続けていたら、一美(武田玲奈)の登場でドラマが少し引き締まり、二人は上手く行っていたのに、さとみと二度目の偶然の再会を経てどうしても忘れられず、一美に別れを告げる辺りはシリアスに傾き、板倉達も一美の為に福田に怒りをぶつける等、バカをやっていた頃とは様変わりし、それぞれが社会に出て仕事と向き合い、メンテナンス会社に就職した福田にも部下が出来て、酔い潰れた伊藤を送って行ったら同居している姉が居てそれがさとみだったという三度目の再会。 これは運命だとさとみも納得して、福田念願の交際が始まるが、お互いに仕事が忙しくなって意思の疎通に欠け、さとみから「少し離れたい」と言われてしまう福田。 12年の間に福田には理想の女性像が出来上がっているみたいだけど、私はそんな立派な人間じゃないと。 で、板倉と森のアシストも有って、福田はやっと中三の時に書いた手紙をさとみに渡して、読みながら泣き出したさとみに「変わってないんだ、あの時のままだよ」とプロポーズ。二人は結婚し子供が生まれるハッピーエンドだった。 大橋くんは演技面ではまだまだだけど、伸び代は十分だと思うし、先が楽しみだな。 脚本=片岡翔 演出=草野翔吾

No.319 22/07/27 21:55
匿名さん0 

>> 301 【2022夏ドラマ】 「ユニコーンに乗って」3話まで終了。 なるほど、2話迄にスタートアップのドリポニを第二の職場に選び、奮闘す… 【2022夏ドラマ】

「ユニコーンに乗って」4話まで終了。

今回は世の小鳥ファンも納得の出番の多さで、美味しいお茶の淹れ方を知ってる所とか、スーツを着る理由とか、ポイントが高かったけど、一番萌えたのはヨギボーに埋まってPCを操作している西島さん(笑)

疑問点を二つ。
投資家の高山(飯田基祐)は、男として佐奈を狙っている匂いがプンプンしていたけど、ドリポニの男達は誰も気付かず、早智の過去の体験談を聞いた小鳥が、そこで初めて佐奈が危ないのではと気付くという設定にしたかったのなら、何でドリポニからの帰り際に高山が小鳥だけに、「若い女性がCEOの会社は何ちゃら」って囁くシーンを入れたんだろう。あれで“うん?何なんだ?この男”って怪しまなかった小鳥と、何でも良く気が回るいつもの小鳥の整合性が取れてないじゃない。

それから、功が父親に話をしに行くシーン、一度目は頭ごなしに帰れ!と追い払ったのに、二度目は何で追い払わなかったのか、その心境の変化が分からなかった。
(会話をしてから息子の成長を感じた部分は分かるんだけど、来た時に何故いつもの様に追い払わなかったのかの部分ね。これも整合性が…。)

小鳥が、家が貧しかった子供の頃は、自分の努力とは無関係な親の経済力で決まる部分が有って悔しかったと功に話すシーンは良かった。

脚本=大北はるか 演出=泉正英

  • << 339 【2022夏ドラマ】 「ユニコーンに乗って」5話まで終了。 佐奈が小鳥へのお礼にECサイトで購入した革靴を間違えて会社宛に送ってしまい、それを功が開けて中身を見てしまい…って、佐奈は個人で購入したのだから、宛先は間違えて会社でも佐奈の名前は記載されてる筈でしょ?それなのに功は開けちゃったの?あと佐奈は小鳥の靴のサイズをどうやって調べたのかな? まあそれは小さな事だからいいとしても、海斗の作ったアプリが容量が大き過ぎて、使えないスマホが出てしまう事にビジコン前日に気付くという設定、そんな基本的で一番大事な事、開発の前に話し合って共有しておくのが当然だろうに。 拗ねた海斗が小鳥のお陰で戻って来て、徹夜をしたら修正出来たというスーパーマン振りはドラマとして許容出来るんだけど、その前段のミスの設定が、お仕事ドラマとしては有り得なくて、こういうの何度目? 話の始まりが無いと劇的な何かは生まれないから、あれこれ設定するのは連ドラのお約束だけど、この脚本家はその仕掛けがわざとらしくて、素直に受け取れない部分が目立つんだよなあ。 それでも観ているのは、魅力的な小鳥、馴染んで来た海斗、頑固だけど可愛い佐奈等、どうなるのか気になる人物が居るから。これで功と早智をもっと上手く作っていればなあ、そこは残念。 脚本=大北はるか 演出=棚橋孝義

No.318 22/07/27 19:02
匿名さん0 

>> 302 【2022夏ドラマ】 「プリズム」2話迄終了。 祖母の法事で実家に帰り、ふと子供の頃のアルバムを開くと、父の写っていたらしい写真… 【2022夏ドラマ】

「プリズム」3話迄終了。

白石は大学の研究室に居て陸は教え子だったが、二人は所謂恋仲になり、どういう経緯でなのかは分からないが父親の耳に入り、陸が勘当されたのが7年前。
そして白石が陸に何も告げずに突然大学を辞め、居なくなったのも7年前。
という事は父親が白石を説得してか、もしくは汚い手を使って陸との関係を断たせたと考えるのが自然かな。

陸はこの7年、ずっと白石を捜していたと彼に言っていたので、やはりまだ想いは残っているのだろう。対する白石の方はあくまでも自然体で飄々としているので、本当の気持ちは想像すら出来ない。

陸の会社の取引先が倒産し代金が入らず、それを当てにしていた支払い分が全て負債となり、社長は失踪、会社は倒産の危機で陸は融資の相談に奔走するがどこも貸してはくれず、仕方なく銀行頭取の父親に頭を下げに行く。
父親の条件は森下家の長男として体裁を整える為に結婚をしろ。結婚するなら個人で貸してやる。←息子の性癖を知っていて、その嫁が苦しもうが体裁が整えばいいのか?

陸から話を聞いた皐月は、結婚願望は無いけど結婚する振りなら出来るので「私と結婚しませんか?」←まだ白石との事を知らないからなあ。知ったら3人の関係はどうなるのかなあ。

森山未來の存在感が半端ない。

脚本=浅野妙子 演出=タナダユキ、船谷純矢

  • << 338 【2022夏ドラマ】 「プリズム」4話迄終了。 森下家に挨拶に行く陸と皐月。彼女の家にも挨拶をしろとだけ言って、直ぐに席を立つ父親。皐月の両親が離婚している事にも「よくある事」と理解を示して意外だったが、陸の話だと5才の時に自分の母親は家を出て行き今の母と再婚した、だからなんだなって。 でも流石に皐月の両親の離婚理由を知ったらどうなるのかなとは思うが、その辺りは皐月の父もよく分かっていて、陸に自分の事は君の親には話さない方がいいと。 「僕の事が将来、娘の足枷になるんじゃないかと心配だった。僕にとって一番大事なのは娘の幸せなんだ」と。でも結婚願望が無いって皐月が言うのは、やっぱり父の事が足枷になってるからだよね。 陸が父からの融資を受けてリガーデンは続行。白石と皐月は気が合うみたいで、陸を含めた3人の間に流れる空気感が、何とも言えない優しさに包まれている気がして。 皐月は倒木で頭を打ったりはしたけど、台風上陸の前に何とか間に合った養生のお陰で、ガーデンは事なきを得たのだが。 本物の台風は去ったが、予告によると皐月にとっての今回は嵐の前の静けさであって、これから一気に様々な困難が襲って来る様だ。皐月はそれに耐えられるのか。 脚本=浅野妙子 演出=船谷純矢、タナダユキ

No.317 22/07/26 21:49
匿名さん0 

>> 300 【2022夏ドラマ】 「魔法のリノベ」(カンテレ)脚本=上田誠 出演=波瑠、間宮祥太朗、金子大地、吉野北人、SUMIRE、本多力、山下… 【2022夏ドラマ】

「魔法のリノベ」2話まで終了。

今度は小梅の心の声まで映像化し出したけど、それも含めて許容範囲内で、寧ろ初回よりは毒気が抜けたかも。

今回は子供が欲しかったけど授からず、子供部屋として考えていた3畳の部屋が必要無くなったので、寝室を広くしたいという依頼で、打ち合わせの時に何かを言いたそうだけど言わない妻の様子に気付いた小梅が、夫婦に聞こえる様に玄之介に「この後、喫茶チロルで打ち合わせをしましょう」と言ってチロルで妻からの連絡を待ち、やって来た妻から、自分から夫には言えないけど夫婦別寝室にしたいので、小梅からのリノベの提案という形で夫に話して欲しいとの本音を聞き出す。

人当たりの良さそうな夫だけど実はモラハラ?とか思ったけど、全然そんな事はなくて、お互いに相手の事を思い合っている仲の良い夫婦を、水野美紀と野間口徹が実に上手く演じていて、観ていてほっこりした。

久保寺の事になると冷静さを失ってしまう小梅の失態で夫を怒らせ、謝罪に行った時の玄之介の土下座が凄くて、野間口さんが「キミ、わび力凄いね」って感心しちゃう時の表情と言い方が面白くて大笑いしてしまった。
ダメダメの玄之介にも唯一の武器が有る事が分かって一安心。

玄之介も役に立つリノベも早く観てみたい。

脚本=上田誠 演出=瑠東東一郎

  • << 337 【2022夏ドラマ】 「魔法のリノベ」3話まで終了。 今回は事故物件(病死)のリノベ依頼だったが、妻(えみり=トリンドル玲奈)が事故物件には住みたくないと、よく調べもしないで購入してしまった夫(浩晶=迫田孝也)を責め、別れ話まで始める始末。 それをどう説得してリノベ契約迄漕ぎ着けるかという話で、玄之介がビビりのくせに一晩泊まってどうなるか体を張り、ゲームの約束を破られた進之介が無断進入して悪戯をして、父をビビらす辺りは可愛いし面白かったのと、小梅が“誰にでも訪れる病死や自然死迄事故物件と呼ぶのはもうやめて、エピソード物件と呼びたい”と話す辺りは良かったけど、今のところどうでもいい久保寺が小梅に復縁を迫る話とか、そもそもの久保寺に執着してる桜子の話とかに尺を取り過ぎて、肝心のリノベ客夫妻の扱いが雑だったのが残念だった。 ネット記事で元アイドルとそのマネージャーが(多分)出来ちゃった結婚した事は示されたけど、せっかく迫田さんとトリンドルが夫婦なんて面白いキャスティングをしたのだから、二人のポテンシャルを引き出す部分がもっと欲しかった。 演出家が交代したら、こんなにおふざけとお仕事のバランスが悪くなるものなのか、ちょっと残念な3話だった。 次回のゲスト、渡辺真起子、浅野ゆう子、寺島進の凄い組み合わせに期待したい。 脚本=上田誠 演出=本田隆一

No.316 22/07/26 18:50
匿名さん0 

>> 299 【2022夏ドラマ】 「競争の番人」2話まで終了。 今回で“すっきり!”かと思っていたら、まさかの3話まで引っ張るとは。 山本… 【2022夏ドラマ】

「競争の番人」3話まで終了。

やっと“天沢雲海vsダイロク”の話が終わった。
ここまで引っ張ると、初回は面白かった雲海の“ああ言えばこう言う”も飽きてしまって、最後は駄々っ子にしか見えなくなってしまった。

特殊な人物相手だから通常のやり方は通用せず、結局突破口を開いたのは小勝負の特殊能力(フォトグラフィックメモリー?)だったという事で、とても公取のお仕事ドラマとは思えなかった。

一つ分かったのは公取自体には逮捕権は無いから、独禁法に基づいて検事総長に刑事告発をするという手順を踏むらしい。

雲海は立ち入り検査拒否の罰則規定(独禁法第94条)は使われた前例はないと言い続けていたけど、今迄は雲海みたいな悪質なタイプが居なかっただけじゃないの?

次回は初回に白熊が取り逃がした男が、今度は公取の調査対象になるみたいで、また一話完結にはならないのかな?

脚本=神田優、丑尾健太郎、穴吹一朗 演出=相沢秀幸

  • << 336 【2022夏ドラマ】 「競争の番人」4話まで終了。 脚本家3人体制が3話迄で終わり、今回は一人でじっくり書いたせいなのか、匿名のタレコミが有った大メーカーアレス電機の『優越的地位の濫用(下請けいじめ)』について調査をする話が、下請け側から丁寧に描かれたので、リアリティーも感じられたし感情移入出来る部分も有って、いい仕上がりだったと思う。 警察物ではよく有る上からの圧力が公取委にも有って、早々にアレス電機の調査にストップが掛かるも、小勝負は気にせず下請けのまとめ役を調べ、彼が犠牲になって他の下請けを守っていた事実を皆に告げ、ようやく一つにまとまって公取委に証言をする所迄漕ぎ着けたら、アレス電機から下請け一社の契約を切るとの通告が有り、皆が震え上がると同時に、ダイロクに対しては六角検事(羽場裕一=ダイロク六角の父)から、「アレス電機への調査を一旦止めて頂きます」との通告が。 次回はアレス電機の開発本部長・柴野(岡田義徳)側との攻防戦が描かれるのだと思うが、VS.雲海みたいな飛躍した話にはしないで、あくまでも現実に即した話でまとめて貰いたい。 脚本=神田優 演出=森脇智延

No.315 22/07/26 18:16
匿名さん0 

【2022夏ドラマ】

「新・信長公記〜クラスメートは戦国武将〜」(ytv)脚本=金沢知樹 他 出演=永瀬廉、山田杏奈、西畑大吾、萩原利久、犬飼貴丈、三浦翔平、満島真之介、林田岬優、濱田岳、小澤征悦、柄本明 他

甲斐谷忍の漫画原作。《日曜ドラマ・55分枠》(全話数不明)

歴史オタクのマッドサイエンティストが、日本全国で戦国武将達のDNAを集めクローンを作り出し、彼らは全員銀杏高校に進学した。
数多の戦国武将が同じ時代に生きていたら一番強いのは誰なのか、がテーマらしい。

DNAをどうやって採取したのかとか、時代は100年後なのに、物も生活様式も殆ど今と変わらないのはどうしてなのか、とかの疑問をスルーすれば、話は分かりやすいし、おふざけが過ぎない様に意外にきちんと作られているので自分は観やすかった。

学校では歴史は明治以降しか教えていないので、歴史オタクのみやび(山田杏奈)以外の生徒は、本人も含めて誰も自分達が歴史上の有名な武将である事を知らない、という設定がミソ。

旗印戦(何で対戦しても良い)でポイントを奪い合い、1位になった者が総長と戦えるというのが、毎回のフォーマットになる様だ。
初回は武田信玄の満島真之介が全部持って行ったな。

※感想は今回のみにすると思うけど、このレベルが保たれるのなら視聴は続けようかな。

脚本=金沢知樹、萩森淳 演出=中島悟

  • << 335 【2022夏ドラマ】 「新・信長公記〜クラスメートは戦国武将〜」2話まで終了。 感想は書かないつもりだったのだけど、フォーマットが分かった上で観た今回も面白かったので、何故なのかを少しだけ書いておく。 まず歴史が苦手な私が観ても、名前や有名なエピソードの有る武将ばかりが集められており、授業や旗印戦の時に、そのエピソードを下敷きにした行動を各武将がしており、その解説も付いているという至れり尽くせり状態で、頭を使わずに楽しく観られるから楽なのだ。日曜の夜中にはあまり頭は使いたくないので。 そして豪華な役者陣ね。 主役も張れる知ってる役者ばかりが出ているから、誰がどの武将か直ぐに覚えられるから、こちらも楽で助かっている。 永瀬廉(織田信長)も小澤征悦(徳川家康)も同じ15歳設定というのがめちゃめちゃ笑えるんだけど、上記の理由みたいな利点も有るし、小澤征悦とか濱田岳(黒田官兵衛)とかを配置すると、やっぱり演技の重厚感も出る訳で、配役も上手いなと思う。 癖の有る旗印戦を誰が制するのか、迎え撃つ総長とは誰なのかも一応楽しみだし、これは案外拾い物かも? ※原作が有るので大丈夫だとは思うけど、脚本が伊達さんに代わった時にどうなるのかは、ちょっと心配。 脚本=金沢知樹、萩森淳 演出=中島悟

No.314 22/07/25 22:59
匿名さん0 

>> 298 【2022夏ドラマ】 「オールドルーキー」3話まで終了。 うーん、遅々として進まないな。 そう思わせてしまう要因は、初回に主人… 【2022夏ドラマ】

「オールドルーキー」4話まで終了。

プロ野球の戦力外通告を受けた選手(横浜DeNAにドラフト指名されて、ビクトリーがサポートをしていたが6年間2軍暮らしだった北芝(板垣瑞生=いかにもDeNAに居そうなタイプ))が、どうやって自分を納得させてセカンドキャリアに進むのかを目の当たりにした新町は、完全燃焼したいと伝を頼ってトライアルを受けさせて貰い、結果不合格、そんな夫といつまでも納得していない長女の為に、妻の果奈子は(自分の大ファンだったという)ビクトリーの社長に「草サッカーでいいので引退試合をさせてあげたいから、会場等の手配をして欲しい」と頼んで(おねだりとも言う)実現させ、(「お金は私が払います」って、女子アナ時代の貯金は手付かずで持っていそう)父と娘は涙の和解って、これをやりたくて4話迄引っ張ったの?
でも泉実が何に怒りずっと父親にへそを曲げていたのかは、最後迄伝わって来なかった。

これでやっと“気が散る要素”の一つが無くなって、スポーツマネジメントの話に集中出来るのかな。

今回の北芝の話は添え物みたいな感じになってしまったけど、その割には「トライアウトは引退試合の様な物」とか、当事者にしか分からない心情が描かれていて、流石「プロ野球戦力外通告」を長年放送して来たTBSだなと、そこは感心。

脚本=福田靖 演出=木村ひさし

  • << 334 【2022夏ドラマ】 「オールドルーキー」5話まで終了。 今回一番印象に残ったのは、フェンシング選手の三咲役の當真あみで、「妻、小学生になる」の時はそれほど印象には残らなかったのだけど(何せ凄い子役が居たから!)、今回、将来有望な選手で“マスクを取ったらビジュアルがいい”という設定の役に凄くハマっていたので、強く印象に残った。ドラマ側、彼女の事務所側双方にとってウインウインの結果となった訳で、改めて配役って大事だなと思った次第。このドラマはゲスト選びに関してはかなり上手いなと感じてる。 話としては、新町の関わり方は元アスリートの熱血漢として終始彼らしい動きをしていて、だからこそ三咲も最終的には彼を信頼し納得したという流れは説得力が有り良かった。 ただ、一から選手を発掘して契約するのが今回が初めてという城が、この仕事の基本的ないろはが分かっていない(教育がされていない)様に見えるのは、スポーツマネジメントのお仕事ドラマとしてはどうなのかなと少し思った。 新町家が家族一丸みたいになれて観やすくなったと思ったら、今度はビクトリー社内の“果奈子アゲ”が度を越していて、話の腰を折っているのが残念。 高柳や深沢の意外性が出て面白いと思ってやっているのかもしれないが、邪魔でしかないな。 脚本=福田靖 演出=木村ひさし

No.313 22/07/25 07:52
匿名さん0 

>> 297 (続き) 4人の中では一番バランス感覚が備わっていそうで、人当たりも良さそうな遥日が居てくれるから観やすいのかなとも思うのだが、今の遥日の… 【2022夏ドラマ】

「初恋の悪魔」2話まで終了。

このドラマに関しては気になった事を箇条書きスタイルで。

・スマホ相手の一人芝居の上手さ、仲野太賀、流石だ。

・星砂はやはり別人格を内包している?その人物が遥日の兄のスマホを持って来てしまったのか?

・雪松が遥日の両親を「たかいたか~い」する意味が全く分からん。この人物が一番気持ち悪い。

・琉夏が事件に関する4人の結論を間接的に渚に伝え、口木が全部手柄を持って行くというのはデフォな訳ね。

脚本=坂元裕二 演出=水田伸生、鈴木勇馬

  • << 333 【2022夏ドラマ】 「初恋の悪魔」3話まで終了。 このドラマに関しては気になった事を箇条書きスタイルで。 ・鈴之介は星砂が好き。星砂は遥日が好き。星砂に「好きだよ」と言われた遥日はもう時間の問題。 ・星砂の解離性同一症。遥日の目の前で短時間の人格交代が起きた。確かにブランド物を沢山買いそうな、今の星砂とは正反対な感じの女。立体交差の上を歩いていた雪松は、人格交代シーンを見ていたのか? ・朝陽が死ぬ十日前に、銃弾一発を紛失し始末書を書いていた事を遥日に教える雪松。時期は不明だが肩を撃たれた星砂は、杏月に極秘で治療させた過去有り。この事は重なり合うのか? ・鈴之介の自宅には監視カメラが有ると教える森岡(安田顕)。何の為に?森岡は何故知ってる? ・星砂のフィーチャー回だったが、松岡茉優も上手いなあ。瀬戸カトリーヌ以外はみんな上手いから、その面では安心して観ていられる。 脚本=坂元裕二 演出=塚本連平

No.312 22/07/24 18:01
匿名さん0 

>> 311 (続き)
佐伯は壁一面に張った大好きなゴッホの様々な自画像を差しながら、徹生に問い掛け説明をする。
ゴッホが自分で耳を削ぎ、最後は自殺した事に触れ、こう結論付ける佐伯。
「幸せでなくてはならない、前向きでなくてはならない、そういう欺瞞に満ちた正しさが人間を殺すんです。生きたいから、自分の中の狂気に振り回されたくなくて。みんなと同じ様に真っ当に生きたいからです」

帰宅した徹生は千佳に話す。
「佐伯は皆と同じ様に生きたいと言った。俺もそうだったんだよ。やっと思い出した、生きたいって。」
「死にたいなんて最後の瞬間まで思ってなかったんだよ。」抱き締める千佳。
「ありがとう、戻って来てくれて。」

親子でアスレチックを楽しんでいると、璃久が自然に「早くーお父さーん」と初めて呼んでくれて、顔が綻ぶ徹生。
だが今度は千佳の中の影が出て来て、その場で倒れてしまう。

電話での母との会話や予告を見る限り、どうも千佳の母親は毒親みたいで、子供の頃の封殺したい記憶が内包されていて、このタイミングで噴き出してしまった様だ。

徹生の苦しみとは種類の違う物だろうが、今の徹生ならどう対処したら良いかは想像が付くのではないか?

次回が最終回。

脚本=高田亮 演出=柴田岳志

  • << 332 【2022夏ドラマ】 「空白を満たしなさい」全5話終了。 ラデックを始め、世界中で復生者が消え始めた。まさかそんな展開になるなんて予想もしていなかった。復生した者は生と死についてより深く考えを巡らせるし、遺族から家族に戻った者は、喪った者の喪失感を帰って来た本人で埋める事の出来る幸運を享受する。新な気持ちで生活をして行こうとする者達を引き裂き、更なる悲しみを与えるとは…。 木下が目の前でいきなり消えて、自分の消滅を覚悟した徹生は、千佳の中に巣食う毒母への恐怖と暗闇を一掃する為に、三人で千佳の実家に行き、「貴方が自殺したのは娘のせいです」と話す義母(木野花)に、千佳は何も悪くない、今迄出会った中で一番いい人間です、結婚出来て本当に良かった、千佳にはただ感謝しかない、産んで育ててくれた事を感謝しますと言って、頭を下げ続けた。 千佳は泣きながら夫の言葉を聞き、両親からの言葉は無かったが心の暗闇は浄化され、帰り際、両親の間に立っている過去の自分は、真っ白なTシャツを着て今の自分に微笑んでくれた。 誰もが持っている心の中の暗闇を、消そうと足掻けば死に繋がってしまう事も有る。だから消すのではなく見守り、共存させても問題はないのだと、自分も社会全体も認識する事が大事なんだという事は、十分伝わって来た。 佐伯の存在が私には難し過ぎたのが少し残念だった。 脚本=高田亮 演出=柴田岳志

No.311 22/07/24 17:27
匿名さん0 

>> 263 【2022夏ドラマ】 「空白を満たしなさい」2話まで終了。 相変わらず佐伯が話し始めると嫌悪を感じるのだが、初回の衝撃で免疫が付… 【2022夏ドラマ】

「空白を満たしなさい」4話まで終了。

前回は佐伯の「俺はお前の死んだ父親だ」の部分と、徹生の「俺はあんたが分かった」がどう分かったのかが分からなくて、感想を書くのを断念したのだが、今回は大方の事が理解出来たので感想を書いてみる。

まず凄いなと思ったのは徹生の母親が「自殺だと思っていた」と言った事。理由は両手をきつく握り締めていたから。徹生は小さい頃から何かを堪える時は両手を握り締めていた。あれか事故なら何かを掴もうとして手を開いていた筈だからと。

その話を聞いた上で自分の手帳を見返していると、あの日の事を思い出す徹生。でもどうしても最後の瞬間だけは思い出せない。

安西に付き添って貰い、屋上で思い出してみる。徹生は最後まで自分に付きまとう“影”と戦っていた。それが佐伯だと思っていたのだが、どうやら違う様だと気付きその場にへたり込む。

徹生は佐伯の自宅に行き、重傷でベッドで寝ている佐伯から話を聞く。
自分が車の中で首を締めた時の事を聞くと、「私は貴方の車に乗った事なんかありませんよ」と衝撃的な返事。疲弊していたのは知っていたと。
そこで初めて徹生は知る。ずっと自分の中に複数存在する“自分同士”が戦っていたのだと。

健康で理性が働いている内は、自分の中で同じ様な戦いが起きても、人は“葛藤”という事で処理出来る事なのではないか?
(続く)

No.310 22/07/24 15:36
匿名さん0 

>> 295 【2022夏ドラマ】 「雪女と蟹を食う」2話まで終了。 無表情で抑揚の無い喋り方をしていた彩女が、徐々に笑顔を見せ、感情の伴った… 【2022夏ドラマ】

「雪女と蟹を食う」3話まで終了。

凄いねえ、彼らの言動の一つ一つが胸に刺さって来て、すっかりドラマの世界に入り込んでしまった。

北はあの嘘を付いた女子高生のせいで、親、親友、恋人全てから人間関係を断ち切られ、これは想像だけど本人は冤罪だから罪を認めず、恐らく金目当ての相手は金が貰えないので示談には応じずで、結局執行猶予にはならずに懲役刑が科され、出所しても痴漢の噂が付いて回って仕事が上手く行かず、あの日もう死のうという所迄追い込まれていた。

彩女の夫は雪枝一騎というベストセラー作家で、立ち寄った書店で北がたまたま見付けた一騎の“実話に基づく短編集”の内容は、妻は一騎が作家として売れる迄の間は自分を犠牲にして彼を支え続け、売れてからの一騎は愛人を作ったが妻は何も言わず、その存在が重くなった一騎は妻と別れ愛人と一緒になる事を決めた。
これが事実なら彩女は夫に出て行かれ、あの広い家に一人で住んでいた事になる。

彼女の寂寥感に気付き、彼女への愛しさが増している様に見え、それが生への希望にも繋がっている様に見える北に対し、彩女は最初から一緒に死ぬつもりで付いて来たのだと、精神的に突き放す。
生への執着を失くしてしまった彩女を、北は救おうとするのか、それとも…。

脚本=イ・ナウォン 演出=柴田啓佑

  • << 331 【2022夏ドラマ】 「雪女と蟹を食う」4話まで終了。 彩女という人物がまた分からなくなった。 彩女の回想だと雪枝一騎と彩女は教師と生徒の関係だった。彩女は文学への理解が深い物静かな生徒で、女子生徒に人気の一騎に片想いをしている様に見えた。 あの後、二人はどういう経緯で結婚したのだろう。 あの本に書かれている様に、彩女は一騎が売れる迄犠牲となって支え続けたのだろうか。そして何を犠牲にしていたというのだろう。 でも本の続きを北が読み進めると、妻が三徳包丁を持って夫の上に跨がり、その包丁を振り下ろすという描写が有り、どこまでが実話なのか妄想なのか怪しくなって来た。 一騎は彩女に電話をして来て、ヘミングウェイについて尋ねていた。文学については彩女の方が遥かに知識を持ち、一騎はそれに助けられていたという事なのだろうか。 そして電話する一騎の隣には若い女がおり、そのバックには札幌の時計台が映る。 そして彩女と北は函館に到着した。 彩女は一騎の新作を北に「これは失敗作よ、いろんな意味で」と言って切り捨てていた。 もしかしてなんだけど、それ迄の本は何らかの形で彩女がサポートして書いていて、新作は家を出た一騎が一人で書き上げたという可能性は有るのかな。 彩女の絶望は文学絡み? 脚本=イ・ナウォン 演出=柴田啓佑

No.309 22/07/23 19:08
匿名さん0 

【2022夏ドラマ】

「NICE FLIGHT!」(EX・MMJ)脚本=衛藤凛 出演=玉森裕太、中村アン、尾上右近、阿部亮平、玉城ティナ、筧美和子、丸山智己、黒川智花、吉瀬美智子 他

オリジナル作品。《金曜ナイトドラマ・60分枠》(全話数不明)

HPには~働く大人の《仕事と恋》の物語~と書いてあり、コロナ禍で苦境にあるJALが全面協力して作られるドラマなので、端から男捜しの事しか頭に無い様な管制官訓練生の存在は、JALに対してもそうだが、難関試験を突破して国家公務員として働いている本物の航空管制官にも失礼だろう。

あと粋(玉森裕太)だけど、いくらヘッドセットから聞こえる声と生の声は聞こえが違うとはいえ、中低音で喋る中村アンと高めの声の玉城ティナの声の違いが分からない設定って、あまりにも乱暴過ぎるだろ。

あと修学旅行生の引率教師(女性)が、自分の生徒が粋の制服に触りまくり、床に尻餅を着かせる位の絡み方をしていたのに、その間一言も注意せず横に突っ立っているだけに見えたのは何故?教師にも喧嘩を売っているのか?

これで離脱とも思ったんだけど、予告を観たら玉ちゃんとアンちゃんが青森で楽しそうにしてるシーンが有ったので、二人は好きだから取り敢えず次も観るけど、多分感想はもう書かない。

脚本=衛藤凛 演出=宝来忠昭

  • << 330 【2022夏ドラマ】 「NICE FLIGHT!」2話まで終了。 ちょっといくら何でもこの脚本は無いわ。 真面目に演じてる玉ちゃんとアンちゃんが可哀想になって来る。 楽しんでいる視聴者もいると思うので、これ以上あれこれ書く事はしないで、自分はこれにて視聴離脱する。 脚本=衛藤凛 演出=宝来忠昭

No.308 22/07/23 14:19
匿名さん0 

>> 294 (続き) 臨機応変に動く事が出来ず案件から手を引いてしまう弱点が有るという設定が、意外性が有って面白かったし、それを知った石子が何とかカバ… 【2022夏ドラマ】

「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」2話まで終了。

今回は子供がゲームに高額課金してしまい困っていると相談依頼があり、それを調査していたら、最後は親ガチャを理由に自分の犯罪を正当化する少し病んだ塾の事務員に辿り着くという、初回と同じく二転三転して行く作りになっていた。

母親(木村佳乃)は息子の過失だと思い弁護士に対処を頼んだのだが、息子が塾を辞めたくてわざと課金した(前に課金で辞めさせられた子がいた)と分かると、石子と羽男の“腕”で返金が可能だったのに、「社会のルールはそうでも我が家のルールとして」息子に教え込む為に返金は求めないと言う。19万円の半額はお小遣いを減らして息子に返させ、残りの半分は自分への戒めとすると。
将来シングルの母親に楽をさせたいから受験して、いい学校に行きたいと考えたのに、その為に母親は朝から晩まで働き疲れている、息子はこれは違うとの思いから“やっちゃった”のよね。
Wワークだから一緒に食事は出来ないけど、母親は作りながら語りかける動画を撮って、息子はそれを見ながらご飯を食べるから寂しくない、本当にいい母子。

羽男が融通が利かな過ぎる石子を“鉄子”と呼ぶと、石子はとにかく格好をつけたがる羽男を“モリ男”と呼び返し、揶揄し合うシーンが有って、このあだ名の方がピッタリだなと思った次第(笑)

脚本=西田征史 演出=塚原あゆ子

  • << 329 【2022夏ドラマ】 「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」3話まで終了。 今回はファスト映画を何本もアップロードして、著作権法違反で映画会社から告訴、逮捕された大学生の山田遼平(井之脇海)を、国選弁護人として羽男が弁護する話。 遼平は、利益を得ていないし映画の宣伝になっているから自分は悪くないと本気で思い込んでいて、情状酌量からの執行猶予を狙った羽男の作戦をぶち壊し、匙を投げてしまう羽男。 ここから遼平と名前の似ている寡作の監督山田恭兵が、何故か遼平と間違われてSNSは大炎上、10年振りの新作も上映打ち切りの憂き目に遭い、その事実を羽男から教えられた遼平がやっと事の重大さを認識するという展開だった。 法廷で心から謝罪をして執行猶予となった遼平は、監督に土下座をして謝罪するが、静かな怒りを内に秘めながら、口調はあくまでも淡々と「謝罪を受け入れる事は出来ません」と、監督が突き放すラストが良かった。 遼平自身も顔写真が晒され、デジタルタトゥーとして残り続けるし賠償責任も負う事になる。対して匿名で的外れな監督攻撃をして、多額の被害をもたらした多くの人間は野放しにされる理不尽。 ネットでの罪の意識が無い行動の危うさを、静かに告発するいい脚本だったと思う。井之脇海、でんでんのお二人にも拍手を。 脚本=西田征史 演出=山本剛義

No.307 22/07/23 13:32
匿名さん0 

>> 280 (続き) その為なら見ず知らずの自殺志願男と恋人を装い、自殺告知動画を流し実際に飛び降りて死ぬ事も厭わないという心理は、これまでの手法での… 【2022夏ドラマ】

「オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜」3話まで終了。

橋本マナミが犯人を演じた2話は、犯罪の設定自体が面白味に欠けたので感想はパスしたのだが、今回の設定は心野の能力が遺憾無く発揮され、鳥飼(若林時英)が犯行を装った動機が分かってからの南条(ニシダ・コウキ)の豹変振りも中々の物で、こんな男であっても、組織の面子や昇進の為には上の者がその犯罪すら隠蔽してしまう、その理不尽がドラマ的にきちんと伝わって来て、今回の話はよく出来ていたと思う。

鳥飼は捨て身で罠を掛けた訳だけど、取り調べるのが心野でなければあの結論には辿り着けなかったと思うので、鳥飼が「感情が見える刑事が居るらしい」と噂で知っていて、それに賭けたという描写があればなお良かったのかも。

平安が自分のデスクで鳥飼の資料を見ていたので、もしかして南条を依願退職で済ませ隠蔽したのは平安なのか?

あと平安が紫織の見舞いに何度も来ているみたいで、心野は平安を慕っている様子も見られるのが意外だった。あの感じだと刑事の父親が存命中から可愛がって貰っていた様な気もするし。心野は街中で皆から注目を浴びてしまうと、目から色を読み取れてしまい辛くなるみたいなのだが、気心の知れた平安なら心を読もうとはしないから普通に接する事が出来るのか?

脚本=三浦駿斗 演出=松永洋一

  • << 327 【2022夏ドラマ】 「オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜」4話まで終了。 患者の葛木花恵(松金よね子)を殺した看護師の佐久巻麻美(徳永えり)。証拠は揃い本人も肯定し目からは喜びの黄色が見える。「人を殺してみたかった」と言う麻美に、風早が「そんな理由で遺族は納得するか!」と叫ぶと、今度は怒りの赤が見える。 風早と心野は花恵の娘で料理研究家のかんな(しゅはまはるみ)に話を聞きに行くが、彼女の目からは悲しみの色は見えず怒りの赤だけが見えていた。 今回の事件は、代理ミュンヒハウゼン症候群のかんなが、認知症の母を介護しながら認知症患者向けの料理を提案し世間からの称賛を浴びる為に、母親に高齢者が飲むと認知症を促進させやすいとされる薬を飲ませ続け、それに気付いた花恵が麻美に「私を殺して」と頼んだというものだった。 もちろん普通は頼まれても殺さない。花恵は麻美に「終わらせた方がいい親子も居る」「娘が犯罪者なんて死ぬより辛い」と話し、その言葉が幼い頃から母親の教育虐待を受け続け、逃げたい終わらせたいと苦しんで来た麻美の心の引き金を引かせてしまった。 自分が快楽殺人者となったら母親はどれだけ苦しむのか、それが麻美の復讐だった。 かんなの怒りは母親が自分の支配下から逃れて行った事への怒り、麻美の喜びは母親への復讐が出来た事への反応で、怒りは遺族のかんなの虐待を知っていたから。 (続く)

No.306 22/07/23 08:29
匿名さん0 

>> 290 【2022夏ドラマ】 「純愛ディソナンス」(CX・共同テレビ)脚本=玉田真也 他 出演=中島裕翔、吉川愛、比嘉愛未、高橋優斗、筧美和… 【2022夏ドラマ】

「純愛ディソナンス」2話まで終了。

今回は冴の毒親(静)を演じる富田靖子の独壇場。自分は直ぐ男に色目を使い娘を放置し続けて来たのに、一方ではやたらと娘をスポイルし、自分の枠からはみ出す事を決して許さない、だから毒親なんだろうけど、それでも僅かながらでも母親からの愛を感じたいという、切ない子供心を持ち続けている冴が気の毒になる。もうあの年齢の人間の持つ資質は変わらないのにと…。

職員室に乗り込み、娘をたぶらかしたと冴の書いた私小説のコピーをばらまき正樹を責め立てる静に、遂にキレた正樹が「いい加減にしろ!」と冴を庇う“ド正論”をまくし立てたシーンは、カタルシスを味わえたし中々の見ものだった。

でもこれで正樹は学校を辞めさせられるみたいで、次回は小坂先生(筧美和子)の事件に絡む顛末(小坂は加賀美と不倫?それを正樹に伝えようとした冴が加賀美に監禁された?)が描かれた後に、もう5年後の二部に飛ぶのかな?

HPのメインビジュアルをよく見ると、今はダサい比嘉愛未が本来のキレイなお姉さんで写っているので、もしかして盗撮を晒して正樹を冴から遠ざけ、5年後に正樹の妻に収まっているのは碓井先生なのかしら。

※期待はしていなかったが、これは拾い物かも?

脚本=大林利江子 演出=土方政人
※脚本演出がそっくり入れ替わっても同一のクオリティが保たれているので、問題なし。

  • << 326 【2022夏ドラマ】 「純愛ディソナンス」3話まで終了。 小坂と加賀美は不倫をしていて、別れたくなかった加賀美が殺してしまったという、そこは何の捻りもなく、あの留守電を聞いた正樹は危険を察知して、途中で会った慎太郎と学校へダッシュ、ロッカーに監禁されていた冴は慎太郎が見付け、正樹は屋上で死のうとして迷っていた加賀美を見付け、「じゃあ死ねば」と本音全開の言葉を投げ付け、パトカーが来て加賀美は連れて行かれ、正樹は退職する。 5年後、正樹は光石研が社長の不動産会社?で、社長の右腕みたいな地位を得て“清濁併せ呑む”様な仕事をしており、社長の実子の北都(和田正人)からは敵視されている様だ。 何故教師ではなく、心を殺さなくては出来ない様な仕事に就いたのかは定かではないが、理由の一つは社長の娘である愛菜美と結婚したからなのかもしれない。そう、前回の感想で予想した碓井先生だ。そして愛菜美は売れっ子作家になっていた。 冴の好きな正樹と冴の夢である作家の両方を手に入れていた愛菜美は、冴のバイト先のアプリ会社との打ち合わせの時に、わざと正樹に迎えに来させて「夫です」と皆に紹介しがてら、本当は冴に見せ付けている愛菜美。 やっぱりあの当時から正樹を狙っていたとしか思えない。 正樹と冴にしたら、漏れ無く付いて来る光石研が怖いよなあ。 脚本=大林利江子 演出=木村真人

No.305 22/07/22 18:18
匿名さん0 

>> 289 【2022夏ドラマ】 「六本木クラス」2話まで終了。 新は少年刑務所に入ったのに、同部屋の主みたいな男がおっさんでびっくり。(因… 【2022夏ドラマ】

「六本木クラス」3話まで終了。

長屋父子のシーンがウザくてもう観たくないんだけど。
優香も何だか益々可愛げが無くなって来たし、新の愚直さもあまりに行き過ぎると観るモチベーションが下がってしまうしで、離脱かなあとも思うのだが、今回出番が多かった葵の人物像には逆に興味が湧き、演じている平手友梨奈の表情や目の動きに工夫が見られ、葵を魅力的に見せていると思う。

愚直過ぎる新を見て来た結論として葵が言った「あの人に会ってから、何をしても面白くなくなった」二人の関係を見ていると葵のこの気持ちが凄く伝わって来る、って事は平手友梨奈がきっちり演じているって事よね。

龍二が言っていた「葵はソシオパス」も怪しくなって来た。只の反抗期だったんじゃない?(笑)
葵が「二代目みやべ」の仕事を手伝うらしいので、もう少し観てみようかなと思っている。

脚本=徳尾浩司 演出=田村直己

  • << 325 【2022夏ドラマ】 「六本木クラス」4話まで終了。 前回、長屋父子がウザいと書いたら、今回の出番は控え目で、私はこの位の方が好み(笑) 新は刑務所で長屋父の自叙伝を穴の開くほど読んで、飲食業で成功するノウハウは全部学んだ筈にしては、あの店舗デザインのダサさは何なんだって思っていたんだけど、“何でも知ってる”葵がマネージャーとして加わり、流行りのデザインに改装するという形にしたかったからなのね。 ピュアでどこまでも誠実で、いざとなったら喧嘩も強く、女は勿論のこと仲間は絶対守る男、韓ドラに有りがちなんだけど、どんな環境に育ち理不尽な目に遭っても、ヒーローやヒロインだけは汚れてなくてカッコいい、そのスタイルがそのまま新に投影されている感じなのだが、果たしてこれが今の日本の視聴者の好みにマッチするのかな。 前回も書いたけど葵の人物像と、演じる平手友梨奈が魅力的なので、もう既に変化はしているけど、彼女が新と関わる事で今後どの様にどこまで変化して行くのかには凄く興味が有るから、そこで失望しない限りは観て行きたいと思っている。 クレジットは二番手なのに優香のキャラがはっきりしなくて、新木優子は貧乏くじを引いたみたいになってるな。 脚本=徳尾浩司 演出=樹下直美

No.304 22/07/21 18:17
匿名さん0 

>> 287 【2022夏ドラマ】 「テッパチ」2話まで終了。 両雄並び立たずの宙と荒井(佐藤寛太)は、体力検査で「負けた方がここを辞める」で… 【2022夏ドラマ】

「テッパチ」3話まで終了。

自動小銃の撃ち方訓練で、急に弾倉を装填出来なくなった宙を落ち着かせる為に桜間が手を握ったり、八女の秘密と心情(第一空挺団に所属していたが、上官のミスを押し付けられて教育大隊に飛ばされたので、一人でも多くの候補生を隊員に育て上げて実績を作り、元の隊に戻りたいと思っている。でも今の仕事にもやりがいを感じている筈)を、桜間の説明台詞で一気に処理したり、今迄の雰囲気と変わったからこれはスタッフが交代したなと思ったらやっぱりだった。

武藤は少年時代にDV親父を刺そうとしたけど、体力が無くてやり返されて背中を刺され、父親は逮捕されて自分は養護施設にというのが真実だった。
今でも言葉で酷く責められると自分を抑制出来なくなる様で問題をお越し、逃げ出そうとした武藤を仲間が1時間言葉でボコボコにして、耐えられる様にしてあげていたけど、そこに自分への思い(心配とか何とかしてあげたいとか)が有ると分かっている人からの罵倒だと、普通に耐えられるんじゃないかなとか思ってしまった。(宙なんか途中から励ましちゃってるし(笑))

スタッフが代わったら色々と粗が目立ってしまい、ドラマに入り込めなくなってしまった。早く元に戻して欲しい。

脚本=関えり香 演出=根本和政

  • << 323 【2022夏ドラマ】 「テッパチ」4話まで終了。 自動小銃の射撃だけは自信が有ったのに、的当てで宙に負けて落ち込んでいた時に、上司のパワハラで辞めた前の会社の同僚だった高木に会いたいと言われ、起業するから一緒にやらないか?お前の事は高く買っていたいたんだよと評価された事が嬉しくて、その話に飛び付く丸山(時任勇気)。 LINEで創業メンバーは500万円の出資が必要と言われ、あらあらと思っていたらそれでも会いに行く丸山。(ドラマだから)タイミング良く高木が仲間と、上手く丸山を騙せたと電話で話しているのを丸山が立ち聞きし、事なきは得た訳だが。 散々上司に罵倒されて辞めさせられて自己肯定感が低いと、当時の事を知っている人間からお前は悪くないよ、俺は認めてるとか言われると、嬉しくて相手を疑う気持ちなんて持てなくなるのかなあ。詐欺師的には的を射ていたのかね。 騙された事も正直に話し「もう自信がない」と言う丸山に、八女は宙が体幹を鍛える自主練をしている事を教え、「悔しかったらあいつ以上に努力をしろ」 八女はまたしても訓練生の辞退を防いだ。 前回“スタッフを早く元に戻して欲しい”と書いたら脚本家が戻っていて、やっぱり彼の本の方が面白いや。 ※佐野勇斗のカラオケのダンスが上手くて萌えた。ググったらそういう仕事もしてたのね。 脚本=本田隆朗 演出=根本和政
  • << 342 【2022夏ドラマ】 「テッパチ」5話まで終了。 今回はネットで評判のよろしくない“裸出し過ぎ問題”に配慮してか、裸のシーンは一切無しで、その代わりに(代わりではないか(笑))自衛隊の広報の様なシーンがたっぷり盛り込まれ、“訓練生がいい年して精神年齢が低過ぎ”“こんな人が自衛隊になるの?”とか、これもネットで言われてイメージが悪かったので、大切な協力者である自衛隊のイメージを上げる為に、二つの大震災での活躍と、妊娠出産子育てに十分配慮し、家庭と仕事の両立が出来る自衛隊をドラマにがっつりと絡ませていた。 まあ潜水士の話と言って海保に協力させて、殆ど海に潜らずにコケにしていた「DCU」よりはマシなのかもしれないけど、 あれだけ宣伝臭が出てしまうとちょっと引く。 あと自衛官を一生の仕事と決めて、大好きな彼ともきっぱり別れて訓練生になった奈央(坂東希)だけど、そもそも何が彼女をそこ迄突き動かしたのかの部分が描かれていないから、「何を一人で突っ張ってんの?」としか思えなかった。 ドラマなんだから、人物の背景もしっかり書いてくれないとね。 ※ドラマの運転手って何でクラクションは鳴らすけどブレーキは踏まないの?危ないって思ったらまずブレーキを踏むよね、普通。(ヒーローが助ける為なのは知ってるけど、不自然だよなあっていつも思う) 脚本=関えり香 演出=都築淳一

No.303 22/07/21 17:11
匿名さん0 

【2022夏ドラマ】

「家庭教師のトラコ」(NTV)脚本=遊川和彦 出演=橋本愛、中村蒼、美村里江、細田佳央太、丸山智己、細田善彦、加藤柚凪、阿久津慶人、矢島健一、板谷由夏、鈴木保奈美 他

オリジナル作品。《水曜ドラマ・60分枠》(全話数不明)

遊川さんの前作「となりのチカラ」がかなりクセが強く、主張が前面に出て観辛いタイプのドラマだったので、これもそういう傾向が出るのかなと心配しながら観たのだけど、結論から言うと「チカラ」だけでなく、最近の遊川作品の中でもかなり観やすい部類に入るのではとさえ思えた。

家庭教師なのにコスプレで現れて、机での勉強はしないという設定の突飛さは有るけど、トラコ(根津寅子=橋本愛)自身は必要な事しか喋らないし、それは的を射ている事なので不快にはならないし、優しくは無いけど高圧的でもないというギリギリの線を突いて来ているので、それが観やすいと思える一番の要因なのかな。

中村家の母親(真希=美村里江)がトラコが出した条件の内、どうして来た日は家に泊まるのか?と尋ねた時の答えが「家庭教師ですから」これで大体分かった。“家庭で勉強を教える教師”ではなくて、トラコは多分“家庭”の教師なのね。

トラコと秘書の福田(中村蒼)の過去は何となく類推出来るけど、それは追い追いと。

脚本=遊川和彦 演出=伊藤彰記

  • << 322 【2022夏ドラマ】 「家庭教師のトラコ」2話まで終了。 高志(阿久津慶人)が母親の目を盗んで店のレジから五千円を抜いたのは、想像通り同級生3人から脅され要求されていたから。(カツアゲ三兄弟byトラコ) トラコは別のカツアゲをしていた高校生位の三人は喧嘩をしてでもやっつけたのに、高志の事は助けない。 イジメから逃げるのも一つの方法なので、父親の家に移ったのを機に転校しては?と勧めはしたけど。 相手に何かを伝えたい時は決して目線を外すなとトラコに教わった高志は、それを最後迄守ったのだろう、ボコボコにされながらも五千円を自力で取り返した。 トラコの嫌いな言葉「分かんない」を使った初回の知恵は、考え抜いた末に家族三人が嬉しくないと幸せにはなれないと気付いたが、二つ目の嫌いな言葉「しょうがない」を使ってトラコに怒られた高志は、母が喜んでくれる事は何なのかを考えた末に、自分では決して買わないだろうバラの花束を、取り返した五千円で買って渡した。 大人が普通に考えればレジに戻すか、せめて店で履くいいサンダルを買ってあげれば良かったのにと思うのだが、トラコは今の高志がどれだけ母親の事を考えて出した答えなのかに重きを置いている、という事なのだろうね。 次回はトラコが一番厄介だと思っている上原家の守。(鈴木保奈美の役が朝ドラと被って困る) 脚本=遊川和彦 演出=伊藤彰記

No.302 22/07/20 18:18
匿名さん0 

>> 285 【2022夏ドラマ】 「プリズム」(NHK・NHKエンタープライズ)脚本=浅野妙子 出演=杉咲花、藤原季節、寛一郎、石井杏奈、吉田… 【2022夏ドラマ】

「プリズム」2話迄終了。

祖母の法事で実家に帰り、ふと子供の頃のアルバムを開くと、父の写っていたらしい写真が全て抜き取られていて、皐月が問い詰めると「お母さんは嘘を付かれていたの。お父さんに騙されてたの」と母。
「本当にそう思うの?」
「この頃は何も知らなかったから幸せだと思ってたわよ」

皐月は陸の紹介で、陸の会社に契約社員として採用され、リガーデンの仕事を一緒に担当する事になるが、そこに居たガーデナーの白石(森山未來)に気付いた陸は、表情が固くなり白石が握手を求めても応じられない位に動揺していた。

その前に陸の行き付けらしいバーのおネエのママ(飯田基祐)に、「心から通じ合って一つになれたと思った人が、突然居なくなった事って有る?」と尋ねるシーンが挟まれていたので、それと合わせるとやはり陸の元から突然居なくなったのは白石で、陸自身はバイなのかなと。

皐月はこのまま陸と深い仲になると、母親と同じ葛藤を味わう事になるのかな。
知識が有って、陸の計らいで父親のパートナーにもシンパシーを感じる事が出来て、二人の関係に理解を示せる様になった皐月は、あの時代の母親とは立場が違うとは言え、やはり現実を突き付けられたら苦しむのではないだろうか。それとも全く違う展開になるのかな?

脚本=浅野妙子 演出=西谷真一、船谷純矢

  • << 318 【2022夏ドラマ】 「プリズム」3話迄終了。 白石は大学の研究室に居て陸は教え子だったが、二人は所謂恋仲になり、どういう経緯でなのかは分からないが父親の耳に入り、陸が勘当されたのが7年前。 そして白石が陸に何も告げずに突然大学を辞め、居なくなったのも7年前。 という事は父親が白石を説得してか、もしくは汚い手を使って陸との関係を断たせたと考えるのが自然かな。 陸はこの7年、ずっと白石を捜していたと彼に言っていたので、やはりまだ想いは残っているのだろう。対する白石の方はあくまでも自然体で飄々としているので、本当の気持ちは想像すら出来ない。 陸の会社の取引先が倒産し代金が入らず、それを当てにしていた支払い分が全て負債となり、社長は失踪、会社は倒産の危機で陸は融資の相談に奔走するがどこも貸してはくれず、仕方なく銀行頭取の父親に頭を下げに行く。 父親の条件は森下家の長男として体裁を整える為に結婚をしろ。結婚するなら個人で貸してやる。←息子の性癖を知っていて、その嫁が苦しもうが体裁が整えばいいのか? 陸から話を聞いた皐月は、結婚願望は無いけど結婚する振りなら出来るので「私と結婚しませんか?」←まだ白石との事を知らないからなあ。知ったら3人の関係はどうなるのかなあ。 森山未來の存在感が半端ない。 脚本=浅野妙子 演出=タナダユキ、船谷純矢

No.301 22/07/20 16:14
匿名さん0 

>> 286 【2022夏ドラマ】 「ユニコーンに乗って」2話まで終了。 初回はCEO佐奈の失態が有り得ないレベルで失笑物だったが、今回は小鳥… 【2022夏ドラマ】

「ユニコーンに乗って」3話まで終了。

なるほど、2話迄にスタートアップのドリポニを第二の職場に選び、奮闘するアナログ男の小鳥ファンを増やし、このドラマの視聴理由に繋げておいて、この3話ではドリポニ誕生前夜の若者達の出会いから、起業を決める迄の流れを丁寧に描き、ついでに小鳥と比べて“薄っぺらく見えてしまっていた功”のイメージ修正も行った、ある意味戦略的な構成だった訳ね。

今迄肩書きだけで曖昧だった功と次郎の能力の一端が分かったし、功が親の決めたレールから外れた訳も、何故社内恋愛禁止にしたのか、気持ちは駄々漏れなのに何故功はその規則を律儀に守っているのか等も理解出来た。
ただ功の父親(利重剛)と当時の彼女の凛花(石川恋)の、功に対する怒りと反発の描き方が画一的でそこは物足りなかったな。

次回は小鳥と早智の私的な交流が始まるのかな。まあ、こっちがくっつくのは構わないけど、佐奈も自分の気持ちに気付き…みたいなのは要らないから、あくまでもドリポニを皆で育てて行くお仕事ドラマに徹して欲しい。

※前回、功が寝てた部屋は小鳥の部屋じゃなくて功の部屋だったのね、と思ったら次郎も同居してるみたいで、もしかしてホントは次郎の部屋で、功はずっと居候中?
※小鳥は「一人暮らしが長い」らしい。でもその内別れた家族とか出て来そう。

脚本=大北はるか 演出=青山貴洋

  • << 319 【2022夏ドラマ】 「ユニコーンに乗って」4話まで終了。 今回は世の小鳥ファンも納得の出番の多さで、美味しいお茶の淹れ方を知ってる所とか、スーツを着る理由とか、ポイントが高かったけど、一番萌えたのはヨギボーに埋まってPCを操作している西島さん(笑) 疑問点を二つ。 投資家の高山(飯田基祐)は、男として佐奈を狙っている匂いがプンプンしていたけど、ドリポニの男達は誰も気付かず、早智の過去の体験談を聞いた小鳥が、そこで初めて佐奈が危ないのではと気付くという設定にしたかったのなら、何でドリポニからの帰り際に高山が小鳥だけに、「若い女性がCEOの会社は何ちゃら」って囁くシーンを入れたんだろう。あれで“うん?何なんだ?この男”って怪しまなかった小鳥と、何でも良く気が回るいつもの小鳥の整合性が取れてないじゃない。 それから、功が父親に話をしに行くシーン、一度目は頭ごなしに帰れ!と追い払ったのに、二度目は何で追い払わなかったのか、その心境の変化が分からなかった。 (会話をしてから息子の成長を感じた部分は分かるんだけど、来た時に何故いつもの様に追い払わなかったのかの部分ね。これも整合性が…。) 小鳥が、家が貧しかった子供の頃は、自分の努力とは無関係な親の経済力で決まる部分が有って悔しかったと功に話すシーンは良かった。 脚本=大北はるか 演出=泉正英

No.300 22/07/19 23:46
匿名さん0 

【2022夏ドラマ】

「魔法のリノベ」(カンテレ)脚本=上田誠 出演=波瑠、間宮祥太朗、金子大地、吉野北人、SUMIRE、本多力、山下航平、岩川晴、YOU、近藤芳正、原田泰造、遠藤憲一 他

星崎真紀の漫画原作。《月10・54分枠》(全話数不明)初回15分拡大

瑠東演出のコメディー部分(特に玄之介が小梅にことごとく心を読まれて、その都度心の声を玄之介が漏らす時の演出とか)に若干のくどさは感じたけど、ドタバタでは無いのでそこまで気にはならなかったし、エンケンさんのハイテンションも含めて許容範囲内だったので、これなら観て行けるかなと。

波瑠の演じる小梅と間宮祥太朗が演じる玄之介は、それぞれに心に傷を抱えていて、仕事でリノベ依頼客の一番の望みは何なのかを的確に読み取り、満足の行くリノベを提案して感謝され、それを繰り返す過程で自分達のこじらせた人生もリノベして行く…みたいな感じなのかな。

初回を観た感じでは、依頼客とのやり取りの部分は一切のおふざけは無しで、リノベの情報も含めてしっかり見せてくれるし、ラストのクレジットの背景で、リノベ後の望んでいた生活が実現しているシーンも見せてくれるので、意外と分かり易くて見易いドラマに仕上がっている。

あれこれ考えずに楽しんで観られそう。

脚本=上田誠 演出=瑠東東一郎

  • << 317 【2022夏ドラマ】 「魔法のリノベ」2話まで終了。 今度は小梅の心の声まで映像化し出したけど、それも含めて許容範囲内で、寧ろ初回よりは毒気が抜けたかも。 今回は子供が欲しかったけど授からず、子供部屋として考えていた3畳の部屋が必要無くなったので、寝室を広くしたいという依頼で、打ち合わせの時に何かを言いたそうだけど言わない妻の様子に気付いた小梅が、夫婦に聞こえる様に玄之介に「この後、喫茶チロルで打ち合わせをしましょう」と言ってチロルで妻からの連絡を待ち、やって来た妻から、自分から夫には言えないけど夫婦別寝室にしたいので、小梅からのリノベの提案という形で夫に話して欲しいとの本音を聞き出す。 人当たりの良さそうな夫だけど実はモラハラ?とか思ったけど、全然そんな事はなくて、お互いに相手の事を思い合っている仲の良い夫婦を、水野美紀と野間口徹が実に上手く演じていて、観ていてほっこりした。 久保寺の事になると冷静さを失ってしまう小梅の失態で夫を怒らせ、謝罪に行った時の玄之介の土下座が凄くて、野間口さんが「キミ、わび力凄いね」って感心しちゃう時の表情と言い方が面白くて大笑いしてしまった。 ダメダメの玄之介にも唯一の武器が有る事が分かって一安心。 玄之介も役に立つリノベも早く観てみたい。 脚本=上田誠 演出=瑠東東一郎

No.299 22/07/19 17:56
匿名さん0 

>> 284 【2022夏ドラマ】 「競争の番人」(CX)脚本=丑尾健太郎 他 出演=坂口健太郎、杏、小池栄子、大倉孝二、加藤清史郎、大西礼芳、石川… 【2022夏ドラマ】

「競争の番人」2話まで終了。

今回で“すっきり!”かと思っていたら、まさかの3話まで引っ張るとは。
山本耕史は上手い役者さんだし、公取を翻弄する敵としてこれ以上無い位の存在感を出しているのだけど、公取ドラマの初期段階の今観たいのは、こういうキャラの人とのこういう話では無いのよね。

初回の感想にも書いたけど、公取の仕事って、どういう案件をどう調査して、どの様な権限を持っていてどの様な指導のパターンが有るのか等がよく分かっていないから、こんなどこ迄も楯突く様な特殊な例ではなくて、それこそ3話位迄はごく平均的なよく有るパターンを取り上げて、そこに公取はどう関与して行くのかを分かりやすく、しかもドラマとしては面白く構築した物を見せて欲しかった。

公取の“いろは”が分かっていない状態で天沢雲海VS公取ダイロクを延々と見せられても、敵としての雲海は確かに面白いけどその印象だけが強く残り、肝心のダイロクの面々は添え物になってしまっているというか、そう感じてしまう事が凄く残念だ。

脚本=丑尾健太郎、神田優、穴吹一朗 演出=相沢秀幸

  • << 316 【2022夏ドラマ】 「競争の番人」3話まで終了。 やっと“天沢雲海vsダイロク”の話が終わった。 ここまで引っ張ると、初回は面白かった雲海の“ああ言えばこう言う”も飽きてしまって、最後は駄々っ子にしか見えなくなってしまった。 特殊な人物相手だから通常のやり方は通用せず、結局突破口を開いたのは小勝負の特殊能力(フォトグラフィックメモリー?)だったという事で、とても公取のお仕事ドラマとは思えなかった。 一つ分かったのは公取自体には逮捕権は無いから、独禁法に基づいて検事総長に刑事告発をするという手順を踏むらしい。 雲海は立ち入り検査拒否の罰則規定(独禁法第94条)は使われた前例はないと言い続けていたけど、今迄は雲海みたいな悪質なタイプが居なかっただけじゃないの? 次回は初回に白熊が取り逃がした男が、今度は公取の調査対象になるみたいで、また一話完結にはならないのかな? 脚本=神田優、丑尾健太郎、穴吹一朗 演出=相沢秀幸

No.298 22/07/18 18:09
匿名さん0 

>> 265 【2022夏ドラマ】 「オールドルーキー」2話まで終了。(2話は15分拡大) 深沢と組んで9才の女子スケートボーダー牧村ひかり(… 【2022夏ドラマ】

「オールドルーキー」3話まで終了。

うーん、遅々として進まないな。
そう思わせてしまう要因は、初回に主人公が“いきなり所属チーム解散で引退を余儀無くされた”時から、ずっと拗ねたままの長女の態度が大きいかな。

ランニングを欠かさない新町の態度も、まだサッカーに未練が有るのではと思わせ、それなら会社で仕事なんかしないでチームを探して欲しいとの思いが、長女の泉実には有るのかもしれないが、そういう内面は一切描かれず、ただ父親を避け続ける行為が一本調子でずっと続いているので、新町はビクトリーで独自の存在感を発揮し始めているにもかかわらず、何か話が進まないなあと感じてしまうのだ。

次回、新町が現役復帰にトライするみたいなので、そこで採って貰えずにようやく家族全員すっきりして再スタートみたいな流れにしたいのかね。もしそうなら、この3話でその話はさっさと済ませて欲しかった。

今回のビッグマウスプロマラソンランナーの話は、色々と突っ込み所が満載でイマイチ話に乗れなかった。
一つだけ指摘しておくと、深沢(芳根京子)がランナー秀島(田中樹)に「私がどれだけ秀島さんのことを好きだと思ってるんですか?」と言った場面、あそこは“好きだ”じゃなくて“真剣に見て来た”じゃないの?凄く違和感が有った。

脚本=福田靖 演出=石井康晴

  • << 314 【2022夏ドラマ】 「オールドルーキー」4話まで終了。 プロ野球の戦力外通告を受けた選手(横浜DeNAにドラフト指名されて、ビクトリーがサポートをしていたが6年間2軍暮らしだった北芝(板垣瑞生=いかにもDeNAに居そうなタイプ))が、どうやって自分を納得させてセカンドキャリアに進むのかを目の当たりにした新町は、完全燃焼したいと伝を頼ってトライアルを受けさせて貰い、結果不合格、そんな夫といつまでも納得していない長女の為に、妻の果奈子は(自分の大ファンだったという)ビクトリーの社長に「草サッカーでいいので引退試合をさせてあげたいから、会場等の手配をして欲しい」と頼んで(おねだりとも言う)実現させ、(「お金は私が払います」って、女子アナ時代の貯金は手付かずで持っていそう)父と娘は涙の和解って、これをやりたくて4話迄引っ張ったの? でも泉実が何に怒りずっと父親にへそを曲げていたのかは、最後迄伝わって来なかった。 これでやっと“気が散る要素”の一つが無くなって、スポーツマネジメントの話に集中出来るのかな。 今回の北芝の話は添え物みたいな感じになってしまったけど、その割には「トライアウトは引退試合の様な物」とか、当事者にしか分からない心情が描かれていて、流石「プロ野球戦力外通告」を長年放送して来たTBSだなと、そこは感心。 脚本=福田靖 演出=木村ひさし

No.297 22/07/17 16:14
匿名さん0 

>> 296 (続き)
4人の中では一番バランス感覚が備わっていそうで、人当たりも良さそうな遥日が居てくれるから観やすいのかなとも思うのだが、今の遥日の姿が本当の彼の姿なのかも怪しくて、どこかで爆発するのではという予感も。

星砂は元捜査一課の刑事。ブランド品を次々に購入しているが記憶が無いらしく、そんな自分の事を「蛇女」と呼んでいたので、もしかしたら解離性同一性障害(昔の多重人格)で、それが原因で捜一から外されたとかなのかな?

実際に現場で捜査をする訳には行かない4人は、保管室から捜査資料を無断で持ち出してコピー、それを元に現場の模型を作って妄想でその中に侵入し、それぞれに推理の持論を展開して話し合い、4人の結論を導き出すという流れは面白かった。

この感じで続くのなら継続視聴は可能かなと思っているが、感想は書き難いタイプのドラマなので、今後は余程書きたい事が有った場合のみ感想を書くという形にとどめておきたい。

脚本=坂元裕二 演出=水田伸生

  • << 313 【2022夏ドラマ】 「初恋の悪魔」2話まで終了。 このドラマに関しては気になった事を箇条書きスタイルで。 ・スマホ相手の一人芝居の上手さ、仲野太賀、流石だ。 ・星砂はやはり別人格を内包している?その人物が遥日の兄のスマホを持って来てしまったのか? ・雪松が遥日の両親を「たかいたか~い」する意味が全く分からん。この人物が一番気持ち悪い。 ・琉夏が事件に関する4人の結論を間接的に渚に伝え、口木が全部手柄を持って行くというのはデフォな訳ね。 脚本=坂元裕二 演出=水田伸生、鈴木勇馬

No.296 22/07/17 15:48
匿名さん0 

【2022夏ドラマ】

「初恋の悪魔」(NTV)脚本=坂元裕二 出演=林遣都、仲野太賀、松岡茉優、柄本佑、伊藤英明、安田顕、田中裕子、佐久間由衣、味方良介、毎熊克哉、瀬戸カトリーヌ、萩原みのり(クレジット順に記載) 他

オリジナル作品。《土曜ドラマ・54分枠》(全話数不明)

警察組織の中で刑事課の捜査権を持たない4人(刑事だけど停職中=鹿浜鈴之介=林遣都、総務課職員=馬渕遥日=仲野太賀、生活安全課の刑事=摘木星砂=松岡茉優、会計課職員=小鳥琉夏=柄本佑)が、私的に鈴之介の自宅に集まり、会議を開いて事件を精査し“これが真実”という統一見解を出すという話。
初回は刑事課の新人刑事・渚(佐久間由衣)の側に、小鳥が“真相”を書いた紙を紙飛行機にして飛ばし、拾った彼女が嫌味な上司の口木(味方良介)に渡し、刑事課で解決して手柄は口木が取ってしまうという流れだった。

いやあ、ゲストも含めて登場人物が多く、主要人物は相変わらずそれぞれに少しずつ変わり者で台詞量も多いという視聴者負担の大きいドラマで、一度観ただけでは中々全部は理解出来ないという、置いてきぼり感も味わわせられる難儀なドラマである。
ただ今回は自分の苦手な速射砲台詞の担当が林遣都だけで、設定は一番の変わり者だけど、声の質が柔らかいからなのかそれ程の拒否感は出なくて済みそうで、これなら継続視聴は可能かなと。
(続く)

No.295 22/07/17 15:02
匿名さん0 

>> 283 (続き) そこからはロードムービーみたいな感じで、栃木県で佐野ラーメンを食べた男・北(偽名)は、「美味しい!」という感情を取り戻し、女(彩… 【2022夏ドラマ】

「雪女と蟹を食う」2話まで終了。

無表情で抑揚の無い喋り方をしていた彩女が、徐々に笑顔を見せ、感情の伴った喋り方をする様になると同時に、北の彩女に対する心情にも変化が現れ、愛しさや指輪を与えたのであろう夫への嫉妬が、その視線や行動に滲み出て来ている様に感じた。

死への恐怖や生への執着がまだ残っていた様な北に、その理由付けになるべく出会った様な彩女は、何と誕生日まで北と同じ日だった。

今の北に嘘や隠し事は無いと思うが、彩女は謎だらけ。
男が彼女を捜して迎えに来た夢に震えて目覚める様子から、支配されていた場所から逃げ出す為に北を利用した様にも見えるし、例の手帳に今度は日記の様な文章を綴り、北の様子を見ていなければと書き留めている事からは、本当は夫ではなく自分が小説家で、北は次の作品の題材としての観察対象なのかなとも思えたり。

持病なのかたまたまなのか、具合が悪くなって倒れてしまった彩女。この事が二人の関係にもたらす意味とは?

「享楽に耽る事でしか救われない事がある」
北との出会いでそれに気付いたという彩女。
果たして彼女の狙いとは何なのだろう。

脚本=まなべゆきこ 演出=内田英治

  • << 310 【2022夏ドラマ】 「雪女と蟹を食う」3話まで終了。 凄いねえ、彼らの言動の一つ一つが胸に刺さって来て、すっかりドラマの世界に入り込んでしまった。 北はあの嘘を付いた女子高生のせいで、親、親友、恋人全てから人間関係を断ち切られ、これは想像だけど本人は冤罪だから罪を認めず、恐らく金目当ての相手は金が貰えないので示談には応じずで、結局執行猶予にはならずに懲役刑が科され、出所しても痴漢の噂が付いて回って仕事が上手く行かず、あの日もう死のうという所迄追い込まれていた。 彩女の夫は雪枝一騎というベストセラー作家で、立ち寄った書店で北がたまたま見付けた一騎の“実話に基づく短編集”の内容は、妻は一騎が作家として売れる迄の間は自分を犠牲にして彼を支え続け、売れてからの一騎は愛人を作ったが妻は何も言わず、その存在が重くなった一騎は妻と別れ愛人と一緒になる事を決めた。 これが事実なら彩女は夫に出て行かれ、あの広い家に一人で住んでいた事になる。 彼女の寂寥感に気付き、彼女への愛しさが増している様に見え、それが生への希望にも繋がっている様に見える北に対し、彩女は最初から一緒に死ぬつもりで付いて来たのだと、精神的に突き放す。 生への執着を失くしてしまった彩女を、北は救おうとするのか、それとも…。 脚本=イ・ナウォン 演出=柴田啓佑

No.294 22/07/16 23:35
匿名さん0 

>> 293 (続き)
臨機応変に動く事が出来ず案件から手を引いてしまう弱点が有るという設定が、意外性が有って面白かったし、それを知った石子が何とかカバーしようと頑張り、実際に補っている姿は感動物だった。

初回の案件については、カフェのコンセントの無断使用から始まり、その先には依頼人の勤務先でのパワハラ問題が有り、依頼人の言っている事が真実なのかどうか揺らいで来るという捻りも有って、二転三転する作り込まれた話を石子と羽男がどう解決するのか、話に入り込めたし十分楽しめた。

脚本がしっかりしていて演出にも工夫があれば、説明台詞なんか無くても内容を理解出来るし想像もしやすい、という事がよく分かるドラマだ。

やはり新井P塚原D組にハズレは無い。

脚本=西田征史 演出=塚原あゆ子

  • << 308 【2022夏ドラマ】 「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」2話まで終了。 今回は子供がゲームに高額課金してしまい困っていると相談依頼があり、それを調査していたら、最後は親ガチャを理由に自分の犯罪を正当化する少し病んだ塾の事務員に辿り着くという、初回と同じく二転三転して行く作りになっていた。 母親(木村佳乃)は息子の過失だと思い弁護士に対処を頼んだのだが、息子が塾を辞めたくてわざと課金した(前に課金で辞めさせられた子がいた)と分かると、石子と羽男の“腕”で返金が可能だったのに、「社会のルールはそうでも我が家のルールとして」息子に教え込む為に返金は求めないと言う。19万円の半額はお小遣いを減らして息子に返させ、残りの半分は自分への戒めとすると。 将来シングルの母親に楽をさせたいから受験して、いい学校に行きたいと考えたのに、その為に母親は朝から晩まで働き疲れている、息子はこれは違うとの思いから“やっちゃった”のよね。 Wワークだから一緒に食事は出来ないけど、母親は作りながら語りかける動画を撮って、息子はそれを見ながらご飯を食べるから寂しくない、本当にいい母子。 羽男が融通が利かな過ぎる石子を“鉄子”と呼ぶと、石子はとにかく格好をつけたがる羽男を“モリ男”と呼び返し、揶揄し合うシーンが有って、このあだ名の方がピッタリだなと思った次第(笑) 脚本=西田征史 演出=塚原あゆ子

No.293 22/07/16 23:08
匿名さん0 

【2022夏ドラマ】

「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」(TBS・TBSスパークル)脚本=西田征史 出演=有村架純、中村倫也、赤楚衛二、おいでやす小田、さだまさし 他

オリジナル作品。《金曜ドラマ・54分枠》(全話数不明)初回15分拡大

今期はこのドラマに一番期待していたので、まずはこれが期待通りに面白かった事にホッとしている。

リーガル物だけどマチベンにして、レギュラーの登場人物を極力絞った事で、ダブル主演の二人が演じる石子(石田硝子=有村架純)と羽男(羽根田佳男=中村倫也)を描く事に集中的に時間を割く事が出来た為に、性格的には水と油の様な対照的な二人だけど、意外にお互いの弱点や足りない部分を補い合える、いいコンビになるのではないかと思える位には二人の事が分かったし、まだ匂わせているだけだが、自信満々で有能そうに見える羽男にも、何か挫折を味わった過去が有る様に感じたし、昔から優秀で弁護士を目指していた筈の石子が、何故資格を取れずに?取らずに?パラリーガルのままで居るのか等、二人の事情にも興味が持てる作りになっている。

高卒で予備試験も司法試験も一発で合格した羽男は、フォトグラフィックメモリーという“写真の様に記憶する”能力を持っていて、言ってみれば丸暗記で合格出来たのだと自覚していて、その分、相手に予想外の対応をされるとフリーズしてしまい、
(続く)

No.292 22/07/16 19:02
匿名さん0 

>> 291 (続き)
呆気なく沙羅が退場してしまい、その後のいちかの証言(中野亜紀の転落の件、自分を轢いた車の運転手の件、松尾から聞いた話の件)がどうなったのかも分からずじまいで、どうもすっきりしない。

松尾の件は和宏に話したとしても、和宏が口外するなと止める事は十分考えられるが、中野亜紀の件は刑事の兄が改めて確認しただろうし、轢かれた件も本人なら事故か故意かは分かる筈なので、やはり真実は知りたかったなという思いは残った。

それでも謎めいた沙羅にぴったりな雰囲気の茅島みずきを主演に据えて、沙羅は何者なのか?その目的は?だけでずっと興味を引くドラマに仕立て上げた点については拍手を送りたい。

脚本=中村允俊 演出=金井紘

No.291 22/07/16 18:42
匿名さん0 

>> 278 (続き) 沙羅の事は一真の様にはまだ信じられない。何かある度に“ニヤッ”としていたのは何故?特に謎なのは、いちかが事故に遭った時に電話で話… 【2022夏ドラマ】

「教祖のムスメ」全7話終了。

前回の感想を書いた時点では、まさか7話で終了するとは思っていなかったし、知った時には話数が足りないのでは?と思ったのだが、やはり色々と積み残しが有って少々残念に感じた。

和宏が言っていた通りに教祖の死刑が確定、「裁くのは法律、俺は何も出来なかった」と、父を告発した事を後悔する一真。

その頃いちかが覚醒、「沙羅に近付かないで」と一真に電話をして来る。松尾はいちかには「信者の食事に毒物を入れたのは成宮零だ」と話していた。零は異常な位に父親が好きで、父親と女性信者達との“営み(ハーレム状態)”を見てしまった零は、父親の部屋から毒物を持ち出し信者の食事に入れた、そして松尾はそれを目撃していた。

沙羅はいちかと和宏に薬を盛り、「これで湯田君も私と同じ一人ぼっちだね」と挑発する様に言われた一真は、思わず包丁で沙羅を刺してしまう。
「ありがとう」と言って倒れる沙羅。この台詞をどう受け取るかだよなあ。父親が死刑になるなら自分も殉じたかったって事なのか。だから計算通りに刺してくれてありがとうって意味なのだろうか。

その後、倒れていた和宏が起き上がり、沙羅が二人に盛ったのは睡眠薬だったと気付く一真は取り乱す。
沙羅の目的は和宏を、自分と同じ殺人犯の家族にして一生苦しませる事だったのか?
(続く)

No.290 22/07/15 18:35
匿名さん0 

【2022夏ドラマ】

「純愛ディソナンス」(CX・共同テレビ)脚本=玉田真也 他 出演=中島裕翔、吉川愛、比嘉愛未、高橋優斗、筧美和子、和田正人、神保悟志、手塚とおる、眞島秀和、富田靖子、光石研、佐藤隆太 他

オリジナル作品。《木曜劇場・54分枠》(全話数不明)初回15分拡大

高校の音楽教師・新田正樹(中島裕翔)と教え子の和泉冴(吉川愛)の出会いから、ある種の同族の匂いを感じ取り、親しくなって行きそうな所迄が描かれた初回。
端正な顔立ちでノーブルな雰囲気の中島裕翔が、息を吐く様に嘘を付く二面性のある男を演じる意外性と、メンヘラの母親(富田靖子)からスポイルされる事に疲れ、家から逃げ出そうとしてバイトでお金を貯めていたのに、母親が全額男に貢いでしまい、夢が断たれて母親にではなく、男に内包していた母親への怒りをぶつける冴を、渾身の演技で表現する吉川愛に惹かれたので、登場人物の殆どが程度の差こそあれ病んでいる感じでも、それほどマイナスには感じなかった。

生徒達が高校の教師の中で唯一慕っていた小坂(筧美和子)が、亡くなった元彼の弟である正樹に後任を託して退職し、その後音信不通になり、最後には遺体で発見されるというミステリーもプラスされていて、
一筋縄では行きそうもないドラマなのかなという感じもする。
取り敢えず継続視聴してみる。

脚本=玉田真也 演出=木村真人

  • << 306 【2022夏ドラマ】 「純愛ディソナンス」2話まで終了。 今回は冴の毒親(静)を演じる富田靖子の独壇場。自分は直ぐ男に色目を使い娘を放置し続けて来たのに、一方ではやたらと娘をスポイルし、自分の枠からはみ出す事を決して許さない、だから毒親なんだろうけど、それでも僅かながらでも母親からの愛を感じたいという、切ない子供心を持ち続けている冴が気の毒になる。もうあの年齢の人間の持つ資質は変わらないのにと…。 職員室に乗り込み、娘をたぶらかしたと冴の書いた私小説のコピーをばらまき正樹を責め立てる静に、遂にキレた正樹が「いい加減にしろ!」と冴を庇う“ド正論”をまくし立てたシーンは、カタルシスを味わえたし中々の見ものだった。 でもこれで正樹は学校を辞めさせられるみたいで、次回は小坂先生(筧美和子)の事件に絡む顛末(小坂は加賀美と不倫?それを正樹に伝えようとした冴が加賀美に監禁された?)が描かれた後に、もう5年後の二部に飛ぶのかな? HPのメインビジュアルをよく見ると、今はダサい比嘉愛未が本来のキレイなお姉さんで写っているので、もしかして盗撮を晒して正樹を冴から遠ざけ、5年後に正樹の妻に収まっているのは碓井先生なのかしら。 ※期待はしていなかったが、これは拾い物かも? 脚本=大林利江子 演出=土方政人 ※脚本演出がそっくり入れ替わっても同一のクオリティが保たれているので、問題なし。

No.289 22/07/15 17:33
匿名さん0 

>> 276 【2022夏ドラマ】 「六本木クラス」(EX)脚本=徳尾浩司 出演=竹内涼真、新木優子、平手友梨奈、早乙女太一、中尾明慶、鈴鹿央士、矢… 【2022夏ドラマ】

「六本木クラス」2話まで終了。

新は少年刑務所に入ったのに、同部屋の主みたいな男がおっさんでびっくり。(因みに中の人は50才だって😱)←相関図に載っているから、また娑婆で新と絡むのかな?

娘がイジメをしている動画をliveでアップした同級生の麻宮葵(平手友梨奈)を呼び出し、公道で引っ張たく区長の母親。これぞ韓ドラ。財閥の奥様とか権力を持っていると勘違いしている女が、まあよく気に入らない下々の者を引っ張たいていて、日本人とは感性が違うなあと思いながら観ていたのだけど、それをそのまま日本人にやらせたのかあ。
「二代目みやべ」で龍二(鈴鹿央士)の先輩が、従業員の亮太(中尾明慶)に「そこの猿!」とか猿呼びを連発していたのも日本人としては不自然だし、亮太が熱々の鍋料理(チゲ?)を頭からぶっかけようとしていたのも、日本人はやらないかなあって。
このドラマは原作の縛りがキツいらしくて、これからもこういう“不自然”は至る所に出て来るのだろうね。

葵はソシオパス(←初めて聞いたけど、『反社会的な行動や気質を特徴とする精神疾患(パーソナリティ障害)を抱えた人のこと』らしい)設定だけど、イジメ動画の件を見ると改善の余地は有りそうなのかな、新からの影響を受けたりして。
まだ新、葵、龍二に興味が持てるので、暫く様子見をしてみる。

脚本=徳尾浩司 演出=田村直己

  • << 305 【2022夏ドラマ】 「六本木クラス」3話まで終了。 長屋父子のシーンがウザくてもう観たくないんだけど。 優香も何だか益々可愛げが無くなって来たし、新の愚直さもあまりに行き過ぎると観るモチベーションが下がってしまうしで、離脱かなあとも思うのだが、今回出番が多かった葵の人物像には逆に興味が湧き、演じている平手友梨奈の表情や目の動きに工夫が見られ、葵を魅力的に見せていると思う。 愚直過ぎる新を見て来た結論として葵が言った「あの人に会ってから、何をしても面白くなくなった」二人の関係を見ていると葵のこの気持ちが凄く伝わって来る、って事は平手友梨奈がきっちり演じているって事よね。 龍二が言っていた「葵はソシオパス」も怪しくなって来た。只の反抗期だったんじゃない?(笑) 葵が「二代目みやべ」の仕事を手伝うらしいので、もう少し観てみようかなと思っている。 脚本=徳尾浩司 演出=田村直己

No.288 22/07/14 19:19
匿名さん0 

【2022夏ドラマ】

「運命警察」(TX)脚本=鈴木おさむ 出演=片寄涼太、江藤萌生、後藤剛範、水野美紀 他

鈴木おさむ原案のオリジナル作品。《火ドラ24・30分枠》(全話数不明)

ドラマの設定を読んだ時は「死役所」が少し頭に浮かんだのだけど、まあ鈴木おさむさんだからなあと思いながら視聴し始めたら、やっぱり…私には合わなかった(笑)

初回だから…にしても説明台詞に頼り過ぎだし、予算が無い深夜ドラマなのに壮大な設定にしてしまったから、リーダーが現世を監視する部屋のセットの“ちゃち”(←安っぽいって事ね)な事と言ったら(笑)

そしてヒロインの子(江藤萌生)のあまりの普通っぽさに絶句ゴメン
テレ東の女優オーディション番組で素人の子を選び、このドラマでデビューという流れだったらしいけど、何でこの子?(以下自粛)

片寄くんは見たかったけど、この脚本ではもう無理なのでこれで視聴離脱する。

※まあ原作有りで金の掛け方も違うし、スタッフも優秀だったけど、「死役所」は良かったよなあ。

脚本=鈴木おさむ 演出=滝本憲吾

No.287 22/07/14 18:49
匿名さん0 

>> 274 【2022夏ドラマ】 「テッパチ」(CX)脚本=本田隆朗 他 出演=町田啓太、佐野勇斗、白石麻衣、佐藤寛太、時任勇気、一ノ瀬颯、坂口涼… 【2022夏ドラマ】

「テッパチ」2話まで終了。

両雄並び立たずの宙と荒井(佐藤寛太)は、体力検査で「負けた方がここを辞める」で合意。最後のランで綺麗なフォームで走っている宙の方が、ゴール寸前で転けるという謎展開(笑)で宙の負け。
バディの馬場(佐野勇斗)は「みんな同じだ、だから辞めたりするな」と説得するが(←このシーンに結構グッと来た)、首を縦に振らない宙。

そんな宙に手を差し伸べたのは意外にも荒井だった。
金持ちの息子との触れ込みだったが、実際は愛人の子で家には居場所が無く「ここで頑張るしかねえ」と本音で話し、タバコを持っているのに「タバコをくれ」と宙から貰い、「これでチャラにしてやるよ」
面倒臭い男が二人(笑)

八女教官は一班の訳有りメンバーを自分でスカウトし、自分で教育をして一人も脱落させなかったら、自分の希望する部署への復帰を上申して貰う約束を上司としているらしい。(←これがバレたら一悶着有りそう)
でも一人だけ、あの武藤(一ノ瀬颯)は別ルートなのか?
何と父親を刺し殺した候補生がいる、武藤って奴という噂話を耳にしてしまった一班の連中。
武藤は養護施設出身である事は明かされたが、殺人の噂は嘘なのか真実なのか?

※私は、『佐野勇斗の顔>皆のシャワーシーン』派だけど、まあ目くじらを立てる程の事でも無いと思うけどね。

脚本=本田隆朗 演出=石川淳一

  • << 304 【2022夏ドラマ】 「テッパチ」3話まで終了。 自動小銃の撃ち方訓練で、急に弾倉を装填出来なくなった宙を落ち着かせる為に桜間が手を握ったり、八女の秘密と心情(第一空挺団に所属していたが、上官のミスを押し付けられて教育大隊に飛ばされたので、一人でも多くの候補生を隊員に育て上げて実績を作り、元の隊に戻りたいと思っている。でも今の仕事にもやりがいを感じている筈)を、桜間の説明台詞で一気に処理したり、今迄の雰囲気と変わったからこれはスタッフが交代したなと思ったらやっぱりだった。 武藤は少年時代にDV親父を刺そうとしたけど、体力が無くてやり返されて背中を刺され、父親は逮捕されて自分は養護施設にというのが真実だった。 今でも言葉で酷く責められると自分を抑制出来なくなる様で問題をお越し、逃げ出そうとした武藤を仲間が1時間言葉でボコボコにして、耐えられる様にしてあげていたけど、そこに自分への思い(心配とか何とかしてあげたいとか)が有ると分かっている人からの罵倒だと、普通に耐えられるんじゃないかなとか思ってしまった。(宙なんか途中から励ましちゃってるし(笑)) スタッフが代わったら色々と粗が目立ってしまい、ドラマに入り込めなくなってしまった。早く元に戻して欲しい。 脚本=関えり香 演出=根本和政

No.286 22/07/14 18:06
匿名さん0 

>> 273 (続き) 最初の佐奈へのダメ出しのシーンの台詞回しが固く、何か途切れ途切れに話している様に感じたのは私だけ?台詞を未消化のまま只喋っている… 【2022夏ドラマ】

「ユニコーンに乗って」2話まで終了。

初回はCEO佐奈の失態が有り得ないレベルで失笑物だったが、今回は小鳥のIT音痴振りがやり過ぎでまたまた失笑。用語とかが分からないのはリアルでいいと思うけど、PCが上手く使えない(←押すキーが分からなくてPCを叩くとかw)というのはどうなの?仮にも地方銀行の第一線で26年間ずっと働いて来てるのよ?

今回、佐奈のお付きでベンチャーキャピタルに行ったから、得意の話術で佐奈を助けるのかと思ったら全然そんな事は無くて、じゃあ小鳥の存在意義って…と思っていたら、新規獲得案がインフルエンサー頼みしか出て来ない若者達に対して、「アプリの体験会をやらせて欲しい」と、いかにもアナログ小鳥らしい提案をしながらも一応結果を出す。(←現場に小鳥しかいないって、ドリポニはいつものメンバーしか従業員はいないの?2フロアも借りてて)

休日にはいつものバードウォッチングに行って、偶然息子(玲央=寺嶋眞秀)と来ていた早智と知り合う。早智は佐奈が小鳥の様なおじさんを雇った事を面白がり、小鳥の事も気に入った様子。この繋がりが仕事に生かせるのかは分からないけど、小鳥の人間力が何かを生み出しそうという期待感は持たせてくれる。
それが無かったら離脱してるかな。

※小鳥との対比の為なんだろうけど、功が薄っぺらく見えて萎える

脚本=大北はるか 演出=青山貴洋

  • << 301 【2022夏ドラマ】 「ユニコーンに乗って」3話まで終了。 なるほど、2話迄にスタートアップのドリポニを第二の職場に選び、奮闘するアナログ男の小鳥ファンを増やし、このドラマの視聴理由に繋げておいて、この3話ではドリポニ誕生前夜の若者達の出会いから、起業を決める迄の流れを丁寧に描き、ついでに小鳥と比べて“薄っぺらく見えてしまっていた功”のイメージ修正も行った、ある意味戦略的な構成だった訳ね。 今迄肩書きだけで曖昧だった功と次郎の能力の一端が分かったし、功が親の決めたレールから外れた訳も、何故社内恋愛禁止にしたのか、気持ちは駄々漏れなのに何故功はその規則を律儀に守っているのか等も理解出来た。 ただ功の父親(利重剛)と当時の彼女の凛花(石川恋)の、功に対する怒りと反発の描き方が画一的でそこは物足りなかったな。 次回は小鳥と早智の私的な交流が始まるのかな。まあ、こっちがくっつくのは構わないけど、佐奈も自分の気持ちに気付き…みたいなのは要らないから、あくまでもドリポニを皆で育てて行くお仕事ドラマに徹して欲しい。 ※前回、功が寝てた部屋は小鳥の部屋じゃなくて功の部屋だったのね、と思ったら次郎も同居してるみたいで、もしかしてホントは次郎の部屋で、功はずっと居候中? ※小鳥は「一人暮らしが長い」らしい。でもその内別れた家族とか出て来そう。 脚本=大北はるか 演出=青山貴洋

No.285 22/07/13 18:29
匿名さん0 

【2022夏ドラマ】

「プリズム」(NHK・NHKエンタープライズ)脚本=浅野妙子 出演=杉咲花、藤原季節、寛一郎、石井杏奈、吉田栄作、岡田義徳、霧島れいか、矢島健一、若村麻由美、森山未來 他

オリジナル作品。《ドラマ10・45分枠》(全9話予定)

浅野さんの前作「恋マジ」が全く合わなかったので心配だったのだけど、そしてまだ心配が杞憂に終わった訳では無いのだが、初回に関しては主人公・皐月の、微妙に揺れる心の変化を繊細に演じている杉咲花に魅了されて、取り敢えずは集中して観る事が出来た。
ただ話に関しては観念的な部分が多く、まだ捉え所が無い様な印象の方が強い。

番組HPに書かれた「初めて愛した人には、忘れられない人がいた」←これは皐月が初めて愛した森下陸(藤原季節)には、忘れられない人(白石悠磨=森山未來)がいたという意味なのかな?
もしそうなら、皐月の父親(吉田栄作)も離婚して男性パートナー(岡田義徳)と暮らしているので、LGBTQの世界観をベースに話が作られて行くのかなと思ったり。

皐月が陸に惹かれた理由は何となく分かるのだけど、陸がいつ皐月のどこに惹かれたのかが分かりにくく、割りと簡単に体の関係を持った二人に少々戸惑ってしまった。

次回から森山未來が本格的に出演してどうなるかだな。

脚本=浅野妙子 演出=西谷真一、船谷純矢

  • << 302 【2022夏ドラマ】 「プリズム」2話迄終了。 祖母の法事で実家に帰り、ふと子供の頃のアルバムを開くと、父の写っていたらしい写真が全て抜き取られていて、皐月が問い詰めると「お母さんは嘘を付かれていたの。お父さんに騙されてたの」と母。 「本当にそう思うの?」 「この頃は何も知らなかったから幸せだと思ってたわよ」 皐月は陸の紹介で、陸の会社に契約社員として採用され、リガーデンの仕事を一緒に担当する事になるが、そこに居たガーデナーの白石(森山未來)に気付いた陸は、表情が固くなり白石が握手を求めても応じられない位に動揺していた。 その前に陸の行き付けらしいバーのおネエのママ(飯田基祐)に、「心から通じ合って一つになれたと思った人が、突然居なくなった事って有る?」と尋ねるシーンが挟まれていたので、それと合わせるとやはり陸の元から突然居なくなったのは白石で、陸自身はバイなのかなと。 皐月はこのまま陸と深い仲になると、母親と同じ葛藤を味わう事になるのかな。 知識が有って、陸の計らいで父親のパートナーにもシンパシーを感じる事が出来て、二人の関係に理解を示せる様になった皐月は、あの時代の母親とは立場が違うとは言え、やはり現実を突き付けられたら苦しむのではないだろうか。それとも全く違う展開になるのかな? 脚本=浅野妙子 演出=西谷真一、船谷純矢

No.284 22/07/13 00:13
匿名さん0 

【2022夏ドラマ】

「競争の番人」(CX)脚本=丑尾健太郎 他 出演=坂口健太郎、杏、小池栄子、大倉孝二、加藤清史郎、大西礼芳、石川萌香、黒羽麻璃央、小日向文世、寺島しのぶ 他

新川帆立の小説原作。《月9・54分枠》(全話数不明)初回30分拡大

公取委の仕事内容というのは、独禁法が守られているかを監視し審査する事(ニュースになるのは談合とかカルテルとか、最近ではジャニーズ事務所に元SMAPの件で注意したとかどうとか)なのかなという、ボワッとした半端な知識しか無いので、ドラマなので誇張はしているのだろうが、あんなに権限が少ないのかとか、行政機関の中でも下に見られているのかとか、結構びっくりしながら観ていた。
でも仕事内容はまだまだ分かりにくかったなあ。

直情径行型の白熊(杏)が、頭脳明晰冷静沈着型の小勝負(坂口健太郎)の足を引っ張ってばかりに見られがちだが、何の説明もせずに単独で動きがちな小勝負にも問題が大有りなのはよく分かった。(←でも色々と魅力的なキャラではある)

30分も拡大して“2話に続く”だったので、権限の少なさを自虐する部分ばかりが目立って解決せず、カタルシスを味わえなかったのは観ていてツラい物が有った。
(白熊の失態とも言えない様な刑事の過去なんて、必要無かった様な)

脚本=丑尾健太郎、神田優、穴吹一朗 演出=相沢秀幸

  • << 299 【2022夏ドラマ】 「競争の番人」2話まで終了。 今回で“すっきり!”かと思っていたら、まさかの3話まで引っ張るとは。 山本耕史は上手い役者さんだし、公取を翻弄する敵としてこれ以上無い位の存在感を出しているのだけど、公取ドラマの初期段階の今観たいのは、こういうキャラの人とのこういう話では無いのよね。 初回の感想にも書いたけど、公取の仕事って、どういう案件をどう調査して、どの様な権限を持っていてどの様な指導のパターンが有るのか等がよく分かっていないから、こんなどこ迄も楯突く様な特殊な例ではなくて、それこそ3話位迄はごく平均的なよく有るパターンを取り上げて、そこに公取はどう関与して行くのかを分かりやすく、しかもドラマとしては面白く構築した物を見せて欲しかった。 公取の“いろは”が分かっていない状態で天沢雲海VS公取ダイロクを延々と見せられても、敵としての雲海は確かに面白いけどその印象だけが強く残り、肝心のダイロクの面々は添え物になってしまっているというか、そう感じてしまう事が凄く残念だ。 脚本=丑尾健太郎、神田優、穴吹一朗 演出=相沢秀幸

No.283 22/07/10 18:36
匿名さん0 

>> 282 (続き)
そこからはロードムービーみたいな感じで、栃木県で佐野ラーメンを食べた男・北(偽名)は、「美味しい!」という感情を取り戻し、女(彩女=本名)も初めて笑顔を見せて北を見詰める。

彩女の夫は小説家で、いい家に住みいい車を持っているのだから多分売れっ子なのだろう。今は出張中でそういう時は車を自由に使えるらしい。
でも彩女本人の事は謎だらけ。
何故簡単に北をベッドに誘い、簡単に車を出して一緒に北海道迄行こうとしているのか。(ラストシーン、鍵付きの手帳に「雪女と蟹を食う」と書いた意味とは?)
演じている入山さんが生活感の無い不思議キャラとか、薄幸キャラとかが似合う上手い女優さんなので、これからどんな展開になるのか、先の読めない面白さを感じた。

重岡くんは冒頭のシーンで十分な表現力を見せてくれたし、寝癖頭の無防備さから大胆な性的シーン迄、演技の幅の広さも感じさせてくれて、このドラマはもしかしたら彼のターニングポイントに成り得るのかもと思っている。

脚本=まなべゆきこ 演出=内田英治

  • << 295 【2022夏ドラマ】 「雪女と蟹を食う」2話まで終了。 無表情で抑揚の無い喋り方をしていた彩女が、徐々に笑顔を見せ、感情の伴った喋り方をする様になると同時に、北の彩女に対する心情にも変化が現れ、愛しさや指輪を与えたのであろう夫への嫉妬が、その視線や行動に滲み出て来ている様に感じた。 死への恐怖や生への執着がまだ残っていた様な北に、その理由付けになるべく出会った様な彩女は、何と誕生日まで北と同じ日だった。 今の北に嘘や隠し事は無いと思うが、彩女は謎だらけ。 男が彼女を捜して迎えに来た夢に震えて目覚める様子から、支配されていた場所から逃げ出す為に北を利用した様にも見えるし、例の手帳に今度は日記の様な文章を綴り、北の様子を見ていなければと書き留めている事からは、本当は夫ではなく自分が小説家で、北は次の作品の題材としての観察対象なのかなとも思えたり。 持病なのかたまたまなのか、具合が悪くなって倒れてしまった彩女。この事が二人の関係にもたらす意味とは? 「享楽に耽る事でしか救われない事がある」 北との出会いでそれに気付いたという彩女。 果たして彼女の狙いとは何なのだろう。 脚本=まなべゆきこ 演出=内田英治

No.282 22/07/10 18:10
匿名さん0 

【2022夏ドラマ】

「雪女と蟹を食う」(TX・DASH・製作委員会)脚本=まなべゆきこ 他 出演=重岡大毅、入山法子、久保田紗友、淵上泰史、勝村政信 他

Gino0808の漫画原作。《ドラマ24・40分枠》(全話数不明)

まず冒頭の主人公(重岡大毅)がアパートの部屋で首を吊ろうとするも躊躇し、涙を流し何度もトライしようとするがやっぱりやめるシーンに、強く説得力を感じた。
彼は人生に絶望はしているけど、まだ正常な判断力は持っているのだと。判断力が残っているからやはり死ぬのは怖いのだと。

後の回想で彼は女子高生に痴漢呼ばわりされ(女子高生の一瞬の表情で、これが冤罪だと分かる)、プロポーズしようとしていた恋人には面会で別れを告げられ、刑については分からないけど、現在の所持金が2万ちょっとで死のうとしているのだから、働いてはいないのだろう。

死ぬ前に一度も食べた事のない蟹を食べに、北海道に行こうと決めた彼は、図書館のPCで北海道の事を調べ、帰ろうとした時に白いドレスの女にぶつかってしまう。

彼は女の後をつけ、家に押し入りお金を要求するが、何故か女は彼を寝室に連れて行き男もその気になって…。

まだ情緒不安定な彼は蟹を食べてから死ぬ話をすると、女も蟹を食べたいと言い出し、二人は女の夫の車で北海道迄行く事に。
(続く)

No.281 22/07/10 16:35
匿名さん0 

【2022夏ドラマ】

「復讐の未亡人」(TX)脚本=的場友見 他 出演=松本若菜、桐山漣、淵上泰史、足立梨花、小西桜子、森永悠希、前川泰之、松尾諭、平岡祐太 他

黒沢Rの漫画原作。《30分枠》(全8話)※全話先行配信済み

IT会社勤務の夫・鈴木優吾(平岡祐太)が自殺し、妻の美月(松本若菜)は密と名前を変えて、派遣社員のプログラマーとして夫の会社で働く。
よくある話だと働きながら自殺の原因を探るのだが、この夫は課長の橋本(松尾諭)からパワハラを受けている様子を録音して残していたので、密はまずは復讐の標的を橋本に定めて、優吾の弟で探偵の陽史(淵上泰史)に協力して貰い、密は色仕掛けで錠剤と飲料の二種類の薬物を毎日飲ませ、殺しはしないけど二度と社会復帰は出来ない様なダメージを負わせる。

どんな薬かは不明だし、色仕掛けは一定数のファンへのサービス?橋本はまだ意識が有るのに、密と陽史は種明かしを喋り過ぎじゃない?とか、この課の人間は優吾の葬儀に来てないの?(来てればいくら地味でもあの奥さんと、洗練はされてるけど今の密って似てない?とか思わないのかね)とか、そもそも密って元々優秀なプログラマーだったの?とか、疑問だらけなのだが。
脚本が荒っぽいかな。
次も観てみるけどもう感想は書かないと思う。

脚本=的場友見 演出=井樫彩

  • << 388 【2022夏ドラマ】 「復讐の未亡人」全8話終了。 会社の人間として密が復讐を果たしたのは計5人で、途中で母親に虐待をされ自殺しようとしていた少女(小学生)を自宅に連れ帰る話が挟まれ、似た様な境遇だった密の少女時代の話に転換、優吾と陽史は密の従兄弟(母親同士が姉妹)と分かり、可愛い密を目当てに毒母と再婚し、密に性的虐待をしている男を何とかしないとと思った陽史が、学校の理科室から盗んで来た薬剤を密に渡し、毒入りワインを飲んだ男は倒れ、陽史と逃げようとしたら毒母に気付かれたので、残りの薬を母に掛け火を付けて逃げたという過去が明かされた。 陽史はこの頃からずっと密が好きだった様だが、密の心には優吾しか居ない事を知っており、密と二人だけの秘密を持ち、蜜の不安を取り除いてあげる事で満足しようと自分に言い聞かせている様にも見えた。 いい男が尽くすに値するだけの、圧倒的な美貌の持ち主である松本若菜が密を演じているので、それなりに説得力は有った。 社員への復讐を終え、自分を好きだと言ってくれる斎藤(桐山漣)に優吾の写真の前で抱かれて、黙って自殺した夫に“復讐”するラストはちょっぴり洒落ていた。 ※腰から上の背中の肌の白さ、日本人離れした鼻の形、目、頭身バランス等を鑑みると、半分なり1/4なりで外国(白人系)の血が入っているのかなと思わせる松本さんの美貌 脚本=的場友見 演出=井樫彩

No.280 22/07/09 22:14
匿名さん0 

>> 279 (続き)
その為なら見ず知らずの自殺志願男と恋人を装い、自殺告知動画を流し実際に飛び降りて死ぬ事も厭わないという心理は、これまでの手法での捜査や取り調べでは、中々解明は難しいだろう。
という事で、心野の存在価値を明確にする為に、この有り得なさそうな話を初回に持って来たのかなと。
本田望結が、この一風変わった若い女性を好演していた。

で、風早は何かの事件における上層部の隠蔽に抗議したら特命という名の左遷、雲川は心野家の事件に未だに関心を持ち続けていて、殺された朱梨の父親は当時、神奈川県警の刑事だった。
雲川と朱梨を監視させるという事は、心野刑事殺害に平安か、もしくはその上司等が絡んでいるのでは?と想起させる。

でも初回でそこ迄想起させて、事実もそのままだったというのも能が無いから、何らかの捻りは有るのかも。

朱梨の姉の紫織(松井玲奈)は、事件のショックで感情を失い入院したままで、朱梨が見詰めても目がグレーに濁って見えるだけ。主治医(臼田あさ美)は朱梨の能力を研究し、治療に使えないか探っている様なのだが。
両親の事件の解明の方が治療には役立つ気もするが。

設定も面白いし、映像も綺麗で訴求力が有るので、取り敢えずは視聴継続決定。

脚本=三浦駿斗 演出=中茎強

  • << 307 【2022夏ドラマ】 「オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜」3話まで終了。 橋本マナミが犯人を演じた2話は、犯罪の設定自体が面白味に欠けたので感想はパスしたのだが、今回の設定は心野の能力が遺憾無く発揮され、鳥飼(若林時英)が犯行を装った動機が分かってからの南条(ニシダ・コウキ)の豹変振りも中々の物で、こんな男であっても、組織の面子や昇進の為には上の者がその犯罪すら隠蔽してしまう、その理不尽がドラマ的にきちんと伝わって来て、今回の話はよく出来ていたと思う。 鳥飼は捨て身で罠を掛けた訳だけど、取り調べるのが心野でなければあの結論には辿り着けなかったと思うので、鳥飼が「感情が見える刑事が居るらしい」と噂で知っていて、それに賭けたという描写があればなお良かったのかも。 平安が自分のデスクで鳥飼の資料を見ていたので、もしかして南条を依願退職で済ませ隠蔽したのは平安なのか? あと平安が紫織の見舞いに何度も来ているみたいで、心野は平安を慕っている様子も見られるのが意外だった。あの感じだと刑事の父親が存命中から可愛がって貰っていた様な気もするし。心野は街中で皆から注目を浴びてしまうと、目から色を読み取れてしまい辛くなるみたいなのだが、気心の知れた平安なら心を読もうとはしないから普通に接する事が出来るのか? 脚本=三浦駿斗 演出=松永洋一

No.279 22/07/09 21:42
匿名さん0 

【2022夏ドラマ】

「オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜」(ytv)脚本=三浦駿斗 他 出演=飯豊まりえ、浅香航大、山中崇、ニシダ・コウキ、日比美思、豊本明長、松井玲奈、臼田あさ美、船越英一郎 他

オリジナル作品。《木曜ドラマ・55分枠》(全話数不明)

15年前、暴漢に自宅に押し入られ両親が殺された事件のショックから、相手の目を見詰めると感情が色付きで見える様になってしまった心野朱梨(飯豊まりえ)は、現在、東神奈川署強行犯係の刑事で、理解のある上司・雲川(山中崇)の下でその能力を使い、多くの事件解決に貢献していた。

その強行犯係に警察庁から風早(浅香航大)という警部補が異動して来るが、実は上司の警察庁次長・平安(船越英一郎)から、雲川と心野を監視し報告する様にとの特命を受けての異動だった。

心理学者プルチックの“感情の輪”理論をベースに、容疑者の目から見えた色をまずスケッチし、本人の発言と齟齬が無いか、有る場合は色の変化や混ざり具合から、容疑者の二次感情を推理し動機解明に繋げて行く。

初回のゲストは本田望結で、心野が見詰めると本田望結の目からオレンジ色とか黄色とかが放出されるのだが、その映像処理が綺麗で、全体に抑えめな画面のトーンによく映えていた。
今回の事件(心中未遂)の動機、“自分の価値を高めるのはSNSの登録者数といいねの数だけ”、
(続く)

No.278 22/07/09 18:19
匿名さん0 

>> 277 (続き)
沙羅の事は一真の様にはまだ信じられない。何かある度に“ニヤッ”としていたのは何故?特に謎なのは、いちかが事故に遭った時に電話で話す一真の後ろでニヤッとしていた事。事故を予見していたとしか思えなかったのだが、瀕死の中野亜紀の手から溢れた自分のネックレスを悠然と拾っていた姿も含めて、全部ミスリードだったのか?
それとも沙羅にはまだ裏が有るのか、どっちなのだろう。

いちかの意識が戻れば屋上で何を見たのかと、事故に遭った時の事(故意だと感じたのかどうか)がもっと詳しく分かるかもしれない。

毒物を入れたのは誰なのか?死んだ信者の誰かの道連れ自殺の可能性も考えられるし、まさかの幼い成宮零の可能性は?

松尾が零を恐れていたのは、単純に自分が嘘の証言をした事の仕返しをされると思っているからなのか、それだけなのだろうか。

週刊新春の件で教祖の判決言い渡しに影響は出るのかも気になるし、次回への興味は尽きない。
まずはいちかが快復して証言が出来る事を祈っている。

脚本=相馬光 演出=金井紘

  • << 291 【2022夏ドラマ】 「教祖のムスメ」全7話終了。 前回の感想を書いた時点では、まさか7話で終了するとは思っていなかったし、知った時には話数が足りないのでは?と思ったのだが、やはり色々と積み残しが有って少々残念に感じた。 和宏が言っていた通りに教祖の死刑が確定、「裁くのは法律、俺は何も出来なかった」と、父を告発した事を後悔する一真。 その頃いちかが覚醒、「沙羅に近付かないで」と一真に電話をして来る。松尾はいちかには「信者の食事に毒物を入れたのは成宮零だ」と話していた。零は異常な位に父親が好きで、父親と女性信者達との“営み(ハーレム状態)”を見てしまった零は、父親の部屋から毒物を持ち出し信者の食事に入れた、そして松尾はそれを目撃していた。 沙羅はいちかと和宏に薬を盛り、「これで湯田君も私と同じ一人ぼっちだね」と挑発する様に言われた一真は、思わず包丁で沙羅を刺してしまう。 「ありがとう」と言って倒れる沙羅。この台詞をどう受け取るかだよなあ。父親が死刑になるなら自分も殉じたかったって事なのか。だから計算通りに刺してくれてありがとうって意味なのだろうか。 その後、倒れていた和宏が起き上がり、沙羅が二人に盛ったのは睡眠薬だったと気付く一真は取り乱す。 沙羅の目的は和宏を、自分と同じ殺人犯の家族にして一生苦しませる事だったのか? (続く)

No.277 22/07/09 17:57
匿名さん0 

>> 262 【2022夏ドラマ】 「教祖のムスメ」5話まで終了。 元信者の松尾(山中崇)は、いちかが重体と一真から聞いて驚いていたので、轢い… 【2022夏ドラマ】

「教祖のムスメ」6話まで終了。

「湯田君お願い、私と一緒に死刑を止めて」と言ってから、急に素直な感じで自分語りを始めた沙羅。湯田兄妹に近付いたのは、父親の死刑を止めるにはあの週刊誌の記事は嘘だと公表して貰うしかないからだと、切々と訴える。
一真は亜紀の件を確認するが、驚く事に沙羅は屋上には行ったけど「中野さんは殺していない」と。
二人で話をして、柵の無い屋上の端に亜紀が立っていた所迄は映像で出ていたよね。
亜紀が自分でバランスを崩した?それとも沙羅は亜紀が落ちる前に立ち去っている?
あの時いちかは何を見て驚き駆け付けたのだろうか。

沙羅に「信じるよ」と言った一真は父親と対峙、最初は認めなかったが、松尾の話やいちかも会いに行って事故に遭ったと言うと、やっと松尾の証言は嘘だと認めるが、何度も取材して、物理的に毒物を入れられるのは教祖以外に有り得ないと確信したから記事にしたと主張。「裁くのは法律で、もう状況は変えられない」とも。

そうするしかないだろうなと思った通り、二人はライブ配信で、沙羅は自分が教祖の娘である事を、一真は父親が嘘の記事を書いた事を告白する。何とあの一真が証拠として父親との会話を録音していて、それも公表。(←沙羅のアドバイスだった?)
視聴者はどんどん増えて行く。
そして病院ではいちかが目を開ける。
(続く)

No.276 22/07/09 13:38
匿名さん0 

【2022夏ドラマ】

「六本木クラス」(EX)脚本=徳尾浩司 出演=竹内涼真、新木優子、平手友梨奈、早乙女太一、中尾明慶、鈴鹿央士、矢本悠馬、光石研、緒方直人、稲森いずみ、香川照之 他

チョ・グァンジンの漫画と韓国ドラマ「梨泰院クラス」原作。《木曜ドラマ・54分枠》(全話数不明)初回10分拡大

権力者とバカ息子がセットになってる話は日本のドラマにも腐る程有ったが、韓ドラはその描写が振り切ってるし容赦ない。
少数の財閥が殆どの富を握り、公的組織も信用ならないという社会構造が根底に有るから、こういう復讐物で庶民が憂さ晴らしをする土壌が有るのかなと思ったりして。

「梨泰院クラス」にかなり寄せて作られているらしいので、それが今の日本にハマるのかという疑問は残るのだが。

初回に関して言えば、一番良かった点はぶれない主人公を一貫してドラマの軸に据えていた事。正義感に基付く信念を不器用な位に曲げない彼を観ていると、ドラマの中だけでもこういう男を応援したいという気にさせてくれる。
精神的な支えでもあった父を失い、飲食店の経営者という立場に変わっても、その信念は変わらずに貫き通せるのか。

チープな復讐物語には興味が無いので、主人公の成長記として納得の行かない方向へ流れた場合は、視聴離脱の可能性も有り。

※新木さんのヅラが酷過ぎる!

脚本=徳尾浩司 演出=田村直己

  • << 289 【2022夏ドラマ】 「六本木クラス」2話まで終了。 新は少年刑務所に入ったのに、同部屋の主みたいな男がおっさんでびっくり。(因みに中の人は50才だって😱)←相関図に載っているから、また娑婆で新と絡むのかな? 娘がイジメをしている動画をliveでアップした同級生の麻宮葵(平手友梨奈)を呼び出し、公道で引っ張たく区長の母親。これぞ韓ドラ。財閥の奥様とか権力を持っていると勘違いしている女が、まあよく気に入らない下々の者を引っ張たいていて、日本人とは感性が違うなあと思いながら観ていたのだけど、それをそのまま日本人にやらせたのかあ。 「二代目みやべ」で龍二(鈴鹿央士)の先輩が、従業員の亮太(中尾明慶)に「そこの猿!」とか猿呼びを連発していたのも日本人としては不自然だし、亮太が熱々の鍋料理(チゲ?)を頭からぶっかけようとしていたのも、日本人はやらないかなあって。 このドラマは原作の縛りがキツいらしくて、これからもこういう“不自然”は至る所に出て来るのだろうね。 葵はソシオパス(←初めて聞いたけど、『反社会的な行動や気質を特徴とする精神疾患(パーソナリティ障害)を抱えた人のこと』らしい)設定だけど、イジメ動画の件を見ると改善の余地は有りそうなのかな、新からの影響を受けたりして。 まだ新、葵、龍二に興味が持てるので、暫く様子見をしてみる。 脚本=徳尾浩司 演出=田村直己

No.275 22/07/09 10:31
匿名さん0 

【2022夏ドラマ】

「ロマンス暴風域」(C&I・MBS・製作委員会)脚本=開真理 出演=渡辺大知、工藤遥、小野花梨、三浦理奈、内田理央 他

鳥飼茜の漫画原作。《ドラマイズム・30分枠》(全話数不明)

非正規雇用の私立高校美術講師・佐藤民生(渡辺大知)が、ふらっと入った店のヘルス嬢・せりか(工藤遥)に恋をして付き合い始めるという話。

前段として、婚活をしても非正規雇用と知られた途端に相手にされず、初めて入ったヘルス店で相手をしてくれた嬢から、「もう来ない方がいい。外の女と中の女の区別がついてない顔してる」と言われる描写があり、にもかかわらず吸い寄せられる様に別の店に入って案の定…という流れだった。
初めての嬢から忠告される迄の流れは、これは行けるかなと思ったのだが、せりかとの話は性的描写に頼り過ぎている感があって、話に乗れなかった。

ラスト、デートを終えて駅での別れのシーンで、せりかが唐突に「佐藤君、私明日結婚すると(←博多弁)」「えっ?」

次への引きは強かったので次も観てみるけど、感想を書く気になるかは分からないな。

脚本=開真理 演出=児山隆


※「ちょこっと京都に住んでみた。」については、感想が書きにくいドキュメンタリー×ドラマなので、観光地ではない京都を知りたいから全部観るつもりだけど、感想は書かない。

  • << 340 【2022夏ドラマ】 「ロマンス暴風域」全5話終了。 原作がどうなっているのかは分からないが、芹香の設定(東京に出る為に夫を利用したのは理解出来るけど、そこから風俗嬢をして客の民生の私生活に迄踏み込み、彼を惑わせ、最後は夫を盾にして逃げた)が理解の範疇を越えていて、意味不明でモヤモヤした。 芹香を運命の女だと思い込んでいただけに、ショックが大きくて次々に風俗に通い、隙間を埋めようとしていたのかは分からないが、そんな中、なっちゃん(小野花梨)という嬢に出会い同棲迄始めたのに、それでもまだ風俗に通い続ける民生の気持ちが理解出来なかった。 一方のなっちゃんは美顔器の借金が30万円残っているからと風俗は辞められず、でも嘘は付けなくて体が客を拒否してしまう。民生は俺が払うよと言ったけど、なっちゃんは彼のスケッチブックを見て、今でも好きな女が居る事を知っていたし、それが町で偶然会い、民生が「せりか」と呼んでも無視して去って行った女だと感じていたから、「ありがとう、ごめんね。夏希」のメモを残して去ってしまう。 「夏希って言うんだ」って民生が言ったのが衝撃だった。 最後は嬢相手に思い上がっていた自分に気付いた民生が、なっちゃんを捜し当て「結婚しよう」で幕を閉じた。 なっちゃん以降の話はまあ納得だったけどね。 脚本=開真理 演出=児山隆

No.274 22/07/07 15:13
匿名さん0 

【2022夏ドラマ】

「テッパチ」(CX)脚本=本田隆朗 他 出演=町田啓太、佐野勇斗、白石麻衣、佐藤寛太、時任勇気、一ノ瀬颯、坂口涼太郎、池田永吉、藤岡真威人、北村一輝 他

オリジナル作品。《水10・54分枠》(全話数不明)初回15分拡大

「教場」という傑作を持っているCXがそのフォーマットを使い、舞台を警察から陸上自衛隊に移して、候補生を鍛え育て上げる話なのかなと思って観たのだが、教官はキムタクとは対照的な熱血漢に設定したのはいいとして、教練、鍛練の描写があまりにも緩くてびっくりした。
チンタラ走っていても怒られないし、全員が「はいっ!」ってはっきり返事をしてる訳でもないし、「番号!」って言われた主人公がダルそうに「1」って言っても注意されないし。これからキビキビなって行くのだとしても、注意するシーン位は入れて欲しかった。

チンピラとかヤンキーでも候補生としてスカウトするのにも(←訓練で残れた者は矯正出来てるって事か?)、宿舎の廊下でタバコを吸っているのにも驚いた。

「教場」とは全く別物だという事は分かったし、それならそれで別の楽しみを見付ければいい訳で、主人公の宙(町田啓太)がどう変化して行くのかと、佐野勇斗の美しい横顔を愛でる事を楽しみに、まずは次も観てみようと思う。

※白石麻衣(教官、色が白過ぎ!)との恋愛は要らないなあ。

脚本=本田隆朗 演出=石川淳一

  • << 287 【2022夏ドラマ】 「テッパチ」2話まで終了。 両雄並び立たずの宙と荒井(佐藤寛太)は、体力検査で「負けた方がここを辞める」で合意。最後のランで綺麗なフォームで走っている宙の方が、ゴール寸前で転けるという謎展開(笑)で宙の負け。 バディの馬場(佐野勇斗)は「みんな同じだ、だから辞めたりするな」と説得するが(←このシーンに結構グッと来た)、首を縦に振らない宙。 そんな宙に手を差し伸べたのは意外にも荒井だった。 金持ちの息子との触れ込みだったが、実際は愛人の子で家には居場所が無く「ここで頑張るしかねえ」と本音で話し、タバコを持っているのに「タバコをくれ」と宙から貰い、「これでチャラにしてやるよ」 面倒臭い男が二人(笑) 八女教官は一班の訳有りメンバーを自分でスカウトし、自分で教育をして一人も脱落させなかったら、自分の希望する部署への復帰を上申して貰う約束を上司としているらしい。(←これがバレたら一悶着有りそう) でも一人だけ、あの武藤(一ノ瀬颯)は別ルートなのか? 何と父親を刺し殺した候補生がいる、武藤って奴という噂話を耳にしてしまった一班の連中。 武藤は養護施設出身である事は明かされたが、殺人の噂は嘘なのか真実なのか? ※私は、『佐野勇斗の顔>皆のシャワーシーン』派だけど、まあ目くじらを立てる程の事でも無いと思うけどね。 脚本=本田隆朗 演出=石川淳一

No.273 22/07/07 14:16
匿名さん0 

>> 272 (続き)
最初の佐奈へのダメ出しのシーンの台詞回しが固く、何か途切れ途切れに話している様に感じたのは私だけ?台詞を未消化のまま只喋っているみたいな感じで、先行きが不安だ。

ダメ出しばかりになってしまったので、良い点を一つだけ。それは超ポジティブで穏やかな性格の48才の新入社員・小鳥智志の設定と、その役に西島秀俊を引っ張り出せた事。ITの事は素人でも、26年間の銀行員生活で培い得た物は、これからのドリームポニーには強力な武器になると思わせてくれるだけで、次も観てみようという動機にはなる。
あの穏やかそうな性格、部下を庇って自分が退職してしまう様な性格で、どうやって支店長に迄上り詰めたのかとか、スパッと辞められるなんて家族は居ないのかなとか、小鳥の事が一番気になる。

仕事の描写が甘いまま、この枠だから恋愛模様を入れて来るのよねえ。
何だかなあ。

脚本=大北はるか 演出=青山貴洋

  • << 286 【2022夏ドラマ】 「ユニコーンに乗って」2話まで終了。 初回はCEO佐奈の失態が有り得ないレベルで失笑物だったが、今回は小鳥のIT音痴振りがやり過ぎでまたまた失笑。用語とかが分からないのはリアルでいいと思うけど、PCが上手く使えない(←押すキーが分からなくてPCを叩くとかw)というのはどうなの?仮にも地方銀行の第一線で26年間ずっと働いて来てるのよ? 今回、佐奈のお付きでベンチャーキャピタルに行ったから、得意の話術で佐奈を助けるのかと思ったら全然そんな事は無くて、じゃあ小鳥の存在意義って…と思っていたら、新規獲得案がインフルエンサー頼みしか出て来ない若者達に対して、「アプリの体験会をやらせて欲しい」と、いかにもアナログ小鳥らしい提案をしながらも一応結果を出す。(←現場に小鳥しかいないって、ドリポニはいつものメンバーしか従業員はいないの?2フロアも借りてて) 休日にはいつものバードウォッチングに行って、偶然息子(玲央=寺嶋眞秀)と来ていた早智と知り合う。早智は佐奈が小鳥の様なおじさんを雇った事を面白がり、小鳥の事も気に入った様子。この繋がりが仕事に生かせるのかは分からないけど、小鳥の人間力が何かを生み出しそうという期待感は持たせてくれる。 それが無かったら離脱してるかな。 ※小鳥との対比の為なんだろうけど、功が薄っぺらく見えて萎える 脚本=大北はるか 演出=青山貴洋

No.272 22/07/07 13:53
匿名さん0 

【2022夏ドラマ】

「ユニコーンに乗って」(TBS・TBSスパークル)脚本=大北はるか 出演=永野芽郁、西島秀俊、杉野遥亮、板東龍汰、前原滉、石川恋、青山テルマ、寺嶋眞秀、広末涼子 他

オリジナル作品。《火曜ドラマ・57分枠》(全話数不明)初回15分拡大

大北さんのオリジナルという事で心配していたのだが、やはり細部の詰めの甘さが気になってしまう。

ドリームポニーCEOの成川佐奈(永野芽郁)はユニコーン企業(非上場で起業10年以内に評価額10億ドル以上を達成する)を目指すと目標は大きいのだが、肝心の佐奈にそれだけの投資をしようと思わせるだけの人間的魅力も、リーダーとしての器の大きさも感じられない。(広末にダメ出しされて茫然自失、新規開拓の打ち合わせを忘れ、功から言われて走るも、その間相手方に電話の一本も入れないって、よくそんな設定が書けるわ)
大きいビルの確か2フロアを借りているので、3年でそれなりの規模の会社に成長させたのかもしれないが、社員数とか売上とかは出さず、モワーッとさせてる所なんかは「SUPER RICH」を思い出すし、佐奈と功(杉野遥亮)の関係の設定は「推しの王子様」の比嘉愛未とおディーンさまを彷彿とさせる。
こんな既視感たっぷりで大丈夫なのか。

あと佐奈が影響を受け目標でもある、サイバーモバイルCEOの羽田早智を広末涼子が演じているのだが、
(続く)

No.271 22/07/07 13:05
匿名さん0 

>> 270 「2022冬ドラマのまとめ③」
~3位迄に入らなかったドラマの一言感想~

「花嫁未満エスケープ」序盤“何だこいつ”と思わせる、全女性を敵に回した様な尚くんのキャラが“最高”だった。深見くんはもっと変貌するのかと思っていたら、ずっと地味な男のままで拍子抜け。

「ねこ物件」古民家での丁寧な暮らしという世界観が好きだった。特に猫好きではなくても十分楽しめる作品。

「ソロ活女子のススメ2」1の時は興味が湧かなくて観なかったのだが、こんなソロ活が出来るのかという軽い驚きと、役者さんが店(等)の人に成り切って説明してくれる面白さ等、独特のタッチが癖になる感じの作品だった。

春ドラマは以上の21本+上位3本の計24本を全話視聴した。

No.270 22/07/07 12:36
匿名さん0 

>> 269 「2022冬ドラマのまとめ③」
~3位迄に入らなかったドラマの一言感想~

「インビジブル」脚本家の力量不足。高橋一生と柴咲コウじゃなかったら、観るのをやめてた。

「家政夫のミタゾノ⑤」今シーズンは面白かった。光くんは要らないって明白になった。

「しろめし修行僧」脚本にバラつきが有って、結果的に残念なドラマになってしまった。

「先生のおとりよせ」上手い役者二人に旨そうなお取り寄せの飯テロで、十分に楽しめた。

「17才の帝国」もっと違う展開を期待していたんだけど。スノウが幅を利かせ過ぎた。

「パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~」先端科学の事なので頭にスッとは入って来ないのだが、それでも惹かれる面白さが有ったのは、今では本当に珍しい、才能溢れる監督が一人で全てを撮り切ったおかげなのかな。

「妖怪シェアハウス~帰って来たん怪~」何でだろう、season1の様なワクワク感が全く感じられなかったな。

「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」面白かった。山田涼介と芳根京子の相性が抜群に良かった。

「クロステイル-探偵教室-」尻すぼみになってしまったのは惜しかったけど、途中迄は本当に面白かった。

「金田一少年の事件簿」最初は面白く感じたのだが、途中から飽きてしまった。道枝くんにはもっとナイーブな役柄の方が合うのかもね。

No.269 22/07/05 21:38
匿名さん0 

「2022春ドラマのまとめ③」
~3位迄に入らなかったドラマの一言感想~

「元彼の遺言状」脚本家の選択ミス、なのかな?詰め込み過ぎて分かり難くしてた。第10話は良かったけどね。

「吉祥寺ルーザーズ」舞台劇みたいな感じで感想は書き辛かったけど、そこそこ面白かった。ただ話数が長過ぎて間延びしたなあ。

「受付のジョー」意外だったけど、結構リアルにしっかりと作られたお仕事ドラマだった。神宮寺くんは役者としての可能性を示してくれた。

「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」所々に珠玉の台詞が散りばめられていて、結構グッと来る事が多かった。松重豊と井川遥の存在感よ!

「汝の名」北乃きいの上手さが光っていた。次が観たくなる面白さが有った。

「明日、私は誰かのカノジョ」オムニバス形式で5人の女性の生き方や選択が描かれて行くのだが、脚本、役者、演出全てのレベルが高く調和が取れていた傑作。

「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」前半はモタモタしていたけど、後半はグッと面白くなった。今田美桜は力量を見せたので、オファーも増えると予想。

「未来への10カウント」最初はベタな展開が観やすくて良かったけど、途中から盛り込み過ぎて迷走した感じ。ボクシングシーンには感動した。

No.268 22/07/05 18:56
匿名さん0 

2022春ドラマ
【最終回の視聴率が前週より1ポイント以上上昇したドラマ】←最後がどうなるのか期待値が高かった?

番組名/+ポイント

マイファミリー/+2.2
未来への10カウント/+1.9
インビジブル/+1.1

No.267 22/07/05 18:54
匿名さん0 

「2022春ドラマのまとめ②」

全話観たドラマの平均視聴率(%)

「マイファミリー」12.9
「未来への10カウント」10.9
「元彼の遺言状」9.1
「持続可能な恋ですか?」7.8
「悪女(わる)」7.5
「インビジブル」6.5
「金田一少年の事件簿」6.2
「パンドラの果実」5.7
「ナンバMG5」5.4

※1クールを越えるドラマ、3話以下のドラマは除く。

※視聴率は関東地区のリアルタイム世帯視聴率。単純平均。(注:加重平均視聴率とは、数字が異なる場合がある)

★この春ドラマから全局でTVerによる同時配信が始まった為、視聴率のデータにも営業が出ているものと思われる。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

今期全話観たドラマは、感想を書かなかった物を含め計24本。
途中離脱は「恋なんて本気でやってどうするの?」「やんごとなき一族」「メンタル強め美女白川さん」「寂しい丘で狩りをする」の計4本。

No.266 22/07/05 18:32
匿名さん0 

「2022春ドラマのまとめ①」

1位「マイファミリー」
個別レス参照。
前半のどうなる?どうなる?の畳み掛ける展開を高く評価。後半、考察に傾き過ぎたのは惜しかったけど、一番次が待ち遠しかったドラマだったので1位にした。

2位「正直不動産」
個別レス参照。
不動産業の裏側を覗き見する感覚が面白かったし、癖の有る登場人物達が、何気に最後は正義と誠意に収斂して行くのも、観ていて気持ちが良かった。

3位「ナンバMG5」
個別レス参照。
主人公が喧嘩をするのは仲間を守る時と、どうしても力比べの1対1を要求された時だけ。そこがぶれずツレも感化されて行く所が特に良かった。

【他にハマった作品】
「明日、私は誰かのカノジョ」
「パンドラの果実」

【今期の演技MIP】
「ナンバMG5」の間宮祥太朗。
柔らかな素の剛と装っているヤンキーの剛の演じ分けと、特に目で感情を表す演技が素晴らしかった。

「明日、私は誰かのカノジョ」の箭内夢菜。
役の為にあれだけ増量した気合いの入り方は、繊細な演技へと昇華され観る者を魅了し続けた。

No.265 22/07/04 18:59
匿名さん0 

>> 258 【2022夏ドラマ】 「オールドルーキー」(TBS・TBSスパークル)脚本=福田靖 出演=綾野剛、芳根京子、中川大志、岡崎紗絵、増田… 【2022夏ドラマ】

「オールドルーキー」2話まで終了。(2話は15分拡大)

深沢と組んで9才の女子スケートボーダー牧村ひかり(佐竹晃)の契約を取る様に命じられた新町は、ひかりに年が近い娘・泉実の姿も重ねつつ、スケボーを習うという形でひかりの心を開き、ステージパパに遠慮して言えていない将来への本音を引き出して行く。
子役+スケボーの吹き替えではなく、本物のスケートボーダー佐竹晃(さたけひかり)に演技を教え込む方法を取った事で、ひかりの葛藤という物がダイレクトに伝わって来て、説得力が有りとても良かった。

それだけに、プロゴルファーのイップスという重要な問題を雑に抱き合わせた事が解せなくて、今回はもっと牧村父娘とスケボーの事だけを丁寧に描いて欲しかった。

主人公の新町は第二の人生に踏み出したばかりで、当然の如く妻や娘達の心情や生活にもその影響は出て来るので、そこは描いておきたい。それは分かる。であればやはり時間配分的にも、アスリートの話は一本だけにするべきだった。

冒頭、ビクトリーの同僚達がアスリートと仕事をしているシーンが次々と挟み込まれたが、彼らもちゃんと仕事をしているのが分かって一安心(笑)
まっすーとプロゴルファーの件もここで提示だけしておいて、別の回できちんと掘り下げれば良かったのにね。

脚本=福田靖 演出=石井康晴

  • << 298 【2022夏ドラマ】 「オールドルーキー」3話まで終了。 うーん、遅々として進まないな。 そう思わせてしまう要因は、初回に主人公が“いきなり所属チーム解散で引退を余儀無くされた”時から、ずっと拗ねたままの長女の態度が大きいかな。 ランニングを欠かさない新町の態度も、まだサッカーに未練が有るのではと思わせ、それなら会社で仕事なんかしないでチームを探して欲しいとの思いが、長女の泉実には有るのかもしれないが、そういう内面は一切描かれず、ただ父親を避け続ける行為が一本調子でずっと続いているので、新町はビクトリーで独自の存在感を発揮し始めているにもかかわらず、何か話が進まないなあと感じてしまうのだ。 次回、新町が現役復帰にトライするみたいなので、そこで採って貰えずにようやく家族全員すっきりして再スタートみたいな流れにしたいのかね。もしそうなら、この3話でその話はさっさと済ませて欲しかった。 今回のビッグマウスプロマラソンランナーの話は、色々と突っ込み所が満載でイマイチ話に乗れなかった。 一つだけ指摘しておくと、深沢(芳根京子)がランナー秀島(田中樹)に「私がどれだけ秀島さんのことを好きだと思ってるんですか?」と言った場面、あそこは“好きだ”じゃなくて“真剣に見て来た”じゃないの?凄く違和感が有った。 脚本=福田靖 演出=石井康晴

No.264 22/07/03 23:59
匿名さん0 

【2022夏ドラマ】

「彼女、お借りします」(ABC・製作委員会)脚本=阿相クミコ 出演=大西流星、桜田ひより、秋田汐梨、工藤美桜、おいでやす小田、木野花、朝加真由美 他

宮島礼吏の漫画原作。《ドラマL・30分枠》(全話数不明)

甘ちゃんの男子大学生と、レンタル彼女のバイトをしている女子大学生との話。
コメディータッチなんだけど演出の感覚が自分には合わないし、桜田ひより目当てで観続けるのもキツそうなので、初回のみで視聴離脱する。

脚本=阿相クミコ 演出=山本大輔

No.263 22/07/03 23:39
匿名さん0 

>> 257 (続き) 独りよがりの屁理屈を息つく暇もない位に喋り続け、徹生を傷付けて精神的に追い込んで行く。 最後のあの車の中のシーンは、台詞の… 【2022夏ドラマ】

「空白を満たしなさい」2話まで終了。

相変わらず佐伯が話し始めると嫌悪を感じるのだが、初回の衝撃で免疫が付いたせいか、何とか受け流せる様になっていた。

工場長の権田は徹生の絶対的な味方で、佐伯の件でも徹生が望むなら捜してやりたいというスタンスだが、秋吉は千佳を苦しめた男と会う必要など無いと反対し口論に。

佐伯に何を言われたのかを千佳が徹生に告白するのだが(最初はお葬式に来たと聞いて、自分は佐伯を殺していないとほっとする徹生)、佐伯の話した徹生の会社での姿が嘘八百なのか、初回で描かれた徹生目線の話にも嘘が有るのか、よく分からなくなってしまった。
また千佳の告白が全てなのか、まだ隠している事が有るのかもよく分からない。

復生者に関しては事務的なシステムは出来ていても、実際の社会からはつま弾きにされ忌み嫌われている描写があり、再就職が叶わない徹生はメンタルをやられて、佐伯から暴言を吐かれる幻影を見てしまう。
生命保険を直ぐに返還しろとか、バイ菌扱いとか、あれでは復生しない方が良かったと思ってしまいそう。

次回(一回休止)は他の復生者との交流が有る様で、そこで何とかメンタルを持ち直すのだろうか。

※千佳が電話で「でも彼は私のせいじゃないって…。すみません、分かってます、私が悪いんです」と話していた相手は徹生の母親?

脚本=高田亮 演出=柴田岳志

  • << 311 【2022夏ドラマ】 「空白を満たしなさい」4話まで終了。 前回は佐伯の「俺はお前の死んだ父親だ」の部分と、徹生の「俺はあんたが分かった」がどう分かったのかが分からなくて、感想を書くのを断念したのだが、今回は大方の事が理解出来たので感想を書いてみる。 まず凄いなと思ったのは徹生の母親が「自殺だと思っていた」と言った事。理由は両手をきつく握り締めていたから。徹生は小さい頃から何かを堪える時は両手を握り締めていた。あれか事故なら何かを掴もうとして手を開いていた筈だからと。 その話を聞いた上で自分の手帳を見返していると、あの日の事を思い出す徹生。でもどうしても最後の瞬間だけは思い出せない。 安西に付き添って貰い、屋上で思い出してみる。徹生は最後まで自分に付きまとう“影”と戦っていた。それが佐伯だと思っていたのだが、どうやら違う様だと気付きその場にへたり込む。 徹生は佐伯の自宅に行き、重傷でベッドで寝ている佐伯から話を聞く。 自分が車の中で首を締めた時の事を聞くと、「私は貴方の車に乗った事なんかありませんよ」と衝撃的な返事。疲弊していたのは知っていたと。 そこで初めて徹生は知る。ずっと自分の中に複数存在する“自分同士”が戦っていたのだと。 健康で理性が働いている内は、自分の中で同じ様な戦いが起きても、人は“葛藤”という事で処理出来る事なのではないか? (続く)

No.262 22/07/03 10:20
匿名さん0 

>> 251 (続き) いちかは元信者の松尾(山中崇)に話を聞きに行き、その帰りに一真への電話中に、自分を狙って突進して来た車に轢かれてしまう。 「い… 【2022夏ドラマ】

「教祖のムスメ」5話まで終了。

元信者の松尾(山中崇)は、いちかが重体と一真から聞いて驚いていたので、轢いたのは恐らく別人、さてそれは誰なのか?

死亡者一覧の大野京子が一真達の母親との推理は当たったのだが、びっくりしたのは「教祖が食事に毒を入れた」との、週刊誌の信者A(それが松尾)の証言が嘘で、当時和宏が松尾に証言を頼み、大金に目が眩んだ松尾が嘘の証言をしたと一真に話した事だ。これが事実なら教祖は冤罪だ。
「信者は平和に暮らしていたのに、俺の嘘のせいでその平和を壊してしまった」何故嘘だったと証言しないのかという一真の問いには、「あの事件で教団にカルトのイメージが付いてしまった。その信者の言う事なんて誰も信じないよ」
沙羅(成宮零)が一真の同級生だと知ると激しく動揺して「帰れ!」と告げる松尾。

和宏の、“ナユタの民”報道を避けようとする今の姿から話は通るのだけど、それなら毒を入れたのは誰なのか?平和に暮らしていたのなら、集団自殺は無いよね?

沙羅が湯田兄妹に近付いたのは復讐の為かと思っていたのだが、最後に沙羅が事件の概要を知った一真に、「湯田君お願い、私と一緒に死刑を止めて」と言っていたので、そっちの狙いも有ったのかもと今は思っている。

茅島みずきの少し高めの乾いた声が、謎めいた役柄にぴったりだなと感じている。

脚本=中村允俊 演出=金井紘

  • << 277 【2022夏ドラマ】 「教祖のムスメ」6話まで終了。 「湯田君お願い、私と一緒に死刑を止めて」と言ってから、急に素直な感じで自分語りを始めた沙羅。湯田兄妹に近付いたのは、父親の死刑を止めるにはあの週刊誌の記事は嘘だと公表して貰うしかないからだと、切々と訴える。 一真は亜紀の件を確認するが、驚く事に沙羅は屋上には行ったけど「中野さんは殺していない」と。 二人で話をして、柵の無い屋上の端に亜紀が立っていた所迄は映像で出ていたよね。 亜紀が自分でバランスを崩した?それとも沙羅は亜紀が落ちる前に立ち去っている? あの時いちかは何を見て驚き駆け付けたのだろうか。 沙羅に「信じるよ」と言った一真は父親と対峙、最初は認めなかったが、松尾の話やいちかも会いに行って事故に遭ったと言うと、やっと松尾の証言は嘘だと認めるが、何度も取材して、物理的に毒物を入れられるのは教祖以外に有り得ないと確信したから記事にしたと主張。「裁くのは法律で、もう状況は変えられない」とも。 そうするしかないだろうなと思った通り、二人はライブ配信で、沙羅は自分が教祖の娘である事を、一真は父親が嘘の記事を書いた事を告白する。何とあの一真が証拠として父親との会話を録音していて、それも公表。(←沙羅のアドバイスだった?) 視聴者はどんどん増えて行く。 そして病院ではいちかが目を開ける。 (続く)

No.261 22/07/01 22:00
匿名さん0 

>> 245 (続き) 萌と会った優愛は、萌がもうホストクラブには行かないと聞き、それでも優愛ちゃんは友達だと思ってると言われると「えっ?ぬるっ」「何か… 【2022春ドラマ】

「明日、私は誰かのカノジョ」全12話終了。

やはり雪は凄いわ、ちょっとやそっとでは揺らがない自分という物を持っている。
壮太という男を値踏みして安全圏で居られると判断し、店は通さなかったけど仕事として壮太の願いを受け入れた。
告白される事も想定内だったのだろうが、物の見事に初志貫徹をした。

嘘かもしれないよと後から煙に巻いた顔の傷痕の話(お腹を空かし、やっと帰って来た母親にこれで何か食べなと貰った200円で買って来たカップ麺、鍋にお湯を沸かし入れようと持ち上げた時にバランスを崩し、熱湯を浴びてしまった。酔った母親は泣き叫んでも起きてくれなくて、病院に行くのが遅れたから傷痕が残ってしまった)は、真実なのだろう。あの年齢であんなネグレクトを受けて育ったら、やはり誰も信じないだろうし自分の身は自分で守る、稼ぐ為にレンタル彼女は続けるけど、それで身を持ち崩したりは絶対にしない、そんな雪の強烈な意志が伝わって来た最終回だった。

それぞれ短いカットでは有ったけど、あくまでもぶれない優愛と彩、美容学校に進学し、今度こそぶれずに進んで行きそうな萌、そしてモデルの道に進んだリナと、他の4人のその後もきちんと見せてくれたのは良かった。

都会の手痛い洗礼を受けた萌だけど、帰れる実家が有るという描写には救われたわ。

脚本=三浦希紗 演出=酒井麻衣

No.260 22/06/28 23:45
匿名さん0 

>> 209 【2022春ドラマ】 「受付のジョー」7話まで終了。 観てはいるし、内容にも満足しているのだけど、なかなか感想を書く事迄は手が回… 【2022春ドラマ】

「受付のジョー」全10話終了。

城のコンペのプレゼンを見に来ていた西は、春口も居るのに気付き、直接話をして頭を下げて謝罪をする。
「後輩と話すのが怖くなって、ずっと動物園でゾウやキリンと話してた」と言う西。城に指摘されてから真摯に受け止めて、ずっと悩んでいたんだなと思うと少し可哀想にもなったが、春口が謝罪を受け入れた事で西も前に進めるのかな。

受付のハイブリッドは統括部長の当初からのアイディアだったとか、後出しで言われても城も私も「はあ?」だけど、結局その仕事は定年後の再雇用枠に振られて、派遣の3人は正社員として総務部で雇用すると言われても、城も3人も心からは喜べない。
そこ迄見越しての統括部長の狡猾な誘いなのではないかと裏読みしてしまったけど、結果的に3人とも話は受けず退職、家田だけは営業の仕事が希望で、インターンとして働いている。

半年後、城の部屋で家田と会社に寄贈する本の整理をしている二人。家田は敬語で話すのだが、二人のネームプレートが貼って有ったり、城のモノローグで「転職した春口さんには一度も会っていない」、そして何より、家田が城の頬っぺたをムニューってしてたのを見れば、二人は付き合っているんだろうなと想像出来る。
でもお仕事ドラマとして恋愛は前には出さない、最後迄貫いたその姿勢に拍手を。

脚本=いとう菜のは 演出=中茎強

No.259 22/06/28 22:29
匿名さん0 

>> 89 【2022春ドラマ】/短文雑感 「吉祥寺ルーザーズ」2話まで終了。  探り合いは続いているけど、攻撃的な嫌な感じの会話は無くなったの… 【2022春ドラマ】

「吉祥寺ルーザーズ」全12話終了。

前回、どうやらこのシェアハウスのオーナーは池上らしいと分かり、旅行から帰って来た池上を皆で問い詰めたら…。

この建物は池上の最初の結婚で生まれた娘の物で、投資で儲けて別の家を買ったので、住むなら家賃15万円で貸すと言われ、娘婿(初回に出ていた皆川猿時)の入れ知恵でシェアハウスとして又貸しする事にし、結婚を6回もしたダメ人間の自分を許す為に、ルーザーだけを募集したという様な話だった。
で、結論としてルーザーの仲間になれて、池上は初めて自分を許せた、皆と出会えて幸せだったという事だった。

オチは株が暴落して娘が新しい家を手放しここへ戻るので、「もうここには住めません」ルーザー解散!だった。
いつの間にか翠と幡多がくっついていたのには笑ってしまったが。

うーん、途中面白い回も有ったけど、49分枠×12回もやる程の内容では無かったな。
あと初回の感想にも書いたけど、初回がうるさ過ぎて結果的に掴みはOKにならなかったのは大きな失敗だったと思うな。

田中みな実の演じた桜が、一番変化して人間的にも成長したので、観続けるモチベーションにはなった。

※次作は観る気がしないし、いい加減秋元枠はやめて欲しいのだが。

脚本=池田テツヒロ 演出=佐藤祐市

No.258 22/06/26 23:19
匿名さん0 

【2022夏ドラマ】

「オールドルーキー」(TBS・TBSスパークル)脚本=福田靖 出演=綾野剛、芳根京子、中川大志、岡崎紗絵、増田貴久、生田絵梨花、高橋克実、榮倉奈々、反町隆史 他

オリジナル作品。《日曜劇場・54分枠》(全話数不明)※初回は25分拡大

冒頭のサッカー日本代表の試合シーンの作り込みは流石だったね。
あの栄光の時から年を経るに連れて、カテゴリーが下がって行くサッカー選手の宿命。主人公・新町(綾野剛)のキャラが、超ポジティブの能天気に描かれていただけに、意に反して引退を突き付けられた時の往生際の悪さが却ってリアルに感じられて、現実の選手の事を思うと胸が痛かった。

スポーツマネジメント会社・ビクトリーの社長の高柳(反町隆史)が、サッカー以外本当に何も出来ない新町を、契約社員として迎えたのには魂胆が有った訳だが、高柳のターゲットであるサッカー選手の矢崎の、日本でのサポート契約を勝ち取れたのは、新町にサッカーの知識と、矢崎に「優し過ぎる」と評された人間性が有ったからだ。
「使えないオールドルーキー」が、その人間性でどれだけ「使えるマネジャー」へと成長して行くのか、方向性は見えたし新町のキャラも悪くないので掴みはOKだったと思う。

※マッスーの役は作り過ぎでシラケるなあ。
※下の娘役の子が可愛過ぎて、綾野剛の娘には見えない問題。

脚本=福田靖 演出=石井康晴

  • << 265 【2022夏ドラマ】 「オールドルーキー」2話まで終了。(2話は15分拡大) 深沢と組んで9才の女子スケートボーダー牧村ひかり(佐竹晃)の契約を取る様に命じられた新町は、ひかりに年が近い娘・泉実の姿も重ねつつ、スケボーを習うという形でひかりの心を開き、ステージパパに遠慮して言えていない将来への本音を引き出して行く。 子役+スケボーの吹き替えではなく、本物のスケートボーダー佐竹晃(さたけひかり)に演技を教え込む方法を取った事で、ひかりの葛藤という物がダイレクトに伝わって来て、説得力が有りとても良かった。 それだけに、プロゴルファーのイップスという重要な問題を雑に抱き合わせた事が解せなくて、今回はもっと牧村父娘とスケボーの事だけを丁寧に描いて欲しかった。 主人公の新町は第二の人生に踏み出したばかりで、当然の如く妻や娘達の心情や生活にもその影響は出て来るので、そこは描いておきたい。それは分かる。であればやはり時間配分的にも、アスリートの話は一本だけにするべきだった。 冒頭、ビクトリーの同僚達がアスリートと仕事をしているシーンが次々と挟み込まれたが、彼らもちゃんと仕事をしているのが分かって一安心(笑) まっすーとプロゴルファーの件もここで提示だけしておいて、別の回できちんと掘り下げれば良かったのにね。 脚本=福田靖 演出=石井康晴

No.257 22/06/26 18:33
匿名さん0 

>> 256 (続き)
独りよがりの屁理屈を息つく暇もない位に喋り続け、徹生を傷付けて精神的に追い込んで行く。

最後のあの車の中のシーンは、台詞の悪質さと阿部さんの芝居の上手さ、受ける柄本さんの繊細な表現も相まって、本当に観ているのが辛くなってしまった。
「奥さんの遺伝子と私の遺伝子を結合させて下さいよ」ととんでもない事を迫られて、遂に逆上して佐伯の首を絞めてしまう徹生。

警察官に相談中にその事を思い出した徹生。警察官には佐伯に逆恨みをされていたので、彼に殺されたのだと思うと話していたのだが、首絞めを思い出したら急に不安になってしまった徹生。

どういう事なのだろうか。
ストーリーは気になるのだが、佐伯の吐き出す悪意を、ドラマだからって冷静に受け取るだけの余裕が自分には無い。聞くのが辛い。

離脱するか、次も観てから判断するべきか、難しい所だなあ。

脚本=高田亮 演出=柴田岳志

  • << 263 【2022夏ドラマ】 「空白を満たしなさい」2話まで終了。 相変わらず佐伯が話し始めると嫌悪を感じるのだが、初回の衝撃で免疫が付いたせいか、何とか受け流せる様になっていた。 工場長の権田は徹生の絶対的な味方で、佐伯の件でも徹生が望むなら捜してやりたいというスタンスだが、秋吉は千佳を苦しめた男と会う必要など無いと反対し口論に。 佐伯に何を言われたのかを千佳が徹生に告白するのだが(最初はお葬式に来たと聞いて、自分は佐伯を殺していないとほっとする徹生)、佐伯の話した徹生の会社での姿が嘘八百なのか、初回で描かれた徹生目線の話にも嘘が有るのか、よく分からなくなってしまった。 また千佳の告白が全てなのか、まだ隠している事が有るのかもよく分からない。 復生者に関しては事務的なシステムは出来ていても、実際の社会からはつま弾きにされ忌み嫌われている描写があり、再就職が叶わない徹生はメンタルをやられて、佐伯から暴言を吐かれる幻影を見てしまう。 生命保険を直ぐに返還しろとか、バイ菌扱いとか、あれでは復生しない方が良かったと思ってしまいそう。 次回(一回休止)は他の復生者との交流が有る様で、そこで何とかメンタルを持ち直すのだろうか。 ※千佳が電話で「でも彼は私のせいじゃないって…。すみません、分かってます、私が悪いんです」と話していた相手は徹生の母親? 脚本=高田亮 演出=柴田岳志

No.256 22/06/26 18:12
匿名さん0 

【2022夏ドラマ】

「空白を満たしなさい」(NHK)脚本=高田亮 出演=柄本佑、鈴木杏、萩原聖人、渡辺いっけい、うじきつよし、田村たがめ、藤森慎吾、風吹ジュン、阿部サダヲ 他

平野啓一郎の小説原作。《土曜ドラマ・49分枠》(全5話予定)

柄本さんと鈴木さんの出演と脚本家の名前だけ確認して、内容は一切知らない状態で観たので、観終わった時はこんなヘビーな話だったんだと思い、グッタリしてしまった。

主人公の土屋徹生(柄本佑)はどうやら死んだという自覚が無いらしく、自分の鍵で自宅に入り、妻の千佳(鈴木杏)が驚愕して見詰める辺り迄は成仏出来ないパターンなのかと思っていたのだが、妻が保健所の「復生者担当」を呼び、彼の事務的な説明を聞いていると、全国に「復生者」と呼ばれる人が143人も居て(世界中にも居る)、どう扱うのかのシステムも、ある程度出来上がっている事が分かる。

徹生は勤務先のビルの屋上から転落して亡くなり、事故扱いになってはいるが、警察も家族も会社の人間も自殺だと思っている。でも徹生には落ちる前の記憶が全く無く、自殺する動機も無かったので納得出来ず、会社に行って自分で調べ始め、その過程で佐伯(阿部サダヲ)という警備員とトラブルが有った事を思い出す。

この佐伯の性格設定が恐ろしく、ほぼ質の悪いストーカーの如くネチネチと徹生に絡んで来て、
(続き)

No.255 22/06/26 17:18
匿名さん0 

>> 239 【2022春ドラマ】 「パンドラの果実」9話まで終了。 話としては自制心と狂気の間を行ったり来たりしながらも、西城の線から星来を… 【2022春ドラマ】

「パンドラの果実」全10話終了。

season2がHuluで配信される事は最初からアナウンスされていたので、地上波放送分はどこで区切りを付けるのかに一番興味が有ったのだが、8話から続く榊原の野望に、榊原の死をもって一応の区切りを付けるという形で終わらせていて、ではカーンの役割は何だったの?というモヤモヤは残ったけど、まあ星来は最上博士の尽力で生き延びる事が出来て、免疫力は普通レベル迄下がり、プロメテウスウイルスとインフルエンザウイルスを投与された為か、エルマー遺伝子も失われて本当に普通の子に戻ったとの事なので、小比類巻家としてはハッピーエンドだし、三枝と長谷部を相手にはしゃぐ星来と、その姿を見ながら微笑む小比類巻と最上と亜美の母という平和な構図で終わらせてくれたのも良かったと思う。

星来の体内で新型プロメテウスウイルスを作り出し、それをばら蒔く事でウイルスが人の生死を選別する公平な“最後の審判”を経て、生き残った人間が新しい世界を作って行くというのが榊原の思想だった。特殊な遺伝子を持つ人間の体内でしかこのウイルスは製造出来ない、というのがドラマ的な仕掛けだった訳だが、もしも新型コロナウイルスが人工の物なのだとしたら…とか考えた事のある身としては、切実さも感じたな。

※羽住監督一人で撮り切った事に拍手を

脚本=関久代、福田哲平 演出=羽住英一郎

No.254 22/06/26 16:01
匿名さん0 

>> 149 【2022春ドラマ】/簡単投稿 「しろめし修行僧」6話まで終了。  今回はぶりあんを捨てた母親(仙道敦子)と再会する話。  冒頭の… 【2022春ドラマ】

「先生のおとりよせ」全12話終了。

「花魁ヴァンパイアKYOKO」のコミックは13万部の大ヒットなのに、連載誌の人気アンケートは3位のままで少々納得の行かない二人。編集長は続編を提案するが、時を同じくして榎村が尊敬している壇ノ浦蜜子から、またコラボで本を出さないかとの誘いが有り、悩んだ末に榎村はそれを受け、中田は編集長に榎村とのコラボは解消すると告げる。

中田が取り寄せた青森県タムラファームの「タムラシードル」で、二人は解散の乾杯。りんご農園の田村氏と丹波ワインの黒井氏が、世界に通じるシードルを作ろうとの思いでコラボして作り出した傑作で、国際品評会で最高賞を受賞したもの。
「コラボをするなら最高賞を取らなきゃね。チチクラさんと壇ノ浦先生なら取れる」と話す中田。
榎村の出身地の物で、しかも最高賞を取ったシードルを中田が取り寄せてくれた意味を考える榎村。「自分には相手の事迄考えるそういう感覚は無かった」という榎村に「おばあちゃんが亡くなった時に買って来てくれた焼きまんじゅう、嬉しかった」としみじみ語る中田。

榎村は気付く。今の自分のコラボ相手は中田しかいないのだと。
二人がコラボ継続を決めた時に、日本コミックアワード大賞受賞の知らせが届く。

芸達者なお二人の掛け合いが本当に面白く、ちょっぴり切なさもあるドラマだった。

脚本=三浦希紗 演出=守屋健太郎

No.253 22/06/25 21:29
匿名さん0 

>> 149 【2022春ドラマ】/簡単投稿 「しろめし修行僧」6話まで終了。  今回はぶりあんを捨てた母親(仙道敦子)と再会する話。  冒頭の… 【2022春ドラマ】

「しろめし修行僧」全12話終了。

前回の11話は殆ど総集編の様な内容でがっかりさせられたのだが、最終回は恐らく最後はこうすると決めていた様な展開で、出会いからオチ迄きちんと組み立てられていて、いい仕上がりだった。

幼いたくあん、ぶりあんといつも一緒に遊んでいた茉奈(武田梨奈)との偶然の再会だったが、彼女は男に唆されて会社のお金5千万円を横領し、5百万円だけ渡されて逃げられ、その金を豪遊して使い果たしたら死ぬつもりでいた。
それを察知したぶりあんとたくあんは三人の思い出の場所に走り、何とか間に合った二人は茉奈をたくあんの実家の寺に連れ帰る。
ここは三人が出会い、よく遊んだ場所。納戸に残されていた茉奈のスケッチブックの絵は、三人一緒の物ばかり。
その一枚に描かれていた菜飯が急に食べたくなり、何と納戸で作ってそのまま食べる三人。
「旨い!」「懐かしい」
昔を思い出して泣き出す茉奈に「俺達ずっと待ってるから」「僕達は何があっても友達なんだから」と伝えるぶりあんとたくあん。
そしてたくあんは気付く、究極のご飯の友とは、何を食べるかではなくて誰と食べるかが大事なんだと。

父から合格を貰い気の緩んだたくあんは、コーラを一気飲みしようとするが、父の呪詛で砂の味がして吹き出してしまい、再び修行に出されてしまうというのがオチだった。

脚本=根本ノンジ 演出=及川拓郎

No.252 22/06/25 19:23
匿名さん0 

>> 240 【2022春ドラマ】 「花嫁未満エスケープ」11話まで終了。 ゆうの母親は癌が全身に転移し、末期で打つ手が無いと担当医に告げられ… 【2022春ドラマ】

「花嫁未満エスケープ」全12話終了。

ずっと“誰かの特別”になりたいと思って生きて来たゆうの意識を変えたのは、母のウェディングドレスを自分様にリメイクした事だった。
「大切なのは自分の価値を自分が一番分かってあげる事」なのだと。
「もう二度と自分の幸せを他人に委ねる事の無い様に生きて行きたい」

結婚はしないと決めた訳ではなくて、好きになって、自分の生き方を変えなくてもお互いに幸せになれる相手とならするかもしれない、それがゆうの出した答えだった。

メロウズというブランドの服に強く惹かれてデザイン画を持ち込み、デザイナーとして採用されはしたが、オーナーデザイナーのお眼鏡に叶うデザインが描けていなかったゆうが、深見に会って「どんな事を考えてデザインしてるの?」と尋ねたら、「昔行ってた図書館の事はずっと頭にある。夢が生まれた場所だから」と返って来て、それがヒントになって原点に戻り、「自分を好きになる服を作ろう」と決めて、初めてオーナーデザイナーに認められるという流れは理解出来たが、それが何故あの服なのか?は正直分からなかった(苦笑)

最終回はゆうのモノローグによる説明台詞が多くて、ドラマとしてはイマイチだったな。

※ゆうに“育てられた”尚紀を、「有りかな」と見直す堀田には笑ってしまった。

脚本=桑村さや香 演出=堀江貴大

No.251 22/06/25 18:48
匿名さん0 

>> 250 (続き)
いちかは元信者の松尾(山中崇)に話を聞きに行き、その帰りに一真への電話中に、自分を狙って突進して来た車に轢かれてしまう。
「いちか?」「いちか!」叫ぶ一真を階段の下から見上げながら、何が起きたのか分かっているかの様にニヤリとする沙羅。
沙羅が松尾に命じたのか?

いちかは一真に、沙羅の正体や父親の記事の事等を電話で伝えてはいたので、一真がきちんと理解していれば、今度は一真が調べるか、もしくは父親に話す事になるだろう。
一真が狙われるのと、父親が全てを悟るのとどちらが先か?
沙羅の次なる狙いとは?

次が観たくなる仕掛けがきちんと施されているのが凄い。

※亜紀の兄の中野隼人が、他の刑事と二人で生徒の聞き取り調査をしていたので、正式な捜査の一環だと思うのだが、警察官は身内の絡む事案の捜査からは外されるという規定って無かったっけ?

脚本=相馬光 演出=金井紘

  • << 262 【2022夏ドラマ】 「教祖のムスメ」5話まで終了。 元信者の松尾(山中崇)は、いちかが重体と一真から聞いて驚いていたので、轢いたのは恐らく別人、さてそれは誰なのか? 死亡者一覧の大野京子が一真達の母親との推理は当たったのだが、びっくりしたのは「教祖が食事に毒を入れた」との、週刊誌の信者A(それが松尾)の証言が嘘で、当時和宏が松尾に証言を頼み、大金に目が眩んだ松尾が嘘の証言をしたと一真に話した事だ。これが事実なら教祖は冤罪だ。 「信者は平和に暮らしていたのに、俺の嘘のせいでその平和を壊してしまった」何故嘘だったと証言しないのかという一真の問いには、「あの事件で教団にカルトのイメージが付いてしまった。その信者の言う事なんて誰も信じないよ」 沙羅(成宮零)が一真の同級生だと知ると激しく動揺して「帰れ!」と告げる松尾。 和宏の、“ナユタの民”報道を避けようとする今の姿から話は通るのだけど、それなら毒を入れたのは誰なのか?平和に暮らしていたのなら、集団自殺は無いよね? 沙羅が湯田兄妹に近付いたのは復讐の為かと思っていたのだが、最後に沙羅が事件の概要を知った一真に、「湯田君お願い、私と一緒に死刑を止めて」と言っていたので、そっちの狙いも有ったのかもと今は思っている。 茅島みずきの少し高めの乾いた声が、謎めいた役柄にぴったりだなと感じている。 脚本=中村允俊 演出=金井紘

No.250 22/06/25 18:24
匿名さん0 

>> 236 (続き) 窓越しに誰かが落ちて行くのが見える。 これで分かった。落ちたのはネックレスを盗んで持っていた亜紀。初回のあの救急車で運ばれ… 【2022夏ドラマ】

「教祖のムスメ」4話まで終了。

和宏が書いた週刊新春の“ナユタの民”に関するスクープ記事が、結果的にこのカルト教団を潰す端緒となったらしく、沙羅(成宮零)にとっては和宏は父の仇で有り、復讐をする為に子供達の通う高校に転校して来たのは間違い無さそうだ。

前回、いちかは亜紀が落ちてから屋上に来たのだと思っていたら、もっと前から来ていて沙羅と亜紀の話を立ち聞きしていた事が分かる。「恩人だから沙羅を信じる」と言ったいちかだが、沙羅は刑事の聞き取りでいちかが疑われる様な証言をし、一真にも「いちかは亜紀を突き落とす様な事はしないから、屋上でいちかを見たなら本当の事を話した方がいい」と勧めて、結果的に一真が沙羅の証言を補強した為に、いちかは刑事に疑われる事に。この辺りの真綿で首を絞める様な沙羅の手口にはぞっとする。

学校を休んだいちかは、父親の部屋で“ナユタの民”の記事のゲラを見付けて読む。
警察が公表した被害者20人の名前と年齢の一覧に目を止めたいちかは「嘘でしょ!?」
大野京子(31)の事か?亡くなっているいちかの母親の名前も同じ京子なので、もしかしたら入信した事で離婚して旧姓に戻っていたという事か?
もしそうなら、何故和宏は当時スクープ記事を書けたのか?今、教祖の記事を出す事に消極的なのは何故なのか?の理由になるのではないだろうか。
(続く)

No.249 22/06/24 18:40
匿名さん0 

>> 241 【2022夏ドラマ】 取り敢えず初回は視聴予定の地上波ドラマ(月曜から曜日順)タイトル/主演 「競争の番人」杏、坂口健太郎 「魔法… 【2022夏ドラマ】/追記

夏ドラマを調べていて気付いてしまったのだが、

NHK土曜ドラマ「空白を満たしなさい」柄本佑主演
6/25 22時~ 全5話

日テレ土曜ドラマ「初恋の悪魔」林遣都、仲野太賀W主演
7/16 22時~

の両方に柄本佑が出演していて丸被りなのだが…。
「空白…」が7/23で終わるので、被るのは「初恋…」の1~2話のみなのだけど、柄本さんは「初恋…」の方でも主要人物の一人なので、全く出さないという訳には行かないだろうし。どうするのだろう。

コロナ禍のドラマ撮影はスケジュールが狂ったり、放送日が決まらないまま取り敢えず先撮りしたりと、各局で四苦八苦しながら制作しており、一昔前だったら有り得なかった出演者の丸被りが起きてしまう原因になっている。

まあ昔と違って今は録画も出来るしTVerで無料視聴も出来るから、大騒ぎする程の事では無いのかもね。

No.248 22/06/24 00:14
匿名さん0 

>> 241 【2022夏ドラマ】 取り敢えず初回は視聴予定の地上波ドラマ(月曜から曜日順)タイトル/主演 「競争の番人」杏、坂口健太郎 「魔法… 【2022夏ドラマ】/【追記】
取り敢えず初回は視聴予定の地上波ドラマ★は深夜ドラマ

タイトル/主演
「プリズム」杉咲花
※NHKドラマ10枠 脚本=浅野妙子←「恋マジ」が自分には全く合わなかったので、ちょっと不安。

★「ロマンス暴風域」渡辺大知
※TBSドラマイズム枠 漫画原作、脚本=開真理←「シジュウカラ」を書いた人なので期待している。

以下は自分は観ないが情報として

タイトル/主演
「トモダチゲームR4」美 少年
※テレ朝オシドラサタデー枠 昨年の夏ドラマと同様、23時からの60分枠に拡大、従って土曜ナイトドラマ枠は休止

「赤いナースコール」佐藤勝利
※テレ東ドラマプレミア23枠 秋元康企画枠のミステリー&ラブサスペンスで、キャストが佐藤勝利しか発表されていない。

「僕の大好きな妻」百田夏菜子
※フジテレビ土ドラ枠で放送中。初回は観たが感想は書かずに離脱。

「刑事7人season8」東山紀之

以下は自分は観ない深夜ドラマ

★「何かおかしい」濱正悟※既に放送中
★「みなと商事コインランドリー」草川拓弥
★「量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-」与田祐希
★「晩酌の流儀」栗山千明
★「理想ノカレシ」大政絢※既に放送中

以下は視聴中の深夜ドラマ

★「ザ・タクシー飯店」渋川清彦
※感想は書かないが視聴中。飯テロドラマ。

(関東の番組表より)

No.247 22/06/23 22:20
匿名さん0 

>> 246 (続き)
そんな剛にグレが仲間を引き連れて襲って来る。大丸と伍代に逃げろ!と言われて、今回は素直に逃げるのだが捕まってしまい、でも深雪との約束通り絶対に手を出さない剛。調子に乗ったグレが金属バットで殴り掛かろうとしたその時、猛がそれを止め、あっという間に相手をボコボコにしてしまう。(←多分時間の関係で端折ったのだと思うけど、伍代達が猛を呼んだのだと思う)

目に涙を一杯に溜めて、「おめえの話を聞こうともしなかった、悪かった」と素直に謝る猛にグッと来た。

最初はこんな涙無しには観られないドラマになるなんて、思ってもみなかったので、正直驚いている。
伍代、大丸と拳を交わした末にダチになり、二重生活を知った彼らが、バレそうな危機になると誤魔化してあげたりして、どんどん剛の心の支えになって行く所も、逆に彼らにとっても強くて優しい剛が、掛け替えのない存在になって行く所も、本当に自然な感じで変化して行くのがとても良かった。

そもそもの難破家の喧嘩上等設定については、何故だったのかはイマイチ理解出来ていなかったのだが、(←両親が元ヤンキーだったにせよ、あそこ迄行くか?普通って(笑))嘘が嫌いで情には厚く、自分が間違っていたと理解出来れば素直に謝るという姿をきちんと見せてくれたので、もうそれで十分だ。

※卒業式は…映画かな?

脚本=金澤達也 演出=本広克行

No.246 22/06/23 21:47
匿名さん0 

>> 234 (続き) やって来た警察官に連行される剛。 マスクを外していたし、吟子もお兄ちゃん呼びしていたので、特服=生徒会長の難破である事は結… 【2022春ドラマ】

「ナンバMG5」全10話終了。

警察に剛を引き取りに行き連れ帰った父は、「お前は嘘付かされてたんだな、俺らに」と、剛が家を出て行って初めてその事に気付いたと伝え、悪かったなと謝る。
剛も謝り両親とは和解したが、猛だけはまだ怒っていた。

校長は剛の退学処分を決定。
そこからは予想通り、深雪が先頭に立って剛の処分撤回を求めて同級生達が体育館に立て籠り、桐山の「推薦取り消し」の脅しに屈して多くが離脱するが、今度は牧野が生徒を引き連れて加勢し、外からは大丸が音頭を取って処分撤回を要求。

その頃伍代は猛と会い、毒付く猛を一発殴り「難破のヤツもバカで単純だったら良かったのにな、あんたみたいに」と言って去って行く。
伍代に殴らせた時点で、猛の気持ちは十分伝わって来た。

白百合ではどんどん騒ぎが大きくなった事で桐山が校長を説得、退学処分は一旦取り消しになった。

それを直接伝える深雪に、1年の最初に借りたままになっていた消しゴムを返す剛。このシーンが切なかった。ずっと本気で好きだったから持ち続けていた深雪の消しゴムを返したのは、白百合のみんなに迷惑を掛けたからもう戻れないと思い込んでいたから。
でも深雪はみんなは難破くんに感謝している、一緒に卒業しようと説得。「約束して。もう喧嘩はしないって」と、深雪から指切りをして、やっと笑顔になる剛。
(続く)

No.245 22/06/23 18:36
匿名さん0 

>> 244 (続き)
萌と会った優愛は、萌がもうホストクラブには行かないと聞き、それでも優愛ちゃんは友達だと思ってると言われると「えっ?ぬるっ」「何か冷めた。結局萌てぁはそっちの世界の人だったんだね」と、強烈な言葉を残して去って行った。

そして萌は実家に戻って行った。

誕生日、あの後楓は来ない萌にLINEをしようとして、自分のミスに気付いたのだろうか。何も要求して来ず、少しのサービスだけで喜んでお金を使ってくれる萌は、細客だけど楓の中ではきっと上客だった筈。
それでも萌は歯車の中の一人でしかなく、痛くも痒くもなかったのだろうか?ちょっと知りたい気もする。

この仕事に賭けた箭内夢菜の役作りと表現力に、心から拍手を送りたい。

次回は最終回。
久し振りに指名して来た壮太から、個人的に二日間レンタルしたいと言われた雪。
お金は払うし泊まりでも勿論変な事はしない、9日の1時に下田駅で待ってる、来るか来ないかはゆきちゃんが決めて。

当日、待つ壮太。ヒールの音が近付いて来る。雪が来た!

レンタル彼女をやっている雪を見るのが苦しかった筈だよね、壮太は。
分かっていて店を通さずに来たのだとしたら、罪な女だな、雪は。

脚本=三浦希紗 演出=酒井麻衣

  • << 261 【2022春ドラマ】 「明日、私は誰かのカノジョ」全12話終了。 やはり雪は凄いわ、ちょっとやそっとでは揺らがない自分という物を持っている。 壮太という男を値踏みして安全圏で居られると判断し、店は通さなかったけど仕事として壮太の願いを受け入れた。 告白される事も想定内だったのだろうが、物の見事に初志貫徹をした。 嘘かもしれないよと後から煙に巻いた顔の傷痕の話(お腹を空かし、やっと帰って来た母親にこれで何か食べなと貰った200円で買って来たカップ麺、鍋にお湯を沸かし入れようと持ち上げた時にバランスを崩し、熱湯を浴びてしまった。酔った母親は泣き叫んでも起きてくれなくて、病院に行くのが遅れたから傷痕が残ってしまった)は、真実なのだろう。あの年齢であんなネグレクトを受けて育ったら、やはり誰も信じないだろうし自分の身は自分で守る、稼ぐ為にレンタル彼女は続けるけど、それで身を持ち崩したりは絶対にしない、そんな雪の強烈な意志が伝わって来た最終回だった。 それぞれ短いカットでは有ったけど、あくまでもぶれない優愛と彩、美容学校に進学し、今度こそぶれずに進んで行きそうな萌、そしてモデルの道に進んだリナと、他の4人のその後もきちんと見せてくれたのは良かった。 都会の手痛い洗礼を受けた萌だけど、帰れる実家が有るという描写には救われたわ。 脚本=三浦希紗 演出=酒井麻衣

No.244 22/06/23 18:06
匿名さん0 

>> 230 【2022春ドラマ】 「明日、私は誰かのカノジョ」10話まで終了。 1日4人の相手をして4万円、これなら母親にお金を返し楓にも会… 【2022春ドラマ】

「明日、私は誰かのカノジョ」11話まで終了。

楓の誕生日祝いの為に稼ぎたいと望んだ萌は、教師とJK(コスプレ)になって動画もOKというオプションの付いた客を相手にするが、「こんな姿、親には見せられないよねえ」「お母さ~ん、ごめんなさ~い」と煽る男の言葉に傷付き泣き出してしまう。
それでも何とか他の客をこなし、目標額をクリア。
誕生日当日、楓からのLINEに「もうすぐ着く。早く会いたい」と返信すると「桃花ちゃん、俺も早く会いたいよ」変換ミスかな、被りの客かな。
自分は客の中の一人でしかない。気付いていたけど気付かない振りをして来たのに、急に現実を突き付けられて、涙が止まらなくなる萌。グッドタイミングでみっこからのLINEが入る。
『あんたさあ、いつになったら顔見せに来るのよ!今夜はパリナイよ!』店の仲間の写真を見て、今度は泣き笑いに変わる萌。

萌が選んだのは楓が入口で待つホストクラブではなくて、みっこのバーだった。
「みっこの言う通り、大恋愛して来たよ」
髪型、メイク、ファッション全てが変わった萌を見て、恐らく全てを悟っているのだろうけど、とっても似合ってるわよと誉めて歓迎してくれるみっこ。ここがホーム。ここからリスタートすればいい。

ハルヒと罵り合い、互いの心を抉り合った優愛は遂にハルヒを切る。
(続く)

No.243 22/06/22 18:50
匿名さん0 

>> 229 (続き) 「はい、結婚します」と即答した林太郎。(←あの陽子のプロポーズを受けてくれてありがとうという手紙は、こういう事だったのね) … 【2022春ドラマ】

「持続可能な恋ですか?」全10話終了。

杏花が自室からリモートでヨガのレッスンをし、ヨガの精神として「足るを知る」という事があると話していたのを隣のリビングで聞いていた父の感想が、「自分が本当に求めている物を知らないと、足るを知るのも難しいんじゃないか?」←流石、言葉の伝道師!

林太郎は日本語を探求し続けている学者(辞書編纂者)だけど、知識をひけらかすのではなく、要所要所でボソッと呟く言葉が奥が深くて、心を掴まれるのよね。明里が骨格だけではなく、人柄に惹かれて行った気持ちはよく分かる。

颯は玉砕。杏花にとって最初(子供の頃)から家族に近い存在だった颯と、改めて結婚して家族になるのはやはり違うのかなと。

林太郎と明里の人前結婚式に割り込んで杏花にプロポーズ(しかも立ち聞きした颯のプロポーズの考え方“杏花ちゃんはそのままでいい”をパクった疑惑)、しかもキスまでしたのは、ドラマである事を割り引いても如何なものか、とは思ったけど、まあ着地点としては想像通りだった。
母親の役割は実母の安奈がしっかりと果たして行くのだから、杏花は晴太のパートナーとしてその輪に加わればいいのよ。(問題は子供を望んだ時にどうなるかだけどね)

林太郎と明里は“事実婚の週末婚”を選択、この余白を残した結婚は二人らしくて良かったな。

脚本=吉澤智子 演出=土井裕泰

No.242 22/06/21 18:43
匿名さん0 

>> 227 【2022春ドラマ】 「元彼の遺言状」10話まで終了。 前半はコメディー風味も加味した篠田の裁判員裁判、後半は篠田を殺人犯に仕立… 【2022春ドラマ】

「元彼の遺言状」全11話終了。

グダグダだったとまでは言わないけど、格好良く終わらせるのだったら、やはり前回を最終回にした方が良かったのにね。

何故蛇足の様な最終回をくっ付けたのか?

ドラマとしては晴れて透明人間から脱却し、本名で色々手続きが出来る篠田の喜びは描いておきたかった&本当は優しい人間である剣持の事を今一度強調して描き、綾瀬はるかのイメージを最後に上げておきたかった、という事なのかなと自分は想像したけど。(所謂大人の事情って事で)

このドラマの一つの特徴(だけど分かり難さの原因)でもある複数案件が同時進行し、剣持の失踪と黒丑の太客の件と篠田の詐欺被害の件が、最後に一つに収斂して行く様は面白かったけど、この他に津々井の娘の彼氏の失踪と、政治家の3億円紛失事件も同時進行していて、このスタイルに慣れて来たから理解は出来たけど、流石に多過ぎるだろうとは思った。

元彼の遺言状には二重の意味が有ったんだ!と分かってからは少し面白くなったけど、全体で観ると構成に凝り過ぎて分かり難くしてしまった印象が強い。

端的に表すと『策士策に溺れる』ってヤツだったなと。

脚本=杉浦憲明、脚本協力=伊吹一 演出=西岡和宏

No.241 22/06/19 14:33
匿名さん0 

【2022夏ドラマ】
取り敢えず初回は視聴予定の地上波ドラマ(月曜から曜日順)タイトル/主演

「競争の番人」杏、坂口健太郎
「魔法のリノベ」波瑠
★「消しゴムをくれた女子を好きになった。」大橋和也
「ユニコーンに乗って」永野芽郁
★「運命警察」片寄涼太、江藤萌生
★「パパとムスメの7日間」飯沼愛
「家庭教師のトラコ」橋本愛
「テッパチ!」町田啓太
★「僕の姉ちゃん」黒木華※全話配信済み
★「ちょこっと京都に住んでみた。」木村文乃
「六本木クラス」竹内涼真
「純愛ディソナンス」中島裕翔
「教祖のムスメ」茅島みずき※既に視聴中
「オクトー~感情捜査官 心野朱梨~」飯豊まりえ
「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」有村架純、中村倫也
「NICE FLIGHT!」玉森裕太
★「雪女と蟹を食う」重岡大毅
★「復讐の未亡人」松本若菜※全話配信済み
「空白を満たしなさい」柄本佑
「初恋の悪魔」林遣都、仲野太賀
「個人差あります」夏菜、白洲迅、新川優愛
★「彼女、お借りします」大西流星
「オールドルーキー」綾野剛
「新・信長公記〜クラスメートは戦国武将〜」永瀬廉

★印は24時以降に放送開始の深夜ドラマ
(関東の番組表より)

※まだ未発表の枠がいくつか有るので、分かり次第追記の予定

※月~木NHK「夜ドラ」8/22~
「あなたのブツがここに」仁村紗和

  • << 248 【2022夏ドラマ】/【追記】 取り敢えず初回は視聴予定の地上波ドラマ★は深夜ドラマ タイトル/主演 「プリズム」杉咲花 ※NHKドラマ10枠 脚本=浅野妙子←「恋マジ」が自分には全く合わなかったので、ちょっと不安。 ★「ロマンス暴風域」渡辺大知 ※TBSドラマイズム枠 漫画原作、脚本=開真理←「シジュウカラ」を書いた人なので期待している。 以下は自分は観ないが情報として タイトル/主演 「トモダチゲームR4」美 少年 ※テレ朝オシドラサタデー枠 昨年の夏ドラマと同様、23時からの60分枠に拡大、従って土曜ナイトドラマ枠は休止 「赤いナースコール」佐藤勝利 ※テレ東ドラマプレミア23枠 秋元康企画枠のミステリー&ラブサスペンスで、キャストが佐藤勝利しか発表されていない。 「僕の大好きな妻」百田夏菜子 ※フジテレビ土ドラ枠で放送中。初回は観たが感想は書かずに離脱。 「刑事7人season8」東山紀之 以下は自分は観ない深夜ドラマ ★「何かおかしい」濱正悟※既に放送中 ★「みなと商事コインランドリー」草川拓弥 ★「量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-」与田祐希 ★「晩酌の流儀」栗山千明 ★「理想ノカレシ」大政絢※既に放送中 以下は視聴中の深夜ドラマ ★「ザ・タクシー飯店」渋川清彦 ※感想は書かないが視聴中。飯テロドラマ。 (関東の番組表より)
  • << 249 【2022夏ドラマ】/追記 夏ドラマを調べていて気付いてしまったのだが、 NHK土曜ドラマ「空白を満たしなさい」柄本佑主演 6/25 22時~ 全5話 日テレ土曜ドラマ「初恋の悪魔」林遣都、仲野太賀W主演 7/16 22時~ の両方に柄本佑が出演していて丸被りなのだが…。 「空白…」が7/23で終わるので、被るのは「初恋…」の1~2話のみなのだけど、柄本さんは「初恋…」の方でも主要人物の一人なので、全く出さないという訳には行かないだろうし。どうするのだろう。 コロナ禍のドラマ撮影はスケジュールが狂ったり、放送日が決まらないまま取り敢えず先撮りしたりと、各局で四苦八苦しながら制作しており、一昔前だったら有り得なかった出演者の丸被りが起きてしまう原因になっている。 まあ昔と違って今は録画も出来るしTVerで無料視聴も出来るから、大騒ぎする程の事では無いのかもね。

No.240 22/06/19 08:31
匿名さん0 

>> 218 【2022春ドラマ】 「花嫁未満エスケープ」10話まで終了。 今回は高校時代の深見とゆうの姿や関係性が描かれたが、前回迄に描かれ… 【2022春ドラマ】

「花嫁未満エスケープ」11話まで終了。

ゆうの母親は癌が全身に転移し、末期で打つ手が無いと担当医に告げられるゆう。
そんなゆうを支えたのは、ゆうの母親から見舞いに来てと誘われ、軽いノリでそれに応えて来ていた尚紀だった。

ゆうが自分と別れた事を母親に話していない事を知った尚紀は、「結婚しよう」。
勿論形だけだけど、ウェディングドレス姿を見せて安心させてあげよう、という事だったのね。
母親が何も気付いていなかったのかは謎だけど、母のウェディングドレスを自分でリメイクした事で、本来の夢だったデザイナーに挑戦する事を決意したゆう。

尚紀は口ではもう前に進んでいるみたいな事を言っていたけど、実際はまだゆうの事が好きなのね、多分。ちょっとは成長しているみたいだけど、この二人が結ばれる事は無いと思う。
というか、母親の死をきっかけにゆう自身の生き方への意識が変わったので。

今回一番びっくりしたのは、深見が工業大学の建築科を卒業していた事。えー、卒業アルバムのゆうの言葉に触発されて、独学で頑張ったんじゃなくて、大学を受け直したって事?それともゆうにはああは言っていたけど、本当は建築科を受けて合格していたって事?
何かを見落としていたのかな、ちょっと混乱してる。

脚本=桑村さや香 演出=堀江貴大

  • << 252 【2022春ドラマ】 「花嫁未満エスケープ」全12話終了。 ずっと“誰かの特別”になりたいと思って生きて来たゆうの意識を変えたのは、母のウェディングドレスを自分様にリメイクした事だった。 「大切なのは自分の価値を自分が一番分かってあげる事」なのだと。 「もう二度と自分の幸せを他人に委ねる事の無い様に生きて行きたい」 結婚はしないと決めた訳ではなくて、好きになって、自分の生き方を変えなくてもお互いに幸せになれる相手とならするかもしれない、それがゆうの出した答えだった。 メロウズというブランドの服に強く惹かれてデザイン画を持ち込み、デザイナーとして採用されはしたが、オーナーデザイナーのお眼鏡に叶うデザインが描けていなかったゆうが、深見に会って「どんな事を考えてデザインしてるの?」と尋ねたら、「昔行ってた図書館の事はずっと頭にある。夢が生まれた場所だから」と返って来て、それがヒントになって原点に戻り、「自分を好きになる服を作ろう」と決めて、初めてオーナーデザイナーに認められるという流れは理解出来たが、それが何故あの服なのか?は正直分からなかった(苦笑) 最終回はゆうのモノローグによる説明台詞が多くて、ドラマとしてはイマイチだったな。 ※ゆうに“育てられた”尚紀を、「有りかな」と見直す堀田には笑ってしまった。 脚本=桑村さや香 演出=堀江貴大

No.239 22/06/19 00:00
匿名さん0 

>> 221 (続き) かつての産院に連れて行かれ、美羽の双子の行方を尋ねられるが知らないと答える。そこにエルマー遺伝子を引き継いでいると思われる星来を… 【2022春ドラマ】

「パンドラの果実」9話まで終了。

話としては自制心と狂気の間を行ったり来たりしながらも、西城の線から星来を奪った榊原に辿り着こうと単独で動く小比類巻の姿、自分が誕生させたウイルスの後始末をするのは自分の義務と、プロメテウスウイルスの無力化を必死に考える最上の姿、捜一と共に捜査をしながらも小比類巻をバックアップする長谷部の姿、住居侵入や暴行等、犯罪が疑われる小比類巻の単独行動を調査する監察官から、「私の命令で動いている」と小比類巻を庇う上司の島崎の姿をそれぞれ描き、最上が榊原に拉致され、プロメテウスウイルスを投与しても死なない方法を教えろと言われ、君塚のナノマシンを改良して使う方法を提案、榊原は猶予は与えず先に投与してしまい、美羽は18時間しか持たなかったから、それ迄に改良しろと迫る、という流れで、事態が大きく動いた訳では無いのだが、とにかくテンポが良く、理屈抜きで映像のカッコ良さで見せて来て、その畳み掛ける様な演出に引き込まれて、時間が経つのがあっという間だった。
最上の機転と小比類巻の執念で、星来を無傷で取り戻せる事を祈る。

父のせいで大学の研究室を追われた榊原を拾ってくれたのがカーンという関係性の中で、この榊原の暴挙とカーンの何らかの企みが交わって行くのかどうか、それはHuluでなのかな?

脚本=関久代、福田哲平 演出=羽住英一郎

  • << 255 【2022春ドラマ】 「パンドラの果実」全10話終了。 season2がHuluで配信される事は最初からアナウンスされていたので、地上波放送分はどこで区切りを付けるのかに一番興味が有ったのだが、8話から続く榊原の野望に、榊原の死をもって一応の区切りを付けるという形で終わらせていて、ではカーンの役割は何だったの?というモヤモヤは残ったけど、まあ星来は最上博士の尽力で生き延びる事が出来て、免疫力は普通レベル迄下がり、プロメテウスウイルスとインフルエンザウイルスを投与された為か、エルマー遺伝子も失われて本当に普通の子に戻ったとの事なので、小比類巻家としてはハッピーエンドだし、三枝と長谷部を相手にはしゃぐ星来と、その姿を見ながら微笑む小比類巻と最上と亜美の母という平和な構図で終わらせてくれたのも良かったと思う。 星来の体内で新型プロメテウスウイルスを作り出し、それをばら蒔く事でウイルスが人の生死を選別する公平な“最後の審判”を経て、生き残った人間が新しい世界を作って行くというのが榊原の思想だった。特殊な遺伝子を持つ人間の体内でしかこのウイルスは製造出来ない、というのがドラマ的な仕掛けだった訳だが、もしも新型コロナウイルスが人工の物なのだとしたら…とか考えた事のある身としては、切実さも感じたな。 ※羽住監督一人で撮り切った事に拍手を 脚本=関久代、福田哲平 演出=羽住英一郎

No.238 22/06/18 21:46
匿名さん0 

>> 215 【2022春ドラマ】 「インビジブル」9話まで終了。 リーパー=内通者=猿渡が視聴者に明かされたのが、開始から30分後。 やっ… 【2022春ドラマ】

「インビジブル」全10話終了。

一番知りたかった猿渡の安野殺害動機は顔を見られたから…だって(笑)超普通だった。

前回、猿渡の事を『これは一番使って欲しくなかったサイコパス設定としか思えない。』と書いたのだが、キリコが志村に説明する猿渡の正体がサイコパスその物で、「キリヒトもコントロールされてた」って、殆どの視聴者が感じてたと思うよ。

志村から内通者は捜一にいるかもしれないから誰も信じるな、と言われていたにも関わらず、志村が猿渡の別宅祖父の家に行くと言ってたと捜一の部屋でベラベラ喋る磯ケ谷と、それを立ち聞きして変だなとは思わずに(←ポンコツだらけだから罠を仕掛けるなんて1ミリも思わなかったのか?)別宅に直行する猿渡(←素直過ぎる)、クリミナルズに拘束させたからか安心して志村に過去の行状を話す猿渡(←不用心過ぎる)、スタジアムでもキリコにヒソヒソ話をしていたけど、録音機器をチェックもしていなかった(←本当にクリミナルズだったの?)等々、まあお粗末な結末。

このドラマの感想を一言で表すと『大言壮語』に尽きる。

あと一つ思ったのは、スターシステムの功罪ね。あれあれ?と思いながらも見続けたのは、高橋一生+柴咲コウの魅力は捨て難かったから。でも製作陣もそれにおんぶに抱っこじゃ情けないわな。

脚本=いずみ吉紘 演出=竹村謙太郎

No.237 22/06/18 01:34
匿名さん0 

>> 236 【訂正】

沙羅のネックレスの刻印は
✕RAY.A
○RAY.N

亜紀の調べたネットの情報では、「ナユタの民」の教祖の娘の名前は成宮零(なるみやれい)で、刻印と符合している。

No.236 22/06/17 21:37
匿名さん0 

>> 235 (続き)
窓越しに誰かが落ちて行くのが見える。

これで分かった。落ちたのはネックレスを盗んで持っていた亜紀。初回のあの救急車で運ばれた女子は、沙羅ではなくて亜紀だった。
遅れて屋上に来て、下の騒ぎを聞いて覗き込み、驚愕するいちか。
沙羅は悠然とあのネックレスを拾って行く。
亜紀にRAY.Aの刻印から調べるだけ調べさせて、突き落とした?沙羅。
そしてあの写真はあの海で、ビリビリに破いて捨ててしまった沙羅。

前回『これだけいちかに尽くすという事は、信頼させて後で大きく裏切る為の前振りなのではないか、やはり父親の和宏への恨みが有るのではないかと思えてならない。』と書いたのだが、ほぼ間違い無さそう。
和宏が教祖の記事を出さないのは、「奥さんの事を気にしてるとか?」と、上司?の静香が問い掛けるシーンが有ったので、もしかさしたらなのだが、妻は教祖の逮捕容疑で有る信者女性20人の毒殺事件の被害者だったのかも?

恐らく沙羅にとっては、愛してくれた父を奪って行くきっかけを作った憎き相手だと思っている和宏。だから彼の家庭を壊しに掛かっているのだろうか。

亜紀の兄は刑事。でも肉親の事件からは外される筈だし、そもそも事故扱いになるかもだから、独自で調べたりする設定にするのかな。

色々考えるとキリがないが、面白くて30分があっという間に終わってしまう。

脚本=中村允俊 演出=金井紘

  • << 250 【2022夏ドラマ】 「教祖のムスメ」4話まで終了。 和宏が書いた週刊新春の“ナユタの民”に関するスクープ記事が、結果的にこのカルト教団を潰す端緒となったらしく、沙羅(成宮零)にとっては和宏は父の仇で有り、復讐をする為に子供達の通う高校に転校して来たのは間違い無さそうだ。 前回、いちかは亜紀が落ちてから屋上に来たのだと思っていたら、もっと前から来ていて沙羅と亜紀の話を立ち聞きしていた事が分かる。「恩人だから沙羅を信じる」と言ったいちかだが、沙羅は刑事の聞き取りでいちかが疑われる様な証言をし、一真にも「いちかは亜紀を突き落とす様な事はしないから、屋上でいちかを見たなら本当の事を話した方がいい」と勧めて、結果的に一真が沙羅の証言を補強した為に、いちかは刑事に疑われる事に。この辺りの真綿で首を絞める様な沙羅の手口にはぞっとする。 学校を休んだいちかは、父親の部屋で“ナユタの民”の記事のゲラを見付けて読む。 警察が公表した被害者20人の名前と年齢の一覧に目を止めたいちかは「嘘でしょ!?」 大野京子(31)の事か?亡くなっているいちかの母親の名前も同じ京子なので、もしかしたら入信した事で離婚して旧姓に戻っていたという事か? もしそうなら、何故和宏は当時スクープ記事を書けたのか?今、教祖の記事を出す事に消極的なのは何故なのか?の理由になるのではないだろうか。 (続く)

No.235 22/06/17 21:15
匿名さん0 

>> 217 (続き) 下山と繋がっているアカウントを莉奈に貸し、あのネックレスも貸していた。写真は莉奈の物だし、ホテルで会おうのやり取りも実は莉奈とし… 【2022夏ドラマ】

「教祖のムスメ」3話まで終了。

探偵宜しく沙羅の事を嗅ぎ回っていた亜紀は、沙羅の私物を探っている所をいちかに見られ、慌てて掴んでいたあのネックレスをポケットに入れる。
二人の言い合いを立ち聞きしていた沙羅は、当然ネックレスは亜紀が盗んだのを分かっているのに、トイレで亜紀がネックレスを落とした時も見て見ぬ振りをしていたので、ちょっと意図が掴めなかったのだが。

一真に二人で出掛けない?と誘った沙羅は、彼のお気に入りの場所の海に連れて行って貰い、海は二度目で幼かった頃に父と来たと話す。
そのまま一真の自宅で夕食を取っていると父・正広が帰宅し、二人は挨拶をする。
沙羅は亜紀からのいちかへのLINEを盗み読みし、明日の昼休みに亜紀が沙羅の件でいちかと屋上で会おうとしているのをチェック。
その後一真の部屋に入り、壁に飾ってあった6才の誕生日祝いの、写真を貼ったボードを見て、一真からその頃父親がスクープ賞を取ってお祝いの旅行に行ったと説明を受ける。
帰るねと言って去って行く沙羅。あのボードの父と一真といちかの三人の写真だけが無くなっている。

そして翌日の昼休み、いちかを待つ亜紀の前に現れたのは沙羅。ジリジリと柵の無い(学校としては有り得ないが)縁へと追い詰められて行く亜紀。

屋上で沙羅と会う事になっていて、ルンルンで階段を上って行く一真の背中の
(続く)

No.234 22/06/16 22:22
匿名さん0 

>> 233 (続き)
やって来た警察官に連行される剛。

マスクを外していたし、吟子もお兄ちゃん呼びしていたので、特服=生徒会長の難破である事は結構周りに居た生徒にはバレていた感じで、深雪にも遂にバレて「難破くん!」って叫ぶのだが、振り返り何とも言えない目で深雪を見詰める剛に泣けて来た。間宮祥太朗は凄いわ。
「終わっちまったな」パトカーの中で呟く剛。

予告が無かったので、最終回はどうなるのか分からないのだが、ナオミは特服を洗濯し、剛の部屋に入って、受験勉強をしていたと思われる付箋だらけの本を開いたりしていたので、理解して許す日も近いのかなと思うし、猛は自分が原因の喧嘩で、剛がもし退学になるのだとしたら、どういう行動を取るのだろうかとか、あの意味不明な校長の行動は、白百合を守る為に闘った剛を助ける為の、白百合在校生VSワンマン校長の戦いへの前振りなのかとか、色々想像が膨らむ。

白百合の仲間が校長と戦ってくれれば、例え結果は退学だとしても、高卒認定試験を受けて美大にチャレンジする後押しになると思うし。

伍代、大丸というかけがえの無いツレも出来たし、家族とも和解して前向きな雰囲気で終わって欲しいなと願っている。

脚本=金澤達也 演出=本広克行、演出協力=佐々木敦規

  • << 246 【2022春ドラマ】 「ナンバMG5」全10話終了。 警察に剛を引き取りに行き連れ帰った父は、「お前は嘘付かされてたんだな、俺らに」と、剛が家を出て行って初めてその事に気付いたと伝え、悪かったなと謝る。 剛も謝り両親とは和解したが、猛だけはまだ怒っていた。 校長は剛の退学処分を決定。 そこからは予想通り、深雪が先頭に立って剛の処分撤回を求めて同級生達が体育館に立て籠り、桐山の「推薦取り消し」の脅しに屈して多くが離脱するが、今度は牧野が生徒を引き連れて加勢し、外からは大丸が音頭を取って処分撤回を要求。 その頃伍代は猛と会い、毒付く猛を一発殴り「難破のヤツもバカで単純だったら良かったのにな、あんたみたいに」と言って去って行く。 伍代に殴らせた時点で、猛の気持ちは十分伝わって来た。 白百合ではどんどん騒ぎが大きくなった事で桐山が校長を説得、退学処分は一旦取り消しになった。 それを直接伝える深雪に、1年の最初に借りたままになっていた消しゴムを返す剛。このシーンが切なかった。ずっと本気で好きだったから持ち続けていた深雪の消しゴムを返したのは、白百合のみんなに迷惑を掛けたからもう戻れないと思い込んでいたから。 でも深雪はみんなは難破くんに感謝している、一緒に卒業しようと説得。「約束して。もう喧嘩はしないって」と、深雪から指切りをして、やっと笑顔になる剛。 (続く)

No.233 22/06/16 21:46
匿名さん0 

>> 212 【2022春ドラマ】 「ナンバMG5」8話まで終了。 今回は大丸が中学時代に好きだった水野(森迫永依)が、兄・幸男が作った怪しげ… 【2022春ドラマ】

「ナンバMG5」9話まで終了。

予告で分かってはいたけど、兄に二重生活がバレて、正座で両親に告白するも、父は何故嘘を付いていたのかと怒り、兄貴が関東を制覇し、自分も期待されていたのは分かってたし、喧嘩をして帰って来ると皆嬉しそうな顔をするから言えなかったと剛が言い訳をすると、今度は母が「嘘と曲がった事が大嫌いなのは知ってんだろ!」と泣きながら怒り、特服を脱げと言われた剛は服を叩き付け「こんな家に生んで貰って迷惑なんだよ!」という流れで、役者さん全員の気持ちが入った演技が凄くて、こっちも泣きそうだった。

で、猛に「出て行けよ」と言われて飛び出し、伍代の家に居候して、これからの学費を稼ぐ為に夏休みは一日中アルバイトをしている中で、グレとグロに遭遇し、猛の代わりに喧嘩を売られたからボコボコにしたら逆恨みされ、学校を調べられて大勢で夏休み明けの白百合に乗り込まれ破壊が始まる。
大丸が伍代の家に持って来てくれていた洗濯済みの特服に着替え、戻って来た剛に吟子は逃げてと頼むが、「吟子、ここどこだ?大事な白百合だ!」と一歩も退かず、相手の大将をボコボコにしてしまう。

最初は経歴に傷が付くからと、破壊されても警察を呼ばせなかった校長が、何故か後から、チンピラ同士の喧嘩でウチは荒らされただけだから警察を呼べに変わり、(←この変化がイマイチ分からん)
(続く)

No.232 22/06/16 18:28
匿名さん0 

>> 231 (続き)
正直、6話迄はそれ程面白いとは思わずに、惰性で観ていた部分も有ったのだが、7話の社長ジュニアの登場する回から急にお仕事ドラマとしての面白さが出て来て、また初めて麻理鈴の“ワル”が発動された回でも有り、そこから最終回迄の“JK5”絡みの話はずっと面白かった。

女性社員には“ガラスの天井”が厳然として有るが、反対に男性社員には目立ちにくいが“ガラスの地下室”が有るのだという話にはなるほどなと思ったし、女性の問題の裏には必ず男性の問題が有る、それは会社だけの問題では無くて、日本という社会全体の問題でもあるという考え方には、その通りだと思う。
保育所の待機児童問題にしても、病児保育問題にしても、行政がそこにお金を回し、その気になれば解決出来ない問題では無いのだが…。

特に若い女性達には、明るくめげない麻理鈴を観ていると、明日への活力になると好評だったらしい。
この枠の、というか、今のドラマのターゲットはほぼこの層からせいぜい50才前位迄なので、その意味ではその層に向けての応援ドラマとしては成功したのではないかな。

今田美桜は思い切った主役起用だったけど、キャラも合っていたし期待には十分応えたと思う。

脚本=後藤法子 演出=南雲聖一

No.231 22/06/16 17:47
匿名さん0 

>> 211 【2022春ドラマ】 「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」9話まで終了。 通称JK5推進室に異動した麻理鈴は… 【2022春ドラマ】

「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」全10話終了。

峰岸からJK5に貴女は要らないと言われた麻理鈴は小野にこぼし、「結果を示して田中は必要な人材だと思わせるんだ」という的確なアドバイスを貰うと、勝手に分室を作り、小野の力も借りてまずは笹沼の“お飾り課長問題”を見事に解決してしまう。
自信を付けた麻理鈴は、今度は山瀬の力を借りて間宮マミコの夫に会いに行き、こちらもマミコの知らなかった夫の苦労や苦悩を聞き出し、マミコに伝える事で無事に離婚を回避させる。
川越にはゲーム感覚で、匿名で質問や相談をし合える、社内専用のWebサイトを作って貰い、管理職にならなくて済むなら残ろうかなと言って貰える。

夏目から、今年の女性新入社員83名の内、管理職になりたいという者は一人も居なかった、そういう会社だと分かっていたら受けなかったという者もいたと聞き、ショックを受けた様に見えた峰岸だったが、田村には「私自身が気付いてる、オウミは変わらないって」と話す。

麻理鈴の柔軟なやり方を見て反省した峰岸は、推進室に男性も入れる事や、男女共に管理職を目指さない社員も認める等、究極の男女平等を目指す事に。

麻理鈴は峰岸に社長になって下さい、その次は私がなりますと発破も掛ける。

オチはT・Oさん自身が麻理鈴の好きなT・Oは小野だと思い込んだ事だった。
(続く)

No.230 22/06/16 16:59
匿名さん0 

>> 210 【2022春ドラマ】 「明日、私は誰かのカノジョ」9話まで終了。 初心者に対するホストクラブの手引き書に思えて来たこのドラマ。原… 【2022春ドラマ】

「明日、私は誰かのカノジョ」10話まで終了。

1日4人の相手をして4万円、これなら母親にお金を返し楓にも会いに行けると一瞬喜ぶも、客の相手をする事への嫌悪感が抜けずに苦しむ萌。

それでも優愛と店に行き、4人でアフターしようよと言われると、36万5千円の掛けを承諾してしまう萌。
ボーリングに行き、深夜の街を歩く。理性ではお金で繋がった関係と分かっているのに、感情は主人公みたいな自分に酔いしれてしまう。

萌が初めて楓に優しくされた花園神社で、長いキスをして抱き締める楓。「誕生日いつ?」と聞き「お祝いするね」と畳み掛ける。(←小憎らしい程のテクニック)萌も誕生日を聞くと自分よりも早い。「お祝いするね」
でもホストへのお祝いはとんでもなく高く付く。
金銭感覚が麻痺した萌は大学も退学し、稼ぎに専念してしまう。
“お金に反比例して心がすり減って行く”と分かっていながら。

萌が楓には言わないでねと言っていた、誕生日祝いに高額ボトル(計130万円位)を入れる件を楓にバラし、優愛には「今日リシャ入れるんだって?」と言って、そんな予定は無かった優愛を怒らせた七星の立ち回り方って何なの?あれもヘルプの仕事の一環なの?

※萌が退学したと聞いても一つも驚かない雪が、ちょっと怖い。お金が必要と言われた時にこうなると予想していたのだとしても。

脚本=川原杏奈 演出=菅原正登

  • << 244 【2022春ドラマ】 「明日、私は誰かのカノジョ」11話まで終了。 楓の誕生日祝いの為に稼ぎたいと望んだ萌は、教師とJK(コスプレ)になって動画もOKというオプションの付いた客を相手にするが、「こんな姿、親には見せられないよねえ」「お母さ~ん、ごめんなさ~い」と煽る男の言葉に傷付き泣き出してしまう。 それでも何とか他の客をこなし、目標額をクリア。 誕生日当日、楓からのLINEに「もうすぐ着く。早く会いたい」と返信すると「桃花ちゃん、俺も早く会いたいよ」変換ミスかな、被りの客かな。 自分は客の中の一人でしかない。気付いていたけど気付かない振りをして来たのに、急に現実を突き付けられて、涙が止まらなくなる萌。グッドタイミングでみっこからのLINEが入る。 『あんたさあ、いつになったら顔見せに来るのよ!今夜はパリナイよ!』店の仲間の写真を見て、今度は泣き笑いに変わる萌。 萌が選んだのは楓が入口で待つホストクラブではなくて、みっこのバーだった。 「みっこの言う通り、大恋愛して来たよ」 髪型、メイク、ファッション全てが変わった萌を見て、恐らく全てを悟っているのだろうけど、とっても似合ってるわよと誉めて歓迎してくれるみっこ。ここがホーム。ここからリスタートすればいい。 ハルヒと罵り合い、互いの心を抉り合った優愛は遂にハルヒを切る。 (続く)

No.229 22/06/15 18:33
匿名さん0 

>> 228 (続き)
「はい、結婚します」と即答した林太郎。(←あの陽子のプロポーズを受けてくれてありがとうという手紙は、こういう事だったのね)

陽子は具合が悪く、万一自分に何か有った時に、お腹の子を託せる人が欲しかった。
林太郎は恩師から「今のままでは辞書編纂者にはなれないだろう」と言われた直後で、人とのふれ合いの中で変化する気持ちという物を、結婚する事で感じてみたかった。偶然利害の一致した二人が結婚し、直ぐに生まれたのが、陽子が別れてから妊娠に気付いたという、元恋人との子の杏花だった。
恩師から言われた様に目一杯生きて、杏花を育ててお父さん幸せだったと、涙を流しながら語る松重豊の演技にすっかりやられて、こっちも涙腺崩壊だった。

林太郎は杏花に話す前に、この事を晴太に先に話しており、やはり考えを変えた晴太は気持ちを伝える為に杏花の元へ走るのだが、タッチの差で颯に負けて、颯のプロポーズを立ち聞きする羽目に。
颯もグッと来る事を言うんだよなあ。
「家族は恋より壊れにくいよ。俺ずっと大切にする」

負け犬の様に去って行く晴太。

颯が当て馬にすらならなかった状態からここまで盛り返したかと感慨深い。

父の場合はゼロから杏花を育ててるけど、虹朗はある程度大きくなってるから難しさも有るしなあ。でも杏花は晴太が好きなのよね。

脚本=吉澤智子 演出=土井裕泰

  • << 243 【2022春ドラマ】 「持続可能な恋ですか?」全10話終了。 杏花が自室からリモートでヨガのレッスンをし、ヨガの精神として「足るを知る」という事があると話していたのを隣のリビングで聞いていた父の感想が、「自分が本当に求めている物を知らないと、足るを知るのも難しいんじゃないか?」←流石、言葉の伝道師! 林太郎は日本語を探求し続けている学者(辞書編纂者)だけど、知識をひけらかすのではなく、要所要所でボソッと呟く言葉が奥が深くて、心を掴まれるのよね。明里が骨格だけではなく、人柄に惹かれて行った気持ちはよく分かる。 颯は玉砕。杏花にとって最初(子供の頃)から家族に近い存在だった颯と、改めて結婚して家族になるのはやはり違うのかなと。 林太郎と明里の人前結婚式に割り込んで杏花にプロポーズ(しかも立ち聞きした颯のプロポーズの考え方“杏花ちゃんはそのままでいい”をパクった疑惑)、しかもキスまでしたのは、ドラマである事を割り引いても如何なものか、とは思ったけど、まあ着地点としては想像通りだった。 母親の役割は実母の安奈がしっかりと果たして行くのだから、杏花は晴太のパートナーとしてその輪に加わればいいのよ。(問題は子供を望んだ時にどうなるかだけどね) 林太郎と明里は“事実婚の週末婚”を選択、この余白を残した結婚は二人らしくて良かったな。 脚本=吉澤智子 演出=土井裕泰

No.228 22/06/15 18:01
匿名さん0 

>> 206 (続き) ご都合主義の設定にもびっくりしたあ(笑) 杏花は何で「結婚前提のお付き合い」に、考えを変えたのだろう。安奈に言われたから?… 【2022春ドラマ】

「持続可能な恋ですか?」9話まで終了。

晴太は結婚を意識した杏花に「続きません、そんな無理。杏花さんが杏花さんじゃなくなる」と言ってお付き合いを終わらせ、林太郎は明里に「貴女は普通に幸せになれる人です。私には…」と言って、正式なお付き合いは出来ないと辞退した。

相手を大切に思うあまりの決断。
でも明里が職場で倒れた事で状況は一変。お見舞いに駆け付けた林太郎は「やっぱり日向さんと生きて行きたいのです」と率直に告白。明里も「そうなったら私も幸せです」と伝え、二人はお付き合いをする事に。(←因みに病名は更年期障害)

「もう結婚はしない、一人で生きて行く」と言う杏花に林太郎は「どっちでも構わんが決め付けなくてもいいんじゃないか?生きて行くという事は変化して行くという事だ」←結婚しない派だった杏花は、晴太と出会い結婚したいと思えたのに、断られたらもう結婚はしないって、また決め付けてるからね。そして「生きるとは変化する事」とは、実は林太郎の恩師の教えであり、陽子との結婚に踏み切る切っ掛けとなった言葉でもあった事が、後から明かされた。

前回、杏花は陽子の連れ子かなと書いたのだが、それどころか未婚で身重だった陽子と卒業以来偶然再会し、具合が悪そうだったので「何か僕に出来る事は有りませんか?」と聞いたら、「じゃあ、私と結婚してくれませんか?」と言われ、
(続く)

No.227 22/06/14 19:24
匿名さん0 

>> 203 【2022春ドラマ】 「元彼の遺言状」9話まで終了。 今回は篠田の事件の有った港町のレストランに行き、当日何があったのかを篠田に… 【2022春ドラマ】

「元彼の遺言状」10話まで終了。

前半はコメディー風味も加味した篠田の裁判員裁判、後半は篠田を殺人犯に仕立て上げた関係者をあのレストランに集め、剣持が真相を暴く話で構成されていて、弁護士としての剣持の有能さと、一人の人間としての正義感が強調され、欲が無く優しい篠田の人間性も改めて浮かび上がり、役者綾瀬はるかと大泉洋の真骨頂も観られて満足の行く仕上がりだった。

高瀬先生を殺したいと思った事のある人は?と聞き、誰も居ないなら殺したのはただ一人、高瀬先生自身で自殺だと結論付け、そこ迄彼を追い込んだのは、6年前に小笠原(田山涼成)を刺した彼の自首に反対し、篠田に罪を被せ、高瀬に消せない罪悪感を背負わせたここに居る皆だと断罪する剣持は有能だったし、篠田は天涯孤独だと聞いていたから罪を被せたとの言い訳には、「高瀬先生は必要で篠田は必要ない?ふざけた事言ってんじゃないわよ!」と、正義感を爆発させる剣持は格好良かった。

津々井が、金の亡者ではなくなった剣持の事務所入りを断り、これからも篠田と二人であの事務所を続けて行く事になった剣持。
綺麗に収まったので、今回が最終回でも良かったのに、本当の最終回でまたグダグダにならないか、ちょっと不安。

※鈴木さんさあ、カメラの横移動、あの速さだと気持ち悪くなるのよ。

脚本=杉浦憲明 脚本協力=中園勇也、伊吹一 演出=鈴木雅之

  • << 242 【2022春ドラマ】 「元彼の遺言状」全11話終了。 グダグダだったとまでは言わないけど、格好良く終わらせるのだったら、やはり前回を最終回にした方が良かったのにね。 何故蛇足の様な最終回をくっ付けたのか? ドラマとしては晴れて透明人間から脱却し、本名で色々手続きが出来る篠田の喜びは描いておきたかった&本当は優しい人間である剣持の事を今一度強調して描き、綾瀬はるかのイメージを最後に上げておきたかった、という事なのかなと自分は想像したけど。(所謂大人の事情って事で) このドラマの一つの特徴(だけど分かり難さの原因)でもある複数案件が同時進行し、剣持の失踪と黒丑の太客の件と篠田の詐欺被害の件が、最後に一つに収斂して行く様は面白かったけど、この他に津々井の娘の彼氏の失踪と、政治家の3億円紛失事件も同時進行していて、このスタイルに慣れて来たから理解は出来たけど、流石に多過ぎるだろうとは思った。 元彼の遺言状には二重の意味が有ったんだ!と分かってからは少し面白くなったけど、全体で観ると構成に凝り過ぎて分かり難くしてしまった印象が強い。 端的に表すと『策士策に溺れる』ってヤツだったなと。 脚本=杉浦憲明、脚本協力=伊吹一 演出=西岡和宏

No.226 22/06/13 19:37
匿名さん0 

>> 225 【2022春ドラマ】/追記

「マイファミリー」全10話終了。

吉乃の供述は「暴露本で東堂と気付いた」だったけど、本当は友果事件の途中で、その酷似した手口からほぼ東堂がやっていると気付いていたと思う。
だから友果は殺される事はない、もしくはその建物の中には居ないと確信して、あの時生存確認を出来ないままでも“突入にGo”を出したのではないか?

友果事件の後で東堂に接触をしなかったのは、わざわざリスクを取りたくは無かったからで、想定外の暴露本を出されてからは、やはりこのまま放置は出来ないと考え、東堂に罪を被せるべく策を練ったのかなと思う。

で、東堂の「心春ちゃん」呼びについてなんだけど、亜希(珠城りょう)を騙って吉乃が温人に伝えた「あの人の中では心春は幼いままなんです」は、育児について吉乃に相談していたという亜希が、実際に話していた事なのだろうと推測すると、心春ちゃん呼びが抜けなかったのは分かるのだが、第三者に対しても心春ちゃん呼びを続けていた点に関しては、視聴者に実父ではないのでは?と思わせる為の、ミスリードだった可能性が高い。

タイトルの「マイファミリー」に関しては、文字通りの個々の家族、ハルカナという会社、そして警察という組織も含まれていたのかなと思う。
大きな意味の家族だから、吉乃は部下やその家族からの相談に親身になって乗ってあげていた筈なので。

No.225 22/06/13 00:13
匿名さん0 

>> 224 (続き)
だって秘匿捜査だった心春事件の詳細を完璧に模倣しているのだから、犯人はあの捜査内容を知っている内部の人間しか有り得ず、一番怪しいのは退職した東堂だと考えるだろうに。

実咲を自分が誘拐したのは、あの写真を持っていた実咲が吉乃に気付き、名刺の番号に電話をして直接会いに来たから。実咲は心春が急に引っ越したのは、何かの事件に巻き込まれたのではと尋ね、吉乃は事件の事は話せないと答えたが、写真を回収したかったので誘拐を決行した。
が、逃げ出した実咲が落下するという想定外の事が起き、瀕死の実咲を見た吉乃は動揺し、心春の様に何処かに遺棄する事が出来ず、助ける選択を東堂にさせた。

三輪の娘の誘拐も含めて、最終的に東堂と温人に罪を被せたかった様だが、心臓の悪い母親を心配する実咲の行動力と、瀕死の状態でもなお「お母さん」と言っていたその優しい気持ちが、吉乃の目論見を砕いた。

最終回にも温人が今度は葛城と組んで、真犯人を引っ掛ける設定が有って、この後でスカッとさせる手法は、このドラマの最大の面白さだったかもしれない。

途中から阿久津、香菜子、日下部とミスリードが激しくなり、特に香菜子と日下部の辺りは引き延ばし感が有って少し残念だった。

でも総体的には惹き付けられる物が有り、全てをリアタイで視聴させる魅力の有るドラマだったのは間違いない。

脚本=黒岩勉 演出=平野俊一

No.224 22/06/12 23:29
匿名さん0 

>> 202 【2022春ドラマ】 「マイファミリー」9話まで終了。 何か急に日下部管理官が過去に遡って強気で葛城を責め始め、“私が真犯人です… 【2022春ドラマ】

「マイファミリー」全10話終了。(最終回は15分拡大)

葛城が犯人は無いなと思っていたから、吉乃か、ゴリゴリのミスリードと思わせて敢えての日下部か、どちらかだろうなとは思っていたが、吉乃なのはいいとして、そもそもの泥沼にはまる原因が、吉乃と東堂の妻・亜紀の不倫というのが想定外でびっくり。

それに気付いた心春が密会中の写真を撮って吉乃に見せ、「もう会わないで下さい」と約束させ、それだけでは親が離婚するかもと思った心春は「私を誘拐して下さい」と吉乃に頼み、計画メモも持っていて、吉乃が誘拐は犯罪だからと言うと「決めるのは私です」←吉乃にとっては忘れられない言葉だったらしく、後の交渉で使っている。

吉乃がメモを見せてと手を出した瞬間にケータイを取ろうとして揉み合い、長い階段を落ちて行った心春。吉乃は心春を何処かに遺棄した。
その後吉乃は心春の誘拐をでっち上げ、心春は行方不明という事で幕引きを図った。
亜紀がアリバイを曖昧にしたのは、あの時に吉乃と会っていたからで、口止めもされていたから。心春は誘拐されたと思っていた亜紀は自分を責めて家を出た。

納得の行かなかった東堂は模倣誘拐犯となり、暴露本を出した所で吉乃は東堂の犯行と気付いたと供述しているが、これはちょっとおかしいのでは?
(続く)

No.223 22/06/12 19:29
匿名さん0 

>> 222 (続き)
ちょっと分かりにくかったけど、あの会話から推測すると二人は結婚はしていないみたいね。でも丸谷は真田が来る事を分かっていて、秘書に今日の予定はキャンセルすると伝えていたから、たまにしか会えないけど会えると嬉しい、そんな関係なのかな。

丸谷が29才の時に新発売した夏浪漫が30thになっていたので、丸谷は59才で真田は56才…その割に真田はチラッと見えた斜め後ろからの顔が、全然老けていない様な(笑)
でも24才だった一ノ瀬が第一営業部の部長になっているので、やっぱり30年後なのよね?

あの可愛いからおっさんへの変化は中々の物だけど、真田にさりげなく居場所を作ってあげた様な人間性は生まれ持っての物だから、CEOに迄出世したのも何となく頷ける。

山田涼介と芳根京子が役にハマっていたし、絵に描いた様な営業マン体質の一ノ瀬を好演した、大橋和也のキャラも良かったし、十分に楽しませて貰ったドラマだった。

脚本=田辺茂範 演出=新城毅彦

No.222 22/06/12 18:54
匿名さん0 

>> 201 【2022春ドラマ】 「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」8話まで終了。 今回はまた見事な構成。 付き合い始めたとは言え、… 【2022春ドラマ】

「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」全9話終了。(最終回は30分拡大)

真田に「私と別れて下さい。原因はあの人(謎のおっさん)のせいでは無いです。私の問題です」と言われてしまった丸谷は、山城に何が有ったのかを率直に尋ね、話をして貰う。
山城がスポーツ推薦で静岡の学校に行く事になり、一家で引っ越す話になった時に、引っ込み思案で居場所を作るのが大の苦手だった真田は猛反対し、母と二人で残ったのだが、そのまま両親は離婚。真田は自分のせいで家族を壊したと思っているが、山城は元々両親は上手く行っていなかったので真田のせいではないと言う。

営業では売上1割アップ作戦の為に、小さな小売店の販売データ(空缶実数作戦等)を集めたが、分析と活用は苦手。そこで丸谷は有給休暇中の真田に「分析と提案が必要です。みんなの居場所を守る為に力を貸して欲しい」と連絡、出社した真田は一気に仕事を片付ける。

消したかった過去を変えてくれたのは丸谷さんのおかげと、アメリカの大学の研究室に行く事を告げる真田。
お互いに相手に対して「何度でも恋をすると思う」と言い合う二人。

そして未来、ヤヨイビールのCEOになっている丸谷(おっさん)。スーツの真田らしき女性(後ろ姿のみ。声は芳根京子)が入って来て「ご無沙汰してます」
「久しぶり」と応えるおっさん。
(続く)

No.221 22/06/12 18:00
匿名さん0 

>> 220 (続き)
かつての産院に連れて行かれ、美羽の双子の行方を尋ねられるが知らないと答える。そこにエルマー遺伝子を引き継いでいると思われる星来を心配した小比類巻から電話。思わず「保育園」と言った事を聞き逃さなかった榊原は、スマホを取り上げて写真を見て、亜美やその子供の星来を確認、手下の西城(平山祐介)に星来の拉致を命じる。

そこからは手下と小比類巻のどっちが早く着くかの競争だったが、手下(鷲見玲奈=影山沙也香という役名らしい)が先に着き、連れ去ってしまう。

美羽と亜美が双子と判明した時点で、エルマー遺伝子の継承=榊原に狙われる=警察の力で星来を緊急保護って頭が回らなかったのかなとか、何でコッヒーは悠長にタクシーに乗って渋滞に巻き込まれてるのさ、警察官なんだからパトカーを回して貰えばいいのにとか思ったけど、まあそれを言ったらおしまいか(笑)

これまで、亜美の蘇生の可能性に少しでも光が見えると、心が揺れていた小比類巻ではあるが、その都度冷静さは取り戻していたけど、今回は絶対に自分が守って行かなければいけない存在の娘とあって、感情を剥き出しにし、コントロール出来なさそうな状態になっている。

遠因となったのは最上が作り出したプロメテウスウイルスだし、残り2話となって小比類巻と星来と最上に話が収斂して来た。

で、カーンの役割とは?

脚本=福田哲平、関久代 演出=羽住英一郎

  • << 239 【2022春ドラマ】 「パンドラの果実」9話まで終了。 話としては自制心と狂気の間を行ったり来たりしながらも、西城の線から星来を奪った榊原に辿り着こうと単独で動く小比類巻の姿、自分が誕生させたウイルスの後始末をするのは自分の義務と、プロメテウスウイルスの無力化を必死に考える最上の姿、捜一と共に捜査をしながらも小比類巻をバックアップする長谷部の姿、住居侵入や暴行等、犯罪が疑われる小比類巻の単独行動を調査する監察官から、「私の命令で動いている」と小比類巻を庇う上司の島崎の姿をそれぞれ描き、最上が榊原に拉致され、プロメテウスウイルスを投与しても死なない方法を教えろと言われ、君塚のナノマシンを改良して使う方法を提案、榊原は猶予は与えず先に投与してしまい、美羽は18時間しか持たなかったから、それ迄に改良しろと迫る、という流れで、事態が大きく動いた訳では無いのだが、とにかくテンポが良く、理屈抜きで映像のカッコ良さで見せて来て、その畳み掛ける様な演出に引き込まれて、時間が経つのがあっという間だった。 最上の機転と小比類巻の執念で、星来を無傷で取り戻せる事を祈る。 父のせいで大学の研究室を追われた榊原を拾ってくれたのがカーンという関係性の中で、この榊原の暴挙とカーンの何らかの企みが交わって行くのかどうか、それはHuluでなのかな? 脚本=関久代、福田哲平 演出=羽住英一郎

No.220 22/06/12 17:29
匿名さん0 

>> 198 (続き) あくまでも抵抗しようと思えば、同じペースメーカーとナノマシーンを使った実証実験を要求する事も出来た筈で、それをせずに証拠まで自ら… 【2022春ドラマ】

「パンドラの果実」8話まで終了。

最初に最上からどんなウイルスにも強い、都市伝説級のエルマー遺伝子の説明が有って、亜美のそっくりさんの黛美羽の死因がサイトカインストーム(免疫の暴走)と分かり、原因が最上が作り出し速水(栗山千明)が改変したプロメテウスウイルスだと判明。その後のDNA鑑定で、美羽はエルマー遺伝子の保持者と分かり、亜美と双子だった事も確定。

榊原(加藤雅也)は速水から奪った未完成のプロメテウスウイルスを、エルマー遺伝子の持ち主の美羽に投与し、不老不死ウイルスとして完成させようと目論んでいたが、失敗して美羽は死亡。

美羽の実母は人工受精によるシングルマザーを希望して、榊原の父・茂吉の産院で治療を受けて双子を出産したが、数ヶ月で肺炎で死亡。その産院の看護師だった黛かえでと小比類巻の義母、四宮聡子(石野真子)が別々に養子として引き取った。
茂吉は不妊治療等の人工受精の際に、遺伝子操作を行っていると告発され、生まれたと噂された双子は“悪魔の子”と呼ばれていた。その為に養子に出された時点で、戸籍を改竄して双子と分からない様にしていたらしい。←どういう手を使ったのか疑問だが。

小比類巻には亜美が双子だったかは知らないと答えていた聡子だが、美羽の死をかえでの墓に報告、それを見ていた榊原に声を掛けられたのか?車に同乗して←何故乗った?、
(続く)

No.219 22/06/11 16:23
匿名さん0 

>> 100 【2022春ドラマ】/短文雑感 「妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪-」3話まで終了。  何だろう、何で前作みたいにスカッと笑えないん… 【2022春ドラマ】

「家政夫のミタゾノ」⑤全8話終了。

今シリーズは久々に面白いなと思いながら観ていた。
一番の要因はミタゾノのパートナー素子を、元ヤンキーで口も悪いし教養も無いけど、曲がった事は大嫌いでミタゾノを尊敬していて、「姐さん姐さん」と慕い絶対服従と、強目だけど分かり易いキャラに設定して、彼女がじっと見詰めるだけで元ヤンを連想出来そうな位に目力の強い山本舞香をキャスティング出来た事に有ると思う。

そしてキャラが中途半端で必要性を感じられない光(伊野尾慧)を、現場に出させずに事務所の待機要員にした事で、その分、派遣先での話もミタゾノと素子が使える時間が増えて、じっくり話を構築する事が出来たと思う。(紹介所の待機要員が、所長も含めると4人というのも凄いが(笑))

次が有るとしたらまたパートナーは交代するんだよね。素子より存在が面白い設定にするのは、結構大変なのではと今から心配してしまう。

※11月に舞台化するとの事で、コンテンツとしてはテレ朝に多大な貢献をしているよね、このドラマと松岡くんは。

脚本=八津弘幸 演出=片山修

No.218 22/06/11 15:46
匿名さん0 

>> 195 【2022春ドラマ】 「花嫁未満エスケープ」9話まで終了。 指輪のお礼を言って無かった事に気付き、LINEのやり取りの最後に「指… 【2022春ドラマ】

「花嫁未満エスケープ」10話まで終了。

今回は高校時代の深見とゆうの姿や関係性が描かれたが、前回迄に描かれた二人の事を補完する程度の意味合いでしかなく、正直引き延ばし感が強くて少しがっかり。

深見は低い合格率にビビって一級建築士への道を諦めたのに、卒業アルバムに書いて貰ったゆうの言葉「少しでも私を見てくれてありがとう。素敵な大人になってね」に奮起して、独学で勉強して難関資格試験に合格したのだから、もっと自分に自信を持てばいいのに。

友達の家に行くから、実家に戻る迄は自由に使ってと置き手紙をして深見は家を出て、ゆうはLINEで「この部屋には居られないからホテルに泊まります。ちゃんと私を見てくれてありがとう」と送信。高卒の時と同じ言葉を掛けられて、深見が奮起した自分を思い出してくれるといいけどね。

次回予告では尚紀がゆうに「結婚しよう」。
ゆうがウェディングドレスを着て、母親に「絶対幸せになる」って言ってたけど、相手が尚くんとは限らないよね。

脚本=桑村さや香 演出=堀江貴大

  • << 240 【2022春ドラマ】 「花嫁未満エスケープ」11話まで終了。 ゆうの母親は癌が全身に転移し、末期で打つ手が無いと担当医に告げられるゆう。 そんなゆうを支えたのは、ゆうの母親から見舞いに来てと誘われ、軽いノリでそれに応えて来ていた尚紀だった。 ゆうが自分と別れた事を母親に話していない事を知った尚紀は、「結婚しよう」。 勿論形だけだけど、ウェディングドレス姿を見せて安心させてあげよう、という事だったのね。 母親が何も気付いていなかったのかは謎だけど、母のウェディングドレスを自分でリメイクした事で、本来の夢だったデザイナーに挑戦する事を決意したゆう。 尚紀は口ではもう前に進んでいるみたいな事を言っていたけど、実際はまだゆうの事が好きなのね、多分。ちょっとは成長しているみたいだけど、この二人が結ばれる事は無いと思う。 というか、母親の死をきっかけにゆう自身の生き方への意識が変わったので。 今回一番びっくりしたのは、深見が工業大学の建築科を卒業していた事。えー、卒業アルバムのゆうの言葉に触発されて、独学で頑張ったんじゃなくて、大学を受け直したって事?それともゆうにはああは言っていたけど、本当は建築科を受けて合格していたって事? 何かを見落としていたのかな、ちょっと混乱してる。 脚本=桑村さや香 演出=堀江貴大

No.217 22/06/11 14:58
匿名さん0 

>> 216 (続き)
下山と繋がっているアカウントを莉奈に貸し、あのネックレスも貸していた。写真は莉奈の物だし、ホテルで会おうのやり取りも実は莉奈としていたのだ。

妹の為に沙羅を餌食にさせてはいけないと、サイトの写真からホテルを特定、友達に部屋を特定して貰った一真が飛び込むと(部屋の鍵はどうした?)、そこに居たのは知らない女性で大混乱。「何でパパがここに居るの?」「お前こそどうして…違うんだこれは」とか言い合っているのも、全て配信されていて、隣の部屋でそれを観ながら高笑いする沙羅。下山達が居なくなると、あのネックレスを回収して去って行った。

初回は有りがちな仕返しだったけど、今回は強烈な傷跡を残す仕返しで、下山を懲戒解雇にまで追い込んだ。

これだけいちかに尽くすという事は、信頼させて後で大きく裏切る為の前振りなのではないか、やはり父親の和宏への恨みが有るのではないかと思えてならない。

亜紀の兄(栁俊太郎)は刑事らしくて、予告では動き始めていたから沙羅がどう対応するのか興味津々。

※莉奈役の花田優里音は、恵体なのに童顔というアンバランスさが個性になるし、演技力も有るのでいずれどこかでブレイクするかもしれない。覚えておこう。

脚本=中村允俊 演出=金井紘

  • << 235 【2022夏ドラマ】 「教祖のムスメ」3話まで終了。 探偵宜しく沙羅の事を嗅ぎ回っていた亜紀は、沙羅の私物を探っている所をいちかに見られ、慌てて掴んでいたあのネックレスをポケットに入れる。 二人の言い合いを立ち聞きしていた沙羅は、当然ネックレスは亜紀が盗んだのを分かっているのに、トイレで亜紀がネックレスを落とした時も見て見ぬ振りをしていたので、ちょっと意図が掴めなかったのだが。 一真に二人で出掛けない?と誘った沙羅は、彼のお気に入りの場所の海に連れて行って貰い、海は二度目で幼かった頃に父と来たと話す。 そのまま一真の自宅で夕食を取っていると父・正広が帰宅し、二人は挨拶をする。 沙羅は亜紀からのいちかへのLINEを盗み読みし、明日の昼休みに亜紀が沙羅の件でいちかと屋上で会おうとしているのをチェック。 その後一真の部屋に入り、壁に飾ってあった6才の誕生日祝いの、写真を貼ったボードを見て、一真からその頃父親がスクープ賞を取ってお祝いの旅行に行ったと説明を受ける。 帰るねと言って去って行く沙羅。あのボードの父と一真といちかの三人の写真だけが無くなっている。 そして翌日の昼休み、いちかを待つ亜紀の前に現れたのは沙羅。ジリジリと柵の無い(学校としては有り得ないが)縁へと追い詰められて行く亜紀。 屋上で沙羅と会う事になっていて、ルンルンで階段を上って行く一真の背中の (続く)

No.216 22/06/11 14:31
匿名さん0 

>> 204 【2022夏ドラマ】 「教祖のムスメ」(storyboard・MBS、製作委員会)脚本=中村允俊 出演=茅島みずき、藤原大祐、豊嶋花、… 【2022夏ドラマ】

「教祖のムスメ」2話まで終了。

あの日、旧体育館から出て来る美優と、中に居た沙羅と一真を目撃した亜紀(莉子)は、美優が急に引っ越した原因は沙羅に有ると疑い、調べ始める。
立ち聞きとかは王道だし、下山(近藤公園)の机の上に有った沙羅の履歴書をスマホで撮るのも分かるけど、転校前の高校に電話をしたら「その生徒は在籍していませんでした」と相手が喋るというのは、令和の時代には有り得ず、ご都合主義でちょっと引いた。

下山の裏の顔は、自分が関係を持った女子高生の写真を晒すサイトを持っているワルで、友達からいちかの写真が載っていると聞いた一真は沙羅に相談、相手は下山といちかから聞いていた沙羅は、自ら近付き理由を作って自宅に行き、下山の帰宅前にすっかり娘の莉奈(花田優里音)と仲良くなる。

下山から写真を要求された沙羅は、例のNのネックレスを着けた首から胸上の写真を送り、ホテルで会う事にする。
沙羅がシャワーを浴びている最中に後から来た下山は、サイトのLIVE配信用に隠し撮りのスマホをセット。
そして出て来た沙羅…の筈が、バスタオルを巻いて立っていたのが娘の莉奈で、お互いに驚愕する。
いやあ、このからくり、沙羅の策略には観ているこっちも驚愕した。

あの日、娘と仲良くなった沙羅は、出会い系アプリに興味を持つ莉奈を巧みに誘導。
(続く)

No.215 22/06/11 00:01
匿名さん0 

>> 196 【2022春ドラマ】 「インビジブル」8話まで終了。 クリミナルズの興業師が陳腐で笑っちゃうんだけど。なのであれやこれやの話は端… 【2022春ドラマ】

「インビジブル」9話まで終了。

リーパー=内通者=猿渡が視聴者に明かされたのが、開始から30分後。
やっぱりねの結果だったけど、動機としては正義感が強過ぎて歪んでしまったのかなと想像していたら全く違っていて、何と11才の時に既にナイフで通り魔殺人を犯して補導されており、その後警察に入れたのは警察一家の息子だからなのかは知らないが、キリコの父の時代からクリミナルズとして使われていて、やり過ぎてしまう為に父親からは切られ、その後キリヒトの依頼でその父親も殺しているので、これは一番使って欲しくなかったサイコパス設定としか思えない。

意外だったのが、冷酷無比で頭も切れると思っていたキリヒトが結構甘ちゃんで、既に猿渡に支配されていい様に転がされている事。作者としてはここ(壮大な張りぼてキリヒト)を見せ場にしたかったのかね?

前回『キリヒトは何故あんなにキリコに執着するのか。』『まさかシスコンなんてオチは、無いよね?(笑)』と書いたのだけど、「何で俺じゃなくてあいつ(志村)なんだ!」って言ってたから、そんなに的外れでは無かったのかも(笑)
まあキリコの生体認証でしか開かない父親の書庫に入りたかった、というのが一番の理由だとは思うけど。

猿渡が何で安野も殺したのか、そこは知りたいかな。

脚本=槌谷健、脚本協力=いずみ吉紘 演出=棚澤孝義

  • << 238 【2022春ドラマ】 「インビジブル」全10話終了。 一番知りたかった猿渡の安野殺害動機は顔を見られたから…だって(笑)超普通だった。 前回、猿渡の事を『これは一番使って欲しくなかったサイコパス設定としか思えない。』と書いたのだが、キリコが志村に説明する猿渡の正体がサイコパスその物で、「キリヒトもコントロールされてた」って、殆どの視聴者が感じてたと思うよ。 志村から内通者は捜一にいるかもしれないから誰も信じるな、と言われていたにも関わらず、志村が猿渡の別宅祖父の家に行くと言ってたと捜一の部屋でベラベラ喋る磯ケ谷と、それを立ち聞きして変だなとは思わずに(←ポンコツだらけだから罠を仕掛けるなんて1ミリも思わなかったのか?)別宅に直行する猿渡(←素直過ぎる)、クリミナルズに拘束させたからか安心して志村に過去の行状を話す猿渡(←不用心過ぎる)、スタジアムでもキリコにヒソヒソ話をしていたけど、録音機器をチェックもしていなかった(←本当にクリミナルズだったの?)等々、まあお粗末な結末。 このドラマの感想を一言で表すと『大言壮語』に尽きる。 あと一つ思ったのは、スターシステムの功罪ね。あれあれ?と思いながらも見続けたのは、高橋一生+柴咲コウの魅力は捨て難かったから。でも製作陣もそれにおんぶに抱っこじゃ情けないわな。 脚本=いずみ吉紘 演出=竹村謙太郎

No.214 22/06/10 18:43
匿名さん0 

>> 213 (続き)
↑上記は何故大場はキャラ変したのかの、これは私の脳内補完による想像。
出来ればキャラ変前後に、“中二病”の部分を母親にだけはポロッと口走る様なシーンを挟んでおいてくれたら、校長についてもっと理解をしながら観られたと思う。
結婚してようが子供が出来ようが、子供時代のトラウマが消えない事はある、それは理解出来るので、ヒントになる様なシーンは先に一度見せておいて欲しかった。

桐沢と折原の恋バナについては、イチャコラ部分は超ロングショットのワンシーンだけで、桐沢に父親になって欲しい圭太が校長に直談判で、もし二人が結婚して桐沢が講師を辞めなければいけなくても、コーチは続けられる様にして欲しいと訴え、ほだされた校長が理事会に諮って規則を変えるという、意表を突いた設定にしたのは良かった。

後半のインターハイ予選に向けての練習、前日のミット打ちで、桐沢が一人一人に声を掛けて奮い立たせ、全員がリングに上がっての円陣、そして当日の試合と、畳み掛ける様に一気に見せる演出はやはりグッと来た。

水野と玉乃井がインターハイに進出し、垂れ幕は見せるけど試合結果迄は見せない、見せ場はそこではないとするこの演出も良かった。

ついでに言えば圭太が「お父さん」と桐沢を呼び、店のキッチンに入った折原と桐沢の薬指に指輪で、結婚した事を知らせるのも洒落ていた。

脚本=福田靖 演出=星野和成

No.213 22/06/10 18:08
匿名さん0 

>> 194 【2022春ドラマ】 「未来への10カウント」8話まで終了。 色々有って無気力でいつ死んでもいいと思っていた一人の男が、嫌々引き… 【2022春ドラマ】

「未来への10カウント」全9話終了。(初回と最終回は15分拡大。書かなかったけど3話を除いて各回6~10分それぞれ拡大していた。発注に対して収め切れなかったのは、脚本のバランスが悪かったのかなと)

桐沢が三足のわらじを履いて倒れて、起き上がってから「4ヵ月前ならこのまま死なせてくれと思っただろうけど、今は違う。」ボクシング部の皆と出会い、生きる意味を見出だした桐沢は、「今は違う。俺は目一杯生きたいんだ。最高に楽しいと思っている。ダッサイのは今日だけだ」←この台詞と「今は体が慣れていないだけ」という台詞が有ったので、“無理する桐沢”に関しては納得出来た。

大場校長と父親の確執の裏に有った、大場の“中二病”から抜け切れていない様な、「娘の私が父の一番で居たかったのに、父の一番はいつもボクシング部」「認めて貰いたかった、誉めて欲しかった」との思いが、当初のボクシング部への冷たい対応の要因で、父親の退職を機に自然消滅させるつもりだったが、一番の嫉妬の対象だった桐沢が新コーチとして来たので、父親憎しボクシング部憎しがヒートアップしてしまったという事の様だ。
ところが桐沢の指導で部員が徐々に上達しだすと、進学校への変貌と強豪ボクシング部の復活の両方で父親に認めさせようと、考えを改めた様で、その旗印として打倒京明を掲げた。
(続く)

No.212 22/06/09 16:41
匿名さん0 

>> 193 【2022春ドラマ】 「ナンバMG5」7話まで終了。 吟子が白百合に入学するという事で、多分面白くなるだろうなと思って観たら、や… 【2022春ドラマ】

「ナンバMG5」8話まで終了。

今回は大丸が中学時代に好きだった水野(森迫永依)が、兄・幸男が作った怪しげな借金700万に苦しめられていると知り、相手の男・ヤクザの息子の安藤(葵揚)に直談判をする為に、伍代と水野を連れて広島に乗り込む話。

同じ時に剛は楽しみにしていた修学旅行で広島に滞在。その事を知っていた大丸は、剛に助けは求めず一人で闘う(伍代は安藤の手下に捕まっていた)が、病院送りに。
島崎の腹痛で病院に来ていた剛は、大丸達の話を立ち聞きして、次の喧嘩には猛がバッグに入れていた特服を来て助けに行く。
勿論ボコボコにして、借金をチャラにする代わりに剛が負けた事にしてやる。

大丸達と安藤のやり取りのシーンと、修学旅行の楽しいシーンが、矢継ぎ早に行き来する演出がちょっとうるさくて落ち着かなかったかな。

桐山の部屋点検から隠れる為に、同じ布団に潜り込んだ剛と深雪のシーンが、何もしていないのに妙にエロチックだった。所々で見せる、森川葵の女を出して来る演技が絶妙で上手いなあと感心。

負けた事を手下に?SNSでバラされた安藤が誤解して剛に、隣のおばちゃんに暴力を振るった男達(グレとグロ)をボコボコにした猛に奴らが、それぞれ仕返しに来るのではとちょっと心配(吟子とナオミの事がね)。

そして次回、二重生活が家族にバレる!

脚本=金澤達也 演出=尾崎隼樹

  • << 233 【2022春ドラマ】 「ナンバMG5」9話まで終了。 予告で分かってはいたけど、兄に二重生活がバレて、正座で両親に告白するも、父は何故嘘を付いていたのかと怒り、兄貴が関東を制覇し、自分も期待されていたのは分かってたし、喧嘩をして帰って来ると皆嬉しそうな顔をするから言えなかったと剛が言い訳をすると、今度は母が「嘘と曲がった事が大嫌いなのは知ってんだろ!」と泣きながら怒り、特服を脱げと言われた剛は服を叩き付け「こんな家に生んで貰って迷惑なんだよ!」という流れで、役者さん全員の気持ちが入った演技が凄くて、こっちも泣きそうだった。 で、猛に「出て行けよ」と言われて飛び出し、伍代の家に居候して、これからの学費を稼ぐ為に夏休みは一日中アルバイトをしている中で、グレとグロに遭遇し、猛の代わりに喧嘩を売られたからボコボコにしたら逆恨みされ、学校を調べられて大勢で夏休み明けの白百合に乗り込まれ破壊が始まる。 大丸が伍代の家に持って来てくれていた洗濯済みの特服に着替え、戻って来た剛に吟子は逃げてと頼むが、「吟子、ここどこだ?大事な白百合だ!」と一歩も退かず、相手の大将をボコボコにしてしまう。 最初は経歴に傷が付くからと、破壊されても警察を呼ばせなかった校長が、何故か後から、チンピラ同士の喧嘩でウチは荒らされただけだから警察を呼べに変わり、(←この変化がイマイチ分からん) (続く)

No.211 22/06/09 15:55
匿名さん0 

>> 192 【2022春ドラマ】 「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」8話まで終了。 備品管理課に戻ったら、2名が今日で… 【2022春ドラマ】

「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」9話まで終了。

通称JK5推進室に異動した麻理鈴は、室長の峰岸から幹部候補20名の研修プログラムを任され張り切って働くが、最初は盛況だった週1の研修会もどんどん人が減って行き…。
川端(近藤春菜)は、管理職になるとエンジニアの現場を離れなければならず悩んでいたが、管理職を拒否すると居辛い雰囲気になっているオウミには居たくないと退職を希望し、間宮(桜井ユキ)は企画開発でプロジェクトリーダーを任され張り切るが、子育てを犠牲にしている事を夫から責められ別居、離婚すると思うと言い出す。

峰岸は去る者は追わず、離婚するならシングルマザーの手当てを増やすとにべもない。

半年後、オウミの中は優遇される女性に対する男性社員や、手当てが手厚い子持ち女性に対する独身社員のやっかみや反発が酷く、雰囲気はギスギスして最悪に。
また田村は貢献度の低そうな男性管理職の肩叩きを始めたらしく、田村も峰岸も改革に痛みを伴うのは当たり前というスタンス。

こんな筈では無かったと思う麻理鈴は、以前「会社は人よ」と言っていた峰岸の言葉を思い出し、「峰岸さんに逆らいます」と宣言する。

全編シリアスで別のお仕事ドラマみたいになっていたけど、色々考えさせられて見応えが有った。最終回が楽しみ。

脚本=後藤法子、松島瑠璃子 演出=内田秀実

  • << 231 【2022春ドラマ】 「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」全10話終了。 峰岸からJK5に貴女は要らないと言われた麻理鈴は小野にこぼし、「結果を示して田中は必要な人材だと思わせるんだ」という的確なアドバイスを貰うと、勝手に分室を作り、小野の力も借りてまずは笹沼の“お飾り課長問題”を見事に解決してしまう。 自信を付けた麻理鈴は、今度は山瀬の力を借りて間宮マミコの夫に会いに行き、こちらもマミコの知らなかった夫の苦労や苦悩を聞き出し、マミコに伝える事で無事に離婚を回避させる。 川越にはゲーム感覚で、匿名で質問や相談をし合える、社内専用のWebサイトを作って貰い、管理職にならなくて済むなら残ろうかなと言って貰える。 夏目から、今年の女性新入社員83名の内、管理職になりたいという者は一人も居なかった、そういう会社だと分かっていたら受けなかったという者もいたと聞き、ショックを受けた様に見えた峰岸だったが、田村には「私自身が気付いてる、オウミは変わらないって」と話す。 麻理鈴の柔軟なやり方を見て反省した峰岸は、推進室に男性も入れる事や、男女共に管理職を目指さない社員も認める等、究極の男女平等を目指す事に。 麻理鈴は峰岸に社長になって下さい、その次は私がなりますと発破も掛ける。 オチはT・Oさん自身が麻理鈴の好きなT・Oは小野だと思い込んだ事だった。 (続く)

No.210 22/06/09 14:54
匿名さん0 

>> 191 (続き) 「何でお前だけ頑張っている様な言い方するの?」 「ハルヒの幸せは私の不幸の上に成り立ってるんだよ」 優愛に見えない様にタバコ… 【2022春ドラマ】

「明日、私は誰かのカノジョ」9話まで終了。

初心者に対するホストクラブの手引き書に思えて来たこのドラマ。原作の漫画家は相当時間を掛けて調べ上げたんだろうなと思わされる。

ハルヒも楓も客のタイプによって対応を変えるのだろうけど、今見えている部分だけで言えば、ハルヒは優愛にはっきりと売上を要求し、なだめる為なら枕営業も辞さないタイプで、楓は「ごめんね」「萌はそんな事しなくていいんだよ」と、表向きは売上を求めないタイプで対照的。
だけど楓は被り客が離さない(その分お金を使っている)という名目で、中々席に戻れない状況を作り、その間にヘルプがシャンパンを入れると◯◯が出来ますよとシステムを説明、萌自身が勝手に被り客に対抗心を燃やして、自らの判断でお金を使う様に仕向けて行く。

楓が横に座り「嬉しいよ」と言ってくれるのが至上の喜びになり、また来る選択をさせる“楓沼”。「無理しないでね」と言われると無理をしたくなってしまう、そして萌は風俗の沼に落ちて行った。

リナに雪を紹介して貰い、レンタル彼女で稼ぐつもりだったけど、座学や模擬デート等の研修が有り、実際に稼げるのは1ヵ月後からと言われた萌は、金欠が切羽詰まっていて風俗を選んだ。

初めて女の子として扱ってくれた(と思わされている)楓の為に、心をすり減らして行くのだろう萌が切ない。

脚本=三浦希紗 演出=菅原正登

  • << 230 【2022春ドラマ】 「明日、私は誰かのカノジョ」10話まで終了。 1日4人の相手をして4万円、これなら母親にお金を返し楓にも会いに行けると一瞬喜ぶも、客の相手をする事への嫌悪感が抜けずに苦しむ萌。 それでも優愛と店に行き、4人でアフターしようよと言われると、36万5千円の掛けを承諾してしまう萌。 ボーリングに行き、深夜の街を歩く。理性ではお金で繋がった関係と分かっているのに、感情は主人公みたいな自分に酔いしれてしまう。 萌が初めて楓に優しくされた花園神社で、長いキスをして抱き締める楓。「誕生日いつ?」と聞き「お祝いするね」と畳み掛ける。(←小憎らしい程のテクニック)萌も誕生日を聞くと自分よりも早い。「お祝いするね」 でもホストへのお祝いはとんでもなく高く付く。 金銭感覚が麻痺した萌は大学も退学し、稼ぎに専念してしまう。 “お金に反比例して心がすり減って行く”と分かっていながら。 萌が楓には言わないでねと言っていた、誕生日祝いに高額ボトル(計130万円位)を入れる件を楓にバラし、優愛には「今日リシャ入れるんだって?」と言って、そんな予定は無かった優愛を怒らせた七星の立ち回り方って何なの?あれもヘルプの仕事の一環なの? ※萌が退学したと聞いても一つも驚かない雪が、ちょっと怖い。お金が必要と言われた時にこうなると予想していたのだとしても。 脚本=川原杏奈 演出=菅原正登

No.209 22/06/08 22:00
匿名さん0 

>> 106 【2022春ドラマ】 「受付のジョー」(NTV・JS)脚本=いとう菜のは 出演=神宮寺勇太、田辺桃子、美山加恋、松井愛莉、西原亜希、田… 【2022春ドラマ】

「受付のジョー」7話まで終了。

観てはいるし、内容にも満足しているのだけど、なかなか感想を書く事迄は手が回らなかったのだが、今回は設定も問題提起も良かったし、何より神宮寺勇太の泥酔演技と、不正を暴いた熊本(美山加恋)を「辞めさせてやる」と罵倒した上司に対し、怯む事なく「彼女に謝って下さい」と、半分キレながら正論をぶつける演技が上手くて感心したので、書き残しておこうと思った。

あと復帰した春口が廊下で会うと明らかに自分を避けているのが分かり、城が言っていた「春口さんの休職は西さんのせい」というのは本当だったのを実感した西が、それでも自分の何がいけなかったのかが分からず、ずっと考え続けていたシーンもリアルで良かった。
西は人当たりは良いけど、それで動いてくれる部下には次々に仕事を投げて利用して行くタイプ。期待に応えたいと考えてしまう性格だと、心も体も疲弊してしまうのかもしれない。
言ってくれれば良かった、言ってくれないと分からないでは、上司としては失格なんだよね。

ジャニが制作に携わっているシンドラで、こんなシビアなお仕事ドラマが観られるとは思っていなかったので、最初はびっくりしたけど、観て良かった、得したなと思っている。それ位良く出来たドラマだ。

脚本=いとう菜のは 演出=保母海里凪

  • << 260 【2022春ドラマ】 「受付のジョー」全10話終了。 城のコンペのプレゼンを見に来ていた西は、春口も居るのに気付き、直接話をして頭を下げて謝罪をする。 「後輩と話すのが怖くなって、ずっと動物園でゾウやキリンと話してた」と言う西。城に指摘されてから真摯に受け止めて、ずっと悩んでいたんだなと思うと少し可哀想にもなったが、春口が謝罪を受け入れた事で西も前に進めるのかな。 受付のハイブリッドは統括部長の当初からのアイディアだったとか、後出しで言われても城も私も「はあ?」だけど、結局その仕事は定年後の再雇用枠に振られて、派遣の3人は正社員として総務部で雇用すると言われても、城も3人も心からは喜べない。 そこ迄見越しての統括部長の狡猾な誘いなのではないかと裏読みしてしまったけど、結果的に3人とも話は受けず退職、家田だけは営業の仕事が希望で、インターンとして働いている。 半年後、城の部屋で家田と会社に寄贈する本の整理をしている二人。家田は敬語で話すのだが、二人のネームプレートが貼って有ったり、城のモノローグで「転職した春口さんには一度も会っていない」、そして何より、家田が城の頬っぺたをムニューってしてたのを見れば、二人は付き合っているんだろうなと想像出来る。 でもお仕事ドラマとして恋愛は前には出さない、最後迄貫いたその姿勢に拍手を。 脚本=いとう菜のは 演出=中茎強

No.208 22/06/08 19:48
匿名さん0 

>> 207 (続き)
更地にした費用だと300万を置いて「行くぞ」と去って行く登坂。カッコいい。
やろうと思えば免許停止に追い込む事も出来たのに、敢えてしなかった登坂。
鵤が登坂を目の敵にする理由って、本当はどうにも勝てないあの、人としての器の大きさへの嫉妬なのでは?と思ってしまった。

解体業者の事を調べて登坂に教えたのは桐山だそうで、やはり登坂には恩義があるからと言っていた。辞めてもいい関係が続くのは何か嬉しい。

そして何とカスタマーファーストをコツコツ実践して来た月下が、営業トップを飾る日が来た!
臨時的に嘘が付ける体質に戻って売上を伸ばせても、ちっとも嬉しく無かった永瀬は、また風が吹いて嘘の付けない体質に戻った。
これからは正直不動産で行くと何故か嬉しそう。
元々が正直で誠実な男なんだから、その方が合っているし楽な筈。

CMの無いNHKだから、あちこち忖度しないで済むNHKだから作れたドラマで、勉強にもなったしドラマとしても面白かった。
山Pはいい仕事をしたね。

脚本=根本ノンジ 演出=川村泰祐

No.207 22/06/08 19:20
匿名さん0 

>> 189 【2022春ドラマ】 「正直不動産」9話まで終了。 ミネルヴァのあの手この手の登坂潰しと、営業マンの引き抜きが続き、登坂不動産は… 【2022春ドラマ】

「正直不動産」全10話終了。

ミネルヴァが今度は、登坂不動産が管理する物件のオーナーに、ウチなら管理委託料を2%にする(相場は5%らしい)と営業を掛けて、次々に物件を奪って行く作戦に出て、登坂不動産は益々ピンチに。

永瀬は会社の為に前みたいな嘘が付ければと神社で願うと、風が強く吹いて背中を押し、以前の営業トークが出来る様になり、売上は絶好調に。これは私利私欲の為ではなく会社を救う為だから神様から許されたのかしら。
でも榎本からは「言葉に真実が一つも感じられない」、月下からは「今の先輩は尊敬出来ません」と言われた事が頭に残っていて、会社の命運が掛かった管理物件の花澤とのマッチアップでは、風の代わりに月下達の言葉がブレーキになって、5%の正統性を話し、登坂が頼んでくれた石田(山崎努)からの人物保証の後押しも有って、2%の花澤に勝った永瀬。

もう一つの埋蔵文化財包蔵地のトラブルの件も、ミネルヴァに騙された客の事なのに解決すべく契約の解除を鵤と直談判。違約金を払えばと言われて躊躇していると、現れた登坂が一千万を見せ「これでウチが肩代わりする」カッコいい!
ついでに土器が出たのを知っていながら解体業者に金で口止めした法律違反を指摘。バレたら免許停止になる程の重大な違反らしい。
「出るとこ出るか?」
「金はいらん」
(続く)

No.206 22/06/08 18:33
匿名さん0 

>> 205 (続き)
ご都合主義の設定にもびっくりしたあ(笑)

杏花は何で「結婚前提のお付き合い」に、考えを変えたのだろう。安奈に言われたから?
でも家庭に入るならともかく、独立して生徒を持ったらそれこそ虹朗ファーストなんて無理だし、その辺りをどう考えているのだろう。
それは晴太は断るでしょ。責任は取れないし怖いから。好きと結婚は違う、虹朗が居るから尚更。

林太郎は自分の気持ちに気付いた明里から正式に交際を申し込まれるが、保留にした後に断ってしまう。介護が視野に入る年齢の男である事はお互いに分かっていて、それでも好きだからという明里に対して、ずっと年上の林太郎はやはり一歩引いてしまうよねえ。

林太郎が、杏花が結婚する時に話しておかなければいけない事って何だろう。
杏花が好きなのは子持ちの晴太だと分かった時の反応から想像すると、もしかしたら杏花は亡くなった母・陽子の連れ子だったとかかな?(結婚する時は戸籍謄本を見るから)

で、それを踏まえて晴太と結ばれる流れかな。

脚本=吉澤智子 演出=小牧桜

  • << 228 【2022春ドラマ】 「持続可能な恋ですか?」9話まで終了。 晴太は結婚を意識した杏花に「続きません、そんな無理。杏花さんが杏花さんじゃなくなる」と言ってお付き合いを終わらせ、林太郎は明里に「貴女は普通に幸せになれる人です。私には…」と言って、正式なお付き合いは出来ないと辞退した。 相手を大切に思うあまりの決断。 でも明里が職場で倒れた事で状況は一変。お見舞いに駆け付けた林太郎は「やっぱり日向さんと生きて行きたいのです」と率直に告白。明里も「そうなったら私も幸せです」と伝え、二人はお付き合いをする事に。(←因みに病名は更年期障害) 「もう結婚はしない、一人で生きて行く」と言う杏花に林太郎は「どっちでも構わんが決め付けなくてもいいんじゃないか?生きて行くという事は変化して行くという事だ」←結婚しない派だった杏花は、晴太と出会い結婚したいと思えたのに、断られたらもう結婚はしないって、また決め付けてるからね。そして「生きるとは変化する事」とは、実は林太郎の恩師の教えであり、陽子との結婚に踏み切る切っ掛けとなった言葉でもあった事が、後から明かされた。 前回、杏花は陽子の連れ子かなと書いたのだが、それどころか未婚で身重だった陽子と卒業以来偶然再会し、具合が悪そうだったので「何か僕に出来る事は有りませんか?」と聞いたら、「じゃあ、私と結婚してくれませんか?」と言われ、 (続く)

No.205 22/06/08 18:01
匿名さん0 

>> 188 【2022春ドラマ】 「持続可能な恋ですか?」7話まで終了。 ヴァネッサに「ウチに不満が?」と聞かれて独立を考えている事を話す杏… 【2022春ドラマ】

「持続可能な恋ですか?」8話まで終了。

街歩きをしていた林太郎が【サステナ疲れにマッサージ】の看板を見付けて、「疲れて持続しないという矛盾、これは面白い!」と興奮して写真に撮るシーンに大笑い。(旗振り役のテレビ局の動きにテレビドラマが当て付けるという(笑))

今回は子供が預け先で熱を出し、お迎え要請が来た時にどう対処するかという、働く親の永遠の課題が出て来たけど、晴太は杏花と知り合う前迄は、安奈と二人で解決して来たのだから今回もそうすべきで、連絡が付かないからって何でいきなり杏花に振るのか理解不能。ドラマでは晴太と安奈の両親は出て来ていないけど、普通は自分達が行けないならまずどちらかの親を頼るし、安奈の稼ぎがいいならシッターを頼むとか、子供が熱を出した時はどうするか、離婚したなら尚更事前に細かく取り決めをしておくべきよね。
虹朗はラグビーのボールじゃないんだから、こっちからあっちって有り得ない。
で、後から駆け付けた安奈が、何であの場で説教じみた事を言うのかも意味不明。晴太と安奈が虹朗ファーストを実践しなかった尻拭いを、杏花と颯がさせられた様なものなのに。

そのとばっちりで、大事な商談相手に正論でダメ出しされてしまった杏花も、考えが甘いっちゃ甘いんだけどさ。

颯が日数を減らした学童の仕事と、ホテルの開業準備を両立させているという
(続く)

No.204 22/06/07 19:30
匿名さん0 

【2022夏ドラマ】

「教祖のムスメ」(storyboard・MBS、製作委員会)脚本=中村允俊 出演=茅島みずき、藤原大祐、豊嶋花、莉子、小栗有以、池田優斗、近藤公園、渋谷謙人、萩原聖人 他

オリジナル作品。《ドラマ特区・30分枠》(全話数不明)

桐谷沙羅(茅島みずき)が転校して来て、まず黒沢美優(小栗有以)に恐喝されている湯田いちか(豊嶋花)を目撃し、屋上から飛び降りようとしていたいちかに声を掛けて引き止め、ある写真をネットに流すと脅されている事を知ると、いちかの代わりに美優に会いに行き、脅される場面を隠し撮りし、その映像を美優の寝たきりの母親に送ってお金を要求、同じ方法でやり返された事を知った美優は、母親と共に親戚を頼って引っ越して行く。

いちかの父・和広(萩原聖人)は週刊誌の編集長で、カルト教団「ナユタの民」を最初に報道した記者らしい。教祖の最高裁判決が近付き世間が騒ぎだしているが、何故か和広は記事を出そうとはしない。

沙羅はNの文字がデザインさらたネックレスを身に付けていて、いちかの双子の兄の一真(藤原大祐)を誘惑し始める。その狙いとは?
沙羅はナユタの教祖の娘なのか?和広と教祖の関係は?
冒頭に見せたのは沙羅の死なのか?

謎だらけだけど興味を引く展開だし、とにかく妖しさ全開の茅島みずきがいい。

脚本=中村允俊 演出=金井紘

  • << 216 【2022夏ドラマ】 「教祖のムスメ」2話まで終了。 あの日、旧体育館から出て来る美優と、中に居た沙羅と一真を目撃した亜紀(莉子)は、美優が急に引っ越した原因は沙羅に有ると疑い、調べ始める。 立ち聞きとかは王道だし、下山(近藤公園)の机の上に有った沙羅の履歴書をスマホで撮るのも分かるけど、転校前の高校に電話をしたら「その生徒は在籍していませんでした」と相手が喋るというのは、令和の時代には有り得ず、ご都合主義でちょっと引いた。 下山の裏の顔は、自分が関係を持った女子高生の写真を晒すサイトを持っているワルで、友達からいちかの写真が載っていると聞いた一真は沙羅に相談、相手は下山といちかから聞いていた沙羅は、自ら近付き理由を作って自宅に行き、下山の帰宅前にすっかり娘の莉奈(花田優里音)と仲良くなる。 下山から写真を要求された沙羅は、例のNのネックレスを着けた首から胸上の写真を送り、ホテルで会う事にする。 沙羅がシャワーを浴びている最中に後から来た下山は、サイトのLIVE配信用に隠し撮りのスマホをセット。 そして出て来た沙羅…の筈が、バスタオルを巻いて立っていたのが娘の莉奈で、お互いに驚愕する。 いやあ、このからくり、沙羅の策略には観ているこっちも驚愕した。 あの日、娘と仲良くなった沙羅は、出会い系アプリに興味を持つ莉奈を巧みに誘導。 (続く)

No.203 22/06/07 18:08
匿名さん0 

>> 187 【2022春ドラマ】 「元彼の遺言状」8話まで終了。 いやあ不覚にも残り10分位の所で寝てしまい、気付いたら予告編が流れていた(… 【2022春ドラマ】

「元彼の遺言状」9話まで終了。

今回は篠田の事件の有った港町のレストランに行き、当日何があったのかを篠田に思い出させ、また当時の関係者に話を聞いて、誰が嘘をついているのかを剣持が探ろうとする話で、過去と現在は交錯するし登場人物も多かったけど、話は篠田の事件の事だけなので見易かった。

只、紗英が来るのは分かるんだけど(いつの間にか、人懐こくて情報を取るのが上手いキャラになってる(笑))、資料を渡しに来ただけの津々井が居座ったせいで、あれやこれやと食べるシーンが多く、それを全カットし、篠田の記憶を辿る部分と、町民がそれぞれ怪しさを全開にする部分も間延びしない様に整理すれば、前後編にする必要は無かったと思うし、一話で収めた方が緊張感が増して、もっと面白く観られたのかなと感じた。

ミステリーの事はあんなに細かく覚えている篠田が、あの時に美月(成海璃子)になけなしのお金を貸した(タクシー代を代わりに払った)エピソードは全く覚えていないって、有り得るのだろうか?
嘘を伝えて覚えてない篠田を「記憶力が悪い人」と印象付ける為の作戦?

誰が犯人でもおかしくない位の有能な役者を揃えているから、その部分の見応えはある。

※“ぐるぐるカメラ”をどうしても入れ込みたいんだな、鈴木さん。

脚本=小谷暢亮、脚本協力=中園勇也、伊吹一 演出=鈴木雅之

  • << 227 【2022春ドラマ】 「元彼の遺言状」10話まで終了。 前半はコメディー風味も加味した篠田の裁判員裁判、後半は篠田を殺人犯に仕立て上げた関係者をあのレストランに集め、剣持が真相を暴く話で構成されていて、弁護士としての剣持の有能さと、一人の人間としての正義感が強調され、欲が無く優しい篠田の人間性も改めて浮かび上がり、役者綾瀬はるかと大泉洋の真骨頂も観られて満足の行く仕上がりだった。 高瀬先生を殺したいと思った事のある人は?と聞き、誰も居ないなら殺したのはただ一人、高瀬先生自身で自殺だと結論付け、そこ迄彼を追い込んだのは、6年前に小笠原(田山涼成)を刺した彼の自首に反対し、篠田に罪を被せ、高瀬に消せない罪悪感を背負わせたここに居る皆だと断罪する剣持は有能だったし、篠田は天涯孤独だと聞いていたから罪を被せたとの言い訳には、「高瀬先生は必要で篠田は必要ない?ふざけた事言ってんじゃないわよ!」と、正義感を爆発させる剣持は格好良かった。 津々井が、金の亡者ではなくなった剣持の事務所入りを断り、これからも篠田と二人であの事務所を続けて行く事になった剣持。 綺麗に収まったので、今回が最終回でも良かったのに、本当の最終回でまたグダグダにならないか、ちょっと不安。 ※鈴木さんさあ、カメラの横移動、あの速さだと気持ち悪くなるのよ。 脚本=杉浦憲明 脚本協力=中園勇也、伊吹一 演出=鈴木雅之

No.202 22/06/05 22:52
匿名さん0 

>> 185 (続き) 警察を排除して、警察の顔に泥を塗った形で友果を取り戻した温人は、計算ずくの真犯人に誘導される形で、実咲誘拐の主犯と疑われ、葛城か… 【2022春ドラマ】

「マイファミリー」9話まで終了。

何か急に日下部管理官が過去に遡って強気で葛城を責め始め、“私が真犯人です”と顔に書いて有るんじゃないかと思わせる位、怪しさ全開だったんだけど、ここまで見せ付けられると逆に違うんじゃないかなと思ってしまう。

ただ、ラストの実咲のタブレットを友果が持っている事は、あの時点で実咲母(阿久津は分からん)、警察、温人夫妻と友果しか知らなかった筈で、あんなに早くピンポイントで奪いに来るという事は、警察の誰かとしか思えないんだよなあ。(未知留は音声データを聞いて直ぐに、「とどっち?」って判断していたけど、東堂だったら未知留に対してなら肉声で話すのになあ)

心春と実咲は5年前は親友で、実咲はタブレットに心春というファイルを保管していた。でも誘拐は公表されず、自分に黙って引っ越したと思い、その時は「もう友達じゃない」と恨んでいたらしい。ここで疑問。誘拐時点では二人は親友と同級生は皆知っていたのに、何故その話が警察に伝わらなかった?秘匿捜査とは言え、聞き出すテクニックは有るだろうに。

未知留は“心春ファイル”を開いて直ぐに驚いていたので、彼女の知る人物が何故ここに?という写真を見たというのが妥当な線かな。文書なら読むのにもっと時間が掛かるから。

次が拡大版の最終回。どんな真相が待っているのか楽しみ。

脚本=黒岩勉 演出=田中健太

  • << 224 【2022春ドラマ】 「マイファミリー」全10話終了。(最終回は15分拡大) 葛城が犯人は無いなと思っていたから、吉乃か、ゴリゴリのミスリードと思わせて敢えての日下部か、どちらかだろうなとは思っていたが、吉乃なのはいいとして、そもそもの泥沼にはまる原因が、吉乃と東堂の妻・亜紀の不倫というのが想定外でびっくり。 それに気付いた心春が密会中の写真を撮って吉乃に見せ、「もう会わないで下さい」と約束させ、それだけでは親が離婚するかもと思った心春は「私を誘拐して下さい」と吉乃に頼み、計画メモも持っていて、吉乃が誘拐は犯罪だからと言うと「決めるのは私です」←吉乃にとっては忘れられない言葉だったらしく、後の交渉で使っている。 吉乃がメモを見せてと手を出した瞬間にケータイを取ろうとして揉み合い、長い階段を落ちて行った心春。吉乃は心春を何処かに遺棄した。 その後吉乃は心春の誘拐をでっち上げ、心春は行方不明という事で幕引きを図った。 亜紀がアリバイを曖昧にしたのは、あの時に吉乃と会っていたからで、口止めもされていたから。心春は誘拐されたと思っていた亜紀は自分を責めて家を出た。 納得の行かなかった東堂は模倣誘拐犯となり、暴露本を出した所で吉乃は東堂の犯行と気付いたと供述しているが、これはちょっとおかしいのでは? (続く)

No.201 22/06/05 18:50
匿名さん0 

>> 168 【2022春ドラマ】/簡単投稿 「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」6話まで終了。  何で自分から丸谷にキスをしたのかが自分でも理解… 【2022春ドラマ】

「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」8話まで終了。

今回はまた見事な構成。

付き合い始めたとは言え、真田はずっと丸谷さん呼びの敬語口調。名前で呼び合おうと提案して丸谷は「和泉」と何度も呼び掛けるが、「康介さん」とは呼べずにベランダに出て隠れてしまう真田に、丸谷は更に可愛い!とメロメロ(笑)

それなのに、真田に「和泉!」と呼び掛けるイケメンと遭遇。何とその人物が人事コンサルの山城で、経営不振の弥生ビールに派遣されて来た男だった。
状況によっては人員整理も有り得るという話だったが、丸谷の耳には入って来ない。

この後の厳しい表情で、営業部長は退職を覚悟してるのかなとか、須藤の丸谷への「このまま営業一筋?」という問い掛けと、「真田どうするんだろ、望んで営業に行った訳じゃないし」という話から、丸谷は結婚して実家の造り酒屋を継いで、和泉は日本酒の企画開発をする方向かなとか思ったら…。

何と山城は真田の双子の兄で、それは丸谷には良かったんだけど、真田にアメリカの有名な醸造所の研究室に紹介するよと言い出し、真田は何故か反発、何か確執が有るらしいが丸谷が聞いたら、丸谷酒造のHPの社長の写真を見てしまった真田から、父と紹介された「あの人は誰なんですか!」と逆襲されて、丸谷ピ~ンチ!
ああ、面白かった!

最終回は30分拡大版。

脚本=田辺茂範 演出=新城毅彦

  • << 222 【2022春ドラマ】 「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」全9話終了。(最終回は30分拡大) 真田に「私と別れて下さい。原因はあの人(謎のおっさん)のせいでは無いです。私の問題です」と言われてしまった丸谷は、山城に何が有ったのかを率直に尋ね、話をして貰う。 山城がスポーツ推薦で静岡の学校に行く事になり、一家で引っ越す話になった時に、引っ込み思案で居場所を作るのが大の苦手だった真田は猛反対し、母と二人で残ったのだが、そのまま両親は離婚。真田は自分のせいで家族を壊したと思っているが、山城は元々両親は上手く行っていなかったので真田のせいではないと言う。 営業では売上1割アップ作戦の為に、小さな小売店の販売データ(空缶実数作戦等)を集めたが、分析と活用は苦手。そこで丸谷は有給休暇中の真田に「分析と提案が必要です。みんなの居場所を守る為に力を貸して欲しい」と連絡、出社した真田は一気に仕事を片付ける。 消したかった過去を変えてくれたのは丸谷さんのおかげと、アメリカの大学の研究室に行く事を告げる真田。 お互いに相手に対して「何度でも恋をすると思う」と言い合う二人。 そして未来、ヤヨイビールのCEOになっている丸谷(おっさん)。スーツの真田らしき女性(後ろ姿のみ。声は芳根京子)が入って来て「ご無沙汰してます」 「久しぶり」と応えるおっさん。 (続く)

No.200 22/06/05 17:37
匿名さん0 

>> 100 【2022春ドラマ】/短文雑感 「妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪-」3話まで終了。  何だろう、何で前作みたいにスカッと笑えないん… 【2022春ドラマ】

「妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪-」全9話終了。

ずっと何か違う、前より面白くないなと思いながら観ていたので、感想もパスしていたのだが、今シリーズは映画の為の前振りとして作られていて、一応“妖怪の闇落ち”の元凶と目されていた黒原が、実は貧乏な家の出から這い上がって来た、只のマザコン男、人間だったというドラマ版としてのオチは有り、じゃあ本当の黒幕妖怪は誰なのかという謎は映画でという二段構えにしてあり、その点については別に文句は無いのだが、やはり前作の様なストレートな分かり易さに欠け、捻りを入れ過ぎたから笑えなくなってしまったのかなと思う。

で、今回なんだけど、黒原の大好物の柿(貧乏だけど柿だけは母親が食べさせてくれたという、マザコンの象徴的好物)を渡すまいとする妖怪達と、奪い取ろうとする黒原の争いを、スロー再生に見せ掛けた動きで役者さん達が演じている部分がまあ面白くて大笑い。
細かく演技を付けて撮ったのだろうと思うが、その演出家の発想と、それに応えた役者さん達の達者な演技に拍手喝采だった。

何か、こういうバカバカしさを真面目に演じる面白さと分かり易さを、求めていたんだよなあこのドラマにはって、改めて感じたシーンだった。

脚本=西荻弓絵 演出=豊島圭介

No.199 22/06/05 16:55
匿名さん0 

>> 182 【2022春ドラマ】 「17才の帝国」4話まで終了。 前回、会話をするスノウ(AIユキ)を見た時に、またまた裏ドラマのVRゲーム… 【2022春ドラマ】

「17才の帝国」全5話終了。

前回、今のユキの主張と、何も知らずに分からずに死んで行った雪の無念とはイコールでは無いと書いたのだが、真木が雪のあらゆるデータを詰め込んで作ったAIのスノウは、真木と会話を重ねる度に成長(変貌)して行く様にプログラミングされていて、大人達の醜い駆け引きに巻き込まれて私は殺されたと認識しているという事は、真木がそう教えたからに他ならないし、真木の想定を越えて過激な主張をする様になったのも、元々の不幸が“大人の身勝手で殺された”から始まっているのだから、ああいう主張に辿り着くのも自然なのかなと思う。

スノウの暴走でソロンのサービスが一時的に停止した事の説明を、「表向きは何と?」と尋ねる平に対し、「表も裏もなく事実を話します」と告げて、全てを市民に話し謝罪したのは、真木の中では当然の判断だったと思う。
スノウとソロンを繋いだのはサチだとは市民は知らないから、真木の私的流用を危惧、批判して支持率は下がり続けてとうとうソロンに罷免された。

この透明性に触発された平は、手に入れた白井秘書の日記を山口に記事にさせて、鷲田を辞任に追い込むという正面突破を選択し、後に日本の総理の座を手に入れた。17歳のピュアな思考を肌で感じた平が総理になった日本は、意外と悪くないのかもしれない。

脚本=吉田玲子、脚本協力=鈴木貴昭 演出=西村武五郎

No.198 22/06/05 12:33
匿名さん0 

>> 197 (続き)
あくまでも抵抗しようと思えば、同じペースメーカーとナノマシーンを使った実証実験を要求する事も出来た筈で、それをせずに証拠まで自ら提出したのは何故なのか。

一つには自分と同じ苦しみを味わい、冷凍保存に一縷の望みを見出だして生きている小比類巻の率直な言葉が、君塚の心に響いて正気を取り戻し、科学者としての矜持も取り戻したからなのかなと。
後は、天才科学者からの叱咤も効いたのかな。
矜持を取り戻した上での自首に近いのかなと、自分には思えた。

今回、ラスボスっぽい不老不死のウイルス研究の第一人者・榊原(加藤雅也)が登場し、電話で誰かから報告を受けて「そうか、では監視を続けてくれ」というシーンが有ったのだが、その対象は誰なのか?小比類巻?最上?カーン?
また電話の相手は最後の方で出て来た、いかにもな平山祐介なのか?それとも今のところ使い走りでしかなく、役不足が否めない三枝(佐藤隆太)って事は無いのか?
もし三枝なら“続きはHuluで”の目玉になるとは思うけど。

そして亜美のそっくりさんが幻覚ではなくて実在し、全身から血液を抜かれた遺体として発見された件ね。ここで前に唐突に出ていた“養女だった亜美”の件(双子だった?)が繋がって来るのかな?

脚本=福田哲平、関久代 演出=羽住英一郎

  • << 220 【2022春ドラマ】 「パンドラの果実」8話まで終了。 最初に最上からどんなウイルスにも強い、都市伝説級のエルマー遺伝子の説明が有って、亜美のそっくりさんの黛美羽の死因がサイトカインストーム(免疫の暴走)と分かり、原因が最上が作り出し速水(栗山千明)が改変したプロメテウスウイルスだと判明。その後のDNA鑑定で、美羽はエルマー遺伝子の保持者と分かり、亜美と双子だった事も確定。 榊原(加藤雅也)は速水から奪った未完成のプロメテウスウイルスを、エルマー遺伝子の持ち主の美羽に投与し、不老不死ウイルスとして完成させようと目論んでいたが、失敗して美羽は死亡。 美羽の実母は人工受精によるシングルマザーを希望して、榊原の父・茂吉の産院で治療を受けて双子を出産したが、数ヶ月で肺炎で死亡。その産院の看護師だった黛かえでと小比類巻の義母、四宮聡子(石野真子)が別々に養子として引き取った。 茂吉は不妊治療等の人工受精の際に、遺伝子操作を行っていると告発され、生まれたと噂された双子は“悪魔の子”と呼ばれていた。その為に養子に出された時点で、戸籍を改竄して双子と分からない様にしていたらしい。←どういう手を使ったのか疑問だが。 小比類巻には亜美が双子だったかは知らないと答えていた聡子だが、美羽の死をかえでの墓に報告、それを見ていた榊原に声を掛けられたのか?車に同乗して←何故乗った?、 (続く)

No.197 22/06/05 11:58
匿名さん0 

>> 183 【2022春ドラマ】 「パンドラの果実」6話まで終了。 今回は謳い文句の『最先端科学が引き起こす怪事件』ではなくて、都市伝説の様… 【2022春ドラマ】

「パンドラの果実」7話まで終了。

今回はまた最先端科学の話に戻り、それが細胞より小さい“ナノマシーン”の話で、修復すべき細胞にピンポイントに到達して治療を施し、役目を終えると体液と共に体外に排出されるから、人体に悪影響は与えないという物で、その研究の第一人者である君塚(板谷由夏)が、私怨の為にまだ未完成のナノマシーンをコーヒーに入れて元夫に飲ませ、思惑通りに殺し、凶器であるナノマシーンは排出されて見付からず、決定的な物証が無いから認めない君塚に対して、小比類巻達はどう攻めて落とすのかという話だった。

君塚は小比類巻と同じトランスブレインズ社に、7歳で死んだ娘の遺体を預けており、将来的に冷凍遺体の細胞を修復し甦らせる為に、トランス社でナノマシーンの研究を行っていた。この研究は小比類巻にとっても一筋の光で有り、それだけにその光を殺人に使った君塚は許せなかったし、最上はその研究の凄さが分かるだけに、こちらもそれを殺人に利用した事が許せなかった。

結局、元夫がペースメーカーを埋め込んでいる事を君塚が知らなかった事を利用して、最上はナノマシーンは排出されず、緊急時のペースメーカーの磁場に吸い寄せられて付着していたと嘘を付き、自白させた。
これって素人ならともかく、君塚は何で騙されたのだろう。自ら犯行に使ったナノマシーンの容器を提出したそうだし。
(続く)

No.196 22/06/04 18:17
匿名さん0 

>> 180 【2022春ドラマ】 「インビジブル」7話まで終了。 もう泰造を内通者っぽく見せるのに汲々としているのが見てとれて、却ってシラケ… 【2022春ドラマ】

「インビジブル」8話まで終了。

クリミナルズの興業師が陳腐で笑っちゃうんだけど。なのであれやこれやの話は端折って、まだ伏せられている内通者は誰なのかについて書いておきたい。

前回迄は酒向さんの塚地を一番手の候補にしていたんだけど、今回を観てひょっとして猿渡なのかなと思い始めた。
理由は二つ。一つ目はキリヒトが一人目を助ける条件は、調教師の釈放だと言い、猿渡が一つも騒がずに「出来る筈など有りません」ときっぱり言い放ち、一人目が直ぐに処刑された事。あれって警察官なら誰だってもっと抗い、説得を試みるんじゃないかな。それを一切しなかったのは、相手がキリヒトじゃ無理と思っての事か、もしくは本当は殺されない事を予め知っていたかのどちらかで、自分は後者かなと。

もう一つは牧野副総監が息子の殺人事件を隠蔽し、証拠を隠滅した事を知っていて許せない、それを阻止出来なかった組織も許せない強い正義感を持っていそうな点。

予告でクリミナルズのリーパーは「警察の人間」とキリヒトが言ってるので、内通者=リーパーなのか、別々なのかでまた違って来るのかもだけど。

キリヒトは何故あんなにキリコに執着するのか。ひょっとしていざという時に志村の動きを封じる為の、人質的意味合いが有るのかな。まさかシスコンなんてオチは、無いよね?(笑)

脚本=香坂隆史 演出=竹村謙太郎

  • << 215 【2022春ドラマ】 「インビジブル」9話まで終了。 リーパー=内通者=猿渡が視聴者に明かされたのが、開始から30分後。 やっぱりねの結果だったけど、動機としては正義感が強過ぎて歪んでしまったのかなと想像していたら全く違っていて、何と11才の時に既にナイフで通り魔殺人を犯して補導されており、その後警察に入れたのは警察一家の息子だからなのかは知らないが、キリコの父の時代からクリミナルズとして使われていて、やり過ぎてしまう為に父親からは切られ、その後キリヒトの依頼でその父親も殺しているので、これは一番使って欲しくなかったサイコパス設定としか思えない。 意外だったのが、冷酷無比で頭も切れると思っていたキリヒトが結構甘ちゃんで、既に猿渡に支配されていい様に転がされている事。作者としてはここ(壮大な張りぼてキリヒト)を見せ場にしたかったのかね? 前回『キリヒトは何故あんなにキリコに執着するのか。』『まさかシスコンなんてオチは、無いよね?(笑)』と書いたのだけど、「何で俺じゃなくてあいつ(志村)なんだ!」って言ってたから、そんなに的外れでは無かったのかも(笑) まあキリコの生体認証でしか開かない父親の書庫に入りたかった、というのが一番の理由だとは思うけど。 猿渡が何で安野も殺したのか、そこは知りたいかな。 脚本=槌谷健、脚本協力=いずみ吉紘 演出=棚澤孝義

No.195 22/06/04 17:30
匿名さん0 

>> 179 【2022春ドラマ】 「花嫁未満エスケープ」8話まで終了。 鍵開けておくから荷物取りに来てって、怖っ。 段ボール箱にゆうの私物… 【2022春ドラマ】

「花嫁未満エスケープ」9話まで終了。

指輪のお礼を言って無かった事に気付き、LINEのやり取りの最後に「指輪ありがとう」
もうこの時点でやっぱり心弾む恋では無いのよね。

母親の乳癌が再発して入院し、慌てて深見に連絡もしないまま帰郷するゆう。指輪を見た母親は、尚紀からの物だと勘違いして「今度連れて来てよ」「予定聞いとく」って、何故本当の事が言えないの?ゆう。

深見はゆうと居る時間の方が大事だからって、釣竿やルアーを全部友達にあげてしまうし、ゆうが仕事を辞めて実家に戻り母親と暮らす、店長は他の人でも出来るけど、お母さんの家族は私一人だからと、自分の決断を話すと、「ゆう、結婚しよう。向こうで一緒に暮らそう。お母さんを支えるゆうを俺は支えるよ」「仕事は辞めて実家の農園を継ぐよ」

深見くん、重いのよ、これは。深見くんの主体性が無いじゃない。希望だった設計の仕事に就いたのに、それを捨ててもゆうの側に居てゆうを支えるのが俺の幸せ、みたいに言われたら、重過ぎてゆうじゃなくても逃げ出したくなるよ。

「私を幸せにするのは私だから」
「それでも俺はゆうと…」
黙って指輪を外してテーブルに置くゆう。

冷たいなとは思うけど、そもそも入口で流されたのが間違いの元なので、ズルズルで失敗するよりはマシかな。

脚本=桑村さや香 演出=鈴木統

  • << 218 【2022春ドラマ】 「花嫁未満エスケープ」10話まで終了。 今回は高校時代の深見とゆうの姿や関係性が描かれたが、前回迄に描かれた二人の事を補完する程度の意味合いでしかなく、正直引き延ばし感が強くて少しがっかり。 深見は低い合格率にビビって一級建築士への道を諦めたのに、卒業アルバムに書いて貰ったゆうの言葉「少しでも私を見てくれてありがとう。素敵な大人になってね」に奮起して、独学で勉強して難関資格試験に合格したのだから、もっと自分に自信を持てばいいのに。 友達の家に行くから、実家に戻る迄は自由に使ってと置き手紙をして深見は家を出て、ゆうはLINEで「この部屋には居られないからホテルに泊まります。ちゃんと私を見てくれてありがとう」と送信。高卒の時と同じ言葉を掛けられて、深見が奮起した自分を思い出してくれるといいけどね。 次回予告では尚紀がゆうに「結婚しよう」。 ゆうがウェディングドレスを着て、母親に「絶対幸せになる」って言ってたけど、相手が尚くんとは限らないよね。 脚本=桑村さや香 演出=堀江貴大

No.194 22/06/02 23:42
匿名さん0 

>> 178 【2022春ドラマ】 「未来への10カウント」7話まで終了。 虹郎が演じているから大人だと錯覚してしまうけど、設定では桃介は高1… 【2022春ドラマ】

「未来への10カウント」8話まで終了。

色々有って無気力でいつ死んでもいいと思っていた一人の男が、嫌々引き受けた母校のボクシング部のコーチとして、未完成でピュアな部員達を指導している内に、徐々に生気を取り戻し、いい影響を与え合ってインターハイ出場を目指す物語の筈で、最初の頃は、こちらも嫌々部長を引き受けた折原のキャラと使い方が上手くて、楽しみながら観ていたんだけど、校長のキャラがぶれ始めた辺りから段々雲行きが怪しくなり、素直に感動出来るいい部分も有るんだけど、なんじゃこりゃの部分が増えて来て、当初に期待していたドラマとは少し解離して来た感じで、今は何でこういう方向に?という残念な気持ちの方が強い。

普通に考えて焼き鳥の早朝仕込み、講師として授業を受け持ち、ボクシング部のコーチを5時迄して、そこから店の営業って商売をなめてはいけない。体が持つ訳がない。
校長は規則の一点張りだけど、講師ではない甲斐のコーチを認めていなかったっけ?

校長と父親の確執とか、折原の恋心?とか無理に入れ込まずに、ストレートに高校ボクシング部員とコーチが、お互いに育て合う話に絞って見せてくれた方が良かった…と思う。
最終回は次回だけど、残念だったから思わず総括してしまった。これで納得の行くラストになるのかなあ。

脚本=福田靖 演出=星野和成

  • << 213 【2022春ドラマ】 「未来への10カウント」全9話終了。(初回と最終回は15分拡大。書かなかったけど3話を除いて各回6~10分それぞれ拡大していた。発注に対して収め切れなかったのは、脚本のバランスが悪かったのかなと) 桐沢が三足のわらじを履いて倒れて、起き上がってから「4ヵ月前ならこのまま死なせてくれと思っただろうけど、今は違う。」ボクシング部の皆と出会い、生きる意味を見出だした桐沢は、「今は違う。俺は目一杯生きたいんだ。最高に楽しいと思っている。ダッサイのは今日だけだ」←この台詞と「今は体が慣れていないだけ」という台詞が有ったので、“無理する桐沢”に関しては納得出来た。 大場校長と父親の確執の裏に有った、大場の“中二病”から抜け切れていない様な、「娘の私が父の一番で居たかったのに、父の一番はいつもボクシング部」「認めて貰いたかった、誉めて欲しかった」との思いが、当初のボクシング部への冷たい対応の要因で、父親の退職を機に自然消滅させるつもりだったが、一番の嫉妬の対象だった桐沢が新コーチとして来たので、父親憎しボクシング部憎しがヒートアップしてしまったという事の様だ。 ところが桐沢の指導で部員が徐々に上達しだすと、進学校への変貌と強豪ボクシング部の復活の両方で父親に認めさせようと、考えを改めた様で、その旗印として打倒京明を掲げた。 (続く)

No.193 22/06/02 16:29
匿名さん0 

>> 177 【2022春ドラマ】 「ナンバMG5」6話まで終了。 美術部恒例の写生会に横浜まで遠征した剛達。ここで深雪が「画角に入ってしまう… 【2022春ドラマ】

「ナンバMG5」7話まで終了。

吟子が白百合に入学するという事で、多分面白くなるだろうなと思って観たら、やっぱり面白かった、そしてグッと来た。

生徒会長の名前が難波剛と聞いて、えっ?と思う吟子だけど、剛はわざと軽そうなキャラを演じてセーフ。
生活指導の桐山から髪染めを咎められ、生徒会長の妹だろうと言われて否定すると、「家族じゃないのに何で同じ住所に住んでるんだ?」と言われてぐらつくが、生徒会長とヤンキーが同じなんて有り得ないと考える。
そんな吟子と剛は桐山に呼ばれ、妹を指導して欲しいと言われた剛は「妹には言って聞かせます」。遂に認めた剛に「誰だよお前、どこの誰なんだ」原菜乃華、上手かったあ。

中学時代、絶対に仲間を守ってくれると皆から信頼されていたヤンキーの剛が、吟子の誇りだった。それが何で…。
でも理不尽な校長の「学力テストで赤点の生徒が3割越えたクラブは活動中止」に異議を唱えて、「白百合は校長だけの物じゃ有りません!」と訴え、撤回させた兄を見て、やっぱりお兄ちゃんは変わってないと思えた様で。

正義感を発揮したらチンピラに連れ去られてしまった吟子と牧野を、制服素顔のままで助けに行った剛。カッコ良かったけど、もし写真とか撮られていたら校長に利用されそうで、ちょっと心配。

脚本=金澤達也 演出=品田俊介

  • << 212 【2022春ドラマ】 「ナンバMG5」8話まで終了。 今回は大丸が中学時代に好きだった水野(森迫永依)が、兄・幸男が作った怪しげな借金700万に苦しめられていると知り、相手の男・ヤクザの息子の安藤(葵揚)に直談判をする為に、伍代と水野を連れて広島に乗り込む話。 同じ時に剛は楽しみにしていた修学旅行で広島に滞在。その事を知っていた大丸は、剛に助けは求めず一人で闘う(伍代は安藤の手下に捕まっていた)が、病院送りに。 島崎の腹痛で病院に来ていた剛は、大丸達の話を立ち聞きして、次の喧嘩には猛がバッグに入れていた特服を来て助けに行く。 勿論ボコボコにして、借金をチャラにする代わりに剛が負けた事にしてやる。 大丸達と安藤のやり取りのシーンと、修学旅行の楽しいシーンが、矢継ぎ早に行き来する演出がちょっとうるさくて落ち着かなかったかな。 桐山の部屋点検から隠れる為に、同じ布団に潜り込んだ剛と深雪のシーンが、何もしていないのに妙にエロチックだった。所々で見せる、森川葵の女を出して来る演技が絶妙で上手いなあと感心。 負けた事を手下に?SNSでバラされた安藤が誤解して剛に、隣のおばちゃんに暴力を振るった男達(グレとグロ)をボコボコにした猛に奴らが、それぞれ仕返しに来るのではとちょっと心配(吟子とナオミの事がね)。 そして次回、二重生活が家族にバレる! 脚本=金澤達也 演出=尾崎隼樹

No.192 22/06/02 15:51
匿名さん0 

>> 176 【2022春ドラマ】 「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」7話まで終了。 社長が倒れて命に別状は無いが、社長… 【2022春ドラマ】

「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」8話まで終了。

備品管理課に戻ったら、2名が今日で早期退職して、竹内課長のみが残ると知って驚く麻理鈴。そこに二児の母で時短勤務中という間宮(桜井ユキ)が企画開発部から異動して来る。
育休から復帰したら直ぐに第二子の産休・育休、そして時短勤務で前の部署に居辛くなって、自ら希望して異動して来たらしい。
備品管理課は前にも増して暇だったが、暇なら仕事を作ればいいと、間宮の守備範囲の新しいノベルティ作りを始めたり、備品管理課から一生出られないなら「部署ごと出世しちゃえばいい」と、13階の空いた部屋への移動を狙って実現させたり、相変わらず麻理鈴のバイタリティーは凄い。

今回の峰岸のアドバイス「ルールを熟知すれば勝てる」は、実践的で良かった。目には目をルールにはルールをだ。そしておまけは、誰も知らないだろうからと自分で作った“創業者の言葉”で煙に巻く麻理鈴。ワルが板について来た感じだ。

そんな麻理鈴を島田も認めざるを得ず、峰岸は「JK5に入らない?幹部候補に入れたいと思ってる」と誘うのだが…。
予告編ではまたまた反発するみたいで面白そう。

脚本=松島瑠璃子 演出=山田信義

  • << 211 【2022春ドラマ】 「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」9話まで終了。 通称JK5推進室に異動した麻理鈴は、室長の峰岸から幹部候補20名の研修プログラムを任され張り切って働くが、最初は盛況だった週1の研修会もどんどん人が減って行き…。 川端(近藤春菜)は、管理職になるとエンジニアの現場を離れなければならず悩んでいたが、管理職を拒否すると居辛い雰囲気になっているオウミには居たくないと退職を希望し、間宮(桜井ユキ)は企画開発でプロジェクトリーダーを任され張り切るが、子育てを犠牲にしている事を夫から責められ別居、離婚すると思うと言い出す。 峰岸は去る者は追わず、離婚するならシングルマザーの手当てを増やすとにべもない。 半年後、オウミの中は優遇される女性に対する男性社員や、手当てが手厚い子持ち女性に対する独身社員のやっかみや反発が酷く、雰囲気はギスギスして最悪に。 また田村は貢献度の低そうな男性管理職の肩叩きを始めたらしく、田村も峰岸も改革に痛みを伴うのは当たり前というスタンス。 こんな筈では無かったと思う麻理鈴は、以前「会社は人よ」と言っていた峰岸の言葉を思い出し、「峰岸さんに逆らいます」と宣言する。 全編シリアスで別のお仕事ドラマみたいになっていたけど、色々考えさせられて見応えが有った。最終回が楽しみ。 脚本=後藤法子、松島瑠璃子 演出=内田秀実

No.191 22/06/02 15:18
匿名さん0 

>> 190 (続き)
「何でお前だけ頑張っている様な言い方するの?」
「ハルヒの幸せは私の不幸の上に成り立ってるんだよ」
優愛に見えない様にタバコを握り潰して必死に怒りを抑え、「優愛の言う通りだよ」となだめ、仲直りを承諾したら今度はハルヒが更なる売上を優愛にねだる。
「お前のせい(被り客を嫌がり敵意剥き出しになるから)でどれだけ売上を落としたと思ってんだよ」
ヒェー、怖い世界だあ。

優愛が何故ホスト沼にハマったのかは分からないけど、萌と楓の関係性もいずれああいう風になるのかと思うと切な過ぎる。
萌の思考回路が一々分かり過ぎるから、余計に彼女に感情移入してしまう。

萌の中の人(箭内夢菜)は、この役の為に相当体重を増やしたらしいが、原作の漫画ファンからはイメージぴったりと絶賛されている様だし、原作を知らない私が観ても萌に対して、この子、考え方も堅実だし可愛い顔してるから、痩せればモテるんじゃないかなあと思わせてくれる、絶妙なラインに居るのよね。萌の残念ポイントを的確に体現していて凄いなあって思う。

予告編の萌を観ただけでまた切なくなってしまったけど、行く末をしっかり見届けないとね。

脚本=川原杏奈 演出=近藤幸子

  • << 210 【2022春ドラマ】 「明日、私は誰かのカノジョ」9話まで終了。 初心者に対するホストクラブの手引き書に思えて来たこのドラマ。原作の漫画家は相当時間を掛けて調べ上げたんだろうなと思わされる。 ハルヒも楓も客のタイプによって対応を変えるのだろうけど、今見えている部分だけで言えば、ハルヒは優愛にはっきりと売上を要求し、なだめる為なら枕営業も辞さないタイプで、楓は「ごめんね」「萌はそんな事しなくていいんだよ」と、表向きは売上を求めないタイプで対照的。 だけど楓は被り客が離さない(その分お金を使っている)という名目で、中々席に戻れない状況を作り、その間にヘルプがシャンパンを入れると◯◯が出来ますよとシステムを説明、萌自身が勝手に被り客に対抗心を燃やして、自らの判断でお金を使う様に仕向けて行く。 楓が横に座り「嬉しいよ」と言ってくれるのが至上の喜びになり、また来る選択をさせる“楓沼”。「無理しないでね」と言われると無理をしたくなってしまう、そして萌は風俗の沼に落ちて行った。 リナに雪を紹介して貰い、レンタル彼女で稼ぐつもりだったけど、座学や模擬デート等の研修が有り、実際に稼げるのは1ヵ月後からと言われた萌は、金欠が切羽詰まっていて風俗を選んだ。 初めて女の子として扱ってくれた(と思わされている)楓の為に、心をすり減らして行くのだろう萌が切ない。 脚本=三浦希紗 演出=菅原正登

No.190 22/06/02 14:45
匿名さん0 

>> 175 【2022春ドラマ】 「明日、私は誰かのカノジョ」7話まで終了。 そのホストクラブに初めて来た客へのサービスシステムが、分かりや… 【2022春ドラマ】

「明日、私は誰かのカノジョ」8話まで終了。

楓が萌を落とすテクニックが超絶上手くて震えた。弱っている時に、あんな風にナチュラルに接してくれて、気遣い(水と涙を拭くハンカチ)も嘘(初めて指名してくれる客を迎えに行くと言って抜けて来たけど、バックレられたと言うから大丈夫だよ)も完璧、萌が自ら選択して店に同伴する様に仕向け、会計が萌の想定以上で戸惑いを見せると、説明不足だった自分が悪いとそっと半額分位の五千円札を握らせ、「規則違反だから秘密ね」と囁く。
送り出す階段の途中で一度焦らしてから抱き締める。これでまた次も萌は楓を指名する。実際は楓が流れる様に引き込んでいるのだけど、そうは感じさせないあの笑顔と気遣い、中の人(高野洸)がハマっていて本当に震えた。

外から店に入る時に一瞬暗くなる階段、先に降りる楓が振り返って萌の手を取るシーンが、これから落ちて行くのだろう萌の“沼”を強く感じさせて印象的だった。

ガルバの稼ぎであの万札の束は無いわなと思っていたら、やっぱり優愛はデリヘルで稼いでいた。あんな無表情で機械的な対応でも、信じられない様な可愛い子が来たら男は喜んで延長に変更するから、稼ぎは相当いい様だ(齋藤なぎさにオファーをした意味がよく分かった)。

独占欲が強い分、我慢して稼いでハルヒの売上に貢献していると思っている優愛。
(続く)

No.189 22/06/01 18:48
匿名さん0 

>> 172 【2022春ドラマ】 「正直不動産」8話まで終了。 今回は永瀬が地面師に騙され掛ける話。 高井戸のかなりの好物件で、登坂社長は… 【2022春ドラマ】

「正直不動産」9話まで終了。

ミネルヴァのあの手この手の登坂潰しと、営業マンの引き抜きが続き、登坂不動産は創業依頼の大ピンチ。

そんな中、月下は「富士山が見えて息子の通勤にも便利な4LDK」のマンションを巡り、花澤とマッチアップ。3年後にはタワマンが建ち眺望を遮るマンションを売り付けた花澤と、分かっていたから候補から外した月下。「説明義務違反では?」と責める月下に、「富士山が見えるとは一言も言っていない。眺望がいいと言っただけ」とかわす花澤。結局、小さい子の居る息子夫婦にとっては、周辺の子育て環境が充実している事が決め手になり、そのまま契約が成立。富士山に拘り過ぎた月下の完敗だった。
日照権は裁判でも認められる事が有るが、眺望権は殆ど認められないというのは勉強になった。

鵤と登坂の因縁、鵤が絶対許さない事が明かされたけど、何か捻り過ぎていてポカーン。ミネルヴァって登坂とは比べ物にならない位の大手って、確か誰かの台詞で聞いた事が有った様に思うのだが、そんな大手の社長の過去が真っ黒けって有りなのかね。

花澤も建設業界の男女差別に疲れどん底の時に、ウチは男女平等、ウチに来いと鵤に誘われた恩が有る。永瀬と言い大河と言い、拾われて忠誠を誓う人多し。
いよいよ次回が最終回。

脚本=根本ノンジ 演出=野田健太

  • << 207 【2022春ドラマ】 「正直不動産」全10話終了。 ミネルヴァが今度は、登坂不動産が管理する物件のオーナーに、ウチなら管理委託料を2%にする(相場は5%らしい)と営業を掛けて、次々に物件を奪って行く作戦に出て、登坂不動産は益々ピンチに。 永瀬は会社の為に前みたいな嘘が付ければと神社で願うと、風が強く吹いて背中を押し、以前の営業トークが出来る様になり、売上は絶好調に。これは私利私欲の為ではなく会社を救う為だから神様から許されたのかしら。 でも榎本からは「言葉に真実が一つも感じられない」、月下からは「今の先輩は尊敬出来ません」と言われた事が頭に残っていて、会社の命運が掛かった管理物件の花澤とのマッチアップでは、風の代わりに月下達の言葉がブレーキになって、5%の正統性を話し、登坂が頼んでくれた石田(山崎努)からの人物保証の後押しも有って、2%の花澤に勝った永瀬。 もう一つの埋蔵文化財包蔵地のトラブルの件も、ミネルヴァに騙された客の事なのに解決すべく契約の解除を鵤と直談判。違約金を払えばと言われて躊躇していると、現れた登坂が一千万を見せ「これでウチが肩代わりする」カッコいい! ついでに土器が出たのを知っていながら解体業者に金で口止めした法律違反を指摘。バレたら免許停止になる程の重大な違反らしい。 「出るとこ出るか?」 「金はいらん」 (続く)

No.188 22/06/01 18:15
匿名さん0 

>> 173 【2022春ドラマ】 「持続可能な恋ですか?」6話まで終了。 颯の会社の学童キャンプへの杏花の参加と、杏花を巡る颯と晴太の恋のせ… 【2022春ドラマ】

「持続可能な恋ですか?」7話まで終了。

ヴァネッサに「ウチに不満が?」と聞かれて独立を考えている事を話す杏花に「そういう事なら応援する。私もそうだったしね。嫌がらせでもすると思った?」(←ドキッ!5話の感想で『変な邪魔をしてくれなきゃいいけど。』って、ヴァネッサの事を書いたのよね、私。(汗))

今回、杏花と晴太はお付き合いのルールとして「虹朗ファースト」「独立ファースト」を決め、晴太から「結婚をしたくなったら言って下さい、その時は終わりにしましょう」と言われた杏花。
でも気持ち的には「結婚も有りかも」と、特に杏花は思い始めている様な。
二人のやり取りの中で、晴太は虹朗を介して知った事が多くてと言い、杏花がそういう晴太が好きと言う場面が有って、それは有るよなあ、子育て中だと所帯染みるかもだけど、その分角度を変えて見れば、人間的な幅が広がって魅力的に見える所も増えるだろうし。

明里が何故見合い相手が魅力的に見えないのか、それは林太郎のせいだと気付いた様で、いよいよ二人は次の段階に。
明里がデートの練習に誘うメールのタイトルが「お願いの儀」なのには笑ってしまった。

颯はコネでマレーシアの新設ワーケーションホテル支配人の座を手に入れて、杏花をヨガ講師として誘うつもりの様だ。
こっちはちょっとご都合主義だな。

脚本=吉澤智子 演出=加藤亜紀子

  • << 205 【2022春ドラマ】 「持続可能な恋ですか?」8話まで終了。 街歩きをしていた林太郎が【サステナ疲れにマッサージ】の看板を見付けて、「疲れて持続しないという矛盾、これは面白い!」と興奮して写真に撮るシーンに大笑い。(旗振り役のテレビ局の動きにテレビドラマが当て付けるという(笑)) 今回は子供が預け先で熱を出し、お迎え要請が来た時にどう対処するかという、働く親の永遠の課題が出て来たけど、晴太は杏花と知り合う前迄は、安奈と二人で解決して来たのだから今回もそうすべきで、連絡が付かないからって何でいきなり杏花に振るのか理解不能。ドラマでは晴太と安奈の両親は出て来ていないけど、普通は自分達が行けないならまずどちらかの親を頼るし、安奈の稼ぎがいいならシッターを頼むとか、子供が熱を出した時はどうするか、離婚したなら尚更事前に細かく取り決めをしておくべきよね。 虹朗はラグビーのボールじゃないんだから、こっちからあっちって有り得ない。 で、後から駆け付けた安奈が、何であの場で説教じみた事を言うのかも意味不明。晴太と安奈が虹朗ファーストを実践しなかった尻拭いを、杏花と颯がさせられた様なものなのに。 そのとばっちりで、大事な商談相手に正論でダメ出しされてしまった杏花も、考えが甘いっちゃ甘いんだけどさ。 颯が日数を減らした学童の仕事と、ホテルの開業準備を両立させているという (続く)

No.187 22/05/30 23:09
匿名さん0 

>> 171 【2022春ドラマ】 「元彼の遺言状」7話まで終了。 せっかく前回は良くなって来たなと思ったのに、また以前のやたら登場人物が多く… 【2022春ドラマ】

「元彼の遺言状」8話まで終了。

いやあ不覚にも残り10分位の所で寝てしまい、気付いたら予告編が流れていた(笑)
先程、寝てた部分の録画を観て取り敢えず8話は全部観た事に。

まず前半部分の話だけど、これは篠田(逮捕されて本名は田中守と判明)の事件とは無関係っぽいけど、何でここにくっ付けたのかよく分からない。(時間稼ぎ?)

篠田が冤罪を主張している十が浜殺人事件については、元彼の栄治が篠田を匿い、「シノダヲタノム」との遺言を自分に残した事と、剣持自身も彼と行動を共にして来た中で篠田を信じられたから、やはり法律家として宙ぶらりんの状態に甘んじている篠田を何とかせねばという思いに駆られて、警察の手を借りて真実を暴くという道を選択したのだろう。

篠田の話を信じるのなら、明らかに篠田は嵌められて、殺人犯に仕立て上げられたものと考えられる。
警察が本腰を入れて当時の被害者の人間関係を徹底的に洗えば、真犯人は見付かる様な気はするのだが。

剣持は頭を下げて津々井に篠田の身元引き受け人を頼み、裁判が終わったら津々井の事務所に戻るという条件を飲んだ。

随分と剣持のキャラが変わった様な感じもするが、それだけ元彼の遺言状の存在は大きく、また法律家としての信念は曲げられないという事なのだろう。

脚本=中園勇也、脚本協力=伊吹一 演出=西岡和宏

  • << 203 【2022春ドラマ】 「元彼の遺言状」9話まで終了。 今回は篠田の事件の有った港町のレストランに行き、当日何があったのかを篠田に思い出させ、また当時の関係者に話を聞いて、誰が嘘をついているのかを剣持が探ろうとする話で、過去と現在は交錯するし登場人物も多かったけど、話は篠田の事件の事だけなので見易かった。 只、紗英が来るのは分かるんだけど(いつの間にか、人懐こくて情報を取るのが上手いキャラになってる(笑))、資料を渡しに来ただけの津々井が居座ったせいで、あれやこれやと食べるシーンが多く、それを全カットし、篠田の記憶を辿る部分と、町民がそれぞれ怪しさを全開にする部分も間延びしない様に整理すれば、前後編にする必要は無かったと思うし、一話で収めた方が緊張感が増して、もっと面白く観られたのかなと感じた。 ミステリーの事はあんなに細かく覚えている篠田が、あの時に美月(成海璃子)になけなしのお金を貸した(タクシー代を代わりに払った)エピソードは全く覚えていないって、有り得るのだろうか? 嘘を伝えて覚えてない篠田を「記憶力が悪い人」と印象付ける為の作戦? 誰が犯人でもおかしくない位の有能な役者を揃えているから、その部分の見応えはある。 ※“ぐるぐるカメラ”をどうしても入れ込みたいんだな、鈴木さん。 脚本=小谷暢亮、脚本協力=中園勇也、伊吹一 演出=鈴木雅之

No.186 22/05/30 18:13
匿名さん0 

>> 168 【2022春ドラマ】/簡単投稿 「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」6話まで終了。  何で自分から丸谷にキスをしたのかが自分でも理解… 【2022春ドラマ】

「クロステイル-探偵教室-」全8話終了。

原案を出し全ての絵を描いた八津弘幸氏が、1、2、4話に続いて最終話の脚本も担当したけど、まあ何と言うか尻窄み。

えっ!?延々と何を見せられていたの?って感じで、こんな縦軸なら要らなかったな。(大体仕事をやりながら、沢木一人で調べられる情報量ではないでしょ!)
普通にキャリアを積んだ探偵の講師vs探偵学校の生徒を見せるドラマで良かったんじゃないかな。

サプライズは“後出しじゃんけん”の、匡の母親の本来の人物像と経歴だけで十分だったと思うよ。

前半は未知の探偵業の事を知る事が出来て面白かったけど、縦軸をまとめようとし出した後半になるに連れて、だんだんつまらなくなってしまった感じ。

まっ、これで硬軟併せ持つ鈴鹿央士の魅力が発信されて、もう少し浅い時間帯のドラマの主演か二番手位のオファーが来れば、鈴鹿推しの私としては御の字だけど。

脚本=八津弘幸 演出=六車俊治

No.185 22/05/29 23:37
匿名さん0 

>> 184 (続き)
警察を排除して、警察の顔に泥を塗った形で友果を取り戻した温人は、計算ずくの真犯人に誘導される形で、実咲誘拐の主犯と疑われ、葛城から任意同行?を促される結果に。

怒り心頭の三輪に、誘拐から5年も経っているのに、まだ心春ちゃんが生きていると思っているのかと、厳しい事を言われた時は、涙を流しながら反発していた東堂だけど、取引を中止した真犯人から、今迄のお金と交換の場合は、心春か実咲のどちらか一人だけだと言われ、生きている可能性の高い実咲を選んだ。
「三輪の言う通りだ。心春ちゃんが5年間も生きている訳が…」この判断が、もっともっと前に出来ていたなら…とは思うけど、親とはそういうものなのだろう。

※前回、感想を書いた後でもう一度録画を見直していたら、東堂の結婚式の写真の日付が2006.12.12で、心春が生きていれば実咲と同学年だから、結婚して1年後位に生まれた計算で合っているので、葛城父親説は無しという事で。でも東堂が何故「ちゃん付け呼び」するのか、葛城に心春さんと言ったのは何故なのかは、出来ればドラマの中で教えて欲しい。

※あと、温人の家が警備会社との契約はおろか、友果が誘拐された後さえも、監視カメラを設置して無いのはおかしいよね。(設置していれば1億円を誰が置いたのか、直ぐに分かった筈だから)

脚本=黒岩勉 演出=宮崎陽平

  • << 202 【2022春ドラマ】 「マイファミリー」9話まで終了。 何か急に日下部管理官が過去に遡って強気で葛城を責め始め、“私が真犯人です”と顔に書いて有るんじゃないかと思わせる位、怪しさ全開だったんだけど、ここまで見せ付けられると逆に違うんじゃないかなと思ってしまう。 ただ、ラストの実咲のタブレットを友果が持っている事は、あの時点で実咲母(阿久津は分からん)、警察、温人夫妻と友果しか知らなかった筈で、あんなに早くピンポイントで奪いに来るという事は、警察の誰かとしか思えないんだよなあ。(未知留は音声データを聞いて直ぐに、「とどっち?」って判断していたけど、東堂だったら未知留に対してなら肉声で話すのになあ) 心春と実咲は5年前は親友で、実咲はタブレットに心春というファイルを保管していた。でも誘拐は公表されず、自分に黙って引っ越したと思い、その時は「もう友達じゃない」と恨んでいたらしい。ここで疑問。誘拐時点では二人は親友と同級生は皆知っていたのに、何故その話が警察に伝わらなかった?秘匿捜査とは言え、聞き出すテクニックは有るだろうに。 未知留は“心春ファイル”を開いて直ぐに驚いていたので、彼女の知る人物が何故ここに?という写真を見たというのが妥当な線かな。文書なら読むのにもっと時間が掛かるから。 次が拡大版の最終回。どんな真相が待っているのか楽しみ。 脚本=黒岩勉 演出=田中健太

No.184 22/05/29 23:03
匿名さん0 

>> 170 (続き) 温人が大胆な手法で完全に警察を排除し、安全に5億の大金を手に入れた真犯人はこれに味をしめ心春を渡さなかった。なので東堂は暴露本を… 【2022春ドラマ】

「マイファミリー」8話まで終了。

実咲ちゃんが自力脱出する事を望んでいたのだけど、まさか転落していたとは。あの映像だと生死が分からなかったのだけど、予告ではICUみたいな所のベッドに居たから、まだ救いが有って良かった。あれで即死だったら、温人を信じずに香菜子の持って来た情報を信じて、警察に通報した阿久津夫妻は悔やんでも悔やみ切れない事になっていただろうから。

友果の誘拐は東堂自ら考えて、義妹の亜矢に協力を頼んで、二人で実行したというのは意外だった。動機は心春事件の模倣をすれば、真犯人から接触が有るのではと考えたから。亜矢は警察から狂言誘拐を疑われて失踪したままの、姉への疑惑を晴らしたかったから。
でも反応は無く、警察も秘匿した為に暴露本を書いたら、漸く真犯人から接触が有り、優月の誘拐を指示された。そして東堂の知らない間に、真犯人が実咲の誘拐を実行していたというのが、東堂の言い分。

「真犯人は何故阿久津の娘だけ自分で誘拐したんだ?お前に頼めば済む話だろ」
「俺もそれは引っ掛かってる」
この部分と、予告に有った今は友果が持っている実咲のタブレットの中身が、真犯人に繋がる部分なのかな?

真犯人が取引を中止したのは、警察が動いている事を察知したかららしいけど、実咲が逃げ出し落下していたのを知ったから、というのも理由かもしれない。
(続く)

No.183 22/05/29 16:55
匿名さん0 

>> 166 【2022春ドラマ】 「パンドラの果実」5話まで終了。 今回は何故最上が科学者の世界から身を引いたのかが描かれた。 大学の… 【2022春ドラマ】

「パンドラの果実」6話まで終了。

今回は謳い文句の『最先端科学が引き起こす怪事件』ではなくて、都市伝説の様な心霊現象を解明する話。
一応、科学犯罪対策室にお門違いの内容のテレビ出演依頼が有り、島崎刑事局長から対策室の宣伝の為に出る様に言われ、仕方なく引き受けるという設定ではあったけど、このドラマに期待しているのはそういう類いの事では無いので少しがっかり。

只の心霊物ドラマとして見れば、被験者になる長谷部を演じるユースケ・サンタマリアの上手さも有って、それなりに面白くは観られたのだけど。

ただ一点、長谷部にだけ見えているらしいポニテの若い女性について、早い段階で最上は、長谷部が見えない誰かと会話をしている事に気付いた感じだったのに、何故「あれ?ハセドン、誰と喋ってるの?」って聞かなかったのだろう。最上の性格なら普通は聞いているよね。
それから土竜の間での録画中に、長谷部がポニテの彼女に「娘に似ている」とか普通に話し掛けていて、映像には長谷部しか映っていないのに、スタッフの誰一人長谷部に「誰と話してるのか」と聞かない不思議。

誰かが確認したら霊が居る事になって、ファンタジーが成立しなくなるからなのかな。

これしか長谷部を立たせるアイディアが浮かばなかったのだとしたら、ユースケが可哀想だわ。

脚本=土城温美、福田哲平 演出=羽住英一郎

  • << 197 【2022春ドラマ】 「パンドラの果実」7話まで終了。 今回はまた最先端科学の話に戻り、それが細胞より小さい“ナノマシーン”の話で、修復すべき細胞にピンポイントに到達して治療を施し、役目を終えると体液と共に体外に排出されるから、人体に悪影響は与えないという物で、その研究の第一人者である君塚(板谷由夏)が、私怨の為にまだ未完成のナノマシーンをコーヒーに入れて元夫に飲ませ、思惑通りに殺し、凶器であるナノマシーンは排出されて見付からず、決定的な物証が無いから認めない君塚に対して、小比類巻達はどう攻めて落とすのかという話だった。 君塚は小比類巻と同じトランスブレインズ社に、7歳で死んだ娘の遺体を預けており、将来的に冷凍遺体の細胞を修復し甦らせる為に、トランス社でナノマシーンの研究を行っていた。この研究は小比類巻にとっても一筋の光で有り、それだけにその光を殺人に使った君塚は許せなかったし、最上はその研究の凄さが分かるだけに、こちらもそれを殺人に利用した事が許せなかった。 結局、元夫がペースメーカーを埋め込んでいる事を君塚が知らなかった事を利用して、最上はナノマシーンは排出されず、緊急時のペースメーカーの磁場に吸い寄せられて付着していたと嘘を付き、自白させた。 これって素人ならともかく、君塚は何で騙されたのだろう。自ら犯行に使ったナノマシーンの容器を提出したそうだし。 (続く)

No.182 22/05/29 16:02
匿名さん0 

>> 167 【2022春ドラマ】 「17才の帝国」3話まで終了。 真木の出発点は、7年前の鷲田総理の政治献金未記載問題に端を発する、秘書の白… 【2022春ドラマ】

「17才の帝国」4話まで終了。

前回、会話をするスノウ(AIユキ)を見た時に、またまた裏ドラマのVRゲーム“ジョイン”を思い出しのだけど、今回、真木がサチの祖父に渡す為に作って来た“AI祖母”が、「真木君に写真と動画を送ったの。AIでおばあちゃんを作れるからって」と母親が言っていて、まんまジョインだった(笑)
まあ、こっちはゲームではないから、祖母とは画面越しにしか話せないのだが。

サチはユキが自分に話し掛けて来た事にショックを受けて帰宅したら、祖父が亡くなった祖母と笑顔で会話をしていて、気持ち悪くなって吐いてしまい、電話で平にユキの事を教えて補佐官の辞任を伝える。
まあサチの感覚は健全よね。
そして真木も「理想の世界を作ろう、大人達のいない世界を」等と、発言が過激になって来たユキに疑問を持ち始めていた。

ウーアにやって来た鷲田総理の、真木、保坂、平を操ろうとする“三枚舌”には、やはり嫌悪を感じる。
だからユキの言いたい事も分かるんだけど、それは何も知らずに分からずに死んで行った雪の無念とイコールでは無い訳で。
誰がどういうプログラミングをした結果のスノウなのだろう?本当に真木が一人で作ったの?

ソロンではなくてスノウが暴走するって事なのかな。

脚本=吉田玲子、脚本協力=鈴木貴昭 演出=桑野智宏

  • << 199 【2022春ドラマ】 「17才の帝国」全5話終了。 前回、今のユキの主張と、何も知らずに分からずに死んで行った雪の無念とはイコールでは無いと書いたのだが、真木が雪のあらゆるデータを詰め込んで作ったAIのスノウは、真木と会話を重ねる度に成長(変貌)して行く様にプログラミングされていて、大人達の醜い駆け引きに巻き込まれて私は殺されたと認識しているという事は、真木がそう教えたからに他ならないし、真木の想定を越えて過激な主張をする様になったのも、元々の不幸が“大人の身勝手で殺された”から始まっているのだから、ああいう主張に辿り着くのも自然なのかなと思う。 スノウの暴走でソロンのサービスが一時的に停止した事の説明を、「表向きは何と?」と尋ねる平に対し、「表も裏もなく事実を話します」と告げて、全てを市民に話し謝罪したのは、真木の中では当然の判断だったと思う。 スノウとソロンを繋いだのはサチだとは市民は知らないから、真木の私的流用を危惧、批判して支持率は下がり続けてとうとうソロンに罷免された。 この透明性に触発された平は、手に入れた白井秘書の日記を山口に記事にさせて、鷲田を辞任に追い込むという正面突破を選択し、後に日本の総理の座を手に入れた。17歳のピュアな思考を肌で感じた平が総理になった日本は、意外と悪くないのかもしれない。 脚本=吉田玲子、脚本協力=鈴木貴昭 演出=西村武五郎

No.180 22/05/28 12:35
匿名さん0 

>> 164 【2022春ドラマ】 「インビジブル」6話まで終了。 前回二択の予想の①で『①キリコの家系はインビジブルが稼業で、キリコは途中で… 【2022春ドラマ】

「インビジブル」7話まで終了。

もう泰造を内通者っぽく見せるのに汲々としているのが見てとれて、却ってシラケてしまった今回。
キリコの台詞に「キリヒトが勝手な動きをし始めたのが3年前。その時から内通者は関わっていた可能性がある」と有り、それが本当なら『父親の代からの内通者では?』と予想していた酒向さんの線は無いのかな?そうなると桐谷健太?(でも酒向さんもまだ捨て切れない)

今回のクリミナルズの“シノビ”(山田純大)が警護課SPで、志願した志村と対象者を共に警護するという設定は、今迄で一番現実的(このドラマとしてはって意味でね)で面白いなと思ったんだけど、依頼者(水橋研二)がいくらヘビーユーザーの上客とはいえ、何故シノビの殺害のタイミング迄知っているの?キリヒトが教えなければ知っている訳が無いんだから、態々教えたキリヒトはアホなの?って事になる。

あのキリコからの情報が無ければ、無能な捜1では殺人を防げなかった訳だから、シノビを捕まえたって志村凄い捜1凄いとはならずに、インビジブルってこの程度なの?ってなるだけ。
何でこんな設定がOKになるのか意味不明。

で、家族のいない志村にとっての唯一の弱点、安野の妹の東子(大野いと)が“予定通り”キリヒトに捕まり、志村は…キリコは…っていうのが次回なんだけど、予告で見せ過ぎ!

脚本=槌谷健 演出=棚澤孝義

  • << 196 【2022春ドラマ】 「インビジブル」8話まで終了。 クリミナルズの興業師が陳腐で笑っちゃうんだけど。なのであれやこれやの話は端折って、まだ伏せられている内通者は誰なのかについて書いておきたい。 前回迄は酒向さんの塚地を一番手の候補にしていたんだけど、今回を観てひょっとして猿渡なのかなと思い始めた。 理由は二つ。一つ目はキリヒトが一人目を助ける条件は、調教師の釈放だと言い、猿渡が一つも騒がずに「出来る筈など有りません」ときっぱり言い放ち、一人目が直ぐに処刑された事。あれって警察官なら誰だってもっと抗い、説得を試みるんじゃないかな。それを一切しなかったのは、相手がキリヒトじゃ無理と思っての事か、もしくは本当は殺されない事を予め知っていたかのどちらかで、自分は後者かなと。 もう一つは牧野副総監が息子の殺人事件を隠蔽し、証拠を隠滅した事を知っていて許せない、それを阻止出来なかった組織も許せない強い正義感を持っていそうな点。 予告でクリミナルズのリーパーは「警察の人間」とキリヒトが言ってるので、内通者=リーパーなのか、別々なのかでまた違って来るのかもだけど。 キリヒトは何故あんなにキリコに執着するのか。ひょっとしていざという時に志村の動きを封じる為の、人質的意味合いが有るのかな。まさかシスコンなんてオチは、無いよね?(笑) 脚本=香坂隆史 演出=竹村謙太郎

No.179 22/05/28 11:50
匿名さん0 

>> 163 【2022春ドラマ】 「花嫁未満エスケープ」7話まで終了。 前回『尚紀は堀田から“都合のいい女でいいから宣言”をされて、取り敢え… 【2022春ドラマ】

「花嫁未満エスケープ」8話まで終了。

鍵開けておくから荷物取りに来てって、怖っ。
段ボール箱にゆうの私物の他に、あの指輪と手紙まで入れていた尚紀。指輪の刻印で尚紀のあの時の気持ちは十分伝わるのに。手紙は全部自分発信の内容で、尚紀らしいなって思ったけど、あれでも本心を書いて有ったからゆうは泣いちゃったね。
「遅いよ」

捨てられないのは分かるけど、何で深見も使ってるクローゼットに剥き出しでしまうの?バッグに入れておくか、会社のロッカーに置けばいい物を。
洗濯物の件もダブルベッドの件も、あんなにあからさまに心ここに在らずの行動を取ってしまったら、それは深見だって色々感じてしまうよね。

前回、ゆうは家事を何でも先にやってしまう深見を見て、あの頃の尚くんも今の私みたいな思いをしてたのかと気付いたみたいだったけど、今回は、尚紀の面倒を見るのに疲れ果てて逃げ出し、深見と再会した頃の自分と、これからそうなるかもしれない深見を重ねてしまい、心配するゆうに「俺は俺の幸せの為にやってる」と答えた深見は、逆に問い掛ける。
「ゆうの幸せって何?」

ゆうが色々と引き摺っているのは当たり前で、本来なら最初の予定通りにアパートを借りるなり、シェアハウスに入るなりしておけば、こんな風に気を回し、気持ちを探り合う事も無かっただろうに。

脚本=桑村さや香 演出=堀江貴大

  • << 195 【2022春ドラマ】 「花嫁未満エスケープ」9話まで終了。 指輪のお礼を言って無かった事に気付き、LINEのやり取りの最後に「指輪ありがとう」 もうこの時点でやっぱり心弾む恋では無いのよね。 母親の乳癌が再発して入院し、慌てて深見に連絡もしないまま帰郷するゆう。指輪を見た母親は、尚紀からの物だと勘違いして「今度連れて来てよ」「予定聞いとく」って、何故本当の事が言えないの?ゆう。 深見はゆうと居る時間の方が大事だからって、釣竿やルアーを全部友達にあげてしまうし、ゆうが仕事を辞めて実家に戻り母親と暮らす、店長は他の人でも出来るけど、お母さんの家族は私一人だからと、自分の決断を話すと、「ゆう、結婚しよう。向こうで一緒に暮らそう。お母さんを支えるゆうを俺は支えるよ」「仕事は辞めて実家の農園を継ぐよ」 深見くん、重いのよ、これは。深見くんの主体性が無いじゃない。希望だった設計の仕事に就いたのに、それを捨ててもゆうの側に居てゆうを支えるのが俺の幸せ、みたいに言われたら、重過ぎてゆうじゃなくても逃げ出したくなるよ。 「私を幸せにするのは私だから」 「それでも俺はゆうと…」 黙って指輪を外してテーブルに置くゆう。 冷たいなとは思うけど、そもそも入口で流されたのが間違いの元なので、ズルズルで失敗するよりはマシかな。 脚本=桑村さや香 演出=鈴木統

No.178 22/05/26 22:52
匿名さん0 

>> 162 【2022春ドラマ】 「未来への10カウント」6話まで終了。 波瑠は史織と美鈴の二役で出ると、オファーの時点で決まっていたのだろ… 【2022春ドラマ】

「未来への10カウント」7話まで終了。

虹郎が演じているから大人だと錯覚してしまうけど、設定では桃介は高1の少年なのよね。育ちも性格も有るけど、やっぱり精神的な幼さを一番感じる。

ボクシングの環境が整って居たなら、大阪に残る選択肢も有ったのに、文句を言いながらも母親にくっついて来たのは、やっぱり愛されたいからでしょ?でも母親も屈折した物から解放されて、気持ちは外へ向きがちで、それも桃介の苛々の元なんだろうね。
イジメを見て見ぬ振りは出来ない正義感は持っていて、でも自分に不利になると分かっていても肝心な事は話さない。それはイジメられていた濱が、更にイジメられる事を危惧したからなのかもしれないが、大場校長が桐沢をたしなめた様に、やはり説明して納得させなかった桐沢を理解出来ず、不信感を持ってしまった事が一番大きかったのかなと思う。

そしてそんな桃介のせいで部活休止に追い込まれ、濱が真実を話した事で部活は再開出来ても、桃介の事は受け入れたくないと強く拒否する玉乃井と水野、西条からボクシングを取り上げたら、それはイジメなのではないか?と冷静に話す友部、ここのせめぎ合いは、どちらの気持ちも分かるし見応えが有った。

で、皆に謝れなかった桃介の脳には小さな動脈瘤が。これでボクシングが出来なくなるなんて。そっちに話を持って行ったか。

脚本=福田靖 演出=河合勇人

  • << 194 【2022春ドラマ】 「未来への10カウント」8話まで終了。 色々有って無気力でいつ死んでもいいと思っていた一人の男が、嫌々引き受けた母校のボクシング部のコーチとして、未完成でピュアな部員達を指導している内に、徐々に生気を取り戻し、いい影響を与え合ってインターハイ出場を目指す物語の筈で、最初の頃は、こちらも嫌々部長を引き受けた折原のキャラと使い方が上手くて、楽しみながら観ていたんだけど、校長のキャラがぶれ始めた辺りから段々雲行きが怪しくなり、素直に感動出来るいい部分も有るんだけど、なんじゃこりゃの部分が増えて来て、当初に期待していたドラマとは少し解離して来た感じで、今は何でこういう方向に?という残念な気持ちの方が強い。 普通に考えて焼き鳥の早朝仕込み、講師として授業を受け持ち、ボクシング部のコーチを5時迄して、そこから店の営業って商売をなめてはいけない。体が持つ訳がない。 校長は規則の一点張りだけど、講師ではない甲斐のコーチを認めていなかったっけ? 校長と父親の確執とか、折原の恋心?とか無理に入れ込まずに、ストレートに高校ボクシング部員とコーチが、お互いに育て合う話に絞って見せてくれた方が良かった…と思う。 最終回は次回だけど、残念だったから思わず総括してしまった。これで納得の行くラストになるのかなあ。 脚本=福田靖 演出=星野和成

No.177 22/05/26 18:14
匿名さん0 

>> 161 【2022春ドラマ】 「ナンバMG5」5話まで終了。 このドラマ、演出家は毎回交代しているのだが、脚本家は今回が初交代。そのせい… 【2022春ドラマ】

「ナンバMG5」6話まで終了。

美術部恒例の写生会に横浜まで遠征した剛達。ここで深雪が「画角に入ってしまうからどいて下さい」と、レディース連中に言いに行った事から、別のヤンキーに絡まれ、仕方なく助けに行って一発で倒す剛に、今度はレディース“横浜魔苦須”の連中が喧嘩を教えて欲しいと。
「言っとくけどな、喧嘩なんかで勝っても人生何も変わんないぞ」
それを偶々近くで聞いてしまった兄の猛は「はあ?」←陣内への対応で何かを感じていたみたいな猛は、これでかなり確信を持ってしまった感じかな。

魔苦須の総長(鈴木ゆうか)の前で、わざとメンバーをボコボコにさせた元カレの光一とその手下の事は、剛と伍代が簡単にボコッて、魔苦須のメンバーは今度こそ解散すると剛や総長に話す。

家庭や学校に居場所が無いから、無い者同士でツルみ、ヤンキーの仲間入りをする。将来を考える時期になっても、仲間と離れるのが怖いし、普通の生活に戻れるのかも不安だから、結局ズルズルと結論を先延ばしにしてしまう。そんな彼らの一面が伝わって来た話だった。

猛は剛と二人だけになり「お前、変わったよなあ」萬中の時のギラつきが無くなったと言うのだ。
「そんな事ねえよ」「そうか悪かったな、俺の考え過ぎだ」
深くは追及しない兄貴の優しさにグッと来た。

脚本=金澤達也、脚本協力=鈴木太一 演出=佐々木敦規

  • << 193 【2022春ドラマ】 「ナンバMG5」7話まで終了。 吟子が白百合に入学するという事で、多分面白くなるだろうなと思って観たら、やっぱり面白かった、そしてグッと来た。 生徒会長の名前が難波剛と聞いて、えっ?と思う吟子だけど、剛はわざと軽そうなキャラを演じてセーフ。 生活指導の桐山から髪染めを咎められ、生徒会長の妹だろうと言われて否定すると、「家族じゃないのに何で同じ住所に住んでるんだ?」と言われてぐらつくが、生徒会長とヤンキーが同じなんて有り得ないと考える。 そんな吟子と剛は桐山に呼ばれ、妹を指導して欲しいと言われた剛は「妹には言って聞かせます」。遂に認めた剛に「誰だよお前、どこの誰なんだ」原菜乃華、上手かったあ。 中学時代、絶対に仲間を守ってくれると皆から信頼されていたヤンキーの剛が、吟子の誇りだった。それが何で…。 でも理不尽な校長の「学力テストで赤点の生徒が3割越えたクラブは活動中止」に異議を唱えて、「白百合は校長だけの物じゃ有りません!」と訴え、撤回させた兄を見て、やっぱりお兄ちゃんは変わってないと思えた様で。 正義感を発揮したらチンピラに連れ去られてしまった吟子と牧野を、制服素顔のままで助けに行った剛。カッコ良かったけど、もし写真とか撮られていたら校長に利用されそうで、ちょっと心配。 脚本=金澤達也 演出=品田俊介

No.176 22/05/26 17:31
匿名さん0 

>> 160 【2022春ドラマ】 「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」6話まで終了。 最初の頃は、山瀬はオウミの経営者一… 【2022春ドラマ】

「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」7話まで終了。

社長が倒れて命に別状は無いが、社長業への復帰は無理との事で、後継争いは社長の息子で取締役の神山伝弥(野間口徹)と、峰岸が“JK5”実現の約束を取り付けている島田専務(小木茂光)の二人。

伝弥は仕事の実績が無く「僕、人望が無いから」が口癖の男。これでやたら威張りくさっているならドラマによく有る設定なんだけど、この伝弥は少し違っていて、二年目社員の麻理鈴が、他の先輩社員と同じ様に「伝弥さん」呼びをしても全く気にする素振りも見せないし、根が素直でおおらかな坊っちゃんタイプで、麻理鈴や島田派のスパイとして送り込まれた根津(北乃きい)達にも、本音をベラベラ喋ってしまう“いい人”なのだ。

介護事業に真剣に取り組み始めた伝弥に、肩入れし始める麻理鈴と根津。
後継争いで優勢になった島田は、反発を恐れてJK5を一旦白紙にすると言い出した為に、峰岸達は伝弥を担ぐBプランに乗り換えるのだが。

当の伝弥は取材の生放送で、自分は介護事業に専念したいので社長は島田専務にと話し、麻理鈴は島田がJK5を実施する素晴らしい人だと誉めまくり、外堀を埋めてしまう。麻理鈴が初めて“ワル”になった瞬間だったが、次回島田の報復で備品管理室に逆戻りになるらしい。
今回が一番面白かった。

脚本=後藤法子 演出=南雲聖一

  • << 192 【2022春ドラマ】 「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」8話まで終了。 備品管理課に戻ったら、2名が今日で早期退職して、竹内課長のみが残ると知って驚く麻理鈴。そこに二児の母で時短勤務中という間宮(桜井ユキ)が企画開発部から異動して来る。 育休から復帰したら直ぐに第二子の産休・育休、そして時短勤務で前の部署に居辛くなって、自ら希望して異動して来たらしい。 備品管理課は前にも増して暇だったが、暇なら仕事を作ればいいと、間宮の守備範囲の新しいノベルティ作りを始めたり、備品管理課から一生出られないなら「部署ごと出世しちゃえばいい」と、13階の空いた部屋への移動を狙って実現させたり、相変わらず麻理鈴のバイタリティーは凄い。 今回の峰岸のアドバイス「ルールを熟知すれば勝てる」は、実践的で良かった。目には目をルールにはルールをだ。そしておまけは、誰も知らないだろうからと自分で作った“創業者の言葉”で煙に巻く麻理鈴。ワルが板について来た感じだ。 そんな麻理鈴を島田も認めざるを得ず、峰岸は「JK5に入らない?幹部候補に入れたいと思ってる」と誘うのだが…。 予告編ではまたまた反発するみたいで面白そう。 脚本=松島瑠璃子 演出=山田信義

No.175 22/05/26 13:14
匿名さん0 

>> 159 【2022春ドラマ】 「明日、私は誰かのカノジョ」6話まで終了。 彩は雪を誘い飲みに行く。まだ19だからとアルコールは断る雪。彩… 【2022春ドラマ】

「明日、私は誰かのカノジョ」7話まで終了。

そのホストクラブに初めて来た客へのサービスシステムが、分かりやすく描かれていて面白かった。
ホストを特に決められない場合は、次々にホストがやって来て、最後にその中から“送り指名”と言って、店の外まで見送ってくれるホストを指名出来る。当然そのホストは次の来店と指名を狙い、まずは連絡先の交換をして貰い営業に励む。
ここで落ちるかどうかは女性次第、ホスト次第という事か。
代金も割り物飲み放題で初回は3千円、萌が思わず「こんなに安いの?」と口走ってしまう安さ。これがアブナイ罠なんだろうね。次々に来るホストの順番も、きっと考え抜いているんだろうね。

つまらなそうにしていた萌も、手書きの名刺を出して雰囲気が柔らかく話し易い楓(高野洸)とは話が弾み、今は踏みとどまっているけど、何か嫌な事が有ったら会いに行きそうだしハマりそうな予感。

もう既にハルヒ(藤原樹)というホストにハマって、大金を注ぎ込んでいる優愛は、被り指名の女に敵意を示し、なだめる為に今夜部屋に行くよと約束したハルヒが来ないと、LINE攻撃(文面を台詞として読み上げる齋藤なぎさのドスの効いた声にビックリ)、電話攻撃(何度も掛け直す)、やっと来た“店で潰れてた”の返信に「嘘つき!」←=LOVEなーたんとのギャップが凄過ぎる

脚本=三浦希紗 演出=近藤幸子

  • << 190 【2022春ドラマ】 「明日、私は誰かのカノジョ」8話まで終了。 楓が萌を落とすテクニックが超絶上手くて震えた。弱っている時に、あんな風にナチュラルに接してくれて、気遣い(水と涙を拭くハンカチ)も嘘(初めて指名してくれる客を迎えに行くと言って抜けて来たけど、バックレられたと言うから大丈夫だよ)も完璧、萌が自ら選択して店に同伴する様に仕向け、会計が萌の想定以上で戸惑いを見せると、説明不足だった自分が悪いとそっと半額分位の五千円札を握らせ、「規則違反だから秘密ね」と囁く。 送り出す階段の途中で一度焦らしてから抱き締める。これでまた次も萌は楓を指名する。実際は楓が流れる様に引き込んでいるのだけど、そうは感じさせないあの笑顔と気遣い、中の人(高野洸)がハマっていて本当に震えた。 外から店に入る時に一瞬暗くなる階段、先に降りる楓が振り返って萌の手を取るシーンが、これから落ちて行くのだろう萌の“沼”を強く感じさせて印象的だった。 ガルバの稼ぎであの万札の束は無いわなと思っていたら、やっぱり優愛はデリヘルで稼いでいた。あんな無表情で機械的な対応でも、信じられない様な可愛い子が来たら男は喜んで延長に変更するから、稼ぎは相当いい様だ(齋藤なぎさにオファーをした意味がよく分かった)。 独占欲が強い分、我慢して稼いでハルヒの売上に貢献していると思っている優愛。 (続く)

No.174 22/05/26 12:44
匿名さん0 

>> 158 【2022春ドラマ】 「汝の名」7話まで終了。 「薬の量、間違えたかな」から始まる、久恵の陶子へのやりたい放題のいたぶり。 陶… 【2022春ドラマ】

「汝の名」全8話終了。

久恵の「薬の量、間違えたかな」を聞き逃さなかった陶子は、直ぐに久恵の企みを察知し、それからはご飯は少量しか食べない様にして、体力が回復した所でイエ電で恭平に電話をしようとしたが、ケーブルが外されていたので繋ぎに行ったらジャストタイミングで恭平から電話が。機会を窺って恭平に来て貰い、あの薬を水に入れ替えて貰い、その後わざと失禁、オムツにして安心して久恵が外出した日に、恭平が引越屋を連れて来て、陶子はまんまと逃げ果せた。

「まだやる事が有る」と亮介の元には行かなかった陶子。久恵と会って「私達は離れた方がいい」と伝え、自分も悪かったからと久恵を責めなかった陶子。

半年後、久恵は新しい男と幸せに暮らしていたが、クリスマスの日に男は帰って来ず、朝、彼の番号から電話が掛かって来て出たら陶子の声で「お馬鹿さん」。
男に捨てられてボロボロになった苦い過去の有る久恵に、ここまでやるのかって、ちょっと震えた。

ここから亮介とパリで心機一転なのかと思ったら、違うこれじゃない私の幸せはと思う陶子。思い切り本音で罵倒出来る久恵との生活が私の居場所と気付いたのだ。

その頃、目に生気が戻り立ち上がった久恵は「今度は私の番だからね、陶子ちゃん」

終わってみれば、これは狂気を孕んだ女二人の共依存の話だった。

脚本=鈴木裕那 演出=河原瑶

No.173 22/05/26 00:00
匿名さん0 

>> 157 【2022春ドラマ】 「持続可能な恋ですか?」5話まで終了。 父・林太郎と明里(井川遥)の仲が深く進展した今回。 亡き妻との思… 【2022春ドラマ】

「持続可能な恋ですか?」6話まで終了。

颯の会社の学童キャンプへの杏花の参加と、杏花を巡る颯と晴太の恋のせめぎ合い。ドラマとして目先を変えたかったのかもしれないが、色々と粗が目立つ無理筋設定でちょっと引いてしまった。

登録保護者でもない杏花が何故参加出来たのか(職員の颯の身分保証でOK?)とか、暗い肝試しの道を虹朗だけ駆けて戻って行った時に、何で颯と杏花は追い掛けなかったのか(キャンプで単独行動の描写はどうなのよ)とか、杏花と颯が気になって仮病で早退する晴太とか…、自分は面白がれなかったな。

晴太はもう自分の気持ちに蓋は出来ず、「結婚から自由になったお付き合い、ただ好きって付き合うのは駄目ですか?」
この後二人は手を繋いでテントで眠り、翌朝それを知った颯は、帰宅後、家を出て行ってしまう。
当て馬にすらなれなかった颯は、これで終わり?それは無いよね。

今回は林太郎と明里の出番が少なくて残念だったけど、見合い相手とデートをしても何故しっくり行かないのかを、タクシーの中で聞いた林太郎のラジオ番組の発言で気付く明里というシーンが有って、短時間でも印象に残る二人って、やっぱりお強い!

脚本=吉澤智子 演出=山室大輔

  • << 188 【2022春ドラマ】 「持続可能な恋ですか?」7話まで終了。 ヴァネッサに「ウチに不満が?」と聞かれて独立を考えている事を話す杏花に「そういう事なら応援する。私もそうだったしね。嫌がらせでもすると思った?」(←ドキッ!5話の感想で『変な邪魔をしてくれなきゃいいけど。』って、ヴァネッサの事を書いたのよね、私。(汗)) 今回、杏花と晴太はお付き合いのルールとして「虹朗ファースト」「独立ファースト」を決め、晴太から「結婚をしたくなったら言って下さい、その時は終わりにしましょう」と言われた杏花。 でも気持ち的には「結婚も有りかも」と、特に杏花は思い始めている様な。 二人のやり取りの中で、晴太は虹朗を介して知った事が多くてと言い、杏花がそういう晴太が好きと言う場面が有って、それは有るよなあ、子育て中だと所帯染みるかもだけど、その分角度を変えて見れば、人間的な幅が広がって魅力的に見える所も増えるだろうし。 明里が何故見合い相手が魅力的に見えないのか、それは林太郎のせいだと気付いた様で、いよいよ二人は次の段階に。 明里がデートの練習に誘うメールのタイトルが「お願いの儀」なのには笑ってしまった。 颯はコネでマレーシアの新設ワーケーションホテル支配人の座を手に入れて、杏花をヨガ講師として誘うつもりの様だ。 こっちはちょっとご都合主義だな。 脚本=吉澤智子 演出=加藤亜紀子

No.172 22/05/25 21:53
匿名さん0 

>> 156 【2022春ドラマ】 「正直不動産」7話まで終了。 榎本の銀行の顧客、藤崎夫妻(前田吟、中田喜子)の老後プランをどう設定するかの… 【2022春ドラマ】

「正直不動産」8話まで終了。

今回は永瀬が地面師に騙され掛ける話。
高井戸のかなりの好物件で、登坂社長は永瀬が信じていいと思う話なら任せると。
でも途中から違和感が拭えなかった永瀬は、不動産ブローカーに転身した桐山に相談。この時の「俺は直ぐに手を引きました。似合わないスーツを着てる人達とは俺は仕事をしたくない」の一言がヒントになり、その後の交渉では“風が吹いて”「地面師ですよね?」と言ってしまった永瀬。
その後、相手のオフィスはもぬけの殻となり、登坂不動産は損失を出さずに済んだ。

まあ相手が近藤公園さんだから、これは怪しいぞって感じだったけど、何でピンと来るかと言ったら、地面師という言葉を広く世間に認識させた、あの事件(あんな大手の積水ハウスが騙されるのか!?とビックリした事件)が有ったから。

登坂社長は元々は財閥系の大手不動産会社に居たけど、止めたのに上司が進めて引っ掛かった地面師詐欺の責任を押し付けられて退職し、自分で起業した事が判明。
社長は今回も気付いていた筈なのに、何故止めなかったのか疑惑については、「お前が信じると言ったから。そもそも私は13年前、お前に賭けた」←深いな。バリバリ稼ぐ永瀬も経営者としては有り難かっただろうけど、今の永瀬こそがあの時に見込んだ有るべき姿なのかもしれないね。

脚本=根本ノンジ 演出=金澤友也

  • << 189 【2022春ドラマ】 「正直不動産」9話まで終了。 ミネルヴァのあの手この手の登坂潰しと、営業マンの引き抜きが続き、登坂不動産は創業依頼の大ピンチ。 そんな中、月下は「富士山が見えて息子の通勤にも便利な4LDK」のマンションを巡り、花澤とマッチアップ。3年後にはタワマンが建ち眺望を遮るマンションを売り付けた花澤と、分かっていたから候補から外した月下。「説明義務違反では?」と責める月下に、「富士山が見えるとは一言も言っていない。眺望がいいと言っただけ」とかわす花澤。結局、小さい子の居る息子夫婦にとっては、周辺の子育て環境が充実している事が決め手になり、そのまま契約が成立。富士山に拘り過ぎた月下の完敗だった。 日照権は裁判でも認められる事が有るが、眺望権は殆ど認められないというのは勉強になった。 鵤と登坂の因縁、鵤が絶対許さない事が明かされたけど、何か捻り過ぎていてポカーン。ミネルヴァって登坂とは比べ物にならない位の大手って、確か誰かの台詞で聞いた事が有った様に思うのだが、そんな大手の社長の過去が真っ黒けって有りなのかね。 花澤も建設業界の男女差別に疲れどん底の時に、ウチは男女平等、ウチに来いと鵤に誘われた恩が有る。永瀬と言い大河と言い、拾われて忠誠を誓う人多し。 いよいよ次回が最終回。 脚本=根本ノンジ 演出=野田健太

No.171 22/05/23 23:25
匿名さん0 

>> 155 【2022春ドラマ】 「元彼の遺言状」6話まで終了。 黒丑(信玄=望月歩)の勤めるホストクラブ『戦国』のホスト、蘭丸(味方良介)… 【2022春ドラマ】

「元彼の遺言状」7話まで終了。

せっかく前回は良くなって来たなと思ったのに、また以前のやたら登場人物が多くてごちゃごちゃしてて、まとまりの無いドラマに戻っちゃったなあ。

黒丑の太客(高田聖子)の遺産相続トラブルの話は入れる必要が無かったね。
社食脅迫事件も何か焦点ボケしてて分かり難かったので、津々井の痴漢冤罪事件と過去の裁判の関わりだけに絞った方が、面白くて観やすくなっていた様な気がするのだが。
津々井と剣持の丁々発止のやり取りは、このドラマのコメディー部分の見せ場だし、今回の設定も面白かったので、その話+篠田の謎だけでまとめた方が良かったと思うよ。

篠田を追い詰めず、「雑用係ではなくて助手よ」と言ってくれた剣持に少し心を開いて、「殺人犯なんだ」と呟いた篠田。

小笠原家之墓に手を合わせているシーンが有ったので、篠田のせい(過失とか間接的にとか)で、小笠原家の誰かが亡くなったとかの話なのかな。

脚本=杉浦憲明、脚本協力=中園勇也、伊吹一 演出=澤田鎌作

  • << 187 【2022春ドラマ】 「元彼の遺言状」8話まで終了。 いやあ不覚にも残り10分位の所で寝てしまい、気付いたら予告編が流れていた(笑) 先程、寝てた部分の録画を観て取り敢えず8話は全部観た事に。 まず前半部分の話だけど、これは篠田(逮捕されて本名は田中守と判明)の事件とは無関係っぽいけど、何でここにくっ付けたのかよく分からない。(時間稼ぎ?) 篠田が冤罪を主張している十が浜殺人事件については、元彼の栄治が篠田を匿い、「シノダヲタノム」との遺言を自分に残した事と、剣持自身も彼と行動を共にして来た中で篠田を信じられたから、やはり法律家として宙ぶらりんの状態に甘んじている篠田を何とかせねばという思いに駆られて、警察の手を借りて真実を暴くという道を選択したのだろう。 篠田の話を信じるのなら、明らかに篠田は嵌められて、殺人犯に仕立て上げられたものと考えられる。 警察が本腰を入れて当時の被害者の人間関係を徹底的に洗えば、真犯人は見付かる様な気はするのだが。 剣持は頭を下げて津々井に篠田の身元引き受け人を頼み、裁判が終わったら津々井の事務所に戻るという条件を飲んだ。 随分と剣持のキャラが変わった様な感じもするが、それだけ元彼の遺言状の存在は大きく、また法律家としての信念は曲げられないという事なのだろう。 脚本=中園勇也、脚本協力=伊吹一 演出=西岡和宏

No.170 22/05/23 19:57
匿名さん0 

>> 169 (続き)
温人が大胆な手法で完全に警察を排除し、安全に5億の大金を手に入れた真犯人はこれに味をしめ心春を渡さなかった。なので東堂は暴露本を書いて真犯人からの接触を待ち、今度は友果誘拐の共犯だと脅されてまた次の誘拐を指示されたのではないか。

真犯人が誰かは今のところは想像が付かない。また東堂の妻も共犯なのかどうかも分からない。

二点だけ気になる事を書いておく。
友果事件の時に、友果の身の安全も確認出来ていない時点で、吉乃捜一課長は何故突入にGoサインを出したのか?あれは日本の人質事件の警察の対応として、有り得ない事なのではないか?

もう一つは、そもそもの発端として、何故資産家でもない一介の刑事の娘の心春が最初に狙われたのか?東堂は仕事絡みの心当たりは全部調べたがシロだったと言っていた。じゃあ妻への恨み?それとも私の妄想した実父かもしれない葛城への恨み?
それとも二度かな?鳴沢達の会話の中で出て来た、学生時代に未知留の車で東堂が事故った件が関係しているのか?

今回、実咲が特技のボルダリングを生かして脱出を試みるシーンが有った。
あの公園で泣いていた時はボルダリングって珍しいなと思ったけど、ここに繋げたかったのねと観ていて思った。自力脱出なるか、それともいい所で…になるのか、こちらも仕掛けとしては楽しみ。

脚本=黒岩勉 演出=平野俊一

  • << 184 【2022春ドラマ】 「マイファミリー」8話まで終了。 実咲ちゃんが自力脱出する事を望んでいたのだけど、まさか転落していたとは。あの映像だと生死が分からなかったのだけど、予告ではICUみたいな所のベッドに居たから、まだ救いが有って良かった。あれで即死だったら、温人を信じずに香菜子の持って来た情報を信じて、警察に通報した阿久津夫妻は悔やんでも悔やみ切れない事になっていただろうから。 友果の誘拐は東堂自ら考えて、義妹の亜矢に協力を頼んで、二人で実行したというのは意外だった。動機は心春事件の模倣をすれば、真犯人から接触が有るのではと考えたから。亜矢は警察から狂言誘拐を疑われて失踪したままの、姉への疑惑を晴らしたかったから。 でも反応は無く、警察も秘匿した為に暴露本を書いたら、漸く真犯人から接触が有り、優月の誘拐を指示された。そして東堂の知らない間に、真犯人が実咲の誘拐を実行していたというのが、東堂の言い分。 「真犯人は何故阿久津の娘だけ自分で誘拐したんだ?お前に頼めば済む話だろ」 「俺もそれは引っ掛かってる」 この部分と、予告に有った今は友果が持っている実咲のタブレットの中身が、真犯人に繋がる部分なのかな? 真犯人が取引を中止したのは、警察が動いている事を察知したかららしいけど、実咲が逃げ出し落下していたのを知ったから、というのも理由かもしれない。 (続く)

No.169 22/05/23 19:22
匿名さん0 

>> 154 【2022春ドラマ】 「マイファミリー」6話まで終了。 いやあ、凄いね。面白くてあっという間に終わっちゃう。 ネットの“考察班… 【2022春ドラマ】

「マイファミリー」7話まで終了。

二人目の犯人は東堂で、温人に証拠を出され問い詰められて「俺が誘拐した」と認めた訳だが、温人が見付けた盗聴器をあの場所に仕掛けたのは東堂なのかな?だって鳴沢夫妻は友果が誘拐される迄は、東堂、三輪とは疎遠だった訳だから、東堂は無断侵入でもしない限り仕掛けられない(切羽詰まっていて侵入した可能性もあるけど)。
友果誘拐の半年前に鈴間がハルカナに入社しているので、香菜子のお供で鳴沢家に出入りして…という可能性も有りかも。

で、東堂の動機だけど諸々考えると、まず最初に心春誘拐の犯人から接触が有って、心春は生きていて渡して欲しければ5億の身代金を用意しろと、脅迫されていたのではないか?そこでITに長けている鈴間(義妹と予想)に頼み込み、温人の娘をターゲットにした。

心春事件と友果事件は同一犯ではと言われていて、4話で心春は東堂の娘だと明かされた時に、何故東堂は温人が友果を保護した後に、犯人を一度は追おうとしたのに温人に止められたらあっさり諦めてしまったのかに凄く違和感が有って、あれで東堂、怪しくないか?と思い始めたのよね。だって、心春事件の犯人かもしれないと思っていて、友果も無事保護したのだから、普通は温人が何を言おうが追い掛けるでしょ。でもそこにとどまったのは、誰が金を持って行ったのかを知っていたからとしか。
(続く)

No.168 22/05/22 19:30
匿名さん0 

>> 152 【2022春ドラマ】 「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」5話まで終了。 人気アニメ「ワンブレイド」と夏浪漫のコラボ缶の発案者が… 【2022春ドラマ】/簡単投稿

「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」6話まで終了。
 何で自分から丸谷にキスをしたのかが自分でも理解出来ていない真田は、以前にも増して素っ気ない態度を取る様になり、すっかり自信を無くしてしまった丸谷は、これが最後だと思いながらも真田をデートに誘い、OKを貰う。
 計画通りにデートは進むが、休出中の一ノ瀬から何度も電話が入り、結局途中で助けに行ってから帰宅すると真田が待っていて、今日絵付けをしたビアカップで乾杯。
真田はキスをした時の事を謝り、「これが好きという感情なんでしょうか?」「そうだと嬉しいな」と言いながら、二度もキスをする丸谷←結論。美男美女のキスは美しい!
脚本=田辺茂範 演出=新城毅彦

>>153

「クロステイル-探偵教室-」7話まで終了。
 校長の新偕によると迅平は依頼者に対して親身になり過ぎる事があり、ピアニストとしての未来をメチャクチャにされたという小泉という依頼者に、小田切という男の調査書を渡してしまい、階段から突き落とそうとした小泉が落ちてしまい記憶喪失に。小田切は遺書を残して失踪し、20年が経つので死亡扱いに。
 東堂がくれた情報で小泉の家に行く匡達。そこに迅平が現れると藤巻が「やっと見付けた、小田切は俺の父親だ!」
 東堂の匡へのメール「本当の敵はすぐ近くにいる」って誰?校長か沢木か?
脚本=福田卓郎 演出=六車俊治

  • << 186 【2022春ドラマ】 「クロステイル-探偵教室-」全8話終了。 原案を出し全ての絵を描いた八津弘幸氏が、1、2、4話に続いて最終話の脚本も担当したけど、まあ何と言うか尻窄み。 えっ!?延々と何を見せられていたの?って感じで、こんな縦軸なら要らなかったな。(大体仕事をやりながら、沢木一人で調べられる情報量ではないでしょ!) 普通にキャリアを積んだ探偵の講師vs探偵学校の生徒を見せるドラマで良かったんじゃないかな。 サプライズは“後出しじゃんけん”の、匡の母親の本来の人物像と経歴だけで十分だったと思うよ。 前半は未知の探偵業の事を知る事が出来て面白かったけど、縦軸をまとめようとし出した後半になるに連れて、だんだんつまらなくなってしまった感じ。 まっ、これで硬軟併せ持つ鈴鹿央士の魅力が発信されて、もう少し浅い時間帯のドラマの主演か二番手位のオファーが来れば、鈴鹿推しの私としては御の字だけど。 脚本=八津弘幸 演出=六車俊治
  • << 201 【2022春ドラマ】 「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」8話まで終了。 今回はまた見事な構成。 付き合い始めたとは言え、真田はずっと丸谷さん呼びの敬語口調。名前で呼び合おうと提案して丸谷は「和泉」と何度も呼び掛けるが、「康介さん」とは呼べずにベランダに出て隠れてしまう真田に、丸谷は更に可愛い!とメロメロ(笑) それなのに、真田に「和泉!」と呼び掛けるイケメンと遭遇。何とその人物が人事コンサルの山城で、経営不振の弥生ビールに派遣されて来た男だった。 状況によっては人員整理も有り得るという話だったが、丸谷の耳には入って来ない。 この後の厳しい表情で、営業部長は退職を覚悟してるのかなとか、須藤の丸谷への「このまま営業一筋?」という問い掛けと、「真田どうするんだろ、望んで営業に行った訳じゃないし」という話から、丸谷は結婚して実家の造り酒屋を継いで、和泉は日本酒の企画開発をする方向かなとか思ったら…。 何と山城は真田の双子の兄で、それは丸谷には良かったんだけど、真田にアメリカの有名な醸造所の研究室に紹介するよと言い出し、真田は何故か反発、何か確執が有るらしいが丸谷が聞いたら、丸谷酒造のHPの社長の写真を見てしまった真田から、父と紹介された「あの人は誰なんですか!」と逆襲されて、丸谷ピ~ンチ! ああ、面白かった! 最終回は30分拡大版。 脚本=田辺茂範 演出=新城毅彦

No.167 22/05/22 18:36
匿名さん0 

>> 151 【2022春ドラマ】 「17才の帝国」2話まで終了。 山口の書いた『独裁国家となる危険性/17才の帝国』の記事の影響なのか、ウー… 【2022春ドラマ】

「17才の帝国」3話まで終了。

真木の出発点は、7年前の鷲田総理の政治献金未記載問題に端を発する、秘書の白井の一家心中?による、唯一10歳の自分と仲良くしてくれた白井雪の死だった事が分かった今回。

単なる復讐なら随分小さい話になってしまうので、真木はああいう悲劇を無くすには根回し政治、内輪贔屓の従来型政治を断ち切り、AIを活用した透明で民意を即時に反映させる政治に転換する事が必要と考えて応募したのだろうと思いたい。そしてそれが国政に迄波及すれば、ユキの敵討ちにもなるので。

退職勧奨をした公務員との面談に全て立ち会った真木は、皮肉にもAI授業を推進するウーアに来たばかりに、社会科の教師で削減の対象になってしまったサチの母親には謝っていたが、母親が息子のソロンの授業を認めているからウーアに来て良かった、退職に応じると言ってくれたおかげで、下がりっぱなしだった支持率は若干上がる。

そして倒れてしまった真木。真木から何度も間違えて「ユキ」と呼ばれてからは、会議にも出ていなかったサチだが、真木の部屋を訪れ、寝ているのを確認するとあの地下室に行き、雪からの手紙を見付けて「ユキ…」と呟くとAIユキが出現、驚くサチに「私はスノー、17才のユキ」と話し出す。
(姿は山田杏奈で声は別人が入れている)

脚本=吉田玲子、脚本協力=鈴木貴昭 演出=桑野智宏

  • << 182 【2022春ドラマ】 「17才の帝国」4話まで終了。 前回、会話をするスノウ(AIユキ)を見た時に、またまた裏ドラマのVRゲーム“ジョイン”を思い出しのだけど、今回、真木がサチの祖父に渡す為に作って来た“AI祖母”が、「真木君に写真と動画を送ったの。AIでおばあちゃんを作れるからって」と母親が言っていて、まんまジョインだった(笑) まあ、こっちはゲームではないから、祖母とは画面越しにしか話せないのだが。 サチはユキが自分に話し掛けて来た事にショックを受けて帰宅したら、祖父が亡くなった祖母と笑顔で会話をしていて、気持ち悪くなって吐いてしまい、電話で平にユキの事を教えて補佐官の辞任を伝える。 まあサチの感覚は健全よね。 そして真木も「理想の世界を作ろう、大人達のいない世界を」等と、発言が過激になって来たユキに疑問を持ち始めていた。 ウーアにやって来た鷲田総理の、真木、保坂、平を操ろうとする“三枚舌”には、やはり嫌悪を感じる。 だからユキの言いたい事も分かるんだけど、それは何も知らずに分からずに死んで行った雪の無念とイコールでは無い訳で。 誰がどういうプログラミングをした結果のスノウなのだろう?本当に真木が一人で作ったの? ソロンではなくてスノウが暴走するって事なのかな。 脚本=吉田玲子、脚本協力=鈴木貴昭 演出=桑野智宏

No.166 22/05/22 17:23
匿名さん0 

>> 150 【2022春ドラマ】 「パンドラの果実」4話まで終了。 謎の飛び降り自殺が続いたのは、ジョインというバーチャルリアリティゲームに… 【2022春ドラマ】

「パンドラの果実」5話まで終了。

今回は何故最上が科学者の世界から身を引いたのかが描かれた。

大学の先輩で研究のパートナーだった速水(栗山千明)が街中で倒れ、一瞬で老化して死んだ。その謎を解く過程で、最上が過去の研究で科学の闇を見てしまった、人類が越えてはいけない一線を越えてしまったと、初めて告白する。

偶然の産物だった老化を止めるウイルスの発見。16ヵ月かけて猿に感染させたが、「その先は闇だよ」。老化を防ぐには膨大なエネルギーを必要とし、猿は共食いを始めたのだ。最上は研究室を閉じたが、速水は密かに研究を続け、共食いをしない様にウイルスを変型させる事に成功していたのだが、今度は自分自身のエネルギーを一瞬で使い果たし老化してしまう、研究は失敗だった。

速水のレンタル研究室にはウイルスは残っていなかったが、小比類巻は誰かが人為的に停電を起こし、ウイルスを盗んだのではないかと疑っている。タイミングが良すぎるのだ。
まあ、カーンの所しか無いよね。速水に資金援助をして情報を取っていた可能性も有るしね。

で、ラストに向こう側の歩道を歩く亜美(本仮屋ユイカ)のそっくりさんが。(木曜にキムタクのドラマで観たばっかりの設定で、あっちはシラケたのだが、こっちはどうだろ)

脚本=関久代、福田哲平 演出=羽住英一郎

  • << 183 【2022春ドラマ】 「パンドラの果実」6話まで終了。 今回は謳い文句の『最先端科学が引き起こす怪事件』ではなくて、都市伝説の様な心霊現象を解明する話。 一応、科学犯罪対策室にお門違いの内容のテレビ出演依頼が有り、島崎刑事局長から対策室の宣伝の為に出る様に言われ、仕方なく引き受けるという設定ではあったけど、このドラマに期待しているのはそういう類いの事では無いので少しがっかり。 只の心霊物ドラマとして見れば、被験者になる長谷部を演じるユースケ・サンタマリアの上手さも有って、それなりに面白くは観られたのだけど。 ただ一点、長谷部にだけ見えているらしいポニテの若い女性について、早い段階で最上は、長谷部が見えない誰かと会話をしている事に気付いた感じだったのに、何故「あれ?ハセドン、誰と喋ってるの?」って聞かなかったのだろう。最上の性格なら普通は聞いているよね。 それから土竜の間での録画中に、長谷部がポニテの彼女に「娘に似ている」とか普通に話し掛けていて、映像には長谷部しか映っていないのに、スタッフの誰一人長谷部に「誰と話してるのか」と聞かない不思議。 誰かが確認したら霊が居る事になって、ファンタジーが成立しなくなるからなのかな。 これしか長谷部を立たせるアイディアが浮かばなかったのだとしたら、ユースケが可哀想だわ。 脚本=土城温美、福田哲平 演出=羽住英一郎

No.165 22/05/22 16:50
匿名さん0 

【2022シーズン枠外ドラマ】

「カナカナ」(NHK・テレパック)脚本=後藤修子 他 出演=眞栄田郷敦、加藤柚凪、前田旺志郎、橋本じゅん、宮崎美子、武田真治 他 ※以下第一週は未出演 白石聖、新川優愛、桐山漣

西森博之の漫画原作。《夜ドラ・月~木15分枠》(1週4話で7週・全28話予定)

家族には恵まれなかった人の心を読める少女・佳奈花(加藤柚凪)と、喧嘩に強い元ヤンキーだけど、今は更正して居酒屋パイセンを営む心が真っ白な青年・日暮正直、通称マサ(眞栄田郷敦)が出会い、佳奈花がこの人ならと側に居る事を望み、それを理解したマサは「佳奈花を渡せ」と迫る佳奈花の叔父の沢田(武田真治)から佳奈花を守り抜き、後にオバチャン(マサの伯母の岩井真実=宮崎美子)から、元々マサが預かる予定になっていた子だよと教えられ、取り敢えず3ヵ月の仮父期間を設定されて、同居する事が決まる迄が描かれた第一週。

眞栄田郷敦、加藤柚凪、前田旺志郎と、役者は期待を裏切らない演技を見せてくれているのだけど、どうもコメディータッチのドラマとしてはテンポが悪くて、イマイチ乗れない。
もっと面白いドラマを想像していたから、ちょっと拍子抜けした。

もう一人のお目当ての白石聖がまだ出て来ていないので、視聴は続けるつもりだが、感想を書くのは今回のみとする。(視聴離脱も有りかも)

脚本=後藤修子 演出=河原瑶

No.164 22/05/21 21:59
匿名さん0 

>> 148 (続き) 『姉を取り戻すために突然姿を現したキリヒトは』って書いてあったので、①の可能性が高いのかなと。①+②の可能性も有るけどね。 … 【2022春ドラマ】

「インビジブル」6話まで終了。

前回二択の予想の①で『①キリコの家系はインビジブルが稼業で、キリコは途中で離脱して弟の犯罪を止めたい』って書いたんだけど、やっぱりこっちみたいね。

今回、キリコの志村への告白や種明かしという形で、これ迄伏せられて来た事を一気に吐き出して来た。

曰く、①については父親は犯罪コーディネーターだったけど、殺す対象は法で裁けない悪人だけだった。だけどキリヒトはゲーム感覚で対象をどんどん広げて行き、自分は離脱した。キリヒトは邪魔な父親も殺してしまった。

キリコはキリヒトの犯罪を止めたい、その為には志村の協力が必要で近付いた。

何故志村なのかは、父親がコーディネートした事件の捜査で、いい線迄食い付いて来たのは志村だけで恐れていたから。

キリコがクリミナルズを言い当てていたのは、父親が残した乱数表が有って読み解いていたから。

父親の存在は“必要悪”で、キリヒトは“完全悪”というのがキリコの見解で、“完全悪”を正したいというキリコには哀愁が漂っているけど、“悪”に変わりは無い訳で。

で、ドラマとしてはキリヒトへの警察の内通者は誰か(泰造と見せ掛けて実は酒向さん、キリコ父からの繋がりで今はキリヒトに脅されている…とかでは?)と、キリコが女を見せて来た!と、安野妹危うし!で引っ張るのかな?

脚本=香坂隆史 演出=泉正英

  • << 180 【2022春ドラマ】 「インビジブル」7話まで終了。 もう泰造を内通者っぽく見せるのに汲々としているのが見てとれて、却ってシラケてしまった今回。 キリコの台詞に「キリヒトが勝手な動きをし始めたのが3年前。その時から内通者は関わっていた可能性がある」と有り、それが本当なら『父親の代からの内通者では?』と予想していた酒向さんの線は無いのかな?そうなると桐谷健太?(でも酒向さんもまだ捨て切れない) 今回のクリミナルズの“シノビ”(山田純大)が警護課SPで、志願した志村と対象者を共に警護するという設定は、今迄で一番現実的(このドラマとしてはって意味でね)で面白いなと思ったんだけど、依頼者(水橋研二)がいくらヘビーユーザーの上客とはいえ、何故シノビの殺害のタイミング迄知っているの?キリヒトが教えなければ知っている訳が無いんだから、態々教えたキリヒトはアホなの?って事になる。 あのキリコからの情報が無ければ、無能な捜1では殺人を防げなかった訳だから、シノビを捕まえたって志村凄い捜1凄いとはならずに、インビジブルってこの程度なの?ってなるだけ。 何でこんな設定がOKになるのか意味不明。 で、家族のいない志村にとっての唯一の弱点、安野の妹の東子(大野いと)が“予定通り”キリヒトに捕まり、志村は…キリコは…っていうのが次回なんだけど、予告で見せ過ぎ! 脚本=槌谷健 演出=棚澤孝義

No.163 22/05/21 15:41
匿名さん0 

>> 146 【2022春ドラマ】 「花嫁未満エスケープ」6話まで終了。 尚紀「俺、頑張ったじゃん」←それ違う ゆう「結婚する気もない彼氏の… 【2022春ドラマ】

「花嫁未満エスケープ」7話まで終了。

前回『尚紀は堀田から“都合のいい女でいいから宣言”をされて、取り敢えずその気になってしまう訳だが。』というシーンが有ったのだが、結局ゆうが育てていた鉢植えの花が目に入ったらその気が失せて、傷付いたみたいな堀田から「未練たらたらの男なんて私も要らないんで」と捨て台詞を吐かれておしまいに。

対するゆうは、深見程の熱量は無いまま一夜を共にし、このままズルズルでいいのかと考え始めたら深見は鋭く察知、デートをしよう!と公園のボートに乗り、「俺の事を深く知る為の同棲じゃ駄目かな。俺と一緒に暮らそ?」これで陥落したゆうは「うん」と返事。

だけど生活が始まったら「俺の方が早く帰って来たから」と晩御飯を作り、朝は先に起きて洗濯と朝食の用意を済ませている深見に、心理的な圧迫を感じてしまうゆう。
これって尚紀とゆうが同棲を始めた頃の、尚紀の心境と同じなのかな…って、ゆう自身も感じてるみたいで。

同棲の初期段階で相手が自分の事を大切に思い、良かれと思ってやってくれる事に対して、「次は私が(俺が)やるから」とは言えても、「気持ち的に負担になるから交代でやろう」とは、傷付けてしまいそうで中々言いにくい、だけどそこで言えないとそれが当たり前になり、やがてやっていた方の不満に繋がってしまうって事よね。

脚本=桑村さや香 演出=堀江貴大

  • << 179 【2022春ドラマ】 「花嫁未満エスケープ」8話まで終了。 鍵開けておくから荷物取りに来てって、怖っ。 段ボール箱にゆうの私物の他に、あの指輪と手紙まで入れていた尚紀。指輪の刻印で尚紀のあの時の気持ちは十分伝わるのに。手紙は全部自分発信の内容で、尚紀らしいなって思ったけど、あれでも本心を書いて有ったからゆうは泣いちゃったね。 「遅いよ」 捨てられないのは分かるけど、何で深見も使ってるクローゼットに剥き出しでしまうの?バッグに入れておくか、会社のロッカーに置けばいい物を。 洗濯物の件もダブルベッドの件も、あんなにあからさまに心ここに在らずの行動を取ってしまったら、それは深見だって色々感じてしまうよね。 前回、ゆうは家事を何でも先にやってしまう深見を見て、あの頃の尚くんも今の私みたいな思いをしてたのかと気付いたみたいだったけど、今回は、尚紀の面倒を見るのに疲れ果てて逃げ出し、深見と再会した頃の自分と、これからそうなるかもしれない深見を重ねてしまい、心配するゆうに「俺は俺の幸せの為にやってる」と答えた深見は、逆に問い掛ける。 「ゆうの幸せって何?」 ゆうが色々と引き摺っているのは当たり前で、本来なら最初の予定通りにアパートを借りるなり、シェアハウスに入るなりしておけば、こんな風に気を回し、気持ちを探り合う事も無かっただろうに。 脚本=桑村さや香 演出=堀江貴大

No.162 22/05/19 22:42
匿名さん0 

>> 144 【2022春ドラマ】 「未来への10カウント」5話まで終了。 流石に今回の大場校長のキャラぶれ、一貫性の無さは看過出来ない。 … 【2022春ドラマ】

「未来への10カウント」6話まで終了。

波瑠は史織と美鈴の二役で出ると、オファーの時点で決まっていたのだろうか?何かどうでもいい役だし、甲斐が史織との違いを確かめる方法も気持ち悪いし、言われるままに応じる美鈴という設定も変だし、何か観ていられなかった。

前回、大場校長のキャラ振れの事を書いたら、今回は父親に「ボクシング部には強くなって貰いたいと思ってる」と言い出した。どうやら自分達の強かった時代のボクシング部の事が頭に有って、二十数年振りに再会した桐沢が腑抜けになっていたのが気に入らなかったらしいが、江戸川を監禁していた半グレ4人を、あっという間に倒した姿を見て、あれなら本気を出せばボクシング部を強く出来るかもと思ったらしい。
えー、その為の強引な江戸川失踪事件だったの?手法に付いて行けないわ。

で、校長自ら交渉して決めて来た京明との練習試合。男3女1の計4試合、誰を出すかは「俺とのスパーリングで決める」、からの桐沢との壮絶な一人1分間ずつのスパーリングシーンは、文句無しに良かった、見入ってしまった。

桐沢が西条を選ばないのも、その後に彼が不貞腐れて何か問題を起こすのも見えていたけど、ここから話をどう持って行くかよね。
何か思っていたのとは違うドラマになり掛けているからなあ。

脚本=福田靖 演出=星野和成

  • << 178 【2022春ドラマ】 「未来への10カウント」7話まで終了。 虹郎が演じているから大人だと錯覚してしまうけど、設定では桃介は高1の少年なのよね。育ちも性格も有るけど、やっぱり精神的な幼さを一番感じる。 ボクシングの環境が整って居たなら、大阪に残る選択肢も有ったのに、文句を言いながらも母親にくっついて来たのは、やっぱり愛されたいからでしょ?でも母親も屈折した物から解放されて、気持ちは外へ向きがちで、それも桃介の苛々の元なんだろうね。 イジメを見て見ぬ振りは出来ない正義感は持っていて、でも自分に不利になると分かっていても肝心な事は話さない。それはイジメられていた濱が、更にイジメられる事を危惧したからなのかもしれないが、大場校長が桐沢をたしなめた様に、やはり説明して納得させなかった桐沢を理解出来ず、不信感を持ってしまった事が一番大きかったのかなと思う。 そしてそんな桃介のせいで部活休止に追い込まれ、濱が真実を話した事で部活は再開出来ても、桃介の事は受け入れたくないと強く拒否する玉乃井と水野、西条からボクシングを取り上げたら、それはイジメなのではないか?と冷静に話す友部、ここのせめぎ合いは、どちらの気持ちも分かるし見応えが有った。 で、皆に謝れなかった桃介の脳には小さな動脈瘤が。これでボクシングが出来なくなるなんて。そっちに話を持って行ったか。 脚本=福田靖 演出=河合勇人

No.161 22/05/19 19:19
匿名さん0 

>> 143 【2022春ドラマ】 「ナンバMG5」4話まで終了。 剛の絵を見て納得してしまった部長は復帰を許し、剛は皆の前で「特服は僕なんで… 【2022春ドラマ】

「ナンバMG5」5話まで終了。

このドラマ、演出家は毎回交代しているのだが、脚本家は今回が初交代。そのせいかどうかは知らないが、これ迄のヤンキーの“ツレ”話は後ろに引っ込み、吟子(原菜乃華)が他校の3年生の佐藤淳一(小田将聖)と知り合った事で勉強に目覚め、佐藤が食事をするファミレスで数学を教わる事で帰りが遅くなり、心配した父が問い詰めて吟子は白状、「家に連れて来い」という事になり、吟子はヤンキー嫌いな佐藤が心配で、家に呼ぶならと一つだけ条件を出す。
ここでCMが入り、明けると普通の部屋着で眼鏡を掛けて座っている父と兄の猛(しかも頭は七三分け)で爆笑。ご飯を食べて行けと言われ、出て来た母は金髪ツインテールでまた爆笑。佐藤が「金髪」と言ったら吟子が「アメリカ人なの」で大爆笑。
可愛い娘の為に必死に装う家族が、バカらしくも愛らしくて、笑いながらも結構胸に来る物が有った。

結局佐藤は下調べをしてヤンキー一家だと知っていて来た事が分かる。お金を渡されて塾帰りにファミレスで夕食を取る様に言われている佐藤にとっては、何だかんだ仲の良い羨ましい家族に映ったんだろうなあ。

市松のアタマの陣内(栁俊太郎)と剛のタイマンも有ったけど、こちらはあっさりめに終わった。

脚本=鈴木太一 演出=阿部雅和←ずっとスケジューリング担当で不思議だったのだが、満を持して演出に?

  • << 177 【2022春ドラマ】 「ナンバMG5」6話まで終了。 美術部恒例の写生会に横浜まで遠征した剛達。ここで深雪が「画角に入ってしまうからどいて下さい」と、レディース連中に言いに行った事から、別のヤンキーに絡まれ、仕方なく助けに行って一発で倒す剛に、今度はレディース“横浜魔苦須”の連中が喧嘩を教えて欲しいと。 「言っとくけどな、喧嘩なんかで勝っても人生何も変わんないぞ」 それを偶々近くで聞いてしまった兄の猛は「はあ?」←陣内への対応で何かを感じていたみたいな猛は、これでかなり確信を持ってしまった感じかな。 魔苦須の総長(鈴木ゆうか)の前で、わざとメンバーをボコボコにさせた元カレの光一とその手下の事は、剛と伍代が簡単にボコッて、魔苦須のメンバーは今度こそ解散すると剛や総長に話す。 家庭や学校に居場所が無いから、無い者同士でツルみ、ヤンキーの仲間入りをする。将来を考える時期になっても、仲間と離れるのが怖いし、普通の生活に戻れるのかも不安だから、結局ズルズルと結論を先延ばしにしてしまう。そんな彼らの一面が伝わって来た話だった。 猛は剛と二人だけになり「お前、変わったよなあ」萬中の時のギラつきが無くなったと言うのだ。 「そんな事ねえよ」「そうか悪かったな、俺の考え過ぎだ」 深くは追及しない兄貴の優しさにグッと来た。 脚本=金澤達也、脚本協力=鈴木太一 演出=佐々木敦規

No.160 22/05/19 17:33
匿名さん0 

>> 141 【2022春ドラマ】/簡単投稿 「汝の名」6話まで終了。  陶子がいきなり弱々しくなってた。手作りドレッシングと聞いて、あっ、これか… 【2022春ドラマ】

「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」6話まで終了。

最初の頃は、山瀬はオウミの経営者一族の人間なのかなと勘繰っていたのだが、前回だったかな?麻理鈴を本気で好きなんだと知って、あっ、これは違うかなと思い始めたら、今回オウミに入社して麻理鈴の下に付き、「内定を貰ってから社内事情を知りたくてバイトを始めた」と話していたので、やっぱり違うのかなと。

山瀬や同期で小野の下に付いた板倉は、一つの会社に縛られずに、ノウハウを吸収したら転職したり起業したりを目指すZ世代で、オウミでの出世を目指す小野や麻理鈴とは仕事の進め方の感覚が合わず、特に板倉は苛々したり見下したり暴走したりで、これはやっちゃうんだろうなと思っていたらやっぱりだった。
まあ分かり易い極端な話の運びだったからね。「相手の人柄を読め」「最短が最善とは限らない」小野のお説教はごもっとも。

峰岸と田村が狙っているのは、女性管理職を全体の5割にする、麻理鈴が名付けて“JK5”計画。(←これはマジで難しいと思う)
そして社長が倒れたとの一報が!

これはチャンスなのかどうなのか。
そして麻理鈴は一向にワルにはならないのだが、このままタイトル倒れになるの?

脚本=松島瑠璃子 演出=山田信義

  • << 176 【2022春ドラマ】 「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」7話まで終了。 社長が倒れて命に別状は無いが、社長業への復帰は無理との事で、後継争いは社長の息子で取締役の神山伝弥(野間口徹)と、峰岸が“JK5”実現の約束を取り付けている島田専務(小木茂光)の二人。 伝弥は仕事の実績が無く「僕、人望が無いから」が口癖の男。これでやたら威張りくさっているならドラマによく有る設定なんだけど、この伝弥は少し違っていて、二年目社員の麻理鈴が、他の先輩社員と同じ様に「伝弥さん」呼びをしても全く気にする素振りも見せないし、根が素直でおおらかな坊っちゃんタイプで、麻理鈴や島田派のスパイとして送り込まれた根津(北乃きい)達にも、本音をベラベラ喋ってしまう“いい人”なのだ。 介護事業に真剣に取り組み始めた伝弥に、肩入れし始める麻理鈴と根津。 後継争いで優勢になった島田は、反発を恐れてJK5を一旦白紙にすると言い出した為に、峰岸達は伝弥を担ぐBプランに乗り換えるのだが。 当の伝弥は取材の生放送で、自分は介護事業に専念したいので社長は島田専務にと話し、麻理鈴は島田がJK5を実施する素晴らしい人だと誉めまくり、外堀を埋めてしまう。麻理鈴が初めて“ワル”になった瞬間だったが、次回島田の報復で備品管理室に逆戻りになるらしい。 今回が一番面白かった。 脚本=後藤法子 演出=南雲聖一

No.159 22/05/19 17:05
匿名さん0 

>> 142 【2022春ドラマ】 「明日、私は誰かのカノジョ」5話まで終了。 光晴に桧山からのLINEを見られてしまった彩。男と会っていたの… 【2022春ドラマ】

「明日、私は誰かのカノジョ」6話まで終了。

彩は雪を誘い飲みに行く。まだ19だからとアルコールは断る雪。彩は一人で喋りまくり、美容外科で会った事も話し「何処を直すの?」気圧された雪は「肌の…痕を…」と本当の事を話し、彩はそれならと経験者としてのアドバイスを真剣にする。「ごめん」とも言わず同情もしない彩に、却って救われたのかもしれない雪は、その後も「付き合って」と言われて一緒に海に行く。
「私初めて海に来ました」
「どんな人生歩んで来たのよ」
ホント、彩と同じ事を思った。ネグレクトの後、どうやって育って大学進学迄辿り着いたの?

リナの友達の萌(箭内夢菜)は、体型が太目で男は寄って来ない。たまに誘って来るのは自分も太目でモテなさそうな男だけ。萌も心の中では毒付いていそうだけど、強く態度には出さずに、常連のバーで飲んで会話を楽しんで発散している。
そのバーに翼(ゆうたろう)が雇われ、イケメンに弱そうなホスト狂いの優愛(齋藤なぎさ)がくっついて来た事で萌と知り合い、優愛は「初めては安いから」と強引に萌を、自分が常連のホストクラブに連れて行く。

萌みたいに男に軽く見られ、否定され続けても気にしない風を装って来た子が、とことん気持ちよくさせてくれるホストと出会ったら、一体どうなってしまうのだろう。

脚本=川原杏奈 演出=近藤幸子

  • << 175 【2022春ドラマ】 「明日、私は誰かのカノジョ」7話まで終了。 そのホストクラブに初めて来た客へのサービスシステムが、分かりやすく描かれていて面白かった。 ホストを特に決められない場合は、次々にホストがやって来て、最後にその中から“送り指名”と言って、店の外まで見送ってくれるホストを指名出来る。当然そのホストは次の来店と指名を狙い、まずは連絡先の交換をして貰い営業に励む。 ここで落ちるかどうかは女性次第、ホスト次第という事か。 代金も割り物飲み放題で初回は3千円、萌が思わず「こんなに安いの?」と口走ってしまう安さ。これがアブナイ罠なんだろうね。次々に来るホストの順番も、きっと考え抜いているんだろうね。 つまらなそうにしていた萌も、手書きの名刺を出して雰囲気が柔らかく話し易い楓(高野洸)とは話が弾み、今は踏みとどまっているけど、何か嫌な事が有ったら会いに行きそうだしハマりそうな予感。 もう既にハルヒ(藤原樹)というホストにハマって、大金を注ぎ込んでいる優愛は、被り指名の女に敵意を示し、なだめる為に今夜部屋に行くよと約束したハルヒが来ないと、LINE攻撃(文面を台詞として読み上げる齋藤なぎさのドスの効いた声にビックリ)、電話攻撃(何度も掛け直す)、やっと来た“店で潰れてた”の返信に「嘘つき!」←=LOVEなーたんとのギャップが凄過ぎる 脚本=三浦希紗 演出=近藤幸子

No.158 22/05/19 16:34
匿名さん0 

>> 141 【2022春ドラマ】/簡単投稿 「汝の名」6話まで終了。  陶子がいきなり弱々しくなってた。手作りドレッシングと聞いて、あっ、これか… 【2022春ドラマ】

「汝の名」7話まで終了。

「薬の量、間違えたかな」から始まる、久恵の陶子へのやりたい放題のいたぶり。
陶子は言葉が上手く出ず、体も支えが無ければ歩けない様な状態に迄なっていた。
陶子の部屋の外側にプッシュボタン錠を取り付けて、陶子の服を着て陶子に成り済まして、美容室だエステだと豪遊する久恵。
久恵のサイズ(中の人は157㎝)にお直しをしているのだけど、タッパの有る陶子(中の人は171㎝)用に作られた服は、どうにも久恵には似合わない。
これはファッションにど素人の私が見てもそう思うのだから、あのドラマの中の他人の嘲笑という演出も然もありなん。(←いや北乃きいさん、よく演じたわ)

陶子がお漏らしをしてしまった事をきっかけに、オムツをあてがう事にした久恵。安心してエステに行きルンルンで帰宅すると居る筈の陶子が居ない。部屋に行くとプッシュ錠は壊され中は荒れ放題。
キッチンに例のアレを確認しに行き味見をしてみると、中身は水にすり替わっていた。バスルームに行くと鏡にはルージュで“お馬鹿さん🖤”の文字。
やっぱり一枚上手だった陶子。

その頃陶子は恭平と一緒に居た。
久恵がスマホを取り上げていたとしても、陶子が歩けるのならイエ電でいくらでも恭平と連絡を取れたし、家の鍵も中から開けられた訳だ。あの、溜めに溜めた後の“してやったり感”と来たら!

脚本、演出=河原瑶

  • << 174 【2022春ドラマ】 「汝の名」全8話終了。 久恵の「薬の量、間違えたかな」を聞き逃さなかった陶子は、直ぐに久恵の企みを察知し、それからはご飯は少量しか食べない様にして、体力が回復した所でイエ電で恭平に電話をしようとしたが、ケーブルが外されていたので繋ぎに行ったらジャストタイミングで恭平から電話が。機会を窺って恭平に来て貰い、あの薬を水に入れ替えて貰い、その後わざと失禁、オムツにして安心して久恵が外出した日に、恭平が引越屋を連れて来て、陶子はまんまと逃げ果せた。 「まだやる事が有る」と亮介の元には行かなかった陶子。久恵と会って「私達は離れた方がいい」と伝え、自分も悪かったからと久恵を責めなかった陶子。 半年後、久恵は新しい男と幸せに暮らしていたが、クリスマスの日に男は帰って来ず、朝、彼の番号から電話が掛かって来て出たら陶子の声で「お馬鹿さん」。 男に捨てられてボロボロになった苦い過去の有る久恵に、ここまでやるのかって、ちょっと震えた。 ここから亮介とパリで心機一転なのかと思ったら、違うこれじゃない私の幸せはと思う陶子。思い切り本音で罵倒出来る久恵との生活が私の居場所と気付いたのだ。 その頃、目に生気が戻り立ち上がった久恵は「今度は私の番だからね、陶子ちゃん」 終わってみれば、これは狂気を孕んだ女二人の共依存の話だった。 脚本=鈴木裕那 演出=河原瑶

No.157 22/05/19 14:28
匿名さん0 

>> 140 【2022春ドラマ】 「持続可能な恋ですか?」4話まで終了。 冒頭から颯のビューネくん(笑) ヴァネッサは杏花の独立志向を… 【2022春ドラマ】

「持続可能な恋ですか?」5話まで終了。

父・林太郎と明里(井川遥)の仲が深く進展した今回。
亡き妻との思い出を訥々と明里に話せる様になったという事は、彼女の事が林太郎の心を占めて信頼し始めた証拠。
その話を同調しながら聞き、意に反して妻との思い出の大切なストールを失ってしまった林太郎の取り乱す姿を見るや、一緒になって、後には諦めかけた林太郎を鼓舞して必死に探して、頭を下げて迄取り戻してあげた明里を見ていると、やはり林太郎が大切な存在に成り始めているのが伝わって来る。

同じ牛歩でも、杏花と晴太の歩みとはまた違う味わいが有って、林太郎と明里の近付き方には微笑ましさと好感を覚える。

マネジメントの話を断った杏花に、サステナブルフェアの仕切りを頼んだ後、振り返って意味ありげに見詰めるヴァネッサは、やっぱり独立志向を察しているみたいね。変な邪魔をしてくれなきゃいいけど。

杏花は独立、晴太は子持ちと、それぞれ結婚に対して足枷が有ると思っている二人の恋愛は中々進展しないけど、思いあぐねて二人の思い出の場所に辿り着くと、何故か相手がそこに居るというね。
恋愛ドラマの常套手段が使われて、泣き出す杏花にキスする晴太。

ここ迄当て馬の可能性を1ミリも感じさせない颯の存在って何?何か秘密兵器でも持ってるの?

脚本=吉澤智子 演出=土井裕泰

  • << 173 【2022春ドラマ】 「持続可能な恋ですか?」6話まで終了。 颯の会社の学童キャンプへの杏花の参加と、杏花を巡る颯と晴太の恋のせめぎ合い。ドラマとして目先を変えたかったのかもしれないが、色々と粗が目立つ無理筋設定でちょっと引いてしまった。 登録保護者でもない杏花が何故参加出来たのか(職員の颯の身分保証でOK?)とか、暗い肝試しの道を虹朗だけ駆けて戻って行った時に、何で颯と杏花は追い掛けなかったのか(キャンプで単独行動の描写はどうなのよ)とか、杏花と颯が気になって仮病で早退する晴太とか…、自分は面白がれなかったな。 晴太はもう自分の気持ちに蓋は出来ず、「結婚から自由になったお付き合い、ただ好きって付き合うのは駄目ですか?」 この後二人は手を繋いでテントで眠り、翌朝それを知った颯は、帰宅後、家を出て行ってしまう。 当て馬にすらなれなかった颯は、これで終わり?それは無いよね。 今回は林太郎と明里の出番が少なくて残念だったけど、見合い相手とデートをしても何故しっくり行かないのかを、タクシーの中で聞いた林太郎のラジオ番組の発言で気付く明里というシーンが有って、短時間でも印象に残る二人って、やっぱりお強い! 脚本=吉澤智子 演出=山室大輔

No.156 22/05/19 09:54
匿名さん0 

>> 139 【2022春ドラマ】 「正直不動産」6話まで終了。 サブタイトルの“仕事をする理由”が沢山詰まっていた今回の話。 建築会社… 【2022春ドラマ】

「正直不動産」7話まで終了。

榎本の銀行の顧客、藤崎夫妻(前田吟、中田喜子)の老後プランをどう設定するかの話し合いの席に呼ばれた永瀬。自宅を売却する場合の相場等を説明するが、榎本の本当の目的はリバースモーゲージを勧める事で、それに気付いた永瀬は、メリットしか説明しない榎本に代わってリスクを説明した為に契約は一旦保留に。
永瀬に一矢報いたかったのに足元を掬われて「バカ正直って言うより、正直なバカでは?」と捨て台詞を吐いて去って行く榎本に笑ってしまった。

ミネルヴァ鵤の策略で、過去の自分の顧客からのクレームが相次ぐが、正直過ぎるテクニックの種明かしをして更に相手を激怒させるものの、今回は誠実に相手の希望を聞き入れ、結果的にピンチをチャンスに変えてみせる永瀬。

元々は親のピンチに付け込んだ悪徳不動産屋に騙される寸前に、登坂社長に助けられて感動した事が、登坂の会社に入るきっかけだったという永瀬は、条件だった大学卒業迄に宅建取得もクリアする努力家で、正直で人の痛みも分かる男だった。でもお金の為、登坂に報いる為にもどうしても営業1位を取りたかった永瀬は、客を人だと思わないテクニックを身に付け、平気で嘘を付ける様になっていたのだとか。

今回はそれを月下に淡々と語り、「嘘は付けなくなったんだ」と正直に言うシーンが強く心に残った。

脚本=根本ノンジ 演出=川村泰祐

  • << 172 【2022春ドラマ】 「正直不動産」8話まで終了。 今回は永瀬が地面師に騙され掛ける話。 高井戸のかなりの好物件で、登坂社長は永瀬が信じていいと思う話なら任せると。 でも途中から違和感が拭えなかった永瀬は、不動産ブローカーに転身した桐山に相談。この時の「俺は直ぐに手を引きました。似合わないスーツを着てる人達とは俺は仕事をしたくない」の一言がヒントになり、その後の交渉では“風が吹いて”「地面師ですよね?」と言ってしまった永瀬。 その後、相手のオフィスはもぬけの殻となり、登坂不動産は損失を出さずに済んだ。 まあ相手が近藤公園さんだから、これは怪しいぞって感じだったけど、何でピンと来るかと言ったら、地面師という言葉を広く世間に認識させた、あの事件(あんな大手の積水ハウスが騙されるのか!?とビックリした事件)が有ったから。 登坂社長は元々は財閥系の大手不動産会社に居たけど、止めたのに上司が進めて引っ掛かった地面師詐欺の責任を押し付けられて退職し、自分で起業した事が判明。 社長は今回も気付いていた筈なのに、何故止めなかったのか疑惑については、「お前が信じると言ったから。そもそも私は13年前、お前に賭けた」←深いな。バリバリ稼ぐ永瀬も経営者としては有り難かっただろうけど、今の永瀬こそがあの時に見込んだ有るべき姿なのかもしれないね。 脚本=根本ノンジ 演出=金澤友也

No.155 22/05/16 22:43
匿名さん0 

>> 138 【2022春ドラマ】/簡単投稿 「元彼の遺言状」5話まで終了。 最後に剣持と篠田が、真梨邑と庄司に話をするシーンの演出、4人のテ… 【2022春ドラマ】

「元彼の遺言状」6話まで終了。

黒丑(信玄=望月歩)の勤めるホストクラブ『戦国』のホスト、蘭丸(味方良介)が起こした殺人事件の真相を突き止める話。
今回は先に犯罪を見せて、警察よりも先に黒丑と一緒に現場に到着した剣持が、犯人の母親の依頼を受けて真相に迫って行くという“コロンボ”スタイル。

今までの話に比べたら一捻り有ったし、味方良介、懺悔で真実を知り復讐を果たした神父役の尾上寛之と、味の有る役者を揃えた事で芝居での説得力も増したし、良かったんじゃないかなと思う。

ただ脚本と演出、両方の問題だと思うけど、台詞量が多くて、その中には説明台詞も多々含まれるので、耳から入って頭で処理している時間が長くて、それがドラマに入り込めない要因になっているのかなと。

冒頭、剣持が事件現場にササッと目を走らせるカットが有ったので、コロンボみたいに全てをお見通しだから、蘭丸の母親に「白でも黒でも守ります。嘘を付かない限り」と言ったのかと思ったら、そうでも無かったみたいで(笑)

これは剣持の弁護士としての最初からの信念らしくて、5億の大口契約だったのに息子に嘘を付かれた事を理由に、剣持自ら弁護人を降りてしまうという、今回もその部分では新しいパターンだった。

※あのつっかえ棒ならドアは開くよね(笑)

脚本=小谷暢亮、脚本協力=中園勇也、伊吹一 演出=西岡和宏

  • << 171 【2022春ドラマ】 「元彼の遺言状」7話まで終了。 せっかく前回は良くなって来たなと思ったのに、また以前のやたら登場人物が多くてごちゃごちゃしてて、まとまりの無いドラマに戻っちゃったなあ。 黒丑の太客(高田聖子)の遺産相続トラブルの話は入れる必要が無かったね。 社食脅迫事件も何か焦点ボケしてて分かり難かったので、津々井の痴漢冤罪事件と過去の裁判の関わりだけに絞った方が、面白くて観やすくなっていた様な気がするのだが。 津々井と剣持の丁々発止のやり取りは、このドラマのコメディー部分の見せ場だし、今回の設定も面白かったので、その話+篠田の謎だけでまとめた方が良かったと思うよ。 篠田を追い詰めず、「雑用係ではなくて助手よ」と言ってくれた剣持に少し心を開いて、「殺人犯なんだ」と呟いた篠田。 小笠原家之墓に手を合わせているシーンが有ったので、篠田のせい(過失とか間接的にとか)で、小笠原家の誰かが亡くなったとかの話なのかな。 脚本=杉浦憲明、脚本協力=中園勇也、伊吹一 演出=澤田鎌作

No.154 22/05/15 22:40
匿名さん0 

>> 137 【追記】 【2022春ドラマ】 「マイファミリー」5話まで終了。 娘の心春を温人達の前では心春ちゃんと“ちゃん付け”で呼び、葛… 【2022春ドラマ】

「マイファミリー」6話まで終了。

いやあ、凄いね。面白くてあっという間に終わっちゃう。
ネットの“考察班”と言われる人達の間では、初期の頃から鈴間が怪しいと言われていたのだけど、今回、会社で香菜子が「鈴間さん、ちょっといい?」と部屋に呼び寄せるシーンで、久し振りに名前が呼ばれて流れの中でクローズアップされたので、これはいよいよか?と思ったら、本当に犯人の一人だった。(今のところはお金の運び屋なのは確実だけど、監禁の見張りや交渉のシステムにも関わっているのかは不明。後ろから温人をスタンガンで倒した者が居るので、犯人は最低二人は確定)

温人の家に1億を置いたのには、ああいう意味が有ったのね。犯人の仲間では無いのに、今のまま警察に知らせずに取引の仲介をしていたら、あのお金のせいで法的には仲間にされてしまう可能性がある。
そして犯人は温人に身動きを取らせない為に?、1回1億しか受け取らず総額10億の取引に変更して来た。
犯罪と法律とITに精通してる感じだよね。それでも気が緩んだのか、流石にGPSを付けられる事迄は想定して無かった?

やっぱり東堂夫妻かなあ。鈴間は東堂妻の妹?でももし東堂妻が葛城の前妻なのだとしたら、葛城が友果事件の時にハルカナ社員を調べていれば、直ぐにバレてるよなあ。
ああ、慣れない考察をすると疲れるわ。

脚本=黒岩勉 演出=田中健太

  • << 169 【2022春ドラマ】 「マイファミリー」7話まで終了。 二人目の犯人は東堂で、温人に証拠を出され問い詰められて「俺が誘拐した」と認めた訳だが、温人が見付けた盗聴器をあの場所に仕掛けたのは東堂なのかな?だって鳴沢夫妻は友果が誘拐される迄は、東堂、三輪とは疎遠だった訳だから、東堂は無断侵入でもしない限り仕掛けられない(切羽詰まっていて侵入した可能性もあるけど)。 友果誘拐の半年前に鈴間がハルカナに入社しているので、香菜子のお供で鳴沢家に出入りして…という可能性も有りかも。 で、東堂の動機だけど諸々考えると、まず最初に心春誘拐の犯人から接触が有って、心春は生きていて渡して欲しければ5億の身代金を用意しろと、脅迫されていたのではないか?そこでITに長けている鈴間(義妹と予想)に頼み込み、温人の娘をターゲットにした。 心春事件と友果事件は同一犯ではと言われていて、4話で心春は東堂の娘だと明かされた時に、何故東堂は温人が友果を保護した後に、犯人を一度は追おうとしたのに温人に止められたらあっさり諦めてしまったのかに凄く違和感が有って、あれで東堂、怪しくないか?と思い始めたのよね。だって、心春事件の犯人かもしれないと思っていて、友果も無事保護したのだから、普通は温人が何を言おうが追い掛けるでしょ。でもそこにとどまったのは、誰が金を持って行ったのかを知っていたからとしか。 (続く)

No.153 22/05/15 19:09
匿名さん0 

>> 135 【2022春ドラマ】 「クロステイル-探偵教室-」5話まで終了。 今回は調査報告書の授業で、まずは正しい日本語で書く事が大前提と… 【2022春ドラマ】

「クロステイル-探偵教室-」6話まで終了。

今回は初めて実際の依頼を受けた案件の実地調査。講師の森村(佐野岳)が簡単な案件ばかりで合格させたとして、代表は一番難しいストーカー案件を追試として要求、森村も調査に加わる事を許可する。

依頼者との面談の時点で、無言電話等の被害を訴えている本人のあかり(吉田志織)が、相手に心当たりは無いと言っているのに、同席していた恋人の乾(柾木玲弥)は「あります」って言ってて、もう犯人はこいつだろうと見え見えだったんだけど、今回の主眼は警察でも扱いが難しいストーカー犯罪に対し、探偵だからこそやれる事があるという事に有り、その両方に関わる存在として元警察官の丸川(伊藤正之)を設定し、一度は勇み足をさせるが、最終的には元警察官としての法的知識と逮捕術を生かして、乾を捕まえ警察官に引き渡すという、無理の無い展開で良かったと思う。

残り2話となり、次回はいよいよ元探偵の匡の父親の話になるみたいだ。あの母親が信頼しているのだから、悪徳探偵とは無縁だとは思うのだが、果たしてどんなストーリーが待っているのか?

脚本=吉田真侑子 演出=石井満梨奈

No.152 22/05/15 18:27
匿名さん0 

>> 134 【2022春ドラマ】 「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」4話まで終了。 まだ居たおっさん(笑) そうでなくても真田にドキドキ… 【2022春ドラマ】

「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」5話まで終了。

人気アニメ「ワンブレイド」と夏浪漫のコラボ缶の発案者が、商品開発部時代の真田だと知った丸谷は、スーパーでのイベントを成功させたいと気合いが入るが、店長の発注ミスで入荷していたのは通常缶。
「僕が何とかします」と、鏑木、一ノ瀬と共に駆けずり回るが、商品を集められない。

そんな丸谷が取った手段は、“未来の俺”にどう対処したのか聞く事。でもおっさんは「問題を起こす奴は、その時防いでやってもまた起こす。努力する奴は邪魔をされてもいつか目標を達成する」「お前自身で何とかしろ」と言って去って行く。
どんな経験をして来たのか分からないけど、奥の深い話をするではないか、おっさん。

結局真田の機転で「ワンブレイド」のコスプレで試飲を敢行、可愛い丸谷は大人気で、その写真をアニメの作者本人が“かわいい”とツイートした事から、夏浪漫もバズりイベントは大成功。
真田は発案者だけあって、「ワンブレイド」については誰よりも詳しかったんだろうね。おっさんの言う所の“努力する奴”って事だね。

お礼を言う真田に「好きになっちゃった、俺、真田さんの事…でも分かってる、真田さんは…」皆迄言わせずに丸谷に駆け寄り、スーツの衿を掴んでいきなりキスをする真田。目を真ん丸にしてる丸谷が可愛いかった(笑)

脚本=田辺茂範 演出=飛田一樹

  • << 168 【2022春ドラマ】/簡単投稿 「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」6話まで終了。  何で自分から丸谷にキスをしたのかが自分でも理解出来ていない真田は、以前にも増して素っ気ない態度を取る様になり、すっかり自信を無くしてしまった丸谷は、これが最後だと思いながらも真田をデートに誘い、OKを貰う。  計画通りにデートは進むが、休出中の一ノ瀬から何度も電話が入り、結局途中で助けに行ってから帰宅すると真田が待っていて、今日絵付けをしたビアカップで乾杯。 真田はキスをした時の事を謝り、「これが好きという感情なんでしょうか?」「そうだと嬉しいな」と言いながら、二度もキスをする丸谷←結論。美男美女のキスは美しい! 脚本=田辺茂範 演出=新城毅彦 >>153 「クロステイル-探偵教室-」7話まで終了。  校長の新偕によると迅平は依頼者に対して親身になり過ぎる事があり、ピアニストとしての未来をメチャクチャにされたという小泉という依頼者に、小田切という男の調査書を渡してしまい、階段から突き落とそうとした小泉が落ちてしまい記憶喪失に。小田切は遺書を残して失踪し、20年が経つので死亡扱いに。  東堂がくれた情報で小泉の家に行く匡達。そこに迅平が現れると藤巻が「やっと見付けた、小田切は俺の父親だ!」  東堂の匡へのメール「本当の敵はすぐ近くにいる」って誰?校長か沢木か? 脚本=福田卓郎 演出=六車俊治

No.151 22/05/15 15:47
匿名さん0 

>> 133 (続き) これにはお目付け役としてウーアに送り込まれている平が、政治経験者としての意見を述べ、住民には君達をクビにする権利は無いと諭すと、… 【2022春ドラマ】

「17才の帝国」2話まで終了。

山口の書いた『独裁国家となる危険性/17才の帝国』の記事の影響なのか、ウーア内閣支持率は10%も下がるが、その後、真木は再開発予定地の商店街を視察し、住民の「失われた物は取り戻せない」の言葉に反応して選択肢を5つ作って住民投票に掛けたり、生配信で住民の質問に答えて生い立ちから話す等し、支持率は20%も急上昇。

柔軟性が有って素直なのか、全部計算ずくの行動なのか、読めない怖さを真木には感じる。

そしてラストに画面に映った会話相手のユキは、黒髪ロングで前髪パッツン、セーラー服姿で目は閉じていて、これは…まるで裏番組の小比類巻の妻の様で…。

ソロンにユキをAI化して貰った?

真木くん呼びをしているから、ドラマ的に考えれば中学の同級生とかで、何らかの理由で亡くなっていて、真木が政治に興味を持つきっかけになった人…って所かな。
顔も台詞の声も山田杏奈に似ている様な気がするのだが、となれば真木がサチを補佐官に選んだ、というか、そもそもオンラインサロンで突然話し掛けて来た理由が、『ユキに似ている』からなのでは?と邪推してしまう。

脚本=吉田玲子、脚本協力=鈴木貴昭 演出=西村武五郎

  • << 167 【2022春ドラマ】 「17才の帝国」3話まで終了。 真木の出発点は、7年前の鷲田総理の政治献金未記載問題に端を発する、秘書の白井の一家心中?による、唯一10歳の自分と仲良くしてくれた白井雪の死だった事が分かった今回。 単なる復讐なら随分小さい話になってしまうので、真木はああいう悲劇を無くすには根回し政治、内輪贔屓の従来型政治を断ち切り、AIを活用した透明で民意を即時に反映させる政治に転換する事が必要と考えて応募したのだろうと思いたい。そしてそれが国政に迄波及すれば、ユキの敵討ちにもなるので。 退職勧奨をした公務員との面談に全て立ち会った真木は、皮肉にもAI授業を推進するウーアに来たばかりに、社会科の教師で削減の対象になってしまったサチの母親には謝っていたが、母親が息子のソロンの授業を認めているからウーアに来て良かった、退職に応じると言ってくれたおかげで、下がりっぱなしだった支持率は若干上がる。 そして倒れてしまった真木。真木から何度も間違えて「ユキ」と呼ばれてからは、会議にも出ていなかったサチだが、真木の部屋を訪れ、寝ているのを確認するとあの地下室に行き、雪からの手紙を見付けて「ユキ…」と呟くとAIユキが出現、驚くサチに「私はスノー、17才のユキ」と話し出す。 (姿は山田杏奈で声は別人が入れている) 脚本=吉田玲子、脚本協力=鈴木貴昭 演出=桑野智宏

No.150 22/05/15 15:01
匿名さん0 

>> 131 【2022春ドラマ】 「パンドラの果実」3話まで終了。 迷惑系YouTuberの描き方って定型でも有るのかっていう位、画一的だな… 【2022春ドラマ】

「パンドラの果実」4話まで終了。

謎の飛び降り自殺が続いたのは、ジョインというバーチャルリアリティゲームにのめり込み、ゲーム内に有る飛び降りれば使える裏技と現実を混同してしまった為で、そのトリガーは数字だと解明した小比類巻は、製作者(男子小学生)は亡くなっているので、その両親にゲームの危険性を説明して削除の同意を取り付ける。

今回はストーリー云々よりも、隆という子が亡くなってしまった親友のちひろに会いたくて開発したという、ジョインというバーチャルリアリティゲームにちょっと魅せられてしまった。
亡くなった人の写真や動画を取り込めば、その人物のAIが作られ、ゲーム内で自然に動くその人物と会えるなんて、実際に作られたら大人気間違いなしで、その会社の株価は天井知らずになるだろうね。
小比類巻の妻の亜美は、あの日庭で撮った動画の服で身重のままだったから、あの動画を取り込んだんだなと分かる。

小比類巻が、隆はゲーム内で生き続けているのではという考えに囚われてしまったのも、設定は違うけど前々回の三ツ矢の件が有ったので、そっちに引っ張られ、すがりたかったのだろうなって、気持ちは分かる様な気がした。冷静に考えれば、親が隆に代わってログインしてるって普通に分かるんだけどね。

今回はまた面白さが戻っていて良かった。

脚本=関久代、福田哲平 演出=羽住英一郎

  • << 166 【2022春ドラマ】 「パンドラの果実」5話まで終了。 今回は何故最上が科学者の世界から身を引いたのかが描かれた。 大学の先輩で研究のパートナーだった速水(栗山千明)が街中で倒れ、一瞬で老化して死んだ。その謎を解く過程で、最上が過去の研究で科学の闇を見てしまった、人類が越えてはいけない一線を越えてしまったと、初めて告白する。 偶然の産物だった老化を止めるウイルスの発見。16ヵ月かけて猿に感染させたが、「その先は闇だよ」。老化を防ぐには膨大なエネルギーを必要とし、猿は共食いを始めたのだ。最上は研究室を閉じたが、速水は密かに研究を続け、共食いをしない様にウイルスを変型させる事に成功していたのだが、今度は自分自身のエネルギーを一瞬で使い果たし老化してしまう、研究は失敗だった。 速水のレンタル研究室にはウイルスは残っていなかったが、小比類巻は誰かが人為的に停電を起こし、ウイルスを盗んだのではないかと疑っている。タイミングが良すぎるのだ。 まあ、カーンの所しか無いよね。速水に資金援助をして情報を取っていた可能性も有るしね。 で、ラストに向こう側の歩道を歩く亜美(本仮屋ユイカ)のそっくりさんが。(木曜にキムタクのドラマで観たばっかりの設定で、あっちはシラケたのだが、こっちはどうだろ) 脚本=関久代、福田哲平 演出=羽住英一郎

No.149 22/05/14 14:06
匿名さん0 

>> 97 【2022春ドラマ】/短文雑感 「しろめし修行僧」3話まで終了。  今回も直ぐに“これ、詐欺だろ”って分かる話で、安直パターンかって… 【2022春ドラマ】/簡単投稿

「しろめし修行僧」6話まで終了。
 今回はぶりあんを捨てた母親(仙道敦子)と再会する話。
 冒頭の、走る自転車のかごの中に有るバッグに付いているお守りが、ぶりあんのと同じだとたくあんが言うシーンは、有り得ないよとシラケたが、そこからの展開(独特の味付けのひじき煮でぶりあんは実母と確信、ぶりあんが隠し味の蜂蜜を言い当て、丼飯だったのに「ひじきのおにぎり」とわざと言った事で、実母は彼が息子だと確信、だけど実母は再婚して息子も居るので、互いに名乗らずに別れる)は良かった。
 このドラマはぶりあんが深く絡むと話に厚みが出て良くなるね。
脚本=根本ノンジ 演出=及川拓郎

「先生のおとりよせ」6話まで終了。
 今回は中田の家族が訪ねて来る話で、漫画家になる事を固く禁じられていた中田が、どうやって母親(峯村リエ)を誤魔化すのか、また母親と従姉妹二人の巨乳に魅せられて、フラフラと中田の部屋に付いて来てしまった榎村が、母親が中田をリフレッシュ出版の社員と誤解したので、何とかその線で収めようと必死で嘘を付く様が可笑しくて、爆笑の連続だった。
 とどめは「お母さん、最初から気付いていた、二人付き合っているんでしょ?」(笑)漫画家はダメなのに同性愛はOKな母親がシュールでまた爆笑。
 今回は超面白かった!
脚本=谷口純一郎 演出=守屋健太郎

  • << 253 【2022春ドラマ】 「しろめし修行僧」全12話終了。 前回の11話は殆ど総集編の様な内容でがっかりさせられたのだが、最終回は恐らく最後はこうすると決めていた様な展開で、出会いからオチ迄きちんと組み立てられていて、いい仕上がりだった。 幼いたくあん、ぶりあんといつも一緒に遊んでいた茉奈(武田梨奈)との偶然の再会だったが、彼女は男に唆されて会社のお金5千万円を横領し、5百万円だけ渡されて逃げられ、その金を豪遊して使い果たしたら死ぬつもりでいた。 それを察知したぶりあんとたくあんは三人の思い出の場所に走り、何とか間に合った二人は茉奈をたくあんの実家の寺に連れ帰る。 ここは三人が出会い、よく遊んだ場所。納戸に残されていた茉奈のスケッチブックの絵は、三人一緒の物ばかり。 その一枚に描かれていた菜飯が急に食べたくなり、何と納戸で作ってそのまま食べる三人。 「旨い!」「懐かしい」 昔を思い出して泣き出す茉奈に「俺達ずっと待ってるから」「僕達は何があっても友達なんだから」と伝えるぶりあんとたくあん。 そしてたくあんは気付く、究極のご飯の友とは、何を食べるかではなくて誰と食べるかが大事なんだと。 父から合格を貰い気の緩んだたくあんは、コーラを一気飲みしようとするが、父の呪詛で砂の味がして吹き出してしまい、再び修行に出されてしまうというのがオチだった。 脚本=根本ノンジ 演出=及川拓郎
  • << 254 【2022春ドラマ】 「先生のおとりよせ」全12話終了。 「花魁ヴァンパイアKYOKO」のコミックは13万部の大ヒットなのに、連載誌の人気アンケートは3位のままで少々納得の行かない二人。編集長は続編を提案するが、時を同じくして榎村が尊敬している壇ノ浦蜜子から、またコラボで本を出さないかとの誘いが有り、悩んだ末に榎村はそれを受け、中田は編集長に榎村とのコラボは解消すると告げる。 中田が取り寄せた青森県タムラファームの「タムラシードル」で、二人は解散の乾杯。りんご農園の田村氏と丹波ワインの黒井氏が、世界に通じるシードルを作ろうとの思いでコラボして作り出した傑作で、国際品評会で最高賞を受賞したもの。 「コラボをするなら最高賞を取らなきゃね。チチクラさんと壇ノ浦先生なら取れる」と話す中田。 榎村の出身地の物で、しかも最高賞を取ったシードルを中田が取り寄せてくれた意味を考える榎村。「自分には相手の事迄考えるそういう感覚は無かった」という榎村に「おばあちゃんが亡くなった時に買って来てくれた焼きまんじゅう、嬉しかった」としみじみ語る中田。 榎村は気付く。今の自分のコラボ相手は中田しかいないのだと。 二人がコラボ継続を決めた時に、日本コミックアワード大賞受賞の知らせが届く。 芸達者なお二人の掛け合いが本当に面白く、ちょっぴり切なさもあるドラマだった。 脚本=三浦希紗 演出=守屋健太郎

No.148 22/05/14 13:32
匿名さん0 

>> 147 (続き)
『姉を取り戻すために突然姿を現したキリヒトは』って書いてあったので、①の可能性が高いのかなと。①+②の可能性も有るけどね。

1課の“棒演技”連中の出番が極端に減り、谷さん、酒向さんの出番が増え、看板に偽りありのクリミナルズが出て来なくて、キリコの立ち位置が見えて来た今回が一番面白かった。

次回はまたクリミナルズが出て来る話に戻るみたいで、がっかりパターンにならなきゃいいんだけどと、今からちょっと心配。

脚本=いずみ吉紘 演出=竹村謙太郎

  • << 164 【2022春ドラマ】 「インビジブル」6話まで終了。 前回二択の予想の①で『①キリコの家系はインビジブルが稼業で、キリコは途中で離脱して弟の犯罪を止めたい』って書いたんだけど、やっぱりこっちみたいね。 今回、キリコの志村への告白や種明かしという形で、これ迄伏せられて来た事を一気に吐き出して来た。 曰く、①については父親は犯罪コーディネーターだったけど、殺す対象は法で裁けない悪人だけだった。だけどキリヒトはゲーム感覚で対象をどんどん広げて行き、自分は離脱した。キリヒトは邪魔な父親も殺してしまった。 キリコはキリヒトの犯罪を止めたい、その為には志村の協力が必要で近付いた。 何故志村なのかは、父親がコーディネートした事件の捜査で、いい線迄食い付いて来たのは志村だけで恐れていたから。 キリコがクリミナルズを言い当てていたのは、父親が残した乱数表が有って読み解いていたから。 父親の存在は“必要悪”で、キリヒトは“完全悪”というのがキリコの見解で、“完全悪”を正したいというキリコには哀愁が漂っているけど、“悪”に変わりは無い訳で。 で、ドラマとしてはキリヒトへの警察の内通者は誰か(泰造と見せ掛けて実は酒向さん、キリコ父からの繋がりで今はキリヒトに脅されている…とかでは?)と、キリコが女を見せて来た!と、安野妹危うし!で引っ張るのかな? 脚本=香坂隆史 演出=泉正英

No.147 22/05/14 13:22
匿名さん0 

>> 130 【2022春ドラマ】/簡単投稿 「花嫁未満エスケープ」5話まで終了。  尚紀からのキスを避けたゆうに「何で?」、聞かれたゆうも何でだ… 【2022春ドラマ】

「インビジブル」5話まで終了。

今回はお粗末なクリミナルズは出て来ず、逃げ出したキリコを捜し出す為に、志村が協力を求めたのがハッカーのラビアンローズ(DAIGO)で、イエスと言わせる為に差し出したのが色々と能力の高い鑑識の近松(谷恭輔)で、谷さんは演技力の有る人なので観ていて面白かったし、やる気になったローズがあっという間に手掛かりを見付け、志村はキリコに辿り着く。

志村がキリコに、ローズが言っていた“ハナカマキリ、擬態”の話をして「俺が感じてた違和感はそれだったのかもしれない」と話した時に、志村はキリコがインビジブルに擬態していると気付いたんだなと思った。

キリコの目的は本物のインビジブルを捜し出す事。安野事件にも関わっているので、志村の力を利用していた。

一方の本物の目的は、キリコが持っているアメリカのクリミナルズのデータを奪う事で、人を殺せない志村とキリコの弱味につけ込んで、まんまとデータを奪った後に二人の前に姿を現した。
「キリヒト、私の弟よ」
永山絢斗登場!

①キリコの家系はインビジブルが稼業で、キリコは途中で離脱して弟の犯罪を止めたい
②最初からキリヒトだけがインビジブルで、キリコはどこかの諜報員でキリヒトを捕まえる為に動いている

どっちだろうと思ったのだが、うっかりHPの次回あらすじを読んでしまったら、
(続く)

No.146 22/05/14 12:37
匿名さん0 

>> 130 【2022春ドラマ】/簡単投稿 「花嫁未満エスケープ」5話まで終了。  尚紀からのキスを避けたゆうに「何で?」、聞かれたゆうも何でだ… 【2022春ドラマ】

「花嫁未満エスケープ」6話まで終了。

尚紀「俺、頑張ったじゃん」←それ違う
ゆう「結婚する気もない彼氏の面等を見る為だけに帰るって、それに耐えられると思う?」
尚紀「別に頼んでねえし」←やらなきゃゴミ屋敷になるんだが

何で尚紀は素直に“あの時”の事を話さないの?指輪を買ってプロポーズするつもりだったけど、ゆうが昇進して喜んでいたから言えなかったって。そうすれば例え元には戻れなくても、きちんと話し合いは出来たのに。その辺が“大人の深見”とは雲泥の差なのよね。
キスを避けたゆうに「それでも俺は今欲しい。嫌なら逃げて。もう二度と触れないから」←これ狡くない?深見くんって、やっぱり百戦錬磨なのかな

対する尚紀は堀田から“都合のいい女でいいから宣言”をされて、取り敢えずその気になってしまう訳だが。←これは罠なのにね

柏崎呼びから“ゆう”呼びに変えた深見は「ずっと大切にするから」
ゆうの心の声『ずっとって、いつまでかしら』←尚くん、罪作りだよなあ

脚本=桑村さや香 演出=堀江貴大

  • << 163 【2022春ドラマ】 「花嫁未満エスケープ」7話まで終了。 前回『尚紀は堀田から“都合のいい女でいいから宣言”をされて、取り敢えずその気になってしまう訳だが。』というシーンが有ったのだが、結局ゆうが育てていた鉢植えの花が目に入ったらその気が失せて、傷付いたみたいな堀田から「未練たらたらの男なんて私も要らないんで」と捨て台詞を吐かれておしまいに。 対するゆうは、深見程の熱量は無いまま一夜を共にし、このままズルズルでいいのかと考え始めたら深見は鋭く察知、デートをしよう!と公園のボートに乗り、「俺の事を深く知る為の同棲じゃ駄目かな。俺と一緒に暮らそ?」これで陥落したゆうは「うん」と返事。 だけど生活が始まったら「俺の方が早く帰って来たから」と晩御飯を作り、朝は先に起きて洗濯と朝食の用意を済ませている深見に、心理的な圧迫を感じてしまうゆう。 これって尚紀とゆうが同棲を始めた頃の、尚紀の心境と同じなのかな…って、ゆう自身も感じてるみたいで。 同棲の初期段階で相手が自分の事を大切に思い、良かれと思ってやってくれる事に対して、「次は私が(俺が)やるから」とは言えても、「気持ち的に負担になるから交代でやろう」とは、傷付けてしまいそうで中々言いにくい、だけどそこで言えないとそれが当たり前になり、やがてやっていた方の不満に繋がってしまうって事よね。 脚本=桑村さや香 演出=堀江貴大

No.145 22/05/13 18:32
匿名さん0 

>> 129 【2022シーズン枠外ドラマ】 「卒業タイムリミット」第5週(20話)まで終了。 黒川が動画で見付けたのはガラスのハイヒールで、… 【2022シーズン枠外ドラマ】

「卒業タイムリミット」全6週(24話)終了。

寺木が理事長の小菅を監禁したのは黒川を呼び寄せ、自分が逮捕されるきっかけになった警察への通報をしたのは、黒川だったのか確認したかったから。
当時、遊びレベルだったのが、グループで麻薬を扱う話が出て、「それは違う」と黒川は寺木に話し、二人で抜けようと決めたから黒川は通報したのに、何故か寺木は舞い戻っていて逮捕された。
黒川をボコボコにした寺木は去って行く。

そこからは黒川が理事長を問い詰める番。
カラーギャング時代にボスの女に手を出し、生まれた赤ん坊を恩師である黒川政樹の目の前で川に捨てた小菅。慌ててバッグを拾い、逃げた小菅を追い掛けた黒川政樹は、道路に飛び出し車に轢かれて死亡、バッグの中の赤ん坊は奇跡的に助かった。そしてその子を良樹と名付けて母は育てた。それが真実だった。

水口監禁事件の動機は前回の感想で予想した通りで、居場所である欅台高校を汚した3人の教師を許せなかった小菅。黒川も指名したのは、自分に辿り着かせて真実を知らせた上で逮捕されたかったからって、結局身勝手さは変わらないんだね。

居場所とは学校の事ではない。一人でも味方が居てくれたら、そこが居場所になるのでは?と、小菅に意見をする伊藤が最後迄いい奴で、ちゃんとした大人だったから救われたわ。

脚本=渡辺雄介 演出=田中健二、中村周祐

No.144 22/05/13 17:50
匿名さん0 

>> 128 【2022春ドラマ】 「未来への10カウント」4話まで終了。 伊庭(髙橋海人)と玉乃井(坂東龍汰)の、マネージャー西山(吉柳咲良… 【2022春ドラマ】

「未来への10カウント」5話まで終了。

流石に今回の大場校長のキャラぶれ、一貫性の無さは看過出来ない。
ボクシングは勉強に悪影響を与えるから廃部にするのが、最初の校長の主張。でも東大確実の伊庭が部の存続を強く願い、インターハイの予選を勝ち抜く事を部の目標にしたから、仕方なく存続を認め、桐沢が教えているからもしかしたら憎き京明に勝てるかもと期待して、予選の観戦に来たのだろうと前回は好意的に解釈していたのだが。
でも結局水野以外は一回戦負け、水野も二回戦で京明の選手にボコボコにされて、2Rで戦意喪失して負けた。(←この試合の映し方と、水野が戦意喪失して行く迄の表情の変化の演出は良かった)
で、約束だからと桐沢をクビにするなら、何故に後任コーチを捜させる?部員が足りていて廃部に出来ないなら、またコーチ不在にして部員のやる気を削ぐのが校長のスタイルなんじゃないの?

あと江戸川のよく分からない失踪事件(←キムタクの見せ場を作りたかったの?)、転校生・西条(村上虹郎)の登場、桐沢クビ→甲斐就任→部員が桐沢に教えて欲しい→甲斐辞任→桐沢復帰、波瑠が別人で登場し桐沢と出会う、とあれこれ詰め込み過ぎて却ってつまらなくしていた感が。

水野の試合と、公園で桐沢が圭太にボクシングを教えるシーンだけだな、いいなと思ったのは。

脚本=福田靖 演出=河合勇人

  • << 162 【2022春ドラマ】 「未来への10カウント」6話まで終了。 波瑠は史織と美鈴の二役で出ると、オファーの時点で決まっていたのだろうか?何かどうでもいい役だし、甲斐が史織との違いを確かめる方法も気持ち悪いし、言われるままに応じる美鈴という設定も変だし、何か観ていられなかった。 前回、大場校長のキャラ振れの事を書いたら、今回は父親に「ボクシング部には強くなって貰いたいと思ってる」と言い出した。どうやら自分達の強かった時代のボクシング部の事が頭に有って、二十数年振りに再会した桐沢が腑抜けになっていたのが気に入らなかったらしいが、江戸川を監禁していた半グレ4人を、あっという間に倒した姿を見て、あれなら本気を出せばボクシング部を強く出来るかもと思ったらしい。 えー、その為の強引な江戸川失踪事件だったの?手法に付いて行けないわ。 で、校長自ら交渉して決めて来た京明との練習試合。男3女1の計4試合、誰を出すかは「俺とのスパーリングで決める」、からの桐沢との壮絶な一人1分間ずつのスパーリングシーンは、文句無しに良かった、見入ってしまった。 桐沢が西条を選ばないのも、その後に彼が不貞腐れて何か問題を起こすのも見えていたけど、ここから話をどう持って行くかよね。 何か思っていたのとは違うドラマになり掛けているからなあ。 脚本=福田靖 演出=星野和成

No.143 22/05/12 23:15
匿名さん0 

>> 127 【2022春ドラマ】 「ナンバMG5」3話まで終了。 夏休みが終わって新学期、って事は約5ヵ月間、伍代以外には二重生活がバレてい… 【2022春ドラマ】

「ナンバMG5」4話まで終了。

剛の絵を見て納得してしまった部長は復帰を許し、剛は皆の前で「特服は僕なんです」と、家族の事も含めてカミングアウトをするが、大丸が窓から「ドッキリで~す」でチャンチャン(笑)
伍代から剛が何故二重生活をしているのかを聞いて、騙してると決め付けていた事を詫びる大丸。これで三人は完全なツレだね。

でも今回はこの三人のツレのストーリーよりも胸を打つ、剛を白百合受験へと導いてくれた同じ中学出身の優等生・関口(岩男海史)との話が秀逸だった。
中三の時に、建築家を目指して黙々と勉強をしている関口を見て、自分にも喧嘩以外の道が有るのかもと思えて、図書館で1年生の勉強から始めた剛の事をトイレで馬鹿にしていた連中を注意してくれた関口。トイレの中で聞いていた剛は、それで気合いが入り白百合に入る事が出来た。「一人でも味方が居ると思うと、気持ちが楽になるんだ」

その関口が進学先の生徒ミツオに脅され、万引きを強要されていた。剛の助けを断った関口はミツオの手下にボコボコにされるが、駆け付けた剛に言う。「難波くんが味方になってくれたから、お前の言う事なんか聞かないって言ってやった」と。
病室に形だけ謝りに来た根性曲がりのミツオに、見舞いの菓子折りを投げ付けた関口は強い子だよ。別の意味で剛の最高のツレだよね。

脚本=金澤達也 演出=尾崎隼樹

  • << 161 【2022春ドラマ】 「ナンバMG5」5話まで終了。 このドラマ、演出家は毎回交代しているのだが、脚本家は今回が初交代。そのせいかどうかは知らないが、これ迄のヤンキーの“ツレ”話は後ろに引っ込み、吟子(原菜乃華)が他校の3年生の佐藤淳一(小田将聖)と知り合った事で勉強に目覚め、佐藤が食事をするファミレスで数学を教わる事で帰りが遅くなり、心配した父が問い詰めて吟子は白状、「家に連れて来い」という事になり、吟子はヤンキー嫌いな佐藤が心配で、家に呼ぶならと一つだけ条件を出す。 ここでCMが入り、明けると普通の部屋着で眼鏡を掛けて座っている父と兄の猛(しかも頭は七三分け)で爆笑。ご飯を食べて行けと言われ、出て来た母は金髪ツインテールでまた爆笑。佐藤が「金髪」と言ったら吟子が「アメリカ人なの」で大爆笑。 可愛い娘の為に必死に装う家族が、バカらしくも愛らしくて、笑いながらも結構胸に来る物が有った。 結局佐藤は下調べをしてヤンキー一家だと知っていて来た事が分かる。お金を渡されて塾帰りにファミレスで夕食を取る様に言われている佐藤にとっては、何だかんだ仲の良い羨ましい家族に映ったんだろうなあ。 市松のアタマの陣内(栁俊太郎)と剛のタイマンも有ったけど、こちらはあっさりめに終わった。 脚本=鈴木太一 演出=阿部雅和←ずっとスケジューリング担当で不思議だったのだが、満を持して演出に?

No.142 22/05/12 19:19
匿名さん0 

>> 126 【2022春ドラマ】 「明日、私は誰かのカノジョ」4話まで終了。 今回は殆ど整形依存症に陥っている様な彩(あや=宇垣美里)の話。… 【2022春ドラマ】

「明日、私は誰かのカノジョ」5話まで終了。

光晴に桧山からのLINEを見られてしまった彩。男と会っていたのかと責められて、レンタル彼女の画像を見せて、仕事のお客さんだと説明する彩。結婚するにもお金が要るからバイトをしていると言う彩に、冷静になれないと帰って行く光晴。泣き声で待ってよ!と言ったものの、部屋に戻ったらもう平然としてる彩。
こういう男を転がし、心の中で思い切り毒舌を吐くキャラの彩を、その部分ではこれ以上は無い位に上手くハマって演じているんだよね、宇垣美里は。只、泣きながら(泣き真似をしながら)の部分の演技が、今の彼女にはハードルが高過ぎるのかな、惜しいよねえ。

後日、光晴に「あの仕事を辞めて嘘を付かないって約束してくれるなら、やり直したい」と言われた彩は、半分キレながら嘘偽りの無い自分の真実をぶちまける。「この顔も原型なんてとどめてない」
「整形は努力じゃない!」と光晴に言われると、「整形してなければ私達が付き合う事も無かったんだよ?」←最初に彩の顔やスタイルに惹かれて、光晴が声を掛けて来たのも事実だからね。
「整形前の私」と写真を見せると絶句する光晴に「ほらね」と言って去って行く彩。

お金を要求されると客からの苦情が多くて、店をクビになった彩。外は雨。横から傘をさしかけてくれたのは雪だった。

脚本=イ・ナウォン 演出=酒井麻衣

  • << 159 【2022春ドラマ】 「明日、私は誰かのカノジョ」6話まで終了。 彩は雪を誘い飲みに行く。まだ19だからとアルコールは断る雪。彩は一人で喋りまくり、美容外科で会った事も話し「何処を直すの?」気圧された雪は「肌の…痕を…」と本当の事を話し、彩はそれならと経験者としてのアドバイスを真剣にする。「ごめん」とも言わず同情もしない彩に、却って救われたのかもしれない雪は、その後も「付き合って」と言われて一緒に海に行く。 「私初めて海に来ました」 「どんな人生歩んで来たのよ」 ホント、彩と同じ事を思った。ネグレクトの後、どうやって育って大学進学迄辿り着いたの? リナの友達の萌(箭内夢菜)は、体型が太目で男は寄って来ない。たまに誘って来るのは自分も太目でモテなさそうな男だけ。萌も心の中では毒付いていそうだけど、強く態度には出さずに、常連のバーで飲んで会話を楽しんで発散している。 そのバーに翼(ゆうたろう)が雇われ、イケメンに弱そうなホスト狂いの優愛(齋藤なぎさ)がくっついて来た事で萌と知り合い、優愛は「初めては安いから」と強引に萌を、自分が常連のホストクラブに連れて行く。 萌みたいに男に軽く見られ、否定され続けても気にしない風を装って来た子が、とことん気持ちよくさせてくれるホストと出会ったら、一体どうなってしまうのだろう。 脚本=川原杏奈 演出=近藤幸子

No.141 22/05/12 18:29
匿名さん0 

>> 125 【2022春ドラマ】/簡単投稿 「汝の名」5話まで終了。  やっぱりあのお茶に淹れた薬で松谷は死んでしまったのね。驚いたのは麻生科子… 【2022春ドラマ】/簡単投稿

「汝の名」6話まで終了。
 陶子がいきなり弱々しくなってた。手作りドレッシングと聞いて、あっ、これかなと。家に招いた亮介も「おいしい!」って食べてたけど、1回位なら大丈夫なのかな。
 久恵がPC画面を見てニヤッとしていた薬って、架空の物だと思ったら実在する疼痛治療薬(医療用麻薬)だった。TX恐ろしや。
 弱り切った陶子を演じる山崎紘菜は素っぴんで、今迄の濃いメイクとの対比が効いていたし、演出の上手さも手伝って説得力が有ったね。北乃きいは安定の恐ろしさ。
脚本、演出=河原瑶

「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」5話まで終了。
 今度は三島課長(山口智充)率いる営業四課に異動の麻理鈴。三島は自分が、夜8時以降の残業禁止、休出禁止、課内恋愛禁止を掲げてから業績アップと自信満々だったが、実態は夜でも休日でも常にグループLINEが稼働し仕事をしている状態。そんなだから恋愛も手近な課内で済ませている、それが4課の実態だった。
 日本もだいぶ変わって来たとは言え、オンオフしっかり分けて、オフで緩く繋がった人脈から価値観を広げたり恋愛に発展させたりしている人は、どの位の割合でいるのかな。ドラマのLINEは大袈裟でも、似た様な事をやっている会社員も少なからず居るのでは?って、そっちに気を取られたな、今回は。
脚本=後藤法子 演出=内田秀実

  • << 158 【2022春ドラマ】 「汝の名」7話まで終了。 「薬の量、間違えたかな」から始まる、久恵の陶子へのやりたい放題のいたぶり。 陶子は言葉が上手く出ず、体も支えが無ければ歩けない様な状態に迄なっていた。 陶子の部屋の外側にプッシュボタン錠を取り付けて、陶子の服を着て陶子に成り済まして、美容室だエステだと豪遊する久恵。 久恵のサイズ(中の人は157㎝)にお直しをしているのだけど、タッパの有る陶子(中の人は171㎝)用に作られた服は、どうにも久恵には似合わない。 これはファッションにど素人の私が見てもそう思うのだから、あのドラマの中の他人の嘲笑という演出も然もありなん。(←いや北乃きいさん、よく演じたわ) 陶子がお漏らしをしてしまった事をきっかけに、オムツをあてがう事にした久恵。安心してエステに行きルンルンで帰宅すると居る筈の陶子が居ない。部屋に行くとプッシュ錠は壊され中は荒れ放題。 キッチンに例のアレを確認しに行き味見をしてみると、中身は水にすり替わっていた。バスルームに行くと鏡にはルージュで“お馬鹿さん🖤”の文字。 やっぱり一枚上手だった陶子。 その頃陶子は恭平と一緒に居た。 久恵がスマホを取り上げていたとしても、陶子が歩けるのならイエ電でいくらでも恭平と連絡を取れたし、家の鍵も中から開けられた訳だ。あの、溜めに溜めた後の“してやったり感”と来たら! 脚本、演出=河原瑶
  • << 160 【2022春ドラマ】 「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」6話まで終了。 最初の頃は、山瀬はオウミの経営者一族の人間なのかなと勘繰っていたのだが、前回だったかな?麻理鈴を本気で好きなんだと知って、あっ、これは違うかなと思い始めたら、今回オウミに入社して麻理鈴の下に付き、「内定を貰ってから社内事情を知りたくてバイトを始めた」と話していたので、やっぱり違うのかなと。 山瀬や同期で小野の下に付いた板倉は、一つの会社に縛られずに、ノウハウを吸収したら転職したり起業したりを目指すZ世代で、オウミでの出世を目指す小野や麻理鈴とは仕事の進め方の感覚が合わず、特に板倉は苛々したり見下したり暴走したりで、これはやっちゃうんだろうなと思っていたらやっぱりだった。 まあ分かり易い極端な話の運びだったからね。「相手の人柄を読め」「最短が最善とは限らない」小野のお説教はごもっとも。 峰岸と田村が狙っているのは、女性管理職を全体の5割にする、麻理鈴が名付けて“JK5”計画。(←これはマジで難しいと思う) そして社長が倒れたとの一報が! これはチャンスなのかどうなのか。 そして麻理鈴は一向にワルにはならないのだが、このままタイトル倒れになるの? 脚本=松島瑠璃子 演出=山田信義

No.140 22/05/11 21:38
匿名さん0 

>> 124 【2022春ドラマ】 「持続可能な恋ですか?」3話まで終了。 颯が杏花の家に居候を決め込んだのは、自宅が漏水で住めなくなった時に… 【2022春ドラマ】

「持続可能な恋ですか?」4話まで終了。

冒頭から颯のビューネくん(笑)

ヴァネッサは杏花の独立志向を察知してるのかな?西部3店舗のマネジメントを任せるというオファーを出して来た。
結婚とか子供を考えた時に時間の自由が利くわよというのが、ヴァネッサの誘い文句だったけど、それは必要な講師が確保出来ていて、きちんと稼働してくれていたらの話で、病欠したり急に辞めたりされたら穴を埋めるのは結局自分だし、収支の事も考えなければいけないし、言ってみれば中間管理職だからね。

晴太は「安定しない事に虹朗を巻き込めないから」起業は諦める、だからその分も杏花に頑張って欲しかったみたいで、彼にしては結構強目に頑張れと杏花の背中を押していたけど、その思いも受け止めて杏花は独立を決意した。

頑張ってと後輩を励ましたら、もう頑張れないと言われて辞められてしまったトラウマから、「頑張れ」が言えなくなってしまった杏花だけど、頑張れは、誰にどう言うかが大事なんだ、そして自分が頑張りたい人なんだと、晴太のおかげで気付いた杏花。

帰る晴太にお礼を言っていると、急に戻って来て杏花を抱き締めた!
それを見ていた颯、その颯に気付く晴太。
盛り上がって来た!(笑)

※おじさんばかりの中に紅一点の武田玲奈、という辞書編纂会議のテンションが微妙に笑えた

脚本=吉澤智子 演出=小牧桜

  • << 157 【2022春ドラマ】 「持続可能な恋ですか?」5話まで終了。 父・林太郎と明里(井川遥)の仲が深く進展した今回。 亡き妻との思い出を訥々と明里に話せる様になったという事は、彼女の事が林太郎の心を占めて信頼し始めた証拠。 その話を同調しながら聞き、意に反して妻との思い出の大切なストールを失ってしまった林太郎の取り乱す姿を見るや、一緒になって、後には諦めかけた林太郎を鼓舞して必死に探して、頭を下げて迄取り戻してあげた明里を見ていると、やはり林太郎が大切な存在に成り始めているのが伝わって来る。 同じ牛歩でも、杏花と晴太の歩みとはまた違う味わいが有って、林太郎と明里の近付き方には微笑ましさと好感を覚える。 マネジメントの話を断った杏花に、サステナブルフェアの仕切りを頼んだ後、振り返って意味ありげに見詰めるヴァネッサは、やっぱり独立志向を察しているみたいね。変な邪魔をしてくれなきゃいいけど。 杏花は独立、晴太は子持ちと、それぞれ結婚に対して足枷が有ると思っている二人の恋愛は中々進展しないけど、思いあぐねて二人の思い出の場所に辿り着くと、何故か相手がそこに居るというね。 恋愛ドラマの常套手段が使われて、泣き出す杏花にキスする晴太。 ここ迄当て馬の可能性を1ミリも感じさせない颯の存在って何?何か秘密兵器でも持ってるの? 脚本=吉澤智子 演出=土井裕泰

No.139 22/05/11 18:40
匿名さん0 

>> 123 【2022春ドラマ】 「正直不動産」5話まで終了。 今回は月下の、行方が分からなかった父親が登坂不動産を訪ねて来て…という話。 … 【2022春ドラマ】

「正直不動産」6話まで終了。

サブタイトルの“仕事をする理由”が沢山詰まっていた今回の話。

建築会社竹鶴工務店の社長が責任感ゼロで、下請けの秋川工務店に違法な丸投げ、しかも無理難題を押し付けて。それでも社員や自分の家族を守る為には仕事を受けざるを得ない、秋川社長の苦しさとジレンマ。
この物件で欠陥住宅を建てさせたくない正直永瀬と隠密桐山とでは、アプローチの方法が正反対で、永瀬はあくまでも泥臭く現場で手伝って、まずは大工さんの信頼を得て、そこから秋川社長の信頼も得たいというコツコツ作戦で、桐山は一括購入する売り先を見付け、竹鶴が拒否する場合は秋川に過去の違法な丸投げの告発をさせる、但し今回の案件でまともな代金を払ってくれるのなら、過去の事は水に流すという作戦。
永瀬のコツコツが効いていたから、秋川も桐山の話に乗ったのだと思われ、竹鶴から「脅す気か!」と言われた永瀬に“待ってました!”の風が吹き、「今の言葉、そっくりそのまま貴方にお返しします!今迄散々下請けの人達を脅して来てよく言いますね」「クソみたいな経営者擬きがビジネスを語る資格などない」ああスッキリした(笑)

桐山が鵤と会っていたのは桐山の父親の件で脅されていたから。迷惑を掛けたくないと退職してしまった桐山。ええ?これからなのに、永瀬と桐山の名コンビ仕事は。

脚本=根本ノンジ 演出=野田健太

  • << 156 【2022春ドラマ】 「正直不動産」7話まで終了。 榎本の銀行の顧客、藤崎夫妻(前田吟、中田喜子)の老後プランをどう設定するかの話し合いの席に呼ばれた永瀬。自宅を売却する場合の相場等を説明するが、榎本の本当の目的はリバースモーゲージを勧める事で、それに気付いた永瀬は、メリットしか説明しない榎本に代わってリスクを説明した為に契約は一旦保留に。 永瀬に一矢報いたかったのに足元を掬われて「バカ正直って言うより、正直なバカでは?」と捨て台詞を吐いて去って行く榎本に笑ってしまった。 ミネルヴァ鵤の策略で、過去の自分の顧客からのクレームが相次ぐが、正直過ぎるテクニックの種明かしをして更に相手を激怒させるものの、今回は誠実に相手の希望を聞き入れ、結果的にピンチをチャンスに変えてみせる永瀬。 元々は親のピンチに付け込んだ悪徳不動産屋に騙される寸前に、登坂社長に助けられて感動した事が、登坂の会社に入るきっかけだったという永瀬は、条件だった大学卒業迄に宅建取得もクリアする努力家で、正直で人の痛みも分かる男だった。でもお金の為、登坂に報いる為にもどうしても営業1位を取りたかった永瀬は、客を人だと思わないテクニックを身に付け、平気で嘘を付ける様になっていたのだとか。 今回はそれを月下に淡々と語り、「嘘は付けなくなったんだ」と正直に言うシーンが強く心に残った。 脚本=根本ノンジ 演出=川村泰祐

No.138 22/05/09 22:37
匿名さん0 

>> 122 【2022春ドラマ】 「元彼の遺言状」4話まで終了。 今回は篠田の大好きなミステリー作家秦野廉の、「胡桃沢啓二シリーズ」の新刊が… 【2022春ドラマ】/簡単投稿

「元彼の遺言状」5話まで終了。

最後に剣持と篠田が、真梨邑と庄司に話をするシーンの演出、4人のテーブルのシーンと、2人が歩きながら話すシーンを行き来するだけでも、ちょっと画面がうるさいなと感じたのに、その後にカメラが丸テーブルの後ろをグルグル回るのが止まらなくなって、観ていられないから目線を外してしまった。

良かった点は紗英の役割がはっきりした事と、剣持が大口の顧問契約を逃すパターンが、3~5話迄全部違う設定にしている事位かな。

事件については特に書く事もないな。3人がかりでこの程度か、としか。

脚本=杉浦憲明 脚本協力=中園勇也、伊吹一 演出=鈴木雅之

  • << 155 【2022春ドラマ】 「元彼の遺言状」6話まで終了。 黒丑(信玄=望月歩)の勤めるホストクラブ『戦国』のホスト、蘭丸(味方良介)が起こした殺人事件の真相を突き止める話。 今回は先に犯罪を見せて、警察よりも先に黒丑と一緒に現場に到着した剣持が、犯人の母親の依頼を受けて真相に迫って行くという“コロンボ”スタイル。 今までの話に比べたら一捻り有ったし、味方良介、懺悔で真実を知り復讐を果たした神父役の尾上寛之と、味の有る役者を揃えた事で芝居での説得力も増したし、良かったんじゃないかなと思う。 ただ脚本と演出、両方の問題だと思うけど、台詞量が多くて、その中には説明台詞も多々含まれるので、耳から入って頭で処理している時間が長くて、それがドラマに入り込めない要因になっているのかなと。 冒頭、剣持が事件現場にササッと目を走らせるカットが有ったので、コロンボみたいに全てをお見通しだから、蘭丸の母親に「白でも黒でも守ります。嘘を付かない限り」と言ったのかと思ったら、そうでも無かったみたいで(笑) これは剣持の弁護士としての最初からの信念らしくて、5億の大口契約だったのに息子に嘘を付かれた事を理由に、剣持自ら弁護人を降りてしまうという、今回もその部分では新しいパターンだった。 ※あのつっかえ棒ならドアは開くよね(笑) 脚本=小谷暢亮、脚本協力=中園勇也、伊吹一 演出=西岡和宏

No.137 22/05/09 20:46
匿名さん0 

>> 136 【追記】
【2022春ドラマ】

「マイファミリー」5話まで終了。

娘の心春を温人達の前では心春ちゃんと“ちゃん付け”で呼び、葛城の前では心春さんと“さん付け”で呼んだ理由を考えていたんだけど、一つの可能性として、心春は葛城が結婚していた時の実の娘で、後に夫婦は離婚して妻が心春を引き取り、その後、妻は東堂と再婚して東堂は心春の継父となった。再婚してからそんなに間が無く誘拐されてしまったのではないか。

そう考えると心春と呼び捨てに出来ない東堂の心情は理解出来るし、葛城がこの一連の事件に異様に前のめりなのも辻褄が合う様な気がするのだが。

まあ葛城の場合は、自分の判断ミス(とは思っていないのかもだが)で心春事件の交渉が断ち切られたから、今回は前のめりという考え方も出来るけどね。

  • << 154 【2022春ドラマ】 「マイファミリー」6話まで終了。 いやあ、凄いね。面白くてあっという間に終わっちゃう。 ネットの“考察班”と言われる人達の間では、初期の頃から鈴間が怪しいと言われていたのだけど、今回、会社で香菜子が「鈴間さん、ちょっといい?」と部屋に呼び寄せるシーンで、久し振りに名前が呼ばれて流れの中でクローズアップされたので、これはいよいよか?と思ったら、本当に犯人の一人だった。(今のところはお金の運び屋なのは確実だけど、監禁の見張りや交渉のシステムにも関わっているのかは不明。後ろから温人をスタンガンで倒した者が居るので、犯人は最低二人は確定) 温人の家に1億を置いたのには、ああいう意味が有ったのね。犯人の仲間では無いのに、今のまま警察に知らせずに取引の仲介をしていたら、あのお金のせいで法的には仲間にされてしまう可能性がある。 そして犯人は温人に身動きを取らせない為に?、1回1億しか受け取らず総額10億の取引に変更して来た。 犯罪と法律とITに精通してる感じだよね。それでも気が緩んだのか、流石にGPSを付けられる事迄は想定して無かった? やっぱり東堂夫妻かなあ。鈴間は東堂妻の妹?でももし東堂妻が葛城の前妻なのだとしたら、葛城が友果事件の時にハルカナ社員を調べていれば、直ぐにバレてるよなあ。 ああ、慣れない考察をすると疲れるわ。 脚本=黒岩勉 演出=田中健太

No.136 22/05/09 18:25
匿名さん0 

>> 121 【2022春ドラマ】 「マイファミリー」4話まで終了。 心春ちゃん誘拐事件の話は、以前に警察官同士の会話にも上っていたけど、父親… 【2022春ドラマ】

「マイファミリー」5話まで終了。

前回位から犯人の電話の声が、温人にデレ始めているのではと感じていたけど、優月ちゃん誘拐の身代金5億円の受け渡しに成功すると、仲介人役を担った温人に対し、成功報酬として5億の20%の1億円を、温人宅の勝手口に置いて行くという新手に出て来た。
「私達は完全誘拐を実現するファミリーですから」と、勝手に仲間にされてしまった温人。
そして次の誘拐は完了していて、ターゲットは阿久津の娘の美咲だと言う。

タイトルは、上手く行っていない家族が、誘拐をきっかけに再生して行く意味でのファミリーなのかと思っていたら、まさかの誘拐ビジネスのファミリーにも掛かっていたとは。

今回、身代金の運び屋の顔を確認しようとした未知留を止めたのは東堂。確かにまだ優月を取り戻してはいない時点では有ったけど。うーん、やっぱり東堂は怪しいかなあ。只、可能性として、お金を取り損なった心春ちゃん事件の犯人が、娘を返して欲しければ新たな誘拐に協力をしろと、東堂を脅して仲間にしている事も考えられるのかなと思い始めた。
あと今回、東堂は葛城に「心春さんは生きていると思いますか?」と“さん付け”で聞いていたのだけど、あれに意味は有るのかな。何で「心春は」じゃないのだろう。

犯人が分かりそうで分からないこの面白さよ。

脚本=黒岩勉 演出=富田和成

No.135 22/05/09 17:40
匿名さん0 

>> 120 【2022春ドラマ】 「クロステイル-探偵教室-」4話まで終了。 今回は匡が最も知りたかった“行方調査”の授業なのだが、講師をや… 【2022春ドラマ】

「クロステイル-探偵教室-」5話まで終了。

今回は調査報告書の授業で、まずは正しい日本語で書く事が大前提と教えられ、課題は500時間に及ぶ浮気調査の動画を見て報告書を書く事だったのに、営業時間を過ぎて事務所を訪ねて来た相談者を、野木が勝手に受け入れて話を聞き、夫の浮気調査を「新人だから無料で調査します」と安請け合い。一人では無理なので、最初は止めていた匡も仕方なく野木の暴走に巻き込まれて行くという話。

野木が講師に見下されたから見返してやる、負けは許されないと暴走して行く理由付けが、オリンピック陸上競技の強化選手だったのに、怪我で断念した事が未だに尾を引いているからというのは、強引過ぎてちょっと違うかなと思ったし、依頼夫婦のすれ違って行く心模様の描写も雑で、話に入り込めなかった。

匡の父は元探偵で、『悪徳事務所の酷い調査報告書で依頼者が命を落とした事件』を報じた、昔の週刊誌記事の写真が父親の物で匡が驚愕する所で今回は終わり。

次回は丸川のフィーチャー回だけど、前回、今回と生徒の絡め方が強引でシラケる部分も多かったので、もっと流れる様な脚本で説得力を出して欲しいかな。

脚本=福田卓郎 演出=石井満梨奈

  • << 153 【2022春ドラマ】 「クロステイル-探偵教室-」6話まで終了。 今回は初めて実際の依頼を受けた案件の実地調査。講師の森村(佐野岳)が簡単な案件ばかりで合格させたとして、代表は一番難しいストーカー案件を追試として要求、森村も調査に加わる事を許可する。 依頼者との面談の時点で、無言電話等の被害を訴えている本人のあかり(吉田志織)が、相手に心当たりは無いと言っているのに、同席していた恋人の乾(柾木玲弥)は「あります」って言ってて、もう犯人はこいつだろうと見え見えだったんだけど、今回の主眼は警察でも扱いが難しいストーカー犯罪に対し、探偵だからこそやれる事があるという事に有り、その両方に関わる存在として元警察官の丸川(伊藤正之)を設定し、一度は勇み足をさせるが、最終的には元警察官としての法的知識と逮捕術を生かして、乾を捕まえ警察官に引き渡すという、無理の無い展開で良かったと思う。 残り2話となり、次回はいよいよ元探偵の匡の父親の話になるみたいだ。あの母親が信頼しているのだから、悪徳探偵とは無縁だとは思うのだが、果たしてどんなストーリーが待っているのか? 脚本=吉田真侑子 演出=石井満梨奈

No.134 22/05/08 19:09
匿名さん0 

>> 119 【2022春ドラマ】 「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」3話まで終了。 今回も無駄の無い構成で面白かった。 冒頭で顔のシ… 【2022春ドラマ】

「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」4話まで終了。

まだ居たおっさん(笑)
そうでなくても真田にドキドキなのに、あのおっさんの姿を見たら余計に、恋をしたら未来の姿を変えられるかもと、益々真田への思いが募る丸谷。

そんな中、須藤は別件対応をする事になり、部下の成島(味方良介)に交代、真田と成島の反応から何かが有るなと思ったら…。
丸谷は真田について、成島にそんな事は聞いてないのに「情報漏洩の件、そっちまで広がっちゃってるんですか?」なんて、何も知らないと言いながらもわざわざ悪い噂を口にする様な奴は、大体そいつが怪しいと相場は決まっている。

真田は成島がライバル社からの誘いを受けてるのを見ただけで、写真も撮っていないし会話の録音もしていないのだから、確かに証拠は無い。だから真田の悪い噂を立てられても、須藤は正面切っては庇えず、真田は退職すると言ったが山室が引き取ると言ってくれた。これが異動の真相。

営業部でも真田の噂が出回り、丸谷は成島に意見をしようとするが結局何も言えず、そこに現れた須藤は「俺の肝臓の数値をみんなにばらしちゃったんですよ、今度は誰のをばらしちゃったんだ?」と見事な火消し、大人の対応、これはグッと来るわあ。丸谷の圧倒的な敗北感…なのに須藤が真田をバックハグしているのも見てしまった。あらー。

脚本=田辺茂範 演出=中前勇児

  • << 152 【2022春ドラマ】 「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」5話まで終了。 人気アニメ「ワンブレイド」と夏浪漫のコラボ缶の発案者が、商品開発部時代の真田だと知った丸谷は、スーパーでのイベントを成功させたいと気合いが入るが、店長の発注ミスで入荷していたのは通常缶。 「僕が何とかします」と、鏑木、一ノ瀬と共に駆けずり回るが、商品を集められない。 そんな丸谷が取った手段は、“未来の俺”にどう対処したのか聞く事。でもおっさんは「問題を起こす奴は、その時防いでやってもまた起こす。努力する奴は邪魔をされてもいつか目標を達成する」「お前自身で何とかしろ」と言って去って行く。 どんな経験をして来たのか分からないけど、奥の深い話をするではないか、おっさん。 結局真田の機転で「ワンブレイド」のコスプレで試飲を敢行、可愛い丸谷は大人気で、その写真をアニメの作者本人が“かわいい”とツイートした事から、夏浪漫もバズりイベントは大成功。 真田は発案者だけあって、「ワンブレイド」については誰よりも詳しかったんだろうね。おっさんの言う所の“努力する奴”って事だね。 お礼を言う真田に「好きになっちゃった、俺、真田さんの事…でも分かってる、真田さんは…」皆迄言わせずに丸谷に駆け寄り、スーツの衿を掴んでいきなりキスをする真田。目を真ん丸にしてる丸谷が可愛いかった(笑) 脚本=田辺茂範 演出=飛田一樹

No.133 22/05/08 15:33
匿名さん0 

>> 132 (続き)
これにはお目付け役としてウーアに送り込まれている平が、政治経験者としての意見を述べ、住民には君達をクビにする権利は無いと諭すと、ソロンが内閣の支持率が30%を切ったら、私が総理を罷免出来るプログラムを追加しますと提案、真木が「僕は構いません」、これで議会の廃止が決定し次は市役所に手を付けると宣言する。

全部、今の政治と政治家に対する皮肉に聞こえたし見えた。
それをまだ成人(18才)にも満たない17才の高校生に、正に“ど正論”として言わせているのがミソで意外と新しいのではないか。
正論をかざし不要と判断したら切り捨てて行く、真木を演じるに相応しい神尾の目力(冷たさと凄みを感じさせる目)の説得力と言ったら!

もう既に“30%”の件とかソロンの行き過ぎを感じてしまうのだが、最後迄観ると、冒頭の半年後のサチ(山田)の驚愕の表情とは、ソロンがバグってコントロール不能になったって事なのかなと。

一人だけ浮いて見えるサチを真木が補佐官に指名した理由とは?
そして真木が私的スペースで通信をしていたユキとは?(真木とユキ、二人の思惑でこのウーアを動かし利用しようとしてる、みたいな設定も有りなのだろうか)

※平は総理にはウーアには応募しなかったと言っていたけど、実は応募して落選してた?
※土曜日のドラマは本数が多いので、次も感想を書くかは未定

脚本=吉田玲子 演出=西村武五郎

  • << 151 【2022春ドラマ】 「17才の帝国」2話まで終了。 山口の書いた『独裁国家となる危険性/17才の帝国』の記事の影響なのか、ウーア内閣支持率は10%も下がるが、その後、真木は再開発予定地の商店街を視察し、住民の「失われた物は取り戻せない」の言葉に反応して選択肢を5つ作って住民投票に掛けたり、生配信で住民の質問に答えて生い立ちから話す等し、支持率は20%も急上昇。 柔軟性が有って素直なのか、全部計算ずくの行動なのか、読めない怖さを真木には感じる。 そしてラストに画面に映った会話相手のユキは、黒髪ロングで前髪パッツン、セーラー服姿で目は閉じていて、これは…まるで裏番組の小比類巻の妻の様で…。 ソロンにユキをAI化して貰った? 真木くん呼びをしているから、ドラマ的に考えれば中学の同級生とかで、何らかの理由で亡くなっていて、真木が政治に興味を持つきっかけになった人…って所かな。 顔も台詞の声も山田杏奈に似ている様な気がするのだが、となれば真木がサチを補佐官に選んだ、というか、そもそもオンラインサロンで突然話し掛けて来た理由が、『ユキに似ている』からなのでは?と邪推してしまう。 脚本=吉田玲子、脚本協力=鈴木貴昭 演出=西村武五郎

No.132 22/05/08 14:52
匿名さん0 

【2022春ドラマ】

「17才の帝国」(NHK)脚本=吉田玲子 出演=神尾楓珠、山田杏奈、河合優実、望月歩、松本まりか、緒方恵美(ソロンの声)、柄本明、染谷将太、杉本哲太、西田尚美、岩松了、田中泯、星野源 他

オリジナル作品。《土曜ドラマ・50分枠》(全5話予定)※撮了済み※今作より放送開始時間が21時→22時に変更

うーん、初回でこの近未来の特殊な設定を紹介し、主人公の今現在の主張迄盛り込んで来たので、リアタイ視聴をしていたら雰囲気だけを感じてよく分からないままだったかも。

経済が行き詰まりサンセット・ジャパンと揶揄され、G7からも外されてしまい、国民の半数近くが65才以上の超高齢化社会となった日本を変革すべく、総理の肝いり(発案推進して来たのは官房副長官の平=星野源)で始まった、AIがサポートし選ばれた若者が政治を担う実験都市計画ウーアプロジェクト。

選ばれた総理は17才の高校生・真木(神尾)で、何も経験が無い事を突かれると、「経験はAIが蓄積している。経験は却って人を臆病にさせる事もある」と反論して黙らせてしまう。
真木達内閣の質問や疑問に対して、役割の異なった3台のスパコン(総称ソロン)が合議し、瞬時に最適な答えを提示するシステムらしい。
会議や執務状況は住民に常に生中継され精査出来るので、これなら議会は必要ない廃止すると言い出す真木。
(続く)

No.131 22/05/08 13:55
匿名さん0 

>> 118 【2022春ドラマ】 「パンドラの果実」2話まで終了。 今回はeスポーツの選手の脳にチップを埋め込み、成績を飛躍的に上げさせる脳… 【2022春ドラマ】

「パンドラの果実」3話まで終了。

迷惑系YouTuberの描き方って定型でも有るのかっていう位、画一的だな(笑)からの遺体が起きて移動して失踪した事件。
話を聞き「遺体が甦った?」と、嬉しそうな表情をする小比類巻。

事件の有った研究施設の監視カメラの映像をずっと見ていた小比類巻が閃き、最上も「なるほどね」

研究員の安田が取り組んでいた植物から生み出す再生たんぱく質が、安田のミスと換気設備の不具合が重なって遺体安置所に流入し、遺体のたんぱく質が再生され、患者が最後迄射たれていた強心剤が作用し、遺体が甦ったというのが小比類巻の推理。その根拠はそれ迄に枯れ掛かっていた花瓶の花が、遺体が起きる直前には再生していたから。

厚労省の三枝は何のデータも出せず、最上も博士ならではのアドバイスは何もしていないのだが、小比類巻は自分の観察眼と推理力だけで見事に解決してしまう。
二人の立場って…。

今回は事件部分を圧縮し過ぎて、どうでもいい様な遊びの部分が目立ってしまい、バランスの悪さを感じた。

ラスト、冷凍保存された妻の画像に話し掛ける小比類巻を見てしまった最上。
これで何故彼が甦りに期待し、心は脳だけでなく肉体全体に宿ると信じようとしているのかが分かったのではないか。やっぱり最上の役目はブレーキなのかね。

脚本=福田哲平、関久代 演出=羽住英一郎

  • << 150 【2022春ドラマ】 「パンドラの果実」4話まで終了。 謎の飛び降り自殺が続いたのは、ジョインというバーチャルリアリティゲームにのめり込み、ゲーム内に有る飛び降りれば使える裏技と現実を混同してしまった為で、そのトリガーは数字だと解明した小比類巻は、製作者(男子小学生)は亡くなっているので、その両親にゲームの危険性を説明して削除の同意を取り付ける。 今回はストーリー云々よりも、隆という子が亡くなってしまった親友のちひろに会いたくて開発したという、ジョインというバーチャルリアリティゲームにちょっと魅せられてしまった。 亡くなった人の写真や動画を取り込めば、その人物のAIが作られ、ゲーム内で自然に動くその人物と会えるなんて、実際に作られたら大人気間違いなしで、その会社の株価は天井知らずになるだろうね。 小比類巻の妻の亜美は、あの日庭で撮った動画の服で身重のままだったから、あの動画を取り込んだんだなと分かる。 小比類巻が、隆はゲーム内で生き続けているのではという考えに囚われてしまったのも、設定は違うけど前々回の三ツ矢の件が有ったので、そっちに引っ張られ、すがりたかったのだろうなって、気持ちは分かる様な気がした。冷静に考えれば、親が隆に代わってログインしてるって普通に分かるんだけどね。 今回はまた面白さが戻っていて良かった。 脚本=関久代、福田哲平 演出=羽住英一郎

No.130 22/05/07 16:39
匿名さん0 

>> 116 【2022春ドラマ】 「花嫁未満エスケープ」4話まで終了。 ゆうの同僚の美沙(小林涼子)が亜衣(松村沙友理)に言ってた「一度家族… 【2022春ドラマ】/簡単投稿

「花嫁未満エスケープ」5話まで終了。
 尚紀からのキスを避けたゆうに「何で?」、聞かれたゆうも何でだろうと。
 ゆうが見ているのを察知した堀田は、酔った尚紀のネクタイをクイッからのキス、慌てた尚紀はゆうに言い訳をするがゆうは何も言わない。
 今度は尚紀の同僚の結婚式で深見とゆうが鉢合わせ。二人が顔を近付けて話しているのをキスをしたと勘違いした尚紀は超不機嫌。それで気付いたゆう。“尚くんがキスをしていても何とも思わなかったのは、信じてるからじゃなくて”「私もう尚くんの事好きじゃない」
 ああ、やっとだ。ここから深見の反転攻勢なるか?尚紀は嫌な男になっちゃうのかな。
脚本=桑村さや香 演出=亀谷英司

「インビジブル」4話まで終了。
 今回は3課の課長・大貫役で松下由樹が出て来て、彼女らしい明るさと茶目っ気と貫禄の演技で雰囲気を変えてくれたので、1課のポンコツ棒演技をあまり観なくて済んだのは幸いだった。
 相変わらずキリコが、自分の思い描いた筋書きに則って志村を振り回し、その結果、キリコの“確信”には近付いている様なのだが、こちらは何も知らされていない志村の立場で観ているので、志村が一番知りたい事の周囲をグルグルしているだけにしか見えず、それで苛々して来るのよね。
キリコが本当にインビジブルなのかも怪しくなって来た。
脚本=槌谷健 演出=棚澤孝義

  • << 146 【2022春ドラマ】 「花嫁未満エスケープ」6話まで終了。 尚紀「俺、頑張ったじゃん」←それ違う ゆう「結婚する気もない彼氏の面等を見る為だけに帰るって、それに耐えられると思う?」 尚紀「別に頼んでねえし」←やらなきゃゴミ屋敷になるんだが 何で尚紀は素直に“あの時”の事を話さないの?指輪を買ってプロポーズするつもりだったけど、ゆうが昇進して喜んでいたから言えなかったって。そうすれば例え元には戻れなくても、きちんと話し合いは出来たのに。その辺が“大人の深見”とは雲泥の差なのよね。 キスを避けたゆうに「それでも俺は今欲しい。嫌なら逃げて。もう二度と触れないから」←これ狡くない?深見くんって、やっぱり百戦錬磨なのかな 対する尚紀は堀田から“都合のいい女でいいから宣言”をされて、取り敢えずその気になってしまう訳だが。←これは罠なのにね 柏崎呼びから“ゆう”呼びに変えた深見は「ずっと大切にするから」 ゆうの心の声『ずっとって、いつまでかしら』←尚くん、罪作りだよなあ 脚本=桑村さや香 演出=堀江貴大
  • << 147 【2022春ドラマ】 「インビジブル」5話まで終了。 今回はお粗末なクリミナルズは出て来ず、逃げ出したキリコを捜し出す為に、志村が協力を求めたのがハッカーのラビアンローズ(DAIGO)で、イエスと言わせる為に差し出したのが色々と能力の高い鑑識の近松(谷恭輔)で、谷さんは演技力の有る人なので観ていて面白かったし、やる気になったローズがあっという間に手掛かりを見付け、志村はキリコに辿り着く。 志村がキリコに、ローズが言っていた“ハナカマキリ、擬態”の話をして「俺が感じてた違和感はそれだったのかもしれない」と話した時に、志村はキリコがインビジブルに擬態していると気付いたんだなと思った。 キリコの目的は本物のインビジブルを捜し出す事。安野事件にも関わっているので、志村の力を利用していた。 一方の本物の目的は、キリコが持っているアメリカのクリミナルズのデータを奪う事で、人を殺せない志村とキリコの弱味につけ込んで、まんまとデータを奪った後に二人の前に姿を現した。 「キリヒト、私の弟よ」 永山絢斗登場! ①キリコの家系はインビジブルが稼業で、キリコは途中で離脱して弟の犯罪を止めたい ②最初からキリヒトだけがインビジブルで、キリコはどこかの諜報員でキリヒトを捕まえる為に動いている どっちだろうと思ったのだが、うっかりHPの次回あらすじを読んでしまったら、 (続く)

No.129 22/05/06 17:17
匿名さん0 

>> 115 【2022シーズン枠外ドラマ】 「卒業タイムリミット」第4週(16話)まで終了。 予想通りレナは伊藤の前任校の教え子で、あのお金… 【2022シーズン枠外ドラマ】

「卒業タイムリミット」第5週(20話)まで終了。

黒川が動画で見付けたのはガラスのハイヒールで、これは宇部が持っていた物、監禁場所は音楽室だ!宇部は誰かからのメールで小松との事をばらすと脅され、水口を監禁していたと言う。
準備室に飛び込むが、一足早く寺木が水口を車で連れ去っていた。逃げようとした宇部は、野上が運転する水口の車に轢かれて病院に。野上もメールで隠蔽をばらすと脅され、水口の車を隠していた。

犯人は何故秘密を知り得たのか?高畑が気付く、「告白カードよ!」。伊藤に確認すると読めるのは理事長だけだと。理事長の部屋に忍び込む4人。3人のカードは理事長の机の引き出しに保管して有った。他にも1枚有り黒川はポケットにしまう。(←最初は黒川のだと思ったが、後から考えると理事長が高校生の時の物かも)

理事長は昔カラーギャングの仲間だった。そこから今の伊藤と同じ方法で救い出したのが、恐らく教師だった黒川の父親。「一人一人に居場所を」も、元々黒川父の考え方で、理事長はそれを踏襲した。
告白カードを読んだ理事長は、生徒を傷付け居場所を奪った水口、宇部、野上が許せなかったって事?

今度は金で雇ったらしい寺木が造反し、理事長を監禁した。タイムリミットは1時間。

脚本=山崎太基、小田康平 演出=中村周祐

  • << 145 【2022シーズン枠外ドラマ】 「卒業タイムリミット」全6週(24話)終了。 寺木が理事長の小菅を監禁したのは黒川を呼び寄せ、自分が逮捕されるきっかけになった警察への通報をしたのは、黒川だったのか確認したかったから。 当時、遊びレベルだったのが、グループで麻薬を扱う話が出て、「それは違う」と黒川は寺木に話し、二人で抜けようと決めたから黒川は通報したのに、何故か寺木は舞い戻っていて逮捕された。 黒川をボコボコにした寺木は去って行く。 そこからは黒川が理事長を問い詰める番。 カラーギャング時代にボスの女に手を出し、生まれた赤ん坊を恩師である黒川政樹の目の前で川に捨てた小菅。慌ててバッグを拾い、逃げた小菅を追い掛けた黒川政樹は、道路に飛び出し車に轢かれて死亡、バッグの中の赤ん坊は奇跡的に助かった。そしてその子を良樹と名付けて母は育てた。それが真実だった。 水口監禁事件の動機は前回の感想で予想した通りで、居場所である欅台高校を汚した3人の教師を許せなかった小菅。黒川も指名したのは、自分に辿り着かせて真実を知らせた上で逮捕されたかったからって、結局身勝手さは変わらないんだね。 居場所とは学校の事ではない。一人でも味方が居てくれたら、そこが居場所になるのでは?と、小菅に意見をする伊藤が最後迄いい奴で、ちゃんとした大人だったから救われたわ。 脚本=渡辺雄介 演出=田中健二、中村周祐

No.128 22/05/06 16:42
匿名さん0 

>> 113 (続き) 桐沢のこれ迄の人生が語られ、水野や折原、そして視聴者の知る所となるという部分は、よく練られて作られているなとは思った(桐沢の過去… 【2022春ドラマ】

「未来への10カウント」4話まで終了。

伊庭(髙橋海人)と玉乃井(坂東龍汰)の、マネージャー西山(吉柳咲良)を巡る恋の鞘当てなんて、青春って感じでいいな。伊庭が他の三年生が辞めても自分だけ残ったのは西山が居たからなんて、一瞬意外に思ったけど、偏差値と高三男子の恋心は別物だからね。
“インターハイで勝ったらリングの中心で西山に告白する!”それが伊庭のモチベーションで、桐沢と初めて手合わせした時は、あんなにへっぴり腰で体の開いたパンチしか打てなかったのに、今はしっかりと腰を落としてガードして、体重を乗せたパンチを打てる様になってる。恋する力は恐るべし。

インターハイ予選の初戦は伊庭の試合で、引きやアップでと、結構な時間をこの試合に割く演出だったが、桐沢が“センスは無いけど努力は出来る男”と評した伊庭の、影の努力と成長が見て取れて感動した。
負けたけど桐沢に「コクって来い!」と言われて、本当にリングの真ん中で「好きだあ!」と叫んで「ごめんなさい無理です」と言われて玉砕、でも直ぐに「やり切った」と言って気持ちを切り替えて、東大受験に専念すると言う辺りは、偏差値の高さを感じさせるね。

さてさて次回からいよいよ村上虹郎が転校生として登場。ボクシングは強そうだけど問題有り生徒なのかな。桐沢がどう料理するのか、楽しみだな。

脚本=福田靖 演出=星野和成

  • << 144 【2022春ドラマ】 「未来への10カウント」5話まで終了。 流石に今回の大場校長のキャラぶれ、一貫性の無さは看過出来ない。 ボクシングは勉強に悪影響を与えるから廃部にするのが、最初の校長の主張。でも東大確実の伊庭が部の存続を強く願い、インターハイの予選を勝ち抜く事を部の目標にしたから、仕方なく存続を認め、桐沢が教えているからもしかしたら憎き京明に勝てるかもと期待して、予選の観戦に来たのだろうと前回は好意的に解釈していたのだが。 でも結局水野以外は一回戦負け、水野も二回戦で京明の選手にボコボコにされて、2Rで戦意喪失して負けた。(←この試合の映し方と、水野が戦意喪失して行く迄の表情の変化の演出は良かった) で、約束だからと桐沢をクビにするなら、何故に後任コーチを捜させる?部員が足りていて廃部に出来ないなら、またコーチ不在にして部員のやる気を削ぐのが校長のスタイルなんじゃないの? あと江戸川のよく分からない失踪事件(←キムタクの見せ場を作りたかったの?)、転校生・西条(村上虹郎)の登場、桐沢クビ→甲斐就任→部員が桐沢に教えて欲しい→甲斐辞任→桐沢復帰、波瑠が別人で登場し桐沢と出会う、とあれこれ詰め込み過ぎて却ってつまらなくしていた感が。 水野の試合と、公園で桐沢が圭太にボクシングを教えるシーンだけだな、いいなと思ったのは。 脚本=福田靖 演出=河合勇人

No.127 22/05/05 18:35
匿名さん0 

>> 111 【2022春ドラマ】 「ナンバMG5」2話まで終了。(新型コロナウイルス感染により、撮影スケジュールが押した影響で1週休止した) … 【2022春ドラマ】

「ナンバMG5」3話まで終了。

夏休みが終わって新学期、って事は約5ヵ月間、伍代以外には二重生活がバレていない剛だったけど、ヤンキー相手でも悪い事をしたらピシッと注意をする深雪に惚れてしまった千鳥高校の大丸(森本慎太郎)にも、特服に変身して伍代を助けに行く所を見られてバレてしまう。

大丸は根性の曲がったその他大勢のチンピラヤンキーとは違って、飄々としているけど筋は通すタイプみたいで、「よくも騙したな!」と剛を殴り、何が気に入らないって、てめえが惚れた女(深雪の事)迄騙しているって事だよ!と捲し立てる。
「騙すつもりなんて無かったんだ」
「ごちゃごちゃ言い訳してんじゃねえ!どれだけのツレ騙してると思ってんだよ!男なら自分で正体明かせ。でねえといつか、みんなを傷付けるって事位、てめえだって分かってるんだろ?」

部長に嘘をついて伍代を助けに行った事で、絵を放り投げて居なくなる様な人は要らないと言われてしまった剛は、美術部でカミングアウトするみたいだけど、ちょっと早過ぎないか?誰も特服だなんて信じないパターンだったりして。

一番のプレッシャーは、剛に高校で全国の頭を取る事を期待しているというか、至上命令にしている家族の存在よね。彼らは何でそこ迄拘ってるのか?長男の敵討ちみたいな話が有るのかね。

脚本=金澤達也 演出=品田俊介

  • << 143 【2022春ドラマ】 「ナンバMG5」4話まで終了。 剛の絵を見て納得してしまった部長は復帰を許し、剛は皆の前で「特服は僕なんです」と、家族の事も含めてカミングアウトをするが、大丸が窓から「ドッキリで~す」でチャンチャン(笑) 伍代から剛が何故二重生活をしているのかを聞いて、騙してると決め付けていた事を詫びる大丸。これで三人は完全なツレだね。 でも今回はこの三人のツレのストーリーよりも胸を打つ、剛を白百合受験へと導いてくれた同じ中学出身の優等生・関口(岩男海史)との話が秀逸だった。 中三の時に、建築家を目指して黙々と勉強をしている関口を見て、自分にも喧嘩以外の道が有るのかもと思えて、図書館で1年生の勉強から始めた剛の事をトイレで馬鹿にしていた連中を注意してくれた関口。トイレの中で聞いていた剛は、それで気合いが入り白百合に入る事が出来た。「一人でも味方が居ると思うと、気持ちが楽になるんだ」 その関口が進学先の生徒ミツオに脅され、万引きを強要されていた。剛の助けを断った関口はミツオの手下にボコボコにされるが、駆け付けた剛に言う。「難波くんが味方になってくれたから、お前の言う事なんか聞かないって言ってやった」と。 病室に形だけ謝りに来た根性曲がりのミツオに、見舞いの菓子折りを投げ付けた関口は強い子だよ。別の意味で剛の最高のツレだよね。 脚本=金澤達也 演出=尾崎隼樹

No.126 22/05/05 17:58
匿名さん0 

>> 110 【2022春ドラマ】 「明日、私は誰かのカノジョ」3話まで終了。 単刀直入にリナは1回4万だから1枚上乗せするけどどうかなとパパ… 【2022春ドラマ】

「明日、私は誰かのカノジョ」4話まで終了。

今回は殆ど整形依存症に陥っている様な彩(あや=宇垣美里)の話。
雪と同じ店に所属している彩は、20代と偽り(本当は35歳らしい)仕事もコールセンター勤めと偽って、年下のイケメン会社員光晴(福山翔大)と結婚を前提とした交際をしているが、結婚迄に全ての整形を済ませたいという強迫観念に駈られていて、贔屓にしてくれている客に嘘の事情を話しては何万単位の金を引き出し、遂には店を通さずに会って20万円を騙して受け取る様な女だ。

光晴は親友夫妻の新居に彩を連れて行くのだが、後で「彩には(親友の奥さんの)ハルカちゃんみたいになって欲しい。いつも自然体で皆を癒してくれる、彩もあんな風に…」と言った所で彩がキレて「私にあの人のどこを見習えって言うの?あんなブスの!」
「ブス!」とは自分が散々周りから言われて傷付いて、整形依存に走る原因となった辛い言葉なのに、平凡な容姿のハルカに対して、直接ではないが今度は自分がその言葉を平気で吐いている、その矛盾、痛さに彩は気付いているのか?
光晴はびっくりして「綺麗する事にそんな頑張らなくてもいいよって、言いたかっただけなんだ」って言ってたけど、彼は彼女の異常さに迄は気付いてないのね。

宇垣美里はキャラはピタリとハマっていたんだけど、演技力が…惜しい。

脚本=イ・ナウォン 演出=酒井麻衣

  • << 142 【2022春ドラマ】 「明日、私は誰かのカノジョ」5話まで終了。 光晴に桧山からのLINEを見られてしまった彩。男と会っていたのかと責められて、レンタル彼女の画像を見せて、仕事のお客さんだと説明する彩。結婚するにもお金が要るからバイトをしていると言う彩に、冷静になれないと帰って行く光晴。泣き声で待ってよ!と言ったものの、部屋に戻ったらもう平然としてる彩。 こういう男を転がし、心の中で思い切り毒舌を吐くキャラの彩を、その部分ではこれ以上は無い位に上手くハマって演じているんだよね、宇垣美里は。只、泣きながら(泣き真似をしながら)の部分の演技が、今の彼女にはハードルが高過ぎるのかな、惜しいよねえ。 後日、光晴に「あの仕事を辞めて嘘を付かないって約束してくれるなら、やり直したい」と言われた彩は、半分キレながら嘘偽りの無い自分の真実をぶちまける。「この顔も原型なんてとどめてない」 「整形は努力じゃない!」と光晴に言われると、「整形してなければ私達が付き合う事も無かったんだよ?」←最初に彩の顔やスタイルに惹かれて、光晴が声を掛けて来たのも事実だからね。 「整形前の私」と写真を見せると絶句する光晴に「ほらね」と言って去って行く彩。 お金を要求されると客からの苦情が多くて、店をクビになった彩。外は雨。横から傘をさしかけてくれたのは雪だった。 脚本=イ・ナウォン 演出=酒井麻衣

No.125 22/05/05 12:17
匿名さん0 

>> 109 【2022春ドラマ】/短文雑感 「汝の名」4話まで終了。  仕事でターゲットにした伊庭に自宅前で襲われた陶子。オーナーの河島の配慮で… 【2022春ドラマ】/簡単投稿

「汝の名」5話まで終了。
 やっぱりあのお茶に淹れた薬で松谷は死んでしまったのね。驚いたのは麻生科子の事も、ネットで手に入れた薬を渡して殺したのが久恵だった事(素手でビニール袋に入った薬を渡していたから、指紋は警察に残っているのでは?)二つとも殺人とは思われない薬なのかね。
 陶子が亮介に本名を打ち明けたと知った久恵の、泣きながら笑い出す姿が不気味で怖かったあ。男に手痛く振られた久恵にとって「必要とされなくなった」と感じるのは、更なる闇落ちへの引き金になる。陶子に必要だと信じて科子を殺したのだから尚更だ。
 今度はその闇が陶子に向かうらしい。
脚本、演出=河原瑶

「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」4話まで終了。
 今度は会社の創立125周年プロジェクトの手伝いに、企画部へ回された麻理鈴。そこのリーダーは何かと麻理鈴を毛嫌いしている小野で、邪魔者扱いをされながらも一歩も引かない麻理鈴。
 男は男らしくと言われて育って来た小野が、その言動で仕事を失敗するのは見え見えで、寧ろああいう考えの男をリーダーに抜擢する会社ってと、設定に無理は感じたけど、言わんとする所は伝わって来たし、そういう暗黙の了解みたいな部分をぶっ壊す為の麻理鈴だし、それが峰岸の狙いって事らしいから、まっいいかって事で。
脚本=後藤法子 演出=南雲聖一 

  • << 141 【2022春ドラマ】/簡単投稿 「汝の名」6話まで終了。  陶子がいきなり弱々しくなってた。手作りドレッシングと聞いて、あっ、これかなと。家に招いた亮介も「おいしい!」って食べてたけど、1回位なら大丈夫なのかな。  久恵がPC画面を見てニヤッとしていた薬って、架空の物だと思ったら実在する疼痛治療薬(医療用麻薬)だった。TX恐ろしや。  弱り切った陶子を演じる山崎紘菜は素っぴんで、今迄の濃いメイクとの対比が効いていたし、演出の上手さも手伝って説得力が有ったね。北乃きいは安定の恐ろしさ。 脚本、演出=河原瑶 「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」5話まで終了。  今度は三島課長(山口智充)率いる営業四課に異動の麻理鈴。三島は自分が、夜8時以降の残業禁止、休出禁止、課内恋愛禁止を掲げてから業績アップと自信満々だったが、実態は夜でも休日でも常にグループLINEが稼働し仕事をしている状態。そんなだから恋愛も手近な課内で済ませている、それが4課の実態だった。  日本もだいぶ変わって来たとは言え、オンオフしっかり分けて、オフで緩く繋がった人脈から価値観を広げたり恋愛に発展させたりしている人は、どの位の割合でいるのかな。ドラマのLINEは大袈裟でも、似た様な事をやっている会社員も少なからず居るのでは?って、そっちに気を取られたな、今回は。 脚本=後藤法子 演出=内田秀実

No.124 22/05/04 21:40
匿名さん0 

>> 108 【2022春ドラマ】 「持続可能な恋ですか?」2話まで終了。 レギュラーの登場人物の動きとしては殆ど進展していなくて、メインの杏… 【2022春ドラマ】

「持続可能な恋ですか?」3話まで終了。

颯が杏花の家に居候を決め込んだのは、自宅が漏水で住めなくなった時に、偶然杏花の父・林太郎と再会し、杏花の好きな人は颯と勘違いした林太郎が「家に来たら?」と勧めたからだった。

ここから杏花の家に颯が居る事を知った晴太の疑心暗鬼が始まり、杏花は杏花で晴太と同じマンションに帰って行った女性の事は聞けず、こちらも疑心暗鬼状態、でもそれはお互いに相手の事を好きになっているからこそなんだよね。

颯の本格的な引っ越しを晴太も手伝う事になり、息子の虹朗は林太郎と荷物を待つ事に。
引っ越し後の食事時に、余ったおにぎり(虹朗が杏花に教わりながら初めて作った物)をママに持って帰っていいかと聞いて、杏花が「ママ?」となり、虹朗が同じマンションの上の階に住んでると説明して、この間の女性の謎が解けるくだりは自然で良かった。

今でこそ部屋も綺麗に片付けている晴太も、結婚当時は何も出来ず何もせずだったらしく、別れた妻(瀧内公美)の「ゴミは自動的に消えると思っていたでしょ」の一言で全てが理解出来た、これは秀逸な台詞だ。

晴太が、虹朗が幸せならいいと思って来たけど、自分もと思い始めている事に気付いた、だから…と言おうとしたら皆まで言わせずに遮ってしまう杏花。あれはわざとだよね、まだ揺らいでるのかな。

脚本=吉澤智子 演出=山室大輔

  • << 140 【2022春ドラマ】 「持続可能な恋ですか?」4話まで終了。 冒頭から颯のビューネくん(笑) ヴァネッサは杏花の独立志向を察知してるのかな?西部3店舗のマネジメントを任せるというオファーを出して来た。 結婚とか子供を考えた時に時間の自由が利くわよというのが、ヴァネッサの誘い文句だったけど、それは必要な講師が確保出来ていて、きちんと稼働してくれていたらの話で、病欠したり急に辞めたりされたら穴を埋めるのは結局自分だし、収支の事も考えなければいけないし、言ってみれば中間管理職だからね。 晴太は「安定しない事に虹朗を巻き込めないから」起業は諦める、だからその分も杏花に頑張って欲しかったみたいで、彼にしては結構強目に頑張れと杏花の背中を押していたけど、その思いも受け止めて杏花は独立を決意した。 頑張ってと後輩を励ましたら、もう頑張れないと言われて辞められてしまったトラウマから、「頑張れ」が言えなくなってしまった杏花だけど、頑張れは、誰にどう言うかが大事なんだ、そして自分が頑張りたい人なんだと、晴太のおかげで気付いた杏花。 帰る晴太にお礼を言っていると、急に戻って来て杏花を抱き締めた! それを見ていた颯、その颯に気付く晴太。 盛り上がって来た!(笑) ※おじさんばかりの中に紅一点の武田玲奈、という辞書編纂会議のテンションが微妙に笑えた 脚本=吉澤智子 演出=小牧桜

No.123 22/05/04 18:52
匿名さん0 

>> 107 【2022春ドラマ】 「正直不動産」4話まで終了。 不動産業界で言う所謂事故物件とは、ただ病死したとか、例えば転んで頭を打ってそ… 【2022春ドラマ】

「正直不動産」5話まで終了。

今回は月下の、行方が分からなかった父親が登坂不動産を訪ねて来て…という話。
家を出た後、大阪の友人の紹介でコンサルタント会社に入れて、そのまま働いて出世して、東京の支社長になるから家を探してネットで検索していたら、登坂不動産のHPに月下の写真が載っていたから、思わず来てしまったという話だった。
「奨学金とか払わせて欲しい」と言っていたから、月下の母親の連絡先は分からなかったって事かな。でも気持ちが有って仕事が成功していたなら、探偵を使ってでも捜して欲しかったなと少し思ってしまった。

再婚する事を娘に言えなくて、別の不動産屋(ミネルヴァ)の前に居たら花澤に捕まって、あれよあれよという間に9180万円のタワマンを買わされそうになる辺り、離婚の原因となった、悪徳不動産に騙されて高額の家を買わされた過去の苦い経験が何にも生かされていないのが分かって、人間の性格って変わらないんだなって。

永瀬が過去の商売の経験から、あのタワマンは欠陥商品と見抜き、ミネルヴァの西岡に言い含められていたインスペクターに、「貴方のやるべき事は欠陥を見付けるだけでなく、そこに暮らす人を守る事ですよね」との正論で、仕事の矜持を思い出させるシーンは胸熱だった。

※桐山がスパイって本当?
花澤はそこまでワルでは無いのね。

脚本=根本ノンジ 演出=野田健太

  • << 139 【2022春ドラマ】 「正直不動産」6話まで終了。 サブタイトルの“仕事をする理由”が沢山詰まっていた今回の話。 建築会社竹鶴工務店の社長が責任感ゼロで、下請けの秋川工務店に違法な丸投げ、しかも無理難題を押し付けて。それでも社員や自分の家族を守る為には仕事を受けざるを得ない、秋川社長の苦しさとジレンマ。 この物件で欠陥住宅を建てさせたくない正直永瀬と隠密桐山とでは、アプローチの方法が正反対で、永瀬はあくまでも泥臭く現場で手伝って、まずは大工さんの信頼を得て、そこから秋川社長の信頼も得たいというコツコツ作戦で、桐山は一括購入する売り先を見付け、竹鶴が拒否する場合は秋川に過去の違法な丸投げの告発をさせる、但し今回の案件でまともな代金を払ってくれるのなら、過去の事は水に流すという作戦。 永瀬のコツコツが効いていたから、秋川も桐山の話に乗ったのだと思われ、竹鶴から「脅す気か!」と言われた永瀬に“待ってました!”の風が吹き、「今の言葉、そっくりそのまま貴方にお返しします!今迄散々下請けの人達を脅して来てよく言いますね」「クソみたいな経営者擬きがビジネスを語る資格などない」ああスッキリした(笑) 桐山が鵤と会っていたのは桐山の父親の件で脅されていたから。迷惑を掛けたくないと退職してしまった桐山。ええ?これからなのに、永瀬と桐山の名コンビ仕事は。 脚本=根本ノンジ 演出=野田健太

No.122 22/05/03 18:35
匿名さん0 

>> 104 【2022春ドラマ】 「元彼の遺言状」3話まで終了。 成る程、村山弁護士の事務所を引き継ぐという事は、彼を頼りにしていた一般人の… 【2022春ドラマ】

「元彼の遺言状」4話まで終了。

今回は篠田の大好きなミステリー作家秦野廉の、「胡桃沢啓二シリーズ」の新刊が13年振りに発売されるという事で、その記者会見のネット中継を楽しみに見ていたら、第一声が「私は人を殺しました」、そして彼女が話した住所の部屋には、本当に男の死体が有って…という話。

秦野は自分の家政婦の加奈子が、夫のDVに苦しんでいるのを知り、自殺に見せ掛けて殺す方法を書いた新刊の生原稿を読めば、加奈子が実行する、もしダメでも娘(13歳)がやるだろうと思っていたのだが、どちらもやらないので自分で殺した、動機は話題にして新刊を大ヒットさせたかったから。
秦野は13年前に「リアリティーが足りない」と酷評されて書けなくなっていたから病んでいたのかもだけど、救いようの無い話だった。

母娘はお互いに相手が殺したのかもと思い、庇い合って「自分が殺した」と自供するのだが、秦野の目論見であった肝心の小説を二人とも読んでいなかったという皮肉。

今回は更に登場人物が減り分かり易く、また篠田のミステリー好きが生かされる部分も有ったので、まあ良かったかなと。

で、篠田だけどやっぱり大学には入っていなかった。あの剣持が全く覚えていない筈が無いものね。さあ、彼は何者?

脚本=杉浦憲明、中園勇也 演出=西岡和宏

  • << 138 【2022春ドラマ】/簡単投稿 「元彼の遺言状」5話まで終了。 最後に剣持と篠田が、真梨邑と庄司に話をするシーンの演出、4人のテーブルのシーンと、2人が歩きながら話すシーンを行き来するだけでも、ちょっと画面がうるさいなと感じたのに、その後にカメラが丸テーブルの後ろをグルグル回るのが止まらなくなって、観ていられないから目線を外してしまった。 良かった点は紗英の役割がはっきりした事と、剣持が大口の顧問契約を逃すパターンが、3~5話迄全部違う設定にしている事位かな。 事件については特に書く事もないな。3人がかりでこの程度か、としか。 脚本=杉浦憲明 脚本協力=中園勇也、伊吹一 演出=鈴木雅之

No.121 22/05/03 17:11
匿名さん0 

>> 103 【2022春ドラマ】 「マイファミリー」3話まで終了。 今回もノンストップで動いて行く警察(葛城)と温人達の駆け引き、温人と犯人… 【2022春ドラマ】

「マイファミリー」4話まで終了。

心春ちゃん誘拐事件の話は、以前に警察官同士の会話にも上っていたけど、父親の名前については誰も話していなかったので(まあ演出上伏せられていたと言う方が正解だけど)、まさかの後出しで、この流れの発端は東堂の娘の誘拐だったとは。

手口は同じで、遠足の件で警察の介入がバレたのも同じ、只、東堂には二度目のチャンスは無く、心春ちゃんは今も行方が分からない。

そこで思うのは、もしかしたら友果の件は、心春ちゃん事件の真犯人を刺激して手掛かりを掴む為の、東堂と「出て行って連絡が付かない」筈の妻との模倣犯罪なのではないのかという事。東堂は真犯人の手口を全部知り得る立場に居たので、なぞる事は可能だし、妻も友果を見張る位なら出来るだろう。
でも真犯人からの反応は無く、暴露本を出しても反応が無いので、今度は三輪の娘を誘拐した。考え過ぎかな?

不思議なのは東堂が当時小4の娘を、心春ちゃんと“ちゃん付け”で呼び、温人に説明していた事。例え家庭内でそう呼んでいたとしても、他人に話をする時は「心春が…」って言い方をするよね、普通は。

あと葛城は心春事件で失敗していたのに、何で友果の時も遠足の行き先を教える選択をしたのか?
葛城は娘達の学校が接点と気付き、阿久津を疑い出したみたいだけど、多分違うと思うよ。

脚本=黒岩勉 演出=宮崎陽平

  • << 136 【2022春ドラマ】 「マイファミリー」5話まで終了。 前回位から犯人の電話の声が、温人にデレ始めているのではと感じていたけど、優月ちゃん誘拐の身代金5億円の受け渡しに成功すると、仲介人役を担った温人に対し、成功報酬として5億の20%の1億円を、温人宅の勝手口に置いて行くという新手に出て来た。 「私達は完全誘拐を実現するファミリーですから」と、勝手に仲間にされてしまった温人。 そして次の誘拐は完了していて、ターゲットは阿久津の娘の美咲だと言う。 タイトルは、上手く行っていない家族が、誘拐をきっかけに再生して行く意味でのファミリーなのかと思っていたら、まさかの誘拐ビジネスのファミリーにも掛かっていたとは。 今回、身代金の運び屋の顔を確認しようとした未知留を止めたのは東堂。確かにまだ優月を取り戻してはいない時点では有ったけど。うーん、やっぱり東堂は怪しいかなあ。只、可能性として、お金を取り損なった心春ちゃん事件の犯人が、娘を返して欲しければ新たな誘拐に協力をしろと、東堂を脅して仲間にしている事も考えられるのかなと思い始めた。 あと今回、東堂は葛城に「心春さんは生きていると思いますか?」と“さん付け”で聞いていたのだけど、あれに意味は有るのかな。何で「心春は」じゃないのだろう。 犯人が分かりそうで分からないこの面白さよ。 脚本=黒岩勉 演出=富田和成

No.120 22/05/03 16:26
匿名さん0 

>> 102 【2022春ドラマ】 「クロステイル-探偵教室-」3話まで終了。 今回は正田正一(森岡豊)が講師で信用調査の講義と実践。 聞き… 【2022春ドラマ】

「クロステイル-探偵教室-」4話まで終了。

今回は匡が最も知りたかった“行方調査”の授業なのだが、講師をやる筈だった山田一郎が依頼者からの調査料300万円を持ったまま失踪、3日以内に山田を見付けられなければまたまた退学という設定。

もう騙されないぞという気持ちで観ていたのだが、山田の自宅も妻子も実在し、以前の調査対象者で一緒に逃げた可能性の有る西谷も実在という事で、あれあれ?って思い始めたタイミングで、堀之内(篠田麻里子)の元彼との話にスイッチして行ったので、意識が分散して結局校長の企みには気付かなかった(笑)
山田の妻子も西谷も全部校長の仕込みとはね。

でも一番びっくりしたのは、堀之内と再会した裏切り男の元彼(結婚目前で逃げて別の女と結婚、彼女は結婚前に既にお腹が大きかったので、堀之内も諦めた)が、追い掛けて来て謝罪をしたのだけど、「あの時の子は彼女の前の男との子。でもあの時も今も俺は彼女を一番愛している」みたいな事をほざいて、それを聞いた堀之内が本当の事を聞けて良かったみたいな受け取り方をしていた事。えっ?そうなの?って、驚いちゃった、心が広過ぎて(笑)

校長はクレカ調査から堀之内が元彼の店に辿り着く様に仕込んでいて、トラウマと対峙させる事が主眼だった様な。皆をクビにする気なんて端から無いのよね。

脚本=八津弘幸 演出=舞原賢三

  • << 135 【2022春ドラマ】 「クロステイル-探偵教室-」5話まで終了。 今回は調査報告書の授業で、まずは正しい日本語で書く事が大前提と教えられ、課題は500時間に及ぶ浮気調査の動画を見て報告書を書く事だったのに、営業時間を過ぎて事務所を訪ねて来た相談者を、野木が勝手に受け入れて話を聞き、夫の浮気調査を「新人だから無料で調査します」と安請け合い。一人では無理なので、最初は止めていた匡も仕方なく野木の暴走に巻き込まれて行くという話。 野木が講師に見下されたから見返してやる、負けは許されないと暴走して行く理由付けが、オリンピック陸上競技の強化選手だったのに、怪我で断念した事が未だに尾を引いているからというのは、強引過ぎてちょっと違うかなと思ったし、依頼夫婦のすれ違って行く心模様の描写も雑で、話に入り込めなかった。 匡の父は元探偵で、『悪徳事務所の酷い調査報告書で依頼者が命を落とした事件』を報じた、昔の週刊誌記事の写真が父親の物で匡が驚愕する所で今回は終わり。 次回は丸川のフィーチャー回だけど、前回、今回と生徒の絡め方が強引でシラケる部分も多かったので、もっと流れる様な脚本で説得力を出して欲しいかな。 脚本=福田卓郎 演出=石井満梨奈

No.119 22/05/01 18:53
匿名さん0 

>> 101 【2022春ドラマ】 「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」2話まで終了。 おっさんが未来の自分だなんて、俄には信じられない話なん… 【2022春ドラマ】

「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」3話まで終了。

今回も無駄の無い構成で面白かった。

冒頭で顔のシミが気になった丸谷が、カシューナッツを使った美肌効果の有る商品を、テレホンショッピングで“買う?買わない?”の小ネタが有って、その後、夏浪漫に合うレシピ作りを営業部員で競う話が有り、丸谷の家で丸谷と真田が一ノ瀬家秘伝のコロッケを作り、試食をしていたら突然莉子が訪ねて来て、何とか真田を隠そうとしてドタバタしていたら、何と莉子はまだ鍵を持っていて開けて入って来てしまい、彼女が見たのは床に倒れて抱き合っている様に見える丸谷と真田という、超笑える展開。
丸谷が外で莉子に言い訳をしている間に、真田は部屋に有ったカシューナッツは抗酸化作用が有り、アンチエイジングに効果的等とメモを残して帰り、それを読んだ丸谷は閃いてカシューナッツを細かく潰してコロッケの衣にするレシピを完成、これが採用されるというオチ迄完璧な流れだった。

人として優しい丸谷は、カシューナッツの衣のアイディアは真田が出したと部長に報告。その足で屋上に居た真田に採用されたと報告に行きお礼を言うと、僅かに微笑む真田。その横顔を見た瞬間、丸谷の胸はドキン、恋に落ちちゃった?

次回は真田の異動の理由が明かされる?
須藤との関係も気になるなあ。

脚本=田辺茂範 演出=中前勇児

  • << 134 【2022春ドラマ】 「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」4話まで終了。 まだ居たおっさん(笑) そうでなくても真田にドキドキなのに、あのおっさんの姿を見たら余計に、恋をしたら未来の姿を変えられるかもと、益々真田への思いが募る丸谷。 そんな中、須藤は別件対応をする事になり、部下の成島(味方良介)に交代、真田と成島の反応から何かが有るなと思ったら…。 丸谷は真田について、成島にそんな事は聞いてないのに「情報漏洩の件、そっちまで広がっちゃってるんですか?」なんて、何も知らないと言いながらもわざわざ悪い噂を口にする様な奴は、大体そいつが怪しいと相場は決まっている。 真田は成島がライバル社からの誘いを受けてるのを見ただけで、写真も撮っていないし会話の録音もしていないのだから、確かに証拠は無い。だから真田の悪い噂を立てられても、須藤は正面切っては庇えず、真田は退職すると言ったが山室が引き取ると言ってくれた。これが異動の真相。 営業部でも真田の噂が出回り、丸谷は成島に意見をしようとするが結局何も言えず、そこに現れた須藤は「俺の肝臓の数値をみんなにばらしちゃったんですよ、今度は誰のをばらしちゃったんだ?」と見事な火消し、大人の対応、これはグッと来るわあ。丸谷の圧倒的な敗北感…なのに須藤が真田をバックハグしているのも見てしまった。あらー。 脚本=田辺茂範 演出=中前勇児

No.118 22/05/01 18:04
匿名さん0 

>> 99 (続き) 室長曰くこの部署には三つの要素が必要で、その内の気力、体力を長谷部には期待して指名、残りのひらめきに関しては世界的に高名な天才科… 【2022春ドラマ】

「パンドラの果実」2話まで終了。

今回はeスポーツの選手の脳にチップを埋め込み、成績を飛躍的に上げさせる脳神経外科医の鮎川(今野浩喜)の行き過ぎた功名心の話だと思ったら、途中から小比類巻は鮎川の本当の狙いは、そのチップからコンピューター上に“精神転送”をする事で、選手は騙されてその実験台にされていたのだと気付く。

追い詰められた鮎川は実験場で選手の三ツ矢の精神転送を行って殺し、駆け付けた小比類巻と長谷部の制止を振り切って、自分自身の精神転送も行って死んでしまう。

この鮎川が少し前まで所属していたのが、カール・カーン(安藤政信)が率いるボディーハッカージャパンなる団体で、カーンは精神転送の技術はまだ完成していないと小比類巻達には話していたのだが、「eスポーツ界に覆面のTHREE ARROWSという選手が現れる」というニュースを見ながら、軽く笑っていたのが気になる。threeは三、arrowは矢で三ツ矢だし、戦法も生前の三ツ矢と酷似している。これは精神転送が成功したという意味なのか?
それとも、カーンが生み出した別物?

もっと危ういのは不老不死を謳うカーンに、小比類巻が傾倒してしまいそうな事。
それを止めるのが最上の役割という構図なのかな。今回も分からない部分は有るけど面白かった。感覚で受け止められるからか?

脚本=福田哲平、関久代 演出=羽住英一郎

  • << 131 【2022春ドラマ】 「パンドラの果実」3話まで終了。 迷惑系YouTuberの描き方って定型でも有るのかっていう位、画一的だな(笑)からの遺体が起きて移動して失踪した事件。 話を聞き「遺体が甦った?」と、嬉しそうな表情をする小比類巻。 事件の有った研究施設の監視カメラの映像をずっと見ていた小比類巻が閃き、最上も「なるほどね」 研究員の安田が取り組んでいた植物から生み出す再生たんぱく質が、安田のミスと換気設備の不具合が重なって遺体安置所に流入し、遺体のたんぱく質が再生され、患者が最後迄射たれていた強心剤が作用し、遺体が甦ったというのが小比類巻の推理。その根拠はそれ迄に枯れ掛かっていた花瓶の花が、遺体が起きる直前には再生していたから。 厚労省の三枝は何のデータも出せず、最上も博士ならではのアドバイスは何もしていないのだが、小比類巻は自分の観察眼と推理力だけで見事に解決してしまう。 二人の立場って…。 今回は事件部分を圧縮し過ぎて、どうでもいい様な遊びの部分が目立ってしまい、バランスの悪さを感じた。 ラスト、冷凍保存された妻の画像に話し掛ける小比類巻を見てしまった最上。 これで何故彼が甦りに期待し、心は脳だけでなく肉体全体に宿ると信じようとしているのかが分かったのではないか。やっぱり最上の役目はブレーキなのかね。 脚本=福田哲平、関久代 演出=羽住英一郎

No.117 22/05/01 10:46
匿名さん0 

>> 96 【2022春ドラマ】 「インビジブル」2話まで終了。 やっぱり人間を描かず事件だけを前面に押し出すのって、脚本・演出・演者の三拍… 【2022春ドラマ】

「インビジブル」3話まで終了。

このドラマにイマイチ乗り切れない理由は何だろうと考えた時に、思い出すのは前期のドラマ「DCU」で、あれは海保DCUに警察と同等の捜査権・逮捕権を与えて、海・湖・川等の“水の事件”に特化して捜査する話で、ハリウッドも制作に加わると大風呂敷を広げた割には、海に潜ったのは最初だけで、後はDCUの設定意義が完全に迷子になる設定ばかりで失笑物だった。

これも同じでインジブルは警察も実在を確認出来ていない都市伝説並みの存在、クリミナルズは警察が捜査に乗り出しても犯人を突き止められず、未解決か事故扱いにさせてしまうプロ中のプロの殺人犯の事と定義されて始まったのだが、1話から3話迄、曖昧なキリコのヒントや多少の協力は有った物の、志村の閃きと警察の捜査だけでクリミナルズに辿り着いている様に見えてしまい、犯人がとてもプロ中のプロには見えない、つまり初期設定で風呂敷を広げ過ぎたとしか思えないのだ。

これ普通に志村の設定はそのままで、キリコは犯罪に通じた謎の存在で志村にだけは協力するというだけにとどめておけば、既視感は有っても今の様な違和感は生まれなかったのではないかと思う。クリミナルズで無いのなら、犯人が雑でも別に変だとは思わない訳だから。
納得して楽しめるドラマには、もうならないのかな?

脚本=いずみ吉紘 演出=棚澤孝義

No.116 22/05/01 09:29
匿名さん0 

>> 95 【2022春ドラマ】 「花嫁未満エスケープ」3話まで終了。 「友達だと言えばいい」と深見に言われたゆうは、その様にLINEをする… 【2022春ドラマ】

「花嫁未満エスケープ」4話まで終了。

ゆうの同僚の美沙(小林涼子)が亜衣(松村沙友理)に言ってた「一度家族みたいになった男女が、恋人同士に戻るのは難しいと思うよ」というのが当たっていたのね。

深見から向き合って話をしたのかと聞かれた尚紀は、言葉が無いと伝わらない関係じゃない、もう家族なんでと答え、柏崎は同じ思いではないと忠告されると「あんた部外者だろ」
分かってないなあ尚紀って思っていたら…。

翌朝、洗濯、朝食作りをしている尚紀が映され、“ゆうの夢落ち”かと思ったら現実で、えっ?尚紀ってパンケーキ焼くのも時間が掛かって、後片付けも出来ないから「私がやるよ」って、ゆうが家事を全部やる様になったんじゃなかったっけ?
整合性が…って思っていたら、尚紀の3年前の回想で、彼はプロポーズする気で指輪も買って、ゆうの誕生日だから部屋を飾り付けて、ケーキやワインも用意して(食べ物が有ったかは覚えていない)たけど、その日ゆうの店長昇進が決まり喜んでいる姿を見たら、指輪を出せなくなってしまったのね。なまじ普段から彼女の仕事の夢を聞いていたから、応援してあげたいという思いの方が上回ってしまったみたいで。←なら尚更尚紀も家事をしなよって話だけど。

そこからの3年で二人はああなってしまったとなると、美沙の指摘は当たってるなあって。

脚本=桑村さや香 演出=亀谷英司

  • << 130 【2022春ドラマ】/簡単投稿 「花嫁未満エスケープ」5話まで終了。  尚紀からのキスを避けたゆうに「何で?」、聞かれたゆうも何でだろうと。  ゆうが見ているのを察知した堀田は、酔った尚紀のネクタイをクイッからのキス、慌てた尚紀はゆうに言い訳をするがゆうは何も言わない。  今度は尚紀の同僚の結婚式で深見とゆうが鉢合わせ。二人が顔を近付けて話しているのをキスをしたと勘違いした尚紀は超不機嫌。それで気付いたゆう。“尚くんがキスをしていても何とも思わなかったのは、信じてるからじゃなくて”「私もう尚くんの事好きじゃない」  ああ、やっとだ。ここから深見の反転攻勢なるか?尚紀は嫌な男になっちゃうのかな。 脚本=桑村さや香 演出=亀谷英司 「インビジブル」4話まで終了。  今回は3課の課長・大貫役で松下由樹が出て来て、彼女らしい明るさと茶目っ気と貫禄の演技で雰囲気を変えてくれたので、1課のポンコツ棒演技をあまり観なくて済んだのは幸いだった。  相変わらずキリコが、自分の思い描いた筋書きに則って志村を振り回し、その結果、キリコの“確信”には近付いている様なのだが、こちらは何も知らされていない志村の立場で観ているので、志村が一番知りたい事の周囲をグルグルしているだけにしか見えず、それで苛々して来るのよね。 キリコが本当にインビジブルなのかも怪しくなって来た。 脚本=槌谷健 演出=棚澤孝義

No.115 22/04/30 00:53
匿名さん0 

>> 94 【2022シーズン枠外ドラマ】 「卒業タイムリミット」第3週(12話)まで終了。 今週の前半迄はほぼほぼ時間稼ぎで話が進まず、も… 【2022シーズン枠外ドラマ】

「卒業タイムリミット」第4週(16話)まで終了。

予想通りレナは伊藤の前任校の教え子で、あのお金は伊藤の善意。でもレナは受け取らなかった。そして置き手紙を残しルナを連れて出て行ってしまった。「ソウタを信じられなかった。ソウタが黒川くんだったら良かった」←これはダメだよ、寺木が自暴自棄になっちゃう。

小松は宇部を水口に取られたから、高畑は水口のせいで奨学生になれなかったから(なれたのは何と黒川だった)、荻生田は先輩に足を骨折させられて試合に出られなかったのに、野上と水口がその暴行を隠蔽したから、という理由でそれぞれが水口を恨んでいたのが分かる。黒川と水口の関係性はまだ不明だが、この3人の理由って本当は思い込みなだけなのでは?

伊藤の説得でやっと校長も警察に監禁の事を話し捜査が始まると、あの日、水口の車を走らせていたのは野上だと分かる←何の為?誰かの命令で?

そして最新の監禁映像に何かが映っているらしく、黒川が犯人に気付いた所で次週へ。

黒川が不良になったのは、父親が生まれたばかりの自分を抱いて車に飛び込んだ、つまり自分を殺そうとした事を知ってしまったからだと分かる。そしてそこから助け出してくれたのが伊藤。
父親の自殺と血液型の事は関係有りかな。あと理事長と母親の関係とは?

脚本=阿部沙耶香、木乃江祐希 演出=中島由貴

  • << 129 【2022シーズン枠外ドラマ】 「卒業タイムリミット」第5週(20話)まで終了。 黒川が動画で見付けたのはガラスのハイヒールで、これは宇部が持っていた物、監禁場所は音楽室だ!宇部は誰かからのメールで小松との事をばらすと脅され、水口を監禁していたと言う。 準備室に飛び込むが、一足早く寺木が水口を車で連れ去っていた。逃げようとした宇部は、野上が運転する水口の車に轢かれて病院に。野上もメールで隠蔽をばらすと脅され、水口の車を隠していた。 犯人は何故秘密を知り得たのか?高畑が気付く、「告白カードよ!」。伊藤に確認すると読めるのは理事長だけだと。理事長の部屋に忍び込む4人。3人のカードは理事長の机の引き出しに保管して有った。他にも1枚有り黒川はポケットにしまう。(←最初は黒川のだと思ったが、後から考えると理事長が高校生の時の物かも) 理事長は昔カラーギャングの仲間だった。そこから今の伊藤と同じ方法で救い出したのが、恐らく教師だった黒川の父親。「一人一人に居場所を」も、元々黒川父の考え方で、理事長はそれを踏襲した。 告白カードを読んだ理事長は、生徒を傷付け居場所を奪った水口、宇部、野上が許せなかったって事? 今度は金で雇ったらしい寺木が造反し、理事長を監禁した。タイムリミットは1時間。 脚本=山崎太基、小田康平 演出=中村周祐

No.114 22/04/30 00:08
匿名さん0 

>> 93 (続き) べらんめえ口調で佐都を罵り、サウナに閉じ込めてしまう。ここの松本若菜の振り切った演技には笑ってしまった。これまではクールだったり… 【2022春ドラマ】

「やんごとなき一族」2話まで終了。

前回の感想で『大枠の設定が普通じゃないんだから、台詞や演出は工夫して、テンポ良くカラッとしたバカバカしさで笑わせて欲しいんだよなあ。』と残念ポイントを書いたのだが、やはりその部分がこのドラマの難点で、松本若菜が振り切って美保子を演じて見せても、ベースとなる全体の雰囲気が梅雨時みたいにじめっとしているから、美保子だけが浮いてしまって笑えないんだよなあ。

で、初回はもつ煮を地べたにばら蒔き、今回はスープを床にジョボジョボと、街中でスムージーを佐都の頭からジョボジョボする演出が、本当に趣味が悪くて笑えないし気持ち悪くて私はダメ。

なので、木村多江さんの反撃とか観たい部分も有るのだけど、そもそもの作り方が私には合わないので、今回で視聴離脱する事にした。

脚本=神森万里江 演出=田中亮

No.113 22/04/29 22:07
匿名さん0 

>> 112 (続き)
桐沢のこれ迄の人生が語られ、水野や折原、そして視聴者の知る所となるという部分は、よく練られて作られているなとは思った(桐沢の過去は視聴者には断片的に知らされてはいたが、時系列とか、特に亡くなった妻の事とかは伏せられていたので)。

水野は必死に練習したボディーブローが身に付いていた事で、ボクシングの面白さに目覚め、今度は純粋にインターハイに出たいと言い出したので折原は大喜び。

家で折原と一緒にボクシングの動画を見ている息子の圭太が、シャドウボクシングの真似をする位には好きになっているのが可愛い。次回、やっと桐沢は圭太が折原の息子だと分かるみたいでそれも楽しみだし、強豪の京明高校も出て来るので、どんな感じなのかそちらも楽しみに待ちたい。

脚本=福田靖 演出=星野和成

  • << 128 【2022春ドラマ】 「未来への10カウント」4話まで終了。 伊庭(髙橋海人)と玉乃井(坂東龍汰)の、マネージャー西山(吉柳咲良)を巡る恋の鞘当てなんて、青春って感じでいいな。伊庭が他の三年生が辞めても自分だけ残ったのは西山が居たからなんて、一瞬意外に思ったけど、偏差値と高三男子の恋心は別物だからね。 “インターハイで勝ったらリングの中心で西山に告白する!”それが伊庭のモチベーションで、桐沢と初めて手合わせした時は、あんなにへっぴり腰で体の開いたパンチしか打てなかったのに、今はしっかりと腰を落としてガードして、体重を乗せたパンチを打てる様になってる。恋する力は恐るべし。 インターハイ予選の初戦は伊庭の試合で、引きやアップでと、結構な時間をこの試合に割く演出だったが、桐沢が“センスは無いけど努力は出来る男”と評した伊庭の、影の努力と成長が見て取れて感動した。 負けたけど桐沢に「コクって来い!」と言われて、本当にリングの真ん中で「好きだあ!」と叫んで「ごめんなさい無理です」と言われて玉砕、でも直ぐに「やり切った」と言って気持ちを切り替えて、東大受験に専念すると言う辺りは、偏差値の高さを感じさせるね。 さてさて次回からいよいよ村上虹郎が転校生として登場。ボクシングは強そうだけど問題有り生徒なのかな。桐沢がどう料理するのか、楽しみだな。 脚本=福田靖 演出=星野和成

No.112 22/04/29 21:47
匿名さん0 

>> 91 【2022春ドラマ】 「未来への10カウント」2話まで終了。 伊庭が脇腹を押さえていたのを見た間地が上にチクり、教頭の猫林が部員… 【2022春ドラマ】

「未来への10カウント」3話まで終了。

冒頭、桐沢の「ゴートゥーピザです」の声のトーンが今迄より一段高くなり、これ迄はおざなりだった「ありがとうございました」も、若干気持ちがこもっている様に聞こえて、彼が今、前向きに生き始めたのを感じさせてくれた。

今回はボクシングに対して常に前のめりでピリピリしている、水野(山田杏奈)の事情が描かれた。
母親の元再婚相手の今宮(袴田吉彦)がしつこく復縁を迫り暴力を振るうので、“母を守る為のボクシング”を覚えたかったのだが、もちろん学校のクラブでそんな事は教えられない。
水野が甲斐のジムに飛び込みで行った事を知った桐沢は、事情は話さずにスパークリングの相手をしてやって欲しいと頼み、甲斐は水野の要望を聞きボディーブローのやり方を叩き込む。
心配する折原に桐沢は「水野自身が倒せる武器を持っていると思う事が抑止力になる」と話し、なる程なと納得。

この後の展開、水野の家に押し掛けて来た今宮を待ち受けていた桐沢がボクシング部の部屋に連れ出し、“不幸自慢をし合って水野に判定をさせ、負けた方が水野のパンチを食らうのを繰り返し、ギブアップした者は勝った者の要求を聞き入れる”というのは、道義的にどうなのかとか、今宮みたいな男は後から学校にクレームを入れるよなあとか、無理筋な設定だなとは思うのだが、ただ不幸自慢の流れで自然に
(続く)

No.111 22/04/28 19:03
匿名さん0 

>> 72 【2022春ドラマ】 「ナンバMG5」(CX)脚本=金沢達也 他 出演=間宮祥太朗、神尾風珠、森川葵、森本慎太郎、富田望生、原菜乃華、… 【2022春ドラマ】

「ナンバMG5」2話まで終了。(新型コロナウイルス感染により、撮影スケジュールが押した影響で1週休止した)

初回の後にいきなり休止をしたので、仕切り直しみたいな感は有ったが、前回書いた残念ポイントの「男気や正義感不足」、「柴犬の松の演技力と存在感に頼り過ぎ」が見事に改善されていて、レギュラー枠になった分テンポも良くなっていて、自分にとっては面白くて見応えの有る青春ヤンキードラマに変貌していた。

まず強面の兄ちゃんの猛が、連れの女が深雪に無駄絡みして「謝って下さい」と抗議されると素直に謝り、女にも謝らせた事、プータローだけど流石に難波家の長男は筋が通ってる。

その深雪はスマホ料金を使い過ぎて“特服男の懸賞金”に目が眩み、特服を誘い出す為に島崎をわざと市松の餌食にしたり、正体が剛かもと気付いてもなお売ろうとしたり、あざといんだかアホなのか微妙な線上に居て、それが笑えて面白い。

剛が身バレ覚悟で深雪を助けようとすれば、その窮地を救いに現れたのは特服男に変装した伍代。左腕を骨折してるからやられちゃうんだけど、後できっちり“番”をボコって伍代の敵を打つ剛という流れで、もう大好物の男気と正義感に溢れていてスカッとした。
柴犬の松もあの位の出番が丁度いい。

脚本=金澤達也 演出=佐々木敦規(演出協力=本広克行、尾﨑隼樹)

  • << 127 【2022春ドラマ】 「ナンバMG5」3話まで終了。 夏休みが終わって新学期、って事は約5ヵ月間、伍代以外には二重生活がバレていない剛だったけど、ヤンキー相手でも悪い事をしたらピシッと注意をする深雪に惚れてしまった千鳥高校の大丸(森本慎太郎)にも、特服に変身して伍代を助けに行く所を見られてバレてしまう。 大丸は根性の曲がったその他大勢のチンピラヤンキーとは違って、飄々としているけど筋は通すタイプみたいで、「よくも騙したな!」と剛を殴り、何が気に入らないって、てめえが惚れた女(深雪の事)迄騙しているって事だよ!と捲し立てる。 「騙すつもりなんて無かったんだ」 「ごちゃごちゃ言い訳してんじゃねえ!どれだけのツレ騙してると思ってんだよ!男なら自分で正体明かせ。でねえといつか、みんなを傷付けるって事位、てめえだって分かってるんだろ?」 部長に嘘をついて伍代を助けに行った事で、絵を放り投げて居なくなる様な人は要らないと言われてしまった剛は、美術部でカミングアウトするみたいだけど、ちょっと早過ぎないか?誰も特服だなんて信じないパターンだったりして。 一番のプレッシャーは、剛に高校で全国の頭を取る事を期待しているというか、至上命令にしている家族の存在よね。彼らは何でそこ迄拘ってるのか?長男の敵討ちみたいな話が有るのかね。 脚本=金澤達也 演出=品田俊介

No.110 22/04/28 18:19
匿名さん0 

>> 90 【2022春ドラマ】 「明日、私は誰かのカノジョ」2話まで終了。 前回の感想で、次回のリナ(横田真悠)は『共感出来そうに無いキャ… 【2022春ドラマ】

「明日、私は誰かのカノジョ」3話まで終了。

単刀直入にリナは1回4万だから1枚上乗せするけどどうかなとパパ活に誘う飯田に、「狡いですね、私がリナに告げ口出来ないと分かっていて」と強い口調で言って、きっぱりと断る雪。

飯田の口調で雪と一緒に誕プレを買いに行った事を察したリナ。「これが最後だから」と手切れ金も渡され、その怒りを「リナと同じ事をしていたくせに」と雪にぶつけるが、言い訳もせず黙ってしまう雪に更に腹を立ててしまうリナ。

そんなリナの愚痴を聞き、リナの思い込みを正し的確なアドバイスをしたのは何とあの雄大。あの子は女と見れば手当たり次第みたいな男だったのに、考え方は意外にまともなんでびっくり。

誤解を解きたい雪は素っぴんでリナに会い、顔の傷痕を見せて「リナに嘘を付きたくなくて、あのね…」みなまで言わせずに雪を抱き締めて「可哀想、こんな傷痕を隠していたなんて。ごめんね、辛かったよね、これからは何でもリナに話してね」
リナの背中に回していた手をゆっくりと下ろす雪。ああ、すれ違ってしまった…。

雪は本当に不器用な子。だからフレンドリーで最初に話し掛けてくれたリナには、特別な思いが有ったのよね。でもいきなり傷痕を見せるって、リナの反応は責められないよ、本当に悪気は無いんだから。

脚本=三浦希紗 演出=酒井麻衣

  • << 126 【2022春ドラマ】 「明日、私は誰かのカノジョ」4話まで終了。 今回は殆ど整形依存症に陥っている様な彩(あや=宇垣美里)の話。 雪と同じ店に所属している彩は、20代と偽り(本当は35歳らしい)仕事もコールセンター勤めと偽って、年下のイケメン会社員光晴(福山翔大)と結婚を前提とした交際をしているが、結婚迄に全ての整形を済ませたいという強迫観念に駈られていて、贔屓にしてくれている客に嘘の事情を話しては何万単位の金を引き出し、遂には店を通さずに会って20万円を騙して受け取る様な女だ。 光晴は親友夫妻の新居に彩を連れて行くのだが、後で「彩には(親友の奥さんの)ハルカちゃんみたいになって欲しい。いつも自然体で皆を癒してくれる、彩もあんな風に…」と言った所で彩がキレて「私にあの人のどこを見習えって言うの?あんなブスの!」 「ブス!」とは自分が散々周りから言われて傷付いて、整形依存に走る原因となった辛い言葉なのに、平凡な容姿のハルカに対して、直接ではないが今度は自分がその言葉を平気で吐いている、その矛盾、痛さに彩は気付いているのか? 光晴はびっくりして「綺麗する事にそんな頑張らなくてもいいよって、言いたかっただけなんだ」って言ってたけど、彼は彼女の異常さに迄は気付いてないのね。 宇垣美里はキャラはピタリとハマっていたんだけど、演技力が…惜しい。 脚本=イ・ナウォン 演出=酒井麻衣

No.109 22/04/28 17:41
匿名さん0 

>> 89 【2022春ドラマ】/短文雑感 「吉祥寺ルーザーズ」2話まで終了。  探り合いは続いているけど、攻撃的な嫌な感じの会話は無くなったの… 【2022春ドラマ】/短文雑感

「汝の名」4話まで終了。
 仕事でターゲットにした伊庭に自宅前で襲われた陶子。オーナーの河島の配慮で偽名迄使っているのに、後をつけられて自宅バレしていたなんて、頭隠して尻隠さずみたいなものだな。あんな一軒家に住む事自体が防犯上間違いの元。
 亮介に本気になって、本名の三上里矢子として付き合いたいと口にする陶子に、「捨てられる!」と闇落ちする久恵。
 松谷の口座から金を抜いている事を疑われているかもと思い込んだら、こっちもどんどん闇落ちして、松谷のお茶にクスリを入れて飲ませた久恵。病んで行く感じが凄くて北乃きいさん本領発揮って感じ。
脚本=丸山智 演出=河原瑶

「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」3話まで終了。
 初回は素直でめげないのが取り柄の麻理鈴を、腹に一物有りそうな峰岸が影で操って出世させようとする構図が面白そうと思ったのだけど、今のところ部署をクルクル異動させて引っ掻き回させているだけで、峰岸は専務に意見出来る位の大物感は出しているけど、麻理鈴の事は泳がせているだけだから、何かもうそのパターンに飽きて来た。
 今回一番気になったのは“おまけ”のアクセント。何で“お化け”と同じ中高型なんだろうって。お酒と同じ平板型じゃないの?って。
脚本=松島瑠璃子 演出=内田秀美

  • << 125 【2022春ドラマ】/簡単投稿 「汝の名」5話まで終了。  やっぱりあのお茶に淹れた薬で松谷は死んでしまったのね。驚いたのは麻生科子の事も、ネットで手に入れた薬を渡して殺したのが久恵だった事(素手でビニール袋に入った薬を渡していたから、指紋は警察に残っているのでは?)二つとも殺人とは思われない薬なのかね。  陶子が亮介に本名を打ち明けたと知った久恵の、泣きながら笑い出す姿が不気味で怖かったあ。男に手痛く振られた久恵にとって「必要とされなくなった」と感じるのは、更なる闇落ちへの引き金になる。陶子に必要だと信じて科子を殺したのだから尚更だ。  今度はその闇が陶子に向かうらしい。 脚本、演出=河原瑶 「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」4話まで終了。  今度は会社の創立125周年プロジェクトの手伝いに、企画部へ回された麻理鈴。そこのリーダーは何かと麻理鈴を毛嫌いしている小野で、邪魔者扱いをされながらも一歩も引かない麻理鈴。  男は男らしくと言われて育って来た小野が、その言動で仕事を失敗するのは見え見えで、寧ろああいう考えの男をリーダーに抜擢する会社ってと、設定に無理は感じたけど、言わんとする所は伝わって来たし、そういう暗黙の了解みたいな部分をぶっ壊す為の麻理鈴だし、それが峰岸の狙いって事らしいから、まっいいかって事で。 脚本=後藤法子 演出=南雲聖一 

No.108 22/04/27 21:46
匿名さん0 

>> 87 (続き) 母の三回忌を終え、やっと洋服等の遺品を整理する気になった父。ある洋服のポケットに手を入れた杏花は辞書を取り出し、そこに挟まれた父… 【2022春ドラマ】

「持続可能な恋ですか?」2話まで終了。

レギュラーの登場人物の動きとしては殆ど進展していなくて、メインの杏花と晴太の心情としては、ストレートに再会の喜びを伝えて来る颯の存在が刺激となって、晴太は杏花の事が気になるけど“友達になりませんか?”と言った手前、そこから踏み出す事は出来ず、杏花は娘の結婚を心配する父とのやり取りの中で、思わず「好きな人は居るの!」と口走った事で、明らかに晴太の事を“友達”の枠では収まらない位に意識し始めた感じは有ったのだけど、晴太が女性(恐らく別れた妻と思われる)と待ち合わせをして、親しげに歩いているのを目撃して思わず隠れてしまったのを見ると、これはいよいよかなって感じだな。

このゆったりした流れ、基本嫌なヤツは登場しない人間関係、これをダラダラしてるとか嘘臭いとか感じる人には、このドラマは合わないのだろうね、多分。

次回は颯が何故か沢田父娘の家に同居するとかで、これは晴太も心穏やかでは居られない?

脚本=吉澤智子 演出=土井裕泰

  • << 124 【2022春ドラマ】 「持続可能な恋ですか?」3話まで終了。 颯が杏花の家に居候を決め込んだのは、自宅が漏水で住めなくなった時に、偶然杏花の父・林太郎と再会し、杏花の好きな人は颯と勘違いした林太郎が「家に来たら?」と勧めたからだった。 ここから杏花の家に颯が居る事を知った晴太の疑心暗鬼が始まり、杏花は杏花で晴太と同じマンションに帰って行った女性の事は聞けず、こちらも疑心暗鬼状態、でもそれはお互いに相手の事を好きになっているからこそなんだよね。 颯の本格的な引っ越しを晴太も手伝う事になり、息子の虹朗は林太郎と荷物を待つ事に。 引っ越し後の食事時に、余ったおにぎり(虹朗が杏花に教わりながら初めて作った物)をママに持って帰っていいかと聞いて、杏花が「ママ?」となり、虹朗が同じマンションの上の階に住んでると説明して、この間の女性の謎が解けるくだりは自然で良かった。 今でこそ部屋も綺麗に片付けている晴太も、結婚当時は何も出来ず何もせずだったらしく、別れた妻(瀧内公美)の「ゴミは自動的に消えると思っていたでしょ」の一言で全てが理解出来た、これは秀逸な台詞だ。 晴太が、虹朗が幸せならいいと思って来たけど、自分もと思い始めている事に気付いた、だから…と言おうとしたら皆まで言わせずに遮ってしまう杏花。あれはわざとだよね、まだ揺らいでるのかな。 脚本=吉澤智子 演出=山室大輔

No.107 22/04/27 18:26
匿名さん0 

>> 88 【2022春ドラマ】 「正直不動産」3話まで終了。 カスタマーファーストを貫く月下の背景が明かされた今回。まず一橋大学を出ている… 【2022春ドラマ】

「正直不動産」4話まで終了。

不動産業界で言う所謂事故物件とは、ただ病死したとか、例えば転んで頭を打ってそのまま死んだとかでは事故物件とはならず、発見が遅れて遺体が放置された状態が続いた場合に事故物件となるらしい。

風吹ジュンの演じた松井さんは70を過ぎていて、亡くなったご主人の霊が一度だけ枕元に立った経験を経て、もう一度霊に会いたくて事故物件への引っ越しを希望するのだが、単身の高齢者は断られる事が殆どで、事故物件と言えども例外ではない。

そこで永瀬の取った方法は、エレベーターの不調から事故物件では無いのに噂が独り歩きして困っている賃貸マンションのオーナーに、高齢者を断るのではなく、高齢者の異変を直ぐに察知出来る機器を部屋に取り付け、これから需要が益々増える高齢者専用のマンションにしてしまえば?という提案。それも一つの手よね。
事故物件は結果的に嘘になってしまったけど、松井はエレベーターの不調を霊のせいだと信じて有り難がっていたから、そういう嘘なら永瀬に戒めの風は吹かないのかしらね。

今回から本格的にミネルヴァ不動産(倉科カナ演ずる花澤他)が絡んで来たけど、これがかなり汚い手を使う不動産屋で、正直商売しか出来なくなった永瀬は、どう対処して行くのか見ものだな。

脚本=根本ノンジ 演出=金澤友也

  • << 123 【2022春ドラマ】 「正直不動産」5話まで終了。 今回は月下の、行方が分からなかった父親が登坂不動産を訪ねて来て…という話。 家を出た後、大阪の友人の紹介でコンサルタント会社に入れて、そのまま働いて出世して、東京の支社長になるから家を探してネットで検索していたら、登坂不動産のHPに月下の写真が載っていたから、思わず来てしまったという話だった。 「奨学金とか払わせて欲しい」と言っていたから、月下の母親の連絡先は分からなかったって事かな。でも気持ちが有って仕事が成功していたなら、探偵を使ってでも捜して欲しかったなと少し思ってしまった。 再婚する事を娘に言えなくて、別の不動産屋(ミネルヴァ)の前に居たら花澤に捕まって、あれよあれよという間に9180万円のタワマンを買わされそうになる辺り、離婚の原因となった、悪徳不動産に騙されて高額の家を買わされた過去の苦い経験が何にも生かされていないのが分かって、人間の性格って変わらないんだなって。 永瀬が過去の商売の経験から、あのタワマンは欠陥商品と見抜き、ミネルヴァの西岡に言い含められていたインスペクターに、「貴方のやるべき事は欠陥を見付けるだけでなく、そこに暮らす人を守る事ですよね」との正論で、仕事の矜持を思い出させるシーンは胸熱だった。 ※桐山がスパイって本当? 花澤はそこまでワルでは無いのね。 脚本=根本ノンジ 演出=野田健太

No.106 22/04/26 18:54
匿名さん0 

【2022春ドラマ】

「受付のジョー」(NTV・JS)脚本=いとう菜のは 出演=神宮寺勇太、田辺桃子、美山加恋、松井愛莉、西原亜希、田村健太郎、トリンドル玲奈、橋本じゅん 他

オリジナル作品。《シンドラ・30分枠》(全話数不明)

この枠のドラマにはあまり食指が動かなくて、全話観たのは「サムライカアサン」だけなんだけど、その10話中4話の演出を担当した中茎さんの演出なのと、会社のお仕事ドラマみたいだったので観てみる事にした。

広告代理店・凛燈舎営業部の城(神宮寺)は、受付をデジタル化するプレゼンをしたら会社がその気になって、改革をする新たな部署との兼任になり張り切っていたのだが、実行に移せばそれは現在働いている受付担当4名の派遣切りに繋がるのだという事は頭に無かった為、その現実が見えた時に逃げるのではなく真っ向から受け止め、まずは受付業務の何たるかをマニュアルで徹底的に勉強し、次は実践で何がベストなのかを知ろうとするのだが…。

チーフを演じている西原亜希の表現力と存在感が素晴らしくて、このドラマの仕事の部分の質を高めている。

エレベーターが自動になってエレベーター嬢という仕事が無くなった様に、デジタル化で受付嬢という仕事も無くしてしまうべきなのか、受付嬢の仕事とはどういう物なのか…、どういう流れにするのか楽しみだ。

脚本=いとう菜のは 演出=中茎強

  • << 209 【2022春ドラマ】 「受付のジョー」7話まで終了。 観てはいるし、内容にも満足しているのだけど、なかなか感想を書く事迄は手が回らなかったのだが、今回は設定も問題提起も良かったし、何より神宮寺勇太の泥酔演技と、不正を暴いた熊本(美山加恋)を「辞めさせてやる」と罵倒した上司に対し、怯む事なく「彼女に謝って下さい」と、半分キレながら正論をぶつける演技が上手くて感心したので、書き残しておこうと思った。 あと復帰した春口が廊下で会うと明らかに自分を避けているのが分かり、城が言っていた「春口さんの休職は西さんのせい」というのは本当だったのを実感した西が、それでも自分の何がいけなかったのかが分からず、ずっと考え続けていたシーンもリアルで良かった。 西は人当たりは良いけど、それで動いてくれる部下には次々に仕事を投げて利用して行くタイプ。期待に応えたいと考えてしまう性格だと、心も体も疲弊してしまうのかもしれない。 言ってくれれば良かった、言ってくれないと分からないでは、上司としては失格なんだよね。 ジャニが制作に携わっているシンドラで、こんなシビアなお仕事ドラマが観られるとは思っていなかったので、最初はびっくりしたけど、観て良かった、得したなと思っている。それ位良く出来たドラマだ。 脚本=いとう菜のは 演出=保母海里凪

No.105 22/04/26 18:15
匿名さん0 

【2022春ドラマ】

「金田一少年の事件簿」(NTV)脚本=川邊優子 他 出演=道枝駿佑、上白石萌歌、岩崎大昇、沢村一樹 他

天樹征丸、金成陽三郎、さとうふみやの漫画原作。《日曜ドラマ・55分枠》(全話数不明)初回30分拡大

8年振りの復活らしいが、昔は食わず嫌いで観たいとも思わないタイプのドラマだったので、一切観ていなくて今回が初視聴。
何で観てみようと思ったのかというと、まずジャニアレルギーみたいなのはもう一切無くなった事、ジャニの若手の中でも期待している道枝くんが主演する事、取り敢えず一度は観ておこうと思えた事等々が理由かな。

苦手な木村ひさし演出なので、どうかなあと思いながらの視聴だったけど、特に気に障る演出も無かったし、真剣に謎解きをする様なタイプの作品でも無いので、道枝くん可愛いなあ(仮面を外した時は超キレイ!)、萌歌ちゃんはロングヘアーのこの髪型が一番似合うなとか、楽しみながら観る事が出来た。

もちろん突っ込み所は諸々有るんだけど、そういうのも含めて楽しめればいいじゃん!って感じのドラマだね、これは。だから視聴はするけど感想(にもなってないけど)は今回だけで。

※時々小さめの音で入って来るある劇伴が、ショパンの子犬のワルツの入りの音に聞こえる空耳アワーが気になっちゃった(笑)

脚本=川邊優子 演出=木村ひさし

No.104 22/04/25 23:45
匿名さん0 

>> 84 【2022春ドラマ】 「元彼の遺言状」2話まで終了。 何とドラマのタイトルになっている「元彼の栄治の件」は今回で完結してしまった… 【2022春ドラマ】

「元彼の遺言状」3話まで終了。

成る程、村山弁護士の事務所を引き継ぐという事は、彼を頼りにしていた一般人の案件も引き継ぐという事で、渋々足を運んで調査をして、転んでも只では起きない剣持は企業案件の臭いを嗅ぎ付け、一般人の案件も解決しながら本命の企業案件もゲットする…筈だったのに、いつの間にか津々井が横からかっさらって行き…、これが繰り返されて企業の顧問には中々なれないって展開になるのかなあ。

紗英は一度見た物は忘れない能力持ち(どこかの准教授と同じだ!)らしく、今回は真犯人を暴く端緒を担った訳だけど、次からもそういう役割で参加するのかな。
篠田はミステリー好きだから、尤もらしい推理はするけど結局は外れる、でもそれで視聴者を楽しませるみたいな役回り?

肝心の主人公・剣持の高飛車な性格とか辛辣な言葉を吐く所とかがあまり好きになれず、それをカバーして魅力的に見せる工夫とか設定も今のところは無いので、入り込んで楽しめるラインに迄は行きそうにないんだよなあ。

でも詰め込み過ぎで破綻した1、2話に比べれば、かなりすっきりして観やすくはなっているので、離脱はしないで済みそうかな。

脚本=小谷暢亮 演出=澤田鎌作

  • << 122 【2022春ドラマ】 「元彼の遺言状」4話まで終了。 今回は篠田の大好きなミステリー作家秦野廉の、「胡桃沢啓二シリーズ」の新刊が13年振りに発売されるという事で、その記者会見のネット中継を楽しみに見ていたら、第一声が「私は人を殺しました」、そして彼女が話した住所の部屋には、本当に男の死体が有って…という話。 秦野は自分の家政婦の加奈子が、夫のDVに苦しんでいるのを知り、自殺に見せ掛けて殺す方法を書いた新刊の生原稿を読めば、加奈子が実行する、もしダメでも娘(13歳)がやるだろうと思っていたのだが、どちらもやらないので自分で殺した、動機は話題にして新刊を大ヒットさせたかったから。 秦野は13年前に「リアリティーが足りない」と酷評されて書けなくなっていたから病んでいたのかもだけど、救いようの無い話だった。 母娘はお互いに相手が殺したのかもと思い、庇い合って「自分が殺した」と自供するのだが、秦野の目論見であった肝心の小説を二人とも読んでいなかったという皮肉。 今回は更に登場人物が減り分かり易く、また篠田のミステリー好きが生かされる部分も有ったので、まあ良かったかなと。 で、篠田だけどやっぱり大学には入っていなかった。あの剣持が全く覚えていない筈が無いものね。さあ、彼は何者? 脚本=杉浦憲明、中園勇也 演出=西岡和宏

No.103 22/04/25 23:11
匿名さん0 

>> 83 【2022春ドラマ】 「マイファミリー」2話まで終了。(2話は15分拡大) 放送済みの春ドラマの中では、今のところやっぱりこれが… 【2022春ドラマ】

「マイファミリー」3話まで終了。

今回もノンストップで動いて行く警察(葛城)と温人達の駆け引き、温人と犯人の取引という話の流れが面白くて、集中して観ていたからあっという間に終わってしまった。

鳴沢夫妻の親達が、孫を思って良かれと信じて葛城の要望を受け入れ、盗聴通信機器を装着して帰宅した事、警察のやり方に詳しい東堂と、頭のいい三輪と温人が居て予想してない訳がないと思いながら観ていたのだが、普通に警察を出し抜く計画を両親に説明し、翌日、話した通りに行動し始めたので、えっ、何で?と思い始め、香菜子と阿久津の思わせ振りなやり取りも有り、半信半疑になりかけた状態で警察が突入、友果が見つからないまま犯人から取引終了を告げられた時は、未知留の迫真の演技も有り、ああ警察やっちまったな位の気持ちにはなっていたのだけど…。

温人が犯人とのチャットに使用していた自社ゲームの機能を使い、阿久津の携帯会社にも協力して貰い、独自に犯人の居場所を突き止めて直接交渉で友果を取り戻した展開(その発想)は見事だった。

葛城の言葉「ホシを野放しにした事を、貴方は必ず後悔する」、これは今回の犯人は、以前に葛城が失敗をした誘拐事件の犯人だから、また事件を起こすぞという意味なのかね。
約1年後の次回も超楽しみ。

脚本=黒岩勉 演出=平野俊一

  • << 121 【2022春ドラマ】 「マイファミリー」4話まで終了。 心春ちゃん誘拐事件の話は、以前に警察官同士の会話にも上っていたけど、父親の名前については誰も話していなかったので(まあ演出上伏せられていたと言う方が正解だけど)、まさかの後出しで、この流れの発端は東堂の娘の誘拐だったとは。 手口は同じで、遠足の件で警察の介入がバレたのも同じ、只、東堂には二度目のチャンスは無く、心春ちゃんは今も行方が分からない。 そこで思うのは、もしかしたら友果の件は、心春ちゃん事件の真犯人を刺激して手掛かりを掴む為の、東堂と「出て行って連絡が付かない」筈の妻との模倣犯罪なのではないのかという事。東堂は真犯人の手口を全部知り得る立場に居たので、なぞる事は可能だし、妻も友果を見張る位なら出来るだろう。 でも真犯人からの反応は無く、暴露本を出しても反応が無いので、今度は三輪の娘を誘拐した。考え過ぎかな? 不思議なのは東堂が当時小4の娘を、心春ちゃんと“ちゃん付け”で呼び、温人に説明していた事。例え家庭内でそう呼んでいたとしても、他人に話をする時は「心春が…」って言い方をするよね、普通は。 あと葛城は心春事件で失敗していたのに、何で友果の時も遠足の行き先を教える選択をしたのか? 葛城は娘達の学校が接点と気付き、阿久津を疑い出したみたいだけど、多分違うと思うよ。 脚本=黒岩勉 演出=宮崎陽平

No.102 22/04/24 18:41
匿名さん0 

>> 82 【2022春ドラマ】 「クロステイル-探偵教室-」2話まで終了。 今回は「盗聴盗撮調査」の実践授業で、講師の皆川瑠依(冨樫真)が… 【2022春ドラマ】

「クロステイル-探偵教室-」3話まで終了。

今回は正田正一(森岡豊)が講師で信用調査の講義と実践。
聞き込みは身バレを防ぎながら情報収集しなければならない。与えられた課題の調査は早々にクリアした匡達だが、都賀が調査対象者とは関係の無い人物(一木)を調べた為にクレームが入る。

都賀は高校時代、一木のグループにイジメられていたのに、自分が恐喝した事にされて、不処分になる迄停学したら少年院に入っていた事になり、その噂はどこ迄も消えずに自分に付いて来て、職場も退職に追い込まれた。だから探偵になって一木を調べて復讐をしたかった。
これで都賀は退学処分。でも匡は眠れなくなるからという理由で撤回を代表に直談判。二日間での都賀の信用調査を命じられ、仲間にも頼んでやり遂げて、撤回を勝ち取る。

信用調査をする探偵には先入観は禁物だが、集めたデータを見る依頼者には先入観が有る。そりゃそうだよなあ。
謝罪の嫌いな代表にクレームで謝罪させた一木には、代表が一木の部下に内部告発をさせて恐喝で逮捕させるという、怖~いオチが待っていた(笑)

あと匡の母の、パート先での豹変ぶりにも大爆笑。バリバリ仕事が出来て、外国語がペラペラでヘビメタにも詳しいって(笑)

「お母さんの全部を知っているのはお父さん位よ」その父はいい部屋で小説を書いてる?

脚本=吉田真侑子 演出=舞原賢三

  • << 120 【2022春ドラマ】 「クロステイル-探偵教室-」4話まで終了。 今回は匡が最も知りたかった“行方調査”の授業なのだが、講師をやる筈だった山田一郎が依頼者からの調査料300万円を持ったまま失踪、3日以内に山田を見付けられなければまたまた退学という設定。 もう騙されないぞという気持ちで観ていたのだが、山田の自宅も妻子も実在し、以前の調査対象者で一緒に逃げた可能性の有る西谷も実在という事で、あれあれ?って思い始めたタイミングで、堀之内(篠田麻里子)の元彼との話にスイッチして行ったので、意識が分散して結局校長の企みには気付かなかった(笑) 山田の妻子も西谷も全部校長の仕込みとはね。 でも一番びっくりしたのは、堀之内と再会した裏切り男の元彼(結婚目前で逃げて別の女と結婚、彼女は結婚前に既にお腹が大きかったので、堀之内も諦めた)が、追い掛けて来て謝罪をしたのだけど、「あの時の子は彼女の前の男との子。でもあの時も今も俺は彼女を一番愛している」みたいな事をほざいて、それを聞いた堀之内が本当の事を聞けて良かったみたいな受け取り方をしていた事。えっ?そうなの?って、驚いちゃった、心が広過ぎて(笑) 校長はクレカ調査から堀之内が元彼の店に辿り着く様に仕込んでいて、トラウマと対峙させる事が主眼だった様な。皆をクビにする気なんて端から無いのよね。 脚本=八津弘幸 演出=舞原賢三

No.101 22/04/24 17:28
匿名さん0 

>> 81 【2022春ドラマ】 「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」(EX・JS)脚本=田辺茂範 出演=山田涼介、芳根京子、大橋和也、迫田孝也、… 【2022春ドラマ】

「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」2話まで終了。

おっさんが未来の自分だなんて、俄には信じられない話なんだけど、丸谷はおっさんと揉み合った時に、その左肩に自分と同じハート型の火傷の痕が有るのを発見していた。それでも今の俺からあんな風に?という疑問は有ったとは思うのだが、その一縷の望みを打ち砕いたのが新しい担当先の「せいかつドラッグ」の社長(きたろう)の「俺だって若い頃は可愛かったんだ」の言葉と、証拠として出して来たアルバムで、確かに若い時は超イケメン(どこかのモデルの写真?)、なのに仕事が忙しくなった30歳の写真(きたろう本人の昔の写真)から一気に衰え始めて今に至ったと知り、じゃあやっぱりあのおっさんは…となってしまった丸谷(笑)

丸谷は自分は顔だけみたいに言ってるけど、営業のペアを組んだ後輩の“ロボット女子”真田に対してはとことん優しいし、気遣いは完璧だし、初対面の営業先社長の懐に入り込むのも上手いし、これはやっぱり営業職としてはかなりの武器になる筈なんだよね。こういうのは持って生まれた性格というのも有るから、適性は十分なのよ。で、何が足りないかと言えばデータに裏打ちされた説明と説得力。
丸谷の苦手は真田の得意、二人はプラグとコンセント。早く気付いて巻き返すのが楽しみだな。

脚本=田辺茂範 演出=新城毅彦

  • << 119 【2022春ドラマ】 「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」3話まで終了。 今回も無駄の無い構成で面白かった。 冒頭で顔のシミが気になった丸谷が、カシューナッツを使った美肌効果の有る商品を、テレホンショッピングで“買う?買わない?”の小ネタが有って、その後、夏浪漫に合うレシピ作りを営業部員で競う話が有り、丸谷の家で丸谷と真田が一ノ瀬家秘伝のコロッケを作り、試食をしていたら突然莉子が訪ねて来て、何とか真田を隠そうとしてドタバタしていたら、何と莉子はまだ鍵を持っていて開けて入って来てしまい、彼女が見たのは床に倒れて抱き合っている様に見える丸谷と真田という、超笑える展開。 丸谷が外で莉子に言い訳をしている間に、真田は部屋に有ったカシューナッツは抗酸化作用が有り、アンチエイジングに効果的等とメモを残して帰り、それを読んだ丸谷は閃いてカシューナッツを細かく潰してコロッケの衣にするレシピを完成、これが採用されるというオチ迄完璧な流れだった。 人として優しい丸谷は、カシューナッツの衣のアイディアは真田が出したと部長に報告。その足で屋上に居た真田に採用されたと報告に行きお礼を言うと、僅かに微笑む真田。その横顔を見た瞬間、丸谷の胸はドキン、恋に落ちちゃった? 次回は真田の異動の理由が明かされる? 須藤との関係も気になるなあ。 脚本=田辺茂範 演出=中前勇児

No.100 22/04/24 16:56
匿名さん0 

【2022春ドラマ】/短文雑感

「妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪-」3話まで終了。
 何だろう、何で前作みたいにスカッと笑えないんだろう。
1話では環境破壊(プラスチックゴミ問題)、2~3話ではルッキズムという社会問題に結構斬り込んだ作りになっていて、それが以前の様には笑えない要因になっているのかな。
 前作の澪は妖怪達の庇護対象で、その関係性も面白かったのだけど、今作の澪は世間の荒波に揉まれてボロボロになり、仕方なく出戻った形なので、妖怪達も直ぐには手を差し伸べたり助けたりはしないし、闇落ち妖怪へのお仕置きもすっきりしない変化球なので、その辺も違和感を抱く理由なのかなと。
脚本=西荻弓絵 演出=山本大輔

「家政夫のミタゾノ」⑤
 感想は書かずに観るだけのつもりだったのだけど、初回の出来が良くて面白かったので少しだけ感想を。
 まず新家政婦・本仮屋素子(山本舞香)の、元ヤンキーで自分達をあっという間に一人残らず倒したミタゾノに憧れて、むすび家政婦紹介所に入所したという設定が、強目の分かりやすい特徴を出せるし、演ずる山本の鋭い眼光も生かせるので上手いなと思った。(←ミタゾノのパートナーが6人目という自虐には爆笑)
 古い校則、理事長のセクハラ、裏口入学等を巧みに織り混ぜた話も面白かった。
#おしえてミタゾノさんの一言回答も👍
脚本=八津弘幸 演出=片山修

  • << 200 【2022春ドラマ】 「妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪-」全9話終了。 ずっと何か違う、前より面白くないなと思いながら観ていたので、感想もパスしていたのだが、今シリーズは映画の為の前振りとして作られていて、一応“妖怪の闇落ち”の元凶と目されていた黒原が、実は貧乏な家の出から這い上がって来た、只のマザコン男、人間だったというドラマ版としてのオチは有り、じゃあ本当の黒幕妖怪は誰なのかという謎は映画でという二段構えにしてあり、その点については別に文句は無いのだが、やはり前作の様なストレートな分かり易さに欠け、捻りを入れ過ぎたから笑えなくなってしまったのかなと思う。 で、今回なんだけど、黒原の大好物の柿(貧乏だけど柿だけは母親が食べさせてくれたという、マザコンの象徴的好物)を渡すまいとする妖怪達と、奪い取ろうとする黒原の争いを、スロー再生に見せ掛けた動きで役者さん達が演じている部分がまあ面白くて大笑い。 細かく演技を付けて撮ったのだろうと思うが、その演出家の発想と、それに応えた役者さん達の達者な演技に拍手喝采だった。 何か、こういうバカバカしさを真面目に演じる面白さと分かり易さを、求めていたんだよなあこのドラマにはって、改めて感じたシーンだった。 脚本=西荻弓絵 演出=豊島圭介
  • << 219 【2022春ドラマ】 「家政夫のミタゾノ」⑤全8話終了。 今シリーズは久々に面白いなと思いながら観ていた。 一番の要因はミタゾノのパートナー素子を、元ヤンキーで口も悪いし教養も無いけど、曲がった事は大嫌いでミタゾノを尊敬していて、「姐さん姐さん」と慕い絶対服従と、強目だけど分かり易いキャラに設定して、彼女がじっと見詰めるだけで元ヤンを連想出来そうな位に目力の強い山本舞香をキャスティング出来た事に有ると思う。 そしてキャラが中途半端で必要性を感じられない光(伊野尾慧)を、現場に出させずに事務所の待機要員にした事で、その分、派遣先での話もミタゾノと素子が使える時間が増えて、じっくり話を構築する事が出来たと思う。(紹介所の待機要員が、所長も含めると4人というのも凄いが(笑)) 次が有るとしたらまたパートナーは交代するんだよね。素子より存在が面白い設定にするのは、結構大変なのではと今から心配してしまう。 ※11月に舞台化するとの事で、コンテンツとしてはテレ朝に多大な貢献をしているよね、このドラマと松岡くんは。 脚本=八津弘幸 演出=片山修

No.99 22/04/24 16:06
匿名さん0 

>> 98 (続き)
室長曰くこの部署には三つの要素が必要で、その内の気力、体力を長谷部には期待して指名、残りのひらめきに関しては世界的に高名な天才科学者で、三年前に科学界から姿を消した最上(岸井)に協力を要請、初めは「科学は踏み入れてはいけない領域迄きている。その先は闇なの」と断るが、「貴女は科学は人類の光だと知っている筈です」と言い切って帰って行った小比類巻に興味を持ったのか、科学犯罪捜査室にアドバイザーとして合流する。

小比類巻には5歳の娘・星来(せら・鈴木)がいてシングルファザー。妻の亜美(本仮屋)は5年前に亡くなり、小比類巻はアメリカのベンチャー企業と契約して、亜美の遺体を超冷凍保存し、いつかの科学技術の進歩により亜美が目覚める事に期待している。だから“科学は光”というのは彼にとっては切実な問題であり、希望でもあるのだ。(←でも恐らくこの縦軸?の結末は、Huluの目玉としてあっちに回されるのだろうね)
最上の“科学は闇”の理由は地上波で明かされる感じかな?

まあ、この初回位に一話完結の事件部分が、設定が面白くてきちんと作られて行くなら、そして最終回の事件もそこで完結してくれるなら、続きはHuluで…になっても気にはならないかな。(理想は「准教授・高槻彰良の推察」の、地上波からWOWOWへの引き継ぎ方みたいな感じね)

脚本=福田哲平、関久代 演出=羽住英一郎

  • << 118 【2022春ドラマ】 「パンドラの果実」2話まで終了。 今回はeスポーツの選手の脳にチップを埋め込み、成績を飛躍的に上げさせる脳神経外科医の鮎川(今野浩喜)の行き過ぎた功名心の話だと思ったら、途中から小比類巻は鮎川の本当の狙いは、そのチップからコンピューター上に“精神転送”をする事で、選手は騙されてその実験台にされていたのだと気付く。 追い詰められた鮎川は実験場で選手の三ツ矢の精神転送を行って殺し、駆け付けた小比類巻と長谷部の制止を振り切って、自分自身の精神転送も行って死んでしまう。 この鮎川が少し前まで所属していたのが、カール・カーン(安藤政信)が率いるボディーハッカージャパンなる団体で、カーンは精神転送の技術はまだ完成していないと小比類巻達には話していたのだが、「eスポーツ界に覆面のTHREE ARROWSという選手が現れる」というニュースを見ながら、軽く笑っていたのが気になる。threeは三、arrowは矢で三ツ矢だし、戦法も生前の三ツ矢と酷似している。これは精神転送が成功したという意味なのか? それとも、カーンが生み出した別物? もっと危ういのは不老不死を謳うカーンに、小比類巻が傾倒してしまいそうな事。 それを止めるのが最上の役割という構図なのかな。今回も分からない部分は有るけど面白かった。感覚で受け止められるからか? 脚本=福田哲平、関久代 演出=羽住英一郎

No.98 22/04/24 15:30
匿名さん0 

【2022春ドラマ】

「パンドラの果実 〜科学犯罪捜査ファイル〜(NTV・HJホールディングス)脚本=福田哲平 他 出演=ディーン・フジオカ、岸井ゆきの、佐藤隆太、西村和彦、本仮屋ユイカ、鈴木凜子、安藤政信、板尾創路、石野真子、ユースケ・サンタマリア 他

中村啓の小説原作、プロット協力・土井笑生。《土曜ドラマ・54分枠》(全10話予定)※その後Huluで全6話配信予定

日テレのこの枠で科学犯罪捜査の話という事で、正直あまり期待はせずに観たのだが、これがどうして意外にも面白かったので嬉しい誤算だった。

例えばシンギュラリティ(AIが「人間の知能を大幅に凌駕する」時点)の事とか、全く知らなかった事が小比類巻室長(おディーン様)の口から滑らかに出て来て、室長の指名で捜一から新設の科学犯罪捜査室に異動して来た、科学オンチの長谷部警部(ユースケ)同様に「えっ、何だって?」と聞いている自分、その後も小比類巻は結構なスピードで科学の事を喋るので、長谷部と同じく自分も理解は出来ていないのだが、事件の部分(AIを搭載した介護用ロボットのLEOが、自社のCEOを殺害したと話しているのだがそれは事実なのか?)の発想と、そもそもLEOには人間の脳がそのままコピーされているらしいという話が興味深く面白くて、分からないなりにもドラマに入り込めた作りになっていた事を、大いに評価したい。
(続く)

No.97 22/04/23 17:44
匿名さん0 

>> 80 【2022春ドラマ】/短文雑感 「しろめし修行僧」2話まで終了。  今回の父こしあんの呪詛は“口の中が歯磨き粉味”(笑) たくあん… 【2022春ドラマ】/短文雑感

「しろめし修行僧」3話まで終了。
 今回も直ぐに“これ、詐欺だろ”って分かる話で、安直パターンかって思いながら観ていたら、ぶりあんが表と裏で大活躍をして、たくあんの夢を壊さない様に嘘迄ついて解決してしまうのだが、その過程で“自分も捨て子で今の住職が引き取ってくれた”という衝撃の告白が有り、“寂しくてピーピー泣いている時に、ご飯を差し出しおかずを全部乗っけてくれた子がいた”そこから自分は変われたという話が出て、ああ、たくあんとはあんな小さい時からの仲だったのか、たくあんは変わらないなと胸が熱くなった。今回は良かったね。
脚本=根本ノンジ 演出=及川拓郎

「先生のおとりよせ」3話まで終了。
今回は短編小説の締切日を忘れていた榎村が、コラボ漫画のプロットと締切日が重なってしまい、ただでさえプロットのアイディアが浮かばないのに、両方なんてどうしようと、中田と二人で右往左往する話がメインで、お取り寄せは逸品のトマトジュースだけで、しかも思わぬ形でプロットアイディアにも貢献するという、ドラマとしては理想的な形で良かった。
 二人のやり取りがホント笑える。
脚本=谷口純一郎 演出=本間利幸

「寂しい丘で狩りをする」
 初回を観たけど、こういう理不尽なプロットは苦手なので、出演者はかなり魅力的だったけど視聴は断念するわ。
脚本=政池洋佑 演出=萩生田宏治

  • << 149 【2022春ドラマ】/簡単投稿 「しろめし修行僧」6話まで終了。  今回はぶりあんを捨てた母親(仙道敦子)と再会する話。  冒頭の、走る自転車のかごの中に有るバッグに付いているお守りが、ぶりあんのと同じだとたくあんが言うシーンは、有り得ないよとシラケたが、そこからの展開(独特の味付けのひじき煮でぶりあんは実母と確信、ぶりあんが隠し味の蜂蜜を言い当て、丼飯だったのに「ひじきのおにぎり」とわざと言った事で、実母は彼が息子だと確信、だけど実母は再婚して息子も居るので、互いに名乗らずに別れる)は良かった。  このドラマはぶりあんが深く絡むと話に厚みが出て良くなるね。 脚本=根本ノンジ 演出=及川拓郎 「先生のおとりよせ」6話まで終了。  今回は中田の家族が訪ねて来る話で、漫画家になる事を固く禁じられていた中田が、どうやって母親(峯村リエ)を誤魔化すのか、また母親と従姉妹二人の巨乳に魅せられて、フラフラと中田の部屋に付いて来てしまった榎村が、母親が中田をリフレッシュ出版の社員と誤解したので、何とかその線で収めようと必死で嘘を付く様が可笑しくて、爆笑の連続だった。  とどめは「お母さん、最初から気付いていた、二人付き合っているんでしょ?」(笑)漫画家はダメなのに同性愛はOKな母親がシュールでまた爆笑。  今回は超面白かった! 脚本=谷口純一郎 演出=守屋健太郎

No.96 22/04/23 16:28
匿名さん0 

>> 79 (続き) ただ、インビジブルやクリミナルズという聞き慣れない言葉が飛び交い、一応台詞での説明は有ったのだが、具体像は想像出来なかったしよく… 【2022春ドラマ】

「インビジブル」2話まで終了。

やっぱり人間を描かず事件だけを前面に押し出すのって、脚本・演出・演者の三拍子が高いレベルで揃わないと、説得力が無くてつまらない物になってしまうんだね。

主演の高橋一生と相手役の柴咲コウと、執拗に高橋一生を押さえ付けようとする監察官役の桐谷健太の三人は、それぞれに役柄を消化した演技と雰囲気で合格点なんだけど、後のレギュラー陣は役柄を消化出来ていないまま台詞を言っているから、凄く下手に見えるし、唯一説得力を醸し出せる筈の酒向さんは、極端に出番も台詞も少ないし、クリミナルズの“調教師”役に至っては、入山法子と見せ掛けてその母親で弁護士の久本雅美って、やる気有るのかってキャスティングプロデューサーに言いたいわ。ストーリーを変えて入山法子が“調教師”の方がどれだけ良かったか。

警察のVIP専用の隠れ家施設で、セットは豪華なのにあの警備の薄さは殆どコントの世界。キリコの弟分のマー君を出入りさせるって事は、キリコ経由であの施設がクリミナルズに筒抜けになる可能性も有る訳だけど、志村とキリコを疑っている割にはザルにしている猿渡も意味不明。

高橋一生が演技もアクションも頑張って新境地を開いているのに、制作側が足を引っ張って突っ込みドラマと化しているから、評価が上がらずに可哀想だ。

脚本=いずみ吉紘 演出=竹村謙太郎

  • << 117 【2022春ドラマ】 「インビジブル」3話まで終了。 このドラマにイマイチ乗り切れない理由は何だろうと考えた時に、思い出すのは前期のドラマ「DCU」で、あれは海保DCUに警察と同等の捜査権・逮捕権を与えて、海・湖・川等の“水の事件”に特化して捜査する話で、ハリウッドも制作に加わると大風呂敷を広げた割には、海に潜ったのは最初だけで、後はDCUの設定意義が完全に迷子になる設定ばかりで失笑物だった。 これも同じでインジブルは警察も実在を確認出来ていない都市伝説並みの存在、クリミナルズは警察が捜査に乗り出しても犯人を突き止められず、未解決か事故扱いにさせてしまうプロ中のプロの殺人犯の事と定義されて始まったのだが、1話から3話迄、曖昧なキリコのヒントや多少の協力は有った物の、志村の閃きと警察の捜査だけでクリミナルズに辿り着いている様に見えてしまい、犯人がとてもプロ中のプロには見えない、つまり初期設定で風呂敷を広げ過ぎたとしか思えないのだ。 これ普通に志村の設定はそのままで、キリコは犯罪に通じた謎の存在で志村にだけは協力するというだけにとどめておけば、既視感は有っても今の様な違和感は生まれなかったのではないかと思う。クリミナルズで無いのなら、犯人が雑でも別に変だとは思わない訳だから。 納得して楽しめるドラマには、もうならないのかな? 脚本=いずみ吉紘 演出=棚澤孝義

No.95 22/04/23 15:49
匿名さん0 

>> 77 【2022春ドラマ】 「花嫁未満エスケープ」2話まで終了。 今回は“お子ちゃま尚紀”を際立たせる台詞が冴えていて、うん、うんと頷… 【2022春ドラマ】

「花嫁未満エスケープ」3話まで終了。

「友達だと言えばいい」と深見に言われたゆうは、その様にLINEをするが既読は付くが返信は無し。気になるって事はまだ尚紀の事が好きなのかと、帰って話し合う事を決めるゆう。

やり直せそうと堀田にゆうからのLINEを見せると、「ゆっくり話そうって別れ話かもしれないじゃないですか」と言われて動揺してしまう尚紀。(←いちいち鈍感で笑える)

それでもゆうに喜んで貰えると信じて、ケーキを買ってゆうの店迄迎えに行くと、出て来たゆうに声を掛けて「これ忘れ物」と何かを渡している深見を見掛けてしまう。
あっ、建築デザイナーの深見は、尚紀の会社の新プロジェクトに参加して、深見の担当は尚紀っていう、かなり見え透いた展開が先に有ったから、どういう使い方をするのかなと思っていたら、第一弾がこれだった(笑)

これでゆうが泊まった友達の家は深見の所だと尚紀にバレた。何も無かったんだから、ゆうは正直に強気で行けばいいだけなんだけど、動揺したりとか有るんだろうな。

脚本=桑村さや香 演出=堀江貴大

  • << 116 【2022春ドラマ】 「花嫁未満エスケープ」4話まで終了。 ゆうの同僚の美沙(小林涼子)が亜衣(松村沙友理)に言ってた「一度家族みたいになった男女が、恋人同士に戻るのは難しいと思うよ」というのが当たっていたのね。 深見から向き合って話をしたのかと聞かれた尚紀は、言葉が無いと伝わらない関係じゃない、もう家族なんでと答え、柏崎は同じ思いではないと忠告されると「あんた部外者だろ」 分かってないなあ尚紀って思っていたら…。 翌朝、洗濯、朝食作りをしている尚紀が映され、“ゆうの夢落ち”かと思ったら現実で、えっ?尚紀ってパンケーキ焼くのも時間が掛かって、後片付けも出来ないから「私がやるよ」って、ゆうが家事を全部やる様になったんじゃなかったっけ? 整合性が…って思っていたら、尚紀の3年前の回想で、彼はプロポーズする気で指輪も買って、ゆうの誕生日だから部屋を飾り付けて、ケーキやワインも用意して(食べ物が有ったかは覚えていない)たけど、その日ゆうの店長昇進が決まり喜んでいる姿を見たら、指輪を出せなくなってしまったのね。なまじ普段から彼女の仕事の夢を聞いていたから、応援してあげたいという思いの方が上回ってしまったみたいで。←なら尚更尚紀も家事をしなよって話だけど。 そこからの3年で二人はああなってしまったとなると、美沙の指摘は当たってるなあって。 脚本=桑村さや香 演出=亀谷英司

No.94 22/04/23 15:22
匿名さん0 

>> 76 【2022シーズン枠外ドラマ】 「卒業タイムリミット」第2週(8話)まで終了。 今週は月に一度生徒に提出させる“告白カード”なる… 【2022シーズン枠外ドラマ】

「卒業タイムリミット」第3週(12話)まで終了。

今週の前半迄はほぼほぼ時間稼ぎで話が進まず、もういいかなと思ったら後半でやっと新たな展開が。

黒川が御礼の手紙を送りたいからと言って、教頭から聞き出した伊藤の住所は水口のマンションの隣の部屋。二人は短い期間だが交際していたらしい。
あの鍵は伊藤の部屋の鍵だったのかとピンと来た黒川は305に侵入。しかし水口の姿は無く、隠してあった大金を見付ける黒川。
金を持って出て行く伊藤の後を追う黒川。

寺木(高橋侃)にはレナ(尾碕真花)という妻?とルナという娘(赤ちゃん)がおり、ここを出て行く為の金を稼ぐ為に、寺木は何か危ない橋を渡るみたいなのだが、そんな時に伊藤はレナの所に来て100万円を渡すが、そこに寺木が現れ「何してんだレナ!」
そこに黒川が追い付き、他の3人もやって来る。

このレナって子はもしかしたら伊藤の教え子で、寺木が何かやりそうって相談をしていたのかも。あのお金は伊藤の貯金?だとしたら伊藤はとんでもなくいいヤツだし、黒川も本当は信じてるのでは?

高畑は水口が採点を操作したせいで、奨学生に選ばれなかった、だから許せないと思っている。
荻生田と水口の軋轢はまだ不明だが、水口はサッカー部の副顧問なので、二人の間に何かが有って恨んでいる可能性も。

脚本=阿部沙耶香 演出=中島由貴

  • << 115 【2022シーズン枠外ドラマ】 「卒業タイムリミット」第4週(16話)まで終了。 予想通りレナは伊藤の前任校の教え子で、あのお金は伊藤の善意。でもレナは受け取らなかった。そして置き手紙を残しルナを連れて出て行ってしまった。「ソウタを信じられなかった。ソウタが黒川くんだったら良かった」←これはダメだよ、寺木が自暴自棄になっちゃう。 小松は宇部を水口に取られたから、高畑は水口のせいで奨学生になれなかったから(なれたのは何と黒川だった)、荻生田は先輩に足を骨折させられて試合に出られなかったのに、野上と水口がその暴行を隠蔽したから、という理由でそれぞれが水口を恨んでいたのが分かる。黒川と水口の関係性はまだ不明だが、この3人の理由って本当は思い込みなだけなのでは? 伊藤の説得でやっと校長も警察に監禁の事を話し捜査が始まると、あの日、水口の車を走らせていたのは野上だと分かる←何の為?誰かの命令で? そして最新の監禁映像に何かが映っているらしく、黒川が犯人に気付いた所で次週へ。 黒川が不良になったのは、父親が生まれたばかりの自分を抱いて車に飛び込んだ、つまり自分を殺そうとした事を知ってしまったからだと分かる。そしてそこから助け出してくれたのが伊藤。 父親の自殺と血液型の事は関係有りかな。あと理事長と母親の関係とは? 脚本=阿部沙耶香、木乃江祐希 演出=中島由貴

No.93 22/04/22 19:21
匿名さん0 

>> 92 (続き)
べらんめえ口調で佐都を罵り、サウナに閉じ込めてしまう。ここの松本若菜の振り切った演技には笑ってしまった。これまではクールだったり影の有る役が多かったから、こんな演技が観られて新鮮だったし何か嬉しかった。ずっとブレイクしないかなあって気になっていた人なので。

この後、何故かサウナの中にデカいハンマーが有って、佐都がそれを振り回してドアをぶち壊し「庶民なめんなよ!」と仁王立ちしたのにも大笑い。か細い女優さんだと嘘臭くなるけど、体育大学出で意志の強そうな土屋太鳳だと、本当にぶち壊しそうだからリアリティーも有って良かったわ、このシーン。

大枠の設定が普通じゃないんだから、台詞や演出は工夫して、テンポ良くカラッとしたバカバカしさで笑わせて欲しいんだよなあ。

松下洸平の健太は、人の好さが勝っちゃって“出来る男”には見えないんだけど、土屋太鳳の佐都は、深山家の人々に変におもねたりしない、正義感と意志の強さが自然に出ていて適役だなと思った。

最後に面白くなって終わったので、もう少し様子見をしてみる。

脚本=神森万里江 演出=田中亮

  • << 114 【2022春ドラマ】 「やんごとなき一族」2話まで終了。 前回の感想で『大枠の設定が普通じゃないんだから、台詞や演出は工夫して、テンポ良くカラッとしたバカバカしさで笑わせて欲しいんだよなあ。』と残念ポイントを書いたのだが、やはりその部分がこのドラマの難点で、松本若菜が振り切って美保子を演じて見せても、ベースとなる全体の雰囲気が梅雨時みたいにじめっとしているから、美保子だけが浮いてしまって笑えないんだよなあ。 で、初回はもつ煮を地べたにばら蒔き、今回はスープを床にジョボジョボと、街中でスムージーを佐都の頭からジョボジョボする演出が、本当に趣味が悪くて笑えないし気持ち悪くて私はダメ。 なので、木村多江さんの反撃とか観たい部分も有るのだけど、そもそもの作り方が私には合わないので、今回で視聴離脱する事にした。 脚本=神森万里江 演出=田中亮

No.92 22/04/22 18:58
匿名さん0 

【2022春ドラマ】

「やんごとなき一族」(CX)脚本=神森万里江 他 出演=土屋太鳳、松下洸平、尾上松也、松本若菜、渡邊圭祐、松本妃代、馬場ふみか、佐々木希、石野真子、倍賞美津子、木村多江、石橋凌 他

こやまゆかりの漫画原作。《木曜劇場・54分枠》(全話数不明)初回15分拡大

佐都(土屋)と健太(松下)の恋愛期間(2年間)は全部端折ってるので、一部は想像なんだけど、“やんごとなき深山家の次男”である健太は、金だけで繋がっている様な家族に愛想を尽かし、家を出て深山とは(多分)関係の無い会社勤めをしていたが、長男は跡取りの器では無いので、何とか次男に跡を取らせたい、実家に呼び戻したいと思っていた父・圭一(石橋)は、結婚したいと言って来た健太と相手を呼び寄せ、庶民の嫁は要らないと酷い目に合わせ(ここのもつ煮を道路にばら蒔き、佐都がかき集める演出は気持ち悪くて笑えなかった)、別れさせようとしたが、それなら縁を切ると健太が猛反発、入籍してしまったので仕方なく結婚を認めて健太は深山家の会社の専務となり、新婚生活を始めるのだが、実は父には深謀が有って…という展開。

深山家の家族と周辺の異常さを描くのはいいけど、テンポが悪く軽妙な遊びも無いので全然笑えず、これはキツいなあと思っていたら、まさかの排除される側になってしまった長男の嫁・美保子(松本)が急に豹変、
(続く)

No.91 22/04/22 17:16
匿名さん0 

>> 73 【2022春ドラマ】 「未来への10カウント」(EX)脚本=福田靖 出演=木村拓哉、満島ひかり、安田顕、髙橋海人、山田杏奈、(村上虹郎… 【2022春ドラマ】

「未来への10カウント」2話まで終了。

伊庭が脇腹を押さえていたのを見た間地が上にチクり、教頭の猫林が部員に探りを入れるが、喋ってしまいそうな友部も口を割らなかったというのは胸熱だった。結局見学していた一年生からバレてしまったのだが。

怪我をさせた事を桐沢に認めさせたい校長、何とかごまかしたい折原、駆け引きなんかしたくないから直ぐに認める桐沢、尚も遮ってごまかそうとする折原、必死な折原とテンションの低い桐原のやり取りが、真面目なんだけどコメディーになっていて面白かった。

今はまだ、人生になげやりな状態から少しだけ足を踏み出したばかりの桐沢なので、暗いし笑わないし喋りもボソボソだから、そんな桐沢の側に居て明るく振る舞い、熱い生徒達の為にボクシング部を存続させようと、誰よりも頑張っている折原の存在がこのドラマを面白くしている。

桐沢は焼き鳥屋をやっていたがコロナで閉店した設定。でもその前は、大卒から8年間、高校の教師で公民を教えていたという、ちょっとご都合主義の設定が有り、教頭が仕掛けて来た管理運営規定違反の壁も無事に突破、ボクシング部の存続は取り敢えず決まった。

ここからは生徒のボクシングを続けたい事情、本腰を入れ始める桐沢等が描かれて行くのかな。
淡々と進むけど、分かり易くて観ていて疲れないのも有難い。

脚本=福田靖 演出=河合勇人

  • << 112 【2022春ドラマ】 「未来への10カウント」3話まで終了。 冒頭、桐沢の「ゴートゥーピザです」の声のトーンが今迄より一段高くなり、これ迄はおざなりだった「ありがとうございました」も、若干気持ちがこもっている様に聞こえて、彼が今、前向きに生き始めたのを感じさせてくれた。 今回はボクシングに対して常に前のめりでピリピリしている、水野(山田杏奈)の事情が描かれた。 母親の元再婚相手の今宮(袴田吉彦)がしつこく復縁を迫り暴力を振るうので、“母を守る為のボクシング”を覚えたかったのだが、もちろん学校のクラブでそんな事は教えられない。 水野が甲斐のジムに飛び込みで行った事を知った桐沢は、事情は話さずにスパークリングの相手をしてやって欲しいと頼み、甲斐は水野の要望を聞きボディーブローのやり方を叩き込む。 心配する折原に桐沢は「水野自身が倒せる武器を持っていると思う事が抑止力になる」と話し、なる程なと納得。 この後の展開、水野の家に押し掛けて来た今宮を待ち受けていた桐沢がボクシング部の部屋に連れ出し、“不幸自慢をし合って水野に判定をさせ、負けた方が水野のパンチを食らうのを繰り返し、ギブアップした者は勝った者の要求を聞き入れる”というのは、道義的にどうなのかとか、今宮みたいな男は後から学校にクレームを入れるよなあとか、無理筋な設定だなとは思うのだが、ただ不幸自慢の流れで自然に (続く)

No.90 22/04/21 17:59
匿名さん0 

>> 70 【2022春ドラマ】 「明日、私は誰かのカノジョ」(MMJ・MBS・製作委員会)脚本=三浦希紗 他 出演=吉川愛、横田真悠、齊藤なぎさ… 【2022春ドラマ】

「明日、私は誰かのカノジョ」2話まで終了。

前回の感想で、次回のリナ(横田真悠)は『共感出来そうに無いキャラなので少し心配』と書いたのだが、体の関係も含めたパパ活をして洋服やバッグ等に散財し、気分が落ちているとナンパして来た大学生二人にも簡単に着いて行き3Pと、およそ共感は出来ないキャラなのだが、「友達は雪(吉川愛)しかいない」と言う彼女の不安定な感じや孤独感、何かに対する焦燥感みたいなものは伝わって来る描き方をしているので、何でこうなったのか、どういう家庭環境で育ったのか等知りたいと思う位には、今回もドラマに入り込んで観ていた。

リナの願いでパパ活相手の飯田(神尾佑)と引き合わされた雪。早速、リナの誕生日プレゼントの相談名目で雪のtalkのアドレスを欲しがり、直ぐに連絡をして来る飯田。明らかに狙っているし、リナが知ったら二重に傷付きそうで怖い。

ラストにはサークル?のグループtalkに雪のプロフィール写真が貼られ、“はっけーん!”“やばい、これはクロだわ”などとtalkの会話が沸いていて、仲間から教えられたリナもショックを受ける。

誰がどこであの画像を手に入れたのか?単純に地味で真面目な雪の裏の顔発見だから、面白がっているだけなのか、それとも?

脚本=川原杏奈 演出=酒井麻衣
※脚本家は交代しても、ドラマの世界観はしっかりと保たれている。

  • << 110 【2022春ドラマ】 「明日、私は誰かのカノジョ」3話まで終了。 単刀直入にリナは1回4万だから1枚上乗せするけどどうかなとパパ活に誘う飯田に、「狡いですね、私がリナに告げ口出来ないと分かっていて」と強い口調で言って、きっぱりと断る雪。 飯田の口調で雪と一緒に誕プレを買いに行った事を察したリナ。「これが最後だから」と手切れ金も渡され、その怒りを「リナと同じ事をしていたくせに」と雪にぶつけるが、言い訳もせず黙ってしまう雪に更に腹を立ててしまうリナ。 そんなリナの愚痴を聞き、リナの思い込みを正し的確なアドバイスをしたのは何とあの雄大。あの子は女と見れば手当たり次第みたいな男だったのに、考え方は意外にまともなんでびっくり。 誤解を解きたい雪は素っぴんでリナに会い、顔の傷痕を見せて「リナに嘘を付きたくなくて、あのね…」みなまで言わせずに雪を抱き締めて「可哀想、こんな傷痕を隠していたなんて。ごめんね、辛かったよね、これからは何でもリナに話してね」 リナの背中に回していた手をゆっくりと下ろす雪。ああ、すれ違ってしまった…。 雪は本当に不器用な子。だからフレンドリーで最初に話し掛けてくれたリナには、特別な思いが有ったのよね。でもいきなり傷痕を見せるって、リナの反応は責められないよ、本当に悪気は無いんだから。 脚本=三浦希紗 演出=酒井麻衣

No.89 22/04/21 00:15
匿名さん0 

【2022春ドラマ】/短文雑感

「吉祥寺ルーザーズ」2話まで終了。
 探り合いは続いているけど、攻撃的な嫌な感じの会話は無くなったので、観やすくなって来た。
 ※田中みな実というだけで、未だに素人扱いをして下に見る投稿をする人を見掛けるけど、あれだけの量の台詞をあのスピードで、感情を込めて演技をしながら、一言一句聞き取れる滑舌の良さで喋れる名前の有る女優が、他にどれ位居るのか聞いてみたいわ。
脚本=池田テツヒロ 演出=佐藤祐市

「汝の名」3話まで終了。
 本物の陶子の薬物中毒死の記事は、やはり麻生科子の名前で書かれていた。
 陶子が誰かと恋に落ちた事を敏感に察知し、陶子に捨てられると被害妄想が膨らみ闇落ちが始まる久恵。でも実際に妄想ではなくて、亮介と居る所を久恵が遠くから見ているのに気付いた陶子は、「もう要らないかな」と呟いていた。調子に乗ってると久恵の逆襲が有りそうだなあ。
脚本=丸山智 演出=河原瑶

「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」2話まで終了。
 夏目課長(石田ひかり)のデフォルメされた人物像はそんなに気にならなかったけど、あの麻理鈴に対する子供っぽい嫌がらせだけはどうかと思うわ。
 相手が誰だろうと物怖じせず酒が異常に強い麻理鈴は、出世道では案外無敵なのかも(笑)
 あと、やっぱり向井理はカッコいい!
脚本=後藤法子 演出=南雲聖一

  • << 109 【2022春ドラマ】/短文雑感 「汝の名」4話まで終了。  仕事でターゲットにした伊庭に自宅前で襲われた陶子。オーナーの河島の配慮で偽名迄使っているのに、後をつけられて自宅バレしていたなんて、頭隠して尻隠さずみたいなものだな。あんな一軒家に住む事自体が防犯上間違いの元。  亮介に本気になって、本名の三上里矢子として付き合いたいと口にする陶子に、「捨てられる!」と闇落ちする久恵。  松谷の口座から金を抜いている事を疑われているかもと思い込んだら、こっちもどんどん闇落ちして、松谷のお茶にクスリを入れて飲ませた久恵。病んで行く感じが凄くて北乃きいさん本領発揮って感じ。 脚本=丸山智 演出=河原瑶 「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」3話まで終了。  初回は素直でめげないのが取り柄の麻理鈴を、腹に一物有りそうな峰岸が影で操って出世させようとする構図が面白そうと思ったのだけど、今のところ部署をクルクル異動させて引っ掻き回させているだけで、峰岸は専務に意見出来る位の大物感は出しているけど、麻理鈴の事は泳がせているだけだから、何かもうそのパターンに飽きて来た。  今回一番気になったのは“おまけ”のアクセント。何で“お化け”と同じ中高型なんだろうって。お酒と同じ平板型じゃないの?って。 脚本=松島瑠璃子 演出=内田秀美
  • << 259 【2022春ドラマ】 「吉祥寺ルーザーズ」全12話終了。 前回、どうやらこのシェアハウスのオーナーは池上らしいと分かり、旅行から帰って来た池上を皆で問い詰めたら…。 この建物は池上の最初の結婚で生まれた娘の物で、投資で儲けて別の家を買ったので、住むなら家賃15万円で貸すと言われ、娘婿(初回に出ていた皆川猿時)の入れ知恵でシェアハウスとして又貸しする事にし、結婚を6回もしたダメ人間の自分を許す為に、ルーザーだけを募集したという様な話だった。 で、結論としてルーザーの仲間になれて、池上は初めて自分を許せた、皆と出会えて幸せだったという事だった。 オチは株が暴落して娘が新しい家を手放しここへ戻るので、「もうここには住めません」ルーザー解散!だった。 いつの間にか翠と幡多がくっついていたのには笑ってしまったが。 うーん、途中面白い回も有ったけど、49分枠×12回もやる程の内容では無かったな。 あと初回の感想にも書いたけど、初回がうるさ過ぎて結果的に掴みはOKにならなかったのは大きな失敗だったと思うな。 田中みな実の演じた桜が、一番変化して人間的にも成長したので、観続けるモチベーションにはなった。 ※次作は観る気がしないし、いい加減秋元枠はやめて欲しいのだが。 脚本=池田テツヒロ 演出=佐藤祐市

No.88 22/04/20 22:01
匿名さん0 

>> 68 【2022春ドラマ】 「正直不動産」2話まで終了。(新ドラマが目白押しなので簡単投稿で) 勝手に“根はいい人なのね”なんて思って… 【2022春ドラマ】

「正直不動産」3話まで終了。

カスタマーファーストを貫く月下の背景が明かされた今回。まず一橋大学を出ているという事にびっくり。それなのに基本給10万円、成果主義の不動産業を選んだの?
両親が外資系で共働き、悪徳不動産屋に騙されて無理なローンを組んで豪邸を建てたはいいが、リーマンショックで収入がガタ減り、ローンが払えなくなり両親は離婚、月下は母親とアパート暮らしに。その時に仲介してくれた営業の女性が、風呂無しの古いアパートだけど、窓からは目の前に満開の桜が見えると説明。その桜に癒された月下は家は箱でしかない、大事なのは住む人の心が満たされる事だと知り、その女性に感謝し、自分もカスタマーファーストを貫く事にした。

先輩社員達が恐れる、登坂社長とも親しい得意先の貸し主のマダム(大地真央)と言えども、考え方が間違っていればデータを示して物申す、自分を信頼してくれる顧客の為になる事なら出し惜しみはしない、この誠実さがいつか実を結び、成績上位に躍り出て欲しいね。

永瀬は正直じゃ無かった時代に、リスクを隠してペアローンを組ませた新婚夫婦が離婚する事になり、ローンの組み替えが出来ないなら直ぐにマンションを売ってくれとねじ込まれて四苦八苦。自分の尻拭いだから仕方ないわな。

脚本=根本ノンジ 演出=金澤友也

  • << 107 【2022春ドラマ】 「正直不動産」4話まで終了。 不動産業界で言う所謂事故物件とは、ただ病死したとか、例えば転んで頭を打ってそのまま死んだとかでは事故物件とはならず、発見が遅れて遺体が放置された状態が続いた場合に事故物件となるらしい。 風吹ジュンの演じた松井さんは70を過ぎていて、亡くなったご主人の霊が一度だけ枕元に立った経験を経て、もう一度霊に会いたくて事故物件への引っ越しを希望するのだが、単身の高齢者は断られる事が殆どで、事故物件と言えども例外ではない。 そこで永瀬の取った方法は、エレベーターの不調から事故物件では無いのに噂が独り歩きして困っている賃貸マンションのオーナーに、高齢者を断るのではなく、高齢者の異変を直ぐに察知出来る機器を部屋に取り付け、これから需要が益々増える高齢者専用のマンションにしてしまえば?という提案。それも一つの手よね。 事故物件は結果的に嘘になってしまったけど、松井はエレベーターの不調を霊のせいだと信じて有り難がっていたから、そういう嘘なら永瀬に戒めの風は吹かないのかしらね。 今回から本格的にミネルヴァ不動産(倉科カナ演ずる花澤他)が絡んで来たけど、これがかなり汚い手を使う不動産屋で、正直商売しか出来なくなった永瀬は、どう対処して行くのか見ものだな。 脚本=根本ノンジ 演出=金澤友也

No.87 22/04/20 19:28
匿名さん0 

>> 86 (続き)
母の三回忌を終え、やっと洋服等の遺品を整理する気になった父。ある洋服のポケットに手を入れた杏花は辞書を取り出し、そこに挟まれた父宛の封筒を見付ける。そこには既に署名をした離婚届が入っていて、一人にして欲しいと言われた杏花は家を出て、思い浮かんだ晴太に会えないかとLINE。仕事が早く終わり学童に息子を迎えに行っていた晴太は、仕事の呼び出しと勘違いした指導員・颯(磯村)の好意を受けて息子を預け直し、杏花の元に向かう。
晴太は「友達だから」って強調していたけど、帰る気になっていた息子にストップを掛けて迄杏花を優先するなんて、人として優しいを越えて既に杏花は“友達以上”になっているのでは?

あの封筒には手紙も入っていて、“私のプロポーズを受けてくれて幸せな結婚生活だった。死んだ後迄私の夫でいなくていい。今度は自分からプロポーズした相手と幸せに”という意味の事が書いてあり、その為の離婚届だった。
母は望んで父と結婚をして、通訳の仕事を辞めて家庭に入った事を初めて知った杏花。これで少しは結婚観が変わったりするのかな。

父は“妻の心残り”だった娘を結婚させるべく、自分と二人で婚活パーティーに参加する様に強引に話を進めてしまう。

その会場で主催者側の晴太、参加者の颯と杏花が勢揃いって…やや強引なんだけど。
普通の恋ばなとは一線を画して欲しいな。

演出=土井裕泰

  • << 108 【2022春ドラマ】 「持続可能な恋ですか?」2話まで終了。 レギュラーの登場人物の動きとしては殆ど進展していなくて、メインの杏花と晴太の心情としては、ストレートに再会の喜びを伝えて来る颯の存在が刺激となって、晴太は杏花の事が気になるけど“友達になりませんか?”と言った手前、そこから踏み出す事は出来ず、杏花は娘の結婚を心配する父とのやり取りの中で、思わず「好きな人は居るの!」と口走った事で、明らかに晴太の事を“友達”の枠では収まらない位に意識し始めた感じは有ったのだけど、晴太が女性(恐らく別れた妻と思われる)と待ち合わせをして、親しげに歩いているのを目撃して思わず隠れてしまったのを見ると、これはいよいよかなって感じだな。 このゆったりした流れ、基本嫌なヤツは登場しない人間関係、これをダラダラしてるとか嘘臭いとか感じる人には、このドラマは合わないのだろうね、多分。 次回は颯が何故か沢田父娘の家に同居するとかで、これは晴太も心穏やかでは居られない? 脚本=吉澤智子 演出=土井裕泰

No.86 22/04/20 18:52
匿名さん0 

【2022春ドラマ】

「持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜」(TBS)脚本=吉澤智子 出演=上野樹里、田中圭、磯村勇斗、ゆりやんレトリィバァ、武田玲奈、柚希礼音、八木亜希子、井川遥、松重豊 他

オリジナル作品《火曜ドラマ・57分枠》(全話数不明)初回15分拡大

主人公がヨガのインストラクターだからという訳では無いだろうが、ヨガの動きの様にゆっくりと穏やかに話が進む。
劇的な変化や激しい感情の起伏とは無縁の様に見えるし、今のところ分かりやすいフックも見当たらないので、もしかしたら観る人を選ぶドラマになるのかな。
設定は全く違うけど、独特の優しい時間が流れて行くという意味では、同じ脚本家のドラマ、深田恭子主演で横浜流星がピンク頭でブレイクした「はじ恋」にタッチは似ているかも。

初回は杏花(上野)と林太郎(松重)の人と成り、父娘の関係性に重点を置いてじっくり描いていて、亡くなった母と父の結婚を、母側から見たら失敗だったのではと思い込み、結婚には夢も希望も持っていないが恋はしたい杏花が、起業セミナーで出会った晴太(田中)に好意を持ち、積極的にアプローチをして「私と結婚を前提にせず、お付き合いして貰えませんか?」と告白をして晴太を驚かせ、シングルファザーで恋愛も考えていない晴太からの提案で二人は友達になる事に。
(続く)

No.85 22/04/19 19:20
匿名さん0 

【2022春ドラマ】

「恋なんて、本気でやってどうするの?」(カンテレ)脚本=浅野妙子 出演=広瀬アリス、松村北斗、西野七瀬、飯豊まりえ、岡山天音、小野花梨、戸塚純貴、味方良介、古川雄大、香椎由宇、藤木直人 他

オリジナル作品《月10・54分枠》(全話数不明)初回15分拡大

何と言ったらいいのか、登場人物全員が地に足が着いていない、フワフワしてる、現実味が無い、今を生きている感じが伝わって来ない、感覚が古臭い、観ていて何も心に引っ掛かって来ない、そんな感じ。

広瀬アリス、松村北斗、岡山天音、初回は出なかったけど戸塚純貴と、観たい役者は揃っているのに、こんな脚本じゃねえ。
広瀬アリスがどんなに上手く泣いたって、役の純の設定が上っ面だけだから悲しみが伝わって来ないし、松村北斗に至っては役の柊磨の設定が意味不明で何か可哀想になって来た。

うーん、突っ込みドラマにもなっていないし、役者さんを観たいって理由だけで観続けるのもしんどそうだから、初回だけで視聴離脱するわ。

演出=宮脇亮

No.84 22/04/19 18:53
匿名さん0 

>> 66 【2022春ドラマ】 「元彼の遺言状」(CX)脚本=杉浦憲明 他 出演=綾瀬はるか、大泉洋、関水渚、森カンナ、笛木優子、要潤、野間口徹… 【2022春ドラマ】

「元彼の遺言状」2話まで終了。

何とドラマのタイトルになっている「元彼の栄治の件」は今回で完結してしまった。
犯人は“お金、会社”が第一の森川家の人間ではなく、栄治の愛犬バッカスの主治医で、別荘の敷地内に息子と住んでいる堂上(野間口徹)で、動機は栄治に元妻を寝取られ、息子は栄治の子だったという事実を知り憎かったから。そして弁護士の村山はその事を知っていたから、そこからこの事実が漏れるのを防ぎ、自分の面子を保つ為に殺したと。(←そんなの分かるか!)

2話で終わらせるなら尚の事、始めからもっと登場人物を絞って、話も要点を整理して分かりやすく作って欲しかった。

結局、栄治は何であんな遺言書を残したのか、堂上に殺される事を予期していたのか、その上で遺産を渡したかったのか、肝心な点は何一つ分からなかった。
分かったのは息子の亮が栄治の遺産を相続するって事だけ。

で、篠田は剣持が引き取り、雑用係兼料理人として事務所で雇うらしい。
そして次回からは新しい案件の話になる。
2話迄の登場人物で引き続き出るのは、上の二人と紗英(関水渚=綾瀬はるかのホリプロバーター)と津々井弁護士(浅野和之)だけみたいだ。(←やっと掲載されたHPの相関図から判断)

スタートでミソが付いちゃったけど大丈夫なのかね、このドラマ。

脚本=杉浦憲明 演出=澤田鎌作

  • << 104 【2022春ドラマ】 「元彼の遺言状」3話まで終了。 成る程、村山弁護士の事務所を引き継ぐという事は、彼を頼りにしていた一般人の案件も引き継ぐという事で、渋々足を運んで調査をして、転んでも只では起きない剣持は企業案件の臭いを嗅ぎ付け、一般人の案件も解決しながら本命の企業案件もゲットする…筈だったのに、いつの間にか津々井が横からかっさらって行き…、これが繰り返されて企業の顧問には中々なれないって展開になるのかなあ。 紗英は一度見た物は忘れない能力持ち(どこかの准教授と同じだ!)らしく、今回は真犯人を暴く端緒を担った訳だけど、次からもそういう役割で参加するのかな。 篠田はミステリー好きだから、尤もらしい推理はするけど結局は外れる、でもそれで視聴者を楽しませるみたいな役回り? 肝心の主人公・剣持の高飛車な性格とか辛辣な言葉を吐く所とかがあまり好きになれず、それをカバーして魅力的に見せる工夫とか設定も今のところは無いので、入り込んで楽しめるラインに迄は行きそうにないんだよなあ。 でも詰め込み過ぎで破綻した1、2話に比べれば、かなりすっきりして観やすくはなっているので、離脱はしないで済みそうかな。 脚本=小谷暢亮 演出=澤田鎌作

No.83 22/04/17 23:09
匿名さん0 

>> 65 (続き) からの警察を排除する決断とそのアイディア(ライブ配信で娘の誘拐を公表し、犯人にも呼び掛ける)、そして妻に「二人で友果(娘)を助け… 【2022春ドラマ】

「マイファミリー」2話まで終了。(2話は15分拡大)

放送済みの春ドラマの中では、今のところやっぱりこれが一番面白い。
未知留が誰かと組んで犯人という事は無さそうだけど、会社の危機を救う為にハルカナの株価吊り上げを狙った狂言の可能性も有るなんて言われると、そっちもかとか思えるし、葛城が関連を気にしている過去の誘拐事件と東堂の関係も気になるし。

警察を徹底的に排除して、犯人と被害家族が直接取引をするという設定が斬新で、中々引き下がらない警察を諦めさせる為に、鳴沢夫妻と東堂、三輪が結託して警察を騙して手を引かせた展開も面白かったし、それでもなお諦めずに、今度は未知留の父親と温人の母親に機器を渡して協力を頼む葛城のしぶとさが、より話を面白くしてくれている。

脚本に無駄が無くて、本当に良く練られていると思う。だから時間を拡大していてもあっという間に終わってしまう印象。それだけ入り込んで観ていたのだと思う。

犯人は前回は温人に対して娘に無関心だった事を指摘したり、今回は友果の声を聞かせてと頼む温人に、一度は「質問や要望は受け付けません」と拒否したのに、「妻が限界なんだ」と説き伏せられると折れて友果と話をさせたりと、何か只の営利誘拐では無い様な雰囲気も有るんだよなあ。

脚本=黒岩勉 演出=平野俊一

  • << 103 【2022春ドラマ】 「マイファミリー」3話まで終了。 今回もノンストップで動いて行く警察(葛城)と温人達の駆け引き、温人と犯人の取引という話の流れが面白くて、集中して観ていたからあっという間に終わってしまった。 鳴沢夫妻の親達が、孫を思って良かれと信じて葛城の要望を受け入れ、盗聴通信機器を装着して帰宅した事、警察のやり方に詳しい東堂と、頭のいい三輪と温人が居て予想してない訳がないと思いながら観ていたのだが、普通に警察を出し抜く計画を両親に説明し、翌日、話した通りに行動し始めたので、えっ、何で?と思い始め、香菜子と阿久津の思わせ振りなやり取りも有り、半信半疑になりかけた状態で警察が突入、友果が見つからないまま犯人から取引終了を告げられた時は、未知留の迫真の演技も有り、ああ警察やっちまったな位の気持ちにはなっていたのだけど…。 温人が犯人とのチャットに使用していた自社ゲームの機能を使い、阿久津の携帯会社にも協力して貰い、独自に犯人の居場所を突き止めて直接交渉で友果を取り戻した展開(その発想)は見事だった。 葛城の言葉「ホシを野放しにした事を、貴方は必ず後悔する」、これは今回の犯人は、以前に葛城が失敗をした誘拐事件の犯人だから、また事件を起こすぞという意味なのかね。 約1年後の次回も超楽しみ。 脚本=黒岩勉 演出=平野俊一

No.82 22/04/17 19:19
匿名さん0 

>> 63 【2022春ドラマ】 「クロステイル-探偵教室-」(東海テレビ・テレパック)脚本=八津弘幸 他 出演=鈴鹿央士、堀田真由、草川拓弥… 【2022春ドラマ】

「クロステイル-探偵教室-」2話まで終了。

今回は「盗聴盗撮調査」の実践授業で、講師の皆川瑠依(冨樫真)がエキセントリックで、直ぐ「クビよ!」って脅すけど実は熱意の有るいい先生だった。

幼馴染みの麻里乃から、有名マジシャンSHOGOにマジックのネタを盗まれたから盗撮をされている、調べて欲しいと頼まれた朋香は、学校の器材を無断で持ち出したのが皆川にバレて「一発退場ね」
皆川はこれ迄に自分が受けた盗聴盗撮器調査依頼はおよそ千件、その内実際に見付けたのは僅か2個、殆どは依頼者の思い込みなのだと言う。全員で麻里乃を納得させられれば朋香はクビにしないと言われ、匡達は作戦を立てて麻里乃をSHOGOの部屋に連れて行く。

匡が随分分かりやすい場所に盗撮カメラを置いたのであれ?って思ったら、あの部屋はダミーで、麻里乃に不法侵入をすれば警察に通報されるリスクも有る、SHOGOがそんなリスクを犯すか?と、実際に怖い思いをさせて分からせるのが狙いだった。
朋香は無事にクビを回避。

匡って勉強もしていたけど、判断力や想像力に長けていて探偵に向いていそう。そして早くからそれを見抜いていたのかもしれない父親。でも息子を探偵にさせたいだけなら、こんな回りくどい事はしないよね、多分。

※カップ麺にフカヒレを入れる“ずれてる母親”がツボッた(笑)

脚本=八津弘幸 演出=六車俊治

  • << 102 【2022春ドラマ】 「クロステイル-探偵教室-」3話まで終了。 今回は正田正一(森岡豊)が講師で信用調査の講義と実践。 聞き込みは身バレを防ぎながら情報収集しなければならない。与えられた課題の調査は早々にクリアした匡達だが、都賀が調査対象者とは関係の無い人物(一木)を調べた為にクレームが入る。 都賀は高校時代、一木のグループにイジメられていたのに、自分が恐喝した事にされて、不処分になる迄停学したら少年院に入っていた事になり、その噂はどこ迄も消えずに自分に付いて来て、職場も退職に追い込まれた。だから探偵になって一木を調べて復讐をしたかった。 これで都賀は退学処分。でも匡は眠れなくなるからという理由で撤回を代表に直談判。二日間での都賀の信用調査を命じられ、仲間にも頼んでやり遂げて、撤回を勝ち取る。 信用調査をする探偵には先入観は禁物だが、集めたデータを見る依頼者には先入観が有る。そりゃそうだよなあ。 謝罪の嫌いな代表にクレームで謝罪させた一木には、代表が一木の部下に内部告発をさせて恐喝で逮捕させるという、怖~いオチが待っていた(笑) あと匡の母の、パート先での豹変ぶりにも大爆笑。バリバリ仕事が出来て、外国語がペラペラでヘビメタにも詳しいって(笑) 「お母さんの全部を知っているのはお父さん位よ」その父はいい部屋で小説を書いてる? 脚本=吉田真侑子 演出=舞原賢三

No.81 22/04/17 14:09
匿名さん0 

【2022春ドラマ】

「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」(EX・JS)脚本=田辺茂範 出演=山田涼介、芳根京子、大橋和也、迫田孝也、鞘師里保、室井滋、西田尚美、古田新太 他

オリジナル作品。《オシドラサタデー・30分枠》(全話数不明)

30分できっちり作られていて佳作の予感が…。

造り酒屋の跡取り長男、小さい頃から可愛いとちやほやされ、可愛さを自認していた中1の時に「丸谷くんって顔だけだから」と振られてからは本気を出したが成績は上がらず、この顔を最大限に利用しようと腹を括ってからは人生が好転し今に至る、ビールメーカー営業一課の丸谷康介(山田)29歳の周辺に、変なおっさん(古田)が出没し出すと共に、丸谷の仕事や恋人(鞘師)との関係に陰りが見え始める。

たまらずおっさんを捕まえると、「俺は30年後のお前なんだ。昔は可愛かったと言っても誰も信じないから、皆(おば様達)を連れて未来からやって来たんだ」と。ひぇー、いくらなんでも山田くんの顔が古田さんにはならんだろう!という不条理を楽しむのか、それとも設定その物に秘密が有るのかどっちなんだろう。

異動して来て丸谷の部下になる、無愛想だけど仕事は出来そう(特にデータ管理)な真田和泉(芳根)と、いずれは恋に落ちるのだろうが、まずは丸谷が可愛いの限界からどう舵を切るのか、そこをきちんと描いて欲しいな。

演出=新城毅彦

  • << 101 【2022春ドラマ】 「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」2話まで終了。 おっさんが未来の自分だなんて、俄には信じられない話なんだけど、丸谷はおっさんと揉み合った時に、その左肩に自分と同じハート型の火傷の痕が有るのを発見していた。それでも今の俺からあんな風に?という疑問は有ったとは思うのだが、その一縷の望みを打ち砕いたのが新しい担当先の「せいかつドラッグ」の社長(きたろう)の「俺だって若い頃は可愛かったんだ」の言葉と、証拠として出して来たアルバムで、確かに若い時は超イケメン(どこかのモデルの写真?)、なのに仕事が忙しくなった30歳の写真(きたろう本人の昔の写真)から一気に衰え始めて今に至ったと知り、じゃあやっぱりあのおっさんは…となってしまった丸谷(笑) 丸谷は自分は顔だけみたいに言ってるけど、営業のペアを組んだ後輩の“ロボット女子”真田に対してはとことん優しいし、気遣いは完璧だし、初対面の営業先社長の懐に入り込むのも上手いし、これはやっぱり営業職としてはかなりの武器になる筈なんだよね。こういうのは持って生まれた性格というのも有るから、適性は十分なのよ。で、何が足りないかと言えばデータに裏打ちされた説明と説得力。 丸谷の苦手は真田の得意、二人はプラグとコンセント。早く気付いて巻き返すのが楽しみだな。 脚本=田辺茂範 演出=新城毅彦

No.80 22/04/17 13:31
匿名さん0 

【2022春ドラマ】/短文雑感

「しろめし修行僧」2話まで終了。
 今回の父こしあんの呪詛は“口の中が歯磨き粉味”(笑)
たくあんは大田原牛ステーキが食べられないと嘆いていたけど、カットして飯の上に乗せて貰えばステーキ丼になるのにね(←それを言っちゃあお仕舞いか)。大田原牛のしぐれ煮に自然薯なんて、贅沢の極みだなあ(飯テロもいいとこ)。
相変わらずドラマ部分が弱いなあ。
脚本=根本ノンジ 演出=及川拓郎

「先生のおとりよせ」2話まで終了。
 九堂編集長がお取り寄せを勝手に止めちゃうスパルタ&サドだったのは笑えたけど、今回はお取り寄せの蘊蓄を二人が披露し合う事がメインだったので、ドラマ部分の面白さが半減してしまった。脚本家が代わったのも影響した?
脚本=谷口純一郎 演出=守屋健太郎

「妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪-」2話まで終了。
 30分で1話完結だと思い込んでいたから、次回に続くでがっかり。もっと話を整理すれば…てか、最初から30分でと決めていれば書けるよね。見た目優先の社会に警鐘を鳴らす整形として、モニターの澪を目と鼻の無いのっぺらぼう(その代わり歯はキンキラキン)にしちゃうというのは面白かったけど。
※姉妹役の村岡希美と内田慈が、目の化粧を寄せただけで姉妹に見えるから不思議。プロのテクは凄いとそっちに感心(笑)
脚本=西荻弓絵 演出=山本大輔

  • << 97 【2022春ドラマ】/短文雑感 「しろめし修行僧」3話まで終了。  今回も直ぐに“これ、詐欺だろ”って分かる話で、安直パターンかって思いながら観ていたら、ぶりあんが表と裏で大活躍をして、たくあんの夢を壊さない様に嘘迄ついて解決してしまうのだが、その過程で“自分も捨て子で今の住職が引き取ってくれた”という衝撃の告白が有り、“寂しくてピーピー泣いている時に、ご飯を差し出しおかずを全部乗っけてくれた子がいた”そこから自分は変われたという話が出て、ああ、たくあんとはあんな小さい時からの仲だったのか、たくあんは変わらないなと胸が熱くなった。今回は良かったね。 脚本=根本ノンジ 演出=及川拓郎 「先生のおとりよせ」3話まで終了。 今回は短編小説の締切日を忘れていた榎村が、コラボ漫画のプロットと締切日が重なってしまい、ただでさえプロットのアイディアが浮かばないのに、両方なんてどうしようと、中田と二人で右往左往する話がメインで、お取り寄せは逸品のトマトジュースだけで、しかも思わぬ形でプロットアイディアにも貢献するという、ドラマとしては理想的な形で良かった。  二人のやり取りがホント笑える。 脚本=谷口純一郎 演出=本間利幸 「寂しい丘で狩りをする」  初回を観たけど、こういう理不尽なプロットは苦手なので、出演者はかなり魅力的だったけど視聴は断念するわ。 脚本=政池洋佑 演出=萩生田宏治

No.79 22/04/16 18:30
匿名さん0 

(続き)
ただ、インビジブルやクリミナルズという聞き慣れない言葉が飛び交い、一応台詞での説明は有ったのだが、具体像は想像出来なかったしよく分からなかった。

事件が起きて警察が調べるが、証拠が無くて事故として処理するしかない犯罪。それをコーディネートしているのがインビジブルで、実行するのがクリミナルズという解釈でいいのかな。そしてそのどちらも存在しているのかさえ明確ではない、言わば都市伝説的存在なのだとか。

その割には今回のクリミナルズの花火師の男は、特徴の有る服を着て現場付近を堂々と歩き、防犯カメラにバッチリ写っている上に、別の日も同じ服を着て犯行に及んでいて、あれじゃあ普通の捜査でも不審人物として浮上するんじゃないかなあと思ってしまった。

三年前の刑事刺殺事件の謎と、キリコが志村だけに手を貸す理由が縦軸となるのかな?

初回の様に刑事や犯罪者の“人間”を描くのではなく、事件そのものを前面に出して描いて行くなら、今後もぜひ縦軸以外は一話完結スタイルを貫いて欲しい。その方が分かり易くてスッキリするから。

謎めいているのはキリコだけで十分だわ。

演出=竹村謙太郎

  • << 96 【2022春ドラマ】 「インビジブル」2話まで終了。 やっぱり人間を描かず事件だけを前面に押し出すのって、脚本・演出・演者の三拍子が高いレベルで揃わないと、説得力が無くてつまらない物になってしまうんだね。 主演の高橋一生と相手役の柴咲コウと、執拗に高橋一生を押さえ付けようとする監察官役の桐谷健太の三人は、それぞれに役柄を消化した演技と雰囲気で合格点なんだけど、後のレギュラー陣は役柄を消化出来ていないまま台詞を言っているから、凄く下手に見えるし、唯一説得力を醸し出せる筈の酒向さんは、極端に出番も台詞も少ないし、クリミナルズの“調教師”役に至っては、入山法子と見せ掛けてその母親で弁護士の久本雅美って、やる気有るのかってキャスティングプロデューサーに言いたいわ。ストーリーを変えて入山法子が“調教師”の方がどれだけ良かったか。 警察のVIP専用の隠れ家施設で、セットは豪華なのにあの警備の薄さは殆どコントの世界。キリコの弟分のマー君を出入りさせるって事は、キリコ経由であの施設がクリミナルズに筒抜けになる可能性も有る訳だけど、志村とキリコを疑っている割にはザルにしている猿渡も意味不明。 高橋一生が演技もアクションも頑張って新境地を開いているのに、制作側が足を引っ張って突っ込みドラマと化しているから、評価が上がらずに可哀想だ。 脚本=いずみ吉紘 演出=竹村謙太郎

No.78 22/04/16 18:02
匿名さん0 

【2022春ドラマ】

「インビジブル」(TBSスパークル・TBS)脚本=いずみ吉紘 出演=高橋一生、柴咲コウ、有岡大貴、堀田茜、大野いと、板垣李光人、酒匂芳、原田泰造、桐谷健太 他

オリジナル作品《金曜ドラマ・54分枠》(全話数不明)初回15分拡大

三年前、自分の目の前で部下を刺殺され、その犯人を単独で捜していた事が上に知られて特命課に左遷され、それでも情報を取る為には暴力等違法捜査も辞さない一匹狼の志村(高橋)。
自分をインビジブルだと言い、名指しで志村になら爆破犯の情報を教えてもいいと言って、志村や警察を翻弄する謎の女・キリコ(柴咲)。
キリコに反発しながらも、キリコが出した3件の爆破事件の情報が真実味が有った事で、キリコと行動を共にしてみる志村。

初回は志村がこうなった事情と、爆破事件解決に向けた志村とキリコの駆け引きがメインで、その他では猿渡(桐谷)と志村の因縁と、捜一を率いる犬飼(原田)の事が少し描かれただけで、この4人以外のレギュラーはほぼほぼ“一山いくら”位の扱いだった。
まずは高橋一生の演技力と柴咲コウの謎めいた存在感をじっくり見せて、視聴者を惹き付けようという作戦なのかなと思った位、共演者の影は薄かったな。

一話完結部分のストーリーは、犯人の最後の一捻りも含めて上手く描けていたと思う。爆弾じゃなくて自分達が窓から外へ飛んで行くのも面白かった。
(続く)

No.77 22/04/16 17:19
匿名さん0 

>> 55 【2022春ドラマ】 「花嫁未満エスケープ」(TX・HORIX、製作委員会)脚本=桑村さや香 出演=岡崎紗絵、浅香航大、中川大輔、小林… 【2022春ドラマ】

「花嫁未満エスケープ」2話まで終了。

今回は“お子ちゃま尚紀”を際立たせる台詞が冴えていて、うん、うんと頷きながら観ていた(笑)
亜衣(松村沙友理)が尚紀の事を「成長を忘れたおたまじゃくしみたい」と例えたのには爆笑。
同僚との飲み会で酔った尚紀がゆうの事を「ゆうちゃんは俺の面倒を見るのが好きなんですよ」と、何でもやってくれると自慢する様に話しているのを、後から来て聞いた女性が「なになに?お母さんの話?」「えっ?」と尚紀。他の同僚が「松下が一緒に住んでる人の話です」と説明すると、「だからお母さんでしょ?お母さん以外有り得なくない?他人だったら一緒に住んでられないでしょ」←(いいぞ!もっと言ってやれ(笑))
真顔になってそれを聞いていた尚紀。お前の常識は非常識って分かったか?と思ったら、その夜酔って腹を出して寝て朝になったら熱を出して、冷却シートの保管場所が分からなくてゆうに電話(深見の留守宅に逃避中)。冷蔵庫の中と教えたゆうは「ずっと冷蔵庫の中だよ」と心底がっかりした様子。「ダメなんだオレ、ゆうちゃんじゃなきゃ」ってまた尚紀が甘えた事を言い出したら深見が突然帰宅して、「柏崎、今日も来てたんだ!」って弾んだ声が尚紀にも聞こえてって、“ざまあ”な展開(笑)

深見…信用していいのかな?まだちょっと不安要素有り。

演出=堀江貴大

  • << 95 【2022春ドラマ】 「花嫁未満エスケープ」3話まで終了。 「友達だと言えばいい」と深見に言われたゆうは、その様にLINEをするが既読は付くが返信は無し。気になるって事はまだ尚紀の事が好きなのかと、帰って話し合う事を決めるゆう。 やり直せそうと堀田にゆうからのLINEを見せると、「ゆっくり話そうって別れ話かもしれないじゃないですか」と言われて動揺してしまう尚紀。(←いちいち鈍感で笑える) それでもゆうに喜んで貰えると信じて、ケーキを買ってゆうの店迄迎えに行くと、出て来たゆうに声を掛けて「これ忘れ物」と何かを渡している深見を見掛けてしまう。 あっ、建築デザイナーの深見は、尚紀の会社の新プロジェクトに参加して、深見の担当は尚紀っていう、かなり見え透いた展開が先に有ったから、どういう使い方をするのかなと思っていたら、第一弾がこれだった(笑) これでゆうが泊まった友達の家は深見の所だと尚紀にバレた。何も無かったんだから、ゆうは正直に強気で行けばいいだけなんだけど、動揺したりとか有るんだろうな。 脚本=桑村さや香 演出=堀江貴大

No.76 22/04/15 19:46
匿名さん0 

>> 56 【2022シーズン枠外ドラマ】 「卒業タイムリミット」(NHK)脚本=渡辺雄介 他 出演=井上祐貴、桜田ひより、西山潤、紺野彩夏、滝川… 【2022シーズン枠外ドラマ】

「卒業タイムリミット」第2週(8話)まで終了。

今週は月に一度生徒に提出させる“告白カード”なる物が出て来て、小松、荻生田、高畑の順で本人の声でその一部が読み上げられた。

小松は宇部に告白して秘密の交際をしていたけど、掲示板に書かれた自分をバカにする宇部の本音を読んで、それは宇部が水口と付き合い始めたせいだと思ってる?だから“みずぐち死ね”?

荻生田は、サッカーコーチとして実績の有る野上が赴任して顧問になってくれた事で、部の中身が劇的に変わった事を感謝していたが、自分は怪我で2年生で退部していた。その先の事はまだ分からないので、水口を恨んでいるのかも不明。

高畑はイギリスからの帰国子女で英語には自信が有り、水口のスペルミス等を毎回後で指摘しに行き、水口も素直にそれを受け入れてくれていた。でも…←そこで切れたので水口を許せない理由は不明。

今週も謎提示ばかりで解決の糸口さえ見せてくれなかったから、ちょっと消化不良気味。

以下、他の今週の謎提示。
水口の元恋人は、部屋の前に居た黄色い帽子の怪しい男を何度も見掛けたと言う。
黒川の母親の血液型が、自分が聞かされていたB型では無かった。
伊藤は万札が入っている封筒を持っている。
監禁罪で服役していた寺木が1ヵ月前に出所し、顔を合わせた黒川は「寺木!」と驚く。

脚本=山崎太基 演出=田中健二

  • << 94 【2022シーズン枠外ドラマ】 「卒業タイムリミット」第3週(12話)まで終了。 今週の前半迄はほぼほぼ時間稼ぎで話が進まず、もういいかなと思ったら後半でやっと新たな展開が。 黒川が御礼の手紙を送りたいからと言って、教頭から聞き出した伊藤の住所は水口のマンションの隣の部屋。二人は短い期間だが交際していたらしい。 あの鍵は伊藤の部屋の鍵だったのかとピンと来た黒川は305に侵入。しかし水口の姿は無く、隠してあった大金を見付ける黒川。 金を持って出て行く伊藤の後を追う黒川。 寺木(高橋侃)にはレナ(尾碕真花)という妻?とルナという娘(赤ちゃん)がおり、ここを出て行く為の金を稼ぐ為に、寺木は何か危ない橋を渡るみたいなのだが、そんな時に伊藤はレナの所に来て100万円を渡すが、そこに寺木が現れ「何してんだレナ!」 そこに黒川が追い付き、他の3人もやって来る。 このレナって子はもしかしたら伊藤の教え子で、寺木が何かやりそうって相談をしていたのかも。あのお金は伊藤の貯金?だとしたら伊藤はとんでもなくいいヤツだし、黒川も本当は信じてるのでは? 高畑は水口が採点を操作したせいで、奨学生に選ばれなかった、だから許せないと思っている。 荻生田と水口の軋轢はまだ不明だが、水口はサッカー部の副顧問なので、二人の間に何かが有って恨んでいる可能性も。 脚本=阿部沙耶香 演出=中島由貴

No.75 22/04/15 19:09
匿名さん0 

>> 54 【2022春ドラマ】 「メンタル強め美女白川さん」(TX・PROTX、製作委員会)脚本=狗飼恭子 出演=井桁弘恵、野呂佳代、佐藤龍我、… 【2022春ドラマ】/簡単投稿

「メンタル強め美女白川さん」2話まで終了。

今回は唯一の惹かれポイントだった町田(野呂佳代)の出番がほぼ無くて、白川を好きな松井(庄野崎謙)が梅本(秋元才加)に相談するけど、その梅本は松井が好きなので白川に当たってしまうみたいなどうでもいい話が続き、最後は女同士仲良くなる的な展開だったけど、やはり想像していた通り自分にとっては面白くも何とも無かった。

なので今回で視聴離脱する事にした。

脚本=下田悠子 演出=池田千尋

No.74 22/04/14 23:16
匿名さん0 

>> 72 【2022春ドラマ】 「ナンバMG5」(CX)脚本=金沢達也 他 出演=間宮祥太朗、神尾風珠、森川葵、森本慎太郎、富田望生、原菜乃華、… 【記載漏れ】

「ナンバMG5」初回は15分拡大

No.73 22/04/14 23:14
匿名さん0 

【2022春ドラマ】

「未来への10カウント」(EX)脚本=福田靖 出演=木村拓哉、満島ひかり、安田顕、髙橋海人、山田杏奈、(村上虹郎)、馬場徹、板東龍汰、吉柳咲良、久本宝、櫻井海音、八嶋智人、市毛良枝、波瑠、富田靖子、内田有紀、生瀬勝久、柄本明 他 ()内は初回は未出演

オリジナル作品。《木曜ドラマ・54分枠》(全話数不明)初回は15分拡大

高校ボクシングで4冠の栄光を掴み、特待生で大学に進学したが2年で網膜剥離を患いボクシングを断念、退学も考えたがそのまま在学して卒業、その後結婚もしたが、どうやら妻は病気で亡くなった様で、生きる意味を見失いながらデリバリーのバイトで食い繋いでいる48歳の桐沢(木村)。いつ死んでもいいと思っている様な彼を心配する、高校ボクシング部からの友人の甲斐の計らい?で、空席になっている母校のボクシング部のコーチを嫌々引き受ける事に。

燻っていて覇気の無い桐沢、でもチンピラに殴れ!と言っておいて殴り掛かられると、目付きが変わってヒラリとかわしてしまう桐沢、そして話の展開、全部想定の範囲内で進んで行く。驚きは無いけどそれなりの面白さは有る。生徒役の子達には、今のところそれ程魅力は感じないけど、相手役の満島ひかりを始め、脇を固める役者は曲者ばかりで惹き付けられる。
まあ福田さんの本なので、ここから崩れる事は無いと信じている。

演出=河合勇人

  • << 91 【2022春ドラマ】 「未来への10カウント」2話まで終了。 伊庭が脇腹を押さえていたのを見た間地が上にチクり、教頭の猫林が部員に探りを入れるが、喋ってしまいそうな友部も口を割らなかったというのは胸熱だった。結局見学していた一年生からバレてしまったのだが。 怪我をさせた事を桐沢に認めさせたい校長、何とかごまかしたい折原、駆け引きなんかしたくないから直ぐに認める桐沢、尚も遮ってごまかそうとする折原、必死な折原とテンションの低い桐原のやり取りが、真面目なんだけどコメディーになっていて面白かった。 今はまだ、人生になげやりな状態から少しだけ足を踏み出したばかりの桐沢なので、暗いし笑わないし喋りもボソボソだから、そんな桐沢の側に居て明るく振る舞い、熱い生徒達の為にボクシング部を存続させようと、誰よりも頑張っている折原の存在がこのドラマを面白くしている。 桐沢は焼き鳥屋をやっていたがコロナで閉店した設定。でもその前は、大卒から8年間、高校の教師で公民を教えていたという、ちょっとご都合主義の設定が有り、教頭が仕掛けて来た管理運営規定違反の壁も無事に突破、ボクシング部の存続は取り敢えず決まった。 ここからは生徒のボクシングを続けたい事情、本腰を入れ始める桐沢等が描かれて行くのかな。 淡々と進むけど、分かり易くて観ていて疲れないのも有難い。 脚本=福田靖 演出=河合勇人

No.72 22/04/14 18:49
匿名さん0 

【2022春ドラマ】

「ナンバMG5」(CX)脚本=金沢達也 他 出演=間宮祥太朗、神尾風珠、森川葵、森本慎太郎、富田望生、原菜乃華、春本ヒロ、満島真之介、鈴木紗理奈、宇梶剛士 他

小沢としおの漫画原作。《水10・54分枠》(全話数不明)※新設枠

バリバリのヤンキー一家の次男坊・難破剛(間宮)が、ヤンキーとして全国の高校の頭を取るという家族の期待も裏切れないが、普通の高校生活をしてみたいという自分の夢も捨て切れず、家族にはヤンキー高校の市松高校に入った事にして、実際はその隣に有る普通の白百合高校に入学し、家を出る時と帰る時は母親の用意した特攻服を着て、途中の公衆トイレで学生服との着替えをするという、秘密の二重生活を始めるという話。

まあまあ面白いんだけど、ヤンキー物というとどうしても「今日俺」と比較してしまう自分が居て、あのハッチャケ感やその中にも漂う男気や正義感に惹かれて観ていた身としては、アクションは凄いけどストーリーが弱い、その分、“剛を兄貴と慕う柴犬の松”の演技力と存在感で補ってみた、みたいなあざとさがどうにも気になってしまった。(←実際この犬の目の訴求力が凄くて、コロッとやられてしまった訳だが…苦笑)

間宮くん、神尾くんや森川さんも雰囲気はいいので、もう少し様子見をしてみる。

※クレジットが見難いよ(泣)

脚本協力=湯田美帆 演出=本広克行

  • << 74 【記載漏れ】 「ナンバMG5」初回は15分拡大
  • << 111 【2022春ドラマ】 「ナンバMG5」2話まで終了。(新型コロナウイルス感染により、撮影スケジュールが押した影響で1週休止した) 初回の後にいきなり休止をしたので、仕切り直しみたいな感は有ったが、前回書いた残念ポイントの「男気や正義感不足」、「柴犬の松の演技力と存在感に頼り過ぎ」が見事に改善されていて、レギュラー枠になった分テンポも良くなっていて、自分にとっては面白くて見応えの有る青春ヤンキードラマに変貌していた。 まず強面の兄ちゃんの猛が、連れの女が深雪に無駄絡みして「謝って下さい」と抗議されると素直に謝り、女にも謝らせた事、プータローだけど流石に難波家の長男は筋が通ってる。 その深雪はスマホ料金を使い過ぎて“特服男の懸賞金”に目が眩み、特服を誘い出す為に島崎をわざと市松の餌食にしたり、正体が剛かもと気付いてもなお売ろうとしたり、あざといんだかアホなのか微妙な線上に居て、それが笑えて面白い。 剛が身バレ覚悟で深雪を助けようとすれば、その窮地を救いに現れたのは特服男に変装した伍代。左腕を骨折してるからやられちゃうんだけど、後できっちり“番”をボコって伍代の敵を打つ剛という流れで、もう大好物の男気と正義感に溢れていてスカッとした。 柴犬の松もあの位の出番が丁度いい。 脚本=金澤達也 演出=佐々木敦規(演出協力=本広克行、尾﨑隼樹)

No.71 22/04/14 18:08
匿名さん0 

【2022春ドラマ】

「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」(NTV)脚本=後藤法子 他 出演=今田美桜、江口のりこ、鈴木伸之、高橋文哉、佐戸井けん太、小木茂光、志田未来、近藤春菜、石橋静河、渡辺江里子、石田ひかり、向井理 他

深見じゅんの漫画原作。《水曜ドラマ・60分枠》(全話数不明)

主演が初めての今田美桜で原作漫画が30年以上前に連載していた物、という事で前評判も低く期待もせずに観始めたら、案の定新入社員・田中麻理鈴(今田)のポンコツ振りの描き方がオーバーで、配属された座敷牢備品係の干され社員の描き方も、どこかで観た事の有るパターンばかりで、「やっぱりなあ、これは離脱かなあ」と思いながら観ていたのだが、大井(志田)の“コロナ年入社組の悲哀”の話辺りから、志田さんの表現の上手さも有って「おっ?」っと思い始め、田中をウザがりながらもずっと観察していた峰岸(江口)が、これは面白いかもと動き出してからは、“本当は有能らしい峰岸が、超ポジティブキャラの女・田中の黒子に徹して出世させる”お仕事ドラマになるのなら、ちょっと面白そうだなと思い始めた。

専務(小木)に直電をして田中の存在をアピール出来る峰岸とは、どんなキャリアの末に備品係でくすぶっているのか?
そして田中の憧れT・O(向井)は社内のどこに居るのか?

共同脚本=松島瑠璃子 演出=南雲聖一

No.70 22/04/14 17:25
匿名さん0 

【2022春ドラマ】

「明日、私は誰かのカノジョ」(MMJ・MBS・製作委員会)脚本=三浦希紗 他 出演=吉川愛、横田真悠、齊藤なぎさ、箭内夢菜、楽駆、井上想良、ゆうたろう、福山翔大、藤原樹、高野洸、宇垣美里 他

をのひなおの漫画原作。《ドラマイズム・30分枠》(全話数不明)

シノプシスを読んで主演が吉川愛だったから、どんなものかなと思って観たのだが、インサート映像から想像するにネグレクトされて育ったと思われる雪(吉川)は、奨学金で大学に通い、生活の為に“レンタル彼女”のバイトをしていて、“彼女”になる時は顔の傷を化粧で隠し、笑顔を絶やさない様にしているが、“手を繋ぐまではOK”という店のルールを破り、それ以上を要求する客や、個人で繋がろうとする客にメンタルを傷つけられ、それでもお金の為にはこのバイトを辞められない、そういう雪のジレンマがひしひしと伝わって来るドラマだった。

他の客と違い手を繋ぐのも遠慮し、次は“一日貸し切りコース”を選び、「本当はこのバイトを辞めて欲しいと思ってる」と言い出す壮太(楽駆)。新入社員だけどお金は割りと貯まっていると言う壮太に「貴方がお金を貯められたのはご両親が生活の面倒を見てくれているから」「物凄くありがたいお金なの」と話すシーンには、グッと来る物が有った。

次回はリナの話。共感出来そうに無いキャラなので少し心配。

演出=酒井麻衣

  • << 90 【2022春ドラマ】 「明日、私は誰かのカノジョ」2話まで終了。 前回の感想で、次回のリナ(横田真悠)は『共感出来そうに無いキャラなので少し心配』と書いたのだが、体の関係も含めたパパ活をして洋服やバッグ等に散財し、気分が落ちているとナンパして来た大学生二人にも簡単に着いて行き3Pと、およそ共感は出来ないキャラなのだが、「友達は雪(吉川愛)しかいない」と言う彼女の不安定な感じや孤独感、何かに対する焦燥感みたいなものは伝わって来る描き方をしているので、何でこうなったのか、どういう家庭環境で育ったのか等知りたいと思う位には、今回もドラマに入り込んで観ていた。 リナの願いでパパ活相手の飯田(神尾佑)と引き合わされた雪。早速、リナの誕生日プレゼントの相談名目で雪のtalkのアドレスを欲しがり、直ぐに連絡をして来る飯田。明らかに狙っているし、リナが知ったら二重に傷付きそうで怖い。 ラストにはサークル?のグループtalkに雪のプロフィール写真が貼られ、“はっけーん!”“やばい、これはクロだわ”などとtalkの会話が沸いていて、仲間から教えられたリナもショックを受ける。 誰がどこであの画像を手に入れたのか?単純に地味で真面目な雪の裏の顔発見だから、面白がっているだけなのか、それとも? 脚本=川原杏奈 演出=酒井麻衣 ※脚本家は交代しても、ドラマの世界観はしっかりと保たれている。

No.69 22/04/14 01:03
匿名さん0 

>> 52 【2022春ドラマ】 「汝の名」(TX)脚本=鈴木裕那 他 出演=山崎紘菜、北乃きい、EXILE NAOTO、京典和玖、長井短、眞島秀… 【2022春ドラマ】

「汝の名」2話まで終了。(こちらも簡単投稿で)

5年前の陶子は付き合っていたDV男に捨てられてボロボロだった。
3年前、河島社長からフェイク人材派遣の新事業立ち上げを任された時に、「やっかい事に巻き込まれるから」という理由で、河島が捜して来た借金まみれの女・麻生陶子の名義と戸籍を5年間の約束で買い上げ、三上里矢子から麻生陶子になった。
そして2年前、男に捨てられてボロボロだった久恵を拾い、姓を麻生と名乗る様に変えさせた。
あのアパートは久恵が住んでいた所で、更新時期が来ていて16万円が必要。
そんな時に道で苦しんでいた高齢の松谷(茅島成美)を助け自宅迄送り、薬に詳しい事ですっかり信用された久恵は、松谷が別の薬袋を探した時に見えた預金通帳を見詰め続ける。

ラスト、本物の陶子(今は行方不明の妹の名前・科子を名乗っている)らしき女が死んでる?
そして久恵は通帳を盗むのかねえ。
何か二人の破滅しか見えて来ない様な設定だけど、変わらず面白い。

演出=河原瑶

No.68 22/04/14 00:24
匿名さん0 

>> 51 【2022春ドラマ】 「正直不動産」(NHKエンタープライズ・NHK・テレパック)脚本=根本ノンジ 出演=山下智久、福原遥、市原… 【2022春ドラマ】

「正直不動産」2話まで終了。(新ドラマが目白押しなので簡単投稿で)

勝手に“根はいい人なのね”なんて思っていたから、永瀬が「また嘘がつける様になれば1位に復活出来る」なんて思っている事にびっくりしたけど、後の方で永瀬が月下に基本給を聞いて「10万円位」と言われて、「俺も変わらない。だから売れなきゃその辺のフリーターより稼ぎが悪い」みたいな事を言っていて、成る程そういう事かとは思ったけど、えっ、10万円?って改めてびっくり。営業職ってそうなの?えっ、売れなくても何らかの手当てとかは有るよね。じゃなきゃ新入社員なんて来ないでしょ。(←これが気になってしまってストーリーがどっかに飛んで行ってしまった(笑))

風が吹いたら“本音”が出てしまうのを何とか止めようと、永瀬が両手で口を塞いだり、マンネリ化を防ぐ工夫は見られたね。

今回は桐山が攻勢を掛けて来ただけで、話としては新しい動きは無かったので、次の仕掛けに期待したい。

演出=川村泰祐

  • << 88 【2022春ドラマ】 「正直不動産」3話まで終了。 カスタマーファーストを貫く月下の背景が明かされた今回。まず一橋大学を出ているという事にびっくり。それなのに基本給10万円、成果主義の不動産業を選んだの? 両親が外資系で共働き、悪徳不動産屋に騙されて無理なローンを組んで豪邸を建てたはいいが、リーマンショックで収入がガタ減り、ローンが払えなくなり両親は離婚、月下は母親とアパート暮らしに。その時に仲介してくれた営業の女性が、風呂無しの古いアパートだけど、窓からは目の前に満開の桜が見えると説明。その桜に癒された月下は家は箱でしかない、大事なのは住む人の心が満たされる事だと知り、その女性に感謝し、自分もカスタマーファーストを貫く事にした。 先輩社員達が恐れる、登坂社長とも親しい得意先の貸し主のマダム(大地真央)と言えども、考え方が間違っていればデータを示して物申す、自分を信頼してくれる顧客の為になる事なら出し惜しみはしない、この誠実さがいつか実を結び、成績上位に躍り出て欲しいね。 永瀬は正直じゃ無かった時代に、リスクを隠してペアローンを組ませた新婚夫婦が離婚する事になり、ローンの組み替えが出来ないなら直ぐにマンションを売ってくれとねじ込まれて四苦八苦。自分の尻拭いだから仕方ないわな。 脚本=根本ノンジ 演出=金澤友也

No.67 22/04/12 18:53
匿名さん0 

【2022春ドラマ】

「吉祥寺ルーザーズ」(TX・共テレ・製作委員会)脚本=池田テツヒロ 出演=増田貴久、田中みな実、片桐仁、田島芽瑠、岩本蓮加、皆川猿時、濱田マリ、國村隼 他

秋元康の企画原作。《ドラマプレミア23・49分枠》(全話数不明)

オーナーから入居申込書の回答で負け組(ルーザー)認定されて集められた、新規シェアハウスの住人6人。オーナーにアルバイトで雇われて、各部屋の鍵を渡しに来た男(皆川=うるさい。ゲストで良かった(笑))から選択理由を聞かされても、6人はそれぞれ自分はルーザーだとは思っていない(認めたくないのも多少は有り?)。

言葉尻を捉えて一々攻撃的に絡んで来るタイプが3人(桜=田中、幡太=片桐、舞=田島)も居るので、観ていて苛々して来たのだが、聡(増田)が脱衣所のドアを壊した事で、女性陣は銭湯、男性陣は内風呂と別れて行動して、取り敢えずバカみたいに角突き合わす感じは収まったので少しホッとした。

シチュエーションコメディーと謳っているけど、初回に関しては殆ど笑う箇所が無かった。池田さんが舞台育ちの人だから、膨大な台詞量で言い合うスタイルだったので、もしこれがずっと続くなら離脱しようと思ったけど、ラストで落ち着いたのと、まっすーと國村さんが良かったのでもう少し様子見をしてみる。

演出=佐藤祐市

No.66 22/04/12 18:16
匿名さん0 

【2022春ドラマ】

「元彼の遺言状」(CX)脚本=杉浦憲明 他 出演=綾瀬はるか、大泉洋、関水渚、森カンナ、笛木優子、要潤、野間口徹、佐戸井けん太、笹野高史、萬田久子、生田斗真、浅野和之 他

新川帆立の小説原作。《月9・54分枠》(全話数不明)初回は30分拡大

仕事で手柄を立てて出世したいガツガツした感じの女、という綾瀬はるかの役どころが、彼女の前作の「天国と地獄」の役柄とダブって見えてしまったのだが…。

まあそれはいいとして、彼女と大泉洋の取り合わせの妙と、二人の役者としての存在感の強さが有るので、最後迄何とか興味を繋いで観たけど、人間関係(特に萬田久子の所。関水渚が娘でその兄が要潤?年齢設定どうなってんの?)とか、暗号(見落としたのかもだけど“しのだをたのんだ”の暗号はどっから出て来たの?)とか、分かり難くかったので、もう少し演出面で工夫して分かり易い物にして欲しかった。

HPとか見なくても、ドラマを観ているだけで人間関係や話がすっと頭に入って来る工夫をしているのがプロの仕事だと思うので、その意味では脚本・演出共にイマイチだったのかなと思う。

記憶力がいい筈の剣持麗子(綾瀬)が、篠田(大泉)の事を全く覚えていなかったというのが、初回の中で一番引っ掛かった所かな?

演出=鈴木雅之

  • << 84 【2022春ドラマ】 「元彼の遺言状」2話まで終了。 何とドラマのタイトルになっている「元彼の栄治の件」は今回で完結してしまった。 犯人は“お金、会社”が第一の森川家の人間ではなく、栄治の愛犬バッカスの主治医で、別荘の敷地内に息子と住んでいる堂上(野間口徹)で、動機は栄治に元妻を寝取られ、息子は栄治の子だったという事実を知り憎かったから。そして弁護士の村山はその事を知っていたから、そこからこの事実が漏れるのを防ぎ、自分の面子を保つ為に殺したと。(←そんなの分かるか!) 2話で終わらせるなら尚の事、始めからもっと登場人物を絞って、話も要点を整理して分かりやすく作って欲しかった。 結局、栄治は何であんな遺言書を残したのか、堂上に殺される事を予期していたのか、その上で遺産を渡したかったのか、肝心な点は何一つ分からなかった。 分かったのは息子の亮が栄治の遺産を相続するって事だけ。 で、篠田は剣持が引き取り、雑用係兼料理人として事務所で雇うらしい。 そして次回からは新しい案件の話になる。 2話迄の登場人物で引き続き出るのは、上の二人と紗英(関水渚=綾瀬はるかのホリプロバーター)と津々井弁護士(浅野和之)だけみたいだ。(←やっと掲載されたHPの相関図から判断) スタートでミソが付いちゃったけど大丈夫なのかね、このドラマ。 脚本=杉浦憲明 演出=澤田鎌作

No.65 22/04/11 00:05
匿名さん0 

>> 64 (続き)
からの警察を排除する決断とそのアイディア(ライブ配信で娘の誘拐を公表し、犯人にも呼び掛ける)、そして妻に「二人で友果(娘)を助けよう」と告げる変貌振りが初回の見所だった。

鳴沢夫妻と三輪(賀来)と東堂(濱田)は大学の時の友人だった様で、その“東堂の小春ちゃんの時と同じ、この事件は繋がっている”という台詞が警察側で交わされていたのも気になるし、温人の会社を狙っている様なNEXホールディングスのCOO阿久津(松本)の動きも気になるし、人任せだった温人に振り回されて来た温人の会社ハルカナのCOO立脇や、その部下の動きも気になる。
果たして犯人はこの関係者の中に居るのか、それともまた別の人間関係の中に潜んでいるのか。

毎度書いているが細かい考察とかは苦手だししたくないので、「あの人が怪しいなあ」位は思うけど、後は純粋にドラマとして楽しみたいと思う。

二宮くんは、終盤迄いい所無しだったのが、決断して顔付きが変わる所迄、温人という男を実に上手く演じていた。
多部さんも上手いし、この夫婦の配役はピタリとハマってると思う。

演出=平野俊一

  • << 83 【2022春ドラマ】 「マイファミリー」2話まで終了。(2話は15分拡大) 放送済みの春ドラマの中では、今のところやっぱりこれが一番面白い。 未知留が誰かと組んで犯人という事は無さそうだけど、会社の危機を救う為にハルカナの株価吊り上げを狙った狂言の可能性も有るなんて言われると、そっちもかとか思えるし、葛城が関連を気にしている過去の誘拐事件と東堂の関係も気になるし。 警察を徹底的に排除して、犯人と被害家族が直接取引をするという設定が斬新で、中々引き下がらない警察を諦めさせる為に、鳴沢夫妻と東堂、三輪が結託して警察を騙して手を引かせた展開も面白かったし、それでもなお諦めずに、今度は未知留の父親と温人の母親に機器を渡して協力を頼む葛城のしぶとさが、より話を面白くしてくれている。 脚本に無駄が無くて、本当に良く練られていると思う。だから時間を拡大していてもあっという間に終わってしまう印象。それだけ入り込んで観ていたのだと思う。 犯人は前回は温人に対して娘に無関心だった事を指摘したり、今回は友果の声を聞かせてと頼む温人に、一度は「質問や要望は受け付けません」と拒否したのに、「妻が限界なんだ」と説き伏せられると折れて友果と話をさせたりと、何か只の営利誘拐では無い様な雰囲気も有るんだよなあ。 脚本=黒岩勉 演出=平野俊一

No.64 22/04/10 23:30
匿名さん0 

【2022春ドラマ】

「マイファミリー」(TBS)脚本=黒岩勉 出演=二宮和也、多部未華子、賀来賢人、高橋メアリージュン、迫田孝也、渡辺邦斗、山田キヌヲ、大島美優、富澤たけし、松本幸四郎、濱田岳、玉木宏 他

オリジナル作品。《日曜劇場・54分枠》(全話数不明)初回は25分拡大

2作続けて内容的にコケていたこの枠。黒岩勉さんは力の有る脚本家だけど、このところ波も有ったので若干不安も残っていたのだが、初回に関して言えば上々の滑り出しだったと思う。

最初の短い電話のやり取りだけで、この夫婦は上手く行ってないのが分かったし、その後も登場人物の必要な台詞だけで構成されていて、一切説明台詞は無しとする事で、一人娘の行方不明からの期限を切った身代金要求という、限られた時間内で進行する犯人と娘の両親+警察の、ヒリヒリする様な攻防が上手く描かれていて、ずっとドラマに入り込む事が出来た。

娘の父親で、仕事を優先するあまり家庭を蔑ろにして、家族の中で一人浮いているゲーム会社CEOの鳴沢温人(二宮)が、“何とか出来るの?”と言わんばかりの妻・未知留(多部)の冷たい視線を浴びながら、最初の警察任せ、人任せで妻を苛つかせる態度から、自分が娘の事を知らな過ぎて自力では犯人からの質問に答えられず、その事で警察が介入していた事もバレて身代金の受け渡しに失敗した事で、いよいよ追い詰められて
(続く)

No.63 22/04/10 18:04
匿名さん0 

【2022春ドラマ】

「クロステイル-探偵教室-」(東海テレビ・テレパック)脚本=八津弘幸 他 出演=鈴鹿央士、堀田真由、草川拓弥、篠田麻里子、福山翔大、伊藤正之、遊佐亮介、高木勝也、山口香緒里、檀れい、板尾創路 他

八津弘幸原作のオリジナル作品。《土ドラ・55分枠》(全8話予定)

大学は卒業したが進路が決まっていない飛田匡(鈴鹿)。そんな中、元売れっ子で今は三流作家の父・迅平(板尾)が、借金を残して家出。自宅を競売に掛けても借金は残る(保証人が匡!)というのに、金銭感覚は昔の優雅な時代のままの母・千穂子(山口)。
携帯で連絡は取れるので、事件性は無いから警察は捜索はしてくれない。
匡は父の本に挟まれていたジョーカー探偵事務所に依頼に行くが、料金の高さに驚き方針転換、授業料25万円の探偵教室で勉強し、優秀なら社員採用の文字に惹かれて申し込む。技術を習得したら自分で捜すつもりなのだ。

ベテラン探偵の尾行の実践授業が具体的で面白かった。途中、困っている人のダミーを配置し、どう対応するかで生徒の資質を見極めたりとか。
現実の探偵の仕事の95%は浮気調査。警察は事件を解決する、私達は悩みを解決するという代表(檀)の言葉は説得力が有った。
※迅平って昔、探偵だったのかな?代表は教え子だったとか?

鈴鹿くん好きだし面白かったので視聴継続決定!

演出=六車俊治

  • << 82 【2022春ドラマ】 「クロステイル-探偵教室-」2話まで終了。 今回は「盗聴盗撮調査」の実践授業で、講師の皆川瑠依(冨樫真)がエキセントリックで、直ぐ「クビよ!」って脅すけど実は熱意の有るいい先生だった。 幼馴染みの麻里乃から、有名マジシャンSHOGOにマジックのネタを盗まれたから盗撮をされている、調べて欲しいと頼まれた朋香は、学校の器材を無断で持ち出したのが皆川にバレて「一発退場ね」 皆川はこれ迄に自分が受けた盗聴盗撮器調査依頼はおよそ千件、その内実際に見付けたのは僅か2個、殆どは依頼者の思い込みなのだと言う。全員で麻里乃を納得させられれば朋香はクビにしないと言われ、匡達は作戦を立てて麻里乃をSHOGOの部屋に連れて行く。 匡が随分分かりやすい場所に盗撮カメラを置いたのであれ?って思ったら、あの部屋はダミーで、麻里乃に不法侵入をすれば警察に通報されるリスクも有る、SHOGOがそんなリスクを犯すか?と、実際に怖い思いをさせて分からせるのが狙いだった。 朋香は無事にクビを回避。 匡って勉強もしていたけど、判断力や想像力に長けていて探偵に向いていそう。そして早くからそれを見抜いていたのかもしれない父親。でも息子を探偵にさせたいだけなら、こんな回りくどい事はしないよね、多分。 ※カップ麺にフカヒレを入れる“ずれてる母親”がツボッた(笑) 脚本=八津弘幸 演出=六車俊治

No.62 22/04/10 17:25
匿名さん0 

>> 61 (続き)
まさか妖怪シェアハウスで社会問題のプラゴミが出て来るとは思わなかった。
成敗もカツラが取れて剥き出しになった皿をドライヤーで乾かしていたのは笑ったけど、直接の成敗はここまで。
前とは変えてしまうのかな。だったら残念だな。

前作は50分枠で今作は通常は30分枠なので、自ずと脚本の立て方は変わって来るよね。それがどう出るかは次回を観てみないと何とも言えないな。

以前にも書いた“自分からトラブルに巻き込まれて行きがち”“周囲が助けずにはいられない”“か弱さと強がりが同居”“いじられキャラ”という小芝風花の魅力は健在なので、それを最大限に生かした物語を期待したい。

※6/17に映画も公開されるので、おそらく役者を押さえたスケジュールで、一気に両方撮影したのだと思う。続きは映画でと中途半端に終わるのだけは勘弁してね。

演出=豊島圭介

No.61 22/04/10 17:08
匿名さん0 

【2022春ドラマ】

「妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪-」(EX)脚本=西荻弓絵 他 出演=小芝風花、松本まりか、毎熊克哉、豊田裕大、井頭愛海、尾碕真花、池谷のぶえ、池田成志、大倉孝二 他

オリジナル作品。《土曜ナイトドラマ・30分枠》(全話数不明)初回30分拡大

2020年夏ドラマの続編。
妖怪は全員残留したが、前回ラストで澪が旅立ったので、こんじゃくプロダクションのメンバーと、シェアハウスが閻魔寺に移ったので、荒波八幡神社の二人はお役御免となった。妖怪の掟で神社と寺を交互に移動する事になっているのだとか(笑)

意気揚々と旅立った筈が、本は大して話題にもならず、次も書けないままバイト先が潰れて給料が貰えず、アパートを追い出されて倒れそうになりながらバイトを掛け持ちする澪。その姿を見た妖怪女性陣は助けようと言うが、男性陣は反対して見守る事に。

時給の高い水泳講師(小久保寿人)助手の仕事に就くが、会員女性を騙している事に気付いた澪が「やめて!」と言うと、プールに突き落とされる。気絶した澪を助けてハウスに連れて帰ったのは涼(毎熊)。

講師の正体は大量のプラゴミを飲み込んで闇落ちしたカッパだった!
詩子(池谷)の歌を聴いて全部吐き出したら「そうだ、おいらカッパだったんだ」
成敗は騙した会員に謝る事、そして警官に連れて行かれたカッパ。
(続く)

No.60 22/04/09 18:30
匿名さん0 

【2022春ドラマ】

「ねこ物件」(MEDiAND、製作委員会)脚本=綾部真弥 出演=古川雄輝、細田佳央太、長井短、竜雷太 他

オリジナル作品。《?・30分枠》(全話数不明)
TVKを筆頭に独立局が出資し合って制作したのかな?私はTVKで視聴したけど、色々な独立局やBS11等でも順次放送をする様だ。

幼い時に両親を亡くし、不動産収入の有る祖父に引き取られて育ち、外で働いた事の無い二星優斗(古川)だが、祖父の急死で愛猫二匹と広い古民家に残されてしまった。
祖父から不動産管理を任されていたという四ツ葉不動産の広瀬(長井)に、大半は相続税で持って行かれるので、この家をシェアハウスにして収入を得ては?と提案され、他人との同居が不安で渋ったものの、結局“猫の面接(猫が気に入るか)”を条件にOKを出すが、猫というよりは自分が不安になり次々に断ってしまう。

そんな中、広瀬が入居希望の立花修(細田佳央太)を連れて来た。彼は優斗に挨拶し、次に優斗が抱いていた猫にも挨拶をした。うん?これは今迄の希望者とはちょっと違うかも?

冒頭から映された二星家の暮らし。家の中には古民家にマッチする必要最低限の家具が置かれ、綺麗に片付けられてすっきりとした空間が広がっている。
食事も含めてシンプル・イズ・ベストみたいな暮らしに惹かれたなあ。

視聴は続けるけど感想を書くかは未定。

演出=綾部真弥

No.59 22/04/09 18:06
匿名さん0 

【2022春ドラマ】

「ソロ活女子のススメ2」(TX)脚本=及川博則 出演=江口のりこ、小林きな子、渋谷謙人、佐々木春香 他 ナレーション大塚明夫

朝井麻由美のエッセイ原案。《水ドラ25・30分枠》(全8話予定)

シーズン1は未視聴。
出版社契約社員役の江口のりこが、女一人では中々ハードルが高そうな場所に赴き、食事やイベントを満喫する姿を見せる事で、あっ一人でもOKなんだと我々に思わせてくれるというドラマ。(←一応質問に答えるホテルのサーブする人や、ヘリの操縦士を役者が演じてるので、ドラマっぽくはなっている)江口さんが淡々としてるのが逆にリアルでいい。

初回はホテルのアフタヌーンティー&ナイトヘリクルーズ(20分5万円)。どちらも一人でと予約すれば“ソロ活”も可能なのね。
アフタヌーンティーの方は、三段で出されるケーキやスコーンを食べきれる人なら、一人で行くのも有りだと思うけど、ヘリクルーズはねえ。いくら年一誕生日の贅沢とは言えとてもとても…。夜の東京はライトアップされて、それを遥か上空から見下ろすのは気持ち良さそうだけど、20分で5万円は出せないなあ。でも目の保養にはなったわ。

どんな所へ出掛けるのか興味が有るので視聴は続けるけど、感想は今回のみという事で。

演出=及川博則

No.58 22/04/09 17:01
匿名さん0 

【2022春ドラマ】

「先生のおとりよせ」(TX)脚本=三浦希紗 他 出演=向井理、北村有起哉、橋本マナミ、神尾楓珠、綾乃彩、増田有華、財前直見 他

中村明日美子、榎田ユウリの漫画/小説原作。《ドラマ25・31分枠》(全話数不明)

お取り寄せ推しのドラマなのに向井理×北村有起哉という贅沢な配役という、謎のアンバランスさに惹かれて観たのだが、これは上に書いた「しろめし」と違い、予想を遥かに越えてドラマ部分がしっかりと、起承転結を踏まえて描かれていて、序盤の伏線に対するラストのオチ(それぞれがそれぞれの嗜好で求めていた女性を具現化した様な編集長(橋本)の姿を見た途端、あれだけ二人で組むのを嫌がっていたのに「やります!」って(笑))迄、見事な流れだった。

演技は折り紙付きの二人なんだから、脚本さえしっかりしていれば面白くなるわな。

お取り寄せの品に関しては、それで料理をする訳ではなくて、締め切りに追われて忙しい合間に、直ぐに食べられて至福の時を過ごせる様な、丹精込めて作られたお菓子とか、今回で言えばレンチンで食べられるオイルサーディンとかになる様で、飯テロではなくて、二人が説明をして食べているのを参考に、嗜好が合えばお取り寄せしてみて、みたいな感じの作りになっている。

これはドラマとして面白いので視聴継続決定!

演出=守屋健太郎

No.57 22/04/09 16:23
匿名さん0 

【2022春ドラマ】

「しろめし修行僧」(TX・ファインエンターテイメント、製作委員会)脚本=根本ノンジ 他 出演=岡部大、犬飼貴丈、DJ松永、中山翔貴、松平健 他 語り:小林清志

オリジナル作品。《ドラマ24・40分枠》(全話数不明)

何か冒頭のトランペットで奏でられる劇伴が、寅さんみたいな雰囲気だなと思ったら、毎回マドンナが出て、主人公が勘違いして妄想が膨らんだ挙げ句に振られるという、“寅さんオマージュ”のドラマみたいね。

寺の長男なのにラップとゲームに夢中で、お経の一つも唱えられないみたいな米田たくあん(岡部)に業を煮やした父・こしあん(松平)は、托鉢修行に出る事を命じる。
その修行は人々を手助けして、施しとして一日一膳を頂く、しかもおかずは茶碗のご飯の上に乗る物だけで、椀からはみ出す物は不可という父からの一椀一品ルールを課される(但しおかわりは何杯でもOKというゆるルール)。
友人の総本山の御曹司・佐藤ぶりあん(犬飼)に出された超豪華な料理を食べようとすると、父の呪詛のせいで口の中が酸っぱくなって食べられない(笑)

岡部さんが本当に美味しそうに食べるので、それを観ていると癒されるのだが、マドンナに失恋するドラマ部分は凡庸でイマイチ。ここをもう少ししっかりと作れば、ドラマとしても評価出来る作品になるのかなとは思うのだが。次、感想を書くかは未定。

演出=及川拓郎

No.56 22/04/08 23:05
匿名さん0 

【2022シーズン枠外ドラマ】

「卒業タイムリミット」(NHK)脚本=渡辺雄介 他 出演=井上祐貴、桜田ひより、西山潤、紺野彩夏、滝川カレン、池内万作、峯村リエ、木村達成、足立梨花、森田甘路、仙道敦子、中尾明慶、北山宏光 他

辻堂ゆめの小説原作。《新設枠 夜ドラ・月~木15分枠》(1週4話で6週・全24話予定)

脚本家が5人、演出家が3人体制で作るので、初週の雰囲気が維持出来るのかがまずポイントになるかな。

高校の卒業式を3日後に控えた黒川(井上)、高畑(桜田)、荻生田(西山)、小松(紺野)のそれぞれの自宅ポストに、「水口(英語教師=滝沢)を72時間以内に助け出せ」という手紙が投函され、最初は悪戯だと思っていた4人だが、実際に水口は行方不明らしく、QRコードで示されたサイトを開くと水口の監禁映像が現れ、側に置いてあるテレビの番組から、その映像がリアルタイムなのが分かる。

校長(峯村)は何故か警察に嘘を付き、理事長(北山)はこの件を校長に一任しながらも、何か含みが有る様な目付きをする。

黒川は元不良からの“V字回復”、小松は“みずぐち死ね”とノートに書きハサミで切り裂き、高畑は何かを言われたらしく日記に“水口先生が許せない”

予告では水口よりも生徒4人の方に問題有りみたいな感じだったが、どうなのかな?
今週は分からないなりに面白かった。

演出=田中健二

  • << 76 【2022シーズン枠外ドラマ】 「卒業タイムリミット」第2週(8話)まで終了。 今週は月に一度生徒に提出させる“告白カード”なる物が出て来て、小松、荻生田、高畑の順で本人の声でその一部が読み上げられた。 小松は宇部に告白して秘密の交際をしていたけど、掲示板に書かれた自分をバカにする宇部の本音を読んで、それは宇部が水口と付き合い始めたせいだと思ってる?だから“みずぐち死ね”? 荻生田は、サッカーコーチとして実績の有る野上が赴任して顧問になってくれた事で、部の中身が劇的に変わった事を感謝していたが、自分は怪我で2年生で退部していた。その先の事はまだ分からないので、水口を恨んでいるのかも不明。 高畑はイギリスからの帰国子女で英語には自信が有り、水口のスペルミス等を毎回後で指摘しに行き、水口も素直にそれを受け入れてくれていた。でも…←そこで切れたので水口を許せない理由は不明。 今週も謎提示ばかりで解決の糸口さえ見せてくれなかったから、ちょっと消化不良気味。 以下、他の今週の謎提示。 水口の元恋人は、部屋の前に居た黄色い帽子の怪しい男を何度も見掛けたと言う。 黒川の母親の血液型が、自分が聞かされていたB型では無かった。 伊藤は万札が入っている封筒を持っている。 監禁罪で服役していた寺木が1ヵ月前に出所し、顔を合わせた黒川は「寺木!」と驚く。 脚本=山崎太基 演出=田中健二

No.55 22/04/08 22:12
匿名さん0 

【2022春ドラマ】

「花嫁未満エスケープ」(TX・HORIX、製作委員会)脚本=桑村さや香 出演=岡崎紗絵、浅香航大、中川大輔、小林凉子、松村沙友理、(美山加恋) 他 (内は初回は未出演)

小川まるにの漫画原作。《木ドラ24・30分枠》(全話数不明)

主人公のゆう(岡崎)は7年付き合っている尚紀(中川)と同棲しているが、今ではすっかり都合のいい“ママか家政婦”扱いをされ(←女が腹が立つ様に描かれているクソキャラ尚紀w)、ずっとそれに甘んじて来たが、誕生日を忘れてゲーム三昧の尚紀に遂にキレて家出。気付いたら地元の駅に辿り着いていて、偶然高校時代の元カレ深見(浅香)と再会する。尚紀と違って敏感な深見は、ゆうに何かが有った事を直ぐに察知。初めて自分がコクった場所に連れて行き、満天の星空を見せて「誕生日おめでとう」(←別れて何年?ゆいは感激していたけど、ずっと引き摺っていてちょっと怖くないか?)

翌朝には釣りに誘い、弁当迄作って持って来ていた深見。トドメは鍵を投げて寄越し、「(東京の)俺んちの鍵、住所は後でメールする」まだ戻らないから(父親が体を壊したので、家業を代行している)辛いなら部屋を使っていいよって。
芯から優しいのか未練なのか微妙。
「岡崎にあこがれていた」とか言ってたから、チャンスが有るなら…って所か。

取り敢えず次回も様子見してみるわ。

演出=堀江貴大

  • << 77 【2022春ドラマ】 「花嫁未満エスケープ」2話まで終了。 今回は“お子ちゃま尚紀”を際立たせる台詞が冴えていて、うん、うんと頷きながら観ていた(笑) 亜衣(松村沙友理)が尚紀の事を「成長を忘れたおたまじゃくしみたい」と例えたのには爆笑。 同僚との飲み会で酔った尚紀がゆうの事を「ゆうちゃんは俺の面倒を見るのが好きなんですよ」と、何でもやってくれると自慢する様に話しているのを、後から来て聞いた女性が「なになに?お母さんの話?」「えっ?」と尚紀。他の同僚が「松下が一緒に住んでる人の話です」と説明すると、「だからお母さんでしょ?お母さん以外有り得なくない?他人だったら一緒に住んでられないでしょ」←(いいぞ!もっと言ってやれ(笑)) 真顔になってそれを聞いていた尚紀。お前の常識は非常識って分かったか?と思ったら、その夜酔って腹を出して寝て朝になったら熱を出して、冷却シートの保管場所が分からなくてゆうに電話(深見の留守宅に逃避中)。冷蔵庫の中と教えたゆうは「ずっと冷蔵庫の中だよ」と心底がっかりした様子。「ダメなんだオレ、ゆうちゃんじゃなきゃ」ってまた尚紀が甘えた事を言い出したら深見が突然帰宅して、「柏崎、今日も来てたんだ!」って弾んだ声が尚紀にも聞こえてって、“ざまあ”な展開(笑) 深見…信用していいのかな?まだちょっと不安要素有り。 演出=堀江貴大

No.54 22/04/07 18:10
匿名さん0 

【2022春ドラマ】

「メンタル強め美女白川さん」(TX・PROTX、製作委員会)脚本=狗飼恭子 出演=井桁弘恵、野呂佳代、佐藤龍我、東野絢音、庄野崎謙、秋元才加、(遊井亮子)、(柏原収史) 他 (内は初回は未出演)

獅子の漫画原作。《ドラマParavi・30分枠》(全話数不明)

常に笑顔で人に接し打たれ強い白川(井桁)は、妬みも有ってか同僚女性からは距離を置かれ、わざとハブられたりもするが平静を保ち不満を言ったりもしない。
同じく常に笑顔だが打たれ弱い町田(野呂)は、体型コンプレックスも有り、それをいじられるとへこたれてしまう。

お土産のお菓子をハブられ少し寂しそうな顔をした白川に、自分の分を渡した町田。
喜んだ白川が「半分こしましょ」と言って一緒に食べた事から二人は急接近。
それが面白く無かった町田の同期の梅本(秋元)は、町田に嫌味を言ったり…。

打たれ強い白川も過去には色々有った様で、根っからメンタルが強いというよりは、打たれた時の処理術が上手くなっての今なのかなと。

井桁さんに凄く魅力が有る訳では無いし、話も白川と町田が仲良くなったという所迄しか進んでいないので、面白くなるのかはよく分からない。
今のところ野呂さん位なんだよね、惹かれるのは。
観続けたとしても感想は今回のみとしよう。(多分離脱しそう)

演出=池田千尋

  • << 75 【2022春ドラマ】/簡単投稿 「メンタル強め美女白川さん」2話まで終了。 今回は唯一の惹かれポイントだった町田(野呂佳代)の出番がほぼ無くて、白川を好きな松井(庄野崎謙)が梅本(秋元才加)に相談するけど、その梅本は松井が好きなので白川に当たってしまうみたいなどうでもいい話が続き、最後は女同士仲良くなる的な展開だったけど、やはり想像していた通り自分にとっては面白くも何とも無かった。 なので今回で視聴離脱する事にした。 脚本=下田悠子 演出=池田千尋

No.53 22/04/07 00:39
匿名さん0 

>> 52 【訂正】

×ドラマParaviにて

○Paraviにて

No.52 22/04/07 00:20
匿名さん0 

【2022春ドラマ】

「汝の名」(TX)脚本=鈴木裕那 他 出演=山崎紘菜、北乃きい、EXILE NAOTO、京典和玖、長井短、眞島秀和 他

明野照葉の小説原作。《新設枠?・30分枠》(全8話)※ドラマParaviにて全話先行配信済み

人材派遣会社のオーナー河島(眞島)に新会社を任され、3年で売上を倍にしたやり手の麻生陶子(山崎)と、同じ職場の男に手痛く振られて、2年前に製薬会社を退職してから引きこもり、陶子に気を遣いながら家事を担当している妹の久恵(北乃)。

陶子は河島と男女の関係を持ちながら、若いWebデザイナーの恭平(京典)とも関係が有る様で。でも男にはのめり込まない、仕事が第一というのが信条みたいなのだが。

久恵がクリーニング店からスーツの引き取りを忘れただけで、膝の裏を蹴飛ばして跪かせ、頭からワインをぶっかける酷い仕打ちをする陶子。
逃げ出した久恵は古いアパートの一室に引きこもる。また来てしまったとか言ってたと思うけど、ここは秘密の隠れ家なのか?

家の前に出て久恵に電話を掛けてる陶子に、後ろから「里矢子さん」と声を掛ける女(長井)。振り向きスマホを落とす程驚いている陶子。

冒頭の顔を全部見せない傷だらけの女は陶子だと思うけど、あれから5年間でのし上がるには相当の無理をしていそう。
面白そうなので次も観てみる。

演出=河原瑶

  • << 69 【2022春ドラマ】 「汝の名」2話まで終了。(こちらも簡単投稿で) 5年前の陶子は付き合っていたDV男に捨てられてボロボロだった。 3年前、河島社長からフェイク人材派遣の新事業立ち上げを任された時に、「やっかい事に巻き込まれるから」という理由で、河島が捜して来た借金まみれの女・麻生陶子の名義と戸籍を5年間の約束で買い上げ、三上里矢子から麻生陶子になった。 そして2年前、男に捨てられてボロボロだった久恵を拾い、姓を麻生と名乗る様に変えさせた。 あのアパートは久恵が住んでいた所で、更新時期が来ていて16万円が必要。 そんな時に道で苦しんでいた高齢の松谷(茅島成美)を助け自宅迄送り、薬に詳しい事ですっかり信用された久恵は、松谷が別の薬袋を探した時に見えた預金通帳を見詰め続ける。 ラスト、本物の陶子(今は行方不明の妹の名前・科子を名乗っている)らしき女が死んでる? そして久恵は通帳を盗むのかねえ。 何か二人の破滅しか見えて来ない様な設定だけど、変わらず面白い。 演出=河原瑶

No.51 22/04/06 19:13
匿名さん0 

【2022春ドラマ】

「正直不動産」(NHKエンタープライズ・NHK・テレパック)脚本=根本ノンジ 出演=山下智久、福原遥、市原隼人、泉里香、長谷川忍、倉科カナ、(大地真央)、(高橋克典)、草刈正雄 他 ()内は初回は未出演

大谷アキラ・夏原武・水野光博の漫画原作。《ドラマ10・45分枠》(全10話予定)

社内で“ライアー永瀬”と陰口を叩かれる位、息を吐く様に嘘を付いて客を騙し、契約をもぎ取って来た登坂不動産営業部のNo.1社員永瀬(山下)が、サブリース契約をしてアパートを建てる土地に有った祠を壊した為に祟りに遭い?、今迄の様に嘘を付けなくなった事で巻き起こる騒動や、(おそらく)永瀬の仕事観や人生観の変化を描いて行くのかなと思われる。

初回はどう転んでも不動産会社側が損をしない様に、含みを持たせて書かれている契約書の罠や、良い物件なのに家賃を安く設定するオーナーの罠とかが描かれたが、今後もそういう裏側を見せてから永瀬が本音を駄々漏れさせて、結果的に顧客を救うみたいな流れになるのかな。
永瀬の本音の言葉遣いが偉そうで笑っちゃうのだが。

悪徳オーナーの嘘を暴く為に、何人もの被害者に話を聞きに行った位だから、永瀬は根はいい人なのよね、きっと。
やっぱり山Pは華が有っていいね。

※木下ほうかの見事な消し方(再編集)、凄腕だなあ。

演出=川村泰祐

  • << 68 【2022春ドラマ】 「正直不動産」2話まで終了。(新ドラマが目白押しなので簡単投稿で) 勝手に“根はいい人なのね”なんて思っていたから、永瀬が「また嘘がつける様になれば1位に復活出来る」なんて思っている事にびっくりしたけど、後の方で永瀬が月下に基本給を聞いて「10万円位」と言われて、「俺も変わらない。だから売れなきゃその辺のフリーターより稼ぎが悪い」みたいな事を言っていて、成る程そういう事かとは思ったけど、えっ、10万円?って改めてびっくり。営業職ってそうなの?えっ、売れなくても何らかの手当てとかは有るよね。じゃなきゃ新入社員なんて来ないでしょ。(←これが気になってしまってストーリーがどっかに飛んで行ってしまった(笑)) 風が吹いたら“本音”が出てしまうのを何とか止めようと、永瀬が両手で口を塞いだり、マンネリ化を防ぐ工夫は見られたね。 今回は桐山が攻勢を掛けて来ただけで、話としては新しい動きは無かったので、次の仕掛けに期待したい。 演出=川村泰祐

No.50 22/04/03 15:12
匿名さん0 

>> 49 「2022冬ドラマのまとめ③」
~3位迄に入らなかったドラマの一言感想~
順不同

「おいハンサム!!」面白かったんだけど、脚本の山口氏が演出も兼務せずに、一部だけ担当した水田氏や他の演出家に任せたら、多分もっと面白くなったのかなと。

「もしも、イケメンだけの…」主演が細田佳央太じゃなかったら、多分視聴離脱していたと思う。

「鹿楓堂よついろ日和」あの店の佇まいと料理に癒される客、それを見て満足する店の4人、これだけで最後迄押し切って欲しかった。

「恋せぬふたり」難しい題材だったけど、いい落とし所でまとめたなという印象。カズくんの設定が上手かった。

「シジュウカラ」息子に依存する毒母と、卑下していた妻の気持ちが別の男に有ると分かった瞬間から、異常に執着し始める毒夫の存在が、ドラマを面白くさせたり観るのを辛くさせたり。

「部長と社畜の恋は…」6話位にまとめたら、飽きずに面白く観られたのかも?

「封刃師」オリジナルとして題材やストーリーは面白かった。演出家の力量の差が出てしまったのは残念だった。

「ダメな男じゃダメですか?」これは原作のチョイスをミスったのではないかなあ。制作費の絡みとかが有るから何とも言えないけど。

「鉄オタ道子、2万キロ」ストーリーは有って無い様な物だから、ドラマ扱いするのもちょっと違うのかなと。とにかく癒された。あとドローンは偉いし尊い!

No.49 22/04/03 14:41
匿名さん0 

>> 46 「2022冬ドラマのまとめ①」 1位「ミステリと言う勿れ」 個別レス参照。 終わり方に不満は残ったが今期断トツで面白かった。脚本、… 「2022冬ドラマのまとめ③」
~3位迄に入らなかったドラマの一言感想~
順不同

「DCU」派手な前宣伝が命取りに。海に潜らない海保って、制作に協力した海保に失礼が過ぎる。

「となりのチカラ」くどくて理屈っぽくてゲンナリ。松潤と松嶋菜々子は貧乏くじを引いたな。

「ドクターホワイト」想像していたのと違っててがっかり。主演の可愛さでもつのはせいぜい2話位迄だな。

「ファイトソング」主人公の魅力が乏しく、惹かれたのは脇の慎吾と凛ちゃんってどうなのよ。まあ全体としては悪くは無かったけどね。

「逃亡医F」出だしは酷かったけど、ひたすら真面目な主人公と、破天荒が過ぎる周辺人物の取り合わせがクセになり、そこそこ面白かったし楽しめた。

「ゴシップ」スタートダッシュの失敗と余計な恋バナさえ無ければね。途中からお仕事ドラマとしてどんどん良くなっただけに勿体無かった。

「ユーチューバーに娘はやらん!」秋元ドラマのコメディーは退屈なのよ。

「しもべえ」中弛みも有ったけど、終わってみればハートフルで良いドラマだった。

「愛しい嘘~優しい闇~」立ち上がりが“アレ”だった割には、途中からそこそこ面白くなった。徳重聡と林遣都のおかげだね。

「わげもん」歴史が苦手だとちとツラい位詰め込み過ぎ。小池徹平他、脇の役者が良かったので最後迄観る事が出来た。

No.48 22/04/03 13:49
匿名さん0 

>> 47 2022冬ドラマ
【最終回の視聴率が前週より1ポイント以上上昇したドラマ】←最後がどうなるのか期待値が高かった?

番組名/+ポイント

ファイトソング/+1.8
妻、小学生になる。/+1.2
となりのチカラ/+1.1

No.47 22/04/03 13:42
匿名さん0 

>> 46 「2022冬ドラマのまとめ②」

全話観たドラマの平均視聴率(%)

「DCU」14.4
「ミステリという勿れ」11.8
「となりのチカラ」9.2
「ドクターホワイト」8.9
「ファイトソング」8.0
「逃亡医F」7.4
「妻、小学生になる。」7.1
「ゴシップ」6.0
=以下平均視聴率不明=
「ユーチューバーに娘はやらん!」
「しもべえ」
「愛しい嘘~優しい闇~」
「ケイ×ヤク」
「わげもん」
「おいハンサム!!」
「もしも、イケメンだけの…」
「鹿楓堂よついろ日和」
「恋せぬふたり」
「シジュウカラ」
「部長と社畜の恋は…」
「封刃師」
「ダメな男じゃダメですか?」
「鉄オタ道子、2万キロ」

※1クールを越えるドラマ、3話以下のドラマは除く。

※視聴率は関東地区のリアルタイム世帯視聴率。単純平均。(注:加重平均視聴率とは、数字が異なる場合がある)
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

今期全話観たドラマは計22本。
途中離脱は「ムチャブリ!」「ハレ婚」「私の正しいお兄ちゃん」の計3本。

No.46 22/04/03 13:18
匿名さん0 

「2022冬ドラマのまとめ①」

1位「ミステリと言う勿れ」
個別レス参照。
終わり方に不満は残ったが今期断トツで面白かった。脚本、演出も良かったけど、ゲストも含めた演者がそれぞれ素晴らしくて、これは配役を決めたプロデューサーの功績が大きいかな。

2位「妻、小学生になる。」
個別レス参照。
“終わりよければすべてよし”という諺が有るけど、これは正にそれ。前半は苛つく部分も有ったけど、中盤以降はドラマに入り込める展開が続き、心を鷲掴みにするラストへと仕上げてくれた。忘れられないドラマになりそう。

3位「ケイ×ヤク-あぶない相棒-」
個別レス参照。
これも終わり方に不満は有るが、映像で押し切る初回の波多野演出と、妖しさ全開の犬飼貴丈に魅了されて観始めたら、話も面白くて結構ドラマに入り込めたし最後迄楽しめた。

【他にハマった作品】
「おいハンサム!!」
「シジュウカラ」

【今期の演技MIP】
「妻、小学生になる。」の毎田暖乃。
彼女無しにはこの特殊なドラマは成立しなかった。それ位凄かった。Pが口説き落としたという意味も分かろうというもの。

「シジュウカラ」の宮崎吐夢。
洋平の口を突いて出て来る男尊女卑の言葉の数々を、よくもあれだけ憎々しげに演じてくれたものよ。ドラマなのに本気であいつに腹が立つって、凄い事よね。

  • << 49 「2022冬ドラマのまとめ③」 ~3位迄に入らなかったドラマの一言感想~ 順不同 「DCU」派手な前宣伝が命取りに。海に潜らない海保って、制作に協力した海保に失礼が過ぎる。 「となりのチカラ」くどくて理屈っぽくてゲンナリ。松潤と松嶋菜々子は貧乏くじを引いたな。 「ドクターホワイト」想像していたのと違っててがっかり。主演の可愛さでもつのはせいぜい2話位迄だな。 「ファイトソング」主人公の魅力が乏しく、惹かれたのは脇の慎吾と凛ちゃんってどうなのよ。まあ全体としては悪くは無かったけどね。 「逃亡医F」出だしは酷かったけど、ひたすら真面目な主人公と、破天荒が過ぎる周辺人物の取り合わせがクセになり、そこそこ面白かったし楽しめた。 「ゴシップ」スタートダッシュの失敗と余計な恋バナさえ無ければね。途中からお仕事ドラマとしてどんどん良くなっただけに勿体無かった。 「ユーチューバーに娘はやらん!」秋元ドラマのコメディーは退屈なのよ。 「しもべえ」中弛みも有ったけど、終わってみればハートフルで良いドラマだった。 「愛しい嘘~優しい闇~」立ち上がりが“アレ”だった割には、途中からそこそこ面白くなった。徳重聡と林遣都のおかげだね。 「わげもん」歴史が苦手だとちとツラい位詰め込み過ぎ。小池徹平他、脇の役者が良かったので最後迄観る事が出来た。

No.45 22/04/03 11:07
匿名さん0 

>> 1 【2022春ドラマ】 取り敢えず初回は視聴予定のドラマ(月曜から曜日順)タイトル/主演 「元彼の遺言状」綾瀬はるか 「恋なんて、本… 【追加】
【2022春ドラマ】
取り敢えず初回は視聴予定のドラマ タイトル/主演

金曜日
★「寂しい丘で狩りをする」倉科カナ

★印は24時以降に放送開始の深夜ドラマ
(関東の番組表より)

No.44 22/04/02 15:45
匿名さん0 

>> 34 【2022冬ドラマ】 「となりのチカラ」8話まで終了。(8話は6分拡大) ヤングケアラーの託也が、認知症の進行してしまった祖母の… 【2022冬ドラマ】

「となりのチカラ」全9話終了。(9話は15分拡大)

ピックアップ住人(チカラの棟の住人でチカラの目に止まり、お節介の対象となった住人)それぞれの問題に、一応のけりを付ける為の最終回なのかなと思ったのだが、新たなお節介対象(603小日向=藤本隆宏)を登場させた為に、枠を拡大しても“ピックアップ住人”のエピソードに割く時間は少なくて、頼子や託也の件はナレーション処理に等しい位の短さ。
上条は純粋にマリアにプロポーズして、マリアは打算でOK…にしか見えないのも、あまりにも急ごしらえだから。

妻を急に亡くして自殺願望の強い小日向エピソードを入れたのは、チカラが彼に自殺した自分の父親の姿を投影させて、父もあんな風に辛かったんだと実感する事で、ずっと抱いていた父へのわだかまりを解消させる目的が有ったかららしい。
チカラが空に向かって「父さん!」って話し始めた時は、こっ恥ずかしくて目を逸らしてしまった。

結局チカラは自分には問題解決能力は無いけど、人の話をずっと聞き続ける能力だけは並外れて有るので、これからはそこに徹して“お節介”を続ける事にしたらしい。

何か、もっと早く“視聴離脱”の決断をしておけば良かったって、最後迄観て思うのはちょっと悔しいかな…。

脚本、演出=遊川和彦

No.43 22/04/01 17:43
匿名さん0 

【2022冬ドラマ】/簡単投稿

「ダメな男じゃダメですか?」全8話終了。

うーん、アイディア倒れだったな。

元々が町田啓太にどんな役をやらせたいか、その漫画を募集する所から始まっていて、町田啓太も含めた選考委員がこの企画を選択した訳だけど、群馬の祖母と東京在住の孫が入れ替われば、町田啓太の“おばあちゃん演技”が観られて群馬訛り(実際の出身地)も聞けるから面白そうという、結構安易な企画だったので、成否はシチュエーションの作り込みに掛かっているかなとは思っていたのだが、残念ながら退屈な話ばかりで期待外れだった。

脚本=我人祥太 演出=太田勇

No.42 22/03/29 23:27
匿名さん0 

【2022冬ドラマ】/簡単投稿

「ユーチューバーに娘はやらん!」全10話終了。

結局、初回(だったかな?)の感想で書いた“脚本家が4人だからバラつきが有るのでは?”という心配が当たってしまった。

佐々木希が上手くないので、どっちを選ぶかだけで10話は長過ぎた。

最後に光輝を選ぶんだろうなあというのは、途中から何となく見えていた。何故なら彼は常に気分が安定していて、側に居て疲れない人だから。

千紗が榎本とタックタックに断りを入れるシーンの台詞「お二人と居ると背伸びしちゃう、嘘なんです、無理なんです、それ私じゃないんです」は、千紗の本音でも有り誰も傷付けないという絶妙な線を突いていて、ここだけは上手いなと思った(笑)

脚本=舘そらみ 演出=西浦正記

※この枠は秋元康に委ねているらしく、次も秋元原作のシチュエーションコメディー。まっすーが主演なので観続けたい気持ちは有るのだが、面白いのかな。

No.41 22/03/29 18:17
匿名さん0 

>> 30 (続き) 「助けて下さい」と言った途端に、後ろから麻酔薬を嗅がされて崩れ落ちる風呂光。 瀕死の猫田は十斗と自分の手を手錠で繋いで意識… 【2022冬ドラマ】

「ミステリと言う勿れ」全12話終了。(最終回は15分拡大)

前回の最後に最終回は『整は十斗の件に絡むのか、我路はどうなるのか辺りが楽しみかな』と書いたのだが、ここのスタッフは連ドラなのに区切りを付ける事を放棄した。しかも続編が有る事をアナウンスしない状態で。それは無いだろう。

愛珠が死を選ぶ前辺りに、彼女の精神をコントロールしていたらしいカウンセラーの鳴子巽。十斗にも影響を与えていた様なのだが、この謎を残し、我路が整に「君の協力が必要なんだ。一緒に行こう」「何処へ?」で終わらせる位なら、episode2.5は続編の目玉として丸々残しておいて、今シリーズは『ライカとの別れ』で終わらせてくれていた方が、余程すっきりしていたと思う。

前半部分、新幹線の隣に座った女性の読んでいた、複数の手紙に書かれた絵文字を整が読み解いて行くと、最後はその女性の実の父親は、妻とその親友で女性の育ての親・サキ(高畑淳子)に殺されていた事迄分かってしまうという話は、地味なワンシチュエーションドラマといった趣だったが、連ドラを観て来て馴染みになった整の特性と拘りが詰まっていたのと、以前に整が言っていた「事実は一つだが真実は人の数だけある」を、サキから逆に指摘された様な展開で、それも含めて面白かった。

脚本=相沢友子 演出=松山博昭

No.40 22/03/27 17:56
匿名さん0 

>> 39 (続き)
いつものスペースに千秋が居る事に気付く忍。千秋の手には漫画を描いたタブレット。「漫画が好きです。先生が好きです」
タブレットを突き出しながら忍に近付き、抱き合う二人。

遂に結ばれる二人。この時の千秋の細くて真っ白な腕と指、同じく細くて真っ白な裸の背中が、忍とは対照的で強く印象に残った。大丈夫なんだろうかという不安感が強調されているみたいで。

そして朝、忍の瞳に映し出されるシジュウカラ。一瞬羽ばたいて行くが直ぐに戻って来る。二人の年齢差という自然の摂理は変えられない。まるでその事を念押しするかの如く。

愛情と執着は紙一重。
一筋縄では行かない生身の人間関係。
それぞれの役にこれ以上無い程の最高の演者を得て、嫌悪感と説得力で観る者の感情をグシャグシャにして来る凄いドラマだった。

脚本=開真理 脚本・演出=大九明子

No.39 22/03/27 17:29
匿名さん0 

>> 24 (続き) ネーム変更を拒否する千秋に腹を立て、忍にプロポーズをしたとわざと挑発。 「岡野さんは先生の何処が好きなんですか?」深い黒目で探… 【2022冬ドラマ】

「シジュウカラ」全12話終了。

オープニングのタイトル映像がずっと逆再生だったのが、今回だけ忍が立ち上がる所から始まる普通再生に変更されていたので、これは自分の意思で新しい一歩を踏み出すのかなとは想像していた。

前回は洋平、今回は岡野と冬子の自分語りが挿入されたのだが、冬子は別として、一応社会的には成功者の部類に入る、倒れる前迄の洋平と現在の岡野迄が、それぞれ前者は容姿だったり後者は才能だったりにコンプレックスを持っていて、それが心の底にはずっと渦巻いていた事に驚く。
洋平は自分の稼ぎで、岡野は編集者という立場でそれぞれ忍をねじ伏せようという意識を隠し持っていたが、それが表に出て来た時に忍から強烈なしっぺ返しを食らっているのが物語として面白い。

上京した悠太は「お母さんもお幸せに。俺の為とかじゃなく自分の為に」と言い置いて、泊まりもせずに友達の所に行ってしまう。突き放すというよりは、お互いに縛らず自由でいいじゃんって事なんだろうね。

忍はかつて千秋が「救われた」と言ってくれた「ウサギなんておいかけない」の続きを、千秋だけが読んでくれればいいという思いで描いてSNSに投稿。それを見付けた星宙が千秋にメール、読んだ千秋はそれまで描いていた涅槃仏のスケッチをやめて漫画を描き始める。
(続く)

No.38 22/03/27 16:39
匿名さん0 

>> 37 (続き)
「直ぐ戻る」「駄目、行きなさい。善人さん言ってた。ユリナのヒーローになりたいんだって。今凄く幸せそうな顔してる。だから行きなさい」
ユリナをおんぶして猛スピードで走り出すしもべえ。
「絶対合格するからね」頷くしもべえ。
「しもべえと出会えた事が私の奇跡だよ」
顔を両手で挟み「ユリナ、生まれて来てくれてありがとう」しもべえが喋った!!
そして…消えた。

春。8:30でもまだ寝てるユリナ。慌てて飛び起きて父の遺影に「今日から大学が始まるよ」と手を合わせる。遺影の隣には裏玉大医学部の合格通知書が。

土手の道を走っていると河川敷から野球の球が飛んで来て、思わず頭をすくめるが球は当たらない。辺りを見回すが誰もいない。それでも笑顔で「しもべえ、行ってくるね!」と叫んで走り出すユリナ。
そこには球を手にしながら見送るしもべえが。

これはもう姿としては見えないけど、これからもユリナの側に居て守って行くよって事なのかな。

善人が住んでいたあのアパートって、ユリナの生活エリアの近くだったから、ずっと遠くから娘の成長する姿を見届けていたのかもしれないね。

確かにまだまだ心配だよね、ユリナは。
陰ながら手助けするしもべえの暮らし?は、当分は続きそうだな。

脚本=荒木哉仁 演出=山内大典

No.37 22/03/27 15:54
匿名さん0 

>> 22 【2022冬ドラマ】 「しもべえ」6話まで終了。 パラリンピックでまたまた2週間の休止を経て再開。こんな変則日程の連ドラは中々珍… 【2022冬ドラマ】

「しもべえ」全8話終了。(7~8話は連続放送の特別編成)

6話迄にユリナの母・康子が、しもべえの作った料理の味がユリナの父親の物と似ていると言い出し、病院のベッドで寝ている男性患者をしもべえがじっと見詰めるカットが挟まれていたので、そうなんだろうなとは予想していたが、やはりしもべえは、もう先が長くなくて緩和ケアを受けていたユリナの実の父・尾形善人(山崎樹範)の、生き別れた娘・ユリナへの強い想いが生み出した分身の様な存在だった。

板前の父と母は未入籍のままユリナを授かったが、善人が親戚の保証人になったばかりに借金の肩代わりを迫られ、康子達を守りたかった善人は姿を消し音信不通だった。ユリナを守る為に康子は父親は亡くなった事にしていたのだ。

看護師が善人の妄想だと思って聞いていた娘のピンチを助けた話の数々が、しもべえが自分を助けてくれた話と全部合致して、「しもべえの正体ってまさか…」と思い始めるユリナ。

しもべえがユリナを助ける度に、善人の症状が悪化していた事を知ったユリナは、もう絶対にしもべえは呼ばないと決めて受験当日、不良に絡まれた女子高生を自力で助けるが足を捻挫、引き摺って歩いているとしもべえがやって来る。「来ちゃ駄目だって」泣きながら母に電話をすると病床のアラーム音。
(続く)

No.36 22/03/26 19:21
匿名さん0 

>> 35 (続き)
夜明け、目を覚ます万理華。目付きが万理華のものになっている。「おはよう万理華ちゃん」と圭介。でも今度は「えっ?」とか「おじさん誰?」とかは言わない万理華。この部分が何か印象的だった。

設定が設定なだけに、懐疑的な気持ちも持ちながら観始めた序盤、10歳の毎田暖乃の圧倒的な演技力と存在感に惹き付けられて、これなら大丈夫かなとは思いながらも、圭介のあまりのはしゃぎっぷり、ポンコツぶりにイライラが募り、どうなる事かと不安にもなったのだが、中盤からはどんどん良くなり、特に千嘉が我が子の秘密を知り、自責の念に駆られて苦しむと、それを同じ母親として理解し優しく話し掛ける貴恵という部分は強く印象に残った。
貴恵が居たから千嘉もあの様に変わる事が出来たと言ってもいい。

農園での永遠の別れが「さよなら」ではなくて「おやすみ」だったのも、悲壮感が無くて良かったなと思う。
そこ迄の感謝の言葉を伝え合うシーンでボロ泣きだったから、あれがさよならだったら多分辛過ぎたと思うから。

圭介は会社の昼休みに守屋と仲良くお弁当を食べる日々。二人の仲が貴恵の望み通りに進展するかは分からないが、お互いに支え合う関係が続く事を願う。
そして蓮司は間違いなく結婚したら麻衣の尻に敷かれそう(笑)

終わってみれば魂が浄化される様な素敵な愛情物語だった。

脚本=大島里美 演出=坪井敏雄

No.35 22/03/26 18:47
匿名さん0 

>> 21 【2022冬ドラマ】 「妻、小学生になる。」9話まで終了。 前回、『やはりもう一度貴恵が念押しの説教をする様かな?』と書き、途中… 【2022冬ドラマ】

「妻、小学生になる。」全10話終了。

3月20日は圭介と貴恵の結婚記念日。朝チャイムが連打され、開けると「おはよう」と中身が貴恵の万理華が立っている。
「今日で最後、楽しくさよならしましょ」

朝、また娘が貴恵になっているのに気付いた千嘉が「あんな別れ方、貴女らしくない」と言って送り出してくれたのだ。

麻衣の春服を沢山選び、麻衣に蓮司と話をさせ、「実家にご挨拶ごっこをしたい!私がママ役をやるから」「別にいいよ、小学生の頼みだし」と受ける蓮司。でも途中からマジモードになって、「必ず幸せにしますから結婚させて下さい」実像にスイッチした貴恵も「娘を宜しくお願いします」

圭介は貴恵の夢だったレストランを、守屋の手を借りて自宅にセット、友人や同僚を招き万理華の姿で料理の腕をふるう貴恵。その姿を見て満足そうな圭介と麻衣。

皆を帰し最後に向かったのは荒れ果てた新島家の農園。3人で手入れをしながら、「貴方が隣に居てくれて本当に幸せだった」「麻衣は生まれて来た瞬間から、一杯一杯幸せにしてくれたの」と二人に感謝を伝えた貴恵。
夜が白み始めた頃に、思い出のハバネロを植えて「ママ大好き」「ありがとう貴恵」感謝を伝え合い涙を流す3人。

体から力が抜けた様になり、「おやすみ」と言う万理華に二人も「おやすみ」圭介の胸で眠りにつく万理華。
(続く)

No.34 22/03/25 21:57
匿名さん0 

>> 17 【2022冬ドラマ】 「となりのチカラ」7話まで終了。 灯の家出、最終的に背中を押したのはチカラがヒーロー気取りで怪我迄した事だ… 【2022冬ドラマ】

「となりのチカラ」8話まで終了。(8話は6分拡大)

ヤングケアラーの託也が、認知症の進行してしまった祖母の清江を施設には入れたくないと思う気持ちも分かるけど、その為に折角受かった大学にも行かず…というのは本末転倒だし、だけど託也は聞く耳を持たないしという中での清江の行方不明、皆で捜す中何故か灯が見付けて連れ帰り、そこからのチカラの託也への、自分の過去を引き合いに出した言葉をぶつける様な説得「介護施設に入れる事は見捨てる事じゃない」は納得出来たし、言ってる事もスーっと心に伝わって来た。

それに対して、灯が示した三つの宿題に対する、特に二人の子供に対する課題へのチカラの出した答え、言っている言葉は具体性に欠ける観念的な物で、チカラの人生経験から出て来た言葉とは思えなかった(もっと言えばドラマ用に書かれた遊川さんの言葉という感じの方が、前面に出てしまった)ので、説得力が感じられなかった。
それでも灯が受け入れたのは、チカラが自分の言葉を真剣に受け止め、子供の事、自分の事、家族の事だけを考えようとしてくれた事だけで満足だったからなのだろう。

そういう見え方に持って行く為に、敢えて観念的な回答に落とし込んでいたのなら、それも本末転倒の様な気がするが。

次回が最終回。チカラはお節介はやめるとは言ったがさて?

脚本=遊川和彦 演出=本橋圭太

  • << 44 【2022冬ドラマ】 「となりのチカラ」全9話終了。(9話は15分拡大) ピックアップ住人(チカラの棟の住人でチカラの目に止まり、お節介の対象となった住人)それぞれの問題に、一応のけりを付ける為の最終回なのかなと思ったのだが、新たなお節介対象(603小日向=藤本隆宏)を登場させた為に、枠を拡大しても“ピックアップ住人”のエピソードに割く時間は少なくて、頼子や託也の件はナレーション処理に等しい位の短さ。 上条は純粋にマリアにプロポーズして、マリアは打算でOK…にしか見えないのも、あまりにも急ごしらえだから。 妻を急に亡くして自殺願望の強い小日向エピソードを入れたのは、チカラが彼に自殺した自分の父親の姿を投影させて、父もあんな風に辛かったんだと実感する事で、ずっと抱いていた父へのわだかまりを解消させる目的が有ったかららしい。 チカラが空に向かって「父さん!」って話し始めた時は、こっ恥ずかしくて目を逸らしてしまった。 結局チカラは自分には問題解決能力は無いけど、人の話をずっと聞き続ける能力だけは並外れて有るので、これからはそこに徹して“お節介”を続ける事にしたらしい。 何か、もっと早く“視聴離脱”の決断をしておけば良かったって、最後迄観て思うのはちょっと悔しいかな…。 脚本、演出=遊川和彦

No.33 22/03/24 18:46
匿名さん0 

【2022冬ドラマ】

「部長と社畜の恋はもどかしい」全12話終了。

堤司部長は体型も身なりもスッキリしていて、一見遊び人みたいに見えるんだけど、定時に上がったら真っ直ぐ帰宅して凝った料理を作るのが趣味で、部屋も綺麗に片付いている。
実は女性とのお付き合いが苦手で、丸山にもついつっけんどんな態度を取ってしまい、丸山の気持ちを読むのも苦手で、PCで丸山の言動を整理して結論を導き出して勝手に悩んだりと、見た目とは裏腹の純情振りが面白かった。

11話でいきなり謎の感染症の話になって、自粛生活、リモートワーク、パンデミック、得意先である宿泊業界の不況で丸山達の会社も苦境に。
何でこの話?と思ったら、自粛明けの営業のテコ入れに堤司が兼任で異動して来て、活躍して売上げアップという流れにしたかったからなのね。

で、総務に戻るのを機に、二人は結婚する事を発表。驚いていたのは諌山だけで、営業部の皆にはバレバレだったというオチだった。

中村ゆりかの役柄は頑張り屋で可愛い人なんだけど、彼女の表現(特に表情)がワンパターンなので、途中から飽きが来てしまって。話も中弛みしていたし相手が竹財さんじゃ無かったら、途中で離脱していたかも。

脚本=川﨑いづみ 演出=湯浅弘章

No.32 22/03/23 22:55
匿名さん0 

>> 16 【2022冬ドラマ】 「恋せぬふたり」7話まで終了。 仕事でイノファーム代表の猪塚遥(菊池亜希子)を取材し、雑談で「スーパーまる… 【2022冬ドラマ】

「恋せぬふたり」全8話終了。

前回の感想で『前進する為にも祖母との思い出の詰まった自宅は一旦咲子に預け、農業の道へ行くのも有りだと思うけどな。』と書いたのだが、羽の思考の流れは“農業プログラムを選択する”=“咲子との家族(仮)は終了”=“移住するなら自宅は処分”で、祖母から引き継いだこの自宅で、恋愛抜きのパートナーである咲子と暮らせる事が今の羽のベストだから、仕事の満足の為だとしてもプライベートのベストは失いたくない、もう一人の生活には戻りたくないという物だったのね。

その思考の壁を崩したのは、咲子の柔軟な思考。
「私はこの家に住み続けますよ。私はここ、高橋さんは野菜王国に住むでいいじゃないですか」
その発想は無かった羽は驚く。
咲子は今の仕事が好きでこの家も大好き、今が人生のベスト。一緒に暮らさなくても家族(仮)が終わる訳ではない。そういう概念に縛られる必要もない。
その時その時のベストを選べばいい。全部(仮)だと思えばいい。
思いがけない咲子の提案を涙を溜めながら聞いていた羽は全面的に同意して、スーパーを退職し旅立って行く。

1年後、農作業をする羽に「うどん、美味しかったよ」と声を掛ける村人。笑顔を返す羽。農家(仮)は取り敢えず順調の様だ。

出会う事で窮屈さから解放された二人の笑顔が印象的なラストだった。

脚本=吉田恵里香 演出=野口雄大

No.31 22/03/22 23:27
匿名さん0 

【2022冬ドラマ】

「ドクターホワイト」全10話終了。

2話の感想で『このドラマ、どうでもいいやり取りや笑わせようとするわざとらしさがどうにも鼻につくし、全体のテンポも悪くしている』と書き、3話の感想で『結局このドラマは白夜は何者?誰が狙ってる?の方にウエイトを置きたいんだよね?』と書いて、自分が期待していた医療ドラマとは違っていたのが分かって、段々興味を失ってしまった。

特にCDTの医師の描き方が酷くてがっかり。高森総合病院は医療過誤が2回続き、患者が減って経営が悪化している設定なんだから、医師も減らしているだろう中で、何でCDTの連中はあの部屋で無駄口を叩いている暇が有るのか?毎回ワンカットでもいいから、彼らの診察シーンを入れればだいぶイメージが違っただろうと思う。

白夜の設定が有り得ない物であればある程、一介の医師達の日常には嘘を無くして欲しかった。

最後まで観たのは、Rh nullの白夜はどうやって生まれてどう育った設定にしているのかを確認したかったから。
脳神経を移植する為のドナーとして、クローンで誕生させたというのは発想としては有りかなと思うが、勇気の腕ならその難手術が可能だったって、あまりの雑な“勇気上げ”に一気にシラケてしまった。

脚本=小峯裕之 演出=城宝秀則

No.30 22/03/22 19:42
匿名さん0 

>> 29 (続き)
「助けて下さい」と言った途端に、後ろから麻酔薬を嗅がされて崩れ落ちる風呂光。

瀕死の猫田は十斗と自分の手を手錠で繋いで意識不明に。その腕を切り落とそうとナイフを振り上げた手を我路が掴んで止める。睨み合う二人。「お前が十斗か?」

風呂光に麻酔薬を嗅がしたのは誰?我路の従兄弟?それとも十斗の関係者?
あと、愛珠に闇カジノで働く様に言ったというカウンセラーとは何者?まともなカウンセラーではなさそうだけど。

今回は整の出番は殆ど無しで、かと言って前みたいに我路が強烈な存在感を示していた訳でも無いので、船越英一郎、北村匠海、松本若菜、伊藤沙莉、永山瑛太達で作った、猟奇事件を扱う刑事ドラマみたいな感じが強かったな。
いささか無理矢理な形では有ったが、風呂光が加わる事で居ないんだけど整の影はちらつくみたいな。そういう作りにしている訳ではないのだが、ここまでの整+風呂光の“セット売り”が、脳内変換をさせるみたいな。

さて次回は15分拡大の最終回。
整は十斗の件に絡むのか、我路はどうなるのか辺りが楽しみかな。

脚本=相沢友子 演出=松山博昭

  • << 41 【2022冬ドラマ】 「ミステリと言う勿れ」全12話終了。(最終回は15分拡大) 前回の最後に最終回は『整は十斗の件に絡むのか、我路はどうなるのか辺りが楽しみかな』と書いたのだが、ここのスタッフは連ドラなのに区切りを付ける事を放棄した。しかも続編が有る事をアナウンスしない状態で。それは無いだろう。 愛珠が死を選ぶ前辺りに、彼女の精神をコントロールしていたらしいカウンセラーの鳴子巽。十斗にも影響を与えていた様なのだが、この謎を残し、我路が整に「君の協力が必要なんだ。一緒に行こう」「何処へ?」で終わらせる位なら、episode2.5は続編の目玉として丸々残しておいて、今シリーズは『ライカとの別れ』で終わらせてくれていた方が、余程すっきりしていたと思う。 前半部分、新幹線の隣に座った女性の読んでいた、複数の手紙に書かれた絵文字を整が読み解いて行くと、最後はその女性の実の父親は、妻とその親友で女性の育ての親・サキ(高畑淳子)に殺されていた事迄分かってしまうという話は、地味なワンシチュエーションドラマといった趣だったが、連ドラを観て来て馴染みになった整の特性と拘りが詰まっていたのと、以前に整が言っていた「事実は一つだが真実は人の数だけある」を、サキから逆に指摘された様な展開で、それも含めて面白かった。 脚本=相沢友子 演出=松山博昭

No.29 22/03/22 19:08
匿名さん0 

>> 14 (続き) そして春には千夜子の退院が決まり、里親の元へ行く事になっていた。 ライカの願いはただ一つ、千夜子が幸せになる事。それは自分… 【2022冬ドラマ】

「ミステリと言う勿れ」11話まで終了。

episode 2.5の前編。

警察は霜鳥を逮捕したのに何で芝浜署は羽喰玄斗が殺されたのを知らないの?って思ってしまったのだが、よく考えたら今回は霜鳥の逮捕以前の時間軸のエピソードだから、視聴者は羽喰玄斗は死んでるって知ってるけど、警察は今も行方不明という認識で、そこがちょっと変化球で面白い。

我路が愛珠の残した寄せ木細工の秘密箱を開けたくて、持ち込んだ先の寄木細工ミュージアムの学芸員が北村匠海で、「ワオッ」って声が出てしまったのだが、名前が辻浩増(ひろまさ)で、羽喰玄斗の17人目の被害者・辻十岐子と同姓だったので、何か関係有り?と思っていたら、ジュートは英語で日本語だと黄麻(こうま)という話が捜査会議で出て、その後にミュージアムの同僚が辻を「こうまちゃん」と呼んだので、ああ北村匠海がジュート?でもそんな簡単にヒントを出す?とも思ったのだが。

玄斗も十斗も“名前に十が含まれた者だけ”を殺しているのが分かる。そして風呂光が芝浜署で組んだ先輩の猫田十朱刑事が“十が3つも入っていて”十斗の餌食に。
風呂光は猫田にだけは電話を掛け続けるけど、応援は頼まずに一人で現場に走ってる。ちょっとイラッとした。
猫田が刺されるのを見ても足がすくんで動けない。そこでやっと警部に助けてコール。
(続く)

No.28 22/03/21 00:03
匿名さん0 

>> 12 【2022冬ドラマ】/簡単投稿 「DCU」8話まで終了。  初期設定の事は無かった事にして、成合は本当にテロリストで裏切り者なのか?… 【2022冬ドラマ】

「DCU」全9話終了。(最終回は54分拡大)

通常の2倍の時間をかけてやっと“こけおどし”の茶番劇が終わった。
海保の内通者は早川次長と見せ掛けて佐久間部長、じゃあ何で早川は一々怪しそうな動きをしていたのか、それは新名が早川はクロと信じ込み、そういう目で見ていたからあの演出にした、まあそこ迄はいいわ。
問題なのは15年も前から佐久間が情報を流していた事に誰も気付かず、新名も信用し切っていた事。DCUって切れ者を集めた訳では無いから(←皮肉ね)、まあ仕方ないのかもしれないけど、一応捜査では敵の裏をかいたり先読みしたり出来ている新名なのに、何か整合性に乏しいよね。一分の隙もない上司には見えなかったもん、佐久間(笑)

あと佐久間にいきなり「貴子を殺したのはあんたか?」って新名が聞いてたけど、どういう事?真鍋が忍者みたいに(笑)排他的経済水域近く迄行って殺したんじゃないの?佐久間が裏から手を回して殺させたという事なら、貴子を殺させたのはって台詞にして欲しかったな。

成合に関してはどっちとも取れるぼかした終わり方で、映画でも作る気満々なのかね、こんな駄作で。

一番の被害者は協力をした海保で、海には潜らないし、あんな建物のセキュリティーガバガバに描かれたんじゃ、ドラマとは言えご立腹なのでは?

脚本=青柳祐美子他数名 演出=田中健太、青山貴洋、宮崎陽平

No.27 22/03/20 17:53
匿名さん0 

【2022冬ドラマ】/簡単投稿

「もしも、イケメンだけの高校があったら」全10話終了。

初回を観た時はもう少し面白さが続くのかなと期待はしていたのだが、真意を伏せた風間もこみちの思惑が説教臭くて、何か“思ったのと違う”ってなってしまい、それでも細田くんがどうなるのかは見届けたかったのと、彼の家族・池田家の設定は、デフォルメされた中にも理想的な姿が感じられて好きだったので、途中離脱はしなかった。細田くんはやっぱり上手かったな。
脚本=服部隆 演出=二宮崇

「鹿楓堂よついろ日和」全10話終了。

8話の感想で何で期待と違ってしまったのかは書いたので、最終回の感想だけ手短に。
鹿楓堂は2021年3月から1年間休業し、4月7日が再オープン、その間スイだけは働きに出ず、ぐれはデリバリー、椿は角崎の下でパティシエ、ときたかは弁当屋でアルバイト、皆、時間もバラバラ、ごはんもバラバラで忙しく、スイの相手はきなこだけで孤独、みたいな出だしで、えっ何で?と思ったら、八京のホテルも厳しいらしいって台詞が有ったので、これってコロナ禍の事?でも時期も違うしマスクもしてないしで、結局分からず仕舞いの謎設定。
スイと八京は仲直りし、再オープンも大人のお子様ランチが大好評で平和に終わった。やっぱりこのドラマは飯テロが最高の武器だったな。
脚本=泉澤陽子 演出=Yuki Saito

No.26 22/03/20 17:06
匿名さん0 

>> 25 (続き)
妙子が生きて現れた事で、時間は掛かったが藤木の容疑は晴れる。
だがしかし、藤木と妙子には記憶障害の症状が現れ、楽しい記憶だけが思い出せなくなっていた。妙子によると完全喪失ではなくて、部分的にどこかに閉じ込められているイメージらしい。これが佐々木の言っていたダメージで、ガイストの欠陥なのだろう。
でも笑って会話をして今の時間は楽しそうな二人。ガイストの改良に取り組むみたいな話もしてなかったし、こんな緩い終わり方でいいのかって、ちょっと拍子抜け。

藤木が酔って妙子の研究の事を喋った相手は長谷川だったんだけど、それをお前じゃないと否定したのは、記憶障害で記憶が格納されてしまったからだった。

長谷川が“まだ先輩に隠している事がある”と呟いていたのは、妙子は生きてるって事ではなくて、佐々木の臨床試験で亡くなった被験者の名簿が入ったUSBを隠し持っているって事だった。持ってたなら上手く使えば良かったのに。でも警察は信用出来ないし、妻子だけは幹から守りたかったって事なのかな。

3話位からトンチキにはトンチキなりの面白さも有るなと思い始めて、突っ込みながら楽しく観ていたんだけど、まさかこんな着地をするとはね。

どうせなら、欠陥セットを海外の企業に高額で売り付け、漁夫の利を得た烏丸が、後から高額訴訟を起こされる所迄観たかったよ。

脚本=福原充則  演出=佐藤等弥

No.25 22/03/20 16:32
匿名さん0 

>> 10 【2022冬ドラマ】 「逃亡医F」9話まで終了。 拓兄がどんどん“更正”して、トンチキからシリアスに変化して来たこのドラマだが、… 【2022冬ドラマ】

「逃亡医F」全10話終了。

妙子は意識が戻り、あの日は研究室に忍び込んでいたトリガラみたいな男(烏丸が桃ちゃんと呼んでた男)に自白剤みたいな物を打たれ、藤木に電話で助けを求めながら屋上迄逃げて、縁に立った時に藤木が来たが、その時には薬が回り朦朧としたまま落ちた様だった。トリガラが突き落とした訳ではないので、藤木はその姿は見ていないという事だった。

長谷川が留置所で殺された事で、“やり過ぎた”佐々木は警視監や副大臣から見放され、指名手配をされて逃亡者に。
藤木を「無視すると将来に相当なダメージが残るぞ。妙子くんもだ」と脅して、何だかよく分からない高い建造物に呼びつけ、あれこれ理屈をつけて「自首するから私に有利な証言をして欲しい。早く出て来てガイストを完成させたい」と、相変わらず身勝手な言い分。
トリガラに妙子を襲わせた事を、佐々木は「何の事だ?」と言ったので、あれは烏丸の独断でデータを奪いたかったが、トリガラが見付かってしまい思わぬ展開になってしまったという事らしい。

結局藤木と拓兄が証言を拒否した為、佐々木は飛び降りて脳に自転車のスポークが刺さり、藤木が手術をして助ける。

妙子といい、佐々木といい、あんな高い所から落ちて頭が割れない、体の骨が砕けない、死なないってのはファンタジー過ぎるよね。実際はあんな綺麗な物じゃないから(以下自粛)…。
(続く)

No.24 22/03/20 12:03
匿名さん0 

>> 23 (続き)
ネーム変更を拒否する千秋に腹を立て、忍にプロポーズをしたとわざと挑発。
「岡野さんは先生の何処が好きなんですか?」深い黒目で探る様に見詰める千秋に対し、ギラつく大きな目で見返し視線を外さず「いつも泣きそうな所かな」と答える岡野。この目力勝負のカメラワークが凄かった。

アパートを引き払い実家に戻れば、母親は半年も家賃を払っていないし、バイト先では大学生に28にもなって就職もしていないんすかとバカにされ、岡野にはマウントを取られ、千秋は偶然出会った忍に漫画をやめて就職すると告げる。
5年前の状況を説明する忍に「もういいです。漫画も先生も忘れたいです。僕には何も無い、弱すぎて若すぎました」涙ぐみながら去って行く千秋が痛々しくて、黙って抱き締めてあげたくなる。

千秋とみひろに去られた忍は岡野のプロポーズを受け入れる。素直に喜ぶ岡野。手を繋いで帰宅すると、ドアの前には丸まって座ってる洋平。

予想通り涼子に手玉に取られてお金を渡したら逃げられ、船着き場で忍が洋平に惚れた理由と話していたビリー・ジョエルの歌を歩きながら大声で歌い、「忍!」と叫んだ時にはそのまま飛び込むのかと思ったら普通に引き返して行った(笑)やっぱりそんなタマでは無かったな(笑)

次回が最終回。忍はまず悠太との関係を修復するべきだよね。そこからだよ、先に進むには。

脚本=開真理 演出=大九明子

  • << 39 【2022冬ドラマ】 「シジュウカラ」全12話終了。 オープニングのタイトル映像がずっと逆再生だったのが、今回だけ忍が立ち上がる所から始まる普通再生に変更されていたので、これは自分の意思で新しい一歩を踏み出すのかなとは想像していた。 前回は洋平、今回は岡野と冬子の自分語りが挿入されたのだが、冬子は別として、一応社会的には成功者の部類に入る、倒れる前迄の洋平と現在の岡野迄が、それぞれ前者は容姿だったり後者は才能だったりにコンプレックスを持っていて、それが心の底にはずっと渦巻いていた事に驚く。 洋平は自分の稼ぎで、岡野は編集者という立場でそれぞれ忍をねじ伏せようという意識を隠し持っていたが、それが表に出て来た時に忍から強烈なしっぺ返しを食らっているのが物語として面白い。 上京した悠太は「お母さんもお幸せに。俺の為とかじゃなく自分の為に」と言い置いて、泊まりもせずに友達の所に行ってしまう。突き放すというよりは、お互いに縛らず自由でいいじゃんって事なんだろうね。 忍はかつて千秋が「救われた」と言ってくれた「ウサギなんておいかけない」の続きを、千秋だけが読んでくれればいいという思いで描いてSNSに投稿。それを見付けた星宙が千秋にメール、読んだ千秋はそれまで描いていた涅槃仏のスケッチをやめて漫画を描き始める。 (続く)

No.23 22/03/20 11:26
匿名さん0 

>> 9 【2022冬ドラマ】 「シジュウカラ」10話まで終了。 みひろの電話に出た千秋は異変に気付き走り出し、忍も岡野との電話を切って千… 【2022冬ドラマ】

「シジュウカラ」11話まで終了。

壊れかけていたみひろだが、自分を気に掛け世話を焼いてくれる忍のお陰で気持ちも落ち着き、偶々出掛けた人形展でビスクドールに惹かれ、そこで知り合い友達になったというミズキを連れて来るのだが、明らかにそれが気に入らない様子の忍。
ミズキは別れ際にみひろに「ウチで一緒に住む?」忍がお金でみひろを縛っている様に見えたのか「可哀想がられてるだけじゃん」そしてそれは図星なのだと思う。

後日、「今日からミズキの家に行くね」と言われた時の忍の取り乱し様と言ったら…。
ここでもミズキが「先生はみひろが普通の仕事は出来ないと思ってるの?」とバッサリ。みひろは感謝していると、優しくしてくれてお母さんみたいだったと。
背を向けたみひろの腕を掴み「悠太はここに居ればいいの!」
最愛の息子がわざと関西の大学を選び、連絡も含めて距離を置いている原因は自分にもある。それが分かっていても寂しくて満たされない今の忍の心の隙間を埋めてくれたのが、庇護が必要だったみひろで、その彼女に今度は忍がすっかり依存していたのだ。
みひろはしっかり者のミズキにまた依存しかねないけど、今度は趣味も見付けたし、穏やかに暮らして行って欲しいと願わずにはいられない。

大人なのに、ずっと年下相手に余裕の無い言動を見せてがっかりさせてくれたのは岡野も同じ。
(続く)

No.22 22/03/19 19:05
匿名さん0 

【2022冬ドラマ】

「しもべえ」6話まで終了。

パラリンピックでまたまた2週間の休止を経て再開。こんな変則日程の連ドラは中々珍しいのでは?

それはさておき、今回は辰馬の父・和馬の無実を証明しようと、ユリナが粘り強く頑張るもその壁は高く、和馬は再起を目指して就職活動を始めるが、またしても悉く川島教授に潰された事で、和馬は信念を曲げて川島に謝罪する事を選ぼうとするが…という話。

辰馬に振られた和泉は、和馬の昔の記事を校内の生徒にネットでバラまくという復讐をするが、辰馬は「覚悟してたから大丈夫」と意に介さない。

大学病院でのカルテの入手に失敗したしもべえは、和馬と和泉の父・沢村が医学部時代の親友で、同じ定食屋でバイトをしていた事を掴み、ユリナと話を聞きに行く。

ユリナから「お父さんに会わせて」と頼まれ拒絶したものの、どうも父親の様子がおかしい事に気付いた和泉は、ユリナと居る所に父親を呼び出す。
ユリナはバイト時代の写真を沢村に見せ「私は自分の親友を裏切る事は出来ません!」

最後は和馬と沢村を罵倒する川島を、しもべえがセットした隠し撮りで講演会のモニターで生中継、記事が出て失脚させるという“手垢パターン”で、ちょっとがっかり。
ユリナの活躍は良かったけどね。

しもべえ、PCのキーボードを打てなかったのは何故?何か手を見詰めてたけど。

脚本=遠山絵梨香 演出=山内大典

  • << 37 【2022冬ドラマ】 「しもべえ」全8話終了。(7~8話は連続放送の特別編成) 6話迄にユリナの母・康子が、しもべえの作った料理の味がユリナの父親の物と似ていると言い出し、病院のベッドで寝ている男性患者をしもべえがじっと見詰めるカットが挟まれていたので、そうなんだろうなとは予想していたが、やはりしもべえは、もう先が長くなくて緩和ケアを受けていたユリナの実の父・尾形善人(山崎樹範)の、生き別れた娘・ユリナへの強い想いが生み出した分身の様な存在だった。 板前の父と母は未入籍のままユリナを授かったが、善人が親戚の保証人になったばかりに借金の肩代わりを迫られ、康子達を守りたかった善人は姿を消し音信不通だった。ユリナを守る為に康子は父親は亡くなった事にしていたのだ。 看護師が善人の妄想だと思って聞いていた娘のピンチを助けた話の数々が、しもべえが自分を助けてくれた話と全部合致して、「しもべえの正体ってまさか…」と思い始めるユリナ。 しもべえがユリナを助ける度に、善人の症状が悪化していた事を知ったユリナは、もう絶対にしもべえは呼ばないと決めて受験当日、不良に絡まれた女子高生を自力で助けるが足を捻挫、引き摺って歩いているとしもべえがやって来る。「来ちゃ駄目だって」泣きながら母に電話をすると病床のアラーム音。 (続く)

No.21 22/03/19 18:21
匿名さん0 

>> 8 (続き) 千嘉の苦悩する姿を見ていた貴恵は、本来の万理華の人生を奪っている事が心苦しかった。圭介達にもそれを理解して欲しかったのに、ポンコ… 【2022冬ドラマ】

「妻、小学生になる。」9話まで終了。

前回、『やはりもう一度貴恵が念押しの説教をする様かな?』と書き、途中迄はゾンビに逆戻り父娘だったので、やっぱり“貴恵リターンズ”なのかなと思ったら…。
麻衣が想像以上に重症で、「10年前、ママと一緒に消えちゃえば良かったんだよ」と泣かれた事でシャキッとする圭介。

会社では守屋に無駄に突っ掛かる宇田をランチに誘って話を聞き、上手く諌めて傷付けずに非を認めさせ、守屋に謝らせるナイスアシスト。
家では部屋に籠る麻衣にドア越しに「本当はママが亡くなった10年前に、麻衣とこうやってちゃんと話さなきゃいけなかったんだ」と、麻衣を励ますより自分の悲しみを優先させた事を謝罪。
「これからは失くした物じゃなく、ママがくれた物を見詰めて生きて行かないか?」
「もう二度と麻衣の事を放り出さないから」
部屋から出て来る麻衣。

自助努力で解決し、二人で頑張って行けそうな感じなんだけど、貴恵は最後に突き放してしまった事が心残りなのか、まだ成仏出来ずにあの公園で泣いていた。
そこに幽体離脱した様な万理華がやって来て、「会いたいよ」と泣く貴恵の頬を両手で挟むと入れ替わる二人。
あの時と逆の形だけど、今回は万理華は実体ではない様な?

どういう形で終わらせるのか楽しみに待ちたい。

脚本=大島里美 演出=山本剛義

  • << 35 【2022冬ドラマ】 「妻、小学生になる。」全10話終了。 3月20日は圭介と貴恵の結婚記念日。朝チャイムが連打され、開けると「おはよう」と中身が貴恵の万理華が立っている。 「今日で最後、楽しくさよならしましょ」 朝、また娘が貴恵になっているのに気付いた千嘉が「あんな別れ方、貴女らしくない」と言って送り出してくれたのだ。 麻衣の春服を沢山選び、麻衣に蓮司と話をさせ、「実家にご挨拶ごっこをしたい!私がママ役をやるから」「別にいいよ、小学生の頼みだし」と受ける蓮司。でも途中からマジモードになって、「必ず幸せにしますから結婚させて下さい」実像にスイッチした貴恵も「娘を宜しくお願いします」 圭介は貴恵の夢だったレストランを、守屋の手を借りて自宅にセット、友人や同僚を招き万理華の姿で料理の腕をふるう貴恵。その姿を見て満足そうな圭介と麻衣。 皆を帰し最後に向かったのは荒れ果てた新島家の農園。3人で手入れをしながら、「貴方が隣に居てくれて本当に幸せだった」「麻衣は生まれて来た瞬間から、一杯一杯幸せにしてくれたの」と二人に感謝を伝えた貴恵。 夜が白み始めた頃に、思い出のハバネロを植えて「ママ大好き」「ありがとう貴恵」感謝を伝え合い涙を流す3人。 体から力が抜けた様になり、「おやすみ」と言う万理華に二人も「おやすみ」圭介の胸で眠りにつく万理華。 (続く)

No.20 22/03/19 17:44
匿名さん0 

>> 19 (続き)
何のアナウンスも無いので想像でしか無いのだが。
ただ連続ドラマとして観ていた者としては、どうにも座りの悪い終わり方だったのは確かなので、連ドラの続きは連ドラでお願いしたい所なのだが、内容量的には映画になるのかなあ。

公安で堅物の一狼とヤクザで妖しい獅郎、対照的な二人が出会い、一人の女性の失踪の謎を解明するという目的で利害が一致し、行動を共にする内に友情も芽生え、危険と隣り合わせで生きる中で、お互いに掛け替えのない存在となって行く。
後から特殊な立ち位置に居た事が分かる獅郎を、犬飼貴丈が実に上手く色気たっぷりに演じていて、彼が居たから、割りとイメージ通りの堅物を演じた鈴木伸之のキャラも、十分に生かされていた様なそんな気がした。

以前にも書いたが、演出の波多野さんの世界観で構築されたドラマなので、他の演出家の時とで、どうしても出来上がりにバラ付きが有ったのは否めない。
それでもある程度のラインは保てていたと思うし、十分楽しませて貰えたので良かったと思う。

脚本=酒井雅秋 演出=波多野貴文

No.19 22/03/19 17:14
匿名さん0 

>> 6 【2022冬ドラマ】 「ケイ×ヤク-あぶない相棒-」9話まで終了。 林は匡の塾の先生だったのか。その方が自由が利くから裏の顔を持… 【2022冬ドラマ】

「ケイ×ヤク-あぶない相棒-」全10話終了。

テトラビル爆破テロの青写真を描いたのは、某国諜報員の林(もしくは林に指示をしていた者)で、林は政治家の弱味を握る為、その子女が通う塾の講師となり、あの4人にわざと「外国の自爆テロの犯人は14歳」と書かれた新聞を渡し、退屈し切っていた匡は他の3人と爆弾作りを始めて、あの日テトラビルで爆発させる。
その事を知った大須は、峰上組の若頭だった山田に後処理を頼み、山田は野々村を自首させて処理をし、その後大須を強請続ける。
匡の作ったのは火薬爆弾だが、あの日使われたのはプラスチック爆弾で、林が差し替えていた事が分かる。
政治家の子女4人が大事件を起こし揉み消した事で、林も彼らの弱味を握る事に成功し、その内の一人が総理に迄なったのだから、かなりの情報も得て某国に流していたのではないか?
鍛えられた諜報員が“俺様”だった中二の匡を手玉に取る事など簡単だった。

大須は体調を理由に総理を辞任、内々に隠蔽の供述を始め、匡も聴取に火薬爆弾を作った事は認めた。

ドラマは初回の冒頭の、“生きて帰れたら甘い卵焼き”の約束をして、一狼と獅郎が走り出す所で終わってしまった。
ここから恐らく山田×林との最終決戦に向かうのだと思うが、原作がまだ未完という事で、それを待って何らかの形で続きを作るつもりなのかなと思う。
(続く)

No.18 22/03/18 19:53
匿名さん0 

>> 3 【2022冬ドラマ】 「ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○」10話まで終了。 なるほどねえ。仁和が何故瀬古をカンフルNEWSに… 【2022冬ドラマ】

「ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○」全11話終了。

突然総務部が来て、編集部を畳む算段を始めた事でカンフルの閉鎖を知った瀬古達。
仁和と話した瀬古は皆に自宅待機を命じ、納得しない彼らに「あなた達はもう必要ない」と突き放す。
カフェで愚痴をこぼす根津に黄実子は「あの子の中には色んな感情が渦巻いてる。それを上手く表現出来ないだけなの」と話す。←これね。途中から瀬古はそういう人(おそらくASDかグレーゾーン)なのだろうとは察したが、1、2回辺りの機械の様な変人振りを強調した脚本と演出では、そういう事が上手く伝わらず、視聴意欲を削ぐだけだったのではないか?
障害の部分はオブラートに包む方針だったのだとしても、黄実子のあの台詞を初回に持って来ていれば、視聴者の瀬古への見方も少し変わって来るし、演出での強調ももう少し控えて、ドラマ自体が見易くなったのではないかと思えてならない。

3話で持ち直して、瀬古の過去を描いた6話以降は感情移入も出来る様になり、チームとしてまとまって行く過程を観るのも楽しみなお仕事ドラマへと変貌して行った。

ミステリアスな存在だった仁和の深謀が明かされ、“仲間を得た事で仁和だけの瀬古では無くなった現実に打ちのめされる仁和”で落とした点も見事だったと思う。

初期設定の無駄と、恋の鞘当てが無ければなあ。

脚本=橋本夏 演出=石川淳一

No.17 22/03/17 23:34
匿名さん0 

>> 2 【2022冬ドラマ】 「となりのチカラ」6話まで終了。 妻(灯)が家を出て実家に帰りたくなる気持ちも分かるわ。 自分は接客業の… 【2022冬ドラマ】

「となりのチカラ」7話まで終了。

灯の家出、最終的に背中を押したのはチカラがヒーロー気取りで怪我迄した事だったというのも含めて、大体の理由は前回の感想で書いた様な事だったな。
それプラス子供の問題。愛理はどんどん生意気になって一人では対処仕切れずに、うっかりすると叩きたくなってしまう。高太郎はいい子だけど勉強が出来なくて、塾に行かせたいけどお金に余裕がない。

灯の実家は寺で、本当は自分が継ぎたかった、そうすれば色々な相談に乗れたのに…って、灯自身も元々そういう気質だったから、お節介なチカラに的確なアドバイスやサポートが出来ていたのね。
問題はチカラがいつまで経ってもゴーストライターから抜け出そうと努力せずに、収入は不安定、灯は自分に合わない仕事でも生活の為には辞められず、それなのに夫は他人の問題に手一杯で、灯はフルタイムの仕事をした上で家事育児をほぼワンオペでこなして来た。そして遂に爆発って事ね。

ボケた清江が隣に座っているのがチカラとは分からずに言った言葉「誰よりも幸せなのはあのキリッとした奥さんね。何か悩みが有ったとしても隣にチカラさんが居てくれるものね」
この言葉にはっとして気付いたチカラ。

なるほど、タイトルには二重の意味を込めていたって訳ね。

脚本=遊川和彦 演出=松川崇史

  • << 34 【2022冬ドラマ】 「となりのチカラ」8話まで終了。(8話は6分拡大) ヤングケアラーの託也が、認知症の進行してしまった祖母の清江を施設には入れたくないと思う気持ちも分かるけど、その為に折角受かった大学にも行かず…というのは本末転倒だし、だけど託也は聞く耳を持たないしという中での清江の行方不明、皆で捜す中何故か灯が見付けて連れ帰り、そこからのチカラの託也への、自分の過去を引き合いに出した言葉をぶつける様な説得「介護施設に入れる事は見捨てる事じゃない」は納得出来たし、言ってる事もスーっと心に伝わって来た。 それに対して、灯が示した三つの宿題に対する、特に二人の子供に対する課題へのチカラの出した答え、言っている言葉は具体性に欠ける観念的な物で、チカラの人生経験から出て来た言葉とは思えなかった(もっと言えばドラマ用に書かれた遊川さんの言葉という感じの方が、前面に出てしまった)ので、説得力が感じられなかった。 それでも灯が受け入れたのは、チカラが自分の言葉を真剣に受け止め、子供の事、自分の事、家族の事だけを考えようとしてくれた事だけで満足だったからなのだろう。 そういう見え方に持って行く為に、敢えて観念的な回答に落とし込んでいたのなら、それも本末転倒の様な気がするが。 次回が最終回。チカラはお節介はやめるとは言ったがさて? 脚本=遊川和彦 演出=本橋圭太

No.16 22/03/17 19:35
匿名さん0 

【2022冬ドラマ】

「恋せぬふたり」7話まで終了。

仕事でイノファーム代表の猪塚遥(菊池亜希子)を取材し、雑談で「スーパーまるまるの人に失恋したのがこの仕事を始めるきっかけだった」と言われた咲子は、遥の話をしてから羽の様子がおかしくなり、カズから「元カノだったりして」と言われた事もあり、次に遥に会った時に羽か確認したら肯定され、今、羽と咲子が同居し、羽の祖母は亡くなった事を知った遥は「お線香をあげに行きたい」と望み、羽と再会する。

両親に捨てられた羽にとって、愛情を注いで育ててくれた祖母は掛け替えのない存在で、祖母が望んでいた曾孫を見せてあげたい気持ちも強く、自分を好きだと言ってくれる遥と結婚して子供を作ろうと迄は思ったのだが、祖母が遥に預けた指輪をどうしてもはめてあげられず、「自分でつけてもらう訳には…」と言って遥を傷付け、二人は別れたという過去。アロマアセクを告げていないのだから、あれは相当酷い仕打ちだ。

店長から望まない店長代理への昇進を内示され、この仕事は向いていないと悩み始めた羽に、退職して遥が話していた“村おこしの為の農業デビュー”プログラムへの参加を勧める咲子に、羽はこの生活を終わりにしたいのか?と問うが…。

前進する為にも祖母との思い出の詰まった自宅は一旦咲子に預け、農業の道へ行くのも有りだと思うけどな。

脚本=吉田恵里香 演出=押田友太

  • << 32 【2022冬ドラマ】 「恋せぬふたり」全8話終了。 前回の感想で『前進する為にも祖母との思い出の詰まった自宅は一旦咲子に預け、農業の道へ行くのも有りだと思うけどな。』と書いたのだが、羽の思考の流れは“農業プログラムを選択する”=“咲子との家族(仮)は終了”=“移住するなら自宅は処分”で、祖母から引き継いだこの自宅で、恋愛抜きのパートナーである咲子と暮らせる事が今の羽のベストだから、仕事の満足の為だとしてもプライベートのベストは失いたくない、もう一人の生活には戻りたくないという物だったのね。 その思考の壁を崩したのは、咲子の柔軟な思考。 「私はこの家に住み続けますよ。私はここ、高橋さんは野菜王国に住むでいいじゃないですか」 その発想は無かった羽は驚く。 咲子は今の仕事が好きでこの家も大好き、今が人生のベスト。一緒に暮らさなくても家族(仮)が終わる訳ではない。そういう概念に縛られる必要もない。 その時その時のベストを選べばいい。全部(仮)だと思えばいい。 思いがけない咲子の提案を涙を溜めながら聞いていた羽は全面的に同意して、スーパーを退職し旅立って行く。 1年後、農作業をする羽に「うどん、美味しかったよ」と声を掛ける村人。笑顔を返す羽。農家(仮)は取り敢えず順調の様だ。 出会う事で窮屈さから解放された二人の笑顔が印象的なラストだった。 脚本=吉田恵里香 演出=野口雄大

No.15 22/03/16 18:02
匿名さん0 

【2022冬ドラマ】

「ファイトソング」全10話終了。

閉じ込められたエレベーターの中で、春樹から頑なな所が嫌だった、自分を曲げないのは強さでもあるけど、そこから動けない弱さでもあると思うと、ズバリと指摘された花枝は「はあ?」と言い返そうとしたらエレベーターが動き出し、忙しい春樹はそこから先の話が出来ないまま仕事へ行き、図星を突かれた花枝は春樹のLINEをブロックしてしまう。

色々なアプローチをことごとく跳ね返された春樹は慎吾に相談、告白する場を儲けて貰い、紡いだ言葉を大きなモニターに映し出し、遂に花枝の心を溶かす事に成功する。

そこからの花枝は表情も豊かになり、春樹に拗ねたり甘えたりもして、やっと可愛いヒロインになったけど、10話の内の最後の1話の、それも後半だけだからね。
1、2話の花枝の初期設定はまあいいとして、演出家が代わった3、4話でキャラ振れして、そこからは春樹の言う頑なさが勝って可愛げが引っ込んでしまったから、ヒロインとしての牽引力に乏しかったなという印象が強い。

その分、脇の慎吾と凛の“秀逸な愛されキャラ”で補填したから、ラブストーリーというよりは群像劇色が強まり、焦点はボケてしまったのかなと。

前回も書いた“嫌なヤツは一人も出ないファンタジー寄りのドラマ”のラストに相応しい、みんなハッピーエンドでそれは良かったと思う。

脚本=岡田惠和 演出=岡本伸吾

No.14 22/03/15 19:35
匿名さん0 

>> 13 (続き)
そして春には千夜子の退院が決まり、里親の元へ行く事になっていた。

ライカの願いはただ一つ、千夜子が幸せになる事。それは自分が一日でも早く消えてしまう事なのだ。
前回、初めて人格交替を経験したライカは、その日が近い事を悟っていた。

整と初詣をしておみくじを引き、たこ焼を分け合って食べ、焼き肉を食べようと誘い、お互いに初焼き肉で注文の仕方も分からない、その事さえも楽しんだ。
そして今日で会うのは最後にすると告げた。千夜子に幸せになって貰いたいから。

マフラーを取って傷を見せ「同じ痛みです」と言う整に「整くんの痛みも代わってあげられれば良かったのにな」と返したライカの言葉に涙腺が崩壊した。

ライカが「10歳のままだ」と言った千夜子は本当に幼く見えたし、ミステリアスなライカとの演じ分けも含めて、門脇麦の存在感と表現力に脱帽。

志田未来が出た“焼肉屋”の事件については、ライカのストーリーに引っ張られたのも有って、最初はこの子の挙動不審も虐待なのか?とか思ったのだが、まさか強盗に入られた直後で、偶然客として来た整達に何とか伝えようとする為の挙動不審だったとは、全然分からなかった(苦笑)

次回は犬堂我路が再登場。番組表に終マークが無いので前後編の2話なのかな?
ジュート役が誰なのかも楽しみ。

脚本=相沢友子 演出=松山博昭

  • << 29 【2022冬ドラマ】 「ミステリと言う勿れ」11話まで終了。 episode 2.5の前編。 警察は霜鳥を逮捕したのに何で芝浜署は羽喰玄斗が殺されたのを知らないの?って思ってしまったのだが、よく考えたら今回は霜鳥の逮捕以前の時間軸のエピソードだから、視聴者は羽喰玄斗は死んでるって知ってるけど、警察は今も行方不明という認識で、そこがちょっと変化球で面白い。 我路が愛珠の残した寄せ木細工の秘密箱を開けたくて、持ち込んだ先の寄木細工ミュージアムの学芸員が北村匠海で、「ワオッ」って声が出てしまったのだが、名前が辻浩増(ひろまさ)で、羽喰玄斗の17人目の被害者・辻十岐子と同姓だったので、何か関係有り?と思っていたら、ジュートは英語で日本語だと黄麻(こうま)という話が捜査会議で出て、その後にミュージアムの同僚が辻を「こうまちゃん」と呼んだので、ああ北村匠海がジュート?でもそんな簡単にヒントを出す?とも思ったのだが。 玄斗も十斗も“名前に十が含まれた者だけ”を殺しているのが分かる。そして風呂光が芝浜署で組んだ先輩の猫田十朱刑事が“十が3つも入っていて”十斗の餌食に。 風呂光は猫田にだけは電話を掛け続けるけど、応援は頼まずに一人で現場に走ってる。ちょっとイラッとした。 猫田が刺されるのを見ても足がすくんで動けない。そこでやっと警部に助けてコール。 (続く)

No.13 22/03/15 19:01
匿名さん0 

【2022冬ドラマ】

「ミステリと言う勿れ」10話まで終了。

ミステリアスだったライカの“何故?”が分かった今回。お互いにまた一緒に過ごしたいという感情が初めて芽生えた整とライカだが、それは叶わぬ事だった、いや叶わぬ事にしたという、何とも切ない物語だった。

前回、突然倒れたライカに看護師が「千夜子さん!」と呼び掛けていたので、おそらく解離性同一性障害なのだろうというのは感じていたのだが、リスカの痕を見た整が質問したのをきっかけに、ライカがあの口調で淡々と語り始めた千夜子の壮絶な過去。子供が親からの酷い虐待を受けた時に、自分を守る為に別人格が生まれる病気というのは知っていたが、その被害の多くに性的虐待が伴うというのは知らなかった。
千夜子の別人格として生まれたライカは、性的虐待を受けている時に父親が可愛がっていたカメラが目に入り、自分は痛くも苦しくもないカメラになろうと思った。「もしかしたら父が唯一大事にしている物になりたいとどこかで思っていたのかもしれない、そうだとしたら吐き気がするけどな」←この「」の部分が、虐待されながらも愛されたいと願う子供の心理として聞いていた話と合致する様で、本当に切ないし悲しい。

ライカの前に“天使とカエル”が現れ、ライカが依頼して両親は焼け死んだ。虐待が無くなり千夜子はどんどん回復し、沢山いた別人格もライカ一人になっていた。
(続く)

No.12 22/03/14 00:51
匿名さん0 

【2022冬ドラマ】/簡単投稿

「DCU」8話まで終了。
 初期設定の事は無かった事にして、成合は本当にテロリストで裏切り者なのか?という視点だけで観れば、そこそこ楽しめたよ(笑)やっと瀬能の駄々っ子病も治まるみたいだし(笑)
 ホテルの支配人(田辺誠一)を脅して新名を殺せと命じていたのは、成合ではなくて前にも出ていた笠原(岡田浩暉)なので、“成合勝手に潜入捜査説”も捨て切れないのだが(今のところ確か誰も殺してないし)。
 最終回は2話分の時間を使って、ダレずに観られるドラマにしてくれるのかね。
脚本=青柳祐美子他数名 演出=田中健太

【シーズン枠外ドラマ】/簡単投稿

「真犯人フラグ」全20話終了。
 結局日野はミスリードで、河村が失踪当日に真帆と会い、その日の内に絞殺していたという救いようの無い話だった。
 動機は男の歪んだ嫉妬。感情が爆発して半分偶発的に真帆を殺した迄はまだ分かるけど、只のサラリーマン編集長が林をあんな風に殺せるって、有り得ないだろう。
 あと、林の上司を殺したのは誰で、命じたのは誰なんだろう。(強羅とあの社長?)
 橘は直ぐに釈放されるは、相良家の立ち直りが異常に早いはで、最後の方は何かかなりシラケたわあ。
 自分は3/4位迄は流して観ていたから、こんな物かで済むけど、ずっと考察していた人はこの結末で納得したのかな。
脚本=高野水登 演出=佐久間紀佳

  • << 28 【2022冬ドラマ】 「DCU」全9話終了。(最終回は54分拡大) 通常の2倍の時間をかけてやっと“こけおどし”の茶番劇が終わった。 海保の内通者は早川次長と見せ掛けて佐久間部長、じゃあ何で早川は一々怪しそうな動きをしていたのか、それは新名が早川はクロと信じ込み、そういう目で見ていたからあの演出にした、まあそこ迄はいいわ。 問題なのは15年も前から佐久間が情報を流していた事に誰も気付かず、新名も信用し切っていた事。DCUって切れ者を集めた訳では無いから(←皮肉ね)、まあ仕方ないのかもしれないけど、一応捜査では敵の裏をかいたり先読みしたり出来ている新名なのに、何か整合性に乏しいよね。一分の隙もない上司には見えなかったもん、佐久間(笑) あと佐久間にいきなり「貴子を殺したのはあんたか?」って新名が聞いてたけど、どういう事?真鍋が忍者みたいに(笑)排他的経済水域近く迄行って殺したんじゃないの?佐久間が裏から手を回して殺させたという事なら、貴子を殺させたのはって台詞にして欲しかったな。 成合に関してはどっちとも取れるぼかした終わり方で、映画でも作る気満々なのかね、こんな駄作で。 一番の被害者は協力をした海保で、海には潜らないし、あんな建物のセキュリティーガバガバに描かれたんじゃ、ドラマとは言えご立腹なのでは? 脚本=青柳祐美子他数名 演出=田中健太、青山貴洋、宮崎陽平

No.11 22/03/13 19:05
匿名さん0 

【2022冬ドラマ】

「封刃師」全9話終了。

悟堂真は五百津堂に乗り込み、肇を刺して全ての鎮冥鞘を破壊して去って行くが、真の襲撃を予想していた肇は、予め鎮冥鞘のストックを巳前に預けていた。

巳前の部下が真の後を追うが、当然ながら全員倒されてしまう。そして鎮冥鞘2本を携えた駆と真との対決に。
曽根監督の殺陣の演出は迫力が有って、早乙女太一と坂口さんの身のこなしの美しさを十分に生かしていて見応えが有った。

真の鬼噛は強くて駆の鎮冥鞘は折られてしまうのだが、ここからなんと、カレンに事前に頼んで左腕に巻いていた薄い金属?で闘い続け、それも破壊され万事休すと思ったら、なんとなんとその左腕には穢れを解毒する写経の紙がぐるぐるに巻かれ、駆は真の鬼噛を自らの腕で封刃し、翔が間髪を容れずに腕ごと斬り落とすという、壮絶な真と鬼噛の葬り方だった。一瞬何が起きたのか分からなかったけど、中島さんは凄い事を考えるなあと、そっちにびっくりした。

半年後、記事には書けないが、封刃師の事は世に伝えたい美緒は、小説という形で出版する。
その後穢れ刃は出没していないが、いざという時に人々の頭の片隅に、封刃師の事が思い浮かぶ事を願って。

映像美と殺陣やアクションで魅せる作風だったので、監督の実力で出来上がりにばらつきが有ったのは少し残念だったな。
役者さんは皆良かった。

脚本=中島かずき 演出=曽根隼人

No.10 22/03/13 18:16
匿名さん0 

【2022冬ドラマ】

「逃亡医F」9話まで終了。

拓兄がどんどん“更正”して、トンチキからシリアスに変化して来たこのドラマだが、佐々木フェローと幹のコンビのトンチキとホラーは変わらずで、まあずっと有り得ない話をやっているのだから、ある程度のトンチキは維持しておいてくれないと、逆に恥ずかしくて観ていられなくなるというね(笑)

妙子が完成させたDDSηとフェローの完成させたガイストを混ぜて脳損傷患者に投与するには、藤木の持つ酵素多め?の血液が必要で、ギリギリの所で気付いた藤木は自分の血を妙子に輸血してから、フェローの作った混合薬を妙子に投与したのだが、それ信じていいのか?と思ってしまった。
でも予告では妙子が目を覚ました映像が有ったので、フェローも妙子で実験をするつもりだったのだろう。

今回一番怖かったのは、幹が面会室で長谷川にフェローからの伝言だと言って耳を近付けさせて、あの小さな穴から注射針を差し込んで首にブスッとやった事。何かめっちゃリアルで怖いよー😱
長谷川、死んじゃったのかなあ。長谷川が前回“まだ先輩に隠している事がある”と呟いていたのは、妙子は生きてるって事だったのかな?

藤木が酔って妙子の研究の事を喋った相手の事は、まだ明かされていないんだけど、それが重要な鍵にでもなるの?

佐々木と幹は成敗してスッキリ終わって欲しいな。

脚本=福原充則 演出=大谷太郎

  • << 25 【2022冬ドラマ】 「逃亡医F」全10話終了。 妙子は意識が戻り、あの日は研究室に忍び込んでいたトリガラみたいな男(烏丸が桃ちゃんと呼んでた男)に自白剤みたいな物を打たれ、藤木に電話で助けを求めながら屋上迄逃げて、縁に立った時に藤木が来たが、その時には薬が回り朦朧としたまま落ちた様だった。トリガラが突き落とした訳ではないので、藤木はその姿は見ていないという事だった。 長谷川が留置所で殺された事で、“やり過ぎた”佐々木は警視監や副大臣から見放され、指名手配をされて逃亡者に。 藤木を「無視すると将来に相当なダメージが残るぞ。妙子くんもだ」と脅して、何だかよく分からない高い建造物に呼びつけ、あれこれ理屈をつけて「自首するから私に有利な証言をして欲しい。早く出て来てガイストを完成させたい」と、相変わらず身勝手な言い分。 トリガラに妙子を襲わせた事を、佐々木は「何の事だ?」と言ったので、あれは烏丸の独断でデータを奪いたかったが、トリガラが見付かってしまい思わぬ展開になってしまったという事らしい。 結局藤木と拓兄が証言を拒否した為、佐々木は飛び降りて脳に自転車のスポークが刺さり、藤木が手術をして助ける。 妙子といい、佐々木といい、あんな高い所から落ちて頭が割れない、体の骨が砕けない、死なないってのはファンタジー過ぎるよね。実際はあんな綺麗な物じゃないから(以下自粛)…。 (続く)

No.9 22/03/12 21:30
匿名さん0 

【2022冬ドラマ】

「シジュウカラ」10話まで終了。

みひろの電話に出た千秋は異変に気付き走り出し、忍も岡野との電話を切って千秋を追い掛ける。
ベランダの洗濯機に隠れる様に丸まっていたみひろは、千秋に「何であの人、アタシの番号知ってるの?テメエが教えたんだろ、アタシの事が邪魔になって」
出て行こうとするみひろに忍は「ウチにおいでよ、ウチに来て」何故この言葉が出たのか。

漫画の連載の打ち切りが告げられ、結構ショックを受けた忍は、「みひろさんが居てくれて良かった」と千秋に告げる。

みひろにも「娘が出来たみたいで居てくれて嬉しい」と話す忍だが、「本当は迷惑なくせに何で嘘付くの?何でみんなアタシを見てくれないの?アタシは汚いの?」「汚くない」と抱き締めて泣く忍。「離して」と言いながらも忍の胸ですすり泣くみひろ。
半分壊れかけているみひろの精神。
忍はみひろに昔の千秋を見ているのか?黙って去って傷付けた千秋への罪滅ぼしのつもりなのか?

その千秋の母は、益々手の掛かる毒親振りで、「漫画だけじゃ勿体ないよ、もっと稼げんのに」と、千秋が傷付く事を平気で口にする。それでも見捨てない千秋。健気で泣けて来る。

千秋の息抜きは、忍のマンションの1階に有る、庭に面した洒落た休憩スペースで、飲める様になった缶コーヒーのブラックを飲み干す事。何か…切ない。

脚本=開真理 演出=大九明子

  • << 23 【2022冬ドラマ】 「シジュウカラ」11話まで終了。 壊れかけていたみひろだが、自分を気に掛け世話を焼いてくれる忍のお陰で気持ちも落ち着き、偶々出掛けた人形展でビスクドールに惹かれ、そこで知り合い友達になったというミズキを連れて来るのだが、明らかにそれが気に入らない様子の忍。 ミズキは別れ際にみひろに「ウチで一緒に住む?」忍がお金でみひろを縛っている様に見えたのか「可哀想がられてるだけじゃん」そしてそれは図星なのだと思う。 後日、「今日からミズキの家に行くね」と言われた時の忍の取り乱し様と言ったら…。 ここでもミズキが「先生はみひろが普通の仕事は出来ないと思ってるの?」とバッサリ。みひろは感謝していると、優しくしてくれてお母さんみたいだったと。 背を向けたみひろの腕を掴み「悠太はここに居ればいいの!」 最愛の息子がわざと関西の大学を選び、連絡も含めて距離を置いている原因は自分にもある。それが分かっていても寂しくて満たされない今の忍の心の隙間を埋めてくれたのが、庇護が必要だったみひろで、その彼女に今度は忍がすっかり依存していたのだ。 みひろはしっかり者のミズキにまた依存しかねないけど、今度は趣味も見付けたし、穏やかに暮らして行って欲しいと願わずにはいられない。 大人なのに、ずっと年下相手に余裕の無い言動を見せてがっかりさせてくれたのは岡野も同じ。 (続く)

No.8 22/03/12 16:07
匿名さん0 

>> 7 (続き)
千嘉の苦悩する姿を見ていた貴恵は、本来の万理華の人生を奪っている事が心苦しかった。圭介達にもそれを理解して欲しかったのに、ポンコツ病がぶり返してしまった圭介、10歳児に戻ってしまった麻衣、姉への依存が治らない友利に、観てるこっちも苛々。

HPによると最終回を前後編に分けて放送するみたいなので、残りはあと2話。
このまま貴恵は去ってしまうのか、はたまた吉原の様にもう一度戻って来るのか。
全部見えているマスターが本堂で有難い説法をしても、全く効き目がない圭介なので、やはりもう一度貴恵が念押しの説教をする様かな?

※以前にも書いたのだが、このドラマを観ていてどうしても入れ替わり直後の吉原や貴恵が、新環境への対応をどうしていたのかが気になってしまう。

千嘉はあんな母親で万理華に関心が無く邪険にしていたから、当時は気が付かなかったと言われればまあそうかなとは思うが、凛音の出雲家の家族はどうだったのだろう。教師だったというアドバンテージは有ったとしても、男の吉原がどうやって中学生の凛音の振りが出来たのか、何故両親は違和感を覚えなかったのか、不思議だ。

前に万理華の記憶はどんどんぼやけて行ったという表現が有ったので、吉原の場合も最初は凛音の記憶が有って、それを利用していたって事なの?

何か釈然としないな。

脚本=大島里美 演出=坪井敏雄

  • << 21 【2022冬ドラマ】 「妻、小学生になる。」9話まで終了。 前回、『やはりもう一度貴恵が念押しの説教をする様かな?』と書き、途中迄はゾンビに逆戻り父娘だったので、やっぱり“貴恵リターンズ”なのかなと思ったら…。 麻衣が想像以上に重症で、「10年前、ママと一緒に消えちゃえば良かったんだよ」と泣かれた事でシャキッとする圭介。 会社では守屋に無駄に突っ掛かる宇田をランチに誘って話を聞き、上手く諌めて傷付けずに非を認めさせ、守屋に謝らせるナイスアシスト。 家では部屋に籠る麻衣にドア越しに「本当はママが亡くなった10年前に、麻衣とこうやってちゃんと話さなきゃいけなかったんだ」と、麻衣を励ますより自分の悲しみを優先させた事を謝罪。 「これからは失くした物じゃなく、ママがくれた物を見詰めて生きて行かないか?」 「もう二度と麻衣の事を放り出さないから」 部屋から出て来る麻衣。 自助努力で解決し、二人で頑張って行けそうな感じなんだけど、貴恵は最後に突き放してしまった事が心残りなのか、まだ成仏出来ずにあの公園で泣いていた。 そこに幽体離脱した様な万理華がやって来て、「会いたいよ」と泣く貴恵の頬を両手で挟むと入れ替わる二人。 あの時と逆の形だけど、今回は万理華は実体ではない様な? どういう形で終わらせるのか楽しみに待ちたい。 脚本=大島里美 演出=山本剛義

No.7 22/03/12 15:35
匿名さん0 

【2022冬ドラマ】

「妻、小学生になる。」8話まで終了。

凛音の新作サイン会に押し掛け、何とか話す機会を得た圭介達。凛音が友利の事を覚えていると言ったので、何故?と思ったら、何とあの男・吉原(水川かたまり)がまた入り込んでいたのだ。
大怪我をして打ち込んで来たバスケでの進学も叶わず、消えてしまいたいと迄絶望していた凛音と、小説家を目指しながら事故で亡くなり、まだ生きていたかったのにと彷徨っていた吉原の霊が出会い、泣き崩れている凛音の背中に大丈夫?と手を置いた時に、吉原は凛音の体に憑依した。
「借りた物はいつか返さなきゃいけない、本当の持ち主に」

消えたい気持ちと生きたい気持ちがリンクした時に憑依した、吉原の話を聞いて貴恵も、万理華の体に憑依した時の事を思い出す。夜の公園でパジャマ姿で泣きながら「万理華なんて早く消えちゃえ」と呟いた少女に、「そんな事言わないで」と頬を両手で包んだら、少女の体に憑依してしまった。

貴恵は死んでからもずっと新島の家に来ていて、しっかりしなさいよと伝えたかったが叶わなかった。あの時消えたい万理華と気持ちを伝えたい貴恵がリンクしてしまったのだ。

貴恵に消えて欲しくない圭介達は往生際が悪い。
「がっかりしたわ、あんた達には。こんな事なら帰って来るんじゃなかったわ!私が居なくても自分の力でしっかり生きるのよ!」
崩れ落ちる万理華。
(続く)

No.6 22/03/12 14:51
匿名さん0 

【2022冬ドラマ】

「ケイ×ヤク-あぶない相棒-」9話まで終了。

林は匡の塾の先生だったのか。その方が自由が利くから裏の顔を持ちやすいかも。

莉音は予想通り一命を取りとめた。(←てか、ああいう精神の持ち主なら最低限、防弾チョッキ位着ておきなさいよ)

匡を林に取られてしまい、最後の砦は東幸子のみ。しかし証言能力に問題ありの為、田口は標的を父親の東高茂(矢柴俊博)に絞り、一狼、獅郎との3人がかりで説得を試み、特に一狼からは何故幸子さんがあの様になったのか分かる気がすると迄言われて、それでも証言を拒否するが、帰宅して幸子の部屋に入り、気付いた幸子に「出て行って!」と拒絶され、心境の変化があったのか田口に「証言をする」と連絡を入れるが、大須首相が手を回して警察が内偵中だった機密漏洩(だったかな?)の罪で任意同行で連れて行かれてしまう。

幸子一人になった東家には林が入り込み、絞殺したの?と思ったが、次回最終回のあらすじによると彼女は連れ去られ、匡と共に人質にされ、一狼と獅郎をおびき出す為の道具にされるみたいだ。

このドラマは波多野監督が紡ぐ映像美が有ってこその説得力が魅力なので、ラストは波多野監督に華麗に締めて貰いたいな。

脚本=鹿目けい子 演出=蔵方政俊

  • << 19 【2022冬ドラマ】 「ケイ×ヤク-あぶない相棒-」全10話終了。 テトラビル爆破テロの青写真を描いたのは、某国諜報員の林(もしくは林に指示をしていた者)で、林は政治家の弱味を握る為、その子女が通う塾の講師となり、あの4人にわざと「外国の自爆テロの犯人は14歳」と書かれた新聞を渡し、退屈し切っていた匡は他の3人と爆弾作りを始めて、あの日テトラビルで爆発させる。 その事を知った大須は、峰上組の若頭だった山田に後処理を頼み、山田は野々村を自首させて処理をし、その後大須を強請続ける。 匡の作ったのは火薬爆弾だが、あの日使われたのはプラスチック爆弾で、林が差し替えていた事が分かる。 政治家の子女4人が大事件を起こし揉み消した事で、林も彼らの弱味を握る事に成功し、その内の一人が総理に迄なったのだから、かなりの情報も得て某国に流していたのではないか? 鍛えられた諜報員が“俺様”だった中二の匡を手玉に取る事など簡単だった。 大須は体調を理由に総理を辞任、内々に隠蔽の供述を始め、匡も聴取に火薬爆弾を作った事は認めた。 ドラマは初回の冒頭の、“生きて帰れたら甘い卵焼き”の約束をして、一狼と獅郎が走り出す所で終わってしまった。 ここから恐らく山田×林との最終決戦に向かうのだと思うが、原作がまだ未完という事で、それを待って何らかの形で続きを作るつもりなのかなと思う。 (続く)

No.5 22/03/12 11:58
匿名さん0 

>> 1 【2022春ドラマ】 取り敢えず初回は視聴予定のドラマ(月曜から曜日順)タイトル/主演 「元彼の遺言状」綾瀬はるか 「恋なんて、本… 【追加】
【2022春ドラマ】
取り敢えず初回は視聴予定のドラマ(月曜から曜日順)タイトル/主演

火曜日
★「明日、私は誰かのカノジョ」吉川愛

★印は24時以降に放送開始の深夜ドラマ
(関東の番組表より)

No.4 22/03/12 08:32
匿名さん0 

>> 2 【2022冬ドラマ】 「となりのチカラ」6話まで終了。 妻(灯)が家を出て実家に帰りたくなる気持ちも分かるわ。 自分は接客業の… 【訂正】

×脚本=岡田惠和

○脚本=遊川和彦


※岡田さんは「ファイトソング」担当

No.3 22/03/11 19:43
匿名さん0 

【2022冬ドラマ】

「ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○」10話まで終了。

なるほどねえ。仁和が何故瀬古をカンフルNEWSに異動させたのかが分かった今回。

永鳥社の文学賞は、審査委員長の作家に賄賂が渡された出来レースという案件と、ITネオという会社の社員に就活詐欺の疑いが有るという案件、二つを調べる様に仁和から指示された瀬古は、部員を割り振って取材を始め、二件共に証拠を掴み、記事を書ける段階になって指示通りに仁和にお伺いを立てると、ITネオの件はボツにする様に言われ、納得の行かない部員達。
しかし、ITネオが瀬古達の会社であるクスノキ出版を吸収合併するというニュースが飛び込んで来て、彼らは仁和の目論見を知る事に。

吸収合併のもう一つの候補だった永鳥社は出来レースの醜聞で蹴落とし、ITネオには就活詐欺の証拠をちらつかせて、少しでも好条件で自社を売りつけるという仁和の戦略の為に、いい様に使われたカンフルNEWS。
仁和が、情が分からず流される事のない瀬古をカンフルに異動させ、世間に注目されるサイトに迄押し上げさせたのも、この吸収合併で手柄を立てるという深謀を巡らせていたから。

意外にしっかりと組み立てられていた縦軸。情が少し理解出来る様になって来た瀬古は、この事態にどう対処するのか、最終回が楽しみ。

※“恋の鞘当て”なんて何故入れた?

脚本=関えり香 演出=石川淳一

  • << 18 【2022冬ドラマ】 「ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○」全11話終了。 突然総務部が来て、編集部を畳む算段を始めた事でカンフルの閉鎖を知った瀬古達。 仁和と話した瀬古は皆に自宅待機を命じ、納得しない彼らに「あなた達はもう必要ない」と突き放す。 カフェで愚痴をこぼす根津に黄実子は「あの子の中には色んな感情が渦巻いてる。それを上手く表現出来ないだけなの」と話す。←これね。途中から瀬古はそういう人(おそらくASDかグレーゾーン)なのだろうとは察したが、1、2回辺りの機械の様な変人振りを強調した脚本と演出では、そういう事が上手く伝わらず、視聴意欲を削ぐだけだったのではないか? 障害の部分はオブラートに包む方針だったのだとしても、黄実子のあの台詞を初回に持って来ていれば、視聴者の瀬古への見方も少し変わって来るし、演出での強調ももう少し控えて、ドラマ自体が見易くなったのではないかと思えてならない。 3話で持ち直して、瀬古の過去を描いた6話以降は感情移入も出来る様になり、チームとしてまとまって行く過程を観るのも楽しみなお仕事ドラマへと変貌して行った。 ミステリアスな存在だった仁和の深謀が明かされ、“仲間を得た事で仁和だけの瀬古では無くなった現実に打ちのめされる仁和”で落とした点も見事だったと思う。 初期設定の無駄と、恋の鞘当てが無ければなあ。 脚本=橋本夏 演出=石川淳一

No.2 22/03/10 23:58
匿名さん0 

【2022冬ドラマ】

「となりのチカラ」6話まで終了。

妻(灯)が家を出て実家に帰りたくなる気持ちも分かるわ。
自分は接客業の管理職(店長)で、客とのやり取りや部下との人間関係、そして本部からの指示と、受けるストレスの三重苦で、家に帰ったらせめて夫には愚痴を吐き出したいのに、チカラの頭の中はお隣さんのDV問題の事で一杯で、「ねえ、どうしたらいい?」って、今回だけじゃなくてそれが毎度の事なんだから、本当は「私を巻き込むな!」って、喉まで出かかっていたんだろうなあ。
でもついついアドバイスしちゃって、結局巻き込まれて、夫は隣の好美ちゃんに「パパになって、好美とママを守って」と言われて「それは無理なんだ」と答えて好美ちゃんに泣かれて、遂に木次に物申す決心をして、言ったはいいが二発も殴られて顔を腫らして…。

「何で個人が自力でそこ迄しないといけないの?」って、私が妻なら神経がプチって切れてるな。
でもその前に、木次がドアをドンドン叩いている時から、ずっとスマホで録画はしておくと思うけど。

灯はチカラの“お節介”の理由が痛い程分かっているから、ついついサポートをして来てしまったけど、どんどんエスカレートして遂には暴力沙汰に迄巻き込まれるに至り、ひょっとしたら自分自身に対する怒りとか呆れも有って、チカラと一旦離れて自分を見詰め直す時間が欲しいのかもね。

脚本=岡田惠和 演出=竹園元

  • << 4 【訂正】 ×脚本=岡田惠和 ○脚本=遊川和彦 ※岡田さんは「ファイトソング」担当
  • << 17 【2022冬ドラマ】 「となりのチカラ」7話まで終了。 灯の家出、最終的に背中を押したのはチカラがヒーロー気取りで怪我迄した事だったというのも含めて、大体の理由は前回の感想で書いた様な事だったな。 それプラス子供の問題。愛理はどんどん生意気になって一人では対処仕切れずに、うっかりすると叩きたくなってしまう。高太郎はいい子だけど勉強が出来なくて、塾に行かせたいけどお金に余裕がない。 灯の実家は寺で、本当は自分が継ぎたかった、そうすれば色々な相談に乗れたのに…って、灯自身も元々そういう気質だったから、お節介なチカラに的確なアドバイスやサポートが出来ていたのね。 問題はチカラがいつまで経ってもゴーストライターから抜け出そうと努力せずに、収入は不安定、灯は自分に合わない仕事でも生活の為には辞められず、それなのに夫は他人の問題に手一杯で、灯はフルタイムの仕事をした上で家事育児をほぼワンオペでこなして来た。そして遂に爆発って事ね。 ボケた清江が隣に座っているのがチカラとは分からずに言った言葉「誰よりも幸せなのはあのキリッとした奥さんね。何か悩みが有ったとしても隣にチカラさんが居てくれるものね」 この言葉にはっとして気付いたチカラ。 なるほど、タイトルには二重の意味を込めていたって訳ね。 脚本=遊川和彦 演出=松川崇史

No.1 22/03/10 18:18
匿名さん0 

【2022春ドラマ】
取り敢えず初回は視聴予定のドラマ(月曜から曜日順)タイトル/主演

「元彼の遺言状」綾瀬はるか
「恋なんて、本気でやってどうするの?」広瀬アリス
「吉祥寺ルーザーズ」増田貴久
★「受付のジョー」神宮寺勇太
「正直不動産」山下智久
「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」上野樹里
★「汝の名」山崎紘菜、北乃きい
★「村井の恋」高橋ひかる※視聴は未定
「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」今田美桜
「ナンバMG5」間宮祥太朗
★「メンタル強め美女白川さん」井桁弘恵
「未来への10カウント」木村拓哉
「やんごとなき一族」土屋太鳳
★「花嫁未満エスケープ」岡崎紗絵
「インビジブル」高橋一生
「家政夫のミタゾノ」松岡昌宏※感想は書かない
★「しろめし修行僧」岡部大
★「先生のおとりよせ」向井理、北村有起哉
「17才の帝国」神尾楓珠
「パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~」ディーン・フジオカ
「妖怪シェアハウス~帰って来たん怪~」小芝風花
「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」山田涼介
「クロステイル-探偵教室-」鈴鹿央士
「マイファミリー」二宮和也
「金田一少年の事件簿」道枝駿佑

★印は24時以降に放送開始の深夜ドラマ
(関東の番組表より)

月~木22:45~23:00NHKで帯ドラマ「夜ドラ」がスタート
「卒業タイムリミット」井口祐貴

  • << 5 【追加】 【2022春ドラマ】 取り敢えず初回は視聴予定のドラマ(月曜から曜日順)タイトル/主演 火曜日 ★「明日、私は誰かのカノジョ」吉川愛 ★印は24時以降に放送開始の深夜ドラマ (関東の番組表より)
  • << 45 【追加】 【2022春ドラマ】 取り敢えず初回は視聴予定のドラマ タイトル/主演 金曜日 ★「寂しい丘で狩りをする」倉科カナ ★印は24時以降に放送開始の深夜ドラマ (関東の番組表より)
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