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自由人
13/11/11 00:11(更新日時)

あの事が忘れられない



誤字脱字や乱文が多々あると思いますが

何卒,温かい目で
宜しくお願いします。


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No.1875788 12/11/13 00:43(スレ作成日時)

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No.351 13/06/03 15:51
自由人0 

/仕方無いよな


「エッ? 変な奴らにナンパされてる? ドコだ行ってやる!?」

「あっ,おい俺も!」



村川て町山は田辺について行った

少しトイレから離れた場所で田辺が立ち止まり。


「アレですよ! 何か中年みたいな2人組…」

「オイッ!? アンタラさ…」


村川達4人で相手の男2人組を囲んだら 「失礼しました。」と言い 呆気なく立ち去って行った。




皆でトラックに戻り…


「お手数かけてスイマセンでしたミナサン!」

「何もされてない? 気分悪いとか無い? もう少し休むかい2人共?」

「ナァ時間‥じゃん村川?」

「まぁ待てって町山。」




5分程して サービスエリアを出発した。




「山崎サン,気分悪い?」

「イエ‥。 平気です。」

「山木,積み込み先に着くまで何か面白い会話してくんないか?」

「ハイ! じゃあ……。」


No.352 13/06/03 22:16
自由人0 

/休みの日


日曜日,村川は土曜日の昼間にディーラーから電話を貰っていて

これから借りてる台車でディーラーへ向かおうとしていた。




「村川班長~!」


会社の駐車場で声を掛けてきたきたのは石黒と山崎の2人だった。




「ドコ行くんです?」

「ジャガーのディーラーにね!」

「村川班長って外車に乗ってたんですか!」

「スッゴォ~イ!」


2人は乗ってる車の洗車が終わって暇になったらしく

村川と一緒にディーラーへ行くと言ってきた。



走行中…


「あの軽自動車‥?」

「ワタシがシルバーのワゴンR。」

「ワタシは赤のイーケーワゴン。」


「寒いのに洗車したんだ? 偉いね~」

「大事だもんね~」

「ウン~。」




そしてディーラーに着き

3人はディーラー内でコーヒーを貰っていた。


No.353 13/06/04 00:03
自由人0 

/休みの日


休日だからか店内は結構バタバタとしていた

村川達はコーヒーを飲み終えてしまい 一旦外に出てみた。




「あっ俺のジャガー!」


車は駐車場の脇に埃まみれですっぽかれてるように置いてあった。



「埃まみれですよ? 触った形跡無いですね。」

「修理に出したのは忙しい年末辺りだったからじゃないかな?」《見なきゃ良かった。》




店内に戻ると営業マンがテーブルで書類とかを持って来て座っていた。


「村川様‥もしかして車を見に行ってましたか?」

「……はい。」


営業マンは見積書と故障個所の書類を出しながら説明をしてくれた。


《配線だらけ‥サッパリわかんないな!》




「~部品は本国です。それでですね修理費…」

「じゃあ日数は?」

「更に1ヵ月は‥ あの新型のジャガーに興味ありませんか村川様? 此方のパンフレットは新型の…」


《新型なんて無理。 金は約40万しか無いし。》




そして村川は修理を諦め 車を手放した。




ディーラーからお詫びでタクシーを呼んで貰い 3人は会社の寮へ…




「あれが100万か~ 次の車は何を買おっかな? 新車‥中古車か?」

「村川班長‥これから車屋巡りしません?」


山崎がそう言った。


No.354 13/06/04 12:24
自由人0 

/休みの日


一旦会社の駐車場に戻って山崎の車で車屋へ3人は向かった。




「あのさ。 休みの日くらい村川班長って言い方はやめない?」

「イヤですか?」

「山木達にも班長なんて呼ばれてないからね」

「村川班長の下の名前って何て言いましたっけ? 時子~知ってる?」

「下のは‥じゃあ普通に村川で呼んで。」




通りすがりのディーラーへ立ち寄った山崎

展示場へ3人は歩き始めた。


「ココは日産だね。」

「アッ,そうですね。」

《日産‥嫌いじゃないけど…》




しかし,値段に合った車は見つからず

トヨタ‥ホンダ‥ミツビシと他のディーラーも回っていった。




「山崎サン,ごめんね何件も。」

「あかり! 次は中古車屋サン行こうよ?」

「いや,もう夕方近いからさ 今日はいいよ! 次は町山と探すから。」

「ダァメ! こうなったらワタシ達は絶対に見つけますよ!」

「そうですよ~。」


《別に今日中じゃなくっても…》




夕方‥小腹の空いた3人は1度コンビニへ寄った。


No.355 13/06/04 15:23
自由人0 

/休みの日


コンビニでは村川の奢りで弁当や飲み物を買って 山崎の車に入って3人は食べていた。




「山崎サン‥あのさ,食べたら戻ろうよ 寒いし暗いから車も良く見えないよ。」

「まだ17時過ぎですよ? 早いですってば。」

「……でさ,コレ。 ガソリン減ったでしょ。 五千円で満タンになるかな?」


村川は付き合ってくれたからガソリン代も渡した。




「また明日から仕事だからさ 帰って早めに体を休めなきゃ! で‥明日っからは,俺のトラックには石黒サンが乗ってね!」

「イヤです。 マダ探しますっ」

「ワタシもイヤです! 多数決で2の1‥車を探すに決定!」

「おいおい‥3人しか居ないのに多数決?」

「アト‥呼び方は,サン付けないで呼び捨てで! で‥ワタシ達は村川班長を村サンて呼ぶ事にしました!」




暫くして,車は会社のある F市方面に向かった

村川が帰りながら道中で中古車屋があったら寄ると言ったからだった。


No.356 13/06/04 18:35
自由人0 

/休みの日


「村サン予算はどれ程なんですか?」

「ん~…」

「さっきジャガー100万とかって言ってましたよね?」

「でも100万全部は使えないからな…」《後,40万の勝ち金あるか》


*


「ココ見ましょうよ!」

「デカイ中古車屋だね」

「今度こそ見つかるとイイですね村サン。」




立ち寄った中古車屋
外車も結構置いてあり

村川は外車から見てみる事にした。




《ベンツにボルボ‥アウディ……ジャガーだ!》


その中で破格のベンツが目に付いた。




「ベンツが65万! 安いですよね村サン!」

「確かにね。 でも大概は何かあるんだよ。」

「村サン‥店員サン来たわよ? 聞いてみればいいんじゃないかしら?」




村川は店員に聞き

店員は鍵を開けてくれた。




「コチラは10年落ちです。
この値段は格安ですよ。」

「……はい」




ボンネットやトランク‥ドアを開けて室内も 手持ちのライトを点けて見せてくれた。


《結構イイじゃん。 ただ,「エンジン掛ける」って言わないのが怪しいな。》


思いとどまった村川

他の車も見たいからと言い 店を出た。


No.357 13/06/04 23:43
自由人0 

/休みの日


夜になり 村川はもう寮へ帰ろうと言った。




山崎もわかったと言い

寮へ戻る途中 ガソリンを入れにスタンドへ向かった




給油はセルフのガソリンスタンドだったので 山崎が1人寒い外に出て給油をしていた。



車内‥石黒と村川。


「村サン‥さっきのベンツ決めたら運転させて下さいね!」

「あ‥ベンツは買わないよ! 多分エンジンが良くないと思うんだアレ。」

「そうですか‥じゃあまた来週はワタシ達と中古車屋巡りですね!」

「いや,ま‥急いで車を使う訳じゃないから
来週かどうかは,ちょっとわからないね。」




「彼女サンがイルんだったら早めに買いますよ? 本当にイルんですか?」

「い,居るってば!」
《最近連絡無いけどね》


給油が終わり 3人は会社の寮へ帰った。




「今日は車出してくれてありがと山崎。」

「ワタシ達も奢って貰ったし助かりました。」




村川が部屋へ行こうとした時 石黒が女子側の部屋‥自分達の所に来ないかと言った。


「夜だから止めとく。」

「雑誌‥車の本ありますよ。」

「そうだ~中古車情報誌も少し古いけど何冊かありますから来て下さいよ。」

「悪い‥ 誰かに見られたら煩いし! 今夜は部屋戻るよ。」


そう言って村川は自分の部屋に戻って行った。


No.358 13/06/05 10:52
自由人0 

/週明けに


翌日の月曜日 村川達はトラックの洗車及び運行前チェックをやる事にした。




「村サン‥周に1回はこういう事をするんですか?」

「そうだよ! あっ石黒はさ 事務所に行って整備チェック表を貰ってきてよ。」

「わかりました。」




そして戻った石黒は…


「副所長が呼んでる?」

「ハイ!」

「わかった。 じゃあ後は山木に指示貰って動いてよ。」




副所長の所に村川が行くと 副所長は会議室に行こうと言い 場所を移した。




「彼女達はどうだい?」

「あの‥1人1週間ずつ乗り合わせて様子を見てるんで まだもう1人はわからないんですけど…」

「そうか‥ で,例の営業所なんだけどさ…」


T市に立ち上げる営業所の事で話しをしてきた副所長だった。




「悪いけどさ寮は無いんだよ。」

「そうなんですか。」
《まずいな…》




副所長との話しを聞いていたら 出発の時間が迫り…

「すいません副所長。
そろそろ長野の方へ向かう時間が…」

「じゃあまた何かわかったら呼ぶから。」

「はい。 では行ってきます!」




外‥トラックの運行前チェックは終わっていたらしく

皆は休憩所に居た。


No.359 13/06/05 12:06
自由人0 

/週明けに


長野へ出発した村川達

高速道路を走ってると 石黒が車の事を話してきた。




「村川サン,車を手放したってマジなんすか?」

「修理代高いし時間が掛かるんだ。 それにディーラー……」


3人は車の話しが尽きなくて 途中のサービスエリアまで話しまくっていた。




そしてサービスエリアに着き

皆で夕食を済ませ…


「じゃあ今から休憩。
30分したら出発!」


「村川‥飲み物!」

「町山の奢りか?」




町山は昨日の日曜日に
パチンコ屋のサービスガールをしている仁絵とデートをした帰りにパチンコで勝ったらしく機嫌は良かった。




村川達は寒いながらも外で缶コーヒーを飲んでいて…


「村川‥風香チャンとはどうなってんだよ?」

「ここ最近は連絡無い。」

「そうか! でよ俺…」




などと話していたら

帰り道のサービスエリアで休憩をしていたら 風香から着信が入った。


No.360 13/06/05 18:45
自由人0 

/週明けに


風香の通話‥ 今度の日曜日に車の修理屋へ行きたいと言ってきた。




「週末に修理屋? あ‥だったら俺がそっちの駅に行くよ。」

「じゃあ日曜日のお昼‥12時に駅ね。 土曜も休みなんだけど用事入ってるの。」


*トントン!

*!?

休憩も終わるぞと 町山が村川の肩を叩いてトラックに‥

村川は風香に訳を言い 通話を終わらせた。



*!?


携帯をたたむと 隣りには石黒がニヤニヤしながら立っていた。




「彼女サンですか~村サン?」

「あ‥違っ…」

「こんな真夜中に電話してくるんだから 2人は深~い…」

「あっ,もう時間だってよ!? 助手席に乗ってくれ石黒!」

「ウフフ~照れてるぅ。」




サービスエリアから出て

暫く高速道路を走っていると 真ん中に座っていた山木は寝てしまった。


No.361 13/06/05 23:33
自由人0 

/週明けに


「石黒は山木みたいに寝たら駄目だよ? 一応勤務中だから。」

「ワタシ‥夜は案外と強いんですよ。 だからコノ便をやりたいと思ったんです。」

「そうか。」




「アノ‥村サン,さっき日曜日どうとかって…」

「あ‥そうだ。 日曜日,悪いけど出掛ける事にさ‥中古車屋巡りはもう少し後にして! ごめん!」

「……ヤッパリ彼女は優先にしないとね~! OKですよ村サン。」

「ハハ‥悪いね。」《風香‥ま,いっか。》




その後‥村川は逆に石黒の彼氏が居ないって事が不思議で聞いてみた。




「………。」

「石黒‥あれ?」




夜は強い筈の石黒は
うたた寝をしてて…




《仕方無い仮眠休憩でパーキング入ろう。》


村川は運転をしながら町山にメールを送った。


《仮眠休憩で‥っと》



*♪


町山の返事はOKだった。




車はパーキングエリアに…




*!?

「村川~?」

「シーッ! 寝てんだよアイツらが! 今降りるから。」




「ナァナァ~ココってよ?」

「人気が‥少ないな!」

「馬鹿! 覚えてないのかよお前!?」

「……ああっ?」


例のパーキングエリア‥

今更ながら村川は気付いた。


No.362 13/06/06 12:03
自由人0 

/週明けに


例のパーキングエリア‥ 人気は殆ど無く 3台の乗用車と大型トラック2台が停まっていたのは確認できた。




「黒いワンボックス‥町山?」

「そうだ村川! ハイエースな。」




自販機コーナーに向かって 歩きながら話していた村川達 トイレの前に田辺が居た。




「村川サン,自販機のトコ。」

「何?」

「今,トイレから2人の女が行ったんですよ。」

「そうなの? で,お前‥あっ山崎がトイレに?」

「そうです見張り。」




*

山崎がトイレから出てきて 4人は自販機コーナーに移動した。




各自,町山から飲み物を奢って貰い 自販機コーナーの中にある椅子に座りながら…


「~そうだったの? こっちは何時の間にか山木が寝ちまってさ。 石黒も話している内に うたた寝。 だからお前にメールを打ったんだ。」

「こんな時間に女の人が2人居ますね村サン。」

「ん‥夜中のドライブかな?」《田辺の言ってた2人か。》


*


すると,2人の女は外に出た。




「村川!」

「あ?」

「田辺とあかりはココで飲んでろよ!」


町山は村川を連れて外に行った。


No.363 13/06/06 12:48
自由人0 

/週明けに


2人の女の後を追うと町山は行った。




「アレ? あの車に乗っちゃった~」

「‥セルシオか。」《シルバーね》


*プァプァ~ン!


*!?


その車は村川達の傍でクラクションを鳴らした。




「邪魔だってさ町山。 ほら下がれ!」

「イヤ違う。 コッチ見てる!」




「オニィサン達~またね~
バ~イバ~イ!?」

「オイ村川! 走るぞっ!?」

「あっ! おいっ!?」




セルシオに乗った女2人は あっと言う間にパーキングエリアを出て行ってしまった。




「行っちゃった~。」

「ハァハァ‥走らせんなよ。」

「チクショウ! セルシオか覚えとこう。」




村川達は再び自販機コーナーに…


「ボチボチですか?」

「あっ,そうだな! 帰ろっか会社に。」




トラックに戻った村川‥

寝ていた山木は起きてた。




「見てましたよ村川サン!」

「……ハハハ。」

「元気っすね!」

「夜中に走らされるとは思わなかった。 ったく町山の野郎~。」

「セルシオ‥ナンナンすか?」

「関係無い。 帰るぞ!」


No.364 13/06/06 20:45
自由人0 

/うるさい


「‥無理だって!」

「マジで~頼んますよ!」

「あんまりしつこいと荷台に乗せるぞ山木!」



会社の休憩所‥

昼間の14時過ぎで,まだ山崎や石黒は居なくって 男4人で数時間前の出来事で騒いでいた。




「何で町山はセルシオの事を喋るんだよ!」

「だってよ~キャビンから俺達がセルシオを追いかけてる姿を見てたって言うじゃん。」




「俺,山崎サンと中でコーヒー飲んでたんで そんなのちっとも知らなかったですよ~」




例のパーキングエリアの女に,セルシオの女2人組‥

1番煩い山木には 知られたくない事だった。




*

そして長野で荷物を積み終わって…




「村川サン‥帰り道は俺が運転しますから!」

「例のパーキング寄りたいんだろ!」

「ヘヘ~。 いいすよね?」

「じゃあ走り出す前に町山に寄るからって言ってこいよ。」


No.365 13/06/07 12:27
自由人0 

/うるさい


始めに村川の運転で高速道路を走って 途中でサービスエリアに休憩で立ち寄る事に。




「村川サン‥こっから俺が運転代わりますから!」

「……わかったよ。」




約30分後 休憩を終えてトラックに…




「じゃあ俺が!」

「エ,ッ山木チャンが運転?」

「そうすよ~。 因みにアッチは田辺が運転す。」


サービスエリアを出て 順調にトラックは走っていた。




村川は石黒に今の仕事について話しをしてて…


「ウィングの開け閉めは出来るよね? 荷台の屋根‥スイッチあったでしょ?」

「ハイ! わかります。」


*!?

「あれ! 石黒,悪いちょっと待って。 山木‥今さ電光掲示板にさ?」

「電光掲示板すか?」




少し先に事故があり

当分は通行止めになっていると走っていく掲示板でわかった。




そして町山に途中で高速を降りるからと電話をしていたら…


「‥ったくよ~セルシオのネエチャン会えないじゃんかよ!」

「お前も山木と同じ考えか!」

「だってよ~!」


《事故だからしょうがないだろ…》


その日 村川達は会社には朝の6時頃‥何時もより遅く着いた。


No.366 13/06/07 15:37
自由人0 

/うるさい


「もう無理だろ!」

「いや今日こそは!」

「今週ズッとだろ? 今日会えなかったらお終いだ! わかったな山木!」




その週は毎日 例のパーキングに寄るんだと言って 今日は週末の土曜日になっていた…



そして何時もの様にサービスエリアから出た村川のトラックは山木が運転していた。


「そんなにセルシオの女の子って綺麗だったの村サン?」

「俺と町山が見たのなんて 相手が車の中からでパッと見ただけだよ! だから綺麗なのかなんてハッキリわかんないな」

「村川サン‥実際に見た田辺が2人共キレイって言ってたすよ! アイツはトイレから出てきた時見てんすから!」

「……石黒よりか?」

「イヤァダ~村サンたら!」

「石黒サンに? ま,負けないかもっ‥ア,アレ!」




帰りの高速は順調で

もうじき例のパーキングエリアが近付いてきた。




「セルシオかワンボックスの奴いてくれよ~ 頼む…」

「煩いって山木!?」



No.367 13/06/07 17:33
自由人0 

/うるさい


例のパーキングエリアに到着したら…




「山木‥取り敢えず30分の休憩な! んと石黒~トイレ平気か?」

「ン,平気です! ワタシもセルシオの女の子が綺麗かどうかを見たいけど…」

「じゃあ行けば? 俺はトイレと飲み物‥ じゃな!」




1人でトイレに向かう村川に石黒と山崎が小走りで…




「待って村サン~」

「何だ,トイレかい?」

「ワタシは違うです さっきウレシイ事を聞いたから村サンにコーヒー奢りたくって。」

「ワタシはトイレ~…」




村川と石黒はトイレの傍で山崎を待ちながら話しをしていた。


「村サン‥このパーキングって本当に車少ないですね」

「ん! パッと見ただけでもシルバーのセルシオは居ないよな。」《黒のハイエースも。》




今回のパーキングエリア
大型トラック3台 乗用車は何時もより多めで10台位が停まっていた‥


*

そして,後から黒いベンツが1台入ってきた。




*!?


「村サン‥お待たせです!」

「‥じゃあ俺 用足しに行ってくるよ。」

「ハァ~イ!」

「待ってま~す!」


No.368 13/06/08 12:31
自由人0 

/うるさい


*!?


男子トイレで1人,オシッコをしていたら 強面風な男が2人入ってきた。




「今日は車多めだな。」

「ああ…」




そんなに広く無い男子トイレの便器は5コ‥ 村川の2コ隣りに男達が並んで喋りながらオシッコをし始めた。




オシッコを終えた村川は手を洗ってると…


*!?

「いつものように トラックの方からチェックな!」

「おぅ少ししたら…」


村川が男子トイレから出ると 山崎達が女子トイレに女の子が入っていったと…




「今かい?」

「ウン! 2人組。 ね?」

「ワタシらより若いコ‥多分22歳位かしら。」

「2人‥村サンの方にも…」

「あ‥居る。 今喋ってシテる。 妙な話しをしてたんだよな~ そうだ,取り敢えずあっちの自販機コーナーに行こう。」




そして3人は自販機コーナーに行って飲み物を買ってから椅子に…



No.369 13/06/08 16:16
自由人0 

/うるさい


自販機コーナーに居た村川達‥ 少ししたら強面風の男達も買い来た。




強面風の2人は飲み物を買ったら直ぐ外に行った。




「~な? ソレッポイだろ?」

「ウン!」

「女の子‥気になるけどトラック戻ろ。 な?」

「ハイ!」




先に町山のトラックに行くとドアは鍵が掛かっていたらしく


「ナァニ‥あかり?」

「開かない~村サァン。」

「あいつ鍵掛けてる? じゃあ山崎‥俺の方に乗りな! 俺,町山見つけてくる。 それとコレ持ってって!」

「アッ,村サンの方の鍵?」

「スペアキー! もしかしたら山木も閉めたかもしんないから! エンジンかけて暖まってなよ?」

「ハァ~イ!?」




山崎達を自分のトラックに乗るように言った村川

町山達を探しに行くと 自販機コーナーに町山達が居たのがわかった。




村川がまた自販機コーナーへと向かう途中‥1人の女の子が村川に声をかけてきた。




「こないだのオニイサンだよね~?」

「えっ?」

「覚えてないの~? こないだの時に『またねぇ~バイバイ!』って声掛けたのよアタシ?」


その女の子を前に 村川は少し考えた。


No.370 13/06/11 23:21
自由人0 

/うるさい


考えている村川‥ 女の子は近寄りながら 『今日はこないだの男が居ないのね』と聴いてきた。




「あ‥何でかな?」《町山か‥直ぐ傍に居るけど呼ばない方がいいな? 煩いし。》

「アタシ,オニイサンがイイと思ってたの! でも,こないだもう1人一緒にいたコも『狙っちゃおっかな』なんて言ってたから~…」




村川は自分がそんなにモテる筈はないと思っていた

すると女の子は村川の腕にピッタリと胸元をくっつけてきて 指を2本立てて言った…


「コレでイイコトしよっか?」

「えっ?」

「今日会えたのはラッキーだったから‥今なら2万でイイワヨ!」

「な,何が2万円?」

「コノ人気がナイ場所でイイコトって‥わかんないの?」


《何の為に金を?》


「じゃあ~1万5千円にマケてあげる! それなら位ならあるわよね?」


《い,1万5千円?》


村川は何の為にお金を払うのかわからなかったから女の子に聞いてみた。



No.371 13/06/12 12:29
自由人0 

/うるさい


「わかんないんだ? ントね…」


女の子は周りを気にしたらしく 女子トイレの中で教えると言った。




「女子トイレの中で? まずいよそれは。」

「平気よ~話しだけだもん! ホラ~入っちゃおうよ。 早くしないとオジサンに見られちゃう~」


村川は恥ずかしながら女子トイレに入った。




*!?
「女子トイレ‥入っちゃった!」

「ウフフ。 男子トイレと大して変わんないわよ! それじゃあ簡単に説明するわね。」




まず女の子が言うイイコト‥

手だけで抜く 手コキのコースがA。

口だけ‥フェラのコースはB。

簡単なお触りプラス,素股がC。

ゴム付き本番はD。

4コースあると言った。




「オニイサンは結構タイプだから全部で特別に1万5千円。 サァ~,シヨっか!」

「えっ! 今ここで?」

「そうよ! じゃあ悪いけど前払い…」

「いやいや‥俺したいとは言ってないって!」
《話しだけって言っただろお前!》




*

慌てた村川は,トイレから出ようとした

すると女の子は携帯を取り出し…




「モシモシ~オジサン? アタシ!
今ね~女子トイレ! 男が出るからさ…」

「わぁ~! 待って!?」
《いきなり強面の奴呼んだのか!?》



No.372 13/06/13 15:20
自由人0 

/うるさい


女の子が携帯で,強面の男を呼んだと思った村川は 半分諦めていた。




「その人って怖い人?」

「ウン。 アタシ達を守る人だもん」




「じゃあやばい‥多分トイレで見たオジサンだ。 わかった逃げないよ。」

「ホント~? じゃあオニイサンは3千円のAでいいわよ。」

「えっ?」《それは嬉しいけど 少しでも出しちゃうと匂いが…》

「アタシ的にカナリのタイプだもんオニイサン。 だから最低限の収入‥3千円の手コキ…」




女の子は村川の下半身に手をあて ベルトを外し チャックを下げた時‥

村川は女の子に,『やっぱり無理だ』と言った。




「エッ匂い?」

「で,出ちゃうと独特な匂いあるでしょ‥アノ液体? 同僚の女の子さ 隣りに座るから‥ 気まずいんだよね」




村川はどうしても無理だからと言って 女の子に諦めてくれと頼んだ

すると女の子は…




「結局収入ナシか~。 これじゃあアレも買えないわね。」


女の子は村川にそう言った。




「あのさ…」

「ア~何でもないわよ!
チョットした独り言。」

「ね‥アレって?」

「だから内緒っ! ホラッ,外出ようよ!」


No.373 13/06/14 17:23
自由人0 

/うるさい


女子トイレから出て 女の子は村川に携番を教えてくれと言ったが 車に置いてきてると村川は嘘をついた。




「本当に? じゃあ次はイツこのパーキング寄るの?」


「何時って‥ハッキリ決めてないんだ。 じゃあ俺さ,飲み物頼まれてるから 行くね。」

「エッ そんなぁ~。」




そして村川は飲み物を買ってトラックに戻ったら 町山達がトラックの所に居た。




「寒くねえのお前ら?」




「バッカ お前を待ってたんだよオレらは!」

「悪い悪い!」


村川はさっきの事は誰にも話さないつもりだった。




しかし帰りの道中

石黒がさっきの女の子を見たと言い出した。




「ウッソ! いたんすか! それらしい女の子?」

「いたわよ2人!」

「エッ,でもパーキングを見渡した時はセルシオなかったすよ? じゃあ黒のハイエースかな?」

「あ~うるさい山木! 石黒も余計な事を言うなってば!?」




「ワタシにそんな事を言って いいんですか村サン?」

「何が?」

「今はいいです。 アトでメールしますよ!」

「メール?」


その日 村川達は何時もより遅めに会社へ着いた。


No.374 13/06/15 15:06
自由人0 

/見てました


翌日の昼過ぎ‥村川は休憩室で昼食を済ませたら石黒からメールが届いた。




石黒のメール文‥

[ワタシ見たんです。 村サンが女子トイレに入ってくの! そういう趣味あるんですか?]


《トラックから見てた? こりゃあまずいな…》


[‥あかりは寝てたからワタシだけしか見てないですけど……]


*パタン!?

休憩室に石黒が来た。




「や,やぁ石黒おはよ。
今メール…」

「アッ! 覗き魔サンだ!」

「ち,違うってば! ちょっと話し聞いてくれないかな石黒!」

「言い訳ですか?」

「ま,まぁ‥メールよりさ。 あっ,こっち座って。」


石黒は警戒してるみたいで村川から2つ離れた椅子に座った




そして村川はあのパーキングでの事を素直に始めっから石黒に話した。


No.375 13/06/15 23:39
自由人0 

/見てました


「ナニもしてないの?」

「なかったよ!」


石黒は何とかわかってくれた‥ しかし条件を出してきた

もうあのパーキングには寄らないって事を言ってきた。




「わかった。 皆にも寄らないって話しはする!」

「約束ですよ村サン! もし破ったら私の言う事聞いて貰いますよ!」

「‥破らないってば!」




それから‥村川が今の配送便をしてる間は2度とあの例のパーキングエリアには寄らなくなった。




そして2月になり

村川は副所長から聞いていた話しが思ったより早まり

町山と一緒に村川は 配送便から降りる事を皆に話した。




「2月いっぱいすか?」

「アト半月位ですね。」

「まぁな! 3月からは先方の研修とか新しい営業所の打ち合わせやらで‥仕方無いんだ」

「俺は3月イッパイまで乗るからよ!」

「村サン達いなくなるの寂しいわね~時子。」

「ハァ~ア…」




「山崎達‥4トンの運転はもう平気かい?」

「エッ,ハイ!」

「よし! これからは山木達と上手く運転を代わりながら走ってな?」

「わかりました村サン!」




その日から村川は配送便のハンドルを握らなくなった。


No.376 13/06/16 14:19
自由人0 

/もうじき


2月も終わりに近付いた頃 村川と町山は荷主の事務所で夜残っていた役職者に挨拶を済ませた。




「なぁ村川‥事務員の女には何も言わないでいいのか? 何故か,まだ残ってるみたいだぞ?」

「その内 此処の社員達が話すからいいだろ。」




そして2月の最終日

長野での荷物を積み終えて トラックは帰りの高速を走っていた。




「そうだ村川サン。 さっき砂井サン来ましたよ!」

「砂井サンて,岐阜からこっちに移った人だったよな‥山木?」

「そうすよ! 最後に話したかったって‥ヨロシク言ってましたよ。」


《最後に会って話しって‥ま,いいや。》


そして休憩を兼ねて
サービスエリアに停まった。




「アトは会社まで石黒サン,運転ヨロシクす」

「わかったわ。」




休憩を済ませ サービスエリアを出て暫くすると 運転している石黒が眠いと言い出した。




「眠い?」

「さっきあかりと軽く食べたからかしら‥
でも窓開けますから平気~」

「石黒‥窓開けるなら助手席側も全開でな!
こっちも眠たそうな奴が居るんだ。」


真ん中のシートに村川

その隣りの助手席には山木が座っていたが

ウトウトしているのが村川にはわかった。


No.377 13/06/16 21:57
自由人0 

/もうじき


窓を両方向開けて走っていて 真ん中に座っている村川は寒くって仕方無かった


「パーキング入ろうか石黒! 時間的には余裕だろ? 仮眠して行こう」


村川は後ろを走っている町山に携帯で連絡をした。




「OKだ石黒‥次入れ!」




「ハイ…」

「あっ石黒‥次って例のパーキングエリアだからな!」

「覚えてたんですね?
じゃあ寄ります。」




例のパーキングエリアに…




「相変わらず人気が無いんだな。 俺トイレ行ってくる! スペアキー持っているからさ 2人は眠いなら鍵閉めて寝てろよ!」

「じゃあ俺‥寝てます!」

「ワタシ外に出て目を醒まします村サン。」


山木を残し 村川と石黒はトラックを降りた




町山のトラックからは

山崎と町山が降りてきて 4人はトイレ前に行った。


No.378 13/06/17 12:12
自由人0 

/もうじき


トイレには先に山崎と町山が入っていき 村川と石黒は外に…


「アト何時間で一緒にお仕事するのが終わっちゃうんですね。」

「ん? ああ。 でも完全に営業所へ移るのは4月って聞いてたな」


町山がトイレから出てきて村川はトイレの中へ‥




用を足し終えた村川

外に出ると山崎が待っていてくれた。




「自販機コーナーに?」

「ハイ!」

「じゃあ行こうか俺らも! な,山崎。」

「村サン‥営業所移るの寂しがってますよ時子。」

「あ‥そうなの?」

「‥村サン,時子が好きになってる相手が営業所内にいるのって知ってます?」




「いや‥知らない。 つか寒いだろ? 自販機コーナーに行こう山崎。 風邪ひいちゃうぞ」




自販機コーナー 何時も夜中は閑散としていたのに この日は数人がベンチに座っていた。




「無理だよ座れねえ! サッサと会社に帰ろうぜ?」


4人はまたトラックの前に戻った。




「石黒‥会社まで運転するんだろ? 少しでも眠いならベッドで仮眠しろよ? 後ろ片付いてるから寝れるだろ?」

「でも,もう平気です。」


4人はトラックの前で何分か喋っていた。


No.379 13/06/17 17:41
自由人0 

/もうじき


寒さに耐えられなくなった町山と山崎はトラックに戻ると言いだした。




「今夜は結構寒い! じゃあパーキング出る時は携帯でって事な村川! 行くぞ~あかり!」

「わかったよ!」




「時子‥言うんでしょ?」

「ど,どうしよ~」

「あかり~乗るんだろ! 乗んないなら鍵は閉めちゃうからなっ!」


町山が急かす為に 山崎は慌てて町山のトラックに‥




山崎の言ってる事がわからない村川‥ やはり寒いのでトラックに入ろうと石黒に言った。




「ア~ハイ! エット…」

「何? 乗ったら山木が居るから? このままでも聞くけど‥風邪ひいても俺知らないよ?」

「ン~ 乗りますぅ。」

「ハハハ! 鍵‥スペアで開けたよ!」




村川達のトラック‥山木がヒーターを全開にして鍵を閉めて寝ていた

2人はトラックの中に乗り込むと直ぐ体が暖まってきた。




そして,さっき自販機コーナーで買ったコーヒーを飲みながら座る事僅か数分…




「ヒーター全開で真ん中に座ってるのは息苦しい。 石黒‥ヒーター下げよ!」

「‥フフ! その席って暖かい風が顔にガンガン当たりますもんね村サン! ハイ。 風量下げましたよ!」



No.380 13/06/17 23:50
自由人0 

/もうじき


トラックのキャビン内は暖まり 村川はさっきの山崎が言ってた事を石黒に聞いてみた。




「アノ‥新しい営業所…」

「T市の?」

「ハイ。 ワ,ワタシ…」

「何‥もしかして来たいとか?」

「む,無理ですかね?」


石黒は目を背けて話していた。




「その事か~ 副所長に言っとくよ。 な?」

「ハ,ハイ‥是非。 ハァ~…」


*♪

町山からの着信で そろそろ会社に戻ろうと連絡の内容だった。




「パーキング出るってさアイツ。 運転は平気か石黒?」

「アノ~ エット‥OKです。」




「町山‥前走って! うちらは後ろ走るから。」




「村サン,山木君にシートベルト! 走り出しますね。」

「ん! 起きろ山木! おい!? 会社に帰るぞ!」




そして町山のトラックを追うように走り 会社には明け方の4時チョイ過ぎに到着した。


No.381 13/06/18 18:32
自由人0 

/数日が過ぎて


週末の土曜日 村川は副所長に連れられ 新しいT営業所で会議に出席していた


そして会議は昼間の15時で終わり 倉庫内の事務室で喋っていた。




「村川‥家とかは? コッチは社員寮が無いから実家通いするのか?」

「いや~出来れば今のF営業所の寮をそのまま‥って無理ですかね?」

「そうか‥じゃあ…」


話しはトントンと上手く進んでくれて

寮は新しく家が見つかるまでそのまま使え

通勤には社用車の軽自動車を借りれる事になった。




数日後‥村川は荷主である住宅メーカーS工業で研修を10日程受けて終わらせた。




3月の下旬になる頃
村川はT営業所で…


「村川~ドコ?」

「あっ副所‥いや嶋野副所長~2階のテーブルの所です!」


村川は倉庫内で作業をしていた。




*!?


「何だよ1人? 寂しいじゃんか。」

「暫く倉庫は俺1人って‥会議で決まったじゃないですか!」

「そうなんだけどさ。 実は1人追加する事になってな。 その事を報告に来たんだよ。」

「やった追加!」

「このダダっ広い倉庫を村川1人じゃ可哀想だろ。」

「で,いつ‥どういう人が来るんですかね?」


No.382 13/06/18 22:30
自由人0 

/どんな人?


「来週から来るぞ!」

「俺より若いんですか?」


村川はどんな人か気になっていた。




「前は,長距離を走ってたんだ。 で,積み込み先で他の運転手とトラブッたり‥スピード違反や飲酒運転や後……」


かなりな武勇伝を嶋野は知っていた

営業所も何ヶ所移ったかわからない人物に
村川は上手くやってけるか心配も出てきた。




「来週から来るからさ
自己紹介はその時な!」

「はい…」




その週の日曜日

村川達の部屋に,山木と田辺が遊びに来ていた。




「村川,その人ってトラブルメーカーで有名な人かもしんないな! 市野田とか詳しいんじゃん?」

「市野田ね~」

「村川サン,その人と2人ッキリで倉庫担当すか?」

「一応,倉庫長兼フリードライバーって事らしい…」
《雑用係って奴かな》



そして日曜日の夜

夕食を済ませたら 町山が市野田に電話をしたらしく…




「市野田が此から?」

「何かコッチに来ているみたいでよ‥久し振りに会いたいからって。 もう着くんじゃん?」

「日曜の夜遅くに‥ あっ! 町山の携帯鳴ってる」


No.383 13/06/20 00:44
自由人0 

/どんな人?


電話で市野田が来た事を教えて貰い 村川は町山を誘ったが…




「何,町山‥一緒に市野田の顔見ないのかよ?」

「俺は荷物を片付けんだよ。 ま,少ないから楽だけどな!」

「あ~そっか,またあの営業所に戻るんだっけ! じゃあ俺だけで行ってくるよ。」




久々に会う市野田

営業所の直ぐ傍に車を停めてあり 村川は飲み物を買っていった。




「お待たせ市野田! ホラよカフェオレ。」

「やっぱ気が利くな~村川! 来たら一緒に買いに行こうかと思ってたんだよ!」

「ハハ,偶然だよ。 此処じゃあなく 余所に行かないか市野田。」




市野田は車で近場を流しながら話そうと 車を走らせた。




「ナニ? T市に新しく営業所が出来た?」

「ああ! 俺は今月の頭からT営業所勤務。 それで4月から町山は元のM営業所に戻るんだってよ。」

「ヘェ~とうとうお前達も別々の営業所か! アッそうだ,トラブルメーカーな奴が来るんだって?」

「そう,それ! どんな人か知ってるなら少しでもいいから教えて欲しいんだよ!」


No.384 13/06/20 15:02
自由人0 

/どんな人?


嶋野副所長から聞いていた武勇伝をちょこっと話しただけで 市野田はその人物が誰だかわかったと言う…




市街地を走りながら話し始めた市野田 途中でマクドナルドに寄りたいと言い 車はマクドナルドへ…




「~じゃあイタダキます! なぁ市野田‥その人アチコチと飛ばされてるんだな」

「どうぞ! 俺が知ってる限りでは5ヶ所は飛んでる。 名前は蒲田‥3コ上だったかな?」




その蒲田の色んな武勇伝を聞いただけで1時間程が経ち‥ 村川はボチボチ時間が気になってきた。




「んだよ時間? 中勤務なんだからまだ平気だろ村川!」

「まぁ今の所は中仕事が多いからな。 でも市野田‥奥サンが心配してんじゃないのかよ?」




「莉央? 平気。 今夜は帰らないってよ!」

「あ? 何で?」


市野田の奥サン‥莉央はパチンコ仲間の所に泊まる事になっていると…




「莉央よ‥お前に会いたいってよ?」

「そうか‥宜しく言っといてくれよ市野田。」


少しして,村川達はマクドナルドを出て 会社の寮‥F営業所の方へ向かった…


No.385 13/06/20 18:33
自由人0 

/どんな人?


会社の寮へは23時チョイ前に着き 村川は車から降りた。




「じゃあまたな市野田!」

「おう! あっそうだ村川‥暫くはコノ寮だろ?」

「まぁ住む場所が見付かる迄はな!」


そう言った矢先 市野田は誰かに電話をした。




そして1.2分すると…


「相手‥莉央なの?」

「代われって‥ホラ!」


市野田の携帯を借り
村川は一声『もしもし』と……




「ムラ? 久し振りね!」

「ああ,久し振りだね莉央。」


莉央と電話で数分喋ったら F市の街中に来いと莉央に言われたが 村川は無理だと言って断った。




「じゃあ明日会お。 ね?」

「明日? 今さ,新しい仕事が始まったから 何時に終わるかわかんないよ。」




莉央はしつこく 結局 村川は仕事が終わったら連絡をする事に‥


その後 市野田に代わり 電話は終わった。




「明日‥村川が莉央を送るんだからな!」

「わかったよ。 極力早く届けるからよ!」

「ハハハ! ちゃんと送るだけで 別に早くなくってもイイよ。 じゃあ帰るから。 お休み!」

「気をつけてな!」



No.386 13/06/21 12:52
自由人0 

/やな予感…


週明けの月曜日 出社してから直ぐ会議で‥

夕べ遅く寝た村川は眠くって仕方無かった。




約2時間後 会議は昼手前で終わり 村川は嶋野と昼食を食べに街中へと向かった




昼食中に2人は…


「ああ‥今日来る奴?
蒲田って言うんだ。 予定では昼に出社して来る筈だってよ! 戻ったら居るんじゃないかな」

「嶋野副所長‥実は元同僚が知ってて 昨日会った時に話しを聞いたんですよ」




「フーン‥どうだった?」

「まぁ似たような話し…」

「俺も人づての話だったからな~ 少ししたら呑みついでに色々聞いてみるつもりだけど‥ 村川も付き合えよ!」

「……ですね。 もし行く時は教えて下さい」




昼食を済ませた2人

T営業所に戻り 倉庫の事務所は誰も居なく 村川達はノンビリと寛いでいた。


「まだ来ないって事は,どっかでメシ食ってるから遅れてんだろ!」

「そうですよね。」

「村川‥俺さ,また他の会議に出なきゃいけないんだ。 またな!」




村川は1人で倉庫に残った。

No.387 13/06/21 18:18
自由人0 

/やな予感…


倉庫内‥また1人で作業をしていたら 市野田の奥サン‥莉央から着信が入った。




「倉庫で1人?」

「うん。 今日これから1人来るんだけど‥まだなんだよな~」

「あのさ,今からワタシT市に移動するから…」


本当はパチンコ仲間の葉月と一緒に夕方頃からT市へ向かう筈だったが 葉月の台が絶好調で…




「莉央は駄目だった?」

「今日はチョイ負け‥って事だから~ T市の街中で適当に時間潰してるわよ」

「ん‥でもさ…」


村川は終わる時間がわからなく‥ 事の説明を莉央に話した。




「イイって‥待つわよ。」

「本当に時間わかんないからね? 遅くっても怒んないでな? じゃあ勤務中だから切るね。」

「ハイハイ! 待ってマース!?」


そして夕方の17時‥

会議を終えた嶋野が村川の所に…




「まだ来ないって もう17時ですよ嶋野副所長? 何か連絡とか無いんですか?」

「いや,無い。 携帯は最近買い換えたらしくってさ 今まで居た元の営業所の人間に聞いても皆知らないんだってさ。」


今日は自己紹介と倉庫内を案内する位だから 副所長の嶋野は待っていろと言い 村川は待つ事にした。


No.388 13/06/22 06:05
自由人0 

/やな予感…


外は真っ暗になり 時間は18時半を過ぎた

倉庫内で作業をしていても寒くって仕方が無いので休憩を兼ねて 1階の事務所に…




しかし,まだ事務所には暖房器具が無く 村川は倉庫から出て直ぐ脇にある自販機へ缶コーヒーを買いに行った

すると脇には車が1台停まっていた。




「スグ戻るからよ。 アッ! お兄さんてココの人?」

「……そうですけど。」


その呼び掛けた男が蒲田だった。




「お兄さんが倉庫長?」

「はい。 村川って言います! で‥車は中に入れちゃって下さい。 もしかしたらトラック来るかもしれないんで!」


蒲田の乗ってきた車には女の子が1人居た。




蒲田を事務所に待たせ 村川は副所長を呼んできた。




「やっと来たか…」

「今,事務所で待って貰ってます。」




事務所に入り お互いに自己紹介を済ませたところで…


「悪いんですけど‥俺,早く帰りたいんですよ。」

「何言ってんだ蒲田‥来たばっかりだろ。」

「これから倉庫の中を案内します蒲田サン。 そんなに時間掛かりませんよ」

「村川君さ? 車‥見たからわかるよね?」

「あ‥ でも一応は仕事だし‥案内だけで終わるから待ってて貰わないと。」


[俺も人をを待たせてるんだ]‥と言いたかったが村川は堪えた。


No.389 13/06/22 07:00
自由人0 

/やな予感…


「2階のこっちは休憩所です。」

「寒ぅ‥あっ村川君その隣りは?」




「嶋野副所長‥ここはどうなるんですかね」

「この部屋? ん~取り敢えずは物置で使うか。」

「モノオキね? ヘェ~…」


*!?
《やな予感…》

「で~。 こっちの棚とかは此から…」




2階のアチコチを案内し
3人は1階に…




「こっちにフォークリフト置き場‥エレベーターも普通に使えます。 で‥長い荷物とかは向こうに置いたり…」

「意外と荷物が置けるんだな村川? 結構スペースが余って…」

「もう大体わかりましたよ副所長‥ ね 村川君?」


村川は蒲田が帰りたくて仕方無いみたいに思えた。


「あ,一応 後は細かいのが…」

「細かい‥寒いから明日の昼間に回そ村川。 終わろ!」

「そう‥ですね はい。」


時間は19時チョイ過ぎた頃で 蒲田はサッサと車に乗り営業所を出て行ってしまった。




「横に誰か乗ってたな」

「‥はい。」

「待たせてたから早く帰りたかったのかアイツ」

「あの~嶋野副所長 俺も上がっていいですかね?」

「あっ! そうだったな! 一応終わったから上がっていいぞ村川!」

「すいません。 では,お疲れ様でした!」


No.390 13/06/23 10:03
自由人0 

/やな予感…


仕事が終わり T市街へ向かう前に莉央へメールを打った

車で移動してる途中に 莉央からメールが返信されてきて…




《auの販売店で待ってるのか。 じゃあ‥5分で着く‥で 送信…》



約5分でauの販売店の脇に車を停めると

市野田の奥サン‥莉央は直ぐ見つかった。




「コノ車? ジャガーは?」

「社用車を足代わりで今借りてるんだよ‥ 嫌なら電車で帰るしかないよ。」


社用車で来ると言わなかったからか 莉央は車を見たら笑った。




「じゃあ帰るよ莉央! 格好悪い車だけど 横に乗ってくれ。」

「実はさ‥ウロつきついでにソコのパチンコ屋に入ったら儲かっちゃったのよね~」

「勝ったんだ。 良かったじゃん」

「ンデさ~ 買い物したいのよワタシ! チョット付き合ってムラ。」

「えっ,今から?」


買い物に行きたいと言い出した莉央

村川は仕方無く 市営パーキングに車を停めた。




「多分,そんなに時間掛からないからね」

「何を買うの莉央?」

「ン。 チョットね~…」


莉央と村川は街中を歩いていると…




「あった! ココ入ろ。」

「ここ…」《女性の店か‥あんまり入りたくないなぁ》


村川は女性服の店に連れられてかれた。


No.391 13/06/23 20:39
自由人0 

/嫌な予感…


莉央と村川は女性服の店に入った。 しかし村川は階段脇の方で待つ事にした。




「ココに居るの? 一緒に見て回ろうよムラ!」

「女性物は何か‥恥ずかしいからさ。 ここで待ってる!」




待つ事30分位‥ 莉央が袋を2ツぶら下げてニコニコ笑いながら戻ってきた。




「お待たせ~ ムラ‥悪いけどさ1ツ持ってよ!」

「あ~,2ツとも持ってあげるよ! ‥しかし沢山買ったんだね?」

「ウン! 右手の袋はスカートやブラウス‥左手の‥コッチの袋には下着ね! 何か今日は下着が半額サービスだったみたいでね~沢山買っちゃったのよ!」

「‥そうなんだ。 後は,まだ買う物ある?」


莉央はお腹が減ったらしく 街中で食事をしようと言った。




「莉央‥家で市野田が腹空かしてるんじゃん?」

「まだ帰ってないわ。」

「嘘? もう21時過ぎ‥
どっかで寄り道?」

「知らないけど‥イツモ帰ってくるのは22時以降なのよ。」


結局 村川は莉央と外食をして 市野田の家に送ると…




「ムラ‥コレ見て貰える?」

「何だろ?」




莉央はさっき買ってきた買い物袋から下着を数枚取り出して 村川に見せた。


No.392 13/06/25 10:33
自由人0 

/嫌な予感…


莉央が手にした下着

村川にしてみれば過激な物もあった


「そ,その‥あまり見せる物じゃないよ莉央。」

「そうかな‥ ねぇコレどうかな」

「し,市野田に聞いて」

「……コレなんかTバック。」

「て,T? 莉央頼むからしまってくれ。」

「ナンデよ~?」

「困るから‥ な?」
《勃ってきた!》

「ウフ~。 もしかして反応しちゃってるの?」


莉央が村川の下半身辺りを見つめながら言った。




「そ,そうなったら莉央のせいだからな?」

「フゥン‥ じゃあコレ! 良く見てよムラ‥ ヒモパンなんだよ~ ホラホラ!」

「だから見せ‥ うわわ!」《や,やばい! カチカチだ俺の!》


村川は慌てて車から降りた。




そして莉央は下着とかを袋に入れ直して 車から降りてきた




莉央は村川に近寄り
話しがあるから 部屋に上がって欲しいと言ってきた。




「もう遅いから帰るよ俺は!」

「じゃあ,また近い内に会って話し聞いてくれる?」

「そしたらさ俺から連絡する! だから今日は…あっ!?」


1台の車が村川の社用車の隣りに停まった。



No.393 13/06/26 16:36
自由人0 

/嫌な予感…


停まった車からは市野田が降りてきた。


「よう村川! 莉央を送ってくれてアリガトな!
寒いんだから上がってコーヒー飲んでけ 莉央‥いいよな?」

「エッ? ア~飲んでって!」

「帰るつもりだったんだけどな~」


少しだけのつもりで
村川は市野田達の家に上がっていく事に‥




家に入ると 市野田は風呂を沸かしに風呂場へ行き すかさず莉央が村川に…




「ムラ‥さっきワタシが下着を見せたのって 栄太郎には内緒よ!」

「……わかった。」


少しして 市野田がリビングに戻り 風呂が沸くまで会話が…




「村川,例の人来た?」

「あ,蒲田サン来たよ! 予定の時間よりだいぶ遅れてきたぜ。」




「遅刻か! アッ昼間‥チョット思い出したんだけど その蒲田サン‥ 女関係は凄まじいんだよ」

「どう凄まじいんだ?」

「ア~教えてやりたいんだけどな‥ アッ風呂場に来いよ後で! な?」

「言っとくけどお前とは入らないぞ?」

「違うよ風呂場で話してやるってんだよ!」

「ナニをコソコソ言ってんのよ栄太郎? ムラ‥教えなさいよ!」

「オッ! コーヒー出来たか! 莉央‥村川はブラック派だぞ! 違ったっけ? マァ飲んでくれよ!?」


No.394 13/06/27 21:54
自由人0 

/嫌な予感…


コーヒーを飲み終えたら
市野田が風呂に向かった

莉央はたまった家事をしていて 村川は市野田の所へ向かおうと立ち上がった。




「莉央,トイレ借りるよ」

「ン。 どうぞ!」


トイレに行く振りをしながら 風呂場へ村川は行き ガラス戸を数回ノックすると市野田が気付いてガラス戸を開けた。




「ついでに入れよ!」

「だから湯冷めしたら嫌だって…」

「ハハ。 わかったよ!」

「蒲田サンの話し‥どんなんだか教えてくれ。
それ聞いたら帰るから。」




市野田の話しはユックリと思い出しながらだったので 脱衣所から聞いていた村川は段々と寒くなってきていた。



数分後…


「村川‥今夜は暖まっていけよ!」

「もう話しは終わりか? なら帰るよ。」

「まだだよ! 寒くなってんだろソコ‥な。」

「あ‥まぁな」

「風呂入れって。 そんで今夜はウチに泊まれっての!」

「じゃあ‥ 泊まらせて貰うかな」

「ハハハ‥ 村川早く脱いでこい。」




この日,急遽 市野田の家に泊まる事になった村川だった。


No.395 13/06/28 21:52
自由人0 

/そんなに…


服を脱いだ村川は体を軽く洗い流し 浴槽に肩まで浸かると溜め息を1つ…


「はぁ~…」

「オヤジクセェな村川。」

「ハハハ。」




少ししたら 市野田の手がいきなり村川の股間に…


「よ,よせよ市野田!」

「……ナァ全快だと コレはドレ位になる? 俺よ‥イマイチ気になってさ。」


そう言った市野田は
村川の手を掴み 自分のチンコも触らせようと…




「市野田やめろよ! 気色悪いだろ!」

「男同士じゃんか! 見て触るくらいイイダロ。 お前の全快時を見たいんだよ‥ホラホラ!?」

「やめ! じゃあお前のも…」




そんな事をして騒いでいたら 莉央が風呂場にやってきて ガラス戸を…


*コンコン!


「ナニ騒いでるのよ?」


*!?


「莉央にこんなの見られたら変態だと思われるから離せよ市野田!」
《やばい! かなり硬くなってきたかも。》

「平気平気‥ホラホラホラ!」




「栄太郎! 着替え置いておくからね」

「ナァ~莉央! 村川の着替えも用意してくれ! 今夜泊まる事になったからよ!」


*カララ!


突然ガラス戸が開いた。



No.396 13/07/02 22:47
自由人0 

/そんなに…


突然開いたガラス戸に…


「ウワッ!?」

「イキナリ入るなよ莉央!」

「ナニしてんのよ男同士で!」


莉央に目撃されて
村川は慌てて市野田のチンコから手を離したが
市野田は村川のチンコを握りっ放しだった。




「……ノボセる前に上がるのよ2人共! フゥ‥やる事が貯まってるのよ~」


莉央はそう言って直ぐ風呂場から出て行ってしまった。




「な? 平気だったろ!
……つぅか,太いし立派だな村川の!」

「そうかな? 確かに町山のよりはデカイけど‥ お前のは?」

「笑うなよ? 一応ホラ‥コレでMAXだ。」


市野田のチンコは長さが約13センチくらいで 外茎は細いらしく これが市野田は悩みだと言った。




「村川のチンコは太い!
俺の細ぇだろ‥ だから出し入れはよ…」

「待て待て‥このクビレてるのは?」

「アア‥カリ? ココはよ…」


市野田のチンコは細く長いが‥カリのクビレは立派だった。




「細いからよ‥お前のケツに入るかも チョット,試してもいいか村川?」

「怖い事言うなよ! そっちの気は無いぞ!」


No.397 13/07/04 12:42
自由人0 

/そんなに…


村川と市野田は体をお互いに洗いながら 話しはまた蒲田の事に…




「そんなに?」

「ああ! 実際俺は見てないけど 自分では19センチって言ってた。 太さはトイレットペーパーの芯以上だってよ!」

「じゃあ凄いな! 俺は芯がピッタリとハマるみたい…」

「イイナ~ 俺はスカスカだ。」




そして村川はそのまま髪を洗っていたら。


「村川‥コッチって入れた事あるかよ?」

「うわっ! そこケツ! 何だよ市野田っ!」

「指だよ指! ナニをビビッてんだよ村川‥ちゃんとボディーソープもついてるから平気だよ!」


市野田は村川のお尻に指を何度となくあてて…




「それ以上はやめろよ?」

「ああ! ナァ村川。 蒲田サンてコッチも経験してんだぜ。」

「ケツ入れ?」

「アナル‥女ならナンでもヤッてんだってよ! だからドスケベな女を…」


市野田は蒲田の話しをしているうちにノボセてきてしまい 村川より先に風呂を出た。




そして村川も風呂を出ようと…


*コンコン!


No.398 13/07/04 22:42
自由人0 

/そういう事を言う


風呂場内で無防備に立ち上がっていた村川

ガラス戸のノックと同時に莉央が中に…


「バスタオルよムラ!」

「わぁ~っ 返事する前に開けるなよ莉央!」

「アラ~まさか裸で立ってるなんて思わなかった!」


村川は慌てて股間に手をあてて 壁に向かって後ろを向いた。




「手に渡して莉央!」

「アッそうだ! ハイ! チョット待っててねムラ?」


そう言った莉央はタオルを手渡したら 直ぐ風呂場を出て行った




そして村川が全身をバスタオルで拭き終わった頃に莉央は戻ってきた。




「居た! ネェ~見て?」


いきなり莉央は下着姿で村川の前に…


「えっ!」《さっき買ったTバックのパンツ!?》

「エヘヘ~ さっき買った下着。 良く見て?」

「それ‥まずいって。
と,取り敢えず…」

「なんで目を背けるのよムラ! 下着姿くらい平気よ!」

「だって莉央は市野田の奥サンだよ? 他人の俺に,そういう格好で現れたら…」


村川は口では,そう言っていたが 腰に巻いたバスタオルの中ではチンコがグングンと勢い良くなってきていた


村川は体を若干 くの字にして風呂場へ戻っていった。



No.399 13/07/05 13:02
自由人0 

/そんな事を言う


また風呂場に戻った村川はガラス戸を閉めた

村川は莉央に脱衣所から出てくれないと困ると言った。




「買った奴を見て貰うだけなんだから別にいいじゃん! 開けてよ~」

「俺が困るんだ。」《もう勃起してるし》


少しして莉央が,わかったと言い 脱衣所からも居なくなり 村川は借り物のパジャマを着てようやく居間へ…



居間では莉央がさっきの下着姿で…


「ムラ‥寝室の隣りに布団敷いたわよ!」

「いや,俺はこのソファーで寝るよ。 掛ける物を取ってくるね」

「ハイハイ‥じゃあアタシは
お風呂入ろうっと!」




部屋から掛け布団を持って来て ソファーに寝っ転がった村川


ちょっとしたら市野田が居間にやってきた。


「ココで寝んの村川?」

「俺が何処でも直ぐ寝れるの忘れたのか?」


村川はソファーに寝っ転がって 掛け布団を掛けた。




「朝は何時に起きんだ?」

「あ‥そうだ携帯の目覚ましを……5時! 一旦寮に戻って着替えなくっちゃな」

「……早いな!」




市野田は村川が寝付くまで話しをしてて

20分程したら村川が眠くなり…


「眠いよな村川?」

「ぁ……うん…」


No.400 13/07/05 23:54
自由人0 

/そんな事を言う


夜中にトイレへ行きたくなり目が醒めた村川


そして用を足し終えた村川は居間に戻る途中…




*!?《寝室から会話‥まだ起きてるのか2人共?》


*パタン!


「あっ!」

「アラ‥ムラ!」


市野田達の寝室から莉央が出てきた。




「トイレだったの?」

「そう。 まだ起きてたんだな莉央達。 じゃあお休み! 寝るから。」

「ムラ‥もしかして聞いてたの?」




「き,聞いてないよ。」
《声だけで会話は殆どわかんなかったんだよ》

「先に居間に行ってて
トイレ済ませたら行くから。」

「真夜中だぞ 寝なよ莉央。」

「少しよ‥ アッ! ゴメン。」


莉央は慌ててトイレへ入っていき 村川は居間に戻った。




*!?


「お待たせムラ。」

「………」

「寝てないでしょ!」


《バレてるか。》


「ム~ラ?」

「寝かせてよ莉央? 真夜中の……あれ! まだ1時?」


さっき寝てからまだ1時間半くらいしか経ってなかったのにはビックリした村川だった




居間は灯りを点けず

莉央はキッチンでお湯を沸かしていた…


「こんな時間にコーヒー飲んだら寝れないぞ莉央?」

「平気よワタシは! それより話しを聞いて欲しいの~ アッ! お湯湧いた。」



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