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黄金勇者ゴルドラン外伝 永遠に冒険を求めて

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匿名さん( SQtbob )
23/10/21 06:35(更新日時)

勇者シリーズ第六作目の外伝小説
テレビシリーズの後日談でもありワルターとシリアスの父親トレジャー・ワルザックとの戦いや冒険など綴りながらさらなる物語を書いていくつもり


23/08/22 10:18 追記
究極戦艦旗艦 アルティメタス・デスアドベンチャー
ワルターとシリアスの父親トレジャー・ワルザックが指揮する究極戦艦旗艦、トレジャー・ワルザック艦隊の旗艦でありデスギャリガンの二十倍の性能を持ちワルターたちでさえ知らない秘密があるという

23/08/31 14:30 追記
冒険おじさん
冒険好きのおじさん冒険者、タクヤたちのまえににいく先々で現れる謎の人物
その正体は……

No.3860004 23/08/22 09:43(スレ作成日時)

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No.1 23/08/22 10:04
匿名さん ( SQtbob )

それは何気ないタクヤのひと言がきっかけだった
「なあ、俺たちていつまで冒険してればいいわけ?」
へ?
このひと言にカズキたちと勇者たちは数秒間凍りついたようだった。そこへワルターたちから通信が入った
『なにを言う!まだ冒険はおわっておらんぞお子達!まだ我が父トレジャー・ワルザックがさらなる宝を求めて我々を追いかけているではないか!?」
シリアスも言う
『そうです、父トレジャー・ワルザックは僕や兄上より強く宝物に執着心ありいまも追いかけているではありませんか』
「そうだぞ主」
ドランも同意した。そのひと言にタクヤは忘れてた!と皆をズッコケさせた
『主!!!!!!』
勇者たちは一斉に叱った!叱られたタクヤは身を縮めた
「ゴメン」
「いやいやワルターたちの父親もしぶといね。さすがワルターたちの父親」
「でもレジェンドラ
よりスゴイ宝を探すのもたいへんだよ」
カズキとダイも困った顔をした。アドベンジャーの後ろを見るとたしかにトレジャー・ワルザックの大艦隊が執拗に追いかけていた
しつこいね、とタクヤはぼやいた時にアドベンジャーが次の惑星を告げた
『次の惑星はアドベンチャー、アドベンチャーであります』
アドベンチャー、つまり冒険という名の惑星思いついたのは原点に帰ることだった
「よし!ここでいままでの原点を取り戻そうぜ!」
「おう!!)
『それでこそお子達だ』
感心したようにイーターの姿をしたワルターは呟き一行は一路惑星アドベンチャーへ向かった

No.2 23/08/22 11:25
匿名さん ( SQtbob )

アドベンチャーという惑星のわりになにもない地上だった。海と森と山しか見えなかった、とても冒険という名の惑星にふさわしくない感じ、タクヤは言う
「これがアドベンチャーね」
「とてもそんな雰囲気ないけどな」
「だけど猛獣がいたりしたらこわいよ」
タクヤたちは口々に言うなかドランは彼らに言う
「主よ、我々はここで待機してるから思う存分冒険してきてほしい」
わかった、とタクヤはこたえた
「ならば我々は別行動をとろう、七人もいたのでは目立つだろう」
ワルターの提案にタクヤたちは賛成しタクヤたちは右にワルターたちは左の林に入っていった
タクヤたちの姿が消えるとキャプテンシャークが言った
「オレは空で待機させてもらうぜ、いざという時のためにな」
わかった、とドランは同意し姿を消したタクヤたちの方向を見つめた

No.3 23/08/22 12:09
匿名さん ( SQtbob )

しっかしなんにもない惑星だな、とタクヤが言う。
しかしカズキたちが言う
「油断してるといたい目に遭うぞ」
「そうだよ。アドベンチャーというくらいなんだから」
だからってな、と言った途端ギャアーとタクヤは落とし穴に落ちてしまった
「言ってるそばからこれだ」
「タクヤくんだいじょうぶ?いま引き上げるから」
ダイは体と手を伸ばしタクヤを引き上げた時だった!
どっしぇー、とワルターの叫びが林の向こうから聞こえた、どうやらタクヤと同じ目に遭ったらしい
「ありがとうダイ、それにしてもワルターの悲鳴は相変わらずだな」
またそう言った時だった、今度は釣り縄にタクヤの足がかかり彼は木の上に吊るされた
「うぎゃー!またかよ!?」
タクヤが喚くと同時にまたワルターの叫びが聞こえた、ワルター一行のシリアスが兄に言う
「兄上、少しはレイザーを信用してください。レイザーは犬ですからひとより敏感なのですから」
「わ、わかったから助けてくれ。カーネル!シャランラ!」
おまかせを、と助けるふたりだった
タクヤもまたふたりに助けられながらぼやいていた
「ワナばっかりじゃねえか。なにか獣でもいるのかよ?」
「や、やめてよタクヤくん」
「トラップは冒険の基本とはいえタクヤやワルターが引っかかるくらいだからな。こんなのは序の口かもな」
カズキはまとめるように言った
いったい惑星アドベンチャーはワナばかりの星なのだろうか……

No.4 23/08/23 08:07
匿名さん ( SQtbob )

なあタクヤ、とカズキは呼びかけた
「さっきはなんであんなこと言ったんだよ」 
「さっきのこと?」
「いつまで冒険しなきゃいけないことだよ」
タクヤは意外にも真剣な顔で答える
「だってよ歳とってもも冒険してたら変じゃねえ?おじいさんになっても冒険だぜ」
三人はそれぞれ想像してみた。
おじいさんになっても冒険しドランたちといる姿を……
『主よ、さあ冒険だ』
『ドラン、わしらももう70じゃ。最近は腰が痛くてう』
『タクヤもか、オレも手足が震えてかなわん』
『歳だから冒険にいくのも億劫じゃ』
な、とタクヤが同意を求めた途端に三人はわあわあと喚いた
「イヤだぁ!ケッコンもしないで冒険ばかりなんて!」
「オレのイイオトコが台無しだ~!}
「おじいさんになって冒険しながら死ぬなんて悲惨だぁ~!」
三人はさんざん喚き散らすとやがて静かになった
「はあはあぜいぜい」
「ま、まあ冷静になろうぜ」
「そ、そうだよ。そうなるて決まったわけじゃないんだから」
そうだな、アッハッハ!と今度は三人揃って笑いはじめてるといつの間にか森を抜けるとワルターたちとばったり会ってしまったり
あ、と声が重なった

No.5 23/08/25 07:00
匿名さん ( SQtbob )

あ~!お子達!!とワルターは喚いたが、タクヤたちは口を尖らした
「お子達お子達うるせーよ!仲間になったんだから名前で呼べよ!」
「そうだな、もう敵同士じゃないんだし」  
「そ、そうだよ。名前で呼んでよ」
く、とワルターは恥ずかしげに歯嚙みした
「た、タクヤ……、か、カズキ……、だ、ダイ……、あ~はずかしい!!」
「若、よく出来ました」
「シャランラも拍手ですわ。パチパチ👏」
カーネルとシャランラに拍手されワルターはよけい照れたがシリアスとレイザーがあることに気づいた
「どうしましたレイザー?」
見るとあることに彼は気づいた
「『ここにお宝があります』とありますが、兄上」
見ると立て札がありたしかにそう記してあった
「なに~!?お宝だと」
「どこどこ!?どこお宝さんあんの!」
タクヤは飛び跳ねるようにはしゃぎだしたが、さらにダイは水を差した
「ここにもあるよタクヤくん」
「なに!?」
「ホントだ、あちこちにあるぞ。ワナにしては出来すぎだけどな」
気づくとあちこちに『ここにお宝があります」の立て札が数え切れないほどあった。先ほどのワナどころではない。タクヤは頭をかきむしった
「な、なんだよ!この惑星!!」

No.6 23/08/25 09:45
匿名さん ( SQtbob )

なんじゃ~、こりゃ~!!
とタクヤとワルターの声が重なりふたりは顔を見合わせた
『マネすんな!!』
とまた声が重なったがカズキとシリアスが間に入った
「まあまあ落ちつこう、ワナにしては出来すぎだしアドベンジャーという惑星だからホントに宝あるかもしれないし」
「ないかもしれませんね」
意見が合うな、とふたりは顔を見合わせた。それを聞いたタクヤとワルターは、
「なんなんだよ、それ!」
「そうだぞシリアス!」
カーネルがさらに間に入った
「とりあえずどれかの立て札にしたがってはいかがでしょう?お宝があるかどうかわかります」
なるほど、と一同は納得した
タクヤたちはとりあえず右足の洞窟に、ワルターたちは左の洞窟に入っていった
「た、タクヤよ気をつけるんだぞ」
ワルターもな、と言い残し洞窟へ消えていった

No.7 23/08/26 04:43
匿名さん ( SQtbob )

洞窟に入ると、ダイはゴルドライトを点けて歩きはじめた。タクヤはようやく冒険らしくなってきたとはしゃいだ
「さっきから冒険らしくなっただろう」とカズキ
「そりゃそうだけどさ」とタクヤ
「そういやワルターたちは懐中電灯持ってんのかな?」
「シリアスが持ってきてんだろう、たぶん」
カズキの言うとおり案の定シリアスは用意がよかった
「シリアス様が懐中電灯を持っていてさいわいでしたじゃ」とカーネル
「シャランラも明るいの好きですわ」
『キャプテンシャークからいただいたキャプテンライトです」
ぬわに!キャプテンからだと。キャプテンはなんでシリアスにばかり」
「兄上、嫉妬話みっともないですよ
た。どうしたレイザー?」
見ると宝箱が目の前にあった。同時にタクヤたちのまえにも宝箱があった
『宝箱だ~!!』
タクヤとワルターの声が離れたところで重なった

No.8 23/08/26 06:00
匿名さん ( SQtbob )

タクヤとワルターが宝箱を開けようとするとカズキとシリアスが「ちょっと待った(ください)」と声をかけた。水を差されたふたりはなんだ!?と答えた
まずカズキは、
「タクヤ焦るなよ。宝箱だからといって大判小判宝石がざっくざっく出てくるとは限らないぞ!慎重になろうぜ」
わかったよ、とタクヤ
続いてシリアス、
「兄上、宝箱を開けるまえに渡すものがあります。これです」
見るとタクヤが持ってるゴルドシーバーに似たものだった
「これは?」
「キャプテンシーバーです。キャプテンシャークから兄上にとのことです」
あまりの感激にワルターはうるうる感涙した
「おお、キャプテンからとはありがたい!ありがたく使わせてもらうがカーネルとシャランラにはないのか?」
ジャ~ン!とふたりはキャプテンスコープを見せた
「先ほどキャプテン様からいただきました」
「シャランラもキャプテンからもらいましたわ」
おお、よかったなと三人は抱き合ったがコホンとシリアスは宝箱はいいのですか、と口を挟んだ
おお、忘れてたとワルター。その頃タクヤたちも宝箱を開けようとしていた

No.9 23/08/28 06:54
匿名さん ( SQtbob )

タクヤたちとワルターたちは同時に宝箱を開けた!
「ぎょえぇ~!!」
「どっしぇ~!!」
と互いの奇声が洞窟内に響いた!
タクヤたちの宝箱には毛虫やサソリ、毒クモなどが入っており慌て逃げた!
しかしワルターたちの宝箱には見たことない金銀宝石財宝が入っており彼らの奇声は歓喜のものだった!
「おお!これぞまさにお宝!」
「兄上やりましたね」
「さすがワルター様」
「シャランラも嬉しいですわ❤」
そこへタクヤたちがやってきた!
「あ!ワルター。たちだけズルいぞ!」
「お!子達、なにをいうか」
するとワルターはたまたま足下を踏むとタクヤたちの背後から落石が回転しながら追いかけてきた
「おい!タクヤやばいぞ!」
「ピンチだよ!」
「とにかく逃げるぞ!」
ワルターたちも落石に気づいた!宝石財宝を手にしてタクヤたちの後を追いかけた!しかし行けども行けども洞窟内を彷徨った!
ようやく明かりが見えタクヤたちは出口を目指した!洞窟内を出た時は息もはあはあぜいぜいだった
「た、助かった……」
『まさに冒険だったな」
「な、なんかドランたちと初めて会った時を思い出したよ」
だな、とタクヤは笑みした
そこへ明るい声と軽い爆発音がした!
「ようこそ!惑星アドベンチャーへ!冒険はいかがだったでしょう!私は冒険のプリンセス、サニー・ジョーンズ!」
サニーと名乗る美少女が現れたことにタクヤたちは目を丸くした

No.10 23/08/29 10:54
匿名さん ( SQtbob )

サニー・ジョーンズと名乗る美少女はインディ・ジョーンズに似た格好しながらタクヤたちに呼びかけた! 
「ようこそ冒険者の皆さん!惑星アドベンチャーへ!最初の冒険はいかがだったでしょう!!」
「け、ワルターたちだけ宝を見つけやがって」
「これも日頃の行いがモノを言うのだ」
タクヤとワルターは仲間になっても相変わらずのようだ
さらにサニーは言う
『冒険者たちよ!集まれ!!』
するとわあぁ!と歓声が起き一万人ほどの冒険者たちが集まった!!どこにいたのかふしぎなくらいだ!
『皆さん!これを見てください!惑星アドベンチャー最大のお宝ビッグストーンです!!』
おおっ!!とタクヤたちも他の冒険者たちと同じように驚いた。ホログラムに映し出されたのはパワーストーンに似た巨大なストーンだった
『これを見つけたひとが惑星アドベンチャーの最大の冒険者です!!』
わあぁ!と再び歓声が起きた
「パワーストーンに似てねえか?」
「ああ、似てるな」
「他の星の勇者かな」
タクヤたちとワルターたちはパワーストーンをめぐる冒険を思い出しながら胸が高鳴った
『さあ!冒険のスタートです!よ~い、ドン!!』
パーンと空砲がなるとタクヤたち以外の冒険者たちは蜘蛛の子を散らすように消えていった
「ほへ?」
「なに呆けてるんだ!いくぞ」
お、おう!とタクヤたちもビッグストーン目指し走り出した!

No.11 23/08/29 12:35
匿名さん ( SQtbob )

走り出したはいいがタクヤたちはすぐに息切れした
「はあはあぜいぜい走って探すにも限界あるぜ……」 
「そうだな、なんの手がかりもないし」
「ねえ、ドランたちに探すの手伝うの頼めないかな?」
「サニーちゃんに聞いてみるか?」
サニーちゃん!サニーちゃん!と三人が一斉に呼びかけると彼女はいきなり現れた!
「ハァイ!呼んだ冒険者たち?」
「は、ハイ。呼びました」 
彼女の豊かな胸に抱かれながらタクヤたち三人はひそかに喜んだのもつかの間すぐさま聞いた
「あの~、オイラたちの仲間の力借りていいかな?ドランていうんだけど」
「仲間?どんな」
「見てたらわかるさ!来いドラン!」
『心得た!』
ゴルドシーバーからドランの声がすると三分も経たずにドランは現れ四人のまえで変形した
「主よ」
「ひええ!金色のクルマがロボットに変形したぁ!?」
かくかくしかじかとサニーにドランたち勇者たちのことを説明した。すると彼女なりに納得したようだ
「つまりドランさんはキミたちの冒険の賜物なのね、いいわ認めるわ」
ヤッター!とタクヤたちは手を合わし変形したドランに乗り込んだ。それと彼女は渡し忘れた地図をタクヤたちに渡した
「やりぃ!地図ゲットだぜ!」
ワルターたちも同じような経緯を経て地図をゲットし勇者たちからシルバーナイツ四体に分乗した
ジェットシルバーにはワルター、スターシルバーにはシリアスとレイザー、ドリルシルバーにはカーネル、ファイヤーシルバーにはシャランラと彼らも勇者たちと共にビッグストーン探しをはじめた
「ワルターたちには負けないぜ!」とタクヤたち
「お子達にビッグストーンを渡してなるものか!」とワルターたち
はたして誰がビッグストーンを手にするのか!

No.12 23/08/30 05:59
匿名さん ( SQtbob )

タクヤたちは地図を見ると、⭕△▽□⭐❌なとのしるしが多くあることに気づいた
「なんじゃこりゃ~!⭕△▽□⭐❌ばっかりじゃねえか~!?」
カズキは言う 
「これは暗号だな、たぶん」
「それはわかるけど」
ダイがたしなめていると上空から聞き慣れた声がした 
「アッハッハ~!お子達よ地図で迷っているようだな」
「あ、ワルター!?」
ワルターたちはもとの姿に戻っておりタクヤたちのまえでジェットシルバーから降りた
「あ、勝手にジェットシルバー使うんじゃねえよ!」
「キャプテンが上空の警護をしてるから我らはシルバーナイツに頼んだのだ。それに我らもいまは勇者たちの主なのだ」
「そうだけどよ」
口を尖らすタクヤたち
「で、地図を見て宝のありかはわかったのかよ?」
コホン、とするワルター。みつめるタクヤたちに
「わからん」の一言にタクヤたちはズッコケた

No.13 23/08/31 07:42
沙耶香(女装♂S) ( SQtbob )

地図をあらためて見ると⭕△□⭐❌が幾何学模様のように記されていた。カズキは言う
「これは暗号だな」
「さっきも言ってたぞ」
ふてくされるタクヤに対しカズキはさらにこたえる
「これはある種の法則にならって書かれている可能性がある。たとえば⭕は△に囲まれている」 
なるほど、とこたえるタクヤたちとワルター
しかしカズキはあることに気づく
「いくつかの△が⭕□⭐❌に囲まれている。ビッグストーンは△のなかにあると可能性がある」
それを聞いたワルターはジェットシルバーに乗りアッハッハと高笑いした
「それをいいことを聞いた!シリアス、カーネル、シャランラ!△のあるポイントを探すのだ!」
「あ、きたねえぞ!ワルター!」
さらばだ、とワルターはジェットシルバーと共に去っていった。負けでられないタクヤはドランに言う
「ドラン、こっちも負けてられねえぞ」
心得た!とドランはタクヤたちを乗せて走り出した!

No.14 23/08/31 13:20
匿名さん ( SQtbob )

カズキが△がビッグストーンのありかと言ったが所詮可能性でしかないが可能性に賭けるのが冒険者であった!
まずは真っ先に移動できるジェットシルバーに乗ったワルターであった!彼はとある山の頂上に着いた
「おお!これこそビッグストーンの証に違いない!ジェットシルバー、穴を掘ってくれ!」
「わかりました!ジェットスピア!」
穴から出てきたのは宝箱だった
「おお!これこそビッグストーンに違いない!それ~!」
開けると変な人形が出てきて驚かした!?
「!?ぎょえぇ~!?」
その声はシリアスにも何故か届いた
「兄上は失敗したようですね。スターシルバーこの辺でいいでしょう」
「いいのかよ主」
かまいません、とシリアスとレイザーはビッグストーンというからにはよほど巨大な宝石と考えていた。レイザーがなにか見つけたらしかった
「どうしましたレイザー?」
レイザーが鼻を鳴らしながらここ掘れと示した
「スターシルバーお願いします」
「了解、主。スタースピア!」
出てきたのは宝石ばかりだった
「どうやらハズレのようですね。次にいきましょう」
「クールな坊やだぜ、主」
カーネルもシャランラも似たような結果だった
そしてタクヤたちはというと彼らもとある△ポイントに辿りついたようだ

No.15 23/09/02 07:01
匿名さん ( SQtbob )

とある△ポイントに辿りつくと先客がいた。冒険者風のおじさんらしかった
「ありゃ、先客がいるぜ」 
「だな、ていうかドランがつかれているぜ」

「ドランは休んでてね」
かたじけない、とこたえるドラン。タクヤたちはおじさんに話しかけた
「ねえ、おじさんも冒険者?オイラタクヤ」 
「カズキに」 
「ダイです」
しかしおじさんは一向にこたえないように見えたが……
「ビッグストーンはここではないかもな」
は?、とかたまる三人に名乗るおじさん
「わしはと、……いや冒険おじさんとでもいってくれ!」
「ぼ、冒険おじさん?」
「そうじゃ、冒険好きなおじさんじゃ!!」 
何故か決めポーズを取る変なおじさんにあ然とするタクヤたち。どことなくどこかの誰かさんを彷彿させた
ワルターである
『アッハッハ!お子達よ!パワーストーンはいただいた!』
アハハ、と笑ってごまかす
「それよりビッグストーンだぜ!」
「ドランは無理か」
「チェンジ!すまないまだエネルギーが回復しないのだ」
「ろ、黄金のロボット!?す、スゴイ」
冒険おじさんの驚きを尻目にタクヤたちはアドベンジャーをさらに呼んだ
「チェンジ!アドベンジャー!」
「最初からアドベンジャーを呼んだ方がよかったかな」
「む、主」
「冗談だよドラン、ね」
「き、機関車が巨大ロボットに!?キミたち何者じゃ?」
ただの冒険者、とうそぶくタクヤたちだった
「アドベンジャー、ここを掘ってみてくれ」
「了解、主。鋼鉄武装アドベンジャーアタック!」
アドベンジャーはミサイルなどを発射し穴を掘った。すると宝箱が出てきた
「やりぃ~!お宝だぜ」
「さっそく開けるぞ」
「わくわくどきどき」
しかし開けると『ハズレ』とあった
「なんじゃこりゃ~!?」
「だからここではないと言っただろう」
はぁ~とため息する三人だった
「主よ、くじけてはいかんぞ」 
「ドランの言うとおりです!」
「どれどれわしも協力してやるか、若き冒険者たちよ」
ビッグストーン探しに冒険おじさんが加わった

No.16 23/09/04 04:35
匿名さん ( SQtbob )

冒険おじさんの冒険談義は延々と続いていた
「わしは若い頃から海に山に冒険しおった。そこで巡り会う美女やお宝など幾多の出逢いがあった」
「もう何度も聞いたぜおじさん」
「主よ、話は聞かねばならぬ」
わかってるよ、とふてくされるタクヤとカズキ。ダイだけは熱心に聞いていた
「わくわくそれで」
「それでじゃねえよダイ。俺たちはビッグ探しのはずだぜ」
それなら、と冒険おじさんが口を挟んだ
「これらの⭕△□❌⭐などは一定の法則で並んでいる、ビッグストーンは△のどこかにあるはずじゃ」
ふむふむ、と納得するタクヤたちに冒険おじさんはある一点を示す
「ビッグストーンがあるのはこの大きな△ポイントじゃ」
「おおっ!アドベンジャーこの△ポイントを目指せ!」
了解しました、とアドベンジャーは△ポイントに向かった!

No.17 23/09/04 04:53
匿名さん ( SQtbob )

どうやらオイラたちが一番乗りらしいぜ、とタクヤが言うが△ポイントはビッグマウンテンの山頂だった
「タクヤ、この山のどこかにあるはずなんだか」
「こういう時は……」
「ドリルシルバー!来い!」
『了解!主」
「こ、こりゃドリルシルバーどうした!?」
カーネルはドリルシルバーが急に方向転換したことに腰を抜かした。しかしワルターたちも気づいたらしかった
「ドリルシルバー参上!!」
「同じく執事カーネル!」
ありゃ、ワルターたちも現れたぜ!
「お子達よ、よく見つけた」
「兄上、あれは……」
冒険おじさんの存在にワルターたちは気づいた
「お子達よ、あれは?」
「知り合った冒険おじさんだよ」
「ぼ、冒険おじさん!?」 
「そういうことにしておきましょう兄上」
う、うむと納得するワルターであった
「ドリルシルバー、この山を掘ってくれ!」
「わかりましたであります!」
ドリル戦車に変形したドリルシルバーは山を掘りはじめた
サニーもこの場にやってきて他の冒険者たちも集まりはじめた

No.18 23/09/04 05:45
匿名さん ( SQtbob )

よし、俺たちも協力するぞ!と他の冒険者たちも穴を掘りはじめた、タクヤたちも穴を掘りはじめた
『むむ、これは!?』
「ドリルシルバーどうした!?」
『まるでこの山自体がビッグストーンのようです』
なんだと!?とタクヤたちは足下を驚き見つめた、しばらくするとビッグストーン自体が姿を現したがその姿に驚いた!
全長一キロほどのビッグストーンの姿が露わになった!
「どっしぇ~!?こんなにも大きかったのか」
「シャランラもびっくりで~す❤」
「なあ、これってパワーストーンじゃねえ?」
それぽいな、とカズキが呟くとアドベンジャーのパワーストーンが輝きはじめた
「アドベンジャー!?なにか感じるのか」
「なにかなつかしい感じがします……、これは」
よし、とタクヤたちはビッグストーンに掌を合わして叫んでみた
「要は試しだ!黄金の力守りし勇者よ!いまこそ甦り我がまえに現れ出でよ!!」
するとビッグストーンが大いなる輝きをもって光りはじめサニーはじっと見つめていた
瞬間、あることが起きた!!

No.19 23/09/05 06:19
匿名さん ( SQtbob )

すると大いなる輝きと共にビッグストーンからある者が現れた!それはは黒く輝きを放っていた!
「超鋼鉄武装!ビッグアドベンジャー!」
おおっ!?とタクヤたちと冒険者たちは驚きの声を立てたがさらに驚きの声をあげる者がいた!アドベンジャーである
「ち、父上!?」
え~!?とタクヤたちは再び驚いた!
「おおっ!息子よ!」
ビッグアドベンジャーは一キロほどの高さのあるレジェンドラの勇者であった、さらに彼はみつめるサニーに声をかけた
「久しぶりだな、かつての主サニー・ジョーンズよ」
「あ、ああビッグアドベンジャー」
ふたりはかつて共に冒険をして各惑星をまわりやがてこの惑星アドベンチャーに辿りついたのだった。そしてこの惑星アドベンチャーをふたりで開拓し冒険者のための惑星をつくったのだった!
「どっしぇ~!?たったふたりでか!!」
「オイラも驚きだぜ!サニーがレジェンドラの勇者を甦らせたなんて」
なあ、冒険おじさんと振り向くと忽然と彼は姿を消していた
「あり?」
「主よ、たいへんだ。キャプテンシャークによるとトレジャー・ワルザックの艦隊が動き出したらしい」
「なに!それはたいへんだ、ビッグアドベンジャーはサニーたちを守るんだ!」
了解!とこたえるビッグアドベンジャー、タクヤたちはドランたちに乗りトレジャーの艦隊に向かっていった
ワルターは複雑な面持ちだった
父上……と呟く兄をシリアスは見つめた

No.20 23/09/06 07:29
匿名さん ( SQtbob )

キャプテンシャーク!駆けつけるとキャプテンシャークは艦隊から砲撃を受けていた
「キャプテン!」
ワルターたちがキャプテンシャークに乗り込むと彼は力を取り戻したようだ
「ワルターいくぜ」
おうっ!とこたえる彼だったが九人の勇者たちは奮戦した!
「空影!大空合体だ」
「心得た!」
「大空合体!スカイゴルドラン!」
他の勇者たちも合体した!
「超シルバー合体!ゴッドシルバリオン!」
「鋼鉄武装!アドベンジャー!」
「黄金将軍!レオンカイザー」
ぐふふ、勇者どもが揃ったかとトレジャー・ワルザックはほくそ笑んだ
「アンチブレイバー、発進せよ」
アンチブレイバーと呼ばれる赤いメカがアルティメタスから発進し勇者たちのまえに現れた
「新型か!?」
「気をつけろ!勇者たち!」
「ならば一気にけりをつけるまで!大空一刀両断斬り!」
なに!?とアンチブレイバーは真っ二つに分かれてスカイゴルドランを苦しめた!
ぐああ!?と苦しめるスカイゴルドラン?!
ならば次は私が!とアドベンジャーがフル発射した
「鋼鉄武装!発射!」
なに!?とバリヤーで弾かれた!
ならば、とゴッドシルバリオンがゴッドスピアを向けたがまたも弾かれた!
「キャプテン!」
おうっ、とこたえるキャプテンシャークはミサイルを発射したが通じない!
九人の勇者とタクヤたちは苦戦を強いられた

No.21 23/09/10 04:56
匿名さん ( SQtbob )

タクヤは叫んだ
「こうなったらハイパーギャラクティカバスターだ!」
おうっ!こたえる勇者たちはハイパーギャラクティカバスターの姿勢になり一撃を放った!
しかしその一撃さえ跳ね返されトレジャーはほくそ笑んだ
「勇者たちの力はワルター、シリアスとの戦いで研究済みなのだ」
くそっ、と拳を握るタクヤだったがゴルドランは言う
「焦るな主、勝機はきっとある!」
「スカイゴルドラン……」
しかし九人の勇者たちは苦戦を強いられたままだった

No.22 23/09/15 06:01
匿名さん ( SQtbob )

九人の勇者とタクヤたちはアンチブレイバーに苦戦していた!
「スカイゴルドラン!」
「心得た!」 
しかしアンチブレイバーに攻撃を見切られていた!黄金将軍レオンカイザーがいく 
「レオンカイザー参る!」
しかしレオンカイザーの攻撃も見切られていた!
くそ!!と憤るタクヤたちをワルターはいさめる
その様子にトレジャーは満足にほくそ笑んだ 
「勇者たちの能力は分析してある、勝てるわけない」
「いやなにかスキがあるはずだ!」とワルターは叫ぶ
「同時攻撃だ!」
おう、とこたえる勇者たち!瞬間だったが僅かにスキが生まれた!
「キャプテン!攻撃だ!奴は同時攻撃に弱い!」
おうよ、とこたえるキャプテン。その間にタクヤたちはゴルドシーバーなどをかざした
「スカイゴルドラン、レオンカイザー合体だ」
「黄金獣合体!グレートゴルドラン!」
グレートゴルドランに合体してる間もアドベンジャー、ゴッドシルバリオン、キャプテンシャークが攻撃してスキをつくった。
グレートゴルドランはゴールデンアローを構えた!
「ゴールデンアロー!」
ゴールデンアローの矢がアンチブレイバーの心臓部に刺さり爆発した!トレジャーの艦隊は一時引き下がった
「やったせ!グレートゴルドラン!」とタクヤ
「ワルターにいいところを取られたのはシャクだけとな」カズキ
「でも勝てたからいいじゃない」ダイ
三人とワルターたちは笑い合いながら惑星アドベンチャーに戻っていった

No.23 23/09/29 06:03
匿名さん ( SQtbob )

サニーとビッグアドベンジャーのもとへいくとふたりは静かに見つめあっていた。その姿にさすがのタクヤたちもしばらく黙っていたがやがて口を開いた
「どうしたサニーさん」
先に声をかけたのはワルターだった
「きたねえぞワルター」
「うるさいお子達、男子たる者婦女子には紳士であらねばならん」
「シャランラもそう思います~♪」
けっ、となるタクヤたちはふて腐れたがサニーはやがて話しだす
「ビッグアドベンジャーひどいんだよ、ようやく惑星アドベンチャーができたのに宝石に戻ってしまうなんて」
「サニー……」
「なんだそんなことか」
「ビッグアドベンジャーは体力使いはたしてパワーストーンに戻ったんだよ」
タクヤたちは言う
「ビッグアドベンジャーよ!サニーをこれから主とあがめよ!」
ピキーン!とビッグアドベンジャーにかつての記憶が戻りかつて一緒に冒険したこと、惑星アドベンチャーをつくったことなど様々な思い出がよみがえる
「サニー、主よ」
「び、ビッグアドベンジャー!!」
ふたりが涙する再会にタクヤたちはもちろん他の冒険者たちも涙していた

No.24 23/10/02 06:27
匿名さん ( SQtbob )

ビッグアドベンジャーはタクヤたちに向かって言う
「少年たちよ礼を言う、こうしてサニーに主に再び会えた」
「いや、いいってことよ!」
ビッグアドベンジャーは息子アドベンジャーにも話しかけた
「息子よ、よき主たちに出逢えたな」
アドベンジャーは恐縮しながらこたえた
「ち、父上こそ。よき主ですな……」
「アッハッハ!言うようになったな息子よ!」
こうして惑星アドベンチャーをあとにするタクヤたちだった
「いやぁ、それにしてもサニーちゃん可愛かったな」
「同感、しかしサニーも勇者の主だったとはな」
「驚きだったとね、他にも勇者を持つひとたちいるんじゃない」
うむ、とドランが三人にこたえて言う
「これからの旅路、勇者たちの主いるかもしれないな」
「ほえ~、あのレジェンドラ王どれだけパワーストーンばらまいたのかね?」
そこへワルターから通信が入る
『お子達よ、必ずしも勇者たちの主が善人とは限らないぞ。悪人が主の場合もあるぞ」
シリアスも同意する
『そうです兄上の言うとおりです』
「わ、わかったよ。シリアスもいうようになったな」
笑いながら次の惑星へ向かうのだった

No.25 23/10/12 08:30
匿名さん ( SQtbob )

『次の惑星はファミレス、ファミレスであります~』
「ほえ?ファミレスとな」
「ファミリーレストランのことかな」
「まさか宇宙にファミリーレストランあるのかな」
タクヤたちは宇宙に出てからは人参やウルトラポテトなど食べてばかりだから食に少々飢えていた
『ファミリーレストランか、初めての体験かな?シリアスにシャランラ』
『ハイ、ファミリーレストランは初めてです』
『シャランラも初めてで~す』
惑星に着くとファミリーレストランだけでなくラーメン屋、うどん屋、そば処、お寿司屋などいろいろな飲食店がならんであった
「なんと!?こんなに飲食店がならんでるとは」
「たいしたものだな、一日だけでは回れないぜ」
「主よ、停車時間は一日であります」
とアドベンジャー
「一日だけか、考えて回らないと好きなもの食べられないよ」
「よ~し!とにかくみんな好きなもの食べようぜ!24時間後に集合だぜ!!」
オーッ、と一同は声を上げばらけた
ドランたちはやれやれと呆れた
「主たちは不便だな、飲食しないと生きていけないからな」 
「まあ、それが人間というというものでござろう」
と空影が察する
彼らはしばらく待つことにした

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