記憶か記録か…ドラマ日記 5
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>> 168
【2022春ドラマ】/簡単投稿
「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」6話まで終了。
何で自分から丸谷にキスをしたのかが自分でも理解…
【2022春ドラマ】
「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」8話まで終了。
今回はまた見事な構成。
付き合い始めたとは言え、真田はずっと丸谷さん呼びの敬語口調。名前で呼び合おうと提案して丸谷は「和泉」と何度も呼び掛けるが、「康介さん」とは呼べずにベランダに出て隠れてしまう真田に、丸谷は更に可愛い!とメロメロ(笑)
それなのに、真田に「和泉!」と呼び掛けるイケメンと遭遇。何とその人物が人事コンサルの山城で、経営不振の弥生ビールに派遣されて来た男だった。
状況によっては人員整理も有り得るという話だったが、丸谷の耳には入って来ない。
この後の厳しい表情で、営業部長は退職を覚悟してるのかなとか、須藤の丸谷への「このまま営業一筋?」という問い掛けと、「真田どうするんだろ、望んで営業に行った訳じゃないし」という話から、丸谷は結婚して実家の造り酒屋を継いで、和泉は日本酒の企画開発をする方向かなとか思ったら…。
何と山城は真田の双子の兄で、それは丸谷には良かったんだけど、真田にアメリカの有名な醸造所の研究室に紹介するよと言い出し、真田は何故か反発、何か確執が有るらしいが丸谷が聞いたら、丸谷酒造のHPの社長の写真を見てしまった真田から、父と紹介された「あの人は誰なんですか!」と逆襲されて、丸谷ピ~ンチ!
ああ、面白かった!
最終回は30分拡大版。
脚本=田辺茂範 演出=新城毅彦
- << 222 【2022春ドラマ】 「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」全9話終了。(最終回は30分拡大) 真田に「私と別れて下さい。原因はあの人(謎のおっさん)のせいでは無いです。私の問題です」と言われてしまった丸谷は、山城に何が有ったのかを率直に尋ね、話をして貰う。 山城がスポーツ推薦で静岡の学校に行く事になり、一家で引っ越す話になった時に、引っ込み思案で居場所を作るのが大の苦手だった真田は猛反対し、母と二人で残ったのだが、そのまま両親は離婚。真田は自分のせいで家族を壊したと思っているが、山城は元々両親は上手く行っていなかったので真田のせいではないと言う。 営業では売上1割アップ作戦の為に、小さな小売店の販売データ(空缶実数作戦等)を集めたが、分析と活用は苦手。そこで丸谷は有給休暇中の真田に「分析と提案が必要です。みんなの居場所を守る為に力を貸して欲しい」と連絡、出社した真田は一気に仕事を片付ける。 消したかった過去を変えてくれたのは丸谷さんのおかげと、アメリカの大学の研究室に行く事を告げる真田。 お互いに相手に対して「何度でも恋をすると思う」と言い合う二人。 そして未来、ヤヨイビールのCEOになっている丸谷(おっさん)。スーツの真田らしき女性(後ろ姿のみ。声は芳根京子)が入って来て「ご無沙汰してます」 「久しぶり」と応えるおっさん。 (続く)
>> 185
(続き)
警察を排除して、警察の顔に泥を塗った形で友果を取り戻した温人は、計算ずくの真犯人に誘導される形で、実咲誘拐の主犯と疑われ、葛城か…
【2022春ドラマ】
「マイファミリー」9話まで終了。
何か急に日下部管理官が過去に遡って強気で葛城を責め始め、“私が真犯人です”と顔に書いて有るんじゃないかと思わせる位、怪しさ全開だったんだけど、ここまで見せ付けられると逆に違うんじゃないかなと思ってしまう。
ただ、ラストの実咲のタブレットを友果が持っている事は、あの時点で実咲母(阿久津は分からん)、警察、温人夫妻と友果しか知らなかった筈で、あんなに早くピンポイントで奪いに来るという事は、警察の誰かとしか思えないんだよなあ。(未知留は音声データを聞いて直ぐに、「とどっち?」って判断していたけど、東堂だったら未知留に対してなら肉声で話すのになあ)
心春と実咲は5年前は親友で、実咲はタブレットに心春というファイルを保管していた。でも誘拐は公表されず、自分に黙って引っ越したと思い、その時は「もう友達じゃない」と恨んでいたらしい。ここで疑問。誘拐時点では二人は親友と同級生は皆知っていたのに、何故その話が警察に伝わらなかった?秘匿捜査とは言え、聞き出すテクニックは有るだろうに。
未知留は“心春ファイル”を開いて直ぐに驚いていたので、彼女の知る人物が何故ここに?という写真を見たというのが妥当な線かな。文書なら読むのにもっと時間が掛かるから。
次が拡大版の最終回。どんな真相が待っているのか楽しみ。
脚本=黒岩勉 演出=田中健太
- << 224 【2022春ドラマ】 「マイファミリー」全10話終了。(最終回は15分拡大) 葛城が犯人は無いなと思っていたから、吉乃か、ゴリゴリのミスリードと思わせて敢えての日下部か、どちらかだろうなとは思っていたが、吉乃なのはいいとして、そもそもの泥沼にはまる原因が、吉乃と東堂の妻・亜紀の不倫というのが想定外でびっくり。 それに気付いた心春が密会中の写真を撮って吉乃に見せ、「もう会わないで下さい」と約束させ、それだけでは親が離婚するかもと思った心春は「私を誘拐して下さい」と吉乃に頼み、計画メモも持っていて、吉乃が誘拐は犯罪だからと言うと「決めるのは私です」←吉乃にとっては忘れられない言葉だったらしく、後の交渉で使っている。 吉乃がメモを見せてと手を出した瞬間にケータイを取ろうとして揉み合い、長い階段を落ちて行った心春。吉乃は心春を何処かに遺棄した。 その後吉乃は心春の誘拐をでっち上げ、心春は行方不明という事で幕引きを図った。 亜紀がアリバイを曖昧にしたのは、あの時に吉乃と会っていたからで、口止めもされていたから。心春は誘拐されたと思っていた亜紀は自分を責めて家を出た。 納得の行かなかった東堂は模倣誘拐犯となり、暴露本を出した所で吉乃は東堂の犯行と気付いたと供述しているが、これはちょっとおかしいのでは? (続く)
>> 187
【2022春ドラマ】
「元彼の遺言状」8話まで終了。
いやあ不覚にも残り10分位の所で寝てしまい、気付いたら予告編が流れていた(…
【2022春ドラマ】
「元彼の遺言状」9話まで終了。
今回は篠田の事件の有った港町のレストランに行き、当日何があったのかを篠田に思い出させ、また当時の関係者に話を聞いて、誰が嘘をついているのかを剣持が探ろうとする話で、過去と現在は交錯するし登場人物も多かったけど、話は篠田の事件の事だけなので見易かった。
只、紗英が来るのは分かるんだけど(いつの間にか、人懐こくて情報を取るのが上手いキャラになってる(笑))、資料を渡しに来ただけの津々井が居座ったせいで、あれやこれやと食べるシーンが多く、それを全カットし、篠田の記憶を辿る部分と、町民がそれぞれ怪しさを全開にする部分も間延びしない様に整理すれば、前後編にする必要は無かったと思うし、一話で収めた方が緊張感が増して、もっと面白く観られたのかなと感じた。
ミステリーの事はあんなに細かく覚えている篠田が、あの時に美月(成海璃子)になけなしのお金を貸した(タクシー代を代わりに払った)エピソードは全く覚えていないって、有り得るのだろうか?
嘘を伝えて覚えてない篠田を「記憶力が悪い人」と印象付ける為の作戦?
誰が犯人でもおかしくない位の有能な役者を揃えているから、その部分の見応えはある。
※“ぐるぐるカメラ”をどうしても入れ込みたいんだな、鈴木さん。
脚本=小谷暢亮、脚本協力=中園勇也、伊吹一 演出=鈴木雅之
- << 227 【2022春ドラマ】 「元彼の遺言状」10話まで終了。 前半はコメディー風味も加味した篠田の裁判員裁判、後半は篠田を殺人犯に仕立て上げた関係者をあのレストランに集め、剣持が真相を暴く話で構成されていて、弁護士としての剣持の有能さと、一人の人間としての正義感が強調され、欲が無く優しい篠田の人間性も改めて浮かび上がり、役者綾瀬はるかと大泉洋の真骨頂も観られて満足の行く仕上がりだった。 高瀬先生を殺したいと思った事のある人は?と聞き、誰も居ないなら殺したのはただ一人、高瀬先生自身で自殺だと結論付け、そこ迄彼を追い込んだのは、6年前に小笠原(田山涼成)を刺した彼の自首に反対し、篠田に罪を被せ、高瀬に消せない罪悪感を背負わせたここに居る皆だと断罪する剣持は有能だったし、篠田は天涯孤独だと聞いていたから罪を被せたとの言い訳には、「高瀬先生は必要で篠田は必要ない?ふざけた事言ってんじゃないわよ!」と、正義感を爆発させる剣持は格好良かった。 津々井が、金の亡者ではなくなった剣持の事務所入りを断り、これからも篠田と二人であの事務所を続けて行く事になった剣持。 綺麗に収まったので、今回が最終回でも良かったのに、本当の最終回でまたグダグダにならないか、ちょっと不安。 ※鈴木さんさあ、カメラの横移動、あの速さだと気持ち悪くなるのよ。 脚本=杉浦憲明 脚本協力=中園勇也、伊吹一 演出=鈴木雅之
【2022夏ドラマ】
「教祖のムスメ」(storyboard・MBS、製作委員会)脚本=中村允俊 出演=茅島みずき、藤原大祐、豊嶋花、莉子、小栗有以、池田優斗、近藤公園、渋谷謙人、萩原聖人 他
オリジナル作品。《ドラマ特区・30分枠》(全話数不明)
桐谷沙羅(茅島みずき)が転校して来て、まず黒沢美優(小栗有以)に恐喝されている湯田いちか(豊嶋花)を目撃し、屋上から飛び降りようとしていたいちかに声を掛けて引き止め、ある写真をネットに流すと脅されている事を知ると、いちかの代わりに美優に会いに行き、脅される場面を隠し撮りし、その映像を美優の寝たきりの母親に送ってお金を要求、同じ方法でやり返された事を知った美優は、母親と共に親戚を頼って引っ越して行く。
いちかの父・和広(萩原聖人)は週刊誌の編集長で、カルト教団「ナユタの民」を最初に報道した記者らしい。教祖の最高裁判決が近付き世間が騒ぎだしているが、何故か和広は記事を出そうとはしない。
沙羅はNの文字がデザインさらたネックレスを身に付けていて、いちかの双子の兄の一真(藤原大祐)を誘惑し始める。その狙いとは?
沙羅はナユタの教祖の娘なのか?和広と教祖の関係は?
冒頭に見せたのは沙羅の死なのか?
謎だらけだけど興味を引く展開だし、とにかく妖しさ全開の茅島みずきがいい。
脚本=中村允俊 演出=金井紘
- << 216 【2022夏ドラマ】 「教祖のムスメ」2話まで終了。 あの日、旧体育館から出て来る美優と、中に居た沙羅と一真を目撃した亜紀(莉子)は、美優が急に引っ越した原因は沙羅に有ると疑い、調べ始める。 立ち聞きとかは王道だし、下山(近藤公園)の机の上に有った沙羅の履歴書をスマホで撮るのも分かるけど、転校前の高校に電話をしたら「その生徒は在籍していませんでした」と相手が喋るというのは、令和の時代には有り得ず、ご都合主義でちょっと引いた。 下山の裏の顔は、自分が関係を持った女子高生の写真を晒すサイトを持っているワルで、友達からいちかの写真が載っていると聞いた一真は沙羅に相談、相手は下山といちかから聞いていた沙羅は、自ら近付き理由を作って自宅に行き、下山の帰宅前にすっかり娘の莉奈(花田優里音)と仲良くなる。 下山から写真を要求された沙羅は、例のNのネックレスを着けた首から胸上の写真を送り、ホテルで会う事にする。 沙羅がシャワーを浴びている最中に後から来た下山は、サイトのLIVE配信用に隠し撮りのスマホをセット。 そして出て来た沙羅…の筈が、バスタオルを巻いて立っていたのが娘の莉奈で、お互いに驚愕する。 いやあ、このからくり、沙羅の策略には観ているこっちも驚愕した。 あの日、娘と仲良くなった沙羅は、出会い系アプリに興味を持つ莉奈を巧みに誘導。 (続く)
>> 188
【2022春ドラマ】
「持続可能な恋ですか?」7話まで終了。
ヴァネッサに「ウチに不満が?」と聞かれて独立を考えている事を話す杏…
【2022春ドラマ】
「持続可能な恋ですか?」8話まで終了。
街歩きをしていた林太郎が【サステナ疲れにマッサージ】の看板を見付けて、「疲れて持続しないという矛盾、これは面白い!」と興奮して写真に撮るシーンに大笑い。(旗振り役のテレビ局の動きにテレビドラマが当て付けるという(笑))
今回は子供が預け先で熱を出し、お迎え要請が来た時にどう対処するかという、働く親の永遠の課題が出て来たけど、晴太は杏花と知り合う前迄は、安奈と二人で解決して来たのだから今回もそうすべきで、連絡が付かないからって何でいきなり杏花に振るのか理解不能。ドラマでは晴太と安奈の両親は出て来ていないけど、普通は自分達が行けないならまずどちらかの親を頼るし、安奈の稼ぎがいいならシッターを頼むとか、子供が熱を出した時はどうするか、離婚したなら尚更事前に細かく取り決めをしておくべきよね。
虹朗はラグビーのボールじゃないんだから、こっちからあっちって有り得ない。
で、後から駆け付けた安奈が、何であの場で説教じみた事を言うのかも意味不明。晴太と安奈が虹朗ファーストを実践しなかった尻拭いを、杏花と颯がさせられた様なものなのに。
そのとばっちりで、大事な商談相手に正論でダメ出しされてしまった杏花も、考えが甘いっちゃ甘いんだけどさ。
颯が日数を減らした学童の仕事と、ホテルの開業準備を両立させているという
(続く)
>> 205
(続き)
ご都合主義の設定にもびっくりしたあ(笑)
杏花は何で「結婚前提のお付き合い」に、考えを変えたのだろう。安奈に言われたから?
でも家庭に入るならともかく、独立して生徒を持ったらそれこそ虹朗ファーストなんて無理だし、その辺りをどう考えているのだろう。
それは晴太は断るでしょ。責任は取れないし怖いから。好きと結婚は違う、虹朗が居るから尚更。
林太郎は自分の気持ちに気付いた明里から正式に交際を申し込まれるが、保留にした後に断ってしまう。介護が視野に入る年齢の男である事はお互いに分かっていて、それでも好きだからという明里に対して、ずっと年上の林太郎はやはり一歩引いてしまうよねえ。
林太郎が、杏花が結婚する時に話しておかなければいけない事って何だろう。
杏花が好きなのは子持ちの晴太だと分かった時の反応から想像すると、もしかしたら杏花は亡くなった母・陽子の連れ子だったとかかな?(結婚する時は戸籍謄本を見るから)
で、それを踏まえて晴太と結ばれる流れかな。
脚本=吉澤智子 演出=小牧桜
- << 228 【2022春ドラマ】 「持続可能な恋ですか?」9話まで終了。 晴太は結婚を意識した杏花に「続きません、そんな無理。杏花さんが杏花さんじゃなくなる」と言ってお付き合いを終わらせ、林太郎は明里に「貴女は普通に幸せになれる人です。私には…」と言って、正式なお付き合いは出来ないと辞退した。 相手を大切に思うあまりの決断。 でも明里が職場で倒れた事で状況は一変。お見舞いに駆け付けた林太郎は「やっぱり日向さんと生きて行きたいのです」と率直に告白。明里も「そうなったら私も幸せです」と伝え、二人はお付き合いをする事に。(←因みに病名は更年期障害) 「もう結婚はしない、一人で生きて行く」と言う杏花に林太郎は「どっちでも構わんが決め付けなくてもいいんじゃないか?生きて行くという事は変化して行くという事だ」←結婚しない派だった杏花は、晴太と出会い結婚したいと思えたのに、断られたらもう結婚はしないって、また決め付けてるからね。そして「生きるとは変化する事」とは、実は林太郎の恩師の教えであり、陽子との結婚に踏み切る切っ掛けとなった言葉でもあった事が、後から明かされた。 前回、杏花は陽子の連れ子かなと書いたのだが、それどころか未婚で身重だった陽子と卒業以来偶然再会し、具合が悪そうだったので「何か僕に出来る事は有りませんか?」と聞いたら、「じゃあ、私と結婚してくれませんか?」と言われ、 (続く)
>> 189
【2022春ドラマ】
「正直不動産」9話まで終了。
ミネルヴァのあの手この手の登坂潰しと、営業マンの引き抜きが続き、登坂不動産は…
【2022春ドラマ】
「正直不動産」全10話終了。
ミネルヴァが今度は、登坂不動産が管理する物件のオーナーに、ウチなら管理委託料を2%にする(相場は5%らしい)と営業を掛けて、次々に物件を奪って行く作戦に出て、登坂不動産は益々ピンチに。
永瀬は会社の為に前みたいな嘘が付ければと神社で願うと、風が強く吹いて背中を押し、以前の営業トークが出来る様になり、売上は絶好調に。これは私利私欲の為ではなく会社を救う為だから神様から許されたのかしら。
でも榎本からは「言葉に真実が一つも感じられない」、月下からは「今の先輩は尊敬出来ません」と言われた事が頭に残っていて、会社の命運が掛かった管理物件の花澤とのマッチアップでは、風の代わりに月下達の言葉がブレーキになって、5%の正統性を話し、登坂が頼んでくれた石田(山崎努)からの人物保証の後押しも有って、2%の花澤に勝った永瀬。
もう一つの埋蔵文化財包蔵地のトラブルの件も、ミネルヴァに騙された客の事なのに解決すべく契約の解除を鵤と直談判。違約金を払えばと言われて躊躇していると、現れた登坂が一千万を見せ「これでウチが肩代わりする」カッコいい!
ついでに土器が出たのを知っていながら解体業者に金で口止めした法律違反を指摘。バレたら免許停止になる程の重大な違反らしい。
「出るとこ出るか?」
「金はいらん」
(続く)
>> 207
(続き)
更地にした費用だと300万を置いて「行くぞ」と去って行く登坂。カッコいい。
やろうと思えば免許停止に追い込む事も出来たのに、敢えてしなかった登坂。
鵤が登坂を目の敵にする理由って、本当はどうにも勝てないあの、人としての器の大きさへの嫉妬なのでは?と思ってしまった。
解体業者の事を調べて登坂に教えたのは桐山だそうで、やはり登坂には恩義があるからと言っていた。辞めてもいい関係が続くのは何か嬉しい。
そして何とカスタマーファーストをコツコツ実践して来た月下が、営業トップを飾る日が来た!
臨時的に嘘が付ける体質に戻って売上を伸ばせても、ちっとも嬉しく無かった永瀬は、また風が吹いて嘘の付けない体質に戻った。
これからは正直不動産で行くと何故か嬉しそう。
元々が正直で誠実な男なんだから、その方が合っているし楽な筈。
CMの無いNHKだから、あちこち忖度しないで済むNHKだから作れたドラマで、勉強にもなったしドラマとしても面白かった。
山Pはいい仕事をしたね。
脚本=根本ノンジ 演出=川村泰祐
>> 106
【2022春ドラマ】
「受付のジョー」(NTV・JS)脚本=いとう菜のは 出演=神宮寺勇太、田辺桃子、美山加恋、松井愛莉、西原亜希、田…
【2022春ドラマ】
「受付のジョー」7話まで終了。
観てはいるし、内容にも満足しているのだけど、なかなか感想を書く事迄は手が回らなかったのだが、今回は設定も問題提起も良かったし、何より神宮寺勇太の泥酔演技と、不正を暴いた熊本(美山加恋)を「辞めさせてやる」と罵倒した上司に対し、怯む事なく「彼女に謝って下さい」と、半分キレながら正論をぶつける演技が上手くて感心したので、書き残しておこうと思った。
あと復帰した春口が廊下で会うと明らかに自分を避けているのが分かり、城が言っていた「春口さんの休職は西さんのせい」というのは本当だったのを実感した西が、それでも自分の何がいけなかったのかが分からず、ずっと考え続けていたシーンもリアルで良かった。
西は人当たりは良いけど、それで動いてくれる部下には次々に仕事を投げて利用して行くタイプ。期待に応えたいと考えてしまう性格だと、心も体も疲弊してしまうのかもしれない。
言ってくれれば良かった、言ってくれないと分からないでは、上司としては失格なんだよね。
ジャニが制作に携わっているシンドラで、こんなシビアなお仕事ドラマが観られるとは思っていなかったので、最初はびっくりしたけど、観て良かった、得したなと思っている。それ位良く出来たドラマだ。
脚本=いとう菜のは 演出=保母海里凪
- << 260 【2022春ドラマ】 「受付のジョー」全10話終了。 城のコンペのプレゼンを見に来ていた西は、春口も居るのに気付き、直接話をして頭を下げて謝罪をする。 「後輩と話すのが怖くなって、ずっと動物園でゾウやキリンと話してた」と言う西。城に指摘されてから真摯に受け止めて、ずっと悩んでいたんだなと思うと少し可哀想にもなったが、春口が謝罪を受け入れた事で西も前に進めるのかな。 受付のハイブリッドは統括部長の当初からのアイディアだったとか、後出しで言われても城も私も「はあ?」だけど、結局その仕事は定年後の再雇用枠に振られて、派遣の3人は正社員として総務部で雇用すると言われても、城も3人も心からは喜べない。 そこ迄見越しての統括部長の狡猾な誘いなのではないかと裏読みしてしまったけど、結果的に3人とも話は受けず退職、家田だけは営業の仕事が希望で、インターンとして働いている。 半年後、城の部屋で家田と会社に寄贈する本の整理をしている二人。家田は敬語で話すのだが、二人のネームプレートが貼って有ったり、城のモノローグで「転職した春口さんには一度も会っていない」、そして何より、家田が城の頬っぺたをムニューってしてたのを見れば、二人は付き合っているんだろうなと想像出来る。 でもお仕事ドラマとして恋愛は前には出さない、最後迄貫いたその姿勢に拍手を。 脚本=いとう菜のは 演出=中茎強
>> 191
(続き)
「何でお前だけ頑張っている様な言い方するの?」
「ハルヒの幸せは私の不幸の上に成り立ってるんだよ」
優愛に見えない様にタバコ…
【2022春ドラマ】
「明日、私は誰かのカノジョ」9話まで終了。
初心者に対するホストクラブの手引き書に思えて来たこのドラマ。原作の漫画家は相当時間を掛けて調べ上げたんだろうなと思わされる。
ハルヒも楓も客のタイプによって対応を変えるのだろうけど、今見えている部分だけで言えば、ハルヒは優愛にはっきりと売上を要求し、なだめる為なら枕営業も辞さないタイプで、楓は「ごめんね」「萌はそんな事しなくていいんだよ」と、表向きは売上を求めないタイプで対照的。
だけど楓は被り客が離さない(その分お金を使っている)という名目で、中々席に戻れない状況を作り、その間にヘルプがシャンパンを入れると◯◯が出来ますよとシステムを説明、萌自身が勝手に被り客に対抗心を燃やして、自らの判断でお金を使う様に仕向けて行く。
楓が横に座り「嬉しいよ」と言ってくれるのが至上の喜びになり、また来る選択をさせる“楓沼”。「無理しないでね」と言われると無理をしたくなってしまう、そして萌は風俗の沼に落ちて行った。
リナに雪を紹介して貰い、レンタル彼女で稼ぐつもりだったけど、座学や模擬デート等の研修が有り、実際に稼げるのは1ヵ月後からと言われた萌は、金欠が切羽詰まっていて風俗を選んだ。
初めて女の子として扱ってくれた(と思わされている)楓の為に、心をすり減らして行くのだろう萌が切ない。
脚本=三浦希紗 演出=菅原正登
- << 230 【2022春ドラマ】 「明日、私は誰かのカノジョ」10話まで終了。 1日4人の相手をして4万円、これなら母親にお金を返し楓にも会いに行けると一瞬喜ぶも、客の相手をする事への嫌悪感が抜けずに苦しむ萌。 それでも優愛と店に行き、4人でアフターしようよと言われると、36万5千円の掛けを承諾してしまう萌。 ボーリングに行き、深夜の街を歩く。理性ではお金で繋がった関係と分かっているのに、感情は主人公みたいな自分に酔いしれてしまう。 萌が初めて楓に優しくされた花園神社で、長いキスをして抱き締める楓。「誕生日いつ?」と聞き「お祝いするね」と畳み掛ける。(←小憎らしい程のテクニック)萌も誕生日を聞くと自分よりも早い。「お祝いするね」 でもホストへのお祝いはとんでもなく高く付く。 金銭感覚が麻痺した萌は大学も退学し、稼ぎに専念してしまう。 “お金に反比例して心がすり減って行く”と分かっていながら。 萌が楓には言わないでねと言っていた、誕生日祝いに高額ボトル(計130万円位)を入れる件を楓にバラし、優愛には「今日リシャ入れるんだって?」と言って、そんな予定は無かった優愛を怒らせた七星の立ち回り方って何なの?あれもヘルプの仕事の一環なの? ※萌が退学したと聞いても一つも驚かない雪が、ちょっと怖い。お金が必要と言われた時にこうなると予想していたのだとしても。 脚本=川原杏奈 演出=菅原正登
>> 192
【2022春ドラマ】
「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」8話まで終了。
備品管理課に戻ったら、2名が今日で…
【2022春ドラマ】
「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」9話まで終了。
通称JK5推進室に異動した麻理鈴は、室長の峰岸から幹部候補20名の研修プログラムを任され張り切って働くが、最初は盛況だった週1の研修会もどんどん人が減って行き…。
川端(近藤春菜)は、管理職になるとエンジニアの現場を離れなければならず悩んでいたが、管理職を拒否すると居辛い雰囲気になっているオウミには居たくないと退職を希望し、間宮(桜井ユキ)は企画開発でプロジェクトリーダーを任され張り切るが、子育てを犠牲にしている事を夫から責められ別居、離婚すると思うと言い出す。
峰岸は去る者は追わず、離婚するならシングルマザーの手当てを増やすとにべもない。
半年後、オウミの中は優遇される女性に対する男性社員や、手当てが手厚い子持ち女性に対する独身社員のやっかみや反発が酷く、雰囲気はギスギスして最悪に。
また田村は貢献度の低そうな男性管理職の肩叩きを始めたらしく、田村も峰岸も改革に痛みを伴うのは当たり前というスタンス。
こんな筈では無かったと思う麻理鈴は、以前「会社は人よ」と言っていた峰岸の言葉を思い出し、「峰岸さんに逆らいます」と宣言する。
全編シリアスで別のお仕事ドラマみたいになっていたけど、色々考えさせられて見応えが有った。最終回が楽しみ。
脚本=後藤法子、松島瑠璃子 演出=内田秀実
- << 231 【2022春ドラマ】 「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」全10話終了。 峰岸からJK5に貴女は要らないと言われた麻理鈴は小野にこぼし、「結果を示して田中は必要な人材だと思わせるんだ」という的確なアドバイスを貰うと、勝手に分室を作り、小野の力も借りてまずは笹沼の“お飾り課長問題”を見事に解決してしまう。 自信を付けた麻理鈴は、今度は山瀬の力を借りて間宮マミコの夫に会いに行き、こちらもマミコの知らなかった夫の苦労や苦悩を聞き出し、マミコに伝える事で無事に離婚を回避させる。 川越にはゲーム感覚で、匿名で質問や相談をし合える、社内専用のWebサイトを作って貰い、管理職にならなくて済むなら残ろうかなと言って貰える。 夏目から、今年の女性新入社員83名の内、管理職になりたいという者は一人も居なかった、そういう会社だと分かっていたら受けなかったという者もいたと聞き、ショックを受けた様に見えた峰岸だったが、田村には「私自身が気付いてる、オウミは変わらないって」と話す。 麻理鈴の柔軟なやり方を見て反省した峰岸は、推進室に男性も入れる事や、男女共に管理職を目指さない社員も認める等、究極の男女平等を目指す事に。 麻理鈴は峰岸に社長になって下さい、その次は私がなりますと発破も掛ける。 オチはT・Oさん自身が麻理鈴の好きなT・Oは小野だと思い込んだ事だった。 (続く)
>> 193
【2022春ドラマ】
「ナンバMG5」7話まで終了。
吟子が白百合に入学するという事で、多分面白くなるだろうなと思って観たら、や…
【2022春ドラマ】
「ナンバMG5」8話まで終了。
今回は大丸が中学時代に好きだった水野(森迫永依)が、兄・幸男が作った怪しげな借金700万に苦しめられていると知り、相手の男・ヤクザの息子の安藤(葵揚)に直談判をする為に、伍代と水野を連れて広島に乗り込む話。
同じ時に剛は楽しみにしていた修学旅行で広島に滞在。その事を知っていた大丸は、剛に助けは求めず一人で闘う(伍代は安藤の手下に捕まっていた)が、病院送りに。
島崎の腹痛で病院に来ていた剛は、大丸達の話を立ち聞きして、次の喧嘩には猛がバッグに入れていた特服を来て助けに行く。
勿論ボコボコにして、借金をチャラにする代わりに剛が負けた事にしてやる。
大丸達と安藤のやり取りのシーンと、修学旅行の楽しいシーンが、矢継ぎ早に行き来する演出がちょっとうるさくて落ち着かなかったかな。
桐山の部屋点検から隠れる為に、同じ布団に潜り込んだ剛と深雪のシーンが、何もしていないのに妙にエロチックだった。所々で見せる、森川葵の女を出して来る演技が絶妙で上手いなあと感心。
負けた事を手下に?SNSでバラされた安藤が誤解して剛に、隣のおばちゃんに暴力を振るった男達(グレとグロ)をボコボコにした猛に奴らが、それぞれ仕返しに来るのではとちょっと心配(吟子とナオミの事がね)。
そして次回、二重生活が家族にバレる!
脚本=金澤達也 演出=尾崎隼樹
- << 233 【2022春ドラマ】 「ナンバMG5」9話まで終了。 予告で分かってはいたけど、兄に二重生活がバレて、正座で両親に告白するも、父は何故嘘を付いていたのかと怒り、兄貴が関東を制覇し、自分も期待されていたのは分かってたし、喧嘩をして帰って来ると皆嬉しそうな顔をするから言えなかったと剛が言い訳をすると、今度は母が「嘘と曲がった事が大嫌いなのは知ってんだろ!」と泣きながら怒り、特服を脱げと言われた剛は服を叩き付け「こんな家に生んで貰って迷惑なんだよ!」という流れで、役者さん全員の気持ちが入った演技が凄くて、こっちも泣きそうだった。 で、猛に「出て行けよ」と言われて飛び出し、伍代の家に居候して、これからの学費を稼ぐ為に夏休みは一日中アルバイトをしている中で、グレとグロに遭遇し、猛の代わりに喧嘩を売られたからボコボコにしたら逆恨みされ、学校を調べられて大勢で夏休み明けの白百合に乗り込まれ破壊が始まる。 大丸が伍代の家に持って来てくれていた洗濯済みの特服に着替え、戻って来た剛に吟子は逃げてと頼むが、「吟子、ここどこだ?大事な白百合だ!」と一歩も退かず、相手の大将をボコボコにしてしまう。 最初は経歴に傷が付くからと、破壊されても警察を呼ばせなかった校長が、何故か後から、チンピラ同士の喧嘩でウチは荒らされただけだから警察を呼べに変わり、(←この変化がイマイチ分からん) (続く)
>> 194
【2022春ドラマ】
「未来への10カウント」8話まで終了。
色々有って無気力でいつ死んでもいいと思っていた一人の男が、嫌々引き…
【2022春ドラマ】
「未来への10カウント」全9話終了。(初回と最終回は15分拡大。書かなかったけど3話を除いて各回6~10分それぞれ拡大していた。発注に対して収め切れなかったのは、脚本のバランスが悪かったのかなと)
桐沢が三足のわらじを履いて倒れて、起き上がってから「4ヵ月前ならこのまま死なせてくれと思っただろうけど、今は違う。」ボクシング部の皆と出会い、生きる意味を見出だした桐沢は、「今は違う。俺は目一杯生きたいんだ。最高に楽しいと思っている。ダッサイのは今日だけだ」←この台詞と「今は体が慣れていないだけ」という台詞が有ったので、“無理する桐沢”に関しては納得出来た。
大場校長と父親の確執の裏に有った、大場の“中二病”から抜け切れていない様な、「娘の私が父の一番で居たかったのに、父の一番はいつもボクシング部」「認めて貰いたかった、誉めて欲しかった」との思いが、当初のボクシング部への冷たい対応の要因で、父親の退職を機に自然消滅させるつもりだったが、一番の嫉妬の対象だった桐沢が新コーチとして来たので、父親憎しボクシング部憎しがヒートアップしてしまったという事の様だ。
ところが桐沢の指導で部員が徐々に上達しだすと、進学校への変貌と強豪ボクシング部の復活の両方で父親に認めさせようと、考えを改めた様で、その旗印として打倒京明を掲げた。
(続く)
>> 213
(続き)
↑上記は何故大場はキャラ変したのかの、これは私の脳内補完による想像。
出来ればキャラ変前後に、“中二病”の部分を母親にだけはポロッと口走る様なシーンを挟んでおいてくれたら、校長についてもっと理解をしながら観られたと思う。
結婚してようが子供が出来ようが、子供時代のトラウマが消えない事はある、それは理解出来るので、ヒントになる様なシーンは先に一度見せておいて欲しかった。
桐沢と折原の恋バナについては、イチャコラ部分は超ロングショットのワンシーンだけで、桐沢に父親になって欲しい圭太が校長に直談判で、もし二人が結婚して桐沢が講師を辞めなければいけなくても、コーチは続けられる様にして欲しいと訴え、ほだされた校長が理事会に諮って規則を変えるという、意表を突いた設定にしたのは良かった。
後半のインターハイ予選に向けての練習、前日のミット打ちで、桐沢が一人一人に声を掛けて奮い立たせ、全員がリングに上がっての円陣、そして当日の試合と、畳み掛ける様に一気に見せる演出はやはりグッと来た。
水野と玉乃井がインターハイに進出し、垂れ幕は見せるけど試合結果迄は見せない、見せ場はそこではないとするこの演出も良かった。
ついでに言えば圭太が「お父さん」と桐沢を呼び、店のキッチンに入った折原と桐沢の薬指に指輪で、結婚した事を知らせるのも洒落ていた。
脚本=福田靖 演出=星野和成
>> 196
【2022春ドラマ】
「インビジブル」8話まで終了。
クリミナルズの興業師が陳腐で笑っちゃうんだけど。なのであれやこれやの話は端…
【2022春ドラマ】
「インビジブル」9話まで終了。
リーパー=内通者=猿渡が視聴者に明かされたのが、開始から30分後。
やっぱりねの結果だったけど、動機としては正義感が強過ぎて歪んでしまったのかなと想像していたら全く違っていて、何と11才の時に既にナイフで通り魔殺人を犯して補導されており、その後警察に入れたのは警察一家の息子だからなのかは知らないが、キリコの父の時代からクリミナルズとして使われていて、やり過ぎてしまう為に父親からは切られ、その後キリヒトの依頼でその父親も殺しているので、これは一番使って欲しくなかったサイコパス設定としか思えない。
意外だったのが、冷酷無比で頭も切れると思っていたキリヒトが結構甘ちゃんで、既に猿渡に支配されていい様に転がされている事。作者としてはここ(壮大な張りぼてキリヒト)を見せ場にしたかったのかね?
前回『キリヒトは何故あんなにキリコに執着するのか。』『まさかシスコンなんてオチは、無いよね?(笑)』と書いたのだけど、「何で俺じゃなくてあいつ(志村)なんだ!」って言ってたから、そんなに的外れでは無かったのかも(笑)
まあキリコの生体認証でしか開かない父親の書庫に入りたかった、というのが一番の理由だとは思うけど。
猿渡が何で安野も殺したのか、そこは知りたいかな。
脚本=槌谷健、脚本協力=いずみ吉紘 演出=棚澤孝義
- << 238 【2022春ドラマ】 「インビジブル」全10話終了。 一番知りたかった猿渡の安野殺害動機は顔を見られたから…だって(笑)超普通だった。 前回、猿渡の事を『これは一番使って欲しくなかったサイコパス設定としか思えない。』と書いたのだが、キリコが志村に説明する猿渡の正体がサイコパスその物で、「キリヒトもコントロールされてた」って、殆どの視聴者が感じてたと思うよ。 志村から内通者は捜一にいるかもしれないから誰も信じるな、と言われていたにも関わらず、志村が猿渡の別宅祖父の家に行くと言ってたと捜一の部屋でベラベラ喋る磯ケ谷と、それを立ち聞きして変だなとは思わずに(←ポンコツだらけだから罠を仕掛けるなんて1ミリも思わなかったのか?)別宅に直行する猿渡(←素直過ぎる)、クリミナルズに拘束させたからか安心して志村に過去の行状を話す猿渡(←不用心過ぎる)、スタジアムでもキリコにヒソヒソ話をしていたけど、録音機器をチェックもしていなかった(←本当にクリミナルズだったの?)等々、まあお粗末な結末。 このドラマの感想を一言で表すと『大言壮語』に尽きる。 あと一つ思ったのは、スターシステムの功罪ね。あれあれ?と思いながらも見続けたのは、高橋一生+柴咲コウの魅力は捨て難かったから。でも製作陣もそれにおんぶに抱っこじゃ情けないわな。 脚本=いずみ吉紘 演出=竹村謙太郎
>> 204
【2022夏ドラマ】
「教祖のムスメ」(storyboard・MBS、製作委員会)脚本=中村允俊 出演=茅島みずき、藤原大祐、豊嶋花、…
【2022夏ドラマ】
「教祖のムスメ」2話まで終了。
あの日、旧体育館から出て来る美優と、中に居た沙羅と一真を目撃した亜紀(莉子)は、美優が急に引っ越した原因は沙羅に有ると疑い、調べ始める。
立ち聞きとかは王道だし、下山(近藤公園)の机の上に有った沙羅の履歴書をスマホで撮るのも分かるけど、転校前の高校に電話をしたら「その生徒は在籍していませんでした」と相手が喋るというのは、令和の時代には有り得ず、ご都合主義でちょっと引いた。
下山の裏の顔は、自分が関係を持った女子高生の写真を晒すサイトを持っているワルで、友達からいちかの写真が載っていると聞いた一真は沙羅に相談、相手は下山といちかから聞いていた沙羅は、自ら近付き理由を作って自宅に行き、下山の帰宅前にすっかり娘の莉奈(花田優里音)と仲良くなる。
下山から写真を要求された沙羅は、例のNのネックレスを着けた首から胸上の写真を送り、ホテルで会う事にする。
沙羅がシャワーを浴びている最中に後から来た下山は、サイトのLIVE配信用に隠し撮りのスマホをセット。
そして出て来た沙羅…の筈が、バスタオルを巻いて立っていたのが娘の莉奈で、お互いに驚愕する。
いやあ、このからくり、沙羅の策略には観ているこっちも驚愕した。
あの日、娘と仲良くなった沙羅は、出会い系アプリに興味を持つ莉奈を巧みに誘導。
(続く)
>> 216
(続き)
下山と繋がっているアカウントを莉奈に貸し、あのネックレスも貸していた。写真は莉奈の物だし、ホテルで会おうのやり取りも実は莉奈としていたのだ。
妹の為に沙羅を餌食にさせてはいけないと、サイトの写真からホテルを特定、友達に部屋を特定して貰った一真が飛び込むと(部屋の鍵はどうした?)、そこに居たのは知らない女性で大混乱。「何でパパがここに居るの?」「お前こそどうして…違うんだこれは」とか言い合っているのも、全て配信されていて、隣の部屋でそれを観ながら高笑いする沙羅。下山達が居なくなると、あのネックレスを回収して去って行った。
初回は有りがちな仕返しだったけど、今回は強烈な傷跡を残す仕返しで、下山を懲戒解雇にまで追い込んだ。
これだけいちかに尽くすという事は、信頼させて後で大きく裏切る為の前振りなのではないか、やはり父親の和宏への恨みが有るのではないかと思えてならない。
亜紀の兄(栁俊太郎)は刑事らしくて、予告では動き始めていたから沙羅がどう対応するのか興味津々。
※莉奈役の花田優里音は、恵体なのに童顔というアンバランスさが個性になるし、演技力も有るのでいずれどこかでブレイクするかもしれない。覚えておこう。
脚本=中村允俊 演出=金井紘
- << 235 【2022夏ドラマ】 「教祖のムスメ」3話まで終了。 探偵宜しく沙羅の事を嗅ぎ回っていた亜紀は、沙羅の私物を探っている所をいちかに見られ、慌てて掴んでいたあのネックレスをポケットに入れる。 二人の言い合いを立ち聞きしていた沙羅は、当然ネックレスは亜紀が盗んだのを分かっているのに、トイレで亜紀がネックレスを落とした時も見て見ぬ振りをしていたので、ちょっと意図が掴めなかったのだが。 一真に二人で出掛けない?と誘った沙羅は、彼のお気に入りの場所の海に連れて行って貰い、海は二度目で幼かった頃に父と来たと話す。 そのまま一真の自宅で夕食を取っていると父・正広が帰宅し、二人は挨拶をする。 沙羅は亜紀からのいちかへのLINEを盗み読みし、明日の昼休みに亜紀が沙羅の件でいちかと屋上で会おうとしているのをチェック。 その後一真の部屋に入り、壁に飾ってあった6才の誕生日祝いの、写真を貼ったボードを見て、一真からその頃父親がスクープ賞を取ってお祝いの旅行に行ったと説明を受ける。 帰るねと言って去って行く沙羅。あのボードの父と一真といちかの三人の写真だけが無くなっている。 そして翌日の昼休み、いちかを待つ亜紀の前に現れたのは沙羅。ジリジリと柵の無い(学校としては有り得ないが)縁へと追い詰められて行く亜紀。 屋上で沙羅と会う事になっていて、ルンルンで階段を上って行く一真の背中の (続く)
>> 195
【2022春ドラマ】
「花嫁未満エスケープ」9話まで終了。
指輪のお礼を言って無かった事に気付き、LINEのやり取りの最後に「指…
【2022春ドラマ】
「花嫁未満エスケープ」10話まで終了。
今回は高校時代の深見とゆうの姿や関係性が描かれたが、前回迄に描かれた二人の事を補完する程度の意味合いでしかなく、正直引き延ばし感が強くて少しがっかり。
深見は低い合格率にビビって一級建築士への道を諦めたのに、卒業アルバムに書いて貰ったゆうの言葉「少しでも私を見てくれてありがとう。素敵な大人になってね」に奮起して、独学で勉強して難関資格試験に合格したのだから、もっと自分に自信を持てばいいのに。
友達の家に行くから、実家に戻る迄は自由に使ってと置き手紙をして深見は家を出て、ゆうはLINEで「この部屋には居られないからホテルに泊まります。ちゃんと私を見てくれてありがとう」と送信。高卒の時と同じ言葉を掛けられて、深見が奮起した自分を思い出してくれるといいけどね。
次回予告では尚紀がゆうに「結婚しよう」。
ゆうがウェディングドレスを着て、母親に「絶対幸せになる」って言ってたけど、相手が尚くんとは限らないよね。
脚本=桑村さや香 演出=堀江貴大
- << 240 【2022春ドラマ】 「花嫁未満エスケープ」11話まで終了。 ゆうの母親は癌が全身に転移し、末期で打つ手が無いと担当医に告げられるゆう。 そんなゆうを支えたのは、ゆうの母親から見舞いに来てと誘われ、軽いノリでそれに応えて来ていた尚紀だった。 ゆうが自分と別れた事を母親に話していない事を知った尚紀は、「結婚しよう」。 勿論形だけだけど、ウェディングドレス姿を見せて安心させてあげよう、という事だったのね。 母親が何も気付いていなかったのかは謎だけど、母のウェディングドレスを自分でリメイクした事で、本来の夢だったデザイナーに挑戦する事を決意したゆう。 尚紀は口ではもう前に進んでいるみたいな事を言っていたけど、実際はまだゆうの事が好きなのね、多分。ちょっとは成長しているみたいだけど、この二人が結ばれる事は無いと思う。 というか、母親の死をきっかけにゆう自身の生き方への意識が変わったので。 今回一番びっくりしたのは、深見が工業大学の建築科を卒業していた事。えー、卒業アルバムのゆうの言葉に触発されて、独学で頑張ったんじゃなくて、大学を受け直したって事?それともゆうにはああは言っていたけど、本当は建築科を受けて合格していたって事? 何かを見落としていたのかな、ちょっと混乱してる。 脚本=桑村さや香 演出=堀江貴大
>> 100
【2022春ドラマ】/短文雑感
「妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪-」3話まで終了。
何だろう、何で前作みたいにスカッと笑えないん…
【2022春ドラマ】
「家政夫のミタゾノ」⑤全8話終了。
今シリーズは久々に面白いなと思いながら観ていた。
一番の要因はミタゾノのパートナー素子を、元ヤンキーで口も悪いし教養も無いけど、曲がった事は大嫌いでミタゾノを尊敬していて、「姐さん姐さん」と慕い絶対服従と、強目だけど分かり易いキャラに設定して、彼女がじっと見詰めるだけで元ヤンを連想出来そうな位に目力の強い山本舞香をキャスティング出来た事に有ると思う。
そしてキャラが中途半端で必要性を感じられない光(伊野尾慧)を、現場に出させずに事務所の待機要員にした事で、その分、派遣先での話もミタゾノと素子が使える時間が増えて、じっくり話を構築する事が出来たと思う。(紹介所の待機要員が、所長も含めると4人というのも凄いが(笑))
次が有るとしたらまたパートナーは交代するんだよね。素子より存在が面白い設定にするのは、結構大変なのではと今から心配してしまう。
※11月に舞台化するとの事で、コンテンツとしてはテレ朝に多大な貢献をしているよね、このドラマと松岡くんは。
脚本=八津弘幸 演出=片山修
>> 198
(続き)
あくまでも抵抗しようと思えば、同じペースメーカーとナノマシーンを使った実証実験を要求する事も出来た筈で、それをせずに証拠まで自ら…
【2022春ドラマ】
「パンドラの果実」8話まで終了。
最初に最上からどんなウイルスにも強い、都市伝説級のエルマー遺伝子の説明が有って、亜美のそっくりさんの黛美羽の死因がサイトカインストーム(免疫の暴走)と分かり、原因が最上が作り出し速水(栗山千明)が改変したプロメテウスウイルスだと判明。その後のDNA鑑定で、美羽はエルマー遺伝子の保持者と分かり、亜美と双子だった事も確定。
榊原(加藤雅也)は速水から奪った未完成のプロメテウスウイルスを、エルマー遺伝子の持ち主の美羽に投与し、不老不死ウイルスとして完成させようと目論んでいたが、失敗して美羽は死亡。
美羽の実母は人工受精によるシングルマザーを希望して、榊原の父・茂吉の産院で治療を受けて双子を出産したが、数ヶ月で肺炎で死亡。その産院の看護師だった黛かえでと小比類巻の義母、四宮聡子(石野真子)が別々に養子として引き取った。
茂吉は不妊治療等の人工受精の際に、遺伝子操作を行っていると告発され、生まれたと噂された双子は“悪魔の子”と呼ばれていた。その為に養子に出された時点で、戸籍を改竄して双子と分からない様にしていたらしい。←どういう手を使ったのか疑問だが。
小比類巻には亜美が双子だったかは知らないと答えていた聡子だが、美羽の死をかえでの墓に報告、それを見ていた榊原に声を掛けられたのか?車に同乗して←何故乗った?、
(続く)
>> 220
(続き)
かつての産院に連れて行かれ、美羽の双子の行方を尋ねられるが知らないと答える。そこにエルマー遺伝子を引き継いでいると思われる星来を心配した小比類巻から電話。思わず「保育園」と言った事を聞き逃さなかった榊原は、スマホを取り上げて写真を見て、亜美やその子供の星来を確認、手下の西城(平山祐介)に星来の拉致を命じる。
そこからは手下と小比類巻のどっちが早く着くかの競争だったが、手下(鷲見玲奈=影山沙也香という役名らしい)が先に着き、連れ去ってしまう。
美羽と亜美が双子と判明した時点で、エルマー遺伝子の継承=榊原に狙われる=警察の力で星来を緊急保護って頭が回らなかったのかなとか、何でコッヒーは悠長にタクシーに乗って渋滞に巻き込まれてるのさ、警察官なんだからパトカーを回して貰えばいいのにとか思ったけど、まあそれを言ったらおしまいか(笑)
これまで、亜美の蘇生の可能性に少しでも光が見えると、心が揺れていた小比類巻ではあるが、その都度冷静さは取り戻していたけど、今回は絶対に自分が守って行かなければいけない存在の娘とあって、感情を剥き出しにし、コントロール出来なさそうな状態になっている。
遠因となったのは最上が作り出したプロメテウスウイルスだし、残り2話となって小比類巻と星来と最上に話が収斂して来た。
で、カーンの役割とは?
脚本=福田哲平、関久代 演出=羽住英一郎
- << 239 【2022春ドラマ】 「パンドラの果実」9話まで終了。 話としては自制心と狂気の間を行ったり来たりしながらも、西城の線から星来を奪った榊原に辿り着こうと単独で動く小比類巻の姿、自分が誕生させたウイルスの後始末をするのは自分の義務と、プロメテウスウイルスの無力化を必死に考える最上の姿、捜一と共に捜査をしながらも小比類巻をバックアップする長谷部の姿、住居侵入や暴行等、犯罪が疑われる小比類巻の単独行動を調査する監察官から、「私の命令で動いている」と小比類巻を庇う上司の島崎の姿をそれぞれ描き、最上が榊原に拉致され、プロメテウスウイルスを投与しても死なない方法を教えろと言われ、君塚のナノマシンを改良して使う方法を提案、榊原は猶予は与えず先に投与してしまい、美羽は18時間しか持たなかったから、それ迄に改良しろと迫る、という流れで、事態が大きく動いた訳では無いのだが、とにかくテンポが良く、理屈抜きで映像のカッコ良さで見せて来て、その畳み掛ける様な演出に引き込まれて、時間が経つのがあっという間だった。 最上の機転と小比類巻の執念で、星来を無傷で取り戻せる事を祈る。 父のせいで大学の研究室を追われた榊原を拾ってくれたのがカーンという関係性の中で、この榊原の暴挙とカーンの何らかの企みが交わって行くのかどうか、それはHuluでなのかな? 脚本=関久代、福田哲平 演出=羽住英一郎
>> 201
【2022春ドラマ】
「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」8話まで終了。
今回はまた見事な構成。
付き合い始めたとは言え、…
【2022春ドラマ】
「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」全9話終了。(最終回は30分拡大)
真田に「私と別れて下さい。原因はあの人(謎のおっさん)のせいでは無いです。私の問題です」と言われてしまった丸谷は、山城に何が有ったのかを率直に尋ね、話をして貰う。
山城がスポーツ推薦で静岡の学校に行く事になり、一家で引っ越す話になった時に、引っ込み思案で居場所を作るのが大の苦手だった真田は猛反対し、母と二人で残ったのだが、そのまま両親は離婚。真田は自分のせいで家族を壊したと思っているが、山城は元々両親は上手く行っていなかったので真田のせいではないと言う。
営業では売上1割アップ作戦の為に、小さな小売店の販売データ(空缶実数作戦等)を集めたが、分析と活用は苦手。そこで丸谷は有給休暇中の真田に「分析と提案が必要です。みんなの居場所を守る為に力を貸して欲しい」と連絡、出社した真田は一気に仕事を片付ける。
消したかった過去を変えてくれたのは丸谷さんのおかげと、アメリカの大学の研究室に行く事を告げる真田。
お互いに相手に対して「何度でも恋をすると思う」と言い合う二人。
そして未来、ヤヨイビールのCEOになっている丸谷(おっさん)。スーツの真田らしき女性(後ろ姿のみ。声は芳根京子)が入って来て「ご無沙汰してます」
「久しぶり」と応えるおっさん。
(続く)
>> 222
(続き)
ちょっと分かりにくかったけど、あの会話から推測すると二人は結婚はしていないみたいね。でも丸谷は真田が来る事を分かっていて、秘書に今日の予定はキャンセルすると伝えていたから、たまにしか会えないけど会えると嬉しい、そんな関係なのかな。
丸谷が29才の時に新発売した夏浪漫が30thになっていたので、丸谷は59才で真田は56才…その割に真田はチラッと見えた斜め後ろからの顔が、全然老けていない様な(笑)
でも24才だった一ノ瀬が第一営業部の部長になっているので、やっぱり30年後なのよね?
あの可愛いからおっさんへの変化は中々の物だけど、真田にさりげなく居場所を作ってあげた様な人間性は生まれ持っての物だから、CEOに迄出世したのも何となく頷ける。
山田涼介と芳根京子が役にハマっていたし、絵に描いた様な営業マン体質の一ノ瀬を好演した、大橋和也のキャラも良かったし、十分に楽しませて貰ったドラマだった。
脚本=田辺茂範 演出=新城毅彦
>> 202
【2022春ドラマ】
「マイファミリー」9話まで終了。
何か急に日下部管理官が過去に遡って強気で葛城を責め始め、“私が真犯人です…
【2022春ドラマ】
「マイファミリー」全10話終了。(最終回は15分拡大)
葛城が犯人は無いなと思っていたから、吉乃か、ゴリゴリのミスリードと思わせて敢えての日下部か、どちらかだろうなとは思っていたが、吉乃なのはいいとして、そもそもの泥沼にはまる原因が、吉乃と東堂の妻・亜紀の不倫というのが想定外でびっくり。
それに気付いた心春が密会中の写真を撮って吉乃に見せ、「もう会わないで下さい」と約束させ、それだけでは親が離婚するかもと思った心春は「私を誘拐して下さい」と吉乃に頼み、計画メモも持っていて、吉乃が誘拐は犯罪だからと言うと「決めるのは私です」←吉乃にとっては忘れられない言葉だったらしく、後の交渉で使っている。
吉乃がメモを見せてと手を出した瞬間にケータイを取ろうとして揉み合い、長い階段を落ちて行った心春。吉乃は心春を何処かに遺棄した。
その後吉乃は心春の誘拐をでっち上げ、心春は行方不明という事で幕引きを図った。
亜紀がアリバイを曖昧にしたのは、あの時に吉乃と会っていたからで、口止めもされていたから。心春は誘拐されたと思っていた亜紀は自分を責めて家を出た。
納得の行かなかった東堂は模倣誘拐犯となり、暴露本を出した所で吉乃は東堂の犯行と気付いたと供述しているが、これはちょっとおかしいのでは?
(続く)
>> 224
(続き)
だって秘匿捜査だった心春事件の詳細を完璧に模倣しているのだから、犯人はあの捜査内容を知っている内部の人間しか有り得ず、一番怪しいのは退職した東堂だと考えるだろうに。
実咲を自分が誘拐したのは、あの写真を持っていた実咲が吉乃に気付き、名刺の番号に電話をして直接会いに来たから。実咲は心春が急に引っ越したのは、何かの事件に巻き込まれたのではと尋ね、吉乃は事件の事は話せないと答えたが、写真を回収したかったので誘拐を決行した。
が、逃げ出した実咲が落下するという想定外の事が起き、瀕死の実咲を見た吉乃は動揺し、心春の様に何処かに遺棄する事が出来ず、助ける選択を東堂にさせた。
三輪の娘の誘拐も含めて、最終的に東堂と温人に罪を被せたかった様だが、心臓の悪い母親を心配する実咲の行動力と、瀕死の状態でもなお「お母さん」と言っていたその優しい気持ちが、吉乃の目論見を砕いた。
最終回にも温人が今度は葛城と組んで、真犯人を引っ掛ける設定が有って、この後でスカッとさせる手法は、このドラマの最大の面白さだったかもしれない。
途中から阿久津、香菜子、日下部とミスリードが激しくなり、特に香菜子と日下部の辺りは引き延ばし感が有って少し残念だった。
でも総体的には惹き付けられる物が有り、全てをリアタイで視聴させる魅力の有るドラマだったのは間違いない。
脚本=黒岩勉 演出=平野俊一
>> 225
【2022春ドラマ】/追記
「マイファミリー」全10話終了。
吉乃の供述は「暴露本で東堂と気付いた」だったけど、本当は友果事件の途中で、その酷似した手口からほぼ東堂がやっていると気付いていたと思う。
だから友果は殺される事はない、もしくはその建物の中には居ないと確信して、あの時生存確認を出来ないままでも“突入にGo”を出したのではないか?
友果事件の後で東堂に接触をしなかったのは、わざわざリスクを取りたくは無かったからで、想定外の暴露本を出されてからは、やはりこのまま放置は出来ないと考え、東堂に罪を被せるべく策を練ったのかなと思う。
で、東堂の「心春ちゃん」呼びについてなんだけど、亜希(珠城りょう)を騙って吉乃が温人に伝えた「あの人の中では心春は幼いままなんです」は、育児について吉乃に相談していたという亜希が、実際に話していた事なのだろうと推測すると、心春ちゃん呼びが抜けなかったのは分かるのだが、第三者に対しても心春ちゃん呼びを続けていた点に関しては、視聴者に実父ではないのでは?と思わせる為の、ミスリードだった可能性が高い。
タイトルの「マイファミリー」に関しては、文字通りの個々の家族、ハルカナという会社、そして警察という組織も含まれていたのかなと思う。
大きな意味の家族だから、吉乃は部下やその家族からの相談に親身になって乗ってあげていた筈なので。
>> 203
【2022春ドラマ】
「元彼の遺言状」9話まで終了。
今回は篠田の事件の有った港町のレストランに行き、当日何があったのかを篠田に…
【2022春ドラマ】
「元彼の遺言状」10話まで終了。
前半はコメディー風味も加味した篠田の裁判員裁判、後半は篠田を殺人犯に仕立て上げた関係者をあのレストランに集め、剣持が真相を暴く話で構成されていて、弁護士としての剣持の有能さと、一人の人間としての正義感が強調され、欲が無く優しい篠田の人間性も改めて浮かび上がり、役者綾瀬はるかと大泉洋の真骨頂も観られて満足の行く仕上がりだった。
高瀬先生を殺したいと思った事のある人は?と聞き、誰も居ないなら殺したのはただ一人、高瀬先生自身で自殺だと結論付け、そこ迄彼を追い込んだのは、6年前に小笠原(田山涼成)を刺した彼の自首に反対し、篠田に罪を被せ、高瀬に消せない罪悪感を背負わせたここに居る皆だと断罪する剣持は有能だったし、篠田は天涯孤独だと聞いていたから罪を被せたとの言い訳には、「高瀬先生は必要で篠田は必要ない?ふざけた事言ってんじゃないわよ!」と、正義感を爆発させる剣持は格好良かった。
津々井が、金の亡者ではなくなった剣持の事務所入りを断り、これからも篠田と二人であの事務所を続けて行く事になった剣持。
綺麗に収まったので、今回が最終回でも良かったのに、本当の最終回でまたグダグダにならないか、ちょっと不安。
※鈴木さんさあ、カメラの横移動、あの速さだと気持ち悪くなるのよ。
脚本=杉浦憲明 脚本協力=中園勇也、伊吹一 演出=鈴木雅之
- << 242 【2022春ドラマ】 「元彼の遺言状」全11話終了。 グダグダだったとまでは言わないけど、格好良く終わらせるのだったら、やはり前回を最終回にした方が良かったのにね。 何故蛇足の様な最終回をくっ付けたのか? ドラマとしては晴れて透明人間から脱却し、本名で色々手続きが出来る篠田の喜びは描いておきたかった&本当は優しい人間である剣持の事を今一度強調して描き、綾瀬はるかのイメージを最後に上げておきたかった、という事なのかなと自分は想像したけど。(所謂大人の事情って事で) このドラマの一つの特徴(だけど分かり難さの原因)でもある複数案件が同時進行し、剣持の失踪と黒丑の太客の件と篠田の詐欺被害の件が、最後に一つに収斂して行く様は面白かったけど、この他に津々井の娘の彼氏の失踪と、政治家の3億円紛失事件も同時進行していて、このスタイルに慣れて来たから理解は出来たけど、流石に多過ぎるだろうとは思った。 元彼の遺言状には二重の意味が有ったんだ!と分かってからは少し面白くなったけど、全体で観ると構成に凝り過ぎて分かり難くしてしまった印象が強い。 端的に表すと『策士策に溺れる』ってヤツだったなと。 脚本=杉浦憲明、脚本協力=伊吹一 演出=西岡和宏
>> 206
(続き)
ご都合主義の設定にもびっくりしたあ(笑)
杏花は何で「結婚前提のお付き合い」に、考えを変えたのだろう。安奈に言われたから?…
【2022春ドラマ】
「持続可能な恋ですか?」9話まで終了。
晴太は結婚を意識した杏花に「続きません、そんな無理。杏花さんが杏花さんじゃなくなる」と言ってお付き合いを終わらせ、林太郎は明里に「貴女は普通に幸せになれる人です。私には…」と言って、正式なお付き合いは出来ないと辞退した。
相手を大切に思うあまりの決断。
でも明里が職場で倒れた事で状況は一変。お見舞いに駆け付けた林太郎は「やっぱり日向さんと生きて行きたいのです」と率直に告白。明里も「そうなったら私も幸せです」と伝え、二人はお付き合いをする事に。(←因みに病名は更年期障害)
「もう結婚はしない、一人で生きて行く」と言う杏花に林太郎は「どっちでも構わんが決め付けなくてもいいんじゃないか?生きて行くという事は変化して行くという事だ」←結婚しない派だった杏花は、晴太と出会い結婚したいと思えたのに、断られたらもう結婚はしないって、また決め付けてるからね。そして「生きるとは変化する事」とは、実は林太郎の恩師の教えであり、陽子との結婚に踏み切る切っ掛けとなった言葉でもあった事が、後から明かされた。
前回、杏花は陽子の連れ子かなと書いたのだが、それどころか未婚で身重だった陽子と卒業以来偶然再会し、具合が悪そうだったので「何か僕に出来る事は有りませんか?」と聞いたら、「じゃあ、私と結婚してくれませんか?」と言われ、
(続く)
>> 228
(続き)
「はい、結婚します」と即答した林太郎。(←あの陽子のプロポーズを受けてくれてありがとうという手紙は、こういう事だったのね)
陽子は具合が悪く、万一自分に何か有った時に、お腹の子を託せる人が欲しかった。
林太郎は恩師から「今のままでは辞書編纂者にはなれないだろう」と言われた直後で、人とのふれ合いの中で変化する気持ちという物を、結婚する事で感じてみたかった。偶然利害の一致した二人が結婚し、直ぐに生まれたのが、陽子が別れてから妊娠に気付いたという、元恋人との子の杏花だった。
恩師から言われた様に目一杯生きて、杏花を育ててお父さん幸せだったと、涙を流しながら語る松重豊の演技にすっかりやられて、こっちも涙腺崩壊だった。
林太郎は杏花に話す前に、この事を晴太に先に話しており、やはり考えを変えた晴太は気持ちを伝える為に杏花の元へ走るのだが、タッチの差で颯に負けて、颯のプロポーズを立ち聞きする羽目に。
颯もグッと来る事を言うんだよなあ。
「家族は恋より壊れにくいよ。俺ずっと大切にする」
負け犬の様に去って行く晴太。
颯が当て馬にすらならなかった状態からここまで盛り返したかと感慨深い。
父の場合はゼロから杏花を育ててるけど、虹朗はある程度大きくなってるから難しさも有るしなあ。でも杏花は晴太が好きなのよね。
脚本=吉澤智子 演出=土井裕泰
- << 243 【2022春ドラマ】 「持続可能な恋ですか?」全10話終了。 杏花が自室からリモートでヨガのレッスンをし、ヨガの精神として「足るを知る」という事があると話していたのを隣のリビングで聞いていた父の感想が、「自分が本当に求めている物を知らないと、足るを知るのも難しいんじゃないか?」←流石、言葉の伝道師! 林太郎は日本語を探求し続けている学者(辞書編纂者)だけど、知識をひけらかすのではなく、要所要所でボソッと呟く言葉が奥が深くて、心を掴まれるのよね。明里が骨格だけではなく、人柄に惹かれて行った気持ちはよく分かる。 颯は玉砕。杏花にとって最初(子供の頃)から家族に近い存在だった颯と、改めて結婚して家族になるのはやはり違うのかなと。 林太郎と明里の人前結婚式に割り込んで杏花にプロポーズ(しかも立ち聞きした颯のプロポーズの考え方“杏花ちゃんはそのままでいい”をパクった疑惑)、しかもキスまでしたのは、ドラマである事を割り引いても如何なものか、とは思ったけど、まあ着地点としては想像通りだった。 母親の役割は実母の安奈がしっかりと果たして行くのだから、杏花は晴太のパートナーとしてその輪に加わればいいのよ。(問題は子供を望んだ時にどうなるかだけどね) 林太郎と明里は“事実婚の週末婚”を選択、この余白を残した結婚は二人らしくて良かったな。 脚本=吉澤智子 演出=土井裕泰
>> 210
【2022春ドラマ】
「明日、私は誰かのカノジョ」9話まで終了。
初心者に対するホストクラブの手引き書に思えて来たこのドラマ。原…
【2022春ドラマ】
「明日、私は誰かのカノジョ」10話まで終了。
1日4人の相手をして4万円、これなら母親にお金を返し楓にも会いに行けると一瞬喜ぶも、客の相手をする事への嫌悪感が抜けずに苦しむ萌。
それでも優愛と店に行き、4人でアフターしようよと言われると、36万5千円の掛けを承諾してしまう萌。
ボーリングに行き、深夜の街を歩く。理性ではお金で繋がった関係と分かっているのに、感情は主人公みたいな自分に酔いしれてしまう。
萌が初めて楓に優しくされた花園神社で、長いキスをして抱き締める楓。「誕生日いつ?」と聞き「お祝いするね」と畳み掛ける。(←小憎らしい程のテクニック)萌も誕生日を聞くと自分よりも早い。「お祝いするね」
でもホストへのお祝いはとんでもなく高く付く。
金銭感覚が麻痺した萌は大学も退学し、稼ぎに専念してしまう。
“お金に反比例して心がすり減って行く”と分かっていながら。
萌が楓には言わないでねと言っていた、誕生日祝いに高額ボトル(計130万円位)を入れる件を楓にバラし、優愛には「今日リシャ入れるんだって?」と言って、そんな予定は無かった優愛を怒らせた七星の立ち回り方って何なの?あれもヘルプの仕事の一環なの?
※萌が退学したと聞いても一つも驚かない雪が、ちょっと怖い。お金が必要と言われた時にこうなると予想していたのだとしても。
脚本=川原杏奈 演出=菅原正登
- << 244 【2022春ドラマ】 「明日、私は誰かのカノジョ」11話まで終了。 楓の誕生日祝いの為に稼ぎたいと望んだ萌は、教師とJK(コスプレ)になって動画もOKというオプションの付いた客を相手にするが、「こんな姿、親には見せられないよねえ」「お母さ~ん、ごめんなさ~い」と煽る男の言葉に傷付き泣き出してしまう。 それでも何とか他の客をこなし、目標額をクリア。 誕生日当日、楓からのLINEに「もうすぐ着く。早く会いたい」と返信すると「桃花ちゃん、俺も早く会いたいよ」変換ミスかな、被りの客かな。 自分は客の中の一人でしかない。気付いていたけど気付かない振りをして来たのに、急に現実を突き付けられて、涙が止まらなくなる萌。グッドタイミングでみっこからのLINEが入る。 『あんたさあ、いつになったら顔見せに来るのよ!今夜はパリナイよ!』店の仲間の写真を見て、今度は泣き笑いに変わる萌。 萌が選んだのは楓が入口で待つホストクラブではなくて、みっこのバーだった。 「みっこの言う通り、大恋愛して来たよ」 髪型、メイク、ファッション全てが変わった萌を見て、恐らく全てを悟っているのだろうけど、とっても似合ってるわよと誉めて歓迎してくれるみっこ。ここがホーム。ここからリスタートすればいい。 ハルヒと罵り合い、互いの心を抉り合った優愛は遂にハルヒを切る。 (続く)
>> 211
【2022春ドラマ】
「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」9話まで終了。
通称JK5推進室に異動した麻理鈴は…
【2022春ドラマ】
「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」全10話終了。
峰岸からJK5に貴女は要らないと言われた麻理鈴は小野にこぼし、「結果を示して田中は必要な人材だと思わせるんだ」という的確なアドバイスを貰うと、勝手に分室を作り、小野の力も借りてまずは笹沼の“お飾り課長問題”を見事に解決してしまう。
自信を付けた麻理鈴は、今度は山瀬の力を借りて間宮マミコの夫に会いに行き、こちらもマミコの知らなかった夫の苦労や苦悩を聞き出し、マミコに伝える事で無事に離婚を回避させる。
川越にはゲーム感覚で、匿名で質問や相談をし合える、社内専用のWebサイトを作って貰い、管理職にならなくて済むなら残ろうかなと言って貰える。
夏目から、今年の女性新入社員83名の内、管理職になりたいという者は一人も居なかった、そういう会社だと分かっていたら受けなかったという者もいたと聞き、ショックを受けた様に見えた峰岸だったが、田村には「私自身が気付いてる、オウミは変わらないって」と話す。
麻理鈴の柔軟なやり方を見て反省した峰岸は、推進室に男性も入れる事や、男女共に管理職を目指さない社員も認める等、究極の男女平等を目指す事に。
麻理鈴は峰岸に社長になって下さい、その次は私がなりますと発破も掛ける。
オチはT・Oさん自身が麻理鈴の好きなT・Oは小野だと思い込んだ事だった。
(続く)
>> 231
(続き)
正直、6話迄はそれ程面白いとは思わずに、惰性で観ていた部分も有ったのだが、7話の社長ジュニアの登場する回から急にお仕事ドラマとしての面白さが出て来て、また初めて麻理鈴の“ワル”が発動された回でも有り、そこから最終回迄の“JK5”絡みの話はずっと面白かった。
女性社員には“ガラスの天井”が厳然として有るが、反対に男性社員には目立ちにくいが“ガラスの地下室”が有るのだという話にはなるほどなと思ったし、女性の問題の裏には必ず男性の問題が有る、それは会社だけの問題では無くて、日本という社会全体の問題でもあるという考え方には、その通りだと思う。
保育所の待機児童問題にしても、病児保育問題にしても、行政がそこにお金を回し、その気になれば解決出来ない問題では無いのだが…。
特に若い女性達には、明るくめげない麻理鈴を観ていると、明日への活力になると好評だったらしい。
この枠の、というか、今のドラマのターゲットはほぼこの層からせいぜい50才前位迄なので、その意味ではその層に向けての応援ドラマとしては成功したのではないかな。
今田美桜は思い切った主役起用だったけど、キャラも合っていたし期待には十分応えたと思う。
脚本=後藤法子 演出=南雲聖一
>> 212
【2022春ドラマ】
「ナンバMG5」8話まで終了。
今回は大丸が中学時代に好きだった水野(森迫永依)が、兄・幸男が作った怪しげ…
【2022春ドラマ】
「ナンバMG5」9話まで終了。
予告で分かってはいたけど、兄に二重生活がバレて、正座で両親に告白するも、父は何故嘘を付いていたのかと怒り、兄貴が関東を制覇し、自分も期待されていたのは分かってたし、喧嘩をして帰って来ると皆嬉しそうな顔をするから言えなかったと剛が言い訳をすると、今度は母が「嘘と曲がった事が大嫌いなのは知ってんだろ!」と泣きながら怒り、特服を脱げと言われた剛は服を叩き付け「こんな家に生んで貰って迷惑なんだよ!」という流れで、役者さん全員の気持ちが入った演技が凄くて、こっちも泣きそうだった。
で、猛に「出て行けよ」と言われて飛び出し、伍代の家に居候して、これからの学費を稼ぐ為に夏休みは一日中アルバイトをしている中で、グレとグロに遭遇し、猛の代わりに喧嘩を売られたからボコボコにしたら逆恨みされ、学校を調べられて大勢で夏休み明けの白百合に乗り込まれ破壊が始まる。
大丸が伍代の家に持って来てくれていた洗濯済みの特服に着替え、戻って来た剛に吟子は逃げてと頼むが、「吟子、ここどこだ?大事な白百合だ!」と一歩も退かず、相手の大将をボコボコにしてしまう。
最初は経歴に傷が付くからと、破壊されても警察を呼ばせなかった校長が、何故か後から、チンピラ同士の喧嘩でウチは荒らされただけだから警察を呼べに変わり、(←この変化がイマイチ分からん)
(続く)
>> 233
(続き)
やって来た警察官に連行される剛。
マスクを外していたし、吟子もお兄ちゃん呼びしていたので、特服=生徒会長の難破である事は結構周りに居た生徒にはバレていた感じで、深雪にも遂にバレて「難破くん!」って叫ぶのだが、振り返り何とも言えない目で深雪を見詰める剛に泣けて来た。間宮祥太朗は凄いわ。
「終わっちまったな」パトカーの中で呟く剛。
予告が無かったので、最終回はどうなるのか分からないのだが、ナオミは特服を洗濯し、剛の部屋に入って、受験勉強をしていたと思われる付箋だらけの本を開いたりしていたので、理解して許す日も近いのかなと思うし、猛は自分が原因の喧嘩で、剛がもし退学になるのだとしたら、どういう行動を取るのだろうかとか、あの意味不明な校長の行動は、白百合を守る為に闘った剛を助ける為の、白百合在校生VSワンマン校長の戦いへの前振りなのかとか、色々想像が膨らむ。
白百合の仲間が校長と戦ってくれれば、例え結果は退学だとしても、高卒認定試験を受けて美大にチャレンジする後押しになると思うし。
伍代、大丸というかけがえの無いツレも出来たし、家族とも和解して前向きな雰囲気で終わって欲しいなと願っている。
脚本=金澤達也 演出=本広克行、演出協力=佐々木敦規
- << 246 【2022春ドラマ】 「ナンバMG5」全10話終了。 警察に剛を引き取りに行き連れ帰った父は、「お前は嘘付かされてたんだな、俺らに」と、剛が家を出て行って初めてその事に気付いたと伝え、悪かったなと謝る。 剛も謝り両親とは和解したが、猛だけはまだ怒っていた。 校長は剛の退学処分を決定。 そこからは予想通り、深雪が先頭に立って剛の処分撤回を求めて同級生達が体育館に立て籠り、桐山の「推薦取り消し」の脅しに屈して多くが離脱するが、今度は牧野が生徒を引き連れて加勢し、外からは大丸が音頭を取って処分撤回を要求。 その頃伍代は猛と会い、毒付く猛を一発殴り「難破のヤツもバカで単純だったら良かったのにな、あんたみたいに」と言って去って行く。 伍代に殴らせた時点で、猛の気持ちは十分伝わって来た。 白百合ではどんどん騒ぎが大きくなった事で桐山が校長を説得、退学処分は一旦取り消しになった。 それを直接伝える深雪に、1年の最初に借りたままになっていた消しゴムを返す剛。このシーンが切なかった。ずっと本気で好きだったから持ち続けていた深雪の消しゴムを返したのは、白百合のみんなに迷惑を掛けたからもう戻れないと思い込んでいたから。 でも深雪はみんなは難破くんに感謝している、一緒に卒業しようと説得。「約束して。もう喧嘩はしないって」と、深雪から指切りをして、やっと笑顔になる剛。 (続く)
>> 217
(続き)
下山と繋がっているアカウントを莉奈に貸し、あのネックレスも貸していた。写真は莉奈の物だし、ホテルで会おうのやり取りも実は莉奈とし…
【2022夏ドラマ】
「教祖のムスメ」3話まで終了。
探偵宜しく沙羅の事を嗅ぎ回っていた亜紀は、沙羅の私物を探っている所をいちかに見られ、慌てて掴んでいたあのネックレスをポケットに入れる。
二人の言い合いを立ち聞きしていた沙羅は、当然ネックレスは亜紀が盗んだのを分かっているのに、トイレで亜紀がネックレスを落とした時も見て見ぬ振りをしていたので、ちょっと意図が掴めなかったのだが。
一真に二人で出掛けない?と誘った沙羅は、彼のお気に入りの場所の海に連れて行って貰い、海は二度目で幼かった頃に父と来たと話す。
そのまま一真の自宅で夕食を取っていると父・正広が帰宅し、二人は挨拶をする。
沙羅は亜紀からのいちかへのLINEを盗み読みし、明日の昼休みに亜紀が沙羅の件でいちかと屋上で会おうとしているのをチェック。
その後一真の部屋に入り、壁に飾ってあった6才の誕生日祝いの、写真を貼ったボードを見て、一真からその頃父親がスクープ賞を取ってお祝いの旅行に行ったと説明を受ける。
帰るねと言って去って行く沙羅。あのボードの父と一真といちかの三人の写真だけが無くなっている。
そして翌日の昼休み、いちかを待つ亜紀の前に現れたのは沙羅。ジリジリと柵の無い(学校としては有り得ないが)縁へと追い詰められて行く亜紀。
屋上で沙羅と会う事になっていて、ルンルンで階段を上って行く一真の背中の
(続く)
>> 235
(続き)
窓越しに誰かが落ちて行くのが見える。
これで分かった。落ちたのはネックレスを盗んで持っていた亜紀。初回のあの救急車で運ばれた女子は、沙羅ではなくて亜紀だった。
遅れて屋上に来て、下の騒ぎを聞いて覗き込み、驚愕するいちか。
沙羅は悠然とあのネックレスを拾って行く。
亜紀にRAY.Aの刻印から調べるだけ調べさせて、突き落とした?沙羅。
そしてあの写真はあの海で、ビリビリに破いて捨ててしまった沙羅。
前回『これだけいちかに尽くすという事は、信頼させて後で大きく裏切る為の前振りなのではないか、やはり父親の和宏への恨みが有るのではないかと思えてならない。』と書いたのだが、ほぼ間違い無さそう。
和宏が教祖の記事を出さないのは、「奥さんの事を気にしてるとか?」と、上司?の静香が問い掛けるシーンが有ったので、もしかさしたらなのだが、妻は教祖の逮捕容疑で有る信者女性20人の毒殺事件の被害者だったのかも?
恐らく沙羅にとっては、愛してくれた父を奪って行くきっかけを作った憎き相手だと思っている和宏。だから彼の家庭を壊しに掛かっているのだろうか。
亜紀の兄は刑事。でも肉親の事件からは外される筈だし、そもそも事故扱いになるかもだから、独自で調べたりする設定にするのかな。
色々考えるとキリがないが、面白くて30分があっという間に終わってしまう。
脚本=中村允俊 演出=金井紘
- << 250 【2022夏ドラマ】 「教祖のムスメ」4話まで終了。 和宏が書いた週刊新春の“ナユタの民”に関するスクープ記事が、結果的にこのカルト教団を潰す端緒となったらしく、沙羅(成宮零)にとっては和宏は父の仇で有り、復讐をする為に子供達の通う高校に転校して来たのは間違い無さそうだ。 前回、いちかは亜紀が落ちてから屋上に来たのだと思っていたら、もっと前から来ていて沙羅と亜紀の話を立ち聞きしていた事が分かる。「恩人だから沙羅を信じる」と言ったいちかだが、沙羅は刑事の聞き取りでいちかが疑われる様な証言をし、一真にも「いちかは亜紀を突き落とす様な事はしないから、屋上でいちかを見たなら本当の事を話した方がいい」と勧めて、結果的に一真が沙羅の証言を補強した為に、いちかは刑事に疑われる事に。この辺りの真綿で首を絞める様な沙羅の手口にはぞっとする。 学校を休んだいちかは、父親の部屋で“ナユタの民”の記事のゲラを見付けて読む。 警察が公表した被害者20人の名前と年齢の一覧に目を止めたいちかは「嘘でしょ!?」 大野京子(31)の事か?亡くなっているいちかの母親の名前も同じ京子なので、もしかしたら入信した事で離婚して旧姓に戻っていたという事か? もしそうなら、何故和宏は当時スクープ記事を書けたのか?今、教祖の記事を出す事に消極的なのは何故なのか?の理由になるのではないだろうか。 (続く)
>> 215
【2022春ドラマ】
「インビジブル」9話まで終了。
リーパー=内通者=猿渡が視聴者に明かされたのが、開始から30分後。
やっ…
【2022春ドラマ】
「インビジブル」全10話終了。
一番知りたかった猿渡の安野殺害動機は顔を見られたから…だって(笑)超普通だった。
前回、猿渡の事を『これは一番使って欲しくなかったサイコパス設定としか思えない。』と書いたのだが、キリコが志村に説明する猿渡の正体がサイコパスその物で、「キリヒトもコントロールされてた」って、殆どの視聴者が感じてたと思うよ。
志村から内通者は捜一にいるかもしれないから誰も信じるな、と言われていたにも関わらず、志村が猿渡の別宅祖父の家に行くと言ってたと捜一の部屋でベラベラ喋る磯ケ谷と、それを立ち聞きして変だなとは思わずに(←ポンコツだらけだから罠を仕掛けるなんて1ミリも思わなかったのか?)別宅に直行する猿渡(←素直過ぎる)、クリミナルズに拘束させたからか安心して志村に過去の行状を話す猿渡(←不用心過ぎる)、スタジアムでもキリコにヒソヒソ話をしていたけど、録音機器をチェックもしていなかった(←本当にクリミナルズだったの?)等々、まあお粗末な結末。
このドラマの感想を一言で表すと『大言壮語』に尽きる。
あと一つ思ったのは、スターシステムの功罪ね。あれあれ?と思いながらも見続けたのは、高橋一生+柴咲コウの魅力は捨て難かったから。でも製作陣もそれにおんぶに抱っこじゃ情けないわな。
脚本=いずみ吉紘 演出=竹村謙太郎
>> 221
(続き)
かつての産院に連れて行かれ、美羽の双子の行方を尋ねられるが知らないと答える。そこにエルマー遺伝子を引き継いでいると思われる星来を…
【2022春ドラマ】
「パンドラの果実」9話まで終了。
話としては自制心と狂気の間を行ったり来たりしながらも、西城の線から星来を奪った榊原に辿り着こうと単独で動く小比類巻の姿、自分が誕生させたウイルスの後始末をするのは自分の義務と、プロメテウスウイルスの無力化を必死に考える最上の姿、捜一と共に捜査をしながらも小比類巻をバックアップする長谷部の姿、住居侵入や暴行等、犯罪が疑われる小比類巻の単独行動を調査する監察官から、「私の命令で動いている」と小比類巻を庇う上司の島崎の姿をそれぞれ描き、最上が榊原に拉致され、プロメテウスウイルスを投与しても死なない方法を教えろと言われ、君塚のナノマシンを改良して使う方法を提案、榊原は猶予は与えず先に投与してしまい、美羽は18時間しか持たなかったから、それ迄に改良しろと迫る、という流れで、事態が大きく動いた訳では無いのだが、とにかくテンポが良く、理屈抜きで映像のカッコ良さで見せて来て、その畳み掛ける様な演出に引き込まれて、時間が経つのがあっという間だった。
最上の機転と小比類巻の執念で、星来を無傷で取り戻せる事を祈る。
父のせいで大学の研究室を追われた榊原を拾ってくれたのがカーンという関係性の中で、この榊原の暴挙とカーンの何らかの企みが交わって行くのかどうか、それはHuluでなのかな?
脚本=関久代、福田哲平 演出=羽住英一郎
- << 255 【2022春ドラマ】 「パンドラの果実」全10話終了。 season2がHuluで配信される事は最初からアナウンスされていたので、地上波放送分はどこで区切りを付けるのかに一番興味が有ったのだが、8話から続く榊原の野望に、榊原の死をもって一応の区切りを付けるという形で終わらせていて、ではカーンの役割は何だったの?というモヤモヤは残ったけど、まあ星来は最上博士の尽力で生き延びる事が出来て、免疫力は普通レベル迄下がり、プロメテウスウイルスとインフルエンザウイルスを投与された為か、エルマー遺伝子も失われて本当に普通の子に戻ったとの事なので、小比類巻家としてはハッピーエンドだし、三枝と長谷部を相手にはしゃぐ星来と、その姿を見ながら微笑む小比類巻と最上と亜美の母という平和な構図で終わらせてくれたのも良かったと思う。 星来の体内で新型プロメテウスウイルスを作り出し、それをばら蒔く事でウイルスが人の生死を選別する公平な“最後の審判”を経て、生き残った人間が新しい世界を作って行くというのが榊原の思想だった。特殊な遺伝子を持つ人間の体内でしかこのウイルスは製造出来ない、というのがドラマ的な仕掛けだった訳だが、もしも新型コロナウイルスが人工の物なのだとしたら…とか考えた事のある身としては、切実さも感じたな。 ※羽住監督一人で撮り切った事に拍手を 脚本=関久代、福田哲平 演出=羽住英一郎
>> 218
【2022春ドラマ】
「花嫁未満エスケープ」10話まで終了。
今回は高校時代の深見とゆうの姿や関係性が描かれたが、前回迄に描かれ…
【2022春ドラマ】
「花嫁未満エスケープ」11話まで終了。
ゆうの母親は癌が全身に転移し、末期で打つ手が無いと担当医に告げられるゆう。
そんなゆうを支えたのは、ゆうの母親から見舞いに来てと誘われ、軽いノリでそれに応えて来ていた尚紀だった。
ゆうが自分と別れた事を母親に話していない事を知った尚紀は、「結婚しよう」。
勿論形だけだけど、ウェディングドレス姿を見せて安心させてあげよう、という事だったのね。
母親が何も気付いていなかったのかは謎だけど、母のウェディングドレスを自分でリメイクした事で、本来の夢だったデザイナーに挑戦する事を決意したゆう。
尚紀は口ではもう前に進んでいるみたいな事を言っていたけど、実際はまだゆうの事が好きなのね、多分。ちょっとは成長しているみたいだけど、この二人が結ばれる事は無いと思う。
というか、母親の死をきっかけにゆう自身の生き方への意識が変わったので。
今回一番びっくりしたのは、深見が工業大学の建築科を卒業していた事。えー、卒業アルバムのゆうの言葉に触発されて、独学で頑張ったんじゃなくて、大学を受け直したって事?それともゆうにはああは言っていたけど、本当は建築科を受けて合格していたって事?
何かを見落としていたのかな、ちょっと混乱してる。
脚本=桑村さや香 演出=堀江貴大
- << 252 【2022春ドラマ】 「花嫁未満エスケープ」全12話終了。 ずっと“誰かの特別”になりたいと思って生きて来たゆうの意識を変えたのは、母のウェディングドレスを自分様にリメイクした事だった。 「大切なのは自分の価値を自分が一番分かってあげる事」なのだと。 「もう二度と自分の幸せを他人に委ねる事の無い様に生きて行きたい」 結婚はしないと決めた訳ではなくて、好きになって、自分の生き方を変えなくてもお互いに幸せになれる相手とならするかもしれない、それがゆうの出した答えだった。 メロウズというブランドの服に強く惹かれてデザイン画を持ち込み、デザイナーとして採用されはしたが、オーナーデザイナーのお眼鏡に叶うデザインが描けていなかったゆうが、深見に会って「どんな事を考えてデザインしてるの?」と尋ねたら、「昔行ってた図書館の事はずっと頭にある。夢が生まれた場所だから」と返って来て、それがヒントになって原点に戻り、「自分を好きになる服を作ろう」と決めて、初めてオーナーデザイナーに認められるという流れは理解出来たが、それが何故あの服なのか?は正直分からなかった(苦笑) 最終回はゆうのモノローグによる説明台詞が多くて、ドラマとしてはイマイチだったな。 ※ゆうに“育てられた”尚紀を、「有りかな」と見直す堀田には笑ってしまった。 脚本=桑村さや香 演出=堀江貴大
【2022夏ドラマ】
取り敢えず初回は視聴予定の地上波ドラマ(月曜から曜日順)タイトル/主演
「競争の番人」杏、坂口健太郎
「魔法のリノベ」波瑠
★「消しゴムをくれた女子を好きになった。」大橋和也
「ユニコーンに乗って」永野芽郁
★「運命警察」片寄涼太、江藤萌生
★「パパとムスメの7日間」飯沼愛
「家庭教師のトラコ」橋本愛
「テッパチ!」町田啓太
★「僕の姉ちゃん」黒木華※全話配信済み
★「ちょこっと京都に住んでみた。」木村文乃
「六本木クラス」竹内涼真
「純愛ディソナンス」中島裕翔
「教祖のムスメ」茅島みずき※既に視聴中
「オクトー~感情捜査官 心野朱梨~」飯豊まりえ
「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」有村架純、中村倫也
「NICE FLIGHT!」玉森裕太
★「雪女と蟹を食う」重岡大毅
★「復讐の未亡人」松本若菜※全話配信済み
「空白を満たしなさい」柄本佑
「初恋の悪魔」林遣都、仲野太賀
「個人差あります」夏菜、白洲迅、新川優愛
★「彼女、お借りします」大西流星
「オールドルーキー」綾野剛
「新・信長公記〜クラスメートは戦国武将〜」永瀬廉
★印は24時以降に放送開始の深夜ドラマ
(関東の番組表より)
※まだ未発表の枠がいくつか有るので、分かり次第追記の予定
※月~木NHK「夜ドラ」8/22~
「あなたのブツがここに」仁村紗和
- << 248 【2022夏ドラマ】/【追記】 取り敢えず初回は視聴予定の地上波ドラマ★は深夜ドラマ タイトル/主演 「プリズム」杉咲花 ※NHKドラマ10枠 脚本=浅野妙子←「恋マジ」が自分には全く合わなかったので、ちょっと不安。 ★「ロマンス暴風域」渡辺大知 ※TBSドラマイズム枠 漫画原作、脚本=開真理←「シジュウカラ」を書いた人なので期待している。 以下は自分は観ないが情報として タイトル/主演 「トモダチゲームR4」美 少年 ※テレ朝オシドラサタデー枠 昨年の夏ドラマと同様、23時からの60分枠に拡大、従って土曜ナイトドラマ枠は休止 「赤いナースコール」佐藤勝利 ※テレ東ドラマプレミア23枠 秋元康企画枠のミステリー&ラブサスペンスで、キャストが佐藤勝利しか発表されていない。 「僕の大好きな妻」百田夏菜子 ※フジテレビ土ドラ枠で放送中。初回は観たが感想は書かずに離脱。 「刑事7人season8」東山紀之 以下は自分は観ない深夜ドラマ ★「何かおかしい」濱正悟※既に放送中 ★「みなと商事コインランドリー」草川拓弥 ★「量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-」与田祐希 ★「晩酌の流儀」栗山千明 ★「理想ノカレシ」大政絢※既に放送中 以下は視聴中の深夜ドラマ ★「ザ・タクシー飯店」渋川清彦 ※感想は書かないが視聴中。飯テロドラマ。 (関東の番組表より)
- << 249 【2022夏ドラマ】/追記 夏ドラマを調べていて気付いてしまったのだが、 NHK土曜ドラマ「空白を満たしなさい」柄本佑主演 6/25 22時~ 全5話 日テレ土曜ドラマ「初恋の悪魔」林遣都、仲野太賀W主演 7/16 22時~ の両方に柄本佑が出演していて丸被りなのだが…。 「空白…」が7/23で終わるので、被るのは「初恋…」の1~2話のみなのだけど、柄本さんは「初恋…」の方でも主要人物の一人なので、全く出さないという訳には行かないだろうし。どうするのだろう。 コロナ禍のドラマ撮影はスケジュールが狂ったり、放送日が決まらないまま取り敢えず先撮りしたりと、各局で四苦八苦しながら制作しており、一昔前だったら有り得なかった出演者の丸被りが起きてしまう原因になっている。 まあ昔と違って今は録画も出来るしTVerで無料視聴も出来るから、大騒ぎする程の事では無いのかもね。
>> 227
【2022春ドラマ】
「元彼の遺言状」10話まで終了。
前半はコメディー風味も加味した篠田の裁判員裁判、後半は篠田を殺人犯に仕立…
【2022春ドラマ】
「元彼の遺言状」全11話終了。
グダグダだったとまでは言わないけど、格好良く終わらせるのだったら、やはり前回を最終回にした方が良かったのにね。
何故蛇足の様な最終回をくっ付けたのか?
ドラマとしては晴れて透明人間から脱却し、本名で色々手続きが出来る篠田の喜びは描いておきたかった&本当は優しい人間である剣持の事を今一度強調して描き、綾瀬はるかのイメージを最後に上げておきたかった、という事なのかなと自分は想像したけど。(所謂大人の事情って事で)
このドラマの一つの特徴(だけど分かり難さの原因)でもある複数案件が同時進行し、剣持の失踪と黒丑の太客の件と篠田の詐欺被害の件が、最後に一つに収斂して行く様は面白かったけど、この他に津々井の娘の彼氏の失踪と、政治家の3億円紛失事件も同時進行していて、このスタイルに慣れて来たから理解は出来たけど、流石に多過ぎるだろうとは思った。
元彼の遺言状には二重の意味が有ったんだ!と分かってからは少し面白くなったけど、全体で観ると構成に凝り過ぎて分かり難くしてしまった印象が強い。
端的に表すと『策士策に溺れる』ってヤツだったなと。
脚本=杉浦憲明、脚本協力=伊吹一 演出=西岡和宏
>> 229
(続き)
「はい、結婚します」と即答した林太郎。(←あの陽子のプロポーズを受けてくれてありがとうという手紙は、こういう事だったのね)
…
【2022春ドラマ】
「持続可能な恋ですか?」全10話終了。
杏花が自室からリモートでヨガのレッスンをし、ヨガの精神として「足るを知る」という事があると話していたのを隣のリビングで聞いていた父の感想が、「自分が本当に求めている物を知らないと、足るを知るのも難しいんじゃないか?」←流石、言葉の伝道師!
林太郎は日本語を探求し続けている学者(辞書編纂者)だけど、知識をひけらかすのではなく、要所要所でボソッと呟く言葉が奥が深くて、心を掴まれるのよね。明里が骨格だけではなく、人柄に惹かれて行った気持ちはよく分かる。
颯は玉砕。杏花にとって最初(子供の頃)から家族に近い存在だった颯と、改めて結婚して家族になるのはやはり違うのかなと。
林太郎と明里の人前結婚式に割り込んで杏花にプロポーズ(しかも立ち聞きした颯のプロポーズの考え方“杏花ちゃんはそのままでいい”をパクった疑惑)、しかもキスまでしたのは、ドラマである事を割り引いても如何なものか、とは思ったけど、まあ着地点としては想像通りだった。
母親の役割は実母の安奈がしっかりと果たして行くのだから、杏花は晴太のパートナーとしてその輪に加わればいいのよ。(問題は子供を望んだ時にどうなるかだけどね)
林太郎と明里は“事実婚の週末婚”を選択、この余白を残した結婚は二人らしくて良かったな。
脚本=吉澤智子 演出=土井裕泰
>> 230
【2022春ドラマ】
「明日、私は誰かのカノジョ」10話まで終了。
1日4人の相手をして4万円、これなら母親にお金を返し楓にも会…
【2022春ドラマ】
「明日、私は誰かのカノジョ」11話まで終了。
楓の誕生日祝いの為に稼ぎたいと望んだ萌は、教師とJK(コスプレ)になって動画もOKというオプションの付いた客を相手にするが、「こんな姿、親には見せられないよねえ」「お母さ~ん、ごめんなさ~い」と煽る男の言葉に傷付き泣き出してしまう。
それでも何とか他の客をこなし、目標額をクリア。
誕生日当日、楓からのLINEに「もうすぐ着く。早く会いたい」と返信すると「桃花ちゃん、俺も早く会いたいよ」変換ミスかな、被りの客かな。
自分は客の中の一人でしかない。気付いていたけど気付かない振りをして来たのに、急に現実を突き付けられて、涙が止まらなくなる萌。グッドタイミングでみっこからのLINEが入る。
『あんたさあ、いつになったら顔見せに来るのよ!今夜はパリナイよ!』店の仲間の写真を見て、今度は泣き笑いに変わる萌。
萌が選んだのは楓が入口で待つホストクラブではなくて、みっこのバーだった。
「みっこの言う通り、大恋愛して来たよ」
髪型、メイク、ファッション全てが変わった萌を見て、恐らく全てを悟っているのだろうけど、とっても似合ってるわよと誉めて歓迎してくれるみっこ。ここがホーム。ここからリスタートすればいい。
ハルヒと罵り合い、互いの心を抉り合った優愛は遂にハルヒを切る。
(続く)
>> 244
(続き)
萌と会った優愛は、萌がもうホストクラブには行かないと聞き、それでも優愛ちゃんは友達だと思ってると言われると「えっ?ぬるっ」「何か冷めた。結局萌てぁはそっちの世界の人だったんだね」と、強烈な言葉を残して去って行った。
そして萌は実家に戻って行った。
誕生日、あの後楓は来ない萌にLINEをしようとして、自分のミスに気付いたのだろうか。何も要求して来ず、少しのサービスだけで喜んでお金を使ってくれる萌は、細客だけど楓の中ではきっと上客だった筈。
それでも萌は歯車の中の一人でしかなく、痛くも痒くもなかったのだろうか?ちょっと知りたい気もする。
この仕事に賭けた箭内夢菜の役作りと表現力に、心から拍手を送りたい。
次回は最終回。
久し振りに指名して来た壮太から、個人的に二日間レンタルしたいと言われた雪。
お金は払うし泊まりでも勿論変な事はしない、9日の1時に下田駅で待ってる、来るか来ないかはゆきちゃんが決めて。
当日、待つ壮太。ヒールの音が近付いて来る。雪が来た!
レンタル彼女をやっている雪を見るのが苦しかった筈だよね、壮太は。
分かっていて店を通さずに来たのだとしたら、罪な女だな、雪は。
脚本=三浦希紗 演出=酒井麻衣
- << 261 【2022春ドラマ】 「明日、私は誰かのカノジョ」全12話終了。 やはり雪は凄いわ、ちょっとやそっとでは揺らがない自分という物を持っている。 壮太という男を値踏みして安全圏で居られると判断し、店は通さなかったけど仕事として壮太の願いを受け入れた。 告白される事も想定内だったのだろうが、物の見事に初志貫徹をした。 嘘かもしれないよと後から煙に巻いた顔の傷痕の話(お腹を空かし、やっと帰って来た母親にこれで何か食べなと貰った200円で買って来たカップ麺、鍋にお湯を沸かし入れようと持ち上げた時にバランスを崩し、熱湯を浴びてしまった。酔った母親は泣き叫んでも起きてくれなくて、病院に行くのが遅れたから傷痕が残ってしまった)は、真実なのだろう。あの年齢であんなネグレクトを受けて育ったら、やはり誰も信じないだろうし自分の身は自分で守る、稼ぐ為にレンタル彼女は続けるけど、それで身を持ち崩したりは絶対にしない、そんな雪の強烈な意志が伝わって来た最終回だった。 それぞれ短いカットでは有ったけど、あくまでもぶれない優愛と彩、美容学校に進学し、今度こそぶれずに進んで行きそうな萌、そしてモデルの道に進んだリナと、他の4人のその後もきちんと見せてくれたのは良かった。 都会の手痛い洗礼を受けた萌だけど、帰れる実家が有るという描写には救われたわ。 脚本=三浦希紗 演出=酒井麻衣
>> 234
(続き)
やって来た警察官に連行される剛。
マスクを外していたし、吟子もお兄ちゃん呼びしていたので、特服=生徒会長の難破である事は結…
【2022春ドラマ】
「ナンバMG5」全10話終了。
警察に剛を引き取りに行き連れ帰った父は、「お前は嘘付かされてたんだな、俺らに」と、剛が家を出て行って初めてその事に気付いたと伝え、悪かったなと謝る。
剛も謝り両親とは和解したが、猛だけはまだ怒っていた。
校長は剛の退学処分を決定。
そこからは予想通り、深雪が先頭に立って剛の処分撤回を求めて同級生達が体育館に立て籠り、桐山の「推薦取り消し」の脅しに屈して多くが離脱するが、今度は牧野が生徒を引き連れて加勢し、外からは大丸が音頭を取って処分撤回を要求。
その頃伍代は猛と会い、毒付く猛を一発殴り「難破のヤツもバカで単純だったら良かったのにな、あんたみたいに」と言って去って行く。
伍代に殴らせた時点で、猛の気持ちは十分伝わって来た。
白百合ではどんどん騒ぎが大きくなった事で桐山が校長を説得、退学処分は一旦取り消しになった。
それを直接伝える深雪に、1年の最初に借りたままになっていた消しゴムを返す剛。このシーンが切なかった。ずっと本気で好きだったから持ち続けていた深雪の消しゴムを返したのは、白百合のみんなに迷惑を掛けたからもう戻れないと思い込んでいたから。
でも深雪はみんなは難破くんに感謝している、一緒に卒業しようと説得。「約束して。もう喧嘩はしないって」と、深雪から指切りをして、やっと笑顔になる剛。
(続く)
>> 246
(続き)
そんな剛にグレが仲間を引き連れて襲って来る。大丸と伍代に逃げろ!と言われて、今回は素直に逃げるのだが捕まってしまい、でも深雪との約束通り絶対に手を出さない剛。調子に乗ったグレが金属バットで殴り掛かろうとしたその時、猛がそれを止め、あっという間に相手をボコボコにしてしまう。(←多分時間の関係で端折ったのだと思うけど、伍代達が猛を呼んだのだと思う)
目に涙を一杯に溜めて、「おめえの話を聞こうともしなかった、悪かった」と素直に謝る猛にグッと来た。
最初はこんな涙無しには観られないドラマになるなんて、思ってもみなかったので、正直驚いている。
伍代、大丸と拳を交わした末にダチになり、二重生活を知った彼らが、バレそうな危機になると誤魔化してあげたりして、どんどん剛の心の支えになって行く所も、逆に彼らにとっても強くて優しい剛が、掛け替えのない存在になって行く所も、本当に自然な感じで変化して行くのがとても良かった。
そもそもの難破家の喧嘩上等設定については、何故だったのかはイマイチ理解出来ていなかったのだが、(←両親が元ヤンキーだったにせよ、あそこ迄行くか?普通って(笑))嘘が嫌いで情には厚く、自分が間違っていたと理解出来れば素直に謝るという姿をきちんと見せてくれたので、もうそれで十分だ。
※卒業式は…映画かな?
脚本=金澤達也 演出=本広克行
>> 241
【2022夏ドラマ】
取り敢えず初回は視聴予定の地上波ドラマ(月曜から曜日順)タイトル/主演
「競争の番人」杏、坂口健太郎
「魔法…
【2022夏ドラマ】/【追記】
取り敢えず初回は視聴予定の地上波ドラマ★は深夜ドラマ
タイトル/主演
「プリズム」杉咲花
※NHKドラマ10枠 脚本=浅野妙子←「恋マジ」が自分には全く合わなかったので、ちょっと不安。
★「ロマンス暴風域」渡辺大知
※TBSドラマイズム枠 漫画原作、脚本=開真理←「シジュウカラ」を書いた人なので期待している。
以下は自分は観ないが情報として
タイトル/主演
「トモダチゲームR4」美 少年
※テレ朝オシドラサタデー枠 昨年の夏ドラマと同様、23時からの60分枠に拡大、従って土曜ナイトドラマ枠は休止
「赤いナースコール」佐藤勝利
※テレ東ドラマプレミア23枠 秋元康企画枠のミステリー&ラブサスペンスで、キャストが佐藤勝利しか発表されていない。
「僕の大好きな妻」百田夏菜子
※フジテレビ土ドラ枠で放送中。初回は観たが感想は書かずに離脱。
「刑事7人season8」東山紀之
以下は自分は観ない深夜ドラマ
★「何かおかしい」濱正悟※既に放送中
★「みなと商事コインランドリー」草川拓弥
★「量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-」与田祐希
★「晩酌の流儀」栗山千明
★「理想ノカレシ」大政絢※既に放送中
以下は視聴中の深夜ドラマ
★「ザ・タクシー飯店」渋川清彦
※感想は書かないが視聴中。飯テロドラマ。
(関東の番組表より)
>> 241
【2022夏ドラマ】
取り敢えず初回は視聴予定の地上波ドラマ(月曜から曜日順)タイトル/主演
「競争の番人」杏、坂口健太郎
「魔法…
【2022夏ドラマ】/追記
夏ドラマを調べていて気付いてしまったのだが、
NHK土曜ドラマ「空白を満たしなさい」柄本佑主演
6/25 22時~ 全5話
日テレ土曜ドラマ「初恋の悪魔」林遣都、仲野太賀W主演
7/16 22時~
の両方に柄本佑が出演していて丸被りなのだが…。
「空白…」が7/23で終わるので、被るのは「初恋…」の1~2話のみなのだけど、柄本さんは「初恋…」の方でも主要人物の一人なので、全く出さないという訳には行かないだろうし。どうするのだろう。
コロナ禍のドラマ撮影はスケジュールが狂ったり、放送日が決まらないまま取り敢えず先撮りしたりと、各局で四苦八苦しながら制作しており、一昔前だったら有り得なかった出演者の丸被りが起きてしまう原因になっている。
まあ昔と違って今は録画も出来るしTVerで無料視聴も出来るから、大騒ぎする程の事では無いのかもね。
>> 236
(続き)
窓越しに誰かが落ちて行くのが見える。
これで分かった。落ちたのはネックレスを盗んで持っていた亜紀。初回のあの救急車で運ばれ…
【2022夏ドラマ】
「教祖のムスメ」4話まで終了。
和宏が書いた週刊新春の“ナユタの民”に関するスクープ記事が、結果的にこのカルト教団を潰す端緒となったらしく、沙羅(成宮零)にとっては和宏は父の仇で有り、復讐をする為に子供達の通う高校に転校して来たのは間違い無さそうだ。
前回、いちかは亜紀が落ちてから屋上に来たのだと思っていたら、もっと前から来ていて沙羅と亜紀の話を立ち聞きしていた事が分かる。「恩人だから沙羅を信じる」と言ったいちかだが、沙羅は刑事の聞き取りでいちかが疑われる様な証言をし、一真にも「いちかは亜紀を突き落とす様な事はしないから、屋上でいちかを見たなら本当の事を話した方がいい」と勧めて、結果的に一真が沙羅の証言を補強した為に、いちかは刑事に疑われる事に。この辺りの真綿で首を絞める様な沙羅の手口にはぞっとする。
学校を休んだいちかは、父親の部屋で“ナユタの民”の記事のゲラを見付けて読む。
警察が公表した被害者20人の名前と年齢の一覧に目を止めたいちかは「嘘でしょ!?」
大野京子(31)の事か?亡くなっているいちかの母親の名前も同じ京子なので、もしかしたら入信した事で離婚して旧姓に戻っていたという事か?
もしそうなら、何故和宏は当時スクープ記事を書けたのか?今、教祖の記事を出す事に消極的なのは何故なのか?の理由になるのではないだろうか。
(続く)
- << 251 (続き) いちかは元信者の松尾(山中崇)に話を聞きに行き、その帰りに一真への電話中に、自分を狙って突進して来た車に轢かれてしまう。 「いちか?」「いちか!」叫ぶ一真を階段の下から見上げながら、何が起きたのか分かっているかの様にニヤリとする沙羅。 沙羅が松尾に命じたのか? いちかは一真に、沙羅の正体や父親の記事の事等を電話で伝えてはいたので、一真がきちんと理解していれば、今度は一真が調べるか、もしくは父親に話す事になるだろう。 一真が狙われるのと、父親が全てを悟るのとどちらが先か? 沙羅の次なる狙いとは? 次が観たくなる仕掛けがきちんと施されているのが凄い。 ※亜紀の兄の中野隼人が、他の刑事と二人で生徒の聞き取り調査をしていたので、正式な捜査の一環だと思うのだが、警察官は身内の絡む事案の捜査からは外されるという規定って無かったっけ? 脚本=相馬光 演出=金井紘
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貧乳なのに1レス 99HIT 匿名さん
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毎日0レス 60HIT 匿名さん
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栃木県那須町夫婦遺体遺棄事件6レス 189HIT 匿名さん (♂)
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🌵🌸俳句を作ってみよう🌷🪴1レス 79HIT 豆たろう
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🍀🐬🍧統合失調症の部屋🌷🐦☘️2レス 116HIT 仲良しパンダさん
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🍀🐬🍧統合失調症の部屋🌷🐦☘️
https://bontoku.com/meigen-testoste…(仲良しパンダさん0)
2レス 116HIT 仲良しパンダさん -
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大谷に嫉妬 僻み急増中 大谷に欠点無し! (匿名さん0)
367レス 3721HIT 匿名さん -
🔥🔥🔥続き(43)🌸🎀🌸🎀
それから、私はM里にも注目しましたが、もしも今、彼女が本当に酷い生活を…(匿名さん0)
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駄目だ
メガネのショートカット【お喋りさん】も。 基本的に俺は余り話せない。…(マニュアル使い)
341レス 6308HIT マニュアル使い (50代 ♂) -
フィクションとノンフィクションの境目
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56レス 1596HIT 登場人物A6 名必
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