記憶か記録か…ドラマ日記 8
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連ドラの感想、まとめ等
シーズン毎に記録して行くスレです。
基本、連ドラ対象ですが、その他のドラマを取り上げる事もあるかもしれません。
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【2024秋ドラマ①】〈途中経過〉
(月曜から曜日順)タイトル/原作/脚本/演出/主演/※脚本演出は複数の場合メインのみ記載
◎多分全話観る ◯全話観るかも □微妙 ✕視聴離脱した △初回を観てから
月〜木(深夜迄)
「嘘解きレトリック」漫画/武石栞/西谷弘/鈴鹿央士、松本穂香 ◎
「モンスター」無し/橋部敦子/三宅喜重/趣里 △
★「Qrosの女」小説/服部隆/守屋健太郎/桐谷健太 ✕
「オクラ」無し/武藤将吾/柳沢凌介/反町隆史、杉野遥亮 ◯
「宙わたる教室」小説/深井香織/吉川久岳/窪田正孝 ◎
「あのクズを殴ってやりたいんだ」無し/泉澤陽子/岡本伸吾/奈緒 □
★「スノードロップの初恋」無し/まなべゆきこ/紙谷楓/宮世琉弥 ◎
★「ウイングマン」漫画/山田能龍/坂本浩一/藤岡真威人 △
「全領域異常解決室」無し/黒岩勉/石川淳一/藤原竜也 ◯
「ザ・トラベルナース」無し/中園ミホ/金井紘/岡田将生 △
「わたしの宝物」無し/市川貴幸/三橋利行/松本若菜 △
★「オクトー~感情捜査官 心野朱梨~S2」無し/三浦駿斗/中茎強/飯豊まりえ □
★印は23時以降に放送開始の深夜ドラマ
(関東の番組表より)
(続く)
【2024秋ドラマ②】〈途中経過〉
(金曜から曜日順)タイトル/原作/脚本/演出/主演/※脚本演出は複数の場合メインのみ記載
◎多分全話観る ◯全話観るかも □微妙 ✕視聴離脱した △初回を観てから
金〜日
「D&D~医者と刑事の捜査線~」無し/真野勝成/星野和成/藤木直人 △
「ライオンの隠れ家」無し/徳尾浩司/坪井敏雄/柳楽優弥 ◎
★「無能の鷹」漫画/根本ノンジ/村尾嘉昭/菜々緒 □
★「離婚弁護士スパイダー~慰謝料争奪編~」無し/国井桂/及川拓郎/高橋メアリージュン ✕
「放課後カルテ」漫画/ひかわかよ/鈴木勇馬/松下洸平 △
「3000万」無し/WDRプロジェクト/保坂慶太/安達祐実 ◯
★「私たちが恋する理由」漫画/山田由梨/湯浅弘章/菊池風磨 △
★「バントマン」無し/矢島弘一/千葉行利/鈴木伸之 △
★「離婚後夜」小説・漫画/遠山絵梨香/佐藤快磨/佐野晶哉 △
「海に眠るダイヤモンド」無し/野木亜紀子/塚原あゆ子/神木隆之介 △←◎になると予想
「マイダイアリー」無し/兵藤るり/穐山茉由/清原果耶 △
「若草物語 恋する姉妹と恋せぬ私」小説/松島瑠璃子/猪股隆一/堀田真由 ✕
※当初視聴予定だったが、今回の①②リストに既に無いドラマは、初回の途中で視聴離脱したのでノーカウント扱いにした為
★印は23時以降に放送開始の深夜ドラマ
(関東の番組表より)
【2024秋ドラマ】
「全領域異常解決室」(CX)出演=藤原竜也、広瀬アリス、ユースケ・サンタマリア、小日向文世 他
オリジナル作品。《水10・54分枠》(全話数不明)※初回は15分拡大
【シャドーマンと神隠し事件】
超常現象とか日本神話とかに興味が有ったり好きだったりする人なら、散りばめられた隠れヒントとかに気付いたりして、より深く楽しめるのかなと、そっち方面には疎く興味も無い私は思ったりしたのだけど。
そういう視聴者にも配慮してなのか、初回はヒルコ(蛭子神)を名乗る者が起こしていると思われる遺体無き8件の神隠し事件の内、新しい3件の事件については模倣犯で有り、その動機も犯行形態も、主人公である全領域異常解決室(通称全決)室長代理の興玉(藤原竜也)が、超常現象に関するスペシャリストというよりは、頭の切れる刑事並みの推理力で全容解明してしまうという、分かり易い話がメインになっていて、私でも付いて行けたので一安心。
今の人間は「自分の都合のいい情報だけ受け取って、都合のいい解釈をして、必死に答えを見付けようとする、だから世の中が息苦しい」なんて苦言も、興玉の言葉としてサラッと入れ込んであったりして、中々侮れない。
5件の神隠し事件は未解決だし、異動の理由が分からないと言う広瀬アリスは、実は“見える人”みたいだし、次も楽しみに待ちたい。
脚本=黒岩勉 演出=石川淳一
【2024秋ドラマ】
「ライオンの隠れ家」(TBSスパークル,TBS)出演=柳楽優弥、坂東龍汰、佐藤大空、向井理、尾野真千子 他
オリジナル作品。《金曜ドラマ・54分枠》(全話数不明)
【「ライオン」との出会い】
松本Pの話だとテーマは「愛の掛け違い」で、家族ときょうだいの愛と絆が変化していく様を描くヒューマンサスペンスとの事。
脚本の一戸慶乃さんについては初めて目にする名前だったので検索したら、インタビュー記事が有って、それによると最初はスタッフとしてプロット作りから参加し、脚本家が徳尾浩司に決まってからも本打ち等にも参加、意見を出していたら脚本も書いてみないかと言われたそうで、徳尾浩司とチームを組み、どちらかが初稿を書いたらそれを叩き台にチームで完成する方式を取っているとの事。最近はこういう形が増えて来たのね。
でもこう言っては何だが、最近イマイチだった徳尾さんにしては、ヒューマンタッチとサスペンスが上手く絡み合い、少しもダレる事の無い仕上がりになっているのは、一戸さん効果なのかなとか思ったりして…。
松本Pの話を素直に受け取れば、ライオンくんは主人公の異母姉・愛生と橘の息子で、橘のDVから守る為に母子で逃げ、息子だけ弟の家に行かせたのかなと思うのだが、何か捻りが有りそうな気もするし…。
期待が持てそうな初回だった。
脚本=徳尾浩司、一戸慶乃 演出=坪井敏雄
【2024秋ドラマ】
「無能の鷹」(EX,MMJ)出演=菜々緒、塩野瑛久、工藤阿須加、井浦新 他
はんざき朝未の漫画原作。《金曜ナイトドラマ・60分枠》(全話数不明)
【無能ですが何か?脱力系オフィスコメディ爆誕】
有能オーラを纏い、いかにも仕事が出来そうに見えるのに、パソコンは全く使えずコピーすらまともに取れない、見掛け倒しの新入社員の鷹野。これを演じるのが菜々緒というのがこのドラマの最大のミソであり、爆笑ポイント。
菜々緒があの感じで微笑み、綺麗な言葉遣いで挨拶をすれば、営業先は勝手に有能と判断し、門前払いはせずに取り敢えず話は聞きましょうという姿勢になるのが一番面白かった。
同期で中身は有能なのに風采が上がらず、話も下手で無能に見えてしまう鶸田(塩野瑛久)。塩野くん自体はイケメンだから、多分ウイッグを着けて、オドオドした感じの役作りをしているのだけど、自信の無さをモノローグで語らせる部分が多く長いので、観ていて苛々して来るのが勿体無かった。
こんなわざとらしくしなくても、モノローグ無しの演技力だけで何とか出来るんじゃないかな。
菜々緒のナチュラルな破壊力が凄くて面白いので、周りもやり過ぎない方がいいと思うのだけど…。
次を観てから離脱するか考える。
脚本=根本ノンジ 演出=村尾嘉昭
【2024秋ドラマ】
「放課後カルテ」(NTV)出演=松下洸平、森川葵、ホラン千秋、田辺誠一 他
日生マユの漫画原作。《土ドラ9・54分枠》(全話数不明)
【保健室にはなるべく来ないでもらいたい】
公式サイトによると、『小学校を舞台に、口も態度もでかい小児科医・牧野(松下洸平)が、その観察眼で“言葉にできないSOS”を見抜き、未来へ向かう子ども達の背中を押す保健室ヒューマンドラマ』という事で、初回に関して言えば公式サイトの惹句通りの内容だったし、牧野に関しては(その経緯は視聴者には伏せられているが)、医局長に命じられて保健室勤務になった事が相当不本意らしく、教師に対しては勿論、子ども達に対して迄態度はぶっきらぼうで口調は冷たく、これ一体どうなるの?と出だしは不安だったのだが、この先生、病気にだけは迅速に真摯に熱心に向き合い、病気のきっかけや原因の一つでもある、嘘つき呼ばわり等でストレスを掛けた者は、例え子どもでも有耶無耶にせず厳しく指摘する、そういう先生だったのでこれなら次も観ようかなと思えた。
ただ、野咲(増田梨沙)がナルコレプシーを発症してる事について、母親が夜更かしするから眠くなるとしか思わなかったというのは変よね。生あくびを繰り返してるなら分かるけど、食事中に急にパタッと寝るのよ?それが重なれば絶対変だと思うよね、普通。
脚本=ひかわかよ 演出=鈴木勇馬
【2024秋ドラマ】
「バントマン」(東海テレビ,FOD)出演=鈴木伸之、倉科カナ、坂東彌十郎 他
オリジナル作品。《土ドラ・55分枠》(全話数不明)
【フルスイングこそふさわしい】
うーん、初回にしては中身が薄く掴み所が無くて、2/3辺りで眠気が…。
あの社長(坂東彌十郎)の言っている事は分かるのだけど、その理想に対して大翔(鈴木伸之)をどう使いたいのかがさっぱり分からず、モヤッとしている。
3万人企業の社長なのに、総務課の一社員・根鈴(倉科カナ)の仕事振りを、あれだけ観察する暇がよく有るなとは思ったが、彼女を犠牲的精神が必要な新部署のリーダーにというのはまだ分かるけど、大翔の何を見てオファーをしたのか、目的すら見えて来ないので確かめる為に次回も観てみるけど、期待していた内容、想像していたドラマとは違うみたいなので、今のところは継続視聴するかは微妙だな。
脚本=矢島弘一 演出=千葉利行
【2024秋ドラマ】
「モンスター」(カンテレ,MMJ)出演=趣里、ジェシー、YOU、古田新太 他
オリジナル作品。《月10・54分枠》(全話数不明)※初回は15分拡大
【悪意の所在】
『まるでゲーム感覚で法廷闘争に立ち向かう様を描く痛快リーガルエンターテインメント』で『主人公自身が型破りなモンスターだからこそ、人間がモンスターになる瞬間を見逃さない』そういうドラマらしい。
初回は自殺した恋人への、直前の“死ねよ”“飛び込めよ”等、連続で執拗に送られたメッセージが殺人教唆に問われた塩屋(萩原利久)を弁護する話。
高校生で司法試験に受かり弁護士の資格を持つという設定は、チラチラと別のドラマを思い浮かべるけど、こちらは10年のブランクを経て弁護士をやってみる気になったというのがミソで、その間に何をやりどんな人生経験を積んで来たのかは明かされていないけど、のほほんと生きて来たのではないみたいだなというのは想像出来るし、推理力も高そうだし頭の回転も良さそうというのも伝わって来る。
そして有りがちな一匹狼的な行動で、常識的な事務所の仲間を振り回す。
事件の背景自体は分かり易くて拍子抜けだったけど、最後に自殺の背中を押したのは“彼女のカウンセラーの禁断の一言”という、本当のモンスターを明らかにするのが、多分このドラマの真骨頂なのだろうね。
脚本=橋部敦子 演出=三宅喜重
【2024秋ドラマ】
「ザ・トラベルナース」(EX)出演=岡田将生、中井貴一、山崎育三郎、寺島しのぶ 他
オリジナル作品。《木曜ドラマ・54分枠》(全話数不明)※初回は6分拡大
【最強コンビ復活!常識をブチ壊す!】
ちゃんとSeason1の続き(静の手術の為にNYに旅立った二人。歩もNPとして参加した手術は成功。リハビリも無事終了し静は退院。病院の前を二人で歩きながら、早速お約束の口論w)から観せてくれて、一気にあの世界観に浸る事が出来た。
歩は西東京総合病院にフリーランスのナースとして赴任。静も一緒なのかと思ったら時間差で登場するのね。
歩は初出勤途中で倒れている患者に遭遇。処置をして救急車に同乗して出勤という、これもお約束パターン。
この患者が汚職やパワハラで解任された前院長の大田黒だった事から、現院長の薬師丸(育三郎)は入院を拒否して二人はバッチバチ。
大田黒役の内藤剛志が、大声で言いたい放題、傍若無人振りを強調して演じているので、その対比として現院長は、当初は改革派の清廉潔白な人物として映るのだが、本当はどうもそうでも無さそうで…。
という事で、結局遅れてナースとして合流した静が、“院長の改革”を改革する為に今回も裏で色々動くのだろうね。
旧メンバーの役者さんも何人か残っているし、安定の面白さだった。
脚本=中園ミホ 演出=金井紘
【2024秋ドラマ】
「D&D~医者と刑事の捜査線~」(TX,PROTX,製作委員会)出演=藤木直人、寺島進、早見あかり、大塚寧々 他
オリジナル作品。《ドラマ9・54分枠》(全話数不明)※初回は10分拡大※夜8時〜のドラマ8枠が夜9時〜のドラマ9枠に移行
【連続殺人の謎と銃撃犯の秘密】
脚本の真野氏の過去作を見ると殆どが事件・警察物なので、この手の事件物を書くのは手慣れているだろうし、表に出て来た事実が二転三転し、隠された真実が炙り出されるというストーリーは、過去に観て来た事件物の寄せ集めみたいな感じもしたけど、まあそれなりに楽しめたし、刑事に組み合わせたのが医者というのも、被害者も被疑者も病院に搬送される事が多いし、目新しさは無いのだが、この医者(院長代理)は赤字の病院を立て直す為に呼ばれた設定で(医療行為もしてたけど)、そこは少し捻りを入れたかったのかも。
初期設定の紹介がてらの拡大版だけでは評価は出来ないので、次回を観てから離脱するかどうかは決めたい。まあ初回に関しては、これはずっと観ておきたいみたいな要素は特には無かったかな。
脚本=真野勝成 演出=星野和成
【2024秋ドラマ①】〈途中経過〉
(月曜から曜日順)タイトル/原作/脚本/演出/主演/※脚本演出は複数の場合メインのみ記載
◎全話視聴予定 ◯全話観るかも □微妙 ✕視聴離脱した △初回を観てから
月〜木(深夜迄)
「嘘解きレトリック」漫画/武石栞/西谷弘/鈴鹿央士、松本穂香 ◎
「モンスター」無し/橋部敦子/三宅喜重/趣里 ◎
★「Qrosの女」小説/服部隆/守屋健太郎/桐谷健太 初回のみで✕
「オクラ」無し/武藤将吾/柳沢凌介/反町隆史、杉野遥亮 ◯
「宙わたる教室」小説/深井香織/吉川久岳/窪田正孝 ◎
「あのクズを殴ってやりたいんだ」無し/泉澤陽子/岡本伸吾/奈緒 2話迄で✕
★「スノードロップの初恋」無し/まなべゆきこ/紙谷楓/宮世琉弥 ◎
★「ウイングマン」漫画/山田能龍/坂本浩一/藤岡真威人 △
「全領域異常解決室」無し/黒岩勉/石川淳一/藤原竜也 ◎
「ザ・トラベルナース」無し/中園ミホ/金井紘/岡田将生 ◎
「わたしの宝物」無し/市川貴幸/三橋利行/松本若菜 初回のみで✕
★「オクトー~感情捜査官 心野朱梨~S2」無し/三浦駿斗/中茎強/飯豊まりえ まだ微妙だけど一応◯
★印は23時以降に放送開始の深夜ドラマ
(関東の番組表より)
【2024秋ドラマ】〚視聴離脱したドラマ〛
「Qrosの女」初回のみで視聴離脱。
週刊キンダイ芸能班の敏腕記者栗山(桐谷健太)が、どうスクープを取って来るのか、裏側を見せるドラマ。栗山の設定はいいのだけど、政治班から異動して来たばかりの矢口の設定が態とらしく、演じる影山拓也が下手なので余計に苛々が募り、もういいやとなってしまった。
脚本=服部隆 演出=守屋健太郎
「あのクズを殴ってやりたいんだ」2話迄で視聴離脱。初回の感想は⑦のNo.499に記載。
2話は急にご都合主義マシマシで、ほこ美と海里がバッタリ会い過ぎで一気にシラケた。あと、海里のアシスタントの悟は、ほこ美の親友・撫との初デート位のタイミングで、「海里さんは人を殺した…」なんてペラペラ有り得ん。脚本の穴が玉森くんの色気だけでは補えなくなって来てたので離脱した。
脚本=泉澤陽子 演出=岡本伸吾
「わたしの宝物」初回のみで視聴離脱。
脚本自体に深みが無く、上辺だけでズンズン話が進行して行くので、役者さんには気の毒な面も有ったけど、美羽と冬月がどうしてそんなに相手を求めるのかが上手く伝わって来なかった。輪を掛けて深澤くんの演技が棒で…以下自粛。演技で役の魅力が出せる人(同年齢位なら例えば前田公輝とか)にして欲しかった。田中圭のモラハラ夫は上手かっただけに勿体無いなと。
脚本=市川貴幸 演出=三橋利行
【2024秋ドラマ②】〈途中経過〉
(金曜から曜日順)タイトル/原作/脚本/演出/主演/※脚本演出は複数の場合メインのみ記載
◎全話視聴予定 ◯全話観るかも □微妙 ✕視聴離脱した
金〜日
「D&D~医者と刑事の捜査線~」無し/真野勝成/星野和成/藤木直人 □
「ライオンの隠れ家」無し/徳尾浩司/坪井敏雄/柳楽優弥 ◎
★「無能の鷹」漫画/根本ノンジ/村尾嘉昭/菜々緒 2話迄で✕
★「離婚弁護士スパイダー~慰謝料争奪編~」無し/国井桂/及川拓郎/高橋メアリージュン 初回のみで✕
「放課後カルテ」漫画/ひかわかよ/鈴木勇馬/松下洸平 ◯
「3000万」無し/WDRプロジェクト/保坂慶太/安達祐実 ◯
★「私たちが恋する理由」漫画/山田由梨/湯浅弘章/菊池風磨 初回のみで✕
★「バントマン」無し/矢島弘一/千葉行利/鈴木伸之 □
★「離婚後夜」小説・漫画/遠山絵梨香/佐藤快磨/佐野晶哉 ◯
「海に眠るダイヤモンド」無し/野木亜紀子/塚原あゆ子/神木隆之介 ◎
「マイダイアリー」無し/兵藤るり/穐山茉由/清原果耶 ◎
「若草物語 恋する姉妹と恋せぬ私」小説/松島瑠璃子/猪股隆一/堀田真由 初回のみで✕
※当初視聴予定だったが、今回の①②リストに既に無いドラマは、初回の途中で視聴離脱したのでノーカウント扱いにした為
★印は23時以降に放送開始の深夜ドラマ
(関東の番組表より)
【2024秋ドラマ】〚視聴離脱したドラマ〛
「無能の鷹」2話迄で視聴離脱。
脱力系も過ぎるとやっぱり笑えないわ。鷹野を英語ペラペラと誤解して、相手の態度がガラリと変わるのは面白かったけど、仕事中にずっとペン回しの練習をしてる事迄周囲が許容する世界観は流石に…。
脚本=根本ノンジ 演出=村尾嘉昭
「離婚弁護士スパイダー」初回のみで視聴離脱。
ドラマとしては整合性が取れていて、きちんと作られてはいるのだけど、やっぱり30分枠で離婚事案を請け負って、依頼者の要望を叶える結果を出す所迄一気にというのは無理がある。中身が軽過ぎ。
脚本=国井桂 演出=及川拓郎
「私たちの恋する理由」初回のみで視聴離脱。
イヤイヤ何?このドラマ。離脱したドラマにあれこれ言っても仕方ないので…以下自粛。
脚本=山田由梨 演出=湯浅弘章
「若草物語 恋する姉妹と恋せぬ私」初回のみで視聴離脱。
主人公の人物像に全く魅力を感じなかった。他にこの人の事を知りたいと思える様な登場人物も居なかったので、次も観たいとは思えなかった。
脚本=松島瑠璃子 演出=猪股隆一
【2024秋ドラマ】
「海に眠るダイヤモンド」(TBSスパークル,TBS)出演=神木隆之介、斎藤工、杉咲花、池田エライザ、清水尋也、土屋太鳳、宮本信子 他
オリジナル作品。《日曜劇場・54分枠》(全話数不明)※初回は25分拡大
以前、今は廃墟となった世界文化遺産の軍艦島を取り上げた番組、EXの「博士ちゃん」は観ていたので、活気の有った当時の島での暮らしを背景にした話になるらしいと知って楽しみにしていたドラマ。
と思っていたら、2018年の東京から話が始まり、ホストの玲央を老婦人のいづみが長崎に誘い、そこから軍艦島ツアーで小型船に乗り、廃墟の島を観たいづみが泣き崩れ困惑する玲央。これでいづみは元島民だったのだなと想像はつく。
ドローンで上空から映した廃墟の島が徐々に色付き、当時の活気付く島が再現された時はワクワクが止まらなかった。ああ、これから始まるんだって。
“鉄は国家なり”を良質な石炭で支えて来たという自負が島民には有るのに、大学で初めて都会に出たら炭鉱員は差別される側だったと知り、主人公達が悔し涙にくれるシーンが胸に刺さった。島だけで生活が成り立ち、高校も隣の島に有る分校だから、ある意味純粋培養で育った様なもの。
この経験が島での就職を主人公に選ばせたのね、きっと。
考察とかより、当時の彼らの生活や精神性を私は深く知りたい。
脚本=野木亜紀子 演出=塚原あゆ子
- << 24 【2024秋ドラマ】 「海に眠るダイヤモンド」2話迄終了。(2話は15分拡大、日シリ中継の為30分繰り下げ放送) 【スクエアダンス】 現代(2018年のいづみと玲央)を結構入れ込んで来るけど、玲央の堂々巡りが続いているだけで話は進まない。玲央も自戒していたけど、選ぼうと思えば他の仕事もあるし他の土地にも行けるのに、何故あそこにとどまり動こうとしないのか。 1955年の端島は島民で溢れ返り、仕事も限られたものしか無い。実質的な閉塞感は現代より当時の端島の方が上だった様に思うのだが、島の生活は活気に溢れ人々の顔は明るく見える。この違いは何なのかと考えると、得られる情報量が違い過ぎるから…なのかなと。 戦後10年、これからは右肩上がりで収入も増え、生活も良くなって行くと皆が信じる事が出来た時代。 方やネットに繋げば、指一本で世界中の情報が個人で得られる現代。知り過ぎてしまう事で勝手に感じてしまう閉塞感に、押し潰されそうになる事って有るのかなと思う。 飲料水の確保とか台風被害とかどうしてたんだろうという疑問には、今回描いて答えてくれていた(映像がリアルで凄かった)。生活は大変だよね、やっぱり。 もう一つ分かったのは島の恋模様。どうやら百合子→賢将→朝子→鉄平→リナ→進平の、片想いの連鎖っぽい。いづみは百合子で、玲央はリナと進平の孫と予想してみる。 脚本=野木亜紀子 演出=福田亮平
【2024秋ドラマ】
「マイダイアリー」(東映,ABC)出演=清原果耶、佐野勇斗、吉川愛、見上愛、望月歩 他
オリジナル作品。《日10ドラマ・54分枠》(全話数不明)
【ポップコーンと優しさ】
事前に公式サイトを覗いたら“ヒーリングドラマ”とか、“社会人1年目となった主人公が各話、些細なきっかけで過去の大切な思い出を振り返る構成”とか書いてあるけど、何かボヤッとしていてよく分からないドラマという認識だったのだが…。
蓋を開けてみたら、主人公(優希=清原果耶)が思い出すのは2年前の大学3年生の4月からの出来事で、何故2年前なのかと言うと、3年に編入して来た“数学のギフテッド”の広海(佐野勇斗)と出会い、彼が置き忘れたバッグを返す為に、彼を捜す過程で虎之介(望月歩)とも知り合い、元々の学部仲間で友人のまひる(吉川愛)と愛梨(見上愛)を含めた5人の緩いグループが出来上がった時期だったから。
感情表現は下手だけど心根は優しい広海や、根っから明るくてフレンドリーな虎之介と知り合った事で、彼氏に振られたばかりで落ち込んでいた優希も平常心を取り戻して行く。
毎回、彼らに起きた出来事や絆とかが淡々と描かれて行くのかな?まあ青春群像劇なんだろうね。でも人物設定に嫌な所は無かったし、台詞も自然で良かったので、これは継続視聴決定。
脚本=兵藤るり 演出=穐山茉由
【2024秋ドラマ】〚視聴離脱したドラマ〛
「ウイングマン」初回のみで視聴離脱。
“アクション監督の第一人者”が監督をするヒーロー物という事で、取り敢えず様子見をしようと思って観たのだが、思っていたより緩いし、ヒーロー物に進む前段階の時点で“あっ、これは合わないな”と思ったので、さっさと視聴離脱した。
脚本=山田能龍 演出=坂本浩一
「D&D~医者と刑事の捜査線~」2話迄で視聴離脱。
初回の感想にも書いたのだけど、そこそこは面白い、でも内容が既視感有りでフックになる様な物がない。主人公は病院再建の為に招かれたというのがフックになるのかなと期待したが、2話なんかその話は何処かへ行ってしまっていたし…。それなら今期は警察物、それに類する物が他に3本有るので、これは観なくていいかなと視聴離脱した。
脚本=谷口純一郎 演出=星野和成
「バントマン」3話迄で視聴離脱。
うーん、やっぱり櫻田社長が考え付いた、新福利厚生プロジェクトにおける主人公(中日から戦力外、プロからの誘いは無いがまだ諦め切れない)の扱い方が、3話が終わってもまだ不透明の中途半端で、飽きてしまったのでもういいかなと視聴離脱した。
脚本=矢島弘一 演出=千葉行利
【2024秋ドラマ】〚視聴継続するドラマ〛
【月】
「嘘解きレトリック」(フジテレビ)
「モンスター」(カンテレ)
【火】
「オクラ~迷宮入り事件捜査~」(フジテレビ)
「宙わたる教室」(NHK)
★「スノードロップの初恋」(カンテレ)
【水】
「全領域異常解決室」(フジテレビ)
【木】
「ザ・トラベルナース」(テレビ朝日)
★「オクトーSeason2」(読売テレビ)
【金】
「ライオンの隠れ家」(TBS)
【土】
「放課後カルテ」(日本テレビ)
「3000万」(NHK)
★「離婚後夜」(朝日放送)
【日】
「海に眠るダイヤモンド」(TBS)
「マイダイアリー」(朝日放送)
※★印は23時以降に放送開始の深夜ドラマ
※()内は制作局
【2024秋ドラマ】〚短文投稿〛
「ライオンの隠れ家」3話迄終了。
自閉スペクトラム症のみっくんとの生活の中で、長い時間を掛けて定着させたのであろう“凪の様な毎日”。それをまだ幼い“ライオン”がものの見事にぶっ壊して行く。ハラハラしながら何とかコントロールしようとする兄のひろと。でも刺激を受け混乱した後のみっくんは、確実に変わって来ていて、ライオンに関心を持ち彼を守ろうとしだしている。この3人の変化の過程を、もっとじっくり観ていたいな。
「放課後カルテ」3話迄終了。
牧野先生は言葉や態度はぶっきらぼうだけど、生徒の事は本当に良く観察しているし、子供相手でも間違っている事ははっきりと指摘し、分からせようとしている。嘘が無いからそれは子供にも伝わる。このドラマのこの部分が好きだな。それなのに何で医局では、牧野先生は“人の気持ちが分からない”扱いなの?
「3000万」4話迄終了。
“何でそこに行くの?”“何でそれをやっちゃうの?”って、観ていて苛々する位、家でじっとしていられず、わざわざ墓穴を掘りに行く佐々木夫妻(だから話が動き面白いのだけどね)。そしてその言動がとっても怖くて、“闇組織の中間管理職”って、本当にこんな感じなのかもと思わせる坂本の存在感よ!4話では遂に奥島刑事も気付いたみたいだし、今泣き付けば最悪は免れると思うのだが、また墓穴を掘りに行くんだろうね、あの夫婦は。
- << 23 【2024秋ドラマ】〚短文投稿〛 「ライオンの隠れ家」4話迄終了。 【誕生日は幸せな日】ライオンは母親からどう言われて小森家に来たのか、あのメモ帳には何が書いてあるのかな。字は読めるの?名前や来た理由を話してはいけないと言われているのは確かで、母親が死んだかもというニュースを見ても、その不安を口に出す事も出来ない、その苦しさも有ったから余計に熱が出てしまったのね、きっと。 ライオンが6才になったらしいと知り、じゃあ誕生祝いをしなくちゃと直ぐに思い立つみっくんは優しいね。嬉しそうに「どうして分かったの?」と不思議がるライオンが、やっぱりまだ子供なんだなって分かって可愛かった。洸人も含めて互いから影響を受けて、それぞれが成長している同居生活が、このまま続けばいいのになと思ってしまうな。 脚本=徳尾浩司、一戸慶乃 演出=青山貴洋 「放課後カルテ」4話迄終了。 【聞かせてくれないか、お前の言葉で】両親の不和から心が不安定になり、破壊衝動が抑えられなくなっている水本の話。心の痛みを自傷する事で一瞬でも和らげようと、足首の上辺りをカットもしてる。両親の不和の過程が分かり難い脚本と演出だったから、母親(島袋寛子!)の苦悩も分かり難いのだけど、娘に「お父さんの嫌な所そっくりね」なんて絶対に言ってはいけない言葉だよ。(これもまさかの次回に続く…) 脚本=ひかわかよ 演出=西岡健太郎
【2024秋ドラマ】〚短文投稿〛
「離婚後夜」(ABC)出演=佐野晶哉、久保田紗友 他
あいらの漫画原作。《ドラマL・30分枠》(全話数不明)
何故これを観ているのかというと、第一に久保田紗友が目当てで、第二に佐野晶哉が繊細で優しい伊織役にフィットしている事、そして今のところ設定やストーリーに嫌な点が無いから。30分で観るには丁度いい内容。
脚本=遠山絵梨香 演出=①②佐藤快磨、③多和田恵真
「嘘解きレトリック」4話迄終了。
4話は人里離れた村の、人形屋敷と呼ばれるお屋敷迄、端崎姉(北乃きい)の取材のお供で出掛けて行く話。苔生したトンネルを抜けると緑一色の世界。ドローンと望遠撮影の併用で、いよいよ本格ミステリーが始まる?とワクワクさせてくれる。途中ちょっと間延びしてるなと思ったら、まさかの次回に続く。品子は多重人格と思ったけど、別の人物も居て「双子ではない」が嘘ではないなら、三つ子?三つ子だと色々辻褄は合いそう。次回の種明かしが楽しみ。
脚本=大口幸子 演出=鈴木雅之
「モンスター」3話迄終了。
今回は神波と杉浦の主従関係(笑)がはっきりと定まり、“精子提供の嘘”というどんでん返しも有り、裁判を通して二人の嘘つき女に、神波がグサリと説教をするという痛快さも有って、今迄で一番面白かったかも。佐津川愛美はホント上手いわあ。
脚本=橋部敦子 演出=樹下直美
【2024秋ドラマ】〚短文投稿〛
「オクラ~迷宮入り事件捜査~」4話迄終了。
こちらもまさかの次回に続く。元カノ殺害犯を捕まえたくて暴走している不破を、飛鷹がずっと危惧しながら行動を共にしていたから、これは絶対に裏が有りそうで危険だなと感じていたし、その緊張感で間延びとかは全く無く、逆にこれって時間が足りなそうって心配してたら次回に…でなるほどと(笑)連ドラとしての形がはっきりとして来たので、私は今回が一番面白かった。
脚本=武藤将吾 演出=森脇智延
「宙わたる教室」4話迄終了。
【金の卵の衝突実験】金属のボールを砂に落としてクレーターを再現する実験。集団就職で金の卵と呼ばれていた世代の長嶺と、閉塞状況の中で生きる今の世代の柳田達との衝突。この二つを掛けているサブタイトルが秀逸。世代間の衝突は相手の生きている時代を知らないから起きる。知ったかぶりの上からの説教に、チッと舌打ちしてるだけでは永遠に解決しない。先ずは相手を知ろうとする気持ちと聞く耳を持てという事ね。これはどんな人間関係にも通ずる大事な事。生徒に指導的な言葉は掛けないけど、個々の問題に寄り添い、いつの間にか科学部に興味を持たせ、入部する様に導いている藤竹先生は、長嶺の言う様に相当“食えない”人物なのは確かだな。
脚本=澤井香織 演出=吉川久岳
【2024秋ドラマ】〚短文投稿〛
「スノードロップの初恋」5話迄終了。
陸(岩瀬洋志)の美大の同級生・亀山役を、何でわざわざ年の離れた森田甘路に?って違和感はずっと有ったのだが、まさかの彼も死神だったとは。オカルトオタクに成り済ますって安易だけど、森田甘路が演じると妙に説得力が有って(笑)幼馴染の奈雪と和真が昔話で親しそうにしてると、嫉妬をし始めた朔弥。それが嫉妬だとは分かってないのかな?どんどん人間っぽくなってるな。
脚本=④⑤横尾千智 演出=④⑤北坊信一
「全領域異常解決室」4話迄終了。
超常現象を押し出して、ヒルコの神隠しのまま未解決なのは初回の5人の事件だけで、2話の狐憑きも、3話の“空から足が降って来た”も、今回の大手町連続飛び降り事件も、興玉が科学や推理力で非超常現象と結論付けて解決。色々装飾は施してるけど、刑事役をよくある探偵ではなく超常現象のスペシャリストに置き換えただけなのか?それでも面白いから別に問題は無いけど。後は豊玉(福本莉子)の身分よね。全決の敵、味方どっち?
脚本=黒岩勉 演出=根本和政
「オクトーSeason2」5話迄終了。
ここ迄観て来て思うのは、これは面白さで前作を超える事は出来ないなって事。前作はストーリーの骨格は分かり易かった。これは複雑に見せ過ぎて骨格が分かり難い。その違いは大きい。
脚本=三浦駿斗 演出=中茎強
- << 51 【2024秋ドラマ】 「オクトーSeason2」全11話終了。 【最後の感情捜査】 何かもう身も蓋もない終わり方。 救出の為に別荘に行ったら、紫織がフラッシュバックを起こしてさくらを朱梨だと思い込み、山神から朱梨を守ろうとナイフを振り上げていて、止めようとナイフを持つ手ごと掴んだ風早共々山神の上に倒れ込んだら、山神の胸にナイフが刺さっていた。 直ぐに警察を呼べば、紫織は精神鑑定を受けて無罪になると思うのだが、風早は紫織が一時的にでも昔の状態に戻ってしまった挙げ句、朱梨を守る為に山神を殺そうとした、その事実を知る事で心野が傷付く事を恐れ、遺体を外に隠し、山神が襲って来たから応戦し弾みで刺してしまった事にしたと言う。 そんな嘘、心野には見破れるし、結局事実を話す事になるのは自明の理なのに…。 事実を話し、心野の為ではなく俺は俺の為にやったと言い直したら、心野も風早班の皆もそれを受け入れるって、どういう世界線なの? 物に残る感情を読み取る捜査官をタイ人にする必要性は無かったし、翻訳画面を見ながら会話する設定も、飯豊さんはまあまあ守っていたけど、グレートなんて途中から全く画面を見なくなって、あんた日本語のヒヤリングは出来るのか!ってツッコミながら観てたんだけどw 大人の事情がドラマをダメにする典型だな。 脚本=三浦駿斗 演出=中茎強
>> 19
【2024秋ドラマ】〚短文投稿〛
「ライオンの隠れ家」3話迄終了。
自閉スペクトラム症のみっくんとの生活の中で、長い時間を掛けて定着…
【2024秋ドラマ】〚短文投稿〛
「ライオンの隠れ家」4話迄終了。
【誕生日は幸せな日】ライオンは母親からどう言われて小森家に来たのか、あのメモ帳には何が書いてあるのかな。字は読めるの?名前や来た理由を話してはいけないと言われているのは確かで、母親が死んだかもというニュースを見ても、その不安を口に出す事も出来ない、その苦しさも有ったから余計に熱が出てしまったのね、きっと。
ライオンが6才になったらしいと知り、じゃあ誕生祝いをしなくちゃと直ぐに思い立つみっくんは優しいね。嬉しそうに「どうして分かったの?」と不思議がるライオンが、やっぱりまだ子供なんだなって分かって可愛かった。洸人も含めて互いから影響を受けて、それぞれが成長している同居生活が、このまま続けばいいのになと思ってしまうな。
脚本=徳尾浩司、一戸慶乃 演出=青山貴洋
「放課後カルテ」4話迄終了。
【聞かせてくれないか、お前の言葉で】両親の不和から心が不安定になり、破壊衝動が抑えられなくなっている水本の話。心の痛みを自傷する事で一瞬でも和らげようと、足首の上辺りをカットもしてる。両親の不和の過程が分かり難い脚本と演出だったから、母親(島袋寛子!)の苦悩も分かり難いのだけど、娘に「お父さんの嫌な所そっくりね」なんて絶対に言ってはいけない言葉だよ。(これもまさかの次回に続く…)
脚本=ひかわかよ 演出=西岡健太郎
- << 28 【2024秋ドラマ】 「ライオンの隠れ家」5話迄終了。 【母親に会いに行くーー】 みっくん、船木さんと一泊出張(挿絵の仕事の打ち合わせ)迄出来る様になったんだ。苦労も多かった洸人からしたら、信じられない位の成長振りだね。 ライオンが寝た後にぬいぐるみを触った洸人はあのメモ帳を見付け、所々声を出して読んでいたら愛生からメールが来た事で、盗聴器でこちらの声を聞いていた事に気付く洸人。 遊園地を指定してライオン=愁人に会いたいという愛生。色々と類推し、愛生は虐待はしていないと結論付けた洸人は、愁人とみっくんを連れて会いに行く。愁人が先にママを見付け愛生も気付き、走り出した愁人。でもいきなり牧村が現れ愁人を抱き止め地面に倒れる。その瞬間、愛生は警察の面々に取り囲まれ、連れて行かれてしまうという衝撃の展開。 先ず天音くんのXだけど、彼は多分DV被害者等の逃し屋なんだろうね。愛生は愁人を守る為にXと契約していたけど、愁人に会おうとしてXは契約を破棄。多分“虐待されていた誰かを見殺しにした”過去が有る牧村は、それをXに掴まれていて、愁人を守る為に協力する様に言われているのかと。 遊園地の場所を通報したのはXだよね?あくまでも愁人を守る為に。 もしかしたら虐待してたのって父親ではなくて、彼がXに託して二人を逃がした可能性も有りだな。 脚本=徳尾浩司、一戸慶乃 演出=泉正英
- << 29 【2024秋ドラマ】〚短文投稿〛 「放課後カルテ」5話迄終了。 【お前が傷つくくらいなら、こいつを傷つける方がいい】←このお前=水本で、こいつ=学校に呼んだ水本の父親の事で、牧野が言い放った言葉。心に溜め込んで自傷する位なら、言いたい事を全部父親に吐き出してみろって意味で水本に言ってるのだけど、父親にしてみれば何で初対面の、それも担任ではない医者からこんな事言われなくちゃいけないんだってなるわな。でも子供への配慮に欠けた水本の両親は酷いし、担任の仕事を牧野に丸投げしちゃってる篠谷も情けないよ。 「お前には心が無いのか」って医局長が牧野を叱責した日の前段も描かれていたけど、あれだけ患者や保護者に対する口の聞き方が悪くて傲慢な感じだったら、病院には置いておけないとなっても納得だわ。小児科医は信頼されるのが一番、診断なんて出来て当たり前、医局長の仰る通りです! 脚本=ひかわかよ 演出=西岡健太郎 「3000万」6話迄終了。 純一は引き籠もり、ソラまで押し掛けて来ている中、誕生祝いの約束を断れずに家に呼んだ奥島に、事実を話す話さないで揉める夫婦。話そうと決めたら長田がメモで子供をさらうと祐子を脅しに来て、慌てて戻ったら夫が奥島に告白しちゃってて、二階に行ってソラに「夫が全部喋っちゃった」って言ったら「躾がなってねえよ!」と罵倒される祐子に笑ったわあ。 脚本=松井周 演出=小林直毅
>> 15
【2024秋ドラマ】
「海に眠るダイヤモンド」(TBSスパークル,TBS)出演=神木隆之介、斎藤工、杉咲花、池田エライザ、清水尋也、…
【2024秋ドラマ】
「海に眠るダイヤモンド」2話迄終了。(2話は15分拡大、日シリ中継の為30分繰り下げ放送)
【スクエアダンス】
現代(2018年のいづみと玲央)を結構入れ込んで来るけど、玲央の堂々巡りが続いているだけで話は進まない。玲央も自戒していたけど、選ぼうと思えば他の仕事もあるし他の土地にも行けるのに、何故あそこにとどまり動こうとしないのか。
1955年の端島は島民で溢れ返り、仕事も限られたものしか無い。実質的な閉塞感は現代より当時の端島の方が上だった様に思うのだが、島の生活は活気に溢れ人々の顔は明るく見える。この違いは何なのかと考えると、得られる情報量が違い過ぎるから…なのかなと。
戦後10年、これからは右肩上がりで収入も増え、生活も良くなって行くと皆が信じる事が出来た時代。
方やネットに繋げば、指一本で世界中の情報が個人で得られる現代。知り過ぎてしまう事で勝手に感じてしまう閉塞感に、押し潰されそうになる事って有るのかなと思う。
飲料水の確保とか台風被害とかどうしてたんだろうという疑問には、今回描いて答えてくれていた(映像がリアルで凄かった)。生活は大変だよね、やっぱり。
もう一つ分かったのは島の恋模様。どうやら百合子→賢将→朝子→鉄平→リナ→進平の、片想いの連鎖っぽい。いづみは百合子で、玲央はリナと進平の孫と予想してみる。
脚本=野木亜紀子 演出=福田亮平
- << 30 【2024秋ドラマ】 「海に眠るダイヤモンド」3話迄終了。 【孤島の花】←一瞬見た夢が打ち砕かれ、落ち込む朝子を火葬場だけが有る隣の島へ小舟で連れて行く鉄平。そこには満開の桜が一本だけ植わっていた。花が大好きな咲子は笑顔に。そしてこの島から見える夕暮れの端島は、キラキラと輝いていた。孤島の桜と杉咲花を掛けた洒落たサブタイトル。 昔、自分の家の食堂が映画になると輝いて見えた。少しだけ食堂の朝子じゃない人になりたかった。だから映画に出たかった朝子。炭鉱の景気は良いけど、食堂の朝子に有るのは、仕事に追われる毎日と将来への展望も無い閉塞感。でも好きな人は子供の頃も今も変わらず優しかった。それだけで笑顔になれる朝子。 朝子が一輪挿しに使っている空瓶に、あんなドラマが有ったなんて。鞍馬天狗に貰った空瓶…、朝子の言葉で子供の時の事を思い出した鉄平。朝子に目で思い出したよと伝える鉄平。満面の笑みを返す朝子。 今回の二人のやり取りは見応えが有ったし心に染みた。 対してちょこちょこ挟まれる現代パートが面白くない。いづみの言動と過去の女性陣の言動を重ね、初回はいづみはリナ?2話目は百合子かな、今回は朝子なのかもと、考察のヒント出しパートみたいになってしまっている。次回はいづみが会社をぶっ潰すらしいが、とにかく入れ込むなら現代パートに意味を持たせて欲しい。 脚本=野木亜紀子 演出=福田亮平
【2024秋ドラマ】〚短文投稿〛
「マイダイアリー」2話迄終了。
【ばんそうこうと心配性】自分だけでなく、誰かが怪我した時の為にもばんそうこうを持ち歩く優希。明日の持ち物準備でばんそうこうを入れた時に、同じく持ち歩く虎之介と結んだ“心配性同盟”、そして虎之介の“あっという間の恋愛未満”の話を思い出す。淡々としてるから観る人を選びそうだけど、私は好きだな。台詞の紡ぎ方がいい。
覇気は無いけど人生に大切な事はボソッと言ってくれる喜田教授。これってモデルが居そうだなって思ったら、兵藤さんってお茶大理学部数学科だったんだ、なるほどね。
脚本=兵藤るり 演出=穐山茉由
「嘘解きレトリック」5話迄終了。
【人形の呪い!?人形殺人事件の真相やいかに!】予想通り品子は三つ子。品子の祖母も双子を産み、その村の風習で一人を間引く為に道連れで自殺。品子の母親は自分も多胎妊娠と知りメンタル崩壊。妻を救い、子供も間引かない方法として、父親は今の村に引っ越し、妻には生まれたのは一人だけと偽り、家に居るのは一人だけで、残りの二人は洞窟に作った隠れ家に匿っていたという悲しい背景。いかにもの昔話だな。
今回は九十九夜町を離れ、ロケもたっぷりの前後編、レギュラー出演者も主演の二人だけだったので、連ドラ途中の特別編みたいな雰囲気だったな。鈴木氏のクセ強演出が活きるストーリーだった。
脚本=大口幸子 演出=鈴木雅之
- << 31 【2024秋ドラマ】〚短文投稿〛 「マイダイアリー」3話迄終了。 【あくびと信頼】まひるの推しのRIM様の卒業ライブの場所と、まひるのトラウマらしい三笠口駅が、まひるの告白(小4時の、事業に失敗したらしい同級生父による誘拐未遂)で直ぐ近くにある事が分かり、行けないからオンラインで参加するまひるに代わり、内緒で参戦した虎之介と徳永。RIM様と握手した手を洗わずにまひると会って、間接握手をしてあげる虎之介の優しさにグッと来る。 徳永が“人生の途中に乗り越えられない位の物を置かれ”“立ち向かわなきゃいけない”のかどうかで、苦しんでいるみたいだと察した優希。 虎之介の提案で5人の関係性は“心のふるさとの様なもの”にする事になった。お互いの前ではあくびをしても大丈夫、みたいな? ※次回は23時15分〜って、開始時間の定まらない編成で、作ってる人達が気の毒になる。 脚本=兵藤るり 演出=髙橋浩 「モンスター」5話迄終了。 【信じたいもの】何か間延びして眠くなってしまったのだけど、ラスト近くでやっと盛り上がって来たら、やっぱりな…の前後編パターン。もう少し上手く配分出来ないのかね。 脚本=橋部敦子 演出=三宅喜重 「オクラ~迷宮入り事件捜査~」6話迄終了。 【千寿への暗殺指令!交錯する二人の運命】ちょっともう脚本も迷宮入りして来てるので、感想はパス。 脚本=武藤将吾 演出=尾崎隼樹
- << 32 【2024秋ドラマ】 「嘘解きレトリック」6話迄終了。 【少女探偵団結成!手鏡に隠された秘密とは…?!】 嘘にも色々な嘘がある。子供時代の鹿乃子には、嘘を見抜いてもそれを指摘する事には大きなリスクが伴う事など理解出来ず、結構ズバズバと嘘を指摘していた。濡れ衣を着せられて傷付いている子を助ける為だったとしても、何故それは嘘で濡れ衣を着せたと分かるのか?と責められたら、鹿乃子には証明出来ず、嘘を付いた子は絶対に認めないから、鹿乃子は気持ち悪い化け物扱いをされ、段々と一人だけで本の世界に閉じ籠もる様になった。 母親は何か言葉を掛ければ、娘が嘘を感じて傷付くかもしれないから、いつもただ黙って鹿乃子を抱き締めてくれた、今ならその時の母親の気持ちが分かるというモノローグは切なかった。 左右馬と離れ、千代と二人だけで利一(橋本淳)は手鏡を盗んだのかを探る過程で、鹿乃子は“色々な嘘”が有る事を見抜けず、利一に疑いを掛け、間違いと分かるとかなり落ち込み、探偵助手を続ける事が怖くなり辞めると言い張る。 左右馬は態と「違う仕事の方がいい」と嘘を付き、左右馬に嘘を付かせ傷付けたと後悔した鹿乃子は彼を追い掛け、謝って前言を翻す。 鹿乃子には“それは嘘”と理詰めで証明してくれる左右馬が絶対に必要なのだと、再認識させてくれる話で、左右馬の優しさにキュンとして沼落ちしそう。 脚本=武石栞 演出=岩城隆一
【2024秋ドラマ】〚短文投稿〛
「モンスター」4話迄終了。
【空気の行方】スポーツ特待生(サッカー部)で大学に入ったから、膝の怪我を抱えていても申告出来ず、練習を休まないレギュラーGK竹田。事情を知っていた高校からのライバルGK神宮寺が、彼の膝が壊れる前に、全体で練習を休める方法を考えて実行したのは、誰か(多分コーチ)のリークで書かれた監督の体罰横行記事に乗っかり、訴訟を起こす事だった。ちょっと無理矢理感は有ったけど、今回のテーマは、深く考えずに風潮や多数派に乗っかり、自分は間違っていないと安易に信じてしまう事の危険性を知ろうって事なのかな。
このドラマ、結局モンスターは神波の事だけだったみたいね。
「オクラ」5話迄終了。
【真犯人の正体とは!?クール刑事の逆襲】前回が良かっただけに、真犯人の答え合わせをする今回を楽しみにしていたのに、期待が大きかった分、残念感がマシマシになってしまった。真犯人(人気MC=袴田吉彦)の動機が俺になびかなかったからで、まずびっくり。次にこんなワル男が30年も人気を維持してる設定に喝!。あんな人間性だったら直ぐにボロを出して降板だろうに。
で、あのファイルは一体何?鴻上がA国に逃亡→死亡って、誰が書き込んだの?
脚本=武藤将吾 演出=柳沢凌介
【2024秋ドラマ】〚短文投稿〛
「宙わたる教室」5話迄終了。
【真夏の夜のアストロノミー】科学部のコンテスト、定時制高校の部活ってだけで、前例が無いからを理由に門前払いって…。きちんとした理由の説明が無いから、また偏見かって柳田が憤り、諦めたくなるのも分かる。そんな彼らを叱咤したのは意外にも麻衣だった。意外と思うのも観てるこっちの偏見で、実は彼女はシンマで将来の目標をしっかりと持っている子だった(外見だけのイメージで判断させる様に、作り手が事実を隠してたよね)。
皆の影響で佳純がやる気になってるのがいいよね。目が輝く様になったもの。それぞれが仲間にいい影響を与え合っている科学部、素敵だ。
脚本=澤井香織 演出=一色隆司
「全領域異常解決室」5話迄終了。
【連続爆破!首都大パニック!千里眼vs爆弾魔】薄々は分かっていたんだけど…豊玉も芹田も神で全決の戦闘要員。そして興玉も「僕も神です」(←次回予告でさらっと雨野に告白してた)
八百万の神々は今でもこの世界で、人の姿で普通に暮らしている。彼らの起こした不可思議な事件を丸く収めるのが全決の仕事だったが、ヒルコの登場で変わった。今は戦争中なのだと。
全決はヒルコを本物の神と断定してるのかな(プリンス何とかのCEO寿正メチャ怪しくない?)。今後は神vs神の戦争を軸に話を動かして行くのかな。それも面白そう。
脚本=黒岩勉 演出=石川淳一
- << 33 【2024秋ドラマ】 「宙わたる教室」6話迄終了。 【コンピューター室の火星】 受験当日の朝に弟が家で初めて暴れた事に動揺して不合格、不本意な学校である東新宿高校に来た丹羽は、自分の能力を証明する為に情報オリンピックに入賞したくて、コンピューター室の主となっている。そのコンピューター室は天井が一番高くて、高さが必要な実験装置をどうしてもここに置きたい科学部。断固拒否する丹羽に、あの柳田が深々と頭を下げたまま「あんたが情報オリンピックってのに真剣だって事はよく分かってる。でも俺達だって真剣なんだ。生まれて初めて真剣なんだよ」とお願いする。これは伝わるよね。 他にも親を殴った事は?と丹羽に聞かれて「ねえよ」と答え「親を殴ったら相手だけじゃなく自分も壊れてしまう、だから自分を守る為にも周りの物を壊すんだ」「誰かを傷つけたいんじゃない、きっとその逆だ」と話す柳田。この言葉が、それまで暴れる弟を理解出来ず、関わりたくなかった丹羽の心を溶かした。 そして“定時制の振りをして夜もコンピューター室を使え”という柳田に従い、夜の学校に来た丹羽が聞く。通信制も有るのに何故定時制に来るのか?「単純に来てぇからじゃないかな」 科学に興味を持たせれば、仲間との絆が芽生え、前向きに生きる事に繋がる。藤竹の深謀遠慮が凄い。 脚本=澤井香織 演出=山下和徳
- << 34 【2024秋ドラマ】 「全領域異常解決室」6話迄終了。 【「僕も神です」神vs新たな神】 興玉の「僕も神です」は、予想していたので驚きは無かったけど、雨野が芹田に向かって言った「貴方は今でも私の夫なんですか?」には度肝を抜かれた。一瞬意味が取れなくて、でもそこに居た全決メンバーが皆固まっていて、雨野が「やっぱりそうですか」と言ったのでそこで分かった。 「アメノウズメノミコト、私も神なんですね?」 冒頭、ヒルコのやった5人の神隠し(神の記憶を消したので魂も消えて二度と復活はしない)について興玉の説明を聞いた雨野が、「不思議ですけどヒルコを捕まえるのが、私の使命の様な気がします」と言っていて、これがラストシーンの布石だったのね。黒岩氏は台詞のチョイスが上手いよね。 雨野は神である自覚(記憶)は無かったけど、魂は消えていないみたいなので、事戸渡し(記憶消し)をやられた訳では無いが、記憶の一部を失う何かが有ったのかな?その何故?については次回、興玉から説明が有る様なので楽しみ。 今回ヒルコは、八百比丘尼が作ろうとしていた不老不死の薬を欲しがっていた。神ならそんな薬は不要。という事は、ヒルコは“事戸渡しを習得した人間”説が、現実味を帯びて来るのではないか?果たして…? 今回、詰め込み過ぎのきらいは有ったけど、一番面白かったな。 脚本=黒岩勉 演出=松山博昭
>> 23
【2024秋ドラマ】〚短文投稿〛
「ライオンの隠れ家」4話迄終了。
【誕生日は幸せな日】ライオンは母親からどう言われて小森家に来たの…
【2024秋ドラマ】
「ライオンの隠れ家」5話迄終了。
【母親に会いに行くーー】
みっくん、船木さんと一泊出張(挿絵の仕事の打ち合わせ)迄出来る様になったんだ。苦労も多かった洸人からしたら、信じられない位の成長振りだね。
ライオンが寝た後にぬいぐるみを触った洸人はあのメモ帳を見付け、所々声を出して読んでいたら愛生からメールが来た事で、盗聴器でこちらの声を聞いていた事に気付く洸人。
遊園地を指定してライオン=愁人に会いたいという愛生。色々と類推し、愛生は虐待はしていないと結論付けた洸人は、愁人とみっくんを連れて会いに行く。愁人が先にママを見付け愛生も気付き、走り出した愁人。でもいきなり牧村が現れ愁人を抱き止め地面に倒れる。その瞬間、愛生は警察の面々に取り囲まれ、連れて行かれてしまうという衝撃の展開。
先ず天音くんのXだけど、彼は多分DV被害者等の逃し屋なんだろうね。愛生は愁人を守る為にXと契約していたけど、愁人に会おうとしてXは契約を破棄。多分“虐待されていた誰かを見殺しにした”過去が有る牧村は、それをXに掴まれていて、愁人を守る為に協力する様に言われているのかと。
遊園地の場所を通報したのはXだよね?あくまでも愁人を守る為に。
もしかしたら虐待してたのって父親ではなくて、彼がXに託して二人を逃がした可能性も有りだな。
脚本=徳尾浩司、一戸慶乃 演出=泉正英
- << 35 【2024秋ドラマ】 「ライオンの隠れ家」6話迄終了。 【姉の決意と真実】 最初から割とストレートに“虐待は祥吾=向井理が怪しい”という演出をしていたので、そう思わせて実は違うのでは?と疑っていたのだが、そういう所謂“考察の為の裏をかく”様な事はしないのね、このドラマは。X(柚留木ゆるぎ=岡山天音)はDV被害者の逃がし屋で、牧村は被害児を助けられなかった過去が有り、それを知っていた柚留木に、今度こそ助けようとか言われて協力させられているのかなとか、容易に想像出来る台詞と演出だったけど、これもその通りだった。(柚留木は自身もDV被害児だった様な演出だったな) 山梨の地元では名の通った建設会社の次男坊である祥吾が、文字通り“何処の馬の骨か分からない”、本人も“私には家族はいない”と言っていた愛生と結婚すると言った時に、よく橘家は許したな、もしかしたら強行突破で結婚して、橘家は嫁と孫を認めず、祥吾の会社での立場も悪くなり、その苛立ちから妻、そして息子へのDVが始まったとかなのかな。 それにしても何で愛生は警察に駆け込まなかったのかね。ライオンの体にあれだけの証拠が有るのに。夫がやったって証明出来ないから? 愛生が写真を置いて来ちゃったから、祥吾に洸人とみっくんの顔バレ、住所バレしちゃってるし、どうなるんだろうね。 脚本=徳尾浩司、一戸慶乃 演出=坪井敏雄
>> 23
【2024秋ドラマ】〚短文投稿〛
「ライオンの隠れ家」4話迄終了。
【誕生日は幸せな日】ライオンは母親からどう言われて小森家に来たの…
【2024秋ドラマ】〚短文投稿〛
「放課後カルテ」5話迄終了。
【お前が傷つくくらいなら、こいつを傷つける方がいい】←このお前=水本で、こいつ=学校に呼んだ水本の父親の事で、牧野が言い放った言葉。心に溜め込んで自傷する位なら、言いたい事を全部父親に吐き出してみろって意味で水本に言ってるのだけど、父親にしてみれば何で初対面の、それも担任ではない医者からこんな事言われなくちゃいけないんだってなるわな。でも子供への配慮に欠けた水本の両親は酷いし、担任の仕事を牧野に丸投げしちゃってる篠谷も情けないよ。
「お前には心が無いのか」って医局長が牧野を叱責した日の前段も描かれていたけど、あれだけ患者や保護者に対する口の聞き方が悪くて傲慢な感じだったら、病院には置いておけないとなっても納得だわ。小児科医は信頼されるのが一番、診断なんて出来て当たり前、医局長の仰る通りです!
脚本=ひかわかよ 演出=西岡健太郎
「3000万」6話迄終了。
純一は引き籠もり、ソラまで押し掛けて来ている中、誕生祝いの約束を断れずに家に呼んだ奥島に、事実を話す話さないで揉める夫婦。話そうと決めたら長田がメモで子供をさらうと祐子を脅しに来て、慌てて戻ったら夫が奥島に告白しちゃってて、二階に行ってソラに「夫が全部喋っちゃった」って言ったら「躾がなってねえよ!」と罵倒される祐子に笑ったわあ。
脚本=松井周 演出=小林直毅
- << 40 【2024秋ドラマ】 「3000万」全8話終了。 事の発端の、息子が怖かった筈なのに何故かソラのバッグを盗って来ちゃった所と、野崎刑事が広域強盗捜査本部から地域警察署に派遣されて来ていた割には、奥島(退職後は後任刑事)と二人だけで動き過ぎていた所は、ご都合主義的に見えて納得いかなかったけど、それ以外のストーリー展開、人物造形は見事で、ドキドキハラハラだけでなく、主人公夫婦の自らドツボにはまって行くスタイルにはかなりイライラさせられて、途中からはCM無しで49分オンタイムで観続けるのが辛くなり、録画で休憩を挟みながら観る様にしていた位で、それだけ「何で返さないの?」「何でそこに行っちゃうの?」とか観ながら思っていた訳で、そういう感情移入をさせる脚本(チームライティング)と演出、演者が上手かった訳で、全話観終わって色々な事を考え、複雑な感情も残ったのは確かだけど、このドラマの事は多分ずっと覚えていそうだなという気はしている。 ラストシーンは人によって違う解釈をしそうだけど、私は祐子とソラは蒲池の事だけは喋らない約束をして別れ、祐子は純一に会ってからにするか迷った末に、Uターンして会わずに自首したのかなと思った。あの瞳に溜まった涙は純一への溢れる思いであり、Uターンで断ち切ったのかなと。 脚本=弥重早希子WDRプロジェクト 演出=保坂慶太
>> 24
【2024秋ドラマ】
「海に眠るダイヤモンド」2話迄終了。(2話は15分拡大、日シリ中継の為30分繰り下げ放送)
【スクエアダンス】…
【2024秋ドラマ】
「海に眠るダイヤモンド」3話迄終了。
【孤島の花】←一瞬見た夢が打ち砕かれ、落ち込む朝子を火葬場だけが有る隣の島へ小舟で連れて行く鉄平。そこには満開の桜が一本だけ植わっていた。花が大好きな咲子は笑顔に。そしてこの島から見える夕暮れの端島は、キラキラと輝いていた。孤島の桜と杉咲花を掛けた洒落たサブタイトル。
昔、自分の家の食堂が映画になると輝いて見えた。少しだけ食堂の朝子じゃない人になりたかった。だから映画に出たかった朝子。炭鉱の景気は良いけど、食堂の朝子に有るのは、仕事に追われる毎日と将来への展望も無い閉塞感。でも好きな人は子供の頃も今も変わらず優しかった。それだけで笑顔になれる朝子。
朝子が一輪挿しに使っている空瓶に、あんなドラマが有ったなんて。鞍馬天狗に貰った空瓶…、朝子の言葉で子供の時の事を思い出した鉄平。朝子に目で思い出したよと伝える鉄平。満面の笑みを返す朝子。
今回の二人のやり取りは見応えが有ったし心に染みた。
対してちょこちょこ挟まれる現代パートが面白くない。いづみの言動と過去の女性陣の言動を重ね、初回はいづみはリナ?2話目は百合子かな、今回は朝子なのかもと、考察のヒント出しパートみたいになってしまっている。次回はいづみが会社をぶっ潰すらしいが、とにかく入れ込むなら現代パートに意味を持たせて欲しい。
脚本=野木亜紀子 演出=福田亮平
- << 36 【2024秋ドラマ】 「海に眠るダイヤモンド」4話迄終了。 【沈黙】 何故百合子は朝子に冷たいのか、私には普通に接してくれるのにというリナの疑問は視聴者の疑問でもあった。賢将が朝子を好きだから面白くないのかとも思ったけど、百合子自身そこまで賢将を好きとも思えなかったし…。鉄平も賢将も心当たりが有りながら、ずっと口には出して来なかった事。それがまさかの原爆投下の日に迄遡る話だったなんて。 仮にあの日、朝子が「ハーイ!」と返事をしなくて、百合子が見付からなかったとして、母親と姉が長崎に行くのを諦めたかというと違う様な気がする。信仰心の強い母親は百合子を連れて行くのを諦めて、上の子だけを連れて行ったのではないか? 百合子もそれは分かっていたと思う。でも姉は死に、母親は原爆症に苦しみ続け、百合子自身も被爆者として、発症の恐怖はずっと抱えて生きて来たのだと想像すると、その怒りの一端をつい朝子にぶつけてしまっていたというのも分からないではない。 信仰していても神様は助けてくれなかった。でも戦争も原爆も悪い事をしたのは人間だ。神様は何もしていない。被爆者にとって戦争は終わってない。この百合子と和尚の問答は心に刺さった。 鉄平の父が鉄平を大学に行かせた理由も明かされて。自分は学が無いから判断を誤り子を死なせてしまった…、これは切なかったな。 脚本=野木亜紀子 演出=塚原あゆ子
>> 25
【2024秋ドラマ】〚短文投稿〛
「マイダイアリー」2話迄終了。
【ばんそうこうと心配性】自分だけでなく、誰かが怪我した時の為にもば…
【2024秋ドラマ】〚短文投稿〛
「マイダイアリー」3話迄終了。
【あくびと信頼】まひるの推しのRIM様の卒業ライブの場所と、まひるのトラウマらしい三笠口駅が、まひるの告白(小4時の、事業に失敗したらしい同級生父による誘拐未遂)で直ぐ近くにある事が分かり、行けないからオンラインで参加するまひるに代わり、内緒で参戦した虎之介と徳永。RIM様と握手した手を洗わずにまひると会って、間接握手をしてあげる虎之介の優しさにグッと来る。
徳永が“人生の途中に乗り越えられない位の物を置かれ”“立ち向かわなきゃいけない”のかどうかで、苦しんでいるみたいだと察した優希。
虎之介の提案で5人の関係性は“心のふるさとの様なもの”にする事になった。お互いの前ではあくびをしても大丈夫、みたいな?
※次回は23時15分〜って、開始時間の定まらない編成で、作ってる人達が気の毒になる。
脚本=兵藤るり 演出=髙橋浩
「モンスター」5話迄終了。
【信じたいもの】何か間延びして眠くなってしまったのだけど、ラスト近くでやっと盛り上がって来たら、やっぱりな…の前後編パターン。もう少し上手く配分出来ないのかね。
脚本=橋部敦子 演出=三宅喜重
「オクラ~迷宮入り事件捜査~」6話迄終了。
【千寿への暗殺指令!交錯する二人の運命】ちょっともう脚本も迷宮入りして来てるので、感想はパス。
脚本=武藤将吾 演出=尾崎隼樹
>> 25
【2024秋ドラマ】〚短文投稿〛
「マイダイアリー」2話迄終了。
【ばんそうこうと心配性】自分だけでなく、誰かが怪我した時の為にもば…
【2024秋ドラマ】
「嘘解きレトリック」6話迄終了。
【少女探偵団結成!手鏡に隠された秘密とは…?!】
嘘にも色々な嘘がある。子供時代の鹿乃子には、嘘を見抜いてもそれを指摘する事には大きなリスクが伴う事など理解出来ず、結構ズバズバと嘘を指摘していた。濡れ衣を着せられて傷付いている子を助ける為だったとしても、何故それは嘘で濡れ衣を着せたと分かるのか?と責められたら、鹿乃子には証明出来ず、嘘を付いた子は絶対に認めないから、鹿乃子は気持ち悪い化け物扱いをされ、段々と一人だけで本の世界に閉じ籠もる様になった。
母親は何か言葉を掛ければ、娘が嘘を感じて傷付くかもしれないから、いつもただ黙って鹿乃子を抱き締めてくれた、今ならその時の母親の気持ちが分かるというモノローグは切なかった。
左右馬と離れ、千代と二人だけで利一(橋本淳)は手鏡を盗んだのかを探る過程で、鹿乃子は“色々な嘘”が有る事を見抜けず、利一に疑いを掛け、間違いと分かるとかなり落ち込み、探偵助手を続ける事が怖くなり辞めると言い張る。
左右馬は態と「違う仕事の方がいい」と嘘を付き、左右馬に嘘を付かせ傷付けたと後悔した鹿乃子は彼を追い掛け、謝って前言を翻す。
鹿乃子には“それは嘘”と理詰めで証明してくれる左右馬が絶対に必要なのだと、再認識させてくれる話で、左右馬の優しさにキュンとして沼落ちしそう。
脚本=武石栞 演出=岩城隆一
- << 54 【2024秋ドラマ】 「嘘解きレトリック」全11話終了。 【私もここに住みます!大波乱を呼ぶ謎の美女】 人は様々な嘘を付く。その嘘にも色々な心情が含まれている事を、左右馬の助手として人の嘘を聞き分けている内に知る事になる鹿乃子。 奉公先のお嬢様だけど親友で、大好きな人が結婚する事を素直に祝福出来ない蘭子(加藤小夏)は、おめでとうと嘘を付くのが苦しくて家出をして来た。 蘭子に、家に帰ってずっと嘘を付き続ける事を勧める左右馬が言う。 「何もかも思い通りになるなら、誰も嘘なんて付かない」 「ただ事実ではないというだけでなく、嘘には付く人の願望が有る、欲が有る、願いが有る」 その言葉が腑に落ちた蘭子は、上手く嘘を付き続けると決める。 原作の台詞なのかは知らないけど、確かにそうだなと私も腑に落ちた。 蘭子に、先生が誰かと結婚しても側に居るのかといたずらっぽく聞かれた鹿乃子は、私は先生の助手ですからと答えるのだが、それが嘘だと自分で気付く。鹿乃子、淡い恋心を自覚!でもそれだけ。そこが良い。 昭和初期設定の作り込みと、ほんわかした主人公二人に惹かれ、事件やミステリーもどことなくほんわかしていて観ていて疲れない、楽しいドラマだった。 左右馬の過去とか家族とかは一切出なかったので、続編でやってくれたら嬉しいな。 脚本=村田こけし 演出=永山耕三
>> 27
【2024秋ドラマ】〚短文投稿〛
「宙わたる教室」5話迄終了。
【真夏の夜のアストロノミー】科学部のコンテスト、定時制高校の部活って…
【2024秋ドラマ】
「宙わたる教室」6話迄終了。
【コンピューター室の火星】
受験当日の朝に弟が家で初めて暴れた事に動揺して不合格、不本意な学校である東新宿高校に来た丹羽は、自分の能力を証明する為に情報オリンピックに入賞したくて、コンピューター室の主となっている。そのコンピューター室は天井が一番高くて、高さが必要な実験装置をどうしてもここに置きたい科学部。断固拒否する丹羽に、あの柳田が深々と頭を下げたまま「あんたが情報オリンピックってのに真剣だって事はよく分かってる。でも俺達だって真剣なんだ。生まれて初めて真剣なんだよ」とお願いする。これは伝わるよね。
他にも親を殴った事は?と丹羽に聞かれて「ねえよ」と答え「親を殴ったら相手だけじゃなく自分も壊れてしまう、だから自分を守る為にも周りの物を壊すんだ」「誰かを傷つけたいんじゃない、きっとその逆だ」と話す柳田。この言葉が、それまで暴れる弟を理解出来ず、関わりたくなかった丹羽の心を溶かした。
そして“定時制の振りをして夜もコンピューター室を使え”という柳田に従い、夜の学校に来た丹羽が聞く。通信制も有るのに何故定時制に来るのか?「単純に来てぇからじゃないかな」
科学に興味を持たせれば、仲間との絆が芽生え、前向きに生きる事に繋がる。藤竹の深謀遠慮が凄い。
脚本=澤井香織 演出=山下和徳
- << 37 【2024秋ドラマ】 「宙わたる教室」7話迄終了。 【浮遊惑星のランデブー】 惑星系から弾き出され、恒星やその他の惑星から重力の束縛を受けず、銀河を直接公転している…という浮遊惑星。 それはまるで今回描かれた、宇宙科学の研究という王道路線から弾かれ(自分から外れて行った雰囲気が強いけど)、自分の信念を証明する為に夜は定時制の理科教師、日中は大学の無給研究員として二足の草鞋を履く藤竹の事の様であり、藤竹が指摘する迄ディスレクシアだと誰も気付かず、学校教育から弾かれて道を外しそうになっていた柳田の事の様でもあり、起立性調節障害による不調を家族によく理解して貰えず、リスカやアムカを繰り返し、定時制に入学しても常に保健室で寝ていた佳純の様でもある。 そして彼らは東新宿高校定時制で出会った。 今回は科学部の火星のクレーター再現実験の進捗状況と、名京大とJAXAが共同で行う“しののめプロジェクト”の進捗状況が並行して描かれたのだが、昔、藤竹が相澤に言っていた「データばかり見ていないで手を動かせ」が実践出来ていて楽しそうな科学部に比べ、石神からのプレッシャーを受け、データにがんじがらめで失敗は許されない立場にいる相澤の苦悩が切ない。 ワルの三浦は何でいつまでも柳田に固執するの?柳田の“直接公転”がそんなに気に入らないのか? 脚本=澤井香織 演出=一色隆司
>> 27
【2024秋ドラマ】〚短文投稿〛
「宙わたる教室」5話迄終了。
【真夏の夜のアストロノミー】科学部のコンテスト、定時制高校の部活って…
【2024秋ドラマ】
「全領域異常解決室」6話迄終了。
【「僕も神です」神vs新たな神】
興玉の「僕も神です」は、予想していたので驚きは無かったけど、雨野が芹田に向かって言った「貴方は今でも私の夫なんですか?」には度肝を抜かれた。一瞬意味が取れなくて、でもそこに居た全決メンバーが皆固まっていて、雨野が「やっぱりそうですか」と言ったのでそこで分かった。
「アメノウズメノミコト、私も神なんですね?」
冒頭、ヒルコのやった5人の神隠し(神の記憶を消したので魂も消えて二度と復活はしない)について興玉の説明を聞いた雨野が、「不思議ですけどヒルコを捕まえるのが、私の使命の様な気がします」と言っていて、これがラストシーンの布石だったのね。黒岩氏は台詞のチョイスが上手いよね。
雨野は神である自覚(記憶)は無かったけど、魂は消えていないみたいなので、事戸渡し(記憶消し)をやられた訳では無いが、記憶の一部を失う何かが有ったのかな?その何故?については次回、興玉から説明が有る様なので楽しみ。
今回ヒルコは、八百比丘尼が作ろうとしていた不老不死の薬を欲しがっていた。神ならそんな薬は不要。という事は、ヒルコは“事戸渡しを習得した人間”説が、現実味を帯びて来るのではないか?果たして…?
今回、詰め込み過ぎのきらいは有ったけど、一番面白かったな。
脚本=黒岩勉 演出=松山博昭
- << 38 【2024秋ドラマ】 「全領域異常解決室」7話迄終了。 【すべてお話します 物語はここから始まった】 興玉は室長代理で、室長はずっと出て来ないから変だなとは思っていたけど、雨野が神だと分かっても、彼女こそ室長なんだとは全く思わなかった。それは興玉が頭脳も武術も超優秀で、彼が雨野の部下だったとは想像もつかなかったから。 時間軸としては、神隠しに遭った4人目の神と5人目の神の間に雨野は連れ去られ、事戸渡しで神の記憶を消され、神器で右脇腹を刺されて、いずれ出血多量で肉体も失うという寸前で全決メンバーが見付け、月読命の能力で一命を取りとめたという事で、肉体は滅びなかったので人間としては生きられる、神の記憶(魂)が戻るのかは誰も分からないという状態らしい。でも一縷の望みを掛けて、興玉が局長に頼み全決に配属して貰った。 いやあ、凄い構成力。雨野がそういう立場で、彼女の記憶を呼び戻すきっかけをとメンバーは色々試していたのね。そういう目で最初からもう一度観たいと視聴者に思わせるのは、凄い事よ。 あと回想シーンを入れるなら、こういう意味の有る物にして欲しいよね。流石だわ黒岩氏。 で、やっぱり寿正はワルだった。でも彼はヒルコに賛同したサポーターの様な気がする。事戸渡しを修得した人間…やっぱり興玉が「彼は神じゃありません」と言っていた直毘審議官が一番怪しい。 脚本=黒岩勉 演出=都筑淳一
>> 28
【2024秋ドラマ】
「ライオンの隠れ家」5話迄終了。
【母親に会いに行くーー】
みっくん、船木さんと一泊出張(挿絵の仕事の打…
【2024秋ドラマ】
「ライオンの隠れ家」6話迄終了。
【姉の決意と真実】
最初から割とストレートに“虐待は祥吾=向井理が怪しい”という演出をしていたので、そう思わせて実は違うのでは?と疑っていたのだが、そういう所謂“考察の為の裏をかく”様な事はしないのね、このドラマは。X(柚留木ゆるぎ=岡山天音)はDV被害者の逃がし屋で、牧村は被害児を助けられなかった過去が有り、それを知っていた柚留木に、今度こそ助けようとか言われて協力させられているのかなとか、容易に想像出来る台詞と演出だったけど、これもその通りだった。(柚留木は自身もDV被害児だった様な演出だったな)
山梨の地元では名の通った建設会社の次男坊である祥吾が、文字通り“何処の馬の骨か分からない”、本人も“私には家族はいない”と言っていた愛生と結婚すると言った時に、よく橘家は許したな、もしかしたら強行突破で結婚して、橘家は嫁と孫を認めず、祥吾の会社での立場も悪くなり、その苛立ちから妻、そして息子へのDVが始まったとかなのかな。
それにしても何で愛生は警察に駆け込まなかったのかね。ライオンの体にあれだけの証拠が有るのに。夫がやったって証明出来ないから?
愛生が写真を置いて来ちゃったから、祥吾に洸人とみっくんの顔バレ、住所バレしちゃってるし、どうなるんだろうね。
脚本=徳尾浩司、一戸慶乃 演出=坪井敏雄
- << 39 【2024秋ドラマ】 「ライオンの隠れ家」7話迄終了。 【ライオンを守るための旅行】 祥吾がライオンの顔写真を公表した事で、工藤だけでなく他のマスコミも近付いて来るし、逃げた後だったけど、祥吾も家にやって来て“ライオンの印”は拾われてしまうし、その上、編集長に唆された天音が、工藤が止めていた3人の写真付き記事を、“工藤、天音”のクレジットを入れて勝手にUPしてしまい、追われるドキドキ感も強かったけど、事情を知った貞本が逃げる場所として、親戚所有で使っていない佐渡ヶ島のペンションを貸してくれたし、怒り心頭で天音をぶっ飛ばした工藤も退社し、柚留木から逃げる理由を聞き、その依頼で“ライオンを守る人”の仲間入りをしてくれて心強いし、何よりみっくんがライオンを守らなければという意識がどんどん強くなり、ルーティンを外れても強いパニックを起こさなくなり、ライオンに兄の様に接する姿を見るとほっこりする、その全体の「ドキドキ感とほっこり」のバランスが絶妙で良かった。 祥吾は養子で「あの家を継ぐ為に利用された」と言ってたけど、継ぐ長男は居たのに何で?最初から汚れ仕事をやらせる目的でなの? リニア工事に絡み、裏で繋がっていそうな亀ケ谷議員と祥吾(と部下の樺島)。天音が汚名返上で何かを掴み、暴走しないで工藤に相談してくれればいいのになと願ってしまう。 脚本=徳尾浩司、一戸慶乃 演出=青山貴洋
>> 30
【2024秋ドラマ】
「海に眠るダイヤモンド」3話迄終了。
【孤島の花】←一瞬見た夢が打ち砕かれ、落ち込む朝子を火葬場だけが有る…
【2024秋ドラマ】
「海に眠るダイヤモンド」4話迄終了。
【沈黙】
何故百合子は朝子に冷たいのか、私には普通に接してくれるのにというリナの疑問は視聴者の疑問でもあった。賢将が朝子を好きだから面白くないのかとも思ったけど、百合子自身そこまで賢将を好きとも思えなかったし…。鉄平も賢将も心当たりが有りながら、ずっと口には出して来なかった事。それがまさかの原爆投下の日に迄遡る話だったなんて。
仮にあの日、朝子が「ハーイ!」と返事をしなくて、百合子が見付からなかったとして、母親と姉が長崎に行くのを諦めたかというと違う様な気がする。信仰心の強い母親は百合子を連れて行くのを諦めて、上の子だけを連れて行ったのではないか?
百合子もそれは分かっていたと思う。でも姉は死に、母親は原爆症に苦しみ続け、百合子自身も被爆者として、発症の恐怖はずっと抱えて生きて来たのだと想像すると、その怒りの一端をつい朝子にぶつけてしまっていたというのも分からないではない。
信仰していても神様は助けてくれなかった。でも戦争も原爆も悪い事をしたのは人間だ。神様は何もしていない。被爆者にとって戦争は終わってない。この百合子と和尚の問答は心に刺さった。
鉄平の父が鉄平を大学に行かせた理由も明かされて。自分は学が無いから判断を誤り子を死なせてしまった…、これは切なかったな。
脚本=野木亜紀子 演出=塚原あゆ子
- << 41 【2024秋ドラマ】 「海に眠るダイヤモンド」5話迄終了。 【一島一家】 炭鉱員の賃上げ要求から始まった端島の労働争議。完全ストライキだと賃金が出ないから、部分ストライキを目指す組合と、そうはさせじとロックアウトを目論む会社側。封鎖柵を間に対峙する炭鉱員と会社側の外勤職員。体力勝負では外勤職員に勝ち目は無く、最前線で止めていた鉄平は倒されて左腕を骨折してしまう。 この件で管理側の炭鉱長の息子である賢将は炭鉱員から目の敵にされ、気付いた一平が間に入り丸く収めはしたのだが、幼い頃から一島一家を信じて育って来た鉄平も、この件で島民間の階級格差を突き付けられショックを受ける。 リナの拳銃は、殺された恋人が握っていた物と分かったけど、あのお金に正当性は有るのかな。命令でリナを捜していたコテツに殺されそうになったが、既の所で進平が助けに来て、リナが奪われた拳銃を奪い返しコテツの腹を撃ち抜く。躊躇無く撃つ進平は、戦場でどういう経験をして来たのだろうと想像してしまった。 これで二人は秘密を共有し、精神的に強く結び付いた。 DNA鑑定で玲央といづみに血縁関係はなく、いづみは出水と書く名字で旧姓、名前は朝子だと彼女の孫に教えて貰う玲央。 朝子と鉄平は結ばれなかった…となると、やはり玲央はリナと進平の孫という私の予想は当たりなのかも。 脚本=野木亜紀子 演出=林啓史
>> 33
【2024秋ドラマ】
「宙わたる教室」6話迄終了。
【コンピューター室の火星】
受験当日の朝に弟が家で初めて暴れた事に動揺して…
【2024秋ドラマ】
「宙わたる教室」7話迄終了。
【浮遊惑星のランデブー】
惑星系から弾き出され、恒星やその他の惑星から重力の束縛を受けず、銀河を直接公転している…という浮遊惑星。
それはまるで今回描かれた、宇宙科学の研究という王道路線から弾かれ(自分から外れて行った雰囲気が強いけど)、自分の信念を証明する為に夜は定時制の理科教師、日中は大学の無給研究員として二足の草鞋を履く藤竹の事の様であり、藤竹が指摘する迄ディスレクシアだと誰も気付かず、学校教育から弾かれて道を外しそうになっていた柳田の事の様でもあり、起立性調節障害による不調を家族によく理解して貰えず、リスカやアムカを繰り返し、定時制に入学しても常に保健室で寝ていた佳純の様でもある。
そして彼らは東新宿高校定時制で出会った。
今回は科学部の火星のクレーター再現実験の進捗状況と、名京大とJAXAが共同で行う“しののめプロジェクト”の進捗状況が並行して描かれたのだが、昔、藤竹が相澤に言っていた「データばかり見ていないで手を動かせ」が実践出来ていて楽しそうな科学部に比べ、石神からのプレッシャーを受け、データにがんじがらめで失敗は許されない立場にいる相澤の苦悩が切ない。
ワルの三浦は何でいつまでも柳田に固執するの?柳田の“直接公転”がそんなに気に入らないのか?
脚本=澤井香織 演出=一色隆司
- << 42 【2024秋ドラマ】 「宙わたる教室」8話迄終了。 【メテオライトの憂鬱】 朴くんの台詞を私も三浦にぶつけたい! 「いつまでガックンに執着すんだよ」「いい加減気付けよ!ガックンが居るのはもう俺等とは違う世界なんだよ。これ以上邪魔すんな」話が通じないそんな三浦でも、最近本当にヤバい奴らと付き合い始めた事を心配し忠告する朴くん。なのに三浦は彼をクソ呼ばわり。流石に穏やかな朴くんもこれには呆れて背を向けて去って行ってしまった。 三浦は柳田の事が好きでつるんでいたけど、急に別世界に行ってしまった事が許せない、もっと言えば朴くんみたいには理解出来ないのだろうな。 地頭はいいから、藤竹の影響を受けてもしかしたら俺も研究者になれるかもと、少しだけ思い始めていた柳田。三浦達の狼藉で科学部は空中分解寸前。 長嶺「身の丈に合わない事をしようとする人間には世間は厳しい。エリートってのはさ、自分達と同じレールを歩いて来なかった人間が足下迄のし上がって来ると、蹴落としに掛かるんだよ」 夢に必死になっても挫折を味わった時に、柳田が何処まで落ちて行ってしまうのか心配し、このままでいいのかを藤竹に問う長嶺。応援はしたいけど現実は甘くないのだと。 マジでやってた事を諦めるのはやっぱツレえわと泣く柳田。 科学部はここからどうやって、起死回生の学会発表に迄漕ぎ着けるのかな。 脚本=澤井香織 演出=一色隆司
>> 34
【2024秋ドラマ】
「全領域異常解決室」6話迄終了。
【「僕も神です」神vs新たな神】
興玉の「僕も神です」は、予想していた…
【2024秋ドラマ】
「全領域異常解決室」7話迄終了。
【すべてお話します 物語はここから始まった】
興玉は室長代理で、室長はずっと出て来ないから変だなとは思っていたけど、雨野が神だと分かっても、彼女こそ室長なんだとは全く思わなかった。それは興玉が頭脳も武術も超優秀で、彼が雨野の部下だったとは想像もつかなかったから。
時間軸としては、神隠しに遭った4人目の神と5人目の神の間に雨野は連れ去られ、事戸渡しで神の記憶を消され、神器で右脇腹を刺されて、いずれ出血多量で肉体も失うという寸前で全決メンバーが見付け、月読命の能力で一命を取りとめたという事で、肉体は滅びなかったので人間としては生きられる、神の記憶(魂)が戻るのかは誰も分からないという状態らしい。でも一縷の望みを掛けて、興玉が局長に頼み全決に配属して貰った。
いやあ、凄い構成力。雨野がそういう立場で、彼女の記憶を呼び戻すきっかけをとメンバーは色々試していたのね。そういう目で最初からもう一度観たいと視聴者に思わせるのは、凄い事よ。
あと回想シーンを入れるなら、こういう意味の有る物にして欲しいよね。流石だわ黒岩氏。
で、やっぱり寿正はワルだった。でも彼はヒルコに賛同したサポーターの様な気がする。事戸渡しを修得した人間…やっぱり興玉が「彼は神じゃありません」と言っていた直毘審議官が一番怪しい。
脚本=黒岩勉 演出=都筑淳一
- << 43 【2024秋ドラマ】 「全領域異常解決室」8話迄終了。 【人間の罪×神の暴走 犯したタブー】 何が驚いたって、瀕死の月読命が救命を断り、自分で自分に事戸を渡した事。それって有りなのか!「戦をやっていた頃の方が、まだ人の心があったよね」それが月読命の最期の言葉。あんな形で最愛の娘を失い、タブーを破っての復讐も最後迄は全う出来ずに返り討ちに遭い、(黄泉の国送りは決まってはいたけど)もうこの記憶も肉体も一刻も早く消し去りたいという事だったのだろうね。 そして興玉が本当は天石戸別神(アメノイワトノワケノカミ)だったという事。←黄泉戸を守っている重要な神。悪質な神を黄泉の国に落とす役割を担っている。正体を隠す為に興玉神を名乗っていた訳ね。室長代理にしているのもその流れなのかな。 で、ヒルコの真の狙いは天石戸別神を捜し出し(月読命の復讐を利用した)、彼を殺して黄泉戸を守れなくし、全神を黄泉の国に落として総入れ替え、修理固成を完遂するという事なのか。 雨野のIDを使って、警察から人魚のミイラを盗み出したのは誰なのか、最後の局長の、寿に命令されて受け入れている様な態度は何なのか、そして最大の謎、ヒルコは本当は誰なのか(私は直毘だとまだ思っているけど)、早く知りたいのに何と…次回は休止。ちょっとーこんないい所でお預けにしないでよ!信じられん…。 脚本=黒岩勉 演出=根本和政
>> 35
【2024秋ドラマ】
「ライオンの隠れ家」6話迄終了。
【姉の決意と真実】
最初から割とストレートに“虐待は祥吾=向井理が怪し…
【2024秋ドラマ】
「ライオンの隠れ家」7話迄終了。
【ライオンを守るための旅行】
祥吾がライオンの顔写真を公表した事で、工藤だけでなく他のマスコミも近付いて来るし、逃げた後だったけど、祥吾も家にやって来て“ライオンの印”は拾われてしまうし、その上、編集長に唆された天音が、工藤が止めていた3人の写真付き記事を、“工藤、天音”のクレジットを入れて勝手にUPしてしまい、追われるドキドキ感も強かったけど、事情を知った貞本が逃げる場所として、親戚所有で使っていない佐渡ヶ島のペンションを貸してくれたし、怒り心頭で天音をぶっ飛ばした工藤も退社し、柚留木から逃げる理由を聞き、その依頼で“ライオンを守る人”の仲間入りをしてくれて心強いし、何よりみっくんがライオンを守らなければという意識がどんどん強くなり、ルーティンを外れても強いパニックを起こさなくなり、ライオンに兄の様に接する姿を見るとほっこりする、その全体の「ドキドキ感とほっこり」のバランスが絶妙で良かった。
祥吾は養子で「あの家を継ぐ為に利用された」と言ってたけど、継ぐ長男は居たのに何で?最初から汚れ仕事をやらせる目的でなの?
リニア工事に絡み、裏で繋がっていそうな亀ケ谷議員と祥吾(と部下の樺島)。天音が汚名返上で何かを掴み、暴走しないで工藤に相談してくれればいいのになと願ってしまう。
脚本=徳尾浩司、一戸慶乃 演出=青山貴洋
- << 44 【2024秋ドラマ】 「ライオンの隠れ家」8話迄終了。 【姉の覚悟…そして別れのとき】 何故警察や公的機関に助けを求めなかったのか…。洸人の問いに愛生の答えは「夫に見透かされてる感じがして、どの選択肢も駄目だと思った」実際の暴力以上に、得体のしれない怖さを感じていたらしい愛生。 待った無しでネットで探して見付けたのが柚留木で、生活費を貯める間、愁人を預ける安全な場所として洸人達の家を選んだのだと。まあ、勝手は勝手だし、洸人は愛生の事をいくら責めても許されると思うけど、愛生から柚留木が偽造戸籍を手に入れたので、名前を変えて生きて行くと聞いて、「ありのままで生きられないなんてやっぱり違う」と洸人が反発したら、愛生が「DVだけじゃない…夫は危険な人なのかもしれない、洸人が想像している以上に…」と言った時に、愛生は“天音達が今掴んでいるネタ”リニア工事に絡む物騒な夫の裏の顔について、何か気付いているのかもしれないと感じた。 洸人達の平穏な暮らしを、良い意味でライオンが引っ掻き回したおかげで、みっくんの意識や行動が驚く程変化した、洸人一人では決して起こらなかったと思われる変化。みっくんとライオンはお互いに相手を必要としている。 愛生と愁人は樺島に連れ去られたみたいだけど、最後はあの実家で4人のプライドで暮らせるといいのにと思ってしまう。 脚本=徳尾浩司、一戸慶乃 演出=泉正英
>> 29
【2024秋ドラマ】〚短文投稿〛
「放課後カルテ」5話迄終了。
【お前が傷つくくらいなら、こいつを傷つける方がいい】←このお前=水本…
【2024秋ドラマ】
「3000万」全8話終了。
事の発端の、息子が怖かった筈なのに何故かソラのバッグを盗って来ちゃった所と、野崎刑事が広域強盗捜査本部から地域警察署に派遣されて来ていた割には、奥島(退職後は後任刑事)と二人だけで動き過ぎていた所は、ご都合主義的に見えて納得いかなかったけど、それ以外のストーリー展開、人物造形は見事で、ドキドキハラハラだけでなく、主人公夫婦の自らドツボにはまって行くスタイルにはかなりイライラさせられて、途中からはCM無しで49分オンタイムで観続けるのが辛くなり、録画で休憩を挟みながら観る様にしていた位で、それだけ「何で返さないの?」「何でそこに行っちゃうの?」とか観ながら思っていた訳で、そういう感情移入をさせる脚本(チームライティング)と演出、演者が上手かった訳で、全話観終わって色々な事を考え、複雑な感情も残ったのは確かだけど、このドラマの事は多分ずっと覚えていそうだなという気はしている。
ラストシーンは人によって違う解釈をしそうだけど、私は祐子とソラは蒲池の事だけは喋らない約束をして別れ、祐子は純一に会ってからにするか迷った末に、Uターンして会わずに自首したのかなと思った。あの瞳に溜まった涙は純一への溢れる思いであり、Uターンで断ち切ったのかなと。
脚本=弥重早希子WDRプロジェクト 演出=保坂慶太
>> 36
【2024秋ドラマ】
「海に眠るダイヤモンド」4話迄終了。
【沈黙】
何故百合子は朝子に冷たいのか、私には普通に接してくれるの…
【2024秋ドラマ】
「海に眠るダイヤモンド」5話迄終了。
【一島一家】
炭鉱員の賃上げ要求から始まった端島の労働争議。完全ストライキだと賃金が出ないから、部分ストライキを目指す組合と、そうはさせじとロックアウトを目論む会社側。封鎖柵を間に対峙する炭鉱員と会社側の外勤職員。体力勝負では外勤職員に勝ち目は無く、最前線で止めていた鉄平は倒されて左腕を骨折してしまう。
この件で管理側の炭鉱長の息子である賢将は炭鉱員から目の敵にされ、気付いた一平が間に入り丸く収めはしたのだが、幼い頃から一島一家を信じて育って来た鉄平も、この件で島民間の階級格差を突き付けられショックを受ける。
リナの拳銃は、殺された恋人が握っていた物と分かったけど、あのお金に正当性は有るのかな。命令でリナを捜していたコテツに殺されそうになったが、既の所で進平が助けに来て、リナが奪われた拳銃を奪い返しコテツの腹を撃ち抜く。躊躇無く撃つ進平は、戦場でどういう経験をして来たのだろうと想像してしまった。
これで二人は秘密を共有し、精神的に強く結び付いた。
DNA鑑定で玲央といづみに血縁関係はなく、いづみは出水と書く名字で旧姓、名前は朝子だと彼女の孫に教えて貰う玲央。
朝子と鉄平は結ばれなかった…となると、やはり玲央はリナと進平の孫という私の予想は当たりなのかも。
脚本=野木亜紀子 演出=林啓史
- << 45 【2024秋ドラマ】 「海に眠るダイヤモンド」6話迄終了。 【希望の種】 2話で全員片想い?の構図だった6人が、1963年の正月には、進平とリナの間には男の子(誠)が誕生し、賢将と百合子は結婚、鉄平はオドオドしながらも漸く朝子に好きだと打ち明け、お互いに照れ笑いと若干の涙を流しながら、両想いである事を確認するという、皆が収まる所に収まった目出度い年の始めが描かれて、特に神木くんと杉咲さんの演技がナチュラルで、彼らは確かにあの時代に端島に生きていた若者達で、私はそれを覗き見している旅人みたいな感覚に陥る位にはリアルな映像だったなあと。 今回は朝子を中心に朝子のアイディアで屋上緑化を始める話も盛り込まれ、これが現在のIKEGAYAの仕事に繋がったのかと納得。 でも今回の話で一番印象に残ったのは、一平が辰雄の家を訪ね、あんたが重機を色々入れてくれたおかげで作業が楽になり、おかげでこの年になっても働けると感謝し、辰雄の仕事振りを高く評価していた事。前炭鉱長はご機嫌取りだけの男で俺は好かんと。この思わぬ言葉に辰雄も心を開き、賢将を育ててくれたのは一平さんや端島の人達、だからいい子に育ったと感謝した。 人の視点それぞれ違うから、“そこはあなたの良い所だよ”というのは、積極的に言ってあげた方が物事は円滑に進んで行く…を見せられた、そんな感じ。 脚本=野木亜紀子 演出=塚原あゆ子
>> 37
【2024秋ドラマ】
「宙わたる教室」7話迄終了。
【浮遊惑星のランデブー】
惑星系から弾き出され、恒星やその他の惑星から重力…
【2024秋ドラマ】
「宙わたる教室」8話迄終了。
【メテオライトの憂鬱】
朴くんの台詞を私も三浦にぶつけたい!
「いつまでガックンに執着すんだよ」「いい加減気付けよ!ガックンが居るのはもう俺等とは違う世界なんだよ。これ以上邪魔すんな」話が通じないそんな三浦でも、最近本当にヤバい奴らと付き合い始めた事を心配し忠告する朴くん。なのに三浦は彼をクソ呼ばわり。流石に穏やかな朴くんもこれには呆れて背を向けて去って行ってしまった。
三浦は柳田の事が好きでつるんでいたけど、急に別世界に行ってしまった事が許せない、もっと言えば朴くんみたいには理解出来ないのだろうな。
地頭はいいから、藤竹の影響を受けてもしかしたら俺も研究者になれるかもと、少しだけ思い始めていた柳田。三浦達の狼藉で科学部は空中分解寸前。
長嶺「身の丈に合わない事をしようとする人間には世間は厳しい。エリートってのはさ、自分達と同じレールを歩いて来なかった人間が足下迄のし上がって来ると、蹴落としに掛かるんだよ」
夢に必死になっても挫折を味わった時に、柳田が何処まで落ちて行ってしまうのか心配し、このままでいいのかを藤竹に問う長嶺。応援はしたいけど現実は甘くないのだと。
マジでやってた事を諦めるのはやっぱツレえわと泣く柳田。
科学部はここからどうやって、起死回生の学会発表に迄漕ぎ着けるのかな。
脚本=澤井香織 演出=一色隆司
- << 46 【2024秋ドラマ】 「宙わたる教室」9話迄終了。 【恐竜少年の仮説】 前回、マジでやってた事を諦めるのはやっぱツレえわと柳田が泣いていたけど、楽しくて実験に夢中になっていたのは他の3人も同じ。マジでのめり込んでいた事は、そんなに簡単には忘れられないし諦めたくもない。結局はその気持が大事で全てなんだって事よね。 藤竹は名京大の助教時代に、研究に参加していた高専生の金井に研究者になれると夢を与え、現実的な石神にその夢を砕かれ、縦割り構造が蔓延る日本に嫌気が差してアメリカに渡った過去が有る。まだ何者でもない若者が、喜々として研究に取り組んでいる環境があるアメリカ。だから自分も、科学に何の興味も無い子を集めて、何処まで実験を楽しみながら成果を挙げられるのかを日本で試し、“科学は誰にも平等”という仮説を実証したかった。 それだけに、門戸を閉じられた金井の最後の表情が忘れられない藤竹は、柳田に金井を重ねてまた傷付けてしまったと、教師を辞め研究も辞めるかもという所迄思い詰めてしまうのだが、実験にマジな柳田のメンタルはどっこい強かった。 もう科学部には来るなと好きなだけ殴らせて、三浦にも分かる言葉で気持ちを伝えてきちんと落とし前をつけた。 藤竹に「あんたの仮説、俺達が証明してやるよ。だからもっとその気にさせろ!」柳田強い!小林虎之介カッコいい! 脚本=澤井香織 演出=吉川久岳
>> 38
【2024秋ドラマ】
「全領域異常解決室」7話迄終了。
【すべてお話します 物語はここから始まった】
興玉は室長代理で、室長は…
【2024秋ドラマ】
「全領域異常解決室」8話迄終了。
【人間の罪×神の暴走 犯したタブー】
何が驚いたって、瀕死の月読命が救命を断り、自分で自分に事戸を渡した事。それって有りなのか!「戦をやっていた頃の方が、まだ人の心があったよね」それが月読命の最期の言葉。あんな形で最愛の娘を失い、タブーを破っての復讐も最後迄は全う出来ずに返り討ちに遭い、(黄泉の国送りは決まってはいたけど)もうこの記憶も肉体も一刻も早く消し去りたいという事だったのだろうね。
そして興玉が本当は天石戸別神(アメノイワトノワケノカミ)だったという事。←黄泉戸を守っている重要な神。悪質な神を黄泉の国に落とす役割を担っている。正体を隠す為に興玉神を名乗っていた訳ね。室長代理にしているのもその流れなのかな。
で、ヒルコの真の狙いは天石戸別神を捜し出し(月読命の復讐を利用した)、彼を殺して黄泉戸を守れなくし、全神を黄泉の国に落として総入れ替え、修理固成を完遂するという事なのか。
雨野のIDを使って、警察から人魚のミイラを盗み出したのは誰なのか、最後の局長の、寿に命令されて受け入れている様な態度は何なのか、そして最大の謎、ヒルコは本当は誰なのか(私は直毘だとまだ思っているけど)、早く知りたいのに何と…次回は休止。ちょっとーこんないい所でお預けにしないでよ!信じられん…。
脚本=黒岩勉 演出=根本和政
- << 50 【2024秋ドラマ】 「全領域異常解決室」9話迄終了。 【最重要神、命の危機!救世主は荒ぶる神スサノオ】 2週間待たされて楽しみにしてたのだけど、うーん、肝心のヒルコの正体を次回最終話迄引っ張るのはいいとして、寿ではないと興玉に証明させて、そこはいいのだけど、実は二宮なのだとラストに匂わせて、でも次回予告では“謎の神ヒルコ、真の正体”のテロップの後に、興玉の「僕がヒルコです」の台詞、からの“ラストで、すべてが覆る”のテロップで視聴者を混乱させ、考察大会をさせる気満々で、その為の第9話…みたいな作りだったから、何か全決ドラマの世界観には浸れなくて、そこは残念だった。面白いは面白かったんだけどね。 前回書いた謎の答え合わせ。 ①雨野のIDを使って、警察から人魚のミイラを盗み出したのは誰なのか←多分二宮なのだろう②最後の局長の、寿に命令されて受け入れている様な態度は何なのか←呪符を首に貼られてヒルコに乗っ取られていた③そして最大の謎、ヒルコは本当は誰なのか(私は直毘だとまだ思っているけど)←まだ不明 詰めが甘い、弱いとか言われない様な、全決ドラマの世界観を十分に堪能出来る、そういう最終話を観たい! 脚本=黒岩勉 演出=松山博昭
>> 39
【2024秋ドラマ】
「ライオンの隠れ家」7話迄終了。
【ライオンを守るための旅行】
祥吾がライオンの顔写真を公表した事で、工…
【2024秋ドラマ】
「ライオンの隠れ家」8話迄終了。
【姉の覚悟…そして別れのとき】
何故警察や公的機関に助けを求めなかったのか…。洸人の問いに愛生の答えは「夫に見透かされてる感じがして、どの選択肢も駄目だと思った」実際の暴力以上に、得体のしれない怖さを感じていたらしい愛生。
待った無しでネットで探して見付けたのが柚留木で、生活費を貯める間、愁人を預ける安全な場所として洸人達の家を選んだのだと。まあ、勝手は勝手だし、洸人は愛生の事をいくら責めても許されると思うけど、愛生から柚留木が偽造戸籍を手に入れたので、名前を変えて生きて行くと聞いて、「ありのままで生きられないなんてやっぱり違う」と洸人が反発したら、愛生が「DVだけじゃない…夫は危険な人なのかもしれない、洸人が想像している以上に…」と言った時に、愛生は“天音達が今掴んでいるネタ”リニア工事に絡む物騒な夫の裏の顔について、何か気付いているのかもしれないと感じた。
洸人達の平穏な暮らしを、良い意味でライオンが引っ掻き回したおかげで、みっくんの意識や行動が驚く程変化した、洸人一人では決して起こらなかったと思われる変化。みっくんとライオンはお互いに相手を必要としている。
愛生と愁人は樺島に連れ去られたみたいだけど、最後はあの実家で4人のプライドで暮らせるといいのにと思ってしまう。
脚本=徳尾浩司、一戸慶乃 演出=泉正英
- << 47 【2024秋ドラマ】 「ライオンの隠れ家」9話迄終了。 【ライオンを助けたい!】 愛生はあれだけの暴力を受けて、夫はDVだけではない…危険な人なのかもしれないと認知していた筈なのに、夫からの伝言として“離婚”の二文字を出されたら、樺島について行ってしまうのか…。 てっきり樺島が暴力で連れ去ったのかと思っていたけど、それだとフェリーに乗せる時とか他人の目も有るし、逃げられる可能性も有るから、ああいう餌を巻けば穏便に連れて来られるって策だったのね。祥吾はワルだし愛生の事も分かっているから、そういう知恵は回るよなあ。 妻子と再会してからの祥吾は、何かずーっと怖かった。優しい言葉を掛けたり、離婚届を用意してあって祥吾も記入しても、ずっとずっと怖かった。坪井さんの演出と向井理の演技が、ずっと不穏な雰囲気を漂わせていて…、そしてやっぱりなあ…の展開に。 洸人が二人を取り戻しに祥吾の自宅に行き、柚留木が作った合鍵でドアを開けたら、奥から居ない筈の祥吾が出て来た時はもうホラー。 そっちが怖かった分、工藤、天音、高田刑事が結託して、高田の活躍で樺島を逮捕した部分はスッキリした。 ライオンを失い、絵を描けなくなっていたみっくんが、傷心の兄を労り、断っていた千人画廊の絵を「描きます!」って宣言した港のシーンは、彼の独り立ちの未来も暗示してるのかな。 脚本=徳尾浩司、一戸慶乃 演出=坪井敏雄
>> 41
【2024秋ドラマ】
「海に眠るダイヤモンド」5話迄終了。
【一島一家】
炭鉱員の賃上げ要求から始まった端島の労働争議。完全ス…
【2024秋ドラマ】
「海に眠るダイヤモンド」6話迄終了。
【希望の種】
2話で全員片想い?の構図だった6人が、1963年の正月には、進平とリナの間には男の子(誠)が誕生し、賢将と百合子は結婚、鉄平はオドオドしながらも漸く朝子に好きだと打ち明け、お互いに照れ笑いと若干の涙を流しながら、両想いである事を確認するという、皆が収まる所に収まった目出度い年の始めが描かれて、特に神木くんと杉咲さんの演技がナチュラルで、彼らは確かにあの時代に端島に生きていた若者達で、私はそれを覗き見している旅人みたいな感覚に陥る位にはリアルな映像だったなあと。
今回は朝子を中心に朝子のアイディアで屋上緑化を始める話も盛り込まれ、これが現在のIKEGAYAの仕事に繋がったのかと納得。
でも今回の話で一番印象に残ったのは、一平が辰雄の家を訪ね、あんたが重機を色々入れてくれたおかげで作業が楽になり、おかげでこの年になっても働けると感謝し、辰雄の仕事振りを高く評価していた事。前炭鉱長はご機嫌取りだけの男で俺は好かんと。この思わぬ言葉に辰雄も心を開き、賢将を育ててくれたのは一平さんや端島の人達、だからいい子に育ったと感謝した。
人の視点それぞれ違うから、“そこはあなたの良い所だよ”というのは、積極的に言ってあげた方が物事は円滑に進んで行く…を見せられた、そんな感じ。
脚本=野木亜紀子 演出=塚原あゆ子
- << 48 【2024秋ドラマ】 「海に眠るダイヤモンド」7話迄終了。 【消えない火】 史実として自然発火→爆発的火災→炭鉱長が水没を決断、死者1人重軽傷者22人とあり、それは曲げられないからほぼ史実に沿った展開で、観ていて辛いものがあった。 そこはドラマだから死者はおそらく進平で、“戦争”と“波にさらわれて見付からない妻”という二つの傷に苦しんだ過去を、漸く癒やしてくれる存在、リナと息子の誠を得て、ささやかな幸せを実感しているだろう彼を観ていたから、あの結果は本当に辛い。 誠の一升餅のお祝いをお寺でやって、家族で泣き笑いをして、こんな幸せな日がまた来るなんてと喜び合ったシーンが先に有っただけに、余計にショックだった。 これも史実だと、新しい区域の炭鉱を掘る工事を始め、完了する迄14ヶ月が掛かり、その間は出炭ゼロ。公式サイトのあらすじだと鉄平がこの仕事に携わるみたいなのだが。 10年後の閉山→一斉離島の時には既に鉄平は島には居なかったので、もしかしたら、水没の為に自分が汲み上げポンプを止めた事と兄の死を関連付けて(もしくは関連付けられて)苦しんで、島に居られなくなってしまったのかなあとか想像してみる。 これ、やっぱり現代との行き来は無かった方が良かったなあ。端島の暮らしと彼らの人生を、時間軸通りに描くだけで十分感動出来たのになあ。 脚本=野木亜紀子 演出=塚原あゆ子
>> 42
【2024秋ドラマ】
「宙わたる教室」8話迄終了。
【メテオライトの憂鬱】
朴くんの台詞を私も三浦にぶつけたい!
「いつまで…
【2024秋ドラマ】
「宙わたる教室」9話迄終了。
【恐竜少年の仮説】
前回、マジでやってた事を諦めるのはやっぱツレえわと柳田が泣いていたけど、楽しくて実験に夢中になっていたのは他の3人も同じ。マジでのめり込んでいた事は、そんなに簡単には忘れられないし諦めたくもない。結局はその気持が大事で全てなんだって事よね。
藤竹は名京大の助教時代に、研究に参加していた高専生の金井に研究者になれると夢を与え、現実的な石神にその夢を砕かれ、縦割り構造が蔓延る日本に嫌気が差してアメリカに渡った過去が有る。まだ何者でもない若者が、喜々として研究に取り組んでいる環境があるアメリカ。だから自分も、科学に何の興味も無い子を集めて、何処まで実験を楽しみながら成果を挙げられるのかを日本で試し、“科学は誰にも平等”という仮説を実証したかった。
それだけに、門戸を閉じられた金井の最後の表情が忘れられない藤竹は、柳田に金井を重ねてまた傷付けてしまったと、教師を辞め研究も辞めるかもという所迄思い詰めてしまうのだが、実験にマジな柳田のメンタルはどっこい強かった。
もう科学部には来るなと好きなだけ殴らせて、三浦にも分かる言葉で気持ちを伝えてきちんと落とし前をつけた。
藤竹に「あんたの仮説、俺達が証明してやるよ。だからもっとその気にさせろ!」柳田強い!小林虎之介カッコいい!
脚本=澤井香織 演出=吉川久岳
- << 49 【2024秋ドラマ】 「宙わたる教室」全10話終了。 【消えない星】 東新宿高校定時制科学部は「諦めた物を取り戻す場所」と、部員に寄り添いその気にさせていた顧問の藤竹自身にとっても、石神から否定された自身の信念“どんな人間にも必ず可能性はある”を証明した場所、でもあった。 半グレ寸前だった柳田と、保健室登校しか出来なかった佳純が、あんな大きい会場の舞台で、自分達の実験について堂々とスピーチする日が来るなんて…。人と人の出会いって凄いな、良い出会いに恵まれた科学部メンバーと、彼らに触発された他の生徒や教師や関係者達にとっても、本当に幸せな事だったんだなと観ていて感動したし泣けて来た。 恩師経由で藤竹に来たNASAの研究チーム行きの誘い。嬉しいけど思い悩む藤竹の僅かな異変に直ぐ気付いた柳田。 「なあ先生、教師辞めんのか?」「どうしてですか?」 「別に何となくだよ…、もし迷ってんだったら気にすんな。科学部は俺達のなんだからよ」 柳田「俺さあ、あんたに会う前の世界より、今の世界の方が好きだよ」 藤竹「そっくりそのままお返しします」 お互いに若干涙を浮かべながらの会話、二人のリアルな芝居に引き込まれ、共感の涙が溢れた。 脚本、配役、演出、主題歌、全てがハイレベルで揃っていて素晴らしかった。 脚本=澤井香織 演出=吉川久岳
>> 44
【2024秋ドラマ】
「ライオンの隠れ家」8話迄終了。
【姉の覚悟…そして別れのとき】
何故警察や公的機関に助けを求めなかった…
【2024秋ドラマ】
「ライオンの隠れ家」9話迄終了。
【ライオンを助けたい!】
愛生はあれだけの暴力を受けて、夫はDVだけではない…危険な人なのかもしれないと認知していた筈なのに、夫からの伝言として“離婚”の二文字を出されたら、樺島について行ってしまうのか…。
てっきり樺島が暴力で連れ去ったのかと思っていたけど、それだとフェリーに乗せる時とか他人の目も有るし、逃げられる可能性も有るから、ああいう餌を巻けば穏便に連れて来られるって策だったのね。祥吾はワルだし愛生の事も分かっているから、そういう知恵は回るよなあ。
妻子と再会してからの祥吾は、何かずーっと怖かった。優しい言葉を掛けたり、離婚届を用意してあって祥吾も記入しても、ずっとずっと怖かった。坪井さんの演出と向井理の演技が、ずっと不穏な雰囲気を漂わせていて…、そしてやっぱりなあ…の展開に。
洸人が二人を取り戻しに祥吾の自宅に行き、柚留木が作った合鍵でドアを開けたら、奥から居ない筈の祥吾が出て来た時はもうホラー。
そっちが怖かった分、工藤、天音、高田刑事が結託して、高田の活躍で樺島を逮捕した部分はスッキリした。
ライオンを失い、絵を描けなくなっていたみっくんが、傷心の兄を労り、断っていた千人画廊の絵を「描きます!」って宣言した港のシーンは、彼の独り立ちの未来も暗示してるのかな。
脚本=徳尾浩司、一戸慶乃 演出=坪井敏雄
- << 52 【2024秋ドラマ】 「ライオンの隠れ家」10話迄終了。 【最大の嵐…愛の掛け違い】 樺島(会社の部下だとばかり思っていたら、取引先の建設会社の社長だった)逮捕で義兄の春一社長から縁を切られ、愁人を連れて昔の養護施設に行ったけど既に廃園、あの時恐らく祥吾は愁人を道連れに死をイメージしてたよね。 ライオンのぬいぐるみに内蔵していたGPSが功を奏し、寸前で追い付いた洸人。 前回洸人は、弟の自由を奪って依存して来たと言って、「(祥吾と)貴方は違います!」と柚留木から強く否定されていたけど、ずっとその事が頭に有ったらしく、だから愁人を守りながら祥吾に投げ掛けた言葉に、洸人の心の揺らぎも反映されていて、それを祥吾も感じ取ったから、そして自分を見て泣き出した息子の気持ちも感じ取ったから、殴ってでも奪い返すという気持ちは生まれなかったのだと思う。 「相手の為にと言いながら結局は自分の為に相手を縛って、家族だからって…」「本当は気付いていたんでしょ?」「楽ですよ。気付かないまま終わらせられたら。でもきっとそれじゃダメなんです」 柚留木は愛生を救い出し、匿名で警察に通報をして祥吾は逮捕され、愛生母子を含む小森家の安心安全生活は始まったけど、洸人の心の揺らぎは治まらず…家出? 本当の家族再生を描いてから終わらせるみたいで、最終回も楽しみ。 脚本=徳尾浩司、一戸慶乃 演出=泉正英
>> 45
【2024秋ドラマ】
「海に眠るダイヤモンド」6話迄終了。
【希望の種】
2話で全員片想い?の構図だった6人が、1963年の正…
【2024秋ドラマ】
「海に眠るダイヤモンド」7話迄終了。
【消えない火】
史実として自然発火→爆発的火災→炭鉱長が水没を決断、死者1人重軽傷者22人とあり、それは曲げられないからほぼ史実に沿った展開で、観ていて辛いものがあった。
そこはドラマだから死者はおそらく進平で、“戦争”と“波にさらわれて見付からない妻”という二つの傷に苦しんだ過去を、漸く癒やしてくれる存在、リナと息子の誠を得て、ささやかな幸せを実感しているだろう彼を観ていたから、あの結果は本当に辛い。
誠の一升餅のお祝いをお寺でやって、家族で泣き笑いをして、こんな幸せな日がまた来るなんてと喜び合ったシーンが先に有っただけに、余計にショックだった。
これも史実だと、新しい区域の炭鉱を掘る工事を始め、完了する迄14ヶ月が掛かり、その間は出炭ゼロ。公式サイトのあらすじだと鉄平がこの仕事に携わるみたいなのだが。
10年後の閉山→一斉離島の時には既に鉄平は島には居なかったので、もしかしたら、水没の為に自分が汲み上げポンプを止めた事と兄の死を関連付けて(もしくは関連付けられて)苦しんで、島に居られなくなってしまったのかなあとか想像してみる。
これ、やっぱり現代との行き来は無かった方が良かったなあ。端島の暮らしと彼らの人生を、時間軸通りに描くだけで十分感動出来たのになあ。
脚本=野木亜紀子 演出=塚原あゆ子
- << 53 【2024秋ドラマ】 「海に眠るダイヤモンド」8話迄終了。 【ダイヤモンド】 誠が島の医者では分からない病気に罹り、亡くなった進平に代わり鉄平がリナに付き添い長崎の病院に連れて行く。健康保険証が必要で(島の病院は会社の物なので無料だった!)、ここで初めてリナは未入籍で誠は無戸籍という衝撃の事実を知った鉄平。 直ぐに荒木誠として出生届を出した鉄平。という事は、自分の子供として…だよね。リナは自分の戸籍を動かせない事情は話したのだろうし、そうなれば自分しかいない。 で、あのリナが小舟で逃げたシーンで、舟を漕いでいたのは鉄平だった。ヤクザが島に来たからなのかな?そして鉄平は二度と戻らなかった、それは何故? 鉄平と朝子が何故結ばれなかったのか、そのきっかけが誠の病気だったとは。優しい鉄平ならああいう選択をするのだろうなって、まあまあ理解出来るギリギリの線を突いて来たな。 鉄平の日記に書かれたあの時代の人々の真っ当な生き方と、理念が子供に引き継げないのなら、引き継げる企業に会社は売ってしまうという決断をしたいづみの潔さに感化されたらしい玲央が、“これからは笑って生きたいから”と、ミカエルに風俗に売られたアリサを助けて警察に駆け込むという大胆な行動を見せた。 初めて現代パートに少しは意味が見出だせたけど…。私はまだ“現代”は要らなかった派だな。 脚本=野木亜紀子 演出=府川亮介
>> 46
【2024秋ドラマ】
「宙わたる教室」9話迄終了。
【恐竜少年の仮説】
前回、マジでやってた事を諦めるのはやっぱツレえわと柳田…
【2024秋ドラマ】
「宙わたる教室」全10話終了。
【消えない星】
東新宿高校定時制科学部は「諦めた物を取り戻す場所」と、部員に寄り添いその気にさせていた顧問の藤竹自身にとっても、石神から否定された自身の信念“どんな人間にも必ず可能性はある”を証明した場所、でもあった。
半グレ寸前だった柳田と、保健室登校しか出来なかった佳純が、あんな大きい会場の舞台で、自分達の実験について堂々とスピーチする日が来るなんて…。人と人の出会いって凄いな、良い出会いに恵まれた科学部メンバーと、彼らに触発された他の生徒や教師や関係者達にとっても、本当に幸せな事だったんだなと観ていて感動したし泣けて来た。
恩師経由で藤竹に来たNASAの研究チーム行きの誘い。嬉しいけど思い悩む藤竹の僅かな異変に直ぐ気付いた柳田。
「なあ先生、教師辞めんのか?」「どうしてですか?」
「別に何となくだよ…、もし迷ってんだったら気にすんな。科学部は俺達のなんだからよ」
柳田「俺さあ、あんたに会う前の世界より、今の世界の方が好きだよ」
藤竹「そっくりそのままお返しします」
お互いに若干涙を浮かべながらの会話、二人のリアルな芝居に引き込まれ、共感の涙が溢れた。
脚本、配役、演出、主題歌、全てがハイレベルで揃っていて素晴らしかった。
脚本=澤井香織 演出=吉川久岳
>> 43
【2024秋ドラマ】
「全領域異常解決室」8話迄終了。
【人間の罪×神の暴走 犯したタブー】
何が驚いたって、瀕死の月読命が救…
【2024秋ドラマ】
「全領域異常解決室」9話迄終了。
【最重要神、命の危機!救世主は荒ぶる神スサノオ】
2週間待たされて楽しみにしてたのだけど、うーん、肝心のヒルコの正体を次回最終話迄引っ張るのはいいとして、寿ではないと興玉に証明させて、そこはいいのだけど、実は二宮なのだとラストに匂わせて、でも次回予告では“謎の神ヒルコ、真の正体”のテロップの後に、興玉の「僕がヒルコです」の台詞、からの“ラストで、すべてが覆る”のテロップで視聴者を混乱させ、考察大会をさせる気満々で、その為の第9話…みたいな作りだったから、何か全決ドラマの世界観には浸れなくて、そこは残念だった。面白いは面白かったんだけどね。
前回書いた謎の答え合わせ。
①雨野のIDを使って、警察から人魚のミイラを盗み出したのは誰なのか←多分二宮なのだろう②最後の局長の、寿に命令されて受け入れている様な態度は何なのか←呪符を首に貼られてヒルコに乗っ取られていた③そして最大の謎、ヒルコは本当は誰なのか(私は直毘だとまだ思っているけど)←まだ不明
詰めが甘い、弱いとか言われない様な、全決ドラマの世界観を十分に堪能出来る、そういう最終話を観たい!
脚本=黒岩勉 演出=松山博昭
- << 55 【2024秋ドラマ】 「全領域異常解決室」全10話終了。 【その答えは、神のみぞ知る―悠久の時を超えた絆】 前回が少々期待外れだったので、最終回がどうなるのか心配だったのだが、ストーリーと演出、演技で“これぞ全決の世界観”というのをきっちりと魅せてくれて、納得、満足の最終回だった。 寿はヒルコに会った事が無く、最初の接触は電話だった(それが本当にヒルコだったのかは不明)というのが、IT長者相手にしてはアナログだなとは思ったけど、言葉だけで寿を信者にしてしまうのだから凄腕。 そしてヒルコの本命だと思っていた直毘は、ヒルコを名乗りはしたが、人間として唯一事戸渡しを修得した役小角が、人魚の肉を食べ生き長らえていたのだと興玉が指摘し、直毘もそれを認める。変わり果てた人間の姿に絶望し、そろそろ寿命が尽きそうなので、死ぬ前に神と人間の総入れ替え=修理固成を達成するのが目的だったと。 事戸渡しの他に呪苻と神器という便利な物も操っていたので、如何にも神様っぽかったけど。 神様のヒルコは別に存在しているのかは不明のままで終了した。 二宮は一応ヒルコを匂わせて病院から逃亡。 興玉は雨野に事戸を渡したけど、人差し指だけ浮かせていたので、多分雨野は全決の記憶を持ったままでいる。 溝端淳平が京都室長として新たに登場。 なのでこの続きは多分有ると思う。期待して待とう! 脚本=黒岩勉 演出=石川淳一
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