一緒にお話つくろう会
ジャンルは未来形戦闘物。スターウォーズみたいな。
ルール
キャラは15人限定!!主人公クリス(主)とそれぞれ医師、メカ強さん、魔女、パイロット、宇宙人、なんでもOK♪♪15人でお話を作っていきましょう。上に番号と役名、名前 性別を書くことが条件。それでは
① 剣士 クリス 女
ここは戦地ダテスティン王国。私、クリスは王女の用心棒として王宮にいた。
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>> 100
漆黒の星、ダーク星ここは太陽の光が余り届かないほど銀河の外れにある。そしてこのダーク星こそ、連合軍の本部が置かれている。この星には連合軍の軍人しかいない。いわば軍事惑星と呼ばれる軍のためだけにある惑星なのだ。
ダーク星には世界で最も高い塔が立っている。その最上階に連合軍総司令官ドイス閣下がいた。
⑥「闇はいい…」
ドイスはダーク星を全土を見渡す事が出来る大きなガラスの前に深々と椅子に座っていた。
後ろから、物音ひとつたてず、体格のいい男がドイスに近づいて来た。
⑫「ドイス閣下、お知らせしたいことが…」男の名前は雷(ライ)といって、連合軍の総将軍である。連合軍には将軍は三人いる。バジリス、キメラ、雷であるが、雷はその中では別格の実力者である。連合軍で彼の右に出るものはいないほど雷は強い。いや、世界中探しても、雷に勝てるヤツなどいないことだろう。雷は連合軍の中枢的な存在である。既に雷の活躍によって、二つの惑星は連合軍の支配下になっていた。バジリスによって壊滅状態にあるダスティン王国があるダスティン星を含めれば、連合軍は七つある惑星のうち三つを征服してしまったことになる。
⑥「…もうせ」
ドイスは闇を好む。彼の周りは闇である。ドイスは魔法使いであって、魔法使いでは無い存在、そして、謎であり、闇でもある。ドイスを見たものは皆こう言う。
>> 101
⑫雷「はっ、バジリスからの報告ですが…あまりよい知らせでは無いです。」
⑥「…」
ドイスはダーク星の空を見ている。
⑫「シーラ星のエルフの抵抗により、バジリス部隊はシーラ星征服を断念、撤退中とのことです。そうとうな被害が出たようです。エルフたちの被害も大きかったようですが…撤退やもなしだそうです。」
⑫「もう一つ、悪い知らせが…キメラがセレナ姫捕獲任務に失敗したようです。」
ドイスの顔は闇でその表情は分から無いが、決して笑顔ではないだろう。
⑥「星の数ほどいる連合軍を束ねる三将軍の二人がいながら…シーラ星は支配下におけんし、たかが、小娘一人捕まえることが出来んのか」
⑫「…」
⑥「たよりになるのは雷…お前だけだ。シーラ星に飛べ、一週間で征服してみせよ」
⑫「ドイス閣下、二日で十分です。」
⑥「ふ、たのもしいかぎりだ…」
⑥「キメラ、バジリスにはセレナ姫を追えと連絡せよ。あのペンダントはなんとしても手に入れるのだ…お前もシーラ星を征服したら、そのまま、セレナ姫を追え!」
⑫「はっ、おおせの通りに…」
雷は部屋を去っていく。
⑥「まぁ、私の念願(世界征服)までには…これぐらいの障害は仕方ないか…」
⑥「時が来れば、私も…」
ダーク星は闇…そのものである。
>> 102
クリスたちの宇宙船にもう1台の宇宙船が高速で近づいて来る。
①「連合軍ではない…敵なのか」
セロは操縦席に座っている。
⑤「うっ、敵さんだったら、やばいなぁ~相手さんは最新式の船だぜ。確かに人工知能を持った宇宙船らしい」
セレナは心配そうに後ろの窓から、後方の宇宙船を見ていた。
③「どんどん近づいてきます」
⑨「宇宙船同士の戦いに私は無用だな」
①「地上戦でも、役立たずのくせに」
⑨「失礼な、だい…」
ライオネルが言いかけた時、宇宙船についているスピーカーから聞き覚えのある声が聞こえてきた。音が小さくはっきり聞きとれない。
⑤「おっ、相手さんが通信してきたよ。今、音量上げるから…ちょっと…」
セロはボタンをいくつか押した。
『おい、聞こえてるか?応答してくれ』
凱の声だった。
⑤「お、あんたは助けてくれた人じゃん」
『んっ、あれは別に助けた…わけじゃねぇよ…うっ…俺の船を守るためにだなぁ…えっ~と』
「スナオジャナインダカラ」
⑦「黙ってろ!あっちに聞こえるだろうが!」
セロが持っていたマイクをクリスは無理矢理取り上げると
①「おい、凱とか言ったけ…今回は…お前のおかげで助かった。」
①「…」
①「あ、ありがとう…」
⑤⑨「お~クリスにしては珍しい、素直に礼を言うなんて!」
もちろん、クリスのゲンコツが飛んできた。
③「ありがとうございますした。凱さん!」
『止めてくれ…皆して礼を言うのは、俺様はそんなのが、一番苦手なんだ』
凱の通信機から、クリスたちの笑い声が聞こえる。
⑦「たぁ~」
凱の顔は真っ赤になっている。
「イマノカオエイゾウニノコシテオキマス」
⑦「バカやろう!そんなのいい!」
凱は通信機に向かって『いい情報を教えといてやる、ムーク星とライジング星には行かない方がいいぜ!あそこは連合軍に征服されちまってるからなぁ、行くとしたら、連合軍がまだ手を出していない、守りが堅い、イース星をお勧めするぜ!ここから、近いしな』
凱の船のブースターが光る。
『じゃあな、また縁があったら、どっかであうこともあるだろうよ…』
凱の船は物凄いスピードでセロの船を追い越し、見えなくなった。
⑤「あの船…買いだな」
セロは呟いた。
- << 109 凱は、セロの船から遠くはなれた宇宙空間で、考えていた。 ⑦「ふっ、セレナって嬢ちゃんの10億サーナもいいが、それよりも連合軍の奴らと遊んだ方が、面白そうだな!」 PPP 「イッツモ ガイハ ソントクカンジョウ ヨリモ ジブンガ オモシロケレバ イイホウニ イクンダカラ ..コッチノ ミニナッテヨ」 ⑦「うるせーっ!このAI野郎っ!俺様が楽しければ良いんだよっ!」 PPP 「マッタク ウチノ ゴシュジンサマニハ コマッタモノダ」 ⑦「さぁ、修行の続きでもやるか!」 PPP 「ホント シュギョウバカ ダヨネ」 ⑦「俺様は、宇宙一、強い男になりたいんだよ!」
凱の船は速い。一気にクリス達の乗る船を通過した。
①「セロ!!パイロットの顔をモニターに出して。」
⑤「了解!!」
パッとスクリーンに凱の姿が映った。
①「こいつは・・・・確か、凱!!」
③「先ほど助けてくださった方だわ。」
クリスの顔とは対照的にセレナは嬉しそうだ。
⑤「んっ。メールがはいってる。」
スクリーンには凱に変わりセレナの顔が映った。全員はセレナが賞金首となったのを知った。
①「まずいな・・・。」
⑤「急いでピンタゴ星雲のウマンダ星に飛ぼう。みんな掴まって。コスモ・ワープ!!」
クリス一行はウマンダ星にワープした。
>> 103
クリスたちの宇宙船にもう1台の宇宙船が高速で近づいて来る。
①「連合軍ではない…敵なのか」
セロは操縦席に座っている。
⑤「うっ、敵さんだっ…
凱は、セロの船から遠くはなれた宇宙空間で、考えていた。
⑦「ふっ、セレナって嬢ちゃんの10億サーナもいいが、それよりも連合軍の奴らと遊んだ方が、面白そうだな!」
PPP
「イッツモ ガイハ ソントクカンジョウ ヨリモ ジブンガ オモシロケレバ イイホウニ イクンダカラ ..コッチノ ミニナッテヨ」
⑦「うるせーっ!このAI野郎っ!俺様が楽しければ良いんだよっ!」
PPP
「マッタク ウチノ ゴシュジンサマニハ コマッタモノダ」
⑦「さぁ、修行の続きでもやるか!」
PPP
「ホント シュギョウバカ ダヨネ」
⑦「俺様は、宇宙一、強い男になりたいんだよ!」
>> 109
ビシュンビイュッ
ドゴウッ
ブーン ブーン ブーン
警告アラームが、船内に響きわたる。
⑦「んっ、どうした!今の衝撃波はなんだっ!」
PPP
「ガイ テイサツジュンヨウカン ニセキ ホソク」
「ソノ コウホウニ オオガタセンカン セッキンチュウ」
「バトルルームヲデテ セントウタイセイニハイッテ クダサイ」
ズゴゴゴゴゴゴ・・・
⑦「やれやれ、ゆっくり修行も出来やしねぇな。」
そう言うと凱は、デッキに走って行った。
バフッ
椅子に座ると、凱は、ボタンを素早く押した。
カシャカシャカシャ
ウイィィン
PPP
「シップバトルモード カンリョウ シールドレベル80% サユウ レーザービームホウ スタンバイ OK」
⑦「いっちょ、やるか!」
凱は、レバーを握り締めた。
>> 110
その大型戦艦の中にはバジリスの指揮する姿があった。
④「ガッハッハッハッ!!」
「とうとう、見つけたぞ!賞金稼ぎっ!!」
「全レーザービーム砲、発~射っ!!」
兵士「ハッ!!」 「全砲門を開けっ!」
「ビーム砲発射っ!」
レーザービームが、シャドーmkⅡに豪雨の用に降り注ぐ。
ドガァガガガガァーーン!!
ブーン ブーン ブーン PPP
「ガイ シールドタイキュウリョク 50% コノママダト アト ニカイコウゲキヲ ウケルト コノフネハ ウチュウ ノ モクズトナッテシマイマス」
⑦「帝国艦もやるじゃねぇか!」
「面白くなってきやがった。」
「ソンナ ユウチョウナコト イッテルバアイジャアリマセン!」
⑦「うるせーっ!黙ってみてなって!」
「・・・・・。」
⑦「ハイパーブースター オンッ!」 「レーザーシールドフルチャージャー!!」
すると、船は青い光の、フェニックスのかたちに包まれた。
⑦「この俺様を、なめんなよ!」
「行くぜ!!!」
「フェニックス・ガンナーッ!!!」
そう言うとは巡洋艦 二隻に突っ込んで行った。
ぶおおおぉぉーーッ
兵士「相手の船がっこちらに突っ込んできます。」
兵士「うわぁぁああ!!助けっ 」
チュッドががガーーーーン!!!!
>> 111
バジリスの目の前で信じられない事が起こっていた。
ドガン パリンパリン ヒュー
兵士「前の巡洋艦二隻、撃沈されました。」
④「そっ、そんな馬鹿なっ!!あり得ん、こんなっ!!」
ボフ ヒボフドガッ
バジリスは、凱の
船を睨み付けた。
④「ギャラクシー砲 発射だ!!」
兵士「きっ危険です。しかも、大型戦艦の全エネルギーを大型キャノン砲に使う為、船が一時停止してしまいます。」
④「構わぬ!」
兵士「しかし、バジリス様、・・。」
④「同士が目の前でやられて、指をくわえて黙ってみてろと。」
兵士「分かりました。」 「ギャラクシー砲準備!」
「急げっ!」
大型戦艦の船底の方に大きなキャノン砲が現れた。
ブオンブオンブオン
その、メタルシルバー色でその重厚なものに、全エネルギーを溜めだした。
>> 112
大型戦艦の内部では、ギャラクシー砲の準備に追われていた。
ウ゛アン ウ゛アン
ブァン ブァン
兵士「出力80% 異常無し。ピキーンッ
「出力90% 異常無し。」 ピキーンッ
「出力100% 異常無し。」 ピキーンッ
ブアブアブアブアブアン
「出力120% 異常無し。」 ピキーンッ
兵士「出力全開っ!対ショック用意。」
ギュン ギュン ギュン ギュン・・・・
補佐官「いつでも、行けます。バジリス将軍!」
④「うむ!今なら、キャツも、巡洋艦の爆発で気付くまい。」
④「貴様は、全惑星を連合軍が制圧するのには、邪魔だっ!」「死ねぇい!」
「ギャラクシー砲っ発射ぁぁーーッ!!!」ガチィン
目の前は、何も見えない真っ白い光に包まれた。
| ∥\
|\ \ /
| _/ ユ ツ
―
――――― /
_/ ツ
ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
さっきまで、燃上していた二隻の巡洋艦は、跡形も無く塵と化してしまった。
>> 113
二隻の巡洋艦を撃破した凱は、手に汗握っていた。
⑦「ふう~っ!俺様も流石に緊張するぜ!」PPP
「アナタデモ ヤッパリ ヒトノコダッタンデスネ」
⑦「うるせっ!!」
前を見ると大型戦艦の方から、キラッと光るのが一瞬みえた。
⑦「んっ!何か、ヤバい!俺様の勘が警告してるぜ!」
「シャドー、いったん此の場所を離れるぞ!!コスモワープだ!」」
「ガイノ ワルイコトダケノカンハ イツモアタルカラネ イヤダイヤダ」
⑦「んな事、言ってる場合じゃねぇ!!」
「ワカリマシタ タダシ サッキノ ハソンデ ショウトワープシカデキマセン」 「シカモドコニ トブカヨソクフノウデス」
凱は、聞くか聞かない内にスイッチを押してレバーを引いた。
⑦「ショウト コスモワープ!!」
PPP
「カミサマーッ!」
ビュンッ
シャドーmkⅡが、姿を消したその時、ギャラクシー砲のビームエネルギーが轟音とともに通過していった。
ブーン
凱が乗っている船はなんと、大型戦艦のデッキの目の前にワープしていた。
⑦「このまま、デッキに突っ込んでやる!」
PPP
「ヒトゴロシーッ」
⑦「だから、お前は人じゃねぇって!」
船は、火花を散らしながら、デッキの強化ガラスを突き破り中に入って行った。
>> 115
デッキに突っ込んみ滑って行くシャドーmkⅡの中、凱は脱出の準備をしていた。
マザーコンピューターのチップを鳥の形をしたオーム型ロボに入れ替え左肩にのせた。
PPP
「モウスコシ イイ ロボットハナカッタノ」
⑦「緊急事態だ、しょうがねぇだろ!」
喋りながらシャドーハイパーブースターのコアの部分を取り外し背中の袋に入れた。
シュッ
船から飛び降りた。
船は、何人かの連合軍兵士を巻き込みながら、デッキの奥で止まった。
ドシューーッ!
音の方を見ると、バジリスがビームをこっちに向かって撃っていた。
PPP
「ガイ! アブナイ! タイビームシールド!!」
凱はシャドーに弾かれた。
ズドドドォーン!!
PPP
「ビームシールドガ キカナイ ガイ イママデタノシカッタヨ・・・」
⑦「何言ってやがる!お前らしくもねぇ!
「サヨオナ・・」
ジュン
シャドーは跡形も無くなっていた。
⑦「ばっ!馬っ鹿野郎!!」
「俺様の相棒を!バジリス!テメぇはゆるさねぇ!!」
「おおおおおぉぉぉぉっ!!!」
そう言うと凱は、七人に分身していた。
>> 116
④「しくじったかっ!!」
ジャンプした凱の分身が四方八方から一度に襲いかかる。
⑦「七重残像剣んっ!!!阿修羅斬りぃぃっ!!」
④「ぬううっ!!」
バジリスは左腕の機械で受け止めた
かに、思えたが凱の険圧は凄まじく耐えきれなかった。
ピシッ
ボドッン!
⑦「ぐあぁぁっ!私の左腕がっ!」
補佐官「バジリス将軍、引いて下さい。」
⑦「この、私に逃げろと言うのか!」
補佐官「はい、いったん体制を立て直しましょう。」 「この近くに、イース星があります。そこに、小型艇で行きましょう。」
50名の兵士
「バジリス将軍を、お守りしろ。」
ワーーーッ
凱に兵士たちが次々と襲いかかるっていった。
補佐官「いまの内に行きましょう。」
④「ぐっ。」
バジリスは、無言のまま左腕を押さえデッキから出て行った。
⑦「野郎っ!逃げるのか待ちやがれ!!」
ズバッ ズバッ
50人の兵士と凱が闘っている間に、バジリスと補佐官 二人は小型艇でイース星に向かって脱出していた。
ズバッ ズバッ
⑦「ちっくしょうーっ!!!」
兵士達を振りほどき凱は、なんとかシャドーmkⅡに乗り込んだ。
カシヤカシヤ
ウィーン
⑦「動けっ!」
ウィンウィンウィン
⑦「駄目か!」
ブーン ブーン ブーン
⑦「よしっかかった。ハイパーブースターのコアをはめてる暇はねぇ!ノーマルブースターでイース星にいくぜ!」
ブオオォッ
凱は、バジリスを追った。
>> 117
バジリスが乗った小型船はどんどん見えなくなる
⑦「ちっ、パイパーブースターがねぇと…追いつけねぇ!」
凱の宇宙船は煙を上げている
PPP
「ガイ スピードヲユルメナイトバクハツシマスヨ」
⑦「え?シャドー?お前死んだんじゃ?」
「ナニ バカナコトイッテルンダアレハコピーデータダヨ ワタシハコノフネノAIナンダカラ コノフネノコアーがツブレナイカギリモンダイナイシ」
⑦「くっ…くそバカ!コンピューターが!」
凱は怒っているが、嬉しそうだ!
「ガイ ハヤクスピードヲユルメナイトホントニワタシハシンジマウ」
凱は宇宙船の速度を緩めた。バジリスの船は見えなくなった。
凱「だいたいお前は人じゃねぇんだから…死ぬとか言わないだろうが!」
「ガイモサッキワタシハシンダンジャナイカッテイッテタクセニ」
凱「あ、あれは…なんだその…え~ついうっかりだなぁ…」
「ガイイチバンチカイイースセイニイッテ」
「ハヤイトココノフネヲシュウリシナイト」
⑦「わかった。ふっ運命かもなぁ…クリスに進めた星に俺も行くことになるとはな」
「シュウリハタイヘンダヨ」
「アンナムチャクチャナウンテンスルカラ」
⑦「仕方なかったんだよ!あの場合は!」
凱の船はイース星に進路を向けた。このスピードでは相当時間がかかりそうだ。
「シュウリスルノニイッカゲッハカカルヨ」
⑦「うっ…」
「シカモテツヤデ」
⑦「…」
凱は修理している自分の姿を思い浮かべる。
「ガイ ガンバ」
⑦「うっせぇ~バカ!」
凱は船を叩いた。
⑦「い、いてぇ」
「バカダ」
>> 118
兵①:「バジリス将軍。もう追ってきていません!」
④「あやつめ!覚えておけよ!」
兵「イース星まであと少しです」
それを聞いた別の兵が
兵②:「将軍、この船では余り遠くにいけませんが…イース星に行くのはお勧め出来ません!」
④「なぜだ!」
バジリスは壊れた腕を押さえている。
兵②「はっ、イース星は連合軍の影響を全く受けておりません。ですから、あの星には…仲間の兵(連合軍)は誰一人いないのですよ!言わば敵の中に入っていくも同然です!」
③「そ、そうです。しかも、あの星の連中は…他の惑星からも恐れられているのです。なんせ、気に食わないヤツは殺すらしいです。もし、我々が連合軍だとばれたら皆殺しですよ!」
兵①「しかし、残りの燃料を考えても、船(バジリスが乗っていた大型戦艦)に戻るのも無理ですし、他の惑星に行くのは到底無理です。」
兵たちは黙りこんだ。
④「通信は出来ないのか!船に連絡して、むかいにこさせばいいではないか!気に食わないが、キメラの部隊に連絡してもいいしな」
④「通信兵今すぐ通信しろ!」
通信兵「それが…ここら辺一帯の宇宙はイース星の領域でして…ここで通信をすると傍受されて、イース星の戦闘機がすぐ駆けつけて来ます。」
④「くっ…では…イース星の領域から出れんのか?」
兵①「無理です。燃料が持ちません…なにしろ急の発進で燃料補給が出来ませんでしたので…イース星まで、でもギリギリです。」
④「なら、迷うことはないわ!イース星に行け!」
兵①「はっ!」
兵の大半は乗り気ではないようだ。しかし、状況を考えれば、仕方ないとわかっていたので、賛同するしか無かった。
④「キメラの部隊に輸送ロボットと放て、直接届ける輸送ロボットなら、傍受の心配はない、古いやり方だが、手紙を送る。内容は軍勢を集め、イース星に攻めこめ、手柄はお前にやるとな」
通信兵「直ちに!」
バジリスは少し考え
④「雷様の部隊にも、送っておけ!」
兵「はっ」
④「シーラ星を支配したら、来て下さるだろう…あの人が来て下されば…百人力だ!」
バジリスの宇宙船からはイース星が見えてきた。
>> 119
バジリスの乗った小型船はイース星の大気圏に突入しようとしていた。
④「イース星の奴らに気づかれるなよ!」
兵①「レーザーに探知されないよう妨害電波を出せ!」
兵②「はっ、妨害電波オン、シールド機能オン、大気圏突入します!」
ゴゴゴォォォ、小型船は炎に包まれる。
兵②「大気圏突破、機体に異常なし、敵に探知もされていません」
兵③「着陸します。」
④「あの森につけろ!」
船の高度が低くく、なっていく。
兵①「将軍。少し、揺れます!」
グラ、ドス。
兵②「シール星528地点に到着」
④「ふっ…キメラが来るまで、姿を消すとするか」
バジリスたちは船をすて、歩き始めた。
※文外(皆さんへ、バジリスはキメラ隊が来るまで、登場させないでぇ~下さいぃ)
>> 121
クリスが乗った宇宙船はイース星を視界にとらえる所まで来ていた。
⑨「イース星か…おそこの星の奴らは…苦手だ…」
ライオネルはイース星を見て、ため息をついていた。
⑤「30分もあったら、着くと思うよ!」
③「皆さん、イース星に着いたら、イース星の王に私たちと共に連合軍と戦ってもらいたいとお願いするつもりです。」
セレナがいきなり、そうきりだして、一同は一瞬静まったが
①「セレナ、あの星の連中のこと知って言ってるの?」
③「詳しくは知りませんが…《気に食わないヤツ!皆殺し~気にいったヤツ!兄弟だ~》と言う歌をダスティン王国で聞いたことがあります。」
セレナの余りにおかしな歌い方に一同は笑ったが
⑤「セレナ、たしかにイース星の連中に気にいられたら、俺たちと一緒に戦ってくれるだろうけど…気にいられるのは…宇宙抽選で最新大型宇宙を当てるぐらい、確率が低いし」
⑨「しかし、彼らが味方してくれるなら、連合軍を倒すのも夢では無くなる。彼は数も多いし、運動能力は宇宙一の一族だな。昔イース星の剣士と剣の試合をしたんだが、全く歯が立たなかったよ」
①「ライオネルは試合で負けたのは、ただ単に弱いだけだけど…確かに彼らは戦闘に優れた民族だよ」
⑨「クリス!僕は十分強いぞ!バカに…」
クリスは
①「泣き虫エルフがよく言うね…」
ライオネルは既に半泣きだ
⑨「う、うるさい、ぼ僕は…昔とは違うんだぁ~」
⑤「あ、ライオネル~もう泣きそうじゃん」
⑨「うぅ…うぅ」
ライオネルは奥の部屋に逃げた。
①「変わんないねぇ…アイツは…」
船はイース星の重力に引かれる所まで来た。
③「あの…とにかく!私!イース星の人に気にいられるように頑張ってみます!」
①「セレナ…」
クリスの目は優しかった。セレナの目もまた優しかった。
③「一つ言わせて。俺とセレナ、ライオネルは心配ないけど…クリスはなぁ…性格悪いしキツイんじゃないかなぁ」
セロは真顔で言った。
宇宙船はイース星の大気圏に突入した。
宇宙船の運転はセロに変わり、クリスが運転していた。セロは床に伸びている。
⑤「クリス…絶対キツイよ…」
①「…」
バン
セロは気絶した。
船は大気圏を抜けた。
⑤「クリスは船で待機に一票・・・・」
床に倒れているセロが息を切れ切れに言った。クリスは胸元のシャツを掴んで持ち上げた。
①「なんで・・・・だい??」
ものすごい眼光に目をそむけるセロ。すかさずセレナが助け舟をだした。
③「私、クリスは顔が知れてるんだと思うんです。そんな強力な剣士が来たら、きっとあちらの警戒心も解けませんわ。」
何とか必死に取り繕った。クリスはどさっとセロを落としにっこりセレナに微笑んだ。
①「そうだな。私と泣き虫エルフはここでしばしまってる。」
③「なんでネルもですか??」
①「エルフは誇り高き民族。用意に頭を下げないし、あんな状態じゃ使い物にならないよ。というわけで、セロはしっかりセレナを守れよ。もし何かあったら・・・・分かるよな?」
セロは死より恐ろしい何かが待ってると予感した。
⑤「それじゃあ、2人で行こうかセレナ。」
③「はい。」
何もない芝が生えている大地が近づいてくる。ザザザザザッ。やっとイース星に到着した。セロは岩陰に船をかくした。
③「それでは、いってまいりますね。」
①「気をつけて・・・。」
そっとクリスはセレナの髪に触れる。まるで恋人同士の様なその仕草に、ライオネルは精神的ダメージを受けた。それをみてセロは小声でライオネルに話し掛けた。
⑤「ネル!!2人きりだぞ。チャンスを生かせよ」
パァ~と明るくなるライオネルの顔。やれやれと思いながら最新銃を持ってセレナの後に続き船を降りた。
>> 123
セレナとセロはひたすら歩いていた。周りには草原が広がって、草以外何も見えない。もう三時間は歩き続けている。突然、セレナが座りこんだ。
③「ごめんなさい…もう歩けない…」
セロも座りこんでいる。
⑤「はぁ~俺もだよ…やっと森を抜けたと思ったら、今度はただっ広ろい草原だもん…町どころか…人一人いないし」
③「ところで、セロ…ここの人達はどんな種の人なのですか?」
セロは遠くを見ている。
⑤「ん?種族かい…え~と、なんて言えばいいのかなぁ、翼があるんだよ。空だって自由に飛べるし、中には火を吐くヤツもいる。言わば人型の竜ってヤツさ~この星にはおとぎ話に出てくる竜もいるよ。イース星の人は竜人と呼ばれているんだ!」
③「竜人ですか…竜って、家より大きいあの恐ろしい生き物ですよね…あんな…」
セレナはイース星の人に気にいってもらう自信が少し、なくなった。
⑤「まぁ~竜人に気にいってもらえなかったら、竜の餌にでもされるんじゃないのかなぁ~ハァハハ」
セロの笑えない冗談にセレナは苦笑いするしか無かった。
セレナは自分の知っている竜を頭に思い浮かべながら
③「竜って…物語のように恐ろしいものなんですか?」
⑤「俺も一度しか見たことないけど、せりゃ、おそろし…そうそうあんな感じさ~」
セロは遠くの空を指さしている。
③「…」
セレナは声にならない
⑤「って、竜だぁ」
矢のようなスピードで竜が近づいてくる。 竜はセレナとセロの前におりたった。竜は小さな山ぐらいの大きさで、全身は堅いウロコて覆われている。口からは煙が出ている。
⑤③「!!」
セレナとセロは気絶した。
竜の背中には竜人と呼ばれる人が乗っている。
竜人「コイツら、気絶したよ…おかしなヤツら」
竜人の背中には竜に負けないぐらい立派な翼が出ている。翼以外はセレナたちと余り変わらない。
竜人「コイツらを竜王様のところに連れていくぞ!ドラー!」
ドラーと言う竜はセレナたちを大きな手で持ち上げる。
竜人「お前たちが…生きられるかは…竜王によって決められる」
竜人はセレナたちが気絶していて、聞いていないのは分かっていたが、そう言った。
竜はセレナたちを持ち、飛び上がった。
>> 125
大きな岩の後ろに隠れるようにセロの宇宙船は止まっていた。辺りは静かだが、船の中はそうでもなかった。
①「ガミガミ…」
ライオネルはクリスの文句をひたすら聞いていた。
⑨「…うっう」
ライオネルはうつむいてに泣いていた。
①「ふっん…この泣き虫エルフといたって!意味がない!私もセレナたちの後を追う。」
クリスは身支度をし始めた。
⑨「ク、クリス?」
ライオネルが顔を上げた時にはクリスは既に船にはいなかった。 テーブルにはクリスのメモが置いてあった。『泣き虫エルフへ、船は任したよ!』
ライオネルはため息をついた。
⑨「せっかくのチャンスを逃してしまったぁ」
ライオネルはまた泣き始めた。
>> 126
セロは宇宙船のテレビのスイッチをつけた。ちょっど宇宙放送が流れていた。ライオネルはテレビにくぎづけになった。画面にはライオネルには家と言ってもいい、シーラ星のエルフ城が映っていた。
宇宙テレビ局の女は
『こちら、シーラ星です。』
エルフ城はあちらこちら崩れてはいるもののその姿は健在だった。
『ナタレー王女は悲しいことに…でも!バジリス部隊の大軍をイース星から追い出すことができたもようです。』
女は近くにいる年老いたエルフにインタビューをしている。周りのエルフもカメラに集まって来た。老人は女が持っているマイクを取り上げ、カメラに近寄ると
長老『ライオネル王子!私たちはやりましたじゃ!連合軍に勝ったのですぞ!』
エルフ『連合軍はこの星にはもういない!』
エルフ『連合軍!おもいしったか!』
他のエルフたちも、めいめいに叫んでいる。エルフたちも、ライオネルがまさか見ているとは思ってないだろう。
女は長老から、マイクを取り返すと
『このようにイース星の皆さんは大喜びです!』
女はエルフたちを押さえるのに必死だ。今にも、マイクを取られそうだ。
『え~痛た…ちょっと邪魔しないで下さい~あ~…え、先ほど入った情報によりますと!総将軍(雷)率いる大連合軍がレイカ星からシーラ星を目指しているようです。3日もあれば、あのライジング星、ムーク星を数日で壊滅させた。連合軍ナンバーワンの実力者雷将軍がくるもようです。』
周りにいたエルフたちは静かになった。
エルフ『うそ、だろ雷だと…あんな化物なんか相手に出来るか!』
エルフ『雷…』
『以上、シーラ星からでした。』
女は笑顔だったが、エルフたちの顔は暗かった。
放送は終わった。 ライオネルは頭をかかえ、黙りこんだ。
シーラ星のエルフたちはバジリス軍との戦いに勝ちはしたが、犠牲・被害は大きかったはずだ、そんな状況で連合軍最強の雷、連合軍エリート部隊を相手にするなど…
⑨「私は…ただここにいて…仲間が死ぬのを待つしかないのか…くっ!」
ライオネルは母を思った。
⑨「どうか、お力を…神のご加護を…」
イース星は夜になっていた。
>> 127
イース星の竜人は竜が進化したものだと科学者はいう。しかし、違う科学者は竜が退化したものが竜人だと言う。そして、もう一人の科学者は竜と竜人は全く別の生き物だと言う。竜人は謎が多い。竜人は世界で生まれた最初の種族である。竜人は数が多いし、頭がいいから、イース星の科学力は優れている。しかし、竜は頭が悪い、力は竜人の何倍もあるが、数は少ない。イース星は竜人と竜が共同して暮らしている。竜人は竜の上に立ち、竜は竜人の上に立つ。イース星は竜王によって、治められている。竜王は竜であって、竜人でもある。
セレナを連れた竜、竜人は裸がむき出しになった険しい山に降り立った。
竜人「俺はコイツらを竜王様のところに連れていく、お前は他にコイツら仲間がいないか、見て来てくれ!」
竜はうなずくと飛びあがった。
竜人は二人を肩に軽々とのせ、山に人工的にあけられた穴に入って行った。
穴の中には整備された道に壁、見たこともない形の宇宙船、兵器が並んでいた。竜人はさらに奥に進む…
>> 128
凱は、干し肉をかじりながら、森の中で食料になるものを見つけていた。
⑦「果実は、結構あるが、動物がなかなかいねぇなぁ!」
「ガッツリ、肉を喰いてえなぁ!こんな、ちんけな干し肉より血の滴るステーキをよ!」
すると、遠くの方から地響きがなりだした。
⑦「なんだっ!」
凱は、木の陰に隠れると、耳を澄ました。
ズシーン
ズシーン
ズシーン
ズシーン
ズシーン
ズシーン
メキメキッ
⑦「だんだん、こっちに近づいてくる!」
バキバキ!
バキバキン!!
凱は、音が聞こえる方に身構えた。
- << 131 クリスはセレナたちの後を追い、草原を走っていた。 ①「うっ…なんて広さだ~草以外何もないじゃないか!」 クリスは汗だくだ。クリスは立ち止まると腰にさげた水筒に手をかける。クリスは水を飲みながら、辺りを見渡した。遠い空に黒い点が見える。 ①「アレは…竜!」 常人では決して竜と認識出来る距離ではない。クリスは剣を抜いた。 ①「真っ直ぐ、こっちに来る…アイツ…私が目的のようだな!」 竜はもう誰が見ても、竜と分かる所まで来ている。 ①「大地よ…」 竜はクリスの前に降り立った。クリスの何倍いや何十倍あるだろうか。 ①「くっ…来るなら、とっとと来な!」 クリスは剣をかまえる。 竜「ふっ…私とやりあうつもりかぁ?」 竜は喋ってた。竜の声は低く、聞きとりにくかったが、確かに喋ってた。 ①「喋った…」 クリスは驚きの余り、口を大きくあけて、立っている。 竜「ガハハハ、面白い娘だ!竜が喋ってたら可笑しいか?」 竜はその外見からは、想像も出来ないぐらい明るい喋り方だ。 ①「で、私に何の用だ!まさか、ナンパじゃないだろうな?」 竜の顔には変化はないが、クリスの冗談に竜は少し笑ったように見えた。 竜「ふふ、出来たらそうしたいがな!そうにもいかん、お前を竜王のところに連れて行かねばならん!」 ①「竜王…竜王のところに連れて行って、どうするつもりだ!」 クリスは剣を竜に向ける。 竜「おいおい、まさかそんな棒切れで、わしを殺すつもりかぁ」 竜はクリスを見下ろす、竜は恐ろしい。普通だったら、セレナたちのように気絶するか、その場で腰を抜かすか、一目散に逃げ出す。だが、クリスは一歩もひかない。竜とクリスは睨みあったまま、動かない。先に折れたのは…竜だった。 竜「負けたわ!ガハハハ!いい度胸してやがる!竜の仲間だって、このドラー様を見たら逃げ出すというのに!」 ①「ドラー?竜に名前なんてあるのか?」 竜「面白い、実に面白いぞ!娘!…竜にだって、名前ぐらいある。ガハハハ!」 竜は笑っているようだ。表情からはそうは見えない。 竜「娘…気にいった!竜王には俺がじきじきにお願いしてやる!一緒に竜王のところに行くぞ!」 ①「行くか!私はセレナたちを探さなければならないんだ!」 竜「セレナ?さっきの娘のことか?綺麗なドレイをきた?たしか、男も一緒だった」 ①「貴様!セレナをどうした!」 クリスは竜を睨む。
- << 138 バキバキバキッ なんと、そこに現れたのは、竜族の中でも異端なヒドラだった。 首が三本あり、普通の竜の二倍の大きさで、辺り構わず火を吐きながら凱に近づいて来た。 ゴオオオォォォッ ⑦「くっ!なんだって、こんな化け物がいやがる!」 シュッ 凱は、ジャンプすると、三人に分身した。 ズオォォッ 妖刀にオーラを溜める。 ⑦「これでも、喰らいやがれっ!」 「三重残像おぉぉっ!ガイ・ブレイドオォォォッ!!!」 三人の分身から、凱のオーラが、一斉にほとばしる!! ズガガガガガ---ン!!! 爆音と地鳴りが、鳴り響く。 ⑦「やったか!?」 っと、思った瞬間、木に叩きつけられていた! ⑦「ぐっ!」 凱の左わき腹に激痛を感じる。 ⑦「何が起きた!」 凱は、ヒドラのしっぽで、吹き飛ばされていたのだった。 ズキッ ⑦「ヒビが入りやがった。」 凱の口からは、血が滴っている。 ⑦「ちっ!つまんねぇことに、なっちまった。」 ヒドラは、真ん中と左の首が、無くなり暴れまくった。 ⑦「やれやれ、流石に竜ってのは、しぶといねっ!」 そう言うと、 妖刀を逆さに持ち替えた。 「体中が、痛てえがよぉ、今、残っているオーラをこの鎧にくれてやるぜ!!」 そう言うと、凱は全オーラを放出させた。 ⑦「七重残像剣んっ!!阿修羅斬りいぃぃぃぃっ!!!」 ズババババババァァン!!! 七人に分身した凱は、ヒドラを斬り裂いていた。 ⑦「流石に、俺様も疲れたぜ!」 凱は、気を失い、前のめりに倒れた。
竜人は慣れた道をすいすい奥へ進んで行った。
初めてここに入った者なら確実に迷子になってたであろうぐらい複雑な道。
竜人はさらに奥へと進んで行く――
⑤「…………んっ」
セロが目を覚ます。
⑤「!?」
セロは目の前の状況に驚いた。そりゃそうだろう。
なんせ竜人の肩に乗ってるんだから。
傍らにはセレナもいた。
竜人「あ。お前目覚めたのか」
⑤「ちょ…何処に連れてくんだよ」
セロが何か言おうとした時、薄暗い大きな部屋の前で竜人は止まった。
竜人「お前達がどうなるかは俺にはわからねぇから」
小さい声で竜人が言った。
⑤「……?」
イマイチ言葉が分からなかったセロ。
竜人「竜王さま。不振な人物2名を連れて参りました」
>> 129
凱は、干し肉をかじりながら、森の中で食料になるものを見つけていた。
⑦「果実は、結構あるが、動物がなかなかいねぇなぁ!」
「ガッツリ、肉を…
クリスはセレナたちの後を追い、草原を走っていた。
①「うっ…なんて広さだ~草以外何もないじゃないか!」
クリスは汗だくだ。クリスは立ち止まると腰にさげた水筒に手をかける。クリスは水を飲みながら、辺りを見渡した。遠い空に黒い点が見える。
①「アレは…竜!」
常人では決して竜と認識出来る距離ではない。クリスは剣を抜いた。
①「真っ直ぐ、こっちに来る…アイツ…私が目的のようだな!」
竜はもう誰が見ても、竜と分かる所まで来ている。
①「大地よ…」
竜はクリスの前に降り立った。クリスの何倍いや何十倍あるだろうか。
①「くっ…来るなら、とっとと来な!」
クリスは剣をかまえる。
竜「ふっ…私とやりあうつもりかぁ?」
竜は喋ってた。竜の声は低く、聞きとりにくかったが、確かに喋ってた。
①「喋った…」
クリスは驚きの余り、口を大きくあけて、立っている。
竜「ガハハハ、面白い娘だ!竜が喋ってたら可笑しいか?」
竜はその外見からは、想像も出来ないぐらい明るい喋り方だ。
①「で、私に何の用だ!まさか、ナンパじゃないだろうな?」
竜の顔には変化はないが、クリスの冗談に竜は少し笑ったように見えた。
竜「ふふ、出来たらそうしたいがな!そうにもいかん、お前を竜王のところに連れて行かねばならん!」
①「竜王…竜王のところに連れて行って、どうするつもりだ!」
クリスは剣を竜に向ける。
竜「おいおい、まさかそんな棒切れで、わしを殺すつもりかぁ」
竜はクリスを見下ろす、竜は恐ろしい。普通だったら、セレナたちのように気絶するか、その場で腰を抜かすか、一目散に逃げ出す。だが、クリスは一歩もひかない。竜とクリスは睨みあったまま、動かない。先に折れたのは…竜だった。
竜「負けたわ!ガハハハ!いい度胸してやがる!竜の仲間だって、このドラー様を見たら逃げ出すというのに!」
①「ドラー?竜に名前なんてあるのか?」
竜「面白い、実に面白いぞ!娘!…竜にだって、名前ぐらいある。ガハハハ!」
竜は笑っているようだ。表情からはそうは見えない。
竜「娘…気にいった!竜王には俺がじきじきにお願いしてやる!一緒に竜王のところに行くぞ!」
①「行くか!私はセレナたちを探さなければならないんだ!」
竜「セレナ?さっきの娘のことか?綺麗なドレイをきた?たしか、男も一緒だった」
①「貴様!セレナをどうした!」
クリスは竜を睨む。
>> 131
竜「さぁて、どうしたかなぁ…」
①「ドラー!貴様!まさか食べたんじゃ!」
竜は翼を広げる。
竜「どうなったか…知りたければ!わしと一緒に来い、早くせんと本当に食べられるぞ!」
竜は背中に乗れと言わんばかりの仕草をした。
①「卑怯な…竜め」
クリスは剣をおさめ、竜の背中に飛び乗った。竜はそれを確認すると飛び上がった。
竜「落ちねぇようにしっかり、つかまっとけよ!ガハハハ!」
①「くっ…」
クリスは必死につかまっている。
竜「竜王のヤツのところにつくまで、ここの星のことを少し話してやる!」
①「…」
竜「竜王はこの国の王だ。ヤツは竜になれる竜人だ。わしはアイツは好かん。」
クリスは黙って聞いている。
竜「まず、この星に来たものは竜王に合わなければならない。そして、竜王に…選ばれるんだ。」
①「何を?」
竜「生か死さ!」
竜は大空を悠々と飛んでいた。
>> 132
大きな部屋に竜王はいた。
竜王⑫「下がれ。」
竜王は竜だった。
竜人はそう言われるとセレナとセロを床に下ろし、部屋を出ていった。部屋にはセレナとセロ、竜王だけになった。
⑫竜王「私は…この国の王…竜王だ!貴様たちは選ばなければならん!」
③「何をですか?竜王様。」
セレナは目の前にいる竜に脅えながら言った。
竜王「…この姿のままでは…お嬢さんにはあわんかなぁ…」
そう言うと、竜は竜人になった。
⑤「竜が…竜人に…こんなの聞いたことない!竜と竜人は別物じゃなかったのか…」
⑫竜王「まず、男の質問に答えよう…その通り竜と竜人は別物だ。しかし、私だけが…竜であり、竜人でもある。それが竜王だ。」
竜王は美男子だった。背はセロと同じぐらいだ。年はセレナたちと変わらないように見えるが、多分、数百歳だろう。
⑫竜王「では、女の質問にも答えよう…」
竜王は中央にあった椅子に座る。
⑫竜王「選ばなければならないのは…生か死…」
③「生…死ですか」
⑫竜王「何~簡単な事だ!お前はこの男を殺して、お前は生き、その男は死ぬ…またその逆でもいい…男…お前がそこの女を殺して、生き、女は死ぬ…さぁ生きたい方よ!仲間を殺せ!」
③「そんなこと出来ません!」
⑤「そうだ!そうだ!竜王だかなんだかしんないけど…バカじゃないか!」
竜王は何か言った。セレナやセロが使っている言葉ではなかった。部屋の中に竜人が十数名、入ってきた。
⑫竜王「早くどちらかを殺せ!…10分やる…それ以上過ぎたら、二人とも殺す!」
竜王の言葉とともに竜人は槍や剣をセレナとセロに向け、円を描くように取り囲む。
⑤「マジかよ…」
③「…そんなこと」
⑫竜王「無駄な抵抗はせんことだ!ここにいる竜人はお前たちでは一人として、倒せんだろう…」
セロの腰につけた銃を竜王は見た。そしてセレナが握っている杖を見た。
⑫竜王「お前たちが持つ力では…我々には傷一つ、つけれん!」
既に竜が数匹、竜人は部屋一杯にいた。この大きな部屋の上には大きな穴が空いていて、その穴から、竜や竜人が滅多にない、イベントをみようと集まって来ている。
⑫竜王「始めよ!」
竜や竜人は雄叫びを上げている。竜、竜人は既に数百はいる。
⑤「絶対絶命は…もうなれてきたなぁ」
③「笑えない冗談ですね。セロ…」
その頃、クリスとドラーはセレナたちがいる山の上空を飛んでいた。
>> 133
①「なんだか…騒がしいな!」
ドラー「当たり前よ!久々のイベントだからな!仲間同士殺り合わせるのよ。」
①「なんだって!セレナとセロが…」
竜「そうさ…あんたのお仲間は…殺し合うのさ!生きるために…誰もが、命は惜しい、だから、例え、兄弟だろうと殺し合う。わしたちはそれを見るのが楽しみでね。ガハハハ!」
セレナがいる部屋に入る穴が見えて来た。他の竜や竜人もその中に続々、入っている。
①「あそこが入口か!ドラー早くいきな!」
ドラー「ふっ…わしに命令するヤツなど…ここ数百年はいなかったなぁ…ガハハハ!」
ドラーはそう言うと急降下して、穴に向かった。
①「待ってろ!セレナ!…セロ!」
ドラー「どうなっても、わしは知らんぞ!ガハハハ!竜王のヤツのお楽しみを邪魔するなんぞ…」
ドラーは物凄いスピードで穴に入っていく。
>> 134
③「……セロ…どうします?この状況を…」
⑤「うーん…」
そうしてるうちに時間は刻々と過ぎていた。
竜王「もつ10分経つよ」
③「…私はセロを殺すことなんて出来ません!」
⑤「そうだ!仲間を殺すなんてできるわけないだろ!?」
竜王「珍しいお客様もいるもんだ。仕方ない…」
そう言うと竜王はセレナ達には理解できない言葉で呪文みたいなのを唱えた。
フワッ…
セレナとセロは目の前が一瞬暗くなり目眩がした。
そしてその場に座り込んだ。
竜王「さぁ、楽しいゲームの始まりだ!」
その場にいた竜人たちの歓声が上がる。
セレナとセロは訳が分からなかった。
心の中の自分とは裏腹に立ち上がると戦闘体制をとっていた。
竜王はお互いに戦うよう呪文をかけたのだ。
何かが変――やめて!
心の中で言うにも体が言うことが聞かない。
セレナは杖を持ち上げセロは銃を構えた。
その時
ガシャーン
とドアが開く音がした。
そこにはクリスと竜が――
>> 135
①「やめな!」
クリスの一声で部屋にいた数百の竜人、竜は静まった。
⑫竜王「誰だ!邪魔をするとは…命はないと思え!」
クリスに竜人が何匹か近づいて来る。
ドラー「お前…死ぬ気か…ガハハハ!いきなり怒鳴り込むとわなぁ~ガハハハ!」
①「あの真ん中に座ってるヤツが竜王かい?ドラー?」
ドラーは頷いた。
⑫竜王「ドラー!貴様また問題を起こしよって!今度はただではおかんと言っただろうが!」
竜王の目は炎のようだ。
ドラー「お前…の実力でも見せて貰おうかなぁ…この状況をどうにかしてみせろよ」
竜人がクリスに向かって飛びかかる。
①「ふっ…」
クリスはその場から消えた。いや、そう見えた。クリスの周りにいた竜人は次々と倒れていく。周りの竜たちは面白そうに見ている。
⑫「面白い…この数相手に戦うつもりかぁ!」
竜人「ぐわぁ」
①「神よ…ご加護を…」
クリスは風に包まれていた。風はクリスを守り、力を与えている。剣には風がまとい、堅い竜人の裸を軽々と切りさく。
①「はっ!たぁ!やぁ!」
竜人「な、なんだぁ!この女は!」
竜人が持っていた槍ごと竜人を切り倒した。クリスの周りには十数匹の竜人が倒れている。
①「次に死にたいヤツはどいつだ!」
クリスは周りにいる竜人を見渡した。もう襲ってくる竜人はいない。
⑫竜王「私が…相手になろう!」
竜王は横にいた竜人から剣を受け取るとクリスに近づいてきた。
⑫竜王「私は竜人、竜の中で、最も強い!私に勝ってみよ!弱き娘よ!」
クリスは竜王に切りかかった。竜王は軽々と受け止め、クリスを弾き飛ばす
①「やるじゃないか!」
⑫竜王「なかなか…いい腕だ!しかし、その程度の力では私には勝てんぞ!」
クリスは剣を胸に当て
①「大地よ、空よ、私に力をお貸し下さい!」
クリスは光に包まれる。
⑫竜王「貴様…自然の力を…操れるのか?…まさか…あの一族の…」
クリスは竜王に襲いかかる。この場にいた誰もがクリスの動きを目にとめることすら、出来なかった。しかし、竜王はクリスの動きを完全にとらえていた。竜王は剣をふる。クリスも同じく剣をふる。部屋は光に包まれる。周りにいた竜、竜人は何が起こったのか分からなかった。光が消えたと思ったら竜王が膝をついて倒れている。
①「あんた…やるね…普通なら跡形も無く、消しとんでるよ」
⑫竜王「ふっふ…伝説の通りだな…【自然操る力持つ、娘子、竜王を手なずける】と昔のいい伝えにある…」
>> 136
⑫竜王「まさか…この私が伝説の娘子に手なずけられる竜王だったとはなぁ…ふっ」
竜王は今まで座っていた椅子に座り直した。竜王はその気になれば竜に姿を変え、クリスなど一息で殺すことは出来たが、そうはしなかった。
⑫竜王「その二人を離してやれ!」
竜人は竜王の命令に従い、セレナとセロを離した。
⑤「クリス来るのが遅いよ」
③「クリス…貴方にはいつも助けて貰ってばかりね…」
①「私はそのためにいるんだから、セレナ…それはそうと…セロ」
クリスはセロに近づく、セロは危険を感ずいたのか、逃げようとしたが、クリスの方が早かった。セロは腹を殴られ、その場に転がった。
①「来るのが遅い?よくもそんなこと言えたもんだ!私に船のおもりさせといて!」
ドカ、ドカ
⑤「ご、ごめんよぉ~ぐわ!ぐけぇ…」
クリスは倒れているセロを蹴りまくった。
ドラー「やっぱり、わしが見込んだ娘だけはあるなぁ…竜王に勝っちまうとわ…」
⑫竜王「お前の願いはなんだ?伝説にはまだ続きがあってな【娘子竜王に願いする。竜王その願いを聞く】とある。目的があって、このイース星に来たのだろう?私に出来ることなら、叶えてやるぞ!」
①「セレナ、私の代わりに…」
③「わかりました。」
⑫竜王「なんだ?早く言え!」
③「私はダスティン王国の第一王女セレナです。私たちと一緒に連合軍を…」
⑫竜王「わかった。それ以上、言わんでいい。お前、いや、セレナ姫よ、心は読ませて頂いた。」
③「では、私たちと一緒に戦っていただけるのですね!」
⑫竜王「あぁ、私たちも連合軍に遅かれ早かれ戦うことになるのだからな!少しぐらい早くなったって変わりはせん…」
①「ぅ…力を使い過ぎた…」
クリスは倒れた。セロはクリスを抱き抱える。
⑤「無茶ばっかりして…その力は…使い過ぎたら…危険なんだから…」
①「わかってる…あとは任す。少し寝る…」
クリスは寝た。
⑤「はぁ…またこれだ…昔を思いだす…」
③「はぁ…良かったぁ」
セレナは床に座り込む。
⑫竜王「お疲れのようだなぁ…このものたちを部屋に案内しろ!」
竜人「はっ」
- << 139 客室に案内してもらったクリス達。 そこには先客がいたのです。 ⑪「………」 中に入ると一番始めに目が止まったのはセレナより1…2歳ぐらい年下と思われる男の子が1人。 竜人「この人はリオという人です。歳は15…ですかね」 竜人の簡単な紹介に男の子は ⑪「………」 ペコリと頭を下げた。 少し幼くて可愛らしい男の子は以外にも口数は少なかった。 竜人「客室は1つしかないゆえ…」 とだけ言うと竜人は部屋をでていった。
>> 129
凱は、干し肉をかじりながら、森の中で食料になるものを見つけていた。
⑦「果実は、結構あるが、動物がなかなかいねぇなぁ!」
「ガッツリ、肉を…
バキバキバキッ
なんと、そこに現れたのは、竜族の中でも異端なヒドラだった。
首が三本あり、普通の竜の二倍の大きさで、辺り構わず火を吐きながら凱に近づいて来た。
ゴオオオォォォッ
⑦「くっ!なんだって、こんな化け物がいやがる!」
シュッ
凱は、ジャンプすると、三人に分身した。
ズオォォッ
妖刀にオーラを溜める。
⑦「これでも、喰らいやがれっ!」
「三重残像おぉぉっ!ガイ・ブレイドオォォォッ!!!」
三人の分身から、凱のオーラが、一斉にほとばしる!!
ズガガガガガ---ン!!!
爆音と地鳴りが、鳴り響く。
⑦「やったか!?」
っと、思った瞬間、木に叩きつけられていた!
⑦「ぐっ!」
凱の左わき腹に激痛を感じる。
⑦「何が起きた!」
凱は、ヒドラのしっぽで、吹き飛ばされていたのだった。
ズキッ
⑦「ヒビが入りやがった。」
凱の口からは、血が滴っている。
⑦「ちっ!つまんねぇことに、なっちまった。」
ヒドラは、真ん中と左の首が、無くなり暴れまくった。
⑦「やれやれ、流石に竜ってのは、しぶといねっ!」
そう言うと、
妖刀を逆さに持ち替えた。
「体中が、痛てえがよぉ、今、残っているオーラをこの鎧にくれてやるぜ!!」
そう言うと、凱は全オーラを放出させた。
⑦「七重残像剣んっ!!阿修羅斬りいぃぃぃぃっ!!!」
ズババババババァァン!!!
七人に分身した凱は、ヒドラを斬り裂いていた。
⑦「流石に、俺様も疲れたぜ!」
凱は、気を失い、前のめりに倒れた。
ライオネルは苦い表情で椅子に座った。急がなければ、わが国は全滅。愛すべき、誇り高きエルフの国。幼い時に過ごした思い出が蘇る。
⑨「このことを皆に伝えなければ・・・。」
そういってライオネルは船を完璧に自然と同化させた。自然の中で生きるエルフ族の得意分野だ。エルフのマントを被り、クリスの足跡を見ながら追いかけた。
⑨「・・・・。ここで足跡が切れている。」
エルフの足はものすごく速く、また疲れを知らない。遠くの方で竜が飛んでいるのが見えた。
⑨「ドラゴン・・・・。我々と同じ伝説上の生き物だと思ったのに。」
遠くの方に城が見える。あまり綺麗そうとはいえないが・・・・。
⑨「たぶんみんなあそこだろう。私も向かおう。皆の所へ。」
ライオネルは歩き出した。祖国のことを思い泣きながら。
- << 143 ⑦「んっん!」 ガバッ 目が覚めた凱は、気配を感じ辺りを見回した。 「気が付いたようだね。」 声が聞こえる方に身構え目を向けると、そこには気品のある男のエルフが座っていた。 ⑦「お前は?」 ⑨「名は、ライオネル!仲間の所に向かってたら、貴方が倒れていたのさ。」 凱は、自分が手当てして貰ったのに気付いた ⑦「俺様の傷の手当てをしてくれたのか!」 凱は、頭を掻きながら ⑦「ありがとよっ!助かったぜ。」 ⑨「シーラ星を出る時に、助けて貰ったからね!」 ⑦「でっ!仲間は、どこにいるんだ!」 ⑨「向こうの山頂にある竜王の城さ。」 凱は、少し考えると ⑦「助けて貰った礼だ、一緒について行ってやるぜ!」 「おっと、その前に!」 そう言うと、凱は、ヒドラの肉を袋に詰めた ⑨「うっ!そんな物どうするんだい?」 ライオネルは、一歩後ずさりした ⑦「決まってるだろが!俺様の食糧にするんだよっ!」 「腹が減っては、戦が出来ぬってなっ!」 そう言うと、凱は歩き出した その後を追いかけるように、ライオネルは付いて行った
クリスから読んでくださる皆さんへ
ご愛読ありがとうございます。これからも著者一同頑張っていきますのであたたかく見守ってください。感想を限定スレの「お話作ろう会」関係者限定に書き込んでくだされば、踊ってよろこびます(^^)例えばクリスが好き!!とかそんな感じでも嬉しいです。キャラへの質問も受付中です!!どうぞよろしくお願いします。
>> 141
ライオネルは苦い表情で椅子に座った。急がなければ、わが国は全滅。愛すべき、誇り高きエルフの国。幼い時に過ごした思い出が蘇る。
⑨「このことを…
⑦「んっん!」
ガバッ
目が覚めた凱は、気配を感じ辺りを見回した。
「気が付いたようだね。」
声が聞こえる方に身構え目を向けると、そこには気品のある男のエルフが座っていた。
⑦「お前は?」
⑨「名は、ライオネル!仲間の所に向かってたら、貴方が倒れていたのさ。」
凱は、自分が手当てして貰ったのに気付いた
⑦「俺様の傷の手当てをしてくれたのか!」
凱は、頭を掻きながら
⑦「ありがとよっ!助かったぜ。」
⑨「シーラ星を出る時に、助けて貰ったからね!」
⑦「でっ!仲間は、どこにいるんだ!」
⑨「向こうの山頂にある竜王の城さ。」
凱は、少し考えると
⑦「助けて貰った礼だ、一緒について行ってやるぜ!」
「おっと、その前に!」
そう言うと、凱は、ヒドラの肉を袋に詰めた
⑨「うっ!そんな物どうするんだい?」
ライオネルは、一歩後ずさりした
⑦「決まってるだろが!俺様の食糧にするんだよっ!」
「腹が減っては、戦が出来ぬってなっ!」
そう言うと、凱は歩き出した
その後を追いかけるように、ライオネルは付いて行った
- << 146 クリスと竜王が戦っている頃 何事も無く薄暗い森を抜け、胸まである草を二人は、払いのけながら城に向かっていた ⑦「よおっ!ライオネルって、いったけな!」 「何、そんなに、急いでるんだよ。」 ⑨「我が惑星シーラに、連合軍の総将軍が向かっているんだ!!これが、急がずにいられるか!!」 ⑦「へぇ~っ!ソイツは、そんなに凄い奴なのか?」 ⑨「・・・そうだっ!」 「総将軍 雷と言って、二つの惑星を制圧するのに、僅かな日数しかいらなかったらしい!」 ⑦「ああっ!名前は、噂で聞いた事があるぜ!強えぇ、らしいなっ!」 ⑨「そんな奴が攻撃してきてみろ、ボロボロのエルフの仲間は全滅してしまう!」 ライオネルは、涙を流していた
>> 143
凱とライオネルの居る所から少し離れた空には竜が飛んでいた。
既にクリスたちがイース星に来て、二日目の朝がやってきている。日差しはきつい。
竜の影が大地を駆ける。竜の背中には竜人が乗っているようだ。そう、この竜と竜人はセレナ・セロ・クリスを竜王のもとへ連れて行った竜・竜人であった。
竜人「異常はないか!ドラー?」
ドラー「異常なしだぜ!キック…」
キックと言う竜は竜王の血をひく竜人であり、竜王の片腕といえる存在でもある。重要なこの星の監視任務を任されている。
⑭キック「最近はやけに訪問者が多いからな…まぁ、退屈はせんがな~ふっ」
ドラー「まぁな…娯楽の少ないこの星にとっては竜王のお遊びは退屈しのぎになる」
⑭キック「しかし…あの娘(クリス)は凄かった。竜人だった竜王とはいえ、あの竜王を倒すとは…たかが人間が」
キックは竜王の子供ではあるが、竜・竜人に生まれる子供は数が多く、竜・竜人の親子関係は余りない。だから、キックや他の竜・竜人も親といけど他人のように思っている。
ドラー「確かに…クリスはやりやがったなぁ~ガハハハ!!」
⑭キック「あぁ…そういえば、あの少年も凄かったな…」
ドラー「二日前にきたアルってガキか?」
ドラーとキックはもうすぐ凱とライオネルを視界にとらえる所まで来ていた。
⑭キック「そうだ…」
>> 144
⑭キック「彼(アル)は小型船でこの星に来たのだが…」
ドラー「…」
⑭キック「あの年で…彼は一人だったんだ…この星になにしに来たのか…まぁ、船の故障かなんかだろうが、船を操縦するにも幼な過ぎる」
ドラー「…確かに…言われて見れば、おかしな所が多いな!」
⑭「しかも、竜王の試練もこなして見せたのは正直言って、驚きを越えて怖くなったよ」
ドラー「あん時の試練は…アルには仲間がいなかったから、いつもの仲間殺しは出来なくて~え~なんだったけなぁ…」
⑭「無理難題もあったもんじゃない試練だったよ…竜王もあの試練をこなすとは思ってもなかっただろう。」
ドラー「竜王が自分の出した試練をこなせると思ったことなんて、一度だって、無いに決まってる…なんせここ数年は試練をクリアするヤツなんぞ!おらんかったからの~ガハハハ!」
⑭「あの子の試練は竜族の中でも、堅いウコロをもつ、ガルー山の雄竜三匹の討伐だった。」
ドラー「おい、おい…あそこの竜は知能が低くて、手加減すら出来んヤツらだぞ!暴れだしたら、仲間も殺すし…あんなのを三匹もか」
⑭「あぁ…私は彼を見て…人間が怖くなったよ」
ドラー「らしくないこと言ってるじゃないか!ガハハハ!」
⑭「お~と…無駄話しは終わりだ!また居るぞ!エルフと人間の二人…」
竜人は目がいい、凱たちを発見したようだ。凱たちは気づいていない。
ドラー「また仕事かよ…しかも男か…男は大抵ついて来るのを嫌がるからなぁ…大半は殺しちまう…ガハハハ!」
⑭「さぁ~竜王へのお届け物を拾うとするか!」
竜は急降下し、凱たちに近づく…
>> 143
⑦「んっん!」
ガバッ
目が覚めた凱は、気配を感じ辺りを見回した。
「気が付いたようだね。」
声が聞こえる方に身構え目を向けると、…
クリスと竜王が戦っている頃
何事も無く薄暗い森を抜け、胸まである草を二人は、払いのけながら城に向かっていた
⑦「よおっ!ライオネルって、いったけな!」 「何、そんなに、急いでるんだよ。」
⑨「我が惑星シーラに、連合軍の総将軍が向かっているんだ!!これが、急がずにいられるか!!」
⑦「へぇ~っ!ソイツは、そんなに凄い奴なのか?」
⑨「・・・そうだっ!」
「総将軍 雷と言って、二つの惑星を制圧するのに、僅かな日数しかいらなかったらしい!」
⑦「ああっ!名前は、噂で聞いた事があるぜ!強えぇ、らしいなっ!」
⑨「そんな奴が攻撃してきてみろ、ボロボロのエルフの仲間は全滅してしまう!」
ライオネルは、涙を流していた
- << 148 クリスたちが、イース星で二日目の朝を迎えたその日、キメラの元にバジリスからの輸送ロボットがついた。 輸送ロボットに入っていたバジリスの手紙を読み、キメラは船の進路を指示した。キメラの率いる軍勢は宇宙の一部を戦艦で埋め尽くしていた。 ⑩「ふっ…バジリスを助けに行くのは感に触るが…まぁ、イース星の竜族は脅威の存在…早めに潰すのが定石かもな。」 このキメラが率いる部隊は宇宙全土に散らばっていた魔法軍の大半が集結していた。 ⑩「1日もあれば…イース星につく」 キメラの手には魔力を増強させる呪文が書かれている。 ⑩「バジリスからの情報だと…セレナ姫も…あの賞金稼ぎも…イース星にいると言う…ふっふっ、まさに一石二鳥よ!」 連合軍の艦隊はイースを目指し、進み始める。 キメラはシーラ星を見つめる。 ⑩「エルフども目、私の手で滅ぼしてやりたかったが…まぁ、どのみにお前には未来はない!雷様が来られるのだからな…」 キメラはイースの方向に向き直った。 ⑩「待っておれよ!今度の私は完全だ!!全て滅ぼしてやるわ!」 艦隊はまるで竜の雄叫びのような音を上げ、進んでいる。
>> 146
バサッ ビューッ
上空から何かが向かって来る。
⑦「何だっ!?
凱とライオネルの二人は見上げた。
⑨「竜と竜人だっ!」
二人は素早く二手に分かれ、戦闘態勢に入った。
チャッ
凱は、鋭い眼光で睨み、妖刀を構える。
ギューオォォッ
ライオネルは、何か呪文を唱え、エルフの弓を構える。
ドラー「ガッハッハッハッ!俺たち相手に、そんな武器など通用せんわっ!!」
- << 150 ふわふわっ ライオネルの呪文で、二人の体は軽くなる。 ⑦「なんだこりゃ!」 ⑨「一時的に、体力が回復し、素早く動く事が出来る!」 ドラー「何、お前たち、ゴチャゴチャ言ってるんだ!」 尻尾を振り回す。 ビューン ドガッ シュッ 凱は、軽くかわす。 ⑦「ライオネル、ありがてぇぜ!」 「ヒドラの奴とやりあって、俺様のダメージが取れて無かったからな!」 ドラーの背中をけりキックが襲いかかってくる。 シュパシュパシュパ ライオネルは、竜人に向かって連続で弓を射る! カンカンカン キックは両方に刃の付いた伸縮自在の槍を回転させはじいた。 ⑨「しかし、呪文をかけてから、左手首が光っているが?」 ⑦「んっ!このブレスレットのことか。」 「薄気味悪りぃ闇のブローカーから、貰ったんだがよ。」 ⑨「それは、エルフの特殊攻撃を防ぎ、治癒力や補助力を高めるアイテムだ。」 「対エルフ用ブレスレットとして、昔、連合軍が開発したものだ!」
>> 146
クリスと竜王が戦っている頃
何事も無く薄暗い森を抜け、胸まである草を二人は、払いのけながら城に向かっていた
⑦「よおっ!ライオネルって、…
クリスたちが、イース星で二日目の朝を迎えたその日、キメラの元にバジリスからの輸送ロボットがついた。
輸送ロボットに入っていたバジリスの手紙を読み、キメラは船の進路を指示した。キメラの率いる軍勢は宇宙の一部を戦艦で埋め尽くしていた。
⑩「ふっ…バジリスを助けに行くのは感に触るが…まぁ、イース星の竜族は脅威の存在…早めに潰すのが定石かもな。」
このキメラが率いる部隊は宇宙全土に散らばっていた魔法軍の大半が集結していた。
⑩「1日もあれば…イース星につく」
キメラの手には魔力を増強させる呪文が書かれている。
⑩「バジリスからの情報だと…セレナ姫も…あの賞金稼ぎも…イース星にいると言う…ふっふっ、まさに一石二鳥よ!」
連合軍の艦隊はイースを目指し、進み始める。
キメラはシーラ星を見つめる。
⑩「エルフども目、私の手で滅ぼしてやりたかったが…まぁ、どのみにお前には未来はない!雷様が来られるのだからな…」
キメラはイースの方向に向き直った。
⑩「待っておれよ!今度の私は完全だ!!全て滅ぼしてやるわ!」
艦隊はまるで竜の雄叫びのような音を上げ、進んでいる。
>> 148
⑭「私たちと一緒に来て貰おう…」
そう言うとキックはドラーの背中から降り、凱に近づいた。ライオネルは凱の少し後ろで弓をかまえている。
⑦「俺がはいそうですかって言うと思うか?竜人さん」
キックは凱の足から頭まで見て言った
⑭「確かに…言うことを聞きそうにない」
⑦「舐めてやがんのか!」
凱は剣を振る。ガシ
⑦「な、素手で俺の剣を止めるなんて」
キックは凱の剣を握って離さない
⑦「力比べしようってか?竜人さんよ!」
凱は全身に力を入れるフワ
⑦「え?」
凱は浮いていた。
⑭「ふっ力で竜人に勝てると思うか?」
⑦「なんてバカ力だ!俺ごと持ち上げるなんて!」
キックは腕を思いっきりふった。凱は耐えきれず、剣から手を離し、数メートル飛ばされた。
その瞬間ライオネルは矢を放った。凱がいなくなってキックへの道をひらけたからだ。
カシーン
矢はキックの体には刺さらず、地面に刺さった。
⑨「な!魔法が込められたエルフの矢を…弾くとは」
キックは素早く、ドラーの背中に乗る。凱は止めようとするが間に合わない。キックの片手には凱の剣が握られている。
⑭「剣を返して欲しかったら、ついて来い!」
そう言うとドラーは飛び上がった。そして竜王がいる山向かって、飛んで行く。
⑦「だぁ~俺の剣が!あのクソ竜人め!絶対食べてやる!」
凱はドラーを追いかけて走りだす。
食べてやる?コイツバカかとライオネルは思ったがそれより先に言いたいことがあった。
⑨「待て!おい罠があるかも…し…れ」
凱はライオネルの忠告を無視して数十メートル先を走っている
⑨「はぁ…まったく」
ライオネルは後を追う
>> 147
バサッ ビューッ
上空から何かが向かって来る。
⑦「何だっ!?
凱とライオネルの二人は見上げた。
⑨「竜と竜人だっ!」
二人は素早…
ふわふわっ
ライオネルの呪文で、二人の体は軽くなる。
⑦「なんだこりゃ!」
⑨「一時的に、体力が回復し、素早く動く事が出来る!」
ドラー「何、お前たち、ゴチャゴチャ言ってるんだ!」
尻尾を振り回す。
ビューン ドガッ
シュッ
凱は、軽くかわす。
⑦「ライオネル、ありがてぇぜ!」
「ヒドラの奴とやりあって、俺様のダメージが取れて無かったからな!」
ドラーの背中をけりキックが襲いかかってくる。
シュパシュパシュパ
ライオネルは、竜人に向かって連続で弓を射る!
カンカンカン
キックは両方に刃の付いた伸縮自在の槍を回転させはじいた。
⑨「しかし、呪文をかけてから、左手首が光っているが?」
⑦「んっ!このブレスレットのことか。」
「薄気味悪りぃ闇のブローカーから、貰ったんだがよ。」
⑨「それは、エルフの特殊攻撃を防ぎ、治癒力や補助力を高めるアイテムだ。」
「対エルフ用ブレスレットとして、昔、連合軍が開発したものだ!」
- << 151 アル「カズ、提案書!」 「『No149』と『No150』の順番入れ替えようぜ!」
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