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No.131 06/11/12 11:19
匿名1
あ+あ-

≫129

クリスはセレナたちの後を追い、草原を走っていた。
①「うっ…なんて広さだ~草以外何もないじゃないか!」
クリスは汗だくだ。クリスは立ち止まると腰にさげた水筒に手をかける。クリスは水を飲みながら、辺りを見渡した。遠い空に黒い点が見える。
①「アレは…竜!」
常人では決して竜と認識出来る距離ではない。クリスは剣を抜いた。
①「真っ直ぐ、こっちに来る…アイツ…私が目的のようだな!」
竜はもう誰が見ても、竜と分かる所まで来ている。
①「大地よ…」
竜はクリスの前に降り立った。クリスの何倍いや何十倍あるだろうか。
①「くっ…来るなら、とっとと来な!」
クリスは剣をかまえる。
竜「ふっ…私とやりあうつもりかぁ?」
竜は喋ってた。竜の声は低く、聞きとりにくかったが、確かに喋ってた。
①「喋った…」
クリスは驚きの余り、口を大きくあけて、立っている。
竜「ガハハハ、面白い娘だ!竜が喋ってたら可笑しいか?」
竜はその外見からは、想像も出来ないぐらい明るい喋り方だ。
①「で、私に何の用だ!まさか、ナンパじゃないだろうな?」
竜の顔には変化はないが、クリスの冗談に竜は少し笑ったように見えた。
竜「ふふ、出来たらそうしたいがな!そうにもいかん、お前を竜王のところに連れて行かねばならん!」
①「竜王…竜王のところに連れて行って、どうするつもりだ!」
クリスは剣を竜に向ける。
竜「おいおい、まさかそんな棒切れで、わしを殺すつもりかぁ」
竜はクリスを見下ろす、竜は恐ろしい。普通だったら、セレナたちのように気絶するか、その場で腰を抜かすか、一目散に逃げ出す。だが、クリスは一歩もひかない。竜とクリスは睨みあったまま、動かない。先に折れたのは…竜だった。
竜「負けたわ!ガハハハ!いい度胸してやがる!竜の仲間だって、このドラー様を見たら逃げ出すというのに!」
①「ドラー?竜に名前なんてあるのか?」
竜「面白い、実に面白いぞ!娘!…竜にだって、名前ぐらいある。ガハハハ!」
竜は笑っているようだ。表情からはそうは見えない。
竜「娘…気にいった!竜王には俺がじきじきにお願いしてやる!一緒に竜王のところに行くぞ!」
①「行くか!私はセレナたちを探さなければならないんだ!」
竜「セレナ?さっきの娘のことか?綺麗なドレイをきた?たしか、男も一緒だった」
①「貴様!セレナをどうした!」
クリスは竜を睨む。

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