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No.127 06/11/11 14:53
匿名1
あ+あ-

≫126

セロは宇宙船のテレビのスイッチをつけた。ちょっど宇宙放送が流れていた。ライオネルはテレビにくぎづけになった。画面にはライオネルには家と言ってもいい、シーラ星のエルフ城が映っていた。
宇宙テレビ局の女は
『こちら、シーラ星です。』
エルフ城はあちらこちら崩れてはいるもののその姿は健在だった。
『ナタレー王女は悲しいことに…でも!バジリス部隊の大軍をイース星から追い出すことができたもようです。』
女は近くにいる年老いたエルフにインタビューをしている。周りのエルフもカメラに集まって来た。老人は女が持っているマイクを取り上げ、カメラに近寄ると
長老『ライオネル王子!私たちはやりましたじゃ!連合軍に勝ったのですぞ!』
エルフ『連合軍はこの星にはもういない!』
エルフ『連合軍!おもいしったか!』
他のエルフたちも、めいめいに叫んでいる。エルフたちも、ライオネルがまさか見ているとは思ってないだろう。
女は長老から、マイクを取り返すと
『このようにイース星の皆さんは大喜びです!』
女はエルフたちを押さえるのに必死だ。今にも、マイクを取られそうだ。
『え~痛た…ちょっと邪魔しないで下さい~あ~…え、先ほど入った情報によりますと!総将軍(雷)率いる大連合軍がレイカ星からシーラ星を目指しているようです。3日もあれば、あのライジング星、ムーク星を数日で壊滅させた。連合軍ナンバーワンの実力者雷将軍がくるもようです。』
周りにいたエルフたちは静かになった。
エルフ『うそ、だろ雷だと…あんな化物なんか相手に出来るか!』
エルフ『雷…』
『以上、シーラ星からでした。』
女は笑顔だったが、エルフたちの顔は暗かった。
放送は終わった。 ライオネルは頭をかかえ、黙りこんだ。
シーラ星のエルフたちはバジリス軍との戦いに勝ちはしたが、犠牲・被害は大きかったはずだ、そんな状況で連合軍最強の雷、連合軍エリート部隊を相手にするなど…
⑨「私は…ただここにいて…仲間が死ぬのを待つしかないのか…くっ!」
ライオネルは母を思った。
⑨「どうか、お力を…神のご加護を…」
イース星は夜になっていた。

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