注目の話題
気になる人が社内恋愛。それを理由に仕事をやめるのはありか
箱入り妹について
これって付き合ってると思いますか?

ストロベリートリップ

レス362 HIT数 51350 あ+ あ-

優花( ♀ 6VhO )
12/06/13 08:22(更新日時)

詩や小説など
独り言など・・
思いのままに
気ままに
マイペースに・・
更新したいと思ってます
乱雑な稚拙文章をお許しください・・



∮welcome∮

No.1161258 09/07/16 22:31(スレ作成日時)

新しいレスの受付は終了しました

投稿制限
スレ作成ユーザーのみ投稿可
投稿順
新着順
主のみ
付箋

No.51 09/08/09 23:01
優花 ( ♀ 6VhO )

★拘束★


赤いワインを
全て飲み干したら
あなたを
頂きましょうか

ベッドをテーブルに
あなたを眺めながら
ゆっくりワインを
頂くわ

もがくけれど
もがくほどに
痛いでしょう

ふわりふわり
浮かぶ白羽根に
手を伸ばせば

白目を向くあなた

感度と効きの良い
あなたの身体
もがいてもがいて
よじれてる身体

この赤ワインを
飲み干したら
一緒に
逝くわね

それまでは

ベッドをテーブルに

眺めていましょうか

No.52 09/08/11 07:57
優花 ( ♀ 6VhO )

★無題★


吠えた勇敢者
怒鳴る被害者
惨めな快楽者
感じる売春婦
否認する両親
手中の偽善愛
恋人の嘘言葉
夫婦の嘘恋愛
親子の無関心
主婦の妄想論
悲劇の嘘家族
哀れな老夫婦
権力者の愛涙
歪んだ幼性癖
快楽と願望心
堕落と善天使

No.53 09/08/14 08:27
優花 ( ♀ 6VhO )

★無題★


意地をはって
ごめん
でもこの決断は
色々な思いがあって
長い間たまった
黒い感情が
限界点に達して
もう決めたんだ
君と仲良く
幸せに暮らすため
この決断しか
ないと思った
どうしてふたり
ふたりだけの世界で
生きられはしないのかな
君とふたり
ただ幸せに
同志として
暮らしていきたいだけなのに
うまくはいかない
君を困らせて
君を怒らせて
君を悲しませた
わたしは
意地をはって
君に辛くあたる
ただ君とふたり
仲良く幸せに
暮らしていければ
それでいいのに
想いと現実生活は
比例しないし
矛盾だらけだ
ごめん
本当にごめん


でももう
決めたんだ


気づけば
君の周りは
敵だらけだった

No.54 09/08/14 21:18
優花 ( ♀ 6VhO )

★無題★


何故立てない
立てば全ては
解決するのに

何故歩けない
歩けば全ては
解決したのに

代わり映えない
現実は辛く私に
突き刺さる

環境を変えるドア
開けたらいいのに
開けれない私は
自分に問いかける

何故

何故

全ては自分が
開き直れば
いいじゃないか

ここから
立てば
ここから
歩けば
全て解決だ

でも結局
私は解決したくないのかもしれない

解決すれば
幸せなのかは
分からない

何故

何故

分からない

もがくほどに
苦しいけれど

助けだしてくれても
結局私は
幸せになれない

何故

何故

No.55 09/08/15 22:46
優花 ( ♀ 6VhO )

★出逢い★


出逢いは偶然であり必然だった
なぜか初対面なのに落ち着く雰囲気だった
君の瞳はいまにも泣きそうに見えて
哀しみの色彩ばかりが映っているように思えたんだ
君と楽しく過ごせる時間が増えて
君とつきあうようになった
なんだかつきあうようになるのが分かってるような出逢いに思えてたし
自分だけ思うのかなとか思ったりもした
不思議だったけど
似た者同士だった
年齢や育ちや環境
全て違った世界だったけれど
ふたりはよく似ていた
哀しみの上に作られた笑顔
棄てられたような不安感や
無償の愛を疑いながら
常に求めてた愛
ふたりは惹かれあい
結ばれていった


さあ


どうなる


私達ふたり


まだ知らない未来


これは


現実の


おはなし

No.56 09/08/16 21:03
優花 ( ♀ 6VhO )

★鬱★


霧がかかったから
ただそれだけの理由だ

悪い霧がかかった
鬱なんてダサいけれど
どうしようもなく
沈み込む
塞ぎ込む

決して
傷つけるつもりもなかったし
傷ついたつもりもない
なのに

なのに

なのに…

なんでこんな
なってしまった?

悪い霧がかかった
きっとまた
探すんだろう

その道がまた呼んでくれるさ

甘い媚薬は
すべてをぶち壊す
甘い快楽は
すべてを解き放す

きっとまた
探してしまう

あの味は
天国の味だから

媚薬がないと

ほら

廃人

鬱なんてダサい

鬱なんていやだ

こんなんなら
もう人生
終わってしまえ


きっとまた
見つけるだろう


甘い媚薬を

No.57 09/08/16 21:12
優花 ( ♀ 6VhO )

★混血★


混血であろう君
いや
混血になられた君
流し込む
大量のわたしの血
純血でないわ
わたしの血と
君の血
混血な君


もっともっともっともっともっと
綺麗な唇に
流し込むわ


わたしの血を
取り入れて
わたしの細胞を
活性化させて

わたしと
一体化してよ


混血になられた君
君と交わすキスは
甘い味


細くて柔らかな
マットブラウンの髪
ぐしゃぐしゃにして
耳も頬も唇も首筋も
すべて愛撫するわ


ねえ

もうすぐ起きちゃうわよね


混血の君


愛する君

No.58 09/08/18 08:03
優花 ( ♀ 6VhO )

∮メッセージ∮


お目にかけてくれている方おられましたら、こんな自己満スレをいつも覗いてくださり、ありがとうございます!

最近は、明るいNEWSが少なく、芸能人の薬物逮捕、政治家の傲慢選挙、有名人孤独死…など。私達を不安感、恐怖感、不満、妬み、哀れみといった、失望とも取れる堕ちたNEWSをマスコミメディアが垂れ流し状態と化してます。誰だって暗くおぞましい話ばかり聞いていれば、落ち込むし、生活面でのやる気は失せてしまう。でも私達にはしなければならない事がたくさんあり、たくさん考える事が常々頭にあります。
日々辛い中でも仕方なく覇気がなく頑張るより、前向きに明るく頑張る方が心身共に健全です。
己に打ち勝つために、自分を楽にしてあげるために、生きにくい世の中をより楽に渡っていきましょう。。
ひとりひとりに人生という映画がある。
ヒロインとして恥じるべき行為は辞めましょう。
私は基本、悲観的なのですぐ堕ちます。だからこそ楽観的思考に憧れ、そうありたいと日々性格を変えたいと、今現在頑張っている途中です。。
ではまた時間が取れれば、メッセージもどんどん書込みしたいと思います!


LOVE,優花

No.59 09/08/18 08:19
優花 ( ♀ 6VhO )

★不平不満★


口にすれば邪気を吐く
ため息は蜥蜴
怒鳴れば大蛇
自分自身が
一番嫌いだ
常に面白くないことを探しては
また堕落した

見上げれば
ほら

太陽には見捨てられ笑われてた

口にすれば邪気を吐く
つまらない日常
蹴り飛ばしたくなる拘束
殴りたくなる束縛

悔しいけれど
あんたは
あたしより
人格的に優れてる

いつからか
住みついた悪魔
呪縛に疲労する
身体の老化
心の病

自分自身が
一番嫌いだ


太陽には見捨てられ笑われてた


見捨てられたくない


こうして
あたしは


あたしは


あたしは…?

No.60 09/08/18 22:39
優花 ( ♀ 6VhO )

★無題★


ねえ積み重ねた時間の記憶を呼び覚まそうよ
恐い?
恐いでしょう?
ヒステリーなおばさんや飲んだくれやたくさんの悪態つくおじさんおばさん
登場人物はたくさんいるのよ

ねえ積み重ねた時間の記憶を呼び覚まそうよ
白い粉毒雪と刺激臭
甘い甘い媚薬
たくさんの男たち
誰も彼も愛してくれたわよ

ねえ積み重ねた時間の記憶を呼び覚まそうよ
恐い?


恐いでしょうね
だって
たくさん
消してやりたい記憶ばかりよ
いい加減
うざいんだよ
あたしの中にいる
マイナス思考なネガティブ女

多重人格者


精神障害者


誰一人として
手は差し伸べて
くれなかった

だから

だから

積み重ねた時間の記憶を呼び覚まそうよ


解決策は
すぐに
思いつくはず

No.61 09/08/19 07:58
優花 ( ♀ 6VhO )

★音色★


壊れた音色は
ひどく綺麗で
雑音に近いその音色は
ひどく綺麗だった
遠くから
近くから
聴こえてくるよ
その音色は
呼び寄せるため
わたしを
引き寄せるため

勘ぐりを消してくれ
愛憎を楽にしてくれ
快感を絶頂に


揺りかごなんてもんじゃない
壊れた音色は
ひどくハードだった
お願いだから
もう一度
あの音色を奏でてよ
神様
もう一度
戻りたい
あの頃に


壊れた音色は
純朴な音色で
塞ぎ込むほどに
ハードだった

No.62 09/08/20 22:50
優花 ( ♀ 6VhO )

★無題★


罵声と野次が飛ぶ
頭には大蛇
つまらない戯言に
応えた身体
激しい絡みは
堕ちた心を
和ませた
いい加減やめてよ
あたしをまだ
敵にしたいわけ
罵声と野次が飛ぶ
頭には大蛇
罵りあい
殴りあい
傷つけあう
悲惨な結末と
飢えた身体
散りばむ血華は
薔薇のように
美しく
気品高かった
狂ってしまった環境は
恐ろしく醜かった
幾度となく襲う
劣等感
罵声と野次が飛ぶ
頭には大蛇
ねえ
お願いだから
はいまわらないで
大人しくしてよ
飼い慣らすわよ
もうすべて
棄てたのだから

No.63 09/08/20 23:04
優花 ( ♀ 6VhO )

★一輪華★


桃色の薔薇
一輪挿しの薔薇

綺麗よ
この薔薇のように
ありたかった

こんなふうに
一輪華となり

あなたに
見つめられたら
どんなに
幸せだっただろう

けれど
叶わない幻想

面白おかしく
笑い飛ばしてくれたら
それでもいい

話ができるし
声も聞ける

あなたの
大切な者たち
奪うような
そんな堕ちた
女ではないわ

ただ
見つめられたら
それで良かった

何故人間には欲の終わりがないんでしょうか神様

ただ
会えたら
ただ
見てくれたら
それで
良かったのに

あなたに
伝えられなかった
言葉たち

きっと
越えられなかった
境界線の壁は
ひどく高かった

この桃色の薔薇
一輪挿しのように
見つめられたら
良かったのに


それだけだったのに

No.64 09/08/24 07:53
優花 ( ♀ 6VhO )

★色欲旺盛★


あたしは人間であり

女であり

雌だった

そして獣

沸き上がる色欲は

あなたにも

あちらにも

たくさんの狙いを

嗅ぎ分けるポイントを

たくさんの雄たちに

なんでいけないことなのよ

誰にも迷惑はかけてないわよ

自分の所有物なら

きちんと見張って

飼い慣らしておきなさいよ

よそ見しないようにね

色欲が抑えられないから

バランス取らなきゃ

壊れてしまう

お願いだから

うるさく言わないでよ

あたしが

壊れてしまうじゃない

No.65 09/08/25 19:35
優花 ( ♀ 6VhO )

★愛罪★


話しかければいつも鼻で笑われてた
逆毛だったブロンドに真っ赤なルージュ
煙草をふかしながら見下すような優しい微笑みで
俺を見つめてくれてた
ミニスカートと網タイツの細い脚とハイヒール
長い睫毛と哀しげな瞳
罵声と奇声と綺麗な歌声と
多量のアルコール
身体に共に射れた毒粉雪
殴りあうように愛しあい
殺しあうようなセックス
理性で現実を生きたならどんなに楽だったんだろう
夢と快楽と欲望と
そして堕落と
俺達はシドやナンシーのように
純愛を貫けてたのかな
今となっては
もうわからない
君が望むなら今すぐにでも会いに向かうよ
いや
望まなくても会いに向かうから
だから待っててよ
先に旅立った君は
神が与えた俺への罰
俺達の愛は罪だったのだから
またあの歌声を聴かせてよ
天国でもスターなんだろ
もう寂しくさせないから


もう逝くから
待っててよ

No.66 09/08/26 08:25
優花 ( ♀ 6VhO )

★無題★


君に命令されたら怒り狂うよりも嬉しさがこみあげてきた
子猫を溺愛して世話は当たり前に俺にさせたし
キメては錯乱し俺を常に殴ってきたし
俺に抱かれたがった
黒いランジェリーとブロンドの爆発頭に真っ赤なルージュ
俺の溜まりたまっての暴言にいつもなら怒鳴る君が時折見せる哀しげな表情
寂しそうな瞳で俺になにか伝えるわけでもなかった
俺には心を開かせながら
君はいつも心を閉ざしていた
愛撫をすれば子猫のように甘えてきた
表裏一体の君をどれだけ傍観していいかい
どれだけ愛したら満足してくれるの
疲れはてながら君へハマっていく
身体へ積もらせる毒と快楽
君に出逢わなければこんなに俺も壊れなかったのに
でも出逢わないほうが俺には不幸だったんだ
歌えよ
聴かせてくれよ
子猫を抱きながら
俺にほんの少し
優しい微笑み
アイメイクが崩れた君のその顔が
愛しい

歌えよ
ほら
また怒鳴る前に

No.67 09/08/27 21:52
優花 ( ♀ 6VhO )

∮メッセージ∮


シドヴィシャスとナンシースパンゲン。。。少し知っている方もマニア的に詳しいロックな方も、皆さん、どう二人の愛を捉えていますか?。。私的にはシドアンドナンシーは【純愛】そのものなんです。ですが私にとって夢ではありますが、理想ではありません…。シドはチェルシーホテル100号室にてナンシーを刺殺したのか?重度のヘロ●ン中毒だったシドとナンシー。刺殺したというよりは愛するシドに愛を過激に伝えたいと錯乱していたナンシーは、血華を華麗にショータイムした後、あの世へと旅立つ事になった…と、思ってしまうのです。。シドがクスリの影響で悪意があり刺殺したとは到底思えない。または愛し合う故の過激なsexによりシドに刺されながらの快感を得たまま息を引き取った…とか。。とにかく悪意ある刺殺説は決してないと思うんです。彼らは確かに夢…あんなふうに理性をぶっ飛ばして、身を焦がしながら愛し愛されたい…でもそれ故の引換の代償はとてつもなく大きく痛々しいのです(泣)
二人はいつもクスリに溺れ(勿論犯罪は犯罪ですが)ピッタリくっついていたらしいですね。そんな恋愛相手はなかなか…って思えます。相手のためになかなか全てを捨てれませんし…

No.68 09/08/28 08:07
優花 ( ♀ 6VhO )

★本能★


錆びたランプの暖色系な光
錆びた金のベッドと
赤いレザーソファ
脱ぎ散らかしたワンピースと黒いランジェリー
今宵もゆるやかなワルツ
そして激しいクラシックからハードロック
手を取りあい
首を絞めあい
互いに流した涙の雫
絞められながら
逝きそうになりながら
天国への絶頂感
互いに確かめあい
互いに認めあう
永遠に離れられない絆
それがたとえ
もろく儚いものだとしても
絆は切れはしない
繋いだ手の温かさに
命を感じた
また逝きそびれた
そしてまた
繰り返す本能

繰り返す

繰り返す…

No.69 09/08/31 08:00
優花 ( ♀ 6VhO )

★ナルチシズム★


刺される前に
刺さなきゃ
やられる前に
やらなきゃ
自分自身を
守るために
愛する自分を
馬鹿にされたら
なん百倍にも
仕返しを
復讐を…
自己愛に満ちた
少女は
自分自身しか
愛せなかった
だから日々
自分を守るために
必死だった
ある日
そのプライドは
ズタズタにされ
復讐の制裁を
実行した
自己愛に満ちた
少女は
華麗な犯行だったと
自己満足した
殺人犯となった
少女の起訴事実は
こうだった


片思いの彼に彼女がいることを知らず、妄想的に相思相愛説を造り上げていたため、逆上。彼の彼女を略奪だなどと因縁をつけ、刺殺。


少女は言った

『彼も彼女も私を馬鹿にした。だから略奪したあの女を刺した。』

No.70 09/09/02 23:42
優花 ( ♀ 6VhO )

★貴女★


男に求めるもの?

男は美しければいいわね
それだけ

他に?
地位や名誉や富?
包容力?優しさ?


…そんなもの

私が全て持っているわよ

必要ないわ

他力本願ではないの

男は美しいなら

それだけでいいの

他に何も

望まないわ

No.71 09/09/08 22:32
優花 ( ♀ 6VhO )

★無題★


適応障害
精神分裂障害
自律神経失調症
なんなんだよ一体
あたしがあんたらに
一体なにした?
悪意ないじめ
意地悪差別
すんじゃねえ
あんたらに負けたくないし
あんたらに媚売りたくないし
気に入られたくもねんだよ
適応障害
適応障害
はいはいそうそう
なんもあんたらの
ご希望には添えません
あんたらは可愛がるもんだけ
可愛がってな
失うものがない女の復讐ほど
こえーもんねえぞ

ハハハ
笑えるな
あんたらの将来
絶望的で
マジに笑える
ハハハ!!

No.72 09/09/10 23:42
優花 ( ♀ 6VhO )

★高揚★


慣れた指先と
待ってる花園
高ぶる本能に
抑制する理性
正直に愛撫で反応するカラダ
それは心とは裏腹で曖昧模糊な感情までも
全てぶっ飛んだ
吐き出した言葉から望んだ
最後の囁き
耳元で今夜も聞かせて
望んでくれた
満ち足りたから
もう
頑張らなくて
いいから
私は決して
逃げないから
大丈夫
高ぶる本能に
抑制する理性
全ては裏腹に
全ては愛と呼ぶ大好物
満ち足りたから
不安も消えた


どうかまた
同じ夜を

No.73 09/09/12 01:02
優花 ( ♀ 6VhO )

★連鎖★


死ぬほど苦しんだ
もがいてもあがいても
太い腕に押さえつけられた
華奢な中学生少女
訳も解らず全て理解できない
現実に目をそらし
恐いはずの性行為を
何故か誰にでも許すようになった
宿る命の尊さと
母親への拒絶感
あんたはゴミ
ゴミ人間で腐ってる
でもゴミ人間に食べさせてもらわなきゃ生きられない自分に
吐き気さえする
この苦しみを
どう責任とるの?
ママ
傍観者ならば母親とは言えないでしょ
欲望は満たされ
私の敵意を示す瞳に
不敵な笑みを浮かべるゴミ人間
苦しみを分かち合えると思った男からも
汚らしく思っている目線を感じとれた
笑わずにいられない
悲しむ余裕すらないよ
悲劇のヒロインもいい加減に飽きたし
辛い自分にも飽きたから
どうでもよく抱かれて
また同じ過ちを繰り返す
どれだけ学習能力がないんだろう
イカれた頭で
イカれた涙に
イカれた行為
どうかまた見捨てられる子供が
生まれてきませんように
何の罪もない



罰せられたゴミ人間には
面会者はいないと聞く

No.74 09/09/12 08:12
優花 ( ♀ 6VhO )

★無題★


照れて笑う仕草や愛情溢れる目線を
何時も感じれる毎日だったのに
信じてあげたかったのに
何故信じてあげられなかったの?
いつも一緒にいてくれる事が君の答えだったのに
軽く吐ける言葉なんて何の意味があったの
愛してるなんて
軽々しく口に出せるような
軽い想いだったのなら
たくさん言ってくれたんだろうね
何時も私の事を
考えてくれた
何時も私の気持ちを
理解しようとしてくれてた
我儘を通して私が怒れば
謝ってくれた
何時も何でもない事にありがとうと感謝してくれた
何故いつも信じなかったの
信じていても不安だらけだったの
きっと私には勿体ない君に
いつか愛想尽かされて
離れてしまうのを心の奥底で恐れていたんだね
何度となく別れ話が出て
また何時ものように
仲直りできると思ってた
後になって自分の過ちに気づけば
君は後ろ姿になっていて
振り返る優しさを私にはもう持てなくなっていた
最後のキスは
どんなだった?
最後に抱いてくれたのはいつ?
戻らない時間に苛立ち
悲鳴をあげた
君の意思を尊重したいけど
自分も壊れてしまったから
どうしようもない
お願い
戻ってきてよ
お願い
許してよ

No.75 09/09/13 21:44
優花 ( ♀ 6VhO )

★狂雑草★


孤独で破綻多き人生だった
幼少から学生、家庭や職場
挫折失敗を繰り返し
喪失感と絶望により
自滅への道を辿ってきた
俺のこの複雑化した感情
不満苛立ち悔しさ劣等絶望…
どこにぶつけたらいいんだ
どこにぶつければ自分は助かる?
標的は何だ?
標的は誰だ?
きっと誰でもない
世の中なんだろうか
ならば世の中を
征服すれば
自分が楽になれる
そんな気がしたから
ここまでの大惨事を起こした
それが理由だ

No.76 09/09/23 08:19
優花 ( ♀ 6VhO )

★抑制★


心の奥底に秘めた願望
隠された欲望
頭にはう大蛇
自身に問いかけてみた
第二の自分に
傍観者のごとく
何人もの人格がいて
結局は統合不可能
すべて手に入れることが出来たのなら
抑制できるのか
頭痛と吐き気はもう通常状態だ
苦し紛れに問いかけてみた
何が目的?
こう皆答えた
お前を守りたい
ああ
複数の自身が基本の自分を守りたいと言ってくれている
心の奥底に秘めた願望
隠された欲望
頭にはう大蛇
きっとすべては
味方であって
敵対視するべき問題じゃない
問いかけてみた
いつか果てるのかな私達は
答えてくれた



果てた瞬間
きっと
統合されて
私達
神になるんだよ

No.77 09/09/25 08:09
優花 ( ♀ 6VhO )

★激情★


激しくゆるやかなワルツ
猫足のバスタブをベッドに
泡と薔薇の花びら
あなたの唇を
そっと強く噛んだ
流血と薔薇の相性は良く
強く強く
抱き合って
激しくゆるやかなワルツ
あなたの嘘に
騙されたふり
私の嘘には
気づいてないようね
いつまで
躍り続ける?
お互いを求める
激しい感情



いつまで
奪い合うのかしら

No.78 09/10/07 08:21
優花 ( ♀ 6VhO )

★無題★


平等の上に不平等
愛想笑いと憎悪心
どうして人は
許し合えないの
どうして人は
憎み合うの
つまらない会話に
飽き飽きしながら
煙草に火をつけた
崩れたアイメイクは
気にならない
別に
綺麗でいなくていいから
この場所で
どうして人は
こんなに弱いの
また酒に逃げた
嘘をつきながら
悪態吐きながら
今日も醜い姿をさらけ出す


平等の上に不平等
平等の上に不平等
平等の上に不平等



でしょう?…

No.79 09/10/08 22:24
優花 ( ♀ 6VhO )

★無題★


狂った頭と
ローズの香り
はじけた頭と
苺の香り
相性は良好で
癒された良心と
隠れた邪心
堕落していくのは
快感にみせた
地獄絵図
たくさんの香水を
使い分けて
たくさんの色彩を
魅せてあげた
つまらない戯言に
笑ってあげた
この頭じゃ
理解不可能
今夜も狂った頭と
そして
いつもの香りづけ

No.80 09/10/09 08:20
優花 ( ♀ 6VhO )

★錯乱★


二人寄り添っても
なかなか温まらなかった
冬の真夜中
毛布にくるまっても
寒さはしのげずに
悲しいクラシックが
耳に心地良く
共に射れた毒水を
二人分けあった
好きな季節と
凍える自分と
全ては記憶には
残らなかった
激しい人格たちが
次は我こそがと
争いあった
悲しいクラシックが
ドビュッシーを流す
毒水の回りは
早く早く
脳細胞を死滅させ
早く自分を壊してと
綺麗な雫が
唇から垂れた


冬を越えて
春が訪れたころ
きっと自分たちは
覚えていないよ


悲しいクラシックが
また
耳に心地良い

No.81 09/10/15 20:55
優花 ( ♀ 6VhO )

★無題★


頭にはう大蛇と
たくさんの人格たち
太陽と喧嘩して
月に見透かされた
日々の時間は
ゆるやかに
そして早く早く
この頭痛をなんとかしてと
頭で叫ぶ
大蛇がはう
たくさんの人格たちは皆笑う
もう一度少女に戻れたら
またあの人と
たくさん話して
たくさん笑って
たくさん出掛けたい
取り戻せない過去も
薄らいだ記憶と共に
いつからか
葬り去った
太陽と喧嘩して
月に見透かされた
いつもいつも
うまくいかない
もどかしい気持ちと
日々演技する自分
どこまで頑張れば
苦しまなくなるの
答えは
きっと
見つからない

No.82 09/10/16 00:02
優花 ( ♀ 6VhO )

★狂愛★


月に見守られ静かでまたつまらない夜
こんな夜は
目眩さえする小刻みなワルツで共にまた過ごそう

殴りあうように抱かれあって殺しあうように奪いあう

また粉雪のせいで冴えてきたから
彼女も愛らしく想えてきた

赤いランジェリーは脱ぎ散らかして
髪を引っ張りあげたら赤いルージュの微笑み
ヒール投げてきて大量にアルコール浴びて叫ぶ彼女は
飽きたら歌いだした
かん高い笑い声が妙にうざったい

このホテルを出たらまた別々の帰路

月に見守られ静かでまたつまらない夜

月を見上げたら
また思い出した
吸った煙草はいつの間にか灰となった

太陽から月に変われば感情がナイフに変わる
どうか忘れないで

また
会える夜まで

No.83 09/10/17 21:37
優花 ( ♀ 6VhO )

★無題★


アダルトチルドレンなんだろう
自己判断の診断
精神年齢は16
あれから時間は遮断され
精神面は時間と比例しなくなった
側にいたくなかったんだよ
汚ならしい現実は
堕落を快楽に魅せた
間違いと過ちに気づいたのは
10年たってからだ
でも
あの頃はそれで良かった
それなりには
幸せを掴んで気づかず通りすぎていたのかもしれない
白い粉雪や毒水は
近道と見せた遠回り
酒やイカれた仲間
まるで拷問や
度重なるリンチ
激しい血流と共に
血華を飛ばしあった
おまえら
なにしてるって
皆がふと思う
特に中身はなんも変わりない
ただ老けただけだ
もう
夢にも出ないなら
記憶を消して
若気の至りの暴走で
やっと半分
消された記憶
なんで
置いてった
なんで
消えたんだ
ふざけるな
アダルトチルドレンなんだろう
精神年齢は16
だからまだ
引きずっていいってこと


半分の記憶を辿ってね

No.84 09/10/18 21:04
優花 ( ♀ 6VhO )

★闇★


手すりさえない真っ暗な闇の中の階段を
ただただ
かけ降りた
目的地のない自分に声をかけていてくれた人
気づかず通りすぎていた
嘘つきの糸を切らせて
最善を尽くした自分を突き放してほしい
解放されたら闇の中から抜けて
さあ
どこへそれから
向かうのだろう

手すりさえない真っ暗な闇の中の階段を
かけ降りた
あなたにも気づかず他人さえも蹴り飛ばしてきた
激しい動悸は止まらずに
ただただ
苦しかったから
助けを求めてしまった

抜け出したい

でも

抜け出したくない

No.85 09/10/31 23:59
優花 ( ♀ 6VhO )

★性★


うずきだした
痛んでいく
傷ついていく


懐かしい景色と
煌めく世界と
灰色の色彩


手首からの
生暖かい血華
生々しい温もり


手を振り払ったのはこの私
牙で噛み砕いた
爪を立てた


雨音はひどく鳴り響く
暗い青と黒
寂しげに呼んだのは私から


未来さえも
笑い話に
酔えたから


またいつか
教えてあげましょう


あなただけに

No.86 09/11/02 23:37
優花 ( ♀ 6VhO )

★無題★


焦点は見上げるべき天空
崩れ落ちた稲妻
降りかかる天災をも
全ては私への投入細胞


父さんのずるい戯言
母さんの純白から生まれた邪心


天空より舞い降りた一片の羽
天使の存在を信じながらも
隣で囁く悪魔に耳をかした


暴れろ狂え狂え
吠えろ叫べ叫べ


うるさくて堪らないから
悪魔を小瓶に誘い込む
声をあげたら?
その嘘つきな瞳に皆騙されるんだろう


一輪の薔薇で
あなたのご機嫌を


苦し紛れに答えた嘘の言葉を
悪魔は笑いながらも
誉めてくれていた


天空より舞い降りた一片の羽
今もこの手の中に
清く尊く祈った讃美歌に
想いをのせて


今は祈ろう


命は引き換えに

No.87 09/11/03 23:37
優花 ( ♀ 6VhO )

★無題★


からませた舌を噛んだら
からませた腕に爪を立てた
突き放したのは私から
何故だったのだろう
今も思う
問いかけてみる

私から呼んだ雨雲
あなたが忘れた夜空
星空はもう
頭上高く届かない


叫んだらどう
怒り狂って発狂して
つまらないから
歌ってみせて


天の川はベッドに
星空の空想空間


ほらまた


からませた舌を噛んで
からませた腕に爪を立てるから…

No.88 09/11/10 22:42
優花 ( ♀ 6VhO )

★独り語り★


憂鬱と孤独
攻撃性に秘めた依存心
波の浮き沈みに溺れ息苦しいけれど
君の声は届いたよ
幾度の季節を越え
辿り着いた此の場所
灰色に混ざる紫
憂鬱や孤独を全て消してよ
邪気を祓う紫は
手をつないでくれた君かもしれない


此の場所は落ち着かないけれど
まだ頑張れるかもしれない
灰色に混ざる紫
今こそ混色に染め上げる

No.89 09/11/24 23:06
優花 ( ♀ 6VhO )

★無題★


せつない波音と共に流れた涙
たくさんの星に見守られながら
君を想った
苦し紛れの嘘を吐いて
あなたを突き放したことは
私しか知らない
君も今夜は同じ星空を眺めているかな
頭飛んでも飛びきれなかったから
理性が頭を支配する
侵入者は
君だけ


ねえ
涙の雫は止まらない
もう少しだけ
君を支配して
良かったかな
苦し紛れの嘘
信じてない?
もう少しだけ
君を奪いたい

No.90 09/11/24 23:15
優花 ( ♀ 6VhO )

★無題★


ナイフを突きつけて愛の言葉

たくさんの傷とキス

小刻みに踊ったら

もう一度

繰り返そう

血は舐めあって

お互いの感度に興奮

笑って

刺して

狂って

叫んだ

悲鳴のような喘ぎは

また興奮を呼び覚ますよ

きっとまたあの場所で

生まれ変わっても

ふたりは巡り会う

何故だか

解っているから

ナイフを突きつけて

愛の言葉を

君に愛を

No.91 10/03/06 12:36
優花 ( ♀ 6VhO )

★楽園★


もがき苦しんで
必死に泳いできた
この道のりは
深く傷つき
そして深く悲しんだ
悲しみを
分かち合えたから
引き寄せられた
苦しみをも
分け与えた
罪も憎まず
罰を見逃した
いつ
楽園に辿り着けそうかな
いつ
想いは届くのだろう
この声が
枯れても
求めてしまうのだろう

No.92 10/03/06 21:53
優花 ( ♀ 6VhO )

∮ショート小説∮


★歪んだ心★


また口から嘘っぱちなセリフを吐き出す
つまらない人達ね
退屈な刺激のない毎日
刺激を求めた先には快楽と言う名の退屈
何を求めているかも分からなくなるわ
愛した男はひとりだけ
何人寝たかは分からないけれど
例え三桁だろうと記憶は全員同じプレイよ
ああ喉が乾いた
また体がだらしくなる
ほしい…ほしい…
とにかくイライラするし
つまらない人達にはあたってあげたくなるわ
私が好きでしょう
私の顔とこの体が
内面なんて一体なんの関係があるの
この環境に
愛した男には会えないっていうのに…
ああ
私でもね
愛した男はひとりだけいるのよ
退屈なんて一秒だって感じないのよ
常に刺激のあるスパイスに翻弄されて
体が高騰するの
本当はね…
彼の大切なとこを持ち歩きたいの
あははは
昔の時代に実際そんな女いたわよね
死姦して切り取って持ち歩いたのよね
分かるわその気持ち
つまらない男達に戯言をプレゼントして
私が物欲性欲を満たしていても
彼は妬いてもくれないわ

No.93 10/03/06 22:06
優花 ( ♀ 6VhO )

★続★


幸せな恵まれた生い立ちだったならば
こんなふうに墜ちてはいなかったかしらね
やりたいだけ色々やれたし遊んできたから
悔いはないけどね
苦しみは渦巻き
悲しみを重ねた
傷ついたし他人もたくさん傷つけた
ねえ
なんで
私といてくれるの
なんで
私でもいいの
私がすることなすこと許してくれるから
なにをしても妬いちゃくれないし怒らないのよね
本当はずっと二人だけで生きたいのに
この世に私達だけになればいいのに
嘘つきな私はあなたと正直に向き合えないから
辛くて苦しいよ
今は痛みを分かち合いたい



愛した男はひとりだけ

信じなくていいよ

信じてもらわなくていいから

私だけが

知っている

私の秘密

歪んだ心に光を

No.94 10/03/08 00:07
優花 ( ♀ 6VhO )

★無題★


天使の御加護
悪魔の囁き
蹴り飛ばした法律も秩序も世間体も
なにもかも
全て失ってもいい
本気でそう思えてた
だから夢中になった
さようならも言えないままに終わった過去
約束をした左手薬指には指輪の痕跡
守れなかった約束と夢は今も胸に刻んである
恐いくらいに会話がいらなかった
下手な言葉もいらずに解りあえた
天使も悪魔も
実は同一人物な気がして
それは君だと思ったんだ
右手を差し伸べた君の左手にはナイフ
微笑みは企み
綺麗な言葉は戯言であり暴言だったように思える


始まりは急で
終わりも急にだった


もう忘れてもいいのだろうか
自信はないが


時をこえて
君を愛したい


全て失ってもいいから
名前を呼びたい


出逢った
あの日も
雨だったね

No.95 10/03/08 23:39
優花 ( ♀ 6VhO )

★多重人格★


エミ
君に覆う闇は
僕が消し去るよ

トムの声だわ

エミ
あなたと共に
全てを感じていたいわ

ジェシーの声だわ

お姉ちゃんを守りたい

ゆうくんの声だわ

エミ
君はまだ無限大の可能性を秘めているよ

修二さんの声だわ

暴れん坊のサリナはまだ出ないわね

困るのよ
勝手に万引きするしイタズラ電話もするし

多重人格者はね
自身の身を守るため
たくさんの人格を造りあげるのよ

今日起こした罪は
殺人未遂
一体誰の仕業?

サリナかしら?

私はエミ
私は退屈しない
常にお話出来るの
分身たちとね

あの
生々しく激しいショックの地獄絵に
彼らは造りあげられた


今日も
エミを支配しよう


声が聞こえた


あなたは?
はじめまして
私はエミよ

No.96 10/03/09 08:25
優花 ( ♀ 6VhO )

★純朴★


私の故郷に車で迎えに来てくれた
夜にこっそりおうちを抜け出して
夜中のドライブ
ただただ会えたことが嬉しくて
頬は高騰していたの
少しだけ震える手をぎゅっと握った
君は年上だったから
まだ子供だった私には凄く大人に見えて
ひとつひとつの意地悪な言葉に甘えて
たまに優しい言葉にまた甘えて
駆け引きなど無意味だったから
ぎゅっと抱きしめてもらったら
私の顔は君の胸の中
背の高い君に近づきたくて背伸びをした
今思えば君以上に恋に恋していたのかな
君を好きだったことに間違いはないけれど


11年前のゴールデンウィーク
東京から帰ると君から連絡があって
私は会うのをお断りして別れを告げた
私は子供過ぎて幼く
たまにしか会えない君を待つ時間が
自分には耐えられなくなって
逃げてしまった

今大人になって
あのときの君の年齢を越したけれど
君の終わりに
また幸せな道のりを歩いてきた

君にもう一度

ありがとう

さようなら

No.97 10/03/10 08:31
優花 ( ♀ 6VhO )

∮ショート小説∮


★少女★


私は今こそ復讐を遂げた。
やっと…。


私の母親は薬物中毒者だった。水商売の母子家庭で、何度も入れ替わる男たちと夜中に帰って来ては、汚いあえぎ声を出して、隣の部屋で耳を塞ぎながら寝ていた。中学に上がってからは、男どもの中には私に狙いをつける奴もいた。私は特に抵抗せず声もあげずにヤられていた。だって解っていたから。あの女は、私がヤられていたら嫉妬に狂い、私を殴り続けるだろうって。娘がヤられたって庇う所の話じゃない。おまえ、あたしの男を誘惑したんだな?!ってなるだろうから。薬物に酒に汚いあえぎ声。荒れた部屋に、お友達さえ呼べないから、私は自分から友達が欲しいなど思わなくなっていた。引かれてまでいらないから。男は汚い、母親はアタリハズレがある。私はハズレのおうち。小学生で悟っていたから、中学では妙におとなしい、擦れた女に映っていただろう。母親は30代に見えず容姿は若かったから、綺麗どころだったんだろう。私も別に自分の顔が好きではなかったが、可愛いだとか綺麗だとか、中学ではたくさんの告白、誘いを受け、本気でウザかった。

No.98 10/03/10 12:27
優花 ( ♀ 6VhO )

★続★


中学は3年になれば行かなくなった。適当に遊ぶ20代30代の男らに金を出させ、家に泊まり歩き、体を提供しながら過ごしていた。あの女はいつもロンパッてラリッてるから話にならない。だから別に連絡を入れる必要もなかった。
あるとき利用した男の中に薬物依存者がいた。私は慣れで驚きもしなかったが、彼は私を黒だと判断したらしい、誘ってきた。私は拒否した。そしてラリッて逆上した男は、恩着せがましい暴言を吐きながら私を殴り、蹴りはじめた。頭がボーッとし始め、何かが切れたような音がした。私は護身用で持っていたナイフで男の腹を刺していた。気がつけば、体中血まみれ。男はしばらく唸っていたが少しして息が止まった。


…やってしまった。


もうどうしようもない。
血を洗い流すためシャワーを浴びた。衣類とナイフは鞄に詰め、男のジャージを着て、外に出た。

No.99 10/03/10 20:41
優花 ( ♀ 6VhO )

★続★


とにかく頭が混乱した。とりあえず近場の公園トイレに駆け込んだ。

……。

なんなの。
このウズウズした興奮は。
私の下半身は洪水状態だった。下着はビショ濡れだ。
刺した瞬間、返り血を浴びて、男がもがき苦しんで唸っていた。さっきのシーンを思い返す。息苦しくなり、股間は熱くなっている。

ハァ…ハァ…

右手は物凄いスピードで、私の大切な場所を激しく揺らす。初めて自慰行為をした。初めて頂点を知る。もっと痛めつけて殺ればよかった…。
性癖を知った。複雑過ぎる環境の中で、母親のつきあう男たちに何度もヤられ、普通の快感など経験は無かった。初めて知る快感は、殺人プレイだった。歪んだ性癖に、自分自身に少々驚いた。
あの女のせいだ。私の堕ちた人生は。私はあの女を恨む権利がある。それだけの仕打ちを受けてきた。

とりあえず有り金で服を買おう…
街で適当に服を購入して男のジャージを鞄に詰めた。そして血のついた服と、ジャージを空き地で燃やした。血を拭き取った凶器のナイフは、埋めようかとためらったが、結局持ち歩くことにした。また機会があれば…と思ったからだ。

No.100 10/03/10 20:56
優花 ( ♀ 6VhO )

★続★


理性を取り戻した私は、男の家に戻り、私の指紋がついただろうと思う箇所を、拭きまくった。横たわる死体はまだ生きているようだ。流血がひどい。血だけは美しいと思えた。赤い色は昔から好きだった。

それから特に気にすることもなく過ごしていた。TVも見ないし携帯も無いため、あの男が死体発見されたのかは分からなかった。独身者で恋人もいないような男だったから、発見も遅くなるだろうと思った。

1ヶ月もたてば、私の犯した殺人も、自慰行為のオカズに物足りなくなった。

…また殺ってみたい。

獲物を探そうと、とりあえず今関係のある男どもの中から、一番本性が腐ってそうなのに目をつけた。連絡を取れば、いつまでも家にいていいとのこと。


ふふふ、いいの?
殺人犯を招いて。運の悪い男ね。

投稿順
新着順
主のみ
付箋

新しいレスの受付は終了しました

小説・エッセイ掲示板のスレ一覧

ウェブ小説家デビューをしてみませんか? 私小説やエッセイから、本格派の小説など、自分の作品をミクルで公開してみよう。※時に未完で終わってしまうことはありますが、読者のためにも、できる限り完結させるようにしましょう。

  • レス新
  • 人気
  • スレ新
  • レス少
新しくスレを作成する

サブ掲示板

注目の話題

カテゴリ一覧