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ストロベリートリップ

レス362 HIT数 51349 あ+ あ-

優花( ♀ 6VhO )
12/06/13 08:22(更新日時)

詩や小説など
独り言など・・
思いのままに
気ままに
マイペースに・・
更新したいと思ってます
乱雑な稚拙文章をお許しください・・



∮welcome∮

No.1161258 09/07/16 22:31(スレ作成日時)

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No.1 09/07/16 22:42
優花 ( ♀ 6VhO )

★アダルトチルドレン★


なんでだろう
小さな頃から
幸せなんて
一瞬だった。。
手のひらから
サラサラ砂のよう
青い鳥が
すぐにわたしから
飛び立つの


幸せ?
幸せなんて
あったかな。。
思いかえせば
すべては
恵まれてはいない
世界だったから


売春婦は言うよ
信じられるのは
欲望の瞬間
大枚で頬を叩く瞬間
幸せになれるよ


実業家の社長が言うよ
子供の頃ね
替えの服がなくて困ってた
だから今は大枚が
僕を守ってくれてるんだ
幸せだよ


わたしは
すりぬける
甘い匂いに
誘惑されて
たくさんのジュース
飲み干すの


だって
幸せなんて
わたしには
どんなものか
分からない


だから
知りたいの


真実を。。

No.2 09/07/16 22:51
優花 ( ♀ 6VhO )

★晩餐会★


だれもかれも
ザマス眼鏡をかけて踊っているんだ


黒いサテンの羽織を一枚
そして
男も女も
奇妙な音楽に合わせてゆらゆら踊っているんだ

立食晩餐会
けれど
お洒落な赤布の丸テーブルには
ご馳走はない
形式だけの銀のお皿


ほら
ひとり女が
テーブルで手招き…
ひとり…ひとりと近づくよ
男も女も関係ない
女も女を狙うんだ


踊り狂う
サテンの羽織が飛べば
生まれた姿


男も男を
誘ってる


さあ
晩餐会
どんな夫婦も
恋人たちも
集まってくる



満月の夜

No.3 09/07/16 22:58
優花 ( ♀ 6VhO )

★愛憎★


あなたは
どうして
置いてきぼりに
できたの?


あなたの
匂いが染み着いた…
私は
一体どうすれば
いいのですか?


あなたの
指先を
私の身体が
覚えてる


あなたの
耳も目も舌も
すべてを
飲み込めば


この憎しみは
綺麗に
消えてゆくのでしょうか?


あなたは
私を弄んだの
だから次は
私が弄ぶ…



すべてを
飲み込めば
いいのでしょう?

No.4 09/07/17 08:00
優花 ( ♀ 6VhO )

★欲望の果て★


さあ
今日も
可愛く弱い
私の奴隷たちを
卑劣に
綺麗に
窮屈に
自由に


虐めてあげましょう…
たくさんの愛を
与えながら


あんたたちの
地位や名誉や富を
すべてを
忘れさせてあげる


忘れたいでしょ?
すべてを
棄てきれず
欲望は
満たされず
だから
私を求める
あんたたち…


今日も
たくさんの愛を
そして
たくさんの傷みを
快感を


私の脚を
どれだけ舐めれば
あんたたちは
満たされるのかしら?


世の中の縛りが
解き放たれた瞬間
あんたたちは
私の欲望の奴隷


そして
私は
あんたたちの
欲望の果て

No.5 09/07/17 08:08
優花 ( ♀ 6VhO )

★罪と罰★


この険しく辛い道のりは
激しい傷みは
辛い現実は…


きっと
あなたが
用意したのね


私の
犯した罪
そして
あなたが用意した
私への罰


あなたに
償うために
この道を
ただひたすら
出口のない道を
きっと私は
ずっと
歩いていくのね


苦しいよ
悲しいよ
寂しいよ


だけど
それは
あなたが用意した道


私が
受けなければいけない罰…

No.6 09/07/17 08:15
優花 ( ♀ 6VhO )

★純愛★


あなたが
望むなら
すべてを
あなたのために


あなたが
望むなら
私は私でなくても
いいのだから


私は
あなたに
支配されていい


見返りは
望まないわ
あなたは
あなたの
好きなように
したらいい


私は
あなたが
何をしても
許せてしまうの


あなたのすべてを
受け入れられてしまうの


あなたが
望むなら
この地位も名誉も富も
すべて
投げ出して
かまわない


きっと
あなたのすべてを
飲み込めるの…

No.7 09/07/18 01:14
優花 ( ♀ 6VhO )

★自慰★


自分を慰める時間
あなたは何を
想像しますか?


…私は。
片思いの大好きな彼を想像するの
そう
大好きな。


彼がね
たくさんの女の首に手をかけて
絞めながら…
そして
笑いながら
ゆっくり強く
絞めながら…


そして最後に
魂の抜ける瞬間
最高潮に達した
彼の性欲


何人も
何人も
絞めながら
魂の抜けた女に
興奮する彼をね


いつも
想像するのよ

No.8 09/07/18 08:16
優花 ( ♀ 6VhO )

★純白★


汚れのない女
純白のベールをまとい
金のなるチャペルを
くぐりぬける

汚れのない女
擦れてない
揉まれてない
何も知らない
純白のベールは
女と同様に
白すぎる


汚れのない女
何も知らない


そう
知らないふり…


それでいい
知らないふりで
いいの


中身は黒く黒く
黒すぎた


多くを知りすぎた女
だから
純白のベールと
変わらず
私も白く白く
純白でいなきゃ
いけないの


黒く汚い自分を隠すために

No.9 09/07/18 23:05
優花 ( ♀ 6VhO )

★アンナ★


彼女を愛した私は
レズビアン
彼女が愛しくて
たまらなかった
だから
だから
彼女をいつも
求めてしまった
彼女の左手薬指にキスをかわして
腕を愛撫して
首に愛撫して
頬に愛撫して
口づけをかわした
甘い香りに
せつなくなって
どうしようも
なかった
長い黒髪を
撫でながら
下へ下へと
優しく愛撫した
花園は甘い密
長く細い脚も
私のものなの


ねえ
お願い
もう一度声を聞かせてよ
返事をして
手錠ははずしたわ
だから
お願い
もう一度
声を


彼女がただ
ほしくてたまらなかった
それだけなの

No.10 09/07/19 21:43
優花 ( ♀ 6VhO )

★秘密★


黙って
お願い
いまだけ
あなたのぬくもりを
感じながら
なにもかも
忘れていたいの


ただの
籠の鳥だった
私のような
平凡で清い女を
あなたは
変えてしまったのよ

白は少しの黒で
瞬く間に
黒く変貌するのよ


私はもう
黒い女
いつも
いつも
あなたに
抱かれていたいから
離れてても
いつも
思い出してるの


あのひと?


……ふん
知らないわ
あんな
つまらない男
ただ稼ぐしか能がないダサい男よ
抱かれても
吐き気がするだけ


あなたは
私の富が
目的ではないの?
それが目的でも
いいのよ
結局は…


ただ
抱かれていたいの


だから
いまだけ
黙ってちょうだい

No.11 09/07/20 21:04
優花 ( ♀ 6VhO )

★モノクローム★


すべての世界を
すべての景色を
すべての色彩を
なくすために
サングラスをかけた


ほら
やっと
視界が遮られた


君だけを
見ていたかったのに
君以外は
なにもかも
見たくなかったから


汚ならしい
メスブタたちよ
俺のすべてを
欲しがりやがる


皮っつらだけを
欲しがりやがる


君だけを
見ていたかったよ


だから
サングラスをかけた


きっと
モノクロームな世界でも
君だけには
色を感じるんだろうね…


叶わないひと
罪深い…


君は
壊れた俺を
どう思うのか?

No.12 09/07/21 08:11
優花 ( ♀ 6VhO )

★冬★


白い息
あれから
三度目の冬
冬の季節は
好きだけど
冬は
辛い。。

思いだすから
彼の白い息や
ハラハラ舞う粉雪
長いマフラーを
寄り添い
ふたりに巻く
彼の腕とか
大きな手とか
長いキスとか。。


彼と
ずっと一緒にいた冬

今年の冬も
また
私の瞼に移る
彼との思い出。。

No.13 09/07/21 22:07
優花 ( ♀ 6VhO )

★シンデレラの真実★


シンデレラ…それはそれは、本当に綺麗で美しい顔立ちで、細くて華奢な女の子だったよ。表側では裕福な父親が亡き後、継母と義理姉ふたりにコキ使われて、最終的には魔法使いのお婆さんの力で舞踏会に行けて、王子様にガラスの靴を拾われ探しあてられ、結ばれた…と、語り継がれているんだろ?
ハハハ!笑えるな。シンデレラはそんなしおらしい弱気な女の子じゃなかったよ。それはそれは本当に【悪女】だった。継母と義理姉ふたりはね…反対だよ。弱みを握られシンデレラにコキ使われていたんだよ。魔法使いのお婆さんなんて居なかった。ドレスやガラスの靴はシンデレラの魅力に取りつかれた街の商人達が仕立てて運んだんだ。シンデレラは淫乱でかなりサディスティックだったよ。たくさんの男はシンデレラの虜で何でも命令を聞いていた。
舞踏会に行けてわざとガラスの靴を置いて帰ったんだ。そして王子様に探してもらい猫をかぶったまま結婚したんだよ。
いま現在もシンデレラ女はたくさんいるんじゃないのか?
結局女は皆、心の奥底にシンデレラが住んでるだろ?
王子様は富だけが魅力のインポだったからな…それが真実だ。

No.14 09/07/21 22:15
優花 ( ♀ 6VhO )

★天国★


天国に連れてって
快感の加速は
早く
早く
早く……
今宵も乱れる
蜜が溢れて
またあなたを
興奮させる
あなたの指先で
何度も天国に
昇ってしまう


今宵も
乱れる
壊れる
乱れる
壊れる


素敵な夜を
快感を
甘い天国の味

No.15 09/07/21 22:26
優花 ( ♀ 6VhO )

★歪んだ愛★


静かに眠ったあなたに口づけを
髪を撫でて
顔中優しい愛撫を


舌も
耳も
瞳も
なにもかも
残らず


…頂きましょう
美味しいあなた


私たち
ひとつに
なれるのよ


指は
最後に
頂くわ…
優しい愛撫の後に

No.16 09/07/21 22:42
優花 ( ♀ 6VhO )

★狂った女★


『君はおかしい』

『狂ってる!!』



…ふん。
なんとでも言って
あたしは狂ってるわ
自分でも解ってる


あんたたちの首を締めあげながら
苦しむ顔を見上げながら
最高級のエクスタシーオーガズムを
性の神様が
降臨するのよ


あんたたちが
死への恐怖を
感じる瞬間
あたしは最高に
興奮するのよ


一体
なにを求めたの
このカラダでしょう


このカラダを
頂けるならば
我慢しなさいよ


おかしい?
狂ってる?


あんたたちは
常に正常で
いたいのね


もがいて
苦しんで
なんてゆうの?


ママ!!って?
ハハハ!
笑っちゃう!!


さあ
今日の獲物は

黙って天国に
向かうかしら?

No.17 09/07/21 22:48
優花 ( ♀ 6VhO )

∮御礼∮


もし覗いて読んで下さっている方がいましたら、本当にありがとうございます。
素直に嬉しいです。
詩やショート小説はすべて想像世界なお話なのですが・・
楽しんで頂ければ幸いです☆☆


マイペースにこれからも更新していきたいと思っています。
詩、ショート小説、言葉遊び、独り言など、想像・妄想な世界を書き出すことは昔から趣味で楽しんでました。


マイスレ登録して頂ければ嬉しく思います☆☆



では
失礼します🎵

No.18 09/07/22 08:14
優花 ( ♀ 6VhO )

★眠り姫の真実★


百年の眠りについた後、眠り姫はいばらの道を通過できた、勇気ある王子様に見つけだしてもらい、キスにより目覚めた…


ハハハ!!
ハハハ!!


眠り姫は百年眠ってなんかいなかったさ!寝たふりをしながらも自慰行為をし、お城の塔で働く家来たちを最上階の自室に入れ替わりで呼び出しては、性行為を繰り返していた。


ああ勿論、王様には秘密にね。世間一般には【百年の眠りについた美女】だったからさ。淫乱な姫は、何度も何度も性行為を繰り返しながら、ほぼ毎日頂点に達して、百年、いばらの道を通過できる勇敢な王子様を待っていたんだよ。


姫は百年たったら、王子様が迎えに来てくれると、あらかじめ解っていたからね。


したたかな計算高い淫乱だった姫。それが真実なのさ。

No.19 09/07/22 20:43
優花 ( ♀ 6VhO )

★無題★


金髪に下着だけの女たちが軽やかな踊りを見せつける
ショーを見ながら安酒をかわし談笑する男たち


入口に立つナイフを頬に当てた男は、不気味な笑みで金髪の女たちを見つめてる
不思議ないつもと変わらない夜


悲鳴はいつもと変わらず若い女のかん高い声
不思議ないつもと変わらない夜


飛び散る血華はブロンド女に似合う
ナイフの男は今宵も満足な笑みを浮かべる
不思議ないつもと変わらない夜


ああ
なんでこんなに
刺激のない街だ
この街のどこに刺激があるというのだろう…


不思議ないつもと変わらない夜


全く変わらない
平凡な夜

No.20 09/07/22 20:50
優花 ( ♀ 6VhO )

★キス★


彼はキスが
上手だった
だから愛しく
思えてきて
唇を
噛みくだいて
食べちゃった


キスは大好き
愛しくなって
興奮するの
ああ…
この唇を
食べちゃいたい
我慢しなきゃ…
ああ…
感じる
興奮する


食べちゃいたい


彼はキスが
上手だった


だけど
もうキスは
できないの


できないの…

No.21 09/07/23 08:19
優花 ( ♀ 6VhO )

★境界線★


どこまで
追求していいのか
どこまで
理解していいのか
どこまで
望んでもいいのか
どこまで
押さえていいのか
どこまで
叫んでもいいのか
どこまで
苦しんでいいのか
どこまで
触れてもいいのか
どこまで
偽善者でいいのか
どこまで
支配者でいいのか
どこまで
悪態でもいいのか
どこまで
歓喜していいのか
どこまで
悲観していいのか
どこまで
傍観していいのか
どこまで
感じてもいいのか
どこまで
嘘つきでいいのか
どこまで
無言でもいいのか


どこまで


どこまで……

No.22 09/07/23 22:56
優花 ( ♀ 6VhO )

★無題★


星に見守られ

月に微笑まれ

太陽に見捨てられ

幾度も罪を重ねたね

血華を飛ばして

笑いあった

首を締めあい

涙が流れた

あなたの右目

わたしの左目

すべてを
見透かした

哀しみも
せつなさも
解りあえた

寂しさも
苦しみも
解りあえた


罪は消えない
太陽は見捨てたよ
わたし達を


それでも


お互いを求める
わたし達


世界中を敵に
手に入れた幸せ
泡のように
いつか
消えてしまうの?


今夜も

星に見守られ

月に微笑まれ

罪を重ねる
わたし達

No.23 09/07/23 23:49
優花 ( ♀ 6VhO )

★記憶★


封印した幼き頃の遠い記憶。思い返せばバラバラのピースはまとまらない。防衛本能で封印した。自分を守るために。思い返したくないし、思い返せば動悸は止まらなくなる。ストーリーは曖昧だ。たくさんのシーンはバラバラのピース。
何故あの場所で遊んでしまったのだろう。何故あの子は足を滑らせた?何故転落したのは自分じゃなかったのだろう。あの子と引換に自分が転落すれば良かった。そうすればきっと私もこんなに苦しまずにすんだのに。罪を背負う苦しみは生きる希望も灰色と化す。
あの子はまだ病院で深い眠りにつく。あれから何年たったのだろう。20年を過ぎても私の心は脅えている。あの子の辛さや苦しみはすべて私が受けなければいけないのだから。だから私が眠りにつけば良かった。
神は私をすぐには逝かせないだろうな。簡単には楽にさせないんだろう。罰は重く私にのし掛かる。
バラバラのピースはまとまらないまま、封印した遠い記憶。時間は戻せない。許されない罪と共に時間を重ねた。



今夜も眠れない…

No.24 09/07/24 08:00
優花 ( ♀ 6VhO )

★トリップ★


飛んだら
たくさんの
雪光
ハラハラキラキラ
モンスターと化した
敵たちは
私をひどく
脅かす


何故私には
学習能力が
備わっていない?


父さん
罪を犯す娘を
傍観しながら
酒に溺れたの?


母さん
純白な心に
邪心が生まれた?


つまらない日常を
飛んで
この雪光のなか
モンスター達と
時を刻む


逃げ道は
遠回りなんだと
誰かがいつか
教えてくれた


飛んだら


…ほら
もう大丈夫
何も恐くない


トリップ

No.25 09/07/24 23:06
優花 ( ♀ 6VhO )

★ものさし★


自分よりも
不幸な人を
見ては慰められ

自分よりも
幸せな人を
見ては妬んでる


自分の
幸せのものさしは
他人の不幸だ


自分の
不幸のものさしは
他人の幸せだ


きっと
私の存在を
私の価値を
私のせつなさを
私の苦しみを
私の悲しみを


分かってくれるのは

君だけだから


だけど無性に
不安になる
自分は幸せか
それとも
不幸なのか


心のものさしは
君には
理解できる?


幸せは結局


自分の
向上心から
沸き上がるもの


いつか
ものさしを
棄てることが
できるの?


君に
訪ねたい


幸せかと…

No.26 09/07/25 21:42
優花 ( ♀ 6VhO )

★無題★


沈黙したあなた
美しいよ

アンティークの
お気に入りの椅子
縛りつけられた
あなた
美しいよ

残酷な
クラシックに
夜中の雨音は
せつないね

煙草に
火をつける
あたしを
睨みつける
あなたもまた
美しいよ

悲しいね…

動けないね…

騒げないね…

涙は
飲んであげるよ

でも残酷に
虐めてあげたい

クラシックは
なにが
好きかしら?

怒った顔も
美しいよ

吸殻を投げ
あなたの顔に
傷痕を

熱いかな
痛いかな

感じるかしら?

顔に傷痕は
良くないから

手足にしようか

残酷に
虐めてあげる

赤いグロスを
血に変えて
飲ませてあげるわ

夜中の雨音が
鳴り響く
クラシックは
なにが好きかしら?


ふふっ
もっと
もっと
もっと
もっと

睨みなさいよ

怒りを興奮へ

導いてあげましょう…

No.27 09/07/25 23:07
優花 ( ♀ 6VhO )

★星★


遠い場所に
もう二度と
会えない場所へ
旅立ったのね
夜空を見上げれば
たくさんの星光
あなたは
あのたくさんの光の
ひとりなの?
苦しみや
悲しみから
あなたは解放されて
肉体の痛みも
心の痛みも
消えて
無くなった
あなたはすべてから
解放されたのね
もう二度と
会えない場所は
温かいかしら
その場所は
なにもかもが
安らげている?
あなたは
わたしを
置いてきぼりに
できたのよ
わたしは
悲しみや
哀れみや
同情とか
辛いとか
なにも感情は
無かったのよ
そして涙も
流れなかった
あなたは
見返りを求めず
ただ愛情を
注いでくれたのに
信じたくなかったから泣けなかったのかな…
あなたの娘で
良かったという
良心と
あなたの娘で
辛かったと思う
罪悪感と
あなたは
わたしを
望んだよね?
わたしと
きっと
離れたくなかったよね?
思い出は
星空に浮かぶ
思い出は
心に写りだす
わたしが
過ちを犯した日々
その罪は
あなたを
狂わせたんだ
だから
辛くて
逃げてしまった
認めたくて
認めたくなかった
あなたのこと
謝るよ
夜空に
たくさんの星
あなたのいる
星空に

No.28 09/07/25 23:40
優花 ( ♀ 6VhO )

★狂猫★


黒猫は
何度も
身ごもって
何度も
子猫を生んでは
噛みころしてた
どうして
そんなに
身ごもるの
どうして
そんなに
イカれてるのよ
黒猫は
凛として
気高く構え
メスの
身体つきだった
甘えては
棄てて
身ごもっては
噛みころした
我が子
その
サディスティックな
思考回路が
気になって
黒猫に
近づいた
あんたの
勝手は
残酷で罪深いのよ
あたしが
制裁を
あたしが
復讐を


復讐を…

No.29 09/07/26 22:09
優花 ( ♀ 6VhO )

★無題★


カラダを捧げて
汚い豚たちの
奴隷になった
その汚れない
16の少女は
女へと変貌を遂げた
嘘が上手くなる
演技をして
涙も流さない
汚い豚たちの
嘘ばかりの行為
いま我慢すれば
あとは楽しく
暮らしていける
汚れかった
16の少女も
純白に邪心が生まれ
黒い女と変貌を遂げた


偽り
苦悩
迷い
挫折
邪心
快楽
略奪
甘美
窮屈
自由


汚れない
16の少女は
後戻りは
出来なかった
未来から
目をそらして
その世界に反抗し
その純心は壊れた



もしも
逢えるなら
慰めに行きたい


あなたは
大丈夫
壊れてないよ
黒くない
白い少女だ
なにも
誰にも
責められやしない
あなたはあなた
全うに
生きてほしい


お願い…

No.30 09/07/27 07:52
優花 ( ♀ 6VhO )

★嘘★


あなたを
愛してます
自分自身より
あなたが
心配で
自分自身より
あなたが
大切です
あなたのために
すべて棄てて
あなたのために
すべて捧げる
あなたの
すべてが
欲しいの



愛してない
わたしはわたしが
一番大切
自分だけを
愛しているの
すべてを
棄てたり
できないわ
すべてが
大切なのだから
あなたのために
すべてを
失えないわ
勝手に満足
したらいい
わたしはたまに
満足するだけ
わたしには
考え事は
たくさんあるの
あなたのことだけ
考えられない


さあ

今日も
嘘ばかりの
わたしの口が
喋りだす



『愛してる』

No.31 09/07/27 20:27
優花 ( ♀ 6VhO )

★混乱★


混乱する
頭には蛇
首には蜥蜴
南京錠
足には鎖

混乱する

混乱する

激しく
燃えた
放火魔という天使
そしてその裏側で
ささやく悪魔

混乱する

混乱する

錯乱した身体は
身を焦がすよう
たくさんの男と
絡み合っていた

混乱する

混乱する

花を見れば
握りつぶしたくなる
虫を見れば
踏みたくなる

混乱する

混乱する

父さん
母さん
どうして
僕をそんな
疎ましく
見てくるんだ
そんなに
僕は邪魔なのか

混乱する

混乱する

ささやく悪魔は
天使ばかりに
近づくんだ
すべては悪に
染められ
命をとられる

混乱する

混乱する

ああ

僕は…

No.32 09/07/28 08:23
優花 ( ♀ 6VhO )

★無題★


本当は
死にたい
人生において
喜怒哀楽は
わたしには
何の意味も
持たない


本当は
生きたい
子供らの将来を
楽しみに
孫なんか
できたのなら
感動して泣ける
辛い現実も
子供のためならと
頑張っていける


本当は
死にたい


母親であり
主婦であり
そしてわたしは
女である
そしてわたしは
人間だ


周りの容赦ない
わたしへの攻撃は
耐え難いものがある
わたしはヘラヘラと
馬鹿みたいに
笑ってるだけ
なのに
どうして
そんなに
攻撃してくるの
的は結局
わたしじゃなきゃ
面白くないようね


本当は
死にたい


でも
生きたい


一緒に
乗り越えようと
言ってくれる
あのひとも
所詮は敵達の味方
あのひとには
もう一生
期待はしないだろう
そして
いつまでも
敵達をお大事に


敵達は
抱かせては
くれないわよ
抱けるのも
すべての世話も
結局はわたしなの


本当は
死にたい
でも
死ねない


わたしには
愛すべき
守るべき
ふたつの小さな
宝物があるから


だから
死ねないのよ

No.33 09/07/28 22:45
優花 ( ♀ 6VhO )

★夢跡★


時には純愛
時には牙を

時にはクラシックを
時にはハードロックを

時には薔薇を
時には百合を

ふたりの足跡は
誰にも
嗅ぎつかれやしない

快楽に酔いしれ
残酷に振り回す

感じなかったり
無性に感じた夜

ふたりの足跡は
誰にも理解されない

サディスティックに
マゾヒスティックに

頭のなかで
クラシックも
ハードロックも
鳴りやまない

どうにかして

時には純愛
時には牙を

噛みくだいた
肉体からの血華

最高のご褒美

ふたりの足跡は
ふたりの歴史は

愛の形の変化

脅えたわたしは
あなたをもっと
知りたくなる

No.34 09/07/29 08:06
優花 ( ♀ 6VhO )

★仮面舞踏会★


ほら今宵も
たくさんの飢えた
パートナーたちが
ここに密かに
集まってくる

皆は白の仮面
ふたりずつ
密かに
密かに…

大ホールには
たくさんの男女
黒いサテンの羽織
入り口で別れた
パートナーたちは
もう自分の相手は
見渡す限り
分からない

さあ
皆で踊るよ
モーツァルトでもドビュッシーでも
どんな曲にも
合わせれてしまう

たくさんの男女
飢えた男女

絡み合う
テーブルをベッドに
どこの誰かは
知りはしない
そんなことは
いま無意味だ

踊り合う

絡み合う

緊張と興奮と
快楽と絶頂と
すべて溶け合う
感覚は
男女を世の中から
解放させる


今宵も
仮面舞踏会


たくさんの
白仮面の男女

No.35 09/07/29 22:35
優花 ( ♀ 6VhO )

★無題★


ふいに
涙がこぼれた


こみあげた感情
思い返した記憶
とりみだす自分
悲しみの思い出
消したい過去
苦しみの過去


ふいに
涙がこぼれた


刺激もなにもない
平凡な時間に
追われてしまい
つい忘れた


忘れたふりを
していたのだ


忘れはしない
わたしは常に
他人にとって
邪魔な存在


平凡な時間は
ゆるやかに
そして
あわただしく
流れていく


わたしには
思い返すたび
辛い記憶がある
きっと
他人には
解らない


人々とは違う
わたしは
一握りの少数派
経験した
わたしの不幸話は
だれにも
明かせはしない


ふいに
涙がこぼれた


ふいに
涙が…


止まらない

No.36 09/07/30 21:56
優花 ( 20代 ♀ 6VhO )

★欠陥人間★


なにもかも
欠陥してるの
あたしという
人間は

つまらない意地
ださい劣等感
醜い妬み
うわべの笑顔
醜い身体
欠如した感受性
優柔不断な心情
他人への無愛


欠陥人間は
どうして
生まれて
くるのですか?


つまらない
あたしみたいな
人間は
どうして
生まれて
くるのですか?


神よ
人々が人生最後に帳尻が合うよう平等に作られているのであれば
あの人は
どうして
あんな人生で
短命に
幕を閉じたのでしょうか?


欠陥人間も
まだ心にある
温かみ
どうしたら
普通な人間に
なれるんだよ


無意味なことばかり
起きやがる
無意味なことばかり
求めてきやがる


あたしのような
欠陥人間を
はやく見透かせ


はやく突き放せ


ああ神よ
欠陥人間は
これまでの人生に
幕を閉じたい


なにひとつ
平等な世界は
見えなかったよ

No.37 09/07/30 22:43
優花 ( 20代 ♀ 6VhO )

★無題★


彼女はね
とても皆に
馬鹿にされ
同情され
笑われてた
自分の力では
どうしようもない
親のことや
身体のこと

彼女はね
強いふりをして
気にしていない
ふりをして
夜中は泣きながらも
日々明るく生きていたよ
笑われることを
恐れ怯えて
誰にも相談できなかった

彼女はね
幼少から少女まで
そうやって
苦しみを隠して
生きてきた

彼女はね
16で爆発したよ
この世界は
無意味だと
悟ったんだ
犯罪な世界は
彼女を堕落させ
そして彼女を
幸せにした

回り道をしたあと
彼女はね
大切だったひとを
失ったんだ
彼女は狂った頭を
冷静に抑え
理解しようとした

平凡が幸せなことは彼女が一番分かっている

彼女には
平凡な毎日が
送れなかった

可哀想だと笑う周りの陰口に耐え
笑みで返した毎日

自分には
なにが幸せで
なにが不幸せか
分からないと
彼女が言った

感覚は
失われている

突っ走る行動性は
依存性な性格を潜め
心はもろく外見とは裏腹にもろすぎた


彼女は

いま何を願う?

No.38 09/07/30 23:43
優花 ( ♀ 6VhO )

★女の子★


女の子は
絵を描くのが
大好きだ
常に絵を描いて
遊んでいる

女の子は
お父さんを描いたりお母さんを描いたり
おじいちゃんを描いたりおばあちゃんを描いたり
お友達を描いたり
動物も描いた

ある日
こんな絵を
得意気に
母親に見せた


檻の中で
母親が注射器をたくさん打たれて
泣いている絵

檻の外で
父親が笑っている


『ふふっ
どうわたしの絵!
上手いでしょう?
これはね
わたしから見た
パパとママよ!


ふふっ


上手いでしょう…?ママ』

No.39 09/07/31 23:09
優花 ( ♀ 6VhO )

★無題★


片手に薔薇を
隠した片手にはナイフを
激情に身を滅ぼし
愛情に罪悪感を
つまらない戯言に
差し出すナイフ
君はいつまで
少女だった?
いつから女に
変貌したんだ?
笑いかけてくる
小さな悪魔は
片手に薔薇を
隠した片手にはナイフを
快楽と堕落
興奮と絶望
つまらない戯言に
差し出すナイフ
生まれついての精神障害者
辞められた犯罪
危険と歓喜
支えられた自分
逃げた君
ショパンとモーツァルトの相性は抜群だ
共に甘美に妖艶に踊りたかった
生まれついての精神障害者
これで君は
窮屈にも自由だ

No.40 09/07/31 23:22
優花 ( ♀ 6VhO )

★白雪姫の真実★


迷い込んだ木のおうちには7人の小人たち。白雪姫は毎日毎日、7人の小人たちと腰を振っていたよ。奴隷のように快感を味わいながら小人を虐めてたよ。そしてね…毒林檎を渡した老婆は、実は、白雪姫の実母だったんだ。理由?若くて綺麗な娘に幼少から嫉妬してたのさ。だから消えてほしかったんだ。7人の小人たちと散々遊んだあげく、わざと王子様の日課の散歩道で、棺に入り小人たちに祈るふりをさせた。心配した王子様のキスで目覚めたふりをした。そしてめでたしめでたしだ!!

ハハハ!!

そうだ。白雪姫、結婚した後は、王子様の家来たちに命令し、実母を海に沈めさせたらしいよ。火炙りにしなかったのは、せめてもの優しさだって。
大好きな顔が焼けたら可哀想でしょう?
そう言ってたな。まあ、どう語りつがれるか分からないがね…そういう真実だ。

No.41 09/08/01 08:22
優花 ( ♀ 6VhO )

★無題★


無邪気な笑顔に
隠れた邪心
凛とした微笑みに
隠れた計算高さ
良心の呵責
悪態に隠れた優しさ
欲望と純愛
壊れた音色
血華と薔薇
現実と妄想
白百合と雑草

無防備な寝顔に
天使と隠れた悪魔
滑稽な売春婦
哀れな老婆
裕福豚とホームレス


壊せ!!


叫べ!!


突き放せ!!

No.42 09/08/02 00:36
優花 ( ♀ 6VhO )

★目眩★


目眩がする

立っているだけで精一杯だ

最初のひとくちは目線を送った

二度目はあなたに流し込みディープキス

目眩がする

たくさんの宝石が投げられたような

きらびやかなシーン

目眩がする

首を強く締めつけ抱きついた

目眩がする

ひとのものは大好きだからね

たとえあなたじゃなくても

ひとのものを奪う瞬間は誰にでも目眩がするのよ

脚にからまる蛇がはい回る

目眩がする

目眩がする

おとなしくしてったら

もうすぐ

帰してあげるわよ

No.43 09/08/02 22:57
優花 ( ♀ 6VhO )

★傷口★


他人の手により
何度この傷を
えぐられてきたことだろう
もう聞かないでよ
もう騒がないでよ
触れられたくない

可哀想
同情の上から目線
哀れむ笑み
悪意ある言葉
自分たちの平和を慰めてくれる陰口
嘘偽りだらけの会話

もう話したくない
もう聞きたくない

面白いか
人の苦しみは
面白いか
人の悲しみは


ちっとも夜は明けず太陽の影もない
つまらない話も誰かにするつもりもないから


せめて自分で
傷口を癒してあげようか


大好きな
あの歌を
口ずさんで

No.44 09/08/04 22:12
優花 ( ♀ 6VhO )

★雨のち晴れ★


天気予報のようね
わたしたち夫婦は

一緒にアイスクリームを食べてベンチにふたり寄り添いあったり
動物園に行ってはしゃいだり
お互いを傷つけあいながらの言い合いをした雨の中のドライブ
誓いあった言葉と共にリング
可愛い子供に恵まれ
可愛い子供に悩まされ
夫婦の役割に不満をぶつけあい帰りがごぜんさまになった時期もあった
女の影もあったし何度も家のものは壊された
そしてお互いに子供が手を離れたら空虚感ばかり
孫も抱けて嬉しかったし
あなたはいつも抱きたそうに照れくさそうに孫を見つめてたわね
ねえ?孫は可愛いわね
責任ないもの
可愛がればいいだけのおじいちゃんおばあちゃんだもの
お嫁さんに怒られちゃうわね
いまふたりにはなにも語らなくとも
会話以上の会話があるわね…
語らなくとも解りあえてる空気がある
ここまでふたり
歩いてきた道は
なんだか
天気予報に思えてならないのよね
雨はいずれ
晴れになるの…


振り向けば
ただ
笑ってくれたら
それでいい

たまに優しいくらいがちょうどいい

いつまでも元気にいてほしい

あなたを残して逝くのは絶対嫌だから

いままで
ありがとう

天気は
雨のち晴れ

No.45 09/08/04 22:26
優花 ( ♀ 6VhO )

★無題★


大好きなお気に入りのテディベアに
大好きなブランドのペンダントを
映画に影響されて真っ赤なペディキュアを塗った
ウィッグもいつも違っていたいの


このバタフライナイフも
わたしの宝物なの


女は弱いふりをしてひと突きで刺すわ
平気にね


大好き
たくさんの可愛いもの
たくさんの服もコスメもバッグも


裏切るから
こうなるのよ
解る?


馬鹿な男たち
みんな一緒なわけ?


女は
弱いふりをして刺すわ
隠したナイフで
ひと突きにね

No.46 09/08/05 22:11
優花 ( ♀ 6VhO )

★別れ★


なにがわたし達には間違っていたのだろう
わたし達の選択は間違っていたのか
結局はお互いを譲り合えず思いやれなかった
信じた日
信じられず自暴自棄になった日
愛した日
愛しさが憎しみに変わった日
発した言葉はたくさんの傷を残し
侮辱された言葉に傷が残った
なにが正しかったか
なにが間違ってたか
考えても答えは見出だせない
決断はふたりが決めたのだけど
あなたが決めたような気もする
笑いあっても心底笑えなくなったのは
何故だったのだろうか
出会ったころのようには戻れなかったし
気持ちも違っていた
なにも状況は変化してなく
なにも問題なんてなかったのに
いつから一体崩れていたのか
ただもう心底もう十分だろうと
思ってしまった


決して嫌いになったわけじゃない
ふたりなにも間違ってなかったと思う
そう思いたいし
幸せになってほしいとも思う


【別れ】
悲しいばかりじゃない
自由を思いやる場合もある
相手のためを考える場合もある


ふたり
なにも間違ってなかったよ


…お元気で

No.47 09/08/07 08:05
優花 ( ♀ 6VhO )

★倦怠★


会話が続かない
話を聞いてもらえずに
話を聞くつもりもない
深いことは触れたくない
身体も求めなくなってしまった
過去のような情熱は消え失せ
ただ同居人を続けていた
そんなふたりは
自由の翼を得ることができたなら
ふたり
飛び立てたのかな
ふたり
優しい気持ちや思いやる気持ち
何故持てなくなった?
子供のために家庭のために必死に働くあなたと
家庭のために家族のためにと必死なわたし
歯車は狂いだして
ふたりの距離は近くにいながら
離れていってしまった
面白味のない現実は笑顔を奪う
刺激という媚薬はふたりには無縁で
きっと
無関心になったのは
温かい家庭を作らなかった
わたしへの罰
倦怠の渦は
家庭をどす黒く巻き込んで





これは


現実のおはなし

No.48 09/08/07 22:57
優花 ( ♀ 6VhO )

∮御礼∮


もしも未だ飽きずにこの自己満スレ、目を通して頂けてましたら、本当にありがとうございます。毎回読んで頂けてる方がいらっしゃいましたら、正直、恥ずかしながらとても嬉しいです!!
ほとんどが自己満な詩や独り言、言葉遊びですが・・
色々な人間像の立場に成りきり、書き上げています。男女関係なく環境、人間性も全く統一なく、たくさんのシチュエーションでのシーンを書き上げています・・
たまにスレ主本人の内容もありますが💧
まだまだ自由気ままに更新していきたいと思ってますので、また目を通して頂ければ幸いです。


ありがとうございます!!


LOVE,優花

No.49 09/08/07 23:08
優花 ( ♀ 6VhO )

★瞳★


吸い込まれそうな
綺麗なコバルトブルーの瞳
長いまつげが
よりいっそう
その瞳を引き立てる

優しい嘘を
その瞳から
悲しい涙を
その瞳から
隠した罪を
その瞳から


綺麗なブルー
そんなビー玉のようなガラスのような瞳で
わたしを見つめてた


掴みたかったのは
右手に自由
掴みたかったのは
左手に愛情


罪深い瞳は
たくさんの黒く狂った世界を写しすぎた
間違った思考回路


長いまつげが
その瞳を引き立てた


罪を伝えたいけれど
罰を与えられそうで
恐かった


瞳はブルー
いつもの英語で
いつもの言葉を


いくつもの嘘を
優しいあなたへ


いくつもの嘘を
わたしにください


瞳はブルー


瞳はブルー

No.50 09/08/09 19:29
優花 ( ♀ 6VhO )

★懺悔★


俺はあいつに最後はなんて言葉を残したかな
ついこの前のように感じる去年の冬
別れのシーンはドラマのようには綺麗ではなかったな
すべて俺が原因だから壊れたんだよな
気づけばおまえをよく泣かせてしまってた
俺がすべて悪いんだけど
自分の欲ばかりに動いてしまって
おまえの気持ちとか感情とか苦しみとか
全然解ってやれなかった
おまえはいつも先回りして俺を優先してくれていたのに
おまえを大事にしたかったのは当たり前だったんだけど
想いと行動が比例しなかった俺に
おまえは常に悲しんだ顔をして涙を浮かべ訴えてきた
うまく言葉を伝えられないのが俺の欠点だから
おまえが一番大事だなんてとても言えなかったし
解ってくれてると勝手に解釈してた
おまえに何回謝っても
おまえは許してくれないんだろうな
どうすれば解決するのかわからなくて
ダラダラ時間だけ無意味に流れて
生かされてるような感覚のいまの俺
もう一度声が聞きたかったからって
電話すればあの頃に戻れるんじゃないかとか思ったりするけど
そんな女々しい俺自身が嫌だとも思う
俺は常に男らしくありたかったから

謝らせてほしい

ただ

声が聞きたい

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