未来・行く末
単なる空想&想像で出来てる物です🙇時代背景や人物・団体はあくまでフィクションです。誹謗や中傷お断り🙇感想等ございましたらどうぞ👮では、第1小節目~プロローグ:異変~
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紫雲と曹生は艦をその場で停止させて全艦に攻撃🔥中止を伝えた。
「全艦キカン停止❗メガ粒子砲のチャージも中止‼小惑星との距離を保て❗紫雲、お前もキカン停止させて待機してくれ。」
紫雲もその頃には我に帰っており曹生に従った。その時小惑星の司令部内では木星連合の艦隊と連絡が取れ木星連合の艦隊が丁度曹生達と小惑星の間におり、紫雲達の艦隊に砲門を向けていると伝えていた。
『ホーネッカー大佐、我々は丁度統合軍の艦艇と貴下の間に来ている、奴らは軽巡だ😤光学迷彩をかけている我々を見つける機能はあの艦艇には無い。やるならば今だ‼どうする❓沈めるか❓』
ホーネッカーは木星連合があの艦艇を相手にしている間に自分達が小惑星から脱出する計画を立てた。
『サジタリウス、その提案を受け入れる👍しかし撃沈🔥させなくて良い✋我々はここを放棄して火星側に逃げる❗その時間⏰を稼いでくれるだけで良い✋』
『承知した、では☝レディー・エンジェルを前に出し牽制をかける❗その間に安全圏まで下がれ✋しんがりをサジタリウスとレディー・エンジェルで持つ❗』
『わかった❗頼む。』
ホーネッカー達は連絡を切ると直ぐに自身達が火星から載って来た艦艇に移り出した。
ホーネッカーは小惑星を旗下の艦隊を率い後にする。
『全艦❗良く聞け‼我々は基地を放棄し火星方面へ戻る、木星連合の艦隊と上手くすれば火星基地を逆に乗っ取る事も可能だ‼』
『オットー・ニールセン❗ガジェッタ・ワンザ、両中尉‼』
ホーネッカーは両中尉を呼び出す。
『はッ👮』
指揮机の正面の画面に両中尉が映し出される。
ホーネッカーは両中尉に命令を伝えた。
『軽巡のアーヘンとウィッテン・ベルグで先に向かえ❗火星基地のパトロール🚨艦隊で厄介なのは重巡のイェーナだけだ‼航宙空母の“ウィース・バーデン”は人員が足りずに出れない筈だ❗おまえらでこれを叩け‼』
『はッ👮』
両中尉は勢い良く敬礼し火星方面に向かった。
「よし😤三条❗我々も向かう‼艦隊最大せんそく‼」
ホーネッカー達も続いて向かって行った。
小惑星の正面では木星連合の艦隊が光学迷彩を解き紫雲と曹生の眼前👀に表れた。
いきなり眼前👀に艦隊が表れて来たので紫雲と曹生は驚いた😲
「うおぅ😨何➰😨⁉全艦全速後退‼退け‼距離を保て‼」
曹生は艦隊をまた後退させ紫雲と回線を開く。
『紫雲❗艦隊だ‼それも数が有るぞ😚』
紫雲が画面に出る。紫雲の艦も慌てていて画面の中で紫雲が指揮をしている画像が映る。
『・・・あッ😲すまん😥曹生、木星連合の艦隊だ‼例の報告の在った、“アマテラス”も居る‼』
『わかってる‼』
紫雲と曹生は艦隊をさらに後退させレディー・エンジェルと距離を取った。そこに緊急通信で陶・器准将から紫雲と曹生の艦に通信が入る。
『紫雲❗曹生❗状況を報告しろだに‼😤何をしているだにか😤』
いきなり通信に割り込まれたのが陶・器准将だったので二人は面を喰らいすっとんきょな声で答えた。
『はひッ⤴👮准将‼火星基地を出たで有ろう艦隊がシューティング・スターのパトロール🚨隊及び攻撃部隊を攻撃🔥して居たので急行しこれを迎撃に出ました👮』
曹生が言い終わると紫雲が話す。
『それと同時に我々の正面に報告が有った木星連合の艦と思われる艦隊が出現👮光学迷彩を張り隠れていたと思われます👮』
陶・器准将はしかめつらのまま話しを聞いて一呼吸置き自分が居るラインまで下がる様に言った。
『・・・わかった😒直ぐにこのラインまで艦隊を下げるだに❗😣その際、必ず逆噴射で後退❗そのまま180度回頭して後退すると😣食いつかれ“アマテラス”もどきに接近され(エネルギー・サンダー⚡)の餌食になるだに😤』
『はッ👮』
両大尉はそれに従い艦隊を陶・器准将が居る辺りまで後退させた。
紫雲と曹生の艦隊が下がるのに呼応しレディー・エンジェルとサジタリウス他の木星連合の艦隊が前進し出した。
航宙空母“孔明”の指揮机に座る陶・器准将はそれを読んでおり、この宙域に到着した時すでにシューティング・スターから随行させて来た光学迷彩が張れる重巡のコンラートとビンセントを光学迷彩を張らせ待機させていた。
「よし😤読み通りだに😁コンラートとビンセントに攻撃🔥命令❗紫雲と曹生の艦に合わせさせるな‼」
その号令と共に光学迷彩を張り潜んでいた2つの艦が光学迷彩をいきなり解き正面の艦隊目掛け砲撃🔥をしながら突出した。
サジタリウスのブリッジでは突出🔥してきた2艦に頭を押さえられた為艦隊の一時前進を止めレディー・エンジェルを前に出す形を取った。
「ムムム😥流石だ・・・“孔明”・・・陶・器准将か😚これは歩が悪いか😭ここはこれで良い❗レディー・エンジェルを前に出し我々も後退する‼レディー・エンジェルも直ぐに後退させろ‼」
サジタリウスもレディー・エンジェルも後退しつつも孔明艦隊に砲撃🔥をしてくる。
「奴ら、逃げを打つだにか😁そのまま後退しろだに😒後を追わせてもらうだに😁次の隠れ家に御案内してくれ😁」
陶・器准将はそう言いニヤリと笑う、次に紫雲と曹生に回線を開き命じた。
『紫雲❗シューティング・スターまで後退し、補給と艦隊の再編成を急げ‼そしてお前の艦はこの宙域まで戻りこの宙域に機雷を付設するだに☝』
『曹生❗お前も一旦シューティング・スターまで引き、補給を受けたら損傷を受けてない艦に乗り換えシルバー・スターの宇宙軍本部まで行き起こった事を報告し、火星基地に敵軍襲来を知らせろ‼これは通信は使うな、傍受される危険があるだに😣十分注意⚠してかかれ‼』
『はッ👮了解しました👮』
紫雲と曹生は了解し回線を切りシューティング・スターまで後退した。
「よし、ビレツキ少佐❗我々はこのまま奴らを遠目から追う☝今の奴らとの間隔を0距離とし☝これを維持しつつ向かえ‼機関全速❗」
陶・器准将はそうゆうと微妙な距離を保ったまま後を追った。
数時間が過ぎた、航宙空母“孔明”はサジタリウス他の艦艇を捕らえた。
「木星艦隊捕捉‼数・・・数時間前と変わらず👮」
オペレーターが木星艦隊の捕捉を告げると陶・器准将は攻撃🔥命令を下す。
「よし😤捉えただに😤各RV部隊発艦用意‼奴らの尻にかじりつけだに😁防空戦隊はRV発艦後、順序発進❗制宙権を確保するだに‼各艦第一級戦闘配置‼」
(ビィー🚨ビィー🚨)
戦闘配置の警報🚨が響くと艦内は慌ただしくなる。
「各RV部隊発艦完了👮続いて各コスモ・ドラゴン隊発進❗」
戦闘指揮官がブリッジから各部隊の発進命令を次々に部隊に伝えていく。
「閣下、艦の射程に木星艦隊入りました👮」
ビレツキ少佐は陶・器准将に伝える。
「ん✋各部隊の展開は順調に行っているだにね😤☝では、これより長距離砲撃で木星艦隊に攻撃🔥を仕掛けるだに❗」
「曹生が火星基地へ一報を入れに行ってるだに❗火星基地の配備が整うまでここで奴らを足止めするだに❗向こうの配備が整えば理想的な挟撃戦🔥が出来るだに😤皆、閉めてかかれ‼」
陶・器准将は指揮高揚の為、インカムを通じそう激🔥を飛ばす。指揮机の正面画面に各RV部隊がサジタリウスとレディー・エンジェルに襲い掛かって行く様子が映る。
サジタリウスのブリッジでは素早く襲い掛かられたためこちらはRV部隊及び空戦隊を出せなくなった。
「えぇぇいッくそ😣💢追いつかれた😚これではこちらの攻撃🔥部隊を出すタイミングを逸した❗下のCICは何を見ていた💢“孔明”艦隊の接近に気がつかなかったのか😣」
サジタリウスの艦長はそう言い指揮机を叩く🔥
「元火星基地の奴らは進んでいるな❗このまま全速でそこへ向かうぞ❗両方の艦隊を併せれば何とかなる❗」
サジタリウスは速度を速めつつ前進する。
その頃曹生はシルバー・スターに到着しライ・カールト宙将に報告していた。
「シューティング・スター所属、謂・曹生であります👮0205に木星艦隊を捕捉❗戦闘に入りました👮後に陶・器准将率います“孔明”艦隊到着。先刻の情報通り火星基地艦隊があちら側に付いており陶・器准将の艦隊も戦闘状態に入りました👮」
「ん✋御苦労👮で・・・我々はどうすべきなのか❓陶・器准将は何と❓」
「はッ👮これより火星基地に向け進発し状況を基地臨時司令の石川2尉に報告後シューティング・スター方面へ艦隊を進めます、それに伴いシルバー・スターの艦隊の一部をお貸しいただきたく👮」
「貸すのは構わないが➰当基地所属艦隊の3分の1が今、ムッソ・日高少佐が率いて水星へ“アマテラス”拿捕に向かっている・・・貸せる艦は軽巡クラスが少しだが構わないか❓」
「はッ👮構いません👮・・・実は➰その“アマテラス”につきまして陶・器准将から別の御報告が、こちらの“報告書”をお読みください👮」
曹生はそう言って手元に持っていた報告書を渡した、その表紙には『木星艦隊のアマテラスと同型艦に付いての報告』と有った。
ライ・カールト提督は報告書を受け取ったが直ぐには目👀を通さなかった。この事が後に戦局を長引かせアマテラスとレディー・エンジェルの関係をより一層深目、A・Z・Dの謎を解けなくして行くのだった。彼等は今だその事を分かってはいない・・・。
「宙将、では👮艦をお借りします👮」
曹生はそうゆうと部屋を後にし火星へ向かった。
その頃シューティング・スターと火星基地の丁度中間地点・・・サジタリウスがホーネッカーと回線を開いていた。
『おい❗ホーネッカー‼シューティング・スターの艦隊を振り切れない😣そっちに合流する❗両方の艦隊で・・・』
サジタリウスの艦長が全部話終わる前にホーネッカーが呆れた顔で言った。
『艦長😚それでは火星の防衛隊とその艦隊で挟撃戦に持ち込まれる😥何故後ろで押さえてくれなかった😚』
『ま、まさか😂挟撃戦🔥は・・・シューティング・スターからだと火星まで距離が😂』
『え😨艦長❗考えてくれ軽巡クラスで高速で行けばそんなに掛からん‼・・・』
ホーネッカーはそう言いかけ考えた。
その頃先に小惑星から火星基地に向け進発していたホーネッカーの部下、オットー・ニールセンとガジェッタ・ワンザは火星基地防宙圏内まで到達していた。
「よし・・・火星基地防宙圏内に入る❗戦闘ブリッジ開け‼総員第一級戦闘配置‼」
ガジェッタ・ワンザはそう叫び戦闘ブリッジを開かせた。火星基地ではオットーとガジェッタの艦をレーダー📡で捕らえた所だった。
「え😲何❓味方の艦影なのに識別信号がレッドって・・・😨‼直ぐに❗石川2尉かホーマー中佐に知らせて‼」
火星基地の防宙CICでは捕らえた艦の識別や艦影に差異が見られたため慌てている。1人のオペレーターが部屋を石川とホーマーを探しに出る。
「はぁ💨はぁ💨・・・あッ😲整備班長❗ホーマー中佐か石川2尉をどこかで見ませんでしたか❓」
「ん😊どうした❓」
「はい👮至急CICへお越し頂きたいのですが😥」
「だったら☝放送で🎤呼び掛ければすむだろう😲」
「え・・・いや👋今はまだそんな大事じゃ無いので😂」
「ん➰😒・・・石川2尉だったらさっき士官食堂🍴で見かけたが。ホーマー中佐は多分まだ艦で雑務をしているはずだが・・・。」
「班長❗ありがとうございます👮失礼します👮」
「ん、あぁ✋」
オペレーターは敬礼し走って🏃士官食堂🍴へ向かった。士官食堂🍴では石川2尉が窓辺に座り沈んだ表情で食事を取っていた。
「んぁ➰😫いつ見ても😔景色は石ころばっかだな➰😠早く地球🌏帰りたい😫」
「木星艦隊は見つからない😔それを探しに出たホーネッカー大佐とは連絡つかず・・・😥シルバー・スターからは『状況報告せよ❗』との矢の様な催促・・・😔その上➰筋肉馬鹿なムサイ💦ホーマー中佐と毎日顔を向き合わせて😥あぁ➰😫考えただけで暑苦しい💦😨」
石川が独り言で愚痴をこぼしていると、先程のオペレーターが慌てて入って来て食堂🍴係員に石川が来ていないか尋ねていた。
「す、すみません👮石川2尉いらっしゃってませんか😥❓」
「はい❓あ、あちらの👉窓側にいらっしゃるはずですが。」
石川は自分を探す声がしたので入口の方に目👀をやると1人のオペレーター員が来るのが見えた👀。
(ん❓なんだろう❓)
石川は心の中で呟く。
「👮CICの郡山2士であります👮先程CICでおかしな艦を捕捉しました👮それで➰あの➰御足労ですがCICまでお越し願えませんでしょうか😥」
「ん❓何で❓何か有ったの❓わざわざ呼びに来るなんて😃」
「あ😫はい👮先程不審な艦をレーダー📡が捕らえたので、道重士長が一応見ていただきたいと👮」
「え😲シゲさんが❓なんだろう😥わかった✋これ食べちゃって直ぐに向かうわ😊先に行ってて✋」
「わかりました👮では👮」
そう言うとオペレーター員は戻って行った。
「うん😥なんだろう・・・まッ行けばわるわね😊」
石川は食事を早く終わらせ席を立ちCICへ向かった。
CICでは道重士長が目的不明の艦になんども“コール”を繰り返していた。
『接近中の艦艇、応答願います。こちら火星基地防宙CIC❗来港目的は❓繰り返します❗来港目的を述べてください‼』
道重士長は何度も呼びかけるが応答が無い。
「士長、今石川2尉来られます👮」
(✋✋)
道重士長は無言で了解の合図をしてまたインカムに話す。
『こちら火星基地防宙CIC❗接近中の艦艇へ‼そちらは間もなく防宙圏内のイエローゾーンに入ります‼応答するか停船しなさい❗繰り返す‼停船せよ‼』
そこに石川2尉がCICに入って来た。
(ウィ~ン)
「シゲさん✋どうしたの❓・・・アレ❓ブリッツ少尉は❓」
石川の質問に道重士長は頷きながら待って欲しい様な仕草をした。
『😲・・・👌✋・・・』
「2尉、先程から回適し呼びかけている艦艇が2隻いるんですが😥全く呼びかけに応じません😥その上、停船命令も無視👀🙅です😣そろそろイエローゾーンに入ります👮」
石川2尉は道重士長からそう聞いてオペレーション画面を見た。
「この2隻ね、無電の周波数変えてやってみた❓」
「はい、軍用周波数から民間まで切り替えて何度か😥でも全く応答が・・・。」
「わかったわ😒それで、先任のブリッツ少尉は❓どこ❓」
「あ、はい、私と交代で休憩におりました。シャワーを浴びて一眠りしたいって言ってました。」
「そう😃じゃ、少ししたら部屋に連絡入れてCICに至急上がる様伝えて😊今はここからこの艦に呼びかけるわ✋あ・・・それと☝イェーナのホーマー中佐と回線繋いで😊」
「了解👮少し待って下さい。」
道重士長はそう言いインカムを石川に渡しオペレーション画面から離れ一段高い位置に有る指揮机に向かった。
石川2尉はもう一度インカムで呼びかけて見た。
『こちら火星基地防宙CIC基地司令代行石川2尉、接近中の艦艇❗官・姓名を名乗れ❗そちらは防宙圏内イエローゾーンに入った❗応答も無し、停船命令も受け入れない様ならばスクランブルを掛ける‼停船せよ‼』
石川が呼びかけたがアーヘンとウィッテン・ベルグは応答する事も停船する事も無く前進してきた。
「止まらない・・・ 」
石川はそう呟くとインカムを格納庫に繋いだ。
『防空戦隊❗スクランブル‼当基地に接近中のストレンジャー有り‼防空戦隊スクランブル発進急げ‼』
(ビィー🚨ビィー🚨)
格納庫に石川の声が響き警報🚨が鳴り響くと防空戦隊の隊員は急いでスクランブル位置に有る自分達の機体に向かう。
石川は道重に聞く。
「シゲさん❗今日のスクランブル組は❓オペレーション画面の所に表無いよ😣ダメじゃない💢マニュアルにちゃんと手元に置くよう指示が有るでしょ💢」
「あ、あ😨すみません👮ここに💦」
道重士長は慌てて自分のポケットから出した。
石川はその表を受け取り今度はインカムを防空戦隊に繋いだ。
『こちら、トレボー❗防空戦闘隊エリクシール、クックチーム・・・オーバー❓』
『Yes、エリクシール❗オーバー❗』
『少尉、ストレンジャーは尚も前進中❗こちらの呼びかけに応答が無い❗レッドゾーンに侵入する。撃墜🔥を許可する❗』
それを聞いた少尉は内容を聞き返す。
『あー、トレボー・・・リッスン、アゲイン❓リアリー❓キル、ストレンジャー❓』
『Yes、キル、ストレンジャー。』
『エリクシール、クック・・・ラジャー、キル・ストレンジャー❗オーバー❗』
『OK❗GOOD!!Rackエリクシール❗オーバー❗』
エリクシール、クック組のインターセプター(迎撃機)のコスモ・ドラゴンがオットー達の艦に迫って来る。オットーのいる軽巡のアーヘンでは・・・
『火星基地より、防宙戦隊接近❗』
アーヘンのオペレーターがオットーとガジェッタに知らせる。
「ん✋機体は❓」
『攻撃型装備です👮』
「ガジェッタ❗どう思う❓これはインターセプターかな❓」
「ふっ・・・だろう😏❓こちらが呼びかけに応えずそろそろレッドゾーンに入るからな😁さっきCICから呼び出して来たのが、本来は司令室に居る筈の石川だったぞ😁あっちは相当慌ててるぞ😁まぁ➰キャシー少尉がいないのか❓道重か郡山辺りが慌てて呼んだんだな😁👏」
「よし❗オペレーター❗今日のスクランブルの組は❓」
オットーに聞かれたオペレーターは正面の画面に火星基地をスクランブルで発進する部隊の表を映し出した。そこに今日のスクランブル組の情報が出る。
『今日の組は恐らくエリクシールとクックの組です👮』
『ふっ😚💦エリクシールか😁最初は至近まで接近してこちらの状態を観察するはずだ❗一度接近させてやり過ごしもう一度接近した所で対空機銃で落とせ‼』
『砲雷長‼わかったな❗』
『了解👮』
「まぁエリクシールを落とせば残りはゴースト隊と状況判断がまだ的確に出来ない曹長のクックだ😁後はどうにでも成るな・・・え、おい😁👏」
ガジェツタが言った。
「ああ😁✋大佐が来られる前に基地自体を落とせちまうかもな😁」
2人は笑いながら戦局を見つめた。
火星基地CICでは石川2尉と遅れて来たキャシー少尉が対応に追われている。
『ホーマー中佐❗そのままイェーナで出て下さい❗こちらは保せます❗』
『しかし😥君達だけでは😥』
『仕方が無いです😥足りない人員は1曹クラスからこちらに上がらせ対応します👮だから急いで艦隊を出して下さい👮』
『わ、わかった😥ではエリクシールとクック組の回線をこちらに回せ、彼等の指揮はこちらから行う。』
『はッ了解しました👮そちらに繋ぎます。』
石川はそう言い回数を切る、すると直ぐに道重士長が石川を呼ぶ。
「い、石川さん❗2尉❗今レッドゾーンに侵入しました‼」
石川はそれを確認し落ち着いてインカムを基地内全部に警戒レベルを上げる放送を流す。
『総員❗第一級戦闘配置❗目的不明の艦艇が接近中‼こちらの停船呼びかけに応じず前進❗間もなくレッドゾーンに侵入‼総員至急戦闘配備‼』
(ビィー🚨ビィー🚨)
石川の放送で基地内が俄かに慌ただしくなってゆく。
「キャシー少尉❗エリクシール少尉達は艦艇に取り付けた見たい❓」
「うん❗今、艦に取り付いた❗」
エリクシール少尉とクック曹長のコスモドラゴンがオットーとガジェッタの艦に接近した。
『こちら火星基地防宙戦隊、エリクシール少尉❗貴艦は間もなく火星基地に接近する❗来航目的を述べよ❗もしくわ停船し、指示を待て‼』
エリクシール少尉が呼びかけるが応答が無い、エリクシール少尉は応答が無いので次に強い命令口調で警告した。
『貴艦は火星基地防宙圏内に無断で侵入している‼停船せよ‼しからざれば攻撃🔥す❗繰り返す‼停船せよ‼しからざれば攻撃🔥す❗』
エリクシール少尉が警告したが艦は止まらず進む。
『少尉❗停船しません。』
クック曹長がそう言うとエリクシール少尉は艦から一度離れて攻撃🔥体勢をとろうとする。
『曹長、一度間を置き警告の威嚇攻撃🔥に移る、ついて来い❗』
『了解‼』
2人の機体がオットー達の艦から一度離れた。
「よし❗ガジェッタ❗奴らの機体が離れた‼戦闘用意❗攻撃🔥開始‼」
オットーが号令をかけるとオペレーターがスイッチを押す。
(ピィーン🚨ピィーン🚨)
その音と共にオットー達の艦の砲門がエリクシールとクックの機体に向いた。エリクシールとクックは艦艇の側面で大きく反転し艦艇に機首を向けた。
『しょ、少尉‼砲門が我々に😨‼』
クック曹長が叫ぶと同時に彼等に砲撃🔥が来てエリクシール少尉の機体と後ろのゴースト機に当たる🎯
『しょ、少尉‼・・・メーデー❗メーデー❗こちらクック❗目的不明艦から攻撃🔥を受けました基地CIC、指示願います❗』
クックはオットーとガジェッタの艦から攻撃🔥を受けながらも回避しながら石川達に連絡を入れる。
「2尉❗クック機からメーデーのコールです‼」
「エリクシール少尉、エリクシール少尉❗メーデーの状況を・・・❓エリクシール機ロスト‼」
道重士長は少尉とコンタクトを取ったが既に応答が無く、正面のレーダー📡画面の機影も“ロスト”の表示が出る。
「シゲさん❗クック機に迎撃命令を‼」
「了解❗」
道重士長はクック機に艦の撃墜🔥を指示した。
『CICよりクック機へ、その艦の行動と速度を計算した。敵対艦と判断‼迎撃🔥に入れ‼』
『尚、援護機を順次発進中。』
石川2尉はRVの防宙戦隊に緊急🚨スクランブルをかける。
『防宙RV戦隊緊急🚨スクランブル❗コスモドラゴンの防宙戦隊が目標より攻撃🔥を受けた❗緊急🚨発進急げ❗』
石川2尉の指示で基地の防宙戦隊が次々に発進して行く。
『石川、艦の発進も完了した。これより進発する。』
イェーナのホーマ中佐も艦の発進準備が整った事を告げ発進して行く。
『わかりました👮RVの防宙戦隊も出しました後、エリクシール・クック組が先程目標艦より攻撃🔥を受けました、こちらで迎撃🔥の指令を出しました、後をよろしくお願いします👮』
オットーとガジェッタの艦は前進し火星基地の防宙圏内レッドゾーンの中程まで入った。
(ドガァ🔥ボン🔥)
ガジェッタの艦にクック曹長が攻撃🔥を行う。
「五月蝿い蝿だ😤💢対空砲‼良く狙え‼有人機はたった1機だ✊残りはゴースト機だぞ。」
オットー達がクック機に手間取っているとそこへ火星基地の防宙戦隊が次々に上がって来た。
「ふんッ😠数を出せば良いってもんじゃない👋対空砲座❗狙え‼長距離砲撃、撃て‼」
オットーは固まってやって来た部隊にガジェッタの艦越しに砲撃🔥を与える。砲撃🔥を喰らった部隊は四方へ散開するも何機か落とされる。
「石川2尉❗防宙戦隊7番隊から15番隊まで壊滅‼」
「えッ😨・・・後方の艦からの長距離砲撃⁉上手い😚部隊の立て直し出来そうなのかしら❓」
「だ、大丈夫そうです😥」
「わかった✋士長、キャシーここお願い✋司令センターに上がる✋逐次上へ状況報告お願い。」
「了解👮‼」
キャシー少尉と道重士長は両方同時に答えた。
オットーとガジェッタの艦の前に新たにホーマ中佐率いる艦隊約15隻が表れる。そこで前方に布陣しているガジェッタがオットーと回線を開く。
『オットー😲艦隊が出てきた❗重巡のイェーナだ❗』
『来たな➰😏ガジェッタ❗イェーナに攻撃🔥しつつ後退❗こちらで十心陣を引き、長距離砲撃🔥で叩く❗』
『わかった❗よろしく頼む❗』
ガジェッタの艦がイェーナに集中的に砲撃🔥を食らわせながらゆっくりと引いて行く。それをイェーナの戦闘画面は映し出す。
「ホーマ中佐❗前方の艦より激しい砲撃🔥です👮しかし、艦は少しづつでは有りますが後退しています❗この来に砲撃🔥を正面の艦隊に集中し、前進しますか❓」
佐官付きの幅官に言われホーマー中佐は一瞬考え、“前進”を指示した。
「よし❗正面の艦に砲撃🔥を集中し奴らの後退に準じて進め‼前か後ろのどちらかの艦を落とせばおそらく有人艦はその内1艦のみだ❗」
「はッ👮砲撃🔥を正面に集中❗艦、前進‼」
幅官はオペレーターに告げイェーナを前進させる。基地の作戦司令センターでは石川がその模様を画面上見ていた👀
「ん❓イェーナが前進してる😥大丈夫かな😥後方の艦隊あれって・・・十心陣❓引き込まれてるんじゃ😥❓」
石川の予測通りホーマーの艦隊はオットー達の方へ引き込まれて行った、画面上で次々に艦影が消えて行く。ホーマーも遅すぎたがそれに気が付く。
「えぇい😚十心陣に引き込まれた❗艦隊、逆噴射をかけ一旦後退❗」
イェーナは後退しかける、そこにオットーの長距離砲撃🔥の一撃を浴びた。
「中佐❗砲撃🔥来ます‼」
(ドガァ🔥ボカン🔥)
「うわぁ➰ッ😚😲😨」
ホーマーの艦が砲撃を喰らい中破する。
『艦、制御不能❗制御不能❗各設備被害状況報告せよ‼』
(キューン🚨キューン🚨キューン🚨)
イェーナの艦内に警報が鳴り響く。
「よし😤オットーに回線繋げ❗ここで一気に反転高勢に転ずる‼」
「はッ👮」
ガジェッタはこの気を逃すまいとオットーと回線を開く。
『オットー❗今ならば押し込みこのまま火星基地まで雪崩込めるぞ‼』
オットーもそれを考えていた所だった。
『あぁ😁このまま押し込むぞ❗各艦急速前進‼』
オットー達の艦が前進しようとしている頃ホーマー中佐の艦では被害状況の確認作業に追われている。
「ちゅ、中佐❗被害は甚大。航行に支障来たして・・・中佐❗大丈夫ですか😨お怪我を😨」
佐官付きの幅官はホーマーが指揮机から落ちているのを見た。ホーマーは呼びかけに応じない。そこに艦のオペレーターがオットー達の艦の艦籍が火星基地所属の艦籍で有ることを報告して来た。
「・・・大尉❗先程正面の艦の艦籍、確認出来ました👮火星基地所属の艦です😨味方艦です😚我々は味方艦から攻撃🔥を受けています。👮」
「遅い❗何故もっと早く解らなかった‼」
「はッ👮申し訳ありません👮本来艦籍の書いてあるヶ所が塗り潰されていたため直ぐに解らず本艦のCICで解析させておりました👮」
一方ホーマー中佐の艦隊後方にある火星基地でも艦隊が甚大な被害を受けている事で慌ただしくなっている。
「オペレーター❗至急CICのキャシー少尉か道重士長を呼び出して‼艦隊が撃ち減らされてる😨」
「はい👮」
オペレーターは返事を返し石川の正面にCICのキャシー少尉を映し出す。
『キャシー少尉、そちらで艦隊の詳しい状況を解らない❓こちらの画面上では相当数が減りだしてるの😨ホーマー中佐の艦イェーナと連絡取りたい。』
『待って✋こちらで状況を纏めてる最中なの、ゴースト部隊の展開と攻撃🔥命令で手一杯で・・・え😨何❓艦隊と回線が切れたってどうゆう・・・』
キャシー少尉はそう言いながら石川との回線を切った。
『あ、ちょ・・・キャシー❗もう😠』
イェーナのブリッジでは佐官付きの幅官の大尉がホーマーを医務室に運ばせている途中・・・オペレーターが叫んだ。
「あッ😨❗しょ、正面の艦隊急速に前進してきます‼」
「くっそ😣💢押し込んで来るぞ‼各艦散開しつつ攻撃させろ❗我が艦は動けんのだからな❗」
「はッ👮」
イェーナは最初の位置に頓挫しつつもオットー達の艦へ砲撃を浴びせている。他の艦はゴースト艦なのでイェーナの指示の通に散開しつつ攻撃🔥をしていた。そこへ・・・。
「艦隊‼斉射3連‼火星基地守備艦隊と奴らの間に入り込み奴らを押し返せ‼」
イェーナの左斜め前から新しい何隻かの軽巡の艦隊が高速で表れオットーのアーヘンとガジェッタのウィッテン・ベルグとホーマーのイェーナの間に割り込んでオットー達に至近距離から砲撃🔥を与えた。
「う、うぉ😨この艦隊は何だ⁉どこから来た‼CIC、対空監視はどうしていたか‼気がつかなかったのか😣💢」
アーヘンのオットーが叫ぶ。なおも前方に割り込んだ艦隊からガジェッタのウィッテン・ベルグに砲撃🔥が集中している、次の瞬間ウィッテン・ベルグが爆沈した。
「うぉぅ😚」
(バカーン🔥ドバガァーン🔥)
この艦隊の接近を火星基地のCICと作戦司令センターが数分前に捕らえていた。
「石川2尉、CICから戦況の纏まった報告来ました👮」
「わかった✋直ぐに見せて✋」
「えッ😨イェーナと回線途絶って😨画面上ではまだ健在・・・どうゆう事❓」
「2尉‼CICからまた報告が、守備艦隊に攻撃🔥している前面展開中の艦隊はこの火星基地艦隊の艦籍です‼」
「な、なんで😨‼それも見せて😚✋・・・嘘😨あ、アーヘンとウィッテンベルグ😨‼何で⁉」
「2尉‼また報告‼守備艦隊の前面にまた新たな艦隊出現‼尚、これはイェーナを庇う様に艦隊と艦隊の間に割って入り込み前面の艦に攻撃🔥を行っているようです。」
火星基地CICでは新たに出現した艦隊の検索に追われている。
「道重さん、士長❗さっきの報告はセンターに上げた❓」
「はい👮上げました👮」🏃💨
(ピッピッピッ)
士長は答えながら移動し管制机についてイェーナの前面に出現した艦隊に連絡を着けようとした、そこにあちらから連絡が入る。
『こちら、陶・器准将“孔明”揮下の謂・曹生大尉。火星基地CIC聞こえるか❗陶・器准将の命により火星基地守備隊の応援任務に着く‼攻撃🔥されぬよう注意されたい‼』
「え😲み、味方艦隊‼・・・キャ、キャシー少尉❗イェーナ前方の艦隊はシューティング・スターの艦隊です❗味方です😲良かった😊これで助かりましたね👏」
「道重士長、急いで上に報告を‼」
「了解👮」
道重士長は急いで管制机から離れ指揮机のインカムを取った。
『石川2尉❗イェーナと攻撃🔥してくる艦隊の間に割って入って来た艦隊はシルバー・スターとシューティング・スター所属の味方艦隊です‼』
『え😲味方が応援に来てくれたの😲』
『はい👮そうみたいです❗』
『わかった、直衛に向かわせた部隊には攻撃🔥させないよう注意⚠を促せば良いのね👏』
『はい👮よろしくお願いします👮』
石川はインカムを切り別回線に繋ぎイェーナを直衛している部隊にそれを告げた。
『こちら、直衛部隊イエロー1❗はい、はい、火星基地コントロール❗了解しました👮全機に伝えます👮』
その頃ホーネッカー達を火星基地方面へ追い詰めていた陶・器准将の艦隊は完全にサジタリウスとホーネッカの艦隊を捕らえた。
「よし😤このまま一気に追い詰めホーネッカーを逮捕するだに、“アマテラスもどき”の攻撃🔥に注意⚠しつつ艦隊を横一列に❗半包囲陣形を取るだに‼急げ❗」
『ホーネッカ❗あの艦隊は半包囲陣形を取って来たぞ😨このまま後退しても囲まれる❗』
『わかっている😣おたく達のレディー・エンジェルで包囲陣を作らせないよう牽制を・・・うわぁ😚』
サジタリウスとホーネッカの艦が回線を繋ぎ話している所に陶・器准将の空母“孔明”他から打撃が加えられホーネッカの艦は中破し動けなくなった。サジタリウスもその場で艦を停止させて前面の艦隊に砲撃🔥するのが精一杯に成った。
「・・・よし❗艦隊の動きが止まっただに😤このまま包囲陣形を縮めるだに‼オペレーター❗ホーネッカに降伏勧告をだすだに‼」
「はッ👮」
『前方の艦隊に注ぐ❗揮艦は完全に我々が包囲した、速やかに降伏せよ‼これは中国🇨宙軍、陶・器准将よりの“降伏勧告”である❗武装を放棄し勧告に従え‼』
オペレーターは降伏勧告をホーネッカの艦に打診したが返答が無かった。その変わりにレディー・エンジェルからと動けなくなったホーネッカの艦からまた砲撃 が来る。
「うぉ😚、奴らは降伏しないつもりだにか⁉何故❓無益な血を流す‼(バン🔥)言いたい事が有れば国連の軍事法廷で言えば言いだにか‼」
陶・器准将は半分怒りながら指揮机を拳で叩いた。
「オペレーター‼もう一度降伏勧告をするだに‼『勧告を受け入れない場合は撃沈🔥も辞さず』と付け加えるだに‼」
「はッ👮」
オペレーターはそれを伝えた。次に向こうから回線が開かれた。
「閣下❗ホーネッカより回線開きます❗」
「ん❓降伏を受け入れる気になっただにか❓繋げ❗」
「はッ👮」
ホーネッカとの回線が繋がる。
回線が繋がると画面に衛生兵に処置をされながら畏まったホーネッカが映る。
『👮、元火星基地駐留艦隊・指揮官ホーネッカー・ウェイン大佐と申します👮中国🇨宇宙軍、陶・器閣下❗👮・・・お噂は火星基地まで聞き及んでおります👮みすぼらしい格好をお許し下さい👮』
ホーネッカが畏まって画面に映りそう言って来たので陶・器准将も合わせて話し始めた。
『中国🇨宇宙軍、シューティング・スター臨時指揮官の陶・器である👮❗揮官に命ずる‼揮官等の艦隊はもう“死に体”だ、降伏勧告に従いおとなしく投降するだに‼』
ホーネッカは黙ったまま陶・器を見つめ言った。
『閣下・・・聞く所に寄れば、閣下の中国🇨軍は情報収集能力は世界一だと聞き及んでおります、ならば❗閣下は今、我々の住む地球🌏が未曾有の危機にひんして居る事をご存知でしょう❓』
『ん❓未曾有の危機⚠❓大佐❗君は何を言っているだにか❓危機⚠で有れば☝今、揮君が起こしている“クーデター🔥”だに😤それこそ地球🌏の危機⚠だに‼』
2人の会話が熱を🔥おびてくる。
『閣下❗閣下‼自分は地球🌏の危機⚠に対して立ち上がったに過ぎず❗自分達の行為が地球🌏に危機⚠を招くとは思っておりません‼』
『ホーネッカー大佐‼君はやはり危険⚠思想の持ち主だに❗大人しく武装解除し投降するだに‼』
『閣下・・・』
ホーネッカーはいいよどみ陶・器准将を見つめ話し出す。
『では、閣下❗閣下は数年前起こった水星基地研究所の“バイオハザード⚠”事件はご存知ですね❗』
『水星のバイオハザード⚠事件❓・・・あぁ➰☝研究所の有害物質が漏れ出し、そのサイト自体が汚染されたアレだな👏駐留の兵士と住人のほんの数人が生き残った奴だな、サイト自体を封鎖し今現在は稼動して居ない。』
『いえ👋サイトは今だに健在で稼動中です❗』
『ホーネッカー大佐、君は何を言っている。報道でもあれだけ伝えられただに、犠牲者も多数出て稼動出来る筈が無かろうだに❗それに封鎖したのは我々だに‼』
『閣下、どうです❓これから我々のお味方になっていただけませんか😏』
『おい😥ホーネッカー大佐、今は水星のバイオハザード⚠の話しだろ❓脈略が無い話しに切り替えるだにか❓私が揮君達の仲間に⁉ありえんだに‼私は君を逮捕しに来ただによ‼』
『・・・ふふふ😏そうですか、閣下・・・今世界各国の指導者達が何を考えているかお分かりですか❓』
『何❓突然何を言っているだにか⁉』
陶・器准将は脈絡が無い問い掛けをされたので困惑する。
『ふふふ😏・・・いずれ貴方にも分かる時が来る‼その時ではもう遅い‼😣💢我々は淘汰されるのだ‼はははは😭😭😭』
ホーネッカーは半分狂気したように笑いながら回線を閉ざした。
『おい❗ホーネッカー❗話しは済んで無いだに‼ホーネッカー❗』
「閣下‼前方の艦隊が突形陣から球形陣に展開‼」
オペレーターが陶・器准将に伝える。
「何😲⁉まだ抵抗するだにか😲全滅するだに😨ホーネッカーはそれで良いだにか😨」
陶・器准将は指揮机から立ち上がり⬆正面の画面に食いつく。陶・器准将は直ぐに指示を出す。
「艦隊‼包囲陣形を強めるだに‼」
孔明艦隊は球体に陣形を取るホーネッカーの艦隊に対して包囲を強めた、そこへ・・・。
「閣下‼我が艦隊左側面に新たな艦を確認👮急速に艦隊に近づきます❗」
オペレーターがそう伝えると陶・器准将が指示を与える。
「何だと❗ゴースト艦を180度回頭させ対応‼」
「だ、ダメ🙅です❗接近します❗」
包囲をしてる艦隊に対して攻撃🔥をして来る艦が有った。その艦から全方位回線で呼び掛けが入る。
『包囲をしている艦隊、及び球形陣に展開中の艦隊へ・・・お互いに攻撃🔥を中止し武装を解きなさい。我々はバッカニア・・・繰り返します、我々はバッカニア❗』
側面から現れたのはバッカニア(宇宙海賊)であった、陶・器准将はゴースト艦の回頭を一旦中止させた。
「ちッ😚バッカニアだにか⁉ゴースト艦❗一旦回頭中止‼包囲陣形は崩さずこのままホーネッカーへの攻撃🔥を続行するだに‼」
航宙空母“孔明”他の艦はバッカニア達の警告を無視👀🙅し包囲陣形を絞ろうとした。
「閣下‼バッカニアの母艦、シャングリラからまた通信が入ります‼」
「スクリーンに出せ‼」
「はッ👮」
指揮机の正面の画面に砂嵐の様に画面が不鮮明な映像が映る、映っている人間が男か女か判別が付かない。
『・・・繰り返します、包囲陣形を取る艦隊及び球形陣を取る艦隊へ、武装を解き活動を停止しなさい。この警告を無視👀🙅すればバッカニア・プリンセスの名により、貴方達に攻撃🔥を加えます。』
「何だにか‼バッカニア・プリンセスだに❓そんな警告は受け入れられないだによ‼お前達の方こそ我々の艦隊の数を無視👀🙅しているだに😤お前達を落とそうと思えば☝いつでもやれるだによ😤ホーネッカー達より先に落とされたいだにか❓」
陶・器准将はそう言った。バッカニアの出現をサジタリウスも捕らえていた。
「バッカニアだと‼何故❓現れたのか😲❓CICに伝えろ❗良く注視しろ❗混乱にじょうじてこの宙域を脱出出来るかも知れん❗」
「了解👮伝えます👮」
「後・・・ホーネッカーも捕らえている筈だ❗回線開け‼」
「了解👮」
回線が開く。
『ホーネッカー❗貴様も捕らえているか❓・・・三条❓ホーネッカーはどうした❓』
『先程負傷され医務室に下りられました👮バッカニアの件ですね❓こちらでも捕らえています、奴らの要求には従えません❗』
『何故だ❓少し様子を伺った方が良い❗』
『ダメ🙅です❗ここで陣形を解いたりすれば“孔明”艦隊が襲い掛かって来ます‼』
『三条❗貴様達は徹底交戦するんだな、分かった✋もう何も言うまい❗我々は頃合いを見て木星方面へ撤退する。ホーネッカーにそう伝えろ❗』
『良いでしょう😏しかし、この状態で果して後退出来ますかな❓よしんば❗包囲を突破🔥しても火星基地防衛隊に捕まりますよ❗』
『ふん😤その点は計画当初から折り込み済みだ☝木星への後退の道は自分達で確保してある❗心配しなくて良い‼・・・ではな✋』
サジタリウスと回線が切れた。
回線が切れたと同時にサジタリウスとその同行艦は一斉に反転し後ろの艦へ砲撃を浴びせ始めた。三条はそれを確認するとその動きをフォローする為に艦隊を航宙空母“孔明”に向かって進み出て来た。
するとその艦へ横合いから攻撃🔥が加わる・・・
『おい、レイ❗前の艦隊お姫様の警告🚨を無視👀🙅する見たいだぜ❗』
『あぁ・・・全く😒こっちから先に手を付けて良いのかな❓』
『ケン‼シャングリラに一報入れる、前の艦隊注意⚠して見といて👀くれ❗』
『了解❗』
『こちら、レイ・アンダーソン。サンディー、ステイン聞こえる❓元火星基地艦隊と木星艦隊の方が先に動き出したんだけれど攻撃🔥しても良いのかな❓』
レイはシャングリラに回線を開いた。
『こちらサンディー❗お姫様は“やっちゃえ🔥”って言ってるから良いんじゃん❗』
『こちら、ミコット・・・サンディー、本当に良いのね😥❓レイ❗やりましょう。私は所定の位置に着いたから。』
横からミコットが回線に割って入る。
『こちらサンディー、ミコットが用意良いなら掛かって‼』
『分かった❗行こう‼』
陶・器准将の“孔明”ブリッジ。
「閣下❗前方、火星基地艦隊付近に新たな機影‼数は3❗早い❗とても早いです‼火星基地艦隊と木星艦隊に向かって行きます❗」
「何だに😲⁉何だアレは👉⁉」
「わ、解りません😥ただコスモ・ドラゴンより遥かに速度が早いです😨」
「閣下、CICより報告❗👮この機体は航空機と思われます👮尚、今現在この速度で進む機体は照合ありません。CICの結論ですがこの機体に相当する機体が・・・“雷電”もしくは“紫電改”との事です👮」
「何➰😲‼雷電と紫電改は水星に・・・😨」
陶・器准将はハっ🔥とし話を続ける。
「まさか😲‼レディー・エンジェルと同じか😲・・・いや😣有り得ぬだに😠あの機体は確かに水星にあるだに❗アレは一体❓」
陶・器准将は一瞬考えた、しかし次の瞬間命令を下す。
「構わん❗ホーネッカー達への攻撃🔥に集中せよ‼」
孔明艦隊が攻撃🔥に出ると艦隊の真上から物凄い速度で突っ込んで来る機体が有った。
孔明艦隊の真上では・・・
『ラムチャイさ➰ん✋あの連中このまま武装放棄しますかね❓』
『んぁ😃知るか❗しなければやるまでだ😤❗吉澤、お前どう見る❓』
『んんん➰😠かなり難しいっす😚統合軍の艦隊は、知将で名高い❗あの☝陶・器准将・・・向こうは宇宙軍の将来有望株だったホーネッカー・・・はてさて😚どっちが先に動くか😥❓』
『小川、吉澤は・・・だそうだ😁✋』
『んべ😚じゃ➰誰も解らんのですね😂(笑)テヘ😚✋』
『は・・・マコト➰何言ってんの😂✋』
『おいおい、お2人さん❗お姫様から通信が入った‼最初に火星基地艦隊の方が動いた‼こっちにも動く気配が有るぞ❗行くぞ‼』
『了解❗』
吉澤と小川は答えた。
『定石通り、真上からカマス❗2人共❗艦とのすれ違い様は大迫力🔥だ、ションベンちびんな‼』
『だぁ➰い丈夫ですよ✋私達隊長より若いから😁☝』
『マコト❗馬鹿言って無いで早く乗って‼ただでさえ砲撃型は重くてこっちの速度遅く成るんだから❗急がないと‼』
『はぁ➰い✋了解👮では、ヨッコイっせっと。』
(ドチャン🔥)
小川が乗る砲撃型のRVが吉澤のコスモ・ドラゴンに乗る形で上に覆いかぶさる。砲撃型のRVは砲伸を水平に構え安宅もコスモ・ドラゴンに大口径の砲伸を付けた格好と成る。その機体と共にラムチャイの正体不明機体が今、陶・器准将の艦隊へ向かった。
陶・器准将の航宙空母“孔明”がホーネッカーの艦へ向け前進しようとした時、ブリッジ・オペレーターが叫ぶ。
「閣下‼我が艦0地点の高、高度より高速で接近する機影が有ります‼早い❗」
「今度は何だに😲⁉また雷電や紫電改じゃ有るまい😲‼」
「い、いえ👋機影確認‼コスモ・ドラゴン、RVそれと➰・・・不明機1‼来ます⁉直上です‼」
「回避だ‼」
「ま、間に合いません😚💦」
「直衛のRV戦隊で対応‼急げ‼」
「了解‼👮第七RV戦隊❗直上・・・」
ホーネッカーの艦に取り付きつつ有ったレイ達はブリッジの三条に呼びかける。
『ブリッジの人❗武装解除して下さい‼さもないと・・・うわぁ🔥』
レイが言い終わる前にホーネッカーの艦からレイへ砲撃🔥が来た。
「ふん💢武装解除なぞ❗してたまるか‼前方の機体へ攻撃🔥を集中しろ‼五月蝿いハエを落とせ💢‼」
レイの機体に砲撃🔥が集中している中をかい潜りながらミコットの雷電が近づく。
『レイ❗離れて‼近づいたらダメ🙅‼私が砲門を先につぷすから‼』
『でも・・・ミコット❗この人達は本気だ😨ミコットこそその機体だと落とされちゃうよ😚』
『大丈夫・・・あのシステムを使うわ❗』
『り、リニアシステムを😲⁉分かったよミコット❗援護する❗』
『お願い‼』
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