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俺の彼女がクソすぎる
中2娘反抗期、愚痴です。しんどい

ー真実の愛ー

レス500 HIT数 114817 あ+ あ-

きぃ( ♀ bh2hi )
10/03/17 21:58(更新日時)

あの時、あなたに出会ってなければーーー


気付かなかったかもしれない、、、





本当の愛に。。。



※一部、不快に思われる場面があるかと思います。申し訳ありませんが、不快に思われた方はスルーをお願いします。🙏

No.1229340 10/01/23 20:56(スレ作成日時)

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No.351 10/03/01 17:47
きぃ ( ♀ bh2hi )

「あ、、、10日ぐらい、前、、、」



「10日、、。
前に、ここに来た後か?」



そう、、だった。


首を縦に振る。


「今、仕事は。」

あ、、、!


どうしよう!

No.352 10/03/01 17:57
きぃ ( ♀ bh2hi )

「どうした。答えられないのか。」



俯いていても、わかる。


恭介の視線。




黙ってても、いつかは、ばれちゃう、、、



だったら、


自分から言った方が、いいよね、、。

No.353 10/03/01 18:14
きぃ ( ♀ bh2hi )

「駅の近くの、、、、、ファミレス、、、」




「駅、、って、、、。
!!、、おまえ、まさか、この街で、、」



やっぱり、言わない方がよかったのかな、、!



どうしよう、、、









でも、恭介はそれ以上、何も言わない。

No.354 10/03/01 18:27
きぃ ( ♀ bh2hi )

「あの、私!、、、仕事、早く決めたくて!」



聞かれた訳じゃないのに、自分から理由を言う。





「、、、、、、、、、、、」



恭介は、難しい顔をしている。




言わない方が、良かった?


言って、良かった?、、、、、

No.355 10/03/02 09:38
きぃ ( ♀ bh2hi )

「だから、、、あの、どこでも、よかったの、、」



言い訳じゃ、ないけど、、、、


言い訳に、聞こえる、、、?












「、、わかった。」

No.356 10/03/02 09:45
きぃ ( ♀ bh2hi )

恭介が、目を閉じたまま、答える。



え?



わかった、、、、って、、

、、、、、、!


「あの!わかったって、、」

「アイツには、言わない。」


!!!

「それっ、ほんとに!?」

No.357 10/03/02 09:54
きぃ ( ♀ bh2hi )

思わず、テーブルに手を着いて、身を乗り出した。






「但し、条件がある。」


恭介が、目を開けて私を見る。


「!!、、、、、、条件、、、、」


条件って、、、、





その瞬間、テーブルに着いていた腕を引っ張られる。

No.358 10/03/02 10:04
きぃ ( ♀ bh2hi )

「あっ、、、!」



よろけそうになった私を、軽々と引っ張り上げた恭介に、そのまま抱きしめられた。





一瞬の出来事に、抵抗すらできない。



息ができないくらい、強く抱きしめられる。




、、、苦しい、、、



でも、、、

No.359 10/03/02 11:59
きぃ ( ♀ bh2hi )

たぶん、、



これが、





、、、、、、、、、、条件、、、、

、、、、、



、、、そういえば、



あの時にも、言われたんだ、、、、、





壊す、、、、、って、、、

No.360 10/03/02 12:11
きぃ ( ♀ bh2hi )

「なぜ、抵抗しない?」



私を強く抱きしめたまま、恭介が耳元で囁く。



「はっ、、、。だって、、、、ハァ、、、っ、これが、、、条件なんでしょ、、、」






息苦しさに耐えながら、答える。

No.361 10/03/02 18:52
きぃ ( ♀ bh2hi )

恭介の目的が、



私を、



壊す、事でーーー





私が、願った事に出す条件と言えば、、、、




私を、抱く事しか、、、




ない、、、。




、、、そうでしょう?

No.362 10/03/02 19:32
きぃ ( ♀ bh2hi )

「オレは、、、、」



?、、、、、




耳元から聞こえる声が、震えてるような気がした。


、、、、、、、、




恭介が、私の両肩に手を置いて、ゆっくりと体を離した。



呼吸が、楽になる、、、。

No.363 10/03/03 09:02
きぃ ( ♀ bh2hi )

目と目が合う。



なに?

何が、言いたいの、、、?










、、、、私だって、、、



言いたい事、、、、、ある。




<目は口ほどに物を言う>って、言う、、



お互い、何かを言いたいと強く訴えてはいるけれど、、、、

No.364 10/03/03 09:24
きぃ ( ♀ bh2hi )

でも、言葉にしないと、やっぱり気持ちは伝わらない。




だから、私には恭介の気持ちはわかるはずもなく。












「送る、、。」


え、、、?


一言、発したかと思うと、立ち上がり携帯を取り出した。


、、、、、、、、、、?

No.365 10/03/03 09:32
きぃ ( ♀ bh2hi )

「あぁ、オレだ。」



携帯で、誰かと話している。










、、、送るって、、


このまま、帰してくれる?、、、、、、






「悪いな。、、あぁ、頼む。」



携帯を切り、テーブルの上に置く。

No.366 10/03/03 09:45
きぃ ( ♀ bh2hi )

恭介が、何を考えているのかわからない私は、ただ茫然と様子を見つめていた。




携帯を置いた恭介は、そんな私に、


「今から、竣也が迎えに来る。、、、5分ぐらいだろう」



え!?


「あ、、、、!帰って、、、、いいの!?」



、、、、、、、、






黙ったまま、恭介は、背中を向ける。

No.367 10/03/03 10:35
きぃ ( ♀ bh2hi )

「今日は疲れた。、、、シャワー浴びて寝る。」




「、、、、、?、、、」




「また連絡する。」



「あ、、、、」


そう言うと、リビングのドアを開けて出て行った。



、、、、、、、、、、、、、

No.368 10/03/03 10:46
きぃ ( ♀ bh2hi )

私は、広すぎるリビングに、ひとり取り残された。



、、、、、、、





このまま、帰れる事が嬉しい。








、、、、、はずなのに、、





気になってしまう、、、





恭介の、態度、、、、


さっきの、言葉の続きが、、、。

No.369 10/03/03 11:40
きぃ ( ♀ bh2hi )

恭介は、不倫をしていたんじゃないかって思ってた私を、責めた。



でも、私の言葉を聞いて、信じてくれた。






そして、亮ちゃんのお店を潰さないと約束してくれた、、、


条件付き、だけど、、、

No.370 10/03/03 11:50
きぃ ( ♀ bh2hi )

恭介、、、


私に、言いたい事って、、、





〈ピンポーン〉 、、、、、


玄関のチャイムが鳴る。




「!」


急いで玄関に走り、扉を開ける。

No.371 10/03/03 19:18
きぃ ( ♀ bh2hi )

「あ、未来さん!、、、あの、恭介さんは?」



迎えに来た竣也が、出迎えた私に、ちょっと驚いたような顔をしながら、聞いてくる。




「あ、、、、今日は、疲れたから、寝るって、、。
今、、、、、シャワー浴びてると思う、、。」




少し、考えるような顔をして、


「そうっすか。わかりました!、、、、じゃあ、未来さん。送って行きますんでー」

No.372 10/03/03 19:38
きぃ ( ♀ bh2hi )

私は、慌ててリビングに戻り、バックを手にする。



一瞬、このまま帰る事を躊躇した。




、、、が、竣也を待たせている事を思い出し、また、急いで玄関に行き、靴を履く。





そして、玄関の取っ手に手を掛ける。


もう一度、リビングの方を振り返った。

No.373 10/03/03 21:02
きぃ ( ♀ bh2hi )

でも、恭介が現れるはずもなく、、。



私は、そのまま、扉を開けて出て行った。






扉の外で、携帯を開いていた竣也が、私に気付く。

「あ、じゃあ、行きますか!」



そう言って、先に歩いていく。

No.374 10/03/03 22:03
きぃ ( ♀ bh2hi )

〈オレは、、、>


あの時、恭介は、何を言おうとしたんだろう。



やっぱり、気になる、、、。





竣也の背中を見ながら、考えていた。




「今日は、ちゃんと家まで送りますからー」


歩きながら、後ろを振り返って、竣也が言う。

No.375 10/03/03 22:13
きぃ ( ♀ bh2hi )

「!、、、あ!、、今日も、駅まででいいから、、」



「なぁに、遠慮してんすか~?」


また、振り返りながら言った。





遠慮?


!!


「、、遠慮なんかじゃない、、」

No.376 10/03/03 22:30
きぃ ( ♀ bh2hi )

「なんすか~?」




聞こえてなかったみたい。


続けて竣也が話す。




「未来さん、彼女なのに、遠慮し過ぎっすよ~。」





今、なんて、、、!?

No.377 10/03/05 07:50
きぃ ( ♀ bh2hi )

「あ!彼女なんて、軽すぎっすよね!えーと、、、恋人?」



前を向いたまま、竣也がエレベーターのボタンを押す。




「!!!」






竣也には、後ろに居る私の顔はわからない。







エレベーターの扉が、開く。

No.378 10/03/05 08:00
きぃ ( ♀ bh2hi )

返す言葉が、見つからない、、、、、、


なんで、そんな事を言うの、、




!!



竣也だって、、、、!




、、、知ってるんでしょ、、、、




そうだよ!



あなたは、恭介の、、、







仲間、、、、、!、、、、

No.379 10/03/05 08:47
きぃ ( ♀ bh2hi )

こんな事、今更気付くなんて、、、


ばかだ、、、私、、









でも、、どうしてだろう、、



竣也を見てると、そんな危機感を感じさせない、、。




何故、、、?

No.380 10/03/05 09:00
きぃ ( ♀ bh2hi )

先に、エレベーターに乗った竣也が振り返り、私の顔を見る。




「未来さん、、」


「!!」



今、私、、、


どんな顔、してる?、、、








エレベーターの前に立ったまま、微動だにしない私に向かって、竣也が言った。

No.381 10/03/05 09:07
きぃ ( ♀ bh2hi )

「ケンカした、、、んすよね、、、?、、、恭介さんと?、、」



ちょっと、言いにくそうに、頭を掻きながら話す竣也。




!!


やっぱり、なんか、変だ、、、、、!





私は、その場の勢いでエレベーターに乗った。

No.382 10/03/05 09:14
きぃ ( ♀ bh2hi )

「話が、、、あるの、、!」


「あ、、、、はい!おれで良ければ、いつでも相談にのりますよ!」




相談、、、


竣也は、もしかして、、







「、、、二人で、亮ちゃんのお店に、、来た事、あるよね、、?」




私は、気になった事を、聞いてみる事にした。

No.383 10/03/05 10:19
きぃ ( ♀ bh2hi )

「亮ちゃん、、?
あー、未来さんが働いてる店っすよね~?」


言いながら、竣也は地下のボタンを押す。




竣也は、まだ、知らないんだ。

私が、亮ちゃんのお店、辞めた事。



「あ、、、、うん、まあ、、」

No.384 10/03/05 10:30
きぃ ( ♀ bh2hi )

曖昧な返事をした私に、気づく事もなく、、、



「はい!ありますよー。あ、コーヒー、上手かったっすよ!
でも、それが、どうかしたんすかー?」



!!





ほんとに、その日が初めてだった?、、、、



「、、、、コーヒーを、、、、飲みに来た日じゃ、、、なくて、、
その、、、前の日、、、」

No.385 10/03/05 10:42
きぃ ( ♀ bh2hi )

「前の日、、?」


竣也が、考え込んでいる。



そう、、、

あの日、私は、、、



恭介に、、、



「いや、、!行ってないっすよー。おれ、恭介さんに誘われたんすよ。
コーヒー飲みに行かないかって!」



、、、、、、、、、!

No.386 10/03/05 10:53
きぃ ( ♀ bh2hi )

「だから、、、、あの日、初めて未来さんが働いてる店に行ってー、コーヒー飲んでたらー、、、、」


その時の事を思い出すように、話す。




嘘をついているようには、見えない。






「そしたら、未来さんが店に入って来て、、、あ!!未来さん、、!あの時、倒れたんすよね!」

No.387 10/03/05 11:25
きぃ ( ♀ bh2hi )

「あ、、、うん、そうだった、、。」


過呼吸、起こしたんだ、、


私を呼び出した恭介と、そして、恭介の仲間だって思ってた竣也を見て、、、





でも、


、、、なんか、私が思ってた事とは、違う、、。

No.388 10/03/05 18:54
きぃ ( ♀ bh2hi )

そんな会話をしているうちに、エレベーターはとまり、扉が開いた。



そして、エレベーターから出た直後、

「あ!、、、、もしかしてー、その、前の日に、なんか、あったんすか~?」



「!!」


地下の駐車場は、少し暗い。



私の驚いた顔を見て、、、




「やっぱり!その時の事で、ケンカしたんすね~」

No.389 10/03/05 19:03
きぃ ( ♀ bh2hi )

前日、何か、、、あった事は、確かだし、、、



その時の事で、さっき、恭介が黙り込んでしまった事も、事実、、だけど、、、、




明らかに、竣也は私の態度を勘違いしてる。







ほんとに、竣也は、何も知らないのかも、、、。

No.390 10/03/05 21:10
きぃ ( ♀ bh2hi )

そう考えれば、これまでの竣也の態度も、納得がいく。




「未来さん。 、、、、おれが言うのも、なんすけど。」



いつの間にか、車を停めている場所に着いていた。

「え、、、?何?」




竣也が、車のドアノブに手を掛けながら、


「恭介さん、、、と、仲直りして、くれませんか?」

No.391 10/03/05 21:23
きぃ ( ♀ bh2hi )

「、、、、仲直りって、、、」


「あ!すいません!余計な事を、、、、
あ、乗ってください!」



そう言って、ドアを開けてくれる。


「あ、、、、ありがとう、、」





竣也も、運転席に乗り込んだ。

No.392 10/03/06 09:12
きぃ ( ♀ bh2hi )

竣也がもし、何も知らないとして、、、



言った方がいいのか、、


悪いのか、、、




後部座席で、そんな事を考えていた。





「おれ、ほんと、感謝してるんすよ。恭介さんには。」



エンジンをかけ、ハンドルを握りながら、竣也が言う。

No.393 10/03/06 09:54
きぃ ( ♀ bh2hi )

「え?」


「おれー、昔、かなり悪くって。」


「、、、、、」



車は、地下を抜け、表に出る。



「恭介さんとは、、、、、ある所で、、会ったんすけど。」


ある、所、、、



「中学の頃から、おれ、、かなり、荒れてて、、
でも、恭介さんと出会って。、、、立ち直れたっつうか、今のおれが、、、あるって感じなんすよ。」

No.394 10/03/06 10:07
きぃ ( ♀ bh2hi )

、、、、、、、


「あ!すいません!言葉、悪くって!、、、、それに、これだけじゃ、全然、わかんないっすよね?」


頭を掻きながら、謝っている。



、、、、、、、、、



「おれ、頭、悪いんで!と、、とにかく、親がいなかったおれにとって、恭介さんほど、おれの事、、、考えてくれた人は、いなかった!、、、、、、んす、、。」





、、、、わかる、、、


わかるよ。


その、気持ち、、、。

No.395 10/03/06 11:34
きぃ ( ♀ bh2hi )

どんな事情があったのかは、わからないけど、、




竣也も、いろいろ、あったんだね、、。







そして、



竣也は、恭介の事を本当に信頼してる。


その事も、よくわかった。



、、、、、

言えない、、


、、、、、、、



、、、、言わない。



、、、、、、、、、。

No.396 10/03/06 11:55
きぃ ( ♀ bh2hi )

車が、赤信号で停まった。




「だから、おれ、、 恭介さんには、その、、、」


え、、、?



「幸せに、、、なってもらいたいんす、、、、!」



幸せ、、、、?




「恭介さんも、いろいろあって、、、、
あ、あんま詳しくは、わかんないっすけど!」





恭介は、、、










幸せじゃ、なかったの?、、、、、

No.397 10/03/06 20:55
きぃ ( ♀ bh2hi )

「あ、未来さん。うちまで、送りますからー」



信号が青に変わり、車が走り出したと同時に、竣也が言う。


あ、、、!


いつの間にか、車は、駅の方ではなく、私のアパートの方へと向かっていた。




「、、、ありがとう。」


「あ、いえいえ!」









私は、竣也の言葉を通して、少しだけ、恭介の事を知る事が出来たような気がした。

No.398 10/03/06 21:22
きぃ ( ♀ bh2hi )

「ありがとうございましたー。」


支払いを済ませたお客様に、頭を下げながら挨拶をする。



「あ、いらっしゃいませ!」



今日も、お店は目が回る程、忙しい。





この仕事を始めて、ひと月以上が経とうとしていた。







結局、あれから、恭介とは会っていない。

No.399 10/03/06 21:48
きぃ ( ♀ bh2hi )

正確に言うと、恭介から連絡がないという事。




竣也は、恭介と私が付き合ってると思っているけど、もちろん、そんな事実はなくて。



だから、あれから恭介がどうしてるかなんて、知る由もない。






私も、相変わらず勉強と仕事で精いっぱいだった。

No.400 10/03/06 21:55
きぃ ( ♀ bh2hi )

いつものように、お客様が帰った後のテーブルを、片付ける。





そこへ、隣のテーブルを片付けに来た上原さんが、小声で話し掛けてきた。



「未来ちゃん、大丈夫?」


「はい?何が、、、ですか?」


「あ、ううん!だったら、いいの。」


「、、、、、、?」

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