無理しないでね
無理してないよ。。
無理しないとやっていけない時もあるよ。。
無理な時、誰か助けてくれるの?
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その言葉に特に反応する事もなく店を出た。
繁華街のネオンはまだまだ活気づいている。
この時間仕事終わりらしき女の子が足早に駅へ向かう。
一人で歩いている女の子はホストのキャッチにつかまりやすい。
ホストも風俗嬢をつかまえれば自分の収入に結び付く。
一度ピンサロの仲間に連れられて行ったホストクラブはまさにマニュアル通りの接客だった。
なんてつまらない所なんだろう。
タバコに火をつけたり、グラスの水滴を拭く所も何もかもが違和感だった。
そんな所には全く興味がない。喜ばせるのがうれしいと思っているホストは何人いるんだろう。。
家へ着くと社長から電話が来た。
「今日も仕事やったんか?おつかれさんやな」
「何だかとっても疲れたんですよ。何で予約が入るのか、何で7人を相手にしていたのか。。何か呆然としてしまいました。私何で風俗をやっているのかなあ。。」
社長相手にぼやいてしまった私。
「お金がほしいのか。趣味として楽しみたいのか。お金をもらう事は苦労する。風俗を仕事としているのなら趣味の域を超えてしまってるんじゃないか?体を使う仕事は心に相当負担がかかるからな。」
「私風俗にはむいてないのかもしれませんね」
変わったプレイで興奮する。
見られる事で興奮する。
相手が気持ちよくなってくれると嬉しい。
エッチな事には人より興味があると思う。
それでも風俗にはむいてないんだろうか。
- << 207 思えば私には目標が何もなかった。 毎週末銀行に数十万を預金するのが日課になっていた。 その度自分に問いかける。 私はお金が欲しかったの? 大切な物を失う事で得られたものはお金なのか? 私は何をやりたいんだろう。。。
モモさん😃
ありがとうございます🙇
どうも書ける時の波があり、しばらく書いては消しての繰り返ししてました😥
見ていただける方の一言って大きいですね‼
また書いていこうと思います😃
波がありますが、どうぞお許しを😥
次の日も淡々と仕事をこなしていた。
この日は運が悪かったのか良かったのか、フロント近くの部屋に入室していた。
受付から話声が聞こえる。
「ガサが入ってるらしいですよ」
ガサ?
何だろう。
「うちもヤバいすかね、目つけられてたらアウトっすよね」
ガサ入れ?!
風俗は定期的に捜査が入るとピンサロの店長から聞いた事がある。
もしこの店に入ったらもしかして私も捕まる?
そういう事はテレビの世界だと思っていた。さすがにシャレにならない。
もう、ここにはいられない。。
帰り受付に何となく言ってみた。
「私そろそろやめようかな。」
びっくりしている店長、従業員。
「どうしたの急に。困るなぁそんな事言っちゃ!!」
「いつか言おうかと思っていたんですけど、別の店で掛け持ちしてて、きつくなってきたんです。あ、風俗じゃなくて普通のバイトですけど」
嘘ばかり並べてみた。こんな事で納得するはずはないとわかっているけど、ここにはいたくなかった。
「ちょっとすぐに辞めると言うのは無理だよ。とりあえず明日話そうか」
その日の話はそこで終わった。
私はもうこの店には来ない。。心の中で決めていた。
次の日店に電話をした。
「風邪ひいてしまって。。今日は行けそうもないので治ったら電話します」
わかりやすい嘘。
この時はどんな手を使っても店と縁を切りたかった。
自分を守るために。
その後店からも連絡はなく、私も連絡をしなかった。
非常識なやめ方、非常識な嘘。
自分を守る為とは言え、良くしてくれた店の人には申し訳ない気持ちもあった。
この世界、いわゆるバックレはよくある事なのだろう。
裏を知ればまだまだ知らない事が沢山ある。
そこまで知る必要が私にはあるのだろうか。。
社長から電話が鳴った。
「調子どうや、たまには飯でもいくか」
普通の会話が凄く新鮮に聞こえる。
夕方私は社長と食事をした。
「大変やなぁ。店舗型の風俗にはありがちなトラブルやな」
私が一部始終を話すと社長は驚く訳でもなく冷静に言った。
食事を終えると社長は車で別の場所へ移動した。
着いた所はビルの一室。
部屋には特に変わった所はない。
「いいもの見せてやる。」
見せられたのは1つのビデオテープ。
そこにうつっていたのは。。。
男達に弄られ、服を脱がされ、喘いでいる。。。女。。。
どう思う?
社長は私に聞いてきた。
何か。。恥ずかしいですね。
いつもやっているような事なのに、映像で見ると異様に恥ずかしかった。
「演技満載の映像やな。。」
社長は無表情で言った。
「これが今の現実の姿やで。よく見とき。」
そこにうつっている女は明らかに演技をしていた。飛び抜けて綺麗でもない、時折素の表情をする。
そこにうつっていたのは、まぎれもない今の私。
映像を見る事によって、私の本当の姿をうつしだしていた。
社長は何が言いたかったんだろう。
私の映像を私に見せて何かを感じとれと言いたかったのか。
私はその場で泣いてしまった。
ただひたすら泣いて泣いて。
社長は静かに言った。
何かを得ると何かを無くしてしまうのは悲しい事よ。
このままでいいのか?
この気持ちのままじゃいけない。
「私また楽しみたい」
私は社長に言った。
何故だか脱ぐ仕事は辞めたくなかった。このまま辞めたら今までの事を後悔しそうな自分がいて。。
「もう泣くな」
社長は優しかった。
「そのままでいこうな」
私のままで。
そのままの私でいればいい。
社長は私を連れてまた違う所へ連れて行った。
ここは。。
ラブホテル?!
社長とそういうことをするつもりないしどうしようと動揺していると、
まさかワシとどうこうなるとか思っとるのか(笑)
と言われた。じゃあ何故ラブホテル??
部屋に入ると撮影メンバーが揃って待っていた。
状況がよくわからず、でもメンバーは知っている人だったので安心だった。
「何か。。やるんですか?」
タエちゃん、仕事はじめや!
社長は急にノリノリになったので、私は笑ってしまった。
周りのメンバーは私の状況を知っているようだったが、いつものように接してくれた。
少し。。。詰まっていた物がとれた。
「まずはここへ座って。」
指示どうりに座る。
「じゃあ始めてみようか」
。。。?
「1人でしてみようか」
。。。。!!!
「大丈夫フォローするから」
カメラを持ったスタッフが私の体に触りはじめた。
「自分でも触って」
そう言われても、なかなか恥ずかしくて手が進まない。
社長は真剣な目で私をみている。
私はその目を見て少し気持ちが高ぶってきた。見られている。。。
少しずつ触り始めていく。。
目を閉じると不思議と自分の気持ちがいい所へ自然に手が伸びる。
「これ使って。」
差し出されたのはローター。
1人でカメラの前で私はイク事ができるのか。
使えと言われてもなかなかピンポイントに当てるのは恥ずかしいものがある。
なので少しずらして当ててみる。
「あ。。」
小さい声をあげてみる。
しかし私がポイントをはずしているのを社長は見逃さなかった。
「手伝ってやれ」
スタッフの男が私の一番感じてしまう部分にローターをあてる。
「ああっっ!!」
抑えられない気持ちよさが私の中を巡ってしまった。
「自分をだしてみ」
社長の言葉は私の気持ちを高ぶらせた。
言葉攻めではないけど、私のMの部分を出させる。
スタッフは手を離し私にローターを任せカメラを回した。
正直気持ちいい、このまま果ててしまうんだろう。
私の頭の中はだんだんと白くなっていった。
「あぁ。。イキそう。。」
目を閉じ自分の感情しかわからない状態。
カメラが回っている事も忘れていた。
忘れていた本当の姿を自分で思い出す。
周りの空気も初めて会った時のまま。
私は苦しかったんだ。
苦しいと認めたくなかった。
苦しいと認めたら自分のやっている事が否定されているようで。
苦しくても苦しくないと偽りたかった。
「あぁっっ!イキそうっ!」
私は自分で自分の苦しさを認めた。
同時に昇天した。。。
ハァハァハァ…
私のアソコはまだビクビクしている。こんな快感を久しぶりにあじわった。
カメラを持ったスタッフがベッドの上にカメラを置いた。
「良かったよ。かわいかった」
友達と会う時間もなかなかとれなかった私は仕事を辞めてから自分の時間を楽しんだ。
時々社長から電話があったけど仕事的な事は全て断った。
貯金はあったので約1ヶ月普通の生活をした。
人に関わるわずらわしさもなく、自分のペースが保てる日々は少し物足りないような。。
のんびりとした時間だった。
明日は高校生時代の友達と会う事になっている。
この友達との再会が私の平凡な生活を崩すきっかけとなってしまう。
友達は高校生の頃の私しか知らない。
「何か雰囲気変わったね~」
そう言われて悪い気はしなかった。
友達と話をする時はいつも聞き役にまわる。
へえ~うんうんとうなずきながら会話を楽しんだ。
「あのさ。実はね」
言い出した言葉に何となく違和感を感じた。
「仕事辞める事にしたんだ」
「じゃあ早くいい仕事見つかるといいねー」
「ねぇ、蜜は何の仕事してるの?」
今は確実に無職な私。
「私も今までの仕事辞めたんだ。だから探し中ー」
そっか~と言い、友達はこう言った。
「ねぇねぇ、一緒に仕事しない?」
友達と仕事をするには抵抗があるけど、1人より心強いかなと言う軽い気持ちで、いいねーと言ってしまった。
「私夜の仕事しようかと思って。稼げるし、でも1人じゃなーってね」
夜の世界。。
あまり気がのらなかった。
お酒系の接客は自信なく、面倒と思う所もあった。
「う~ん。。私夜の仕事した事ないからな。自信ないなぁ。お酒も毎日飲めないし(笑)」
「あ、そっちの夜じゃなくて。。」
あー風俗か。。
やる気はない。はっきり断るつもりでいた。
「えー!そんな仕事大変だよー!無理無理!体ボロボロになっちゃうよ!」
「蜜さぁ。。これ」
友達が差し出したのは1つのビデオだった。
私は表情を変える事なく言った。
「見たんだ」
隠すつもりはない。変な言い訳もしたくない。言い訳をする事は私がやった事を自分で否定する事。
「どこで見つけたの?」
友達は少し動揺していた。
「彼氏が持ってたの。パッケージ見た時あれ?と思ったんだけど、映像見て。。」
「私だって思ったんだ?」
はっきりと受け答える姿は友達にどう映ったろう。
しかし彼氏が持っていたなんて、よく見つけたなぁ。。
私のとったビデオはインディーズでレンタルもしていない。あやしいビデオ店にでているんだろうと思ってはいたけど、見つける事はなかった。
「彼氏よくそんなの買ったね~(笑)私でも見つからなかったのに(笑)」
笑いながら言うと、重たかった空気が少し和らいだ。
「高校の蜜からは想像できないよね」
友達も笑いながら言った。
「初めはスカウトからだったんだけどね。。」
今までどんな道を歩いてきたか、友達とようやく本音で語りあった。
私が思う事。
数年ぶりに友達と本音で話した。
その時は辛かった事も、笑って話せる時が必ず来る。
友達と話しをして改めて思った。
「蜜はいつからそんなに強くなったの?」
。。。。。
私は強くなんかないよ。
強くなりたくて、強くなりたくてもがいているだけ。
その必死になっている姿がきっと私を強く見せているのかもしれない。
私は微笑みながら、「ないしょ」
とだけ言った。
横レスを本当に申し訳ございません。
最初に主様がスレをおたてになった時から読んでおりました💦
ずっと遠くから見ております(主様的には微妙かもですが(苦笑))
応援しております😃
更新をありがとうございました☺
友達はお金に困っていた。
仕事も見つからず支払いも出来ない状態で、頭に浮かんだのは風俗の事。
そして頭をよぎった私の顔。
私が風俗経験者と知っていて一緒に働いてほしいと最終的には言いたかったらしい。
正直乗り気はしなかった。でも断ったら友達はどうしていいかわからなくなるだろう。
私がYESと言う事を信じたいと思っていたと思う。
「お金の為だけにやるのはキツイと思う」
私の言った言葉にうつむきながら、
「やるだけやってみたいんだ」
と、本心なのかよくわからないと思わせる程小さな声で言ってきた。
実際お金だけでは本当にきつい。
それに一緒に働くと言っても、部屋は別々、出勤も別々になる可能性が高い。
1人で働く覚悟がないならやめた方がいい。
私は内心こんな事を思いつつ、
「面接だけでも行ってみる?」
と言ってあげた。
友達の顔は少し笑顔になり、カバンから一枚の求人案内を取り出した。
「実は。。どこがいいのか調べてたの」
早いなぁー汗
私に考える時間もないのか汗
と思いながらその求人を見てみた。
(とにかくお客様が多く困っています!
大3以上保証!)
ん?保証かぁ。
三万を保証してくれる所はあまりない。
善は急げとこれから面接に行く事になった。
風俗の面接は履歴書も写真もいらない。
年齢確認の身分証明書さえあれば面接をしてくれる。
体験入店と言う形で1日だけでも働けば数時間で1日遊ぶお金が稼げる。
すごくおいしい仕事。
しかし時にはそこに大きな落とし穴がある事もあるというのを後々私は知る事になる。
面接は淡々と進んだ。友達は風俗の独特の雰囲気にかなり緊張していた。
入り口には女の子の指名用の写真。
店内に広がる独特のせっけんのにおい。
その行為だけの為に作られたようなシンプルな部屋。
もうやらないと決めていた私はあくまで付き添いです!な雰囲気を主張していた。
「えーと、もうすぐ代表が来るからちょっとまってねー」
どうやらこの人は大元の人ではないらしい。
友達は小声で「大丈夫かなあ?」と心配そうにしていた。
何でここまでして風俗をやらないといけないのだろうか。。
お金に困る=風俗
というのは、私の中では存在していなかった。その行為を楽しむ為に、喜んでもらう為にするものだと思っていた。
風俗=格下、哀れ、のような目で見る客も中にはいる。
現実は綺麗ごとでは済まされない事もあるんだ。。
と、友達の行動を見て思った。
「やっぱりやめたい・・・」
緊張から来るものなのか、友達は突然弱気な発言をした。
しかしそこへ、大元の代表が来てしまった。
「何?面接?」そこへ来たのはガタイの良い、いかにも代表です!!!!!というような感じの男だった。
私の苦手なタイプ。
「2人は経験者なの」
私たちに問いかけているのか、店長に聞いているのか、独り言?なのか、何だかわからないような話し方。
「あ、私は一応付き添いなので。。」と私が言うと、
「付き添いしないと面接に来れないようじゃ、仕事なんて出来ないんじゃない?」
と、そっけない返事。
「うちはねえ、イメクラだからお客さんの要望に上手く答えられるような子がほしいんだよね、仕事はきついよ、お客さんの前でおしっこしないといけないプレイもあるし、でもがんばったらその分バンバン稼がせる」淡々と代表は言った。
「中途半端な奴は大嫌いなんだよね、後やる気のない奴、」
この世界であまりこう言った感じの人がいなかった為、代表自体の印象は良くなかったが、共感出来る部分もあった。
「で、どうするの?体験してみるの?」
話はどんどん進む・・。
とりあえず、考えますと店を後にした。
「蜜~無理だよやっぱり。」
何が無理なのかわからなかった。自分でやりたいと言って踏み入れようとしたのには大きな理由があるはず。たかが面接で無理と言う友達に仕事は出来るはずもない。
「ねえ、無理しなくてもいいんじゃない?」
この言葉、あまり人にはかけたくない。
だって無理しなといけない時の方が沢山あるのに、私が助けてあげられる訳でもないのに、そんな無責任な言葉かけられない。
私はこの言葉に人一倍の重みを感じていた。
考えている友達・・・
「じゃあ私が面接だけでもして、店の雰囲気見てきてあげるよ」
私はとんでもない事を言ってしまった。
何だかとんでもない展開になっている。
それでも私は友達に何とかなってほしかった。
友達とはちょこちょこ連絡をとりあっていたものの、大きな変化はなかった。
しかし・・・
たまたまコンビニで手にした裏専用求人誌。
コンビニで立ち読みする事なんて滅多にないのに
そこで見つけてしまった、一つの求人。
私は電話をした。
「面接したいんですけど。。」
かけなければ良かった電話。
もう後戻りができない状態になっていた。
「良さそうな所見つけたよ。」
友達に連絡をした。
「蜜が行ってみて良かったら、私も安心して面接いけるよね」
一週間後私は面接に行った。
2人で面接に行ってから、1ヶ月以上過ぎていた。
店に入ると笑顔で迎えてくれた店の店長。
「とりあえず、名前と生年月日、身分証明見せてもらえるかな。コピーとるけど、大丈夫ですか?」
当たり前の流れだった。
「面接するのは僕じゃないんですよ、ちょっと部屋でまっててくれますか」
角の部屋へ案内された。
特に違和感のない部屋だった。
ボーっとしていると、ドアが開いた。
「あ、どうも」
派手な感じの男性が入ってきた。
「何か仕事はしたことあるの?」
「はあ。。一応・・」
「へえ・・」
私は店専用の履歴書を書きながら話をしていた。
「蜜さんは、お尻は経験した事あるの?」
経験した事ない私は動揺してしまった。
「い・・いや、ないですね・・。お尻って痛いんじゃないですか?」
わざわざお尻に入れたがる男の気持ちもわからなかったし、入れられる女の気持ちもわからなかった。
「慣れだからね~」
「はあ・・・」
明るく男性は話した。
履歴書が書き終わり相手に見せた。
沈黙・・・・・
「ああ~・・・・・・」
何だか納得している様子。
ドアがノックされ、従業員が飲み物を持ってきてくれた。
「社長、これどうぞ」
ここで初めてこの人が社長という事を知る。
社長は飲み物を私に渡しながら言った。
「もうここで働くしかないでしょ」
私が働く訳ではないし。。
ここでいいものか悩んだ。
社長は言った。
「会ったの初めてじゃないんだけど、、、ねえ蜜さん?覚えてない?友達と二人で面接きたよね、一回」
ここの店は初めて。。あっ!!!!前に面接した時にちらっと話をしたあの人だ!
え?なんで????何か嫌な展開になりそうな。。
「ここ系列店。アナル専門店だからあっちより稼がせるよ。もうやるしかないんじゃない?」
私は正直に言った。
「実は働きたいのは私ではなくて。。。友達の方なんです」
社長は<あっそ>と言うような態度で言った。
「そんなもん知らないから。面接に一人で来れないようじゃ、客の前で裸になる度胸なんてねえよ。ホントに友達?笑」
私は更に困ってしまった。
「まあ、そんな事はどうでもいいけど、とりあえず出来るか出来ないか体験してみたら?これも何かの縁だしね。それに蜜さんこの世界結構知ってるんでしょ?」
何か見透かされてるような。。なんだろう・・この感じは。。
相手は俺がする。と当たり前のように言いその場で体験をする事になってしまった。
私だけ下半身を洗い流し、アナルだけの体験という事でローションとバイブが用意された。
大量のローションをアナルに塗りたくり、少しづつ挿入していく。。。。
う。。。。。。。
ん。。。。?
お。。。。。?
意外にも入る。
特に気持ちよいわけではなく、ただ入ってると言う感覚。
「もう入っちゃったよ。全然大丈夫じゃない。。。。こっちはどう。。。。?」
社長はもう一つの穴に指を入れてきた。
「困ります!!!!」
はっきりと断るも、社長の指の動きはすごく慣れているようで、私の穴をびしょびしょにしてしまった。
「入れていい?」
「そんなつもりはありません、ほんとに困ります!」
社長は私の上に覆いかぶさり、強引にキスしてきた。
どうしてこんな事に。。。
「かわいいね・・・」
社長は私に囁いた。
「感じやすいんだね、他にどんな仕事してたの?」
私は黙っていた。答える必要はないと思ったから。
社長の指の動きは更にエスカレートした。
「ああっ!!!」
思わず私は声をあげてしまった。
「仕事で相手はしてきたけど、こんなに感じやすい子今までいなかったよ。本当にスケベなんだね。」
その言葉にまたMの私が目覚めてしまい更に感じてしまった。
「舐めてごらん」
社長は私の頭を股間へ押し付けた。
相変わらずこの強引さに弱い。。。
本能なのか・・
変態なのか・・・
男性のモノを目の前にすると、気持ちよくさせたい自分がいる。
社長のモノは特に大きい訳でもなく、咥えやすかった。
何故だろう・・太っている人のモノは大体皆同じようなサイズをしている。
大きくなっても口に入る大きさで感度も良く、お客さんとしてはやりやすい。
社長のモノはせっけんの香りがした。
「おおおっ・・・・・・やばいぞ・・・」
私の頭を抑えつけ興奮している様子。。。
突然私を強引に横にさせ、キスしてきた。
「ねえ・・入れていいでしょ・・ちゃんとゴムつけるから」
私に考える時間はなかった。
社長は私にキスしながらゴムをはめていた。
そして半ば無理矢理挿入してきた。
「ああっ・・・」
私は小さく声をあげてしまった。社長はその声を聞き逃さなかった。
「入れたかったんでしょ、もうこんなになってる。スケベな女だなあ・・」
初めから激しく突かれた。私は声をあげた。
・・・・・・演技。
お客さんでもないのに何で演技してるんだろう。
入れられた時の癖なのか、演技する事に慣れてしまったのか。
頭の中は冷静で、これからどうなるのか、社長の目的は何なのか、そんな事を考えながら社長がイクのを待った。
社長は果てた。。
後処理をしながら私に言った。
「いくらほしいの?いくら貯めたいの?」
目標はたてていなかった私にはどうにも答えづらい質問だった。
「1000万」
ありえない数字。
「わかった、1000万貯めさせてやるよ。」
本気?!逆に怖かった。桁違いの数字を驚く事なく貯めさせると言う考え。
何年かかる?1000万貯まるまでここからぬけられないんじゃないかという不安。
友達の代わりに面接に来た事が私の人生を大きく変えてしまった。
この店での出来事は一生忘れられない出来事になる。
社長は私が代理で面接した事を忘れているのか、友達の事をその後口にしなかった。
私も言える雰囲気ではなかったので、特に言う事もしなかった。
友達にはハードすぎる仕事。。合わなかったと嘘をつきあきらめてもらった。
初出勤の日、指名用写真とブログ用プロフィールなどお客さん向けの写真などを撮った。
「名前どうするか」
なんでも良かったので「何でもいいです」と答えた。
「ちなつ」
社長はあっさりと名前を決め、ちなつと呼ばれる事になった。
ここでの制服はセーラー服にルーズソックス。異常に短いスカートに違和感を覚えながらも指名用写真を撮った。
他にも何人か入ったようで、店の中は慌ただしい。
午前中からお客さんは来ないと思いきや、次々に入って来ているようだった。
結構人気あるんだ。。。。心の中で思った。
私たちにバックされる金額は標準の40分コースで10000円。
なので、お客さんは店に払う金額はその倍以上になっている。
指名料は無料だった。
40分。。その中でどの位の快楽を味わってもらえるか不安な気持ちと、いつお客さんが来るのかと緊張で無駄にタバコを吸っていた。
・・・部屋のコールが鳴った。
部屋とフロントの境目のカーテンまでお客さんを迎えにいく。
「はじめましてー」
私は笑顔で挨拶をした。
時間は12時を少しまわった所。スーツを着た30代位のすらっとした長身のなかなかステキなお客さんだった。
「こんにちは」
相手はにこっと微笑んだ。
手を引いて部屋までエスコートする。部屋へはいり、何から始めようかと思っていると、お客は私にキスをしてきた。
「今日からなの?緊張してる?大丈夫だよ教えてあげる」
そう言うと私は抱きしめられ服を脱がされた。
雰囲気を壊さないように私はそっと耳元で囁く。
「シャワーいきましょうか」
バスタオルを巻き、シャワーへ行く。
ここで一回男性のモノをくわえる。出してもいいけど、出すか出さない位の刺激で興奮させる。
「続きは後でね」
部屋へ行くとタイマーをかける。
シャワー分をひいて30分。
行為そのものを楽しむというよりも、30分でどこまで出来るのか。。
業務的にならないようにタイマーを常に目に届く所へ置いてプレイは始まった。
お客は私を四つんばいにさせた。
「はずかしい・・・?見えてるよいやらしいものが・・・」
攻めに入ってきた。こういうお客さんは楽と言えば楽だ。
あはん、うふん、イヤ・・ダメ・・と言っていれば興奮する。
だけど高いお金を払っているのにこんな普通のプレイで本当にいいのだろうか?
私は反撃に入った。
時間は7分経過。イカせるまであまり時間がない。
本物のお客さんでアナルに入れるのは初体験。とりあえず挿入メインに考える事にした。
「まだ慣れてなくて。。。入るか不安なんだけど。。入れてみていい?」
少し甘えた口調で言った。
「入れてみて・・いっぱい出したい・・」
お客は今か今かと待ちきれない表情になっていた。
プレイ開始から15分経過・・・・
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