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月下美人

レス171 HIT数 19265 あ+ あ-

ナルシスト( 84wJh )
15/12/01 22:03(更新日時)

結婚なんかしない俺の人生には。

……★ナルシスト★……

15/01/07 01:13 追記
テーマ「絆」です。

No.2169179 14/12/20 22:19(スレ作成日時)

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No.51 15/01/03 01:32
ナルシスト ( 84wJh )

朝の撮影なら若手に変わらす俺は完全に夜の世界の人間だ。


優華の為に朝の出勤を狙うしかない。

夜中の撮影の延長なら慣れているが、朝は実に辛い。


女をこれほど追った記憶さえない。

面倒な優華だ!

会えば必ず俺にジッポふり東京に連れて帰る。


優華だって「岩田さん、こんな私の為に来てくれて感動です。」



「そんな優華の言葉は分かっていた。」


ただ、優華が必ず売れる女優になれるかは、100%自信はなかった。


浅井のさんの言葉と俺のシルエットの優華に惚れていただけ。

浅井さんの言葉だけで優華を探しているのか?

自分でも、分からない。


君は業界のクズだよ。

ブライトも、浅井さんに、傷つき、浅井さんを見返す為に優華を探して居るのか?

優華に会えば俺に靡く事ぐらい分かってた。


「モーニングコール、6時半にお願いするよ。」

 優華に会えばチャンス!


待っていろよ。

必ずお前を東京で売り出してやる!


浅井さんガッカリする姿見たかった。

浅井さんのくやしそう顔が見たかった。

浅井さんに勝てると思ってるいた俺の勘違いだった。


去る物は追わなない、浅井さんの性格。

芸能界なら女優の代わりは沢山いる。

浅井さんの口癖。

優華に誘い断れた浅井さんには、優華は時の過去に変わっていたなんて考えもしなかった。



今は優華を必死で捜す思いに必死だった。


優華にまず、会う事に必死だつた。


俺が居ない間に業界の代わりは沢山いる。

その環境に名古屋にいて、想像付かなかった。

No.52 15/01/03 14:18
ナルシスト ( 84wJh )

「ユウスケ岩田さんいないと寂しいんだろ?」


ユウスケは岩田が大好きだった。

岩田の面接で関西から宛てもなく出てきたユウスケを岩田が小さいながら、家を借り、岩田にこんなチャンスを与えて貰った、いわば恩人だから。



「岩田さんいつ帰るんですか?」


若手のユウスケ担当のマネージャーはまだ業界のノウハウすら分からず、ユウスケのサポートには、不似合いな存在だった。


ユウスケにすれば岩田が唯一の見方であり、父親的存在だった。


新人だが人の優しさや思いやる気持ちはユウスケにはあった。


早く帰って来て欲しいと思わす岩田もある意味業界の生き残り、仕事の裁きも、仕事関係の良し悪しも教えて欲しい、やり手スタッフだ。


「ユウスケ、当分帰れないと思うよ岩田さん」


「そっすか~」

誰にも頼れず業界の道に入り、助けてくれた岩田さん。

直人も変態オカマ親父のお陰で今の直人が光っている。

浅井のバックが居なければ直人だって、今の業界に潰されている。


浅井と岩田の地位は違うがユウスケには浅井以上の岩田の存在を見ていた。


芸能界なんて誰かのバックなくては生きて行けない。


「岩田さんいつ帰るのか、聞いてくれませんか?」

不安そうに若手のマネージャーに聞くユウスケ。


「稽古終われば連絡してあげるよ!」


「あざす」

この若手青年と岩田の関係は細い何かで結ばれていた。



「岩田さん……」

No.53 15/01/03 18:43
ナルシスト ( 84wJh )

「♪♪岩田様、モーニングコールでございます、おはようございます」


俺朝モーニングコール頼んでいたんだ!

「優華だ!7時20分だったなぁ?」

正直うざいと思っていた。


優華が自宅を出る前に優華を発見して、俺の一言を吐けば、優華はすぐに東京に連れて帰る段取りだった。

スーツに着替えいつものトレンドマークの俺のヒゲはやたらと面積が広くなっていた。

「おぉ、」

毎朝のシャワーの時間もなくなり、俺は何年かに朝のシャワー無しで外をうろつく。


「考えられないよ」

朝のシャワーとモーニングコール。

必ず誰かが俺のサポートしてくれていた。


全て今は一般人として動いている。


ホテルから優華の自宅の近くで優華を待ち伏せしている俺。


「寒いんだよな?」


優華が1人で出てくるタイミングを待ち、優華の意志を聞き、優華と東京に戻る。


あいつをバックアップしてあげれば綺麗な優華のデビューだ!


あの名古屋親父だけが唯一の俺の苦手な存在。


「あの親父先に出て来やがった」


あの優華の母親は親父さんを外まで見送っていた。


「おう、優華だ!」


俺はこのタイミングまでどれだけ苦労したか?


「優華!」


「えっ?」


「優華、久しぶり!」


俺は右手を上げ優華に近づいた。


俺が探していた月下美人の優華を。


連れて帰りたかった。


優華を見る目も変わっていた。


糞扱いしていた優華が俺の瞳に光ってた。

No.54 15/01/03 19:42
ナルシスト ( 84wJh )

「岩田さん、家に来て下さった事、聞いていまさはたが…」


「いいんだよ、ごめんね、無視ばかりで」


「いえ、私辞めましたから…」

下を向き俺の顔すら見ない優華。


どうしたんだ?

今までなら食いつき「岩田さん、仕事ください」


その優華の顔が変わっていた。

服装も化粧も全て一般人の優華。


見つけてやれなかった、この薄化粧でも綺麗な優華の顔を。


女優さんのほとんどが特殊メイクだらけで、お前だれなんだよ!


そんな世界が当たり前だった俺。


朝でも薄化粧でも優華の肌は透き通り綺麗だった。

綺麗な曲線の腰周りのシルエット女優だった、優華は健在だった。


「パート遅れますから…」

「優華、待てよ…」

優華の腕を掴み俺は優華のパートを止めた。


「岩田さん、もう、辞めましたし、岩田さんの出番はなくなりました、すいません」


「少し落ち着いてくれよ、優華を必死で追いかけてきたんだよ、優華に会うために」


「岩田さんと出くわしましたよね?」



「ああ、でも…」

「一般人として頑張ってって言ってませんでした?」

キャリーバッグをコロコロ下げている優華のあのシーンが脳裏に蘇った。




「岩田さん、綺麗事は要りません、失礼します」


俺の腕を振り払い歩き始めた優華。




その後ろ姿の優華はやはり月下美人だった。

No.55 15/01/04 14:14
ナルシスト ( 84wJh )

「あつ、そうだ、優華もやめましたから、優子なんです、今は…」


その優華の言葉に愕然とした、優華が優子で、岩田さんは必要ないって言葉に。



「君の才能はこれからのスタートなんだ、当分名古屋にいるから、優子さんとただの岩田と、お茶でも飲もう、連絡くれるまで、名古屋にいるから」


優華は振り向きもせず歩いて行った。

たかが1人の女に食らいつくなら、都会に帰れば優華の代わりは居るんだと。


それが優華の後ろ姿で、名古屋に残る俺の答えだった。

優華は女性ではなく、1人の作品なんだと。


名古屋に来て色んな体験させて貰ったよ。


オッポを振りポイポイ付いてくる女でなかった。

自分磨きをして、沢山嫌な思いを経験し、色んな人から馬鹿にされ、辛いタレント生活を送ってきたのだと。


知らない土地に夢を追いかけ、挫折してから、親の説教も受けていただろう。


東京よりもっと過酷な地元に戻り、夢を諦め現実に向かう優華。


母親から縁談話もないと宣言された優華。


悪い世界ではないのだが、なんせ特殊な世界だかけに、誤解されている。


今の優華の生活がどうなのか?


俺がユウスケを育てたい様に、優華もまた俺の世界で育てたかった。

所属タレントが成長してくれる気持ちは裏方の俺の株もあがり、楽しみでもあった。


この持て余した時間を優華の活躍の場所として生かしてやりたい。

「岩田、優華のプロフィールと写真送ってくれるか?」


「岩田さん、いつお帰りですか?」


「ユウスケどうだ?」

直人君を心配する様に、父親みたいに、ユウスケが心配だった。



「関西人の根性なのか、母親のDNAなのか、頑張ってくれていますよ、また仕事入りました」


「関西人舐めたらいけないね、彼によろしく」

優華の連絡を待つまで俺は優華に向き合うと決めていた。

No.56 15/01/05 12:23
ナルシスト ( 84wJh )

優華が俺の知らない一般の世界に足を向け消えて行った。


「さぁ、どうするかな!」

俺はこの業界の事に走り歩いて来たので一般人の世界すら知らない。


優華の宣伝用のプロフィールを待ちながらまず優華を名古屋で活動させる事を考えていた。



ネックがある、俺の事務所は、名古屋にはない。


この業界にもしきたりがある。

大企業なら事務所が沢山あり、興行主やブレーンを通して仕事のパイプがある。


知らない興行主に下手に声掛けして「いいですよ、お役にたつなら」こいつが一番くせ者なんだよ。


良く知らない興行主に出くわし、怖い「や◯ざ事務所」でマスコミにスッパ抜かれる事あるんだよな?

見抜けないんだよ、いくら詳しい俺でも。

業界の顔してるんだよ、だからくせ者なんだ。

やはり名古屋で活動するのは危ない橋なのか?

多分俺が単独行動すれば、事務所は怒りだし、俺は2度とあの業界には帰れない。


全て覚悟の選択だった。

一般人なら干される事もなく、新しいパート先に移れば良いが、この業界は全て締め出しをくらう。


そこまでのリスク覚悟してるのか?

自分に問いかけていた。

要は甘くないんだよ、この業界は。

華やかな世界を想像されがちだが、この世界の厳しさは半端ではない。


少し考えながら優華の連絡待ちにするか?

東京ではちと知られた岩田だが、干され辞めれば、AKBの追っかけ兄さんと変わらない存在になる岩田。


優華を取るか?

AKB追っかけ岩田になるか?

考えながら優華を待つしかなかった。

No.57 15/01/06 19:30
ナルシスト ( 84wJh )

名古屋テレビにすら足を運べない。

まずプロフィールすらなく、自分の業界通じた奴にプロダクションを宣伝すら出来ない。

優華自体仕事をこなす気力がなければ仕事自体無理な話し。


まずは優華に合いあいつが再度仕事をしたいと思わす事から始めよう。


ユウスケみたいにやる気のある考えではなく、諦めて帰った優華を俺はどう気持ちを向ければ良いのか。


全く興味ない奴を振り向かせる事から始まる、反対に興味ない奴の方がかえって楽かも知れない。



優華ではなく、優子ですからと、腹を括った女の心をどう開かせれば良いのか?


優華の帰宅前に優華の家に張り込み優華に話し合いをするしかなかった。


綺麗な素直な優華に気づいてやれなかった俺がせめてもの優華に対する謝罪なのかも知れない。


夕方まで名古屋周辺をうろつき、6時から優華の家周辺で彼女を待っていた。

寒い空気は決して楽ではなかった。


鼻から鼻水を流しながら優華の帰宅を待っていた。

あの優華の家族にバレれば警察のストーカー扱いされるに決まっている。


あちこち家に明かりがつき始めた。


あつ、優華かも!


「優華、岩田」


「びっくりしましたよ、岩田さん、どうしたんですか?」


「君を待っていたんだ、話がしたい」


迷惑そうな顔した優華


「だから、何度も言わさないでください!」


「少しでいいから聞いてくれよ!」


「岩田さん、何回来られても辞めましたから」


「話しだけ聞いてくれ、再度戻ってくれないか?」


「今更どんな話があるんですか?」


「君には、必ず、必ず、必要がある、だからもう一度チャンスくれないか?」

俺は優華の手を握った。

 
あつさりその手を離された。

No.58 15/01/07 10:07
ナルシスト ( 84wJh )

「優華の素質に気づいてやれなくて済まなかった」


それだけ言い残し優華から離れて言った。


今彼女に必要そして俺にも必要は時間。


変に焦らせる方が優華に俺の気持ちは伝わらない。


彼女の出勤帰宅時間さえ分かれば通うのみ。


何度も足を運んでやる。



優華に岩田がどれだけ真剣に思っているのか伝えたい、ただそれだけ。



寒く冷え切った身体を縮ませ俺はホテルに帰った。




ロビーで毎朝のモーニングコールを頼み、普段観ないテレビのリモコンを取り、画面は楽しいドラマが流れていた。



ちょい役だがユウスケが移っていた。


「あのど素人ユウスケ、頑張れよ」


岩田さん、と慕ってくれたユウスケが、ちょい役でもなかなかさまになっていた。


直人君は冠番組で主役級の俳優。


歌番組に変えた、天童よしみさんが歌っていた。

「さすがに聞かせてくれるね、天童さんは」


この演歌歌手も大阪の八尾市の出身だったよな?

昔いなかっぺ大将の主題歌を歌い、たしかたかじんさんが、天童さんを押していたなぁ?



石川さゆりさんも昔は歌謡曲からのデビューで、演歌に代わりヒットした。


七光りが業界の枠を取る事でタレントの出番が少ない現実もある。


おふくろさんを歌っている息子もジャニーズにいたが今は違うユニットで活躍している。

彼は今の方が光っているよ。


そんな気持ちでテレビを観る俺だった。


一般人との格差はここにあるのか?

違う意味で深く入り込む俺。


「明日も優華に誠意を見せるとするか!」


優華の気持ちを俺に向けて貰う精一杯の誠意を。

No.59 15/01/07 13:40
ナルシスト ( 84wJh )

「おつ、昭和シリーズ、大橋純子だ!」

シルエットロマンス懐かしいなあ?

俺の母親ぐらいかなぁ?


綺麗な歌声だ!

この人北島三郎事務所なんだよ!

演歌じゃないのにさ!

あの事務所なら仕事困らないよ、なんせ付いてるバックが違うから。


「北の酒場がやりますか!」

この人もあの接待のバックで遣られたんだよな!

おふくろさんの元嫁さんも最近歌い出したが、この人も苦労してるからなぁ?

チャンネル変えたれ!

「ユウスケが、好きな三代目」


ユウスケの業界のキッカケの登坂君。

ヒロさんも三代目には力入れてる、でもその次が転けたんだよな!

必死で売ってるが、年齢層が嵐や関ジャニに目が行ってる。

だからジェイソールに集計したんだよ!

あつしさんが抜けて、彼は賢いよ。

引退しないで席だけ残し、ソロ活動ってやり方は。

三代目の弟分の片寄君も確か天童さんと同じで大阪の八尾市からのデビューなんだよ!

俺の知り合いの材木店が天童さんの八尾市の家の材木入れたらしい。


俺なんでこんなに詳しいの。

だって業界の人間だから。

長谷部優ちゃん何故売れねえんだよ!

橋口ユウキ君君は改名し、事務所移籍したのが間違いだよ。

あの事務所に逆らえば怖いよ。

いい演技してたのに。


結局事務所移籍はよほどでない限り復帰はキツいんだよ。


こんな偉そうに言ってる俺も業界から干され帰れない暴走をしている事自体認識していた。

優華と俺は歩きたかった。


頼まれたから書いて置く。

EXILEヒロさん。

引退したなから潔く何もかも引退しろってさ!

ヒロさんも後ろの大物バックに操られてんだよ!

ヒロさんの見方しとくぜ!

明日から優華に会いにモーニングコールで起きる俺。

No.60 15/01/07 14:48
ナルシスト ( 84wJh )

「岩田様、おはようございます、モーニングコールでございます」


「ありがとう」

今日も優華に会いに行く俺。


優華が分かってくれるまで俺は誠意を見せに会いに行く。


「カッターも背広も着替えていない、うわー汚いよ」


さぁ優華に嫌われないように最低限の話しかしない。

優華の自宅まで優華が家から出るまで待つ。


優華が出て来た。

「優華、おはよう、連絡してくれるまで待ってるよ、仕事頑張れよ」



「岩田さん、おはようございます。行って来ます」


優華とのその会話だけの為に俺は待つ。

月下美人なんて見る事自体事などない、その月下美人に会えるんだから、会話も優華が俺を必要としてくれるまで待つ事にした。



優華が勤務先に出掛け俺の前から消えれば俺はこの場所から姿を消した。


いつかまたあの幻の月下美人を見たいから。

大切な季節にしか咲かない、夜密かに咲かせる、月下美人。


決して誰かの為に咲かない月下美人。

俺が探した月下美人はまだ俺に心まで開いてくれなきゃ咲かないだよ。


精神的に疲れていた。 

ユウスケに助けて貰ってるかなぁ?

関西から出て来て、関東人を、恐怖だろう、ユウスケのちょい役に、昨日のあのユウスケに。


「岩田さん頑張って下さいね」

応援してくれてるユウスケに。

あいつは俺が居なくても、俳優の階段を上がるよ、必ずユウスケなら。

鼻血野郎が直人君みたいに。

ユウスケ済まない、お前の隣りにいてやれなくて。

多分ユウスケの側には帰れなくなる俺。

心配していない、ユウスケなら俺が居なくても、大丈夫だ。

綺麗な月下美人を連れて必ず遅咲きの優華を連れて帰る。

一般人になるだろう俺は一般人としてユウスケを応援している。

No.61 15/01/08 18:07
ナルシスト ( 84wJh )

スーツ姿を卒業した。

泊まるホテルの質も落とした。

当分、いや、長期戦になる覚悟で優華に俺の本気を伝えたかった。


優華お前が東京に帰る決意をしたなら、俺の居場所はないが、お前はどこか事務所にお願いしてやる。


自分のランクや干されても、優華をブラウンカンやマスコミに立たせてやりたい。

所詮裏方はそんな存在なんだよ!


ただ、ユウスケだけが心配だった。

あいつは偶然に俺がプロデュースした新しい新人だから、あいつの邪魔な存在からは守ってやりたかった。


毎日、毎日、優華の出勤と、帰宅を狙い、後はする事がない。


優華のプロフィールが届けば今なら会社の名前でパイプは繋げるが、社長の解雇になれば、名古屋全体のマスコミ、メディア、全て岩田は指名手配だから。

「おつ、優華の帰宅時間が来た!」


安い一般人の服を来て優華にそれとなく話をして帰るとするか!



タクシーもなるべく控えて電車に乗る俺。

大学生以来かなぁ?

電車なんて、正直馬鹿にしていた。



糞たれ!

この一般人が、働き蟻みたいに、せこせこしやがって!

その糞たれに今の俺はなっている。

電車の中のストーリーが反対に新鮮に見えた。


演技ではない、心が入ったカップル。

青春してた素直な青年達の会話。


「マジかよ!」

「そいつ、うんこ、だよな!」


うんこ?

糞ではなく、今の若者はうんこ、と呼ぶのか?

「でさぁ、supremeアクセスしたけど、すぐ完売したちゅーねん」

「キムタクが24時間テレビでsupremeのロゴ入りの帽子被っただけで、オクション3倍だぜ!」


そうなんだ!

へぇ~。

それは岩田も知らなかったよ。

君達おじさんも参加させてくれないか?

興味があった。

暇潰しの興味。

No.62 15/01/09 13:11
ナルシスト ( 84wJh )

「goroSの吾郎さん亡くなったよな!」

「この前並んだよ、6時間、辛かったよ、東京の原宿しかないから、名古屋人は損だよ」

こいつらgoroS好きなんだ!


おじさんに言えば裏があるのに、一般人はそんなに並ぶのか?

「俺はノーチラの方が好きだなぁ!」

この青年達は案外お洒落なんだなぁ?


俺もこの青年達の話題に入りたかった。

今はこんな服装だけどアルマーニなんだよおじさんは。

一般人青年達とgoroSの話やノーチラの話には付いて行けるぞ。

なかなか電車も捨てたもんじゃない。

それより新鮮な話で盛り上がる青年達に興味があった。


単独での面談はあるが、この青年達は、純粋にお洒落を楽しんでいる。

なかなか聞けない話題に俺は心癒されていた。


「supremeアクセスする?」


「コラボじゃないから、止めとくよ」


なかなかスタイリストの目線ついているではないか!

今の流行りのsupreme。

1人の青年が俺にガン見し出した。


親父何見てんだよ!

お前、うんち、だろう!



糞じゃないんだ、うんち、なんだ今の若者は。

俺くらいのランクにうんち、だと吐く若者はいない。

新鮮だよ。

君達は俺がただの親父と見てくれている君達は。

「いつ、東京いく?」

「特大フェザーあるかなぁ?」


おいで、東京に原宿だろ?

goroS 隣りがローソンで西武信用金庫が近くにあるね。


親父さんにも話しに入れて欲しかった。

No.63 15/01/09 18:40
ナルシスト ( 84wJh )

「この前の女どうだった?」


「ゴチしたよ!」

ゴチって食ったて事ぐらい岩田には理解出来た。


「ラブホも割り勘?」


「もち、割り勘だよ!」


今の若者は割り勘なのか?


お前達男なら払ってやれよ!

なら食事も割り勘って事か?

おじさんの世界なら考えられない。


女抱いてホテル代も割り勘で良く女も付いてくるな!

名古屋を馬鹿にしてはいないが、今の若者にはガッカリしたよ、おじさんは。


あっ、降りなきゃならない。 

若者よ、沢山の話題楽しかったよ!

一言、お前達は業界は無理だ!

原宿に来て長時間並びたまえ!

普段着に冴えない俺は、ストーカー一歩手前で優子と名乗る優華の出勤待ちをしていた。



地方ではなかったら、新人に場所待ちさせるんだが、俺の誠意は伝わらない。

優華を必ず連れて帰りたかった。


「よし、優華だ!」

「おはようさん、毎日大変だね!」


「岩田さん、まだいらしてたんですか?」


「そんなに驚くなよ、だから、優華を連れて帰りたくて……」


「優華って誰ですか?」


「岩田さん、申し訳ありません」


なかなか頑固な女だ!


「痛い、ああ、痛い、死にそうだ!」


地面にうずくまった。


「大丈夫ですか!岩田さん!」


「痛い、ああ、倒れそうだ!」


「すぐに救急車呼びますから、大丈夫ですよ」



「痛い、腹が痛い!」


救急車呼んじゃうの?

やばいよ(^◇^;)

No.64 15/01/09 21:00
ナルシスト ( 84wJh )

救急車を呼ぶ優華。

演技なのか?

本当に俺を心配してくれているのか分からない。

業界では全て演技しか見たこともなく、優華もシルエット女優との名前だけで、演技すらお手のものだ!

こいつにはめられてはしまったのか?

俺は一般人に舐められてはいるのか?



薄く確実に救急車らしき音が聞こえて来た。

俺は偉そうな事を並べたくしているが、演技など出来る性格や感性はない。


女の気を引かせ、さるくらいのテクはあるが、病人の演技など、高校生の時にパンツにうんち漏らしたくらいだ!


うんちで思い出させてくれた若者よ!

糞詰まりで行こう、糞詰まりで痛いと言えばいい。


電車諸君君達のあいつ、うんち、その言葉を貰おう。


「岩田さん、救急車来たら、会社に行きます、ごめんなさい」


えっ?

救急車に乗ってくれるのではないのか?

俺が優華を捨てるようにし向けてはいない。

優華を探し優華を連れ戻す為に名古屋まで迎えに来た俺をお前は見捨てるのか?


岩田は優華と話がしたくて、ちょいと出来ない演技をしたまでだ!


お願いだ、一緒に演技してくれないか、優華!


「痛い、痛い、あ、痛い、会いたい」

「岩田さん来ましたよ、救急車が!」

「あ、痛い、会いたい、優華気づいてくれよ!


ピーポー

ピーポー

「岩田さんどこが痛いのか隊員さんに伝えて下さい」


「だから、あ痛い、会いたい」


「苦しそうだわ、岩田さん!」

「大丈夫ですか!」

「おい、タンカーだ!」


救急車隊員まで俺の糞演技見抜けないのか。

ユウスケの鼻血より恥ずかしかった俺。

No.65 15/01/09 22:28
ナルシスト ( 84wJh )

「大丈夫ですか!」

大丈夫もなにもなく、ピンピンしているのだが。


「タンカーに1、2、3、」


ご丁寧に掛け声を掛けて貰い俺は立派な患者になっている。


野次馬に見送られ、凄いよ。

ピーポーで沢山集まり出す、俺の路上パホマは。


「お知りあいですか?」


「はい、知り合いです」

「では、今から一緒にお願いします」


優華は手を振り。

「救急車が来れば私会社なんです」


優華、お前それはないだろう!


見捨てる気か?

救急車隊員さんのお誘いに断るのか?


一瞬色々なタレントをスルーして、切り捨て来た俺は優華の言葉に、冷たい人間だと言えるのか?



「分かりました、付いて行きます」


優華、ありがとう。


俺の為に付いて来てくれるのか?

お前の優しさ忘れないよ。


出発しだした救急車に優華と言う優しい女との思い出を作ってくれた。


「お名前は?」

「岩田だ!」


どう演技して良いのか?

俳優に電話で聞く事も出来ない俺。


「脈拍も血圧も異常ありません」


「岩田さん、もうすぐに病院に到着しますから」


救急車とは案外揺れ乗り心地は悪いんだな?


優華は心配そうに俺を見つめている。



携帯を取り出し、多分会社に連絡するのだろうか?


「☆☆電気ですか? すいません、今知り合いが倒れて、救急車なんです、今日休ませて下さい」


そこで何故昔お世話になった知人と言えないんだ!

「はい、勝手言ってすいません、はい、そうなんです。」


ガタガタ揺れる救急車で冷静に話す優華は俺の瞳に月下美人を見つめていた。

No.66 15/01/10 20:15
ナルシスト ( 84wJh )

「岩田さん、もうすぐですから」

優華は俺の足をつねった。


「痛い、痛い、ああ、痛い」


この女俺の足をつねりだした。


痛いじゃないか!

何をするんだ、優華に恨まれても仕方ないが、岩田をつねるか?


「もうすぐ病院です、頑張って下さい」


また俺の足をつねる優華!

岩田産まれて初めて女につねられた。

世間一般人はつねるのか!

名古屋は救急車でつねる習慣なのか?


病院に到着したが、隊員が詳しい詳細を話していた。

さすがの俺もセットの病院は見て来たが、本格的な病院は初めてだった。


看護師がお名前は?

「岩田だ!」

優華は付き添う様に俺のわき腹をつねり出した。


「これは、痛い、まさに痛い」

すぐ処置室に運ばれた。

月下美人に呆れていた岩田だ!


「どこが痛みますか?」

先生らしき白衣の男性に声を掛けられたら。

「多分胃腸炎だと思います、昨日夜中に食べたのが原因だと思います」


優華、何を言ってるんだ!

お前は昨日も名古屋に来てから会っていないのに、何故岩田の肩を持つんだ?


「奥さんですか?」

「ただの知り合いです」


ただはないだろう?

一応プロダクションの名前がある岩田だ!


「そうですか! 点滴だけでも、打ちましょうか?」


「はい、お願いします」


優華、勝手に決めるな!

点滴だと?

注射の針が怖い岩田だ!


「炎症を抑える点滴してあげて!」


待ってくれ!

俺は元気なんだよ!

注射嫌いなんだよ!


またわき腹をつねられた。

「痛い、痛い」


「かなり苦痛みたいなので、点滴で様子見ましょう」


俺は名古屋の敷きたりは分からなかった。

No.67 15/01/10 22:00
ナルシスト ( 84wJh )

点滴を打たれる事になり、曖昧な気持ちで、腹痛いを演じる事は無謀だと反省した俺。


優華は俺の点滴が終わるまで付き添っていた。



「岩田さん、演技下手ですね?」


俺の演技指導なのか!


「すぐ分かりました、救急車を呼んだ後」


「何を言ってるんだ、名古屋では、つねるのか?」


「痛い演技しないからです!」


「演技じゃない、少し痛かったんだ!」


「一応売れなくても、女優でしたから」

耳が痛かった。

売れないのではなく、売り出してやれなかった。


「元気なら、帰りますから」


少し怒った口調の優華。

「岩田は1人なんだよ」


「だからなんですか?」


「緊急な時もある、だからだ、優華の連絡先くらい教えなさい」

「偉そうなですね、岩田さんは!」

「ちょっと待てよ、な、俺の性格知ってるだろ?」


「家の近くをうろうろされたら困りますから」


紙切れに携帯番号を書き渡してくれた。


「ご苦労様」


優華待ってくれ!


ありがとう

と素直になれない俺。


去り掛けた優華に。

「必ず帰って来てくれ、優華を連れて東京都に帰る、それまで名古屋は離れないから」


「お好きにして下さい!」

頑固な女だ、俺に逆らう女は居なかった。

こいつは俺に逆らった。

俺を誰だとおもっている岩田だ!

No.68 15/01/11 15:13
ナルシスト ( 84wJh )

「保険証など持ち合わせていない」


点滴を終え会計を告げられた、名古屋の人間は岩田を点滴ではなきく天敵なのか!

馬鹿にするな!

俺は岩田だ!

東京に帰れば岩田を知らない夜の女などいない位有名人なんだ!


だから地方は嫌いなんだよ!


優華はそのまま俺を置き☆☆電気に足を運んだ、優華の勤務先が分かった。


携帯番号も教えて貰った、少し得した気分だが、俺のプライドが許さなかった。


名刺の裏に書いた時点で連絡をしてこない女は初めてだった。

この、この、岩田に、連絡しない失礼な優華。


おれが名古屋に追っかけて来たのは優華を天狗にさせてしまったのではないか?


月下美人を売り出したい、あの女は勘違いしている、俺が優華に恋していると思ってるのか?


点滴に何か細工されて居るのか?

冷静に自分に向き合う事が出来る俺になっている。


「まず、一般人の時間帯を調べる事にしよう」

一般人は何時出勤で何時退社なのか?

おはようございますから、お昼はなんて呼びかけすれば良いのか?


どんな会話が一般人なのか?、

一番参考な先生はやはりおば様と名のつく人物なのか?


関西はヒョウ柄だと聞いたがやはり名古屋はカピパラなのか?

まさかシャチホコとふざけていないだろう。


優華の勤務している会社の話題も良いアイデアだ!


影武者の俺は周りから固める作戦は得意である。

演技は失敗したが、優華岩田を舐めるな。


お前を必ず業界に咲き誇らせてやる。


岩田さんあなたの事が好きになりましたと言っても岩田は靡かないぞ。

「こんなに高額なのか!名古屋だけこんなに高いのか!」

救急車代はタクシーより高いのか?

「保険証お持ち頂ければお返しします」

「岩田で通らないのか?」


「岩田さんは全国に沢山いらっしゃいます」


名古屋のうんち病院に舐められたらものだ!

資金も少し不安になってきた俺は、救急車には二度と乗らないと心に決めた。

「俺は岩田だ!」

No.69 15/01/11 15:37
ナルシスト ( 84wJh )

「お大事に」

「ああ、では」

こういう時はお世話になりましたや、ありがとうございましたと返答すれば良いのか?


あの病院の会計にはお世話にはなっていない。

だから俺は言わない。

馬鹿げたはなしだ!

保険証一枚くらい多目にみろと一般人の融通の無さに呆れる俺がいた。

優華は好きにして下さいと言っていたので、俺は好きにする事にした。


まず泊まっているホテルに戻り、シャワーを浴びたかった。

やはり気持ちが悪い、スーツにパリパリのカッター、アルマーニの服装でない、若者のうんちブランドは俺には我慢限界の服装だ!

スタイリストがかき集めた洋服やアクセサリーを集めてタレントにチョイスしている場面など目に焼き付いている俺が、うんちブランドなんて考えれない。


優華が俺を見て「岩田さんが迎えに来てくださったのね!帰りますとも、帰ります」

この言葉があれば問題なかったはずの名古屋に追いかけた結果がこれだとは想像していなかった。

「岩田様、お荷物届いております」


優華のプロフィールだ!


「はい、では」

フロントにお世話になりながら、ありがとうと言えないんだ岩田の根性は腐って居るのか?


大きな封筒を開けると事務所からの優華のプロフィールだった。


事務所に連絡した。


♪♪♪


岩田だ、今プロフィール届いた」

「岩田さんやばいですよ、早く帰ってくださいよ、ユウスケが岩田さんを凄く心配してます!」


「ユウスケ頑張ってるね、彼によろしく、あつそう、岩田の部屋の服を郵送してくれないか!管理人には伝えておく、スーツを中心に


「このままなら穴空けになりますよ、岩田さん暴走は止めて下さい、お願いします」


「まあ、岩田の活躍を楽しみにしていてくれたまえ、ユウスケに俺が付いて居ると伝えてくれ」

相手が話し掛けている最中でも俺の気持ちの都合で電話を切る岩田流だ。

No.70 15/01/11 19:26
ナルシスト ( 84wJh )

この無様な格好すら気に入らない。

一番気に入らないのがユニットバスだ!

トイレとお風呂が一体のこのせせこましいこれが嫌いな岩田だ!


トイレしながら風呂を見る有り得ない。

早く優華の髪を引っ張ってでも名古屋をさよならしたかった。

ここだけの話だが、俺は自分で抜いた事はない。


あちら方面はいつもホステスや若い新人の女優にお世話になってた岩田。


一般人との交流も楽しいが飽き飽きしていた。

味気のないユニットバスに入り、これまた着替えたくない、名古屋行きに自然と乗ってしまった、スーツに着替え、俺は優華のプロフィールを持ち、名古屋のタレント事務所に足を運んだ。



「まずは手始めにこのこじんました事務所からはいろう」


「すいません、アポある方ですか?」


小さな事務所ごときにアポとは可笑しな話だ!


「岩田と申します、挨拶に来ました」


名刺入れから名刺を出し挨拶した。

「いきなり来られても…ここの事務所の方なんですか?」


俺は名古屋人に馬鹿にされたのか!


俺を誰だと思ってるんだ!

岩田だ!

怪しそうに伺うこじんました事務所の女。


「少しお待ち下さい」


疑っているのか?


事務所に確認の連絡をしているのか?


岩田は存在している。

「すいません岩田さん、本人様は、出張だそうです!」


「その出張の岩田だ!」


「大変失礼致しました、で、ご用件は?」


応接室に通さないのか?


やはり名古屋人は家に入れたがらないのか?


「実は家のタレントを紹介したくて来た」


「少しお待ち下さい」


イライラさせるな!

岩田を待たせる事自体お前は業界では失格なんだ!

知らない土地で何もかもイラつく岩田だ!

No.71 15/01/12 14:37
ナルシスト ( 84wJh )

奥から貫禄ある男性が出て来た。

「大変失礼致しました、私はこのプロダクションの経営者の五十嵐です、まぁ個室にお入り下さい」


もっと早く通すんだな!

岩田を疑いチンケな事務所に一般人扱いされ、身元が分かると個室扱い。


舐められたもんだ!


「再度ご挨拶が遅れましては、五十嵐で御座います」

「私は先ほどの名刺の岩田だ」

「東京の大手プロダクションの方が何故うちみたいな、田舎の事務所に?」


「東京で所属していた女優が名古屋に居るので、仕事の紹介に営業に回っている」


「熱心な岩田さんですね?」


「プロフィールを持参して来た、優華と言う女優でシルエット女優としても活躍している」


「岩田さんの事務所の方が何故名古屋なんですか?」

「うちのプロダクションを辞め一般人になりまして、動かないんです名古屋から、再度名古屋から東京に連れて帰ります、今は名古屋で活躍させたくて」


「岩田さん、この業界のしきたりご存知ですよね?」

「知っているから、君の所に来たんだ」


誰でも嫌な顔をするだろう!

岩田の話し内容なら、お前のチンケな事務所なら、何とかなるだろうと言う内容に。


岩田は一般人の気持ち所か、人の気持ちすら組めない人間なのか?

業界でも有名な岩田に逆らう者がいないのが、岩田の性格を勘違いさせていた。

No.72 15/01/12 19:12
ナルシスト ( 84wJh )

「岩田さん、その女優さんは辞められて、一般人になられ、何故またお仕事を探すんですか?」


「名古屋では一般歴は関係あるのか?」


少し呆れ顔の五十嵐。

「普通の方が復帰されるなら、岩田さんのオフィスがあるじゃないですか?
我々みたいな小さな事務所ではなく」


「優華が動かない、それが理由だ!理由に名前がいるなら、優華と名付ける!」


「根本的に噛み砕いて聞いて下さい、本人も連れて来て、お願いします、頑張りますが、普通なんです、我々の業界は」


こいつ分かってる事を話す奴だ!


俺の前に現れる奴はみなそうだ!

噛み砕いて話さなくても分かっている事だ!

もしかするとこの五十嵐と岩田の感性が違うのか?

「そのタレントさんも再度お越し下さい。」


「辞めて一般人になると頑固なんだ、五十嵐君岩田の頼み聞いてくれないか?」


「どんな頼み事ですか?」

「岩田と一緒に名古屋でまず仕事頑張ってくれないかと、頼んでくれないか?」


「うちの事務所のタレントでもなく、売れる確実も必要も重要性もない人を何故俺が頼まなければ行けないんですか?」


「君は分からない性格なのか、岩田と感性が違うのか?」


「岩田さん、本当そう思っているなら、どこのオフィスに行かれても、同じ答えだと思います、一番大変なパイプは、岩田さんの下の方がされて居るんでしょう」


うーん!

こいつとは話が合わない。

「五十嵐君、出直してくるよ、失敬」


なんて頑固な男だ、五十嵐に冷静になる時間を与えてやろう。


名古屋人はやはり頑固なのか?

No.73 15/01/14 10:51
ナルシスト ( 84wJh )

腕時計を見ると午後7時だった。

一般人が会社から帰る時間帯なのか?

電車が混み出して来た、イヤホーンつけてる若者、君はどんなアーティストが好きなんだ!

ありきたりのアーティストなのか?


「BREATHE」聴いている若者はいるか?

彼らは俺が手がけている、今一押しのアーティストだ!

君達はEXILEや三代目みたいな人気あるアーティストに目が行きがちだが、そこが一般人なんだよ。


「BREATHE」や「DEEP」「JUJU」など聞きなさい。平井堅もなかなかだぞ!


岩田はプロデュースも手がけているんだ、若者参ったか!

おい、くたくたのスーツにアイロン掛けて貰っていないのか?

君が選んだ家庭は失敗そうだなあ、かわいそうに。


電車の中でパソコン開けてアピールするな!

そんな奴ほど仕事はこなせないんだよ!


仕事は時間内に終わりなさい、岩田は立派に仕事をこなし、仕事とプライベートは、切り離す器用な才能の持ち主だ!



電車でパンをかじるのか?

名古屋だから許されるのか?

こんな光景は初めて見たよ、エキストラでも見た事がない光景だ!

一般人と業界の違いなのか?

名古屋は特殊な人の集まりなのか?


コーナーにカツ丼はこの岩田でも驚いた。

東京に帰れば名古屋物語でもプロデュースしたいくらい、魅力ある町だ。

優先座席とはなんだ?

お年寄りマークや障害向けのシートか?


これも勉強になった、一般人は席を譲るのか?

お年寄りとは一般人では何才なんだ?

「嫌いな上司に落とされたよ、あいつ死ねばいいんだよな」

「確かに嫌な奴だよ、俺もそう思う」

このサラリーマン青年は上司を死ねば良いと話している。


俺も死ねば良いと思われているのか?


はたまた一般人だからそう思っているのか?

優華も俺が志ねと思っているのか?

No.74 15/01/14 15:09
ナルシスト ( 84wJh )

岩田だ!死を志と書いている!」

俺は一番嫌いなんだ、君に伝えておく、脱字が非常目立つ、この業界では、君も失格だよ!

♪♪♪

「岩田だ!」

「岩田さん、名古屋のオフィス事務所に行かれましたか?」


「五十嵐だろう?彼は感性が合わない」


「感性の問題ではなく、岩田さんがそのポジションではないからです」

「用件はなんだ?」

「五十嵐さんの事はこちらで伏せておきますから、帰って来て下さいよ、ユウスケの事も、岩田さんに御願いしたいんです、ユウスケ頑張って、岩田さんの帰り待っています」


「そうか、分かった、優華が帰るまで、岩田流で頑張る」


「岩田さん、それから…」


ガチャン


結局何を言いたいのか、このスタッフは、ユウスケが関西人は舐めていない岩田だ!

まず優華の帰りに事務所周りの挨拶に行く説得をしよう。

五十嵐君も来てくれれば、優華も聞く耳持っただろう。

非常に頑固な五十嵐君と優華には参ったよ。


諦めれば希望はない、突き通す事に希望や未来がある。

過去など振り返らない人生の俺が今後悔に心が動いている。

優華の自宅前に立ち寄ってあげた。

連絡して来ない優華に俺の顔を見れば、情、は移る筈だ!

まず事務所周りだけでもさせるとするか!


シルエットらしき優華が歩いて来た。


「優華! 岩田だ!」


「はぁ~、またですか!病院どうでした?」

「名古屋は保険証の融通は効かないのか?」


「全国共通です!」

「そうか~名古屋は関係ないのか?」


「1日無駄な時間を岩田さんに使いましたよ」


「そのお礼にだが、プロダクションの事務所周りに付き合ってくれ!」

「誰のタレントさんですか?」


「名古屋と言えば決まっている、優華の挨拶まわりだ!」


「岩田さん、馬鹿ですか?」

「馬鹿とはなんだ、岩田に馬鹿と言う女は、お前が初めてだ!」


「本当にレベル低くて、見損ないました、岩田さんには」


すーっと家に消えて行った優華。

俺は何もしていない、優華に手を出していない、何故馬鹿や見損なわなければいけない?

1人寂しく待つ岩田だった。

No.75 15/01/14 15:54
ナルシスト ( 84wJh )

俺は何秒しか話せなかった優華に何故ここまで来たのか?

もういいじゃないか!

辞めた女性を追いかけて、岩田らしくないぞ!

ユウスケに力入れれば必ず岩田の顔が上がる。

岩田だって業界の浅井さんになれるはずだ!

岩田の実力があれば!


直人君みたいにユウスケを有名出来るはずだ!


全て分かっている。

「BREATHE」このアーティストの応援してやらなくてはならない。

優華ごときの女優など腐る程いる。

「でも、優華じゃないと駄目なんだ!」

優華を女性として好きではない。

あの綺麗なシルエットの月下美人に惚れている。

再度シルエットの月下美人の花を咲かせたい。


♪♪♪


「岩田だ!」


「岩田さん、凄いですよ、岩田のプロデュースした、曲を、紅白に出た、中森明菜が、カバーする事になりました、岩田さんの実力は、凄いので、東京に、は…」


ガチャン


まずゆっくり優華とお茶でもしながら話し合おう。

「そうかぁ、あの曲が、また色んな人にカバーされるのか!」


大変だ!

俺の携帯が一気に電源が切れてしまった!

どうすればいいんだ!

通りすがりの人に聞いた!

「岩田だが、携帯の電源が切れた、どうすればいいんだ!」


「すぐにそこに、携帯ショップありますよ」


「そうか!」

この場合、やはり、ありがとうかも?

ありがとうと言う前に無償提供してくれた男性は去って行った。

これは一種のボランティアだと思った。


携帯ショップの自動ドアを足で踏んだ。

手で踏む奴などいない。

「岩田だが、携帯の電源が切れた!」

「3台もお持ちなんですか?」


「悪いか! 仕事なんだ!」


「申し込みありません、これはうちのショップではありません」


「全国共通ではないのか?」

「この携帯はドコモショップさんです」

「君に訪ねるが今気分を害していないか?」


「お客様の無知に少し呆れています」


「お前も優華みたいに、俺を馬鹿にしているのか?」

No.76 15/01/14 18:45
ナルシスト ( 84wJh )

一応俺は直人君と繋がり「BREATHE」のアーティストと関わっている事は「直人」の190ページに記載されている。

「BREATHE」君の影武者である岩田だ!

どこへ携帯ショップがあるのか?

「君、君、ドコモショップを教えたまえ」


「おじさん、命令失礼じゃん!」

「君の大根足のミニスカの方が失礼だ!」


あの大根足でチャリをこぐのは、環境庁に連絡しなくては、名古屋の人は環境問題に疎いのか?


俺は素晴らしい感性の持ち主なので、困った時は犬のお巡りさんに聞く事にした。


携帯がなければ仕事や優華との連絡にも困る。


「ごめん、岩田と申す、ドコモショップを教えたまえ」

地図を出してギャギャ声でまくしたくられた。


「わからん!」

「とこの駅に行けば良いんだ、教えたまえ」


「失敬した!」


何故俺はここまで小間使いさせられなくてはならないんだ!」


♪♪♪

「優華!」


「ダメだ!充電がない」


何故名古屋は10歩歩けばコンビニがないんだ!

「うんちなのか、名古屋は!」


警察官から聞いた駅に向かうしかない。

本当に不便にもほどがある。

東京の岩田の関係者なら、多分笑い物だ!

今の岩田は、大嫌いなユニットバス。


風呂とトイレが一体化。

タレントで例えるなら、風呂は叶恭子で、トイレは叶美香なのか?



俺は叶姉妹と生活していると思えば、快適な生活を送れるかも知れない。


やはり岩田の感性は間違っていなかった。

やはり岩田の感性の優華を連れて帰りたい。

俺は間違いない感性の持ち主だからだ。

岩田はドコモショップに向かい歩きながら、自分の感性に確実性と、優華の月下美人に酔いしれていた。

No.77 15/01/15 10:23
ナルシスト ( 84wJh )

携帯ショップに足を運んだ。

岩田に足を運ばせるドコモは凄い根性の持ち主だ!


「ごめん!」

「いらっしゃいませ」


「携帯の充電なんだが」

「申し訳ありません、番号札をお取り下さい」


何?

番号札をこの岩田に取らせると言うのか?

一般市民のクセに俺に説教をすると言うのか?

業界では有名だが、一般市民には、岩田さん扱いされないのか?

この糞生意気な女は首にスカーフを巻き、はっきり言ってスタイリストからすれば、「ダサい」ファッションだよ、君は。


その顔なら、エキストラにもでれないよ。

「お客様、番号札で御座います」


「この番組は何の番号だ!」


「御説明内容の番号で御座います」

「少し訪ねるがあのキャラクターのキノコは頂けないのか?」


「ショップだけの陳列限定な物で、お客様にはご遠慮しております、誠に申し訳ありません」

「それは名古屋だけなのか、全国共通なのか?」

「全国共通で御座います、ブースが空きました、カウンターにご案内させて頂きます」


顔と洋服は残念だが、立派に仕事に打ち込む姿勢は認めてやろう」

「大変お待たせ致しました、本日のご用件は、充電器のお買い上げでしょうか?」


「コンビニで対応していたが、所詮コンビニの充電器に舐められたものだ!」

「やはり充電器は補助だけなので、メーカーの充電器をお勧めします」


「少しお客様の携帯をお見せ頂けますか?」

「三台ある、そんなに何故持っているのかは、聞かないでくれ、仕事なんだ!」


「お仕事お忙しいのですね、承知しました」

「違うショップに行き、失礼な扱いをされた」


「それは失礼致しました」


「では、お客様の個人情報からお伺い致します」

「お名前からお願いいたします。」


「岩田だ!」

No.78 15/01/15 16:34
ナルシスト ( 84wJh )

「岩田様、当店の御利用ありがとうございます」


「君、本当にありがとうと思っているのか?」

「はい、何か?」

「ありがとうございますは漢字だろう?」


「えつ?」

「誠意が伝わらないんだよ」

「誠に有り難う御座います」

「それなら、誠意が伝わる、初めからそうしなさい」


頑固親父にしては年は若すぎる。

業界での地位が岩田を勘違いにさせている。

「充電器のご利用との事で御座いますね」

「そうだ、簡単な話しだ!」


「念のために本人確認取らせて頂いておりまして、三台お持ちの携帯番号と、本人確認をお願い致します」


「充電がないに、どうして、番号が分かるんだ!」


「さようで御座いますね、すぐにバッテリー補充させて頂きます、免許証などお持ちですか?」


「充電器を買うのに何故必要なのか?」


「盗難の携帯防止で御座いまして」

「岩田が盗みをしたとでも言うのか、全国共通なのか?」

「お客様全て全国共通で御座います」

「あの小さなぬいぐるみを頂きたい、姪のめんまが喜びそうだ!」


「小さなストラップをプレゼントさせて頂きます」


「では、免許証を提示しよう」

「あのキャラクターは実にユーモアだ!」

「岩田様、本人確認が取れましたので、充電器を三個ご用件致します」

「たこあしではないのか?」

「お仕事にお使いなら、三個ご用件が良いかと」

いちいち時間ばかりかかる携帯ショップだ!

「お世話になった、君、その制服スタイリスト相談した方が良いと思うよ、では、」

岩田初めての携帯ショップデビューである。

あなたのお名前は?

岩田だ!

No.79 15/01/16 09:15
ナルシスト ( 84wJh )

「叶姉妹に会いに帰るとするか!」

「岩田様、お帰りなさいませ」

「君、なかなか叶姉妹も悪くないね?」

「えつ?叶姉妹様でいらっしゃいましか?」

「恭子に入りながら美香を眺めるのも悪くない、明日モーニングコール頼む、では?」


「かしこまりました、叶姉妹!????」


岩田は決してぶざけていない、読み手さんをおちょくってもいない岩田のキャラで岩田の性格を現す物語である。 

「どうして携帯ショップは、あれだけ時間要するんだ!」


「優華の一般人離れた頑固にはこの岩田もお手上げ状態だ、どうすれば仕事下さいの優華に戻るんだ!」

優華から連絡があったが、電源が切れていて、話す事が出来なかった、肝心な事を忘れ、優華の頑固な性格に1人勝手に考え込み岩田。


♪♪♪


「岩田だ! 由紀さゆりさんから連絡ありました、平井堅さんも!」


「だから何なんだ?」


「また、岩田さんのプロデュースお願いしたいと」


「東京に帰れば打ち合わせしょう」

「岩田さん? ユウスケです!頑張ってるよ!」


「ユウスケか?岩田だ、最近元気で役をこなしていて活躍は岩田でも良く評価しているよ」


「岩田さんのお陰やし、岩田に感謝してるで! 早く帰って来てよ、待ってるで」


「それでは、待っていてくされや、関西弁になりんすか?」

「へんな関西弁やし! また直人君と仕事出来るねん、皆さん可愛がってくれてる、鼻血出さんようになったから」

「そうか、良かった、では東京で会おう」

「電話代わるね!」

「岩田さん、プロデュースの件なんですが…」


ガチャン


「優華だ!優華の電話だ!」


いつまでかかってる優華からの電話を思い出すのに。


プルプル

プルプル


「岩田だ!今日電話に出れなかった、優華の用件から聞かせて貰おう」

「一度ゆっくり話がしたくて、正直私を連れて帰る望みは捨てて下さい」

「君はこの俺に叶姉妹とずっと付き合えというのか?」


「叶姉妹さんとお付き合いされているんですか?」

「ユニットバスに名前を付けているだけだ!」

「明日、お休みなので、私の意志をお伝えします」

少し期待していた岩田だった。

No.80 15/01/16 10:01
ナルシスト ( 84wJh )

「岩田さん、明日あま駅に喫茶店渚があります、そこに午前ですよ、朝の10時にお待ちしています、世間体もありますから、少し離れた所で」


「優華、渚とは、ばせいのスナックみたいな名前だな、気分が乗らないが、話をしよう、昭和ぽい喫茶店なのか!星占いはあるのか!ペーパーナフキンは折ってあるのか?」


「朝ですよ、朝お待ちしています」


プー


プー


「愛想のない女だ、岩田に楯突く女だ」

初めは優華のキツイ口調にイラっとしたが、岩田も名古屋と言うローカルで絡み人間的に成長し、一般人との交流に馴染み出して来た。


良く言えば器の広い人間になれたと言う。

テレビを見て一般人らしい岩田の仕業に没頭しよう。

「柏原よし恵の春なのにが、徳永英明がカバーするのか?」


「AKBがあの大学生は話していた、supremeを着ている、なかなかやるではないか!」


「俺が手がけたEXILEの〖Lovers Again〗これを中森明菜がカバーする、俺もなかなか良い感性の持ち主だ!」


この俺に馬鹿だと放つ優華はかなりの根性持ちなのか?


優華に舐められているなか?

「地方テレビは製作費は掛かっていないが旅番組は癒される物があるなあ?」

叶姉妹の世話になり明日優華と話し合いをしよう。

仕事では味わう事がなかった肉体的疲労に疲れ睡魔が襲ってきた。


渚と言う喫茶店に笑いがこみ上げて来た。

名古屋らしい愛嬌のある喫茶店だ!


東京に帰れば土産話に使え、俺の感性で、世に良い曲を提供しよう。


ゆっくり慣れないベットに入り眠り深くなった。


朝の早くに♪♪♪

びっくりした!

「岩田様、モーニングコールで御座います」

「これはいわゆるドッキリカメラなのか!」

フロントにモーニングコールを頼んでいた事すら忘れている岩田に、何故ドッキリカメラが来る筈はない。

岩田独特の感性である。

No.81 15/01/20 21:38
ナルシスト ( 84wJh )

びっくりして飛び起きたが、モーニングコールの時間を間違えてるのか?

名古屋のモーニングコールは共通なのか?

優華ととの待ち合わせの時間より早く目覚めた岩田だった。

叶姉妹に挨拶をした「恭子、美香、君達はセレブでも何でもない人間だ!」

叶姉妹の鏡を眺め無精ひげをホテルの装備されたカミソリで整えていた。

「やはりこのまま優華を待つ俺でいいのか?」

鏡に向かい話しかけたが返事はない。


「お前も岩田を舐めているのか!」

名古屋の鏡だからなのか!

全国共通なのか?

どうでもいい、俺は業界も、一般人と幅広く、付き合える器の人間だ!


汚れたスーツではなく、心を一つにさせる、作戦で普段気に着替え優華に再度、アプローチをしよう。

俺に会えるだけでも気絶する女は沢山いる。

優華はその俺になびかない、いわゆる舐めている。

段々その気持ちから、俺自身意固地になってしまっている。

「この携帯のストラップでなびかないか?」

昨日携帯ショップから取り上げたキノコのストラップを姪にと貰ったストラップ作戦である。


岩田にすれば、一般人とかけ離れ、このストラップは、一般人でもなかなか手に入らない商品と勘違いしていた。

業界ではまず手には入らない商品など存在しない、岩田の生活がいとも簡単に手に入る商品との誤差であった。


「では、優華に仕方ない、会いに行ってやるか!」

ロビーを通過した岩田。

「いってらっやいませ!」

「その挨拶は誰に対して話しているのかい?」


「お客様でございます」

「なら、岩田さんをつけなさい」

「大変失礼いたしました、岩田様」

「ちなみに聞くが、これは名古屋なのか、全国共通なのか?」

「多分全国共通だと思います」

「では、優華に会ってくる、これは全国共通ではないから」

No.82 15/01/20 22:44
ナルシスト ( 84wJh )

喫茶渚に笑いがでたよ、本当なあるんだ渚の存在が。

加山雄三のヨットをバックの背景のポスターなど貼っていれば岩田は「感性だ!実に素晴らしい」

と褒めてやろう!

時計を見ればまだ早く到着する事に抵抗があった。

岩田は一般人より時計の針は1時間はズレている、ましてや優華ごときのタレント志望に、わざわざ出向く程の役職ではない。

優華だから名古屋辺りをうろついてやっている。

そんな配慮も出来ないのか優華は?

あえてプライドを持ち10分遅れて渚と言う馬鹿げた名前の喫茶店に入った。

びっくりした。

自動ドアではない、この岩田に肉体労働をさせるつもりなのか?

舐めている喫茶、渚は、俺に挑戦状を叩きつけているのか?

ドアを開ける前に先に挑戦状を渡すのが筋ではないのか?

朝から肉体労働をさせられ、優華は椅子に座っていた。

また驚いた!

優華は笑いもせず俺の姿を確認した。

「何故笑い、岩田さんと言えないんだ!」

「約束時間過ぎたので、もう帰ろうと思っていました」

「なに? 」 (゚◇゚)ガーン

「君は俺になんと失礼な事を言うんだ!」

「もう、岩田さんとは、関係ないので」

こんな屈辱初めて受けた、なんだと、優華は俺に肉体労働をさせた上に関係ないと放した。


名古屋の一般人との交流で少し一般人の考えが理解し始めた岩田は男性として、大声をあげては、岩田の感性が崩れる。


「そんなに待たせてはいないはずだ!」

弱気を見せればつけあがる、今回は強い態度に出てやる。


「で、岩田さんは、何を目的なんですか?」


「何を言うんだ!」 (゚◇゚)ガーン


この女はどこまで根性が腐っているんだ!

「何を注文されますか?」

渚らしい小汚い、ウエートレスとはほど遠い老婆が水を運んで来た。

君はちなみに名古屋ではどんな存在なのか?

名古屋だからウエートレスが通るのか。

全国共通なのか?


「コーヒーを頼む!」

小汚いない、その銀のトレイは年代物なのか?

まあ岩田には関係はない。

「名古屋から東京に帰る気はないのか?」

そうなんです、岩田さん、帰れますか?

よし、世話をしてあげよう。

「もう未練ありませんから、岩田さんも帰って下さい」

「なぬ?」 (゚◇゚)ガーン

岩田に立てついて来るのか!

No.83 15/01/22 01:51
ナルシスト ( 84wJh )

「正直もう迷惑なんです!」

人生で迷惑と吐いた口はその口なのか?

誰かに操られ泣く泣く岩田にそんな事を言われている優華が哀れだった。


「遠慮しなくても構わない、君は岩田に緊張しているのか? リラックスしたまえ!」

「リラックス過ぎるくらいですよ」

笑っているように見えるが、本当は心の中で泣いているかも知れない。


常に岩田に憧れていた優華だ!

「一応優華とゆっくり話したい」


「だ・か・ら・もう構わないないで下さい」


その、だ・か・ら・これは名古屋の伝統言葉なのか?


「今日は会社の話を聞いてやる!」

聞いてやる立場もあまりない岩田からのプレゼントだ!

「岩田さんには所詮分からないから結構です」


何この岩田のプレゼントを返却してきたのか?

馬鹿にされているのか?

「どんな仕事を一般人はまかなっているのか?」

「簡単に岩田さんに、説明するなら、照明さんみたいな仕事ですかね? ほどとおいですが」


「優華には合った仕事ではないか!」

「ただの件品の流れ作業ですよ」

「流れ作業とは、流しそうめんと同じなのか?」


「話になりませんよ」

呆れているのか、岩田が分からないと馬鹿にしているのか?


「コーヒーお待ちました」

名古屋で言うローカルウエストレスがコーヒーを持って来た。


「君、君、グラスが欠けているが、名古屋なら普通なのか?」

「欠けていない所から飲んで下さい」

「なぬ?」

優華に舐められそれ以上に渚のウエストレスに舐められたのか?
 
「岩田さんには申し訳ないけど、東京は捨てました、私は地道に地元で頑張ります」

それは岩田にとって関白宣言と同じであった。

No.84 15/01/22 22:36
ナルシスト ( 84wJh )

「岩田が名古屋にまで足を運び叶姉妹との同居生活においおいと帰る訳には行かない」

「なら、どうすれば、お帰りになるんですか?」

「君が岩田に恥をかかせないのなら」

「だ・か・ら・どうすれば帰るんですか? 正直岩田さん、御自分の首も飛びますよ」

なに?

名古屋では共通以外、賞味期限切れればサムライごときが現れ首を斬られるのか?


「変な事考えてるでしょう、岩田さんなら」

やはり舐められてる。

「お・れ・は・一度名古屋の仕事をしたまえ!と申してるんだ」

「やっと一般人に戻ったんです、静かにして頂きませんか?」

いたって静かなんだが、やはり名古屋の静かには、違うのか?

関東なら母さんだが、関西では、おかん。

名古屋の静かは、関東では応援なのか?

分からない、実に地方弁は、分からない。

「その優華の気持ちは嬉しい」


「はあ? 何の気持ちなんですか?」

「岩田が1つ名古屋での仕事を君に与えよう、流しそうめんではない」


「休みなら、ただ家族には内緒ですよ」

「五十嵐君の仕事を頼んで見るから、挨拶に行きなさい」

「命令口調なんですが?」

「行きたまえ」

「凄く感じ悪いですね、岩田さんは!」


感じ悪い?

感じ良いの反対言葉だが、裏を返せば照れているのか?

「今度一緒に挨拶に行くから」


「はい、はい、はい」

はいは一度で良いはずだが、三回繰り返せすと言う事はやはり感謝していると捉えよう。

「では、この日のこの時間に待ち合わせだ」

五十嵐君から貰った名刺に日時と時間を書き優華に渡した。

「渚のウエートレス、世話になった」

「お金はいくらかなあ」

「780円です」

「欠けたコップ代金は引いてくれ!」


「もう結構です、私が払います、疲れます」

「女に払わす事は出来ない、恥をかいた、千円でお釣りはここの改装費に当てなさい」

「では、約束の時間に会おう」

やっと動き始めた優華、頑固者で、俺を舐めた優華は、必ず後悔するであろう。

No.85 15/01/23 16:49
ナルシスト ( 84wJh )

やっと頑固な優華とのアポは完了した。

「お帰りなさいませ」

「君は朝の女性とは違うが、どういう関係なんだ?」

「朝と夕方のスタッフの違いで御座います」

「誰にお帰りと話しかけているんだ?」

「お客様で御座います」


「君達に伝えよう、今時間があるから、教えてあげよう」

「はい?」

「僕の名前は岩田だ、お帰りなさいませ、岩田様、この名前が大切なんだ、テイクワンから始めよう」

岩田はさっき入って来た場所に戻り自動ドアから入り出した。


「お帰りなさいませ、岩田様」

「何故、2人いるのに、ハモれないんだ? テイクツー」


「お帰りなさいませ、岩田様」

「出来たではないか、この業界では、君達は素人だ!」


「はあ?」

「岩田は横になる、静かに頼む」

さよならと後ろ姿をロビーに手を振り、去ろうとした。


「馬鹿者!」

「はい?」

「部屋のカードがないではないか!」

「誠に失礼致しました」

「それはテイクワンだな!」

「申し訳御座いませんでしたか」

「今の感じはブラボーと言える感じで良かったよ」

と褒め部屋に戻っていった。


「あの人何者なの?」

「あんな事して、疲れないのかなあ?」

「一応マネージャーに報告しとこうか?」

「もしかして頭可笑しいんじゃない?」

「ブラックリストだよ」


そんな事言われているとは知らず、プロデュースした感覚の岩田は優華とのアポと育成プロデュースに満足していた。

No.86 15/01/24 22:02
ナルシスト ( 84wJh )

素人に常識を教える事自体岩田には疲れる行為である。

ユニットバスの扉を開き。

「恭子、美香、今帰った、恭子には、悪いが、美香に座るぞ、岩田に感謝しなさい」


プル

プル

岩田は若者のあの言葉の、あいつウンコだな、のウンコ中であった。


岩田には考えられない、ウンコ中のスタイルにホテルのテーブルの携帯が鳴った。

「君!今ウンコ中なんだよ!」

プル

プル

スタッフいないのか!

恭子電話取りなさい!

プル

プル

「美香まだ居なさい」

「岩田だ!」

「岩田さん、今よろしいですか?」

「君はウンコだな!」

「ウンコですか?」

「若者は今糞とは呼ばない、ウンコなんだ!」

「今日♡♡オフィスから岩田さんとの打ち合わせの話を聞いて来ました。」

「♡♡に言っておきなさい、君もウンコだと!」


「それと、Breatheさんがツアーの件ですが」

「Breathe君が名古屋に来れば寄りなさいと伝えてくれ」


「君、Breatheだね?ブリーフじゃないだろうね!」

「Breatheのライブです、そしていつお帰りですか?」

「シルエットが帰るまで、そして名古屋人を全国共通にするまでだ!君はウンコだな!」

「♡♡オフィスどうしますか?担当は岩田さんなので」

「では、Tiamoで頼む」

「岩田さんTiamoだけじや」

ガチャン

「おいそれ美香との時間すら取れない」

名古屋やせわしいのか?

ドッキリカメラなのか?

「美香の用事は途中になってしまった」

プル

プル

「岩田だ!」

「岩田さん、ユウスケです!」

「ユウスケはウンコか!」

「お前はウンコやなあって言われます!」

「君の感性は素晴らしい、そうかユウスケはウンコなのか!」

「はい、よくおかんに言われました!」


「では、supremeはやはりコラボだと思うか?」

「はい、コラボはなかなか手に入りません」

「実に素晴らしい」


「岩田さん、実は…」

ガチャン


さすがあの若者とユウスケの感性に気が付いた岩田は凄い!

No.87 15/01/25 10:42
ナルシスト ( 84wJh )

次は恭子が美香にやきもちを妬きそうだから、恭子をお供にしてやる。

プル

プル


「岩田様、お荷物が届いております」
 
「君の対応は実に素晴らしい、名前は?」

「吉田と申します」

「名前と聞かれたらフルネームだと思うが」

「テイクワンで掛け直しなさい」

プル

プル

「フロントの吉田菜々子で御座います、岩田様宛てにお荷物お預かりしております」


「爆弾ではないのか?」

「東京のオフィス事務所から、衣類と記載されております、爆弾テロではないと思います。」

「取りに行けば良いのか、ホテルサービスなのか?名古屋の式たりを教えてくれ」

「サービスでお部屋までお持ち致します」

「それは有り難い、三つ星ホテルと宣伝してやろう」


コンコン

「今のもサービスなのか?」

「お客様の合図で御座います」

「合図は全国共通なのか、それとも独自の判断のサービスなのか?」

「お客様が快適にお過ごして頂くサービスで御座います」

「君の対応はテイクワンだが、業界は諦めてくれたまえ」


「はあ?では失礼致します」

岩田が頼んだスーツとネクタイや靴下など雑学用品だった。


プル

プル

「忙しいんだ、叶恭子の約束なんだ」

「岩田さんのスケジュールどうしますか? 岩田さん居ないと、事務所も困っています」

「代役に任せるから」

「今度JUJUさんのレコーディングなんですが、彼女岩田さんご指名なんです」

「彼女に、この夜を止めてよと伝えてくれたまえ」

「早くお帰り下さいよ」

「一言、ふたつの唇でお願いする」

「岩田さん、途中で電話切らないで下さい」

ガチャン

「さあ、恭子君の出番だ!」

優華の仕事の第一歩に相応しいスーツを選び、

素人諸君の有名な番組を見ていた。

「この杏は良い演技している、この藤本隆宏、帰れば使いたい役者だ!」

チャンネルを変えた。

「なぬ、ガキの使いだと、そのガキとは、子供を指しているのか? そのガキにも名前はあるはずだ、司会者の君達、ガキの名前も書きなさい、岩田と完成が違うぞ、君達は業界では失格だ!」

No.88 15/01/25 15:48
ナルシスト ( 84wJh )

「やはりこの作者は見直しをしているのか? 実に誤字が目立ち過ぎた!君、小説家を目指しているなら、ハッキリ伝えよう、君は脱落者だぞ!」

俺は色々なアーティストのプロデュースも手掛けている。

ホテルの引き出しを開けた。


「なんだこれは? 聖書ではないか?」

パラ

パラ


「素晴らしい事が書かれているではないか!」

「ふむふむ、あなたは神を信じますか?」


「紙は信じるが死んでもいないのに、生きている人間に聞くのは可笑しくないか?」

「死ねば神になるのか? 何故天国と地獄と分かれているのか?」

聖書に話しかける岩田。


「君、神とはどの様な構成なんだ?」

「このメモは無料なのか、聖書も無料なのか?」

プル

プル

「フロントで御座います」


「君は神を信じているなか?」


「お客様、申し訳御座いませんが、御質問の意味が分かりかねません」


「引き出しに聖書が入っていた、これは無料なのか?」


「お部屋でおくつろぎ頂いているお時間にお読み頂ければと言う意味で御座います」


「だ・か・ら・無料なのか聞いているんだ! 名古屋だけ無料なのか、全国共通なのか?」


「室内のサービスだけで御座いまして、無料とも有料とも、どちらでも御座いません」


「君の見解なのか?」

「持ち出しはご遠慮して頂いております」

「君の見解など聞いていない、上司を呼び説明してくれたまえ!」

「かしこま…」


ガチャン


「馬鹿げた説明だ!待っている間に、「君が好きで」この歌詞を考えよう」

フロント内では申し送りに岩田ブラックリストと赤ペンで要注意人物と書かれていた。


「マネージャーまたあの男性のお客様です、聖書は無料か有料か、全国共通なのか聞いて来てます、説明をしろと」


「嫌だよ、あの意味不明なお客様には、対応しかねるよ、あのお客様は何物なんだ?」


「岩田だ!」

No.89 15/01/26 00:52
ナルシスト ( 84wJh )

コン

コン

「誰だ!」

「フロントマネージャーの高橋正人と申します」

「君はフルネームだ、よし入りたまえ」


「聖書の件での御質問で御座いますね」

「君は良く分かっているな、丁寧な漢字に感心した」


「岩田様、聖書はお部屋でごくつろいの海外の方の為に置いておりまして」


プル


プル


「電話は入った、帰って良い!」


「えつ?」

「岩田様、御説明は?」


「電話が鳴ったからもう構わない!」


「はい?」

「もしもし岩田だ!」

フロントマネージャーは呼び出され、1分もしない内に部屋から出された。


「岩田って男性何物なんだ?」

首を傾げ帰るマネージャー。

「ああ、EXILE三代目の「Best Friend Girl」は「Breathe」君に歌って貰っても構わないぞ!」

「岩田さん待ちの打ち合わせ沢山来ています」


「私は月下美人~を連れて帰ればすぐに解決するんだ、あの喫茶店が証明してくれる」


「どの喫茶店ですか?」

「グラスが欠けていた、改装費を寄付して来たんだよ!」


「その月下美人を何とかなりませんか?」


「何故歌わないんだ?」

岩田の性格を良く知る事務所関係者。



「私は月下美人~」


「少し音程が悪いが、君は素人だから」

「本当に困っています、ユウスケの事もなりますし」

「ユウスケは今居るのか?」

「はい、変わります」

「うんこです、supremeコラボですよね?」

「ユウスケ、君はブラボーにコマンタレブーを付けてやる、やはり岩田の感性だ!」


「俺配役の主役もろてん」


「そうか、やはり関西人はヒョウ柄押しだ!」

「うちのおかんはヒョウ柄と違います」

「そうか、何柄なんだ?」

「鶏ガラです」

「良いダシを取るのか?」

「ただの見返り美人だけです」

他の人の話は聞かないが唯一岩田が話すのは、鼻血青年のユウスケだった。

ユウスケは岩田をこよなく信頼し、また岩田もユウスケの父親的な存在であった。

デビューから岩田の事を尊敬し、岩田のフォローで、這い上がった青年だから。

お互いの感性も似ているのだろう。

No.90 15/01/27 00:00
ナルシスト ( 84wJh )

「岩田さん、早く帰って来てくださいね」


「ユウスケ君には岩田がついている、君に捧げよう「待ってて」この歌詞も岩田だ!」


「あざす!」

「主役級になれば直人君に近づいてたのだね」


「直人さんは、浅井さんがいるから~」


「どうしたんだ?ユウスケらしくないじゃないか!」

「直人さんみたいに浅井さんが隣りにいて欲しいです、岩田さん」


「ユウスケ、なら聞こう、ユウスケは同性愛者なのか?」

やっと、やっと、疑問に思っていた、ユウスケのカミングアウトだ!

「同性愛者って何ですか?」


ドテ

「男性がだなあ、男性を好きになるって事だ!」


「僕、岩田さんの事メチクチャ好きですよ」


(゚◇゚)ガーン  (゚◇゚)ガーン


やはりユウスケは同性愛者なんだ!

「ユウスケはケツの穴は好きか?」


「肛門の事ですよね?」

「肛門と言っても水戸黄門ではないぞ!」


「それいただき~」

「えつ?」 (゚◇゚)ガーン

やはり肛門が好きで欲しいのか?

「待っています、ケツ洗って」

(゚◇゚)ガーン  (゚◇゚)ガーン


ケツを洗うなどとユウスケには会えなくなってしまった。
 
東京に帰ればまずは抜きに行きたいのだ!

「ねえ、ねえ、岩田さんさすがなんです、肛門の話ししたら水戸黄門なんて、そのネタ頂きました」


「良かったね、岩田さんはユウスケの話なら聞くんだよな」

「岩田さんそんなにスケジュールに穴空けて大丈夫なんですかね?」


「名古屋で打ち上げしないといいんだが、これでも岩田ファミリーは支えてんだよ」

「岩田さんが何かすればどうなるんですか?」

「もう、ギリギリの境かなあ?」


「どうなんの?」

「クビ、業界から追放だよ」


「マジで、僕は、岩田さんは?」

「ユウスケは大丈夫だよ、ただ岩田ファミリーは解散だよ」


「なんで、なんで、岩田さんはその女性を追いかけてんの? 意味不明やし」

「昔から言ってたシルエット女性だから、岩田さんには特別なんだろう?」


「僕より大切なん?」


「ユウスケは別の存在だと思うよ、信じて待っていよう」

周りのスタッフに囲まれている岩田ファミリーの事など心配する事はない岩田。


ユウスケのケツの穴  (゚◇゚)ガーン

No.91 15/01/28 04:47
ナルシスト ( 84wJh )

さて、少し散歩でもしょう。

フロントは岩田の通過にピリピリしていないか?

東京では有名な実力的存在だから。


「来たわよ、ブラックリストが」


「行ってらっしゃいませ、岩田様」

「やれば出来るではないか、君達は姉妹か?」

「いえ、違いますが、似て居ますか?」

「まあ、まなかな程ではないが」

「お気を付けて」

「君達、俺が交通事故でも合い楽しいのか?」

「一応ご心配で、これは全国共通で御座います」

「漢字変換は誠意を感じるな、岩田の感性だ!」

自動ドアが開いた。

少し散歩も良い歌詞作りに役に立つ。

散歩の老人に出くわした。

「そこの男性の犬はソフトバンクの犬なのか?」

「違いますよ、見た目似てますが」

「いや、やはりソフトバンクのお父さんだな」

「違いますよ」

「その犬は、しゃべりのか?」

「ワンしか話しませんよ」

「君の携帯はやはりソフトバンクなのか?」

「auです。’

「ソフトバンクの犬を連れてauとはソフトバンクに失礼ではないか?」

「白い犬を連れてるなら、ソフトバンクにしなさい!」

「上戸彩に会ったのか」

「あなたね、白い犬を連れている人が皆さんソフトバンクじゃありませんよ」

「君に伝授しよう、名古屋なら統一しなさい」

「しつこいねあなたは」

「俺はあなたではない、岩田だ!」

「はい、はい、考えおきます」

「名古屋の一般諸君、全国共通の運動に心がけなさい」

「その犬は、うんこ、なのか?」

「散歩の度にうんこ四回しますよ」

「かなりのうんこだな!」

「あなた、嫌、岩田さんは何物何ですか」

「一応作詞家だ、新曲はうんちだよ、」

「Breatheのshahapinesu聞いてくれ失敬」

またまたチワワだな

「君、昔CMに登場したチワワかね?」
 
「こいつはただのチワワです」

「こいつとは失礼だよ」

「なんですか!いきなり」

「名前で読んで上げなさい」

「マロンです」

「栗の名前からつけたのか?」

「いえ、適当です」

「意味の名前がマロンなら嫌ではないか?」

「はあ?」

「名前は適当は名古屋限定なのか? 君の適当なのか?」

「あなた、誰なんですか、人の犬にいちゃもん付けて」

「なら名前を考えてやる、この犬は今日から岩田だ!」

「岩田ですか?」

「今日から岩田だ!」

No.92 15/01/29 23:42
ナルシスト ( 84wJh )

「あの岩田帰って来たわよ~マネージャー」

「嫌だよあの岩田、対応してくれよ!」

岩田はホテル関係者に岩田扱いされていた。

「お帰りなさい、岩田様」

「名古屋はなかなか質が良いうんこ達だった」

「フロントの君」

「伊藤結香と申します」

「伊藤結香君、君の自宅には犬は居るか?」

「はい、コーギーが居ます、名前はさくら、ひらがなで御座います」

「そこまでの話はなるなら個人情報保護法が適応になるから、人には話してはいけないよ」

早く通過してよ岩田め!

「君の家庭は携帯は名古屋共通なのか?」

「君は家族割りとそんなシステムは名古屋共通なのか!」

「家族割りは全国共通に御座います」

「携帯3台持っているが、名義が1人でも家族割りは適応なのか?」

「分かりかねません、携帯ショップなら対応可能かと…」

「ホテルの質問の項目に記載しろと言いなさい」


「大変申し訳御座いません、上席と審議させて頂きます」

「では、うんこに宜しく」

岩田が離れる事を確認して慌ててフロントに問い掛けた、マネージャー。

「岩田と何話してたの?」

「携帯の家庭割りが何とか」

「岩田が個人情報って言ってよな?」

「うるさいでしょう、フルネームや、漢字変換に」

「いつまで滞在するんだろう?」

「岩田対応にお給料上げて貰わないとやってられませんが」


「もうすぐに一度会計請求するからそれまで待ってよ」

「プロデューサーか何だが知らないけど、早く名古屋から出て行って欲しいわ」


「伊藤結香君、忘れていたよ」

「プロデューサーでもあり、作詞家なんだよ、岩田は」


「…………」

「岩田様、お耳は良い調子で御座いますか?」

「耳は感度O.K.で全てテイクワンだよ、失敬」

「今の岩田、岩田の呼び捨ても全て聞いてたのかも!」

「再度、話すが、岩田を岩田と話す事は岩田では良いが、全国共通ではない」

「岩田は構わない、広い器の岩田だが、全国の岩田は知らんぞ」

しかし岩田は岩田だ!

やつと出番が来た岩田、さてこのページだけで、何度岩田と話したのか、数えるくらい、岩田は岩田だ!

No.93 15/01/31 12:07
ナルシスト ( 84wJh )

「恭子、美香、実に退屈だ、名古屋はうんちだな」

テレビのリモコンのボタンをスイッチワン

「ミュージックフェアーではないか、Ma・J君何故君はありのまましか歌わない、岩田が手掛けたあの歌は嫌なのか! 

平井堅君、君とのコラボは最高だった、実に楽しかった、かなり変わり者の君だったが、郷ひろみ君、君もしぶとく頑張っているよ、僕のあの曲気に言ってくれたかね、Juju君有線の優秀賞2年連続おめでとう、君に僕に感謝しているだれうね、何故、何故、僕がプロデュースする「Breathe」多田和也、宮田慧、どうしたんだ、君達の実力は岩田が認めているんだ!

いい加減にして!!これはどこかで使っている、いわば岩田がパクりになるから、小声で話そう」



プル

プル


「岩田だ!」

「優子です」

「明日ですが」

「何の事だ?」

「はあ?」

「はあ?とは疑問と捉えるのか?驚きとも言える」

「どちらも+馬鹿も付け加えます」


「馬鹿とはなんだ、名古屋まで来て馬鹿とは!」


「明日挨拶に行けばいいんでしょう?」

「どこへだ?」

「何考えているんですか!呆れました」


「こちらが呆れるよ、どこに行くんだ?」


「五十嵐さんの事務所ですよ」

「君は僕に恥をかかせるのか!五十嵐と言えばいいんだ!」

「では、明日現地で」

「現地はどこだ!」

「岩田さんが名刺をくれた先ですよ」


「名刺を渡したので場所が分からない、優華迎えに来てくれ」

「岩田さんは勝手ですよね、辞めた私を追いかけ、業界の頃は無視しておきながら、今更また挨拶にいけだなんて、その上迎えに来いだなんて、いったい岩田さんは何者おつもりですか!」


「岩田は作詞家とプロデュースだ、君は知っているだろう、優華は僕はただの一般人だと思っているのか!!」


「話が噛み合いませんから、迎えに行きますが、五十嵐さんに連絡して居るのですか?」


「連絡先を教えなさい」

「今度は命令口調なんですか?」

「命令ではない、丁寧と言う」

「挨拶だけですから、お願いしますよ」

「無料の紙に書くので、連絡先言ってくれ」

優華が初めて動いてくれた、五十嵐君への挨拶に、岩田は一歩前進した。

No.94 15/02/02 20:31
ナルシスト ( 84wJh )

「本当に世話がかかる女だ!」

「恭子に入り美香を眺めるのも悪くない」

「何故ユニットバスと言う名前なんだ!」

「まなかなバスでも、あみんバスでも良いじゃないのか?名古屋だけなのか、全国共通なのか?」


プル


プル

「携帯歩きなさい!ドコモなら歩けるはずだ!3台持っている岩田だ!」

プル


プル


「ソフトバンクの犬は話すのに、ドコモは歩かないのか?」


プル

プル

「ふるチンなんだ、空気くらい、読め!」

「……」


「泣きやんだのか?」

シーン


「シーンとはどんなシーンなんだ?」

「恭子離してくれたまえ、岩田を1人占めしたい気持ちは理解しているが、君はセレブではない!」


「ナルシストの同級生なだけだ!」

「卒業アルバムでは、君は行方不明者だ!」


「バスタオルが何故そんな所にあるんだ!」

「美香、君が取りなさい、美香はうんこだ!」


「プロデューサーの岩田を舐めている、実に名古屋はうんこだ!」


ドテ

ドテ

「何故、何故、電話が鳴らないんだ!」

「ドコモ君解約してあげるよ!ドコモのキノコは毒キノコなのか?」

プルプル


プルプル


「岩田さん、ユウスケです、何してるの?」

「ああ、ユウスケか、今豪華客船に乗った所が!」

「さすが岩田さんはする事がちゃいますね?」


「ユウスケ君、ちゃいますとは、チャイなチャイって事かね?」

「関西弁で違いますって事です!」

「君は実に感性が良い、やはり売れる筈だ!」

「岩田さん、一番早く伝えたくては…」


「女でも出来たのか?」

「僕は岩田さん、一筋ですから?」


(゚◇゚)ガーン (゚◇゚)ガーン


「い、い、岩田の肛門狙いか?」

「はい、水戸のご老公様ですよ」


ユウスケの隣りにいた、スタッフは。

「ユウスケ、冗談はそれくらいにしてあげなよ、岩田さん、マジな人だからさ」

「岩田さん」


「………」

「岩田さん?」

「時間をくれたまえ!」

このセリフぱくりなのか?

No.95 15/02/05 17:42
ナルシスト ( 84wJh )

「おはようございます」


「おはようございます、すいません、こちらに泊まっている岩田さんお願い致します」


フロントの女の子は。

「岩田さんって、岩に田んぼの田の岩田様でしょうか?」


「あの頑固で変わり者の岩田さんです、私は優子と言います、岩田さんを迎えに来たとお伝え下さい」


「し、し、し、少々お待ち下さい」


フロントからマネージャーの所まで走り出したフロントの女性。


「マネージャー、マネージャー、大変火災より大変が出来事が来たの!」


「どうしたの?」

「あの、あの、岩田に女が来たの!」

「またまた、悪い冗談よせよ!」


「優子だって、本当なんだから!」

「オカマじゃないのか?あごがひげ剃り後なかった?」


「それが綺麗なんですよ、あの岩田ですよ!」


「俺が応対してくるよ」

優子の前に立つマネージャー。

まじかよあの岩田だよ、この女もソフトバンクなのか?

全国共通の美女だよなあ?


「いらっしゃいませ、岩田様で御座いますね」

「はい、優子が迎えに来たと伝えて下さい、ロビーで待って居ますから」


あの岩田とどういう関係なの?

綺麗な女性だよなあ?

岩田は何者なんだよ、この女性岩田に洗脳されてるのかなあ?

岩田詐欺だったりして。


プルプル

プルプル 

「岩田だ!」

「岩田様、ロビーに優子様と言う女性がロビーでお待ちです。」


「君、優子と言う女性だと話したな?」


「君は優子と言う男性を知っているのか?」

「いえ、そう言うつもりではありません」

「なら、優子と言うのは、全国共通の女性ではないのか?」


「はい、そうでございます」

「何故、ございます、が漢字ではないんだ!テイク2だ!」


「はい、そうで御座います」


「初めからそうしなさい」

「優子と言う全国共通の方がお待ち…」


ガチャン


プー

プー


「あの人自分勝手でしょう!」

「少しだけですが、個性の強いお客様です」

「岩田の馬鹿、早く下りて来てよね!」


「お客様は岩田様とどのようなご関係ですか?」

「昔の知り合いな変な奴!」


「優華何故お世話になった恩人だと言わないんだ!」


「優子が優華???」


「岩田様、こちらの女性は優子、優華?」


「岩田だ!」

No.96 15/02/10 20:00
ナルシスト ( 84wJh )

「岩田さん、調子こかないで下さいね!」

「調子はこくものなのか、屁はこかないのか?」

「どうでもいいですから、早く行きますよ」


「五十嵐君に会えるんだな?」

「岩田さんがアポ取ってないんですか!」

「テイクオフだ!」


「五十嵐さん居ないなら何しに行くんですか?」


「ドコモに確認しよう、少し待ちたまえ」

プルプル

プルプル


「五十嵐君居るかね? 岩田だ! 今から月下美人とそちらに向かうから、待機していなさい」


「テイクワンダブル!」

「本当に一度だけですよ、今回だけにして下さいね!」


「タクシーで行こう!」

「はい、お客さんどうぞってか!」

「優華乗りなさい!」

「俺さあせっかちなんだよなあ!どこまで行くんだよ!」

「君ノリが軽いね?」

「真鈴パフエ待たしてっから!」


「実に下品だ、感性の欠片もない!」

「岩田さん、人の作品に入るの止めてくんない?」

「いつ、どこで、誰がだ!」

「探せば分かるんだろうがー」


「すいません運転手さんと岩田さん、お知り合いなんですか?」


「知らん、岩田はこんな下品な男は知らん」

「あんた出番がないから、人の作品入って来ただろーが!」


「岩田さんそんな事したんですか、著作権に引っかかりますよ?」


「優華降りたまえ、最低な、無礼な運転手だ!」

「名古屋まで来てやってんだろーが、俺も忙しいんだよ、早く着いてやるよ!」


「岩田さん、これは特別コラボなんですか?」

「優華、そうだ、イベントのページだ!」

「ほい、お二人さん、その綺麗な女の人抱かせろよなてか!」

「釣りは要らないから、さっさと消えなさい!」


「ありがとうよ、おっさんキッチリじゃねーかよ!」

「テイク20だ!」

「あの人と岩田さん何故か似てますよね?」

「優華、実に不愉快だ、優華もテイクアウトだ!」


「ごめん、岩田だ、五十嵐君を頼む」

「少しお待ち下さいね」

「優華五十嵐君に挨拶したまえ!」

呆れた顔の優華。

「何1人で盛り上がってんのよ、不愉快だ、実に不愉快だわ!」

「岩田さん先日は、どうもでした」

「テイク2だ、やり直しだ!」

No.97 15/02/12 09:19
ナルシスト ( 84wJh )

「岩田さんようこそ、テイク2だ!」

「はい、はい」

「はいは一度でいい、2回繰り返すのは、相手を馬鹿にしているのか、舐めているのか、これは全国共通だ!テイク2だ?」

「五十嵐君にお願いする、岩田だ!」


「岩田さん、お待ちしておりました、さあ、お入り下さい」

「初めからそうしなさい、これが岩田のプロデュースの月下美人の優華だ!」

「さすがに東京の女優さんですね、お顔もお綺麗です」

「岩田の感性に間違いはない、実に勿体ない女優だ!」

お茶どうぞ!

「岩田さん、うちは地方で、小さな事務所です、その優華さんのレベルの高いお仕事を探せるか?」
「名古屋なので承知してる、優華に似合う仕事なら、引き受けよう。」


「岩田さん、挨拶の話しだけではなかったのですか?仕事の話は聞いていません」

「これが優華のプロフィールだ!」

「分かりました、お仕事の御連絡させて頂きます」

「優華に魅力的な仕事頼む、君の名刺再度岩田によこしなさい」

「優華、五十嵐君に、お願いしますだろ?」

「私は一般人なので、仕事の空いた時間だけですよ、そして優華としての最後のお仕事に、させて頂きます、そして岩田さんは、東京にお戻り下さい、岩田さんと最後のお仕事にさせて下さい」

「けしからん、まさしくけしからん」


「岩田さん仕事入れば御連絡します、ただ仕事内容は小さな事務所なので期待しないで、下さいね」

「君のうんこレベルで良いぞ」

「うんこレベルは酷いです、まあ頑張ります!」

「優華なら、五十嵐君事務所から売り出して、東京に帰る目的が出来ただけでも、ブラボーだ!優華あの世界を思い出せ、岩田の感性の優華だ!自信持ちなさい」

挨拶とプロフィールを託し、五十嵐君の連絡を待とう。

「岩田さんムチャなお仕事は迷惑なんです!」

「君には沢山失礼した、お詫びだ、岩田からのプレゼントだ、感謝しなさい」

岩田と優華のコラボに初めて最初の仕事デビューに出会った。

「優華、仕事をすれば、思い出す筈だ、業界では、シルエット女優の優華に、再度東京に連れて帰り!優華はまた業界に戻りたくなる、その気持ちを復活したかった」

岩田の気持ちが通じて居るのか、自己中には分からなかった。

「優華仕事は楽しいぞ、また君なら開花できる月下美人として」

「迷惑なのに……」

No.98 15/02/12 23:03
ナルシスト ( 84wJh )

「優華君はやはり次に行こう」


「はあ?岩田さん五十嵐さんだけじゃないんないのですか?」


「岩田とのデートに感謝しなさい!」


「帰りたいんですが……」


「もう1件付き合いなさい、東京で言う同伴出勤だ!」


「私はホステスじゃありませんから!」


「すぐ近くにモデル事務所がある、覗いてあげなさい!」


「すぐに帰りますよ、岩田さんのお世話嫌です」


「岩田ファンが多いんだ、感謝しなさい!」

「岩田だ!」

ほら嫌そうに呆れ顔の受け付けの女性は見ているわ。

「岩田が来たと、松本君に伝えなさい」

岩田さんのその堂々としたその態度が羨ましいわ。


「岩田さんおひさしぶり」


「岩田一押しの優華だ!」


「はじめまして、優華と言う素人です」


「モデルの担当しています松本です」


「どうかね?岩田の感性は」

「やはり綺麗な優華さんですね、東京でも通じませんか?」


「この変わり者優華が名古屋から出ないんだ、松本君、君から説教してくれたまえ!」


「それは本人さんの気持ちですから……」


「君も変わり者だな!」

岩田さん、あなたが一番変わり者なのよ。


「一応お仕事ならカタログくらいしかないですね、今はこちらの世界でもギャル系が人気ありまして……」


「なら、優華に制服着せなさい、少し岩田の趣味も絡めてやる」


「それは勘弁して下さいよ、ムチャですよね、岩田さん冗談上手いんだから!(笑)」

「君、岩田を舐めているのか?」


「冗談じゃ……ないんですか?」

「冗談は、君の松本君の顔だけにしなさい!」


「すいません、岩田さんの性格なんです」


「これは優華のプロフィールだ!預けて置くので仕事渡しなさい」

「すいません、よろしくお願いします」

「松本君、岩田は忙しいので、じゃあ!」

「岩田さん、うちの新人のことはです、名古屋中心にモデルさせています。」


「ことはです、よろしくお願いします」


「君、ことは君、いたしますが漢字ではない、テイク2だ!」

「よろしくお願い致します。」

「初めからそうしなさい!東京に来るなら、岩田を訪ねに来なさい、君は料理は嫌いなのか?」


「肉じゃが炊けません」

「テイク50だ!」

No.99 15/02/13 21:28
ナルシスト ( 84wJh )

「優華君に仕事依頼がくれば君の好きな時間や空いている日にちにアポ取り、仕事続けなさい、困った事があれば連絡しなさい、岩田はマージンなど中抜きなど小作な事はしないから、優華の小遣いに使いなさい」


「優華の健闘を祈る!」


私から離れて行った岩田さん。

東京にいた頃より少しやつれ、目の輝きがなく、私を払いのけるパワーが無くなっていた。


偉そうだけど憎めない、名古屋まで迎えに来てくれた、これは感謝しています。


でも今更東京になんて帰れない、夢で何もかも捨てた私には予想以外に世間は冷たかった。


もうこれ以上岩田さんを名古屋に置いておく事が東京に帰れば岩田さんのポストが無くなる事くらい分からないのかしら?


本当に単純でいつまでも「岩田だ!」付き通せると思っているの?


嫌いで素っ気なく、人の事全く考えていない、岩田さんだけど、憎めないのよね。


馬鹿じゃない?

私を追いかけ事務所に迷惑掛けてまで、地方まで追いかけくれた岩田さん。


それだけで気持ち伝わったんだけど。

あの業界の岩田パワーならどこまで着いてくるのか!


仕事休んで私も馬鹿みたい!

親に肩身の狭い思いしながら生きる事も辛いけど、再度芸能界には帰れない。


「何がマージン取らないよ、そんなギャラくれないわよ!」


帰り道1人迷いながら考えていた。


私が岩田さんに思う気持ちは、早く必要とされる間に東京に帰って!

本当に岩田さんを慕い必要な人達がまっているから。

そして岩田さんには名古屋は合わない。

ここは岩田ワールドじゃないの。

「岩田だ!」

通じる場所じゃないから…

No.100 15/02/13 22:43
ナルシスト ( 84wJh )

「これで優華も東京の土が踏みたくなるはずだ!」


「君、そこの中学生の君だ!」

チャリに乗っている青年に声を掛けた。


「君は芸能界に入れるとなれば気分はどうだ?」

「詐欺ですか? 僕はむりですよ~」

「君は無理だ!」

「なら声かけんですか? 気分わりー」

「なら、質問を変えよう、芸能界に興味あるか?」


「ありますよ、夢みたいな話しです」

「君は夢以上だ!芸能界を嫌う女がいる、どう思うかね?」


「贅沢ですよね、わがままですかね?」


「君の感性は素晴らしい、実に若者であり、芸能界など、無理な青年有り難う!」


やはり優華はわがままで身勝手だ女だ!

「君達立ち乗りは止めなさい!」


名古屋の環境庁。衛生庁、なっていない。

実に芸能界のルーツはうんこだ!


プルプル


プルプル


「岩田さん、今よろしいですか!」


「今、交通取り締まり中だ!」

「五十嵐さん、松本さんのモデル事務所に連絡しましたね、モデル事務所はまだ大丈夫なんですが、五十嵐さんの事務所、反社会的だと知ってましたか!大変な事になってるんですよ」


「反社会的とはオブラートに包み説明しなさい」

「この業界では招かれぬ事務所て事です、岩田さん社長がお怒りですよ、もう東京に帰ってくるな!岩田はクビだ!」


「笑わすな、岩田が事務所をクビなら、他の事務所に移るだけだ、その事務所もうんこだ!」

「社長の怒りは半端じゃないですよ、業界全てシャットアウトです」


「あれだけ貢献してあげた、岩田を追放するならしてみない!」


「早く帰って来て社長に謝罪さ…」


ガチャン


「名古屋の舐めるウィルスがPM2・5で暴れたのか?」

「中国の諸君、君達は、PM2・5にどう責任取るつもりだ! これは岩田だけの問題ではなく、日本全体の問題でもある、環境を考えるなら、真剣に考えたまえ!」


パチパチ

パチパチ


「若いのに政治活動ご苦労さま、何党なの、選挙1票いれるよ、あんたの名前は?」


「岩田だ!」

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