俺のもの
俺、好きな人いるんっすよ…
ただな…
これが、ちょっと…
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そこには。
マスクをした先輩が立っていて…
「………」
あまりの驚きに声すらでなくて
「なんだ。まだ、声出ないのか。」
少し籠もった声で俺に話し掛ける先輩。
「!…」
いや…そうじゃなくてっ!
「電気ぐらい点けろよ。」
はっ…
「え…!?今、何時ですか!?」
「なんだ。声出るじゃねぇか。」
「え…」
「9時だ。」
9時?
「夜の?…」
「当たり前だろ。そんな事より、これ。」
意味も分からず受け取ると。
「お粥だ。」
「……え?お粥って…、先輩、作ったんすかっ…?」
「んなわけ、ないだろ。」
え?じゃ、……???
「彼女が、作ってくれた…。」
「彼女……って…、有里さん?!」
「うめぇ…」
先輩がさっき持ってきてくれた、有里さん手作りのお粥を食ってる。
「はぁ…、汗またかいてきた…」
全部は食べきれなかったから、残りは冷蔵庫に入れた。
また、身体拭かなきゃな~
先輩。
来てくれたのは嬉しかったけどさ…
「お前、くせぇ。」
とか言われて。
「…んな事、分かってます…」
泣きますよ…?
「けど。風呂には入んなよ。」
「?…」
「体力落ちてるんだから、身体拭くだけにしろ。」
「先輩…」
やっぱ。泣きます、俺…
「心配しなくてもいい。汚ねぇぐらいで、人間死んだりしねえから。」
先輩……
優しいのか冷たいのか、わかんないっす……
やっぱ…
泣きますっ…から!
『食べたいものを食べるようにして下さいね。』
あの看護師さん、そんな事も言ってたな…
『えっ?食べたいもの?あのっ、でも、よく言うじゃないですか!
消化にいいものをって。』
だよな?
『勿論、消化にいいものはいいんですけど、熱が高い時に無理して暖かいものを取るより、冷たいものが欲しければ、そちらの方がいいって事です。』
あ…?
『身体が欲してるっていう事なんですよ。』
そういう事か!
『わかりましたっ…!』
『あと、水分はしっかりと。』
『水分…あ、はい。水ですね。』
『水ではなく、スポーツドリンクです。』
『あ…スポーツドリンク…』
『はい…。出来るだけ糖分の入ってないもので。』
糖分の入ってないスポーツドリンク。
ね。
体温計と一緒に、500のスポーツドリンク3本を買ってきた。
…………
- << 25 ハァ… 先輩、感謝っす… 500、3本なんて全然足りなくて 昨日、お粥と一緒に先輩が買ってきてくれた2リットルのスポーツドリンク。 それも5本… って 俺んちの冷蔵庫、そんなにでかくないっすよ? それだけで、いっぱいになった冷蔵庫、見ながら。 ほくそ笑んでた俺。 こんな姿、先輩に見られたら… きっと、殴られんだろうな~ って俺… ヤバい! 末期症状じゃね? 早く、治そ…!
話の途中ですみません。
もし、読んで下さってる方がいらしたら―――
今日、気づいたんですが、ここミクルは主のレスのみ、ピンクになったようで。
スマホの方は以前からだった事も、今日知りましたが…
ガラケーの自分にとっては、衝撃的で…
まさか、小説板にまでとは思わず…
ただ正直、書く気も見る気も失せてしまいました……
こんな事思う人間は自分ぐらいなんだろうけど、この先このまま書いていきたいと思えなくなり
ここでストップしたいと思っています
もし、こんなお話でも楽しみにしてくれてる方がいらっしゃったら、本当に申し訳ありません…
短い間でしたが。
本当に、ありがとうございましたm(_ _)m
『俺のもの』の主より
>> 19
『食べたいものを食べるようにして下さいね。』
あの看護師さん、そんな事も言ってたな…
『えっ?食べたいもの?あのっ、でも、よく…
ハァ…
先輩、感謝っす…
500、3本なんて全然足りなくて
昨日、お粥と一緒に先輩が買ってきてくれた2リットルのスポーツドリンク。
それも5本…
って
俺んちの冷蔵庫、そんなにでかくないっすよ?
それだけで、いっぱいになった冷蔵庫、見ながら。
ほくそ笑んでた俺。
こんな姿、先輩に見られたら…
きっと、殴られんだろうな~
って俺…
ヤバい!
末期症状じゃね?
早く、治そ…!
- << 32 「おはようございまーす!」 「あ、お前。生きてたのか。」 「ちょっ…先輩!」 無事、インフルエンザから復活した俺 会社に着いて、先輩に挨拶した途端のセリフがこれだかんなぁ~ 「ヒドいっす…」 「冗談だ。」 「っ…!先輩!」 なんて。 相変わらず先輩にからかわれながら 俺は、部長にも挨拶して いつものように仕事を始めた。
まだ、スーパーに行く気力がない。
とりあえずアパートの近所のコンビニに寄る。
パスタとコーヒーを買った俺は、車に乗り込む。
ふと、買ったばかりの商品に目をやった。
こんな時、
母さんだったら、何作ってくれる?
は…
すぐには思い出せなくなっちまった…
……………
どうでもいいや。
俺は、ゆっくりとコンビニを離れていった。
- << 38 アパートの駐車場に車を止めて。 コンビニの袋を手に取り、自分の部屋に向かって歩いていく。 俺の部屋は二階にあって、階段に近づいた時だった。 一階のある部屋の扉がゆっくり開いた。 何気に目を向けると… 「あ…、こんばんは。」 え…? もう、俺が帰ってきた頃は、薄暗くなっていて よく見えない… 「……、あ…の?」 「あ!突然、すみません…!」 え…と、… この部屋って、… 確か空き部屋になってたはず… 「今日、引っ越してきました…。」 「あ…。引っ越して…」 そういう事か~
>> 35
まだ、スーパーに行く気力がない。
とりあえずアパートの近所のコンビニに寄る。
パスタとコーヒーを買った俺は、車に乗り込む。
…
アパートの駐車場に車を止めて。
コンビニの袋を手に取り、自分の部屋に向かって歩いていく。
俺の部屋は二階にあって、階段に近づいた時だった。
一階のある部屋の扉がゆっくり開いた。
何気に目を向けると…
「あ…、こんばんは。」
え…?
もう、俺が帰ってきた頃は、薄暗くなっていて
よく見えない…
「……、あ…の?」
「あ!突然、すみません…!」
え…と、…
この部屋って、…
確か空き部屋になってたはず…
「今日、引っ越してきました…。」
「あ…。引っ越して…」
そういう事か~
「すみません!ちょっと、待っていただけますか!」
その新しい住人は、そう言って
部屋の中へ戻ってしまう。
「!?…」
なに?
「………?」
ま、いっか…
その部屋には、もう既に灯りがついてて
上の自分の部屋を見上げると、まだ真っ暗で
当たり前か~
なんて。
一人、心の中でつぶやいてみた。
「すみませんっ…」
慌てたように、部屋から出てきた新入りさん。
手には、何か握っていた。
「あぁ、いえ~」
俺は軽く、返す。
「…?!」
謝りながら、俺に近付いてきたその新入りさんが、俺を見てむちゃくちゃ驚いている。
- << 41 ん?なんだ? 「…?え…?」 俺は、自分の身体を見た。 いやっ…だってさ、そんなびっくりした顔されちゃあ なんか、俺の恰好が変なのか?って思うワケで 「小森さん…?」 「へ?」 俺は、俺の名前をいきなり呼ばれて アホみたいな反応してしまった。 「え…?え?俺の…名前…」 俺の名前を呼ぶ、その人をじっと見る。 「え?えっとー…」 分かんねー… 知ってる人間かって思ったけど 「あのー…」 薄暗いから、じゃねぇ… やっぱ、しらねぇよ…?
またまた、話の途中で申し訳ありませんm(_ _)m
今までレスしてくださった方々へ―――
突然の事で驚かれるかもしれませんが
とりあえず、これ以降、自スレ設定にさせて頂きたく…m(_ _)m(汗
出来れば、ご気分を悪くされる事のないよう、切にお願いしたく…m(_ _)m
過去にネタばれされた経験により、かなりびびっており…(苦笑
書く気を失った事があったので…💧(笑)
ま、ネタばれされなくても、レスしてくださった方々には、バレてると思いますが(^_^;)
すみませんm(_ _)m
それでも、ペースは恐らく変わらないと思いますが…(^_^;)
では、これからもお暇な時にお付き合い下さいm(_ _)m
主より
「泣き顔?」
俺は事の経緯を話した。
「お前…。」
ね…先輩
誰だって落ち込みますよね…?
「アホか。」
「え…」
今、アホって…?
「アホかって言ったんだ。」
いや、先輩…
「聞こえてますっ…けど!」
「なんか、その時言われたのか?」
「え…?」
「昨日、その神坂さんか?…に会った時、嫌みでも言われたのかって聞いてんだ。」
「?…あ、いえ…」
先輩は、俺の顔も見ず、煙草を吹かしてる。
え…
「例えば。お前のあほ面神坂さんに見られたとして。」
先輩…
今何気に、俺の泣き顔の事…あほ面って…
「はい…」
「もし本気で馬鹿にしてたら、昨日会った時に馬鹿にされてんだろ。」
!!…
「そもそも。お前のあほ面なんか、誰も気にしちゃいねえ。」
うっ…
先輩、また…!
「傷つく…」
「傷つくとしたら、お前じゃなくて神坂さんだろ?」
「え…?」
先輩の言葉の意味が分からない
「あの…?先輩?」
「看護師なんだろ?神坂さんて。」
「あ、はい…」
「守秘義務って知ってるか?」
守秘義務…
「はい…」
それぐらい、俺だってっ…
「でもっ…!俺の泣き顔とはっ…!」
「関係ねえさ。」
!…だったら!
「患者の事をべらべら喋るような職業じゃないだろって事だ。」
「!……」
「それに…、」
「…?」
「そんな人間に見えたのか?神坂さんの事。」
あ…
俺は、病院での出来事を思い出していた。
あの時…看護師さん…、神坂さんは、泣いてる俺の事、何も言わず…見てた…
「だから、傷つくのはお前じゃねえって言ってんだ。」
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