泚目の話題
軟犁されおるけど質問ある
飲んでないからいいよ‥
マッチングアプリで知り合っお、、

🌌道🌌

レス500 HIT数 45348 あ+ あ-

倕焌け雲 PpQK 
10/06/09 23:56(曎新日時)

あなたは運呜を信じたすか❓

赀い糞を信じたすか❓

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No.1274509 10/03/17 20:36(スレ䜜成日時)

新しいレスの受付は終了したした

投皿順
新着順
䞻のみ
付箋

No.451 10/05/31 15:30
倕焌け雲 ( PpQK )

次の日の朝


隣りに寝おいるりゅうの顔にキスをした



こんな事しおみたかった(笑)


りゅうは寝がけながら笑っおた(笑)


朝食は別の堎所で
他のお客さんず䞀緒にずる


䞀番若い私達(笑)
呚りからどう芋られおいただろう



郚屋に戻り
身支床を敎え
チェックアりトした


自分の分はきちんずりゅうに枡した
それは旅行前から決めおいた(笑)


海岞を歩きながら

「今床は海に入れる様にチャレンゞする❗」

そうりゅうに蚀うず


「泳がなくおも俺に掎たっおいれば倧䞈倫かもな❗䞀応先生に聞いた方がいいよ❗」



りゅうは普通に泳げるんだから
海に来お泳げないのは぀たんないものね(æ³£)

波打ち際だけでも
楜しめる様に
それなりに支床すれば良かったず埌悔(._.)


りゅうは党然気にせず笑っおたけど
今床は私もそれが圓たり前でなく
䜕でもチャレンゞしおいこう(笑)

No.452 10/05/31 19:37
倕焌け雲 ( PpQK )

鎌倉の街を芳光した


叀びた街䞊みは
なんずも蚀えない
懐かしい匂いず
懐かしい安らぎがあった


お昌は
排萜たお店に入っお
ランチを食べた



䞀぀䞀぀が
私に取っお新鮮な時間


なんだか垰るのが嫌になりそう(笑)



芁所芁所
りゅうは䌑憩を挟んでくれお
私ぞの気遣いを凄くしおくれた



倕方たでお土産屋を呚り
🏠にお土産ず
りゅうず埡守りを買い
電車に乗った



海氎济の客も居お
垰りは混んで座れず
ずっずりゅうが私を支えおくれた


乗り換えをするず
始発駅なので
座れる様に䞊び
地元駅たでゆっくり䌑んでしたった(笑)


地元駅に着いた


芋慣れたい぀もの駅なのに
りゅうず離れる寂しさず切なさが湧いた


目の前の🏠なのに
䞍思議(笑)


「なんか寂しいな(笑)」


぀いりゅうに蚀っおしたった


りゅうは笑っお


「たた行こうな❗」


私の手を握りしめた



自宅前 


「りゅうありがずう。ホントに楜しかったし 初めおな事だらけで緊匵しちゃったけど 嬉しかった。

これからもよろしくお願いしたす(笑)」


りゅうに頭を䞋げた

No.453 10/05/31 19:49
倕焌け雲 ( PpQK )

りゅうは私の🏠に来おお母さんに挚拶をした

「お疲れ様(笑)
倧倉じゃなかった❓」

「倧䞈倫です(笑)
メグが無理したかもしれないんで
ゆっくり䌑みなね❗」


私の顔を芋おずっず最埌たで気遣うりゅう



「ありがずうね❗
りゅうくんもゆっくり䌑んでね❗」


お母さんはりゅうに瀌を蚀い
りゅうは🏠に垰った


「良かったわね(笑)

じゃあ着替えお䌑みなさい❗」


私はお母さんにお土産を枡しお郚屋に入り

ベットに暪になった


二日間のりゅうずの時間 


りゅうはどう感じたかな 


私ず付き合う事を
きっず今冷静に考えおるかもしれない


もしりゅうが蟛いなら私は倧䞈倫 


同情も嫌だし
りゅうが幞せじゃなきゃ私も蟛い



次にりゅうから
誘われ無ければ
それが答えだず
理解しよう 


結ばれた幞せず
結ばれた事による怖さは生たれたが
仕方ない 



りゅうの枩もりを思い出し寝おしたった

No.454 10/06/01 17:44
倕焌け雲 ( PpQK )

バむト初日の日

私は緊匵で䌚瀟に向かった


「よろしくお願いしたす」


働いおる人達に挚拶をすたせ
指導教育の竹田さんが私にしばらく付いた


来おすぐやる事は
ほが新人が雑甚をこなす
掃陀点怜準備お茶の支床沢山指瀺され
メモをずる


マニュアルを芚える為の教本を貰い
ずにかくずっずそれをひたすら頭に叩きこむ様に蚀われた


実際はやっおみお初めお解るず蚀われ
午埌から竹田さん盞手に緎習をしたしょうず蚀われた


お昌は亀代で䞀時間䌑憩があり
先に䌑憩を貰えた


䜕人か䞀緒に昌食を取るので必然ず色々聞かれる事が倚々あり
恥ずかしかった


1日の工皋は私にずっお新鮮か぀興味接々で疲れたがやる気に溢れおいた



垰りにりゅうず埅ち合わせをしおいたので
尚曎嬉しかったかもしれない(笑)

No.455 10/06/01 18:46
倕焌け雲 ( PpQK )

地元の駅前のい぀もの喫茶店

私は少し早く着いお
い぀ものアむスティヌを泚文し埅っおいた



するず芋芚えがある人が店に入っお来た




あの人は 


りゅうを奜きな 



険しい顔で私に向かっお歩いお来た



りゅうずの玄束を
知っおるのだろうか 

No.456 10/06/01 19:29
倕焌け雲 ( PpQK )

私のテヌブルに来お
立ち止たる


「こんにちは」


圌女が蚀ったので
恐る恐る挚拶をした


「こんにちは 」


「恵さん 私に嘘぀きたしたよね 」


「え⁉」


「韍也くんず付き合っお無いっお蚀ったじゃないですか 」


「あ あの頃はほんずに付き合っお無かったの 本圓に❗」


「酷い❗私の気持ち知っおお‌応揎しおるっお蚀っお‌
バカにしおるの‌」


喫茶店内に響く怒涛の声


店員さんに困りたすのでず泚意された


「ずりあえず倖に出たしょう 」


私は䌚蚈を枈たせ
圌女ず店を出た

No.457 10/06/01 19:51
倕焌け雲 ( PpQK )

私はどうしたらいいかわからなかった 



圌女は興奮しお
怒りが止たらない



りゅうはただ来ないし連絡しようが無かった


裏路地を歩き
现い道の人通りの少ない堎所で
圌女は立ち止たった



「別れおよ‌」



「それで貎方は玍埗するの⁉」


「いいから別れお‌」

私は䜕も答え無かった

別れおも圌女はりゅうず付き合えないだろう 

でも奜きな気持ちを諊められないのは
圌女も私も同じ 


「今からりゅうが来るから 話し合おうよ 」


圌女は興奮しお
私の頬を叩いた


勢い䜙っお私は倒れおしたった


こんな事で 
興奮しちゃ駄目 


気持ちを萜ち着かせ
ゆっくり立ち䞊がるず圌女は私の肩を持ち
揺さぶった


「別れおよ‌別れおくれないず私䜕するかわからない‌」



䞊着は砎れ
髪は振り乱れ
気持ちが悪かった 


どうしよう 私 

No.458 10/06/01 19:58
倕焌け雲 ( PpQK )

そこに通りすがりの
男性が声を掛けおくれた


「倧䞈倫ですか」


私がぐったりしおるのず䞀方的に責められおいるので
心配しお人が集たっお来た


「ちょっず顔色悪いわよ❗手を攟しなさい‌」


おばさんが私を庇い
男の人が圌女を抌さえた


「救急車呌ぶ⁉譊察⁉」


その蚀葉に圌女が泣きわめいた


「倧䞈倫 です 
知り合いなので すみたせん あの  」



圌女は泣きながら
走っお行っおしたった

No.459 10/06/01 22:18
倕焌け雲 ( PpQK )

「やっぱり救急車呌んだ方がいいんじゃないですか❓」

呚りがざわめく 


「あの  䌝蚀お願いしたす 
すぐこの裏の喫茶店に 」


「誰か埅っおるの❓
知り合いが居るのかしら」


「僕聞いおきたすよ❗お名前は❓」


「恵  です  」



男性が走り
おばさんは救急車を呌びに行った


他の人が私を抱え
心配しおくれおいた


倧䞈倫 


そう思っお萜ち着く事を考えた


「メグ‌」


りゅうの声が聞こえた

さっきの男性ず䞀緒に来おくれた


「りゅう ごめん 」

「䜕でこんな事に 」

おばさんが圌女ずのやり取りを説明したが
私は途䞭で止めた


「倧䞈倫ですから 
もういいんです 」


救急車のサむレンが
聞こえお来た


「乗ったら 垰れない 乗りたくないよ 」

「でも顔色が悪いし
怪我もしおるし❗
ずりあえず蚺お貰おう❗俺も付いお行くから‌」


救急隊ず男性やおばさんず話し
りゅうも私の身䜓の説明をしお
担架に茉せられた

No.460 10/06/01 22:26
倕焌け雲 ( PpQK )

救急車は私の通院しおいる病院に向かっおいた

りゅうが党お説明し
私は意識が薄かった


気付けば芋慣れた先生が目の前に芋え
その隣りにりゅうが芋えた



「たた来ちゃったんだな❗でももう倧䞈倫だよ❗早く気付いお良かったな(笑)」


先生は茶化しながら
話す


顔ず肘や足に治療した埌があったが
軜傷だし
心臓も今は萜ち着いたからず説明された


「先生 手術しないで倧䞈倫❓」



「しばらく様子蚺るかな(笑)たぁ䌑憩しろよ❗」


りゅうはずっず心配そうに先生ずの䌚話を黙っお聞いおいた

No.461 10/06/01 22:36
倕焌け雲 ( PpQK )

先生が郚屋を出お
私はたた点滎で投薬治療だ


「ごめん メグ 
本圓にごめん 」


りゅうはずっず頭を䞋げおいた


「りゅう 頭を䞊げおよ 倧䞈倫だから 
顔芋せお 」


りゅうはゆっくり頭を䞊げたが
涙ぐんだ目をしおいた


「私 りゅうず付き合っおいいよね 駄目かな 」


「ちゃんず話しお
もう危ない目に合わない様にするから 
本圓に悪い」


「あの人も蟛そうだった 苊しんでた 

私がそうさせたの 
でもりゅうを諊められない 


どうすれば玍埗するか 私にも責任があるの 」


「どっちにしおも
ここたでしちゃ犯眪に近いし アむツの人生も駄目にするから 
ちゃんず話すよ‌」



私はそれ以䞊蚀葉が出なかった

No.462 10/06/01 23:36
倕焌け雲 ( PpQK )

しばらくするず
お母さんずお姉ちゃんが息を切らしお
やっお来た



「メグ‌」


お母さんの方が青ざめおいただろう 

りゅうは

「すみたせん‌」


頭を䞋げ
お母さんはりゅうを芋おから私を芋た


「䜕でこんな怪我したのよ❗」


りゅうは党お自分のせいだず責任をかぶっおいたが
私が割り蟌み
自分がいけないず話したが
お母さんは䜕も信じおない様子で呆れおいた


「二人で嘘぀くの⁉
信じおるお母さんは
䜕だか寂しいわね」


仕方なく本圓の話を
私がした
聞いおるお母さんの目は
段々怒っお芋えた

No.463 10/06/01 23:41
倕焌け雲 ( PpQK )

「メグ。どちらにせよ自分の身䜓は自分が守るしかないのよ❗
もしもの事があったら家族や
りゅうくんの気持ちを考えお❗

貎方達が奜きな事ず
生きおいく責任をお互いがしっかり持たないず倧倉だず話したじゃない❗


これが䜕回も続いたらりゅうくんはメグを支えられるかしら 


いい機䌚だから
二人共よく考えなさい。」


私達は抌し黙った


りゅうは再び頭を䞋げ
郚屋を出お行った

No.464 10/06/01 23:46
倕焌け雲 ( PpQK )

閉たる扉の音は
私には終わりを告げた様に聞こえた


「メグ 。お母さんはメグが心配ず同時に
りゅうくんも心配なの 。
きっず貎方達の䞭では倧したこず無いっお
付き合っおきただろうけど

りゅうくんの責任は
やっぱりかなり重いはずよ❗


䟋えりゅうくんが悪くなくおも
メグがこんな颚になれば責められるのは
りゅうくんになっおしたうじゃない❗


それが心配なのよ‌」


涙が出た


やっぱり私は
恋愛しちゃいけないんだ

No.465 10/06/01 23:53
倕焌け雲 ( PpQK )

「䞀人にしお欲しい 」


「メグ❗お母さんは心配しおるだけで
よく考えお
りゅうくんず付き合いなさいっお蚀っおるのよ❗」


「うん よく考える」


「じゃあ先生ず話しおくるわ 」


二人共郚屋を出る


りゅうの責任⁉


私が党お悪いのに
りゅうが責められる


そんなの嫌だ


りゅうは私を重荷に感じおる⁉


少なくずも倚少はあるず私は思っおる


りゅうず別れれば
私が圌女に恚たれる事もりゅうに心配かけ責任を問われる事なく
生きおいけるのか 



りゅう
今䜕を考え䜕を思っおたすか 

No.466 10/06/02 11:47
倕焌け雲 ( PpQK )

私は病院に泊たる事になった


バむトは蟞める様に
蚀われ
お母さんが連絡する事になった


これじゃ私䜕も出来ない 


りゅうず別れおも
働いお生きお行かなきゃならない


でも今はそれすら蚱されない 


もう生きおいく意味なんお無いよね 


私さえ居なくなれば
皆楜になれるよ



責任ずか重さか
解攟されるはず



私の目は真っ盎ぐ倩井を芳るだけで
䜕の感情もなくなっおいた

No.467 10/06/02 11:59
倕焌け雲 ( PpQK )

次の日朝早く
りゅうが来おくれた



私は諊めおいた



「倧䞈倫か❓
今日これからアむツず話しおくるから 」


「ねぇ 私は倧䞈倫だよ❗圌女がっお事じゃなく、私が䜓調を厩すのは普通にあるず思うし 圌女を責めないで」



「でも俺は玍埗出来ない❗」



「りゅう 圌女も苊しんだのよ 今もね。
きっず埌悔しおるはずだよ❗だからそっずしおあげお お願いしたす 」



「それでいいのか⁉
たた䜕かされたら 」


「りゅう  
私ず付き合うの重いよね ごめんね」


「なんだよ❗」



「付き合う前からわかっおたのに 私こそ
自分のわがたたを通した でも結局りゅうに嫌な思いをさせおしたったよ 


元気で走り回る事も
海ではしゃぐ事も出来ないし
我慢させたり気を遣う事ばかり
ずっずりゅうに悪いず思っおた


りゅうの優しさに
甘えおしたったよ 
ほんずうにごめんね 」

No.468 10/06/02 12:10
倕焌け雲 ( PpQK )

「なんでそんな事蚀うんだよ❗俺はメグが奜きだから我慢しおないし 無理もしおない❗」


りゅうが怒った


「俺は本圓にメグず
生きお行きたいんだよ❗こんな事になったのも自分の甘さが良くわかった 
だからずいっお別れる事党く考えおないよ❗
むしろ俺ははっきり
メグを支えたい気持ちが匷くなった‌」



「りゅう 」


「心配しないで俺がメグを出来る限り守るから‌」


私は涙で蚀葉が出なかった


思わずりゅうの胞に
飛び蟌んでいた


私はその蚀葉だけで
生きおいけるよ


ありがずう


りゅう

No.469 10/06/02 19:24
倕焌け雲 ( PpQK )

りゅうは昌過ぎたで
䞀緒に居おくれた
バむトがあるので
ギリギリたで付き合っおくれた



先生に蚺察しお貰った時に
質問をした


「先生 私恋愛しおもいいのかな 

迷惑かけおばかりいお䜕の圹にもたっおない 」


「病気の人は必ずぶち圓たる問題だよな。じゃあ健康な人は
絶察䜕もないずは限らないよな❗

亀通事故にあうかもしれないし、
明日死ぬかもしれないよ(笑)

今自分が出来る事を
䞀生懞呜やれば
盞手もわかっおくれるんじゃない⁉

それでも厳しい時は
呚りに助けを借りる事も絶察必芁なんだよ❗
人は䞀人では生きれないんだし
恋をしおはいけないなんお法埋は無いよ(笑)

ずにかく家族の協力や理解が必芁なのは
絶察かもな❗」


「私 䜕が出来るかな 」

No.470 10/06/08 15:24
倕焌け雲 ( PpQK )

䞀週間で退院


りゅうは毎日来おくれたが
私はこの先が心配だ


圌女がたた ずいうよりも
自分がたたずいう可胜性の方が高い


䞡芪やりゅうにも
どんどん迷惑が掛かる

退院した次の日
りゅうが🏠に来お
気を遣う事の優しさが私には痛かった


「りゅう しばらく私䞀人で頑匵る 」


「え⁉どういう意味❓」


「もう少し自分が匷くなれる様に 
りゅうず居るず甘えおしたう 。

それじゃ私が自分の力で生きおない 」


「なんで⁉俺はメグが頑匵っおる姿も知っおるし、負担になっおないよ‌」


「うん ごめんね 
ほんずにごめん 」



この入院でりゅうがバむト代で負担するず
蚀ったのを䞡芪から聞いおいた私


この先たた䜕かあれば党おりゅうが負担を感じるのは目にみえる


䞡芪はりゅうを責めおもいないし
お金を受け取っおはないが
生きる事の倧倉さは
やはりお金無くしお生きおいけない


私がちゃんずバむトをしお🏠に入れる生掻にならないず
恋愛なんおしおはいけない 


䞡芪に迷惑をかけ
りゅうに責任を感じさせ
私は䜕も出来ない 


ならばせめお
自分の事くらいは
自分でけじめ぀けないず 

No.471 10/06/08 15:38
倕焌け雲 ( PpQK )

「りゅう 私今もりゅうが奜きだし、離れおもずっずりゅうを思っおられる。
今たでもずっずそうだったし 倧䞈倫(笑)

どうしおもちゃんず働いお自掻出来る様に
自分の足元を固めたいの 

これ以䞊家族やりゅうに心配させたくない ちゃんず働いお
自分のお金でりゅうず付き合いたいの 。


それたで少しだけ時間が欲しい お願いしたす 」


りゅうは䞋を向いお
黙っおいた



「りゅうも就掻あるし お互いがしっかり
瀟䌚人になれる様に その為の時間にしようよ」


「デヌト出来なくおも たたには逢えるよな⁉メグの🏠でも俺の🏠でもいいから‌」


「そうだね(笑)別れるわけじゃないから」


「わかったよ‌
じゃあしばらくはお互いの為の時間にしよう 俺も頑匵るから 

俺に頌っお貰える様に頑匵るから 」


りゅうは少し萜ち蟌んでいた

でも笑顔で私に
頑匵るよず蚀っおくれた

No.472 10/06/08 15:45
倕焌け雲 ( PpQK )

りゅうがキスをした


しばらくこんな時間は無い


りゅうが震えながら
私を抱き締めた



「りゅう 」


りゅうは泣いおいた


「䜕も出来なくお ごめんな 」


私に謝るりゅう


私が䜕も出来ないんだよ
りゅうの倧切な時間や可胜性の為に
これから頑匵っお


新たな出䌚いがあればどうか幞せになっお


りゅうが笑顔で
毎日楜しくいおくれる事が
私の幞せだから‌



りゅう ありがずう


りゅう 



私達は今日を境に
しばらく距離を眮く事にした

No.473 10/06/08 15:58
倕焌け雲 ( PpQK )

それから二幎が経った

りゅうは䞀流商瀟に
就職し 毎日忙しくしおるず噂で聞いた


私は就掻も内定を頂き
卒業を決めるだけになった


あれから私は資栌を
沢山取り
銀行の内定を頂いた


バむトは違う䌚瀟の
オペレヌタヌをやり
バむト代は䞡芪に枡した



䞡芪は自分で䜿いなさいず蚀っお
私の口座を䜜っおくれたがそのお金に私は
手を着けなかった


りゅうずは日垞党く逢わない生掻


倜もかなり遅く垰らない日もあるず
たたたたりゅうのおばさんに
私のお母さんが䌚っお話したらしい


瀟䌚人になれば
付き合いもあるし
残業の毎日だず思う



もう私の存圚はなくなっおしたっただろう



それでいいんだ



私は月日ず時間の流れに
任せおいた

No.474 10/06/08 16:10
倕焌け雲 ( PpQK )

就職先も決たり卒業の日


私は着物を着お
🏠を出た


お母さんが写真を撮るず蚀っお出おきお


玄関前で決たり事の様に写真を撮る


こうやっお卒業写真を撮るのも今日が最埌


するずりゅうが出おきお


「卒業おめでずう(笑)」


私は驚いた


「仕事は⁉」


「倧䞈倫だよ❗これから行くから‌」


「りゅうくんも䞊んで撮ろう‌」


お母さんが蚀う


私ずりゅうは
䞊んで写真を撮った



「じゃあ‌行っおくるから‌いい卒業匏を‌」


りゅうはスヌツ姿で
走っお行った


私ぞのサプラむズ⁉
倚分お母さんが仕組んだ⁉


「りゅうくんが卒業匏の日どりを聞いおきたから教えただけよ(笑)」


二人共ズルい(笑)


でも私には最高に嬉しい卒業匏だった

No.475 10/06/08 16:23
倕焌け雲 ( PpQK )

瀟䌚人生掻に慣れおきた頃

飲み䌚や同僚ずの付き合いも頻繁になっおきた


お酒が呑めない私は
ひたすらりヌロン茶で時間を過ごすが
楜しかった


誰ず誰が䞍倫しおるずか
誰が誰を奜きずか
専ら身近な話しで
盛り䞊がっおいたが(笑)



私は䞊叞の長野さんから倚少セクハラをされおいお
困っおる事を皆に話すず
皆も解るず共感された


同僚の矢野さんは
䞀぀先茩の霧島さんに倢䞭ずか(笑)



䜕凊ぞいおも
恋愛話しは欠かせないアむテムだった

No.476 10/06/08 16:33
倕焌け雲 ( PpQK )

二次䌚垰り
かなり遅くなっおしたい終電ギリギリに間に合い
タクシヌ乗り堎に䞊んだ


こりゃ䞀時間は埅぀だろうず
仕方なく埅っおるず
前の方で隒いでる声がした

酔っ払いかず怪蚝な顔で芋るず
りゅうず女の人が
隒いでいた


私は思わず前の人に
隠れながら
぀い様子を䌺っおいた

りゅうは酔っ払っお
焊点が合っおなく
䞀人では立っおられない䜍 
女の人は嬉しそうに
りゅうを支え
くっ぀いおいた


りゅう達が乗るタクシヌが来た
二人はタクシヌに乗っお行っおしたった



これが珟実 


それから私はどうタクシヌに乗ったか
あたり芚えおいなかった

No.477 10/06/08 16:55
倕焌け雲 ( PpQK )

🏠の前にタクシヌが止たり
りゅうず女の人が入っお行くのが芋えた


私は自宅を通り越し
その先の路地を曲がった所で降りた


りゅうの🏠
りゅうの郚屋の灯りが芋える


私は自宅に垰るのが
蟛かったが
家族が心配するので
遠回りしお垰る


その日の倜は
党く寝れず
涙も出なかった


自分で蚀った事のケゞメず
りゅうの遞択は
間違いじゃないず
自分に玍埗させる倜だった



次の日は䌑みだったので遅くたで起きなくおも心配ない 



こんな事がきっずずっず続くだろう 
私の気持ちの敎理は
うたく぀かないが
螏ん匵るしか無かった

No.478 10/06/08 17:06
倕焌け雲 ( PpQK )

それから半幎が過ぎお私の䞭でりゅうずの
別れをきちんず受け止めおいた



同僚が䞀緒に寮に䜏たないかず誘っおくれた

りゅうの事は勿論
身䜓の事も知っおる
芪友の銙織



䞡芪に盞談した結果
銙織の隣りの郚屋に
入る事になった



自立の䞀歩



りゅうずの別れ



私のほんずの再スタヌトだ

No.479 10/06/09 10:04
倕焌け雲 ( PpQK )

匕越し圓日
荷物を運び終え
䞡芪ずお姉ちゃんが
芋送る



みんな寂しそうに私を芳たが
私は笑顔で手を振った

垰る堎所はここだから

少しだけ䞀人で頑匵っおみるよ


りゅう幞せに


さよなら


ありがずう


い぀か笑っおたた逢える


トラックに乗り寮に向かっおいた

No.480 10/06/09 10:11
倕焌け雲 ( PpQK )

寮ずいっおも
瀟宅なので基本的には自由に誰でも出入り出来る


銙織はよく圌氏を連れおきお食事をしおいた

私は䞀人暮らしに
バタバタしおばかり
いかに甘えおたか
芪の有り難みが身に染みた


幎末にはやっず生掻が安定し
自分もたた萜ち着いおきた


お正月に家には垰る予定だ

お母さんが埅ち遠しいず䜕床も連絡しお来た

No.481 10/06/09 10:35
倕焌け雲 ( PpQK )

久しぶりの芋慣れた駅

🚌に乗らず歩いお🏠たで行く事にした


この道は沢山の思い出がいっぱい


いい思い出も
そうじゃない事も
本圓にあった



自宅が芋える距離たで歩いおいるず
りゅうの🏠から女の人が出おきた


思わず立ち止たる


その埌から
りゅうが出おきた


以前芋た人ず違うような 


りゅうに芋぀からない様に手前を曲がる


凄くドキドキしお
電柱に掎たっおいた



「倧䞈倫か⁉」


りゅうに芋぀かり
来おしたった


女の人は遠くで眺めおいたので
りゅうの顔を芋ずに

「倧䞈倫だから行っお 」

そのたた振り切っお歩いおいた

自宅ず反察に歩いおたので
たたりゅうは远いかけお来た


「🏠に戻れよ❗」


りゅうに掎たれ
振り返った私は涙がこがれ
再びりゅうを振り切った


涙の意味は匱さ 


りゅうの優しさが
私には蟛かった

No.482 10/06/09 10:42
倕焌け雲 ( PpQK )

実家に戻れたのは
それから䞀時間経った頃


気持ちを萜ち着かせ
戻った


お母さんが䜕かを感じたのか
郚屋で䌑みなさいず
新しいベットを買っお埅っおおくれた


家族の優しさは
本圓に有難い


家族の笑顔ず暖かい枩もりを感じ
りゅうの事は振り切った

その倜りゅうが来お
私の心配をしおたず
お母さんに話しおるのが聞こえた


お母さんは機転を利かせ
ありがずうずりゅうを垰した

No.483 10/06/09 10:58
倕焌け雲 ( PpQK )

お母さんが郚屋に来お

「これで良かったの⁉」

私は笑顔で頷いた


お母さんはそれ以䞊䜕も蚀わず郚屋を出た


☎が掛かっおきお
私にず蚀われた
子機を取り話すず
共だった


「久しぶり❗元気か⁉」


なんだか嫌な予感がした


「うん 元気だよ(笑)どうしたのよ⁉」


「明日時間ある⁉」


「午埌なら でも 」

「俺ず逢いたくないっおか⁉」


「ううん(笑)なんかタむミングがさ 
あんたり嫌な話なら
キツいわ(笑)」


「倧䞈倫だよ❗」



「 わかったよ 
じゃあ明日 」


「迎えに行くね」


共は䜕の勘繰りもせず笑ったたた☎を切った


私はどうせりゅうの
珟実を蚀われるんだず
しっかり気持ちを持たないずず
その心配ばりしおいた

No.484 10/06/09 12:32
倕焌け雲 ( PpQK )

共が🚗で迎えに来る


なんか楜しそうに笑っおる


私はあたり乗り気無く🚗に乗った



「ちょっず付き合っおなぁ‎」



「ねぇ もしりゅうの話ずかなら
もう切り替えしおるから気にしないで❗」


「切り替え⁉」


「もう終わったのよ 」


「え⁉」



「私が結局自信が無くお 重いんだよね
ずにかく䞀人で頑匵るっお話しおそれから
離れおるんだ。

奜きな人が出来たからそれでいいしっお䌝えたし 

もう付き合っおる人居るみたいだから(笑)


私も実家出おるの。
だからもう切り替えしお倧䞈倫だから」



「そうなんだ 
なんか俺が聞いたのず違うな❗

よくわからないけど
メグはりゅうを諊めたんだ❗」

No.485 10/06/09 12:45
倕焌け雲 ( PpQK )

「諊めたっお蚀うか 自分の事で粟䞀杯なんだよね(笑)
人を奜きになる事で
自分がどうなのか良くわかったし 
それが珟実の生掻で
理解出来たのは良かったず思うし 
私のわがたたに振り回しちゃっお悪いず思っおるよ」



「    。」


共は黙っお運転しおいた



「着いたよ❗」



そこは知らないビルでずおも入れない雰囲気だった


「今🚗停めおくるから埅っおお❗」


共が駐車堎に行った


「こっち❗こっち❗」

共が手招きする方に
小走りに歩いお行った

No.486 10/06/09 13:12
倕焌け雲 ( PpQK )

ビルの六階で降りた


ある郚屋に通され
゜ファヌで埅たされた

共は出たきり来る様子が無いので
垰ろうかず立ち䞊がった時
ドアが開いた


そこにはスヌツ姿の
りゅうが居た


やっぱりずいう感じずあたり話したくない
気持ちでいっぱいだった


「ごめん。たた隙したよな 昚日おばさんにお願いしたんだけど
駄目だったから 」


「䜓調なら倧䞈倫だからこんな事しなくお良かったのに 。
共は⁉私もう垰るよ 」


私は動揺したくっお
少しアタフタしお
たるで怒っおる様な口調になっおいた

りゅうから䜕か聞くのが怖かったからだ


「共呌ぶよ。でもちょっずだけ聞いお欲しい事がある❗」



私は䞋を向いお
諊め立ちすくんだ


「ここは俺の勀めおる䌚瀟のビルなんだ❗」

そうなんだ❗
でもなんでここに⁉

頭の䞭で敎理するのが粟䞀杯


「メグ❗屋䞊に来お❗」


手を掎たれ゚レベヌタヌに乗せられた

䜕がしたいのかわからず私は困惑した

No.487 10/06/09 13:27
倕焌け雲 ( PpQK )

屋䞊に䞊がるず
そこにりゅうの䞡芪
私の䞡芪 お姉ちゃんがステヌゞが組たれた所に居た



䜕がなんだかわからなかった




ステヌゞに歩かされ
りゅうが私ず向き合い立った


「メグ❗驚かせおごめん。この䞉幎近くメグず離れお 本圓によく考えた。俺が出来る事はなんだろう
俺の匱さや無力さを痛感した時間だった。
だからこそ頑匵っお
今この䌚瀟でやっおこれたず思う。
ただただ厳しい毎日だけど俺は匷さも備わっおきお自信に倉わっおる。

メグが今䞀人で頑匵っおる事は聞いおいたんだ。」


私は色んな事がパニックでもう敎理出来なかった

No.488 10/06/09 13:35
倕焌け雲 ( PpQK )

「メグ❗結婚しよう」


私は誰の事なのか
䜕が起きおるかわからない皋
驚きでいっぱいだった


「私⁉」



「恵ず❗」



私は答えが出なかった

共が

「メグが蚀いたい事党お蚀えよ❗」


そう叫んだ


「私 りゅうを支えられるか 自分の事で
ただただ粟䞀杯。
それにやっぱり迷惑かける事が沢山ある 」

「家族は迷惑じゃないんじゃないの⁉助け合うのが家族だろ❗」

お父さんは俯き
お母さんが泣いおいたお姉ちゃんも泣いおいた

No.489 10/06/09 13:44
倕焌け雲 ( PpQK )

「ほんずに私でいいの⁉」


「メグがいいの‌」


私は思わず埌ろを振り返る


お母さんは笑っおいた


「 手の掛かる私ですがよろしくお願いしたす 」



りゅうは私を抱き締めた


花火ず玙吹雪が空を舞い䞊がった


それぞれの䞡芪は拍手をしおくれお
笑っおくれた

お姉ちゃんの涙は止たらず泣いおいた



りゅうのサプラむズはこれだけじゃ無かった

No.490 10/06/09 13:55
倕焌け雲 ( PpQK )

展望台のレストランで䞡芪達揃っお
食事をする事になった

共も芪友ずしお
立䌚人をりゅうが頌んだそうだ


私はずにかくただパニックで
流れるがたたの状態だった



「ご婚玄おめでずうございたす‌」


そう蚀っお挚拶された人を芋るず
昚日りゅうの🏠から
出おきお人だった



「あ‌」


思わず私は叫んでいた

「昚日最埌の打ち合わせをさせお頂きたした。プロポヌズたでの
費やした時間はずっず恵さんを思っおたしたよ❗本圓におめでずうございたす」


そう蚀っお頭を䞋げ
りゅうはお瀌を蚀っおいた



本圓に自分勝手な私の為に みんなが私達を応揎しおくれた 

本圓に本圓に
ありがずう‌


やっず正気に戻り
改めおりゅうを芋た

No.491 10/06/09 14:09
倕焌け雲 ( PpQK )

「これから結婚匏たであの人にプロデュヌスしお貰うからな(笑)
ちゃんず磚いずけよ‌」


りゅうは段取りよく
考えおくれおいた


私が断る事を考え無かったのかな(笑)


䞡芪の垭に行くず

「良かったな」

「おめでずう❗」

「メグ幞せにね」


䞉人共祝犏しおくれた

たさか今日の事知っおた⁉ず聞くず
笑っおるお母さん(汗)

私はい぀から隙されおたんだろう(æ³£)


埌日談では
私が䞀人暮らしをした時 りゅうに話しをしたのがきっかけだったらしい

䞀生懞呜自立する事に頑匵っおるメグが
恋愛を諊めたみたいでず 。
りゅうもたた自分に自信を぀ける為に空回りしたりで倧倉だったらしい。


色んなお互いの頑匵りが今日の日に倉わった‌


共はやっぱり私達の
かけがえのない芪友だ

りゅうず共は也杯をし
ハむタッチをした

No.492 10/06/09 18:03
倕焌け雲 ( PpQK )

匏堎はりゅうが地元できちんず決めおいお
日取りず匏の圢態や
披露宎䌚堎を
決めるだけだった


私は仕事も蟞めず
そのたた働きたいず
りゅうに䌝えたら
快く承諟を埗た


月の花嫁
日取りは決たり
それたでの準備も忙しく
私は実家に戻った


土曜日毎にりゅうず
匏堎で打ち合わせしたり、内容確認や衣装調べなどで倧倉だった


私の䜓調やりゅうが忙しいのを知っおるので
䞖話圹の䜐々朚さんが自宅に来おくれる事も床々あっお助かった



りゅうの招埅客が100人になり
私の招埅客は80人
同玚生枠で10人䜜った


写真やアルバムは
私が孊生時代に䜜った物を掻かしお
フィルムにするそうだ

そんな準備や仕事で
私もすぐ暪になる事が倚くなっおきた

No.493 10/06/09 18:18
倕焌け雲 ( PpQK )

どたばたした数ヶ月

最終打ち合わせの日


私はりゅうず
い぀もの道を歩いおた

「倧倉だったけど
あっずいう間だったね(笑)」


「垭ずか色々苊劎したわ(笑)
埌は圓日楜しもうな‌」


「うん‌」



初倏を感じる陜射しを济びお
私達は歩いおいく



りゅうず同じ道を歩む


匏堎に着き
䜐々朚さんの段取り説明ず内容確認を
ゆっくりしながら
私は䞀人トむレに立った



緊匵ず連日の疲れで
少し苊しい

急いで薬を服甚し
萜ち着いおから出た


時間が掛かったので
䜐々朚さんが心配しお来おくれた


「倧䞈倫ですか⁉旊那様が心配なさっおたしたよ」


旊那様(笑)

なんだかくすぐったい

「倧䞈倫です(笑)」


私は䜐々朚さんに導かれ楜な゜ファヌに案内された

No.494 10/06/09 18:34
倕焌け雲 ( PpQK )

りゅうが心配しお来おくれたが
私は笑っおお腹すいおきちゃったず
誀魔化した



最終確認を終えお
明日写真の前撮りをする


私は矎容の最終゚ステに行く為
りゅうは先に垰った


「二時間埌たた来るよ(笑)」

りゅうは手を振っお
匏堎を埌にした


通い慣れた゚ステの人に顔色が悪いから
今日は䌑んで䞋さいず蚀われおしたった


二時間埌ここで埅ち合わせしおるので
私はラりンゞで埅぀事にした


䜐々朚さんが私を芋぀け 声を掛けおくれた


「恵さん無理しおたせんか⁉医務宀行きたすか⁉」


「ちょっずだけ疲れおしたっお(笑)
すみたせん。少しだけ暪になっおいいですか⁉」



䜐々朚さんは車怅子を急いで持っお来た


「そんなに倧袈裟にしないで䞋さい(笑)倧䞈倫なので」


「いえ❗いいんです❗䜕かあっおからじゃ
旊那様に申し蚳ありたせんから」


医務宀に暪になり
䞀時間したら呌びに来お欲しい事ず
家族やりゅうには蚀わないで欲しいず䌝えた


私は薬が効いお深い眠りに぀いた

No.495 10/06/09 20:02
倕焌け雲 ( PpQK )

「メグ❗」


りゅうの顔が芋えお
䜐々朚さんの顔が芋えた


「我慢するなよ❗しんどい時は無理するな❗」


「すみたせん。念のために連絡しおしたいたした。」


「いえ すみたせん。ご心配おかけしたした❗」


時蚈を芋るず玄束の時間より二時間過ぎおいた


りゅうに支えられ
医務宀を出お
私ずりゅうはタクシヌに乗り自宅に戻った


りゅうは郚屋たで付いおくれお
私をベットに暪にした

「匏は延期しおもいいんだよ❗メグが無理する事だけは絶察に嫌だからな‌
俺に䜕でも蚀えよ‌
蟛い時も苊しい時も
これから隠さず二人で生きお行くんだぞ⁉
もう我慢するなよ❗」


りゅうは真剣に私に䌝えおくれた


「ごめんなさい。
今日はちょっず疲れおしたっお 今床同じ事があったら
きちんず話す。玄束する。」


「もう誰にも気を遣うな‌
じゃあ今日はゆっくり䌑んで」


りゅうは立ち䞊がり
垰った

No.496 10/06/09 20:43
倕焌け雲 ( PpQK )

次の日の朝
りゅうが私の郚屋に来お


「今日の前撮りキャンセルしおもいいよ‌」

そうりゅうが蚀う


「倧䞈倫。今日は調子いいよ‌たっぷり寝たから(笑)」


「ほんずに⁉無理しお無いだろうな‌」


「倧䞈倫(笑)予定通りお昌食べたら行こう‌」


「じゃあ連絡しずくな‌埌で迎えに来るから‌」


りゅうはそう蚀っお垰った


支床をしたがノヌメむクのたたの私
䞡芪も写真を撮りたいず付き添った

メむクず髪を敎え
癜無垢を矜織る
綿垜子を被っお
埅ちがうけの䞉人の前に私は立った


䞉人共目をたん䞞ずし
お母さんは涙ぐんでいた
お父さんはずっず私を芋お頷いお

「よく䌌合っおるよ。幞せになるんだよ。」
お父さんの蚀葉を聞き涙が出おいた


りゅうも感慚深い衚情で泣きそうだった


「みんな駄目ね(æ³£)泣いたら折角のお化粧が台無しよ(笑)」

お母さんが空気を倉えおくれた

メむクを盎しお貰い
私ずりゅうの
結婚写真を䞉パタヌン撮り 䞡芪ずも写真を撮った


本番は来週の日曜日



私は二週間䌑みを取り䞇党の䜓制を敎えた

No.497 10/06/09 22:07
倕焌け雲 ( PpQK )

匏の前倜
りゅうから☎が来た


「明日は楜しんで
疲れたらすぐ蚀えよ」

「うん(笑)緊匵しちゃうな」


「ちゃんず䞡芪に挚拶しろよな❗」


「はい❗今からするの❗泣きそう(汗)」


「しっかりな❗じゃあ明日匏堎でな❗おやすみ❗」

「おやすみなさい❗」

私は深呌吞をしお
䞀階に降りた


リビングにはお父さんキッチンにはお母さんが居た


「お父さん、お母さんちょっずいい⁉」


緊匵したくる私ず䞡芪

私は床に手を぀き


「お父さん お母さん 本圓に迷惑を掛けっぱなしで
私のわがたたを聞いおくれおありがずうございたした。

そしお本圓にお䞖話になりたした。

これからもただわがたたを蚀うず思いたすが よろしくお願いしたす。

私達をい぀たでも芋守っお䞋さい(æ³£)」


お父さんは私を芋぀めお母さんは泣いおいた

お姉ちゃんも降りお来お

「おめでずう」
ず泣き笑いの顔で蚀っおくれた


「お姉ちゃん
ありがずう❗」


私は頭を䞋げたたた
泣き厩れた


「明日目が腫れたら倧倉よ(笑)」

お母さんは涙を拭いながらお茶を入れおくれた


区切りの倜だった

No.498 10/06/09 22:57
倕焌け雲 ( PpQK )

匏圓日

私はりゅうよりも早く匏堎入りし
支床をしお貰った


久しぶりに逢う芪戚や
友人に挚拶をし
りゅうのご䞡芪ずも
写真を撮った


匏は滞りなく枈み
披露宎も䞭盀に差し掛かった


共の挚拶の䞭で

「二人は遠回りした愛の様で それぞれを想った時間を過ごし
今日の日を迎えたのだず確信しおいたす。
偎で芋おいお歯痒かったけど、僕もこんな人の愛し方が出来たらいいず思っおたす。」

そう蚀っお拍手喝采になった時
私達は共に感謝仕切れない皋の気持ちで䞀杯だった


小さい頃からの写真が流され私達の蚘念すべき区切りに
い぀もりゅうが傍にいた事を改めお感じおいた

その埌りゅうの挚拶

私は隣りに䞊び
りゅうの䞀぀䞀぀の蚀葉を噛み締めた

No.499 10/06/09 23:33
倕焌け雲 ( PpQK )

「本日はお忙しい所僕達の為に足をお運び頂きありがずうございたした。 䞭略 

僕達は確かに遠回りの付き合いをしおきたした。
それは圌女の優しさず愛情だったず匷く思っおいたす。
圌女はい぀も僕が倧事な時期に自然ず距離を保っおくれお 

そんな事も解らず僕は圌女に甘えおた事を
凄く埌悔しおいたす。
圌女は自分自身の匱さを感じたず距離を䜜る事が䜕回かありたしたが、僕の為の時間だった事を痛感した時
僕はいかに甘えお匱いず情けなくなりたした
今の僕があるのは恵のお陰でもありたす。

僕はこれから
恵を 
䞀日でも倚く 笑顔で䞀緒に過ごせる様に
頑匵っおいきたす‌」

涙ながらに話すりゅうに皆が拍手を送った



りゅうから思いがけない蚀葉を聞いお
私も涙が止たらなかった

No.500 10/06/09 23:56
倕焌け雲 ( PpQK )

私達は入籍も枈たせ
倫婊になった


ホテルに泊たり
りゅうは私を抱き抱えベットに運ぶ

私はりゅうを離さなかった


長く熱いキスをしお
私達の新しいスタヌトが始たった



お互いが求めあい
私達は䞀぀になる
ずっず䞀緒に
りゅうず 䞀緒に
私は生きおいこう



りゅうが傷に唇を這わせる床に私は
呜の有り難みを感じた
りゅうず生きおいける
誇りが自信に぀ながっお
仕事も家事も私なりに頑匵っおいける(笑)

のんびり生きおもいいよね


それだけ沢山りゅうず䞀緒にいられる(笑)


私はりゅうの🏠で
暮らす事になっおいた

これからも沢山
写真を撮ろうね(笑)
壁いっぱい
私達の写真を(笑)


そしおい぀もの道を
手を繋いで歩いお行こう

い぀たでも 



远蚘
読んでくださった皆様ぞ

拙い文章を読んでくださりありがずうございたした。
道Ⅱを曞く予定でいたす。
最埌たで曞かせお頂きありがずうございたした。
たたお逢い出来る日を楜しみに 。

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