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カヤの依存

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ちゃら( 3bHK )
10/04/10 13:30(更新日時)

自分の居場所と愛が欲しかっただけ…


一男二女。
カヤは戸田家の長女として生まれた。



宗教に熱狂的にハマる母。


堪え性と甲斐性のない父



兄ほど期待されず、妹ほど可愛がられていない事を幼い頃から痛いほど感じてきた



心にポッカリ空いた穴は成長を増す事に大きくなっていった…

No.1158792 08/11/09 21:52(スレ作成日時)

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No.101 08/11/26 03:46
ちゃら ( 3bHK )

>> 100 あやごんさん✨レスありがとうございます☺

読んで頂けて嬉し恥かしです😳💕


励ましのお言葉まで頂き、重ね重ねありがとうございます🍀


これからも読んで頂ける様、頑張りますね✏





ちゃら

No.102 08/11/26 16:40
ちゃら ( 3bHK )

>> 99 男が出るとカヤも早速入った。 昨日は嫌に恥ずかしく感じたバスローブも、今日は何の躊躇いもなく着た 風呂に入っている時、既に眠気はピ… 男はバスローブの上半身を脱がし、後ろから唇や舌を這わす


あちらこちらに行き交うそれに、カヤはその度何度もビクンと反応してしまう


同時に乳房に受けている刺激により一層カヤの背中はのけぞった




「あん…
アン…ッ」




漏らす声は遠慮がちだが、ガマンする事などもはや出来ない



「可愛い声で鳴くんだね…」




その言葉のいやらしさにカヤはおもいきり感じて声はどんどん大きくなる



「今ので感じたの?」



男の意地悪な言葉が続く



男は手は乳房から腹へと…
ゆらゆらと這いカヤのあの部分へそっと指を当てた

No.103 08/11/26 22:20
ちゃら ( 3bHK )

>> 102 カヤは自分の下を触られる経験がまだない

以前付き合っていた彼とは自分の上半身を許すまでであった


先程の車中では、まだ経験していない次をどこか期待していたのに、いざ触られると怖くなってしまい、とっさに男の手を掴んだ





「…イヤだった?」





後ろから男の声が優しく問う



さっきのあのいやらしい言葉を意地悪に言う男とはまるで別人の、いつもの優しい男の声だった


それを聞いたカヤは安心を取り戻したが、自分の後ろで自分の身体のあちこちを弄んでいる人間が、本当にあの男なのかを確かめる様に、男の手を掴んだまま、身体ごと振り返った

No.104 08/11/27 16:32
ちゃら ( 3bHK )

>> 103 薄暗い中、男の瞳は優しくカヤを見つめ返した…


そのまま向かい合い、抱き合い、唇を重ね


カヤの不安も迷いも溶けてなくなり、男もそれを察した様に


「嫌だったらちゃんと言ってね」


と再びカヤの秘部にそっと指を当てる


その指はゆっくりと上下に、なぞり、充分にカヤの蜜をすくい取ると小さく突起する部分をなで始めた



「…う…
ん……」



他のどの部分より強く流れる電流にカヤは身をよじる



男が更に乳首を咥えると、カヤの背中はビリビリと熱くなっていった


「あん…
あん…ッ
あんッ…!」



カヤの口からは今までよりずっと色を増した声がこぼれる



複雑に撫でていた指はやがて、落ち着きのある一定のリズムで単調な動きに変わり、それを繰り返す




同時に咥えた乳首に優しく歯をあて小刻みに舌を震わす

No.105 08/11/27 22:24
ちゃら ( 3bHK )

>> 104 しばらくその快楽に溺れていたカヤが急に

「止めて!!

なんか怖いッ!


自分がドコかへ飛んで行っちゃいそうなの!!」





息を荒くしたまま叫び懇願した


男はピタリと動きを止めた



「大丈夫、リラックスして




男の温かい眼差しと柔らかい声にカヤはまた安心し、男の胸に頭を預けた


男の指は先程と全く同じ動作で、しかしそれよりも更に丁寧に動き出した


カヤの中で、あの恐ろしく感じた波はすぐやってきた


「んんッ!
ン…ッ

アンッ!…
アン…ッ…!


あっ…

あっ…





頭のてっぺんから爪先まで電流が流れる様な感覚に陥ったすぐ後、カヤの頭の中は真っ白になった

  • << 107 息をきらしながらしばらくぼう然としていたカヤが、ようやく背中に自分の汗を感じると、男の顔を見上げた 「イッちゃったね」 男はカヤの髪を柔らかくなで、その心地よさにカヤはそのまま眠りについた

No.106 08/11/27 23:09
ポチ ( 20代 ♀ xTSGh )

☺ドキドキ💓

  • << 108 ポチさん、レスありがとうございます😊 目を通して頂いている方が少しでもいると思うと、毎回私の方がドキドキしちゃうんですよ😳💕 でもレス頂けると本当に嬉しくて、楽しく書かせて頂いております✏🎵 本当に感謝感謝です🍀🙇 これからも不定期ではありますが少しずつ更新させて頂きたく思いますm(_ _)m ちゃら

No.107 08/11/27 23:18
ちゃら ( 3bHK )

>> 105 しばらくその快楽に溺れていたカヤが急に 「止めて!! なんか怖いッ! 自分がドコかへ飛んで行っちゃいそうなの!!」 息を荒… 息をきらしながらしばらくぼう然としていたカヤが、ようやく背中に自分の汗を感じると、男の顔を見上げた




「イッちゃったね」



男はカヤの髪を柔らかくなで、その心地よさにカヤはそのまま眠りについた

  • << 109 再びカヤが目を覚まし、ふと時計を見るとホテルへ来てからまだ四時間しか経っていなかった 隣りにいる男は眠っている 身体は気怠いが頭はスッキリとし、先程の情事を思い出していた 昨日は生まれて初めて、愛撫の快感に目覚め、そしてつい先程、やはり生まれて初めてイクという経験を味わった。 たった二日で大人への階段を随分上ってしまった気分になった 乱れたガウンを直し、タバコに火を付ける 「…おいしい…」 今まで、気が向いた時だけなんとなく、真似事の様にタバコを吸っていたが、こんなに美味く感じた事などあったであろうか 美味いと感じた事もなく、いつでも止められると思っていたが、ニコチンが自分の中に浸透し、蓄積され、いよいよ支配し始めたかと思うと少し苦々しい気持ちになったが、一本目を吸い終わるとすぐ、二本目に火を付けた

No.108 08/11/27 23:40
ちゃら ( 3bHK )

>> 106 ☺ドキドキ💓 ポチさん、レスありがとうございます😊




目を通して頂いている方が少しでもいると思うと、毎回私の方がドキドキしちゃうんですよ😳💕



でもレス頂けると本当に嬉しくて、楽しく書かせて頂いております✏🎵



本当に感謝感謝です🍀🙇






これからも不定期ではありますが少しずつ更新させて頂きたく思いますm(_ _)m




ちゃら

No.109 08/11/28 15:36
ちゃら ( 3bHK )

>> 107 息をきらしながらしばらくぼう然としていたカヤが、ようやく背中に自分の汗を感じると、男の顔を見上げた 「イッちゃったね」 男はカ… 再びカヤが目を覚まし、ふと時計を見るとホテルへ来てからまだ四時間しか経っていなかった


隣りにいる男は眠っている


身体は気怠いが頭はスッキリとし、先程の情事を思い出していた



昨日は生まれて初めて、愛撫の快感に目覚め、そしてつい先程、やはり生まれて初めてイクという経験を味わった。

たった二日で大人への階段を随分上ってしまった気分になった



乱れたガウンを直し、タバコに火を付ける



「…おいしい…」



今まで、気が向いた時だけなんとなく、真似事の様にタバコを吸っていたが、こんなに美味く感じた事などあったであろうか



美味いと感じた事もなく、いつでも止められると思っていたが、ニコチンが自分の中に浸透し、蓄積され、いよいよ支配し始めたかと思うと少し苦々しい気持ちになったが、一本目を吸い終わるとすぐ、二本目に火を付けた

No.110 08/11/28 15:55
ちゃら ( 3bHK )

>> 109 「今日は随分吸いますねぇ」




ベットの方を振り返ると男が起きていた



「ごめん!
起こしちゃった?」


「いや、眠りが浅くて、寝たり起きたり繰り返してたから」


そう言って男も、カヤの座るソファの隣りへと腰を下ろし、自分のタバコを咥えた


「ハイ!」



カヤは自分のライターで男のタバコに火を付けた


男は「おッ!」とでも言う様な顔をし


「随分大人な事してくれるねぇ」


と笑いながら悪意のない皮肉を浮かべた



カヤは「だよね」と恥かしそうに肩をすくめて見せた



「可愛い」


男はタバコを持つ自分の手を遠ざけるとカヤにキスをした


舌を絡ませたが短いキスだった。


「タバコの味がするね」



お互いを見つめながら笑った

No.111 08/11/28 21:14
ちゃら ( 3bHK )

>> 110 「まだだいぶ時間あるから、今のうちもぅ少し寝とくか!」


二人は再びベッドに戻った



男が自然に腕を差し出したので、カヤも恥かしがらず素直に頭を預けた





「カヤって髪短いよね」


「ずっとショートなの。
ちっちゃい頃から

だから伸ばしたいって思っても途中でいつも嫌になっちゃって切っちゃうんだ

自力で肩より下まで伸ばした事ないよ



オニイサンは私より全然長いよね

やっぱりバンドマンだから?」



「ん~、最初は確かにバンドがきっかけだったケド、もぅ当たり前になり過ぎちゃって、だいたいいつもこんな感じ



女の子で髪伸ばした事ない子なんているんだな~」



「ん~、私の回りでも私くらいかも


ショートの子でも、前は長かったってのが殆どだよね



何で?

オニイサンは髪の長い子が好きなの?」

No.112 08/11/28 22:22
ちゃら ( 3bHK )

>> 111 「いや…別にそうじゃないんだけどさ…


髪短い子の裸、直に見たのって初めてだな~と思って」


男はチラリとカヤの顔を見て
カヤと目が合うとわざとらしくニヤリと笑ってみせた



「何ソレ?
どーゆー意味?」


カヤも負けずと、わざと気持ち悪い物を見るかの様な顔を作り聞いたが、男は気にも止めない様子で



「見慣れてないせいか
エロいな~と思って」



男はまたチラリとカヤを見てしてやったりな顔をした

  • << 115 カヤは顔から火が出る思いだった なんだか男が憎たらしく思えて、涙が出そうになった 何か言い返してやりたかったが、恥かしさで頭がカッとなり言葉が出てこない。 睨んで見せるのが精一杯だった そんなカヤの顔を見て男は「フッ」と噴出したが慌てて 「ごめんごめん カヤってちょっと苛めたくなっちゃうんだよね」 男はカヤの方へ向き直し、なだめる様な口調で言い、まるで子供をあやすかの様にカヤの頭をポンポンと叩いた そしてカヤを抱き締めると首筋に何度もキスをした

No.113 08/11/29 18:13
りこ ( 30代 ♀ SVaDh )

更新楽しみにしてます✨

カヤちゃんかわいいっ☺

No.114 08/11/30 11:56
ちゃら ( 3bHK )

>> 113 りこさん、レス頂きありがとうございます☺


カヤ、可愛いですか?!😲

17歳の少女という設定で、家出やタバコ、見ず知らずの男に声を掛け、ホテルにまで付いて行ってしまう破天荒で未熟な主人公なので、気分を害されてる人が沢山いるだろうと内心ドキドキヒヤヒヤしながらも書いてきましたが、そんな風にカヤを見て下さっている方もいて下さるなんて、正直驚きましたが本当に嬉しいです(*^_^*)



カヤも私もまだまだ未熟で、ストーリーもなかなか進んでいませんが、りこさんの気が向いた時に、また目を通して頂けたら幸いです🍀


暖いレス、本当にありがとうございました✨





ちゃら

No.115 08/11/30 12:24
ちゃら ( 3bHK )

>> 112 「いや…別にそうじゃないんだけどさ… 髪短い子の裸、直に見たのって初めてだな~と思って」 男はチラリとカヤの顔を見て カヤと目が合う… カヤは顔から火が出る思いだった

なんだか男が憎たらしく思えて、涙が出そうになった
何か言い返してやりたかったが、恥かしさで頭がカッとなり言葉が出てこない。


睨んで見せるのが精一杯だった




そんなカヤの顔を見て男は「フッ」と噴出したが慌てて


「ごめんごめん
カヤってちょっと苛めたくなっちゃうんだよね」


男はカヤの方へ向き直し、なだめる様な口調で言い、まるで子供をあやすかの様にカヤの頭をポンポンと叩いた




そしてカヤを抱き締めると首筋に何度もキスをした

No.116 08/11/30 12:45
ちゃら ( 3bHK )

>> 115 カヤはまだ男の言葉を気にしていたので、反応したくないとガマンしていたが、首筋にキスをされながらバスローブの上から乳房に手が伸びると、簡単に身体は反応してしまいビクンとなった




バスローブの上から乳首をつままれ、それを親指で何度もなぞられると乳首はバスローブに擦れ、切ない快感が走る
そしてまるでカヤの意志に反するかの様に

もっと触ってと自己主張するかの様に乳首は固く大きくなっていく

No.117 08/11/30 14:45
ちゃら ( 3bHK )

>> 116 「はぁ…」

カヤが甘く息を吐き出すと
男はわざとバスローブとの摩擦を大きくする様に摘んだ乳首を上下に擦った




「もぅ一度見せて…」




とカヤのガウンの紐を片手でほどき、一瞬マジマジとカヤの裸に目をやると


「やっぱりエロいよ」
と乳房の回りを舌でなぞった



その言葉のいやらしさにカヤは火がついてしまったのか

「んんん…っ

んッ…

アン…ッ」


喘ぎ声がこぼれてしまう

男の舌は焦らす様に乳首を避け、乳房の回りや腕、腹をなぞる


カヤは想像のつかないその舌の行く先に身体はビクン…
ビクン…

とその度身をよじらす。



やっと上に戻ってきた舌はようやくまたカヤの乳房に辿り付き、乳首を丁寧に舌先で舐め上げると口に含み転がした

No.118 08/12/01 02:50
ちゃら ( 3bHK )

>> 117 男の生暖かい口の中に包まれカヤの乳首は、更に男に弄んで欲しいかの様に大きく突出す


男はそれに応えるかの様に強弱をつけながら巧みに舌や唇、歯を使う
カヤの全神経は乳首へと集中し、その快感に酔いしれていたが、そのうち秘部に熱いものを感じる様になった


先程、絶頂を知ったその部分に切ない疼きを感じていた


両腿をモジモジと擦り合わせていると、それに気付いた男は、乳首から唇を離す

そのまま下へ下へと舌でなぞりながらカヤの太股へと辿りついた

  • << 121 内腿を這う唇や舌の刺激にカヤは緊張していた。 内側へ内側へとジワジワ迫ってくるそれにカヤの足は力が入って、拒むかの様に閉じてゆく 「そんなトコ汚いからやめて…!」 カヤが言うと 「汚くなんかないよ」 とだけ言い、カヤの緊張を丸ごと包み込むかの様に更に優しく丁寧に愛撫する カヤの固く閉ざされかけた足が、徐々にゆるんでいった

No.119 08/12/01 16:26
あず ( EZX5h )

一気に読んでしまいました✌
更新楽しみにしています❗

No.120 08/12/02 00:30
ちゃら ( 3bHK )

>> 119 あずさん、レスありがとうございます😊😊



一気読みして頂けて嬉しいですo(^-^)o



私も少し、前のを読み直してみましたが話が繋がっていなかったり、誤字脱字であずさんにも読みづらい箇所が多々あったと思います💦



最初からあまり展開が進んでいませんが、楽しみながら書いていきますので、お付き合い頂ければ幸いです🍀





ちゃら

No.121 08/12/04 12:54
ちゃら ( 3bHK )

>> 118 男の生暖かい口の中に包まれカヤの乳首は、更に男に弄んで欲しいかの様に大きく突出す 男はそれに応えるかの様に強弱をつけながら巧みに舌や唇、… 内腿を這う唇や舌の刺激にカヤは緊張していた。


内側へ内側へとジワジワ迫ってくるそれにカヤの足は力が入って、拒むかの様に閉じてゆく



「そんなトコ汚いからやめて…!」


カヤが言うと

「汚くなんかないよ」


とだけ言い、カヤの緊張を丸ごと包み込むかの様に更に優しく丁寧に愛撫する



カヤの固く閉ざされかけた足が、徐々にゆるんでいった

No.122 08/12/04 22:58
ちゃら ( 3bHK )

>> 121 カヤは二度目の絶頂を迎えた



指とはまた違った快楽に、あっという間に果ててしまった




しばらく経ってもまだ余韻が残りトロンとしているカヤに男が言った




「カヤの処女、俺が貰ってもいい?」



カヤが処女である事は、車の中で今までの恋愛経験を語っている時に話していた



「オニイサンだったらいいよ…」



しかし男は



「ちょっと一服するか…

カヤは今イッた所だし。

もぅちょっと冷静になって、考えられる時に、また聞くよ」




二人はベットでタバコを吸った



カヤはやはりタバコを美味いと感じていた

男の言う通り少し考えてみたが、それよりもタバコの美味さの事ばかり考えていた




カヤの回りは殆ど経験済みだった


しかし焦っている訳でもなかった

自分は不感症だと思い込んでいた事で、セックスを楽しむ事なんて出来ないだろうと考えていた

好奇心はあっても魅力を感じる事は無かった


かと言って、特別大切なものだとも思ってはいなかった

  • << 125 例え愛する人にそれを捧げる事が出来たとしても、その愛が永遠に続く事など殆どないと思っていた 実際、美也子も、他の友達もカヤの回りで経験を済ませたその殆どが、今はもぅ別れてしまっているのを見てきた その相手と結婚まで漕ぎ着けたとしても、もしくは結婚まで守り抜いたとしても、だからと言ってその愛までが保証される訳ではない。離婚だってするかもしれない… 愛が憎しみに変わる事だってあるだろう あの人に捧げて良かったなんて…結局死ぬまでわからない しかし、今まで付き合った男たちにくれてやる気にもなれなかった事で、自分の感情は無視出来ない事は充分わかっていた

No.123 08/12/05 00:14
あみ ( 30代 ♀ b0MN )

>> 122 私も一気に読んでしまいました☺
気になる気になる🙈かやちゃんカワユス💖

No.124 08/12/06 10:01
ちゃら ( 3bHK )

>> 123 あみさん、レスありがとうございますo(^-^)o



なかなか進みませんが、コメント頂けると嬉しくてまた楽しく書こうと思います😊


カヤが可愛いと言って頂けるのも、なんだかとっても嬉しいです☺


まだ泥臭さが出てきていないのですが、未熟な人間、女の部分がカヤの中でも蠢いていく感じも書けたらなと思っています



本当にレス嬉しかったです💖


ありがとうございます🍀







ちゃら

No.125 08/12/06 10:18
ちゃら ( 3bHK )

>> 122 カヤは二度目の絶頂を迎えた 指とはまた違った快楽に、あっという間に果ててしまった しばらく経ってもまだ余韻が残りトロンとしてい… 例え愛する人にそれを捧げる事が出来たとしても、その愛が永遠に続く事など殆どないと思っていた


実際、美也子も、他の友達もカヤの回りで経験を済ませたその殆どが、今はもぅ別れてしまっているのを見てきた


その相手と結婚まで漕ぎ着けたとしても、もしくは結婚まで守り抜いたとしても、だからと言ってその愛までが保証される訳ではない。離婚だってするかもしれない…


愛が憎しみに変わる事だってあるだろう



あの人に捧げて良かったなんて…結局死ぬまでわからない




しかし、今まで付き合った男たちにくれてやる気にもなれなかった事で、自分の感情は無視出来ない事は充分わかっていた

No.126 08/12/06 10:27
ちゃら ( 3bHK )

>> 125 だからどうして男に捧げてもいいと思えるのかカヤも不思議だった


歴史も愛もまだ何も始まっていない。



果たして始まるかさえわからない
自分の中でも…
男の中でも…




それどころかもう二度と会う事もないかもしれない




この先凄く愛する人が現われて後悔するかもしれない…




色んな可能性も頭を霞めたが迷いは無かった



今、そう思えたならそれでいいや…

No.127 08/12/06 11:04
ちゃら ( 3bHK )

>> 126 「ゲームでもやる❓」



男は備え付けのテレビゲームを指差しながら聞いてきた




「エッチしないの?」


自分の決意とは全く関係のない言葉にカヤは驚き聞いた




カヤのその言葉に今度は男が驚いた顔をしたが
「俺が変な事言っちゃったからだよな…
ゴメンな…






謝られた事で、なんだかカヤは切ない気持ちになった。


まるでフラれた気分だ

いや、それどころか大好きだったあの人に、勇気をふり絞って生まれて初めて告白し、フラれたあの時よりずっと重たい気分だった




「なんで?オニイサンにお礼がしたいの…

私の事、拾ってくれたし
私の話も聞いてくれたし
いっぱい楽しい時間もくれた

お金も沢山使わせちゃったし…





カヤはうつむきながら、呟くよりずっと小さな声で言った
その声は掠れていた



男は優しくカヤの頭を撫でると強く抱き締めた



「自分の身体…
お礼だなんて言うなよ…」



その言葉にカヤから初めてキスをした

No.128 08/12/06 11:29
ちゃら ( 3bHK )

>> 127 それは自分が初めて舌を入れる激しいキスだった



まるでカヤから求めている様なその深く熱いキスを、男はしばらく静かに受けていたが、それに応える様に舌を絡ませ、カヤの乳房に優しく触れた




そっと乳房を包んで、触れるか触れないかの弱い力で小指だけ乳首に触れる




「んあッ…!」



一瞬カヤの唇が男の唇を離したが、また激しく吸い付いた


男の唇を離すまいと舌を絡ませるが、乳首に刺激が走る度に声が出てしまい離れてしまいそうになる

No.129 08/12/06 17:19
ちゃら ( 3bHK )

>> 128 何度目だろう…



カヤの感情は今まで以上に高ぶり、男の愛撫を全身で受止め、感じていた


我を忘れるほどよがり、喘ぐ


男の荒くなっていく息遣いや、乱暴になっていく愛撫にカヤは更に興奮していく




男はカヤが最も感じる部分を舐めながら、指を一本蜜壺へゆっくりと入れた



「…くぅ…ッ」




今までに聞いた事のないカヤの喘ぎ声に一瞬ビクッとしたが、そのままゆっくり押し進めると人差し指一本丸々カヤの中に収まった


しかし男の人差し指を咥え込むそれは、狭く弾力があり、男が力を緩めばすぐにでも押し出されてしまいそうだった


「痛い?」

No.130 08/12/06 17:32
ちゃら ( 3bHK )

>> 129 男は落ち着いた声で優しく聞いた




「…ん
大丈夫…」




カヤの弱々しい声が返ってくると男は入れた指をそのまま動かさず、わざとピチャピチャと音を立てながらカヤの小さく突起する部分を舐めた



その音のいやらしさにカヤの身体は更に熱く快感が走る



蜜壺の中に異物を感じていた緊張感は一気に吹き飛ばされ、トロトロした物が男の人差し指を伝う

No.131 08/12/06 22:54
ちゃら ( 3bHK )

>> 130 カヤの蜜が溢れると、男は舐める間隔に合わせて人差し指を動かしてみた


まだまだ狭いが収縮が先程よりゆるくなりスムーズに動かせる



更に激しく舐め上げると同時にカヤの声も大きくなる


そして男は中指の先を入れてみる



カヤの反応を見ながら、なるべく痛みを伴わない様に…慎重に…


やはり二本はキツそうだった
第一関節までがいいところだ



焦らずじっくり、人差し指と舌を動かす



「んぁッ…!
んんッ…!




カヤは絶頂を迎え掛けていた



蜜は更に溢れ出す


男は舌を単調なリズムに整えると、第一関節まで入っている中指を更に深く沈めてみた



何とか指二本がしっかり入ったところで、カヤは絶頂を迎えた。

No.132 08/12/06 23:10
ちゃら ( 3bHK )

>> 131 カヤがイクと、指を伝い、男の手の平までも蜜が濡らした。



全身で息をしているカヤに


「本当に貰ってもいいの?」



再び男が聞く




「うん、
いいよ」



男は自分の着ていたガウンを空いている左手でほどくと、指を抜き、カヤの愛液がたっぷりついた指と手の平でペニスを濡らした


カヤのと男のとでヌチャリと粘着質な音を立てた



そそり起つペニスをカヤの秘部にそっと当てた




「痛かったら言うんだよ…」




カヤはコクリとうなずく



男は右手でペニスの根元を押さえると、ゆっくり腰を沈めた

  • << 134 誘う様に甘い蜜の匂いを振りまきながら充分に潤いきり、すぐにでも男の全てを濡らし飲み込んでしまいそうになっている、肉食植物の様になったカヤのその部分は、見た目よりずっと強い抵抗力を見せる 「んんん…ッ うぅ…ッ ッッ!!… ッ…!」 小さく低い呻き声をあげるカヤに 「カヤ、力抜いてごらん… 」 男はカヤが立てている右膝に優しく何度もキスをした カヤはしばらく男の唇が触れる膝に神経を集中し、いつの間にかその甘美なキスに酔いしれ溶けた… その瞬間 「いッ!!!!」 脳天を突き抜ける様な衝撃を受けカヤはシーツを強く握りしめこらえていた カヤと男は一体になっていた その後もカヤは男が果ててしまうまでの短い時間ガマンを尽くした 愛液に溶けた血が綺麗な薄い紅色にシーツを染めていた

No.133 08/12/11 18:53
困ったちゃん ( ♀ 7hFJh )

更新早くぅ~😆

  • << 135 困ったちゃんさん、可愛いレスありがとうございます☺ すみません💦他の方が書く素敵な小説に夢中になってしまい、放置していました💦💦 頑張りますね~f^_^;💕 ちゃら

No.134 08/12/12 02:15
ちゃら ( 3bHK )

>> 132 カヤがイクと、指を伝い、男の手の平までも蜜が濡らした。 全身で息をしているカヤに 「本当に貰ってもいいの?」 再び男が聞く … 誘う様に甘い蜜の匂いを振りまきながら充分に潤いきり、すぐにでも男の全てを濡らし飲み込んでしまいそうになっている、肉食植物の様になったカヤのその部分は、見た目よりずっと強い抵抗力を見せる



「んんん…ッ
うぅ…ッ

ッッ!!…


ッ…!」



小さく低い呻き声をあげるカヤに



「カヤ、力抜いてごらん…




男はカヤが立てている右膝に優しく何度もキスをした




カヤはしばらく男の唇が触れる膝に神経を集中し、いつの間にかその甘美なキスに酔いしれ溶けた…


その瞬間


「いッ!!!!」



脳天を突き抜ける様な衝撃を受けカヤはシーツを強く握りしめこらえていた




カヤと男は一体になっていた




その後もカヤは男が果ててしまうまでの短い時間ガマンを尽くした


愛液に溶けた血が綺麗な薄い紅色にシーツを染めていた

  • << 136 「痛かった❓ 大丈夫…❓」 男はカヤの額の汗を手で拭いながら、心配そうな顔でカヤの目を真直ぐ見つめた 「うん… 平気」 カヤはいまだジンジンと続く、苦く、しかし甘いその痛みを静かに感じていた 終わるまでは痛みに堪えるので必死だった しかし終わってみるとその痛みが愛しく思えた 同時に頭の中はスッキリと爽快な風が吹いている様でさえあった 「大人になっちゃった…」 「大人にしちゃったね…」 二人は見つめ合い笑った

No.135 08/12/12 02:19
ちゃら ( 3bHK )

>> 133 更新早くぅ~😆 困ったちゃんさん、可愛いレスありがとうございます☺



すみません💦他の方が書く素敵な小説に夢中になってしまい、放置していました💦💦



頑張りますね~f^_^;💕







ちゃら

No.136 08/12/12 02:38
ちゃら ( 3bHK )

>> 134 誘う様に甘い蜜の匂いを振りまきながら充分に潤いきり、すぐにでも男の全てを濡らし飲み込んでしまいそうになっている、肉食植物の様になったカヤのそ… 「痛かった❓

大丈夫…❓」



男はカヤの額の汗を手で拭いながら、心配そうな顔でカヤの目を真直ぐ見つめた


「うん…

平気」



カヤはいまだジンジンと続く、苦く、しかし甘いその痛みを静かに感じていた


終わるまでは痛みに堪えるので必死だった



しかし終わってみるとその痛みが愛しく思えた

同時に頭の中はスッキリと爽快な風が吹いている様でさえあった



「大人になっちゃった…」




「大人にしちゃったね…」



二人は見つめ合い笑った

No.137 08/12/12 19:36
ちゃら ( 3bHK )

>> 136 二人は結局その後、寝ないで時間いっぱいテレビを見たり、ゲームをしたりして過ごし、ホテルを後にした



食事に行き、いつもの様にドライブをしたが、あまり寝ていなかった為、カヤはいつのまにかそのまま眠ってしまっていた



次に目を覚ました時、隣りにいる男の声が聞こえた




車はどこかで停車され誰かと携帯電話で話している様だった


男に背を向けた体制のまま、なんとなく話に耳を傾けた


「そうなんだ…


………


こっちはちょっと雪が降ったし寒いよ


………


東京には戻るけど、まだいつかは決めてない。

………


うん、もぅちょいゆっくりするわ


………


わかった!あゆみも風邪ひくなよ


またこっちからもメールするわ


………


おぅ!じゃあな、おやすみー…」




【あゆみ】

昨日も電話がきた、男が毎日連絡がくると言っていた『女友達』であろう




男の本当の気持ちまではわからなかったが、楽しそうに話していた感じから、カヤは満更でもなさそうな気がした


そして、その【あゆみ】という女は、やはり男の事が好きなんだろう…と確信した気がした


ぼんやりしながらそんな事を考え、カヤは再び目を閉じた

No.138 08/12/13 01:23
ちゃら ( 3bHK )

>> 137 カヤが再び目を覚ましたのはトイレに行きたくなったからであった



男が【あゆみ】という女と電話で話しているのを確認してからどれくらい寝たかはわからないが、時間を見ると午前2時を過ぎていた


隣りの男は運転席のシートを倒して寝ている


ふと外を見るといつもの公園の駐車場であった



カヤはトイレに行きたいが男を起こすには気が引けた



しかし自分独りであのトイレに行くのはやはり怖い



カヤは取り合えず一人で行ってみようと思ったが、なかなか決心が付かない

しかしいつ起きるかわからない男の目覚めを待てるほど我慢など出来るものでもないと諦めた



よし、このタバコ一本吸ったら行こう!



カヤはタバコに火を付けた



目覚めの一服は一瞬頭がフワッとしたが、気怠い美味さがカヤの全身を包んだ



カヤはその一本を出来るだけゆっくり味わった

No.139 08/12/13 02:29
ちゃら ( 3bHK )

>> 138 タバコが短くなるにつれカヤの緊張は増していった



あのトイレにもうすぐ一人で向かわないといけないと思うと気分は重い



なかなか消す決心が付かずとうとう根元ギリギリまできてようやく、タバコを灰皿に押し付けた




ヨシッ!!!




カヤはバッグから、告白した時に貰った黒沢のZIPPOを取り出し、強く握りしめ、外に出た




「こんなの告白した時のあの勇気に比べたら!!」



自分にいい聞かすかの様に呟き、強い歩調で歩き出す



シルバーの冷たさを手の平全体に感じると、カヤは自分が強くなった気がした





しかしあっという間にトイレの入り口まで来てしまうと、足がすくんでしまい前に進む事が出来なくてなってしまった




なんで…?!




自分が情けなくなって、カヤは目を瞑りもう一度強くZIPPOを握りしめた。


いつの間にかZIPPOはカヤの体温と同じ温度になり汗ばんでいた

No.140 08/12/13 03:02
ちゃら ( 3bHK )

>> 139 「カヤ!」




自分を呼ぶ声がして、目を開け振り向くと、男がカヤの方に向かって歩いてくる




「一人で行けんのか?」




カヤの前まで来ると男はいつもの優しい口調でカヤに問い掛けた




「私、起こしちゃった?」



「カヤが出て行く時。
ドア閉める音で起きた」



男は笑いながら言った


車を出る時、気持ちに勢いを付けていたので、自然と強くドアを閉めてしまっていた事にカヤはハッとした



「カッコ悪いね…」




カヤも情けない笑いを浮かべた

No.141 08/12/13 03:30
ちゃら ( 3bHK )

>> 140 結局男に個室の前までついて来てもらい、ようやくカヤは用を足す事が出来た




「いつもゴメンね…」



歩きながらカヤが相変わらず情けない顔で男に謝ると




「起こしてくれたら良かったのに」



それからこんな時、男はいつもカヤが気にしない様にいられる言葉を使う



「でも、こんな深夜に絶対ないだろうけど、もし誰か入ってきたら間違いなく、俺変態って思われるよな」



そんな男のジョークにカヤの心は温かくなり、笑った



「やっぱり、こっちは星スゲェーね」



男はふと空を見上げて言った




「東京だと、こんな見えないもん

距離も近いし

空ってデカイんだな~って改めて思う」



つられてカヤも空を見上げた


空に輝く何千何万もの星を見ながら


「そうなんだ…


私はこの空しか知らないから、これが当たり前になっちゃってる…


綺麗だなって思うけど、特別な感動はないよ…


山も自然も季節の移ろいも…





カヤは自分の素直な気持ちを言葉にするとこんなに素っ気ない物になるんだと寂しく思えた

No.142 08/12/13 04:00
ちゃら ( 3bHK )

>> 141 しかし、男は気を悪くする風でもなく




「俺も東京行くまでは、ナンも思って無かったわ…


生まれてずっとこの環境で、確かにそれが当たり前、あって当たり前だったもんな~…




賛同しながらしみじみ言う男にカヤは聞いた



「東京は楽しい?」



「ん~…

わかんね…


ただ、やっぱ刺激は多いよね


近い距離に何でもあって便利だし、色んな店もあるし

色んなトコから色んな人間が沢山集まってきている所だから、その分今まで出会った事ない様な考え方や捉え方があるんだって思う事は多いよね


それが視野が広がるって事なのかはわからないけど、楽しいってより面白いって感じかな…


まぁ、何でもあって、色んな人間が集まってる分、誘惑が多いのも確かなんだろね…







カヤは急に男の存在を遠く感じ切なくなった

No.143 08/12/13 04:29
ちゃら ( 3bHK )

>> 142 自分の知らない世界を知っている


自分の知らないその世界で生きている



いつかはそこへ帰ってしまう



カヤは忘れ掛けていたひとりぽっちな寂しい感情から逃げる様に、見上げた夜空から目をそらした




うつむいたカヤに男は


「カヤッ!

アレ見て!!」



突然声をあげた

男が指差す南の空を再び見上げた瞬間、男の唇がカヤの唇に重なった




「な~んてね!

ナンもないよー」



イタズラな笑みを浮かべながら男はカヤの顔を覗き込むと今度は強く抱き締めた

No.144 08/12/13 05:05
ちゃら ( 3bHK )

>> 143 抱き締めながらカヤの頭の上で
「今、寂しいって思ったでしょ?」



わざと茶化す様な男の言葉にカヤは腹が立ち


「別にそんな事思ってないよ!


今オニイサンがそう思わせているのは【あゆみ】チャンなんぢゃないの?!」



腹立つ勢いで思わず口をついて出てしまった言葉にカヤはハッとし息を飲んだ



男はフッ…と笑うと


「【あゆみ】?なんであゆみなの?」



と言った


「ゴメン……


オニイサン電話してる時一度起きちゃって


何となく聞いちゃって


でも、寝起きで頭ボーッとしてたし、その後オニイサンすぐ電話切ったみたいだったし、私もそのまますぐ寝たからほとんど聞いてないよ!!







男はまたフフ…と鼻で笑うとカヤの手と自分の手を繋ぎ、再び車へと歩いた

No.145 08/12/13 06:33
ちゃら ( 3bHK )

>> 144 車に戻ると男はタバコに火を付けた



カヤもそれにつられる様にタバコに火を付ける




「あゆみは俺のファンらしいよ」



男は自分のファンだと口にした事が少し恥ずかしそうだった



専門学校を辞めた仲間とバンドを組み、半年前に対バンという形式のアマチュアバンド何組かで合同でライブを開いた

終わってから自分たちと、一緒にライブをした他のバンドとそのファンたちと打ち上げをした



当時、学校も辞め、彼女にもフラれ、おまけにその日の自分たちの出来がひどい物で、半分ヤケになり、あまり得意ではない酒を浴びる様に飲んだ


ある日、知らない番号から電話が掛ってきて、出てみると女だった


電話の相手の女は自分の名を名乗ると

「覚えてますか?」

と聞いてきた


全く思い出せないので間違いではないかと聞くと、その打ち上げで出会ったと言ってきた


ライブには友達が追っかけをしている違うバンドを付きあいで見に行ったが、そこで偶然見た男に一瞬でファンになったと打ち明けてきた

No.146 08/12/13 07:07
ちゃら ( 3bHK )

>> 145 打ち上げで思い切って声を掛け、ダメもとで携帯番号を聞いたら、あっさり教えてくれたので、自分の番号も教えたが、数日待っても男からは掛かって来なかったので意を決して掛けてみたと言った


それが【あゆみ】だったと男は話した



男はその日泥酔していた為、そのやりとりも、あゆみの顔でさえも全く覚えていない事を素直に詫びたがあゆみは
「やっぱりなー!」


と気にも止めない様にケラケラと笑った


それからほぼ毎日電話やメールがきているが、ライブには東京へ引越した友人に会いに遊びに来ていただけで、元々は大阪に住んでいると言うあゆみとは打ち上げの日以来、結局一度も会ってはいない


と男は続けた

No.147 08/12/13 07:39
ちゃら ( 3bHK )

>> 146 「結局その後、バンドのメンバーにその日の事を聞いたんだけど、確かに親しそうに女の子と二人で話していたらしいんだけど





男はそんな自分を呆れた様に

「普段だったら、女の子の事なら絶対忘れる事なんかないのに、惜しい事したかな~」


と笑った



ふんふんと真剣に聞いていたカヤも
「ホントだよ!

会ってみようとか思わないの?

大阪行ってみよーとか」



カヤは男の話にワクワクしていた



「嘘でもファンだなんて言ってもらえるの最初で最後かもしんねーし、あっても下心出す訳いかないっしょ



向こうから会おうとか言ってきたら会うかもしれないケド、そんな風でもないんだよね



まぁ、確かに一度しか会ってないんだし、しかも覚えてない様な男に恋愛感情持つわけもないでしょーよ」

No.148 08/12/13 16:50
ちゃら ( 3bHK )

>> 147 そうかな…?



カヤの中で、男の考えが正しいとは思えなかった。



勿論可能性としては一理あるだろうが、カヤだって黒沢とは殆ど話した事もないまま、黒沢が高校を辞めてから一年経ってもひっそりと想い続ける事が出来た




あゆみの場合、離れていても、例え一度しか会った事がなくても、ほぼ毎日メールや電話が出来れば、幸せなんじゃないか


むしろ、興味がなければ時間もお金も使って毎日メールや電話をしたいと思うだろうか…




しかし、カヤは自分から口火を切ったにしても、どこまでこの話に突っ込んでいいのかわからず、興味を残したままそれ以上自分から聞くのは止めた

  • << 150 「カヤはいつかこの町を出てみようと思う?」 「ん~… 考えてみた事ないかも… 居たいとか居たくないとかぢゃなくてきっとずっとこの町にいるんだろなって感じかな… 勿論家は出たいけど」 きっとずっと、自分も回りも何も変わらない 希望も刺激もないがそこには窮屈な安心感だけがある カヤはどこかうんざりしながらも、それが当たり前なんだと思った。 「今度東京遊びにきなよ」 「うん!」 しかしカヤは本当にそんな日がくる事はないだろうと思った

No.149 08/12/14 01:00
向日葵 ( RV2Ih )

>> 148 横レス失礼します💦

一気に読んでしまいました🐤✨
更新楽しみにしてます💕

  • << 151 向日葵さん、レスありがとうございます😊 更新待ってて下さる方がいると思うと本当に有り難くおもいます😢 数々の矛盾点や表現下手な部分が満載なのに…💦💦 凄く嬉しかったです🍀✨ たまに放置してしまいますが、最後まで書ける様に頑張りますね✊🔥 ちゃら

No.150 08/12/14 01:07
ちゃら ( 3bHK )

>> 148 そうかな…? カヤの中で、男の考えが正しいとは思えなかった。 勿論可能性としては一理あるだろうが、カヤだって黒沢とは殆ど話した事… 「カヤはいつかこの町を出てみようと思う?」



「ん~…


考えてみた事ないかも…



居たいとか居たくないとかぢゃなくてきっとずっとこの町にいるんだろなって感じかな…

勿論家は出たいけど」



きっとずっと、自分も回りも何も変わらない

希望も刺激もないがそこには窮屈な安心感だけがある



カヤはどこかうんざりしながらも、それが当たり前なんだと思った。


「今度東京遊びにきなよ」



「うん!」



しかしカヤは本当にそんな日がくる事はないだろうと思った

  • << 152 そしてこのままいつまでも男に甘えている訳にもいかないと考えていた 家には帰りたくはないが、結局最後はあの家に帰るしかない事はよくわかっていた 「オニイサン、私今日帰るよ…」 「え…?! 何で…?! 大丈夫なの?!」 なんの前触れもない突然の言葉に男は驚いていた 「大丈夫だよ! 見ず知らずの私に、こんなに付き合ってくれてありがとね… お金も沢山使わせちゃったよね… ゴメンね… 」
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