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カヤの依存

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ちゃら( 3bHK )
10/04/10 13:30(更新日時)

自分の居場所と愛が欲しかっただけ…


一男二女。
カヤは戸田家の長女として生まれた。



宗教に熱狂的にハマる母。


堪え性と甲斐性のない父



兄ほど期待されず、妹ほど可愛がられていない事を幼い頃から痛いほど感じてきた



心にポッカリ空いた穴は成長を増す事に大きくなっていった…

No.1158792 08/11/09 21:52(スレ作成日時)

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No.51 08/11/14 21:31
ちゃら ( 3bHK )

>> 50 夢中で遊具から遊具へと走っては移動しながら、一通り遊び終えても上がったテンションが下がる事はなく、本当に童心に返ってしまった様にさえ見えた…




カヤのテンションは車に戻っても、直も下がらず、しりとりゲームやあっちむいてホイををせがんでは男に付き合わせた





男は嫌な顔ひとつせず、笑いながら全てカヤに付き合ってくれた。




「ぢゃあ、次何やろっか!」




「指相撲やろうぜ!

ハンデとしてカヤは指二本使っていーよ!」



初めて男がゲームの提案をしてくれたので更にカヤを楽しい気持ちにさせ、テンションは下がるどころか益々上がってゆく…
ここまで上がるとまるで酒にでも酔っているかの様にさえ見えた


「よーしッ!

絶対負けないからッ!!」

No.52 08/11/14 21:58
ちゃら ( 3bHK )

>> 51 二人は指を組んで見つめ合い、再び視線を指に落とした



「レディーッ!ゴーッッ!!」



カヤが勢いよく叫んだ




カヤは必死になって親指とハンデで貰った人差し指を使った。

しかし捕らえ切れず男の親指がカヤの親指を抑えこんだ

中指で必死に抵抗する
「1…」



男はゆっくりカウントをしてくれたがあっさりカヤは負けてしまった



「悔しいッ!!
でも今ので少し掴めたかも!

もぅ一回やろ!
次は絶対負けないんだから!」


再び二人は指を組んだ

No.53 08/11/14 22:06
ちゃら ( 3bHK )

>> 52 「レディーッ!ゴーッッ!!」




カヤが叫んだその瞬間



男はカヤと指を組んだまま腕を思い切り引いた



男と向き合い、前のめりに体制を取っていたカヤは男の胸の中にいた。


カヤが驚き、男の顔を見上げると、男はカヤの唇に自分の唇を重ねた…

No.54 08/11/14 22:21
ちゃら ( 3bHK )

>> 53 カヤはパニックのあまり動けなくなってしまった
頭の中で事の状況が掴めない




男の唇が離れた…




男はカヤの顔を覗き込む…

目と目が合う…

男は
「本当に子供に戻っちまったのかと思った…」





そして「ゴメンなさい…」と言いながら目をパチパチさせるカヤに再び唇を重ねた




ぼう然となり半開きになったままのカヤの口に男は舌をねじこんだ

No.55 08/11/14 23:21
ちゃら ( 3bHK )

>> 54 どの位時間が経ったであろう…
身動きが取れないままカヤの頭は次第に自分の口の中で激しく動く生暖かい物の正体が何なのかをやっと掴んだその瞬間


「ゴクッ」


カヤの喉が鳴った

すると男は、びくっと止まり、カヤの口から舌を抜き、唇を離した




一瞬だけカヤを見つめ強く抱き締めた



「ゴメン…
俺…」



それっきり男は言葉を失い、変わりに更に強くカヤを抱き締めた




男の鼓動がカヤの体に伝わってくる

No.56 08/11/14 23:30
ちゃら ( 3bHK )

>> 55 カヤは体を預けたまま男の鼓動と体温を感じていた。



言葉は出ない




現実を受入れるのでやっとだったが、思考が止まってしまったかの様にそれ以上は何も考えられなかった



少し力を緩めた男はカヤを抱いたまま、優しく頭をなで続けた

No.57 08/11/15 07:24
ちゃら ( 3bHK )

>> 56 ドキドキしていたが、しばらくすると落ち着きを取り戻し、男の体温と頭を撫でるリズムにカヤは次第に心地良くさえなってきた。




「外明るくなってきた」



男が口を開いた。



そういえば、視界が明るくなったなと思い、カヤは体を起こし、運転席に傾いた体を助手席の方に戻し、窓の外を見た




カヤはまだ明るくなり切れない青白いその景色を綺麗だとぼんやり思った

No.58 08/11/15 08:42
ちゃら ( 3bHK )

>> 57 窓を少し開け、二人はタバコを吸った。

冷たい風がカヤの頬を撫でるのが気持ち良かった。




カヤは考えていた

確かに自分がどぅしてあんなにはしゃいだのか分からない…。


幼少の頃でさえ真剣になって遊びに夢中になり、心から楽しんだ事なんかあったっけ…



ドコかいつも暗い、寂しい気持ちが隣り合わせにいて、それが自然と楽しむ気持ちにセーブを掛けてしまった様な気がする。




カヤはそんな事を回想していると、先程とはうって変わって重たい気持ちになっていった。


こんな時、いつもカヤはよく眠くなる。


寂しい事や辛い事を考えたり、思い出すのを頭が拒否するかの様に…現実から逃避するかの様に…次第に瞼が重くなる…

No.59 08/11/15 08:50
ちゃら ( 3bHK )

>> 58 そんな様子に男が気付いた



「カヤ眠いの?」





「うん…少し…」




この男にだと何故だか気を使わず、素直に自分の感情が出せるな
…カヤはそんな事を虚ろながらにに感じていた。


「寝に行くか」





男は窓を閉め、車を出した。

No.60 08/11/15 09:17
ちゃら ( 3bHK )

>> 59 「カヤ!カヤ!」


男がカヤの肩を優しく叩く。



カヤはあのまま眠りに落ちてしまった様だ




見渡すと車一台分しか入れない車庫の様な所だった。



目の前には、現実離れした様な生活感の無い綺麗な部屋の写真に、大きく「302」と番号が書かれていた。



前付き合ってた男と何度か行った事のあるカヤには、ココがラブホテルの駐車場なんだという事がすぐにわかった。




しかしカヤは、はしゃぎ疲れたのか少し眠ってしまった事で、更に眠りたいと睡眠への欲求が増していた。



そして、あのキスでカヤよりショックを受けていた男を思い出すと何となく安心したのと、カヤの中でも男とのキスが嫌なものぢゃなかったんだなと感じ、一晩中付き合わせてしまった男にも寝かせてやりたいと



促されるままホテルへと入った。

No.61 08/11/15 14:30
ちゃら ( 3bHK )

>> 60 二人は部屋に入った。
部屋はカヤの想像と、今まで前の彼氏と行っていた所より随分広くて驚いた

それなのに全く暖房がきいていない



「エアコン代ケチッてんな~」


男がエアコンにリモコンを向け暖房を付けた


「エコなんだよ!」


とカヤは笑ったが、それにしても確かに寒い…。


「コレぢゃ寝れねーな!風呂入った方がイイかも」


男は風呂場へ向かった。



こんな所に昨夜会ったばかりの男といるのに、全く緊張していない事。それどころかこんなに寒くても早く寝たいと思っている自分の神経の図太さを考えたら、なんだか少しおかしくなってきた

No.62 08/11/15 14:49
ちゃら ( 3bHK )

>> 61 「腹減ったな~」


男が冷蔵庫を開けた


「カヤもなんか食えよ!たいしたモンないけど入れておいた方がよくね?」



カヤも冷蔵庫を覗き込んだ。


冷凍庫にはピラフやたこやきなど冷凍食品が入っていた



「ん~、いいや、そのお茶だけ欲しい」



「マジで!?
食べたい物無かった?
コンビニ寄ってくりゃ良かったな~」



「違う!違う!
今そんなに食べたくないな~と思って」


本当にお腹が空いていないだけなのに、余計に男の気遣いに申し訳なく思った。



男はペットボトルのお茶をカヤに渡し、自分様にスポーツ飲料とピラフを取り出した。



備え付けのレンジでピラフを温めた。


「私、お風呂見てくるね!」



カヤは風呂場に入った。

No.63 08/11/15 18:55
ちゃら ( 3bHK )

>> 62 お湯を止め、男の所へ戻る


「お湯溜まったみたい」




「ぢゃあ、カヤ先入っちゃえば?

俺コレ食うから後にするわ」









温くて、気持ちいい。


どっと疲れが出た気がして早く眠りにつきたいがまだこうして、独りで浸かっていたい気持ちにもなった。



しかし男も早く入れてやらねばと思い、手早く風呂を出た。



備え付けのガウンを着るのがなんだか恥ずかしくて、カヤは着ていた服をまた着る事にした




「ありがとう
お先にいただいちゃってゴメンね…」



「おう!ぢゃあ俺も入ってくるわ!

ってカヤその格好で寝れるの?


ガウン無かった?」



「あったケド寒いから、コレで平気」

No.64 08/11/15 19:18
ちゃら ( 3bHK )

>> 63 ココはどこだろ…




視界に入ったものは見慣れない壁に天井…

しかし絶対に見た事がある…



カヤは体を起こしてやっと思い出した。



あのまますぐ寝てしまったみたいだ。



男がソファで寝ていた。


自分が先にベットを使ってしまったからだ…
カヤは申し訳なくなって、自分の身勝手さに自己嫌悪した


そして気付かれないように男にそっと毛布を掛けた。



しばらくぼーっとしていたら、自分が凄く汗をかいているのに気が付いた

エアコンの温度を下げ、もう一度風呂に入り直そうと度風呂に湯を張りに行った。

No.65 08/11/15 19:38
ちゃら ( 3bHK )

>> 64 カヤは汗で濡れた下着を洗った


渇くかな…


と悩んだがそれでもそのままの下着を付けるのが気持ち悪くて洗面台のタオル掛けに、下着を干してから風呂に入った




体を洗い、

今度はゆっくり入ろう…




湯船に浸かりながら色んな事を考えた。



家族はどぅしているだろう…




!!







その瞬間、カヤは頭がポーッとなっている事に気が付いた




まずいと思いなんとか浴槽から出て、這って洗面台に出た。



立てない…


洋服は着れそうになかったので仕方なくガウンを巻いてそのまま這って外に出た。




「大丈夫?!」



いつの間にか起きていた男が心配そうにカヤの元へ飛んできた

No.66 08/11/15 19:45
ちゃら ( 3bHK )

>> 65 「平気…

ちょっと…
のぼせちゃったみたい…」

息切れ切れにカヤが言うと男は抱き抱えてベットまで運んでくれた


ベットまで来た男がカヤを下ろそうとした時、カヤの着ていたガウンが崩れ、右の乳房が露になった

No.67 08/11/15 20:05
ちゃら ( 3bHK )

>> 66 ベットに置かれたカヤは慌ててガウンで乳房を隠す


死ぬ程恥ずかしくて泣きそうになった





男はカヤの髪をなで優しく唇を重ねた



そしてガウンの胸元を必死で掴んでいるカヤの手を優しく解き、隠したばかりの乳房を再び出した。




そして唇にしたのと同じ位優しい力でカヤの乳首をそっと口に含んだ

No.68 08/11/15 20:18
ちゃら ( 3bHK )

>> 67 湯あたりで火照った体に男の口は冷たく感じ、それが余計に刺激を刺す。


男の冷たい口の中でカヤの乳首は弄ばれ、体に電流が走ったみたいにビクビクする


「…

んんッ…
…ん…ッ」


堪え切れず息が荒くなり言葉にならない声を必死に押さえようとカヤは強く唇をかんだ



男の唇は優しくカヤの乳首を上下する。



唇を離し、今度は更に優しく指で弾かれ


もぅ片方の乳房も露にされた

No.69 08/11/15 20:30
ちゃら ( 3bHK )

>> 68 男は右の乳房をコリコリと指先で弄びながら、今度は左の乳首を口に含む



両方の乳首に違う刺激を与えられ、更にビクッビクッとしてしまう自分が恥ずかしくなった



のぼせていたはずのカヤの体に全身鳥肌がたつ




チュパッ…

男は一度カヤの左乳首から唇を離し


「カヤ…力抜いて…」


「…ヤダ…ッ
恥ずかしいよ…ッ」





カヤは男に声を掛けられた事でもっと恥ずかしく、惨めな気持ちになった

No.70 08/11/15 20:41
ちゃら ( 3bHK )

>> 69 男は

「可愛い…」



と言ってまた唇を重ねた。


優しかったその舌は次第に深く激しくカヤの口の中を掻き回した



激しくなるキスと共に今度は胸全体も激しく揉みしだかれカヤは息苦しくなっていた



「声出してごらん、楽になるよ…」


必死に堪えていたがカヤはとうとう小さな声を出し始めた

No.71 08/11/15 20:52
ちゃら ( 3bHK )

>> 70 「…んッ
…んッ

あんッ…」



今まで出した事もない切ない声が自然と出てしまう…


男はカヤの首筋のあちらこちらに優しく唇を這わせる…




更に乳房は優しく時には強く愛撫され続ける



「ぅん…ッ


んッ…



んんッ…」


だんだん大きくなっていくいやらしい自分の声がカヤを更に興奮させた

No.72 08/11/16 01:27
ちゃら ( 3bHK )

>> 71 カヤは自分が「不感症」というものだと思っていた



以前付き合ってたあの男とは最後までは行ってはいなくても、これ位の事はしていた。




ある日、自分より経験のある美也子に
自分の体を触られる時はどんな感じか聞いてみた


「え!?

…くすぐったいに近いケド、それを超えて気持ちイイとかぢゃん?
電流が走るみたいな」



「…私気持ち良くないんだ…

確かにくすぐったいとかはあるケド


それを通り越すと嫌になってくるの


あ~、早く止めてくれないかな~とか考えちゃう」



「マジで?!

それはさぁ…

男がよっぽど下手か


カヤが不感症か


カヤに全く気持ちが入っていないか


どれかだと思うよ」




そぅ言われ、確かに今思えば気持ちは入っていなかったのかもしれないが、それだけでそんなに変わるものなのか?


上手い下手は比べる対象がいないから分からなかったが、皆同じ様な事をして、美也子の言う「よっぽど」の中には一体どれくらいの人が入るんだろう…


カヤの中で、一番可能性が高いのは自分が「不感症」というものなんだろうという答が出た

No.73 08/11/16 01:56
ちゃら ( 3bHK )

>> 72 なのに今のカヤは今まで感じた事のない快感で溢れている。


「電流が走るみたい」
なるほど美也子の言う通りだ



と後でカヤは思う事になる





しばらく男から胸や首筋への愛撫を受け続け


長く深いキスをすると


「俺、嫌われちゃうな」


と男が言った




カヤは何て言ったらいいか分からず、ただ男の目を見つめ返すだけだった。


「もぅ少し寝ようか」
男はまた優しくカヤの髪を撫でる



カヤは男が布団に入れるスペースをあけてみせた



「イイの❓」



男が聞く
「さっきはソファで寝かせちゃってゴメンね…」


カヤは本当にすまなそうに、心から謝った



男はカヤを腕枕し、二人はしばらく眠りに落ちた

No.74 08/11/16 02:13
ちゃら ( 3bHK )

>> 73 午後6時、二人はホテルを後にした




「そーいえばカヤ、なんにも食ってないぢゃん!

俺も腹減ったし何か食い行くか!」



確かにカヤは昨夜男と出会ったばかりの時におでんを少し食べてから何も食べていない

No.75 08/11/16 10:34
ちゃら ( 3bHK )

>> 74 ご飯を食べに行ってからカラオケに行った



男の歌声にカヤは驚いた

「本当にギターだったの?


ボーカルぢゃなくて??」







男は、東京で組んでたバンドで唯一、今も仲いい友達でいるのがボーカル担当の人だと言った




「アイツに比べたら俺なんて全然たいした事ないよ!

でも嬉しいわぁ」



男は照れくさそうに笑った

No.76 08/11/16 10:44
ちゃら ( 3bHK )

>> 75 車に戻るとすぐに、男の携帯が鳴った




カヤと出会ってからそれまでにも頻繁にメールがきていた様だが、男は返したり、返さなかったりしていた





出る気のなさそうな男にカヤは


「出てあげて!

私に気を遣わなくていいから。


何か急用かもしれないよ!」



男は携帯に出た




「もしもし…」





カヤはなるべく聞かない様にした


それが「出てあげて!」と言ったカヤなりの配慮だったが…

どうやら相手は女の子の様だ



聞くつもりは無いので会話に意識はしていないが、時折女性の高い笑い声が漏れてくる

No.77 08/11/16 10:51
ちゃら ( 3bHK )

>> 76 男の新しい彼女かもしれないな…




元彼女の事を引きずっているとは言っていたが、だからといって現在彼女がいないとも聞いていない…男の事を好きな女友達かもしれない…




カヤは外の景色を見ながらぼんやり、しかし冷静に考えていた





そこには何の感情も無かった。



ただ、彼女がいるとしたら、先程してしまった事は良くなかったな…となんだか後ろめたい気持ちにはなっていた…




10分くらいして男は電話を切った

No.78 08/11/16 11:03
ちゃら ( 3bHK )

>> 77 「お待たせ!ゴメンね!」



男は言いながら車を発進させた




「全然だよ


こっちこそゴメンね…」




「なんでカヤが謝るの?」








「ううん、何か気を遣わせちゃったかなーと思って」

No.79 08/11/16 14:40
ちゃら ( 3bHK )

>> 78 「気なんか使ってねーし


毎日連絡来る友達だから本当は出なくても良かったケド、逆にカヤに気ィ遣わせると思ったんだけど






友達が本当かどうかはわからないが、毎日連絡をよこすなら、その人はきっと男の事が好きなんだろうな~と感じた。


それまで来ていたメールの殆どもその人からなんだろうがそれ以上突っ込む権利も気もカヤにはないな…と思った


本当はもっと長く話したいのかもしれない…

男とカヤが一緒にいる事で、顔も知らないその人の大切な時間を自分が奪っているんぢゃないかと、複雑な気持ちになった

No.80 08/11/16 16:54
ちゃら ( 3bHK )

>> 79 この田舎では深夜になるとコンビニとファミレスくらいしか店が開いていない


人が眠れば町も眠る。

いや
町が眠るから人も眠るのかもしれない


二人はまた目的のないドライブをしていた

No.81 08/11/16 22:33
ちゃら ( 3bHK )

>> 80 しかし二人は退屈する事なく、再びお互いの話をした。


好きな音楽の話、タイプな異性の話、好きな食べ物の話…


会ったばかりの二人はお互いの事をまだまだ知らない。



しかし、昨日よりも、一時間前よりも確実にお互いを知ってゆく…

短い間にも二人の始まった歴史は進んでいっている。





「カヤは18になったら車の免許取るの?」




「正直、私センスないと思うんだ…

でもここは車ないと不便だから、いつかは取らなきゃいけないと思う」




「ぢゃあ、この車で練習する?」



「えーッ?!絶対無理だよッ!!
ぶつけちゃったらどうするのッ!?

怖いよー!」



「大丈夫、俺も一緒に運転するから」

No.82 08/11/16 22:56
ちゃら ( 3bHK )

>> 81 昨日、最初に来た公園の駐車場にきた。



ここは市営のかなり大型な公園で、入口も色んな所から沢山付いているので駐車場の数もまたそれに同じだ


しかも、その駐車場ひとつひとつもかなり大きい

カヤたちが来た所は一番寂しい場所に付いている駐車場で、隅に一台車が止まっているだけで、その車に人が乗っている気配はない。



この車は昨日もココに止まっていたな…とカヤは思った




「駐車場貸し切りだな

こんだけ広けりゃ大丈夫っしょ」




男は自信満々に言った

No.83 08/11/17 00:04
ちゃら ( 3bHK )

>> 82 「運転席に来て」





『バタンッ』



カヤは助手席から出て運転席に回る。



男が運転席の扉を中から開ける



「ココ、乗って」




男はシートに深く座り自分の前の僅かなスペースをポンポンと叩いた




二人羽織りの状態で男の前にカヤが座った



カヤがハンドルを持つと男もカヤの置いた手の上の部分のハンドルを握った







いくら男がハンドルを握っているからと思ってもやはりカヤは怖かった。


アクセルとブレーキは男が操作すると言う



かなりの徐行で車は進んだが、ハンドルは殆どカヤの操作に任せているのがわかった


男の手に力が入っていないのがハンドルをとうしてわかったからだ


車はフラフラと安定していない



フラフラするのが大きくなると、男がハンドルを修正する



それを数分くり返して、やっと元の場所に戻った。




カヤの手の平はグッショリと汗で濡れていた

No.84 08/11/17 00:14
ちゃら ( 3bHK )

>> 83 「もぅ一周する?」



男が聞く



「うん!やってみる!」





さっきより少しだけ安定している。


曲がる時にはやはり男に手伝って貰わなければいけないが…




自分が車を運転していると思うと少し大人になった気がして楽しかった



さっきより少し早く元の位置に戻れた気がした



「もぅ一回行く?」


再び男が聞く




「ううん、かなり緊張して疲れちゃったみたい

でも面白かったー!」


カヤは目をキラキラさせて男の方へ振り返った

No.85 08/11/17 00:25
ちゃら ( 3bHK )

>> 84 「ぢゃあ、このまま車入れちゃうからちょっとガマンしてて」



男は駐車場の一台分スペースに慣れた手つきで、綺麗に入れた。






ギアを🅿にし最後にサイドブレーキを掛け

「お疲れ様」


と男が言う


「お疲れサマ!
ありがとう!」



カヤが再び男の方へ振り返りながら言うと



男はカヤに唇を重ねた

No.86 08/11/17 00:43
ちゃら ( 3bHK )

>> 85 カヤは抵抗しない



そのまま男に唇を預けた




舌が優しく入ってくる


それはだんだんと激しくなり、今度は掻き回し、舌を絡めてくる



男の息遣いが荒くなり、男はそのままシートを倒した



洋服の上からカヤの胸を触り、更に息遣いが荒くなっていく…


そのまま体勢を変え、カヤを下にすると、着ていたブルーのニットをまくし上げ、胸元に顔を埋め唇を這わせる




ブラをずらし両方の乳房を露にし
また唇を重ね、乳首だけを優しく手の平で撫で始めた

No.87 08/11/17 00:54
ちゃら ( 3bHK )

>> 86 カヤの身体に電流が走り、ビクンビクンとしてしまう




カヤの息遣いも荒くなり、手の平で乳首を転がされるほど固くなっていくのがわかる



やがて耐え切れず、小さな声で喘ぎ始めた…



「カヤって、細いのにおっぱいはこんなに大きいんだね…」



男が耳元で囁くとカヤの喘ぎ声は恥ずかしい男の言葉をかき消す様に大きくなった

No.88 08/11/17 01:39
ちゃら ( 3bHK )

>> 87 「…カヤ…

舌出してごらん…」



男はカヤの顔を覗き込みながら優しく言った



「…やだよ…

恥ずかしいよ…」



カヤは恥ずかしくなり、うつむきながら泣きそうな目で男を見上げた



「…いいから出してみ」




カヤが遠慮がちに舌をす


「もっと」



男は更に優しくなだめる様に言った



カヤが更に舌を出すと

「…可愛い…


イイ子だね…」



とカヤの出した舌を口に含み出し入れしながら乳房全体をつよく揉みしだいた

No.89 08/11/17 02:05
ちゃら ( 3bHK )

>> 88 片方の乳首を子犬がミルクを舐める様にチロチロと舐め上げ、もう片方の乳首は親指と中指でつままれ、人差し指で優しく撫でられる



長い時間この行為だけが繰り返され、カヤは狂った様に感じていた


頭がおかしくなりそうだ




「小さい乳首がこんなに固くなっちゃったね…」




一旦口から乳首を離し、唾液にまみれた乳首と、指で弄んでいる乳首を交互に見ながら男は言い、また乳首を咥えると今度は優しく噛み始めた

そして片方の乳首は相変わらず親指と中指で固定されたまま今度は爪先でクルクルと円を描いた




「…あんッ
…あんッ


ンッ…

ンッ…」

男のいやらしい言葉に刺激され、乳首のに与える刺激を変えられ、カヤの声はかなりの大きさになっていた

  • << 92 男はカヤの上半身の全てを時間を掛け愛撫した。 カヤは今まで感じた事のない、あまりの快感にその先を期待してしまったが男は満足したのか、冷静を取り戻しとどまったのか、カヤの付けていたブラや洋服をすっかり直してしまった カヤの中で燻っている物を押さえ切れそうになく、男がいきなり止めてしまった事になんだか悲しくなってきてしまった 男はまた優しくキスをすると 「明るくなってきちゃったよ…」 見渡すと冬の朝が白々と光っている いつの間にかうっすら雪が降っていた様だ

No.90 08/11/20 16:57
なみえ ( 40代 ♀ ISXe )

更新楽しみに待っています💖

No.91 08/11/22 17:11
ちゃら ( 3bHK )

>> 90 なみえさん、ありがとうございます☺


風邪をこじらせてしまいましたがまたコツコツ書かせて頂きますねo(^-^)o




見てくれてる方がいたなんてビックリしましたが凄く嬉しかったです🎵✨



また、私の書いているつたない文や、生々しい表現で気分を害された方もいらっしゃるかと思いますが、こちらで重ねてお詫びさせて頂きます✏



ちゃら

No.92 08/11/22 17:27
ちゃら ( 3bHK )

>> 89 片方の乳首を子犬がミルクを舐める様にチロチロと舐め上げ、もう片方の乳首は親指と中指でつままれ、人差し指で優しく撫でられる 長い時間この… 男はカヤの上半身の全てを時間を掛け愛撫した。



カヤは今まで感じた事のない、あまりの快感にその先を期待してしまったが男は満足したのか、冷静を取り戻しとどまったのか、カヤの付けていたブラや洋服をすっかり直してしまった




カヤの中で燻っている物を押さえ切れそうになく、男がいきなり止めてしまった事になんだか悲しくなってきてしまった



男はまた優しくキスをすると

「明るくなってきちゃったよ…」




見渡すと冬の朝が白々と光っている



いつの間にかうっすら雪が降っていた様だ

No.93 08/11/22 17:39
ちゃら ( 3bHK )

>> 92 カヤが助手席に戻ると、二人でタバコを吸った。




自分が感じた…


それもとてつもなく…



カヤは自分が少し大人になった気がして、朝の始まりを見ながら、なんだか自分の新しい始まりの様だと思った。





男がタバコを消すと



「じゃあ、今日も寝に行くか!」



と車をホテル街へと走らせた

  • << 95 途中、コンビニに寄ってお弁当とお菓子や飲み物を買った 静かな田舎には似つかわしくないきらびやかなネオンは、朝だというのにギラギラしていて、のどかな風景の中にあるそれは一種異様な感じがする たった4、5件が立ち並んでいるだけなのに、明らかに怪しい存在感を出していて、近寄りがたい雰囲気だ 「どっか入ってみたいトコある?」 男が聞いた 「ううん、よくわかんないから決めて」 男は昨日とは違う大きな一番大きなホテルを選んだ 「ここなら部屋もいっぱいありそうだから、部屋はカヤの好きなとこに決めな」 昨日と同じで、田舎のホテルはだいたい駐車場に部屋の写真が貼ってあり、そこから直で部屋に行ける扉が付いている。 駐車場に貼ってある部屋の写真を車内から覗きながらグルグルと回った。 カヤは大役を任された感じがして、慎重にパネルをじっくり見ていた 「ココにしよ!」 可愛いキャラクターがあちらこちらに付いている部屋や、いかにもなムードがありありとしている部屋などあまりにも現実離れした部屋は、なんだか恥ずかしくて、カヤは避けたかった。

No.94 08/11/22 21:42
小雪 ( 30代 ♀ 2WI8h )

>> 93 💨一気読みしてしまいました。

  • << 96 小雪さん、ありがとうございます☺ 自己満足で書き始めたのですが、目を通して頂けたなんて凄く嬉しいです🍀 下手な文章で、自分で読み返しても読みづらいのに、始めから読むのは大変だったと思います💦 貴重なお時間を頂き、ありがとうございますm(_ _)m レス、嬉しかったです🎵✨

No.95 08/11/22 22:25
ちゃら ( 3bHK )

>> 93 カヤが助手席に戻ると、二人でタバコを吸った。 自分が感じた… それもとてつもなく… カヤは自分が少し大人になった気がして、… 途中、コンビニに寄ってお弁当とお菓子や飲み物を買った



静かな田舎には似つかわしくないきらびやかなネオンは、朝だというのにギラギラしていて、のどかな風景の中にあるそれは一種異様な感じがする

たった4、5件が立ち並んでいるだけなのに、明らかに怪しい存在感を出していて、近寄りがたい雰囲気だ


「どっか入ってみたいトコある?」



男が聞いた



「ううん、よくわかんないから決めて」




男は昨日とは違う大きな一番大きなホテルを選んだ



「ここなら部屋もいっぱいありそうだから、部屋はカヤの好きなとこに決めな」



昨日と同じで、田舎のホテルはだいたい駐車場に部屋の写真が貼ってあり、そこから直で部屋に行ける扉が付いている。



駐車場に貼ってある部屋の写真を車内から覗きながらグルグルと回った。



カヤは大役を任された感じがして、慎重にパネルをじっくり見ていた




「ココにしよ!」



可愛いキャラクターがあちらこちらに付いている部屋や、いかにもなムードがありありとしている部屋などあまりにも現実離れした部屋は、なんだか恥ずかしくて、カヤは避けたかった。

  • << 97 選んだのは明るい感じのシンプルな部屋だった 二人で買ってきた弁当を食べ終わると 「風呂入れてくるね」 男がまた風呂を入れに行こうと立ったのでカヤは慌てて 「今度は私が入れてくるよ!」 男を座らせ湯を張りにバスルームへ向かった。 洗面台に入浴剤が二袋あったのを見付け、湯を少し溜めて一袋を入れてみた みるみる内に湯がショッキングピンクの色に染まり、それが凄くいやらしく感じ、カヤはすぐに後悔した 「凄い色だな」 カヤがビクッとなり振り返るといつの間にか、男が入口からバスタブを覗いていた 「入浴剤があったから、嬉しくなって入れてみたんだけど… こんな変な色になるなんて知らなくて!」 カヤは慌てて、まるで弁解でもする様な口調で言った 「アハハ いいぢゃん!そんな風呂入った事ないからちょっと楽しみかも」

No.96 08/11/22 23:07
ちゃら ( 3bHK )

>> 94 💨一気読みしてしまいました。 小雪さん、ありがとうございます☺




自己満足で書き始めたのですが、目を通して頂けたなんて凄く嬉しいです🍀



下手な文章で、自分で読み返しても読みづらいのに、始めから読むのは大変だったと思います💦



貴重なお時間を頂き、ありがとうございますm(_ _)m


レス、嬉しかったです🎵✨

No.97 08/11/23 00:25
ちゃら ( 3bHK )

>> 95 途中、コンビニに寄ってお弁当とお菓子や飲み物を買った 静かな田舎には似つかわしくないきらびやかなネオンは、朝だというのにギラギラしてい… 選んだのは明るい感じのシンプルな部屋だった



二人で買ってきた弁当を食べ終わると


「風呂入れてくるね」



男がまた風呂を入れに行こうと立ったのでカヤは慌てて



「今度は私が入れてくるよ!」



男を座らせ湯を張りにバスルームへ向かった。



洗面台に入浴剤が二袋あったのを見付け、湯を少し溜めて一袋を入れてみた



みるみる内に湯がショッキングピンクの色に染まり、それが凄くいやらしく感じ、カヤはすぐに後悔した




「凄い色だな」




カヤがビクッとなり振り返るといつの間にか、男が入口からバスタブを覗いていた





「入浴剤があったから、嬉しくなって入れてみたんだけど…
こんな変な色になるなんて知らなくて!」




カヤは慌てて、まるで弁解でもする様な口調で言った




「アハハ
いいぢゃん!そんな風呂入った事ないからちょっと楽しみかも」

No.98 08/11/23 09:08
ちゃら ( 3bHK )

>> 97 テレビを見ながら湯が溜まるのを待った。



しばらくしてカヤが風呂を見に行く
やっぱり変な色をしていたが、男のさっきの一言でカヤはすっかり救われていた



「溜まったよ!昨日、先頂いちゃったから今日はオニイサン先に入りなよ!」




「一緒に入る?
あの風呂に」



男はわざとイタズラな笑みを浮かべカヤに言う





「入るワケないぢゃん!
いいから先入りなよ!!」




カヤはその一言に恥ずかしくなりムキになってしまった事にまた恥ずかしくなった



「ぢゃあ、行って来るね」


そんなカヤを楽しそうに見ながら男はバスルームへと入って行った

No.99 08/11/23 23:54
ちゃら ( 3bHK )

>> 98 男が出るとカヤも早速入った。


昨日は嫌に恥ずかしく感じたバスローブも、今日は何の躊躇いもなく着た



風呂に入っている時、既に眠気はピークになっていた



部屋に戻ると既に電気は消され男は先に寝ていた


カヤも布団に入り、男の横で静かに目を閉じる




その瞬間、後ろから急に強く抱き締められた

「キャッ!!!」



カヤはあまりの驚きで小さい悲鳴をあげた



カヤの首筋に何度も唇が這っている。
バスローブに手を滑り込ませ左の乳房を強く揉み始めた



眠気ですっかり消えて無くなったと思っていたが、カヤの中で燻っていた物が目をさます。



それをずっと待っていたかの様に瞬時に乳首が反応する


みるみるカチカチになっていくカヤの乳首を楽しむかの様に、男の指は同じ動作だけを繰り返し執拗に動き続ける



「んん…ッ!!
はぁ…

ん」



まだ声になり切らない切ないため息がカヤの口から甘く漏れ始める

  • << 102 男はバスローブの上半身を脱がし、後ろから唇や舌を這わす あちらこちらに行き交うそれに、カヤはその度何度もビクンと反応してしまう 同時に乳房に受けている刺激により一層カヤの背中はのけぞった 「あん… アン…ッ」 漏らす声は遠慮がちだが、ガマンする事などもはや出来ない 「可愛い声で鳴くんだね…」 その言葉のいやらしさにカヤはおもいきり感じて声はどんどん大きくなる 「今ので感じたの?」 男の意地悪な言葉が続く 男は手は乳房から腹へと… ゆらゆらと這いカヤのあの部分へそっと指を当てた

No.100 08/11/25 13:35
あやごん ( ♀ o1CQh )

こんにちは🎵
いつも読ましていただいています😄
これからも頑張ってくださいね✨

  • << 101 あやごんさん✨レスありがとうございます☺ 読んで頂けて嬉し恥かしです😳💕 励ましのお言葉まで頂き、重ね重ねありがとうございます🍀 これからも読んで頂ける様、頑張りますね✏ ちゃら
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