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旅人
14/03/22 15:46(更新日時)


どうして、同性を愛してはいけないの?

異性も同性も、複数の人を愛することも、自由だと思うのに。


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No.2073359 14/03/16 19:39(スレ作成日時)

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No.101 14/03/18 10:31
旅人0 


私が少しうつむいていると

『大丈夫、この前みたいなことはもうしないから安心して』

そう言って私を家まで送り届けてくれた。

No.102 14/03/18 10:33
旅人0 


私は、もやもやした気分のままベタンダつたいにこうたの部屋を覗く。

こうたは、パソコンの画面を見ながら、何か忙しそうに手を動かしている。

No.103 14/03/18 10:35
旅人0 


ヘッドホンをつけていて、画面に集中していて、こちらに気がついていない様子。

[何してるんだろう?]

少し前のめりの姿勢でこうたを見て驚いた。

No.104 14/03/18 10:36
旅人0 


下半身をあらわにしたこうたは、自慰行為の真っ最中。

私は、見てはいけない物を見たと思いながら、目を背けられないでいた。

No.105 14/03/18 10:38
旅人0 


子供の頃に一緒にお風呂に入っていた時とはまったく違う物。

でも、他のを見たことがないからよくわからない。


私は、バレないからドキドキしながら一部始終を見届けて、そっと部屋に戻った。

No.106 14/03/18 10:39
旅人0 


その日は、シャワーだけ浴びて少しドキドキしたそのまま眠りについた。

No.107 14/03/18 10:41
旅人0 


次の朝、こうたの顔を見るのが少し恥ずかしい。

『お前、ゆうべどこ行ってたの?』

こうたは、どうやら私が外出していたままだと思っているようだった。

No.108 14/03/18 10:42
旅人0 


『カラオケ、友達が急に誘ってくれて』

慌てて嘘をついてその場を切り抜けた。

No.109 14/03/18 10:44
旅人0 


学校についても、昨夜のこうたの姿が頭から離れなくて、授業がまったく頭に入ってこない。

[男って、あぁなんだ…]

漠然と、男を知った気になっていた。

No.110 14/03/18 10:46
旅人0 


放課後、かおりちゃんとあいちゃんと3人で買い物に行くことに。

『バーベキューの時にはくサンダル3人お揃いにしようよ』

あいちゃんの提案で靴屋へ。

No.111 14/03/18 10:48
旅人0 


私は、かおりちゃんとあいちゃんが選んでいるのを見ながら、外をぼ~っと眺めているとこちらに向かって手を振る人を見つけた。

『あっ、松田さんじゃん』

かおりちゃんも気がついて手を振る。

No.112 14/03/18 10:49
旅人0 


松田さんがお店に入ってきて、皆で食事することになった。

『少し仕事片付けてくるから、後で合流で』

そういうとその場を去って行った。

No.113 14/03/18 10:51
旅人0 


『あゆみいいな、松田さんいい感じじゃん』

あいちゃんが羨ましそうに私のカバンを引っ張る。

[良かったらどうぞ]

思わず口を突いて出そうになるのを、必死で飲み込んだ。

No.114 14/03/18 10:53
旅人0 


松田さんがイタリアンをご馳走してくれて、皆で楽しくおしゃべり。

松田さんは、聞き上手で大人。

[女にもてるんだろうな、いいな]

私は、そんなことを考えながら松田さんを見ていた。

No.115 14/03/18 10:55
旅人0 


『皆、送るよ』

松田さんが車のキーを取り出すと、

『私達、まだカラオケに行きますから』

『はい、あゆみは帰った方がいいよ』

かおりちゃんとあいちゃんが、私と松田さんを2人っきりにしようとする。

No.116 14/03/18 10:57
旅人0 


松田さんは、私の顔色を伺うように顔を覗きこんでくる。

『じゃ、送ってもらおうかな』

その場の雰囲気を壊さないように、私なりに気をつかった。

No.117 14/03/18 10:58
旅人0 


車に乗り込むと、

『少し寄り道して大丈夫?』

『はい、少しぐらいなら平気です』

松田さんは、私を夜景が綺麗な場所へ連れて行く。

No.118 14/03/18 11:00
旅人0 


〔うわぁ、何だかべたべたな展開だな…まぁ、松田さんのこと嫌いじゃないし、キスぐらいならしてみてもいいかな〕

私は、そんなことを考えていた。

No.119 14/03/18 11:01
旅人0 


『さっき、レストランであゆみちゃんに見つめられててドキドキした』

松田さんは、夜景を見ながら少し照れたように言う。

No.120 14/03/18 11:03
旅人0 


[見つめる?あぁ、女にもてそうだなって見てた時か…]


『すいません、松田さんって大人だなって思ってつい見惚れてました』

私は、半分本当のことを言う。

No.121 14/03/18 11:05
旅人0 


『じゃ、ちょっとは可能性あると思っていい?』

松田さんが、私の顔を真剣に見つめる。

[やっぱり、この展開か…]

私は、冷静だった。

No.122 14/03/18 11:06
旅人0 


『はい…まだ知り合ったばかりだし、お互いにもっと知ったら…』

私は、どこかで聞いたことのある言葉を並べた。

No.123 14/03/18 11:08
旅人0 


『よっし、俺頑張るわ。でも、気長に好きになってもらえるようにするつもりだから安心してね』


そういうと、私の頭をぽんぽんと軽く叩いて、家まで送ってくれた。

No.124 14/03/18 11:10
旅人0 


部屋に戻るとベランダに出てタバコに火をつけた。

[先生も松田さんも、全然手を出してこないから、自分が男も好きになれるのかわからない…もしかして私って色気にかけるの?]

色々と頭に巡った。

No.125 14/03/18 11:11
旅人0 


『よぉ!』

こうたがベランダに出てきた。

『こうた、私って色気ない?』

こうたは、飲んでいたお茶を思わず吹き出して、

『お前いきなりなんだよ』

No.126 14/03/18 11:13
旅人0 


こうたがむせたので、私は慌てて背中をさする。

『お前の恋愛対象は女だろ?女から見た色気なんて、俺にはわからんねぇよ』

こうたは、息を整えて話す。

No.127 14/03/18 11:15
旅人0 


私は、思い切って先生のことと松田さんのことを話した。

『お前、男に目覚めたらいっきに二股か?』

こうたは、笑っている。

No.128 14/03/18 11:16
旅人0 


『別に目覚めたわけじゃなくて、確かめたいだけ』

『ふーん…まぁ、男として見たら、お前ってそんな悪くないと思うよ』

こうたは、優しく話してくれた。

No.129 14/03/18 11:18
旅人0 


[こうたって、頼りになるよな…あっ!そうだいっそこうたにキスしてもらおう]

『ねぇ、こうた。キスしてみてよ』

こうたは、私のその発言に思いきり爆笑した。

No.130 14/03/18 11:20
旅人0 


『ちょっと、笑うことないじゃない!』

私が怒ると、


『ごめん、ごめん。でも、お前があんまりばかなこと言うからさ、もしキスしたら次はセックスしてみてっていうつもりだろう?』

No.131 14/03/18 11:22
旅人0 


そこ迄考えていなかったけど、多分そう考えたと思う。

『お前と俺じゃ無理。お前も、安売りしないでさ、少しでも好きだと思えないうちは、キスもセックスもするなよ』

そういうとこうたは、部屋に戻ってしまった。

No.132 14/03/18 15:11
旅人0 


私も部屋に戻ってベッドに横になった。

携帯が鳴って見るとこうたから

《焦って変なオッサンに走ったりするなよ、それなら俺がやってやるからな》

こうたらしい文面に笑って和んだ。

No.133 14/03/18 15:13
旅人0 


[こうたもあいちゃんもかおりちゃんも先生も松田さんも、皆経験してるんだよね。
私だけが、経験なしか…でもどうせならファーストキスは、素敵な女の子がいいな]

何だかちょっと切なくなった。

No.134 14/03/18 15:16
旅人0 


私も男の子に告白されたりした経験は一応ある。

こうたも言ってくれたが、容姿だって、普通よりはちょっといいかなって思ったりもする。

でも、先生にあぁされて気持ちいいって思うまでは、男の人に対してまったく興味がもてなかった。

いいなと思う女の子はいても、皆普通の子で相手にはされない。

No.135 14/03/18 15:18
旅人0 


[あぁ、女の子が好きな女の子ってどこで出会えるんだろう…女子校少し期待してたけど、まったくだったな…]

そんなことを考えながら眠りについた。

No.136 14/03/18 15:21
旅人0 


毎朝、先生と松田さんからはメールが届く。

《この2人、まめだな…》

私は他人事のように受けとめていた。

昼までには、返信するようにはしてたけど、毎日何を送ったらいいのか迷って適当にお昼の写メをとって送ったり、読んでいる本のことを書いたりしていた。

No.137 14/03/18 15:26
旅人0 


その日は、新しく出来た大型書店に足を運んだ。

本屋さんの匂いが好きでつい深呼吸をしてしまう。

No.138 14/03/18 19:09
旅人0 


美術関係の本が並べられたコーナーで、ある女の子とぶつかった。

『ごめんなさい、』

相手のカバンを落としてしまい拾いあげると、

『ありがとう』

目が合うとはなせなくなってしまう。

No.139 14/03/18 19:12
旅人0 


すっと、手を握られて本屋を出て、横の小さな小道に引き入れられると、いきなりキスされた。

私は、あまりのことに驚いて、目をひんむいていると相手が、

『キスの時は目をつぶるものよ』

そういうと、私の目を閉じさせて、もう一度キスをしてきた。

No.140 14/03/18 19:14
旅人0 


私は、相手の言うことに黙って従っていた。

[夢みたい…]

私は、夢心地でいた。

No.141 14/03/18 21:17
旅人0 


彼女は、私から離れるとにっこりと、

『かわいい子ね』


何とも言えない女の表情に見えた。

No.142 14/03/18 21:19
旅人0 


向かいのカフェで2人で入店。

彼女は、席につくと

『あなた、キスして欲しいって顔してたわよ』

クスクスと笑いながら言った。

No.143 14/03/18 21:23
旅人0 


『えっ…』

確かに彼女を見た瞬間に目を奪われてたけど、キスしたいとそこ迄の発想はなかった…


『私は、おかもとあさひ。〇〆美大の2回生よ。宜しくね』

彼女が手を差し出してくれて握手をした。

No.144 14/03/18 21:25
旅人0 


その後、珈琲をおかわりして色々なことを話し合った。

ふらふらの長い髪に揺れるピアスがよく似合って、体は少し細身で、オリエンタルな雰囲気で、凄く素敵な人だった。

No.145 14/03/18 21:27
旅人0 


自宅に帰って、浴槽にお気に入りの薔薇の入浴剤を入れてゆっくりとお湯に浸かりながら、今日のことを思い出していた。

No.146 14/03/18 21:30
旅人0 


あさひさんの唇は、しっとりと滑らかで少し冷たくて何ともいえない感じ。

自分の唇にそっと指を押しあてて、キスする真似をしてみる。

[全然違う…またあさひさんとキスしたいな]

No.147 14/03/18 21:32
旅人0 


その日は、幸せな気分のまま眠りについた。

朝携帯を見ると、先生から《会いたい》
とメールが来ていた。

《今夜大丈夫ですよ》

家を出る前に返信をした。

No.148 14/03/18 21:33
旅人0 


夕方に先生が、学校から少し離れた場所まで迎えに来てくれた。

『こんばんはには早いかな?』

先生は笑顔を見せた。

No.149 14/03/18 21:35
旅人0 


隣町のファミレスで食事をする。

『色々、メニューがあるんだね』

先生は、ファミレスには初めてきたみたいで、驚いていた。

No.150 14/03/18 21:37
旅人0 


先生は、松田さんとは違って楽しい話しを色々してくれる。

『先生…』

私が話しかけようとすると

『もう先生じゃないから…そうだ、はやとって呼んでよ』

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