♯♯♯
どうして、同性を愛してはいけないの?
異性も同性も、複数の人を愛することも、自由だと思うのに。
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目覚まし時計の音で目が覚めてリビングにいくと、母が忙しく朝の支度をしている。
『洗濯干しておこうか?』
『じゃ、お願い。ご飯作ってあるから食べてね、じゃ行ってきます』
母は、駆け足で家を出て行った。
私は、隠し持っているタバコを取り出して、母の用意してくれた朝食をつまみながら、一服した。
[このお天気お姉さんタイプなんだよね]
お気に入りの朝の番組を見ながら、画面にうつる可愛い女の人達にテンションが上がる。
学校に着くとそこは、私にとってはまさにパラダイス。
だって、女の子ばっかりの教室。
可愛い子も綺麗系な子もいるし、スポーツする子なんかもいい。
勿論、学校では同性愛のことは隠してるので、皆仲の良いお友達。
『遅かったじゃん』
こうたが、隣の部屋からベランダに出てきた。
[こうたに話してみようか]
いつでも、何でもこうたに話していてので、そう思ったが、流石に先生に襲われかけたとは、言い出しにくかった。
『…うーん、いいよ』
私は、少し悩みながらOKを出した。
『サンキュー、でも今まで通りにしてたらいいだろうからさ』
[確かに2人で出掛けることもあったし、特段変わったことをしなくても、そう見えるかもしれないな]と思った。
[昨日のこと…いや、私は誰にも言ってないし…]
『なんで?』
『先生のお父さんが急に亡くなって、会社を継ぐのが早くなったらしいの』
[良かった…原因は、私じゃない]
私は、何故だかほっとした。
『松田さん、連絡待ってるらしいよ』
『〇〆会社の社員でしょ?いいじゃん』
あいちゃんも連絡してみたらと2人で私にたきつける。
[男に興味ないなんて言えないんだよね…]
『そうだね、連絡してみるよ』
『こうたってさ、彼女は作らないくせにやることだけはやってそうだもんね』
私が、ボスキャラに必殺技を仕掛けながら言うと、
『まぁな、色々あるさ』
そういうと、こうたの操作するキャラクターがボスにとどめをさした。
母が、会社で貰ったお菓子を持って帰宅したので、お茶を入れて2人でリビングで食べることにした。
『お母さんって、初めて男の人と付き合ったのっていつ?』
『高校2年だから、今のあゆみの歳ね。お父さんが初めての彼氏だったわよ』
母の話しによると、父とは何度も喧嘩をして、別れたりを繰り返して結婚して今に至るという。
『他に好きな人出来なかったの?』
『出来たわよ、でもお父さんが1番だったな。あゆみも沢山恋をして、本当に好きな人を見つけなさい』
ところが、先生はその夜はとても紳士的な振る舞いでコンビニで飲み物を買って車の中で話していても、一切前回のようなことはない。
[これじゃ、わざわざ会った意味ない。…けど自分からしてなんて言えないし]
『皆、送るよ』
松田さんが車のキーを取り出すと、
『私達、まだカラオケに行きますから』
『はい、あゆみは帰った方がいいよ』
かおりちゃんとあいちゃんが、私と松田さんを2人っきりにしようとする。
そこ迄考えていなかったけど、多分そう考えたと思う。
『お前と俺じゃ無理。お前も、安売りしないでさ、少しでも好きだと思えないうちは、キスもセックスもするなよ』
そういうとこうたは、部屋に戻ってしまった。
私も男の子に告白されたりした経験は一応ある。
こうたも言ってくれたが、容姿だって、普通よりはちょっといいかなって思ったりもする。
でも、先生にあぁされて気持ちいいって思うまでは、男の人に対してまったく興味がもてなかった。
いいなと思う女の子はいても、皆普通の子で相手にはされない。
毎朝、先生と松田さんからはメールが届く。
《この2人、まめだな…》
私は他人事のように受けとめていた。
昼までには、返信するようにはしてたけど、毎日何を送ったらいいのか迷って適当にお昼の写メをとって送ったり、読んでいる本のことを書いたりしていた。
すっと、手を握られて本屋を出て、横の小さな小道に引き入れられると、いきなりキスされた。
私は、あまりのことに驚いて、目をひんむいていると相手が、
『キスの時は目をつぶるものよ』
そういうと、私の目を閉じさせて、もう一度キスをしてきた。
先生は、私の肩を抱きよせて、ゆっくりと優しくキスをした。
[あさひさんの唇よりふっくらとして弾力があって気持ちいい…キスってこんなに違うんだ]
そんなことを考えていると先生が、私の耳元に唇を移動させる。
[遂に、あれがまたしてもらえる。]
『これ以上は、まずいな…あゆみ好きだから、大切にするから』
先生はそういうと軽くキスをして、離れてしまった。
[そんなのいいのに、もっと先のこともして確かめたいのに]
そう思っても言葉には出せなかった。
私がスリッパに履き替えようとした時に先生がぐっと抱きよせて、吸い付くように強いキスをしてきた。
『あんなこと言われたら、我慢出来ないよ』
先生はそう言うと、ゆっくりと私の唇を確かめるようにキスをする。
はやとはいったん、私の顔を覗きこんで
『大丈夫、無理しないでね』
そう言う。
髪は乱れて、今まで見たことないような色っぽい顔にいつの間にか上半身裸になったはやとの引き締まった体つきに私は、見惚れながら鎖骨に触れて、
『はやとって、凄いセクターね』
そういうと、唇を押しあてた。
翌朝、こうたが
『母さんが今日は夕飯食べに来て欲しいって言ってる』
駅に向かいながら、夕飯に誘われた。
『うん、学校終わったら行くね』
何も予定がなかったし、最近おばさんのご飯ご無沙汰だったので、嬉しい誘いだった。
昨夜のことがあって、いつもの景色がいつもと違って見えたりするのか?なんて思ってたけど、まったく変化はなかった。
[少し大人になった気がしたけど、何にも変わらないか]
学校につくと、皆とわいわい騒ぐ変わらない日常があった。
明後日は、バーベキューで明日は準備したりしようと思ってたけど、私はあさひさんに会いたい気持ちの方が強かった。
《会いたいです。すぐにでも》
我ながらわかりやすいなと思いながら素直な気持ちをぶつけた。
昔は、一緒にベッドで寝たりしてたけど、いつの頃からか、私が泊まるとこうたはリビングで眠るようになった。
2人の間に何かがおこるわけはないけど、おじさんやおばさんに気をつかってるんだろうなと思った。
私が改札を出るとあさひさんが出迎えてくれる。
今日もふわふわの髪にタイトめの服装が素敵。
『来てくれてありがとう。キスは後でね』
あさひさんは、私が見惚れているのに気がつくと、冗談っぽくキスのことを話す。
『ここよ』
おしゃれなマンションであさひさんが立ち止まり、部屋に案内してくれた。
『何か飲む?』
あさひさんがコップを用意してくれたけど、私はドキドキしてそれどころじゃない。
『今はいいです』
私は、ワンピースを持って隣の部屋で着替えた。
薄い素材で透けるんじゃないかとドキドキする。
『やっぱり、あゆみにぴったりね』
ワンピースを着た私を見てあさひさんは、満足そうに腕を組み窓際に置かれた椅子に私を座らせた。
『まっすぐな綺麗な黒髪にそのワンピース絶対合うと思ったの、あゆみちゃんの意志の強そうな黒目がちの目も素敵よね』
あさひさんは、私のことを色々と褒めながら、キャンパスに向かって鉛筆を動かしていた。
あまりに恥ずかしくなり顔を背けると、
『本当にかわいい子ね』
そういうと、服の上から乳首を軽く歯をはてる。
私は、全身がぶるぶると震えるのがよく解った。
[何、この感じ。はやとの時とはまた違う感覚だ]
私は、目を閉じてその感覚をゆっくりと味わっていた。
『あゆみから電話もらって急いできたからシャワー浴びてなくて汗くさいから、シャワー浴びるね』
はやとは、私の頭を撫でて落ちつかそうとする。
それでも、私はぐっと抱きついたまま。
[私、凄いな…こんなに欲情しちゃうなんて]
『うっ…』
声がしてはやとの顔を見上げると、切なそうに顔を歪めている。
『大丈夫?』
私は心配になって聞いてみる。
『…ごめん…ちょっときつくて』
はやとは、私に気をつかわせて申し訳なさそうにしている。
[はやとが私に触れて感じさせてくれるのは好きだしドキドキわくわくする。けど、あさひさんに触れられて切なくなるあの感じにはならない…だから、体は男の人を受け入れられても、気持ちは同じにはなれない]
そう思うと少し申し訳なくなった。
『いい人だし、遊んだりするのはいいけど。遊ばれないように気をつけてね』
かおりちゃんもそこそこ遊んでる子だから、その辺りはあれこれ言わないけど、私が本気にならないように釘をさしてくれたようだった。
週末は、はやとは出張で会えないのがわかっていたし、あさひさんもいつ帰るかわからない。
松田さんも連絡は毎日あるけど、中々会う話しにはならない。
[つまんない週末になりそうだな]
私は、予定の書かれていなあスケジュール帳をぼんやり眺めていた。
『今度はこっちを宜しく』
松田さんは、ぶらぶらとぶらさがった袋を口に近付けてきた。
私は、口に含んだり舐めたりしてみた。
『うぅ…これが1番たまんない』
松田さんは、そういうと私の股に顔をやるとべろべろと舐め回してくれた。
命令されて、私はめまいがくらくらする程、めろめろになって、松田さんの物を一生懸命舐めた。
『あゆみちゃん、いいよ…あぁ、たまんないわ』
松田さんは、満足そうに私の髪をかきあげて私の口元をじっと見ている。
『あゆみちゃん、本当に君はえろくていいよ、会えない時の為にいいかな?』
松田さんは、デジタルカメラを取り出すと、おもちゃの入った穴や、一物を咥えさせた口の写真を数枚撮られた。
[写真はまずいかな…]
そう思ったけど、もう反抗なんて出来ない。
『あぁ…今日もまた復活するからいっちゃうね』
松田さんは、いったん腰をひいてしまう。
『飲ませてくださいって言ってごらん』
松田さんが自分で一物をしごきながら、私に新しい命令をする。
『飲ませてください、全部飲ませてください』
私の頭は完全に崩壊していた。
『飲ませてやるよ』
松田さんは、いっきに全て入れると、自分のペースで腰を動かす。
私は、苦しくむせそうになってもおかまいなし、
『舌、しっかり絡ませて』
どんどん自分が気持ちよくなるように指示を出してくる。
『よし、もういくっ。口開けて』
松田さんは、脈うち始めた物を抜いて、わざと顔にかけるように発射した。
『綺麗にしてよ』
一物を口に入れられて舐める。
『凄いわ、最高』
松田さんはまた写真を撮った。
『ごめん、戻らないと。ちゃんといかせてあげるから安心して』
松田さんは、口から出すといっきに挿入。
指でも刺激を加えて
『あゆみちゃん、どう?どう?』
『あぁ…松田さんの好きにしてください』
私は、もうただ感じまくっていた。
翌日の昼休みにあいちゃんの持ってきたFashion誌を見せてもらっていると、昨日貰ったブレスレットと同じブランドの物が載っていた。
値段は3万円。
[同じぐらいするんだろうな…やっぱりまだ私には勿体ないないな]
『しちゃったんだ…あゆみってかたいのかなと思ってたから、ちょっとびっくりしたな』
かおりちゃんは、ジュースを口にした。
『別にこれまでする機会がなかっただけだよ』
私は、はやとのことは話さないでいた。
『松田さんなら優しそうだし、お金も持ってるしいいよね~』
その後、かおりちゃんの男関係の話しを聞くと、同級生の男の子と40代の大人の男性と、先日のバーベキューで知り合った3人と会っているということだった。
『それぞれ魅力があるし、若いうちに色々と経験しておくのはいいと思うんだよね』
その日の昼休みにはやとから電話が掛かってきた。
『夕べは遅くにごめんね。写真凄く嬉しかった!早速待ち受けにしたよ』
はやとの声が本当に嬉しそうで、私も嬉しい。
『待ち受けは、恥ずかしいよ』
『なんで?こんなかわいい彼女がいますって自慢しちゃおうかな』
[はやとって本当にかわいいな]
あさひさんが描いた私の絵は凛とした少女でとても私がモデルとは思えない。
『あゆみちゃんの雰囲気がよく描けてるね』
まさしさんは、その少女と私を見比べていう。
[私、あんな風に他人に見られてるのかな?]
私は、あさひさんにお花を渡して、お茶をご馳走になった帰った。
最寄り駅について時計を見るとまだ4時過ぎ。
帰るには早いなと本屋によって、新刊などを見ていると松田さんから電話がかかってきた。
『面白い遊びしない?』
とっても魅力的な誘いに私は勿論OKした。
翌朝、携帯を確認するとはやとから、予定が急に空いたから会いたいというメールが入っていた。
《昨日はごめんね、また時間が出来たら会いたいな》
返信すると、すぐに電話がかかってきてその夜に会うことにした。
『あゆみちゃん、もう出る。咥えて出すよ』
私は、咥えなおすと口の中に全て放出された。
『あゆみちゃん、会って10分でこれは凄いわ、俺も初めてかも』
私は、松田さんのものを丁寧に綺麗に舐めあげてから自らまたがった。
バラードになると、私の腰を引き寄せて、周りに人が沢山いる中で、何度もキス。
横目で周囲を確認するとカップルの人達は同じようにキスを楽しんでいた。
みほさんも、かわいい感じの人と濃厚なキスをしていた。
23時を少し過ぎた頃、私達は会場を後にした。
みほさんは、意味深な笑顔で私に手を振る。
『どう、楽しかった?』
あさひさんに聞かれて
『はい、とっても』
私は、みほさんのことを思い出していた。
こうたの家族と無邪気にただ楽しく過ごす私とセックスの甘い蜜を知った私…。
自分にとっては、どちらの部分も私には欠かせないこと。
両極端な場所でそれぞれ癒しと快感を得ることで、私自身が成長していくのを感じていた。
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