梅毒と、妊娠8週の梅毒検査の知識

妊娠中の梅毒検査

梅毒検査は採血により行われます。通常は妊娠4週から12週の間に行います。検査結果は陰性と陽性で分類されます。 母子手帳には検査結果は記載されません。検査日のみの記載になります。 最近では妊娠後期に再検査する病院が増えています。

目次

梅毒とは

梅毒とは性感染症です。皮膚や粘膜に傷があると病原菌が侵入することで感染します。初期の頃は感染した部分にだけ症状が出て次第に血液を経由して全身を循環して、あらゆる部位に症状が出始めます。 進行状況は4段階に分類されています。

第一期(感染後3週間から3ケ月)

初期にはすぐには症状は出ません。感染して3週間目くらいから男女共外性器に小さいしこりが出ます。口唇、指先に出ることもあります。その後、鼠径部のリンパ節が腫れてきます。痛みはありません。治療をしなくても自然に消えます。

第二期(感染後3ケ月から3年)

皮膚、粘膜に発疹が出ます。発疹は淡紅色の小さい発疹で腹部、顔、手足に出ます。自覚症状がないので見過ごしてしまう場合もあります。 感染後12週間経過すると先が尖がったエンドウ豆くらいの赤褐色の発疹や扁平コンジローマなどの発疹出る。微熱、倦怠感、関節通、リンパ節の腫れなどが起こり、この段階で受診する人が殆どと言われています。

第三期&四期(3年以上)

第三期では梅毒特有ののゴム腫、第四期では大動脈炎、神経症状が起こりますが現在ではまずいません。

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