妊娠8週、飛行機に乗る際の準備と注意点

飛行機に搭乗可能な妊娠時期

通常は正常妊娠であれば飛行機の搭乗は問題ないとされています。ただ、安全とされているのは妊娠12~28週位と言われています。 それは、飛行機内の環境が特殊な点と妊婦や胎児への影響を考えると安定期である期間が妥当だと判断されているようです。 又、出産予定日から28日以内の妊婦の場合は搭乗する場合、搭乗日の7日以内に作成された医師の診断書が必要になります。この場合は診断書だけで済みますが、国際線は出産予定日から14日以内、国内線は出産予定日から7日以内の搭乗に関しては担当医の同伴が必須になってきます。

目次

機内環境の特殊性

搭乗してから機体は7,000m~13,000mまで上昇します。機内には高い圧力がかかっていますが構造の関係上、機内の圧力は地上よりも低くなっています。気圧低下の影響で腸の中のガスが膨満して身体に悪影響を与えることがあります。機内の空気はフィルターによりクリーンに保たれているので状態は良好ですが、インフルエンザ、風疹などのウイルスは小さいため除去しきれないとされています。 離着陸の際にもかなりの振動が身体に伝わります。

妊娠中の飛行機がダメな場合

性器出血、下腹部痛、酷い悪阻、切迫早産、切迫早産、子宮外妊娠、習慣性流産、前置胎盤、頚管無力症、妊娠中毒症、貧血(ヘモグロビン値8.5g/dl以下)、血栓性静脈炎がある場合。

搭乗の際の注意点

搭乗中は腸の中のガスが膨満状態になるので炭酸飲料は控えましょう。悪阻が酷くなる場合もあります。 シートベルトは腰の低部で着用してベルトが足りない場合は延長用のベルトがあるので添乗員に声をかけて用意して貰いましょう。 又、エコノミークラス症候群を避ける為に、毎時間ごとに通路を歩いたり足の運動をするなどして水分補給も忘れずに行いましょう。

いかなる記事内容もその正確性が保証されているものではありません。自己判断でお願い申し上げます。
この記事に誤りがある場合は、こちらまで詳細をご連絡ください。
※対応結果等はご案内差し上げておりませんので、ご了承ください。

他のテーマも読んでみませんか