夜道をさまよう。
まさか…私が…。
『不倫』なんて…。
ホントに一生縁のないものだと思っていたのに。
なんであんなことしたんだろう?
なんてバカなんだろう。
いい娘ぶって悩んでも罪を犯しました。
※初めての投稿+内容がわかりにくい、妄想や私独自の主観が入っているため感情移入しにくいなどあるかもしれませんが、興味を持たれた方はお読みください。
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会場につくと既に他の社員さんが全員集まっていた。私は神崎サンに社長の隣に座れと目線で合図されたが、流れで谷口先生の横に座った。
呑み会はすぐに始まったが、もうケーキ作りの後でお腹いっぱい😠どんどん運ばれてくる料理と、正座で体勢が疲れる。。
幸いにウーロン茶で良かったが、緊張感でストレスマックスだった。
谷口先生は、優しかった。
「正座で偉いんでしょ?俺、奥さんがすぐ足しびれる人だからわかる😁」と言った。
私は、
「すみません…。」と苦しそうな表情で言った。
藤さんは、売り上げや教室や実家の話などで大盛り上がりしていた。森山先生と神崎サンも話し込んでいた。
社長はこれから会社をどうしたい…とか展望を真剣に話していた。
社長て視野が広いなーなんて思ってたら、神崎サンが、
「おい、咲良さん社長の隣で移動しろや。」
と言った。
私は、社長の隣に移動し座ったが肩がガクガク震えていた。
社長は、
「よぉ久しぶり!神崎サンが聞いたよ。社員にしてあげるからやってみたら?始めからできる人なんかおらんし。」
と言った。
私は、
「頑張ります。」
と言った。
それからみんなの前で挨拶をした。
拍手で終わったが内心、よく考えずに承諾してしまっていいのか迷いが残ったままだった。冷たい社員さんの視線の中、緊張であつくなってしまった。
帰り道に、神崎サンからメールがきた。
『咲良さん、良かったね。ちゃんと俺が面倒みるから安心してね。』
私は、
『よろしくお願いします。』
と返信した。
次の日は、合宿で、田舎のキャンプ場に社員さんだけ集まった。
結構高台にある場所だった。
森山サンが私に
「鬱病だからって飛び降り自殺するなよ。」と言った😥(笑)
神崎サンや谷口サンは、2人で爆笑したりしてたが、私は内心合宿が不安でたまらなかった。😥
途中のお店で、みんなでうどんを食べた時に合宿先に財布を忘れたと神崎サンに言ったらお金を出してくれた。
神崎サンが
「お礼は体で払ってもらう。」
と真顔で言った。
和田サンが
「それセクハラやん(笑)」
と言って笑っていた。
こんな冗談は流せたが私は、本当に正社員として営業ができるのか不安だった。
合宿先に社長が到着。フェラーリできていた🚗✨
いきなりだらだらしていた社員さん達も整列し、神崎サンの号令で始まった。
テーマは冬期講習の受講者を増やすか。もっと究極的な言い方をすれば、保護者からどうすれば受講料をうまく取れるかだ。
社長は、勉強そのものは役に立たないが将来の可能性を上げるためにやるものだと言った。
確かに納得した。
だが…。私の考えは違った。いくら保護者が何十万とつぎ込んでも生徒本人がなぜ勉強をやらなければならないのか、夢につなげる手段として心に、訴えかけなければ意味がないと感じた。
私は、社会では勉強が実質的に役に立つとは考えていないし、むしろ人間関係が上手にでき素直な人は何の職場でも仕事でも円滑なコミュニケーションが取れて成功すると思った。
つまりは勉強は全く役に立たないケースもある。。
それからは当たり前だが利益の話ばかりになった。より高い売り上げを出した教室や社員が表彰される………。
利益…。利益。利益。とにかく売り上げろ。保護者からお金を取れ。話術だ。戦術だ。
何だか気分が悪くなってしまった😢💦💦
勉強は、ただ夢をつなげるための小さなステップでしかない。
私がやりたいのは勉強を教えることで売り上げることではない。
だがそれでは公務員になってしまう。😢
社長が帰った後、会社の方針や、規模などを森山サンが私と小西サンに説明した。
小西サンはよく聞いていたが、私は半ばノートに乱雑にメモし後半集中できていなかった。
そしてその後、みんなでまた料理を作った。
昨日の研修会と兼ねて私は疲れ切っていて夕食の時に気分が悪くなり我慢できなくなり吐いてしまった😔💦💦
吐いてしまったが、後片付けがあるので、お皿や鍋の洗い物ゴミ捨てを1人でした。もう限界💔…
体がもっと丈夫で強くなりたい😢腎臓が悪い私は疲れやすい。
社員サンは、既に酒🍶とタバコ🚬で下ネタや恋愛話三昧。大声で隠語を叫んでいた。
「咲良さん無理にやんなくていいよん♪」
なんて言われたが、絶対に下の人が、やらなければならない。
後片付けが終わりキャンプ場の机に座っていると仮眠をとっていた神崎サンがやってきた。部屋には神崎サン、私、藤さん、和田サンがいた。
神崎サンが「なんか顔色悪いけど大丈夫か?」
と言った。
私はこの時もう熱も出てきて限界で、2日目の研修についていける気がしなかったので
「神崎サン、申し訳ないです。今回、体調不良で管理が行き届いていなかったので、帰らせてください。」
と言った。
すると…
神崎サンが
「今日、休めばいいやん。何か不満でもあるんか?」
と言った。
私はここでついに社員サンを怒らせてしまう本音を言ってしまった。
「違います…。不満はありません。ただ………。私には営業は向いていないと思います。今日社長の考えや方針に疑問を感じました。」
神崎サンが
「何言ってるんだよ。公務員じゃないんだから、客取らなきゃ意味ないやろ。そんな勝手に生徒がくる学校みたいな甘い世界やないんだからな。民間はどこもそうやで。」
私「私は、保護者に無理に教材や講習を売っても、なんか騙してるみたいな感じがします。」
神崎サン
「そうか…。わかったよ。そんな甘い考えなら、この仕事もどの仕事もできるワケないな。今から帰れ!!」
時計は、0時を回っていた。
神崎サン「今から全部荷物持ってこい!!早く出ていけ。迷惑や!!」
私「わかりました…。」
藤サンや和田サンに挨拶もせず俯いたまま出て行った。
そして、別室にいる社員サンに挨拶もせずキャンプ場をあとにした。
神崎サンは、猛烈に怒った勢いで車を運転させた。
私は……。
後部座席で泣き崩れてしまった。
ただひたすら泣いていたが神崎サンは何も言わなかった。
そして…。ひたすら、走り続けた。私は
後部座席から神崎サンに謝った。
「神崎サン………。本当に…す…みません。私を社員に推薦して下さったのに…こんなダメな人間…で。」
神崎サンは、
「はぁぁ、残念やわ。せっかく社長にも言ったのに。あ~あ。」
私「すみません…。もっと考えてから返事をすべきでした。
そして私は言ってなかった…ことがあります。
心療内科に通っています。」
神崎サン
「知ってるよ。」
神崎サン
「咲良さんて躁鬱病やろ?すぐ気分の浮き沈みが激しくなるやろ?精神科に行ってるんやろ…。」
私「はい…。黙っていてすみません。」
神崎サン
「子供相手なら大丈夫やから、この仕事してるんやろ?俺全部わかるよ。咲良さんは、心が弱過ぎるし体も弱いから、仕事を選べないんだよ。」
私
「……すみません。もう中学生の頃からです。」
それから沈黙が続いた。
私「神崎サン、私がこんなに使えないと知ってなぜ正社員に採用したの?」
神崎サン「それは…………俺にとって、相棒だから。」
私「相棒ですか?(笑)」
神崎サン「咲良さんは確かに、普通の人並みに仕事はできないと思う。けれども、できる範囲のことは精一杯やってくれてるし一緒にこの仕事をしていて楽しいし、パートナーだと感じたから。ただそれだけ。」
私「ありがとうございます。すみません…。」
気がつくと、教室のあるビルの前までついていた。
神崎サン「今日は後部座席かぁ、助手席じゃないのか?」
私「いつもありがとうございます………。神崎サン、私は…神崎サンのことが…。」
神崎サン「………。何なん?」
私は、尊敬しています と言いたかったがこの後車の中で気分が悪く後部座席からかがみ込んでしまった。
その時………。
神崎サンが私の手を握った。
私は、拒否しように気分が悪く何が起こっているかよくわからなかった。
神崎サン「さっき…何を言おうとした?」
私「…あ…すみません。なんか体調がすみません…。私は神崎サンを…神崎サンが…。」
神崎サン「何なん?ちゃんと最後まで言えよ。」
私「何でもないです…。すみません。」
神崎サン「気分が悪いならしばらく外寒いから車の中で休んどけよ。」
手は握られたままだった。
私「神崎サン、…あのね、神崎サンの夢って何?」
とぐったりしたまま頭がおかしくなり変な質問をした。
神崎サン「俺は…………社長になることだよ。」
私「そうか…。その時は、私を先生として採用してくれる?」
神崎「あぁ…。先生どころか咲良さんみたいな人でもできる仕事の枠を作って採用してやるよ。俺の社長秘書でもな(笑)」
私「…そうかぁ。なんか韓流ドラマみたいだねぇ。」
神崎サン「俺は今本気で話したし、ドラマじゃなく本当に心配だったから将来社長になれたら助けるよ。」
私「ありがとう…。変なこと言ってすみません。今日、合宿から研修帰ってきたから、もうクビですよね?」
神崎サン「クビにはしないよ。また先生としてできる仕事やればいい。社長にはうまく話を繋ぐから。」
私「わかりました。迷惑かけてすみませんでした。本当にありがとうございました。」
車を降りて自転車に乗って、アパートまで泣きながら帰った。
私はなぜ躁鬱病なんだろう。どうやったら、治るんだろう。これさえなければ人に迷惑をかけず、マシな人生になっていたのか。心の病は最悪だ。
アパートに帰ると、大量の睡眠薬と抗うつ剤を飲み、倒れ込むように眠りについた。
次の日、目が覚めたのが昼の2時で携帯を見ると母親から着信があった。
メールが2件きていた。
神崎サンからだった。
『咲良さん、おはよう。昨日はごめんな。あのさ、日程表の資料間違えて持ち帰ってない?』
『日程表が必要だから、もし持っていたら今すぐメールか電話ちょうだい。』
ヤバい!と思った。
持ち帰ったファイルに日程表が入っていた。
急いで返事したら、
『OK、今日の夜9時にコンビニの前に取りに行くから。』
と返ってきた。
その日鏡を見ると顔色は最悪、酷く浮腫が出ていた。
薬が効きすぎてずっとぼ~っとしていた。
精神病て薬じゃ治せないて今も思う。
世の中の女性はもっと、主婦したり仕事したり頑張ってるのに
私はなぜこんなに弱いのか…。絶望した。精神病の他にも慢性疾患を抱えている私は1人暮らしをするだけでも精一杯だった。
昔からキャリアウーマンに憧れいたが、病気を治さない限り、ほど遠い。
9時前に化粧し、資料を持ってコンビニまで行った。
神崎サンが車でやってきた。
「悪いよ、まじでごめんな。顔色悪いけと大丈夫か?」
私「いえ、神崎サン、メールでも謝らないでください。死ぬような迷惑をかけたのは私ですから、本当に昨日はすみませんでした。」
神崎サン「う…ん。いいんだよ。咲良さん、許してやるよ。とりあえず、また連絡するから授業頑張って。」
私「仕事入れて貰えるんですか?」
神崎サン「あはは、俺が一番会社では社長の次に偉いからな。なんとでもなるんだよ。金に困ってるだろ?」
私「ありがとうございます。頑張ります。」
神崎サン「じゃあまたな。」
その日から、頻繁にメールがくるようになった。仕事の内容以外に、休日の予定や、鬱病の話など…。
シフトもたくさん入れて貰えるようになったが、社員の話はなくなったことから神崎サン以外の人とはかなり気まずくなった。
当時は気づかなかったが、森山先生の教室で、変なシフトの組み方をされていた。😥
この頃から、頻繁に考え出したのは
“転職…”の2文字😢
私は、社長の考え方や方針が嫌いだった。言わせていただくと人格も…。
けどそれだけではなく他の社員サンと、気まずさが悪化し自分の働きかけだけでは改善の見通しが立たなくなってきた。
更に、正社員の話を体調不良でなくしてしまった。
ちょうどその時期に、森山サンと神崎サンと藍サンと私の4人でボランティアに参加した。
神崎サンに誘われていやいやなしに参加した。
私は、ほとんど秋服🍁を持っていないから企画がある前の日に、わざわざ買いに行った。
赤のニットと白のニットを両方買い、迷いに迷って当日は白のニットにした。。😥
この時、
“神崎サンにかわいく思われたい。バカにされたくない。”と思う自分がいた。
当日、駅前に集合した時に藍サンが真っ赤なワンピースを着ていたからビビった😥
かぶらなくて良かった。💦💦
それから、適当にボランティアに参加し、手伝いや掃除などをした。私は、全く主催者の話も聞かずに藍サンと恋愛話などをしていた😥(笑)
神崎サンや森山サンは私を精神異常者だと言い爆笑していた。。
冗談でもやっぱり傷つく😢💦💦
藍サンも表情が引きつっていた😠…
そう言えば藍サンに聞いてみた。
「神崎サンと結婚するんですか?😃」
「できればいいと思ってます。」
なんて清楚な人なんだろう😢✨
藍サンは、今接客業の仕事をしているらしい。
この日は、ボランティアが終わると4人でお茶して帰った。😔
帰り道はなぜか凹んだ……。心のどこかで藍サンに嫉妬していた。綺麗な指輪💍✨神崎サンとの約束された将来…。
なんだかすべてがよく見える。。
そして、精神異常者と言われたこともショックだった😢
感情が一気に落ち込むと普段深刻にならないことがすべて込み上げてきてしまう😔
そういう日は帰って寝るしかない。。
次の授業の時…。
車で神崎サンに言われた。
「いやぁ~藍がさぁ、咲良サンて図太いて言ってたよ~。」
なんか……むかつく!😣💢
藍サンてそんな風にワタシのこと思ってたんだ。
けど当たってる…よ。
「そうですか…すみませんね、気が強い女で。」
「もうお前アイツと会いたくないだろ?アイツお前と会いたくないって言ってたから。」
……
へぇそんな風に思われてたんだ😢😢ワタシは藍サンのことが好きだったから、 嫌われたのかショックだった。
「そうですか、わかりました。」
わかりましたとしか言えない。
「神崎サンは藍サンとうまくいってるんですよね?😃✨」
「う~ん、まぁね…けど一度裏切られたことがある。」
「何を?😃」
「お互いの家に挨拶まで言って婚約💍もしたのにある時喧嘩になって警察呼ばれた(笑)」
「まじ?神崎サン、何か警察呼ばれるようなことしたんですか?」
「違う違う😥💧アイツが急に別れたいキモイ言い出して俺が引き止めたら、怒り出して、本当に警察呼ばれたんだ…。」
「まじですか?でも藍サンの気持ちワタシわかるよ(笑)」
「へぇ~咲良サン警察呼んだことあるの?😃」
「違うよ😥💧この人無理て一度終わったらもう顔見るのも話し合いもする気にならなくて、向こうがしつこかったら心底キモイとしか思えなくなる😢😢」
「咲良サン、それ自分勝手で酷いよ😠💦藍も同じで、話し合いすらしてくれなかった。。」
「違うよ。確かに自分勝手かもしれないけど、しつこい男キモイもん😱」
「そうかぁ😢…」
「それから警察きてどうなったの?😃」
「本当に警察きてびびって、急いで逃げ出したよ💧それで一旦別れた。」
「まじ?😥」
「その別れた期間が2ヶ月だったけどアイツ、新しい好きな人が職場で、できてそいつとまた婚約もしてた。」
「本当に?エッチはしたのかな?」
「同棲までしてたらしいから100回はしたやろ。すごいショックやった…。」
「そうかぁ。けど結局神崎サンの所に戻ってきたなら赤い糸で結ばれてるんだよ。良かったね❤☺」
「はぁぁ…。ワタシも彼氏欲しいなぁ。神崎サン誰か紹介してよ。お見合いパーティー行こうかなぁ?(笑)」
「えぇ…。俺パーティーには行かないで欲しい😢咲良サンすぐ彼氏できそうやもん。」
「できないですよ💧だって全然もてないもん。今までまともに付き合ったのも2人ですよ。」
「いや~なんか咲良サンに彼氏できないで欲しいわ。。」
なんて変な言い合いしながら職場へ行った。
授業が終わると、帰りの車で神崎サンがふいにワタシの手を握った。
「何するんですか?」
「いや…何となく…。」
「セクハラですよ。」
「ごめん…。」
けど、なんだか嫌じゃなかった😢むしろ神崎サンの手の感触が温かい…。
「なぁ…前に、手に触れたら体の相性がわかるって咲良サン言ってたよね?俺はどうなん?」
「…えぇ、わからないですよ。」
「じゃぁ、本当に合うか試してみない?」
帰りは、マックを買って車内で食べた。
「もっと24なんだから落ち着けよ💧」
「すみません…。つい躁の症状が出たら感情が止められなくて。」
「俺、鬱病の人間はじめて見た(笑)藍はそんな浮き沈み激しくないからさ。けど仕事中は絶対に出さないから良かったよ。」
「すみません。仕事中は絶対に、症状が出ないように必死でやってますが終わった時に急に力が抜けちゃって😔…」
「力が抜けてどうなるの?😁俺が、もっと気持ちよくさせてやろうか?」
「神崎サン😣💢本当に怒りますょ。。手をつなぐだけならいいですケド💢」
「咲良サンて、エッチしたくならないの?」
「ならないですよ…痛いもん。」
「へぇもったいない😔俺、20代は毎晩やりまくって10人以上やった😃」
あれ…前に付き合った人7人ぐらいて話してなかったっけ?この人😥変な疑問がよぎったが…。
「そうなんだ。良かったですね。ワタシ、古風だけど結婚までしない方がいいと思う😃✨」
「なんだよ😣💢結婚してから身体の相性悪かったらどうするんだよ?」
「身体の相性も大事だけど夫婦だからてエッチばかりして成り立つもんじゃないでしょ💢多分…。」
「俺、24の時に毎晩仕事終わったらエッチして隣の部屋から喘ぎ声うるさいてクレームがきた😃」
「すごいね…。ワタシ、そんなに毎晩相手できる女性すごいと思う。」
「まじ?すごいね😔…なんか、神崎サンて仕事人間やと思ってたからショック…。」
「仕事ができて女性にももてるのが楽しい人生やん🎵」
「そうかな。あっそう言えば、今日の事務処理最終確認しないまま生徒に封筒渡しましたが、大丈夫なんですか?」
「まぁ大丈夫だろ。生徒の名前でミスがあったら保護者めちゃキレるからな。」
最近の子供は、珍しい名前が多い😥
読み方や漢字も珍しいモノが多くて生徒の名前の確認する時とても疲れてしまう😢💦💦
ただ“かわいいから”“今風だから”と理由はよくわかります☺✨
ここで小説とは逸れて個人の感想を書くけど、ワタシが一番好きな名前は、
麗禾ちゃん←(生徒ではなく、市川海老蔵さんの長女の名前です😁)
なんか響きや漢字が綺麗ですね😃✨
逸れてスミマセン💦💦
「名前は2回確認したから大丈夫です。あの…報告書がもし入れ違いになってたら…どうします?」
「そんなミスしたら笑い事じゃなくなるだろ。もしそのミスが発覚したら本社までクレームがいくが…
身体で払ってもらう😁✨」
「神崎サン😢…ワタシ、まだあの事務処理1回目ですよ。確認せず郵送して不安ですよ。」
「まぁ大丈夫やて😃✨」
そんな感じでアパートまで着きそうになった時にワタシから急に頼んだ。
「神崎サン、一緒に海に行かないですか?」
「はぁ?もう1時やで😥お前明日また授業やろ?大丈夫なんか?」
「大丈夫ですよ😃✨お願い、今日だけ連れて行ってください。」
「仕方ないなぁ。じゃあ駅前のとこでいい?😃」
「はい、あそこが一番好きです。」
車で駅前の海沿いまできた。誰もいない…。
ここはワタシが人生で出逢った場所で一番好きなところ。親友や彼氏ときた。
景色が綺麗で、おしゃれなレストランがある。なんか大好きで落ち着く場所なんだよね。
ちなみにこの海沿いの近くに会社の本社がある😥(笑)
車からおりた瞬間、冷気が襲ってきた。
「寒ぅ~🌀」
「ほら手を貸せよ。」
神崎サンが手を差し出した。
「はい。」
ワタシが手を差し出すと上から包み込まれた。
なんてあったかいの、この人の手は😢✨
「神崎サンの手あたたかい~。」
「だろ?俺、気を送れるんだよ?」
「気って何?」
「俺に関わったやつってみんな運がよくなるんだよ😃」
「まじ?ワタシの鬱病治してくれる?」
「う~ん、それは難しい😥…」
なんか神崎サンてエッチが好きと言えば、変に霊的な真面目の話をしたりするな😥
しばらく海沿いをブラブラ歩いて、ベンチに座った。目の前に広大な海が広がり駅近くのビルや建物が光🌙に静かに、ゆらゆら照らされてる。
「はぁ…。なんか海は綺麗だけど、あの地震の津波を思い出すと恐ろしくなるね。」
「俺、津波ってすごい怖い。自然災害だけには逆らえないな。」
「ワタシもそう思う。他人事じゃないから準備しとかなきゃと思うけど日常生活がきたらまた、恐怖を忘れてしまう、よね。」
「ここらだと山に登るしかないよな。」
「うん…とっさの判断ってできるかなぁ?ワタシ、地震がきた時点で恐怖で腰を抜かして体が震えて動けなくなると思う。そうしてるうちに逃げ遅れるよ…。」
「そうならないために普段から、避難所の荷物の確認とかしとくべきだな。」
「神崎サン、ワタシが地震で行方不明になっても探さないでしょ。」
「はぁ?そんな事知らん。被災者のために今は毎日大事に生きること、感謝すること備えることだろ。」
「そうだね、ワタシはまた貯金できたら募金にいく。」
と地震の話をして、海沿いを去った。
ワタシらの地域も近々巨大地震がくるらしい。。というより日本自体が地震が起こりやすい地形になっているから日々備えが必要だ。
時計を見たらもう3時過ぎてた。
「咲良サン~今日泊めてよぉ😢」
「嫌ですよ。神崎サン、なんか変なことするでしょ?」
「何もしないよ。お願い今日だけ。」
「スミマセン😔…神崎サン、今度ワタシがご飯ご馳走するので今晩はお開きにしましょう。」
「なんだよ、お開きって😣」
「彼女とはエッチしてるんでしょ?😁」
「………まぁ、ね。」
「最高一晩に何回までやったの?」
「8回ぐらいかな?」
「8回てすごいね…ラブラブだね。そんな婚約者いる人にワタシ、近づけないや😃神崎サン今日はありがとう。また明日仕事頑張ろう💪おやすみなさい🌙」
アパートに帰ると急に疲れがどっとでてきた😫神崎サンは明日、会議が午前中にあるからこれから家に帰ってたら、睡眠時間3時間ぐらいしかとれないかも……
申し訳ないことした😢しかし、最後に“彼女と一晩に8回もエッチをした。”という言葉を聞いて胸が痛かったことは隠せない。
どんな風に抱くんだろう…。藍サンを包み込むように抱くんだよね。
なんでこんな想像してしまうの、おかしいよ、ワタシ。
早く寝よう。
次の日の朝、起きると携帯に着信📱とメール📩があった。
『いつまで寝てるんだよ?今日も会社一緒に行こう。』
『電話出ないから先に行ってるね。』
あ~あ😥電車で通うの面倒くさい😔もっと早く起きれば良かった…。
ダラダラ起きて冷蔵庫をあける。塾は、昼から始まり夜終わるから、最近食生活🍴が不規則だ。
昼たくさん食べて夜は少食になった。
ワタシ、痩せたな…。7kも落ちた。😢
とりあえずリンゴとヨーグルトとトーストとサラダを食べた。
ワタシは腎臓が悪いから、食生活に気をつけなければならない。。なのにここ最近外食が増えている😔本当に気をつけないとな…。
授業中も、机にペットボトルを置いて生徒を見ていたら、生徒もマネするようになった😥(笑)
だめだ…。これでは完全にダラけてしまう。OFFとONは完全に切り替えないと。ワタシは絶対に、全員保護者の月謝分のことをして生徒を返す。💪
なんて気合い入れてたら、沢井先生に笑われた。
「最近、やけに熱心ですねー。あまりに生徒を追い詰めると逆効果ですよ。」
「スミマセン、本当に😢💦💦」
あまりに成績が悪い子は受験対策に絞った方がいいのでは…と思うが、神崎サンに意見すると学校進度の内容も並列しろと言われる。
基礎ができてない子に学校進度と同じ範囲をやらせてもすぐに忘れるし、定着しない気がする。
英語なんかは文法と単語の積み重ねで徐々に複雑になるから、特にその傾向が強い😥
毎回、単語テストを作って生徒にやらすようにした。
だが、勉強が苦手な子はもちろんこの塾にくること自体が苦痛なわけだから楽しませることが大事だ😢保護者も高い月謝を払っている。
お客様なのだ。
このことを考えると苦しいが同時になんてやりがいがある仕事なんだろうといつも思う😢💦💦保護者からのクレームすらありがたい。
そんな中、ワタシは先月受けた市役所の試験のことを忘れていた😥
急いでHPを見たが結果は不合格…。
当然か、あのでき✏では。😔
結果は直感でわかっていたものの落ち込んだ。
塾の仕事は楽しいが給料が安く将来、生き残れるかわからない。安定するのは市役所だ…。
公務員ももちろんこの先どうなるかわからないし、日本もどうなるかわからない時代だからどこに安心を求めても完璧な保証は得られない時代だが…。
来年また頑張ろう💪と思った。
日曜日、家でゴロゴロしながら求人誌を見ていた。
朝、コンビニで働こうかななんて思った😃✨そうしたら、少しは貯金できるかも💰…
そんなことを考えると携帯のメールランプが光っていることに気づいた。
確認したら神崎サンからだった。
『今日夜あえる?話がしたい。』
😃『いいですよ。何の話ですか?』
『仕事のこと…』
😃『わかりました。何時頃になりますか?』
『夜中になるけどいいかな?』
😃『いいですよ😥けど夜中になんで仕事の話をするんですか?(笑)』
『咲良サンのことだから、明日だと仕事が立て込んで言えないから。』
よくわからない流れだったが、まぁいいかと思い、近所のコンビニ前で逢うことにした。😥
夜中に化粧💄するの面倒くさい…。ブツクサ言いながら支度した。服装も適当だった。
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