夜道をさまよう。
まさか…私が…。
『不倫』なんて…。
ホントに一生縁のないものだと思っていたのに。
なんであんなことしたんだろう?
なんてバカなんだろう。
いい娘ぶって悩んでも罪を犯しました。
※初めての投稿+内容がわかりにくい、妄想や私独自の主観が入っているため感情移入しにくいなどあるかもしれませんが、興味を持たれた方はお読みください。
新しいレスの受付は終了しました
- 投稿制限
- スレ作成ユーザーのみ投稿可
次の日、服とパンプスを買って、居酒屋へ向かった。
暑いし、最悪。
腎臓が悪い私は呑み会が苦手だった。医者から呑むなと言われているけど仕事だから呑まないわけにはいかない。
待ち合わせ場所に行くとポツポツ社員や講師の先生が集まっていた。
藍さんもきていた。
私は「こんにちは!昨日お世話になりました。」と言った。
藍さんも、普通に挨拶してくれた。
他の講師や社員さんとはあまり仲良くなかったが、今日1日を場に合わせて乗り切ればいい、すべて仕事だと流せばいいそう気楽な気持ちで構えていた。
神崎や他の社員さんも全員揃い呑み会スタート(≧∇≦)🍺✨
私の前の席は、
社長だった。。ラッキーなのかそうじゃないのかわからないけど。左横の席は森山さんで右横の席は、二並さんという先生だった。
童顔なワタシは酒呑めるんか未成年と早速、からかわれた笑
結構童顔て傷つくし、嫌なときある(;_;)
社長や、神崎は、仕事の話でずっと盛り上がっていた。神崎は社長の次に偉い人だから、新しい塾を出す話や、テナントの話や、系列会社の化粧品会社の話などずっと経営について話していた。
他の先生達は次々に、お酒や食事を頼む。。
だんだん酒が進むと、下ネタや恋愛話になっていった。
……。
神崎と、藍さんは一回り離れて、先生と元教え子という関係だったらしい。
そして、社長と神崎が経営する化粧品会社に藍さんが入社し再び再会し、交際が始まったらしい。
なんだかすごい縁があるというか運命的な2人だなと思った。
この2人に後に狂うほど嫉妬してしまうのがワタシだった。
周りは典型的な縦社会な雰囲気で酒が進むと余計に普段できない社員をボロカスに言っていた。
私は、というと本当のマイペースな性格でこの体育会系の縦社会のが大の苦手だった。どうしても冗談が流せないプライドの高さがあった。
その日の呑み会で私は、席が社長の前だった。
なのに始終ムスッとしていた。二並さんは、あいたお皿を片付けたり、酒を頼んだり機転きかせていたのに私はずっとぼーっとしてた。
社長の横に神崎が座っていて、
「おい、咲良さんもうちょっとニコニコしとけよな!」
と言った。
神崎に言われた後、漸く動き出したが、その時社長がワタシにいきなり喋った。
「咲良さんて、柏木由紀ちゃんに似てるねぇ」
私「ホンマですか?けどもう24ですよ笑」
「あなたすごい腹黒い性格でしょ?一瞬でわかった。」
ショック………だった。友達や親にも腹黒いなんて言われたことないし、初対面の人に言われるなんて。。
私「そうですか…。では自覚がある部分は自分で改善していきます。」
社長「うん、そうした方がいいよ。」
ムカツク…(;_;)
けど、相手を立てたら、気持ちよく終わるまかれろ…。
落ち込んでいるうちに、横で二並さんが急に叫び出したからびびった。
「私より酒弱い奴が、呑めるなんて言うんじゃねぇよ!自信あるならもう一杯つぎな!」
二並さんが、酔い過ぎて社員さんに絡み始めた。
二並さんは、一番若い先生だったのに、呑み会で気を遣い過ぎて、疲れていたことに気づいてあげられなかった。急に酒の酔いがきて吹っ切れてしまったのだ。
年上の私が真っ先に気づくべきなのに二並さんには、本当に申し訳なかった。
その後、二並さんが吐いてしまい席がめちゃくちゃになったことや、社員で一番評価が低かった沢井さんがグラスを割りその破片が社長に当たってしまったことから、 雰囲気が悪くなってしまった。
全員が、険しいというか気まずい表情になった。
社長は一番顔に、気に入らないという表情を出していた。
私は、割れたグラスや空いたお皿を一気に下げたりなるべく席が綺麗になるように、必死で片付けをしていた。
沢井さんは、社長や神崎さんに冗談ではなく本気で土下座までさせられていてなんだか可哀相になってしまった😢
ワザとグラスを割ったわけではないのに…。
(沢井さんのことは後で詳しく書きます✏)
その日は、呑み会の終わり方も中途半端で結局、藍さんと私が二並さんを介抱する形でお店を去った。
社員さんにも挨拶もせず、私は、駅からマンションまで徒歩で帰った。社長は怒った感じで神崎さんと店を
出た。
が……。
帰り道は、なんだか落ち着かなかった。
その呑み会が終わったあと、次の仕事の日に神崎さんに呼ばれた。
神崎「この前はごめんね、色々片付けとかさせちゃってさ。それで話があるんだけどうちの社員にならない?」
私「はぁ?私がですが(笑)…」
神崎「うん…社長が、咲良さんを気に入ったみたいで俺も、咲良さんなら、教室管理もできそうだなって思ったんだ。」
私「いえ、私は無理ですよ😢保護者と話したりするの苦手だし、指導科目も中学生までしか見れないので。」
神崎「まぁ、詳しいことは今日授業が終わったら話そうよ。」
その日もいつも通り授業をした。この仕事、やっぱり楽しい😢…
大好きだ😥…唯一、もっと私の頭がよければいいのに。
授業が終わったら神崎さんがやってきて、入社書類を持ってきてくれた。
神崎「朝話したけど、今仕事楽しいなら向いていると思うよ。教室運営もやってみない?研修期間は15万で正社員だと18万になるよ。」
私「そうなんですか…。すみません😢申し訳ないですが私は興味ないです。」
神崎「どうして?絶対に楽しいと思うよ。」
私「今教えるのは好きなんですが教室運営だと利益を出さなきゃいけないので営業の仕事が入りますよね?😢大学の頃から営業は興味が持てなかったのですみません😢」
神崎「そうかぁ…。けど咲良さんならできると思ったんだけどな。一番上に立てる感じがしたから、推薦したのに。」
私「すみません、私、精神的にも甘い部分があるので責任を負えないことを承諾できないです。申し訳ないです。」
私は、精神的にかなり弱い…。プレッシャーに弱い。事務とか講師とか自分のペースでできる仕事なら何とかできるけど、
生徒、保護者の全体管理など、視野を広くしながらする仕事かできる自信がなかった。
また精神科に通院しており、ドクターストップもかかったことがあるぐらいだ。
だから情けない話、講師の仕事を1日8時間やるのも楽しいけど変に感情に波があり、本当は精一杯だった。😢
神崎「あっそうそう。俺と藍のメアド渡しとくから登録しといて。よろしくな。」
私「あっありがとうございます。藍さんにこの前、変な別れ方になってすみません。」
神崎「いいよ、別に。あいつ今化粧品の仕事辞めて凹んでるんだよ~。」
私「そうなんですか、藍さんならきっとまたすぐに仕事見つかりますよ。じゃあお疲れ様です。」
神崎「お疲れ様。もし正社員に興味があったら、相談してきてね。いつでも相談乗るから俺には何でも話してよ。」
私は、それから神崎さんに、正社員の返事をすることはなかった。それはこの会社の口コミだった😥💦…
この会社は、一年中正社員を募集している上、しょっちゅう人が辞めていた。だからまともに書類選考もせずに、採用されている人が多かった。ネットの話がすべてではないが、かなり酷く書かれていた。
だから、神崎さんも私に声をかけたんだろう。。
不景気な時代だから、話を断るのは贅沢かもしれないが、森山さんとも相性が悪い上、他の社員さんの雰囲気もなんとなく合う気がしなかった。
神崎さんが久しぶりに教室に現れた。
神崎「久しぶり!あのさ、先生が足りてない教室があってさ一緒に送り迎えするから、出張で授業出てくれない?」
私「えっ?私がですが(;_;)…」
神崎「うん…困ってるんだよ。女性の先生希望している生徒が多い教室でさ。咲良さんならいけそうかなって。」
私「本当ですか?私、あんな下手な教え方でよければいいですよ(笑)」
神崎「わかった。俺、送り迎えするからさぁ、水曜日と土曜日は2人で一緒に行こうよ。」
私「はぁ…。わかりました。よろしくお願い致します。」
それから、土曜日になり駅で神崎さんと待ち合わせした。
神崎「やぁ、咲良さん!ごめんね、今日からよろしくね。2人で行こうね。」
私「はぁ、なんかあんな下手な授業でいいのかよくわかりませんがよろしくお願いしますね。」
神崎「いえいいんだよ😁あっちなみに向こうの生徒、女の子は気が強い子が多いから負けないようにね。」
私「まじですか⤵⤵まぁ頑張ります💪✨」
行きの車では、教室や社員や先生の噂話や恋愛話で盛り上がった。
神崎「咲良さん、彼氏いないのぉ?」
私「前も話したじゃないですか私、1年前に別れたって💔」
神崎「まじで?せっかく若いんだしさ、もっと視野を広くしなきゃだめだよ。今度俺が主催で合コン開いてやろうか?」
私「本当に?けど私、もう彼氏作らないて決めてるんですよ😥…なんか子供が産めない体みたいで。結構24過ぎると、相手も結婚考えて付き合うでしょ?なんか隠すの申し訳なくて…。」
神崎「へぇそうなの?まぁそんな暗く考えなくてさもっと相手を騙してもいいやて感じで楽しみなよ。咲良さんてなんか暗いんだよね。」
私「暗いですか…?😥神崎さんは今まで何人ぐらい付き合ったんですか?」
神崎「俺は、10人ぐらいかなぁ?社内恋愛もしたしお見合いで出会って付き合った人もいたよ。大学の時8年付き合った彼女もいたよ。」
私「へぇ~。やっぱりもてるんですね。けどこの仕事で社内恋愛てあるんですか?😁」
神崎「あるよ、社員同士結婚した人らたくさん知ってるし。だって、出逢いて紹介か社内恋愛がきっかけて多いだろ?」
私「はぁ…。私は、今のところいいなって思う人もいないですよ。」
なんて話してるうちに、教室へ到着した。一階が、ショッピングモールになってる。買い物がたくさんできそう😍✨
神崎「まぁ続きは帰りに話そうよ。」
教室に入ると沢井さんがいた。沢井さんに挨拶をして、授業の準備をした。
さぁ、授業がんばるぞ💪✨と思い中学生の女の子3人を一気に見た。この仕事やっぱり面白い(;_;)
一番好きな平方根と関数の分野だった。英語は助動詞の範囲だった。
次に教えた小学生にはバカにされまくったがやっぱり楽しい(;_;)
あっという間に授業が終わった。授業が終わると神崎さんと棚にある教材の片付けを2人でした。
今思えばこの時が一番楽しかった。
このあと激しい嫉妬や憎しみや、傷つけあいになり自分が大好きな業界を去ることになるなんて思いもしなかった。
神崎「今日はお疲れ様。一緒に飯食わない?」
私「えっいいんですか?」
神崎「いいよ、ご馳走するからさ。新しい教室疲れたやろ?」
私「ありがとうございます。」
帰り道に、地元で有名な居酒屋さんに行きご飯を食べた。
神崎「咲良さん~正社員の話、やっぱり、まだ返事貰えないかな?」
私「すみません(;_;)やっぱり正社員にはなる気はないんです、もし先生の正社員になれるならやりたいんですが。」
神崎「そうかぁ…。俺がちゃんと研修するのになぁ。咲良さんて営業とか興味ない?」
私「あまり興味ないというか、喋るのが下手なので保護者に売り込みできないですし向いてないと思います。」
神崎「そうかぁ……。」
それから神崎さんとは、また恋愛の話で盛り上がった。
気づけば23時で帰り道になると、だんだんエッチ系の話になった。
神崎「咲良さんて初めて付き合ったの何歳なの?」
私「初めては高3の時で、2週間で別れました。」
神崎「なんで別れたの?」
私「う~ん、小学生からの幼なじみやったんですが、身体目的らしくなんか二股だったみたいで、最後付き合ってるかわからなくなり別れました(笑)」
神崎「へぇ~。
じゃぁ最後までしなかったの?」
私「そういうのはなかったですね。やっぱりなんか怖くて…。結構周りで妊娠して中絶したり学校を辞めてしまう子がいましたけど。結局、ちゃんと付き合ったの遅くて、大学入ってからでしたけど。」
神崎サン「へぇそうなんだ~。」
私「神崎サンは、初めて付き合ったのいつですか?」
神崎サン「俺も…遅い方で、大学に入ってからなんだ。だから、そういう経験したのも大学生の時だった。」
私「そうなんですか、今まで何人ぐらい付き合われましたか?」
神崎サン「う~ん……7人ぐらいかな。咲良さんは?」
私「私は、2人ですよ。少ないでしょ。」
神崎サン「まぁ、俺もう34だしさ。まだ少ない方だよ。咲良さんは、大学生に付き合った彼氏とは最後までしたの?」
咲良「は…はい、なんか1人暮らしだったのもありますが寂しいという理由で…。」
神崎サン「あはは(笑)なんかよくわからない理由だね。」
咲良「神崎サンは?」
神崎サン「俺は大学の時の恋人とは8年付き合って26の時に、結婚したよ。
けど、すぐ別れたんだ。
俺、バツイチなんだ。
……」
私は、企画の時に神崎サンが森山サンに話していたのを思い出した。
なんか気まずい雰囲気になった。なんて言えばいいのか、わからなくて、
咲良「あっ、そうなんですか、けど神崎サンとても仕事もできてかっこいいし今の彼女サンともお似合いですよ⤴」
と変な言い方をしてしまった。
神崎サン「あはは、ありがとう。」
それから、しばらくエッチ系の話ばかりしていた。私はドMだから、過去のエピソードなど話して神崎サンが爆笑していた。神崎サンは経験豊富で、身体の相性が合わなくて別れたとか、お見合いパーティーに参加した話など色々話してくれた。
けど、また真剣な話になった。
私がふと、
「神崎サンて中絶てどう思いますか?」
と聞いた。
神崎サンは真剣な顔つきをして答えた。
「咲良さんはどう思うの?」
咲良「私は…すごい酷い考え方かもしれませんが、育てられないならおろすかもしれません。まず避妊をしっかりしますが…。」
神崎サン「咲良さん、その考えはいけないなぁ。ちゃんと命を授かったら大事にしなきゃいけないんだよ。」
咲良「そうかなぁ。私は、こんな世の中で自分が先に育てられるかと考えてしまいますね。」
神崎サン「そうかぁ…。俺は絶対に、妊娠させたら相手に産んで欲しいなぁ。」
咲良「そうなんですか、私はまだ結婚も授かったことがないし、母性というものがないからわからないです。きっと精神的に自己中なんでしょうね(笑)」
神崎サン「俺は…実は過去に中絶の経験があるんだ。」
咲良「えぇっ!?」
車の外に聞こえるぐらい叫んでしまった。
神崎サンが…?
神崎サン「前の奥さんと結婚して妊娠がわかったけど他に好きな人ができたから別れて、と言われたんだ。」
私「そうなんですか……。」
神崎サン「俺は最後の最後まで産んで欲しいと説得したよ、けど、嫁は産まないと言い張って、手術した後、5日間家で療養した後離婚届を置いてそのままでていってしまった。」
咲良「そうだったんですが……。」
神崎サン「うん、本当に精神的に辛かったよ。離婚もショックだったけど子供を産んで欲しかった気持ちも強かったから。」
私「前の奥さんとはそれから連絡を取ったりされてるんですか?」
神崎サン「それっきりなんだ。俺も二度と会いたくないなんて言っちゃったからな。けど、それから、不思議なことばかりあって水子とか信じるようになったんだよね。」
私「水子ですか…?」
神崎サン「うん、咲良さんはちゃんとお墓参りとか行ってる?」
私「私はそういうの全く信じないですね。特に地震が起こってから…。何の罪もない人が災害で一瞬で死んだり殺されたりするのを見ると、そういうの信じない方です。」
神崎サン「俺も全く信じない方で霊感もない。けど、なんか前の奥さんが中絶してから精神的に辛い時期が続いたり、交通事故にあったんだ。」
私「交通事故ですか?」
神崎サン「うん…、車ごと全部潰れてしまう、死んでいてもおかしくないぐらい酷い事故だった。夜勤明けで疲れてたけど。」
私「そうですか…。神崎サン無事で良かったですね。それから水子や霊の存在を信じるようになったんですか?」
神崎サン「そうだね、そんなどっぷり浸かったりはなかったけどちゃんと専門の神社に頼んで何回も通って供養して貰ったよ。
男の子だった。
今も教え子で同じ年ぐらいの子供を見るとアイツ生まれてたらと思う。」
私はこの話を聞いた時、涙が止まらなくなった。なんてこの人は優しいんだろう。そしてなんて誠実なんだろう。
それからも、色々な教室で授業したりしてた。色々な生徒がいたり、自分も勉強できたり本当に楽しかった。事務作業もだんだん要領よくするコツがつかめてきて面白くなってきた。キツイ冗談を言われたりするが、流せるようになった。感情のコントロールもできるようになった。
電車に通いながら、時々神崎サンに送り迎えして貰いながら…。
みんなそうだが、職場にいる時間って学校の時に友達といる時間より長い。だから人間関係が気まずいと仕事って本当に辛くなる…。
神崎サンや他の先生や生徒で苦手な人はいなかったから次第に私は、持つべき緊張感を忘れ馴れ馴れしくなっていった……。😥
まず車の中では、友達同士のように話すようになった。
最初は敬語を使い上司という立場だと認識し接していたが、
だんだん神崎サンに対し仕事の悩みや自分の話など何でも打ち明けるようになっていった。対等で真剣にいつも話を聞いてくれる神崎サンは本当に理想的だった。おまけに、神崎サンは、面白かったから私は一緒に授業に行ける日が楽しみだった。
元カレは、いつも上から目線で私は自分の意見を否定されていたから落ち込み自信をなくしていた。おまけに異常に酷い束縛や干渉もされたため、男性が気持ち悪くなっていた。
執着せず、意見を尊重し接してくれる神崎サンは魅力的だった。
私「神崎サン!!誰か紹介してよ(笑)」
神崎サン「はぁ?そんなすぐにいないよ。咲良さんならすぐできるって。」
私「できないよ…。神崎サンは彼女とはどう?」
神崎サン「うん…うまくいってるよ。」
私「そうなんだ。結婚はいつするの?」
神崎サン「まだ決まってないけど、するかわからないけどね。」
私「婚約もしてるなら時期がきたらだね!!神崎サンの彼女サン、セレブになれるねぇ💍✨」
神崎サン「どうして?」
私「だって、次に会社で社長になるの神崎サンじゃん😁」
神崎サンはよく仕事が終わったらご飯も連れて行ってくれた。おしゃれなお店ばかり…。スーツやネクタイや小物もブランド物ばかりでかっこよく着こなせていた。
彼女サンはよく一緒に買い物に行って服を買って貰っているらしい。
こんな汚い感情を持ってはダメだが羨ましい😢😢
私は、超安いアパートに住み金銭的にギリギリの生活をしている。食べるのに精一杯という奴だ。
社会で稼げる力がそこまでしかないのだから仕方ないが、服も、1年に1度買うか買わないかだった。
おまけにスーツも食料品も半額の物ばかり買っていたし定価では絶対に買わなかった。
買えなかった。
金銭的に苦しいが、今の仕事内容が気に入っているし経験が積めると思うと自分は好きな仕事ができるだけ幸せな人間だと思う。
けれども、そう思う半面、やはり新しい化粧品や時計や美容院、色々お金をかけたいのも本音である😥
掛け持ちしようかな…なんて思ったが、どうしても授業が終わり電車で帰ると12時過ぎている。体力がない私はクタクタで駅からアパートまで帰る。
帰り道は暗い……。
この仕事が好きだから、もっと頑張るから月9万円からあと5万円上げて欲しい😢
わがままですか?
暗い暗い夜道を歩きながら、帰った。
秋頃、神崎サンに、
「○○教室の先生が変わるから正社員として入社しないか?」と言われた。
私は迷った。本当にやっていけるか不安だったし、やりたくない営業活動(生徒や保護者への授業、教材の売りつけ)が入っていた。
純粋に先生だけの仕事ができなくなる。
先生になりたければ公務員になるが、ここは利益を出さなきゃいけない会社である。。
本当に迷ったが、
私はお金に困っていたため承諾した。
だが、これが後に自分の首をしめることになるとは思いもしなかったな。
ちょうどその時期に、冬期講習の研修会があったから、他の社員さんとお会いする機会があった。
研修会の日に明るく挨拶したが、
あきらかに素っ気なく返された。夏の時と全く反応が違う。
私が何かしただろうか……。
よく、バイトから正社員へ昇格した途端に態度を変えられたという話を聞いたがまさにそんな感じだった。
特に女性社員の藤さんはあからさまに、話し方や接し方が冷たかった。目を合わせない感じだった。
藤さんは夏の企画ではとても優しかったのに、なぜか理由がわからなかった。
みんな年齢が離れていて私と一番年齢が近い社員は森山さんになるが、なぜか話しにくかった。
沢井先生だけは正社員に昇格しても変わらず優しく接してくれた。
冬期講習では生徒や保護者への接し方、心理、授業中の注意点などを学んだ。昇級の基準も教えて貰った。
久しぶりに他の先生と会えて話したりして、本当に嬉しかった。
研修が終わったあとになぜかみんなでケーキ🍰を作った(笑)
50人で7つぐらいのグループに別れた。
団結力を強めるため…らしい😥💦💦
私は沢井先生や他の先生達と楽しんで作っていたが、社員さん達とはあまり話さなかった。
神崎サンも一緒になって作ったりして爆笑していたりしたが、なぜか社員さんの視線が痛い。。
ちょうどケーキ作りの時に社長もやってきた。
私は挨拶したが、怖くてたまらなかった。みんな怖い怖い言うがマジで目が怖い😠💦
社長は、
「久しぶり!ショートカットにした方がいいんじゃない?」と一言だけ喋った。
私は、
「ありがとうございます。最近髪を切ろうかと考えていました。」
とぎこちなく話しその場を去った。
神崎サンに
「もっとびしっと挨拶しろよな。」と言われた。
私は
「すみません…。」と言った。
ケーキ作りが終わると、2階にオードブルや飲み物が用意されておりそこでみんなで夕食🍴を食べた。ちょうど、フォトコンテストの表彰式なども行われた。神崎サンが受賞していた。
私は……実を言うとこういう研修会や食事会が24にもなって大の苦手だった😥💧
だからケーキ作りから、研修が完全に終わるまで、苦しくてたまらなかった。
いつか慣れるだろうと思っています。
研修会が終わるまでに仲良くなった先生とはアドレス交換などをした。と言ってもほとんど自分より若い先生ばかり。
正直、挨拶変わりで普段メールなどするはずがない😔💧
だが私は、この日の研修会以来、川田先生という男性が頻繁にご飯やお茶などを誘ってきたり電話をかけてきたりしてとても嫌だった😠
研修が終わって荷物を教室に置いて帰ろうとすると、社員の澄川先生が低い声で話しかけてきた。
「これからみんなで呑み会で明日から、キャンプで合宿するんやけど咲良さんこうへんの?」
「へっ?そうなんですか…じゃぁ行きます。」
と言った。
この時断れば良かったなと今でも思う😢
結局、他の先生達がみんな帰ってから教室は社員さんだけになった。
教室から呑み会の会場まで行くのに、3人の社員さんで行ったが車の中は悪口で大盛り上がりだった。😠 社員さんで小西先生はこの日が初日だったらしい。
悪口の内容は、成績が上がらない生徒の話だったり、社長や先生のことなど、
タバコは社内だと言うのに平気で吸いまくってるし、なんだか聞いてて気分が悪くなった。😢
けど、社員さんでも、頑張っている先生と生徒の悪口だけは言わないで欲しかった。。
新しいレスの受付は終了しました
お知らせ
小説・エッセイ掲示板のスレ一覧
ウェブ小説家デビューをしてみませんか? 私小説やエッセイから、本格派の小説など、自分の作品をミクルで公開してみよう。※時に未完で終わってしまうことはありますが、読者のためにも、できる限り完結させるようにしましょう。
- レス新
- 人気
- スレ新
- レス少
- 閲覧専用のスレを見る
-
-
満員電車とアタシとイケメン痴漢25レス 745HIT 修行中さん
-
君は私のマイキー、君は俺のアイドル9レス 188HIT ライターさん
-
タイムマシン鏡の世界7レス 186HIT なかお (60代 ♂)
-
運命0レス 91HIT 旅人さん
-
九つの哀しみの星の歌1レス 105HIT 小説好きさん
-
神社仏閣珍道中・改
そんな鬱々としたことを考え、ご不浄の掃除にまいりますと、あるお寺さんで…(旅人さん0)
345レス 11805HIT 旅人さん -
満員電車とアタシとイケメン痴漢
ルルを探しなさい(師匠)
25レス 745HIT 修行中さん -
私の煌めきに魅せられて
彼はその時野球少年丸坊主みたいな感じで、当時の私は彼を知らなかった。 …(瑠璃姫)
76レス 929HIT 瑠璃姫 -
また貴方と逢えるのなら
「あなたは今デビルを生き返らせようとしているかしら?」 「いや、特に…(読者さん0)
13レス 405HIT 読者さん -
わたしとアノコ
【苺花目線】 あぁあゎわわわわゎわ,,,。。 やってしまったっー!…(小説好きさん0)
175レス 2896HIT 小説好きさん (10代 ♀)
-
-
-
閲覧専用
🌊鯨の唄🌊②4レス 147HIT 小説好きさん
-
閲覧専用
人間合格👤🙆,,,?11レス 154HIT 永遠の3歳
-
閲覧専用
酉肉威張ってマスク禁止令1レス 191HIT 小説家さん
-
閲覧専用
今を生きる意味78レス 537HIT 旅人さん
-
閲覧専用
黄金勇者ゴルドラン外伝 永遠に冒険を求めて25レス 993HIT 匿名さん
-
閲覧専用
🌊鯨の唄🌊②
母鯨とともに… 北から南に旅をつづけながら… …(小説好きさん0)
4レス 147HIT 小説好きさん -
閲覧専用
人間合格👤🙆,,,?
皆キョトンとしていたが、自我を取り戻すと、わあっと歓声が上がった。 …(永遠の3歳)
11レス 154HIT 永遠の3歳 -
閲覧専用
酉肉威張ってマスク禁止令
了解致しました!(小説好きさん1)
1レス 191HIT 小説家さん -
閲覧専用
おっさんエッセイ劇場です✨🙋🎶❤。
ロシア敗戦濃厚劇場です✨🙋。 ロシアは軍服、防弾チョッキは支給す…(檄❗王道劇場です)
57レス 1428HIT 檄❗王道劇場です -
閲覧専用
今を生きる意味
迫田さんと中村さんは川中運送へ向かった。 野原祐也に会うことができた…(旅人さん0)
78レス 537HIT 旅人さん
-
閲覧専用
サブ掲示板
注目の話題
-
俺は正しい!まともだ!
俺は支援機関の女性カウンセラーを退職に追い遣った利用者だ。職員が俺の悪口を言っている気がして、電話で…
42レス 1073HIT 聞いてほしいさん (50代 男性 ) -
マイナンバーカードを持ってない人へ
マイナンバーカードって任意なのに、マイナンバーは?と聞かれて作ってないという、作ってないの?なんで?…
28レス 826HIT ちょっと教えて!さん -
あまりにも稚拙な旦那にウンザリです
1)私の旦那は私の反対を押し切り転職し 自分の実家の会社に行きました。 案の定、全く合わなく直ぐ…
11レス 389HIT 結婚の話題好きさん (30代 女性 ) -
彼女に敢えて冷たく接すべきか悩みます
どうすれば良いか教えてください 自分24歳男、彼女25歳 先日2人で旅行に行った際、2日…
17レス 569HIT 恋愛好きさん (20代 男性 ) -
自分は47なのに、29の私に女として終わりと言う彼
付き合って4ヶ月になる彼氏なのですが、話していて ん…?となることがよくあります。 ・一般常識…
17レス 439HIT 聞いてほしいさん -
怪しくないでしょうか?
彼氏がSNSに、高層で夕暮れの景色をバックに、お風呂のような桶で撮ったピンの写真をあげていました。 …
6レス 179HIT おしゃべり好きさん (20代 女性 ) - もっと見る