未来・行く末~外伝~☆砂漠の朝と夜☆
こちらのスレッドは『未来・行く末』の“外伝”に成ります🙇
本編を御覧になりたい方は、こちらのタグを引いて頂き「未来・行く末」と「未来・行く末②」を御覧下さい🙇
続きまして✋未来・行く末を引き続き御覧頂いております皆様😃いつも御購読頂き誠にありがとうございます🙇✋これより“外伝”を執筆✏したいと思います。
尚☝この物語は未来・行く末本編の前のお話しとなっております🙌本編で語られていない能力者達の事やエピソードが綴られております🙇
短編になりますが☝よろしくお願いします🙇
作者より。
敬具
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地球🌏のフランス🇫に有る有名ホテルの一室の椅子にに若い男が腰掛けパソコン💻を操作している、傍らには無骨そうな屈強な男が立っている。
「それで…ギンラン市の方は“実験”無事に済んだのかい❓状況はどうだった❓」
「は👮…やはり現地に派遣された部隊はオーストラリアの機械化部隊では無く、日本🇯の野戦特殊部隊でした👮」
「フム😒…それで❓」
「は👮ほんの数分前に“実験”は終了…こちらの『大敗』でした😥」
その言葉を聞いた若い男は前に垂れて来た髪の毛をかきあげながら不機嫌そうに言った。
「そう➰かい😣…日本🇯のその部隊…侮れないね💢その部隊の次の行動は❓」
「は👮以前活動していたJポイントに再度出撃命令が降りて降ります👮」
「ふーん…そこに何が有るの❓」
「潜入させてます情報員の調べによりますと“古代文明の遺跡”らしいとの報告が👮」
「あ…例の👏😏」
「はい👮」
「そうか…ふーん😏これは面白くなりそうだ…その日本🇯の野戦特殊部隊、逐一トレースしろ❗」
「はッ👮…それでは失礼します👮」
屈強な男はそう言うと部屋を後にした。部屋に残った若い男は一人呟く。
「なるほど…米軍🇺も“ソレ”に該当する者達の選別に入った…😒と言う事か」
若い男はワイングラスを手に取り夕焼け🌆を見ながら飲み干す。
夜明けまえ、ナオサーン達と人民解放軍🇨の特殊部隊が奪還した空港✈に中国🇨軍の本隊を乗せた大型輸送機が着陸体勢を取りつつ滑走路上に入って来た。
(きーん🔥ゴォー✈💨)
『こちら人民解放軍🇨202、ギンラン空港…これより着陸体勢に入る❗』
『了解しました、タキシングOK❗尚、3番滑走路上に日本🇯の野戦特殊部隊の専用機有り。注意⚠し着陸されたし❗』
『202、視認👀した了解❗』
空港の管制塔では姫1曹やいつき士長が航空管制の引き継ぎをMP部隊と行いながら慌ただしくしている。
「はぁ💨これでよし😤人民解放軍🇨の輸送機そろそろ着陸しますよ、姫さん😃」
「…で、この👉地区は防衛ラインのセンサーが小さいから気を着けて👏…え❓何❓いつき士長❓」
「はい、そろそろ着陸しますよ☝☝」
「解ったわ✋そこ変わるから➰ナオサーンに出迎えるように伝えて来て✋」
「了解👮」
姫1曹はいつき士長から管制のインカムを引き継ぐ際もまだMPの隊員と話している。
「…それだから…ここは…」
空港✈の格納庫ではナオサーン達がいそいそと撤退の準備をしている。
「おい❗その機関砲はMPの為に置いて行くんだ✋ジープに固定し外に回して置いてくれ✋」
「了解です👮」
(ブロローン🚚💨)
「トール1曹❗この弾薬は❓」
「ん❓あぁ😃✋それは持ち帰り✋事務所で👉シィーク曹長が荷受リストを作ってるそこに持ってけ❗」
「了解👮」
そこにいつき士長が人民解放軍🇨の輸送機着陸真近かを伝えに来た。
「トール1曹❗ナオサーン隊長かムッソ1尉は❓どちらに❓」
トール1曹は持ち帰り用の手流弾をボックスに詰め込みながら話す。
「んぁ😃…自販機の所で見た👀👉」
「すみません。」
いつき士長は自動販売機の有る場所へ向かう。
自動販売機の所では座りながらナオサーンとムッソが出発の打ち合わせをしている。
「…じゃ➰2番機はこのままMP撤退用に置いて行くしか無いですね、1尉。」
「ナオサーン、大丈夫でしょ…❓1番機はラッシュ並に混雑しますけど😂」
「まぁ載れない事は有りません✋小火器類を積む量を減らせばチェアーを増やせますし。」
「失礼します👮ナオサーン隊長❗」
2人が話して居る所にいつき士長が来る。
「ん❓なんだ❓」
「はい👮人民解放軍🇨本隊到着です👮輸送機✈タキシングに入ります👮」
「ん✋解った✋今行く。」
「は👮」
ナオサーンとムッソ、いつき士長は滑走路に向かった
滑走路上に人民解放軍🇨の輸送機✈が着陸しタラップが回され輸送機✈の出入口から数人が降りて来てナオサーン達の前で敬礼👮をし挨拶した。
(カンカンカン🔥)
「人民解放軍🇨陶・器少佐だに👮」
「はッ👮‼戦略自衛隊・野戦特殊部隊ナオサーン2尉であります。👮」
「同じく、戦略自衛隊・野戦特殊部隊ムッソ1尉であります👮お待ちいたしておりました👮少佐殿👮」
「で…市内の状況はどうだに❓反乱分子は排除出来ただにか❓ムッソ君。」
「あ…少佐、申し訳ありません👮自分は先日この野戦特殊に配備されたばかりですので、現在の野戦特殊の指揮はこのナオサーン2尉が取っております👮」
「ん❓そうだにか😲ではナオサーン、報告を。」
「は👮では管制塔へ👮司令部がそこになりますので👮」
「ん✋分かった✋」
陶・器少佐は後ろに居る他の人間に手で一緒に来る様に合図をし司令部の有る管制塔に向かう。
>> 155
管制塔の司令部ではナオサーン達が広げられたギンラン市内の地図🗾を見ながら👀🗾引き継ぎを行った。
「…と言う事で、市外約15㌔地点まで敵…😥…駐屯部隊を後退させました👮」
「ん✋ご苦労だに✋後は我々が引き継ぐ✋」
「は👮あの…報告に追加事項が😥」
「追加事項だにか❓何だに❓」
ナオサーンはムッソ1尉を観て👀目👀で合図する、ムッソ1尉はそれを見て👀話し出す。
「後退させた“駐屯部隊”の件で、どうも彼等は『反乱』を起こした訳では無く😥何等かの理由で処方された本来はパワードスーツ使用時に投与💉されるはずの合成麻薬の過剰摂取による“錯乱”状態での事でこの状態を引き起こしたと思われます👮」
「合成麻薬の過剰摂取だにか❓何故❓薬💊や注射💉の摂取や処方に関しては基地指令の許可が無いと出来ない筈☝許可を受けたとすればマザーコンピュータ💻に記録が残っている筈だに☝どう言う事だにか❓」
「は👮それに付きましてはまだ解っておりません、引き続きMP部隊に捜査させております👮」
「う➰ん…分かっただに✋後の報告はMP部隊から上がるのを待つだに✋君達は至急基地に戻ってくれて大丈夫だに☝」
『は👮👮❗それでは失礼いたします👮👮』
そう言われナオサーンとムッソは敬礼👮👮で返し管制塔を出て輸送機が待機している格納庫へ向かった。
「う➰ん😒あの方が人民解放軍🇨で“孔明”の再来って言われてる人だな…感じは良い人だ…」
ナオサーンはボソっと呟く。
「あぁ➰☝ですね😃俺もそう思います✋それと…何とな➰くですが、またあの“孔明の再来さん”と、もう一度ミッションを一緒にする様なミョーな😂感覚に陥ります😒不思議な人です☝」
「ん❓もう一度❓まさか😂👋人民解放軍🇨はEU統合と共同軍ですよ…😒…」
ナオサーンも実はそう言いながらムッソ1尉と同じ感覚に囚われて居た。
ナオサーン達は輸送機✈にかけられたタラップを勢い良く駆け上がり各自席に着く。続いてナオサーンとムッソがタラップを上がって来る、輸送機✈のコックピットでは機長と副機長が管制塔と離陸の為のコンタクトを取って居た。
副機長がナオサーンが上がって来たのに気がつきナオサーンを捕まえる。
「あ✋すみません✋ムッソ1尉は❓」
「ん❓今上がってくるが❓」
「すみません👮荷物を置き次第コックピットにおいで頂ける様にお伝え願えませんか👮」
「分かった✋」
ナオサーンはそう言い自分の席に向かう。ムッソ1尉がタラップを上がりそのまま自分の席に荷物を置き座ろうとした所でナオサーンに話しかけられた。
「1尉、先程副機長が荷物を置き次第コックピットに来て欲しいと言ってましたが👮」
「え😲…コックピットに❓何だ😂わかりました、じゃ✋行って見ます🙇」
ムッソ1尉はそのままコックピットに向かう、数十秒後機長から離陸する為全員シートベルトをする様にアナウンスが入る。
『こちら機長。全員、離陸するシートベルトを付けてくれ』
ナオサーン達を載せた輸送機✈は離陸の為タキシングを開始し直線滑走路まで来て離陸を開始した。
離陸後直ぐにシートベルト着用のサインが消え機長からめシートベルトを外す様にアナウンスも入る。ナオサーンはムッソ1尉がコックピットに行ったまま戻らないのを気にしながら機内に用意されていた新聞を広げる。
(パサー🔥ジャ🔥)
そこにオカミー准尉が来た。
「ナオサーン😃さっきムッちゃんコックピットに行った見たいだけど、どうしたの❓」
ナオサーンはオカミー准尉に話しかけられたので目👀を通していた新聞を閉じ見上げ👀話す。
「ん❓さぁ…そう言えば➰遅いな…」
「でしょ😁」
ナオサーンは席から顔だけ乗り出しコックピットを見る👀オカミー准尉もコックピットの入口を見のた。
ナオサーン達が気にかけたコックピットの中ではムッソ1尉がカタール・ドーハのアッサイリヤ基地司令ベイト大将からの通信を受けていた。
「…はい、はい、一応こちらの基地で補給を済ませましたが…ではこのまま次のミッションに移ると言う事でよろしいのですね❓」
「……えぇ…メイトン少佐のIFFは生きている😥はい…しかしナオサーンからの報告では“爆死”と…」
「わかります😥しかし…砲撃💣された所をいつき士長とシィーク曹長が現認👀していますし😥…はぁ…」
ムッソ1尉は考え込み結論を出す。
「ん➰…😒わかりました👮では、そちらも“調査”と言う事で作戦を遂行いたします👮…はい。了解いたしました、失礼致します👮」
ムッソ1尉まだ少し考え込みながら通信を切った。
(プツン🔥)
「機長、聞いた通りだ。我々はこのまま次のミッションに入る、機首を北々東に取ってください✋」
「アイサー❗👮」
ナオサーン達を載せた輸送機✈は北々東に進路を変えナオサーン達が本来活動していた地域まで向かった。
(ガチャ🔥)
ムッソ1尉がコックピットから出て座席まで来た。
「1尉…遅かったですね😒何か❓」
ムッソ1尉はナオサーンに質問されたが真顔のまま一瞬間を取った、そんなムッソにオカミー准尉も聞いて来た。
「1尉❓ムッソちゃん❓」
ムッソ1尉はそこでゆっくりと話し始めた。
「…😒ナオサーン…ナオサーン今、端末➰荷物に有りますか❓それとも格納庫ですか❓」
「ん❓ノート・ブックですか❓席に有りますが…」
「じゃ➰席へ…オカミー准尉も☝」
「ん😥❓はい。」
3人はナオサーンの席へ向かう、ナオサーンは席に着くとノート・ブックを開いた。
「で❓」
「アッサイリヤのメイン・サーバーに繋ぎミッション要項を。」
(カチャカチャカチャカチャ)
ナオサーンはメイン・サーバーに繋ぎミッション要項のファイルを開き内容を黙読する。
ナオサーンは次に自分達がまたあの場所に戻る事を確認した後、付帯ファイルに気が付きそれを開く。そしてその内容を見て👀驚く。
「…えッ😨まさか…メ、メイトン少佐のIFFが生きて…😨あの時爆死💣した筈です😥」
「な、ナオサーン😨それって、どう言う…」
オカミー准尉もノート・ブックをのぞき込む。
「そ、そんな😥ばかな😥」
2人は沈黙し後に続く言葉が出てこない…そんな2人を見て👀ムッソ1尉は話す。
「それで…司令部からもその辺りを調査する様に指令を受けてます✋」
それを聞いてオカミー准尉が言う。
「1尉❗1尉はメイトン少佐が生きて居ると考えてらっしゃるんですか❓」
ムッソ1尉はオカミー准尉の質問に即答する。
「それは、有り得ません👋少佐は生きて居るとは見ていません👋ナオサーンの報告を見る👀限り100%無いです…」
「じゃ…これはどう言う事なんですか😥❓いつき士長がこの作戦をどう思うか考えると彼女にどう作戦を説明すれば…」
オカミー准尉はそう言って下を向き困った顔をした。
ナオサーンとオカミー准尉は隊員達に作戦の説明に入った。ムッソ1尉はいつき士長とシィーク曹長を後ろの座席に連れて行き同じく作戦の説明と共にメイトン少佐のIFFが生きて居る事を話した。
「1尉…それは有り得ませんよ😥👋俺、確かに少佐が爆死💣する瞬間を見てます👀TXのガン・カメラ📷を見て👀貰えばハッキリと分かりますよ😥」
シィーク曹長は少し不機嫌そうに言った。ムッソ1尉はいつき士長を見て同じか聞いた。
「…いつき士長、いつき士長は少佐のすぐ側に居たわけだ…シィーク曹長と同じ意見❓」
そう問われたいつき士長は考え答える。
「…😒はい、シィーク曹長と同意見です、あの砲撃💣で少佐が生きておられる筈が有りません😔」
「う➰ん😥2人共にそう…」
ムッソ1尉はそこまで言って言葉に詰まる。
「分かった✋じゃ本部がキャッチしたこのIFFに付いては中東連合の“罠”と見る👀べきだな😒」
ムッソ1尉はそう言いいつき士長とシィーク曹長に本部からの指令通りに少佐のIFFを調査する事にする。
「罠と仮定して、このIFF…調べます👏2人共その積もりで😃✋」
「え😲罠って分かってるのに調べるんですか😲」
いつき士長はムッソ1尉の発言に驚き聞き返す。
「うん😃調べるよ😃罠だったらその時点で打ち破る👊🔥」
シィーク曹長は2人の会話を見つめながら聞いていた。そんなシィーク曹長にもムッソ1尉は確認した。
「良いですか❓曹長。」
「…良いも何も…御命令とあらば👮」
「じゃ➰そう言う事で👏作戦成功させましょう😃👏席に戻り皆と準備に取り掛かってください👮」
『了解👮❗』
いつき士長とシィーク曹長はナオサーン達の居る前の席に戻る。ムッソ1尉は小窓から空に浮かぶ雲を眺めいぶかしげに呟く。
「これは確実に“罠”だよ…俺達をおびき出す為のね…でも😥中東連合の狙いは何だ❓それが解らない…」
ナオサーン達を載せた輸送機✈は朝日に照らされ☀目標ポイントに着きつつ有った。
「機長、基地より入電。」
副機長は基地からの入電文を機長に渡そうとする。
「ん❓読んでくれ。」
「はい、読みます。現在目標ポイントで先乗りして居た“A・Z・D”の研究者達の警護部隊“A・Z・D、スコーピオンズ”が正体不明の『生物』と交戦🔥状態に入った。202は急行しこれと共同で本来のミッションを遂行せよ。以上です👮」
「何➰❗先に現地入りした連中…居るのか😲」
「ら、らしいですね😥」
「何も知らされて無いぞ😲🔥直ぐに後ろ行ってナオサーン達に教えてやれ👉」
「はい😥」
副機長はナオサーン達が居る後ろの座席に向かった。
ナオサーン達は副機長が持って来た電文を読み始めのブリーフィングでは聞いて居なかった事を告げられ終始困惑する。
「えぇ➰😲❗なにそれ😨私達より先に行動してる訳➰❗」
「おい😥おい…隠密作戦じゃ無かったのか😂ナオサーン…どう言う事っすか❓」
「先乗りしている奴らが居る…おい、副機長…そりゃどう言う事だ❓何で“研究組織”が…それも、半・民間の組織だぞ❗」
ナオサーンが大声で副機長に詰め寄ると副機長は困った顔で答える。
「お、俺達も今、知ったんだ😥」
その後直ぐにムッソが2人の間に入り副機長に言う。
「基地司令…ベイト大将と今話せるか❓」
「いえ👋😥…もう中東連合の制空権内に入った様でジャミングによる電波📶干渉が酷く輸送機✈の通信機器では基地まで届きません😥」
(ふ➰む😣)
ムッソは席を立ったまま考え込む。そんなムッソを見て👀ナオサーンが聞く。
「1尉、これはどう言う事ですか❓メイトン少佐のIFFの件と言い…作戦がめちゃくちゃだ😥これでは俺達兵隊は動こうにも動けません❗」
「はい…😥それは俺も同じです😥こんなめちゃくちゃな事聞いた事が無い…無いですが😒作戦はおっぱじまっちまいやした😂✋やるしか有りません👋俺はナオサーン達とならばこの状況も乗り越えられると思います😃」
ムッソのその言葉を聞いて隊員達は呆れ返る者や頭を抱え込み考える者と現れる。
「む😂…ムッちゃん😂指揮官がそんないい加減な➰😚」
「ですよ➰😚俺達兵隊はどうすんですか😂✋ナオサーン…😂」
シィーク曹長はそう言いながらナオサーンを見る👀
ナオサーンはムッソ1尉と向き合い話す。
「1尉…そうおっしゃるには何か本来の作戦行動とは別の方法で奴らと戦う方法をお考えなのでは😒❓」
「…え❓まぁ…一応…」
(😲😨😲😨😲)
一同はそれを聞きまた一様に驚く。
そんなムッソを見て👀ナオサーンは言う。
「…それで❓その“一応”の作戦とは❓…1尉❓」
「はい😁簡単です☝その研究組織の部隊の件…無視します😁本来の作戦を遂行します😁」
隊員一同はそれを聞いて一様に驚く。
(😨😲😨😲😨😲😨😲)
オカミー准尉は真剣な顔つきでムッソに言った。
「ちょ💦ちょいまち✋😣1尉は民間人を見捨てるんですか😣❗」
そう言われムッソは半分困った顔を浮かべ自分の考えを述べる。
「んぁ😥…そうじゃありません👋…幸いその部隊が居るポイントは➰我々が本来降下⤵するポイントより西にズレて居ます☝」
「どの道このまま本来の作戦を遂行すれば必ずそちらにも戦線は広がりますんで👏その時に合流すれば…」
「で、でも😲今❗その部隊は何だか解らない奴らから攻撃を受けて居るんですよね😲だったら尚更その部隊を先に助けなければ😥」
「准尉…、我々の作戦の第一目標は何ですか❓」
ムッソ1尉はいきなりそうオカミー准尉に問い掛けた。
オカミー准尉はムッソ1尉の質問に一呼吸置き答える。
「…A中隊の捜索と合流…です」
「そう😃☝まずはそれを優先します👏この人員で余計な作戦を付け加えられても出来る範囲は限られてますからね😁」
ムッソ1尉が発言した後直ぐに輸送機の機長から降下⤵全員準備に入る様機内放送🎤が入る。
『後ろの方々➰そろそろ副機長をこちらに帰してくれ❗それと皆さん降下⤵準備に取り掛かってくれや❗そろそろ目標ポイントに到達だ❗』
「…と言う事です、ナオサーン✋全員出撃準備に取り掛からせてください😃👏行きます❗」
ナオサーンはムッソ1尉に頷き全員に言った。
「全員、聞いた通りだ‼我々は当初の作戦を優先する❗降下⤵準備に取り掛かれ‼総員❗カーゴへ移れ❗」
「それと👏オカミー❗TX部隊をお前に任せる‼行くぞ❗」
「了解👮ナオサーン❗」
オカミー准尉がそう言うと全員が席を立ち下の格納庫に下りた。
(ガタ🔥ガタガタ🔥ドカドカ🔥)
一同黙々と格納庫で準備に取り掛かり降下⤵の合図を待つ。そこに機長からインカムに降下⤵開始の声が入る。
『こちら機長❗お客さんがた❗降下⤵開始だ‼尚、下は静か過ぎるぐらい静かだ…怖いぐらいにな、気をつけろ❗』
『了解…解ってます。機長、全員準備よし❗降ろせ‼』
ムッソ1尉は機長に答えインカムを切った。それを合図に格納庫の口が開き降下⤵開始のランプ🚨がカウント・ダウンを始める。
(ビィー🚨、ビィー🚨、ピィー‼)
その合図と共にムッソ達は朝焼けの砂漠の海に射出されていった。
(ガコン🔥シュン💨
シュン💨ガコン🔥シュン💨ガコン🔥シュン💨)
ムッソ達が降下⤵を開始した頃降下⤵ポイント数㌔先、中東連合部隊のキャラバン内テント。
「大佐‼お寛ぎ中…申し訳ありません👮報告であります❗」
「ん😪…どうした❓統合軍の連中やっとお出ましか❓」
「はッ👮‼観測班より降下⤵確認の報告が入りました‼👮」
「よし…では新鋭の陸戦RV戦隊に伝達‼目標が近づくまで砂に身を隠したまま待機❗残りの部隊には通常通り行動開始だ‼上手くヤレよ➰❗」
「はッ👮伝えます👮」
ムッソ達は輸送機から降下⤵しそろそろ地上に着地する所まで来た。
(キシュー💨キシュー🔥キシュー💨)
『こちら姫❗着底❗姫隊、各機散開❗後から下りる⤵ナオサーン達の着地ポイント確保❗』
『了解👮‼散開開始します❗』
(キャラ🚚💨キャラ🚚💨)
姫1曹の部隊が着地ポイントから散開を開始した。
『リーアム、ポイント確保❗』
『こちらトーレス、同じくポイント確保❗』
『こちら姫、了解❗全TXその場を維持❗』
『了解👮‼』
姫1曹達のTXの戦車部隊が着地をし展開を開始するとナオサーン達の部隊も着地する体勢に入って居る。
ナオサーン達が着地するポイントの砂の丘側には比較的大規模な古代都市の様な廃墟が広がる、その向こう側では中東連合の部隊がナオサーン達を迎え撃つ為展開を終わらせて居る。
『こちら、ナオサーン。よし❗着低した部隊より前進‼予定通りに1尉といつき士長、シィーク曹長はメイトン少佐のIFFのポイントへ‼』
『こちらムッソ❗了解❗シィーク曹長、俺のパワード・スーツといつき士長のパワード・スーツは曹長のTXのサイドに乗りますよ。』
『了解👮どうぞ。』
ナオサーン達もムッソ達も作戦通りに丘向こうの構造物に向けて前進を開始する。
(キュラ🚚キュラ🚚キュラ🚚キュラ🚚)
丘向こうの廃墟手前で中東連合の先発隊がナオサーン達の動きを捕らえる。
『バス・ファインダー(先導隊)より後方部隊へ…うさぎ🐰が行動開始、送れ‼うさぎ🐰が行動を開始しこちらに向かって前進している❗送れ。』
『本隊よりバス・ファインダー(先導隊)了解した❗今部隊を展開中‼そのまま警戒監視👀を続けろ❗』
『続いて、新鋭の陸戦RV隊に伝達❗うさぎ🐰が小屋に入るまで出だし成らず❗繰り返す、うさぎ🐰が小屋に入るまで出だしはするな‼』
『こちら、RV戦闘隊…了解❗待機する』
ナオサーン達は丘の中腹に来たが、前方の廃墟を警戒🚨する為トール1曹を丘の 頂上に偵察に出す。
『トール、聞こえるか。丘向こうに構造物が見えた👀警戒🚨してくれ、偵察❗』
『こちら、トール❗了解❗』
トール1曹は自分のTX(戦車)を降りて丘まで駆け上がり双眼鏡で丘向こうを覗く👀
すると…廃墟らしき物が見え👀その後方で砂煙りを立てながら数十台の中東連合の戦車隊が廃墟を中心に包囲陣形を取っているのが見えた👀🔥
「ちッ😚…やっぱりかょ😥罠か😣💢…全く❗情報部の奴らー❗あっちに寝返ってんのかよ💢」
トール1曹はそう独り言を呟くと丘を自分が来た方に少し降り⤵ナオサーンに連絡を入れる。
(ガチャ🔥ツー📱)
『トールより、ナオサーンへ送れ。前方に廃墟らしき構造物を視認👀…為れど、その後方に中東連合の部隊を確認❗一旦その場で待機願う❗繰り返す、一旦その場で停車願う❗』
ナオサーンは自分の部隊と共にトール1曹の居る丘付近に差し掛かっていた所だった。そこにトール1曹から一旦停車する様に無線が入った。
(キュラ🚚キュラ🚚キュラ🚚キュラ🚚キュラ🚚キュラ🚚)
『トール、中東連合の部隊が目標の廃墟近辺に居るんだな❓解った❗一旦全車停止させる。』
ナオサーンは一度トール1曹との回線を切り部隊のTX各車両にその場で停止する様に伝える。
『こちら、ナオサーン❗前方の廃墟近辺にトール1曹が中東連合の部隊を視認👀❗各車❗一旦その場で停車せよ‼繰り返す❗全車、一旦停車せよ‼』
ナオサーンの叫ぶ声に呼応しTXは各車両がその場で停止した。
(キュラ🚚キュラ🚚キュラ🚚🔥)
(キュシュー🔥🚚キュシュー🔥🚚キュシュー🔥🚚)
『2尉❗た…隊長❗奴らが罠を😨⁉やっぱり俺達は…』
ナオサーンの部隊の隊員達がナオサーンへ回線を開き狼狽し質問する。
『落ち着け‼まだ囲まれた訳じゃない❗やりようによっては勝てなく無いっ‼』
『え😲‼隊長…どう言う…❓』
『大丈夫だと言って居る❗西に1尉、シイーク、士長、が向かって居る❗上手くすればこちらと“挟撃態勢”が整う❗まだ俺達には打つ手札は有る❗』
『わぁ➰お😍ナオサーン😁カックイイ😁👏そうよ皆❗ナオサーンの言う通り‼私達はこんな“罠”統合戦争時、何度だって潜りねけて来たじゃな➰い😍❗』
オカミー准尉が隊員を落ち着かせる為にふざけた感じで言った。それを聞いた隊員達は一様に黙り戦車の操縦桿を強く握る。
『でも、ナオサーン😒❓このまんま➰最初の作戦通り➰進めば奴らの罠にまんまとハマっちゃうわよー😁…それともハマって見る➰😁フフフ😁』
『オカミー…こんな解りやすい罠にやすやすとハマる程俺は酔狂でやってない…』
ナオサーンはオカミー准尉の半分茶化した言い様に真面目に答える。
『アララ😂(笑)ゴメンあそばせー😂👏😂👏(笑)』
『このまま奴らの思い通りに動く訳には行かない❗』
ナオサーンはそう言うと姫1曹に命令を下す。
『姫1曹❗トール1曹が得たデータを元に迫撃砲💣を撃ち込む準備にかかれ‼』
『こちら、姫❗了解👮準備します❗』
ナオサーン達は丘の裾野まで来た所で迫撃砲💣の準備に取り掛かる。トール1曹は次々と中東連合の配置を送って来た。
『よし、これぐらいで十分だ❗全員、良く聞いてくれ❗迫撃砲💣の発射後直ぐに奴らの前に出て攻撃開始だ🔥』
『了解👮❗』
『姫1曹❗砲撃💣開始❗全員、生きて帰れ❗』
『ラジャー❗』
ナオサーン達は迫撃砲💣の攻撃🔥と同時に中東連合の部隊に襲いかかって行った。
(ヒュー🚀ヒュー🚀ヒュー🚀ヒュー🚀)
ナオサーン達が放った迫撃砲弾💣が中東連合の車列に襲い掛かる、それと同時にナオサーン達はTXの砲撃💣を浴びせる。
『ぐぉ🔥😚…統合軍だ‼総員❗反撃開始‼このままRV戦隊の隠れているポイントまで引き付けろ‼』
中東連合の部隊は初めはバラバラに行動して居たが直ぐに体勢を整えナオサーン達に反撃🔥して来た。
『こちら、オカミー❗連中➰体勢を立て直しつつあるわよ❗畳み掛けないと‼』
『分かっている❗各車、砲撃💣を中央の部隊に浴びせろ❗奴らがこちらを半包囲しようと両翼を伸ばした所で部隊の中央に攻撃🔥を集中‼一点突破🔥を計れ‼』
ナオサーン達は中央の戦車隊に攻撃🔥を仕掛ける、中東連合の部隊はナオサーン達が広く展開しないのを利用し左右両翼を伸ばし包囲しようとして来た。
『よし❗オカミー❗姫❗奴らが両翼を伸ばした‼イッキに中央の部隊に攻撃🔥を集中‼一点突破🔥を計る❗』
『了解👮❗』
(どか➰ん💣ヒュー🚀ヒュー🚀ドカーン💣ヒュー🚀ドカーン💣ヒュー🚀ヒュー🚀ドカーン💣)
ナオサーン達は半包囲されつつも前面の中央の戦車隊に砲撃💣を集中させる。数分後、中央の戦車隊に亀裂がしょうじナオサーン達はそこを圧迫🔥しに掛かった。
ナオサーン達が亀裂の有る部隊に圧迫🔥をかけた途端目の前の砂地がゴバッ🔥と持ち上がり砂の下から巨大な物体がナオサーン達に立ち塞がりナオサーン達のTXに対しマシンガン🔫を連射して来た。
(ドドドド🔥チュンチュン🔥🔥ドカーン💣)
『うッ😚くっそ…何だ🔥』
ナオサーンが叫ぶと姫1曹がレシーバーに叫ぶ声が入る。
『ザーッ…ヒュリ🔥あッ😨新鋭のあ…RVですって😨‼ナオサーン‼中東連合の奴らなんでこんな新式のモン持って…キャー🔥ガリガリ🔥…』
『姫❗姫1曹大丈夫か⁉ピュリ🔥ザザー🔥』
『…ザザ🔥…大…ザザー🔥す…それよ…新鋭のRV…ザーッ🔥』
『仕方がない❗奴らだって戦力の補強ぐらいする。』
『オカミー❗聞こえるか⁉後ろから目の前のデカブツ目掛け砲撃💣しろ‼…ザザー🔥ピュリ🔥』
『了解…ザザー🔥ピュリ🔥…する❗ナオサーン達…後…ザザー🔥さが…』
『了解だ❗各車両❗聞いての通りだ‼RVと距離を取れ‼オカミーが砲撃💣を開始するぞ‼』
『…ピュリ🔥ザザー🔥…ジャー…ザザー🔥』
ナオサーン達のTX戦車隊は混乱しつつも敵RV戦隊と距離を取った。
『よし❗いくわよー❗』
(ドン🔥ドン🔥ドン🔥ドン🔥ヒュー🚀ヒュー🚀ヒュー🚀)
ナオサーン達が中東連合の部隊と接触する数分前…
(キュラ🚚キュラ🚚キュラ🚚キュラ🚚キュラ🚚キキッー🔥)
ムッソ達はメイトン少佐のIFF(敵・味方識別信号)が発信している構造物の直前まで来た。
『1尉❗着きました、周囲に中東連合の反応無し‼』
『ピュリ🔥…シィークさん、了解です👮士長と共に降車し構造物に向かう❗…ピュリ🔥』
『了解しました👮自分はこのままバックで構造物の正面まで進み周囲索敵を行います。』
『ピュリ🔥…分かりました、よろしく❗あ…後➰出来ればナオサーン達の動きトレース出来ればして下さい。上手く行けばあちらと中東連合を挟撃しますから。』
『ピュリ🔥…そちらも了解です👮お気をつけて👮士長も❗』
『ピュリ🔥…はい😃』
『ピュリ🔥…じゃ➰入る、「おっじゃましまぁ➰す😃」…ザザー🔥』
ムッソ1尉はシーバーを切る寸前2人の緊張を解そうとお茶目に切った。
(チュィーン🌀)
ムッソといつき士長のパワード・スーツが静かなホバー音🎵を立てながら構造物の中へと入って行った。
(ドシュン🔥👣ドシュン🔥👣ドシュン🔥👣ドシュン🔥👣)
ムッソといつき士長は進みながら話す。
『い、1尉。ライト💡で照らしても前が…暗い😥』
『ん➰…😥だね…それにこの構造物、少し狭いか❓』
『あ😂いや➰😥それは私達がパワード・スーツを着込んでて一回りほど大きいせいだと…😂(笑)』
『あ…そうか😲こりゃ失敬✋』
『😂(笑)』
2人が話して居る内にIFFの信号音🎵を捉える音🎵が大きくなって来る。
(ピ…ピ…ピン🔥ピン🔥ピン🔥ピピピ…🔥)
『ん…❓士長❗一旦停止❗信号音🎵が大きくなった。』
『え😲了解👮』
2人は迷路の様な中をIFFを頼りに進んだ。
『右、左、右、斜め…っとまぁ😂MAPを自動で更新しているとは言え😥コリャーちょっとした“ダンジョンだね😥…ええい💢次はこっちがIFFの音域🎵が強い😥』
『…1尉…何か😥変な感じがします😥』
『ん❓“変な感じ”って❓何❓』
『いや…先程停止した場所とここでも何か➰発信音🎵が変わらない様な…』
(グルー💨フシュー💨ガツッ👣ガツッ👣)
2人が話して居る側で何か巨大な生物がうごめく…
『…だな😥…変だな😥よし、シィークさん…シィークさん…聞こえますか❓』
(ツーッ…🔥プッ)
『シィーク曹長⁉…』
(ツツーッ🔥…)
ムッソは外のTXに乗るシィーク曹長とレシーバーを通し交信を試みるが通じない。
『…えぇい💢くそ😣この奥は電波📶干渉をしやすい岩質か😥』
『えッ😨じゃ➰シィーク曹長と連絡は…』
『取れ…😨🔥』
ムッソ1尉が言いかけると目の前に不気味な動物がメイトン少佐を心臓から串刺しにし抱えながら飛び出ていつき士長に飛び掛かって行った。
(ガァッー🔥👹ガォー🔥👹)
『な😨何⁉士長⁉避けろ‼』
『キャーッ😚…な、何⁉』
避けるいつき士長のパワード・スーツのライト💡は左右に揺れ対象物を捕らえられない。
『な、な、何ですか😲コレー🔥』
『解らん‼ただ…』
『はい❓』
『何だか解らない物体が人間らしきモノを串刺しにしてたのは見えた…』
『く、串刺し❓…人間😨❓…まさか😨メイトン…』
いつき士長はそれきり言葉が出ない。
そんないつき士長を見て👀ムッソ1尉はいつき士長を我に帰らせる。
『おい、士長❗いつき士長‼しっかりしろ‼』
『お互い背中合わせで少しづつ今入って来た道をパワード・スーツの画面が表示するルートに従い外に出るぞ‼』
『…あ😨…あぁ😨』
いつき士長はフラフラとその場から立ち上がりムッソ1尉と背中合わせになる。
『良いか…士長…ゆっくり、ゆっくりだ、今入って来た入口へ向かえ❗後ろは気にするな❗』
『は…はい⤵』
いつき士長は弱々しく答えゆっくりと今さっき入った場所を薄暗い中をパワード・スーツのライト💡を頼りに目指す。
(ドッシン🔥👣…ギャシャー🔥👹)
ムッソ1尉が正体不明の生物と相対しながら後ずさりを始めるとその物体も動きムッソ目掛け走り🏃💨よってくる。
『こなくそ💢』
(ドドドド🔥🔫チュンチュン🔥🔫ドドドド🔥🔫)
走り寄る🏃💨物体にムッソは装備して居たマシンガンを放つ🔥いつき士長は後ろをチラチラと振り返りつつ迷宮の入口へ向かう。
『士長‼振り返るな‼今度は…走れ🏃🏃🏃‼』
ムッソはいつき士長にそう告げ自分はまだマシンガン🔫を放つ。
『は😚はい❗』
いつき士長は出口目掛けパワード・スーツのバイザーに表示される外へのルートを必死に読みながら走る🏃
その後ろをマシンガン🔫を放ちながらムッソが追い掛ける。
ムッソ達が廃墟で謎の物体と遭遇した頃A・Z・Dの護衛部隊“スコーピオン”のキャンプの中では隊員と一人の研究者が沢山並べられた画面を見つめながら👀話しをしている。
「…それで、例の戦自の部隊は今どうなっているの❓ミラージュ少佐。」
「はッ👮博士❗2つに部隊を分け1隊は中東連合の部隊に接触❗もう1つの部隊がポイントへ移動、実験体と遭遇しております👮」
「ふ➰ん…😒部隊を2つに分けた…データに少々誤差が出るはね…😥」
博士と呼ばれたその研究者は女性で飴色のメガネ👓をかけている、考えながらボールペンの後ろを噛む。
「はぁ…しかし、会長からのオーダーでは“実験体と接触した者からデータを採取しろ”とのオーダーですので👮」
「それは…分かっているわ😃でも前のテスト体はあっさりと遣られた😣今度も部隊で当たらせないと…」
「この…メイトン少佐の事ですね❓」
ミラージュと呼ばれたスコーピオンの少佐はメイトンの履歴やデータが書かれたファイルを渡す。
(ペラ💫ペラ💫)
博士と呼ばれる女性の研究者はそのファイルに目👀を通しながら残念そうに答える。
「フー💨😥そうよ…彼は例の糸を引いては居なかったって事…失敗よ。」
そう言って女性はデータのファイルを閉じる。
(パタン🔥)
ムッソといつき士長が出口までたどり着く。
(はぁ🏃💨はぁ🏃💨はぁはぁ🏃💨)
『ザザー🔥ピュリ…1尉❗無事ですか⁉中で一体何が⁉』
廃墟から出ると無線が回復しムッソのインカムにシィーク曹長の声が入る。
『いや…何って…曹長❗わからん❗😂』
『い、1尉❗…奴が出てきます‼』
ムッソとシィーク曹長がインカムを通し話して居る所に出口付近を見つめていた👀いつき士長が叫ぶ声がインカムに入る。
『えぇいー‼シィーク曹長❗TXの砲撃💣を構造物の入口目掛け撃て‼』
『はぁ❓…りょ、了解👮』
(ウィーン➰ガコン🔥)
シィーク曹長が乗るTXの砲芯がムッソ達が出て来た廃墟の入口に向いた。
シィーク曹長はTXのスコープ🎯をのぞき👀入口付近に標準を定めた。
そこには身体は人間で頭部と下半身は爬虫類を思わせる風貌の物体が右手の切っ先に何か串刺しながら仁王立ちする物体が居た。
『…😥ん❓…はい❓何だありゃ😲1尉、目標はまさか正面の❓』
『あぁ😥そうだ、奴に砲撃💣を浴びせてくれ❗野郎➰動きがはしっこいぞ❗気をつけろ。無駄彈を撃つな❗』
『了解❗』
(ドカ🔥ヒュー🚀ドカ🔥ヒュー🚀ドカ🔥ヒュー🚀ドカ🔥ヒュー🚀)
シィーク曹長は正面の物体に砲撃💣を浴びせ始める。
(シュン🏃💨…ドワン🔥シュン🏃💨ドワン🔥シュン🏃💨ドワン🔥)
正体不明のその怪物はシィーク曹長が放った砲撃💣を全てかわし次の目標🎯物を見つけ👀飛び掛かる。それはいつき士長のパワード・スーツだった。
「は😲はぇー🔥」
『ピュリ🔥…いつき士長❗奴がそっち行った❗回避しろ、1尉❗奴がいつき士長に向かってます‼』
『ピュリ🔥…わかってる❗シィーク曹長❗コンテナのロケット・ランチャーを出すぞ❗』
『了解❗反転してコンテナ切り離します❗受けとってください❗』
(キュル🌀🚚キュル🌀🚚キュル🌀🚚💨)
シィーク曹長は後ろ向きだった砲芯💣を正面に回しTXをUターンさせ後ろに連結していたパワード・スーツの装備庫であるコンテナを切り離した。
(ガコン🔥…ダン🔥バカン🔥)
「う➰む😚どっこいせ😚❗」
(ガチン🔥…キュン🔥)
ムッソはパワード・スーツにロケット・ランチャーを装着した。
『アーるソウびそうちゃくカンリョウ…えねるぎーコンデンサせつぞく…』
パワード・スーツのPC音声がロケット・ランチャーの装備終了を告げる。いつき士長は物体から追われながらもマシンガン🔫を連射しつつ🔥🔥🔥🔥ホバーの高速移動で左右に逃げる。
(チュィーン🌀💨チュィーン🌀💨チュィーン🌀…タタタン🔥🔥🔥タン🔥タタタン🔥タン🔥)
「あーん😂なんで私を追うの➰😂…あっち行け❗」
『ピュリ🔥…いつき士長❗こっちに回り込め❗横合いからホーミングのロケ・ランを奴に食らわせる❗』
『え…😲、りょ、了解👮❗』
(チュィーン🌀💨)
いつき士長は物体を中心に大きく回りながらムッソが居る方へ移動する。
(チュィーン🌀チュィーン🌀チュィーン🌀…チュン🔥)
ムッソはいつき士長の速度を予測し物体と横並びになる位置に停止しパワード・スーツのスコープ🎯をON💡にしスコープ🎯をのぞき込む👀
『ピピッ🌟もくひょう、セッキンちゅう。キョリ80…もくひょう、さいせっきん❗』
ムッソのパワード・スーツのPC音声はスコープ🎯に被って聞こえる。
「はい、はい。距離80ね…パチン🔥」
ムッソは多連装ランチャーのスイッチをONにしいつき士長が来るのを待った。
「さぁ➰いつき士長、いつでも来い…」
(チュィーン🌀💨)
そこにホバー移動でいつき士長が来るのが見えた👀
「3・2・1…」
ムッソはスコープ🎯をのぞき込みカウントを始めた。
(チューン🌀💨)
そこにムッソの目の前をいつき士長が勢い良く駆け抜けた。
「ゼロ❗…発射🔥❗(ドシュー🔥🚀🚀🚀🚀🚀)」
(ドシュー🔥🚀🚀🚀🚀ドワーン🔥🔥🔥)
ムッソ1尉が放ったロケット・ランチャー🚀🚀🚀🚀は接近した物体に命中🎯する。
「よし😤❗」
(グキャワー🔥ギャシャー🔥)
その物体は横合いから喰らったロケット・ランチャー🚀🚀🚀🚀に怯みのけ反りながら叫ぶ。
『シィーク曹長❗今だ‼TXで狙え‼』
『ラジャー❗…行っけー(ポチン🔥🔥🔥)』
(ドヒュー💣➰ドヒュー💣➰ドヒュー💣➰)
シィーク曹長がTXから砲撃💣を浴びせ正体不明の物体に着弾💣🔥したかTXのスコープ🎯をのぞく。
「へッ😏👍やったね…どれ❓奴はくたばったか😁❓」
「えッ…😨な、何➰‼」
(グルー💢フシュー💨💢😁)
シィーク曹長が砲芯のスコープ🎯をのぞきしばらくすると舞っていた土埃が晴れて砲撃💣によって上半身の半分を吹き飛ばされた正体不明の物体が仁王立ちしシィーク曹長とムッソの方を見て👀ニヤついた。
『い‼1尉‼こいつ…まだ生きてやがる‼何なんだコイツ💢』
『シィーク曹長❗一旦後退だ、TXの足では奴のスピード💨からは逃げ切れない‼』
ムッソは正面に仁王立ちする物体に恐ろしさを感じ曹長の戦車を後退させる。シィーク曹長は後方の林に後退しつつナオサーン達の戦況をデータで拾う。
(ポンポン、カタカタカタ…)
データでナオサーン達が新鋭機の陸戦型RVと対峙して居る事がわかった。
『シィーク曹長より、1尉へ❗ナオサーン達が新鋭の陸戦型RVと交戦中‼』
『曹長、いつき士長と共に林に隠れろ❗ナオサーン達が新鋭のRVと交戦…😚ナオサーン達の方は気にするな❗いつき士長とまずは林に逃げ込め❗あの怪物の気を俺に引き付ける❗』
『1尉❗無理ですよー😥奴は早過ぎます❗一人では😚私も奴を…』
『あはは😂…士長😁大丈夫👍さっきの戦闘で奴のパターンが読めたよ😁奴は目標を見つけると“突進”そして目標が怯んだり攻撃態勢を取るとそれに呼応し自分の動きを合わせやがんだよ😁それを利用する👍』
ムッソ1尉はそう言いレシーバーを切り自分が装備しているロケット・ランチャー🚀の残弾数とマシンガンの残りや高周波ブレードのチェックをした。
『1尉❗無理ですって😚やめてください❗』
『いつき士長…心配してくれてんの➰ありがとう😁😁でも大丈夫だって✋さっきも言ったけど奴…』
(グギャー🔥…ドドド👣🔥👣🔥👣🔥👣🔥👣🔥)
ムッソが言い終わる前に怪物はムッソに向かって突進して来た。
『へッ…❗やっぱり😁おいでなすった➰😁行くぞ‼ほら‼こっちだ➰化け物‼』
(チュィーン🌀🌀🌀)
ムッソはそう叫ぶとシィーク曹長といつき士長が逃げる林を背に右へ回り込み怪物の気を自分に向けさせた。
(グルル➰👹ガウッ🔥)
怪物は雄叫びを上げながらムッソ目掛け突き進む。
『曹長‼1尉が一人で😭❗』
いつき士長はシィーク曹長に叫ぶ。
『んぁ😲‼あの人何考えてんだ‼…やっぱりこの部隊…ナオサーン以降…隊長に恵まれない😭』
シィーク曹長はそう嘆きTXの後部座席に有る手持ち型バズーカを持ち外に出る。
『おい❗士長‼こっちで援護態勢引くぞ❗此処まで来い❗』
『で、でも➰…』
『うるせー❗つべこべ言わず1尉が言った様に此処まで下がれ❗命令だ‼』
『……了解❗😭グスン』
『ンホホ😁シィークさん解ってる➰😁👍頼むよ➰😁』
(チュィーン🌀…ドドド🔫🔥🔫🔥🔫🔥🔫🔥🔫)
ムッソは怪物の周りを回りながらマシンガンを有りったけ放つ🔥
(グギャー🔥ガオー👹…ズズズーン👊💨)
怪物はムッソを捕まえようと残っている腕を伸ばし振り回し暴れる。
『まだまだ❗そんなんで終わらせ無いぜ‼(チュィーン🌀🌀🌀)』
ムッソが今度はジグザグに進みながら怪物に向かう。
(ワギャー👊💨)
(チューン🔥🌀💨)
怪物が拳を振りかざしたのを見て👀ムッソはホバー移動を急停止させる、そしてシィーク曹長に合図を送る。怪物はムッソが一旦止まった為理解出来ず動きを止めた。
『曹長❗今だ‼ぶち込め‼』
その声と同時にシィーク曹長は怪物目掛けスティンガーロケット🚀を発射した🔥
『喰らえ‼化け物‼』
(ドシュー🔥🚀)
『ブースト、エネルギー・チャージ‼』
ムッソはシィーク曹長がバズーカを放つのを確認するとパワード・スーツにブーストのエネルギーを溜める様に指示した。
(リョウカイ…エネルギー・チャージ開始)
(ピンピン📶ピンピン📶)
(ドカーン🚀🔥…グギャー👹)
シィーク曹長が放ったバズーカが怪物の後頭部にヒットし怪物は頭を後ろにのけ反らせた。その途端ムッソはパワード・スーツのブーストパワージェネレーターを解放しマシンガン🔫から高周波ブレードに持ち替え怪物に飛び掛かる。
(チャージ…完了❗)
『ブースト❗解放…飛べ‼』
(ブシュワー🔥💨)
『くたばれ❗化け物…』
(グシャ🔥…グギャー👹🔥…ズシーン🔥⤵⤵)
ムッソは化け物に飛び掛かり喉元に高周波ブレードを突き立て真横に引っ張り怪物の頭を切り落とした。
「はぁ💨はぁ💨はぁ💨良し❗✊」
ムッソは怪物を倒し背中越しにガッツポーズ✊を決める。
「凄い😲1尉…」
「はッ😚👏やるねー😁…それよりナオサーン達が心配だ😥」
いつき士長とシィーク曹長はムッソ1尉が怪物を倒したのに驚いたもののナオサーン達が苦戦している可能性をムッソに伝える。
『1尉❗キメ・ポーズはそれぐらいで😂ナオサーン達が苦戦の模様っす❗行きます❗』
- << 201 ムッソ達は怪物に破壊🔥されたTXの車内・車外から装備を探しだしナオサーン達が戦闘を行ってる場所に向かって居た。 (チュィーン🌀💨ゴト🔥ガコ🔥) 『わぁ😭痛ぇ😚💦…い、1尉❗な、なんとか成りませんか…こう➰もっと静かに進(ガン🔥😚❗おぉ➰😭💨)』 『シィーク曹長、我慢です😂フフ』 『士長❗笑ったべ今❗後で覚えとけ😚❗(うわぁ😨💨)』 『曹長、いつき士長の言う通り少し我慢しちくり✋さっきの怪物との1戦でTXをオシャカにしちまったんだから仕方あるめぇ😁あっちに着くまで俺と士長がパワード・スーツで引っ張る武器コンテナで✋』 『わ💦分かってはいますが…(ガコン🔥ガン🔥)こうも揺れるとPC💻が😂う、上手く操作出来(ガッ😚💦)』 『どうした😲❗大丈夫か⁉』 (チュィーン🌀ゴー💨) 『いわ…はりはうぶす(注:いや…大丈夫です)ふぁふぁったり、ひふぁかふまふた(注:しゃべってら、舌噛みました)』
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