お題ﾘﾚｰ短編小説

>> 150 【サバイバルゲーム】
山田家
父「東京のテレビ局が取材させてくれないか？て言って来たんやけど、皆はどう思う？」
七男「うぉ～！俺達スターになるんか？」
次女「アホ！スターになる訳ないやん！見世物や！見世物！うち、そんなんイヤやからな！」
三女「うちもイヤや！」
長女「お父さん、テレビ局は私らが毎日サバイバルゲームみたいに生活してるだろうって、それを面白、可笑しく撮りたいんよ！」
長男「そうやよ！今まで放送された大家族と同じやよ！」
次男「学校のみんなに観られるなんてぜってぇ嫌だ！」
父「お父さんもテレビ局から話来た時、みんなが言うような意図は思ったよ。
だけど、家は違うやろ？だから見せてやろうかって思うたのさ！
大家族だからって言って雑な生活はしとらんわっ！てな」
母「お父さん断って、ねっ！
演出されて、我が家じゃないのを流されたら嫌やし！」
父「分かった！断るよ！」

山田家大家族の企画は流れた。

七男「スターなりたかったなぁ」

次は【家族会議】

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>> 151 〔家族会議〕父、母、姉に俺の４人家族は必ず週末に揃うのがルールだ。姉は嫁ぎ、俺も１人暮らし。食事が終わると「さあ、始めようか」父の声で隣の部屋に移り雀卓を囲む。家族会議のスタートだ。じゃらじゃら…牌がひしめき合う中で、普段は仕事の愚痴に姉の旦那の事、ママ友の話…しかし今回は…姉「彼女は❓」母「今度いつ来れるの❓」父「娘が1人、増えるんだな🎵」俺は３人の前でタジタジ💦。やがて各自の前に牌が並ぶ。相手を見るのに麻雀は最適だ。彼女はどんな手を使うのか❓母「ご主人は元気❓あ、お父さん、カン」姉「今夜、来るって。お母さん、チー🎵」父は何も言わず牌を揃えていくから侮り難い。俺「次の週末、どうかな❓オヤジ、チー🎵」父「いいね🎵彼女の手も見たい」母「お土産って来て、何か手伝わせて下さいって言ったのは彼女だけよ」姉「私と似てるしね🎵」前に1度連れて来たが此処まで３人が気に入るとは…父「お前の番だぞ」俺「すまねえ💦」と捨てた牌に父の目が輝く「ロン🎵」。「ウソ⁉」３人が父を見る。「ピンポーン」。「旦那よ💓」姉は玄関へ。母はキッチンに。父がトイレへと立つ。俺は見事に揃った父の牌を見ていた。次は「手」。

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>> 152 「手」

「美味しい」
パッと見イイ女が、口を離したばかりのグラスの中に発声した台詞だった。右と左の手に少し形の違う太いグラスを握っていたこの女を、落ち着いて観察すると三十五を越して見えてくる。
「のど越し感が違うの」
鉄男は熱くなった自分の外ヅラをかなぐり捨てた。
「なあ！そういうこと言ってる時の自分が気持ちいいんだろ！」
鉄男は鉄男で女に一目惚れした自分を楽しんでいた。
何回か店に通ったのち、女を連れ出す決心をした。
長雨が止んで二日目の曇天、鉄男は預金をおろした。揃えた紙幣は薄かったが、枚数はあると念じた。お金を捨てる準備が出来た。取り敢えず、鉄男は自分の幸福をスナップして、おろした金を使わずに帰宅した。鍵を回すにも手を洗うにも愉快な気分でいられた。
しばらく雨の降らない日が続いた。鉄男は何故か我慢を始めていた。
万券で堅くなった財布から一枚摘まんでは複数枚を納めた。こわばった指に我欲の結晶が育った。
「女は劣ってる。女には卑下がねえ」
明日から天気は下り坂で、深夜には大雨という日、太陽が中々沈まないせいで、鉄男は爆発寸前になった。

次は【女の欠点を芸術にできない女】

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>> 153 【女の欠点を芸術に出来ない女】

また、いい役とれなかかった…
ごめんね。

ううん、ルックスも顔もイマイチの私に役がつくだけでも嬉しいんだ。
ミホさんがマネージャーでほんとに良かったって思ってる。


水樹は役名がつく仕事はほとんどないものの、ドジな性格とは裏腹に、刑事の部下役など堅めのちょい役でそこそこ仕事はとれていた。

それから三年後、水樹は事務所が脱税で摘発された事で他へ移籍した。

新しいマネージャーは初仕事にバラエティーを取ってきたが、ドジという欠点がハマり水樹は大ブレイクし、それをきっかけに大女優への道を駆け上がった。



後で知ったのだが、元マネージャーのミホは、欠点はおろか長所までも腐らせてしまう、業界では有名な女優殺しと呼ばれる女だった。

ミホは今でも新人女優のマネージャーをやっている。

次のお題は【大ブレイク】でお願いします。

• << 156 〔大ブレイク〕「吹き替え、頼む」。私「どこ❓」。その現場は大ブレイク中の女優さんをヒロインにしてるが私の必要があるのか❓何の吹き替えか❓様々な考えがよぎる中で現場入りすると監督の所に行き話を聞く。聞けば聞く程、呆れるばかり。挙げ句の果てに「出来ないから脚本、変えて」と言ったそうだ…。彼女にとっては初のアクション物だし、裸のシーンもあるから出来ない自分に対しての苛立ちもあるのだろう。監督「アクションと裸の所は君に任せる」。衣装をつけメイクされた私とすれ違いざまに女優さんに言われた「所詮、イミテーションよね」私「現場をみたら❓イミテーションが本物よりも輝く時があるって事」…撮影が始まり私のシーンが終わる度にスタッフから拍手が起こる。イミテーションが本物に勝った瞬間だった。次は「勝つ」

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🌱大ブレイク


家を出ればフラッシュ
現場に出れば山のような人だかり
側によれば色めきだち
遠ざかれば落胆の色

あたしは自分の魅力を知っている


大ブレイクしたねって？


当たり前じゃない


あたしを誰だとおもってるの？



真夏はあたしのステージ




誰もがあたしのとりこ





今日も白と黒のパンキッシュなコ―デで愛らしく笑う




『ママ～パパ～
だっこして❤

ペンギンさん見たいよ～』




そう
あたしは白黒のアイドル



パンダやシロクマなんか相手じゃないわ


🌱次は『アイドル』でお願いします❤

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>> 154 【女の欠点を芸術に出来ない女】 また、いい役とれなかかった… ごめんね。 ううん、ルックスも顔もイマイチの私に役がつくだけでも嬉しいんだ… 〔大ブレイク〕「吹き替え、頼む」。私「どこ❓」。その現場は大ブレイク中の女優さんをヒロインにしてるが私の必要があるのか❓何の吹き替えか❓様々な考えがよぎる中で現場入りすると監督の所に行き話を聞く。聞けば聞く程、呆れるばかり。挙げ句の果てに「出来ないから脚本、変えて」と言ったそうだ…。彼女にとっては初のアクション物だし、裸のシーンもあるから出来ない自分に対しての苛立ちもあるのだろう。監督「アクションと裸の所は君に任せる」。衣装をつけメイクされた私とすれ違いざまに女優さんに言われた「所詮、イミテーションよね」私「現場をみたら❓イミテーションが本物よりも輝く時があるって事」…撮影が始まり私のシーンが終わる度にスタッフから拍手が起こる。イミテーションが本物に勝った瞬間だった。次は「勝つ」

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〔アイドル〕〔勝つ〕アイドルとなった私にマネージャーは常に言い続けた「勝つのは簡単、勝ち続ける事が大切なのよ」…その頃には解らなかったけど今の私には身に沁みる言葉だ。同期のアイドル達の姿は無く、私だけになった。勝ち続ける事は常に孤独との闘いでもある。それでも私はアイドルとして勝ち続ける。今の私はネットアイドルだ。※ももんがさん、被ってしまい、すみませんでした🙏 次は「続く」でお願いします。

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>> 157 続く。

それは道が？
この生命が？

まぁ…なんでも良いか
どうせ俺はもう終わりだから。

―――
目が覚めると
そこは一面の花畑
全くのメルヘン

耳を澄ませど何も聞こえず
木霊するは頭の中
ここはどこ
おれはだれ。

そんな事問うてみたところで
答えが返ってくる訳もなく
その上、その問いに対しての答えを知っている

ここは死後の世界なんだ。

直感で分かる
さらに言えばこの感覚
俺の感じ取れる全てのものがそう言ってる

万事において、信じれるものは自分のものだけ

この世界がどこだろうと
そんな事究極極限的にどうだって良い。

俺が俺自身を諦めなければ
俺が俺自身を信じ貫き通せば



――――
目が覚めると
頭痛がし、目眩がし、吐き気を催す
すすり泣きが聞こえ、不意の明るみに目をすぼめる。

見えたのは白い天使。
白い布幕の前に立つ白い天使。

その天使に一言俺は
もうちょっと眠たい、と。



次の題→天使

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>> 158 【天使】

「なんでもっと早く起こしてくれないんだよ！遅刻すんだろ！」
反抗期真っ直中の14歳の俺が、お袋に怒鳴りながら階段を降りて行くと、空け番で居た親父が
「俺の天使になんて口の利き方だ！
何度起こしても起きなかったのはおまえだろ！」と

仁王立ち、鬼の形相で怒鳴った。

親父は警視庁勤務。空手、柔道、剣道の有段者。
そして男前。
親父の妹の冴子おばさんによると、相当モテたらしい。
「なのに何で緑さんと結婚したんだろう？」
今でもお袋と結婚したのが不満らしい。

お袋はアンパンマン顔でガタイもいい。

どこが天使なんだか？
親父がマジでお袋を天使と思ってるのがコワい！

そして怒った親父はもっと怖い！

お袋と親父にさっさか謝って、飛び出すように家を出た。

教室に着くとゆりちゃんをチラッと見た。

今日も可愛い！

天使って言うのは、ゆりちゃんみたいな子のことだ！

目は俺の方が有段者だな。

ゆりちゃん…クフッ♪

次は【有段者】

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>> 159 有段者。


ああ～うざいうざい
頭の中で反響させる。

良くいるくない？こうゆう奴。
ＴＨＥ自慢したい。って顔に書いてる奴。

なんなのこいつ？もしかして常に自慢して無いと死んじゃうの？ねぇ、それなら仕方無いけどさ…
いや、逆に言えばそうでも無い限り、自慢してくんのはただのうざい奴だから。

それにどうせお前らもあれだろ？
へぇ～！凄いね！カッコいい！
とか言ってるけど、頭ん中は俺と同じ事思ってんだろ？


…あ～そうですか？
はいはいなるほどね。
皆さんは聞き流し検定試験合格したんですか…。

また試験に落ちて段を取り損ねた俺は、聞き流せず苛々してれば良いんですね。

ちなみに自慢野郎は自慢検定三段らしい。
それを聞き流すには聞き流し検定四段以上を取らなければ…。


次の題→試験

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>> 160 【試験】

昨日押さえたとこ、バッチリ当たったな～。

今回の物理はめっちゃ完璧かも。

昨日明け方まで頑張った甲斐あったな～。
やるな、あたし。




ジリリリリー



ハッ!



は～い、答案用紙後ろから集めて～。




咲輝、どうした?
真っ白じゃん?





…………。
寝てたみたい…。


(トラウマになっている実話です…
今でもたまにうなされます😂)


次のお題は【真っ白】でお願いします。

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🌱真っ白



まっ白い雪に背中から倒れてみる



頬や耳にかかるヒンヤリした感触



真上を見上げるとグレーがかった空から白い綿菓子みたいな細かい雪が降ってくる



バカな私に
愚かな私に



何もない
なんにもない私に


さっきまではジングルベルに浮かれた楽しそうな恋人たちの一人だったのに




『ごめんな
子供が熱が出たみたいで‥』



あわてて押さえた携帯からは微かに聞こえるクリスマスソングに家族の笑い声



『パパ早く帰ってきてね』



嬉しそうな子供の声


『そっか

なら、仕方ない‥ね
帰ってあげて

私はいいから』



手の中に隠したネクタイピン




本当はわかってる



あなたが私といながらすれ違う家族にばかり気にしていること




メリークリスマス神様



バカな私にもプレゼントを下さい




この恋をしまえる箱を下さい



そうしたら中に入れて空に返すから‥




大きな声で泣くだけ泣いたら



いつの間にか雪は止んでいた



私も歩き出さなくちゃ



雪の中のネクタイピン




さよなら


またね



🌱次は神様

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🌱神様


神様っているのかな

神様って不公平


私には病気を
みんなには自由を



この差って何だろう


この病気になって何度同じ事を思い



何度自分を励ましてきたのだろう




屁理屈の中の理屈
無理やり作った希望


結局は弱い自分を認められないだけ


負けてしまうのがくやしいから



神様のバカタレ
病気のくそったれ



でも何度もつぶやいても何も変わらない


でも



もしも病気にならなかったら



ここまで深く命のある人生に感謝できただろうか



たとえ１日でも



たとえ100年でも




頑張ったって思える１日に感謝できただろうか




夢や希望を笑わずに願えただろうか




ねぇ神様



人生に無駄な事なんて何もないよね



辛くても


次はきっと幸せのたすきを



希望のバトンを誰かにつなげられるよね



それが私の人生なら




次は希望

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「希望」

――おやおやコレは珍しいお客様だ。神々が私をしまいこまれてからと言うもの――ああ、私の個人的な感情など、貴方様には関係の無い事ですね。
全て分かっておりますよ。貴女様も私と同じ、『この世界を変えたい』とお考えなのでしょう？こうして、私と向かい合っているのですから。
――貴女様は開けるだけでよいのです。そうすれば、後は私の中に眠っている者共が勝手に世界を変えていきますので。ただし、貴女様にも幾分かの苦痛を伴いますが、それも全て分かっておいでの筈。
ささ、どうぞ私共をお開き下さい。貴女様――パンドラ様が病気、欲望、絶望共よりまだ底に眠る『希望』が解放されるまで、蓋を閉じない覚悟がおありなら――。


次は「箱」で

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>> 164 〔箱〕美しい奇妙な時計を見つけて導かれる様に寺院の扉を例の時計で開けた私は眩い光と花吹雪に迎えられた。目が慣れて来ると壁際に立つ武器を持つ戦士達と正面に一際、巨大な仏像が刀を握って鎮座してるのが判った「不動明王か…」中央の小さな池の上に柩らしき箱が浮かぶ。箱の上には扉の鍵と同じ窪みがあった。私はヒントとなるモノを探す。「もしや扉の裏に❓」例の時計を外すと扉が閉まり文字があった「剣と鍵を天空の陽に翳せ」剣は不動明王の剣だろう…上を見ると天窓から陽が差し箱を照らしている。私は箱に飛び乗ると陽を避けながら例の時計を嵌め込んだ。すると光の屈折で剣と鍵と天窓の間に光のトライアングルが出来た。「⁉」箱が動き出し突然、爆音と共にぶっ飛ばされた私の前に剣を持った人影が…。次は「剣」。

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>> 165 〔剣〕爆音と共に砕け散った箱から煙に人影が映り剣が光る。私は破片と共に吹っ飛ばされた例の時計をポケットに入れた「誰だ⁉眠りを邪魔したのは‼」壮年の声が剣を光らせながら私に向かって来た。私は戦士の像から剣を奪い剣と剣が重なる。「お前か⁉」間近に見た仮面の口が動く。互いに剣を撃ち合う音が寺院に響き渡った。パラパラ…ガチャン…ガチャン…「⁉」音に反応して壁際に立つ戦士達が動き出し剣を構えつつ近づいて来た。戦士の1人が剣を唸らせ向かって来る。キィィンキィィン…剣を交えてると今度は後ろから来た戦士に右足でキックして倒れた戦士の剣を拾う。両手に剣を持つと私は地面に剣を交錯し自分の方に剣を引いた。「待て‼」仮面の男の声に殺気が止み同時に戦士達の剣が下に降りた。「その構え、徒者では無いな。何故、此処に来た❓」。次は「仮面の男」

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>> 166 「仮面の男」



「最近、近所の路地で変質者が出るらしいね」

「それって、通りかかった女性に恥部を露出するってやつ？」

「いや、そいつは先月捕まった。今度のは変な仮面の男らしい」

「ふぅ～ん……変な仮面……ね。それだけ？」

「……全裸で追いかけまわしてくるらしい」

「うわぉっ」



放課後の教室。
親友と他愛もない会話を交わしていると、吹奏楽部の演奏や運動部の掛け声が聞こえてきた。



「そういえば仮面といえば、ﾄﾑ･ｸﾙｰｽﾞの映画でそういうのなかった？」

「え、どんな映画？」

「内容は覚えてないけど、確か仮面の舞踏会のシーンが印象的だった」

「へぇ……」

「しかもその舞踏会の正体が、仮面の乱交パーティーだった」

「うわぉっ」



十六歳の夏。
放課後の教室で猥談に花を咲かせる女子高生二人。



次のお題『青春の一ページ』

• << 170 【青春の一ページ】 思い切って水着派手目にしたんだけど正解だったかも！ うん。あっちの水際のグループ結構イケメン揃いじゃない？あ、こっち来るよ！ナンパだといいな～。 ねえ、どこから来たの? オレらと一緒しない? え～、ど～する～? あたしは別にいいよ～。 あたしもいいよ。 じゃ、とりあえず飲み物奢るよ。 何がいい？ ふ～ん。それがパパとママの出会いだったんだ～。 正に青春の一ページって感じだな～。 あたしもこの夏は派手目な水着で頑張ろっかな～。 おいおい、美菜はお母さんの真似しちゃダメだぞ。 そうよ。おかしな男が沢山いるんだから気をつけないとね。 な～んか会話おかしくない？ 全く過保護過ぎ。 大丈夫だよ。 お父さんみたいな人見つけてくるから。 そうよ～。ね、あなた。 そうだ。うん。 はぁ……。 次のお題は【水着】でお願いします。

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>> 167 ※ヴァノーラさん、すみませんでした🙇💦


No.167のレスは無視して頂いて構いませんのでNo.166の続きをどうぞ💧

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>> 168 ※バトーさん、わざわざ、ありがとうございます✨🙇ここはリレー式なので気になさらずに続けて下さい😃次の方はバトーさんの題でお願いします🙇

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>> 167 「仮面の男」 「最近、近所の路地で変質者が出るらしいね」 「それって、通りかかった女性に恥部を露出するってやつ？」 「いや、そいつ… 【青春の一ページ】

思い切って水着派手目にしたんだけど正解だったかも！

うん。あっちの水際のグループ結構イケメン揃いじゃない？あ、こっち来るよ！ナンパだといいな～。



ねえ、どこから来たの?
オレらと一緒しない?


え～、ど～する～?

あたしは別にいいよ～。

あたしもいいよ。


じゃ、とりあえず飲み物奢るよ。
何がいい？




ふ～ん。それがパパとママの出会いだったんだ～。
正に青春の一ページって感じだな～。

あたしもこの夏は派手目な水着で頑張ろっかな～。

おいおい、美菜はお母さんの真似しちゃダメだぞ。

そうよ。おかしな男が沢山いるんだから気をつけないとね。

な～んか会話おかしくない？
全く過保護過ぎ。
大丈夫だよ。
お父さんみたいな人見つけてくるから。

そうよ～。ね、あなた。

そうだ。うん。

はぁ……。


次のお題は【水着】でお願いします。

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>> 170 【水着】
「梨香が友達四人で水着買いに行きたいって…」

健一は新聞読みながら「ふ～ん」と生返事した。

妻の聡子は台所を片付け始めた。
健一は新聞を畳み、片付けしている妻を見た。どことなく寂しそうに見える。

「四人だったら心配無いんじゃないか？梨香ももう高一なんだし」
「違うの梨香がこうやってどんどん離れて行くんだなって…そしていつか知らない人を連れて来て、その人が世界で一番大切な人になって…私達の元を去って行くんだなって、そう思ったら、何だか凄く寂しくなって。
分かってるの！私もそうやって母の元から離れて来たし、当たり前のことなんだって。そして思ったの、母も寂しかっただろうなって。そう思ったら、もっと母と一緒に居てあげたら良かったって…切なくなって…母が恋しくなって…」膝に置いた手に涙が落ちた。
聡子の母はとうに亡くなっている。
健一は
「二人で上手に子離れして行こう！」と言って、聡子の手を握った。
次は【離れる】

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>> 171 〔離れる〕「離れる❓私達」。久々のデートで、のっけから言われた言葉は避けられ無い言葉でもあった。「他に惚れた奴でも❓」俺は煙草の煙を吐き出す。付き合って１年目の今日「記念日」となる筈なのに。「コレよ」彼女が俺の目の前に出した写真には彼女と違う女性と🏩に入る俺が映ってた。「調べたのか」煙が上に上がってく「すれ違ったのに気付か無いなんて。写メで撮ったのよ」フリーズした儘の俺は写真を見つめた「じゃあ行くわね。アデュウ」「待って」と言った俺はラッピングされた小さな箱を振り返った彼女に投げた「餞別だ」煙草を指先で潰すと火が悶えながら消えて行った。次は「煙草」

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>> 172 【煙草】

ふぅ～………
旨い…

長年の煙草の煙でセピアにくすんだ白い壁を、夕日がぼんやり照らす

少し軋む木製の椅子に腰掛け、ゆっくりと煙草をくゆらしながら、誰かの気配にふとドアに目をやった


あぁ、お前か
何の用だ


何の用だって、一体いつまで浸ってんのよ！
子供産まれたらハードボイルドもセットの煙草も自分で辞めるって言ったんじゃない。
もうすぐ内装屋さん来てこのヤニ臭い部屋ともおさらばなんだから、未練がましく水蒸気なんか吸ってないでさっさと荷物出すの手伝って!


はい…。
でもお前も俺には煙草似合うって言っ

も～!まだ浸るの?
運ぶの手伝うの?
どっち!



手伝います…


こうして俺は城を失ったのだった。

次のお題は【城】でお願いします。

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>> 173 〔城〕私は1人暮らしだけど、今迄、男を部屋に入れた事が無かった。私の部屋は「私だけの城」で「城主」が「私」。私の聖域を邪魔されたく無いのだ。〇〇新聞の勧誘には「私は虎キチなの」。宗教の勧誘には「今度、出家しますので」。唯一、「私の城」に入る許可を得ているのは…「宅急便でーす」🎵ＤＶＤを届けてくれる大事な人🎵…「ピンポーン。宅急便でーす」今日はＤＶＤが届く日だった。次は「届ける」。

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>> 174 【届ける】

今回の仕事はこいつをジャンに届けるんだ。

例によって、奪われたらマズい代物だが、奴らは必ず奪いにくる。

今回はマシンガンと爆弾を装備していけ。

(うひょ～、装備最高だよ～)

では、よろしく頼む。

第一の刺客撃破!
第二の刺客撃破!
第三の刺客…
(これで最後だ！
いけ!)





撃破!!!
ミッションクリア
ビッグボーナス!


(はぁ～…
やっとだよ～…
全く朝一から38000円…
頼むから連チャンしてくれよ～)




ビッグボーナスは単発に終わり、ハイエナに炸裂された和也であった。

次のお題は【ハイエナ】でお願いします。

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>> 175 〔ハイエナ〕「忌々しいハイエナ共が‼」朝からマネージャーが雑誌を叩きつける「何❓」私が雑誌を覗き込むと仲良い男女の２ショットがあった。男が目の前にいる。「なんで怒ってるの❓」私が尋ねるとマネージャーが叫んだ「妻とデートして何が悪いんだ⁉」写真の女性はマネージャーの奥様だった…。次は「写真」。

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>> 176 「写真」

貧と豊の二種類がある資本主義を庶民が見ているところで否定して、所得の再分配を名目に、上からも下からも税を搾り取り、利権なき良民を貧の一種類にまとめるような、実際そのせいでこうなってきた、従来通りの無責任な資本主義否定節で金儲けしてきた文化人が現行犯逮捕された。学業する人から費用を取るべきではないとされる女子高校生の短すぎる制服の中を盗撮したらしい。メディアは大喜びで報道した。
生活に苦しくテレビを見る暇もないはずの、少し天引きされたら、給与所得控除を忘れてしまう鈍した貧乏人優遇なのに、金持ち優遇だといつもの逆さまコメントの後のニュースにされた。
「平和田教授が信じられません。スカートの中の写真を撮るなんて」
常に社会を良くしようと働く芸能界で稼ぎまくりタレントが気のきいた事を言おうしてコメントした。
「お金だして、そういう事できる店に行けばいいのに。わからんねぇ」
平和田教授が撮った写真は世間に流れていない。
平○和教授だとか助平田教授だとか創意工夫して法律の目をかいくぐってまで下品な悪口を正義ヅラの形で一般公開した連中が言う。
「社会的迷惑なんだよ」

次は「社会的迷惑」

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>> 177 【社会的迷惑】

俺は 今日も通勤電車に ゆられている いつもの事だが 混んでいる 冷房が 効いているのは 唯一の救いだ。

ﾌﾟｰｰｰｰ……‥‥

(誰だよ ったく 社会的迷惑なんだよ)
何処かで くすくすと笑い声が 聞こえる
(ふん、脳天気め)
ｷﾞｭﾙｷﾞｭﾙ～

(やばい 昨日食べた食い物に 当たったのか!)

ガタン⁉

電車の揺れが 腹を 襲う

(頑張れ 俺 漏らしたら 大人として イヤ 人として終わりだぞ)

[まもなくホームに 到着いたします]

ﾌﾟｼｭｰ

(助かった)
トイレに走しろうとした次の瞬間 後ろから押された俺の身体で 何かが 弾けた

トイレまでの道乗りに
モーゼの奇跡を
体感した。


お食事中の方
m(__)mごめんなさい

次は 【電車】で👍

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>> 178 〔電車〕今日も電車に揺られて出勤…運良く優先席が空いて座ると…隣の人の携帯が鳴り、話始めた💢優先席だろ💢他の人も冷たい目で見る。やがて私は徐に手袋をした…まだ話てる💢怒りの第2段階に入った私は「此処、優先席」と言ったが気にせず話し続ける…💢怒りの第3段階に突入した私は携帯を奪うと目の前で「バキっ」。折った携帯を唖然とする相手に返し、立ち上がって電車の外に出た。「また，やっちまったぜ…」。次は「折る」

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>> 179 【折る】
その家のフェンスは赤い薔薇で覆われていた。フェンス越しに見える庭は、一面芝生が敷き詰められ、煉瓦の花壇には色とりどりの花が植えられ、白いガーデンセットがあった。不意に楽しそうに笑う女性の声がし、広いつばの麦藁帽子を被った華奢な、長い髪の女性が庭に出て来た。
オフホワイトのふんわりしたワンピースの裾を揺らしながら、庭の水撒きを始めた。
時折後ろを振り返り、楽しそうに話し掛けている。お子さんと話してるようだ。
絵に描いたような幸せな情景だった。
視線を感じたように、女性が私の方に顔を向けた。
私は思わずお辞儀をし、
「薔薇綺麗ですね」と声掛けた。
女性は笑顔で
「ありがとうございます」と言った。
私は
「厚かましいのですが一輪頂けますか？」と言うと、女性はどうぞと言い、鋏持って来ますからとホースを置こうとしたので、
「いえ一本だけ」と言って、勝手に一輪手折った。刺が指に刺さり、血が滲んだ。
女性があっ！と言ったようだったが、一礼し駅に向かった。

来て良かった。やっと別れる決心がついた。晴れやかな気持ちになった。
その途端、何故か頬に涙が落ちた。
次は【薔薇】

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>> 180 〔薔薇〕私の部屋には一輪挿しの薔薇が溢れている。薔薇たちの話し声に目を覚ますとピタッと止んだ。「おしゃべりが過ぎなくて❓」沈黙する薔薇たちに一滴のケシの雫石を滴らす…ケシの雫石を浴びた薔薇たちは話し声の代わりに蜜を垂らし、溢れる薔薇たちの蜜が私の喉を潤した。私の身体から薔薇の匂いが香り立ち、薔薇たちが眠りに就いた。薔薇の香りに満ち溢れる私を抱きに男がやって来る…。次は「雫石」。

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>> 181 ［雫石］今日のワインを選ぼうと迷っていると、あるドライシェリー酒が目に入って来た「これにしよ🎵」久々の味だった。今は亡き名優、松田優作氏の愛酒でもある、辛くて旨く二日酔いが無い。久々に映画「ブラックレイン」を見ながら飲むと松田優作氏の存在が際立つ。この方の様な役者さんは出て来ないのであろうか…好きなエンディングが流れ、気が付くと瓶の底に一滴だけ出番を待つ雫石があった。一滴だけの雫石を舌に垂らすと天使の涙の味がした。松田優作氏に乾杯…。次は「酒」

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>> 182 『酒』



忘れるほど飲みたい時ってのが生きてればちょいちょいあって、ちょうど俺もそんな時に当たったのだと『思う』。
『思う』っつーのには訳があって、実際どうだかは俺には分からない。
何でか知らないけど俺はいくらか記憶が飛んでるらしかった。
思い出せるのは車を運転していたこと。そこから記憶が無くて、気付いたら現在地。
酒飲んだら本当に忘れちゃった、って笑えねえし。
『飲んでも車』は俺のポリシーだ。
俺に言わせれば飲酒運転なんて何の問題もない。要は事故を起こさなきゃいい話だ。なのに馬鹿みたいに警察は検問を張る。だから俺は裏道を駆使してあえて車で帰るわけ。公権力への抵抗。カッコいいだろ？
そんな道には詳しいはずの俺だが、何処にいるのかさっぱりだ。暗い住宅街の細道、右も左も分からない。
何でこんなことになったのか……明日はバイトで朝早いから少しでも寝ときたいのに。てか車は？盗まれた？頭殴られて放り出されたとか？コワッ！そういや頭も痛いような……
何て考えてウロウロしていると、俺の車がブロック塀に突き刺さっていた。
それでようやく、俺が失ったのは記憶じゃなかったことを知った。

次は『事故』

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🌱事故


部活中に拾い上げた球


白いラインに一列に並んだ一年生



フェンス過ごしに汗を拭うあなたを見た時にすぐ目をはなせなくなった



真新しいユニホーム

傷だらけの指先


放課後に窓から入る風にも気づかない程に疲れて眠る君




同じクラスにあなたが好きだと思う女の子がいるなんて知らないでしょ



結構かわいいほうなんだぞ



そろそろ気付け




念を送りながら誰もいなくなった教室で君を見つめる



『ねぇ‥次は移動教室だよ』



覗きこんだ瞬間寝ぼけた君が顔をあげる



柔らかい唇



押し付けるような一瞬の出来事




びっくりして後退りした瞬間足がもつれてしりもちをつく



反応はなし




目を擦りながらまた机に伏せる君がたぬき寝入りだなんて


すぐわかるけど



『耳‥真っ赤だよ』


クスクス笑いながら教室を出た



真夏の内緒のキス


事故だけどね


この恋にどうかストライクが決まりますように




🌱次は『フェンス』

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>> 184 ［フェンス］虎キチの私は首位迄駆け上った熱気に渦巻く観客達と共にフェンスの外から応援をしていると一匹の猫が興奮してフェンスをよじ登る姿に私と観客達の目が集中した「登ってくよ‥あれ、あれ…」フェンスをよじ登り上がった猫がグラウンドに見事なジャンプで飛び降りると試合の最中の間をあちこちと駆け回って行き、選手達とスタッフ達が一匹の走り駆け回る猫に翻弄される姿を私も観客達もヤジを飛ばしつつも笑いながら、一匹の猫を応援し始めた。試合を中断させ、選手達とスタッフ達を翻弄させ、試合を実況中継するアナウンサーと解説者が一匹の猫と翻弄される選手達とスタッフ達の解説し始め、実況中継し、 私と観客達が応援するのは一匹の「茶トラ」の猫だった。次は「応援」

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>> 185 【応援】

頑張ってね❗
頑張れ❗
頑張れよ❗

みんなが私を心配して応援して、言ってくれてることは分かってる。
分かってるんだ。
でも…。

午後7時45分
何時もこの時間に電話をくれる彼。
忙しい仕事を抜け出して、かけてくれる。

携帯がﾌﾞﾙﾌﾞﾙした。
彼だ！

『今日はどう？』

『高熱は出たまま』

『そうか…大変やけど頑張るやよ！』

もう我慢出来なかった。
『イヤ～！これ以上どう頑張れって言うの！
みんな頑張れ！頑張れって！もう聞きたくない！』

そう言って悲鳴のように泣いた。

彼はしばらく沈黙した後
『ごめんな。頑張ってるもんな！十分頑張ってるもんな！
悪かった。頑張れって言葉しか見つからなくて。でも負担やったよな。
悪かったね。ごめんなさい。
でもみんなも応援して言ってくれてるんだよ。』

『分かってるよ！でもイヤだ！聞きたくない！』

それから彼は一切頑張れと言わなくなった。

『自分を信じるんやよ！
俺がついてるで！』

闘病をずっと支えてくれた彼の応援だった。

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>> 186 あの…次の題は何ですか？

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>> 187 ヴァノーラさん

完全に忘れてました💦
夏ﾎﾞｹ☀🐙でした。
ごめんなさい。🙏

次のお題は
【携帯】でお願いします。

教えて下さりありがとうございました。🙇

• << 190 【携帯】 携帯電話が無かった時代、待ち合わせに今は無いﾄﾞﾗﾏが有った。 帰り間際になって、部長ったら、 「明日の会議に使うから、人数分資料用意しといて」 ﾊｧ～、約束の時間に完全に合わない。 困ったなぁ、今からじゃ連絡取れないし…。 ｸｿ部長！ 苛々しながらも、資料を何枚もｺﾋﾟｰして、小冊子を人数作っていく。 待ってる哲哉の顔が浮かぶ。 待てない人だから、帰っちゃうかな？ やっと人数分用意出来て、会議ﾃｰﾌﾞﾙにｾｯﾄした。 「部長会議室に用意終わりました」 と報告すると、何も言われないうちに急いでｵﾌｨｰｽを出た。 哲哉待っててくれてるかな？ 走ってる電車に『もっと速く走って！』と無理なこと言って、 扉が開くと直ぐ飛び出し、ｴｽｶﾚｰﾀｰを駆け上がった。 哲哉、哲哉居て！ 哲哉は居なかった。 やっぱり帰っちゃった…。 一挙に疲れた。 横にある掲示板をふと見ると、 『裕子喫茶Mで待ってる　哲哉』 一挙に元気になり、喫茶Mに走った！ 次は【待ち合わせ】

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>> 188 この暑さには頭もボケてまうてしまいます💦お大事に為さって下さいませ🙇

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>> 188 ヴァノーラさん 完全に忘れてました💦 夏ﾎﾞｹ☀🐙でした。 ごめんなさい。🙏 次のお題は 【携帯】でお願いします。 教えて下さりありが… 【携帯】

携帯電話が無かった時代、待ち合わせに今は無いﾄﾞﾗﾏが有った。


帰り間際になって、部長ったら、
「明日の会議に使うから、人数分資料用意しといて」

ﾊｧ～、約束の時間に完全に合わない。

困ったなぁ、今からじゃ連絡取れないし…。
ｸｿ部長！

苛々しながらも、資料を何枚もｺﾋﾟｰして、小冊子を人数作っていく。

待ってる哲哉の顔が浮かぶ。
待てない人だから、帰っちゃうかな？

やっと人数分用意出来て、会議ﾃｰﾌﾞﾙにｾｯﾄした。

「部長会議室に用意終わりました」
と報告すると、何も言われないうちに急いでｵﾌｨｰｽを出た。

哲哉待っててくれてるかな？

走ってる電車に『もっと速く走って！』と無理なこと言って、
扉が開くと直ぐ飛び出し、ｴｽｶﾚｰﾀｰを駆け上がった。

哲哉、哲哉居て！


哲哉は居なかった。

やっぱり帰っちゃった…。
一挙に疲れた。
横にある掲示板をふと見ると、

『裕子喫茶Mで待ってる　哲哉』

一挙に元気になり、喫茶Mに走った！

次は【待ち合わせ】

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>> 190 ［待ち合わせ］ある歌のフレーズを口ずさむ🎼誰かにバッタリ、恋がめばえたり🎼彼氏を待ったり、彼に出会ったり🎼…今日も誰かが私を待って何かにふれるだろう…今、綺麗な言葉の綴りに琴線が響いた。次は｢ふれる」。

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>> 191 【ふれる】

ある暑い夏の日の出来事
私は電車に乗っていた
ふと見ると 薄いブラウスを着た ＯＬ風の女性を見掛けた
その時の私は どうかしていたのだろう
ムラムラした欲望が込み上げて来た
ちょうど電車が
混み出してきて
その女性も私も 身動きができなくなった
チャンスとばかり手を延ばし
おしりに触れた
いや 正確には
変な体勢になり
手がそこにいったと言うべきか
それこそ 触れるか触れないか微妙な加減で 手を動かした
気が付くと 彼女も私の股間に手を延ばしている そしらぬ顔で ゆっくりと 実に上手に私を責める
電車が ホームに着き 私は彼女に声をかけようとしたが
そのまま降りてしまった
代わりに知らない男性が 恥ずかしそうに私を見ていた
その後 私は肛門科に行き
診療するハメになった。

また 電車ネタです
m(__)m
次のお題は
【おしり】

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>> 192 ［おしり］｢どうしてイキナリおしりなの❓｣普通、頭からスリスリしてから猫はおしりを見せるがウチの黒猫はナゼか何時もダイレクトに｢おしり｣を見せる…一体、何処で躾をミスったのかしらん❓…悲しいわ💧悲しいわ💧信頼の証とは言えども💧…今日も私は黒猫の｢おしり｣を見せられる(泣)。次は｢証｣｡

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>> 193 【証】

美代は洗濯物を畳んでいた。

また靴下の親指の所が薄くなってる。
穴開くのも直だわ…
また買って来なきゃ。

夫と長女の靴下は親指に穴が開く。
夫の親指は盛り上がっているので薄くなるようだ。
長女も成長と共に夫と同じように盛り上がった親指になった。
女の子なのに可哀相と思った。

そう言えば夫の母が
「足袋の親指が穴が開いて困る」
と言っていた。

あの盛り上がった親指は、ずっと繋がっているんだな。
長女の子供も盛り上がった親指になるかもしれない。
そう思ったら、ふふっと笑えた。

さて靴下買って来よう！

次は【遺伝】

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>> 194 【遺伝】遺伝というのは命のつながりがわかる。
わたしの母はつむじが二つある。つむじが二つある子はきかない子（気の強い）になると聞く。私と妹にはつむじが二つ無かったが、私の子供三人は見事に私の母の遺伝を受けた。
息子に子供ができた。二人の孫は、私の子供と同じように、二つのつむじがあり、髪の毛が８の字になる。
この遺伝はいつまで続くのか…私が他界した後も、この二つのつむじは延々と血脈と共に受け継がれていくのだろう。

次のお題は 【８の字】

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>> 195 ［８の字］｢この時計に見覚えが❓｣この時計に導かれて此処に居る私は表面に幾重にも有る｢８の字｣のデザインの意味をも探していた｡｢この時計を届けてくれたのか‥感謝するぞ‥この幾重もの８の字は我が国の紋章なのだ｣棺の中で眠ってた仮面の男が壮年の声で話し続ける｡｢あの男に感謝の証として挙げたのだ｣｢私の父‥｣｢縁がある様だ‥感謝の証として我が剣を委ねるぞ‥これで我が眠りを妨げる者は居らぬ｣｡私は跪き｢お受け致します｣｡賜った仮面の男の剣の柄に｢８の字｣の紋章が光の屈折で天井に｢∞｣を描く。次は｢描く｣。

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>> 196 ［描く］私の前に真っ白なキャンパス…黒の木炭でデッサンが始まると｢神が憑いた｣様に筆が止まらず次々と様々な色に彩られて行く‥筆を置いた私の前に､毒々しい鮮血が艶めかしい炎となって彩られる｢傷だらけの女性を慈愛に満ち溢れた表情で抱く我が母を姿｣が真っ白だったキャンパスに描かれた。｢こうされたかったのよ‥ね‥｣涙に滲む瞳から私の頬に一筋の涙が伝わり､キャンパスの我が母が少しだけ微笑む様に魅えた｡次は｢絵の具｣。

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>> 197 ｢絵の具｣

目の前に24色の絵の具｡

青と白で水色…
(あたしの好きな色…)

青と赤で紫色…
(あたしに似合う色…)

赤と黄色でオレンジ色…
(あなたの好きな色…)

黒…
(あなたに似合う色…)

すべて混ぜる

すべて重ねる

積み重なって色を重ねて出来上がったのは…光さえ透さないような深い闇の色。

次は｢混沌｣

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>> 198 ［混沌］この混沌した街に私が来て２年になる。誰が来ても去っても誰も構わないが､誰しもが混沌の中に狂気の華を求める街だ。…｢お前に頼みたい仕事がある｣…私の背後からの声が混沌とした街に新たな混沌を呼び込む…。次は｢仕事｣。

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🌱仕事



くそ暑い
ああ
くそ暑い！！


歩いて10分
もう濃紺のジャケットの下はじっとりとしている




うでまくり禁止
半袖禁止
メタボリック禁止
汗の匂い禁止
ついでにブサイク禁止



抗菌仕立ての爽やかな香りのサラリーマンなんかおるわけないやろ



電車のつり革に捕まりながら袖のないワンピースにまとめ髪が涼しげなＯＬが『イケメン、イケ彼、イケ旦』特集を読んでいる



何がイケダンだ

ちまたにはイクメンだのイケメンだの『イケテる』がステータスになっている




額ににじむ汗にハンカチが追い付かない


地下に入るとガラスに映る眼鏡姿の汗をかいた太ったサラリーマン



おれか‥



耳から流れる爽快な音楽が疲れた胸を癒す



さぁ着いた



いいか世の中の『イケテる』男達よ


不細工なデブ男な『イケテる』仕事姿


しっかりその目で拝みやがれ！！



『おはようございます機長


整備完了点検終了です』



ははっ


空の上ではこんな俺もいけてんだろ？



さぁ
テイクオフだ




🌱次は『デブ男』

• << 201 ［デブ男］｢しんどくないんかな❓｣今の季節は特に。羨ましく思う…アスリート体質の私の悩みは他人から言わせれば｢贅沢な悩み｣だろうが｢太れない事｣だ。次は｢贅沢｣。

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