注目の話題
レストランに赤ちゃんを連れてくるな
自分を苦しませる人
彼女になってほしいと思われるには

機動戦士ほのガンダム 〜宇宙に舞う9人の歌姫〜

レス442 HIT数 12161 あ+ あ-

自由人
17/07/08 15:08(更新日時)

あらすじ

人類が、その増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって、すでに半世紀以上が経過していた。
地球の回りに浮かぶ巨大な人工の大地、スペースコロニーは、人類の第二の故郷となり、人々はそこで子を生み、育て、そして死んでいった。

宇宙世紀七十九。
地球から最も遠いスペースコロニー群、A-RISE3は、UTX国民こそ宇宙の最先端を名乗り歌と歌姫による軍事国家と化し、A-RISE歌公国の名を掲げ独立戦争を挑んで来た。
開戦後、わずかにひと月とたたずして、人類はその総人口を死に至らしめまたA-RISE歌公国に寝返る者もいた。
人々は、その、自らの行為に恐怖しまたA-RISEの歌声に惹かれていた。

しかし、後にu’s(ミューズ)と名乗る9人の少女が歌姫となりひとりまたひとりと終結していた。“ほのガンダム”という希望の名の下に……。

注 世界観設定は基本的に宇宙世紀シリーズに沿いますが、アナザーガンダムなど他ガンダムシリーズの機体や世界観も入ってくると思います。
オリジナル作品とは多々、異なる点はご了承ください。

16/10/31 15:28 追記
絢瀬絵里と亜里沙の登場はたぶん遅めの予定。
u’s 結成までには時間かかる可能性あり。
今後、にこは過去とサーシェスと向き合いソレスタルビーイングとして戦いに身を置く。ただしこころたちは忘れずまた穂乃果たちを影ながら支援。
ことりはトロワと行動を共にし平和を考えた連合指導者親族へ贖罪の旅。その後はゼクスによって修復されたウイングを見る、が後にホワイトベースと合流するかは未定。

No.2376760 16/09/13 07:59(スレ作成日時)

新しいレスの受付は終了しました

投稿制限
スレ作成ユーザーのみ投稿可
投稿順
新着順
主のみ
付箋

No.351 17/04/21 21:12
自由人 

海未「亜里沙とホワイトベースは私が守ります!ローリングガンタンクっ!!」グルグル!

亜里沙「す、凄い。ハラショー、あのガンタンクであんな攻撃を……」」

亜里沙のエルメス4号機はホワイトベースに入っていく。
しかし姉の絵里はそれに絶望し攻撃を止めない。

絵里「あ、亜里沙まであたしを裏切った!ビットよ!いけ」

アムロと穂乃果を苦戦させるほどエルメス3号機は凄絶なまでのビットを放つ!

アムロ「なんなんだ彼女は」

穂乃果「絵里ちゃん?」

穂乃果の呼ぶ声に絵里は少し理性を取り戻すが、u’sの発起人であることに気づく。

絵里「あなたを認めないわ!!」

ビットはHONOガンダムとHONOファイターを襲う!
アムロはカイやハヤト共にソロモンに近づいてゆく。
アムロはソロモン海域を何者かの意識を感じる。

アムロ「なんだ!?」

カイ「どうした」

アムロ「プレッシャーがある」

ハヤト「なに」

瞬間だった。
ひし形のようなソロモンから巨大な機動兵器からメガ粒子砲を放ち艦隊の一部が爆発に包まれた!

ドズル「わはは!我がビグ・ザムに勝てる者はいない!」

穂乃果もプレッシャーを感じた!その隙に絵里はビットを放つ。
きゃああ〜!?
海未はガンタンクで穂乃果の方に向かいたいが乱戦のソロモンである。

海未「穂乃果!?」

希「なにが不満なんや!ポンコツちゃん!」

絵里「えりよ!絵里!あたしだってスペースシップアイドルになりたかったのに!大佐はララァという女を!」

振り向く穂乃果は叫ぶ。

穂乃果「大佐!?赤い彗星のこと、シャア!」

そうよと叫ぶ絵里。
穂乃果は絵里から距離を取り呟く。

穂乃果「え、絵里ちゃん?へんたい仮面のシャアといたの」

絵里「あんたて人はぁ!認められないわ!」

再びビットの猛攻!
しかし穂乃果は懸命に説得する。

穂乃果「シャアという人はへんたいさんだったんだよ!絵里ちゃんや亜里沙ちゃんはへんたいになるかもしれなかったよ」

その声は戦場全体に轟いた。
ビグ・ザムのドズルにも伝わる。
なに、と。

絵里「大佐がへんたい?いやぁぁ!?」

穂乃果はガンダムで絵里の機体に抱きついた。

No.352 17/04/22 05:31
自由人 

穂乃果は伝える。

穂乃果「絵里ちゃんはあたしたちといる時はたのしそうな顔をしてたよ……」

絵里はまさかと驚く。
しかしHONOガンダムからのモニターには穂乃果たちが撮ったと思われる画像が彼女のエルメスのモニターを覆う。
そこには見たことがない笑みをする自分や亜里沙がいる。
亜里沙は銃を構える連邦兵がいるなか雪穂に抱きつかれた。

絵里「あ、あたしは認められないわ……」

穂乃果「なんのこと?」

希「ポンコ……」

真姫「それを言うからよけいに絵里は拒むのよ」

希「えりち?えりちでええ?(お気に入りやったのに)」

絵里はわなわなと震えていた時だ。
ソロモンからビグ・ザムがメガ粒子砲やミサイルの猛攻がホワイトベースに迫る!

絵里「あぶない!穂乃果!希!」

彼女のエルメスは咄嗟に二機を跳ね退ける勢いでぶつかりエルメスはメガ粒子砲に焼かれたように見えた。

ほののぞ「えりちゃ〜ん〜!!(えりちぃぃ!!)」

真姫「ビームにやられた?」

絵里「あ〜、こわかった……。焼かれたかと思ったわ」

シリアスな場面だったのに機体は黒焦げになったようだが無事な彼女に穂乃果と希はプッツンした。

穂乃果「合体だよ!希ちゃん」

よし!とふたつのHONOは合体した!
え、と驚く真姫の前でHONOガンダムワシワシモードになる。

ほののぞ「ワシワシモードっ!!」ワシワシ ワシワシ!!!

絵里「キャアキャア!なにするの!?」

絵里の機体はワシワシMAXをされ機体の武装は使用不能にされた。
さらにそのままホワイトベースまで投げとばされた!!

ほののぞ「いっくよぉぉ〜!!えい」

絵里「きゃあああ」クルクル クルクル!?

海未「あれは!」

穂乃果「海未ちゃん、絵里ちゃんをお願い!」

穂乃果はワシワシMAXモードで希、真姫と共にソロモンの中心に向かう!

真姫「え?あたしまで。これは……?」

戦場のなかHONOガンダムがワシワシモードとは異なるシステムがわずかに発動していたらしいデータを見つけた。
アムロたちはビグ・ザムに苦戦を強いられていた。

アムロ「なんてデカブツだ」

スレッガー「弱音を吐くんじゃない」

No.353 17/04/22 06:59
自由人 

ビグ・ザム。
それはUTX軍が建造した巨大MAだった。
お椀をふたつ重ねた胴体にはメガ粒子砲やミサイルを備えIフィールドというビーム防御まで備えてある。脚部のクローはミサイルでもある。

アムロ「ビームが効かない」

カイ「化け物だ」

ハヤト「ぐわっ」

スレッガー「ハヤトは退け」

前線に向かった穂乃果たちも見た。ホワイトベースにいる凛や海未たちも存在だけは感じていた。

穂乃果「デカイよ」

希「なんちゅう化け物やねん」

真姫「こんなモノまで作ってしまう人間がいるなんて。イゼルカント様は何を地球圏に望むの」

イゼルカントに様をつけているのは彼女の複雑な心情であった。
ビグ・ザムの攻撃は容赦ない。

凛「ビームやミサイルがあちこちに放たれてるにゃ」

花陽「ホワイトベースはやらせないです」

海未「うおお!」

ホワイトベースに保護された絢瀬姉妹は海未のガンタンクの活躍にそれぞれちがう感想があった。
亜里沙は感動していた。
海未さん……。
絵里は口をあんぐり開けていた。
ガンタンクよね?戦車もどきであれだけ活躍できる海未の方が化け物なみよ。
ちなみにこの時に捕獲されたふたりのエルメスは戦後、連邦軍のニュータイプ研究や開発に関わることになる。

セイラ「なんてプレッシャー」

スレッガー「戦いを生み出す源みたいだぜ」

ひし形のようなソロモンからは悪意そのものが戦いが始まった時はあったがいま巨大MAから感じられた。

アムロ「コイツが源か」

カイ「ハヤト!」

ハヤト「まだまだ」

スレッガー「無理すんじゃねえ!」

セイラ「(この戦いに兄さんはいない)」

セイラは兄を感じないことに安堵がある。が戦いに生き残ることが必至であった。
アムロはセイラを気にした。
穂乃果はWASIWASIに躊躇いながら試みた。ビグ・ザムの脚に取りつきワシワシMAXした。

ドズル「痒くも感じないぞ」

穂乃果「弱点はないの!真姫ちゃん」

真姫「分析してるわよ」

海未「穂乃果」

補給に戻った海未はモニターで見ていた。
凛と花陽は背中合わせでジムを動かしていた!

凛「かよちん」

花陽「ソロモンは甘いお菓子ではなかったです!」

No.354 17/04/22 07:59
自由人 

凛と花陽、海未はホワイトベースを守る!
アルビオン隊のベイトたちもアルビオンを守る!

ベイト「不死身の第四小隊の生き残りを舐めんな」

モンシア「バニング大尉の敵討ちをしろ!ウラキ」

アデル「キース!」

キース「まだやれます」

凛と花陽はキースの進歩に目を見張る。自分たちとおなじキャリアなのに支援は自分たちより腕は上なのだ。

凛「キースさん凄いにゃ」

花陽「ウラキさんほどではないけど腕は上がってる」

うおお!と叫びながら海未はやはりちょっと悔しかった。
穂乃果やことりはガンダムなのに。悔しさをバネにしながらガンタンクでソロモンで戦う穂乃果を思う。
頑張るのですよ。
穂乃果やアムロたちは苦戦だった。

アムロ「無敵なのか」

ドズル「ニュータイプなんぞいるから世界が狂うのだ!」

ドズル「パイロットなんぞは小便を垂らすのが仕事ぞ!」

ドズルはビグ・ザムの稼働時間が少ないことにパイロットたちに脱出を促した。
生きていれば未来があると。

ハヤト「パイロットが脱出している」

希「なんでや」

真姫「この機体はたいして稼働できないわ。残弾が尽きるはず」

その通りでありIフィールドも出力が落ちビームが当たり弾けた。

アムロ「やれる!」

しかしスレッガーはまだ敵が意気盛んなことに気づく。

スレッガー「油断するな!」

ドズル「邪魔だ!」

ビグ・ザムに残された脚のクローが発射される!ホワイトベースに向かうのを感じたスレッガーは咄嗟にGファイターで庇う!衝撃が彼を襲う。

スレッガー「ぐはっ」

ミライ「スレッガー!?」

ブライト「なに」

オスカー「スレッガー機ロスト!」

スレッガー機はビグ・ザムに向かいながら突撃しようとしていた。
まだまだ!

セイラ「スレッガー」

アムロ「よせ」

スレッガー「コイツを落とさないとお袋さんが泣いちまうぜ……。アムロにセイラ頼む!穂乃果!」

スレッガー!
スレッガーさん!?
と誰もが叫ぶなかIフィールド発生装置めがけてGファイターは飛び爆発四散した!!

海未「なんです?」

穂乃果「うわぁぁん!」

それに呼応したようにビグ・ザムのコクピットから人が現れる!

No.355 17/04/22 10:36
自由人 

うわぁぁん!!
穂乃果の悲鳴にHONOガンダムの機体が輝く。
“HONO”の刻印が剥がれ“u’s”となる!
この時地球にいることり、ソレスタルビーイングにいるにこにまで彼女の声が届いた気がした。

ことり「」ハノケチェン!?

にこ「なに?泣いている?」

ドズルは目の前の白い機体をふたつ睨み手にしたマシンガンを放つ。
彼の頭には妻とミネバしか頭になかった。
やらせはせんやらせはせんぞ!!

アムロ「穂乃果?あれは……あれが源か!」

穂乃果「こんな…こんな人がいるから!!」

真姫はHONOガンダムいやu’sガンダムが覚醒に近いのを知っていた。
ミューズ……!
石鹸とボケる希はスルーした。

希「」

ほのアム「お前みたいなのがいるからっ!!」

ガンダムはビームサーベルを抜きビームをビグ・ザムに向けた!
しだいに機体ごとに爆発が広がる。

デラーズ『ガトーおよび我がデラーズ艦隊に属する者や共鳴ある者たちは退くのだ』

この時グワデンから発せられた帰還信号によりガトーはウラキとの決着を預けた!

ガトー「まだまだヒヨコだ。貴様は」

ウラキ「なに!?」

性能が劣るはずのゲルググでガトーはガンダム1号機と互角以上の戦いをしたことに気づく。
穂乃果たちは戦いには勝った。
連邦軍が勝利をおさめたのはソーラ・システムというシステムのおかげもあった。
物量ではすでに上回っていた。
しかし犠牲もあった。
スレッガーの犠牲にミライは涙した。
ブライトはミライを抱き締めた。

ミライ「スレッガー……」

ブライト「彼はキミを守った。これからは私が守る……」

アルビオンのニナはガンダム2号機の姿がなかったことに安堵があった。
しかしガトー。
彼はいつまた自分の前に現れるかわからない。
帰還した穂乃果は涙を流し海未の平たいムネに顔を埋めた。

穂乃果「うるうる」

海未「平たくないです」

凛「まな板にゃ」

花陽「素飯と海苔とキュウリ」

海未「カッパ巻きを作らない」

真姫は“u’sガンダム”として機体が覚醒に近いのを知った。
希は思う。
u’sの名付け親はウチ!
絵里と亜里沙はとりあえず保護された。
絵里は出世コースだったのに認められないわ。

No.356 17/04/22 11:44
自由人 

保護された亜里沙は雪穂といちゃいちゃし絵里はブツブツと文句を垂れていた。
認められないわ。

穂乃果「そうだよね。ことりちゃんが隠れ巨乳はともかく海未ちゃん凛ちゃんにこちゃんは貧乳トリオだから」

うみりん「え」

絵里「ちがうわよ!なんであたしがここにいるのよ。敵なのに!」ミトメラレナイワ!

海未「貧乳やムネが平たい件は置いといて」

ほのりん「(いつか話題にしよ)」

海未「だけどホワイトベースに来なかったら姉妹が敵味方に分かれたらどうするんです?」

花陽「亜里沙ちゃんの笑顔を見れないよ」

く、と唇を噛む。
穂乃果は手を出す。

絵里「お手はしないわよ!あんたみたいにイヌじゃないし」

穂乃果「イヌじゃないし!」

希「穂乃果ちゃんはこう言いたいんよ。u’sに入ろうて」

うみりんぱなまき「通訳いる?」

穂乃果「u’sに入ってくれないかな。ポン……絵里ちゃん?」

絵里「いまポンコツと言いかけたくせに。フン、いいわよ。ダンスは素人なくせに」

海未はグサッと来た。
凛はラーメンができるのを待つ。
花陽はムネのサイズを確認した。
海未はふたりを叱った。

りんぱな「(叱られた)」

穂乃果「これでu’sは八人……」

希「いや!ウチを入れて九人や!!」

ほのうみりんぱなまきえり「え〜〜〜っ!?」

穂乃果『UTXとソレスタルビーイングが開発した胸囲のあるモビルスーツ、東條希!』

希「ワシワシMAX!!」ワシワシ!ワシワシ!

穂乃果「!?」👼

海未「脅威ならともかく胸囲……」シクシク

希「よし!u’sは九人や!」

凛「なんかなし崩しに九人にされたような」

花陽「穂乃果ちゃん海未ちゃんことりちゃん凛ちゃんあたし真姫ちゃんににこちゃん希ちゃんに絵里ちゃん」

海未「メンバーが二名欠員はしかたありませんが」

穂乃果「メンバー三名がムネが平たいのはしかたないよね」

うみりん「!?」ワシワシ ワシワシ!!

穂乃果「きゃあ」👼

絵里「え……とお笑いグループかなにか?」

ほのうみりんぱなまきのぞ「アイドル!!」

こうしてようやく真のu’sが結成された。
A-RIZEはu’sに存在感を感じた。

No.357 17/04/22 13:46
自由人 

サイド3にいるA-RIZEはグワジン級戦艦に移乗しア・バオア・クーに向かうなかu’sの存在感を感じていた。

ツバサ「ただのぽっと出と思っていたが」

英玲奈「我々に迫る勢い、いや人気だ」

あんじゅ「私たちはザビ家に操られているだけ。これでいいのかしら……」

A-RIZE。
もとはサイド3で平和を歌うアイドルであったという。
ジオン・ダイクンは彼女たちを手厚く保護をしていたがザビ家はニュータイプ思想同様にUTX歌公国のために利用してきた。
三人はア・バオア・クーの傘のような岩が見えてきた。
スペースシップアイドルとして正念場な感じが三人に伝わる。
そして地球サンクキングダム、ここにことりとカトル、ノイン、保護されたトレーズ派そしてリリーナも正念場が来た。

ノイン「ことり!勝手に動くな」

ことり「まだこの機体、いやゼロシステムを扱えない!みんなやリリーナちゃんを巻き込むわけにはいかない!」

ことりのエピオンは鬼神のような獅子奮迅の働きを見せた!!
モビルドールに接近するや否やビームソード、ヒートロッドで薙ぎ倒していく!!
リリーナは戦いが国に近いのを感じていた。
『オラは平和主義者』のテーマが虚しかった。
ドロシーが彼女に語る。

ドロシー「平和な国もひとたび戦争に巻き込まれればなにもできませんわね。リリーナ様」

リリーナ「戦争好きなあなたの話を聞いている時ではないわ」

ドロシー「ではどうするのです。なにもできない完全平和主義では国も人も滅びてしまいます」

ドロシーの正論と戦争の爆発音がリリーナの目と耳を離さない。
自分は決断しなくては……。
ゼクスはハワードが手に入れたウイングゼロでかつての故国を目指した。

ゼクス「サンクキングダム!リリーナっ!!」

ことりはゼロシステムに再び振り回されていた。

にこ『焼き鳥は串で食べるのが基本。では南ことりは?』

海未『衣裳のスカートが短いです。下着が見えます!却下します』

ほのりん『チラチラ』

ぱなのぞ『ムネ』プルルン♪♪

海未『却下です』

ことり「ひどいよ!海未ちゃん!!」

モビルドールを海未と思い込み戦うことりとエピオン!
財団派OZはエピオンの戦力に震える。

No.358 17/04/22 16:21
自由人 

ゼクスはサンクキングダムと妹の名を叫んだ時にウイングゼロで降り立った時だ!
妹の声がした。

リリーナ『我がサンクキングダムは如何なる時も戦ってはいけません。私リリーナ・ピースクラフトはロームフェラー財団に降伏致します。繰り返し……』

ドロシー「さすがですわ。リリーナ様!」

ゼクスのサンクキングダム復興の心を折るには充分過ぎるくらいの声明であった。
しかしゼロのゼクスの前に現れたのはことりのエピオンである!
二機はビームサーベルとビームソードでぶつかる。

ことり「ゼクス!」

ゼクス「u’sの南ことりか!?聞く、キミは敵か味方か」

ゼロに聞け、ことりらしくない言葉であり攻撃をことりは止めない!

ゼクス「ええい!こんな戦いになんの意味があるのだ。馬鹿な!」

彼の目には幼き日に見たサンクキングダム崩壊を彷彿させる国の有り様が見えていた。
しかし目の前の機体が迫る!!
それを見ている財団派Oの幹部は部下に伝える。
強力な新型が二機いる。モビルドールを投入せよと。ガンダムの名前は出さなかった。
ことり、ゼクスはぶつかる!

ことり「あたしに勝てる方法を教えなさい!エピオン」

ゼクス「ゼロ!」

瞬間、ふたつのゼロシステムはぶつかりあい飽和したようにシステムからデータが無数に奔流し互いに機体ごとサンクキングダムの崖に倒れいった。ことりはコクピットからゼクスを撃とうとしたが気を失う。

ことり「ゼクス・マーキス……」

短い間ふたりは気を失っていたようだ。

ゼクス「互いにシステムに翻弄されたな」

ことり「ふん、あたしはウイングゼロでいく」

ゼクス「これは?」

ことり「トレーズの思想は私にはわからない。だけどあなたなら」

ことりはゼロに乗り込み財団派OZの輸送機やモビルドールに突っ込んでゆく。
ゼクスはエピオンに気づいていた。
接近戦仕様でまとめられた機体はまさに決闘用であった。

ゼクス「いまは使わせてもらう。トレーズ」

この日サンクキングダムは崩壊しリリーナはロームフェラー財団に身を投じ後に世界国家元首となり一部ではあるがフリット・アスノの支持を得る。
ちなみにリリーナ加入以前の財団はデルマイユ候のユニットGGB(爺爺婆)があるが人気は圏外であった。

No.359 17/04/22 18:49
自由人 

サンクキングダム崩壊を時をほぼ同じにして宇宙ではソレスタルビーイングガンダムマイスターのひとりロックオン・ストラトスは散っていた。
お前ら満足かよ。こんな世界で……。
彼は虚空の宇宙を掴みながら両親や妹、弟ライルに思いを馳せ散っていく。
刹那=にこは頭を撫でられたり可愛がられからかわれはしたモノの彼がよきムードメーカーでありリーダー的存在は否定しなかった。
にこは叫ぶ。

にこ「ロックオンンンン〜っ!!」

その後、ティエリアとは再びいさかいがあったがみな最後の決戦になるだろうと覚悟した。
にこはロックオンのハロから知る。
ロックオンを亡き者にしたのは埼玉のヒロシ、中東の足臭い親父、アリー・アル・サーシェスであることを。
サーシェスとにこは鼻をひん曲がらせながら呟く。
ロックオンの私室を出るとフェルトに会った。
なに?と聞いた。

フェルト「トレミーのデビューをロックオンは見れなかった……」

にこは思う。
デビューしない女の子たちは星の数ほどもいる。またデビューしないまま普通の幸せを得る女の子たちもまたいる。
ロックオンは欧州でテロに遭うまでは普通の暮らしだったという。
普通に暮らし女の子を口説きアイドルの追っかけをしたという。
にこはフェルトに言う。

にこ「デビューしなくても彼は見てくれるわ。遺書に思いを託さなくてもね」

フェルトが僅かに瞳を水で濡らしていたがにこは背中を向けた。
戦いが開始された!

ピーリス「被験体E-57!!」

ハレルヤ「はいな」

キュリオスとGIN-Xの超兵が再びぶつかりティエリアのナドレをパトリックのGIN-X部隊が襲う!

ティエリア「負けるわけにはいかない!」

パトリック「なんだと!セミヌードが!!」

パトリックはナドレにより仲間の機体が弾けるように爆発し激昂した!
プトレマイオスの隙を突いて高濃度のビーム粒子が襲いにこは見た!

リヒティ「コンテナブロック消滅!」

スメラギ「なんですって!」

ラッセ「メディカルブロックが消えただと!?」

にこ「く」

明らかに味方のGIN-Xが目の前にいたのにビーム粒子を発射した機体に躊躇いは微塵もない。
にこのエクシアの前にいた機体は黄金色をしていた。
希の占いが当たる……。

No.360 17/04/22 19:33
自由人 

ソレスタルビーイング殲滅か!?のニュースは地球圏すべてに流れていた。

希「にこっち」

凛「つまりはにこちゃんは全滅おんなと」

花陽「早い卒業ですね」

本人が聞いたら激怒するようなことを花陽は自然に言う。

アナウンサー『ソレスタルビーイングに向かう三国家軍は優勢の模様!』

希「ん?」

穂乃果「希ちゃんどうかしたの」

海未「またアホなものでも見つけましたか」

真姫「GNドライブ、GN粒子……」

希「ここ!ここ!なんか金色の機体が見えんねん!」

彼女が指差した先にたしかに金色の機体があったがカメラは望遠レンズで撮ってたためにスピリチュアルな希にしか見えなかった。

絵里「金色っ!?どこよ!どこ」キョロキョロ!

希「ここや!ここ!」

テレビ局の望遠レンズでは限界がありスピリチュアルな希にしか見えなかった。

ブライト「うむ、東條くんを学校の生徒にたとえると問題生徒かな」

おやどり「フツウに副生徒会長が務まるとは思えないわね。がめついし」シクシク

希「なんでやねん!」

スピリチュアルな力をほんの少し憎く思う。
しかたないので絵里の胸を意味なく鷲掴みにしておいた。

絵里「へんたい!」

希「ワシワシさせて!にこっちおらへんから」

穂乃果はドキドキしていた。サイド6でアムロとふたりで出掛けた時のことがいつ自分が本当のことをしゃべらないか。

海未「サイド6のことですが」(¬_¬)

穂乃果「しらない」

真姫「子どもでもわかる表現ね」

穂乃果「ほのかサイド6でへんな仮面をつけてあかいコスチュームを着けたへんなひとと会ったなんて言わないよ!」

海未の頭にはこんなイメージしかない。
赤い仮面=仮面舞踏会に出るような仮面。
赤いコスチューム=赤いエッチな下着を着けた女王様みたいなひと。
当然のようにぷっつん、いやブチッ!と何かがキレた。

海未「ほ〜の〜か〜!!アムロさんとどこへ何しに行ったんですかぁぁ!!」

穂乃果「湖で綺麗な女の人がその人に連れていかれたの見たんだよ!」

海未「まったく犬みたいに連れていかれないでよかったです!」

穂乃果「ほめてるのか貶されてるのか」

どっちもです!と怒る海未だった。

No.361 17/04/23 05:22
自由人 

にこは黄金色の機体を見つめていた。

にこ「お前は!」

アレハンドロ「我が名はアレハンドロ・コーナー!刹那・F・セイエイ」」
にこ「あ?アブドラ・ザ・ブッチャー??」

アレハンドロ「我が名はアレハンドロ・コーナー!」

にこ「アグネス・チャン・リンス・シャンプー?」

アレハンドロ「ふ、ふざけるなぁ!」

黄金色のアルヴァトーレが猛烈な速さで迫っておりエクシアは苦戦を強いられる!
そこへやってきたのはラッセのGNアーマー!

ラッセ「刹那ドッキングだ!」

にこ「わかった」

GNアーマーと合体しエクシアの性能は格段に上がる!

アレハンドロ「私こそが世界の支配者!キミたちソレスタルビーイングの監視者!」

にこ「成金じゃないの」

この時にこの脳裏にはマリナの幻影が見える。
戦わなくていいの刹那、戦わなくていいの……。
首を横に振るにこ!

にこ「あたしは戦争根絶をする!あたしやあの子達みたいなのがいない世の中をつくる!」

アレハンドロ「何を言っている!」

アルヴァトーレのクローがGNアーマーを襲う!ラッセが叫ぶ!

ラッセ「ぐあ」

にこ「ラッセ!」

ラッセ「やれ!刹那」

にこ「うわぁぁぁ!」

GNソードやダガーを使いアルヴァトーレのMA部分を破壊したかと思い勝利したかと思ったが。
MA部分が爆発しアルヴァロンの真の姿ににこは驚き呟く。

にこ「金色のジム……。花陽かしら?」

アレハンドロ「金色のジムではない!この機体こそ支配者のもの!」

外見と性能が別であることをにこは忘れていた。エクシアを再び衝撃が襲い叫ぶ。
世界の歪み。

にこ「見つけたわよ、世界の歪み……」

アレハンドロ「それがどうした!この私にこそ世界を支配するにふさわしい!」

アルヴァロンがエクシアを襲う。疑似GN粒子の輝きが悪魔のように!
傷つくエクシア。叫ぶにこ。

にこ「トランザム!」

トランザムの輝きがエクシアを包み超高速で移動しGNソードやダガーがアルヴァロンの装甲を破壊していく!

アレハンドロ「馬鹿な。この私が」

にこ「成金趣味は時代が早いのよ!」

GNライフルでアルヴァロンが跳ねる!

No.362 17/04/23 05:54
自由人 

アレハンドロ「ば、馬鹿な!この私が」

にこ「金色のジムなんていらないのよ!」

アレハンドロ「じ、ジムではない!!アルヴァロンだ!」

そこへリボンズから通信が入る。

リボンズ『お役目ご苦労様でした。アレハンドロ・コーナー』

なに、と彼はモニターの中のリボンズを睨む。

リボンズ『これからは私リボンズ・アルマークが計画を引き継ぎ私の計画となるでしょう』

アレハンドロ「なんだと!イオリア計画は我がコーナー家の」

リボンズ『そんなことだから器がちいさいのですよ』

モニターが切れた途端にエクシアが迫りコクピットを爆発が襲う!
アレハンドロ・コーナーは死した。
しかしまだエクシアを見つめる者がいた。ユニオンフラッグカスタムが襲う!

グラハム「見ていたぞ少年!いや少女よ!」

にこ「グラタンなら外食チェーン店出しなさいよ!」

グラハム「グラタンではなあ!この私グラハム・エーカーこそがキミを愛する!」

にこ「愛ですって!」

グラハム「憎しみを超えればそれは愛となる!」

エクシアとフラッグカスタムの戦いはさらに熾烈となる。
トランザムのタイムリミットが迫る。

にこ「いけないわ!」

グラハム「私はキミを愛する!キミも私を愛したまえ!」

にこ「だから!グラタンとハム屋に転職しなさい!狂ってるわ」

グラハム「狂わせたのはキミだ!!」

フラッグカスタムの攻撃でエクシアが傷つく!各部から火花が飛び散る!

グラハム「ならば私を愛してみろガンダム!」

にこ「愛せるわけないでしょう!あんたも戦争を生んだ者のひとり」

グラハム「キミも同じだ!ガンダム!」

にこ「うおおお!!」

ふと海未みたいねと自虐しながらにこはフラッグカスタムと激突した!
地球にいるマリナは思う。
刹那、あなたはいまどこにいます。
あなたはちいさい女の子なのだから……。
戦いのなかでしか生きられないあなた。私はあなたを理解できないかもしれない。
だけど思いはおなじ……。
刹那……。
ホワイトベースにいるこころは何かを感じた。

希「こころちゃん?」

こころ「お姉さま……」

ふと瞳から滴が流れていた。

希「にこっち」

こころは希に抱きつく……。

No.363 17/04/23 07:06
自由人 

ホワイトベースはアルビオン、レビル艦隊と分かれ再び単独行動に出る。

ブライト「謎の動きがUTX軍にあるのか。絵里くんなにか知らないか」

絵里「う〜ん」

穂乃果「便秘なら便秘の達人の海未ちゃんだよ」

うみえり「ちがう!」

絵里「私はu’sに入ったけどそう簡単に機密漏洩していいのか。悩むの」

穂乃果「漏洩?おもら……」

海未「いま言ってはいけないことを言おうとしましたね」

海未に睨まれ口を自ら塞ぐ穂乃果は顎を縦に頷く。

絵里「実はテキサスコロニーの辺りで私たちニュータイプ部隊の実験をしてたわ」

穂乃果「敵」

凛「刺す?」ツンツン

花陽「転がす?」コロコロ コロコロ

海未「なんで私を転がすんですか!?」

ミライ「スレッガー」

スレッガーに思いを寄せるミライ。指輪を掌にしまう。

ブライト「ミライ」

海未「誰か私を助けてください」ゴロゴロ (@_@)

ほのりんぱな「よく遊んだです」(;^_^A

海未「はあはあ。おぼえておいてください三人とも」

ほのりんぱな「忘れた!」

テキサスコロニーにはシャアとフラナガン博士がザンジバルにおり残ったララァのテストをしておりまたマ・クベ艦隊も潜んでいた。

マ・クベ「シャアな。信用ならんな」

ウラガン「はあ」

シャア「フラナガン博士、ニュータイプはララァひとりになってしまった。すまないな」

フラナガン「いやいやあのふたりは補欠みたいでしたから」

えりあり「ぶぁっくしょいっ!!」☆≡(>。<)

ほのうみりんぱなのぞ「」(/≧◇≦\)

絵里「はしたない」

海未「くしゃみしたのは絵里ですが」

テキサスコロニー。
そこはかつてアメリカ西部開拓時代を再現した観光コロニーだが戦いでミラーの角度が固定され砂漠化していた。

穂乃果「視察もとい観光ができないよ」

海未「もう観光と言い切ってますね」

希「テキサスコロニー」

凛「敵」シャキン!

花陽「刺す」グサッ!

海未「私を刺さないでください!」ツンツン!(/≧◇≦\)

ララァ「誰かを感じるわ」

シャア「ララァ?」

No.364 17/04/23 09:24
自由人 

この時点でのSSI(スペースシップアイドル)の順位は。

一位 UTX歌公国 A-RIZE

二位 火星 鉄華団 グーデリア・藍那・バーンスタイン

三位 連邦軍第13独立機動艦隊 ホワイトベース u’s
UTX歌公国軍ザンジバル ララァ・スン シャア・アズナブル

穂乃果「へ、へんたいさんがランクイン!?」

海未「へんたい?」

絵里「大佐があの女と共にランクインですて!?認められないわ」

ほのうみえり「え」

花陽「え……と穂乃果ちゃんがサイド6で会ったのは」

穂乃果「これこれ!変態仮面さんとララァさんだよ」

絵里「大佐は変態仮面ではないわ!赤い彗星のシャアよ」

え、と穂乃果は思い出す。
いままで戦ってたのはUTX軍の赤い彗星、つまりはシャア。シャア・アズナブル……。

穂乃果「えええ!?あの人が赤い彗星、へんたい仮面さんが!?」

アムロ「さっきからうるさいぞ!なんだ」

海未は事情をあらためてアムロから聞いて納得した。

海未「サイド6であなたはシャアとこのララァという人に会ったんですね」

ああ、と頷くアムロ。
しかしあのララァがスペースシップアイドルとしてシャアとデビューしたとは。
UTX軍を応援しようかなと心揺れた。

絵里「大佐は私というものがありながら」

凛「絵里ちゃんは眼中になかったと思うにゃ」

花陽「料理で釣られそうだし」

絵里「あなたたちと一緒にしないでよ」

ホワイトベースはテキサスコロニーに入港する。
シャアも報告を受けた。

シャア「木馬が入港しただと」

ララァ「デビューがいきなり三位だなんて」

セイラは思う。
兄が女性と一緒にスペースシップアイドルとしてデビュー。
会えるかもと密かに思う。

穂乃果「アメリカみたいだ」

海未「観光コロニーだったんですね」

花陽「どこかに美味しいものあればいいな」

希「にこっち」

絵里「にこ。ソレスタルビーイングはどうしたのかしら」

三国家はソレスタルビーイングを壊滅させ連邦軍への加入手続きをしていると報道があった。

カティ「デビューか」

ピーリス「考えてみましょう」

エクシアの光芒が宇宙に流れる……。

No.365 17/04/23 13:36
自由人 

ほぼ同じ頃、地球には連邦さえも取り込もうとクィーンリリーナを筆頭としたロームフェラー財団が動き出していた。
リリーナが自分に討たれる覚悟と知ったことりは彼女を討たないまま再び宇宙を目指す。
にこが行方不明なのが気がかりであった。

ことり「まあ自然脱退ということで。u’sは新たに加入した希ちゃんと絵里ちゃんでいいかな」

ウイングゼロをことりはだいぶ扱えるようになっていた。
宇宙に戻りあとはコロニーの人々が自分たちで平和の意思を示すのだが、ホワイトファングなる勢力が現れ厄介だ。
そこへ通信が入る。

?「ことり、南ことり聞こえるかしら」

ことり「だれ?」

サリィ「私よ、サリィ・ポゥ。私も宇宙へ連れていってくれないかしら?」

ことり「サリィのおば……サリィのお姉さん。シャトルを用意して」

おばさんと言われかけ微かに彼女は眉間に皺を寄せたが気にしなかった。
ことりはOZ残党を倒していく。
再びテキサスコロニーの穂乃果たち。

穂乃果「敵刺す」ツンツン

凛「敵刺すにゃ」ツンツン

花陽「敵刺す」ツンツン

海未「やめてください!私を突っつかないでください!!」(/≧◇≦\)

しかしブリッジからバギーが出ていくのが見えた。

絵里「セイラというひとがいないわ!」

希「なんやて!」

凛はひらめいた。

凛「きっとテキサスコロニーには隠れ家のようなお店があってセイラさんは食べに行ったにゃ」

アムロ「そんなことはない」

ブライト「なにか知っているのか」

いえ、とアムロは口をつぐむ。
彼女の出生はまだ秘密なのだ。セイラは何かを感じたのか。

アムロ「セイラさんを連れ戻して来ます!」

アムロはガンダムに乗るのを見て絵里は穂乃果に言う。

絵里「穂乃果はいかないの?」

穂乃果「なんで」

絵里「ニュータイプじゃないの」

真姫「穂乃果はニュータイプでもないと思うけど」

ムッとしながら穂乃果は凛と花陽を誘いながらバギーでセイラを追う。

穂乃果「ニュータイプじゃないかもしれないけど」

凛「いっく〜にゃあ〜♪」

花陽「美味しいモノ♪美味しいモノ♪」

海未「待ちなさい」

希「ガンタンクでいくで海未ちゃん!」

No.366 17/04/23 14:03
自由人 

セイラのバギーが先を走るが砂嵐で見えなくなった。
アムロのガンダムも追いかける!
穂乃果たちは見失いかつて観光ガイドのアプリを見る。

花陽「す、ステーキを出すお店があったようですよ」

ほのりん「す、ステーキっ!?」

海未「待ちなさい!」

背後からどどどと轟音を立てながらガンタンクに乗った海未、希ついでに絵里もやって来た。
慌てる穂乃果たち。

穂乃果「うわうわ!ガンタンクなのに」

凛「まるで馬にゃ!テキサスの馬にゃ」

花陽「ウシみたいな希ちゃんならステーキですが」

希「なんやて!」

希はガンタンクのアクセルを踏んだ!
二組のおいかけっこは続く!

凛「こわいにゃ」

絵里「なぜあたしまで?」

海未「待ちなさい〜!!」

穂乃果「オニだよ!オニガンタンクだよ」

その頃、何かを感じたララァはエルメスに乗り込んだ。

ララァ「来る、何か来る」

シャア「なんだと」

フラナガン「他のニュータイプを感じているかもしれません」

その言葉にシャアは湖畔でのあの少年兵つまりはアムロを思い出していた。
シャアもゲルググに乗り込んだ。

シャア「危険を感じたらザンジバルは港を離れろ。いいな!」

セイラは何かを感じて頭痛に苛まれた。

セイラ「この感じ!兄さんっ!?」

穂乃果たちは海未たちから逃げながら廃業となったステーキ屋の前で涙していた。

ほのりんぱな「ウルウル」

海未「どうやらとっくのむかしに店を畳んだようですね」

希「やれやれやね」

絵里「この三人は食い意地を張りすぎ。あとでロシア料理くらい作れるから」

ほのりんぱな「!?帰ろう!」

喜び勇んだ穂乃果たちの側で爆発が起きた。

ほのりんぱな「なに!?」

アムロ「セイラさん!」

海未「穂乃果たちはホワイトベースに戻るのです!!」

穂乃果「あ、あのね海未ちゃん」

希「どないしたん」

ほのりんぱな「道に迷っちゃったよ!!」

絵里「ナビゲーションがあるんじゃない」

あ、と砂嵐のなかつぶやくほのりんぱなトリオである。
マ・クベのギャンも出撃していく。

マ・クベ「ウラガン、もし私に何かあった場合は壺をキシリア様に届けてくれ」

No.367 17/04/23 16:25
自由人 

穂乃果たちは再びコアファイター側のコクピットに入る。
言うまでもなくせまい。

穂乃果「こっちだよ。絵里ちゃん」

なぜ?と首を傾げる絵里に穂乃果は答える。

穂乃果「海未ちゃんのいる頭部コクピットはだっしゅつできないから」

すぐさまコアファイター側コクピットに移る絵里。しかしせまい。
穂乃果、凛、花陽、希、絵里の五人。サイド6の時に比べたらマシである。

絵里「せまいわ」

花陽「凛ちゃん」

希「うち希」

凛「せまいにゃ」

穂乃果「ということで海未ちゃんレッツ……!?セイラさん!」

穂乃果はセイラらしい人影を見かけて再びバギーに乗り動かした!

海未「穂乃果っ!?」

砂嵐がひどくなりガンタンクは追いかけられない。
ララァはシャアとは違うニュータイプの存在を感じていた。
ガンタンクはやむ無くホワイトベースに戻り再び海未はカイやハヤト共にコロニー内に出た。

カイ「むりすんなよ」

海未「私の親友です。穂乃果は」

ハヤト「しかしUTX軍がいたらまずいですよ」

ビームの轟音がセイラや穂乃果、海未たちに伝わる。
アムロとシャア、ララァがぶつかっている。

絵里「ニュータイプがコロニーの中にいるわ」

亜里沙「カンでモノを言うのはよくないわ。お姉さん」

絵里「いるわよ!」

真姫「ニュータイプ。人類の可能性を戦争にしか使えないなんて……」

ホワイトベースのブリッジにいる者たちは砂嵐のなかを見つめるが迂闊にコロニー内部に入れない。

凛「りんたちは待機にゃ」

花陽「ステーキを食べたかったですね」

希「しゃあないやん」

りんぱな「」(¬_¬)(¬_¬)

希「うちはお肉さんやない」

こころ「二番目のお母さまです」

ここあ「お母さま」

虎太郎「ぼにゅう」

希「でえへん」

凛「母乳?」

花陽「凛ちゃんはまだ知らないでいいです」

アムロは砂嵐のなかライフルを撃つ!
シャアの赤い機体以外にも別の機体を目撃した。

マ・クベ「あれがガンダムというやつか」

シャア「マ・クベめ」

ララァ「この戦いはよくない予兆がする」

セイラ「兄さん」

穂乃果はセイラの声を聞いた気がした。

No.368 17/04/23 17:57
自由人 

マ・クベ「ガンダムという奴は私がいただく!」

シールドからミサイルを発射しガンダムを牽制しシャアには邪魔である。

シャア「マ・クベめ」

ララァ「大佐は退いてください」

ララァか、とシャアは呟くが彼女に任していいものか胸騒ぎもある。
がマ・クベはアムロのガンダムを苦しめる。

マ・クベ「連邦はこれほどの機体をつくったか。パイロットはニュータイプというヤツか」

アムロ「シャアとはちがうが強い!」

セイラ「アムロ!」

穂乃果「セイラ……」

呼びかけようとした穂乃果はシャアの赤い機体に気づき身を隠す。
見つかったらシャアにへんたいなことされちゃう。
そうだ!
サンシ○イン池崎のテンションならと思った時だ。
兄さん!とセイラは叫んだ!赤い機体が彼女の前に止まりコクピットが開きシャアが現れた。

シャア「アルティシア、なぜここに」

セイラ「アムロが、連邦のニュータイプがいます」

なるほどとシャアは頷く。セイラはシャアに復讐を止めさせようとする。
しかし彼の答えは違った。

シャア「いまは復讐どうこうではない。私はニュータイプの可能性を信じたい」

セイラ「アムロですか」

シャア「いやもうひとりのニュータイプだ」

シャアの渋い声にアムロは足元の石に触れ落とした。
誰だ、と銃を向けるシャアに穂乃果はサンシャ○ン池崎のテンションで現れる!

穂乃果「がんたんく〜!ンミチャの〜!ハイ!テンション!ぎゃぐ!」

シャアセイラ「」

穂乃果「この岩にかじりつきま〜す〜!ガリッ!いたいよ〜!」

シャア「u’sの高坂穂乃果か」

セイラ「ええ」

聞かれたかと思うシャアだがゲルググのコクピットから金塊が入ったケースをセイラに渡す。

シャア「UTXに来ないかアルティシアついでに高坂穂乃果」

セイラ「兄さん」

穂乃果の気持ちは波のように揺れた。
金塊かu’sか。
金塊あったらパン屋さんできちゃうよ!パン作れないけど!
穂乃果は思う。
シャアについていったらへんたいさんだよ。

穂乃果「いかない!」

シャアは金塊をセイラに預けながらゲルググで飛び立ってしまった。
セイラは膝を崩した。
穂乃果は金塊を一本でいいからとねだる。

No.369 17/04/24 04:42
自由人 

どこから攻撃、とアムロはビットを感じ試しにビームを放つ。
ララァはビットをやられたと感じる。
間違いない。相手はニュータイプ!
迂闊に攻撃すればやられるの私。シャアから通信が入る。

シャア『退くんだララァ』

わかりました。
マ・クベのギャンは執拗にガンダムを襲う。アムロは敵が退いたことを感じながらギャンとつばぜり合いをした。

アムロ「退いた敵の方が強い気がした!?なに」

マ・クベ「もらった!」

海未「見えます!」

マ・クベ「なに」

アムロ「いまだ!」

アムロはギャンの盾を凪ぎ払いギャンの胴体にビームサーベルを突き抜けた!弾けるギャンの機体!

マ・クベ「ウラガン、あの壺はいいもの……だ!」

マ・クベとギャンの機体はテキサスコロニーで爆発四散した!
海未のガンタンクはマ・クベのビームサーベルを目印にし当てたのだ。

アムロ「海未くん」

海未「アムロさん戻りましょう」

カイやハヤトはホワイトベースをウラガンのチベから守っていた。
凛、花陽もジムで援護する。

カイ「ホワイトベースを出さねえつもりか」

凛「なにもないテキサスコロニーに用はないにゃ」

ハヤト「凛くんが怒っている」

花陽「よし!砲塔をつぶしたよ!」

花陽はいまだに敵機を倒していないが相手の武器を破壊することはできた!
ガンキャノン、ジムタイプはウラガンのチベに取りついた!

ウラガン「なに」

カイ「喰らいやがれ」

凛「にゃ」

四機にやられチベも爆発し散っていく。
ホワイトベースにアムロ、海未そしてセイラと穂乃果も帰還した。

海未「まったくあなたというひとは」ガミガミ

穂乃果「こわいね」

穂乃果はチラッとセイラを見た。金塊が入ったケースを見つめた。

海未「どこ見てるんですか」

穂乃果「海未ちゃんは金塊を持ってないし」

海未「ありませんよ」

テキサスコロニーを出るホワイトベース。
しかしアムロは敵のなかにニュータイプらしい感覚があった。

No.370 17/04/24 07:20
自由人 

テキサスコロニーを出た後穂乃果の様子がおかしいことに気づく海未。彼女は皆に相談した。

海未「穂乃果が最近おかしいのですか」

凛「なにをいまさら」

花陽「たいがいあんな様子ですよ?パンしか目に入らないですよ」

希「せやで。穂乃果ちゃんがこのホワイトベースで恋愛できたらご両親はんや雪穂ちゃんでも気づくはずや」

海未「恋愛とかそういう類のはなしではなく」

絵里「そんなに変な子なの」

真姫「まるであたしが作ったガンダムの話題にならないのもどうかと思うけど」

こそこそとセイラの部屋に向かう穂乃果。セイラが持つ金塊に目が眩む\\。
セイラの部屋をたずねる穂乃果。
合言葉。

穂乃果「パン」

セイラ「テスのパン屋」

なにこれと思いながら自分の秘密を知る穂乃果を無下にできないセイラ。

穂乃果「金塊じゃなくて金の延べ棒か」

セイラ「まあひとつくらいはあげてもいいけど」

穂乃果「けど?」

セイラ「穂乃果ちゃんに一回あげたら誰彼構わず私の秘密を言いそうね」

言わないよ!と言う穂乃果の声は盗み聞きしていた海未たちに漏れた。

海未「なんのことでしょう」

絵里「セイラというひと。なにか秘密がありそう。ニュータイプの勘ね」

花陽「絵里ちゃんは本当にニュータイプなの?」

失礼ねと怒る絵里だが花陽はサラリとしている。
希はなんとか覗こうとする。彼女のムネがムネが小さいふたりのあたまに乗る。

うみりん「お、おもい」

希「どないしたん?」

凛「重たいにゃ」

海未「の、希は下から覗いてください」

セイラはやむ無く一本穂乃果にあげた。
はしゃぐ穂乃果。
わ〜いとはしゃぐ彼女は一本持ち上げ部屋に出た時だ!
海未のオデコに金の延べ棒がぶつかった!
ご〜ん!?と一足早い除夜の鐘が艦内に響く。

海未「おおおお!?」

穂乃果「うううううみちゃんとその他大勢!!」

りんぱなまきのぞえり「ぞんざいなあつかいか」

慌てセイラは海未以外の五人を部屋に入れた。

海未「あれ」

思い出したように海未も部屋に入れられた!

海未「あ、あたまが痛いです」

穂乃果「悪いのは金の延べ棒さん」

海未「あなたです!」

No.371 17/04/24 10:04
自由人 

セイラが赤い彗星のシャアの妹と知り一同は驚いた。

うみりんぱなまきのぞえり「ええええ〜っ!?」

穂乃果「ほのかは知ってたよ!」( ̄^ ̄)

海未「だけどあなたの目的は金の延べ棒のようだったみたいですが」

いそいそと金の延べ棒をセイラに返す穂乃果。

絵里「そんな大佐とセイラさんが兄妹だなんて」

穂乃果「まさにへんたい兄妹!?」

一同が静まり返るなか海未が穂乃果を通訳する。

海未「穂乃果が言いたいのはたぶん美男美女では」

凛「ぜんぜんちがうにゃ」

真姫「ドラ×もんのホンヤクこんにゃく並みなの?」

美男美女と言われ悪い気はしないが穂乃果に金の延べ棒は渡した方がいいような気もするがいまは兄シャアの動向が気になるセイラだ。

絵里「とりあえずブライトさんとおやどりさんに相談してみたらどうかしら」

希「なんでやろ?えりちがまともにみえる」

どういう意味と睨む彼女の前に凛と花陽を間に置く。りんぱなは怖がる。

絵里「ふたりを置かない」

希「ふう」

真姫「希だけ吉本新喜劇の舞台に立ってない」

希「山田花子とかとちゃう!」

真姫が思い浮かぶのは辻本茂雄であるが口には出さない。
たまたま通りかかったブライトはセイラの部屋で女子会かなとのぞいたのが運がよかったのか悪かったのか。
ブライトはセイラから事情を聞いて驚く。

ブライト「うむ。セイラさんがシャアの妹というのを知ってるのは」

セイラ「ここにいるお笑い……u’sとアムロだけです」

ほのりんぱな「(お笑いと言われたよ)」

海未「(にこがいたら本当にお笑いスペースシップアイドルですよ)」

ホワイトベースは次なる目的地に向かう。
しかしUTX軍などいくつかの勢力は最終決戦に臨んでいた……。
ことりはサリィとシャトルに乗っていた。

ことり「地球はトレーズが世界国家を名乗って連邦を取り込もうとしたけど失敗。地球連合のアズラエルともちがうみたい」

サリィ「アズラエルが憎いのはコーディネーターだから。トレーズはあくまでコロニーの勢力を代表したとされるホワイトファングとゼクスね」

どちらにせよそれぞれが最終決戦に向かおうとしていた。
ふと目をやると五飛の見覚えあるガンダムが漂っていた。

No.372 17/04/24 12:00
自由人 

五飛とアルトロンガンダムはことりとサリィに保護された。

五飛「ゼクスが乗っていた機体があったがいまはお前が乗っているのか」

ことり「ことりにはウイングガンダム系だもん」

サリィ「敵が来ているわ」

五飛が再びアルトロンガンダムに向かうのをことりは制する。

ことり「ウイングゼロに乗ってみたら?今夜の晩ごはんくらいはわかるかもよ」

五飛「どういう意味だ」

乗ればわかるよとことりは無責任な言葉を残しサリィは目を丸くした。
五飛はナタクに詫びながらウイングガンダムゼロに乗る。
敵はロームフェラー財団のモビルドールだ。
五飛の勘はとっさに気づいた。彼にゼロシステムは幻影を見せた!

サイシー『今夜はラーメンに炒飯だぜ』

五飛「ネオチャイナのサイ・サイシー!?」

凛『ラーメンにゃあ』

花陽『まさに庶民のスタンダードな炒飯です』

五飛「なに!?u’sだと」

五飛はウイングゼロを操り幻影を見せられていた。ツインバスターライフルを放つ!モビルドールが爆発するのが見えた。

トレーズ『ラーメンに炒飯、できたらフカヒレやカニがいいな』

五飛「庶民はフカヒレやカニなどなかなか食べれない!」

ビームサーベルを構えさせ幻影のトレーズと実像のモビルドールを斬る!

ゼクス『カニ炒飯にフカヒレラーメンは基本。ホワイトファングでごちそうになろう』

うおおお!と五飛は叫びモビルドールを倒してゆく!
モビルドールを倒されたロームフェラー財団の艦隊は撤退していく。

五飛「俺の敵はトレーズ・クシュリナーダとミリアルド・ピースクラフト!!」

腕を上にあげるウイングガンダムゼロを見ながらことりとサリィは安堵した。サリィは聞く。

サリィ「彼をウイングゼロに乗せた目的はこういうこと」

ことり「ウイングゼロは深層意識をおもてに出す。真の敵は誰か」

たまに海未ちゃんが出てくることがあるがことりは穂乃果ちゃんの恋人は自分だと自信があった。
ピースミリオンに合流したのはその直後である。
再びホワイトベース。

穂乃果「金の延べ棒」

海未「延べ棒であたまを叩かれた私には」

すかさず土下座した穂乃果であった。
ガンタンクに潰されてはかなわない。

海未「しませんよ」

No.373 17/04/24 13:58
自由人 

ちなみにここまでのSSI(スペースシップアイドル)の順位、

一位 UTX歌公国 A-RIZE
UTX歌公国 ララァ・スン&シャア・アズナブル

二位 連邦軍第13独立機動艦隊 ホワイトベース u’s

三位 三隻同盟 ラクス・クライン&カガリ・ユラ・アスハ with フリーダムなキラとジャスティスなアスラン

四位 ピースミリオン ミナリンスキーと四人のガンダムパイロット





圏外 ロームフェラー財団 GGB リーダー デルマイユ侯爵

穂乃果「ことりちゃんがふたつ入ってるよ!」

凛 「ピースミリオンて?あのイカやエイみたいな白い戦艦だにゃ」

花陽「食べ物にたとえる凛ちゃんて」

海未「ことりが帰ったらくわしく事情を聞きましょう」

絵里「意外に大人の事情にはならないのね」

希「物語の本筋には関係あらへんから」

穂乃果「GGBが圏外なのは?」

海未「くわしく分析したところAMラジオでのみのラジオユーザーややや時代遅れなセンスがデルマイユ侯爵にあった模様です」

いまどきAMラジオというのもまるで演歌歌手みたいと一同にあった。
ちなみにドロシー・カタロニアはホワイトファングに所属し『戦争にな〜れ〜♪』はコロニー市民には受けはよくないが一部の名探偵コ△ンファンから支持がある。
ちなみに次回の新曲は『カトルくん、あなたはガンダムパイロットにふさわしくない』と『本当のオペレーションメテオ』のカップリング両A面であるらしい。

絵里「カトルくんになんか感情あるみたい」

希「えりちがウチに感情あるみたいに?」//////

絵里「」

穂乃果「『本当のオペレーションメテオ』の作詞作曲はカーンズさん?」

凛「『小公女セ□ラ』のミンチン先生にゃ」

花陽「似てるけどちがうよ」

ホワイトベースは宇宙を進む。
しかし行く手を阻むのシャア、ララァ。
いまだにu’sガンダムの謎は解けていない。

真姫「穂乃果の声に反応はあったけど」

真姫「ていうか真面目に解析してるのあたしだけ!!」

No.374 17/04/24 15:41
自由人 

この時期、地球圏では幾多の戦いが終わりを迎えていた。

ウルベ「ワハハ!地球は私が、いやデビルガンダムがいただく!!」

ドモン「おれは、オレは……お前が好きだぁぁぁぁ〜っ!!レインンンンンっ!!」

レイン「ドモンンンンン!!」

ドモンレイン「石破ラブラブ天驚拳っ!!!!」

デビルガンダムはネオジャパンコロニーの崩壊と共に地球圏から姿を消した……。
ここにもヴェイガンと決着をつけようとする少年キオ、海賊キャプテン・アッシュ、そしてフリット・アスノの三世代の親子がいた……。

アッシュ「ゼハート……」

ゼハート「私もお前のように父でありたかった……」

キオ「ゼハートさん!?みんな」

フリット「ヴェイガンを倒さねば私のような者やユリン、にこちゃんのような者がまた出てしまう」

キオ「じいちゃん、それはちがうよ!!」

キオは祖父の前に立った!彼が倒すべき相手はヴェイガンではない。
フリットやイゼルカントのように愛憎を抱えたまま人々を戦争に導く施政者だ!

キオ「覚悟があれば何をしてもいいのか!!」

フリット「そうじゃ!儂はすべての憎しみを受ける!地球からもヴェイガンからも!」

キオ「それでは何も変わらない!!変わらないじゃないか!!」

キオの叫びは年老いたフリットにかつての若き自分とAGE-1を見せていた……。
ユリンは語る。

ユリン『フリット!あたしのような子どもを生み出さないために火星の人たちを殺すの!』

フリット「そうじゃ!儂は憎しみを背負い生きて死ぬ」

ユリン『あたしはフリットにそんなことを望んでない!あの時会えただけでもよかった……』

キオ「目を覚ませ!フリット・アスノ!!」

孫の心ある一撃にかつての自分の思いをフリットは見た。
かつて母はAGEシステムを託した時に『生きて……』とだけ言っていた。
復讐とは一言もなかった。
フリットは伝える。
シドを止めるんだ。各勢力に関係なく宇宙や地球の人々を救えと。
ユリンは語る。

ユリン『あたしの面影を矢澤にこに見てたのね……』

GNドライブの輝きがシドに向かったようにフリットたちは僅かに見た気がした……。

キオ「やめるんだ!ゼラ・ギンス!」

少年は再び叫ぶ!

No.375 17/04/24 18:18
自由人 

ナレーション大塚明夫『ホワイトファングはトレーズ率いる世界国家に最後の戦いを挑みピースミリオンに乗るガンダムパイロットたちも覚悟を決めていた』

ハワード「さてどちらに味方するかね」

トロワ「ホワイトファングはコロニーの一部の過激な意見をあらわしたものにすぎない」

デュオ「同感。トレーズの補給衛星はたいしたことがないし」

カトル「むしろリーブラの方が地球にとっては脅威です」

五飛「たしかにあれは過ぎた力のようだ。しかし俺はトレーズと決着をつけるからな」

ノイン「ゼクス」

サリィ「彼らはこれを最後の決戦ととらえているようね」

ことり「ゼクス、リリーナちゃん」

ことりは複雑な気持ちに整理しようとしていた。
五機のガンダムはピースミリオンを発進しモビルドールを叩く!
その模様はホワイトベースにいる穂乃果たちも見ていた!

アナウンサー『ただいまデビルガンダム、シドを倒した宙域では時を置かずにしてホワイトファングと世界国家軍の最後の戦いが繰り広げられています』

穂乃果「ことりちゃんはどこかな」

海未「みえるわけありません」

希「ウチのスピリチュアルな力なら見えるけど」

ほのうみりんぱなまきえり「え」

希「ここ!ウイングガンダムに似た機体でことりちゃんはモビルドールを倒しとる!」

見えないと誰もがブーイングであった。

希「なんでウチに見えるんや?」

凛「もし本当に見えるとしたらいま火星ではなにが起きてるのかにゃ?」

希「……鉄華団の人たちが地球に向かってギャラルホルンと戦っておる!」

花陽「もし本当に見えてたらスゴすぎます」

ほぼスピリチュアルを通り越している希であった。
絵里は希から少し距離を取った。
夜寝てる時に暗闇のなかスピリチュアルな怪談を聞かされたら眠れない。

絵里「」ギュッ

真姫「ち、ちょっと?」

絵里「いいから」

真姫「解析のじゃま」

ほのりんぱな「懐石料理?」

真姫「穂乃果のガンダムを解析してるのに」

にこがいないといまいち調子が出ない真姫である。

No.376 17/04/25 04:42
自由人 

真姫はガンダムの解析をすることであった。
しかしやはり何かが欠けていた。

真姫「穂乃果」ジー

穂乃果「和菓子なんでもあげるから許して」アセアセ

海未「何をしたんですか!」

穂乃果「何もしてないよ」アセアセ

真姫「とりあえず穂乃果、コクピットで歌ってみて」

マイクを手渡され持ち歌(この時点ではそんなにもない)を歌う。
機体が少しだが反応していた。

真姫「やっぱり穂乃果の声に反応している!」

凛「穂乃果ちゃんの声ににゃ」

花陽「なぜ」

真姫「戦いをなくすためにあたしがこの機体に託した機能なのかも」

真姫は機体を見上げ歌う穂乃果。

穂乃果「いつの日か〜♪ガンダムに乗りたい〜♪海未ちゃ〜ん♪すでに〜♪心はガンダムファイター〜♪だけど〜♪機体は〜♪ガンタンク〜♪ガンタンク〜♪」

希「『ダグ△ム』やね」

海未「なんですか!それは!」

穂乃果「ほのかが作詞作曲したんだよ」キョトン

穂乃果たちがふざけ……一応ガンダムの解析をしている頃、ホワイトファングと世界国家、ピースミリオンは熾烈な戦いを極めていた。

サリィ「リーブラにこれをぶつける!みんな何かに掴まって!」

ハワード「掴まるんじゃ!」

ピースミリオンはリーブラに体当たりをかましてリーブラの主砲を使用不能としたがピースミリオンだけを切り離すことは不可能であった。
ことり、五飛以外のガンダムパイロットはリーブラの破壊活動に移る。
リリーナを保護したことりは彼女を連れてリーブラに向かう。

リリーナ「なぜことりが戦わないといけないの」

ことり「平和になったらみんなで歌を唄おう。それまではあたしの命は焼き鳥とおんなじだよ」

リリーナ「ことり!」

ことりのウイングゼロは最後の戦いに向かう。

ことり「『オラは平和主義者』をまた聞かせて。さようならリリーナちゃん」

サンクキングダムの平和な日々がわずかによぎる。翔ぶウイングゼロ。
五飛とトレーズが激突する!

五飛「貴様がどれだけの人を殺したか」

トレーズ「知りたいかね」



五飛「貴様というヤツは」

トレーズ「だがキミの命も私の命も!ぐっ。見事だ張五飛……」

五飛「勝ち逃げか!トレーズっ!!」

No.377 17/04/25 05:11
自由人 

トレーズの敗北をもってレディ・アンは世界国家軍の敗北をホワイトファングに伝えた。
しかしカーンズは真のオペレーションメテオをやめなかった。

カーンズ「ピースミリオンごとリーブラを地球に落とす」

ドクターJ「カーンズめ」

プロフェッサーG「おお!デュオ、いいところに来てくれた。ワシらをリーブラに連れていけ」

デュオ「かあ……。死神が疫病神を連れていくのかよ。つくづくついてねえ」

デュオが科学者たちをリーブラに連れていこうとした頃、カトルはドロシーと向き合っていた。

ドロシー「カトル・ラバーハ・ウィナー。ガンダムパイロットのなかではあなたはふさわしくないのよ」

カトル「戦わないといけないなら戦うしかない。そうしないと君たちは避難してくれない」



カトル「キミは僕以上に優しいんだね」

ドロシー「」

カーンズ「ドロシー、そこにいたか。世界国家軍が敗北を認めトレーズは死んだ」

ドロシー「え」

カーンズ「だが我々は真のオペレーションメテオをやめない」

トロワ「俺たちは手遅れかもしれない。しかしやり直すことができる。いくぞカトル」

カトル「でも彼女が」

トロワ「彼女は大丈夫だ」

モビルドールはシステムを止めたががリーブラは地球に向かうのをやめない。

ゼクス「地球に平和をもたらすには地球圏の人々に戦争を知らしめることだ。ガンダムファイトもまた戦争、イゼルカントが望むのもまた戦争」

ことり「地球を失えば地球の人たちはあなたを憎む!やってることはイゼルカントやフリット・アスノとかわりない!」

ゼクス「憎しみがあれば人はとりあえずは生きる望みにもなる!」

ことり「憎しみで焼いた焼き鳥は美味しくならない!」

ウイングゼロとエピオン、ふたつの機体はぶつかる!
希はモニターを見つめて何かに気づく。

希「にこっち?」

穂乃果「にこちゃん?ソレスタルビーイングはなくなっ……」

こころ「いいえお姉さまは生きています」

海未「ネット情報によるとトレミーなるユニットでデビューしようとしてたはずですが」

希にはGN粒子の輝きが瞬きのように見えていた。
遠い火星のことがわかるだけ常人ではない。

希「うちフツウ」

No.378 17/04/25 08:40
自由人 

穂乃果「ところでンミチャ、じゃなくて海未ちゃん」

海未「なんです」

穂乃果「亜里沙ちゃんを助けた時のガンタンクのあの必殺技ぽいのはなに?ローリングンミチャだっけ」

海未は胸を張り高笑いした。
凛と花陽は今夜はめずらしくラーメンとご飯以外のものにしようか考えた。

海未「凛と花陽の夕食はどうでもいいではないですか」

りんぱな「あたしたちの死活問題なのに!」

海未「とりあえず聞いてください」

穂乃果「ことりちゃん頑張って!生き残るんだよ」

凛「ウイングゼロ」

花陽「元祖焼き鳥がんだむさん」

絵里「穂乃果といい凛と花陽といい食べることがメインよね」

真姫「解析が進まない」

希「育ち盛りやし」

海未「聞いてください!皆さん!」

ほのりんぱなまきのぞえり「は、ハイ」

海未「わたし園田海未はガンタンクに乗り続けながら悩みました。戦果はあがっているのにいつも支援ばかり」

凛「ガンタンクががんだむみたいな活躍したらタイトル変わるにゃ」

花陽「いっそのこと『いけいけ!ガンタンクうむちゃん』にします?」

うるうると涙ぐむヒロイン高坂穂乃果に視線が集まり却下とした。
皆さん穂乃果にあまいとつぶやく海未。

海未「ガンタンクの利点はとにかく接近戦以外はできることに私は気づきました」

穂乃果「おそいよ」

ゴチン!とどつく。
再び涙を瞳で潤ます穂乃果。

海未「そこで考えました。宇宙空間には上下左右の概念がない。つまりは敵のいるところを狙えば私の射撃能力を使えばどこにでも当てられる。いわばスナイパー」

凛「スナイパーというより大砲持ち」

花陽「ちょうど中世の時代の投石器」

海未はふたりを睨む。
ほのりんぱなトリオは口を自ら塞ぐ。

海未「そして旋回や球のように回転すれば敵を倒せる!日々ひと知れず特訓しました」

希「スポ根やね」

海未「そして生み出したのがあのローリングガンタンクなのです」

穂乃果「ほのかたちにもできるかな?」

無理ですという海未。
自分以外はできないと言う。それはシミュレーションを嘔吐や血で濡らした結果である。
ほぼちばてつや氏の『紫電改のタカ』のようである。

真姫「あとで掃除ね。海未」

No.379 17/04/25 09:00
自由人 

シミュレーションルームを見た一同はこれはヒドイと合意した。

穂乃果「ことりちゃんが地球や宇宙で頑張ってる時に」

花陽「『世界×果てまでイッテQ』ではないですよ」

海未「誰がお祭りオトコですか」

凛「海未ちゃんのガンタンクに賭ける情熱は凄まじいにゃ」

真姫「次の戦いまで掃除ね」ハイ ゾウキン!

海未「なぜ?」

希「海未ちゃんほんとに宇宙世紀生まれ?」

絵里「実はイオリア・シュヘンベルクみたいにコールドスリープから目覚めるとか。まあ彼はダメだったらしいけど」

海未「ふつうにお母さんからうまれましたよ!」o(T□T)o

ほのりんぱなまきのぞえり「はれんち」

海未が泣く泣くシミュレーションルームを掃除していた頃、ことりはゼクスと戦いを終えていた。

ゼクス「なぜ殺さない」

ことり「リリーナちゃんがかなしむ。カトルくんどうしたの?」

カトル「リーブラが地球に落ちていきます。いまみんなで破壊してます」

わかった、とことりはウイングゼロでリーブラの地球に落ちていく1ブロックの中心部を目指した。動力炉はいまだ稼働している。

ことり「穂乃果ちゃん海未ちゃん凛ちゃん花陽ちゃん希ちゃん絵里ちゃんついでににこちゃん。リリーナちゃん……お母さん……」

にこ「」

そこへ現れたのはゼクスのエピオンはビームソードを構えた。

ゼクス「完全平和に足りないもの!それはおまえの優しさだ!そしてみんなで焼き鳥を突っつくほんわかさだ!また会おう!ことりっ!」

エピオンはビームソードを動力炉に突き刺し爆発にウイングゼロが巻き込まれた!
しかしツインバスターライフルを回収した五飛が壁を壊し現れる。

五飛「忘れ物だ!」

ことりはツインバスターライフルを受け取りリーブラより先に降下する!

五飛「ことりにバスターライフルを渡した!あとはあいつに任せよう」

資源衛星にいるリリーナたちも見守る!

リリーナ「ことり」

アン「本当に焼き鳥になるぞ」

サリィ「いいえ彼女は奇跡を起こす」

リリーナ「そうです!彼女は焼き鳥以上に奇跡を起こします!」

ウイングゼロが降下しツインバスターライフルを大気圏の摩擦のなかリーブラに向ける!
照準がブレて合わない!

No.380 17/04/25 10:03
自由人 

ことりはウイングゼロを大気圏の摩擦のなか懸命に操る!
ゼロシステム、あたしに力を貸して!
瞬間、ゼロシステムは穂乃果たち八人の少女(ちなみににこは見切れがち)とリリーナ、おやどりを映した!
ツインバスターライフルの照準が合わさりビームの奔流がリーブラに向かい破片は流星のように地球に流れ落ちていく。

デュオ「ことりは」

トロワ「」

デュオ「いや来たっ!」

ことりのウイングゼロはバードモードで宇宙を駆け抜けていく!
もう焼き鳥なんて言わせない!

カトル「いまわかりました!彼女の心が宇宙の心だったんですね」

デュオ「心配かけやがって!」

五飛「当然だ!ヤツは俺亡き妻と同じくらいに認めた女だ!」

サリィ「え」

ナレーション大塚明夫『この時点でブラント以外の一部のコロニーは地球連邦や世界国家と共に歩むことにした』

ことりのウイングゼロは四人の仲間やマグアナック隊、資源衛星を駆け抜け飛翔する!

デュオ「おい!どこ行くんだ!?」

リリーナ「ことり、彼女の戦いはまだ終わっていないわ」

アン「なに」

トロワ「相変わらず勝手なヤツだ」

カトル「どうしましょう?」

五飛「決まっている!俺はアイツについていく!」

ちなみにことりはこの時にミナリンスキーの衣装に着替えをしてた。
大気圏から脱出する時に着替えようとしてたがさすがにできなかった。

ことり「いまいくよ!ほのかちゃん!」

?「あたしもいるわ!」

ことり「え……と?」

?「あんたね!」

ウイングゼロとGNドライブの粒子は最後の決戦の地ヤキン・ドゥーエとア・バオア・クーに向かう!!

ことり「ミナリンスキーのファンならサインはあとでだよ?」

?「ちがぁぁうわよぉぉ〜っ!!」

ようやく海未はシミュレーションルームを掃除を終えた。

穂乃果「あたしたちも使うのに」

そこへブライトとおやどりからu’sを大戦後どうするのかとレビル将軍から通達があった。

ほのりんぱなまきのぞえり「え」

おやどり「学校で言うなら廃部や廃校みたいなものかしら」

穂乃果「なにごともなかったように言うね。ことりちゃんのお母さん」

どうなるu’s!?
どうするホワイトベース!!

No.381 17/04/25 13:15
自由人 

どうしよう、せっかく美人な絵里ちゃんともびるすーつみたいな希ちゃんが加わりにこちゃんは自然脱退したばかりなのにと穂乃果は悩む。

絵里「美人だなんて」

希「モビルスーツとウチは別物」

凛「にこちゃんは」

花陽「自然脱退」

海未「本人が聞いたら怒りますよ?」

穂乃果「だってソレスタルビーイングは」

矢澤弟妹「お姉さま」

海未「生きてますよ」

穂乃果「本気で言ってる?海未ちゃん」

海未「あ、あのですね……」

花陽「本心からの言葉ではなかったようです」

絵里「それよりもこれからはニュータイプ部隊が木馬、いえホワイトベースを襲うわよ」

ほのうみりんぱなのぞ「え」

真姫「質問していい穂乃果」

なに?と聞く穂乃果に真姫は適切な質問をいまさらながらする。

真姫「亜里沙ちゃんはまあ構わないとして絵里は捕虜扱いにしなくていいの?」

ほのうみりんぱなのぞ「忘れてた」

穂乃果「こんな美人さんをアルパカの隣に置いたらアルパカの可愛さが半分こだよ」

絵里「ほめてる?けなされてる?」

希「たいして変わらへん。穂乃果ちゃんは無邪気やさかい」

ブライト「なにをいまさら言っている。綾瀬姉妹は捕虜の扱いにしなくていい」

穂乃果「なぜ」

ブライト「充分これからも情報は矢澤にこくんよりはもらえるだろうからな」

海未「たしかに」

情報量が物語冒頭で捕虜になったにこと段違いであった。
というよりにこから情報らしい情報はほぼなかったことに気づく。

絵里「いいのかしら」

凛「いいんじゃない」

花陽「u’s解散を呼ぶ絵里ちゃんですが」

絵里「あたしのせいじゃないし」

希「あかんでえりち」

絵里「だからちがう」

穂乃果「ニュータイプ部隊か」

海未「ガンタンクでどこまで戦えるでしょうか」

彼女の悩む姿にまだまだ戦えそうとホワイトベース全乗組員の気持ちはほぼ合意していた。

アムロ「ララァ」

セイラ「ララァ?誰かしら」

アムロ「セイラさん」

アムロはセイラにいずれ来るであろうニュータイプの名前を感じ伝えた。

セイラ「父ジオンはわかりあえる人々としてニュータイプを提唱したのに……」

No.382 17/04/25 17:27
自由人 

ニュータイプ。
それはひと同士が言葉を使わずともわかり合える人類の可能性とされる。

穂乃果「ほのかの考えてることわかる?」

絵里「フフン、パンを食べたい!ズバリ、ランチパック!」

凛「りんは?」

絵里「凛は今日は袋麺かカップ麺か生麺か醤油、みそ、塩、豚骨、バター、ネギ、チャーシューいろいろな組み合わせを無数に迷っている!」

海未「大抵の人は迷うと思いますが」

花陽「あ、あたしは」

絵里「白いご飯!ライス!」

花陽「ピャアア〜!」

希「この子らほんまに食い物だけやな」

雪穂「あのお姉ちゃん」

久しぶりに呼びかけた妹に振り向く穂乃果に彼女は衝撃的なことを伝えた。
いままで蓄えに蓄えた食料がホワイトベース艦内からなくなっていたという。

穂乃果「な、なんで」

凛「こ、これは本当に」

花陽「我々の死活問題です」

真姫「ガンダムの解析と平行しながら食料の減り具合を調べたけど主に食べていたのは穂乃果、凛、花陽、ことり、ちなみににこちゃんがこの前に乗艦した時にしっかりくすねてたわ。あとスパイ時代の絵里」

海未「減るわけです」

希「ア・バオア・クーまでもう少しやのに」

ほのりんぱなえり「ゴメンなさい!」

タムラ料理長「だけどこの五人はパイロットだから栄養価が低い食事はムリだね」

ほのりんぱなえり「」パアッ!!

海未「私が量が少なくても栄養価が高い食事の献立にします」

タムラ料理長「それは助かる」

穂乃果「オニがいるよ」

海未「オニではなく海未です。海未ちゃんです」

ホワイトベースがア・バオア・クーに向け進むなか対木馬に向けてUTX軍には木星帰りの男がモビルアーマーを与えられていた。

シャリア・ブル「クスコ・アルまでやられるとはな。彼女は優秀しすぎたのか」

キシリア「正確な理由は不明だ。だが記録によると連邦のニュータイプと共感があったかもしれん」

シャリア「つまりはそれほどの強敵であると」

キシリア「その可能性もある。シャアの部隊のニュータイプはいまはララァ・スンひとりなのだ」

シャリア「私を呼ばれたのは補充ということですか」

言葉を濁すキシリアだがシャアも大切な部下である。素性はどうあれ……。

No.383 17/04/25 18:25
自由人 

シャリア・ブルは木馬=ホワイトベースの戦力を分析した。
ガンダムタイプ二機、キャノンタイプ二機、ジムタイプ二機、タンクタイプ一機。

シャリア「このタンクもどきはここまで動けるのか!?」

海未が開発したローリングガンタンクに圧倒的な驚異をおぼえる木星帰りであった。
部下たちはいやガンダムタイプの方が強いのにと意見したいのに口を挟めなかった。
さすがは木星帰りは目の付け所がちがう。
そして戦闘が再び始まる!
シャリア・ブルはブラウ・ブロに乗り有線式サイコミュで穂乃果たちを苦しめる。

シャリア「まずは潰すはタンクもどき」

兵士たち「(だからガンダム!ガンダム!言いたいのに言えない。もどかしさ!)」

しかし有線式サイコミュにより海未のガンタンクは底部スラスター、背部バックパックをやられ宙を漂った!?

海未「どこから攻撃を!?う、動けません!」

穂乃果「海未ちゃんがやられた!」

アムロ「気をつけろ!強いプレッシャーが来るぞ」

ほのりんぱな「赤点だよ!!」

カイハヤト「試験じゃない!」

セイラ「私たちも出ます!」

希「よし!」

GファイターとHONOファイターが援護に出撃した。
絵里と亜里沙はプレッシャーを感じている。

亜里沙「これは木星帰り」

絵里「ええ、海未をつぶそうとしたところに地球圏のセンスからズレてる」

ブライト「亜里沙くんは役に立つのに絵里くんは微妙だな」

ブライト「左舷弾幕薄いぞ!」

絵里「右舷は?」

ミライ「言っちゃダメ。気にするから」

右舷をやられ慌て援護する凛と花陽。

花陽「いそがしい!いそがしい」

凛「やらせるか!」

穂乃果「あれがニュータイプなの」

アムロ「絵里くんより強い」

シャリア「ガンダムとやらは二機!もらった!」

有線式サイコミュにより死角から攻撃をされてしまう!

ほのアム「うわ」

カイ「くそ」

ハヤト「どうにかしないと」

セイラ「敵は私たちの死角から攻撃を遠隔操作してるはず」

希「アムロくん下や!穂乃果ちゃんは上にライフルや!」スピリチュアル!

ほのアム「!!」

ライフルを放つ二機のガンダム!有線式サイコミュのビーム砲が破壊された!

No.384 17/04/26 05:03
自由人 

セイラ「ニュータイプ!?」

希「ウチはスピリチュアルや!」

HONOガンダムに再び強制合体する希のHONOファイター。

穂乃果「はれんち合体だよ!」

希「まずはあのワイヤーのついたビーム砲にワシワシMAXや!」

ガシィーン!ワシワシワシワシ!

シャリア「なに!?」

部下たちはシャリア・ブルの援護をする間がない!

兵士「大尉!」

凛「バニング大尉の魂がこもったジムカスタムにゃ」

兵士「うわ」

花陽「やった!ようやく一機です!」

ハヤト「見事だよ花陽ちゃん」

海未「う、動けません」

アムロ「じっとしてろ」

海未「穂乃果と希は。はっ!わかりました!敵は有線式のワイヤーで繋がったビーム砲で攻撃しています」

ほののぞ「遅いよ」

アムロ「くらえ」

シャリア「しまった!ビーム砲が」

兵士「ぐあ」

花陽「まだまだやれます」

希「花陽ちゃんあかん!」

ブラウ・ブロの巨体が分離し花陽のジム改に迫る!!

凛「かよちん!」

花陽「きゃあ」

海未「武器は使えるはず!いくのです!」

ガンタンクはキャノン砲を放った!
砲弾の光跡が飛ぶ!

シャリア「なんだと」

アムロ「あれが本体か」

穂乃果「いっくよ」

二機のガンダムはライフルを放ちアムロはバズーカも放つ!

シャリア「ブラウ・ブロだぞ」

花陽「むう、分離してあたしを怖がらせて」

凛「かよちん」

花陽はえいえいとマシンガンを放つ!
凛はムキになるかよちんはこわいと思う。
その頃、ガンタンクの海未。

海未「あ〜れ〜!」(@_@)

ブライト「ワイヤーを発射しろ!園田海未が宇宙を漂流してしまう」

真姫「ワイヤーを発射!」

ガシィン!

海未「たすかりました」

絵里「ガンタンクであれだけ活躍できるなんてハラショー」

亜里沙「雪穂も好きだけどこんな海未さんも好き」

雪穂「あたしと海未さん。両天秤?」

アムロ「くらえ!」

シャリア「ば、バカな!ニュータイプの私が。連邦には私を超えるニュータイプが……」

シャリア・ブルはブラウ・ブロと共に宇宙に消えていった。

穂乃果「ニュータイプ」

No.385 17/04/26 05:57
自由人 

戦闘後、園田海未は嘆き泣いていた。
あやうく宇宙を漂うとこらだった。

海未「こわかったです」

穂乃果「『けいおん×』の秋山澪ちゃんみたいだね」

希「穂乃果ちゃん。ぼかし入れるところが無意味や」

花陽「無反動キャノンのはずですよね」

絵里「たぶん無駄に気合いを入れすぎたとか」

真姫「そもそもいくら無反動キャノンでもスラスターやバーニアをやられた時に撃てば反動あるし」

海未「仲間を思う心と根性と気合い、情熱や友情で放ったのです!」

亜里沙「海未さんステキ」

穂乃果「『キン肉マ○』みたいだよ」

真姫「ガンタンクのコクピットをガンダムファイターみたいにモビルトレースシステムにしても……無意味よね」

……の無意味さが物語る。
海未はこわい思いをした。花陽はようやく一機落とした。

花陽「やったです!ホムペを更新しないと」

凛「かよちんが喜ぶ姿がしあわせにゃ」

絵里「ともかく」

ともかくと言う絵里に皆の視線が集まる。

絵里「ダンスレッスンをするわよ!」

穂乃果「ダンスできるの

絵里「スパイ時代はあちこちの劇団に所属していたのよ」

亜里沙「主役になろうとしたけど挫折したけどお姉ちゃん」

グサッ!と心ない妹の発言に絵里は倒れた。

海未「スパイしながらよく劇団に入れましたね」

絵里「そっち!」

真姫「ほんとロシアのバレエ劇団にコサックダンス集団、タイのタイキック応援団。フラメンコにいろいろ所属してたのね」

海未「亜里沙たちは何者ですか」

絵里「聞くも涙、語るも涙」

穂乃果「今日の一曲はこちら!『ロシアだよ!絢瀬シスターズ、無所属なわたしたち』どうぞ」

えりあり「歌えるか!」

穂乃果「ひいい!?」

海未「どこかの歌謡番組ですか」

凛「かよちんとデュエットにゃ」

花陽「そんなケッコンはまだ早いよ」

真姫「にこちゃんがいなくてもお笑いになってる」

絵里は語る。

絵里「私たちはロシアの裕福な家庭でおばあさまや両親に見守られ生まれ育ったわ」

煎餅を食べる穂乃果。つっこむ海未。

海未「続けてください」

穂乃果「なぜ」?!(・◇・;) ?

No.386 17/04/26 06:36
自由人 

絵里は自分たち姉妹の反省を語る。

穂乃果「はんせい」\(__)

海未「反省してますよね」ゴゴゴ

穂乃果「こわい」

絵里「語っていいかしら」

絵里たちはロシアの裕福な家庭に育った。しかもあのミノフスキー粒子を発見したトレノフ・Y・ミノフスキー博士の親戚筋でもあったという。
またロシアでも名家として名を馳せていた。
しかしUTX公国のコロニー落としで愛したおばあさまや両親は亡くなり絢瀬家は没落。
ふたりはロシアの大地をさ迷い歩いた。
ある時はサーカス団に所属しある時はバレエ団、またある時は日光サル軍団。またまたある時はネオロシアのアルゴ・ガルスキー応援団など。枚挙に事欠かない。
ある時にようやくUTXのスパイにスカウトされた。ちょうど穂乃果たちがベルファストに滞在した頃である。

穂乃果「日光サル軍団」

凛「団とついてたら何でもいいのかにゃ」

絵里「団にこだわってたわけではないし」

ベルファスト、ジャブローでスパイをし土産を売りメイドをしながらさらにようやくニュータイプ部隊へのスカウト。
ニュータイプとしての実験やスパイとしての能力を発揮していたが、実戦に出た途端に愛妹亜里沙の裏切り。
そしていまに至る。

絵里「出世できたはずなのに」

希「まだこだわっとる」

穂乃果「絵里ちゃんつらかったねかなしかったね」ウルウル

海未「穂乃果が泣いています」

絵里「わかってくれるのね。穂乃果」

穂乃果「うん、絵里ちゃんがダンス以外に才能がなかったこと。いやダンスもかな」

グサリ!と胸に突き刺さりしまいに殺すわよ!と暴れそうになる絵里は希に押さえられた。

絵里「なんでこんな子がスペースシップアイドルu’sのリーダーなの」

希「発起人やし」

海未「とりあえず戦争終結までにはu’sの去就を考えましょう」

絵里「そうね。過去を振り返ってもしかたないし」

凛「絵里ちゃんがまともにゃ」

絵里「とりあえず凛には英語を……希から教わりなさい」

希「ウチ」

花陽「なぜ自分で教えないのです。なぞな絵里ちゃん」

絵里「(スパイ時代はロシアと日本、ベルファストとジャブローだけなんて言えない)」

真姫は思う。
絵里の経歴は言わない。

No.387 17/04/26 07:24
自由人 

ホワイトベースの驚異にUTX歌公国そしてシャア、ララァは戦々恐々としていた。

シャア「木星帰りのシャリア・ブルまでやられるとはな」

ララァ「危険な存在でしょうか。連邦のガンダム」

ちなみに再びSSI(スペースシップアイドル)の順位。

一位 UTX歌公国 ララァ・スン&シャア・アズナブル

二位 UTX歌公国 A-RIZE

三位 連邦軍第13独立機動艦隊所属ホワイトベース u’s

四位 地球圏世界国家暫定初代大統領(サンクキングダム皇国) リリーナ・ピースクラフト

穂乃果「あのシャアが一位とは。へんたいさんなのに」

絵里「大佐はへんたいではないのに」

海未「とにかく次にまた来るのはニュータイプでしょうか」

希「可能性はあるね」

真姫「穂乃果のガンダムの解析はやはり穂乃果の声」

穂乃果「こえ?」

凛「ただのアホぽい声にゃ」

穂乃果「『テスト○花道にゅ△べんゼミ』!!」

花陽「?」

穂乃果「ほのかが別の世界でおしごとしてるところだよ!」

海未「さりげなく現実とリンクしないでください」

穂乃果「海未ちゃんもある番組でらぶあろーしゅーとしてたね」

海未「『オトナヘ□ベル』でしたが。『ジュ○ダイ』になりました」

穂乃果「ざんねん」

りんぱな「波田陽区みたい」

真姫「もうガンダムの解析をしてるのあたしだけだし」

真姫だけはひとり真面目に解析をしていた。
どうあっても穂乃果が話の道筋を変えてしまうようだ。

絵里「同感。真姫手伝いましょうか」

真姫「うるうる」

希「泣くほど嬉しいんやねん」

真姫「な、泣いてないから」ニコチャン!ハヤク!

No.388 17/04/27 13:45
自由人 

シャア「ララァいけるか」

はい、とシャアの赤いゲルググに静かな瞳を向けるララァ。
連邦の木馬は驚異的な戦力であることは明らかだった。
クスコ・アル、シャリア・ブル、絢瀬姉妹などのニュータイプがやられたのだ。
いままでエルメスに乗り実験的な戦闘は行ってきた。そこに後悔がないと言えば嘘になる。
人の命を奪う戦争そのものは憎いがシャアには人生すべてを捧げても足りないくらいの恩、そして愛情がララァにあった。
ホワイトベースにいる絵里はいう。
UTX軍は確実に連邦軍を追い詰める策くらいはあるだろうと。

ブライト「策だと?ニュータイプ部隊以外にか」

絵里「ドズルがやられたいまギレンとキシリア、この兄妹は互いを相容れないままザビ家とUTX歌公国を存在させないとならない。たとえ兄妹どちらかが犠牲になろうと」

穂乃果「雪穂好きだよ」

雪穂「思い出したように口に出す姉貴」

亜里沙「ほのかさんの優しさだよ?」

絵里はさらに語る。

絵里「私がUTX軍にいた頃に噂の類いかもしれないけどデギン公王はレビル将軍に和平交渉をおこなう意思があったと聞くわ」

穂乃果「和平はできん!!」

ブリッジが一瞬で真冬のようないや南極やアラスカのような冷たさに包まれた!!
だじゃれに気づいた海未は怒る!

海未「ア〜ホなのですかぁぁぁ!!」

穂乃果「ご、ごめんちゃい!!」アセアセ!

ブライト「和平交渉か?できるのか」

絵里「どうでしょう。私は一介の兵士に過ぎませんしUTXはソロモン戦で大敗を喫しました。ボアズも核を放たれたようですし」

戦局は絵里に限らずわからない。どう左右するのか。
戦史家や歴史家なら後世に語ることはできるだろうことは言わずことである。

穂乃果「ア・バオア・クー」

真姫「ニュータイプはまだ来るはず」

凛「バニング大尉の奥さんに戦争が終わったら会いたいにゃ」

花陽「なぜ凛ちゃん」

凛「おいしいものを求めにいくのが星空の凛にゃ!」

ブリッジから深淵の宇宙を指差した先に星がふたつみっつ流れた。
希は吐息。

希「凛ちゃんはオペレーションメテオやな」

凛「にゃああ!!生き残るにゃ!」

花陽「食欲が生きる源のあたしたち」イチャイチャ

No.389 17/04/27 19:19
自由人 

シャアが来る!
赤いゲルググが翠のエルメスを従え背後にザンジバル、ドム数機が向かってきた。
アムロ、ブライトは思う。
兄と妹が戦わないといけないのか。
ララァは思う。
あなたたちに恨みはないけど大佐のため!
穂乃果は思う。
金の延べ棒はほのかのポッキーさん!

海未「戦いの最中に何を考えているんですか」

絵里「海未はニュータイプ?」

穂乃果「へんたいかめんのシャアも絵里ちゃんたちが乗っていた機体と同じ!」

カイ「こいつらエースかよ」

ハヤト「強い」

凛「ホワイトベースは守るにゃ。にゃ!にゃに!?」

花陽「ビットとかいうヤツ!」

絵里からの情報によるとサイコミュによるビットは脳波による無線で操られるビーム兵器。
先の戦いのブラウ・ブロの発展型である。

ほのアム「強い」

海未「いったいどこから……見えました!」

ララァ「なに。戦車もどきが」

海未のガンタンクの一撃がビットを爆破させた。
海未は精神統一し瞑想した。
ララァは隙ありと感じた!
ビットがガンタンクを襲う!

穂乃果「主役はあたしなのに!」

アムロ「いや僕だ!」

ガンタンクは腕のポップミサイルを斜め上に撃つ!しかしビットはかわした!

海未「はずした!」

ララァ「所詮は木馬に集まったのはただの素人女子高生!……なぜあたしはわかったの」

シャア「ララァ、敵をむやみに感じるな」

穂乃果「へんたいかめんさんのくせに」

シャア「誰が変態だ!小娘!」

アムロ「この感じは」

ピキィーン!とアムロとララァついでに穂乃果はニュータイプの共感共鳴をはじめ覚醒していた。

セイラ「アムロ?穂乃果ちゃん?」

希「?なんかあったん」

絵里「希はニュータイプではないようね」

ララァ『なぜあなたなの。あなたはあのときな少年に少女』

アムロ『ララァ、なぜキミみたいな人がシャアといる!』

穂乃果『海未ちゃんと同じ純潔な人なのにへんたいかめんさんのシャアといるの……』

ララァ『大佐は変態ではないわ!』

穂乃果『こ、こわい。海未ちゃんより』

海未「どういう意味ですか!」

シャア「ララァ!敵と戯れるな!」

ゲルググがビームナギナタで来た!

No.390 17/04/27 20:56
自由人 

いけない!
Gファイターに乗るセイラはシャアのゲルググの眼前に出た!
瞬間、アムロはセイラを庇うようにサーベルを構えララァはシャアを庇うようにエルメスを前に出した!
!?
誰もが時を止めたようにスローモーションであったようだ……。

ララァ『ああ……刻がみえる……。アムロ、穂乃果ちゃん……』

アムロ『ぼ、僕はなんてことをしてしまったんだ……』

ララァ『私が出会うべきはアムロだった。だけど遅すぎた……』

穂乃果「」キョトン

真姫「穂乃果はニュータイプではないのかしら」

凛『ララァちゃん』

花陽『ララァさんだよ』

アムロ『これがニュータイプ……』

穂乃果「?」

海未「なんのリアクションもない穂乃果です」

シャア『ええい!あれがニュータイプの可能性!出逢いだというのか』

セイラ『兄さん!』

ララァ『穂乃果ちゃんにスペースシップアイドルの人気を……託すわ……ああ!!』

アムロ『ララァ!』

穂乃果「誰かほのかを呼んだ?」

瞬間、ララァのエルメスは宇宙に散っていった。
爆発が広がる!

穂乃果「ララァさん!」

海未「いま気づきましたよね!」

海未の突っ込みを無視してシャアのゲルググに挑む!!

シャア「ええい!貴様らさえいなければ」

セイラ「兄さん!」

アムロ「シャア!」

穂乃果「へんたい仮面さん!」

ララァがやられたシャアは撤退を余儀無くされた。
アムロはシャアが自分に憎しみをおぼえてるのを感じながら見つめていた。
セイラもまた兄への思いを複雑にしていた。
穂乃果は思う。
わずかにララァの声が伝わった。
『スペースシップアイドル人気No.1はu’sの穂乃果ちゃん』と。

うみりんぱなのぞ「言ってない言ってない」

穂乃果「だって」

海未「自分に都合よく相手の言葉を置き換えてはいけませんよ」ゴゴゴ

穂乃果「海未ちゃんのガンタンクからソロモンのビグ・ザムみたいなオーラが出てるよ」

絵里「海未の方がニュータイプに近いのかしら」

希「穂乃果ちゃんへの思いがゆがんでるだけや」

海未「フツウですよ!」

ナレーション永井一郎『ついに戦いは最終決戦に向かう。海未はガンタンクで戦えるのか』

No.391 17/04/28 07:02
自由人 

ニュータイプはわかり合えるかもしれない。
戦闘を終えたアムロはコクピットで涙を流していた。
サイド6で一度、さっきの戦闘で二度目の出逢いを果たしわかり合えたかもしれない可能性を示していた……。
穂乃果は思っていた。
よし!スペースシップアイドル人気No.1はu’s(二名欠員)の高坂穂乃果だよ!と。

海未「なにを口に出して言ってるんですか」

穂乃果「みゅ……u’sはみんなのモノだよ」

凛「そらぞらしいにゃ」

花陽「穂乃果ちゃんはニュータイプではないの」

絵里「フラナガン博士でさえ知らないタイプかしら」

希「これをネット配信したら穂乃果ちゃんは第二のGGB(爺爺婆)になるで」

やめてよ!と懇願する穂乃果に仲間たちはさすがにやめておいた。

真姫「ニュータイプでもなくXラウンダーや他のタイプでもない」

考える真姫。
歌声に秘密があるのか。あるいは穂乃果にだけHONOガンダムは共鳴したのか。
ひとついえるのはこの小説スレだけではHONOガンダムいやu’sガンダムの謎は解けない。

ほのうみりんぱなのぞえり他「え?」

真姫「だってわかんないもの!」

めずらしく逆ギレする真姫は誰の目にも新鮮に映った。
これを見れない矢澤にこは後に後悔したという。

?「ぬわんなのよ!」

ことり「サインならあとでするよ!」

ことりのウイングゼロとGN粒子のガンダムは最後の決戦の地を目指す。
ヤキンドゥーエでは連合に向けプラントは最後の攻撃を向けようとしていた。

パトリック「我がコーディネーターの創世の輝きを受けるがいい。ナチュラルども。核など二度と撃てなくしてやる」

クルーゼは仮面の奥で暗い瞳と笑みを彼に向けていた。
エターナルたち三隻同盟はこれ以上戦争は広げてはならない。
シャッフル同盟、アスノ家や火星の一部の者たち、ガンダムファイターたちや語られていないがガロードたちも地球や月を守ったのだ。

ラクス「この戦い、なんとしても止めなければなりません」

キラ「わかってるよ。ラクス」

プラントを裏切ったためにプラントを中心としたコロニーからは人気が下がった彼女が必死なのは一部の者は理解していた。

バルトフェルド「ダコスタ」

ダコスタ「言わないでください」

No.392 17/04/28 08:48
自由人 

ここまでのSSI(スペースシップアイドル)の順位。

殿堂入り UTX歌公国 ララァ・スン

一位 UTX歌公国 A-RIZE

一位 連邦軍第13独立機動艦隊 ホワイトベース

二位 地球圏国家暫定大統領 リリーナ・ピースクラフト 新曲『埼玉のアリー・アル・サーシェスは足がクサイぞ』 『オラは大統領』

三位 フリーデン ティファ・アディール 新曲『月は出ています』『ガロードは私の彼』

四位 ネオジャパン レイン・ミカムラ 新曲 『ドモンとハネムーン』『我らシャッフル同盟』

この事態にA-RIZEはア・バオア・クー基地内で戦々恐々していた。

ツバサ「ここに来て新曲を出してくるとは」

あんじゅ「この人たち自分の戦いが終わったから余裕なのね」

英玲奈「我々もu’sのように実戦に出る以外ないな。園田海未のように」

テーブルに一冊の本が置かれた。
『ガンタンクと私』そう高坂穂乃果と南ことりが書いたでっちあげの著書だが地球圏ではベストセラーになっていた。

英玲奈「戦うのは構わないが新曲がいるな」

あんじゅ「ダンスレッスンもね」

ああ、とリーダーのツバサは連邦軍が攻めてくるまでの間に新曲やモビルスーツ操縦などをおぼえる必要がある。
モビルスーツに乗るなどはかのルウム戦役以来であった。
ホワイトベースでは。

穂乃果「おお!?あたしたちが一位」

海未「A-RIZEにならびました」

絵里「あのララァさんが殿堂入りですって。認めたくないけど認めるわ」

凛「どっちにゃ」

花陽「素直でない」

希「これでラブライブの出場は決定したもんやね」

ヤッター!と喜ぶみんなを尻目に真姫だけはHONOガンダムの解析をしていた。

真姫「穂乃果」

穂乃果「ほのかだよ」

真姫「とにかくシミュレーションでもいいからダンスレッスンでもカラオケでもいいからなんでもして!」

海未「一位になった途端にあぐらをかいてますから」

穂乃果「そこまでダメなほのかじゃないもん!」

ア・バオア・クーの傘に似た不気味な影がホワイトベースに見えてきた。

シャア「ララァ……」

ガンダムパイロットらしい者と彼女がニュータイプらしい共感を感じたのを見た気がした。

No.393 17/04/28 14:06
自由人 

よし!がんばるよ!とア・バオア・クーを前にした時だった。
二機のガンダムがホワイトベースの前方に飛来した!
ことりのウイングゼロとにこのガンダムエクシアである。

ことり「穂乃果ちゃん!海未ちゃん!」

にこ「間に合ったわね」

穂乃果「ことりちゃんとだれ……?あのボロいエクシアは?」

海未「さあ」

凛「ししょうの機体にしてはいささか」

花陽「にこちゃんのガンダムエクシアだよ」

絵里「よほど激戦だったみたいだけどソレスタルビーイングは……」

希「さすがにウチでも口に出せへんな」

全滅と言いかけた穂乃果の口を六人と矢澤弟妹が一斉に塞いだ!
ここにu’s九人は勢揃いした。
ことりは穂乃果と海未に抱きついた。

ことり「穂乃果ちゃ〜ん!海未ちゃ〜ん!」

にこは傷だらけになりながら希、真姫、こころたちの前で涙した。

にこ「あたしは大事なモノを失いすぎた」

希「にこっち」

真姫「にこちゃん」

こころたち三人はこの人こそ真のお姉さまと心に誓う。希さんは二番目か三番目と。

希「え」

にこは自分の傷の手当てはしたが傷ついたエクシアはいくらホワイトベースの整備兵でも触れさせたくはなかった。

真姫「あたしがやるわ」

にこ「真姫ちゃん」

穂乃果「戦えるにこちゃん?」

海未「そうですよ。もとから身長が低いのにムリしてモビルスーツのコクピットにおさまるのが奇跡的ですのに」

にこ「調節できるわ」ガアア!

ことり「なんだ、にこちゃんだったのか。残骸がくっついてきてるかと」

にこ「誰が残骸よ!」

真姫はエクシアの応急修理、穂乃果とガンダムの適性や秘められた能力。作曲とオーバーワークである。
もちろん穂乃果もである。軽口は叩くものの長い戦争のなか戦争という行為に精神はみな同様に実は疲れている。
そう見せないようにおバカなことを言うのも彼女らしさだ。

穂乃果「はあはあ」

ことり「(この戦いが終わったら私は地球とコロニーの橋渡しをするリリーナちゃんのところに行かないと)」

海未「ことり?」

ことり「ナンデモナイノヨ」

明らかに脳トロボイスで棒読みな時は怪しく嘘をついてる時であった。
絵里はエルメスを見つめていた。

No.394 17/04/28 18:36
自由人 

にこのエクシアがボロボロなのに比べことりの機体は以前のウイングガンダムとは違う機体だった。
ことりはウイングガンダムゼロ(ちなみにTV版)という。

ほのりんにこ「0点とかの意味じゃないよね?」

ことり「むっ。すべての始まりのゼロ!……とおもうよ」

なんだと三人は思う。
海未は思う。ことりでさえ新型に乗り換えているのに私はガンタンク。いつまでガンタンク。とことんガンタンクなのでしょうか……。

ほのりんにこ「ガンタンクガンタンクガンタンク……」

海未「さっきから私の心の内を代弁しないでください。にこだってボロボロじゃないですか」

にこ「二期までのつながりだからいいのよ!」

穂乃果「にこちゃんだけに二期?」

にこ「いまは触れないでよ!『ガンタンクと私』でも生き残ってるのネタバレしてるし!」

そんなてんやわんやをよそに絵里はほぼ無傷な愛機エルメスを見つめていた。
よし!と決意した。
希はすかさず絵里にワシワシMAXした!
キャーとデッキに響く絵里の悲鳴!

絵里「なにすんのよ」

希「スキンシップやん」

絵里「連邦軍はこんなのを野放しにしてるから政府は腐敗すんのよ」

希「ウチは連邦政府と無関係。それよりえりちモビルアーマーを見てたけど戦うつもりなん?」

ドキッとした。
なぜわかるの彼女は。
穂乃果は心臓がドックンドックンした。深夜につまみ食いしたのが海未ちゃんにバレたらダイエットだよ!?

海未「心の声を口に出さないでください。つまみ食いしたのですか」

穂乃果「うるうる、出来心だよ」

海未「絵里と私でダンスレッスンを兼ねながらダイエットです!」

凛「熱いにゃ。ここだけ『Gガンダム』の世界にゃ」

花陽「海未ちゃんのオーラがアムロくんたちを邪魔してるよ」

アムロ「あ、熱い」

カイ「地球でいう七十年代だろ」

ハヤト「僕はフラウと結ばれたからいいよ」

アムカイ「コイツ」

ブライトはセイラから預かった金の延べ棒はとりあえず預り悩む。
ミライとの結婚資金は確保だな。
他は皆で分けるようにしないといけないが海未くん著書がベストセラーだから延べ棒はいらないだろう。

海未母「道場再建に是非寄付を

穂乃果母「穂むら再建に寄付を」

No.395 17/04/28 19:48
自由人 

真姫はにことのふれあいをそこそこにガンダムと穂乃果の解析をしていた。

穂乃果「い、いつ寝てるのかな?あたし」

にこ「穂乃果のあたまのネジが外れかかってるんじゃない?」

真姫「ねていいわよ」

穂乃果はベッドにダイブして二秒で寝た!
ことりは話しかけることさえできない瞬間だった。

ことり「うるうる」

海未「何か隠してます? 」

ことりはひそひそと地球圏国家が成立した暁にはリリーナの護衛をしようと考えていた。
リリーナがいなければ宇宙と地球の境界線はいまだ引かれたままだろうから。

海未「考えてるんですね先を。それに比べてこの子は」

いびきをかく穂乃果を見て海未は睨む。

穂乃果「(かいてないよ!)」

絵里もまた愛機エルメスをほぼ無傷だったのか幸いしたのか修理および改良強化をしていた。

絵里「サイコミュの強化は危険ね。ニュータイプ同士の共鳴や共感はまだまだなのかしら」

亜里沙「あたしと雪穂みたいにわかりあえないの」

絵里「ええ」

希「えりちとウチもわかりあえへんのかな」

えりあり「!?いつの間に狭いコクピットにはいった!?」

えりのぞあり「せ、せまい……」

絵里「希が出なさい」

亜里沙「あ、あたしは雪穂のところにいくから。ごゆっくり」コソコソ

希「えりちとふたりきりやね」//////

絵里「なぜ照れるのかしら」

ナレーション東條希『ウチとえりちはこうして愛と友情と百合そしていつかはケッコンへの道を歩むのやった』

絵里「勝手にナレーションを吹き込まないで」

真姫「こういう時に適切な表現があったわね。『隣は何するひとぞ』て」

にこ「希てギム・ギンガナムみたいに強引」

真姫「イケイケ押せ押せ?」

うんと頷く真姫だった。
ワシワシMAXはターンXの分離攻撃のオリジナルかしら。

希「なんでウチはモビルスーツにたとえられるん?えりち」

絵里「コクピットの調整をしてるからいいから寝てよ!」

希は彼女の肩で寝息を立てた。
絵里は肩が重かった。
その頃、ア・バオア・クーのA-RIZEはギレン・ザビに自らの出撃を訴えていた。
あまりのことに将校将兵たちは驚愕していた。

No.396 17/04/28 20:52
自由人 

ア・バオア・クー内は騒然とし高級将校や将兵さらに学徒兵までがざわつくなかギレン・ザビはA-RIZEと一室で会話した。

ギレン「なにを考えているのですか。あなた方は」

ツバサ「連邦のu’sがすでに接近しているのだぞ」

英玲奈「我々が戦うことで奴等を倒すことができるかもしれない」

あんじゅ「ルウム戦役以来だけど訓練はしました」

ギレンは唸り悩む。
だが父デギン公王は連邦との和平のために国や民を裏切ろうとしていた。
傀儡ではあるがそれはA-RIZEも同様である。
彼女たちは元々ジオン・ダイクンの側近アイドル候補生だった。
ギレンいやザビ家はそれを利用してたに過ぎない。すでに用済みか……。
技術者に彼女たちのモビルスーツやサイコミュの適応力をテストさせ乗れる機体があるかと聞いた。
彼女たちが乗る機体はジオング、ゲルググ、ドムそれぞれ一機ずつであった。
三人は共通に思う。
ドムに乗りたくない。u’sの東條希を彷彿させるから。

希「ウチちゃう!」ガバッ!

絵里「私になつかないでよ!」

ちなみにA-RIZEは思う。
サイコミュのテストは脳波で動かすクレーンゲームであった。
技術者は言う。三人のニュータイプ能力はほぼ同じということでじゃんけんで決めてくれ。

A-RIZE「じゃんけんぽん!」

ツバサ グー✊

えれあん チョキ✌✌

ツバサ「ジオング」

えれあん「じゃんけんぽん!」

英玲奈 パー✋

あんじゅ グー✊

英玲奈「ゲルググだな」

あんじゅ「あ、あたしがドム……」ウルウル

ツバサ「悪いな。勝負は勝負だ」

英玲奈「なあに生き残ればいい」

ムッとしたあんじゅはふたりが自室に休憩に入ったのを見てドムのカラーリングから武装までカスタマイズした。
数時間後のことふたりはドムがカスタマイズされてるのを見て驚愕した。

ツバサ「ど、ドムだよな。あれ」

英玲奈「ああ。しかしおもいっきりピンク色だしウサ耳やフリル、レースをつけてやたら可愛いぞ?」

あんじゅ「あらふたりともどうかしたかしら?」

どうしたもこうしたもなかった。
ドムではなくプリキ○アみたいなドムだった。しかも兵士たちはあんじゅと撮影会までしていた。
黒いあんじゅだ。

No.397 17/04/29 07:09
自由人 

ナレーション永井一郎『この時デギンの艦隊はこれ以上、互いに犠牲を出さないためにひそかに和平交渉へと航路を取りレビル艦隊もまた本隊とは別に航路を取ろうとしていた。しかしギレンはそれを知りコロニーレーザーに改造したコロニーを彼らの方へ向けようと画策していた』

穂乃果「ああ……パンがみえる」ガブリッ!

うみにこ「ぎゃああ!!」o(><;)(;><)o

ことり「穂乃果ちゃんそれは海未ちゃんに自然脱退する予定のにこちゃんよ」

にこ「おい」

ことり「いや〜♪マカロンがうまい」

海未「いたかったですよ。あたま」

穂乃果「ゴメンなさい。真姫ちゃんに最近はじっけんどうぶつみたいに扱われちゃって」//////

ことうみ「穂乃果(ちゃん)に何したの(です)!!」

真姫「何もしてないわよ!」

データは常識範囲内で取ってるし穂乃果の身長や体重、その日の行動や訓練、レッスンの合間などにやってるのだ。

穂乃果「じゅんけつなほのかじゃなくなるかも」ウルウル

ことうみ「真姫(ちゃん)!!」

してないわよ!と抗議するがほのキチには通じない。
希は絵里に言う。

希「ここに来て仲間割れみたいやな」

絵里「なんであたしの側にいるの?」

希「いややわ。ウチの純潔を捧げたやん」

絵里「肩で寝ただけをそうは言わない」

凛と花陽は食料が少ないことを嘆いた。

凛「なぜあれほどあった食料がないにゃ」

花陽「気前よく地球やコロニーの各地でボランティアしたから」

とりあえずはワッケイン司令の艦隊やアルビオンから分けてもらった。

りんぱな「」パアッ!!

にこ「このふたりがソレスタルビーイングにいたら退屈でわがまま言うわね」

真姫「ソレスタルビーイングはにこちゃんを除いて全滅したのかしら」

にこは食事を見つめ黙る。ほのりんぱなはつまみ食いしようと手を伸ばそうとする。手を叩くにこ。

ほのりんぱな「いたいよ」

海未「まったく」

ことりはその様子を見ながら別れが近いことがつらかった。
戦いは最終局面を迎える。

No.398 17/04/29 08:39
自由人 

ツバサ、英玲奈、あんじゅにはかつてルウム戦役でドズルがツバザクで出撃した時同様に守備隊がついた。

ツバサ 護衛機 三機(ゲルググ一機 ドム二機)

英玲奈 護衛機 五機(ゲルググ二機 ドム一機 ツバザク二機)

あんじゅ 護衛機 十機 戦艦一隻(ゲルググ一機 ドム四機 ツバザク五機 ムサイ艦一隻)

ツバえれ「ちょっとまて!割合がおかしいだろう!」

なにが?とあんじゅは可愛い顔をした。
どこの世界にモビルスーツ一機の護衛に戦艦一隻がつくのだ。

英玲奈「貴様ファンをたらしこんだな」

あんじゅ「たらしだなんて破廉恥よ?」ジュンジョウ アンジュヨ♪

ツバサ「貴様というヤツは」

ちなみにA-RIZE内の人気投票を見てみよう。

一位 優木あんじゅ

二位 綺羅ツバサ

三位 統堂英玲奈

英玲奈「納得しないぞ」

ツバサ「コイツが一位だと」

あんじゅ「仲間割れはやめて!あたし以外が二位や三位でも構わないじゃない!」

ツバえれ「お前が言うな!」

レビル、デギンからはア・バオア・クーの傘が揺れたように見えた。
ギレン・ザビはデギン、キシリアさえいなければどうにかなるだろう。A-RIZEは用済みだ。
コロニーレーザーをレビル、デギン艦隊がいる方向に考えていた。
希は絵里から離れなかった。

希「」ピト

絵里「じゃま」

希「」ギュ

絵里「あ〜!うっとおしいわよ!コクピットの外でも中でも食堂やお風呂でも」

希「亜里沙ちゃんあかんで」

絵里「あんたよ!あんた!東條希」

希「ウチえりちと離れたくないねん」//////

絵里は顔をだんだん赤くした。
東條希の人気はu’s内で上がっていた。

一位 高坂穂乃果

二位 南ことり

三位 西木野真姫

四位 東條希

五位 園田海未

六位 絢瀬絵里

七位 小泉花陽

八位 星空凛

九位 矢澤にこ

りんぱなにこ「なんで(ぬわんで)!?」

海未「希の人気が上がったのは絵里との百合カップです。いわば絵里を踏み台にしたのかと」

希「ウチは純粋にえりちが好き」ワシワシMAX!

絵里「触りながら言わないでよ!写メを撮らない送らない!」

No.399 17/04/29 09:37
自由人 

真姫はとりあえず結論を出した。

にこ「穂乃果はアホと」

穂乃果「にこちゃんに言われたくないよ」

真姫「いいかしら」

話が進まないのでとりあえず真姫はHONOガンダムいやu’sガンダムと穂乃果についてひとつの結論を出した。

真姫「u’sガンダムは穂乃果との相性があるの。それも心からの発せられた歌声や叫び、それがニュータイプなどの特殊な人間の心や中に伝わるらしいの」

凛と花陽は思う。
非科学的だよ。知的で聡明で美人な真姫ちゃんはどこにいったの?
睨む真姫。

海未「つまりは歌声に反応することで未知なる力を発揮したということでしょうか」

真姫「ララァ・スンというひとのニュータイプ能力が高かったのがきっかけかしら」

絵里「あたしは?」

真姫は一度目を彼女に合わすがすぐさま背けた。

絵里「あたしは」

希「いちゃいちゃ。えりちがニュータイプでもぽんこつでもウチは好きやねん」

絵里「誰か希を宇宙に放り出しなさいよ」

スピリチュアルなキャラからただの百合なキャラになった彼女はどうしようなく扱いに困る。

アムロ「ニュータイプではないのか」

真姫「ミューズタイプかしら。仮定として」

セイラは思い出す。
父ジオンはA-RIZEを兄や私同様に可愛がっていた。歌声にヒントがあるのか。

穂乃果「そんなに歌はうまくないよ。にこちゃんはいつもカラオケで満点出して景品狙いだし」

にこ「そうそう!てなに言わすのよ!!」

瞬間、ただでさえ外見は破壊されたエクシアの装甲のひと欠片がデッキに落ちた。

凛「ああエクシアが」

花陽「こわれていく」

真姫「ま、まあ外見だけだから」アセアセ

扱いに注意しよう。
にこはまだまだソレスタルビーイングとして活躍しないとならないから。
ていうかサンクキングダムのリリーナがサーシェスにあてつける歌をつくるとは思わなかった。
ティエリアたちの生存は不明。ヴェーダも不明。

絵里「私もエルメスで出るわ」

希「愛するウチを守るためやね」

絵里「ちがうから。亜里沙とあたしの居場所を守るため」

海未「絵里」

穂乃果「絵里ちゃん」

こうしてu’s九人の出撃は決まった。

No.400 17/04/29 10:00
自由人 

ここでそれぞれの機体とパイロットを整理してみよう。

u’sガンダム 高坂穂乃果

ガンタンク 園田海未

ウイングガンダムゼロ(TV版) 南ことり

ジムカスタム 星空凛

ジム改 小泉花陽

HONOファイター 東條希 西木野真姫

ガンダムエクシア 矢澤にこ

エルメス 絢瀬絵里

海未「私だけ異常に機体のランクがちがいませんか?」

凛「ガンダムに乗れないまま戦争が終わるにゃ?」

花陽「かわいそうなガンタンク」

海未「私ですが」

しかし最終決戦を前に穂乃果が倒れた!
あまりの事態にブライトやアムロたちも駆けつけた。
原因は明らかに真姫が彼女とガンダムを解析したせいのよう。

真姫「ヴェェ!?」

アムロ「穂乃果くん」

ブライト「ミューズシステムの解析は終わってないのに」

マーカー「作戦開始時刻まで一時間切りました」

オスカー「UTX軍に目下動きなし」

ミライ「穂乃果ちゃん」

ヒフミトリオ「穂乃果(久々に出番。ヤッター)」

ことりは思う。
サンクキングダムに行くことをこのまま告げられないのか。
ベッドにいる穂乃果はうなされている。

穂乃果「ンミチャ…ガンタンク…ンミチャ…ガンタンク…」

一報を聞いたレビル将軍はブリッジで嘆いた。

レビル「ミナリンスキーちゃん」

将校「(そっちか白髭将軍)」

この頃、すでにア・バオア・クーに近い宙域のプラントのヤキン・ドゥーエでも連合との最終決戦が始まっていた。
三隻同盟はそれを命懸けで止めんとした。

ラクス「エターナル発進!ミーティア分離!」

キラ「うん」

アスラン「いくぞ」

ムゥ「クルーゼ」

カガリ「オーブのためにも」

ディアッカ「イザーク……」

マリュー「(スペースシップアイドルになろうかな。ムゥとデュエット❤)」

パトリック「我がコーディネーターの礎とならん輝きを!」

アズラエル「戦いが終わったらコイツらをデビューさせてやる」

ナタル「おい」

オルガシャニクロト「デビューだと?」

クルーゼ「これですべて私の思い通りだ」

プラント、連合、三隻同盟の戦いは激戦を極めた。

投稿順
新着順
主のみ
付箋

新しいレスの受付は終了しました

小説・エッセイ掲示板のスレ一覧

ウェブ小説家デビューをしてみませんか? 私小説やエッセイから、本格派の小説など、自分の作品をミクルで公開してみよう。※時に未完で終わってしまうことはありますが、読者のためにも、できる限り完結させるようにしましょう。

  • レス新
  • 人気
  • スレ新
  • レス少
新しくスレを作成する

サブ掲示板

注目の話題

カテゴリ一覧