ベキのエッセイ

>> 200 ★彼女が一杯おごれと言った

ビールが５マルクだったので気楽に
いいよ と言った

ボーイが🍸チューリップグラスに入ったカクテルを持って来た

やられた ぼられた 日本円にしてで8000円程取られた

いきなりの先制パンチだ

彼女がドイツ語を教えてくれた

フォルクスワーゲン、ルフトハンザ、ベンツ

こんな所で何しているのだろう、まぁ社会勉強だ

彼女が お代わりしていい？と訊いてきた、また8000円のカクテルを飲むつもりだ、勘弁して欲しい屈強な男が、こちらを見ている

しかし、いくら何でもそこまで人のいい日本人はいないだろう

レシピを知りたかったが、言葉がわからないというのは、辛く不安な物だ

ストリップ小屋を後にした

• 共感0

>> 201 ★夜行列車でワルシャワへ向かった

何とか国境で検査を受け昼頃だったか、無事に着いた

ホテルを見つけたが、不安がいっぱいだった為、ルームサービスで食事を取った
メインディッシュとワインと適当に一品
2000円程度と安かった

安心した

さぁ明日は、国立美術館に行こう！

やっとベキシンスキーの原画が観れるぞ
そう思うと元気が出て来た

首都とはいえ、寂しいワルシャワの夜景を見つめ、ワインを空けた

• 共感0

★ワルシャワ国立美術館は、タクシーに住所を見せれば、すぐに着いた

中に入り 早足で絵を見て回る

たとえ早足だったとしても、彼の絵であれば、まだ見ぬ絵であっても一目で見つける自信はある

彼の絵ではないが、足を止めた絵があった

ちょっといい絵だ、目的の絵で無いのは分かったが、足を止めさせる力はあった
誰の絵？

近づいて作者を確認した

ピカソだ やっぱりピカソはいいんだなと納得した

さぁベキシンスキーを探そう

また、早足で館内を歩き回る

とても、美術鑑賞をしているスピードではない

だが、早く会いたいその心が早足にさせる

• 共感0

>> 203 ★館内を一通り、探し歩いた

おかしい？彼の作品が無い？

たとえ早足であったとしても、見落とす筈はない！

自信を持って言える
入り口の守衛に訊いてみた

この日の為に、ポーランド語辞典から使いそうな言葉は、手帳に書き写して、用意しておいた

展示・絵画・観たい・どこ・美術館

などと指させば、理解してもらえるだろう

だが、彼はチンプンカンだ私を相手にしなかった

不安が横切る

• 共感0

>> 204 ★だが、遙々日本から来たのだ、おいおいと諦める訳には、行かない

入り口で数時間粘る俺

そこへ、髭面の如何にも学芸員らしい男が現れた

逃がしてなるか！

声を掛ける

先程の方法で、単語を指で、なぞる

彼は俺の目的を理解したようだ

だが、返事は所蔵はしているが、展示はしていない との事だった

いつ展示するか？

どこで観れるか？

どんな情報でも欲しい

学芸員曰わく サノックなら見れるだろう

との事だった

サノック確かに、訪問予定先リストには入っていた

だが先の話だ

まぁ希望が持てただけでも良い

今夜はワルシャワの夜を楽しもう

• 共感0

>> 205 ★夜はパブに入った
ただお酒を飲む場所だ ストリップも此処には無い あったとしても行かなかっただろう

注文が上手く出来ない

中学レベル以下の英語では当たり前だ

勉強嫌いだった自分を恨む

見かねた隣の男が、助けてくれた
ビールが飲みたいのか？

ボーイに注文してくれる

ジビエッツと言う、現地のビールだ、おかげでビールにありつけた

その男フーベルトと仲良くなったので、一緒に店を出た、ファーストフード店でポテトを食べてしゃべった

彼は英語が、堪能だったのとマリオットホテルでボーイをしていたので、下手くそな言葉でも、リードをしてくれた

翌日、アパートに遊びに行く約束をして別れた

目的は達成していないか、なんとかなるような気がした

• 共感0

>> 206 ★翌日、約束の時間に、待ち合わせの場所で拾ってもらった
彼のアパートに着いた

ポーランドでは一般的な社会主義時代の名残、鉄筋コンクリートの公営住宅、味もシャシャリもないが、ベキシンスキーもこんな所に住んでいるのかと思えば、感慨もひとしおだ

エロ本を見せてもらい、ビールを飲んで
送ってもらった

明日は次の街へ行こう

収蔵美術館リストに載っている 次の街
トルンだ

• 共感0

🍷 ワルシャワの章おしまい

トルンの章へ

お休みなさい☺

• 共感0

>> 208 ★トルンの街へと移動する 駅で切符を買う駅員は英語が喋れない、こちらも喋れないので問題は無い

例のやり方で、切符をゲット

何とか、列車に乗る事ができた

列車はひたすら、藪の中を走る

ズブロッカの中に草が入っているが、その草なのだろうか

ズブロッカウォッカはロシアではなく、ポーランドの酒だ

２時間藪の中を走りやっと視界が広がった、ビィスワ川のほとりの小さくて、美しい街、サノックへ到着だ

遅めの到着だった為、すぐにホテルへそして散歩した、美術館を見つけた

宿の近くだ何だか、ワクワクするすぐ近くで一晩を過ごす事が出来る

たったそれだけの事なのに…

• 共感0

>> 209 ★美術館は古い木造の建物

波うったガラスから、見える外の景色が美しい

近代建築では、磨き出しのガラスを使用する為 趣がないと感じるのは私だけだろうか？

例によって早足で、見てまわる

ない！またないのか？

前回、に守衛に声を掛け失敗したので、学芸員に声を掛けた
ベキシンスキー・絵画・展示・観たい・どこ・日本・来た

手帳の単語書きをなぞる

またしても、収蔵はしているが展示はしていないらしい

熱意に負けたのか

収蔵品リストの写真を見せてくれた

小さな白黒写真であったが、未見の作品であった

ジレンマだけが残った

明日に賭けよう

• << 212 ★彼の絵は国立美術館にも収蔵される程、評価はされている レリーフは展示出来るが絵は展示出来ない… ポーランドの歴史が浮かんだ…ホロコースト そう悲しき歴史だ 大切な絵だが 展示するには相応しく無い 忘れてはならないが、思い出したくもない そこに、展示されて人々の目にふれて、堪えきれない人がいる それほどに、力を持った作品 俺の勝手な思い込みかもしれない だが、どうやらとんでもないものに、魅せられしまったようだ つぎの町 ポズナニ へ行くとしよう

• 共感0

>> 210 ★旧市街の美しい街であったが観光もせずに、ｳﾞｧｲｵﾋﾞｵﾍﾞｽｸへ向かった

多分、町の名前の読みもまたがっているだろう 日本人には難しい舌が回らない名前だ

街で恐ろしく美人の女がいた、なぜか覚えている、俺の記憶の回路はトチ狂っているようだ

美術館へ行った、だがここに絵は無いのは、調べが付いていた、彼のレリーフがあるらしい


作品はあっさり見つかった、金属を幾重にも重ねた レリーフだあまり理解は出来なかった

なぜ レリーフは展示して、絵画は展示しないのだろう？

一つの考えが浮かんだ

• 共感0

>> 210 ★美術館は古い木造の建物 波うったガラスから、見える外の景色が美しい 近代建築では、磨き出しのガラスを使用する為 趣がないと感じ… ★彼の絵は国立美術館にも収蔵される程、評価はされている
レリーフは展示出来るが絵は展示出来ない…

ポーランドの歴史が浮かんだ…ホロコースト そう悲しき歴史だ

大切な絵だが 展示するには相応しく無い

忘れてはならないが、思い出したくもない

そこに、展示されて人々の目にふれて、堪えきれない人がいる

それほどに、力を持った作品

俺の勝手な思い込みかもしれない

だが、どうやらとんでもないものに、魅せられしまったようだ

つぎの町 ポズナニ へ行くとしよう

• 共感0

>> 212 ★ポズナニ国立美術館で、また同じ事の繰り返し

学芸員曰わく、収蔵しているが展示はしていない

もうヘトヘトだ、まだ一枚の原画も見ていない

一枚の写真とレリーフ 旅の収穫はそれだけだ…

ガックリと肩を落とし、美術館を出る

広場をポツリと歩く
あてなどない、ホテルへ帰ろう…

誰かが俺の肩を叩く
知り合いなどはいない筈

振り向く俺…

時が止まる…

先ほどの学芸員の助手が、俺を呼び止めたのだ！

何か言っている

腕を引っ張り、親指で美術館を指さす 助手

？！そうか！！

走り出す二人

• 共感0

>> 213 どうやら絵を見せてくれるらしい！

３０分だけ見ても良いと言っている

本当だろうか？

興奮を覚える

別室へ通される

そこへ助手が原画を運んで来た

全部で４枚の原画だ、許されたじかんは３０分、目は片時も離れない、キャンパスの後ろにもまわる、サインもしてある
絵画の解説は割愛させてもらう、前にも述べた理由からだ

興味のある方は、昨年　日本版の画集が発売されている

ベキシンスキーではなく、ベクシンスキーの方が見つかるかもしれない

ホームページもいまでもあるかも知れない

俺は見るつもりはない

BEKSINSKIが綴りだったと思うが、英語に疎いので、違うかも知れない

　　　　御無礼

• 共感0

>> 214 ★↑忘れました

★時間の限り絵観た
ありがとう 本当にありがとう 何度も礼を言う

助手と握手して別れた

次の訪問先はクラクフだ

ポーランド第２の町
古都でもある

もう不安はない！

喜び勇んで、クラクフへ向かう

クラクフで美術館へ向かう

なんと 改装中だ 残念空振りだ

仕方が無いので、ベルベ城など、旧市街を観光した

安宿だったが、夜電話が鳴った、ロビーからだ言葉がわからないので、とりあえず行ってみる

行ってみると、タクシードライバーが明日の客引きをしていた

一体どうした事か？

• 共感0

>> 215 ★オシフェンチェムへ行かないか？

は？

アウシュビッツへ明日行くのか？

と聞いているのだ

オシフェンチェムは現地名

アウシュビッツと言えば、誰もが知っているだろう

ここクラクフは、アウシュビッツ訪問を目的とした、ツーリストが多いらしい

明日、日本人が１人乗るので、乗合で行かないか？

その分安くしておくと言っていた

まぁ急ぐ旅でもない、よってみるか

• 共感0

>> 216 ★ｱｳｼｭﾋﾞｯﾂ収容所を観光する

観光と表現するのが、これほど似合わない所はないだろう

焼却炉の後、髪の毛の恐ろしい程の量、
日本語パンフもあるので理解できた

昨日、ドライバーが言っていた、日本人は約束をすっぽかしたようだ

一通り見て回った

そとは穏やかな風景
小鳥のさえずり

６０年ほど前のホロコーストが嘘のようだ

約束の時間が来たので、待ち合せの場所へ帰る

ドライバーがﾒメシを食べている

お前も食べるか？

そんな事を言っている

とてもそんな気分になれない、今、少しでも食べ物を口にしたなら…

間違いなく嘔吐をするだろう それほど滅入っている

だが彼らに取ってはただの日常、腹ごしらえなのだ

• 共感0

>> 217 ★クラクフからサノックへ向かう

列車の乗り継ぎなどもあり、５時間ほどの道のりだ

サノックに着いた
寂しい駅だ
ホテルはあるのか？不安になる

中学生ぐらいの少年二人がいた

奴らに英語通じるのか？

奴らなら、俺の英語がヘタクソなのも判るまい、ホテルがあるか聞こう

ヘイ ハブ ユー ホテル？

いきなりかましてやった

だが訳すとお前ホテル持ってるか？と聞いている

少年が答える ペラペラペ～ラ 英語だ！

今までのポーランド人は、英語喋れる奴は少なかったぞ

屈辱感を味わった

教育が変わり、第２言語として習っているのだろう

少年の方が主導権を握ったまま、ホテルまで送ってくれた

ありがとう あの時の少年達

• << 222 ★夕方着の列車だった為 その日はホテルで夕食をとる レストランは地元の人達で賑わっていた いつものように、ロシアンルーレットでオーダーをする、だがこの頃になると、料理の想像は、少しは分かってきた ズパ＝スープ コレット＝カツ まだまだだが、全くわからないよりいい 近くのテーブルのオヤジがピィボと、ウェイトレスに言った ビールが運ばれて来た ビールはピィボなのか？ 試してみよう ウェイトレスに合図をして 『ピィボ』と言ってみる ビールが運ばれて来た、感動だ！ ビールが！ピィボが！ピィボが俺のテーブルにやってきたぞ～!! ピィボを飲んだ俺は、地元のオヤジ達と飲んだ この年代の人達は、英語なんか喋れない、レストランに手帳は持って来ていない ジンドブリー ドブラノッツ ナースロビエン こんにちは、お休み、乾杯 それぞれこんな意味だろう 異星人に言葉を教えるように、教えてもらった さぁ 明日は美術館だ ここに来れば観れるとワルシャワで言われていた なんとか たどり着いた 不安は完全に消えていた 旅は楽しいものだ

• 共感0

🍸今日はここまでです☺

おやすみなさい

• 共感0

ベキさん、こんばんは😄

すっかり自分もベキさんと一緒にポーランドを旅しているような感覚で楽しんでおります。

このエッセイが終了したら、26歳のベキさんを突き動かした衝動の源を、ぜひ確かめてみたいと思います。

それにしても、美人は３日で飽きるなどと言われますが、一瞬の美人は永遠ですね😄

• 共感0

>> 220 有り難う御座います
あの頃の記憶は、鮮明に残っていますね☺

今は、長期の時間が取れませんね☺

では 再開します☺

• 共感0

>> 218 ★クラクフからサノックへ向かう 列車の乗り継ぎなどもあり、５時間ほどの道のりだ サノックに着いた 寂しい駅だ ホテルはあるの… ★夕方着の列車だった為 その日はホテルで夕食をとる

レストランは地元の人達で賑わっていた
いつものように、ロシアンルーレットでオーダーをする、だがこの頃になると、料理の想像は、少しは分かってきた

ズパ＝スープ
コレット＝カツ

まだまだだが、全くわからないよりいい
近くのテーブルのオヤジがピィボと、ウェイトレスに言った
ビールが運ばれて来た

ビールはピィボなのか？

試してみよう

ウェイトレスに合図をして 『ピィボ』と言ってみる

ビールが運ばれて来た、感動だ！

ビールが！ピィボが！ピィボが俺のテーブルにやってきたぞ～!!

ピィボを飲んだ俺は、地元のオヤジ達と飲んだ

この年代の人達は、英語なんか喋れない、レストランに手帳は持って来ていない
ジンドブリー

ドブラノッツ

ナースロビエン

こんにちは、お休み、乾杯 それぞれこんな意味だろう

異星人に言葉を教えるように、教えてもらった

さぁ 明日は美術館だ ここに来れば観れるとワルシャワで言われていた

なんとか たどり着いた

不安は完全に消えていた

旅は楽しいものだ

• 共感0

>> 222 ★朝は外で食事をして ギャラリーへ向かう ムゼオム＝ミュージアム でないのが不安だ

ドアを開けて入る

わぉ！なんと言う事か！

彼の原画が所狭しと並んでいる

その数、約２０枚

後で知ったが、ここサノックは彼、ベキシンスキーの聖地だったのだ


一枚ずつ、ジックリと見て歩く

ジックリまさにジックリだ

時には、顔とキャンパスの距離が１０センチ程度に近づく

彼のタッチを、目の当たりとする

学芸員が怪しいヤツが来た と 警戒している

気にはならない

２時間以上もそうしていた

パイプ椅子を借りた
ジックリ座って、鑑賞する

画集やポストカードも購入する

また 座って観る、観る、ひたすら観る
学芸員も安心したのか離れて行く

ギャラリーには、俺と作品だけだ

盗める今なら 盗める と 思った

盗みはしなかったが、少し、ほんの少しだけ原画に指で触れさせてもらった

• 共感0

>> 223 ★お腹が空くのも忘れ 次に学芸員が声を掛けて来たのは、閉館の時だ

朝から夕方までいたのか…

ジンクーリエ＝有り難う 覚えたてのポーランド語で礼を言って、ホテルへ帰った

今でも、原画のタッチや、原画ならではの力 は覚えている
コンピューターでアクセスしない理由だ…

目を閉じれば、一枚一枚の絵が 並べてある順番まで 浮かぶ、他の事は忘れてもいいこの瞬間だけは覚えていたい隅々まで

だが 時の流れは恐ろしい 少しずつ、ほんの少しずつ、大切な記憶を剥ぎ取っていく…

• 共感0

>> 224 ★翌日 ゲットした画集を郵送する事にした ポチタ＝ポストオフィスへ向かう
本をカウンターに乗せて、思いを伝える
だが伝わらない

何言っているのか？さっぱり解らない

教えてもらった、ポーランド語でひたすら タク＝イエス と答えてやる

相手が何聞いているか解らないが ひたすらタクだ

そう ノー を習っていなかった

ノーと言えない日本人 ん？

ノーを知らない日本人 だ

隣の男が見かねて、声を掛けて来た

『ドイツ語は喋れるか？』と聞いている
ドイツ語ならストリッパーに教わった

フォルクスワーゲン
と答えてやった

こりゃダメだ！

だが その画集10冊は無事、届いた

何とかなると言うことだ タク！

• 共感0

>> 225 ★まだ一カ所、収蔵美術館が残っていた
観れるかどうかわからが、行こう

スウェーデンのヨーデポリだ

列車で２日ぐらいの距離だ

行くしかない

クラクフ、ベルリン、コペンハーゲン、と経由 夜行も利用しヨーデポリへ

もう 慣れたものだ

さぁ明日はヨーデポリ勤労美術館だ！

• 共感0

>> 226 ★ヨーデポリは港街なのか、カモメがハトのようにうようよいた 一泊二日の旅行者が、言うのもなんだが、綺麗な街だ
美術館に着いた

早足で見てまわる

学芸員を目ざとく、捕まえる

彼が調べてくれた

『確かに一枚、収蔵してあるなぁ』

こんな風に言っているように聴こえる

学芸員がおもむろに、一枚の絵を持って来た
そして、椅子の上に置いた

『好きなだけ、見て帰るといい、見終わったら、そこの守衛に声を掛けてくれ、じゃあ 儂は忙しいので、失礼する』

と言った と推測する

よし！観てやる！好きなだけ観てやる！
ラッキーだった

日本に帰って、この話をＹ氏をはじめ、色んな人にしたが、『ラッキーではないよ情熱が伝わったのさ』と言ってもらった

ワルシャワでは情熱が不足していたのだろうか？

ラッキーと情熱、どちらかが欠けていてもダメだったのだろう

• << 230 ★さぁ旅の目的は達成された どうしようか… 軽い脱力感がある せっかく、ヨーロッパまで来たのだから、パリへ寄ろう ルーブルは興味が無い ポンピドーへ寄ろう ここから、鉄道で行くとすると ２日はかかるか？ 列車の旅も慣れた そうしよう ポンピドーと言うのは、パリの現代美術館の事だ 日本は現代美術にあまり、力を入れていない そう感じる ポンピドーやニューヨークのモマのように、現代美術にも力を入れてもらいたいものだ ピカソがゴーギャンがゴッホが、今の時代に生きていて 当時と同じような作風だと思うか？ ふざけるな！ 絶対に違う筈だ！ 天才と言える、作家はいつの時代にだっている ただそれに気付くかどうかだ

• 共感0

>> 227 ★ロビーの椅子の上に一枚の絵

ひたすら見つめる、東洋人

昼頃には、美術館も少し賑わっていた

気がつくと俺の周りに、人だかりが出来ていた

あの東洋人は、さっきからずっと、あの絵を見ているぞ

なんで、椅子にもたらかしているだけなんだ？

新しい展示の仕方なのか？

絵を見つめる、東洋人 更にそれを不思議そうに見つめる、スウェーデン人

そこに、その時だけ流れる空気が、確かにそこにはあった

• 共感0

>> 228 🍸まだ 続きますがお休みなさいませ☺

• 共感0

>> 227 ★ヨーデポリは港街なのか、カモメがハトのようにうようよいた 一泊二日の旅行者が、言うのもなんだが、綺麗な街だ 美術館に着いた 早足で… ★さぁ旅の目的は達成された

どうしようか…

軽い脱力感がある

せっかく、ヨーロッパまで来たのだから、パリへ寄ろう

ルーブルは興味が無い

ポンピドーへ寄ろう
ここから、鉄道で行くとすると ２日はかかるか？

列車の旅も慣れた

そうしよう

ポンピドーと言うのは、パリの現代美術館の事だ

日本は現代美術にあまり、力を入れていない

そう感じる

ポンピドーやニューヨークのモマのように、現代美術にも力を入れてもらいたいものだ

ピカソがゴーギャンがゴッホが、今の時代に生きていて

当時と同じような作風だと思うか？

ふざけるな！

絶対に違う筈だ！

天才と言える、作家はいつの時代にだっている

ただそれに気付くかどうかだ

• 共感0

>> 230 ★ポンピドーで有名な インターナショナル イブ・クライン ブルー を観た

この青は、私の青です と イブ・クラインが世界的に発表した絵だ

絵と言っても、青一色だ

確かに素晴らしい…
だが、ベキシンスキーの原画に触れた後では 感動もしない
それに、展示の仕方が悪い

大切な絵なのは分かる

将来とんでもない価値が付くであろう

だが、アクリルケース越しの鑑賞は耐えられない

イブ・クラインが泣いている

アクリルを通してのクラインブルー

そんなに大切なら、展示をするな！

美術館の役割は、相反する二つ役割がある

説明しよう

• 共感0

>> 231 ★二つの役割

一つは、より良い状態で後世へ残す事

その為、収蔵に当たっては、徹底した温度管理、光線の管理、化学物質からの管理が行われる

もう一つの役割は、展示して人々の目に触れさせる事

保管場所で保管する事に比べれば、絵の劣化は進む

ルネッサンス時代の作品を見れば、ひび割れ、退色しているのは明らかだ

則ち、相反する二つの仕事を同時にこなしているのだ！

だが、アクリル板を通しての展示なんて、糞喰らえだ

そこには作家の意志は見えない

脳足りんのキューレターの一例だ

唾をかけてやりたい気分だ

どうせアクリル板で保護されている

毎日、拭き取る事から始めればいい

そんな事から気付く事があるかも知れない

実際に唾をかけると、だから、保護してるんだ と 言うだろう

だったら展示しない事だ…

• 共感0

>> 232 ★ポンピドーを出た
良い作品は、沢山あった 感動はしなかった

さぁて 夜行で移動しようか ホテル代も浮く

ちょっと狭い、石畳の道を歩く

先に何らしかの、幟が立っている

ん 見慣れた綴りだ
ベキシンスキーと書いてある

ん？！理解出来ない
駆け寄ってみる

確かに書いてある

その幟を出している店を覗く、閉店後のギャラリーだ

シャッターの隙間から覗く

なんと！ベキシンスキーの個展だ！

信じらんない

まさか、たまたま立ち寄ったパリで、しかもポンピドー以外どこも、訪ねていない

もし、ルーブルやオルセーに向かっていたら

もし、一つ違う道を歩いていたら

鳥肌がたった

しばらく、シャッター越しから、覗き込む

こうしちゃ居られない 宿を探そう！

• << 235 ★夜が明けた 朝からギャラリーへ向かった、まだオープンはしていない 前の石段に腰を掛け、一冊だけ持ち歩いていたサノックで手に入れた 画集を開く しばらくして、画廊のスタッフが来た 女性だ シャッターを開ける 一緒に入ろうとする俺 彼女が叱責する 言葉がわからないが掃除をするみたいだ 店の準備のようだ、仕方が無いので、元の場所で座りこむ なんとも言えない じれったい しばらく待っても、彼女から声を掛けてくる様子は無い さっき叱られたので、恐る恐る声を掛ける 当たり前の事だが、画廊と云う所は、絵を売る所だ 古ぼけたブーコのライダースとバックパックどう見ても、客には見えない 彼女の機嫌が悪い 朝から変なのが来た そう思われているようだ

• 共感0

🍷 今日はここまでです☺

ドキュメントで書いています

• 共感0

>> 233 ★ポンピドーを出た 良い作品は、沢山あった 感動はしなかった さぁて 夜行で移動しようか ホテル代も浮く ちょっと狭い、石畳の… ★夜が明けた
朝からギャラリーへ向かった、まだオープンはしていない

前の石段に腰を掛け、一冊だけ持ち歩いていたサノックで手に入れた 画集を開く

しばらくして、画廊のスタッフが来た

女性だ シャッターを開ける

一緒に入ろうとする俺

彼女が叱責する

言葉がわからないが掃除をするみたいだ
店の準備のようだ、仕方が無いので、元の場所で座りこむ

なんとも言えない

じれったい

しばらく待っても、彼女から声を掛けてくる様子は無い

さっき叱られたので、恐る恐る声を掛ける

当たり前の事だが、画廊と云う所は、絵を売る所だ

古ぼけたブーコのライダースとバックパックどう見ても、客には見えない

彼女の機嫌が悪い

朝から変なのが来た
そう思われているようだ

• << 237 ★面倒くさそうに、彼女が入っていいと合図をした ゆっくりと見て回る 凄い全て彼の作品だ 最近の作品なのか、作風が変わった作品もあった どれも素晴らしい ゆっくりと時間を掛けて鑑賞した 思い切って彼女と喋ろうせっかくだから… だが、英語もポーランド語も下手くそだ、ストリップで覚えたドイツ語を使おうものなら、つまみ出されそうだ、フランス語もわからない… どうしょう？こんなもじもじした性格では無かった筈だ俺 それほどスタッフは威圧感があった 仕方が無い、街の名前を挙げていった ワルシャワ→トルン→バイオビオチェスク→ポズナニ→クラクフ 今回の旅の工程だベキシンスキーの収蔵美術館のある街ばかりだ そして、ベキシンスキーの生まれ故郷 サノック！発声が彼女と同時だった イェイと彼女が親指を立てている ずっと巡って来た事、そして此処にたどり着いた事を理解したようだ それからの彼女は優しかった ポストカードやポスターをくれた ヨーデポリの話もした

• 共感0

>> 235 昨日、エッセイのべクシンスキーの描いた絵を観ました。
ベキさんをこれ程にまで駆り立てる絵とは？と思い観ました。
美術の素人中の素人でロクに美術館へ行った事の無い者が感想を言うのはナンですが。
率直にキモチワルイでした、(第一声？)
ただ、良い意味で精密すぎて絵なのかな？とも思いました。
引き続きエッセイを楽しませて頂きます。

• << 240 有難う御座います☺ エッセイでは、キャンバスと記述されていますが 実際はハードボードに描かれています 精密さなら、商業画家のヒロ山形なども、精密なタッチをしていますが、比べ物にはなりません☺ 彼の場合は、儲りゃいいので、シルクスクリーンで生産し 販売は、ラッセンなどと共同展を行い リビングに飾るのにいいから とか また売れるからとかの理由で購買されているみたいです 誹謗・中傷に当たりますので、削除されても文句は言いません☺ 感じ方はそれぞれです それで良いのです 私も美術は素人です☺ だから、好き勝手に見れるのかも知れません 次のエッセイが決まっていませんが、何なりと進めて行きますね 　　　　御無礼

• 共感0

>> 235 ★夜が明けた 朝からギャラリーへ向かった、まだオープンはしていない 前の石段に腰を掛け、一冊だけ持ち歩いていたサノックで手に入れた … ★面倒くさそうに、彼女が入っていいと合図をした

ゆっくりと見て回る
凄い全て彼の作品だ
最近の作品なのか、作風が変わった作品もあった

どれも素晴らしい

ゆっくりと時間を掛けて鑑賞した

思い切って彼女と喋ろうせっかくだから…

だが、英語もポーランド語も下手くそだ、ストリップで覚えたドイツ語を使おうものなら、つまみ出されそうだ、フランス語もわからない…
どうしょう？こんなもじもじした性格では無かった筈だ俺 それほどスタッフは威圧感があった


仕方が無い、街の名前を挙げていった

ワルシャワ→トルン→バイオビオチェスク→ポズナニ→クラクフ 今回の旅の工程だベキシンスキーの収蔵美術館のある街ばかりだ

そして、ベキシンスキーの生まれ故郷

サノック！発声が彼女と同時だった

イェイと彼女が親指を立てている

ずっと巡って来た事、そして此処にたどり着いた事を理解したようだ


それからの彼女は優しかった

ポストカードやポスターをくれた

ヨーデポリの話もした

• 共感0

>> 237 ★オーナーがやって来た

彼女（アンナ）が紹介をしてくれた

そして、画集を数点手に入れた

オーナーが絵を買わないか？

と尋ねた 結構いい値段だ

一枚だけの原画を買うなら、サノックのギャラリーの横に家を買うよ！

そう言ってやった

画集をエアーメールで送り、パリを後にした

• 共感0

>> 238 ★日本に帰って来た
Ｙ氏のBarへ、まずは土産話を画集は後ほど届くだろう

いつしか、ベキちゃんと呼ばれるようになっていた

おこがましいが、気に入った

また、いつの日か訪ねてみたい

まだまだ、宿題が残っている

その時がいつかはわからない…

だがきっと

心に秘めた思い

大切にして生きていこう

　　　　おわり

• 共感0

>> 236 昨日、エッセイのべクシンスキーの描いた絵を観ました。 ベキさんをこれ程にまで駆り立てる絵とは？と思い観ました。 美術の素人中の素人でロクに美… 有難う御座います☺
エッセイでは、キャンバスと記述されていますが

実際はハードボードに描かれています

精密さなら、商業画家のヒロ山形なども、精密なタッチをしていますが、比べ物にはなりません☺

彼の場合は、儲りゃいいので、シルクスクリーンで生産し

販売は、ラッセンなどと共同展を行い

リビングに飾るのにいいから とか また売れるからとかの理由で購買されているみたいです

誹謗・中傷に当たりますので、削除されても文句は言いません☺

感じ方はそれぞれです それで良いのです

私も美術は素人です☺

だから、好き勝手に見れるのかも知れません

次のエッセイが決まっていませんが、何なりと進めて行きますね

　　　　御無礼

• 共感0

🍷一段落つきました
感想なども御待ちしております☺

☺御休みなさいませ!!

• 共感0

★ニューヨークの街について、説明しよう…

セントラルパーク・自由の女神・ブロードウェイ・ジャズ・現代美術・ヤンキース 観光案内だとこんなところか…

そこには、色んな人種がいる、まさに人種の坩堝

そして、自由とアメリカンドリームがある

ヴィブァ!ニューヨーク

そして、乾杯

素晴らしい街

行った事ないけど…

• 共感0

>> 242 ★岡山の街について語ろう

岡山には一番街がある

だが…二番街はあるのだろうか？

その一番街に又来軒と言う、中華がある、そこの四川麻婆豆腐は美味い！魚以外で私が料理を誉めるのは珍しいのだが、美味い物は美味い

ただそれだけの事だ…それと又来軒をまたくるけんと読むと笑われる、正しくはゆうらいけんだ！

新幹線で岡山に行く、岡山は必ず停まる、のぞみであろうがひかりであろうが…
なぜか？姫路や新神戸だってとばされる時あるのに…

理由を発見した

駅が進行方向に向かって交差している

則ちカーブしているので、列車はスピードを落とすしかない、ついでだから停まろう そんなＪＲの投げやりな態度も見える。

• 共感0

>> 243 ★日本三大ブス県と言うのが在るらしい

良く、日本三大温泉とか日本人は決めたがる

その一つに岡山が入っているらしい…

ママが教えてくれた
↑はぐれ刑事を想像してくれ

後の二つは、忘れてしまった また 訊いて於くとして

岡山がなぜ三大ブス県なのか？

知る限りでは、美人が多く感じるのだが… どうやら言葉に原因があるのかもしれない

上手く表現出来ないが、じゃら とか けん ちょっとした方言が普通に出てくる
勿論、私は大好きなのだが

訛りは故郷の手形、そんな事で、日本三大ブス県に選ばないで欲しい

ヴィブァオカヤマ

中央町・田町この辺りが発展場というか、社交場だ

ここは行った事ある

• 共感0

>> 244 ★岡山で食べ物と言えば、マスカットや桃、ままかり、サワラ辺りが有名か？

よし!!黄ニラを紹介しよう。
ニラと言えば、クセのある野菜で、レバニラ炒めにしたりする。

だがこの黄ニラは、クセが無い！

レバニラ炒めにしたら、もの足りなさが残る

鍋にいれる いわゆるチリ鍋だ

鱧や河豚の鍋に、黄ニラがあったりすると、すこぶる上機嫌になってしまう

ニラのくせに鍋に合う、初めて食べた時は戸惑ったが、今では岡山へ行った時の楽しみの一つだ。

海の幸は、瀬戸内海の魚が中心だ、そうなると御勧めは、タコ・穴子・鱧・カレイ・あたりか？

ままかりなんてのもあるが…どうもいいのに当たった事が無い

勿論、物流の発展した今、他の魚も食べる事もできる

地の魚ならば…との注釈が必要だったか？

敢えてサワラは外しておいた、良い物を含め岡山の人は好きだが、地の魚とは違う気がする

• 共感0

>> 245 ★富山も好きだ

まず、魚が絶品だ！
富山湾で殆ど、水揚げされる、ホタルイカ・白エビ・をはじめ、海の恵みは素晴らしい

そして、安価なのも地方都市の嬉しい所だ！

富山（日本海）で捕れない魚と言えば、本カツオと本イサギぐらいですかねぇ

と 板前が言っていたのを思い出す。

３０００メートルの山に３方を囲まれ、1方が海

自分達で食べる分だけを、捕って食べてきた歴史があるだけに、高速道路が出来て、久しいが…今後が心配ではある。

• 共感0

>> 246 ★ただ用事も無くて、富山に行った訳ではない！

それと、まだ２回しか行った事はない

用事と言えば、釣りだ！鮎釣りだ！

富山県には７つの一級河川があるらしい、その内の一つ神通川に行った事がある、残念ながら今年は行く機会が無かった
神通川＝地図で見ると真っ直ぐな川だ

それは、堤防を記しているだけなのだろう、実際はその堤防の中でうねうねしている

水温は夏でも、低めだ！立山で降った雪が、伏流水となり渇水する事も、無いと考えていいだろう。
後、ロケーション的に面白いのが、その堤防に沿って、滑走路がある、飛行機の発着を見ながら、釣りを出来るのも、好きずきもあるだろうが、趣がある。

• 共感0

>> 247 ★他の街はあまり知らない…話題を変えよう

マッサージは子供の頃から好きだ…

子供だから、御遊びでした程度だったが、最近は治療と考えて受けている

のんびりと、気を休める時間は必要不可欠だ

金玉マッサージは特殊だが、色んなマッサージがあるもんだ
次にマッサージ氏達と各種施術を紹介しよう。

勿論、私が知る意外にも、まだまだあるだろう、気楽に一読されたなら幸いである。

• 共感0

>> 248 ★タイ古式マッサージ まずはタイから、何故古式マッサージなのか？

タイの寺院ワット・ポーが最初と言われている

施術師は平均腕はいい、政府公認の資格者なら、ある程度の技術は保証されている

大きく分けて、足裏と古式に分かれいるようだ。

マニアック向けに、耳ツボ、金玉があるようだ

ベーシックな古式マッサージを語ろう

• 共感0

>> 249 ★古式マッサージの特徴はズバリ、ストレッチと押しの融合だろう

骨をボキボキ鳴らされたり、ストレッチ好きなら、御勧めだ
最近は日本でも、ブームとなっているようだ！

柔軟体操の要素も入るので、確かに健康的ではある

• << 251 ★中国マッサージ 中国マッサージは別名、竹踏みマッサージだ、天井についた竹の手摺りを持って、背中の上に乗ってくれる そして、その背中の上の足は、足の動きとは思えぬ動きをする。 技術は、個人差があるように思う 御気に入りの、施術師が見つかるまで、豆に通おう！

• 共感0