ぶす子です。
こんにちははじめまして。
私ぶす子はその名の通りブスです。
そのせいか性格も捻くれ、他人を妬んでばかりの最悪な性格で無愛想で可愛いげもない。
頭も要領も顔も性格も悪い。
当然彼氏いない歴=年齢
友達は二人程しかいない。
学生時代は思い出したくもないし、あまりに辛い思い出過ぎて記憶が風化してしまった。
人生の黄金期とも言える青春時代に自殺未遂もした。
私は何にも恵まれてない。
特技は人に嫌われる事かな。
そんな私が男性に恋をした。
19才の秋…。
人間嫌いな私が人間を愛するなんて…。
その前にこんな殺人的なブスの私が恋なんか許されるのだろうか?
※拙い文ですが呼んで下さると幸いです😣
不快な表現などあるかもしれません😅
身バレを防ぐ為に多少はフィクション(人物名など)入れてますが99㌫は実話です。
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信じたくないよ…。
不細工でどうしようもない私を可愛いとか自信持つよう言ってくれて
やめて欲しくない、一緒に頑張ろうって…
あの言葉も嘘だという事になる。
木下「…。
信じたくないのも分かるよ。
でも優樹菜ね、別れた後もあいつに毎日セクハラされてたの。
後彼氏と別れないと付き合っていた頃のHな写メばらまくぞとかゆわれたし。」
ぶす子「でも…武藤さんは私の事好きだって…。武藤さんから告白してきたんだよ?
セクハラなんて私はされてないし、木下さんの考え過ぎ…自意識過剰じゃないんですか?
そんな事する人じゃない。
おかしいよ…。」
木下「は?アンタってまさかマヂに男と付き合った事すらないの?
男はやる為なら平気で嘘付けるの!」
ぶす子「優しかったのも…私とヤリたかったから…?」
そんな人じゃない…でも私の希望は木下さんの次の一言で一気に崩れ去った。
木下「じゃあ言いますケドぉ、
喫煙室でね、アンタの事堀北と馬鹿にして笑ってたよ。
絶対処女だろとか賭けてたし、
相田さんにセクハラされててめっちゃ迫られてキモいって言ってた。
あ、優樹菜は別に興味なかったから一緒になって悪口言ったりしてないからね?」
…武藤さんも不細工を馬鹿にする人種だったんだ。
完全に弄んで捨てるつもりだったんだ。
この人は私の事も受け入れてくれると思ったのに。
それから私は工場を辞める事にした。
あれからすぐに武藤さんに別れを告げたが、アッサリと受け入れられた。
惜しんでくれたのは休憩室仲間の菅野さんと所長だけ。
初恋が実らないって本当だったんだなぁ…。
もう寮には入られない…。
実家に引っ越すのに
とりあえず荷物をまとめはじめた。
ふと誕生日に武藤さんから貰ったマグカップが目に付いた。
マグカップを捨てようとも思ったが、捨てずにとりあえず箱に詰めた。
隣の堀北の部屋からは彼氏といるのだろう
喘ぎ声と定期的に床が軋む音が聞こえる。
私は耳を塞いだ。
叫び声をあげて壁をぶちこわしたい衝動に駆られる。
でもそんな事した時点で悪者は私だ。
いつもそう。美人はか弱いヒロインでブスは悪者で。
顔が可愛いなら堀北や武藤さんみたいに人を馬鹿にする様な性格が悪い人でも愛してくれる人がいるのに…。
私は泣いた。
声は抑えきれなかった。
まぁ多少はいいよね。
明日から会わないし、
あっちの声もまる聞こえだしお互い様だよね…?。
プルルル…。
工場を辞めで数日後の夕方に電話が鳴った。
ユッキーナからだった。
ぶす子「もしもし」
ユッキーナ「ねぇ今から時間あんでしょ?
ちょっと来てよ○○って居酒屋だから。
あ、足はあんの?」
ユッキーナとはあれからちょっぴり仲良くなっていた。
ユッキーナは東京から結局こっちに戻って来たらしい。
隣の市だがちょくちょく私の市まで出て来る様になった。
ユッキーナも私に対して嫌いから、
まぁちょっと嫌いじゃないてか好きかな
みたいに思う様になったらしい。
まぁ言い方はきついし、
なんかアンタそんなだと一生引立て役だよとか言われるけど。
ぶす子「電車で行くよ」
ユッキーナ「いい。知り合いに送らせるから。」
ぶす子「つかそんな気使わんでいいし(笑)」
ユッキーナ「ういっス。早く来いよ!」
ぶす子「ういっス。」
ちょっとユッキーナの言葉使いが移ってしまった。
てか一緒に飲もうなんてなんかあったんかな?
居酒屋に到着。
私は未成年なのでソフトドリンクを注文するとユッキーナに
ユッキーナ「そんなんだから彼氏が出来ないんだし」
とか言われた。
そこは問題じゃないと思うよ…。
飲めない子でも普通に彼氏いるしとか
ひそかに自ら自分が普通じゃない事を認めて自己嫌悪に陥った私。
ユッキーナ「さて。」
程よくお酒が回ったユッキーナは話し始める。
ユッキーナ「こないださ~たまたまばか武藤に会ってさ…。
武藤さんという単語に反応しびくつく私。
早く忘れたいのに…。
~以下ユッキーナ回想ユッキーナ視点です~
武藤「優樹菜…?」
げっ!キモ武藤かよ。
木下「…ども~じゃあ。」
武藤「待てよ!今から時間あんでしょ?」
マジうぜーなこいつ💢
木下「ないです(ユッキーナ悩殺スマイル)」
武藤「ちょっとだけだから!」
とこんな感じでやり取りを繰り返し結局話だけは聞いてやる事にした優しいアタシ。
そして優樹菜達はとりあえず近くのカフェに入った。
落ち着いてから武藤は話し始めた。
武藤「優樹菜…何で辞めた…?」
あ⁉おめーのせいだよ💢
ユッキーナ「おめーのせいだし」
あっ言葉に出ちゃった💧
武藤「そか…。本当…悪かった…。ゴメンな?
怖かったよな…。
ゴメン…。
だから…また俺と付き合って?
今度はちゃんと優樹菜を守るよ。」
ユッキーナ「アンタ何人の女にそう言ってるワケ?
優樹菜には今彼氏いるし、
例え今いなくてもアンタと元サヤなんて死んでもゴメンだし。」
武藤「同棲中の彼女とは別れたよ!俺もあいつに騙されてんだ!あいつに二股かけられてたよ…。」
ユッキーナ「マジ嘘臭いんですケド~。てか本当なら超いい気味ぢゃん!!ウケる(笑)」
武藤「優樹菜の事は本気だった!
今でも愛してる。
別れてから気付くなんて馬鹿だ俺…。
最低だって言ってくれて構わない。」
ユッキーナ「うん。最低アンタ。」
武藤「優樹菜ッ…!」
ユッキーナ「それに優樹菜よりもまず相田さんに謝るべきじゃない?」
武藤「ぶす子…ちゃんか…俺悪い事した…よな。」
ユッキーナ「言われねーとわかんねーのかよ!馬鹿じゃねーのお前?」
武藤「優樹菜も相田さん嫌いって言ってなかったか?」
ユッキーナ「最初はね。
優樹菜も堀北とつるんでちょっと無視とかしちゃったりしたケド
さすがに下駄箱にゴミ入れたり嘘告白してヤリ捨てようとか盛り上がれるアンタらにひくわ!」
武藤「俺…実はちょっとはいいなとは思ったんだ。
男慣れしてないとことか…
すれてなくて素直で可愛いなって…。
缶コーヒー一個ですごい喜んでくれて。
ああこの子今まであまり大事にされて来なかったのかな?
俺が優しくしてやりたいって思ったよ。」
ユッキーナ「は?馬鹿じゃねーの?
優樹菜に本気とか言ってみたり…実は相田さんに気がありましたとか言い分がころころ変わるね?
相田さんを馬鹿にしてたのは変わりないじゃん!
何がしたいの?
堀北のご機嫌伺っちゃってさ
マジ意味不明!」
武藤「本命は優樹菜だよ!」
ユッキーナ「嘘付け!
…アンタ堀北が好きなんでしょ?
知ってるんだよ優樹菜。」
武藤「!?…どうして
…そうだよ…真希が好きだよ俺は。」
ユッキーナ「じゃあ告れば?もう優樹菜に関わんないでね」
武藤「いや…真希には男いるし…てか優樹菜も好きなんだけど。」
ユッキーナ「は⁉意味不明💢優樹菜にも彼氏いる事知ってて告ってただろさっき。」
武藤「いや…真希に嫌われたくないし…。てかどうしたらいいんだ俺😢
優樹菜の事も大事だし…
でも真希もずっと好きだったんだ」
ユッキーナ「しらねーよ💢」
馬鹿らしい…。こんな男に関わるだけ時間の無駄だ💢
優樹菜はバンとテーブルを叩いてそのままカフェを後にした。
~以上回想終了~
ぶす子「…うわあ💧ありえん…」
ユッキーナ「マジ意味不明だよね😱」
ぶす子「お疲れさん…
てかあの人堀北の事ぶりっ子で性格悪いとか俺は嫌いとか言ってたのに😅」
ユッキーナ「女全員にいい顔してんのあいつは!
だから…その…気にするなって事!
相手が悪すぎだからあんたは別に気にしない事だって!」
ユッキーナ…これでも励ましてくれてるんだ…(泣)
でも、私は武藤さんの一件以来、傷つくのを恐れて恋愛するのがすっかり怖くなっていた。
ぶす子「私なんかに、いい人なんか現れないよ…😢」
ユッキーナ「男なんか星の数程いるんだしいい人もいるからさ。
優樹菜はむしろ女のが嫌いだね。」
確かに💧女の人も怖い😅
でも美人なら男の人が味方になるからいいよなぁ…
ぶす子「女の子も男の子も皆怖いよ😢
ブスだとここぞとばかりに馬鹿にするし…。
ユッキーナには彼氏いるじゃん。
ブスは孤独なんだよ😖
ユッキーナには分からないよ…。
」
ユッキーナ「確かに女は顔さえよければ何しても生きていかれるよね。」
はっきり言い切るユッキーナ。
嫌味ですか…。
美人に肯定されると辛い😆
ブスの立場って一体…。
ユッキーナは続ける。
ユッキーナ「性格が一番大事って言うけど、
やっぱり見てくれが良くないと性格まで見てもらえないよ。
ある程度の外見があってこその性格だよ…。
書類選考通らないと面接までこぎつけられないわけで…」
ぶす子「でも!性格重視って人もいるかもしれないじゃん。」
ユッキーナ「で?ぶっち(私)の回りにはそんな人いた?」
今までで…
私の中身を見てくれようとした人…
いない…。
ぶす子「じゃあ何?やっぱりユッキーナも私の事見下してるんだ?
ブスはかわいそう。
私はブスじゃなくてよかったって!」
ユッキーナ「言ってないよそんな事。」
ぶす子「口に出さないでも思ってはいるんでしょ?」
つい興奮して声を荒げてしまった私。
ユッキーナはそのまま黙って携帯をカチカチし始めた。
何なの?
ブスが興奮しててキモいんですけどwとかメールでもしてるの?
とかいつもの被害妄想モードに突入してると
ユッキーナがふいに自分の携帯の画面を差し出して私に見せた。
ユッキーナの携帯の画面には私より少し年下位の女の子のプリクラが写っていた。
女の子は二人写っていて、
右の子は地味で大人しそうな感じで、ぽっちゃりの体型に顔立ち自体はまぁまぁで正直可愛いとはいえない感じの子。
対して左は可愛くて男ウケしそうな華やかな子。
誰だろう?
ユッキーナ「右ね。
プチ整形&ダイエット前の優樹菜だよん♪」
へぇ…ユッキーナプチ整形してたんだ。
ぶす子「ユッキーナ整形してたんだ…。
え?私にも整形しろって事?」
と、とことんマイナスの意味に捉えるうざい私。
ユッキーナ「違う違う。
優樹菜もブスブスゆわれてイジメられてたから分かるんだよ。
その一緒にプリとった子にも馬鹿にされてたし。
今思えば引立て役だった。」
私はあゆみの事を思い出した。
ユッキーナ「整形したら、全く立場が逆転してさ。
綺麗事言っても女はやっぱり顔なんだよ…
人間は顔じゃない。でも女は顔。
アンタいい奴だから大事にしてくれる奴現れるよ。
ただ、顔さえクリア出来ればね。
なんだかさっきと言った事矛盾してるね。ゴメン…。さっきは星の数程男いるからって希望持たせるような事言っといて…。
でも厳しい事言うけど顔は大事なんだよ。」
ぶす子「そっか…」
私は、今まで顔がよくなくても
自分を見てくれる人はいつかきっと現れると心の奥底で思っていた。
いや、思い込もうとしていた。
自分の回りでは自分と真逆の綺麗な子達がちやほやされてるのを尻目に…。
私はそう思い込む事で現実から目をそむけていた。
でも、違うんだ。
はっきりユッキーナに女は顔だと言われて目が覚めた。
何かが吹っ切れた。
変わろう。
今度こそ。
ブスから生まれ変わりたい。
ユッキーナと居酒屋で会った日以来強くそう思うようになっていた。
でも整形はしない。
整形で美人になっても所詮、整形。って馬鹿にされる気がした。
でもブスなのに整形もしないで変わる事なんて出来るかな…?
まず私は一般的に可愛いとか美人と言われてる人や美人の姉の画像を集めた。
そして鏡の自分と見比べる。
うぅっ💧同じ人間なのに全然違い過ぎて早くもへこたれそう😢
骨格からして違う😫
でも私だって彼女達みたいになりたい!
やっぱり私肌色悪いなあ😓
なんで美々子姉ちゃんとかあんなに白いんだろ😅
私の顔の欠点は…
いっぱいあるけど
特に目と目の間…鼻の付け根が極端に低いのが目立つ😅
おまけにニキビの跡で赤くムラがあって、毛穴もパカーンと開いている
私なんてキモいんだろ😫
私はネットで調べて、鼻の付け根を引っ張り上下にマッサージするのを初めてみる事にした。
鼻は結構簡単に形が変わるらしい。
やって形が悪くなるかもしれないけどやらないよりまずやってみようと思った。
…どうせなら生まれた時から美々姉ちゃんみたいにちゃんとした鼻がよかったけど。
あと私は目は奥二重で自分では気に入ってたが、
瞼は普通より腫れぼったかった。
…これなら一重でぱっちりした目のがマシだ😫
元々蒙古襞に食い込む二重だからアイプチもできないし😢
その日から瞼もマッサージをする事にした。
あと睫毛美容液を欠かさず塗る🐱
可愛い目になりたいなあ…
化粧水や乳液も変え、洗顔はきちんと泡立てる。
氷でマッサージもしてみた。
食べ物やサプリメントも美容や健康にいいもの!
疲れやストレスを貯めない!
雑誌を読む
これを二ヶ月位続けると顔立ちや表情もだんだん変わってきた!
…と思った。
身の周りの小物も思い切って可愛いものを揃えた。
最初はこんな私に似合わないのにこんな可愛いのを買うなんて…と商品をレジまで持っていくのすら躊躇した。
レジの周りをぐるぐる回って行ったり来たりする私は、店員さんから見たらかなり不審に思われたと思う😌(笑)
でも問題は髪だ😲
当時、私は美容院なんて行った事がなかった。
カットはセルフカットか、千円カットの理容室だった。
美容院というだけで自分には
敷居が高い様に感じていた(笑)
美容院なんてオサレなお嬢さんが行くところだ!
とか絶対私が行くと客が全員帰りそう!とか
美容室に行く服がないし美容師さんに笑われたらどうしよう…とか(笑)
やっぱり電話で予約するの?
第一予約の取り方すら分からない…
でも勇気出さなくちゃ…
可愛い女の子になりたいもん…!
勇気を出して私は電話をかける。
でも街中のオサレな美容室は気がひけたので近所のオバチャンとかが多い美容室…(笑)
予約当日、美容室で綺麗にカットとカラーリングをしてもらった。
腕のよい美容師さんで仕上がりも満足!
やっぱり美容室でやってもらった方が綺麗にムラなく色が入るんだなあ…と感心。
私は髪を伸ばしたかったので、軽く梳いてもらって髪の流れが綺麗に見える様にしてもらった。
実は今までベリーショートやボブだったので髪を伸ばすのは初めて。
伸ばしてお人形さんみたいなゆるふわにしたいなあ♪
後は…
ぶす子「あのっケラスターゼってありますか?」
私は美容室でケラスターゼを買う事を決めていた。
普段ドラッグストアで安物の市販シャンプーを使ってた私にとって、美容室でシャンプーを買うのが憧れだった。
美容師さん「扱っておりますよ~。買っていかれますか?」
もちろんYESと答えてケラスターゼを買って行った私。
ふと側に停車してある車のミラーで自分の姿を確認するキモい私。
うわあ…なんか生まれ変わったみたい!
自分磨きって楽しい!女の子って楽しい!
私はすっかり舞い上がってしまっていた。
ふと前で信号待ちをしている女の子二人組の姿が目に入った。
げっ…😲
実は私、女の子のグループが苦手💧
女の子って一人だと大人しいのに二人以上になるとチラ見してこっちを笑ってきたりキモいとか陰口叩くから怖い😅
今までも街へ出掛けると全然知らない女の子達から
「何あれ~キモくなあい?(笑)」
とか
小声で「きもっ」とか言われていたからすっかり恐怖症に💧
今日も目立たないように後ろにそっと立つ。
ふと女の子の一人と目が合った…
が
そのまま何事もなく信号も変わり歩いて行ってしまった。
あれ?今までと違う😓
ちょっと寂しい…(ノ_・。)
訳もなく内心浮かれる私\(^o^)/
些細な事でも私は嬉しかった。
今まで街を歩くと罵声や冷やかし、舌打ちばかりだったから…。
年明けとともに世界が変わった気がした。(書き忘れましたがもう1半ば月位です)
もちろんクリスマスは一人寂しく…
神様、来年こそは優しいダーリンと甘いクリスマスを過ごさせて下さい!
その後も自分磨き?を続けていく。
鼻や目のマッサージも効果が現れてきて目鼻立ちもくっきりしてきた!
顔体操で弛んでた表情筋も鍛えられ、輪郭も小さく!
むくんでる時は氷でマッサージ!
肌もすごい綺麗になってきた。
食べ物にも気を使うようになった。
三食バランスよくしっかり噛んで食べる。
そんなある日、いつものように豆乳を飲みながら、足の角質ケアをしているとユッキーナから買い物の誘いの電話が!
もちろん行く行く!
思えば居酒屋以来だなあ~
どんな顔するだろう?
ぶす子「もしもし?」
あゆみ「あけおめっ!ぶす子~来週の水曜日遊べる?」
…げっ💧ユッキーナと約束した日だ。
ぶす子「ゴメン!その日は先約が…😅
再来週なら暇だけど?」
ユッキーナのが先に約束をしたので当然断る。
あゆみには悪いけどその日は諦めてもらって日を改めて遊ぶ約束しよう…。
あゆみ「えぇ~友達?」
ぶす子「うん…ゴメンね」
だが今回はいつもの様にいかなかった。
あゆみ「じゃあ私も行く~!何処へ行くの?」
予想外の返事に戸惑う私。
ぶす子「えっ😅お昼にOOデパートで買い物の予定だけど💧
でも一緒に行く子結構人見知りだし気難しい子だから…💧」
あゆみ「へえ…その子は良くて私はダメなんだ?」
ぶす子「別にそういう訳じゃないけど…。
あれ?あゆみ?!もしもーし」
電話は切られていた…。
あれれ?私何か言ったのかな?
ってかあゆみどうしたんだろう?
今までは予定があるって言ったら、
「行ってら~o(^-^)o楽しんで来てね💕」って言ってくれてたのに💧
そしてユッキーナと予定の日が来た。
ユッキーナ「あけおめことよろ~
ヤバい!ぶっちめっちゃ変わってる~マジカワイイじゃん!」
ぶす子「あけおめっ!ユッキーナがブスは人間じゃないなんて言うからめっちゃ頑張ったよ!(´・ω・`)」
ユッキーナ「ちょ…っ!そんな事言ってないから!!
でも…本当可愛くなったよ。」
ぶす子「ははは」
一通りユッキーナとデパートを回り、
ユッキーナがショッピングセンターに行きたいと行ったので、ユッキーナの車でショッピングセンターに行く事に。
ユッキーナと雑貨屋さんで色々見ていると携帯が鳴った。
ぶす子「誰だろう💧」
ユッキーナ「いいよ~出てみなよ!優樹菜ちょっとあそこ見て来る」
とユッキーナも言ってくれたので電話に出る。
…電話の主はあゆみだ。
ぶす子「もしもし?」
あゆみ「ぶす子~!デパートに居ないじゃん!今どこ?」
…え?
ぶす子「今ショッピングセンターだけど…
まさか…来てたの?」
あゆみ「別にいいじゃん~!私も今日たまたまデパートに買い物来てて、
あっ、そういや今日友達とぶす子いる日だって思い出してさ~!
へぇ…ショッピングセンターにね…そうなんだ♪
そこって●●があるトコ?」
いや絶対嘘でしょ💧
ぶす子「まぁ…そうだけど」
あゆみ「今から合流しよっ?●●で待ってて!」
ぶす子「えっ💧ちょっと?」
ツーツーツー…
切れた💧
とりあえずユッキーナにいきさつを説明すると
「めんどくさい友達だね💧」
と言って苦笑していたユッキーナ。
とりあえず●●であゆみを待つことに。
そういやユッキーナとあゆみの組み合わせって以外だなぁ~💧
…案外仲良くなったりして💧
ユッキーナは頼られると弱いし私と仲良くなれた位だしね。
と思いながらユッキーナと談笑していると、あゆみが姿を現した。
あゆみと目が合った…が視線をそらされてキョロキョロするあゆみ。
気付いてないみたい。
ぶす子「あゆみ」
あゆみ「えっ…まさかぶす子?
えっ全然違う💧
え~💧💧」
と戸惑うあゆみ。
ユッキーナも軽く会釈をする。」
三人が揃ったところで改めて出発する事にした。
あゆみはニコニコしてユッキーナに話しかけていた。
あゆみ「あゆみって呼んで~❤
ユッキーナでいい?」
ユッキーナ「えっ木下さんでいいよ」
でもあゆみはしっかりとユッキーナの横をキープしている形で、
絶えずユッキーナに話しかけているので2人+1みたいな感じに💧
私の入る余地がない💧
気を利かせてユッキーナは私に話を振るが、あゆみは私にそっけなかった。
ぶす子「これカワイイ~」
と言うと
あゆみ「え-…ぶす子そんなの好きなの😓
あっユッキーナ、これ超可愛くない?!⤴」
みたいな感じに。
ユッキーナ「優樹菜はぶっちの奴のが好きだよ。」
みたいにあしらわれていたが。
後は
ぶす子「あっこれ前あゆみとオソロで買った奴だ~😆懐かしい」
あゆみ「ごめんわかんない~。」
みたいな具合。
私とユッキーナが話すと割り込んでくるのに、
あゆみとユッキーナの話(と言っても一方的にあゆみが話してるだけ)に割り込むとあからさまにブスッと不機嫌になった。
プリクラを撮った時も、
FOREVER FRIENDS
あゆみ&ゆきな
みたいに落書きに私も写ってるのに名前を省いたり…。
何しに来たんだこの人💧
そのうちあゆみがトイレに行った。
あゆみ「ユッキーナも行こう❤」
ユッキーナ「え~優樹菜は大丈夫だから行ってき~」
あゆみ「はあい!」
ぶす子「はぁ…疲れた」
ユッキーナ「アイツぶっちの友達なんだよね💧
さっきぶっちが一人でトイレ行った時…うぅん何でもない。」
えっ気になる💧何があったの?
その後も特にあゆみの態度が変わる事もなく、
その日は終わった。
その日のあゆみからのメールはいつも通りだった。
「今日はありがとう(v^-゚)いきなり乱入してゴメン⤵でもユッキーナ超いい人だねっ🐱とっても楽しかったo(^-^)oぶす子ゆっくり休んでね~❤お休みん♪」
みたいな感じでさっきまでの態度が嘘みたい…。
家でくつろいでいるとユッキーナから着信が!
ユッキーナ「あのさ…今日の友達の事だけど
黙っとこうか迷ったんだけどやっぱり言っとく…」
ぶす子「やっぱり…何かあったんだ💧
あゆみちょっと変だったから」
ユッキーナ「へぇアイツいつもあんなんじゃないんだ(笑)」
ぶす子「いつもは優しい子だよ…
で?どうした~?」
ユッキーナ「あの子さ~…
ぶっちがトイレ中とかぶっちの悪口ばっかり言ってたよ💧
『ぶす子って何でも人の真似するからユッキーナ気をつけてね❤』とか💧
『人の彼氏とかもとるよ‼』とか
『あの子昔超ださかったしスッゴく不細工だったのに整形したみたい😣』
とか…
友達って聞いてたから、優樹菜びっくりしちゃった💧💧
とりあえず、『いや~優樹菜がぶっちに
『現実を知れ』って言って
ぶっちは自分磨き始めたた位だし、地味だったのは知ってるよ』
って返しといた💧」
あゆみ…😅ドン引き💧
ぶす子「いや~あゆみいい人なんだけどな💧確かに前二週間位一緒に住んでた時も財布からお金抜かれたりされたけど…」
書き忘れたが、工場に入る前、あゆみと同居してた時、冷たくなった以外に、携帯を勝手に見られたり財布からお金抜かれたりした事があった。
でもその時の私はあくまでお邪魔してる立場だったので気付かない振りをしていたが…。
私が出て行こうと思った理由はそれもあった。
書き忘れスミマセン💧
ユッキーナ「それマジ⁉😲
優樹菜アイツ嫌い!
初めて会った頃のぶっちより無理!
なんかアイツ怖いよ…気をつけた方いいってマジで。」
ぶす子「確かに今日変だったけど…高校の頃から知ってるし、前はいい子だったんだけど」
ユッキーナ「アイツ堀北と同じ匂いがする💧」
匂いって考え過ぎでしょ…(笑)
今日はユッキーナとの約束を優先されてたまたま不機嫌だっただけ…。
でもやはり武藤さんの時同様、ユッキーナの勘は当たっていた。
でも鈍い私がそれに気付くのはもっと後の事で…
しばらくは、あゆみは私にとって数少ない親友だった訳で。
それからしばらくあゆみとのメールはユッキーナについての事ばかり。
内容は
『ユッキーナのアド教えて❤』
というものだったが、本人NGの為、
『ユッキーナ気まぐれだし、教えてもほぼ連絡つかない状態だから』
みたいに適当に理由をつけて断った。
でも流石にしつこい為にユッキーナはアドを教える事を了承した。
ユッキーナ「ぶっちも大変だろうし教えるよ…
ま、教えてもこっちからメール送らないからいいや。」
でもあゆみってこんな積極的じゃなかったけど、
ユッキーナの何がそんなに気に入ったんだろ?
まぁ、ユッキーナは魅力的って事かな…。
でもユッキーナにあゆみからのメールアドレスを教えたのはいいが、
やはりほとんどが私への愚痴や不満らしい。
「アイツ整形してもブス💔」
とか
「アイツ性格も悪いよ😲高校の頃も友達いなかったし」
など…
いやそんな事言ったらあなただって高校の時から大分変わったよねってツッコミたくなった。
てか整形じゃないし💧
ユッキーナが気を利かせて
「ぶっちは整形してないよ!筋トレとかしてめっちゃ努力してたもん
すごいよね‼」
と送ってくれたが、(筋トレとはちょっと違うけど😅)
「でもそんなのずるい‼
努力して元の顔と変わっちゃうんなら整形と変わんないし💧
だって卑怯じゃない⁉
なんでブスって整形しちゃうんだろ-⁉💧
ズルなんかしないでそのままの顔を受け入れて好きになればいいのに😄」
と返ってきてその場でユッキーナと苦笑した。
てかユッキーナは整形してた過去があるのでちょっとキレていた。
ユッキーナ「ブスは努力もするなって事⁉マジうざいコイツ💢」
でもやっぱり元が可愛い人にとっては、
整形や、努力をして可愛くなろうとする事は卑怯なのかな?
ユッキーナのアドレスを教えて以来、
あゆみから私へのメールは至って平和だった。
「ぶす子~❤今日学校サボった~😆」
「私ゲ-ム欲しいな❤今度彼氏に買ってもらお😜」
など…
まさかユッキーナへ送っている私への愚痴や悪口が、私につつぬけだと露知らずなんだろうな。
ちなみにユッキーナはあゆみからの私の悪口メールに対して返信していないし、
時々気まぐれで返信したかと思えば一言単文絵文字なしのそっけないメールくらい。
ユッキーナのあゆみへの送信履歴にあった
「君も暇だね」
には笑った。
でもユッキーナが
「優樹菜悪口言う人嫌い」
って送ってから大分落ち着いた。
そんなある日の朝、あゆみから一通のメールが届く。
「今日、ユッキーナと遊ぶ😆💓」
へぇ、ユッキーナはあゆみを嫌がってたけど、結局遊ぶ約束したんだ。
「どこ行くん~?とりま楽しんで来てね~✋ユッキーナによろしく😜」
と送った。
そのすぐ後ユッキーナからメール。
「今日バイト休み~✌一緒に遊ばん?」
あれれ?
ユッキーナにすぐに返信。
「あれ?あゆみは?あゆみと遊ぶんじゃないの?」
「は⁉😓何の事?まさか今日アイツも来んの?」
あれれ?
あゆみはユッキーナと遊ぶって言ってるけど
ユッキーナは全く知らないらしい…。
ユッキーナにこの事を話すと、ユッキーナはわざわざ車に乗って私の家まで来てくれた。
ユッキーナ「お邪魔します」
ぶす子「ゴメンね💦わざわざ…ゆっくりしてってね😅」
私の部屋に案内してとりあえずくつろいでもらう。
お茶も出してホッと一息ついたところでユッキーナが話を切り出した。
ユッキーナ「で?何で優樹菜がアイツと遊ぶ事になってるの?そのメール見せて😅」
ユッキーナにメールを見せる。
ユッキーナ「うわ…😅本当だ😲そんな嘘までついて何がしたいのアイツ⁉」
ぶす子「さぁ~?私からユッキーナとりたいとか?」
ユッキーナ「うざっ😲てかマジアイツちょっと調子乗りすぎじゃない?
いっぺん痛い目見ないとわかんないよコイツ💢」
ぶす子「確かに最近のあゆみちょっと変だなあ😲
最近やたら私達に執着しつるし短大の友達ともうまくいってないのかもね💦」
てかあゆみ学校はどうしたんだろう?
ユッキーナ「アイツの学校って何処?」
ぶす子「●●短期大学だよ」
ユッキーナ「保育?福祉?」
ぶす子「確か福祉学部だったかな…と思うけど?」
ユッキーナ「よっしゃ!後輩がそこ行っるからアイツの事聞いてみる。」
忘れてる人もいるだろうがユッキーナは私より2つ年上だ。
友達の事を探るなんてちょっと良心が痛む…
事もなく、あゆみの謎の言動に頭にきていた私はユッキーナに頼む事にした。
さっき、楽しんで来てねと送って以来、あゆみからは返信がない。
私は
「ユッキーナとのデェト楽しんでる⁉😆
さっき用事で駅来てユッキーナ見たって事は駅にデェト来てたのか😉
あゆみは見かけなかったけど…。
声かけようか迷ったけど、デェトの邪魔しちゃ悪いし、用事あるから帰って来ちゃったけど😅」
という文面を作りあゆみに送りつけた。
もちろんユッキーナは駅に寄らずまっすぐこっちに来たのででたらめである。
ちょっと意地悪をしてみた😅
すぐに返信が来た
「うん😜今日新しい服が欲しくてユッキーナと買い物に来てたの😉
今はユッキーナとランチして恋ばな😍で盛り上がってるょ👍✨」
…君の言うユッキーナって誰?
二人で苦笑する。
それからユッキーナとはその日は家でゲームして適当に遊んで帰ってもらった。
でも夜になると急に寂しく、心細くなった。
頑張ってブスは卒業出来たかもしれないけど、
まだまだ自信もないし、これからまた一人友達を失うかもしれない。
夜、一人になると不安で心臓がきゅ~っとして喉がつまって呼吸も苦しくなる。
眠れないので、カモミールティーを飲むことにした。
食器棚から取り出したのは、武藤さんのくれたマグカップ。
武藤さんは最悪だったけど、ときめきを教えてくれたし、マグカップには罪はないしね。
恋したいなぁ…と思った。
20才までには彼氏欲しいなぁ…
それからしばらくたったある日、
いつか彼氏が出来るのを夢見て
無駄にでかいお尻をきゅっと引き締めるべく、ヒップアップ骨盤矯正体操に勤しんでいた私。
ぶす子「ぷるぷる~んのきゅんのボンッ🎵」
そこへユッキーナから着信が。
ユッキーナ「もしも~し⁉アイツ学校辞めてたっぽい」
ぶす子「ぇえ~結局辞めちゃったんだ」
マジか⁉
…もったいない…。
美々子お姉ちゃんといい、あゆみといい
せっかく学校に入れたのに何で簡単に辞めちゃうんだろう…。
私は親に進学の希望を叶えてもらえなかったから…。
あゆみはやっぱり孤立していたらしい。
ユッキーナの後輩ちゃんによると、
人真似や嘘言癖、二股自慢、自分自慢など痛い言動で嫌われていったらしい。
でも学校行ってないとすると何してるんだろ⁉
ユッキーナ「あ~後輩ちゃん情報だとイケないバイト始めたっぽいよ?」
ぶす子「イケないバイト?」
ユッキーナ「あ-…うん…純粋なぶす子にはちょっと刺激が強いかも…」
ぶす子「ウフフ‼
ユッキーナお姉様ったら…来たるべき日の為にお勉強は怠っておりませんことよ。
てか本当にあっち系?」
ゴメンユッキーナ。今のキモかったよね。
ユッキーナ「あっち系ってどっち系だよ(笑)
うん、ぶっちの想像通りえっち系だよ‼」
と、さらっと下ネタを言うユッキーナ。
へええ…あゆみがね。
そんな仕事を。
ユッキーナとの電話が終わった後も頭がぽやっとほてっていた。
私はまだ男性経験がない。
今まで周りの男は敵だった。
でも自分磨きをするようになって、
周囲の男性は明らかに私に対して優しくなったと思う。
それで、いつか誰かを好きになって、
いつかは私も愛する人と、
そういう事するようになるのかな?
全く興味がないと言ったら嘘になる。
去年の年末から私はカフェでバイトを始めていた。
今までは接客業なんかほとんど受からなかったが、
自分磨き始めてから、面白い程に接客業の面接が受かり、
その中で一番待遇や交通のいいところを選んだ。
選べる立場っていいなあ…。
でも、せっかく使って頂いたんだし、
私も期待に応えられるよう、お客様に満足して頂けるよう精出して働こう!
ぶす子「いらっしゃいませー😄」
??「あの…相田さん?ですよね?僕を覚えていますか?」
話しかけてきたのは常連の若い男の人。
ぶす子「ええと…たびたびご来店頂いてるのは存じてるんですが…😅」
しどろもどろな敬語もどきでごまかす。
??「あ、分かるんだ~嬉しいなぁ!僕は尾形です!
相田さん見る度に綺麗で、ずっと、いいなぁって思ってて…
よかったら友達から始めませんか?」
ええ~😲これは…どうするべきか…。
尾形さんは優しそうで癒し系な感じの良さそうな人。
尾形さんは続ける、
尾形「クリスマスの時も出ていたし、
彼氏いないのかな…って思ったけど、
普通にいるよね。迷惑ならごめん😞」
ぶす子「いやっとんでもないですよ~
ヤダなぁ彼氏なんているように見えます?ウフフ」
とテンパって変な返しをしてしまった。
尾形「はは…面白いね相田さんって😅
また来るよ😉
次はアドレス教えてね。」
なんかめんどくさい事になったなぁ…😅
彼氏は欲しい癖して、いざとなるとめんどくさいダメな私😅
それからバックに戻ると、パートの阿部さんという方に、あまり仕事中に私語をするのは好ましくないと注意を受けて反省💧
ぶす子「ごめんなさい💧」
阿部「まぁ、今度から気をつけてね。クレームじゃなくてよかったけど…。さっきのお客さん、常連さんよね?相田さんの知り合いなの?」
ぶす子「いえ…なんか友達になって下さいって言われて
受け答えに戸惑っちゃって…
いや嬉しかったけど、なんかどうしたらいいのか…」
阿部「うーん💧気がないなら断ったら?彼氏いるとか言ってさ。」
ぶす子「そう…ですよね。」
尾形さんには悪いけどお断りしよう…。
好意を持ってくれた事はすごく嬉しかったけど…。
まだ…よく知らない人だし好きかどうかよく分からないし、期待させるのも悪い。
次の日も尾形さんが来た。
ぶす子「2卓様のオーダー聞いてきます。」
尾形さんのテーブルにオーダーを取ろうとすると、阿部さんに止められた。
阿部「待って、ちょっと瀬川さん、2卓様へは瀬川さんが行ってちょうだい。
相田さん、バックにいればいいから。」
裏で洗い物をしていた瀬川さんが注文を取りに行った。
瀬川「オーダー取って来ますね。」
その後も、尾形さんのテーブルに行くのは阿部さんに止められ、
瀬川さんに行ってもらった。
…これじゃあ断る事も出来ないよ💧
他のテーブルにシルバーやグラスなどをバッシングへ向かう時、尾形さんと目が合った。
…が結局何もなくその日は終わった。
何か今日私が尾形さんを避けてるみたいに思わせたかな😢
…これでよかったのかな⁉
阿部「よかったわね!何もなくて!
好意もない相手に言い寄られても迷惑よね。」
ぶす子「……。」
私は尾形さんと話せなくて心の中で少し残念に思っている自分に気付いた。
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