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霊感ドライバー大沢宗一郎

No.23 08/03/30 00:01
F.S ( EOhGh )
あ+あ-

≫22

「お疲れっしたっ!」
森ノ宮駅に到着した。
幸之助は弟子の和也が運転する軽トラックを降り、鳴門に向かった。
和也は20才で幸之助の下で働いて二年が経つ。仕事の覚えは悪いが、とにかく真面目で元気の良さに好感が持てた。
軽トラックは幸之助の車だが和也には幸之助の送り迎えをする事を条件に自由に使わせていた。
帰りの車中で、昨晩の岡島とのやりとりを要点だけ簡単に説明してやった。さほど表情を変える事なく黙って聞いていたが、圭一が幸之助の下で働くかもしれない、と言うとこだけは嬉しそうにしていた。


森ノ宮駅の近くには大阪城があり、その大阪城は桜の名所でもある。今日と明日が花見のピークらしく駅周辺はいつもに比べてかなりの人でごった返している。

鳴門の店内も17時半という時刻の割には混んでいる。普段の鳴門は夕方よりも遅い時間が忙しい店なのだ。

岡島がまだ来ていない事を確認すると幸之助はカウンターの一番奥の席に腰をおろした。
しばらく一人で飲んで待つ事にした。

二杯目の焼酎のお湯割りを注文した頃に岡島がやって来た。

今日は一人だ。

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