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私、幸せになります✨

レス389 HIT数 73407 あ+ あ-

こころ( ♀ z4wHh )
09/04/09 09:56(更新日時)

初めて携帯小説を書かせて頂きます😊

多くの方に読んで頂ければと思います。

中傷、批判は 辞めて下さい🙇

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No.1158216 08/10/06 13:49(スレ作成日時)

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No.51 08/10/18 21:46
こころ ( ♀ z4wHh )

すると ダンスが終わった。

クラブの中は、いつものように盛り上がった。


ナオトとケンジは、いつものように オーナーのいる カウンターへ向かった。


桃子がすかさず

「オーナーの所 行くよ!」


この日の桃子は いつもと違った。


私の鼓動は、頂点に達した。

No.52 08/10/19 18:12
こころ ( ♀ z4wHh )

私と桃子は、カウンターに座った。


すると…ナオトが話 はじめた。


「久しぶりだね??元気だった?」


「もちろん!」

私と桃子は 声を揃えて返事した。


すると…桃子が 私にウィンクすると、ナオトの隣りに 席を移した。


せっかく 桃子が 私の為に 与えてくれたチャンスを 無駄にしてはいけないと思った。

私は、おもいきって ケンジに話 かけた。

No.53 08/10/19 18:20
こころ ( ♀ z4wHh )

「ケンジくん…、携帯の番号を教えて!」


突然の一言に ケンジは、目を丸くした。

「いいよ! じゃぁ~今度 飯 食いに行こうか」


私は、携帯の番号を聞けて満足だったのに、食事に誘われた事で 私は、有頂天だった。

桃子に感謝した。

No.54 08/10/19 22:16
こころ ( ♀ z4wHh )

数日後…。

私とケンジは、食事に出掛けた。

ケンジが 私の家の近くまで 迎えに来てくれた。


ケンジの運転する姿も格好 良かった。


ファミレスに着くまで、私はケンジに見とれていた。


たまに 目が合うと ドキドキしてた。

No.55 08/10/19 22:27
こころ ( ♀ z4wHh )

ファミレスに着くと、私とケンジは お互いの話をした。


好きな音楽とか…
趣味とか…
休みの日は、何してるのか?とか…


好みのタイプとか…。

ほとんどが、私の質問だったけど…ひとつひとつ答えてくれた。

ケンジの事が少し わかって 嬉しかった。


しかし、ケンジに惚れてしまう事で 私が辛い日々を過ごす事になるなんて…思いもしなかった。

No.56 08/10/20 13:39
こころ ( ♀ z4wHh )

そして…私とケンジは、家に帰った。


また、会う約束をして…。



それから、私とケンジは 頻繁に電話をしたり 会うようになった。


クラブにも あまり顔を出さなくなっていた。


しばらく立ったある日の事だった。


桃子から電話がかかってきた。

No.57 08/10/20 13:57
こころ ( ♀ z4wHh )

電話の内容は、クラブの誘いだった。


久々という事もあって クラブに行く事にした。


しばらくすると、桃子が迎えに来た。



クラブの中は、相変わらず 賑やかだった。


すると…ナオトが一人で店に入ってきた。

私は、すかさず
「あれ?ケンジは、一緒じゃないの?」


すると…ナオトは…
「来ないよ!今日は、俺と ももちゃんデートだから」


いきなりの報告に唖然とした。


「いつの間に…」

私は、横目で桃子を見た。


桃子は照れていた。

No.58 08/10/20 15:10
こころ ( ♀ z4wHh )

そんな 二人の姿を見て 私は羨ましかった。

私は しばらくすると…

「お邪魔むしは あっちに行きまぁーす」


とその場を去った。
そして…オーナーのいるカウンターへ座った。


「なんだよ、暗い顔してぇー」


「ナオトと桃子が付き合っていたとは…」

私はため息をついた。

すると…オーナーは
「ももちゃん、だいぶアタックしてたからなぁ、あずさちゃんが店に来てない時」


「ふぅーん。」


私は、オーナーとそんな会話をしている時だった。


私の携帯が鳴った。

No.59 08/10/20 21:51
こころ ( ♀ z4wHh )

皆様✨はじめまして🙇 【こころ】です👸
私の小説、『私、幸せになります✨』を読んで下さってる方、本当にありがとうございます🙇
下手な文章ではありますが、ラストまで お付き合い頂けたら光栄です😻

今後も【こころ】をよろしくお願い致します🙏

No.60 08/10/21 09:44
チョコランチ ( 13vRh )

おはようございます😄更新頑張ってますね✨✨これからどうなるか楽しみにしてますね

No.61 08/10/21 13:44
こころ ( ♀ z4wHh )

>> 60 チョコランチさん✨
こんにちは😃

ずっと…読んで 下さってたんですね😭

こころ👸は嬉しいです☺
これからも…是非 読んでやって下さい🙇

No.62 08/10/21 20:56
こころ ( ♀ z4wHh )

電話の相手は、ケンジだった。


私は、慌てて電話に出た。


「もしもし…」


「あずさちゃん?」

周りが騒がしく、ケンジの声がよく聞こえず 外に出た。

「ごめんね、今 クラブに来てて…それより、どうかしたの?」


「たいした用はないんだけど…少し会いたいなぁーって思って…」

「私も…会いたいなぁーケンジに…。でも、今日は 桃子に乗せて来てもらったから…」

「俺が 迎えに行くよ」


「うん」

電話を切ると 私は、店に戻った。

No.63 08/10/21 21:08
こころ ( ♀ z4wHh )

カウンターに座ると 私は、ケンジに会える嬉しさと 緊張で グラスに残っていた ビールを一気に飲み干した。


そんな姿を見て オーナーが

「あずさちゃん、急にどうした?」


「ケンジが迎えに来てくれるって。もう~嬉しいから、オーナー、ビール おかわり」


「はいはい。あまり 飲み過ぎると…襲われちゃうぞ」


オーナーは、私をからかった。




それから…30分が立った頃 ケンジが店に来た。

No.64 08/10/22 13:40
こころ ( ♀ z4wHh )

「ごめんね、待たせて」


「もう~遅い!待ちくたびれた」


「あれ?ももちゃんと一緒じゃなかったの?」


そう言われ 私は、顎で 桃子とナオトの後ろ姿を指した。



「あずさちゃん、飲み過ぎだよ!今日は、帰ろう 送ってくから」


「やだぁ~もっと 飲む」


「いいから 帰るぞ」

ケンジは、私を強引に連れ出した。

No.65 08/10/22 22:27
こころ ( ♀ z4wHh )

それから、ケンジは 私を助手席に乗せると 車を走らせた。



車の中は、お互い無言のままだった。


しかし、私の家に着こうとした時 ケンジが話 はじめた。


「あずさちゃんって…ナオトが好きだったの?」


「えっ!?何 言ってるの?」


「随分とやけ酒してたからさぁー」


「あれは…ケンジに会えないから いじけてただけだよ!」


「そっか…」


また、しばらく無言になった。

No.66 08/10/22 22:36
こころ ( ♀ z4wHh )

お互いが無言のまま 私の家に着いた。


「ケンジ…私…ケンジが好きだよ」

「俺も、好きだよ!あずさちゃんの事。」

そして、私とケンジは 唇を重ねた。


この日から、私とケンジは 友達から恋人同士になった。

No.67 08/10/23 13:37
こころ ( ♀ z4wHh )

それから 私とケンジは、時間が合う日は 必ずデートをした。


ケンジと付き合って、1ヶ月が立った ある日の事だった…。


仕事が休みだった 私は お昼まで寝ていた。
私が布団から出ようとした時だった。

私の他に 誰もいないはずなのに、足音がした。

その足音は、確かに 私の部屋へと 近付いていた。


私は、恐怖で 布団に潜り込んだ。


しばらくすると、私の部屋のドアが開いた。

No.68 08/10/23 17:47
こころ ( ♀ z4wHh )

私は、恐怖から震えが止まらなかった。

すると…


「あず…」


その声は、私の聞いた事のある声だった。

私は、おそるおそる 布団から 顔を出した。


そこに立っていたのは、数ヶ月前に別れた リョウだったのだ。

No.69 08/10/23 17:52
こころ ( ♀ z4wHh )

「リョウ…何してるの?」


私は、震えながら そう訪ねた。


しかし…リョウには、私の声など 耳に入っていなかった。

リョウが私に近付いてきた。


「あず…、会いたかったよ」


そういうと リョウは、私を無理矢理 布団に押し倒した。

No.70 08/10/23 21:50
こころ ( ♀ z4wHh )

私は、何度も振り払おうとしても 私の力では どうする事もできなかった。


私は、されるままだった。

そんな私は、いつの間にか涙を流していた。


その時…


リョウは、私の涙を見ると 行為を辞めた。

No.71 08/10/23 22:15
こころ ( ♀ z4wHh )

「帰ってよ!」

私は、か細い声で そう言った。


すると…

「あずは、まだ 俺の事 好きなんだろう?」

「好きじゃない!私には 付き合ってる人がいるの!」


「そんな 嘘ついても無駄だぞ!本当に俺の事好きじゃないなら、俺との写真 破ってみろよ」



私は、引き出しから アルバムを取り出し リョウとの写真を全て破いた。


すると、リョウは

「ごめんな…」

そう言うと立ち上がった。

私は…

「もう 二度と来ないで!来たら 警察に電話するから」

No.72 08/10/23 22:34
こころ ( ♀ z4wHh )

聞こえたのか…返事をする事もなく 帰って行った。


私は、しばらく放心状態になっていた。



どれくらい 時間が立ったのか…時計を見る気力もなかった。


すると、携帯が鳴った。相手は、リョウの幼馴染みのまーくんだった。

「もしもし…」

「あずさちゃん?今 電話 大丈夫?」

「うん。どうしたの?久しぶりだね!」


「久しぶりだな!でも…随分と暗いじゃん?もしかして…リョウ、そっちにいるの?」

私は、まーくんの声を聞くと また涙が溢れ出した。

「あずさちゃん?何かあったの?」


私は、泣きながら さっき 起きた出来事を話た。

すると…まーくんが
「アイツ…また、薬 やってるみたいで あずさちゃんを無理矢理 襲ったのもそのせいかも!とにかく、アイツがまた 来たら すぐに警察に電話しなよ!」



そう言うと 電話を切った。

No.73 08/10/24 11:22
こころ ( ♀ z4wHh )

その日、私は部屋にこもっていた。


ケンジから電話がかかってきたが、私は電話に出る事ができなかった。




それから…数日後…

まーくんから、リョウが刑務所に行った 話を聞いた。


私はホッとした。


しかし…この後 私には悲劇が待っていた。

No.74 08/10/24 11:30
こころ ( ♀ z4wHh )

それから、私は 日に日に元気を取り戻していた。


ケンジともデートを重ねた。


そうして、ケンジと付き合って半年が過ぎようとしていた。

これまで、ケンジに体を求められていたが 私は そんな 気になれず 断っていた。



そんなある日…私の体に異変が起きた。

No.75 08/10/24 11:34
こころ ( ♀ z4wHh )

今までにない おりものが出た。


それと同時に痛いほどの痒み…

私は、不安になり 慌てて病院に向かった。

診断の結果は…トリコモナス…。性病だった。

No.76 08/10/24 16:59
こころ ( ♀ z4wHh )

私は、ふとリョウに無理矢理 押し倒された時の事を思い出した。

きっと…あの時…。

私は、確信した。怒りをぶつけたい相手は 刑務所の中だし…。


私は、処方された薬を最後まで 使いきった。


病院にも行って ちゃんと 治っているか 診てもらった。



病院の先生に
「もう、大丈夫だよ」

その言葉を聞いて安心した。

No.77 08/10/24 17:09
こころ ( ♀ z4wHh )

この日の夜…ケンジに会う事になった。



街は、クリスマス一色で カップル達で 賑やかだった。


イルミネーションも眩しいくらい輝いていた。



私とケンジは ささやかだったけど…クリスマスパーティーをやる事にした。



私は、あの出来事をケンジに隠していた。

そのせいで、クリスマスどころではなかった。もちろん…ケンジのクリスマスプレゼントなんて買っていなかった。



ケンジとの待ち合わせ場所に向かった。

No.78 08/10/24 17:18
こころ ( ♀ z4wHh )

ケンジは すでに待ち合わせ場所に来ていた。


「ごめんね…遅くなって」


「俺が 早く来ただけだし…それより、具合 大丈夫なのか?」

ケンジには、風邪と言っておいたから かなり 心配してくれてた。


私は、ケンジに
「すっかり 元気だよ!ケンジにめちゃくちゃ 会いたかった」


すると、ケンジの車に乗り込んだ。


「どこ行く?」


「ケンジに任せる」


「じゃぁ~俺の行きたい所でいいの?」

「うん」


すると…ケンジは、車を走らせた。

No.79 08/10/24 17:26
こころ ( ♀ z4wHh )

「ケンジは、行きたい所 決まってるの?」

ケンジは…

「ああ」

と頷くと 無言になった。



しばらくすると…細い道に入った。


ラブホテルの看板が幾つか並んでいた。


「ケンジの行きたい所って…ラブホなの?」

「…いいじゃん、俺 達 付き合ってんだから!」


少し怒りながら そう答えた。


私は、なにも言い返す事ができなかった。

No.80 08/10/24 22:07
こころ ( ♀ z4wHh )

ケンジは、ラブホテルへと入って行った。


そして、中へ入った。

ケンタッキーで買ったフライドチキンと ケーキをテーブルに広げた。


私は、複雑だったけど…ケンジの隣りに座り、チキンを頬張った。


しばらくすると、ケンジは 私の肩に手を置いた。すると…今までにないくらいの 激しいキスをしてきた。


私は、ケンジを突き放した。

すると…

「お前、俺の事 本当に好きなの? 好き女を抱きたいって 思っちゃ いけねーのかよ!」


この言葉に 私は、はっとした。

No.81 08/10/24 22:17
こころ ( ♀ z4wHh )

「好きだよ!ケンジ…ごめんね…」


そして…私は、ケンジに抱きついた。


それから…ケンジとひとつになった。



次の日…目が覚めると ケンジは 私の髪の毛を撫でていた。

そして…

「これ…昨日、渡しそびれた」

そう言うと 私の指に指輪をつけてくれた。

私は嬉しかった。

「ありがと…」

私は、そう言うと ケンジにキスをした。

そして…また 愛し合った。

No.82 08/10/25 09:33
こころ ( ♀ z4wHh )

私とケンジは、体も結ばれた事で 今まで以上に仲良くなった。


私は、このまま…順調にケンジと 一緒になれると思っていた。



そんな ある日…

私は、生理が来ない事に気がついた。
いくら生理不順とはいえ そろそろ生理が来てもおかしくはないはずだった。


私は、薬局に向かった。


初めて 妊娠検査薬を手にした時 変な緊張感に襲われた。

No.83 08/10/25 09:41
こころ ( ♀ z4wHh )

私は、妊娠検査薬を買うと 急いで家に帰った。



私の緊張はさらに 高まっていた。



私は、トイレに向かい 妊娠検査薬を試した。


終了サインが出るのを待った。



すると…終了サインと同時に、陽性を表す線がくっきりと出たのだ。



私は、部屋に戻り 気持ちを静め ケンジに電話をした。

No.84 08/10/25 16:41
こころ ( ♀ z4wHh )

しばらくコールを鳴すと ケンジが電話に出た。


「はい。」


「ケンジ?あのね、私…生理が遅れてて、さっき 妊娠検査薬したら 陽性がでたの!」


「はっ?まだ 確定したわけじゃないでしょ? ってか…本当に俺の子なの?」


「ケンジの子に決まってるじゃん! DNA鑑定してもらってもいいよ!」


険悪なムードになった。

「とにかく、病院 行ってこいよ!そしたら また電話して」



この時の ケンジの態度が、実は彼が隠していた本性。


私は、まだ ケンジの本性を見抜けずにいた。

No.85 08/10/25 21:49
こころ ( ♀ z4wHh )

次の日、私は 仕事を休み 病院に行く事にした。



受付を済ませると、自分の番が来るのを ドキドキしながら待った。


どれくらい 待っただろう…


私は、診察室に呼ばれた。


そして…尿検査をした。
やはり 結果は…陽性。
次に 内診をした。


テレビのモニターを見ていると 先生が

「これが、赤ちゃんの袋だよ。これが 赤ちゃんだよ」


その小さな命が 私の体にいるのを やっと理解した。それと同時に 『母性』が目覚めたのだ。

No.86 08/10/26 21:03
こころ ( ♀ z4wHh )

診察が終りさらに先生が

「おめでとうございます。今 妊娠6週5日ですよ!予定日は…」


先生の話を聞き 終わると 先生は、モニターで見た赤ちゃんの写真をくれた。



私は、早くケンジに伝えたくて 急いで帰った。



そして…ケンジに伝える為に電話を掛けた。

No.87 08/10/27 17:30
こころ ( ♀ z4wHh )

しばらくコールが続くと ケンジが電話に出た。


「もしもし…」


「もしもし…病院 行ったの? どうだったの?」


「やっぱり 妊娠してたよ」

「…」

ケンジは、無言だった。しかし、私は続けて話をした。


「ケンジ…産んでいいんだよね?」


「ちょっと待てよ。簡単に言うなよ!」


その ケンジの一言に私も負けずに

「今日、病院に行った時 お腹の赤ちゃんを見せてもらったよ。凄く 小さい命だけど、あたしのお腹にいるんだよ!私は、絶対に産む」



この言葉に さすがにケンジも反論できずにいた。そして、ケンジは…

「とにかく、お前の両親に会わないと…」

No.88 08/10/27 17:41
こころ ( ♀ z4wHh )

それから、私は 母にだけ妊娠した事を話た。
すると…母から思いがけない言葉が返ってきた。

「やっぱり…」


「えっ!?やっぱりって…?」


「最近、やたらと寝てるし 変に食欲あるし…生理も来てないみたいだから、もしかしてって思ったのよ!で、相手の人は、どこの誰なの?」


私は、ケンジの話をした。


「お父さんが納得するかしら…絶対に反対するでしょうね」



でも、その夜 私は 父親に話をする事にした。

No.89 08/10/27 21:35
こころ ( ♀ z4wHh )

その夜…
母は、父にそれとなく 私の妊娠を話てくれた。


すると…

「妊娠?相手が何処の奴かもわからない相手の子供を産む??普通は、わかった時点で挨拶に来るのが普通だろ!挨拶にも来れないような男なのか? 俺は認めない。お腹の子供はおろせ!」


そう 怒鳴ると部屋へ行ってしまった。



私は、悲しくて涙が止まらなかった。


でも、母は違った。
「あずさは、もう お腹の子のお母さんでしょ? あなたが そんなに泣いてたら お腹の子が可哀相でしょ。もっと しっかりしなさい!」


母の言葉は とても温かかった。

No.90 08/10/28 09:47
こころ ( ♀ z4wHh )

おはようございます☀
日に日に朝の冷え込みが厳しくなって参りましたね😱


ここまで、結構 早いペースで書いてしまいましたが、これからも 頑張って書いて行きます😉


どうか応援 よろしくお願い致します🙇


励ましのお言葉など 頂けると嬉しいです☺

では…続きもお楽しみに👯 こころ👸でした✨

No.91 08/10/28 10:09
みなみ ( ♀ lrAHh )

毎日楽しみに更新期待してます★

頑張ってくださいね(●^o^●)

No.92 08/10/28 10:14
絢世 ( ♀ ELKJh )

はじめまして🙉
いつも楽しく読ませてもらってます☺
更新、大変だと思いますが、無理せず頑張ってくださいね🙌

No.93 08/10/28 12:00
こころ ( ♀ z4wHh )

絢世さん✨
ありがとうございます🙇
どうか 最後までお付き合い下さい☺
こころ👸より🎵

No.94 08/10/28 12:02
こころ ( ♀ z4wHh )

みなみさん✨
ありがとうございます🙇
どうか最後まで お付き合い下さい☺
こころ👸より🎵

No.95 08/10/28 13:40
こころ ( ♀ z4wHh )

その後、私はケンジに電話をした。


そして、父に言われた事も話た。


しばらくすると…

「わかった。お前の両親に会うよ!」


そう言うと電話を切った。


ケンジが、私の家に来たのは それから数日後の事だった。



これから 幸せな家庭が築けると思っていた…そんな明るい未来しか 私には見えていなかった。


この時はまだ…

No.96 08/10/29 10:32
こころ ( ♀ z4wHh )

そして、ケンジが私の家に来る日がきた。



私は 緊張しながら ケンジが来るのを待った。

家の中は、とてもピリピリとした空気が漂っていた。



その時…家のインターホーンが鳴った。


私は、急いで玄関に向かった。

No.97 08/10/29 10:41
こころ ( ♀ z4wHh )

すると…スーツ姿のケンジが立っていた。


「ケンジ…」


ケンジの緊張した顔を、私は この日 初めて見た。


そして、ケンジをリビングに案内をした。


ケンジは、父と母の顔を見ると 正座をし 深々と頭を下げた。


父は、相変わらず 膨れっ面だった…

No.98 08/10/29 22:05
こころ ( ♀ z4wHh )

しばらく沈黙が続いた。

その時…父が重い口を開いた。


「これから どうするつもりなんだ?」


「…あずささんと結婚させて下さい!」


「結婚?? あずさは、まだ子供だぞ!子供が子供を産めるわけないだろ」


「でも…あずささんのお腹には、俺の子供がいるんです。お願いします!あずささんと結婚させて下さい」


「お父さんさん…私…この子を産みたい」

そう言うと私は、お腹をさすった。

No.99 08/10/29 22:13
こころ ( ♀ z4wHh )

そんな私の姿を見ると、父は黙り込んでしまった。



すると…今まで黙っていた母が話はじめた。


「お父さん…もう…許してあげたら?? 確かに、あずさは まだ子供かもしれないけど、お腹の子供の親なんだから…」


そんな 母の言葉は とても嬉しかった。


私は、涙が溢れた。

No.100 08/10/29 22:37
こころ ( ♀ z4wHh )

そんな母の言葉に 父も納得してくれたのだ。


その数日後…ケンジが両親を連れて 私の家に来た。



父が許してくれてから、結婚の話が とんとん拍子に決まって行った。



お腹の子も順調に育っていった。



そして、私とケンジは、婚姻届けにサインをした。


いつも書き慣れてるはずの自分の名前なのに…手が震えて うまく書けなかった。




こうして、私とケンジは 【夫婦】になった。

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