臨月に出血!おしるしとその他の出血との見分け方

臨月の時期は、陣痛だけでなく色んな身体からのシグナルがあります。おしるしもその一つです。おしるしがあったら、もう出産も間近です。

おしるしとは?

おしるしはおりものと同様に粘液状のものです。出産が近くなるにつれて子宮口が徐々にに開いてきますが、その時に子宮が収縮を行い胎児を包んでいる卵膜が剥がれて出血した血と共に体外に出されるものです。これをおしるしと言いますが、おしるしがあると通常は陣痛が始まります。

おしるし以外の出血

なかにはおしるし以外の出血もあります。

常位胎盤早期剥離(じょういたいばんそうきはくり)

胎児が出産する前に胎盤から剥がされてしまう時に出血が起こります。全部剥がれる場合と部分的に剥がれる場合があります。 この場合は子宮内で多量出血が起こり、母体は激痛と下腹部痛を感じます。非常に危険な状態なので早急に処置をする必要があります。

前置胎盤(ぜんちたいばん)

胎盤が子宮の一番奥である定位置でなく子宮の入口に作られることで子宮口をふさぐようになります。これが前置胎盤です。 妊娠後期で子宮頚部の伸びにより胎盤の一部が剥がれて出血が起こります。腹痛はありません。しかし多量出血が起こります。やはり早急に処置をする必要があります。

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