臨月 ノンストレステスト(NST)の検査内容

NST(ノンストレステスト)って御存知でしょうか。臨月になるとこのテストを行います。どんなテストなのでしょう。

NST(ノンストレステスト)

NSTは陣痛がない時に胎児の心拍数など健康状態をチェックしたうえで、胎児が出産に耐えられる状態なのか確認します。

NSTを行う時期

NSTは妊娠34~37週の間に行われます。しかし、母体に妊娠高血圧症候候群があったり胎児に発育遅延などがある場合は、もう少し早期に行われます。

NSTの検査内容

母親の腹部に2種類のセンサーを装着します。1つは、胎児の心拍を確認する為のものなので、多胎児の場合は人数分、装着されます。もう1つは子宮の収縮度合をチェックします。検査の時間は約30,40分です。胎児が元気な状態がすぐに確認できれば20分くらいで検査は終了します。 検査は母親が苦しくない姿勢で行います。痛みを伴わない検査なので安心してください。

NSTの検査結果

測定器には2種類のセンサーが検知している線が記録されていきます。上側の線が胎児の心拍数を表し、下側の線が母体の子宮の収縮状態を表します。 心拍数は120~160回が正常値とされています。子宮の収縮状態がある場合は線に変化が表れます。

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