天帝の心篇 第一話「【攻撃の究極系】赫の暴帝ネル」

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2025/04/01 16:13(更新日時)

ー【ネル視点 4月1日 叡天の羅針盤】ー
ネル「うむ、やはりここにいても暇だな、現実世界で本気を出し、気持ちよくなった所であのむっつりスケベでヘタレな優柔不断の偽善者である主様が叡天の羅針盤に戻すなんて、許さんぞ、主様、私を置いていくだと、今度会ったときはしっかり甘えなければな、私はそれ相応の努力と気遣いをしてあげたんだ、主様が顔に泥を塗らないようにと、それなのにどうして!」
フラ「あれ?ネル!何でここにいるの?【万園】に住むんじゃないの?」
ネル「そんなの私は一言も言っておらんぞ、フラ、因みにお前は誰からその話を聞いたのだ?」
フラ「ノラだよ、ノラ、あの【無限の究極系】でお馴染みのね!」
ネル「ノラか、全くもう、あいつが私に悪態をつくなんてな、フラならともかく!」
フラ「さりげなく私の事ディスらないでよ、私だってやるときはちゃんとやるんだから!」
ネル「そういえばフラ、ベルはどこにいるんだ?ベルは主様に倒されていないだろう?それなのな気配が全くしないんだが、これはどういう事だ?」
フラ「確かに、叡天の羅針盤にベルがいないなんて、いつもならあそこで読書しているのにね、どうしたんだろう、何か別の園にでも用事があったのかな?」
ネル(万園の【王色の姫】になった私ですら感知できないレベル、本気を出せばオーラ1000桁は余裕で出せるレベルだというのに、ふむ、これでまだ私は本物の最強じゃないんだ、そして私は【天帝の心】最強じゃない、他にも私より強い奴はいる、実力は私のほうが上であっても、ポテンシャルや才能に関しては私より格上の存在がな)
フラ「私、ずっと寂しかったんだよ、ネル、だから私と一緒に遊んでくれない?」
ネル「すまんな、フラ、寂しい想いをさせてしまって、だが私はこれからベルを探しにいくのだよ、フラが良ければフラも一緒に連れていく事が可能だが、大丈夫か?」
フラ「ベルを探し終わったら一緒に遊んでくれるんだよね?」
ネル「ああ、私で良ければ遊び相手になってやろう、それかベルとチェスでもするか?フラ?」
フラ「ありがと、ネル、遊び相手になってくれるなんて!」
ネル「感謝はいいさ、それよりも早く、ベルを探しにいこう、些細な事かもしれんが、それでも私はベルが心配なのだよ、フラやルラ達の事も当たり前だが大切に思っているし、家族同然だと思っている、だがベルは本当の家族だ、家族を探さなくて何が家族か、逆に私は知りたいな。」
フラ「流石ネル、赫の暴帝にも恥じぬ想いっぷりだね!よし、ベルを探しにいこう!」

ベル?「【攻撃の究極系】赫の暴帝ネル・ハート、言葉を慎むというのを知らない貴女は、私にとって家族でも友達でも何でもありません、故に私はパト様から生まれた存在なのですから。」
ベル(ネル、ネル、来てほしい・・・と思う)

ネル「何だ?今、一瞬ベルの気配が強くなった気がするのだが、フラはどう思う?」
フラ「うん、どうしたんだろう、もしかして敵がいるのかも、気配は一瞬だったんだけどね〜、流石は私、ベルの気配はしっかり捉えたよ!道案内は私に任せて!早く応援にいこう!」
ネル「ああ、よろしく頼むぞ、フラ!ここでベルが死んだりなんてしたら、シンやノラに会わせる顔がないからな!」
フラ「うん、任せてネル、必ず私がベルの気配をキャッチして道案内をするよ!」




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