オヤジギャル２

愛里は高校を卒業し仕事を始めた

介護の仕事だ

俺は高校生だった頃の愛里の行動を考えると『まあ、すぐ辞めるだろう』と考えていた

高校生だった頃の愛里は『金まで払って学校に行ってあげてるのに💢先生からは怒られる💢ありえん💢』と言っていた

そんな考え方あり？(笑)


そんな愛里が社会人になった

仕事何ヶ月続くのか…

いや…

何日かも😱😱



その前に大問題発生！！！😱

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大問題とは…

愛里を新人教育する担当先輩が若い男なのだ！

他の新人の女の子には女の先輩がついたらしいのだが😭

あ～あ💧

何か嵐の予感…


愛里と新人教育する先輩との関係はこうだ！

先輩は新人に宿題が自由に出す事が出来る！

新人と先輩は２人で協力しあい色々学んで行かなければいけない！


愛里に聞いた

『その先輩に携番聞かれた？』

愛里『うん…そりゃ先輩だけん仕方ないど？アドレスも教えてて言われたから教えた…』

俺『はあ？何でアドレス教えなんとや💢お前バカだろ💢』

愛里『仕方ないたい💢職場の先輩だもん💢断ったら気まずくなるたい』

俺『職場の先輩だからって何でも許すんかて💢ちゃんと仕事とプライベートは線引いとかんとダメたい💢』

愛里『お前は新人の不安がわかってない💢ウチだって不安なんだから……なるべく職場でゴタゴタしたくないもん💢』

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俺『お前が不安？嘘つくなよ！お前入社式の時、寝たクセに！』

説明しよう

愛里は初めての就職…

その会社の入社式の時、偉いさんの言葉の時寝てしまった

入社式が終わり、他の新人らが席を立つ音で目が覚めたらしい…

恐るべし愛里


愛里『だって話しが長かったもん💢寝てしまったウチは普通で、寝なかった他の新人達が凄いったい😱』


俺『……………まあ、とにかく！仕事以外でメールするなよ💢💢』

愛里『もち仕事の話ししかしないし👍😁任せろ！』


こうして話しは終わったのだが…

この先輩というのがタチ悪かった

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この先輩、毎日メールして来る

内容は

『遊び行こう⤴』

『女紹介して⤴』

しまいには仕事中に愛里を触る

しかも腰！！


俺は会社（病院）に父親のふりして電話して文句言ってやると言ったのだが、また『気まずくなる💢』と言う…

なら言うなよ💢

こんな事話されてムカつかない彼氏がいるんかて👊

ホテルで一緒の時にも先輩は愛里に電話してくる

愛里が『今彼氏といるから』とメールしても電話してくる

仕方なく電話に出る愛里…

そそくさと別の部屋に行って話す…

ん？

怪しいよね？

何かあるな

俺はそう思った



そう！

愛里は『断れない、超寂しがり病』なのだから(泣)

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愛里は『心配しないで、この先輩はブサイクだから大丈夫』と言う


ブサイクだから大丈夫？


『お前は男の顔なんか気にしないやんけ💢こんな老け顔と付き合ってるくらいだし！💢』と俺が言う

（老け顔ではないのだがね～）


すると愛里『いやいや先輩マジありえん顔してるし😁一緒に歩きたくないくらい嫌いな顔☝』


ん～…

どんな顔か見たいもんだ


俺は『とにかくお前は押しに弱いんやけね☝絶対軽々しく誘いにのるなよ💢』と念を押した


愛里は『わかってるて☝どうせ心配するんなら医者のおじさんとの事を心配したら？(笑)』


俺『…………。』


笑えんし


ありえる

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ちょうどこの時期に愛里は車を探していた

俺が車を持ってなかった為だ

そう！

俺と会う為に車をローンで買うらしい(涙)


この車の件でも喧嘩するようになった


愛里はどうせ買うならカッコいい車が欲しい…

でも値段が高い…

愛里の父親も絡んできた

父親が言うには『ローンは３年以内、最初はぶつけるから安い車にしなさい！』

愛里は『あいつ（父親）マジうるさい💢買ってくれないクセに💢ウチが自分で払うんやけ黙っとけ💢』といつも俺に愚痴ってた

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しかし父親が同意しないとローンが組めない

未成年だかららしい…

それでも愛里はカッコいい車が欲しくて俺と色々探し廻った

カッコいい車は見つかるのだが父親が『ダメ！💢』

いい加減に俺もイライラしてきて愛里に『結局最後は父親じゃんね～！俺と探しても時間の無駄だし💢父親と探しに行けよ💢』と言った


愛里も『だよね～💢アイツ死なんかな💢』とキレた


俺が思うに愛里の父親の心理は

可愛い１人娘…知らない男と車探してる…しかも改造車…男の影響だ💢

だったのだろうな

俺と５歳しか違わない父親だもんな～😥

一応俺が年下なり

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車と先輩との件で喧嘩ばかりの日が続いてた


そんなある日、愛里からメールがきた


『車買ったよ～❤❤マジお気に入りだし❤❤』


とうとう愛里は車を買った😱


車の写メと装備内容が書いてあった


ん？


…………………


エッ？










バリバリ改造車じゃ～ん😱💢


すぐに愛里に電話した


俺『もひもひ！あの車父親了解したの？』

愛里『うん❤これカッコいいって言ってた😱』

俺『エッ？だって改造車はダメだったんじゃないとね💢』

愛里『だよね～😥でも父親もめちゃくちゃ気に入ったみたいよ～☝(笑)』


ほら、やっぱり俺への嫉妬だったんだな～😥


わかるよ～オヤジの気持ち😁😁

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第２話読ませて頂いてます😄マジ面白いです😁横スレ失礼しました💦💦

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マジ面白いですｯ😁
アタシもお前に惚れてまうと⤴💕
楽しみにしてますのでボチボチ頑張って下さい✨

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前作って終わったんですか❓まだ続くんやと思っていました💦

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レスありがとうございます(T_T)

読んでくれる人がいて嬉しいな(T_T)

この話しは前回の続きです…

またよろしくお願いします。

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愛里の愛車を見にトラックデートの後、家へ（夜中です）…

愛里の愛車は１８年式黒のライフ

ダウンサスにメッキホイール、社外マフラー、フルエアロ、皮調シート、HDDナビ、ツイーター…等々
完璧なくらい改造車じゃん！！

こんな改造車よく父親了解したよね…

ありえん


愛里は満足そうな顔で俺に『どうね？カッコいいど？ウチが見つけたんやけね～😁』と…


何かカチン💢ときた俺は『まあ軽自動車にしてはイイんじゃない』とイジめた


（今までどんだけ探してやった事か💢最初から父親と行けや💢）みたいな気持ちだった

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てゆうか…

俺の夢がまた叶う？😱

可愛いギャルの運転する車の助手席に乗れる？😭⤴⤴

愛里ありがとう⤴💕


まあ、若い男なら普通な事なんでしょうが…

俺は正真正銘


４０過ぎオヤジなのだ


しかしこうも嘘ついてると勘違いしてくるよね…


鏡を見る度に


『俺…老けてるなあ～』と思ってしまう

いやいや老けてないし😱


逆に若く見えるんだし😱


まあ２１歳には見えないけれども…


とにかく愛里の友達とか身内とかと会うのは避けたい…


絶対にバレるからね(*_*)(笑)

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そんな決意も知らず愛里は『ねぇ💕今度ダブルデートしよ』とか言ってくる


ありえ～～～～～ん😱💧


どんな顔して自己紹介するんかて💧


『ども✋愛里の超老けた彼氏です✋(泣)』


友達爆笑でしょ？


ありえん💢


愛里が可哀想すぎ😭

愛里はバカだから麻痺してるんだろうな

愛里は騙せても他の奴らには通用しないだろうからね


でも…


偶然…


会ってしまったんです😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱

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愛里が車を買ってからは少しデートが変わった

お互い映画が好きなんで愛里の家近くでDVDを借りて車の中で見る

よくこんなデートをしてた



ある日

いつものように愛里の家近くのショップでDVDを選んでた


すると愛里が急にトコトコと歩いて行く

急にどこ行くんかな？


愛里が誰かと話してる……


誰？…


よく見てみる…


まさか！

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愛里の親！？


どうしよ…


しかもダブルじゃん！！（父母）


紹介する気かよ…


てか普通は彼氏から挨拶に行くんやけど…


何せ


普通じゃないもんでね～


愛里が手招きしてる……


顔がわからない様になるべく近づかないように（最低限）近づく…


愛里が
ありえんくらい赤い顔してる


つか愛里もビックリしたんだろう


お互い被害者だ


愛里が俺の方に来た

『あれウチの親！ありえん😱』そう言ってきた

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いやいや
俺がありえんし😱💧

すると愛里の父親から『愛里がいつもお世話になります』と言われたので


『いえ、こちらこそ』と答えた（なんじゃその返し😱）


俺…自己紹介もしなかったな


最悪な第一印象…


まあ結婚出来る訳じゃないから…ね😭


愛里『もう行こ💧💧マジビックリだし😱！』


まだ親に頭下げてる途中に愛里に腕を捕まれ店外へ…


俺『てか、ちゃんと挨拶しなくて良かった？』


愛里『別に良かろ？ウチが省吾の事言っといたから💕』


俺『何て言ったつ？』


愛里『あれいつも話してる彼氏で、〇〇省吾、めちゃ老けとるけど２１歳だよ！！』って


俺『……………まあね～』


今頃、愛里のダブルは何を話してるのだろう…


めちゃくちゃ気になる～

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そんな事を思ってると…

『ねぇ😲』と愛里が不思議そうな顔で言ってきた

何？と俺

愛里『どしてウチの親は省吾に敬語だったんだろ？😲』

俺『ん？娘の彼氏にも初対面は敬語じゃ？』

愛里『いやウチの父親は今までの彼氏には初対面でも普通だったし…まして娘がお世話になりますなんか言わなかったし！』とニヤニヤしてる

俺『何や？ニヤニヤして💢何が言いたいんかて💢』

愛里『省吾がオッサンに見えたんじゃ？(爆)』

俺『はいはい💢』

愛里『マジウケる❤』




愛里の父親は小柄でガタイがイイ

母親はさらに小柄で普通な感じ



まあ
似合いの夫婦って感じかな

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まあ会ってしまったのは仕方ない

さて…

愛里が家に帰ってから親が何と言うかが問題やな



愛里夜中に帰宅…


次の日は会えない日だったので電話をした


俺『なぁ、親は俺の事何か言ってた？』

愛里『ん？別にお父さんは何も言わないよ～😁』


俺『お父さんは…？なら、お母さんは何て言ってたと？😥』

愛里『絶対２１歳には見えない！可哀想ね～😜だって(爆)』

俺『……………』やっぱね…そりゃそうだ


愛里『そんな落ち込むなて😁ウチはその顔好きなんだからイイど？❤(爆)』


俺『笑いながら言うなて💢』


あ～あ
最近自分の顔が嫌いなってきた

今まで顔には自信あったのにな

フラれた事もなければ恋愛で泣いた事もなかったのに…


愛里には何回泣かされただろ？

残り少ない精力も愛里に吸い取られていく(笑)

チンコの大きさと固さと一途さには自信あるけどね☝

それと絶対浮気しない自信もある！

今まで浮気した事ないし、風俗経験もなし！！

他の女とヤるんなら彼女作るな💢と思う

それが男！！


この信念は死ぬまで守ろうと思ってる


たとえ愛里が浮気したとしても俺はしない


別れると思う…

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衝撃な親との出会いも終わり

普通の生活に戻った(笑)

愛里は『明日仕事が休み』というと必ず仕事終わってから会いに来てくれる

どんなに夜勤明けだろうと寝ずに１時間３０かけて車運転して来てくれた

眠いだろうに…

俺が仕事の時は近くの公園に愛里の車を置き俺のトラックに乗せてた

愛里は『めちゃ眠かったよ～💕』とトラックの寝台で爆睡してた

可愛かった

仕事中コンビニに寄って愛里の大好きなチョコレートアイスと食べ物とかを買ってあげてた

寝てる愛里に『おい！起きて！チョコレートアイスの新商品あったよ～⤴⤴💕』と言うと

『まじ？😍❤食べるぅ～⤴』と眠そうな顔からキラキラした顔に切り替わった

『ん～…これ８０点かな…サクサク感が足りないな😥』とかよく自己採点してた

こんな愛里が大好きやった


どんなに疲れてても必ず会いにくる


俺の近くで安心して寝たい


そう言ってた


毎日毎日暇さえあれば電話かメールしていた


毎日何時間も電話…

すぐ電話してくる愛里

不思議と沈黙なんかない

ずっと話してた

今思えば…３年間、毎日だよ

朝は必ず愛里から『おはよう』メールが来る❤

寝る時はおやすみの電話❤


凄いね(笑)

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そう！

愛里は凄かった…

愛里が介護の仕事を始めて何ヶ月がたった

俺は長く続かないと思ってた…

ところが
めちゃくちゃ頑張ってる

入社したての頃は髪の色を注意されていたらしい（黄色系）のだが、言われなくなったらしい

ボーナスも他の新人より高かったらしく喜んでた❤


愛里は言う

患者さんから給料もらってるのと同じなのに看護師とか患者さんの悪口ばかり言ってる💢

ありえん💢

と…


ビックリである😱


ただ…


愛里は無償残業が大嫌い…

やれ社内バレーやら勉強会に宿題…


とにかく金が発生しない事にはキレる(笑)


偉いのか偉くないのか…(笑)

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本当に愛里は飽きない女である

愛里が学生の頃、俺の誕生日がきた（嘘の誕生日）


愛里が俺にくれたもの


それは







タオル‼


俺『タオルじゃん‼てか…タオルじゃん‼(笑)』


愛里『ヨカたい❤金なかったもん』


俺『ありがとうございます❤これで汗を拭かせていただきます⤴』


愛里『見て見て～💕一応NIKE（ナイキ）だけんね～』


俺『ナイキは関係ないど？😁タオルじゃん‼』


愛里『はあ？💢ナイキだけん嬉しいど？💢』


俺『なら聞くけど、ヴィトンのタオル嬉しいと？😁』


愛里『それは嫌だ！財布とかがイイ😍❤てか省吾はタオル顔だん😁(笑)』


俺『何やタオル顔て💢てか…ケチな愛里がプレゼントくれるて思ってなかったから嬉しいたい❤ありがとう愛里』


愛里『よろしい(笑)ケチは余計😁』

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愛里といると楽しい…

本気で笑ってる俺がいる…



愛里はよく『今世界で一番ウチが幸せだと思う❤』と言う


心が痛む…


早く別れてあげなきゃ…


いつもそう思ってた

だが愛里は携帯依存性でもあった


喧嘩するとすぐサイトへ行き


『彼氏と別れた』と書く


するとヤリ目的なバカ男が群がる


何回言ってもわからない


あんなサイトで会おうとするな💢


お前はイイ女なんだから安売りするな💢

と…


喧嘩別れはよくない、俺が嫌う事をワザとしてる…


俺か愛里か、どっちかが嫌いになるしか方法はないな～


最後はいつもこんな感じになる

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喧嘩と言えば

いつもささいな事で喧嘩する

日常茶飯事やな

でも喧嘩したからといってメールもするし電話もする

だから仲直りが早い


前にこんな事があった…


メールで喧嘩になり絵文字を使わないメールのやり取りをしてた


お互いに文句言ってた


すると愛里からメールの返信


メールを読んだ


ビックリした












『死ね』

これだけ書いてあった…


ビックリだね


仕事でトラック運転中だったんで事故するくらいビックリした


今まで４０年間生きてきて初めて言われたよ


しかも彼女に


すぐ電話したよ

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俺『おい！！何やあれ💢』


愛里『は？💢』


俺『は？💢じゃねぇし💢死ねだと？💢お前が死ね💢💢💢💢このクソ女💢マジ死ね💢💢💢💢』


愛里『はいはい』


切りやがった


俺はめちゃくちゃショックで理性を失っていた


しかし！


俺らは仲直りするんです


何を言っても言われても大丈夫👍


俺らは頭がバカになってますから～


援交女！ヤリマン！軽い女！


何でも言い合います(笑)

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そんなバカップル（死語？）な毎日に予想してた出来事が…

その日も愛里は夜勤明けで会いに来てくれた

ちょうど俺も休みだったので海を見に言った

ところがまたささいな事で喧嘩…

俺は『お前帰れ！』と冷たく言ってしまった

眠いのに来てくれたのに…

最低な俺…

愛里は帰った

イライラしてた俺はパチンコへ…


パチンコ屋で気づいた



あれ？…


財布がない😱😱



愛里の車だ！！


金はイイ…


財布には免許証が入っていた(T_T)


どうしよ…


言った方がいいか…

でも言ったら中身見るよね…


でも言わないと会社の鍵も入ってるし…

悩んだ結果電話した

俺『もしもし、お前の車に財布忘れた…ゴメンけど引き返してくれん？』


愛里『は？💢知らんし💢自分で取り来い💢』


俺『あ？💢そうや💢わかった💢』


やっぱりね…


自業自得たいね


もうバレてもイイ


サヨナラやな


俺は会社に頼み車を借りて取りに行った

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俺らの喧嘩は別れに即つながる

喧嘩→口論→別れる

あっという間だ


仲直りも早い


あっという間だ(笑)

喧嘩から別れ、仲直りまで２時間もあれば出来る(笑)


ていうか早く仲直りしなければ愛里は何するかわからないから…😥(汗)


うまく手なずけられてますな…俺は(笑)

でも今回は無理だろう…


免許証見られたら名前、年齢、誕生日…

バレる


今まで色々ごまかして来たが…


こればかりはね


財布の中身見るだろうか？


『財布の中身見るなよ』なんて言ったら怪しいよね～


まあ運にまかせよう……


愛里の家に向かいながら今までの事を思い出した

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前に俺の親の事を聞かれた


愛里『ねぇねぇ❤省吾のお父さん仕事何してるん？』

俺は普通に答えてしまった

俺『年金暮らしたい(笑)毎日パチンコ行きよる』

愛里『ん？😥年金暮らし？…………………年金て何歳からだっけ』

俺『（はっ😲しまったぁぁ～）……………………………』

愛里『省吾のお父さん何歳ね？』

俺『知らん……親の年なんか知らんし😱💧💧まあ年金もらってるんだから６５くらいじゃ？(汗)(汗)』

愛里『６５～？😱何で？省吾２１歳じゃん☝て事は…………………………………………』

計算出来ない愛里(笑)

俺『まあ４４歳くらいじゃ？(汗)(汗)』
愛里『高齢出産じゃん！！凄いね～😁６５くらいならウチの婆ちゃんと同じくらいじゃん😁(爆)』

俺『……………』

愛里『なら❤お姉ちゃん何歳？３人お姉ちゃんいるんでしょ？』

この時、俺の頭はパニックになっていた
俺『知らんし！！姉に興味ないもんね～だ😜』

愛里『え～～～～～～😱ウチは弟達の年知ってるけどな～😥』

俺『あほか！そんなん人それぞれやろ😜知らんものは知らん』

愛里『ふ～ん😥まあイイけど❤』


こんなプチ危ない（バレそう）会話がいっぱいあった…

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こんなプチ危ない会話もあった


前に仕事中警察に捕まった（運転中の携帯使用）事があった

それを愛里に電話で話した


俺『まじ今日最悪だったし💢携帯で捕まったし💢』

愛里『あらら💧罰金払うと？😱』

俺『罰金７千円？と１点減点たい💢最悪だし💢』

愛里『７千円はでかいね～😭⤵７千円あればラブホに泊まり行けたのに～💢省吾のバカ💢』

俺『ん？😥金なんかどうでもヨカし💢金持ちやけね～😁』

愛里『ん？😱ラブホ行けるならイイじゃん❤じゃあ何に怒ってると？😱』

俺『だって俺、あと少しでゴールド免許だったとに～😭⤵⤵ずっと無事故無違反だったもん💢』

愛里『ゴールド免許？😥』

俺『（しまったぁぁ～）』

愛里『ゴールド免許って１０年無事故無違反じゃなかった？…省吾まだじゃね？😥…お前いくつだよ(笑)』

（笑ってる…冗談だと思ってる…バカなフリしよう）

俺『えっ？１０年なの？😱２年じゃね？😥お前バカだろ？😜(笑)』

（ウマイ！俺って役者かな😁）

愛里『そうなの？😱…………いや、たぶん１０年てお父さんが前言ってた気がする☝お父さんゴールド免許だもん❤自慢してた』

俺『まじや？😲なら俺の勘違いかな～😭まっイイや』

愛里『そんな事より早く会いたいな❤』

愛里がアホで良かった(笑)


こんな事を思い出してたら愛里の家近くに着いた


ドキドキする


愛里に『〇〇着いたよ持ってきて』とメールした

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愛里が歩いてきた

上下スウェットでキティちゃんの豹柄健康サンダルをはいていかにもめんどくさそうに歩いてきた


愛里『はい！財布！』


俺『おう、ありがと…スマンかったな』

愛里『…………免許証見たよ』

（やっぱりね……）

俺『まじね？💢黙って人の財布開けて見るなや💢』

（俺は勝負に出た…一応、いつかこんな事になると予想して、愛里には付き合う当初から伏線をはっていたのだ…信じる信じないは愛里次第）


愛里『お前ずっと騙してたったいね💢お前４０歳や？💢』（３年前なんで４０）

俺『は？💢前から言ってるだろ💢俺の免許は偽造免許証だって💢俺は免許取消しなったから免許証ないの💢親戚のおじさんの免許証に俺の写真合成しただけ💢』
（実際、知り合いに偽造出来る奴がいたので付き合いだした時に愛里には言ってた）


愛里『絶対嘘だし💢そんな事出来る訳ない💢』


俺『おいおい💢つうか俺達別れたんやけ俺が何歳だろうがお前に関係ないし💢４０歳で結構です💢じゃあね』

俳優さながらの演技だった

俺は車に乗りアクセルをめいいっぱい踏んだ

（終わった……サヨナラ愛里）

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楽しかった思い出が頭に浮かぶ


魚釣りに行った時の事☝

愛里は魚釣った事ないというので早朝から起きて餌やら氷やら買い準備万端でいざ出陣


一応、俺の地元は海だらけ☝

ガキの頃から魚釣りしてたプロ


愛里に釣って欲しくて釣れそうな場所を調べて行った


お菓子やらビールやら買いこんで行った

幸せな一時


……………………………………。


釣れない…


２時間経過…


釣れない…


愛里『…………』


俺『…………』


急に愛里が叫ぶ


愛里『ねぇねぇ～⤴⤴あれ何？😲❤』


興奮して叫ぶ愛里


見てみた





クラゲ！


俺『クラゲじゃん💢てかクラゲにしか見えないでしょ💢』


愛里『まじね？😍クラゲ可愛い～❤』


そう言うと竿をクラゲの方へと向ける愛里


俺『何しよると？』

愛里『クラゲ釣る❤』（興味津々な顔）

俺『釣れるか！！！てか魚じゃねぇし💢』


愛里はイジけた(笑)

俺だけは必死だった

何か釣らなければ情けないからね


するとウキがピクリと‼


俺『おい！愛里！引いてるよ』


と後ろでイジけてる愛里の方を見た


ええ゛～～っ(*_*)

愛里は




腕立て伏せをしていた

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俺『……………何してるん？』


愛里『何って…腕立て伏せですけど？…これ終わったら腹筋しますが何か？』


俺『…魚釣りに来てますよね？…何故に筋トレ？』


愛里『魚釣りて魚釣れんじゃん💢まじ暇だん💢だから筋トレ❤(笑)』


愛里はダイエットおたくである

痩せる為なら毎日腹筋500回軽くやる

スタイルが抜群なハズだね


俺『暇で悪かったね～💢…………てか竿上げて見て☝釣れてるかもよ！😲』


愛里『まじ？❤』

愛里はゆっくりと竿を上げた


海面が銀色に光った

俺『愛里！何か釣れてるぞ⤴』


愛里『まじで～？❤』


すると海面から魚が姿を表した






俺『メダカかて！(爆)』

小っちゃ😱


愛里『メダカ？😱メダカは海ね？川じゃない？😱』


俺『こんなんメダカと同じじゃん😁(爆)』


愛里『でもウチ嬉しいな❤初めて魚釣ったし❤』

（いやいや…釣った？竿を上げただけじゃね？おたく腕立て伏せしてたよね？）と思いつつ


俺『良かったね愛里👍⤴家に持って帰って食べるたい‼メダカを😁(笑)』


愛里『食べんし💢可哀想だから逃がすし❤』（食べん？いやいや食べれんし☝小っちゃ過ぎ）


愛里はメダカ？を逃がした


愛里は満足みたいだった(笑)

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愛里は好奇心旺盛である

ある日の事

俺はネットオークションで愛里の愛車ライフのライトカバーを買ってあげた


白しかなかったので愛車の愛車と同色（黒）に自分で塗装する事にした


前職が板金塗装だった俺はスプレーやら水ペーパーやら買って準備は完璧やった

近くの空き地に愛里と行き作業を開始した


俺の塗装技術を愛里に自慢したかった


ペーパーでライトカバーをまんべんなくこすったら油系をシンナーなどで拭き取る


ライトカバーは左右２個あるので


左から始めた


左を終えた俺は


俺『よし！左は準備ＯＫ！』


愛里『早いね❤もうそれは塗るだけ？😍』


俺『そだよ⤴後は右側も終わったら塗装たい👍』


愛里『ふ～ん❤凄いね』


俺は終わった左側を車から少し離れた場所に置き、右側に取りかかった


その時‼‼


『シュ～～～～～～』と音がした‼‼


愛里の方を見た


ええ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～っ😱‼


塗ってるし💢


愛里は塗装してた😱

俺の塗装技術が…


俺『お前‼何しよるんかて💢』


愛里『ん？😥塗りよる👍❤ウチ上手じゃね？(笑)』（満面な笑み）


だが塗装は最悪だった


流れてるし💢

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俺『どこが上手かて👊💢見てみ‼流れてるたい💢せっかく人が綺麗に仕上げようてしてたとに‼』


愛里『だって塗りたかったんだもん☝😭てか良かたい❤ウチの車やし❤(笑)』


俺『は？💢ライトカバーとか材料買ったの俺だし👊💢』


愛里『あら😱』


仕方なく俺は右側だけ塗装した


左側と右側…


何かおかしい(笑)


何でもやりたがる女…


その名は愛里


１８歳

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愛里と知り合ってから家でゆっくりテレビを見る事が出来なかった

仕事中、仕事してない時間、全て愛里につぎこんできた

愛里も同じだろう…


愛里とのメール、電話…めちゃくちゃ楽しかったな


今頃愛里は何してるだろ？


サイトの男とデートかな？


女は切り替え早いからな～


そう思った時、電話が鳴った





愛里だ！！😲


俺『もしも～し⤴何か用？』


愛里『何ね？💢用がないなら電話したらダメなんかて👊』


俺『てかデートじゃなかったつね？😁明日休みでしょ？』

愛里『ん～今日は疲れたからね☝明日はゆっくり家で昼寝かな？😁』


俺『ふ～ん…………』


愛里『てか省吾……あの免許証……本当に偽造ね？』


ええ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～😭😭

愛里…何で…


何でそんなに信じようとするん？


俺はお前を離したくない


また嘘をついてしまう…


ここで久々に俺の中の悪魔が登場する


悪魔『わっはっはっは～。お前の愛里は本当にバカだよな～(笑)偽造なら警察に捕まった時、バレてるでしょ？(笑)まあイイじゃない☝また騙せば』


天使も出てきた


天使『なにをおっしゃいます悪魔さん！これ以上嘘をつくと愛里さんだけじゃない、省吾さん！あなたも苦しむ事になりますよ！全て話しなさい』

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そんな悪魔と天使のプチ討論会に耳を傾ける前に返事をしていた

速攻で…


俺『だから前から言ってたでしょ？俺のは偽造免許証だからねって……てか信じる信じないは愛里次第やし…てか俺４０に見えるね？』


愛里『まあ～前から言ってたのは聞いてたけどたい……４０？見えない事もない(笑)』

（ガ～～～～ン😭）

愛里『嘘て嘘！(笑)でも２１には見えない☝😁(笑)３０くらいじゃ？てか身体は若いもんね☝特にアソコ❤』

（ホッ）


天使と悪魔『…………………？』


天使と悪魔はさみしそうに帰っていった



愛里は信じてしまった………


また仲直りしたのである(泣)

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俺はまた嘘をついてしまった

愛里を傷つけたくなくて嘘をつく

愛里を離したくないから嘘をつく

愛里にカッコいいと思われたくて嘘をつく


でもバレた時


傷だけじゃなく


消えない傷跡が残る

俺は傷跡を愛里につけたくなかった


それだけは…


仲直り出来た事は嬉しかった


奇跡だと思った


でも…


また罪悪感だらけの毎日が始まる


俺達はどうしてこう仲直りするんだろうか…


この先、俺らには何が待ってるんだろうか


神しか知らない


現在の俺は知ってるけど…

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免許証事件からしばらくし、俺と愛里は普通に戻った

普通と言っても相変わらず喧嘩ばかり…

喧嘩の原因はほとんど愛里の男絡み…

俺に嘘をついて男に会いに行く…

しかも夜中とか…

すぐにはバレないのだが、後から自白するバカ愛里…


ただ『エッチとかキスとかはしてない！ただの友達だから』と言う…

信じれる訳ないよね…

援交してた女が、エッチしてないなんて…

まして嘘までついてるし（俺もだけど…）

あんまりバカにしてるので罰金を取る事にした

今後、携帯の発信履歴、着信履歴、メール履歴を削除した場合、いかなる理由でも罰金１０万払う事☝

これを約束させた

約束出来ないなら別れようと言った

愛里は『わかった⤴楽勝❤』と笑顔で答え了承した


金が大好きな愛里なら絶対１０万なんか払いたくないだろう☝(笑)

しかし…

甘かった…

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携帯はお互い見ていた

最初は愛里が俺の携帯を見た

なら俺にも見せろ！となり、以降から勝手に携帯見ていい事になった…

最初に携帯見られた時は俺にも女のメル友がいた

たが愛里がメールしないでと言ったのでやめた


愛里は違った

喧嘩する度にサイトで男と絡む

極度の寂しがり＆男好き…


でももう大丈夫だろう😁

何せ１０万やからね～😁


しばらくしたラブラブデート中に愛里の携帯を見た


（まさか…ね）


ん？…


エッ？(*_*)


発信履歴消してる


着信履歴も…


はぁ～～～～～


むなしい瞬間…


何で？


そんなに違う男と絡みたいなら別れればいいのに…


愛里に言う


俺『お前何や💢これ消したね💢誰に電話した？💢』


愛里『前から話してる〇〇君…友達だもん』


俺『聞いたよ💢だから何で消す必要あるのか💢て話しだろ💢消すから何もかもわからなくなる💢〇〇君なのかもわからんたい💢お前罰金持って来いよ💢💢』


愛里『わかった』


何を考えてるのかわからなかった…


ただの友達に電話しただけで１０万請求されて素直に払う？

たとえ約束してたとしても…


何なんだよ愛里…


お前は何をコソコソしてるんだ…


愛里は貯金を４０万くらい持ってた


デート代は全部俺が払ってたから金は持ってた…

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愛里は１０万持って来た

デートの待ち合わせの時に持って来た

持って来た１０万はデート資金に飛んでった…

結局は半分愛里が自分の為に使ったみたいな感じになった…

何だか…『やられた』という感じだった

金もらったから許したという訳じゃないが、もうどうでも良くなっていた


『また愛里履歴消さないかな？１０万欲しい』になっていった


しばらくしたらまた愛里が消してた


怒りより、情けなさと不思議さで頭がいっぱいになった


結局愛里は履歴消しとかで合計３０万近く俺に払った


本当に訳わからない女である


『そんなに縛るなら別れる』と言えばいいのに…


言わない愛里…


本当に意味がわからなかった…

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ずっと愛里の事を傷つけたくないと思ってた気持ちが消えていった

（なんて軽い女なんだ…）


俺は思った


『惚れさせるだけ惚れさせて捨ててやる』と


もう愛だの恋だのない💢💢


金持って来い💢💢


このヤリマン女💢💢

お前なんかが幸せなれる思うなよ💢💢


俺がぶち壊してやる💢💢


わっはっはっは～




ね？

最低なオヤジでしょ？(笑)

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愛里は色々白状してくれた

仕事場のしつこい先輩…

そいつとも俺に嘘ついてカラオケ行ってた…

もう笑うしかないでしょ？😁⤴⤴


本当にこの時、別れてたら良かった


まじ思うよ


この後、から俺の人生地獄行きとなる


あっ😲‼


愛里も道連れにしますけど☝(笑)

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しかし愛里は浮気だけは認めなかった…

遊んだだけ…

エッチとかキスとかは絶対にしてないと言う…


夜中にドライブとかして手を出さない男がいるんだろうか？
（俺は出します。肉食だから）


ていうか俺と愛里が初めて会った時、エッチ誘ったの愛里だったしね…

そう考えると…

やっぱクロだよね～

でもさ、エッチしたなら言えばいいのに…


言って束縛激しい俺なんかと別れて男といっぱい遊べばいいのに…

何で別れようとしないんだろう…

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そんな不信感いっぱいな俺に分かれ道がきた


愛里は知り合った頃から俺に引越して来て欲しいと言っていた

愛里を喜ばせる為に『わかった⤴そのうち引越しするから』とか言ってた

心の中では『そんな長く愛里と付き合う訳ないし、今の会社辞める訳にはいかないよ』と思ってた

そう…

まさかこんなに愛里と続くと思ってなかったから


でも愛里はずっと俺の『そのうち引越しして来る』を信じて待っていた


もう２年待っていた

１２月のある日愛里は電話で俺に
『いつ引越しして来ると？もうウチ待てない…１月まで来てくれなかったら別れるから』と言ってきた


俺は『ん？何で１月？』


愛里『ウチやっぱ離れてるの寂しい…省吾信じてずっと待ってたけど…もう無理…来る気ないなら早く言って！』


俺『離れてる？車で１時間３０くらいイイじゃん！！』

愛里は急に泣き出して言った…

愛里『嫌だ！ウチは今まで省吾信じて待ってた……ウチは頑張ったよ……絶対に浮気はしてないよ……』


ウチは頑張った…


そうだね


愛里頑張ったね…


２年間忘れる事なくモーニングメール…

俺からのメールは５分以内に返す…


車の運転嫌いなのに１時間３０かけて、しかも夜勤明け寝ずに必ず来てくれた


頑張ったね


ありがとう


でも引越しは出来んよ…


この歳で１０年以上勤務して役職にまでついてる仕事を辞める訳にはいかない


４２歳で転職？


キツイでしょ？


期待させるような事言っててごめんね…

愛里には『わかった…もし１月に引越し出来んかったら別れよう』と言った

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正月を迎え１月に入った

俺は色々考えてた

引越しは絶対無理…

別れるしかない…


それなら最後に思い出を作ってあげようと思った

俺と愛里はほとんど旅行とかしてなかった

いつも地元のラブホに泊まり次の日も地元でパチンコしたりゲーセン行ったり…
観光地とかに連れて行った事がなかった

俺は愛里に
『愛里～今度３日間休み取ってよ！長崎旅行行こう⤴』と言った


愛里は『まじで～⤴⤴⤴めっちゃ嬉しい❤行きた～い』とえらく喜んでくれた

最後の旅行だとも知らずに…


俺も会社から３日間休みをもらい愛里と長崎へ行った


もちろんハウステンボス


ホテルもハウステンボスの中にある全日空ホテルを予約した

ホテルに着いてまずビックリした


お城みたいなホテルだった


愛里はテンション上がりまくり


ホテルにチェックインして愛里は速攻インスタントカメラを買った


ホテルからクルーザーに乗り込みハウステンボス内へ移動した


色々なアトラクションを体験した


俺も愛里も子供みたいにはしゃいだ


夕食の時間になり予約していたレストランへ行った


バイキングレストランで種類が豊富だった


ステーキはその場で焼いてくれるしタラバ蟹もあった


食べる事が好きな俺と愛里は
またまたテンションが上がった


２人で１万円だったが大満足❤

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夕食も終わり

再び夜のハウステンボスへ


イルミネーション…

花火…


写真も何枚か撮った…


幸せやった…


俺は愛里を抱きしめて花火の『ドーン』と鳴る音に合わせて

『ごめんな』と言った


愛里は『何？❤』と聞き返した


俺は『何も言ってないよ』とごまかした

愛里に思い出を作ってあげる為に長崎まで来たつもりだったのに…


俺自身…辛い思い出になった


帰りにハウステンボスのお土産を愛里の友達、家族、会社仲間に買ってあげた


もう愛里への復讐とか裏切りとかどうでもよくなっていた


俺は愛里と出会えて幸せだったから…


幸せありがとう

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幸せな長崎旅行から帰り俺達は現実に引き戻された


１月ももう終わり…

これが結末か…


この２年間…俺は愛里に何か教える事が出来たのだろうか？


神様は何で２年間も俺と愛里を離さなかったのだろう？



そんな事ばかり考えるようになっていた




そんなある日…


ありえない事が起きた………










俺の会社が移転する事になった……


しかも『１月中には移転するから２月１日からは移転先へ出勤するように』と言われた


ありえない…


何故急に？

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俺の会社（支店）は自宅から歩いて１分のところにあった


非常に便利だった


それが移転…


しかも移転先は車で１時間…


まして俺は車を持っていなかった


車なんか必要なかったからね


通勤に１時間…


通勤の為に車を買わないといけない…


会社まで往復１００km…


１年で通勤だけで３万km…


バカらしい…


俺は文句を言った

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ちょうど本社の人事部長やら偉いさんが来て話し合いが設けられたので俺は


何故に今報告なのか？


去年からわかってたんじゃないのか？


１月も終わりまで後、１０日もないのに勝手すぎじゃないのか？


会社からの返事は

『去年の秋くらいに話しが出た……だが決定じゃなかったので言わなかった』


『はぁ？💢決定じゃなくても話しあった時点で言うべきじゃないんですか？💢移転先と離れてる距離考えてみて下さいよ💢所長とは毎日毎日顔合わせてたのに……』


人事部長が言った

『僕達は皆さん社員さん達の事を子供と同じくらい大事と思ってます。移転先でも一緒に頑張っていきましょう』


俺は『ふん💢笑わせないで下さいよ💢子供と同じくらい？💢それくらい大事に思ってくれてるのなら何でも１番に話してくれても良かったんではないですか？💢奥さんと子供いる人だっているんですから💢』


人事部長は何も言えなくなった…


情けない部長だなと思った


俺は『自分は移転先には行かない』と言った

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