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ストーカー
突然届いた不気味なメール
ドアノブに掛かっている白い袋
常に感じる視線
誰かに部屋に侵入された形跡
一体誰が…
あたしは確実に追い込まれおびえる日々を過ごした…
*このお話は実話です。 名前・地名などは実際と異なります。
初めて小説を書くので、誤字・脱字・文章等読みにくいかもしれませんがすみません。
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『嫌じゃないよ。
むしろビックリだよー!
裕斗って賭け事とか嫌いそうだもん。
競馬場や宝くじ買う裕斗が想像できないよ。』
「はぁ~。よかった…。
振られたらどうしようかと思った…。
過去の事だけど、やっぱ隠し事って出来ないわぁ!
話できてスッキリしたよ。」
一安心して胸を撫で下ろした様子の裕斗。
『あたしね、馬好きなんだ!!
馬ってかっこ可愛いよね!あの黒目とびっしり生えてる睫毛が可愛いよね!
シュっとしててスタイルいいし、走ってる姿もカッコイイし好きなんだよね。』
そうなんです。
馬好きなんです。
昔はよく日曜日の午後にやってる競馬の番組とか見てたなあ。
この後、何故か馬の話で盛り上がり、落ち着いたら競馬場デートをするって約束をした。
ブラウン管じゃなくて、生で走るお馬さんが見てみたい!!
楽しみだなぁ♪
昔からギャンブルしている人はあまり好きではなかった。
ギャンブルって依存性あるし、失礼だけどあんまりいいイメージない。
勝てるかも分からないのに何万も何十万も使っちゃう気持ちがわかない。
お金が勿体ないなって思っちゃう…。
でも裕斗がギャンブルしてたって聞いても全然嫌じゃない。
何でだろ?
いつの間にか裕斗にゾッコンになり始めてるのかな。
ってかゾッコンって古いなあたし…。
裕斗の横顔をチラッと盗み見ると、眉毛が下がっていて捨てられた子犬みたい。
ギャンブラーだった事をそんなに知られたくなかったのか…。
段々裕斗が可愛いく思えてきた。
競馬場にいる裕斗…
想像できないよ!
失礼だけど、競馬っておじさんがやる賭け事だと思ってたし。
『裕斗がギャンブルやってたなんて知らなかったよ!
なんか意外というかビックリしたよ。』
「…ん。」
裕斗の返事がそっけない気がして、
どうしたの?と、顔を覗きこんだ。
「……付き合う前にさギャンブルする人ヤダってラナ言ってたじゃん。
だから言えなかった。」
付き合う前…………
……………………
あっ!
確か付き合う前に嫌いなタイプの話になって、言った気がする!
『それで内緒にしてたの!?』
「うん。
ギャンブルしてるって言ったら嫌われるかと思って。
もう競馬も宝くじもやってないから!
ギャンブル嫌いって話聞いてすぐ辞めたから。」
「そう、ギャンブル。
最近はやってなかったけど、大学入ってから暫くやってた。」
『ギャンブルってパチンコとかスロットとか?』
「じゃなくて、競馬とか…宝くじとか…」
裕斗がギャンブル…
なんかショックというよりビックリだ。
ギャンブルしてるなんて一度も話聞いた事ないし。
そうゆうの嫌いそうなのに。
「大学入って仲良くしてる奴が毎週日曜日に競馬場に行っててさ、一緒に行かないかって誘われて行ったのがきっかけ。
最初は馬が走るのが楽しみで行ってたんだけど、
レースを予想したら当たってさ。
馬券買っておけばよかったって後悔したの。
んで、次から馬券買うようになってさ。」
なんで裕斗は黙ってるんだろ…
やっぱり聞いちゃいけなかったのかな…
不安になって裕斗の方に向けていた顔を背けた。
『…なんかごめんね?
聞いちゃいけない事だったみたいだね。ごめんね。』
膝の上に置いていた掌にキュッと力が入る。
チラっと横目で裕斗の横顔を盗み見た瞬間、
はぁ…っと溜め息をつかれた。
「…実は、俺ギャンブルしてたの。」
『…え?』
え?
ギャンブル?
ほえ?
「え?親父?何で?」
『…うん。だって、大学生であんなマンションで一人暮らししてて、こんな外車乗っててさ、医学部ってかなりお金かかるんでしょ?だから、お父さんは何かの社長とかなのかなぁって思って。』
「あぁそーゆう事ね。
家が、開業医なの。
〇〇にある病院の院長。
でも、マンションは家賃として毎月自分のお金で親に払ってるし、この車は自分で買ったんだよ。まだローンあるけどね。」
*マンションは分譲です。
『でもそんなお金どーやって?』
「…………」
暫く二人とも無言になった。
裕斗がバイトしてると思えないし、変な話ホストとかしてるとも思えないし、犯罪は絶対ないだろうし…
何で黙ってるんだろ。
人に言えないような事なのかな…
次の日*
日曜日なので裕斗は休み。
2人で1週間分の食材と必要な生活用品を買いに出かける事にした。
買い物に出かける時、歩いて買い出しに行くのかと思いきや、車だった。
裕斗はこんなマンションに住んでいて、車までもっていた。
しかも外車だ。
………なんとなく感じてはいたが、住む世界が違いすぎる。
医学部行ってる人達はみんなこんな生活してるの!?
助手席に乗り込みシートベルトを閉めると、車が動き出した。
裕斗の性格と同じで、スピードは出さずスマートで安全運転だ。
あたしは恐る恐る聞いてみた。
『ねぇねぇ…裕斗のお父さんって何の仕事してるの?』
暫く雑談し、あたしが眠くなってきたので今日は寝る事にした。
寝室に入り、広いベッドへ裕斗と二人潜りこんだ。
手を繋ぎ目を閉じる。
暫くすると、裕斗の寝息が聞こえてきた。
学校行って、マンション掃除して、アパートに来てくれて、マンションに連れてきてくれて…疲れてたよね。
何で裕斗はあたしの為にここまでしてくれるんだろ。
いくら恋人っていっても、正直面倒くさいと思う。
裕斗には何も関係ないし、迷惑なだけ。
そう考えるとやっぱりマンションに来て良かったのかと考えてちゃう。
もし、これ以上裕斗に迷惑がかかるようなら実家に帰ろう。
それが一番いいよね。
そんな事を考えながら眠りについた。
今思うと
この時はまだ幸せだったと思う。
何も知りたくなかったよ。
明けましておめでとうございます😌🎵
なかなか更新出来ずすみません💦
実は…
お腹に赤ちゃんがいる事が去年分かりました😌☀
ちなみに双子チャンです😄笑
その事もあって仕事を辞めてバタバタしていて更新もろくにせずすみません😢⤵
読者の皆様には妊娠している事を内緒で小説を書き続けていこうかと思ったんですが、報告させて頂きました😄♥
悪阻はほとんどないんですが、まだ安定期に入ってないので更新するペースがゆっくりになってしまうかと思います⤵
今までもゆっくりだったのであまり変わらないですが…💦
小説とは全然関係ないんですが以上報告でした😌✨
2011年皆様にとって素敵で幸せな1年になりますように😌✨✨
引き続きよろしくお願い致します💠
らな
『じゃあお言葉に甘えてお願いしようかなっ。』
「オーケー」
テキパキと手慣れた手つきで用意を進めていく。
数分たつとソファーの前にあるテーブルにティーカップが置かれた。
『ロイヤル・コペンハーゲンのティーカップだ。
裕斗好きなの??』
白い器に青いライン?模様?が入ってて、ちょっとお姫様気分になれて素敵な食器。
「ううん。母親の趣味。
食器が好きみたいなんだよね。
あとミントンとかウエッジウッドとかリチャードジノリとか。」
裕斗のお母さん洋食器が好きで、
きっとお金持ちなんだろうな。
息子に買い与えちゃう位だもんね。
「ラナーこっちの部屋が寝室で、こっちの部屋が勉強部屋&お客様用だから。
ここにいる間さ、平日は俺学校でいないし、暇だろうから友達呼んでいいからね。」
『友達呼んでいいの!?
やったぁ!
カナに遊びに来てもらおっ!』
カナがこの部屋見たらビックリするだろうな…
モデルルームみたい…
テレビの前に置いてあるソファにそっと腰をおろした。
おっ!
フカフカだぁ~!
このソファとかいくら位するんだろ。
黒い革のソファ。
間違いなく、あたしが買えるような値段ではないんだろうな。
裕斗の方をチラっと見るとキッチンに立ってお湯を沸かしていた。
「コーヒーきらしてて、アッサムしかないんだけどいい?」
『うん!あっ、手伝う!』
「いいよいいよ。座ってて!」
エントランスを抜け、エレベーター乗り込み、
17階のボタンを押しエレベーターが上昇する。
何だかドキドキしてきた!
初めて裕斗の部屋にお邪魔するんだ。
何だか緊張する…
エレベーターが止まり裕斗に手をひかれ降りた。
右手に進んでいき、一番端の部屋の前で立ち止まった。
…ガチャ…ガチャ…
「ここが俺んちだよ。
どうぞ!」
『…お邪魔しまぁーす!』
玄関に入り、廊下を突き進むとリビングダイニングがあった。
対面式キッチンだぁ!
広い部屋!!
リビングだけで15畳位ありそう。
白と黒で統一されてるシックで綺麗な部屋だなぁ。
『…裕斗が住んでるマンションってここ…?』
「うん。そだよ。どうした?」
不思議そうな顔をする裕斗。
だって、目の前にある裕斗が住んでるマンションは、学生が一人暮らしするような所じゃないもん!
何階建てなんだろ。
20階以上はありそうな…。
やっぱり裕斗の親は何の仕事してるんだろう。
「まっ、取り敢えず入ろっ。」
あたしの手とキャリーをひき歩き出す裕斗。
マンションの入り口はオートロックになっていて、自分で鍵を差し込んで入り口を開けるか、部屋番号を押して住人に開けてもらうかのどちらかで、それ以外マンションに入れないみたい。
3分位歩くとコンビニが見えてきて、駐車場にタクシーがとまっていた。
『あっ、タクシーもう来てるよ!早いね!』
(*補足*アパートを出る寸前にタクシー会社に電話済みでした。)
裕斗と二人で小走りでタクシーに近寄り、名前を告げてタクシーに乗りこんだ。
夜中は車の通りが少ないから、
タクシーに乗ってから20分ちょっとでマンションに到着した。
裕斗が料金を払い、キャリーも下ろし下車した。
………。
えっ………。
鍵を掛け、
アパートを出て近くのコンビニまで歩く。
コンビニにタクシーを呼んで裕斗のマンションまで行く予定。
『ねーね、キャリー重い?大丈夫?』
「うん。平気。」
『そういえば裕斗の荷物は?』
学校帰りのはずなのに手ぶらだ。
「学校帰りに、ラナんち行く前に一回自分のマンション寄って荷物置いてきた。暫く帰ってなかったから掃除したかったし。
でも時間なかったからあんまり掃除出来なかったけどね。汚いかも。」
さすが裕斗。
やっぱA型だなぁ。
男の子の割に几帳面で潔癖まではいかないけど完璧主義というか、がさつなあたしとは正反対。
裕斗はA型。
あたしはB型。
確か血液型の中で一番相性が最悪なんだよね。
裕斗が大人だから上手く付き合っていけてるんだろうな。
カナと話し込んでるうちに裕斗が帰宅し、
3人で夕飯を食べ、レポートをやらなきゃとカナは帰って行った。
裕斗と今後について話し合い、
急遽、今夜裕斗のマンションに行く事になった。
仕事も休める事になったし早く移動した方がいいんじゃないかってなった。
衣類・化粧品・必要最低限な物だけ持って行って、足りないものは向こうに行ってから買い足す事にし、急いでキャリーに荷物を詰める。
夜中にコソコソ荷造りなんかしてアパートを出るなんて、夜逃げみたい。
ガスの元栓を閉め、
念のためブレーカーを落とし、窓など戸締まりを確認した。
「まぁ、女二人より彼氏が側にいる方が安心だよね。うちのマンションはセキュリティしっかりしてないからさ。
運動神経いい男なら3階位までならベランダとかに侵入できそうだし。
部屋も1DKで狭いし。
けど、ラナに料理作らせようと思ったのにな。」
『ありがとねカナ。
裕斗のマンションに遊びに来るといいよ。
裕斗の部屋ね、2LDKらしいよ。一人暮らしなのに凄いよね!ここと違ってきっと広いからギュウギュウしなくていいから良いよね。』
「…2LDKで一人暮らしで
医学部…
裕斗くんちの親って何してるんだろうね?
絶対金持ちだよね!
ラナ玉の輿じゃん!
セレブゥだね!
あたしも早く捕まえなきゃ!
あっ!今度裕斗くんに合同コンパ的なものをセッティングしてもらお!
医学部合コン♪」
カナのいつもの明るさで少し元気になってきた。
本当にカナと裕斗には迷惑かけっぱなしだなぁ。
そういえば裕斗から家族の話を聞いた事がない。
裕斗のお父さん何のお仕事されてるんだろう。
「あんた暫くうちにでも来れば?
こんなとこに一人でいたら危ないんじゃない?
っても裕斗くんかあたしのどっちかが泊まりに来てる状態だけどさ。
」
カナも一人暮らし中。
裕斗のマンションよりカナのマンションの方がここから近い。
『そう、それでね?
今日職場のオーナーと話をして、暫く仕事休む事にしたの。
大体1ヶ月位なんだけどね。』
「そう。だったらうちのマンションで家政婦してればいいじゃない。
あたし家事嫌いだからさ。」
カナは家事が全く出来ない。
初めてお米を炊く時に、洗剤でお米を洗おうとした前科持ちだ。
あやうくあたしは洗剤米を食べる所だった。
『ありがとう。
でも、暫く裕斗のマンションに行く予定なんだ。
セキュリティもしっかりしてて、入り口に防犯カメラとかいっぱいついてて、入り口以外からは建物に入れないから安心なんだってさ。』
長山さんやオーナーに説明した時のようにカナにも説明した。
カナは顔色一つ変えず、 「…気持ち悪っ…」
そう呟いた。
なるべく視界に入らないようにベッドの下に置いておいた、あのファイルをカナに見せた。
カナはファイルを次々とめくり、少し怒り気味でファイルを閉じた。
「このストーカー相当いかれてる野郎だね。気持ち悪っ。こんなのラナに見せて意味でもあんのかな。
自己満足の自己アピールって所かしら。
僕はこんなにもラナちゃんの事を想ってるよってな感じで。
あー気持ち悪っ!
虫酸が走るっ!
痒い痒い!!」
と、何故か喉の辺りを掻きむしる仕草をするカナ。
「ラナ~仕事だったの?
」
『仕事だったんだけど急遽休みになったの。
今日来る予定だったっけ??』
「授業が休校になって、今日バイトもないから遊びに来たのよ。
取り敢えず部屋入れてよ。」
ごめんごめんと言いながら部屋の鍵を開けて入った。
冷蔵庫からアイスコーヒーとミルクを取り出しカフェオレを入れてカナへ差し出し、
テーブルに自分の分のカフェオレを置いた。
「最近全然連絡してこないから心配してたんだからね。まぁ裕斗くんがいるから大丈夫かなとは思ってたんだけどさ。」
カナにあの事話さなきゃ。
『カナ。あのね、実は…』
長山さんと今後の話や仕事の話を少ししてからお店を後にした。
タクシーを拾ってアパートまで帰る事にした。
裕斗に連絡しようと鞄の中から携帯を取り出し、取り敢えずタクシーで帰るとメールをした。
裕斗は今日学校があるから帰ってくるのは19時位になる。
心細いな。
でも午前中学校休ませてしまったし、我慢しなきゃ。
あっという間にアパートに着き料金を払ってタクシーを後にした。
階段を一段一段上がり、
最後の一段を上がったら…
『カナっ!!』
部屋の前でしゃがみこんで携帯をいじってるカナがいた。
正直…うちのお店のスタッフなんじゃないかってあたしも考えた。
紙の手提げが新しくなったのは半年前。
お客様だったら半年もたたない内に捨ててしまうんじゃないかな。
一応、前の白地の紙の手提げは少量だけどお店の包材置き場に保管してあるが使用はしていない。
お店のスタッフなら誰でも持ち出すのは可能。
でも、スタッフがこんなストーカーするなんて思えないし、考えたくない。
でも、沢山ある袋の中でどうしてうちの袋なんだろうか。
「うちはいつ来てくれてもいいんだからね。
まぁ彼氏の所の方が気を使わなくて楽かぁ。」
ありがとうございますと頭を下げた。
「ねぇ、突っ込んだ話していい?」
長山さんの顔が真剣な顔つきになった。
『はい。』と頷く。
「ストーカー野郎はどこの誰だか分からないんだよね?
1つ気になったんだけど、昨日ラナちゃんのアパートのドアノブに掛かってた袋って、うちの店で前に使ってた紙の手提げだったんだよね?白地のお店のロゴが入ってるやつ。
あの手提げってもう使ってないじゃない?
って事は、手提げを新しくする前にこの店に来たお客様の可能性があるよね。
…あとは考えたくないけどうちのスタッフ…」
「今日シフトに入ってるのに出勤しないから電話しようと思ってたんだよ。
オーナーに言われて来たんだけどどうしたの?」
長山さんの顔を見たら気が緩んだせいか涙がポロポロ落ちてきた。
お姉ちゃんのような存在で大好きな長山さん。
ゆっくりゆっくり最近起こった事を話始めた。
「…そっか。そか。
そんな怖い思いしてたんだね。普通に働いてるから全然気がつかなかったよ。
ごめんね。」
長山さんが優しく話かける。
あたしは首を何度も横にふった。
「ゆっくり休みなね。
彼氏のマンション行くっていっても、彼氏学生だから常にいるわけじゃないんでしょ?
うちに来る?誰かしらは家にいるから安心じゃない?」
『…オーナーにも言われたんですよ。うちに来ないかって。
でも、長山さんにもオーナーにもこれ以上迷惑はかけられないですよ。
大丈夫です。』
ただでさえ仕事を休むのにこれ以上負担をかけられない。
「何かあってからじゃ遅いからな。
お店の事は心配するな。
それにしても、ラナにストーカーか。
世も末だな。」
『…ちょ、オーナー!』
「冗談冗談。
とりあえず長山だけには話をしといた方がいいな。
あいつがお前がいない間フォローしなきゃいけないからな。」
『分かりました。』
オーナーは長山さんを呼びに休憩室から出ていき、長山さんが入ってきた。
長山さんはこの店の販売の社員で8年働いているベテランさん。
長山さんには仕事ではものすごくお世話になっていて、プライベートではご飯を食べに行ったり遊んだりする程仲がいい。
まず、お店のオーナーに話をしに行く事にした。
―――――‐‐‐
「今の時期忙しくはないから休んでも構わないけど、彼氏の家で平気か?
しばらくうちに来るか?」
『いや、大丈夫です。
そんな迷惑かけれません。』
50代後半の優しいお父さんみたいなオーナー。
でも仕事には厳しく、一流のパティシエ。
スタッフみんなから慕われている。
「とりあえず1ヵ月位休みって事にしておくから。
スタッフには家庭の事情って事にしておくから。
何かあったら必ず連絡する事。
一応彼氏の住所と連絡先教えといて。
何かあったら困るからな。」
『分かりました。迷惑かけてすみません。』
深々と頭を下げた。
裕斗と平行線な話し合いは続き…
「じゃあお世話になります。よろしくお願いします。」
結局裕斗に押しきられてしまった。
まぁ納得して裕斗のマンションに行くのだが…。
実家に戻っても、父は遠くで単身赴任中。
実家に住んでるのは母と妹だけ。
実家に帰って、もし何かあったらって考えると怖い。
妹は高校3年生で大学受験を控えてるし…。
裕斗に迷惑かかってしまうけどお世話になろう。
『…でも…』
「ラナがどうしても実家に帰りたいなら話は別だけど、ラナの事迷惑だなんて思ってないから。
学校の成績だって落ちてないし、ちゃんと勉強してるから。
ラナが心配する事じゃないよ。
だから俺のマンションに来て。」
今まで見たことない真剣な顔で言われた。
裕斗に甘えてしまっていいのだろうか…
親に迷惑かけなくないって気持ちも正直あった。
だからと言って裕斗に迷惑かけるのも違う気がする。
でもこのアパートに一人でいるのは怖いし嫌だ。
これ以上裕斗に甘えていいのだろうか…
学生で沢山勉強しなきゃいけないのに、あたしが側にいたら迷惑になる。
本来なら自分の家に帰るべきであって、
裕斗を巻き込むわけにはいかない。
『裕斗の気持ちは嬉しいけど、実家に帰るよ。
裕斗にこれ以上迷惑かけられない。』
「迷惑なんかじゃないよ。ラナの事心配だから側に置いておきたい。
もし迷惑だったらこんな泊まりに来ないし適当に理由つけて別れてると思わない?」
でもそれは裕斗が優しいからだよ。
面倒見がいいからほっとけないだけだよ。
あたしは元カレを忘れる為に裕斗の事利用してたんだよ?
優しくされる資格なんてないんだよ。
🍎さぁさんへ🍎
🍎にっしゃんさんへ🍎
🍎通りすがりさんへ🍎
🍎ママさんへ🍎
🍎ららさんへ🍎
レスして頂いて気がつかずすみません😢💦
仕事が忙しく全然更新もせずすみません😢💦
自レス設定にしますね😄⤴
感想専用のスレも立てます😌✊
楽しみにしていただいてる方がいてビックリです😣‼
読んでくれている人や感想して頂けると励みになるので、よろしくお願い致します😆‼
まだ仕事中なので、落ち着いたら感想スレ立てますので、よろしくお願い致します😌✨
らな
横レス申し訳ないんですけど、主さん、自レス設定や他で感想スレをたてる等の主さん以外の人がここに書き込めないようにしていただけませんか?
必ず途中で応援レスや質問的なレス等の最後まで読まないうちに侵入してくる人が現れるので。
主さんのお話を楽しみにしている私としては他の人のレスが入ってると非常に残念です焏
でも同じように思ってる方は沢山いると思います。
長々申し訳ありません。考えてもらえますか。私ももうこれ以上レスしませんし、これに対しての返レスは不要です。
続き楽しみにしてます。
一晩たって気持ちが少し落ち着き、
裕斗と今度どうしたらいいか二人で話し合った。
仕事はお店のオーナーと話し合って、出来るなら暫く休ませてもらえるように話をしに行く事になった。
このアパートに住むのは怖いから暫く実家に帰ろうと考えたけど、裕斗が自分のマンションに来ればいいと言ってくれた。
裕斗はあたしが住んでる場所から電車で30分位の場所で一人暮らしをしている。
マンションの入り口はオートロックでセキュリティもしっかりしているらしい。
入居者以外は入れないから安心だと言ってくれたけど…
もしストーカーが裕斗のマンションまで来たら…裕斗にもっと迷惑がかかってしまう…
怖い…
怖い…
「ごめん。ラナがこんな脅えてるのに。とりあえず今日はゆっくり休んで、明日どうしたらいいか考えよう。大丈夫。側にいるから。」
優しく背中を撫でてくれた。
この日は何も考えられず、どこの誰だか分からないストーカーに脅え眠りについたのが明け方だった。
ストーカーが部屋に侵入してくるんじゃないかと何度も何度も目を覚ました。
目を覚ます度に裕斗は優しく抱き締めてくれたり背中を撫でてくれていた。
職場で働いてる写真。
アパートの近くを歩いている写真。
どこで撮ったんだろうと思われる写真。
気持ち悪い
怖い
コワイ
気持ち悪い
コワイ
「…ラナ…ラナ…。」
裕斗が優しく抱き締めてくれた。
「…暫く仕事休みなよ。こんなんじゃ外出だって出来ないだろ?」
次々とファイルをめくった。
何…
何なの…
「はい。出来たよ。」
テーブルの上にマグカップが置かれた。
「ファイル何だった?
って…ラナ顔色悪いよ?
どうした?」
『…ゆ…うと見てこれ…』
裕斗は、ん?と言ってファイルを覗きこんだ。
裕斗の顔が険しくなる。
次々とファイルをめくった。
「…何だよこれ…」
ファイルの中は
あたしを盗撮した写真が 何十枚も貼られていた。
袋の中を覗くと…
白地のファイルのようなものが入っていた。
何だろ…
何か嫌な予感がする…
いくら休みとはいえわざわざ家まで来るかな…
ってゆうか、職場の人は誰もアパートに来た事がない。
「どーしたの?早く入ろうよ。」
裕斗はあたしの手から鍵を取り、部屋を開けた。
部屋に入り白い袋をテーブルの上に置いた。
「ラナー何か飲む?
ココアにする??」
『あっうん…』
オッケーと言いながらキッチンへ向かった。
白い袋からファイルを取り出した。
…見たくない…
でも…気になる…
すごい嫌な予感がする…
でも…見ないと…
決心してファイルを開いた。
『えっ…何これ…何なの…』
裕斗と二人で仲良くアパートの階段をのぼって、部屋の鍵を取りだそうとバックの中からキーケースを探していた。
「ん?ラナの部屋のとこに白い袋がある。」
バックの中に向けていた視線を自分の部屋へと向けた。
ドアのぶのところに白い紙袋がぶらさがっていた。
『何だろう。』
紙の袋をよく見ると…
『うちのお店の袋じゃん。前使ってたやつだ。』
半年前位に、お店の袋が新しくなった。
新しくなる前はこの白地の袋だったんだ。
「お店の人が何か届けたんだね。」
裕斗と半同棲する生活が続いた。
休みの人にカナと遊んだり裕斗と外でデートしたりしていた。
仕事も落ち着いて順調な毎日。
あんなに大好きだった元彼慎哉の事も思い出す事も少なくなった。
その日は仕事が休みで、裕斗と外でご飯を食べ帰宅している時の事だった。
「なら問題なしじゃん。
勉強だって効率的にやってるし大丈夫。
もし卒業出来なかったらラナに養ってもらうからよろしく!」
『えー一生働きたくないよー。結婚したら専業主婦希望だもん。』
「嘘嘘!ちゃんと卒業するし、ラナの事ちゃんと養ってくから大丈夫!」
そう言って裕斗は優しく頭を撫でた。
「お腹空いてる?
ラナの好きなロールキャベツ作ったから食べよう!」
キッチンへ向かった裕斗。鼻歌まじりでご機嫌。
この頃から段々裕斗の事を好きになり始めたんだっけ。
最初は裕斗の事利用しようとしてた。
自分でも最悪な女だと思う。
でも段々とかけがえのない人になていく。
辛い時に一生懸命支えてくれた人。
それと同時にまた怯える日々が始まろうとしていた。
幸せな日々が壊れていく。
そして、大事な人がいなくなった。
>> 49
🍎まゆさんへ🍎
レスありがとうございます😌🎵
大変な思いされたんですねっ😫💦
ストーカー化した男性はきっとまゆさんが自分に好意があると勘違いしちゃったんですね😢💦
自分はその気がなくても、相手が勘違いしてしまう所が怖いですよね😢
部署までかえたのに、それが逆にエスカレートしちゃった原因になったのかもしれないですね…
ストーカーはこっちが拒否したり逃げたりしても追ってくる。
ストーカーしてる本人は自分がストーキング行為をしてるって意識がない。
これが一番怖いですよね…
今は平穏な日々を過ごされてるみたいですね😌✨
良かったです😆💡
私もバタバタしてますが、平穏な日々?を過ごしてます😌✨
これからも頑張って更新してくので見守ってて下さいね😌✨
よろしくお願い致します💠
らな
>> 42
🍎まゆさんへ🍎
ありがとうございます😌🎵まゆさんもストーカーされてたんですね😢⤵
怖いし気持ち悪いですよね…
今は大丈夫なんでしょうか…
らなさん🍒
私をストーカーしていた人は妻子持ちで奥様との仲があまり思わしくないようで後に別れてしまった模様💔
私がPLAZAで貰ったノートを「娘さんにあげて😄」と渡したことが気を持たしてしまった様で悪戯電話が来るようになったり、帰り道が全くの逆方向にもかかわらずバイクでつきまとわれて怖い想いをしました⚡😱
あまりにも怖かったので、部署を変えてもらい私は、電車通勤していたのですが駅で待ち伏せされたり誰もいない時を見計らったかの様にマンションの扉を鳴らされたり兎に角恐ろしくてストレスで拒食症になってしまい痩せ細りました…😲
今は他県に住んでいるので安心して暮らしています🐤
らなさんも、かなり怖い想いをされたかと想いますが見守っていますので続きをゆっくりお願いします🍎😌
家に着くと、裕斗しかいなくて、カナはバイトがあるからって夕方帰ったみたいだった。
裕斗にさっき考えてた内容を伝えた。
「え?大丈夫だよ。まだ心配だし、カナちゃん泊まりにこなくて大丈夫だよ。俺バイトもしてないからカナちゃんより自由がきくし。」
『でも勉強とか大丈夫?
毎週テストとかあるし、集中して勉強出来ないんじゃない?』
いくらあたしが仕事でいない時に勉強してるっていっても夜の10時くらいには帰ってくるし。
あたしのせいで留年なんてしたら大変だ。
「テストで追試受けた事ないし、以外と優秀なの俺って。だから大丈夫。
ラナが迷惑なら話は別だけどね~」
『裕斗の迷惑になるんじゃないかって思ったの。
迷惑じゃないならいて欲しいけど…』
>> 43
気がついたら削除あってビックリしました😣💦
削除されたレスは誰が削除してるんでしょうか…?
無知ですみません…
削除の理由は分かりませ…
私は、更新を待っている読者のひとりです😊
削除は一定の人数が削除に一票をすると削除されます💡
でも、気持ちの整理の為にも書いているとスレ本文にもあるんだし、不快なら読まなければいいだけなのに、嫌な人達がいるもんですね😠
気にしないで更新頑張ってください😊
待ってます☺
- << 48 🍎チョコさんへ🍎 レスありがとうございます😌✨ わざわざ教えて下さってありがとうございます😌⤴⤴ 一定の人数が削除すると削除されるシステムなんですね😄💡 無知すぎてすみません😣💦 この後の内容はドロドロというかグロイというか…とりあえず全く気持ちのいい内容ではない事は間違いありません…😣💦 頑張って更新していくので、よろしかったら読んでやって下さい😆⤴ よろしくお願い致します💠 らな
気がついたら削除あってビックリしました😣💦
削除されたレスは誰が削除してるんでしょうか…?
無知ですみません…
削除の理由は分かりませんが、このスレが不快だったのでしょうか💦?
確かにキレイなお話ではありませんし、この先もっとドロドロしていきます…
あの頃から4年経って、今は気持ちも落ち着き、ある意味自分の中の色んなケジメをつける為にスレを立てました。
実話に基づいているので、勝手だと思いますが不快な方はスルーでお願いします😢💦
らな
- << 45 私は、更新を待っている読者のひとりです😊 削除は一定の人数が削除に一票をすると削除されます💡 でも、気持ちの整理の為にも書いているとスレ本文にもあるんだし、不快なら読まなければいいだけなのに、嫌な人達がいるもんですね😠 気にしないで更新頑張ってください😊 待ってます☺
>> 38
ラナさんはじめまして。。実は私も元職場の人からストーカーされていた時期があり怖い想いもしました。
ラナさんは気味悪いメールまで届いて大変で…
🍎まゆさんへ🍎
ありがとうございます😌🎵まゆさんもストーカーされてたんですね😢⤵
怖いし気持ち悪いですよね…
今は大丈夫なんでしょうか⁉
これからもっと色んな事が起こっていきます😣⤵
頑張って更新していきますので引き続きよろしくお願い致します😉✨
らな
- << 49 らなさん🍒 私をストーカーしていた人は妻子持ちで奥様との仲があまり思わしくないようで後に別れてしまった模様💔 私がPLAZAで貰ったノートを「娘さんにあげて😄」と渡したことが気を持たしてしまった様で悪戯電話が来るようになったり、帰り道が全くの逆方向にもかかわらずバイクでつきまとわれて怖い想いをしました⚡😱 あまりにも怖かったので、部署を変えてもらい私は、電車通勤していたのですが駅で待ち伏せされたり誰もいない時を見計らったかの様にマンションの扉を鳴らされたり兎に角恐ろしくてストレスで拒食症になってしまい痩せ細りました…😲 今は他県に住んでいるので安心して暮らしています🐤 らなさんも、かなり怖い想いをされたかと想いますが見守っていますので続きをゆっくりお願いします🍎😌
今日は遅番。
10時過ぎにお店を出た。
昨日飲み過ぎたせいか身体がダルイなぁ。
あたしが仕事に行く時は 裕斗もカナも爆睡してたな。
二人とも大学生。
何だか羨ましいなぁ。
カナも裕斗も、ものすごく頭のいい大学に通っている。
カナは法学部で
将来は弁護士。
裕斗は医学部で
将来はお医者様だ。
二人とも学校が忙しいのに毎日のようにうちに泊まりに来てくれている。
あたしが仕事でいない間に勉強してるみたい。
とくに医学部は実習(解剖トカ…)とか毎週テストとかあって忙しいみたい。
あの気味が悪いメールも来ないし何もないし、二人にはもう大丈夫だと伝えよう。
いつまでも迷惑かけれないよね。
しかもパンツの中濡れてる気がする…
気持ち悪いな…
カナを起こさないように静かにベッドから降りた。
立ち上がるとまだ若干フラフラしてる。
飲み過ぎたなぁ。
チェストから適当にパンツを取り出し、トイレへ向かった。
なんか恥ずかしいな。
男子のアレと似てるもん。
あたしは発情期かぁ!
だって、たまーにこんな事がある。
セックスする夢を見て起きると濡れてる事が。
欲求不満なのかな。
裕斗はあんまりセックスしようとしないし最近してないからかな。
とりあえずあたしって変態だよね。
恥ずかしい…
寝る寸前まで飲み続けたせいか3人とも結構酔っぱらってしまった。
ベッドにあたし+カナ
ソファーに裕斗
って感じで就寝。
ラナ…ラナ……
ん…
後ろから優しく胸を愛撫される…
んっ…
服の中に手が入ってきて、直接胸に手が触れる…
んっ…あっ…
首筋にキスをされて…
下にも手が触れて…
パンツの中にも手が入ってきた…
あっ…
…ん…やぁ…
はっと目が覚めた。
隣を見るとカナが気持ちよさそうに寝ていた。
変な夢見た…
あたし欲求不満なのかな…
こんな状況で恥ずかしい…
なかなか受け取らない裕斗にカナは諦めて、お金をお財布に閉まった。
「とりあえず飲み物は冷蔵庫に入れとくね~!」
冷蔵庫の前にしゃがみこみ飲み物を冷蔵庫に入れていく裕斗。
カナが一言、
「あんた、いぃ男掴まえたわね。」
ニヤリと笑った。
それは裕斗の性格?
…それとも羽振りがいいからかしら?
とりあえず、
『まぁーね♪』
と笑っておいた。笑
いい感じでお鍋も出来上がり、カナが大量に買ってきたお酒で乾杯した。
3人ともいい感じに酔っぱらい、カナも裕斗もお泊まりする事になった。
3人で重い荷物を抱えてアパートに到着。
「カナちゃん、お金いくらだった?レシートある?」
そう言ってジーンズのポケットからお財布を取り出した裕斗。
「お金いらないから!
あたしが急に押し掛けたんだし!本当にいいからね!」
「えー、いっぱい買ったから結構金額いったでしょ?じゃあとりあえずこれで。」
お財布から5千円取り出しカナに渡した。
「こんなにしてないし!
本当にいらないよー!!
鍋のお金もあるでしょ?」
裕斗に5千円を返そうとするカナちゃん。
が、裕斗は受け取らなかった。
「いいんだって。カナちゃんにはラナのお世話してもらってるし。」
お世話って…
あたしはペットかい…
カナの方が肌キレイだし。あたしより化粧も上手だしスタイルいいし、ついでに頭もいいしいつもパーフェクト。
羨ましいよ。
『あっ!カナの嫌いな椎茸入ってないからねっ!』
「確かにあたしは椎茸嫌いよ。でもラナも嫌いじゃない。何かあたしの為に入れてませんって変な事言うのね。
椎茸ってさ変な味がするのよね。あの独特な感じの味が嫌なのよね。」
カナ椎茸を思い出しているのかキレイな顔をくしゃっとさせている。
そんな顔してもキレイだ。
あたしも椎茸を思い出して顔をくしゃっとさせてしまった。
まぁカナと違って不細工だけど…
『ちょうど鍋作ってる所だったんだよ♪カナの大好きな豆乳鍋だよ♪』
「6月に鍋っ!?
まぁ豆乳鍋は好きだけどさぁ。」
カナとあたしが並んで、その後ろを裕斗が歩く。
『コラーゲンボールも入れたんだょっ!!こんなおっきいやつ。』
あたしは手で大きさを表した。
鍋の素が置いてある所に、野球のボールより少し小さいコラーゲンボールが売っていて即買いした。
「ラナはコラーゲン摂取しなくても肌ツルツルじゃない。必要なのはあたしの方よ」
呆れたようにカナが言った。
「ごめーん!!
超お待たせしましたっ!
駅まで迎えに来てもらったあげく、更に待たせてごめん!」
両手に大量のスーパーの袋を抱えたカナが小走りで近寄ってきた。
「カナちゃん凄い量だねっ!」
と、ビックリした裕斗はカナが持ってるスーパーの袋をさりげなく持った。
あたしも1袋持った。
『カナどーしたのこの大量のお酒達とお菓子達は!』
袋を覗くとビールやら缶チューハイやらお菓子が沢山入っていた。
「何かぱーっとお酒飲みたい気分でさ。
一人じゃ寂しいからお二人の邪魔しに来た!笑」
カナからメールだ。
『裕斗ー、カナからメールでね、今駅にいてこれからアパートに来るみたいなんだけど、何か荷物が多いから駅まで迎えにきて欲しいんだって。』
「俺鍋見とくからラナ行ってきなよ。」
『なんか荷物多いから二人で来て欲しいんだって。
何買ったのかなぁ?カナの事だから洋服でも衝動買いしたのかな。』
「オッケー。
ってかさ、カナちゃん今日来る予定だったっけ?」
『んー来るって聞いてなかったよ。いきなりどぉしたんだろ。』
約束なしでアパートに来るなんて珍しい。
彼氏が来てる時は遠慮する子なのにな。
どうしたんだろ。
『白菜~椎茸~人参~♪
椎茸はアウト!アウト!』
「それってラーメンの歌じゃなかったっけ?
何か変な歌になってる。
鍋に椎茸入れるとダシが出て美味しいのになー。」
椎茸が大嫌い。
見た目も味も嫌い。
他のキノコは大好きなのに椎茸だけは仲良く出来そうにない。
裕斗とあたしは鍋の食材を切り続けていた。
ヴーッヴーッヴーッ…
「ん?ラナの携帯鳴ってるっぽいよ?」
『後で見る~。』
お鍋に豆乳やらダシやら入れて沸騰させたところに野菜やらマロニーを入れて鍋に蓋をした。
ヴーッヴーッヴーッ…
「ラナ~また携帯鳴ってるよ。」
『はいはーいっ』
テーブルの上の携帯を手に取り開いた。
そんな事を考えていると アパートについた。
階段を上がって2階のつきあたりの角部屋があたしの部屋。
3階建てのこのアパートの部屋数は12。
不思議と住人に会わないんだよね。
隣の部屋の人位しか顔分からないし。
「ラナ早く鍵開けて~
重いよ~」
『はぃはーいっ。』
ジーンズのポケットからキーケースを取り出して鍵穴に入れ回した。
カチャ…
あたしのアパートは鍵穴が2つあって、スーパーやコンビニに行く程度なら鍵を1つ掛ける。
仕事に行く時や遊びに行く時は2つとも鍵を掛ける。
あれ?
ドアが開かない。
2つめに鍵を入れ回し、
ドアのぶを引いたらあいた。
慌てて両方鍵かけたのかなぁ。
うーん…
玄関入るとすぐキッチンがあって冷蔵庫の前に買い物した食材とお菓子を置いた。
『お鍋~お鍋♪お鍋~♪』
今日の夕飯は豆乳鍋♪
「6月に鍋かぁ…
んーまぁギリギリかぁ。
ラナ鍋好きだよね!」
『うん!野菜いっぱい食べれて簡単だし!安上がりだし!
お鍋は一人で食べても美味しくないしね!みんなっていっても2人だけど、誰かと食べた方が美味しいじゃん!』
まぁお鍋に限らずご飯は誰かと食べた方が美味しいと思う。
実家に住んでた頃は家族の誰かと一緒にご飯を食べる事が当たり前で。
専業主婦のお母さんがご飯の支度も何でもしてくれて、一人暮らししてから当たり前だと思ってた事が実は幸せな事で。
文句一つ言わないで家族の為にしてくれるお母さんに感謝をするようになった。
今度実家に帰ったら親孝行しよう!
あっ、お父さんにも!
「そういえば冷蔵庫に食材なかったよね!スーパー行ってくるね!」
裕斗は手にお財布を持ち立ち上がった。
『あたしも行く!』
スーパーって大好きっ!
実家に住んでた頃はよくお母さんの後をくっついてったっけ。
野菜とかお魚お肉見てるとワクワクするんだよね。
特にお菓子のコーナーが…
自分の服装を確認。
ロンティーにジーンズ…。
カーディガンを羽織ろう。
クローゼットからカーディガンを取り出し羽織る。
「ラナーまだ!?
先に下降りてるからねー!」
『…はいはーい!ごめーんっ!』
お財布お財布っと…
急いで靴を履いて外に飛び出した。
180センチの65キロ
肩幅広いからガリガリって感じはしないけど細い。
足はカモシカだしお腹はペッタンコ。
適度に筋肉ついてて、女の子のあたしより肌綺麗だし体毛は薄い。
『いいなぁ裕斗の体質になりたい。そしたら大好きなマカロンやショコラのケーキとかいっぱい食べれるのにな。
これでも1日1個って決めて我慢してるんだよ。
ケーキに埋もれて生活したい。』
あたしは手で埋もれるジェスチャーをした。
「じゃあ将来はお菓子の家に住もう。」
お菓子の家っ!?
素敵すぎる!!
壁と屋根はクッキー。
クッキーの壁にグルグル巻きのキャンディー張り付けて。
ドアはダークチョコレート。
窓は板のゼラチン。
机と椅子はガレット。
ベッドは綿あめ。
枕はマドレーヌ。
クッションは色とりどりのマカロン。
凄いっ!
妄想楽しい!
「うわっ…考えるだけで何だかベタベタしそう…」
『ココア美味しいね。
ケーキ食べたくなっちゃうな。ガトーショコラ食べたいな。フォンダンショコラもいいなぁ。』
毎日ケーキを見てるのに常に甘いものが食べたくなっちゃう。
ショコラのマカロンが食べたい…
「ラナの食欲は凄いなっ!ココアにガトーショコラって甘そうだな。甘いのばっか食べてるとブーちゃんになっちゃうぞ。」
『どうせブーちゃんですよーだ。気にしてるんだから言わなくてもいいじゃん。裕斗のバカ。』
自分のお腹を触ってみた。うん。
プニプニだ。
これはヤバい。
「まぁブーちゃんになっても好きだから大丈夫。
まぁ100キロになったら分からないけど。」
『裕斗はいいな。食べても太んない体質で羨ましい。女の子の敵だよ。』
数分たってテーブルの上にマグカップが置かれた。 中を覗くとココアだった。
『わっ!何でココア飲みたいって分かったの?!何で何で!?』
裕斗はフフフと笑い、
「ラナはね、楽しそうな時はカフェオレで気持ちが沈んでたり疲れてる時はココアで朝とか怒っている時はブラックなんだよ。コーヒー飲みたかったけど俺もココアにしてみた。」
裕斗はすごい。
まだ付き合ってそんなにたってないのにあたしの事分かってるんだ。
ココアを飲んで何だか身体も心もあったかくなってきた。
裕斗のおかげだ。
どこの誰だか分からないストーカーのせいで引っ越しなんてしたくないし、もしかしたらもうメールもこないかもしれない。
「ラナ~コーヒー飲む?」
キッチンに立っている裕斗が振り返った。
手にはコーヒー豆を持っている。
『飲みたーい。』
と手を勢いよく上げてみた。
裕斗はクスクス笑いながら「はいはーい。」
裕斗が来れない日にカナが泊まりに来てくれるようになった。
あんなメールがきてから2週間たつけど、特に変わった事は何も起こらず、ストーカーからメールもこなかった。
今日は休みで、昨日から裕斗が泊まりに来てくれていた。
裕斗にストーカーのメールの話をした時はすごい心配してくれて引っ越すように言われた。
だけど、職場に近いこのアパートを離れるのはためらった。
バイトから入って今は社員で働いている。
ケーキ屋って可愛いイメージだけど、実は体力勝負。
1日中立ち仕事だし、夜遅くまで仕事するなんてザラにある。
今のケーキ屋は大好きだし働きがいがあるから辞めたくない。
「裕斗くんに暫く泊まりに来てもらいなよ。あたしも泊まりに来れる時は来るしさ。」
『うん。裕斗にお願いしてみるよ。』
二人に迷惑かけちゃうな。
自分のせいじゃないのに悪いなと思い始めてきた。
「そーんな顔しないの!
裕斗くんだってあたしだっているんだから大丈夫っ!ほら、あたし小学生の時に柔道やってた話したことあるじゃん?いざとなったらストーカー野郎ぶっ飛ばすからさ!
ほら笑顔っ笑顔っ!」
カナはあたしの両方の頬っぺたを引っ張った。
ちょっと痛いけどカナなりに励ましてくれているのが分かった。
カナありがとう。
すごい心強いよ。
誰がこんな事…
怖い+気持ち悪い…
自分の知らないところで誰かにつけられてるなんて…
「ってかさぁ、一番怖いのがこんな夜中までラナのアパートまでいたって事だよね?だって部屋の電気がついてるなんて見ないと分からないもん。」
あたしは身体中から血の気が引くのが分かった。
こんな夜中まで見てたって事…?
怖い怖いっ!
大好きだった慎哉と別れて寂しさをまぎらわす為に付き合い始めた裕斗に罪悪感を感じながらもそれでも利用してる自分にバチが当たったんだ。
悪い事をすればそれは自然と自分に返ってくる。
「…ねぇラナ。もしかしたらアドレス変えても意味ないかも。このメールの送り主のストーカーってラナのアドレスとかあたしのフルネーム知ってるわけじゃん?それって知り合いの確率高くない?」
『確かに!!ってか全くうちらの知り合いじゃなかったらあたしのアドレス知ってたりカナのフルネームなんて分からないよね!
でもそしたら知り合いの人が送ってきたって事!?』
「その可能性あるよね。
ラナのアドレス知ってて、あたしのフルネーム知ってる人っていったらいっぱいいるよね。今の時点で限定はできなそうだね。」
「なんなのこのメール…
ラナと遊んだあの日だよね。時間までは覚えてないけど、遊んだ場所とかお店とか合ってるし…
ラナ。アドレス変えなよ。ってか気持ち悪っ…
ストーカーだよ!ストーカー!」
『…うん。アドレス変えてみるね。』
カナはあたしの携帯をテーブルの上に置いた。
あのメールがきてからカナにすぐ電話した。
たまたま大学の授業が休校になったらしくアパートまで来てくれた。
仕事は体調が悪いと嘘をついて休んだ。
仕事どころじゃない。
こわくて外にも出れないよ。
⌚2005年05月15日02時45分FROM ranarana**@**.JP
SUBJECT 無題
――――――――――――
13時アパートを出る。
13時15分〇〇線の××方面の電車に乗る。
13時54分に〇〇駅で下車。14時千慈カナと合流。
14時07分カフェに入る。
15時30分カフェを出る。
15時35分カラオケに入る。17時40分カラオケを出る。17時50分ゲーセンに入る。18時17分ゲーセンを出る。18時29分居酒屋〇〇に入る
21時04分居酒屋を出る。
21時20分千慈カナと駅で別れる。
21時27分〇〇線の××方面に乗る。
22時06分〇〇駅で下車。
22時23分にアパートに到着。
まだ部屋の灯りがついてるね?
起きてるのかな?
~~♪~♪♪~~♪♪~~
…んー…
ベッドから手を伸ばし、 サイドテーブルの上にある携帯を掴んだ。
2つ折りの携帯を開き時間を確認する。
もう10時かぁ…
今日は13時から仕事だからもう起きなきゃな…
身体をお起こしベッドに座って伸びをした。
携帯のディスプレイを覗くとメールのマークがあってカナからメールがきていた。
【昨日はありがとうね!
裕斗くんとデートしない時はカナの事ちゃんと構ってねっ☆】
【ありがとね!楽しかったよ!また遊ぼうねっ♪】
…送信っと。
あっ、もう一件メールきてる。
登録されてないアドレス。出会い系かなぁ。ヤダな。
一応メールの内容を確認する。
『ひっ!!!!』
思わず携帯を床に落とした。
あたしは暫くベンチから動けなかった。
お尻がベンチに、足の裏が地面に、接着剤でくっついちゃったみたいだ。
慎哉に会うまでは涙がこぼれ落ちそうだったのに
今は涙なんか出ない。
現実じゃないみたい。
夢のような他人事のような気分。
でも慎哉の悲しげな顔を思い出すと…やっぱり現実なんだ。
別れたい理由も説明されず納得できずに、付き合って1年で慎哉にさよならを告げられた。
この時は自分ばっかり悲しくて辛いと思っていた。
でも慎哉も同じ想いだったんだね。
『…ヤダよ。別れたくないよ!こんなに好きなのに!悪い所があるなら直すから…別れたくないよ…』
イヤだイヤだイヤだ。
このまま終わらせたら本当にもう終わりだ。
別れたい理由も言ってくれない。
嫌いになったわけじゃない。
一方的に謝るだけで納得できないよ。
「…ラナ」
慎哉は静かにあたしの手をふりほどき、
慎哉は泣きそうな顔で、
「…ごめん。」
そう言ってマンションのエントランスに入っていった。
一方的に別れを告げられて2週間ぶりに慎哉に会った。
慎哉はあたしの隣に腰を下ろした。
「…ごめん。あんなメールでの別れ方して。」
あたしは慎哉の顔を見ながら静かに頷いた。
『…ねぇ…何で?
あたし何かした?あたしの事嫌いになったの?』
慎哉の瞳を見つめ返すと 悲しげな表情をした。
「ごめん。ラナの事は嫌いになってない。…でも付き合っていけない。」
『…他に好きな人とか出来たの?』
「違うよ!」
『…じゃあ何で…』
「ごめん。もう無理なんだ。でもラナの事を嫌いになった訳じゃないから。
ごめん。」
そう言って立ち上がる慎哉の腕を掴んだ。
あんまりしつこくしてこれ以上嫌われたくない。
最後にもう1度慎哉のマンションに行った。
エントランスで部屋を呼び出しても応答がなく、部屋の灯りもついてないから出掛けてるのかもしれない。
エントランスの先にあるベンチに腰をおろした。
いつもここで慎哉がバイト終わるのを待ってたな。
何で別れようってメールきたんだろ…
何で避けるんだろ…
そんなにあたしの事嫌いになったのかな…
段々涙が溢れてきて
こぼれないように上を向いた。
「……ラナ」
突然の事で訳が分からなくて慎哉に電話しても繋がらずメールしても返信はなかった。
カナに付き合ってもらって一緒に慎哉が通っている大学に行っても避けられて話も出来なかった。
慎哉が一人暮らししているマンションに行っても居留守を使われてるのか出てきてくれなかった。
別れたくないけど、せめて理由が知りたかった。
あんなに楽しくて幸せだった日々がなくなっちゃうなんて信じられなかった。
何で?
なんで?
少し間があいて…
『…慎哉から何もないよ。』
と首を横に降った。
カナは悲しそうな顔をしてそっかと頷いた。
自分の心ではその名前を
何回もリフレインする時があるけど、
改めて口に出すと胸が張り裂けてしまいそうだった。
慎哉。
いまだに忘れられない元カレ。
初めて自分から告白して付き合った彼氏。
大好きで大好きだったんだけど…
突然別れを告げられた。
それもメールで
「別れよう。今までありがとう。さようなら。」
…って。
高校の時にカナが好きだった先輩は身長はカナより低くポチャっとした体型に猫背。
園芸部の部長で、いつも中庭の花壇に水をまいたり
花の手入れをしている先輩を教室の窓から二人で観察してたな。
カナが勇気を振り絞って 先輩に告白した時、
「あの…何かの罰ゲームですか…?」
ってビクビクしながら言われてたな。
二人でおお泣きして、
「罰ゲームで告白なんかするか!」
って大笑いしたんだった。
それ以来カナは好きな人が出来ても絶対告白しなかったな。
「あたしの話はまぁ置いといて…」
さっきまで怒っていたカナの顔が急に真面目になった。
「ねぇ気になってたんだけど…あれから慎哉くんから連絡ないの?」
チクッ
心臓が針で刺されたように痛くなった。
カナはすみませんと店員さんに声をかけて生ビールを追加した。
「やっぱあたしって軽く見られるよね~。
ラナにはいい男が寄ってくるのにあたしにはいい男が寄ってこない。
寄ってきても蝿男ばっか!」
と口を尖らすカナ。
怒った顔も綺麗だ。
『カナはさぁ高校の時から綺麗で高嶺の花って感じだったじゃん?
カナの事をいいなって好意をもってた男子いっぱいいたけど、自分じゃ釣り合わないって思って諦めてた男子いっぱいいたんだよ?』
「でもさぁ、そんなんあたしが誰と付き合うとか決める事じゃん?
あたし別に面食いじゃないしさ。
心がイケてるメンズ希望だし。」
そうなんです。
カナは大学1年の時にミス〇〇大学に選ばれる程美人で文武両道なのに、
B専なのだ。
「ねーね、裕斗くんとどうなの?? 付き合って1ヵ月でしょ?ラブラブ??」
『いたって普通だよ。』
「ふーん。冷めてるねぇ。」
今日は高校からの親友の カナと居酒屋に来た。
カナは姉御肌で大学生と思えない程しっかりしていてCanCam系の女の子。
綺麗でスタイルもよくって性格もよいカナに彼氏がいないのが七不思議だ。
あたしが男なら是が非でも付き合いたい。
『カナこそ零士くんとどうなったの? こないだ遊んだんでしょ??』
「はっ!?零士!?
ナイナイ!!アイツ無理!ラブホに無理矢理連れ込もうとしたんだよ!!
あり得なくない!?
そう簡単に股開くかっつーの!』
カナはそう言ってビールジョッキを空にした。
自分でも最低と思いながら元カレと別れた寂しさを埋める為に裕斗と付き合い始めた。
裕斗といると元カレを思い出し、
裕斗とセックスすると元カレと比べてしまう。
きっとバチがあたったんだ。
あんなコトがあってから
4年たった今ならそう思える。
自分勝手なあたしに神様が与えた罰だったんだと思う。
この時あたしは
この先死にたくなる程
ストーカーに脅え
人を信じられなくなるなんて想像もしなかった。
当時あたしは22歳。
個人店のケーキ屋の販売をしながら一人暮らしをしていた。
毎日朝から夜まで接客し、職場の同僚とご飯を食べて誰もいない部屋へ帰る生活を繰り返していた。
付き合って1ヵ月の彼氏がいる。
優しくて頼れる裕斗。
でもあたしには忘れられない元カレがいた。
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