注目の話題
昨日の続き。全員和食にしてほしいと言う義母。
全員和食にしてと言う義母。
愛猫の病気で遠方の葬儀に参加しない件について

多重の顔

レス97 HIT数 36851 あ+ あ-

まみ( ♀ RC1Fh )
10/01/09 19:36(更新日時)

『10年たったら必ず一緒になろう』


10年前に彼から言われた言葉…。
騙されてるとも分からず当時、子供2人、旦那もいた私…。
時が過ぎやっと心の整理がつき思い出として書く事が出来る気持ちになれました下手な文章ですが読んで頂けたら嬉しいです🙇

No.1201708 09/12/18 22:06(スレ作成日時)

新しいレスの受付は終了しました

投稿制限
スレ作成ユーザーのみ投稿可
投稿順
新着順
主のみ
付箋

No.51 09/12/27 00:20
まみ ( ♀ RC1Fh )

付き合い5年が過ぎようとしてた冬…私は生活が苦しさを増していた。
倫と付き合い言いたい事を言えずストレスがたまる、それを発散する為にパチンコに行く…給料で足りない分をカードで借りる。

倫に話した。
『私今月苦しくて…生活費を少し出して貰えないかな?』
倫から返って来た言葉は『旦那に出して貰えば~』だった…旦那が毎月給料渡さないから頼んでるのに…倫に対してムカついた。

『俺、何日はボーナスなんだ』
『今年のクリスマスも彼女来るの?』
『多分な』
私はある計画を立てた…。
事件になる計画を…

私の予想はクリスマスは彼女と2人でお泊まりする予定を立てていると直感してた、クリスマス二日前に私を市内に仕事のついでに一緒に出掛けようとホテルに誘って来たから尚更、倫という男は何か彼女と出掛けたり特別な計画を立てると私に悪いと思うのか非常に優しくするのだ…。

No.52 09/12/27 13:45
まみ ( ♀ RC1Fh )

待ちに待ったクリスマス…23日の夜に彼女は仕事が終わってから来るから連絡はするなよと言われた。 私は昼間の仕事が終わり夕方からのコンビニの仕事に入った。
終わったのは夜中の1時…。
そのまま携帯から倫の自宅に電話を掛けた…予想通り出ない! 倫のアパートまで行ってみた。
やはり彼女の車はあるが、倫の車は無い…合い鍵でドアを開ける。
誰も居ない…。
シ~ンと静まり返った部屋…。
やっぱり彼女の荷物1つ置いてない。
つまりお泊まりセット…。計画を立ててたくせに!私は倫に騙されたんだ!
電気をつけたらマズいから真っ暗な部屋の本棚から一枚の封筒を必死に探した。手探りで探す…。
もしここで倫が彼女と帰って来たらとドキドキしながら…。意外にも封筒は一冊の本の中から出てきた。
カーテンを少し開けて外の街灯の灯りで封筒の中身を見た…


ヨシッ‼‼
これだ…私はその封筒をポケットに入れ部屋を出た。鍵をかけ車を停めた所まで急ぎ足で静かに…。
そして倫の携帯に非通知で電話した。
『もしもし…』
『嘘つき二枚舌…地獄に落ちろあんた覚えとけよ』
不気味な言い方をして私は電話を切った。

No.53 09/12/27 14:00
まみ ( ♀ RC1Fh )

自宅に帰ってから封筒の中身を見た。1、2、3と数えて丁度35枚…35万円ある!私はこの35万円を車のダッシュボードに入れて鍵を掛けた。ベッドに入ったが一睡も出来ず、コンビニのバイトだったから早朝から入った。 昼間の仕事は休みだったから9時で終わり、封筒から二万だし、みきに連絡して車で市内に走らせた。 車中、この事を話した。
みきは私の行動にビックリした反面、『昼夜働いてるのにプレゼント1つ買ってくれない、ただ体だけは求めてくるケチな男だから二万くらい使ってやれ』と言ってくれた、その日は2人で映画を見て食事して久しぶりに楽しませて貰った。倫はまだ気付いてないのか…彼女がいて電話出来ないのか、まぁ、私にしたら、これ幸いの1日で楽しかった。

No.54 09/12/27 14:34
まみ ( ♀ RC1Fh )

この35万円は倫のボーナスの半分の金額だと知っていた。 倫は自分の為に半分は現金を部屋に置いて自由に使っていたのを分かってた。
私が倫との時間の為に昼夜働く、倫と出掛けると必ず言う『食事代は出すからお前の車なっ』
たまに彼女の事で愚痴る時があった。
彼女の家に行くと高速代、夜は出前、次の朝と昼代まで自分…コンビニ寄って缶コーヒーを頼むと財布は倫の置いてある財布を取って行く…金が掛かるとか愚痴ってるバカ男!賢い彼女だと思う私も見習いたいと思っていた。

話はそれたが、23日~24日まで彼女が居る間、連絡は来なかった。25日のクリスマスの朝、電話が入った。 が…私は早朝コンビニのバイトに入ってた。

どうか9時までバイト先に来ないように神様お願いします!と心の中でお願いしてたが…来た❗
血相を変えた顔で私のバイト先まで来た…。
朝の忙しい時間のレジに真っ青な顔をして並ばれた、私はバイトの子に変わって貰い外に倫を連れ出した途端…叫んだ‼

No.55 09/12/27 22:23
まみ ( ♀ RC1Fh )

『お前さ金取っただろ‼』
『さぁ~知らない』私は含み笑いで言った。
『合い鍵持ってんの彼女とお前しかいないから』
『ここには無いから今からあんたんち持って行くからアパートで待ってろ』倫はアパートに一足先に向かった。
バイトが丁度終わりタイムカードを押し倫の部屋まで車を走らせた。部屋に呆然としてる倫に向かって初めて怒鳴りつけ封筒をなげた。『あんたさ、何で私がこういう行動するか考えた?』
倫は中身を確認しながら『………』
『私を何だと思ってる‼‼あんたの性欲処理器じゃ無いんだよ‼』と言った途端涙が溢れだした。
泣きじゃくりながら『私は今は家庭は捨てられない、子供を生んだ責任があるから下の子が高校卒業するまでは離婚は出来ない…でも、倫を第一に考えて頑張ってるのに、倫は何‼彼女だ彼女だって言いながら部屋の掃除1つさせない、私にはあれしろこれしろって勝手な事言うんじゃね~』
巻き舌になって怒り怒鳴りまくった。

No.56 09/12/27 22:50
まみ ( ♀ RC1Fh )

惨めでならなかった…。 泣きながら怒鳴った為、過呼吸になりヘナヘナと座り込んだ。
息が苦しい…

異変に気付いた倫は口に手をあてゆっくりと呼吸するように言った。倫は私を抱き寄せてた、5分くらいたったのだろうか、楽に呼吸が出来るようになった。

『もう私には無理…これ以上、辛い付き合いはしたくないから別れよう』
『クリスマスに泊まるとかって決めてた訳じゃなく…』と言い訳…。


その後の言葉は私には何を言ったのかも覚えてない、聞きたくなかったからだろう。
抱き寄せられてた手を放し私は黙って部屋を出た。

職場に仕事を休むと連絡を入れ行くあてもなく車を走らせた。 来た事もない公園の駐車場に停めた。車のエンジンを切りシートを倒し横になってたら疲れてそのまま眠ってしまってた。

何時間寝てたんだろう…。 携帯を見ると倫から着信が何十件と入っている。
時計はお昼2時を過ぎていた…。
お腹空いたなぁ…
みきに電話を入れた

No.57 09/12/27 23:04
まみ ( ♀ RC1Fh )

みきに今朝からの事を話した。
みきは私を家に来るように言った。
『暖かいコーヒー飲もう』今の私には、みきの優しさが嬉しかった。 どこの公園に来たのかも分からずやっと地元に帰る国道に出てみきの家に着いた。
みきは暖かいコーヒーを入れてくれ私に言った。
『まみ、出会い系サイトで知り合おうがどんな知り合い方だろうが、倫君が彼女にすると決めた時点で、別れるべきだったと思う。彼女が出てくる前まで2人は私が羨ましいくらいに仲良かったよね…』
私はみきの話しを頷いて黙って聞いてた。 『終わらなきゃ❗』
『終わろうよ❗』
『まみの辛い顔とか見たくないし、辛い事は聞きたくない…』
みきの優しさが暖かすぎて涙が溢れてた。

No.58 09/12/27 23:21
まみ ( ♀ RC1Fh )

みきとコーヒーを飲み、先ず距離を置くようにし何を言われようが、何をされようが動じる事がないようにする事とアドバイスを貰いみきの家を出た。
ずっと携帯の電源を切ってたのを忘れてて自宅に帰り入れてみた。
着信あり倫…着信着信着信着信着信着信…その中に一件伝言がはいってた。
『オイッこら、てめぇ~ふざけんじゃねぇ~人を心配させて面白いか‼』



そのまま電源はOFFにした。
その夜は久しぶりにバイトもなかったから子供と学校の事、部活の事など話しをした。 この5年間…もう6年目に入ろうとしてたが、倫しか見えてなかった自分にはこんな頼もしい子供がいるんだ…初めて子ども達にごめんなさいと心で謝る事をした。

でも、この先に私の体に異変が起きるとはこの時には気付きもしなかった。

No.59 09/12/28 19:50
まみ ( ♀ RC1Fh )

倫の番号、メルアドを着信拒否した。
次の日、コンビニのバイトを今月いっぱいで辞める事と辞めるまで夜中のバイトにして欲しい事を店長に伝えた。
昼間の仕事と両立して頑張ってる事を認めてくれてた店長は『今までありがとう、いつでもまたバイトする気になったら来いよ、本当、お疲れさまでした』と暖かい言葉をかけてくれ私の事情も何も聞かずにOKしてくれた。あと2週間どうか倫がバイト先に来ないように…。
倫は携帯に毎日電話をかけてきてるが着信拒否してるから繋がらない、後コンビニにも来て仕事の件で連絡を取りたいと店長に言って来たらしいが、店長が断ったと連絡をくれた。夜中1時からのバイトは来る訳がないから後1週間何事もなく過ぎて終わった。

連絡を絶ち2週間が過ぎた…みきも心配し毎日連絡してくれて心強かった。
辛かったがこれで良いんだって自分に言い聞かせる毎日…。

心が辛いのは当たり前だったが、週に2回も倫に抱かれた体がどうしても倫を欲しがってしまうのが辛かった…。

No.60 09/12/28 20:10
まみ ( ♀ RC1Fh )

昼間の仕事だけになった私は、暫くは会社と家の行き来だけだった。 でも…
バイトを辞めた為に生活費が足りなくて大変だった。
ある夜、子供がお父さんは泊まりでいないしお母さんもたまには遊んで来たらって言ってくれた。

ちょっとパチンコ行ってみた。 倫は行かないパチンコ屋を選んで…。
台を選んで座り直ぐに大当たりがきて隣りのおじちゃんと話しが弾んでたらトントンと肩を叩かれた… 誰?っと左斜め上を見上げると、いるはずの無い倫が立ってる!
私は軽く無表情で会釈した。
倫も私に会釈を返しそのまま通り過ぎて行くのが分かった。

連チャンが止まり勝ったし帰ろうと決め店員を呼び交換所に行き、駐車場の車に乗り込みエンジンをかけた途端、トントンと窓ガラスを叩かれた。 薄暗い中だったが…倫だと直ぐに分かった。


戸惑いながらも平然を装い『何か?』
と言った。

No.61 09/12/28 20:28
まみ ( ♀ RC1Fh )

『少し話し出来ないか?』
『何の話し?』
『まみごめん!本当ごめん!』
『別に良いよ、もう終わったんだから気にしないで…』
『俺は終わってないんだ!俺はまみと終わってないんだ』


語気を荒げて言い始めた…。
暫く沈黙が続いた。

倫は『ちょっと車の中で話しをして欲しい』と言った。
このまま帰ろうとすると何をされるか分からないと思った。
私は倫の車に乗り込んだ。
倫はここじゃ人目があるからと車を出した。 私は窓から真っ暗になった景色を見てた…。
倫は私に今までにないくらい優しく会えなかった間の話しをしてた。 が…私の頭の中を通り過ぎて行くだけで全く何を話題にしてるのかも…ただ呆然と真っ暗な景色を見てるだけだった。

が…突然、車は左折した!
何処?ん?
私はとっさにドアを開けようとしたがロックされてる!
嫌だ嫌だ嫌だ…。
『お願いだからここから直ぐ出て!』
倫は私の言葉を聞き入れずに車庫に車を停めた。

No.62 09/12/28 22:22
まみ ( ♀ RC1Fh )

車を停めた場所はラブホだった…。
私は倫に伝えたかった事を話し始めた。『私には倫を受け入れる事は出来ない、彼女を大事にして私を4年も雑に扱い辛かった。彼女と別れて欲しいとかは言ってる訳じゃなく、平等に扱って欲しかった…私も倫の寂しさを埋めようとバイトを入れて泊まるようにしたり、一緒に居て食事を作ったり出来る事は努力したよ…。でも、倫は私の体だけで心は無いって分かったから別れようと決めたんだよ…。』
倫は黙って私の話しを聞いていた。
『倫、私はお手伝いさんじゃないんだよ!血の流れた人間、悲しい時、辛い時は涙を流すし、楽しい時は笑うし、喜怒哀楽もある!1人の人間なんだよ』
静かに話してたが今までの事を考えたら涙が溢れてきて、まだまだ言いたかった事が言えなくなった時に倫が話し始めた…。

No.63 09/12/28 22:37
まみ ( ♀ RC1Fh )

『まみ、まみは俺と彼女の付き合いを知ってるけど…彼女は知らない訳だろ、だから彼女に罪悪感があり、まみに対しては遠慮がない付き合いになってしまってたと思う。本当ごめん!』
『倫、だから今が私と別れる時だよ』
と倫に言った。
倫は黙ってた…。

何分経ったのか?
エンジンを切ったせいか寒いなぁ…。
ふと思った…。

『まみ、とにかく中入ろう、寒いんだ』思ってる事は同じだったようだ…。

部屋に入り暖房を付けて並んでソファーに座った。
倫が手を繋いできたが私は手を払おうとはしなかった。

No.64 09/12/28 23:39
まみ ( ♀ RC1Fh )

倫は手を握りしめ片方の手で髪を撫でキスをした。
私は訳もなく涙が溢れ、倫は髪を撫でてた手で涙をふいた…。 『まみ、ごめんな…本当ごめん!
こんなに長いことまみに会えなかった事がなかったし俺も辛かった』と倫は私を抱きしめキスしながら言った。
久しぶりの倫の匂い私も倫に抱き付いた。 倫は私に一緒にお風呂に入ろうと言い出し、2人でシャワーを浴びた。
シャワーしてる時に『まみお前、痩せたな…』私は倫とこんなふうになり、食べられなくなり5キロ痩せてた。
私の体にボディソープをつけてくれ抱き合ってキスして…倫は自分の硬くなったものを私の体にこすりつけ、2人で抱き合いながら泡を流した。バスタオルで拭くときも離れずキスしたり…。

No.65 09/12/29 00:03
まみ ( ♀ RC1Fh )

倫と私はそのままベッドに…。
倫はキスしながら胸にむしゃぶりついて強く吸い付いた…。倫は私の感じるところを舐め吸い付き、私も倫の硬くなったものを上下させ、時には濡れた先端を撫で口に含み舌を使い唾液でベトベトになっていた。
倫が私の中に入った時に私は喘ぎ声をあげてしまった。
『まみ、お前のヒクヒクしながら吸い付くよ』倫は激しく突きながら耳元で私に囁く…
『倫、イクぅ~』
倫は私の頂点の合図で激しく突いてた動きを止めた…
倫は私を四つん這いにさせ腰を掴み激しく突き始めた。
私は突かれながら倫の名前を何度も呼ぶ…
倫も私の名前を何度も呼ぶ…
『まみ、お前の子宮に全部、全部、俺の精子を出すからな!』全部全部と言いながら2人同時に果てた…。

やはり倫でないと私の体は感じない、倫と体が合ってると感じた。

No.66 09/12/29 21:27
まみ ( ♀ RC1Fh )

私はまた倫の言葉に騙されてしまった。
私は今までアドバイスしてくれた、みきにもこの事を話す事は出来なかった…。
倫でなければ私の体はダメなんだ…。
倫しか受け入れる事は出来ないんだ…。倫とホテルを出たのは12時が過ぎてた。
倫に自分の思ってる事を言えたそれだけで良かったのに…。

罪悪感が残る…。

パチンコ屋で降ろして貰い自宅に帰った。子ども達は寝てた。

ごめんね、2人の気持ちを裏切る事して…。
倫の匂いがする体全部をゴシゴシと赤くなる程に洗った。
心は複雑でも体は程良く疲れてる…。
ベッドに入るとそのまま深い眠りについた…。

No.67 09/12/29 23:38
まみ ( ♀ RC1Fh )

翌朝、子ども達を送り出し昨夜の事を考えていた…。

倫は私を抱き、また自分のところに返って来たと思っているであろう…でも、私は違う、今までは倫の心、私を想う気持ちが欲しかったがこれからは違う! 倫の体だけを必要としていくと…。

今までの振り回された私じゃ無い!
倫は私が何を言おうが変わる人じゃない…だったら私が倫に対して変われば良いんだ…。


強くなる!
なってやる!
倫に対しての想う気持ちが今は憎しみに近くなっていた。

それからの私は体の調子が悪いのも気付かないくらい倫の前では女優になりきって倫を気分良くしてやり魔性の女になっていった…。

No.68 09/12/29 23:55
まみ ( ♀ RC1Fh )

私は、数日後、旦那との別居を考え話し合いを始めた。
旦那は出ていきたかったら行けば…
この一言で私は礼金敷金無しの月に3万の家賃の一軒家を借りる事にした。
月に15万、色々引かれて手元に残るのは10万円程…それから家賃、光熱費と色々と支払うと手元には二万程度しか残らなかった。 子ども達は旦那の方とは住みたくないと言ったから結局、私と一緒に住む事にしたが週末は旦那の方に二泊三日で毎週、泊まりに行って貰った。


倫はあの件から私の心の中を気付かずに相変わらず彼女と私の間を行ったり来たりしていた。
もう倫と6年半も付き合っていた。


週末金曜日は私の家に来て土曜日の夜遅くに彼女の家に行くか彼女が来るかの生活…。


私は金曜日の夜は倫の体を求めて次の日に彼女と関係をもてないくらいにした。

No.69 09/12/30 00:17
まみ ( ♀ RC1Fh )

倫の住んでるアパートはマンションと違い声が隣りに聞こえてしまうから私の家に来た時の倫は激しかった。

別居して一年が過ぎてたある日、バッタリと同級生に会い話し込んでたら
『最近、痩せたんじゃない?』
『えっ?そうかなぁ…そんな事ないない』と笑ってたが、そういえばウエストがブカブカになってる…。
倫に電話し体重計を買って来てとお願いした。 倫はその夜買ってきてくれ早速計ってみた。



目を疑った…唖然とした…。6キロも痩せて43キロになってる💧
倫に言ったら…『お前やり過ぎで痩せたんじゃないか』って笑ってる
確かに一日置きの激しいセックスに体の疲れが取れない…。明日、病院に行く事にした。

No.70 09/12/30 00:29
まみ ( ♀ RC1Fh )

先ずは、総合病院の内科に行き痩せてきた事を伝えて待合室で診察を待ってた。
呼ばれて診察して胸の音、触診と血液検査等し一週間後の結果待ちになった。
ついでだし、子宮癌検診を受けて帰ろうと婦人科に行った。内診で細胞の検査をされこれも一週間後の結果待ち…。


子宮癌の検査結果は一週間後封書で送られて来た。
何も考えずに開けたら…早急に来院するようにと書いてあった。
子宮頚癌の疑いがあると書いてあった。目の前が真っ暗になってしまい泣きながら倫に連絡をした。

No.71 09/12/30 23:55
まみ ( ♀ RC1Fh )

呼び出し音の後に倫が出た、結果を話そうとしたら昨日の夕方のパチンコが爆発したと話し始めた…涙声になりながら
『倫、あのね私、子宮頚癌かもしれないから精密検査しなきゃならないみたいなんだ』
『へぇ~そうか何時ぐらいに検査するわけ?』
『近い内に組織検査するって』
『じゃぁ その前にバンバンやっとかないとなっ…』




『えっ?何?今何って言った?』私は耳を疑った!!
『だからどうせ手術になるんだったらやれる時にやっとかないとって…』
私は何かがキレた‼『あんまりじゃない?酷い‼』
倫は私が言い返した途端に
『あのさぁ~お前の体の手術の事は家族で話し合ってくんない?俺には関係ないからさぁ』
私は残念で落ち込む気持ちを抑え…
『だね…』
と一言、言って電話を切った。


やはりこの人に優しさや思いやりを求めた私がバカだった…。

No.72 09/12/31 00:13
まみ ( ♀ RC1Fh )

あの冷たい事を言われた以来、私からは一切連絡をやめた。
電話がきても忙しいふりして手短にして切った。
でも…平日一週間に3回は私の家に来て体調を気遣う訳もなく、ただ私とのセックスを楽しんで泊まってた。
私も…コイツとはやるだけ‼と思って手術が決まるまでは受け入れていた。


組織検査の結果は思った程悪くなくまだ癌では無いけど異形細胞…つまり癌になるかもしれないという段階だから頚癌はしばらく定期的に検査する事となった。
ただ右側卵巣に脳腫ができて大きいから手術する事になった。 子供を通じて旦那にいったらしく連絡があり結果、旦那が協力してくれると言ってくれたのには嬉しかった。

No.73 10/01/01 00:29
まみ ( ♀ RC1Fh )

でも…別居してる旦那に頼る訳にはいかないのは分かってる…。
私は手術当日の立ち会いは子供二人にお願いし夜は、完全看護だったから夕方から一人で痛みを堪えた。 倫は手術日近くになったら色々優しい言葉をかけるようになってたが…そんな簡単に許せなかったから手術の日時は教えたが、検査の結果などは聞かれても、うやむやにして全く教えなかった。

どこかで倫の優しさを求めてたと思うが私の心の中を話せば話す程、倫にしたら重かったんだと今になったら分かる…。

No.74 10/01/01 00:45
まみ ( ♀ RC1Fh )

手術の次の日…。
痛みが引かず血圧も上昇し39℃の高熱…手の平、全体には水疱ができ火傷のようになってしまってた。 私、罰が当たったんだ…。
熱があまりにも高いので何度も看護士が来て血圧と体温を計ってる、結局、点滴で下がらず夕方に座薬をいれた。
次の日には痛みもなくなり飲み物も口にできるようになった。三日目には部屋を歩くように頑張った…。
倫はその間に何度も電話をしてたが…電源をOFFにしてた為
話す事もなく一週間が過ぎた。

No.75 10/01/01 00:59
まみ ( ♀ RC1Fh )

一週間も過ぎたら職場の友達、同級生の仲の良い友達もお見舞いに来てくれたり抜糸をしてない私を笑わせたり…こんなになりみんなの優しさが嬉しかった。


入院して10日目…朝の回診が終わり寝てたら…部屋のドアが開く音で目が覚めた。
『まみ…』
『まみ…』
目を覚ますとそこには倫がいた…。
私は目を閉じた。寝たふりした。
『まみ、ごめんな』話す事もしたくなかったから…狸寝入りしてた。
倫は寝てると思ったのか…無言で帰っていった。



居なくなった部屋で一人呟いた。



『バカ男が見舞いくらい持ってこい』と…

No.76 10/01/01 15:10
まみ ( ♀ RC1Fh )

3週間経ち退院になった。 傷口の痛みはあったが、自分で運転をして帰った。
家に帰りビックリした…。
倫がきれいに掃除して部屋を片付けてた…よっぽど私が無視した事がショックだったようだ。
『本当にごめんな』『別に良いよ』
一言…黙ったまま入院の時の荷物を片付けたり、洗濯したり倫も手伝ってくれた。
暑いなぁ…
倫も汗だくになってた。 シャワーを浴びようとお風呂場にいったら長い髪が排水口にある…『はぁ…』ため息が出た。
私が居ない間にここに女の子を連れて来たと直ぐ分かった。だから今までやった事のない片付けをしてたんだ…。
倫に切れて言いたい気持ちもあったが…止めた。
ただこの家の鍵は倫がシャワーしてる間にキーケースから外し隠した。

倫は何も知らないままスッキリした顔でシャワーから真っ裸で出てきた。

No.77 10/01/02 00:10
まみ ( ♀ RC1Fh )

『倫、ごめん悪いけど今日、子ども達が来るから帰ってくれないかな…』
倫は『分かった、また明日来るよ、たださ~まみの口で出してくんない?』
と言いながら、私の口元に下半身を押し付けてきた。
『悪いけどそんな気になれないんだ…』倫に言った途端、髪を引っ張り有無も言わさないといわんばかりに『ほらっ‼早く‼加えてしゃぶれ』 これで断ると怒り怒鳴り散らすのが分かってるから黙って従った。
倫はソファに腰掛け私の髪を無造作に掴んだ。私は欲しいと言いながらしゃぶり上下させながら倫の感じるような表情と感じる部分を舌で刺激し芝居した。
心の中では、早く出ろ‼‼と願った。
倫は『あぁぁっ…まみのしゃぶりが最高』と5分もかからずに液体を口に出した。 私は直ぐに吐き出す為にお風呂場に行きシャワーを浴びた。 シャワーを出たら倫は帰った後だった。

No.78 10/01/02 00:27
まみ ( ♀ RC1Fh )

倫には悪いが子ども達が来ると言ったのは嘘…とにかく一人でゆっくりのんびりとしたかった。
倫がいたら座ってられないくらいに使われる…『俺が飯作るよ』って言いながら私がテレビを見てると途中で面倒になり私にさせる。
毎回そうだったから居られると動かなければならない事が分かってたから、帰って欲しかった。

好きな気持ちがだんだんと冷めてるのがこの手術で良く分かった。

倫から一週間後に電話が来た。
『まみ、部屋にさぁお前んちの合い鍵落ちてなかった?キーケースから落としたみたいで、無くなった』 私は『部屋に落ちてたら気付くでしょ~落としたんだよ』倫は合い鍵をまた作っといてと言い電話を切った…。


心の中で叫んだ!誰が渡すもんか…。

No.79 10/01/02 00:45
まみ ( ♀ RC1Fh )

私は手術後一週間は一人で寝てたが、この家にいるより実家に一週間は帰り療養させて貰う事にした。その間は倫とは電話のみ会う事もなかった。 術後1ヶ月検診後にOKが出たら仕事復帰しようと考え3週間目に自宅に帰った。 倫には帰る事だけは伝えてたが、土日だから彼女の所に行くだろうと思ってたら…突然来た! 2人で夕食を食べ、帰るって言ってたからそのつもりでいたら、泊まると言い始めた…。

倫は先にベッドに入った。
『まみ、寝るぞ』
『まだ片付けたいから先に寝てて』私は洗濯と片付けをしてたからベッドに入ったのは12時過ぎていた。

No.80 10/01/02 01:06
まみ ( ♀ RC1Fh )

そっと倫を起こさないようにベッドに入ったつもりが倫は起きてたようだった…私を求めてきた…。『倫、術後検診しないとダメだよ』
『……』無言で私の唇をふさぐ、ダメだってと言っても胸にしゃぶりつきどうしようもなくなった…怖いからって言っても私のお腹の傷にキスしてる倫、そのキスが下の私の感じる部分を吸ったり舐めたり…『あっっん…』感じてる、久しぶりの事に力が抜けていくのが分かる、でもまだダメ…でも欲しい…。
倫が言った
『まみも感じてるだろ…優しくするから激しくしないから』と言い倫は久しぶりに私の中に入ってきた。 倫は体重がかからないように膝をまげ足を大開かせる。倫が動く度にピチャピチャ音がする…倫はその音に興奮したのか激しく突く! 久しぶりで私も悲鳴に近い声を上げた。2人同時にイッた…。

No.81 10/01/03 00:04
まみ ( ♀ RC1Fh )

ドキドキしながらシャワーを浴びた…。出血したらどうしよう…。トイレに入り確認したら出血は無かった。
倫は『大丈夫か?』とドアの外から聞いた、『うん、大丈夫みたい』
『早く横になれよ』と言いながらシャワーを始めた。


私は疲れてベッドに入り直ぐに眠りについた。倫がベッドに入ったのも気付かないくらいだった。


次の朝、目が覚めた時には倫はいなかった。
時計を見ると9時…後2週間ゆっくりして、また仕事復帰しなきゃな…。
お昼から職場に挨拶に行き、買い出しをし夕方から来る子どもの為に久しぶりに手料理を作った。


その日、倫からはメール、電話一本来なかった。
夕方から来た子どもと夕食を食べ話しが弾み一泊して次の日は家から学校に送った。

No.82 10/01/03 00:21
まみ ( ♀ RC1Fh )

次の日、倫が来た。仕事の途中で寄ったらしく、私は家事を済ませ横になってた時だった。

倫はお昼を食べると言い出した。
『悪いけどコンビニで買って来てくれないかな? 私、出来るだけ横になってたいし、今月は入院でお金かかって苦しいんだ…』 全く私は株式会社、定食屋下半身処理か‼
と言いたいのをゴクリと飲み込み穏やかに言った…すると返って来た言葉が
『お前さぁゴロゴロ寝てるより、リハビリだと思って昼飯くらい作れよ‼』
まぁ、都合の良いセリフが出る奴…私は背中を向けてベッドに寝てた。
倫は舌打ちしてバタンとドアを閉めて帰った。
本当に財布の中には五千円ちょっとしか入ってなかったから給料日まで後一週間、ましてや給料も全額は出ないに、倫の為の食費は出せなかった。

ところがその夜…また倫が来た💧

No.83 10/01/03 00:37
まみ ( ♀ RC1Fh )

私はお米とたまに野菜だけは実家に貰ってたから夕食は一人の時はチャーハンとワカメスープにしたり簡単で安くなるように節約してた。

その夜は卵雑炊にし早めの夕食で倫が来た時はもう寝ようと思ってた時だった。
倫は買い物をして来たようで焼き魚をして食べるように買って来てた。
また台所が汚れる…『まみ、お前んちの鍵ないと困るから合い鍵くれよ』
『私がもう少し動けるようになったら作っとく』と言ったがそんな気はなかった。 部屋が煙り臭い…また『泊まるの?』と聞いてみた
『泊まるよ』倫はビールと焼き魚を食べながら言った。


一人になりたい…。でも、そんな事言えない…。
と考えてたら私の胸が何となく息苦しくかんじ始めた…。


これがまた病気の始まりだとは気付きもしなかった…。

No.84 10/01/03 22:37
まみ ( ♀ RC1Fh )

倫は平日、殆ど家に来て私に我が儘言いたい放題、金曜日の夜から土日かけては彼女の家に行き日曜の夜に帰って来る生活を楽しんでた。

手術してから術後検診が明日…相変わらず1日置きに求めてくる、断ると嫌がらせをやり始める…帰ってよって言うと怒鳴り近所迷惑も考えない、術後検診までが長かった。
今夜は静かに寝てくれそうだ…。

食事を済ませた倫はお風呂に入りビールを飲みそのまま寝てくれた。
私も眠りについた。
次の日、病院に行き術後検診を受け何事も無くホッとした。後は、職場復帰まで一週間となった。

久しぶりに倫が退院祝いにと食事に誘ってくれた。
外食は久しぶりだったし嬉しかった。

私はてっきり魚料理屋でも連れて行ってくれるんだろうと喜んで出掛けたら、いきなり
『何か疲れたから俺が作るから俺んちで食べよう』
『………』また始まったと思った。
その時にまた私は息苦しく感じ始めた。

No.85 10/01/03 22:55
まみ ( ♀ RC1Fh )

買い物をし倫は私を自宅に連れて行った。 唖然とした…。
倫の部屋はゴミだらけ…
『倫、掃除は何時したの?』
『彼女にやって貰いなさいよ』
と言った途端、倫は『俺が飯作るからまみは掃除してなっ』『はぁ?何言ってんの‼あんたの彼女は私じゃないでしょ‼この片付けもしないやるだけに来るだらしない女だろが‼てめぇで部屋の片付けぐらいさせろや』
私は倫の部屋の合い鍵を投げつけ、部屋を出た。
歩いて自宅まではかなりある…
それより息苦しく感じて歩く事も出来ない…。
みきには電話できないし…倫の従兄弟に連絡した。
従兄弟は直ぐ来て私の自宅に送ってくれたが、私の顔色が悪い為に暫く部屋にいてくれ倫が私に対する行動や言葉を聞いてくれた。

No.86 10/01/03 23:16
まみ ( ♀ RC1Fh )

従兄弟は倫に連絡を入れてくれた。
一応、自宅に送った事と私が暫く会いたく無い事と伝えてくれ暫く私の話しを聞いてくれ帰ってくれた。
仕事復帰した私はまた今まで仕事してた時のように毎日を送った。
倫とも今度こそ別れようと決めた。
別れ話しをしても倫は私を傷付ける事は間違いないし自然に消滅するように考えてた。

とこれが倫は前にもまして私に嫌がらせをするようになった。
子どもに自分達の関係をバラすとかお前の旦那の所に行くとか…私に恐怖心を与え始めた。


私は仕事場でも息苦しさを感じたり恐怖感とパニックになってしまうようになった。

No.87 10/01/04 23:36
まみ ( ♀ RC1Fh )

親友のみきにも話せない、倫の従兄弟にもこれ以上の迷惑はかけられない…。
毎日、毎日、仕事をしながら嫌がらせに耐えてた為ストレスから体重がいつの間にか10キロ以上痩せてしまい53キロあった体重は40キロ無かった。みきから連絡が来て会う事になった。 誰かに話さなきゃ…。
私は死ぬかも…。
恐怖心、恐怖感、動悸、ありとあらゆる症状にどうして良いか自分で何でこんな気持ち、死への恐怖感があるのか…。
まみは私を見るなりビックリして、今の倫との状況を聞いてくれ、このままじゃ私が鬱になってしまうから病院行こうと言ってくれた。
まみに騙してた事を謝り心療内科に行く事になった。

No.88 10/01/05 23:38
まみ ( ♀ RC1Fh )

心療内科…何から話せば良いんだろう
何を聞かれるんだろう…。
考えるだけで息苦しさと動悸がする…。真っ青になってしまいみきがビックリし待合室で横になってると看護士が声をかけてくれた。
何故か涙が止まらない…。
別室の診察台で横になった。
担当医の若い医者が今の私の状態と日頃の症状などを詳しく質問され、私は何故か理由も分からずこんな切なくなったり死への恐怖感がある事、でも倫との事は話せなかった…。
心療内科の先生の診断の結果は、気分障害、パニック障害、つまり鬱になってると説明してくれた。原因は仕事のストレス、手術した事による体調の変化、それと大きな生活環境の変化など一度に重なり会ったばかりに心が病気になってしまったと言われた。

No.89 10/01/06 00:03
まみ ( ♀ RC1Fh )

まさか私が鬱…ショックだった…。
仕事を続けられない状態になってる自分は今どうしたら良いのか…。
みきと帰りの車の中で色々話した。
倫は私の心までも病気にしてしまう悪魔のような男だとみきは腹を立ててたが、私は自分が悪かったんだとしか思えなかった。7年間、旦那、子供をほったらかし倫だけを見て倫に人生を掛け1人になって子供を泣かせた罰が当たったと思った。
これからどうしよう…。 みきに自宅に送って貰い何もやる気になれず睡眠薬を飲みベッドに入って考えてたらいつの間にか寝てしまってた。 玄関のチャイムが鳴る音で目が覚めた。 今何時?
辺りは真っ暗になってた。 何度となくチャイムが鳴り玄関のドアを開けたらそこには子供と旦那が立っていた。
泣き出す私に子供が『迎えに来たよ~』旦那も『家に帰ろう』と言った。


『ありがとう、でもごめん、私帰れない』この言葉しかいえなかった…。

No.90 10/01/06 22:38
まみ ( ♀ RC1Fh )

『お母さん病気だってみきちゃんから電話あったよ、1人に出来ないし帰ろう』旦那は黙ってる…。
『大丈夫だよ、暫くゆっくりしたら治るから心配しないで…』 胸一杯になりこの言葉を言うのが精一杯だった。
旦那は『俺がもう一度、別な病院連れて行くから…』
『ごめん、家族の事も含め仕事の事とか今夜は1人で考えたいし明日、連絡するから』
『分かった、変な事するんじゃないぞ、お前には子ども達がいるんだからな…』有り難い言葉だった…。
子どもと旦那が帰って、また横になってると倫の従兄弟から電話があった。
『まみさんちょっと話したい事があるから今から行って良いかな?』
今はとにかく1人になりたいと伝えたがどうしてもって言われ家に来て貰った。

No.91 10/01/07 21:49
まみ ( ♀ RC1Fh )

従兄弟は私を見てビックリしてた…。
『痩せて…』
『ご飯食べるんだけど、少ししか食べられなくて、病院行ったら鬱と自律神経失調症だって…』
従兄弟は『倫兄から伝言を頼まれたけど…やっぱ影の女になっての付き合いは辛かったね…』
『うん、10年後を信じたかったし強くならなきゃって思う反面、週末になると精神的におかしくなるくらい辛かったんだ』
従兄弟は倫の伝言を言うのをためらってたのが私にも分かった。

『倫、何て?』
従兄弟は言いずらそうに
『話し合いしたいって、やっぱまみさんがいないと寂しいみたいだし俺個人も彼女よりまみさんの方が倫兄とうまくやっていけると思うんだけど…決めるのはまみさんだから』

話してる途中でも息苦しさがある…。
従兄弟に帰って貰えたらと思って体の事を話し帰って貰った…。
息苦しさと恐怖感…薬を飲んだ。

お願いだから一人にして!!一人になりたい…。

No.92 10/01/07 23:27
まみ ( ♀ RC1Fh )

睡眠薬がないと眠れない、考える事は死…職場に事情を話し休職届けを出したが1ヶ月間だけと言われた。
毎日、ベッドに横になり薬漬けの生活…誰とも話す気さえ起こらない…。
何でこんな風になったの?何で?
食べ物も喉を通らなくなって恐怖感と不安感…。
玄関のチャイムが鳴った。
出たくない…
何回も鳴り続ける…私は起きて玄関のドアを開けた。そこには何回も電話しても出ない私を心配してみきと倫と従兄弟が立ってた。

私は倫が従兄弟の後ろにいるのが見えた為に、気丈に振る舞っていたが、動悸がし始め心臓がバクバクと踊ってるようになり倒れてしまった。
三人の声が遠のく…




『私、死ぬんだ…』『まみ、あんたには子ども達がいるんだよ! しっかりしなさい!』
あんたが、まみをここまで追い込んだんだよ!声が聞こえる…。
救急車で心療内科に運ばれ入院になった…。

その夜はみきが付き添ってくれ明け方近くまで私の話しを聞いてくれた…。
3日後には退院し子ども達と旦那の居る家に帰る事になった。 みきも喜んでたがただ、必ず落ち着いたら倫と話し合いしキチンとしなければならない事は倫に伝えて貰うようにお願いした。

No.93 10/01/07 23:37
まみ ( ♀ RC1Fh )

子どもと一緒にいてご飯作り家事をしユッタリとした生活を1ヶ月送り体調もだいぶ良くなった。
ただ、仕事は復帰できないと思い退職する事にした。
体重も少しづつは増えてきて、みきとの会話に笑う事も出来るようになった。


みきに頼み倫に話し合いをする日時を決めて貰うようにお願いした。
一週間後に決まった…。


不安感、恐怖感はなかった…。

No.94 10/01/09 18:55
まみ ( ♀ RC1Fh )

一週間後…倫と近くのファミレスで待ち合わせた。
私は10分前に着き中に入った。倫はまだ来てないようだ…。
私は深く深呼吸をし“大丈夫”と自分自身に言い聞かせた…平日の昼間だけあってサラリーマンと作業服を着た人が打ち合わせをしてるような感じの二人だけしかいなかった。
禁煙席には三組のご婦人方…。
時計を見ると5分過ぎてる…。
外をボンヤリ見てたら倫の車が入って来た。


来た!…大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫と繰り返し深呼吸した。
暫くすると倫が入って来て私に気付き座った。
『ごめんね、忙しいのに…キチンと話したかったから』
『別に構わないけど俺、何も話す事ないけど』と投げやりな言い方をした。


内心…何時もあんたはそう言いながら後々脅し威嚇して恐怖感を与えてたじゃんと言いたかったが…私は穏やか~に話し始めた。

No.95 10/01/09 19:09
まみ ( ♀ RC1Fh )

『体調が悪くて、鬱とストレスで神経がやられちゃったんだ…言いたい事はお互いあると思うけど、私は倫とキチンと別れたかった。縁がありこんな形だったけど7年ちょっと付き合った訳だし…。
倫、出会い系サイトで知り合った彼女と私と二股かけたりしないで真剣に交際して、私は彼女が現れた時に別れた方が良かったんだって思った』
倫は黙ったままタバコに火を付け
『ほんで?』
私は続けた…。

No.96 10/01/09 19:25
まみ ( ♀ RC1Fh )

『今日この時を最後に元気で体に気を付けてね』
『あっそう、じゃぁ俺これから彼女ん所に住むから、まみも電話しないでくれよ』
『しないよ、私はこれから自分の体を治さなきゃいけないからねっ!仕事も辞める事になったし専業主婦になります』と笑った。
『お前は良いよ…家庭に帰れば家族がいる、俺には家族はいない、それに彼女だってお前みたいに仕事辞めるなんて出来ないから一人で食っていかなきゃならないからなぁ』
『だから倫が考えてあげなさいって事を言ってる訳でしょっ一応、私の言いたかった事はこれだけだから元気でね』
倫は一言『おぉ』と言った。
私は席を立ち自分の飲み物代だけを払い倫の方を見て満面の笑顔で手を上げてファミレスを後にした。

No.97 10/01/09 19:36
まみ ( ♀ RC1Fh )

そのままDoCoMoショップに行き携帯を解約し直ぐauショップに行き携帯を契約し倫との7年ちょっとの恋は終わりました。 あれから半年…今はまだ精神的な面を心療内科でカウンセリングを受けてます。ここには相手の彼女の事を考えたら書く事の出来ない事件も多々あります。
私にしたら、真剣な恋だったからこそ鬱と自律神経失調症になってしまったと思います。今は旦那、子ども、友達に支えられ毎日を送っています。
長々と下手な小説を読んで頂き有難う御座いました。

投稿順
新着順
主のみ
付箋

新しいレスの受付は終了しました

お知らせ

6/10 カテゴリの統合(6月20日、26日実施)

小説・エッセイ掲示板のスレ一覧

ウェブ小説家デビューをしてみませんか? 私小説やエッセイから、本格派の小説など、自分の作品をミクルで公開してみよう。※時に未完で終わってしまうことはありますが、読者のためにも、できる限り完結させるようにしましょう。

  • レス新
  • 人気
  • スレ新
  • レス少
新しくスレを作成する

サブ掲示板

注目の話題

カテゴリ一覧