私と母と…
私と母との関係が親子でなくなってから二年がたとうとしている。
母は私を愛せないと言う…。
実の娘に本気でそんな事を言うのだ。
(私と母との事を書こうと思います。初めて書くので誹謗中傷はご遠慮下さい。)
新しいレスの受付は終了しました
私は妹から男の情報をある程度聞いていた…
男は奥さんと二人暮らし
三年前から奥さんは腎臓を患い、男は現在一人で暮らしているらしい…
(病気の奥さんもいるのに…信じられない…)
母はあの男のどこに惹かれたのか…
電車の窓から景色を見ながら思った
…………
私達が住む田舎よりも数段上の田舎…
男の住む町に着いた
少しバスで移動して男の家に着いた
小高い丘の上に
何の手入れもされていない古い民家…
それが男の家だった…
(イメージとはだいぶ違う…)
お金をちらつかせていた男の住む家のイメージでは無かった…
レモンさん😃
子手鞠さん😃
Hmixさん😃
のすけさん😃
博多さん😃
アユママさん😃
レスありがとうございます🙇🙇
やっと退院してきました💦
ご心配おかけしました🙇💦
一括の返信をお許し下さい。。
今日から更新を再開させて頂きます🍀
ぜひ、最後までお付き合い下さい🙇
尚、感想スレもご用意しております。
そちらの方にも遊びにいらして下さいね😃
私と母と…感想スレです。
宜しくお願いします🙇🙇
重い足取りで家の前まで行った
奥さんと二人の名前が書かれた郵便受け
確かに男はこの家で生活している…
私は少し戸惑いながらもチャイムを押した
…………
返事はない…
仕事柄ほとんど家に居ないらしいと妹が言っていた
正直、少しほっとした…
私は今日、男を殺すつもりで家を出た
しかし
電車に乗って冷静になるにつれ
怖くなった…
でも、何かしなくては…
そんな思いに駆られて家まで来たのだ
家を出る前までは
男を殺し
母を探し出して殺し
復讐をしなければ…
そんな事しか頭になかった
…………
私は男の家の前で、しばらく立ち尽くしていた…
「〇〇さんのお知り合いの方?」
ふいに話しかけられて驚きながら声の主を見た
「ごめんなさいね、奥さんが入院されてるのに、ご主人と連絡とれなくて。奥さんが困ってるみたいやから。お知り合いかと思って。」
…………
「いえ、知り合いではないです。失礼します」
私はとっさに走って逃げた…
何故か、自分のしている事が無性に恐ろしくなったのだ
(鞄の中の包丁を見られたら…)
多分、近所の人であろう女の人が後ろで何か言っているのも無視して
ただ、走った…
もし、あの人が警察を呼んだら…?
この包丁を見られたら私は捕まるのではないか…
怖くて
怖くて、仕方なかった
息を切らして電車乗り場まで行き
ソワソワしながら電車を待った
(何してるんだろう…私…)
私が殺人犯になったら美紀も瞬もきっと苦しむ
どうかしていた…
あんな人達の為に殺人犯になる事ないじゃないか…
やっと来た電車に乗り込みながら
そう思った
…………
気がつくとかなりの時間がたっていた
夕方からはバイトがある
バイトの時間には少し早いがバイトに行く事にした
バイトで嫌な事を忘れてしまいたかった…
バイトを終え
急いで帰宅した
家では妹と弟がお腹をすかせて待っている
昼間の事は忘れよう…
人殺しなんて…
考えるのはやめよう…
…………
「ただいまぁ~」
「お帰り~。美咲ちゃん、今日美紀ちゃんがご飯作った!!でも、なんか凄い事になってる…」
弟が複雑そうな顔をして話してきた
どれどれ
台所を覗いてみる
「お姉ちゃん、サバの味噌煮とキノコのうどん作ってみた。これからは、お姉ちゃんがバイトの時は私が作るね!」
妹が満面の笑みで言ってきた
「凄いやん!」
私は期待して鍋の蓋を開けた
・・・
そこには、どうみても味噌汁にしか見えないサバの味噌煮と
キノコが胡麻のように細かく刻まれたうどん
隣にはニコニコ笑う妹
私は思わず弟と顔を見合わせ
大笑いした
「やっぱり~?(笑)」
妹と弟と私と三人
声を上げて笑った
その日の夕食はお世辞にも美味しいとは言えなかったが
妹の笑っている姿を見て少し安心した
「美紀ちゃん、もう作らんといてな」
弟の一言に爆笑して食事を終えた
昼間の事なんて忘れて良い気分で片付けをしていた
「お姉ちゃん、今日男の家に行った?」
ふいに妹が話しかけてきた
「……。行った…」
「やっぱり。男に書かせた誓約書無くなってたし、朝からバイトって出たやろ?バイト先に電話したら夕方からやって…。私のせいやな…」
「違う、美紀のせいやない。私の気が収まらんかってん…。」
「お姉ちゃん、私の為に警察に捕まる事はせんといて…。あの事は、私は忘れるから…。」
「わかった。心配かけてごめんな…」
「指切りしよ」
絶対に人殺しはしない
妹の秘密は守る
そう言って
妹と指切りをした
「指切りげんまん嘘ついたら針千本の~ます!指切った!」
私と妹の約束だ
「お姉ちゃん、心配かけてごめん」
妹は最後にそう言って台所から立ち去った
男と母が妹にした事は忘れる事はできない
でも、妹の為に普通にしていよう…
男の奥さんに話す事もできた…
が…、病人を苦しめる事はできなかった…
私は卑怯だろうか…
もっと妹の為にできる事があったのかもしれない
でも、私は秘密を守る事にした
妹がそう望むなら…
………
次の日の朝早く
弟の担任の先生から電話があった
そう…
翌日は登校日だ…
「前もって他の生徒には大事な話しがあるから登校するようにと、連絡してますから。一応、自由登校になるので、全員集まるか不安ですが…。瞬君も登校できそうだったら来て下さい。でも、無理はさせないで下さいね。」
「わかりました。弟に話しておきます。」
そう言って電話を切った
ふぅ…
少しため息をつき
弟が寝ている二階まで行って
弟を起こした
「瞬、おはよう。」
「……おはよう…」
「瞬、明日登校日やろ?学校行ける?」
「……。絶対行かなダメ?」
「先生から電話があって、無理しなくていいって。」
「………。明日は行きたくない…。」
「そっか…。」
私は弟の頭を撫でながら言った
無理はしなくていい…
無理をして前みたいになったら…
「行きたくないんやったら無理しなくていい。でも、宿題と勉強はきちんとせんといかんよ。」
「わかった。」
布団から少しだけ顔を覗かして頷きながら言った
世間の母親はこんな時どんな対応をするのだろう…
私の判断は間違っているのだろうか…
でも、いい…
私達は私達のやり方でやろう
弟には甘える母親がいない…
その分、私が甘えさせてあげよう
コチョコチョコチョ
「美咲ちゃん、やめて~」
くすぐりながら弟を起こした
「朝ご飯食べよ!美紀起こしてきて!」
「わかった~!」
まだ笑いながら弟は妹を起こしに行った
「美紀ちゃん、おはよう~。コチョコチョコチョ」
「キャハハハ‥。わかった起きる!」
隣の部屋から弟と妹の声が聞こる
私はクスクス笑いながら一階に降りて行った
弟がこの先不登校になっても
焦らず
長い目で見よう‥
心にそう誓った
登校日
どうか今日の話し合いが上手くいきますように…
その日は一日中祈るような気持ちで過ごした
新学期から弟が学校に行けますように…
でも、現実は甘くはなかった…
『ガシャーン!!』
ガラスの割れる音に驚き
夕飯の準備をしていた私は慌てて玄関に向かった
………
玄関前に置いてあった鉢植えが全て倒され
壊されていた…
絶対にいじめっ子だ
とっさに私は靴も履かず
家を飛び出した
表の角を曲がったところで小学生の男の子が逃げて行くのが見えた
でも、顔までは確認できなかった
………
恐れていた最悪な事態が起きてしまったのかもしれない…
先生に弟が話したのがバレたのだろう
私はどいしたらいいのだろう…
私は去って行くいじめっ子を見ながら
呆然としていた…
追いかける事をあきらめ
私は家に帰った
………
玄関の前で弟が壊れた鉢植えを片付けていた…
私は弟に声をかける事ができなかった…
二人共無言で鉢植えを片付けた
片付けを終えた弟は無言で二階に上がり
布団の中に潜り込んだ
私は何も言わず
ただ、弟を布団の上から撫でていた…
こんな時
普通の母親はどんな言葉をかけ
我が子を慰めるのだろう…
あんな母親の元に産まれた自分…
そして弟と妹…
夜の中は不公平だらけだ…
目の前の布団に潜り込んでいる弟を見ていると
次第に涙が溢れていた…
可哀想に…
可哀想に…
気のきいた言葉をかけてあげれなくて、ごめん…
守ってあげれなくてごめん…
私は静かに
静かに…
泣いた………
皆様へ
ご無沙汰しております。
全く更新できず、申し訳ありませんでした。
実は、7月末に仕事中に大怪我をし、ずっと入院してました。生きていられたのが不思議なくらいの事故でした…。
手が不自由だったのと
正直、メールをする事もできませんでした。なので、小説を書く事はとてもできませんでした。
本当に申し訳ありませんでした。
これから、本当にゆっくりですが、リハビリがてら更新していきます。
追伸ーレスを下さった皆様。一括のお詫びとさせて下さい。
本当に申し訳ありませんでした。
- << 178 大変な事故だったのですね…体も心もゆっくり休めて下さい。 ずっと待ってます! 頑張って下さいね。応援してます!
優さん😊
ゆうママさん😊
かなこさん😊
ななみさん😊
レスありがとうございます🙇
一括のお礼になってしまい申し訳ありません。
これから、頑張って更新していきます。かなり、ゆっくりですが、よろしくお願いします。
それからの弟はすっかり変わってしまった
冗談が好きで毎日笑っていた弟はどこかに行ってしまった
毎日毎日、部屋に籠もり
用事がある時以外
部屋から出ようとはしなくなった
私は毎日毎日
弟の部屋の前に座り
何時間も話しをした
例え
弟からの返事がなくても…
夏休みも残り僅か
登校日以来、弟はひたすら部屋に籠もる日々が続いている
毎日食事を部屋の前まで持って行き
ドアをノックする
コンコン‥
「瞬、今日は肉じゃが作ったんよ。瞬好きやったやろ?」
「……」
返事が返ってくる事はなくても
私は毎日毎日話しかけた
読者の皆様へ
長期間に渡り放置してしまいました事をお詫びします。
本当にすいません。色々と事情がありまして、後々この事情の事を書いていけたらと思います。
レスを下さった皆様
一括のお礼、お詫びをお許し下さい。
私は弟の事が心配で仕方なかった
「そうだ!」
私はある事を思いついた
私達の町には8月の最後の日曜日に盛大なお祭りがある
母がいた時は小遣いもないし
いつも浴衣姿で出掛けて行く友達を羨ましく眺めているだけだった
でも、今年は母はいない
私のバイト代で弟と妹の小遣いくらいは出してあげれる
私は妹に相談する事にした
「ねぇ、今年のお祭り、三人で行けたらいいと思わん?」
私が提案すると妹は凄く嬉しそうに
「そうやね、瞬はお祭り毎年行きたいって言うてたもんね!部屋から出てくるんやない!?……、でも、お祭りっていじめっ子も来るんやない?瞬、嫌がるかも…」
「……、そっかぁ、そうやね、せっかく名案やと思ったんやけどな…。」
「お姉ちゃん!私達だけでお祭りしようよ!この家で!瞬の部屋からは花火が見えるやろ?夜店も作ればいいやん!」
私は妹の素晴らしい提案に心が躍った
「よっし!やろう!」
私達はその日からお祭り当日にむけて準備を始めた
いよいよお祭り当日
廊下にはお祭りらしく提灯を飾り
精一杯の飾り付けをした
私の友達と妹の友達も準備を手伝ってくれ
「これ、お母さんが持って行きって。」
友達の手には二つの浴衣とじんべがあった
「いいの?ありがとう」
「ええよ、美咲ちゃんは一番の親友やし、美咲ちゃんの妹と弟は私にも妹と弟やから」
「本当にありがとう!」
その浴衣は素人でも着られるように帯も最初から結んであって、私達でも簡単に着られた
「よし、最後の仕上げやね!」
私と妹、そして友達は浴衣の上にエプロンをして、最後の準備を始めた
台所で焼きそば、イカ焼き、たこ焼き、ウインナー、を作り庭に出したテーブルに並べた
クーラーボックスにジュースを入れて
かき氷をセット
後は弟が部屋から出てくれれば…
「よし!呼びに行こう!」
私達は全員で弟の部屋の前まで行き
それぞれ呼びかけた
まずは私から
「瞬、今日はねお祭りなんよ。お姉ちゃん達頑張ってこの家でお祭りできるようにしたんよ。出て来てくれん?」
「………」
返事はなし
次に妹
「瞬、美味しそうな匂いすれやろ?イカ焼きに瞬の好きな焼きそばもあるで」
「………」
またまた返事はない
次に私の友達、愛ちゃん
愛ちゃんは小さい頃から私達三人を良く知っている
弟も懐いていた
「瞬君、愛やけど分かる?久しぶりに瞬君とお話ししたいなぁ」
そこに面識はないが妹の友達が加わる
「瞬君、かき氷もあるでぇ」
「………」
それでも返事は無かった
「もう少し待とうか…」
私が他の三人に言うと
「そうやね」
私達四人は弟の部屋の前に座り
弟が出てくるのを待った
一時間がたち
二時間が過ぎようとしていた頃
部屋の中から小さな声を聞こえた
「美咲ちゃんだけ入って」
約、二週間ぶりに聞く弟の声…
思わず目頭が熱くなった
「わかった」
私は部屋のドアをゆっくり引いた
中を見ると、弟は部屋の隅っこで膝をかかえて小さくなり、震えていた
部屋の中に入ってきた私と弟の目が合った
弟は私の顔を見ると
大きな目に涙を溜めて
「ごめんなさい…、ごめんなさい…」
何回も謝ってきた
そんな弟を抱きしめ
ただ
「大丈夫。大丈夫…」
そう言い聞かし落ち着くのを待った
「皆、待ってるから行こうか?」
私が言うと
「僕な、二週間お風呂入ってないから…。」
あぁ、そうか…
部屋に籠もってからというもの、弟がお風呂に入った形跡は全く無かった
トイレは私達がいない時にしていたのかもしれないが…
「お風呂入る?」
私の問いに弟は小さく頷いた
そして、弟を連れて部屋を出て
弟をお風呂に入れた
さっぱりした弟は何事も無かったかのように、私達に普通に話しかけてきた
あまりの変わりように私達の方が戸惑いを隠せなかった
それから、手作りのお祭りを精一杯楽しんだ
私はその日見た花火を一生忘れない…
次の日
朝、弟は何事も無かったかのように普通に起きてきた
あの二週間は何だったのか…
私は弟の心の傷が完全に癒えたのだと勘違いしていた
翌日
夏休みも終わり二学期が始まる
私も妹も、もちろん弟も今日から学校だ
…………
弟が起きてこない…
いくら呼んでも
いくら呼んでも…
お祭りの日に弟は元に戻ったのではないの…?
私は多少の予感はしていたが、大丈夫だろうと…
きっと、学校に行ける…
そう思っていた…
まだ、だめか…
私はひどく落ち込んだ
仕方ない…
私は小学校に電話を入れると慌てて弟の昼食の準備をした
「お姉ちゃん達行ってくるから。今日はバイトあるし、美紀は部活って言うてたから一人でご飯食べてな。用意してるから。それと、帰ったら話ししような。」
そう言って家を出た
ある程度の覚悟はしていた…
大丈夫…
大丈夫……
私は自分に言い聞かせていた
夜、弟に伝える事は心に決めていた
無理しなくていい…
ゆっくりでいい…
いつか、いつの日か
元気な弟に戻り、学校に行けるようになるはずだ
甘やかしているだけ…
そう、言われるかもしれない…
でも、いい…
私が弟を信じなかったら誰が信じてあげるのだろう…
その夜、弟と約束をした
・学校が授業中の時は勉強をする事
・家事を手伝う事
・後、一番大切な約束。泣かない事…
私は次の日から弟に学校に行くように言わなくなった
それから小学校を卒業するまでの二年弱、弟は学校に行かなかった
先生も何回も家に来たし、学校に通うよう説得もあった
甘い…
そんな事も言われた…
その度に私は
「いいんです…、私は待つって決めたんです。甘えててもいいんです。私は無理に学校に通わして、弟の心が壊れるのが怖いんです…」
そう言った
父も妹も私の気持ちをわかってくれた
この頃、父は母が残していった借金の為ほとんど休みなく働いていた
実質、家には私達兄弟三人だけのようなものだった
私がしっかりしないと…
いつも、そんな事を考えていた
弟は結局、卒業式にも出席しなかった…
弟が小学校を卒業する頃、私は高校を卒業し、社会人として働きだしていた
職場は高校の時にバイトでお世話になっていた店にそのまま正社員として就職をした
何より、私は接客という仕事が凄く好きだったし、自分を必要とし、
「美咲ちゃんには卒業しても店で働いてほしい」
そう言ってくれた社長夫婦、従業員の皆
その気持ちがとても嬉しく思え、就職を決めた
……………
弟が小学校を卒業して数日たったある日
不思議な男の子が私達の前に現れた
名前は健吾君
健吾君はこの春、他県から引っ越しをしてきた弟と同じ年の子だった
私達が知り合ったきっかけは
健吾君は毎日、お兄さんと朝晩新聞配達をしていた
本当に人見知りをしない子で、不思議と私達の間に入ってきた
本当に偉い子で中学生になったら自分も新聞配達をするんだ、その為に今はお兄さんの手伝いをしている、そう言っていた
健吾君の家庭はお母さんしかいなかった
お母さんの助けになれば…
そう思い、新聞配達をするのだと話していた
健吾君は毎日新聞配達の間に私達と話しをするようになった
私がいない時には弟と遊んで帰って行く
今は春休みだし、健吾君は弟が学校に行ってなかった事も知らない
「中学校同じクラスやったらえいなぁ」
そんな事を弟に言っていた
「うん、そうやね」
何のためらいもなく返事をする弟を見て驚いた
4月から学校行くの??
私は嬉しくて嬉しくて仕方なかった
それと同時に不安もあった
また直前になって行かないって言うかも…
そんな事を思っていた
そしていよいよ4月
今日は弟の中学校の入学式だ
必要な物は全てそろえた
後は弟か…
今日は父が仕事を休めないので私が保護者として一緒に学校に行くようにしている
「瞬、行ける?」
弟に聞いてみた
無理だったらやめよう…
「行ってみる。健吾と約束したから」
そう言うと新しい学生服を来て部屋から出てきた
目頭があつくなる
目を潤ませて弟の晴れ姿を見ていた
「行こうか」
そう言うと二人で中学校に向かった
中学校までの道のりを二人で歩く
桜並木が本当に綺麗だった
中学校に着くと広い校庭には新入生が溢れていた
どうやらクラス表を見て自分のクラスを探し教室に向かうらしい
「健吾と同じがいいなぁ」
そう言いながら自分の名前を探す弟に遠くの方で手を振る人が見える
「瞬、お姉ちゃん、瞬は俺と同じクラス!!」
嬉しそうに言う健吾君に
「やったぁ!!」
そう言って弟も凄く喜んでいる
二人でニコニコ笑い本当に微笑ましかった
その時初めて健吾君のお母さんともお話しをした
本当に暖かい人で安心した
- << 198 身体、大丈夫ですか? 感動しました。久しぶりに泣けました。 更新 心待ちにしてます😊
これ本当に実話ですか?言葉ひとつひとつ記憶しているなんて凄い記憶力ですね。私は被虐待児でしたが主さんのように全てを思い出す事ができません。 自分の身におきた辛い過去を掘り起こす作業はとても困難ですが主さんは何故するのですか?知りたいです。 私は大人になってから母親に何故虐待したのか聞いたところ『あなたの愛しかたがわからなかった』と言われました。悲しいけれど我が子を愛せない母親は存在しますよね。
新しいレスの受付は終了しました
お知らせ
小説・エッセイ掲示板のスレ一覧
ウェブ小説家デビューをしてみませんか? 私小説やエッセイから、本格派の小説など、自分の作品をミクルで公開してみよう。※時に未完で終わってしまうことはありますが、読者のためにも、できる限り完結させるようにしましょう。
- レス新
- 人気
- スレ新
- レス少
- 閲覧専用のスレを見る
-
-
満員電車とアタシとイケメン痴漢20レス 480HIT 修行中さん
-
君は私のマイキー、君は俺のアイドル9レス 187HIT ライターさん
-
タイムマシン鏡の世界7レス 183HIT なかお (60代 ♂)
-
運命0レス 90HIT 旅人さん
-
九つの哀しみの星の歌1レス 104HIT 小説好きさん
-
神社仏閣珍道中・改
(続き) 煩悩のかたまりで図々しいおばさん、それが私。 しかし…(旅人さん0)
335レス 11565HIT 旅人さん -
満員電車とアタシとイケメン痴漢
風邪を引いてしまって具合が悪いです。 一度、風邪を引くと長引くタ…(修行中さん0)
20レス 480HIT 修行中さん -
タイムマシン鏡の世界
だが、待てよ、いくらミクロの世界と言っても、我々はマクロ世界にいきてい…(なかお)
7レス 183HIT なかお (60代 ♂) -
北進
勘違いじゃねぇだろ本当に飲酒運転してるんだからしかも事故っても全く反省…(作家志望さん0)
23レス 513HIT 作家志望さん -
北進ゼミナール フィクション物語
高恥順次恥知らず飲酒運転サイコパス(作家さん0)
29レス 389HIT 作家さん
-
-
-
閲覧専用
🌊鯨の唄🌊②4レス 147HIT 小説好きさん
-
閲覧専用
人間合格👤🙆,,,?11レス 153HIT 永遠の3歳
-
閲覧専用
酉肉威張ってマスク禁止令1レス 179HIT 小説家さん
-
閲覧専用
今を生きる意味78レス 534HIT 旅人さん
-
閲覧専用
黄金勇者ゴルドラン外伝 永遠に冒険を求めて25レス 990HIT 匿名さん
-
閲覧専用
🌊鯨の唄🌊②
母鯨とともに… 北から南に旅をつづけながら… …(小説好きさん0)
4レス 147HIT 小説好きさん -
閲覧専用
人間合格👤🙆,,,?
皆キョトンとしていたが、自我を取り戻すと、わあっと歓声が上がった。 …(永遠の3歳)
11レス 153HIT 永遠の3歳 -
閲覧専用
酉肉威張ってマスク禁止令
了解致しました!(小説好きさん1)
1レス 179HIT 小説家さん -
閲覧専用
おっさんエッセイ劇場です✨🙋🎶❤。
ロシア敗戦濃厚劇場です✨🙋。 ロシアは軍服、防弾チョッキは支給す…(檄❗王道劇場です)
57レス 1427HIT 檄❗王道劇場です -
閲覧専用
今を生きる意味
迫田さんと中村さんは川中運送へ向かった。 野原祐也に会うことができた…(旅人さん0)
78レス 534HIT 旅人さん
-
閲覧専用
サブ掲示板
注目の話題
-
家に帰るのが苦痛、ストレス。離婚したい。
週6勤務で、小遣い月1万。 ロクな昼飯も食べれないから晩飯が楽しみなのに、大体おかず1品だけ。盛り…
20レス 763HIT 逡 (30代 男性 ) -
軟禁されてるけど質問ある?
アラサーなのに親に軟禁されています 普通にお外出たい 24/06/06 10:30 追記 そもそ…
29レス 721HIT 匿名さん (20代 女性 ) -
どうしたら干渉される?どうしたら関心持たれる?
友達から干渉されたい 友達から関心もたれたい。 しかしそれをされないまま なぜか「合わない…
13レス 235HIT 教えてほしいさん -
マッチングアプリで知り合って、、
マッチングアプリで知り合った年下男性と毎日かなりLINEもして、電話も2回くらいしました。 アプリ…
16レス 331HIT 恋愛好きさん (20代 女性 ) -
飲んでないからいいよ!‥?
友人と私と男性2人で飲みに行きました。 私の友達は飲めないのでノンアルコールを頼んでいました。…
20レス 493HIT 聞いてほしいさん ( 女性 ) -
煽り運転や過剰な威嚇運転は駄目だけど・・・
煽り運転や過剰な威嚇に厳しくなりましたが、皆さんは後ろの車の車間距離が近い時、どうやり過ごす、又…
11レス 232HIT 主婦さん ( 女性 ) - もっと見る