注目の話題
この人はやめるべき?
ファミサポで預かってもらっていたのですが・・・。
余裕を持った行動はしないのでしょうか。

霊感ドライバー大沢宗一郎

No.56 08/04/04 09:40
F.S ( EOhGh )
あ+あ-

≫55

そして、美雪はニコッと微笑むと
「まだ小学生くらいの時かな…その頃はお父さんとお母さんもうまくいってて、三人で遊園地に行ってね…ソフトクリームを買いに行ったお父さんを、お母さんとベンチで待ってて…」

幸之助は…はっ、とした。

「えへっ、実はこの前遊園地で大沢さん見かけたんですよ…私…大沢さんの背中に、お父さーんて叫んじゃいました」
そう言って…まるでいたずらを見つかった子供のようにペロッと舌をだして笑うのだった。

幸之助は、美雪の泣いた顔…笑った顔…話す声…全てが、可愛いと思えた。それは、憧れという感情とは別のものだった。


時刻は午前2時になろうとしていた。
時計に目をやった幸之助に、気付いた美雪が帰りをきり出した。

幸之助は美雪が同じ方角へ帰る事を知ってタクシーで送る事にした。

車の中で美雪は聞いた
「岡島さん、元気にしてますか?」

美雪が岡島の近況を知らないと言う事は少し意外だった。
「うん、元気やで…でも…岡島君の事は僕より美雪ちゃんの方が詳しいと思ってたなあ」
言ってすぐに後悔した…どうしてこんな嫉妬じみた嫌味を言ってしまったのだろうと…

56レス目(129レス中)

新しいレスの受付は終了しました

小説・エッセイ掲示板のスレ一覧

ウェブ小説家デビューをしてみませんか? 私小説やエッセイから、本格派の小説など、自分の作品をミクルで公開してみよう。※時に未完で終わってしまうことはありますが、読者のためにも、できる限り完結させるようにしましょう。

  • レス新
  • 人気
  • スレ新
  • レス少
新しくスレを作成する

サブ掲示板

注目の話題

カテゴリ一覧