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霊感ドライバー大沢宗一郎

No.32 08/04/01 07:38
F.S ( EOhGh )
あ+あ-

≫31

「…ちゃん」


「幸ちゃん…」


翌朝、智江の声に起こされた。

幸之助は慌てて飛び起きた。
二日酔いなのか…頭がガンガンする。
いつもは枕元の目覚まし時計で起きれるのに、さすがに今日は起きれなかった。

「あんた、早くしやんと遅刻するよ…お弁当は下駄箱の上に置いてるからね」

幸之助は急いで作業着に着替えると素早く靴をはいて…いや、慌てて…うまくはけない…。
食卓でパンをかじっていた宗一郎がその姿を見て、笑いながら
「父ちゃん、お弁当忘れたらあかんでえ、パンも置いてるから車で食べなさい」

いつもの…早起きして、ゆったりと朝食を取りゆったりと玄関を出て行く幸之助とのあまりの違いに宗一郎はよっぽど面白かったのだろう。

待ち合わせの森ノ宮駅に着くとすでに和也は来ていた。見馴れた軽トラックのすぐ後ろには圭一が赤いスクーターで待っていた。

一瞬、圭一の顔と昨日の美雪の顔が重なるような錯覚を覚えた。

圭一に軽く右手で挨拶すると幸之助は和也の隣に乗り込んで急いで現場に向かった。

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