永遠に…誓い💍
『私、幸せになります✨』を書かせて頂いたこころ👸です🎵
続編を書かせて頂きます😃
読みにくい所などあるかもしれませんが、どうか…最後までお付き合い下さい🙇
中傷、批判は辞めて下さい🙇
又、感想・応援スレなど頂けると嬉しいです✨
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それは…
「あずさ…大輔くんに会ってあげて!あずさの辛かった気持ちを、きっと理解してくれると思う。それに…祐介も…それを願ってると思う」
「でも…」
「あずさ…もっと…前を向いて…生きて!」
確かに…私は…どん底から這い上がれなくて、自分を痛め付けた。
前なんて見る事もなく…
ただ…どん底で、もがいていた。
けど…
お姉ちゃんは…私の背中をそっと押してくれた…。
そんな時…
私の携帯が鳴った。
開いたままの画面には…
゛大輔くん゛
と…表示された。
きっと…私と電話を終えた後、お姉ちゃんが 大輔くんに連絡をしてくれたのだろうと思った。
お姉ちゃんが、一生懸命、私の背中を押してくれているのが伝わった。
そして…私は…
電話に出た。
「もし…もし…」
「あずさ……やっと出てくれたね!」
「…ご…めん…私…大輔くんに…ヒドイ事…言っちゃった…」
「あずさ…謝るなよ!俺だって…悪いんだから…」
「そんな事…ないよ!」
「あずさ…俺…あずさに会いたいよ…」
その返事に戸惑ったが、私は大輔くんに会う事にした。
今 会えば、ちゃんと向き合えると思ったから…
…約束の日…
私は…緊張と、不安で押し潰されそうな気持ちで…待ち合わせ場所に向かった。
待ち合わせ場所には、すでに大輔くんが来ていた。
私は…自分の車を停めると、大輔くんの車の窓を゛トントン゛と叩いた。
大輔くんは…私を見ると、車に乗るように促した。
すると…大輔くんは…
「あずさ…来てくれて…ありがとう。」
そう言うと、私の手を握りしめた。
私は…手首の傷を見られたくない一心で、慌ててその手を振り放した。
私は…
「ごめん…」
と謝った。
すると…大輔くんは…
私の手をまた握りしめると…
大輔くんは…リストバンドを無理矢理はずした。
そして…私の手首の傷を見た大輔くんは…
「本当…だったんだ…祐介の姉ちゃんが、言ってた事…。何で…こんな…事…したんだよ…」
「…」
無言の私に大輔くんは…
「俺のせいだよな…ごめんな…あずさ…」
そう言うと…私の手首の傷を優しく撫でた。
「大輔くんのせいじゃないよ!私が悪いの!何もかも!」
そう言うと、大輔くんの手を振りほどき、急いでリストバンドをした。
素直になれたら…
そう思いながら、私は下を向いたまま無言になった。
すると…大輔くんは…
「あずさ…俺には、全部を見せてくれよ!そうやって…強がるなよ!こんな風にさせたのは、俺の責任だよ…ごめんな…」
「…んで?なんで、こんな私に優しくするの?大輔くんのせいなんかじゃないよ!私が…早く…大輔くんに…気持ちを伝えなかったから、淳子にあんな事されて…偶然、再会した人と付き合って…幸せになるって…浮かれてたら…浮気されて…。私が…バカなんだよ…」
私は…泣きながら、今までの出来事を話た。
そんな私を見て、大輔くんは…
私の頭をポンと撫でながら…
私の顔を覗き込んだ。
そして…私の溢れ出す涙を拭ってくれた。
しかし…私は…そんな大輔くんに…
「私は…最低な女だよ!…大輔くんに…は…エッチだって…させなかったのに…その人…とは…しちゃったし…だから…こんな…私…なんか…」
そう言いかけた時…
大輔くんは…私を抱き締めてくれた。
「バーカ!そんな事…聞いてねーよ!あずさ…俺…そのくらいで、あずさを嫌いになるような、男じゃねーよ!」
私は…そんな大輔くんの言葉が嬉しかった。
私は…思わず…
大輔くんに、しがみついた。
大輔くんは…少し驚いていたけど…
「車の中じゃーしっかり抱けないな!ちょっと…降りようか…」
そう言うと…大輔くんは、先に車を降りると…助手席のドアをそっと開けて…
車から降りるようにエスコートしてくれた。
そして…私は…車から降りると…
今までにないくらいに…
強い力で…
私をギュッと抱き締めた。
そして…大輔くんは…
「ごめんな…」
そう言うと…しばらく無言のまま、私を抱き締めていてくれた。
あの時の大輔くんは…
本当に温かかった。
久々に顔を埋めた、大輔くんの胸元のぬくもりは…
今でも、思い出す。
しばらくすると…
大輔くんが、ゆっくりと話はじめた…
「俺さぁー、夢で…祐介に会ったんだ!」
「ゆ…め?」
「うん…。今、思うと…奇跡って感じるんだけど……祐介が、真面目な顔で…あずさを…助けてやってくれ…って、で…俺が、何言ってたんだよーお前が助けるんだろう!なんて…言ってる夢。…その後に…祐介の姉ちゃんが…俺に…あずさの事、知らせてくれたんだ!」
「えっ?」
「確かに…祐介は…この世にいない!けど…俺達の事…ちゃんと見守ってくれてんだって…思った。だから…このままじゃいけないって思って…俺…あずさに連絡したんだ!」
止まりかけた涙が、溢れ出した。
悲しくてではなく…
祐介がいないからではなく…
大輔くんが…
こんな…私を…
必要としてくれているのが、伝わったから…
私は…嬉しくて泣いた。
そんな私を見つめて…
「そんなに泣くなよ!」
と言いながら…私の頭をポンと撫でてくれた。
そして…更に大輔くんは…
「あずさの顔を良くみたい!」
そんな言葉に…私は…
「見て…る…でしょ!」
「暗くて、良く見えないよ!」
「明るい…所に…行ったら…化粧が…落ちて…パンダ目…なのが…バレるから…やだぁ…」
「それでも見たい!…あずさ…俺の家に行こう…」
そんな大輔くんの言葉に…頷くと…
私達は、大輔くんのアパートに向かった。
久し振りの大輔くんの部屋は…
相変わらず、殺風景で綺麗な部屋だった。
すると…大輔くんは
「あずさ……ちゃんと顔、見せて!」
そう言うと…私の顔に近付いてきた。
私は…パンダ目が恥ずかしくて…横を向いた。
そんな私に大輔くんは…
「ほら…こっちを向いて!」
と、言いながら…私の顔を大輔くんの顔の方に向けた。
そして…目と目が合った時…
大輔くんは…私に…
キスをした。
長い間…
私達は、唇を離す事はなかった。
そして…大輔くんは、次第に私をソファーに押し倒した。
私も、大輔くんに抱かれてもいいという気持ちがあって…
私は…抵抗しなかった。
大輔くんは…更に、私の胸を服の上から触りはじめた。
しばらくすると…大輔くんは…
「今日はここまで!」
私は…ムードが高まっていたせいか、こんな質問をした。
「どうして…?」
「俺に…悪いと思って抵抗しないんじゃないの?」
思いもしない言葉に私は…
「そんなんじゃないよ!」
そう言うと…私は…
大輔くんを押し倒すと…
思いっきり、キスをした。
そして…キスをしながら…
「大輔くんと…結ばれたい…体も…」
そう言うと…大輔くんは、私をお姫さま抱っこでベットに連れて行くと…
私達は…体を重ねた。
何度も…
お互いを求め合った…
この日を堺に、私達はまた…
連絡を取るようになった。
そして、会う回数を増やした。
自分自身を痛め付けた行為も、大輔くんとの仲が復活したと同時に、ぱったりとなくなった。
ただ…傷跡とタトゥーは、消える事なく残っているけど…
大輔くんは…この傷跡とタトゥーに、毎回 優しいキスをしてくれた…。
私が…もう二度とこんな事をしないようにと…
まるで…おまじないのように…。
私の心は、安らぎを取り戻した。
それは…
祐介の三回忌の事だった。
私は、歩と優菜を連れて祐介の家へ行った。
祐介の家に着くと…
お父さんとお母さんが、笑顔で出迎えてくれた。
中に入ると…親戚の人達も集まっていた。
みんなの視線は、優菜に向いていた。
「しばらく見ないうちに 大きくなったね!」
「本当!祐介の小さい頃にそっくりだわ~」
そんな会話も聞こえてきた。
そんな言葉に、申し訳ない気持ちが込み上げてきた。
確かに…祐介を愛していた。
だからこそ、私は…優菜を生んだ。
けど…今の私は、大輔くんを愛している。
だからこそ、私がこの場所にいるのが、場違いな気もした。
すると、お姉ちゃんが私の隣に来た。
「あず…どうしたの?浮かない顔して」
そんな言葉に、私は…
「伯父さんも伯母さんも…私がまだ、祐介を愛しているって思ってるんだよね!」
「…そうかもね!でも、そんなのどうでもいいんじゃない??祐介が死んだ時…あずも死んじゃうんじゃないかって…みんな心配してたから…今のあずが幸せならそれでいいじゃん」
お姉ちゃんは、いつもの優しい口調で私を変な不安から解放してくれた。
と…会話が途切れると、私達はお寺へと向かった。
思いもよらぬ出会いだったなぁー。
最初は、お互い、顔も知らなかったのに…
メールのやり取りから…電話で話をするようになって…
今、考えるとあり得ないけど…この時、携帯で長電話して…
10万位の請求になってたっけなぁ。
でも…そんな事があって、祐介との距離が近づいてったんだ。
…私は、つい最近の事のように思い出していた。
祐介に初めて会った時…
口から心臓が出ちゃうんじゃないかって位に、緊張しまくってなぁ。
そして…友達としての付き合いがはじまって…
色々と遊びに連れてってもらったなぁ。
歩とも…たくさん遊んでくれて…
そんな祐介を…
いつの間にか…
好きになってた。
私は、次々と思い出した。
歩と優菜のじゃれあう姿を見つめながら…
気付くと…頬を大粒の涙が流れた。
しかし、この時の涙は、私にとって悲しい涙ではなかった。
響いてくるお経と共に、私は祐介にさようならを呟いた。
しばらくすると…
お経も終わり、お寺からみんなが出て来た。
私は、慌てて涙を拭った。
そして…お墓に移動した。
私もお線香を上げると…手を合わせて、祐介に話かけた。
゛祐介…。私にとって祐介は大切な人だよ!…けど、今は大輔くんも私にとって とても大切な人だよ!祐介は、もうとっくに気付いたかな?
私…今度こそ幸せになれるかな?゛
と…その時。
「パパ」
優菜が、突然 大きな声で叫んだ。
そこにいたみんなが、一斉に優菜を見た。
優菜は、墓石に向かって何回も『パパ』と言っていた。
まるで祐介がそこに居るかのように…
すると、祐介のお母さんは…
「優ちゃん、パパがいたの?」
その問いに優菜は…
「ほら!いるじゃないのパパ!」
優菜の言葉に、みんなが目を丸くした。
読んで下さっている皆様へ✨
私の小説を読んで下さってありがとうございます😃
楽しみにされている方には、本当に申し訳ありませんが、
小説を続けていく事ができなくなりました⤵
理由は、色々と重なり過ぎてこちらまでまわらないのが 現状です😢
本当に楽しみにして下さっている皆様、本当に申し訳ありません😭
これまで、応援して下さった皆様、本当にありがとうございました✨✨
こころ👸より🎵
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