注目の話題
店員が水分補給してたら怒りますか?
🍀語りあかそうの里🍀1️⃣0️⃣
既婚者の人が同僚をホテルに誘う心理

神様からのプレゼントは変身能力(小愛的故事)

No.5 19/10/05 07:08
青木あかね ( 30代 ♀ sEoWnb )
あ+あ-

≫4

あおいちゃんの部屋のガラス庄子が開く。

「サナ様ごきげんよう」

『呼び付けたからには』と、下手に出てるあおいちゃん。でも・・・



「あおちゃんっ!。わたくし、少しもごきげんよろしくなくてよ!」

「あおちゃんも昨日いらしてたのですから、我が家が晩餐主催のわたくしが寝てないのはお察しのはずと、思っておりましたのに、朝も早よから何なの!?💢」

「なあんてね。ここは安心してお気楽~にくつろげるもの。外出の口実、あおちゃん、ありがとね」

と、スカートの翻るのも全く気にせず、床にどっかと座り、足を投げ出すサナちゃん。

『サナちゃんって、実はあおいちゃんと同じお転婆さんね』

そう思うあたし。



サナちゃんが出されたココアを飲んで一息ついたころ 

「サナぁ、さっきの電話の子はこの子よ。とっても面白いの。サナも気に入るはずよ。」

あたしを紹介してくれるあおいちゃん。

「あのぉ、あたし歌子って言います。サナちゃんと仲良くなりなさいって言われて・・・」

「実はね、と説明するより見たほうが早いから」

と、あおいちゃん。

「歌子!甘噛み!」

言われた通りに、あおいちゃんの指を甘噛みするあたし。

服の中のあたしは消えて、小さな子猫になる。

モゾモゾと服の中から這い出し

「タンゴ!くしゃみ!」

言われた通りにくしゃみすると

丸裸の小学生の女の子に変身するあたし。

「どう?これ。わたしも見たときは我が目を疑ったわよ」

「いちばんびっくりしたのは本人のあたしですぅ」

両手で口を塞ぎ、息を飲んでるサナちゃん。

でも瞳はあおいちゃんと同じ

『魔法って凄ーい』な『瞳がキラキラ』状態だ。

そして

右手の人差し指を額に当てて考え込むサナちゃん。



しばらくして

「あおちゃんの考えはこういうことね。この不思議な歌子ちゃんをわたくしの梅宮家の親戚か何かにしろ!でしょ?。そして歌子ちゃんはお転婆過ぎて手に余り、梅宮家から、あおちゃんの赤井家にたまにお泊りしてる。」

見事に言い当てたサナちゃん。

「さすが黒百合女学院中等部学力No.1のサナね。その通りっ!」

「よろしくてよ。面白いじゃない!。わたくし、歌子ちゃん気に入りましたわ。だって魔法も子猫も大好きだもの!。」

5レス目(12レス中)
このスレに返信する

小説・エッセイ掲示板のスレ一覧

ウェブ小説家デビューをしてみませんか? 私小説やエッセイから、本格派の小説など、自分の作品をミクルで公開してみよう。※時に未完で終わってしまうことはありますが、読者のためにも、できる限り完結させるようにしましょう。

  • レス新
  • 人気
  • スレ新
  • レス少
新しくスレを作成する

サブ掲示板

注目の話題

カテゴリ一覧