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神様からのプレゼントは変身能力(小愛的故事)

No.1 19/09/22 04:11
青木あかね ( 30代 ♀ sEoWnb )
あ+あ-

パンツも身につけずな

丸裸で窓から飛び出した

うんにゃ

窓から飛び降りたあたし

愛ちゃんに借りた・・・じゃなく

愛ちゃんに無断で持ち出した服を

脇にかかえて一目散に走る。

うちの角の路地を曲がり

数十メートル先は公園なのよね。




日の出前の、初秋には似合わぬ冷えた早朝

公園には誰もいないはず・・・

公園トイレで服を着なきゃ

あたしまるはだかだもん・・・

確か人間には

ロリコンなる男がいて

少女を襲うトカナントカ。

えーん😢怖いよぉ😢




無事に公園には着いた。

でも、あたし

あたし、肝心なコト忘れてた。

そう、あたしは昨日まで子猫だったのよね。

服の着方が、あたしは全くわからないんだった・・・

光太お兄ちゃんや愛ちゃんが着替えるのを、毎日毎日、眺めていたはずなのに!。あたしのバカばか馬鹿!

どうしよう・・・

途方に暮れしゃがみ込んでしまうあたし







「あら? あなたまだ小さいのに裸で、裸足でどうしたの?。それも日の出前の公園で。危ないよ?。それとも変なおじさんに・・・」

振り向くと

小学生か中学生か、わからない女の子がいた。

のは嘘で、子猫だったあたしは

この女の子の声は知ってる。

へへーん!猫さまは人間よりはるかに耳が良いのら!。

この女の子はご主人さま愛ちゃんの先輩。黒百合女学院山手校中等部一年生の、赤井あおいお嬢様。人間たちが頭を下げる、この街いちばんのお嬢様なのだ。

日曜日は日も昇らぬ早朝から、この公園で拳法、八極拳というそうだけど、それを練習してるの。その声と音はおうちにいても聞こえるの。それに

それに顔も知ってるの。

たまーに、おうちを抜け出したあたしが公園にいると、あおいちゃんの足に頬をスリスリしたら、いつも鰹節とかカリカリとか、おやつくれるの。

とは言うものの

子猫だったあたしは今は人間の女の子

どうしよう・・・と、思うまでもなく、「これはあなたのお洋服なの?」って言いつつ、あおいちゃんはあたしに服を着せてくれた。

そして

「あなた、冷えきってるじゃない!。おうちにいらっしゃい。風邪引いたらたいへんだからね。この調子だとお腹もからっぽでしょ?」

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