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ブルームーンストーン

No.174 18/09/07 23:13
自由人
あ+あ-

「お先に失礼しま~す!」

中番の私は遅番のユッキーやバイトさんに声をかけた。

「は~い!お疲れ様です!」

ユッキーが「また後で。」という風に頷きながら軽く手をあげる。

さてと、大ちゃんはもう着いてるのかな?
急いで店を出ようとした途端、

プルルルル!

事務所の電話が鳴った。

「はい、お電話ありがとうございます…」

咄嗟に電話をとり、お決まりの電話応対文句を言いかけた私の耳に、

「あ!良かった~間に合った!」

大ちゃんの嬉しそうな声が飛び込んできた。

「神谷さんですか?」

咄嗟に職場モードの話し方になる私に、

「はい、僕です。神谷です。
田村さん、急で申し訳ないですが場所の変更の電話です。
予定していた○○ビルの横に細い路地があるのを知っていますか?
そこを入って2つ目の角を曲がったすぐに良さそうなお店を見つけました。
そこに居ますのでお願いします。」

大ちゃんが可笑しそうに含み笑いをしながら職場モードの話し方で答えてきた。

「はい、わかりました。
森崎さんにも伝えておきます。」

慌てて電話を切ると、ユッキーにその旨を伝え、自転車を家に置きに帰り電車に乗ると○○駅に向かった。

○○駅前ビルの横の路地。

ここかな。

え~と、2つ目の角を曲がると…

ザワザワザワ
人々のざわめき。

いらっしゃいませ~
店員さんの活気に満ちた明るい声。

香しい焦がしバターやガーリックの香り。

角を曲がった私の右側に、いきなり小洒落て明るく活気のある空間が広がった。

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