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葛藤

No.97 13/10/26 05:24
匿名0
あ+あ-

≫96





しばらくして私がポツンと座っていたからか前嶋が私の横に来た。
私は好きに歌ってるから来なくていいのに(-_-;)
と思いながら特に話す事も見つからず
気が利かない私は何か話のネタを探す訳でもなく
黙って曲を選んでいた。




コイツつまんねぇー!と言わんばかりに前嶋は
席を立ち、何か織田さんに言っている。
終電がなくなりそうなメンバーが少しずつ帰って行き人数が少しずつ減っていく。
まだエロ男と峯木さんは残っていた。
特にイヤがる素振りもないから放っておいた。





すると…
織田さんが前嶋と変わって私の隣りに来た。
いつもより酔ってる感じではなかったけど…酔ってるのかな。
ピタッと私にくっついて座る。
そして………。





「監督!今日は合格ですか?」
と聞いた。





「…合格…かな」




監督…。
以前の喧嘩の際、「監視」を「監督」と言い間違えた事を織田さんはネタとして使っていた。




やっぱり「監視されてる」意識は変わらないんだな、と感じた。私がいると織田さんは楽しめないのかもしれない…。




「凛は不合格だ!」




「…え?」





「今日は合流するぞ!」




「それは…謝罪的なもの?」
私が聞くと



「俺の希望だ!」
と言った。




なんだか本当に久し振りに思い出した。
付き合い始めて前嶋たちに疑われる前は
よくこうして飲み会の後は合流したね…。
喧嘩が絶えなくなって私が二次会に行かなくなったから随分、久し振りの感覚だった。




そう…。
あの頃は飲み会は嬉しいイベントだった。
こうして最後に合流出来るから。



いつからか大嫌いになったんだ。
前嶋が来てから…だな。




終電が近づいてほとんどの人が帰り、前嶋と秦野さんも帰って行った。
少し安心したのか織田さんは最後まで私の横に居てくれた。
お開きの時間になり会計を済ませた織田さんは何やら女性2人に捕まっている。




どこでどうやって合流すればいいの?
みんなが駅に向かって歩き始めたから、私も一緒に行くしかなかった。
こっそりメールをしても、やはり返信はない。
後から来る気配もない。




そこへ電車が来た。
もうこれが最終電車。
仕方なく私もみんなと一緒に電車に乗った。





「今日は合流するぞ!」





織田さん…。
私は…
どうしたらいいの…?




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