基礎体温が下がった?!これって流産の兆候?!

基礎体温の低下と流産の関係

流産の場合は、母体が妊娠を維持できない状態になるので基礎体温が急激に低下します。

その他の症状として、出血や腹痛が起きた場合は流産の可能性があります。 流産によっては、胎児の成長が停止した状態で子宮内に留まる場合があります(稽留流産)。その場合、体温の低下がない場合もあります。胎児が子宮内にあることで女性ホルモンが分泌され続けるのが原因と言われています。

その他の基礎体温低下の原因

胎盤形成が完成に近づく12週位になると女性ホルモンの変化により体温が低下してきます。これは、自然現象です。ですので、一概に体温が低下したから流産ということではありません。逆に高温期の状態が続いていても稽留流産のような場合もあるので、常に違和感がないか異常がないか注意をする必要があります。

基礎体温の正しい測定法

基礎体温をつけることで身体の変化の理解が深まります。妊娠したときも検査薬よりも早く解ることもあります。 しかし、それは正しく測定できている場合です。基礎体温は、正しく測定してこそ初めて活きてきます。

測定法

  1. 体温計は、身体を動かさないで測定できるように枕元に置いておきます。
  2. 朝、目が覚めた直後に安静した状態で測定します。
  3. 測り方は、舌の下の中央の筋に計測する部分をあてがいます。

今は、体温計に温度をメモリーできるタイプもあります。 体温だけでなく、そのときの身体の状態も併せて記録しておくと後々、参考になります。

毎日計測する

基礎体温は毎日計測することで身体の変調を把握することができます。 測定するのは、起床直後です。 習慣にすることが大切です。

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