妊娠7週の魚類摂取に関する知識

魚について知っておくべき点

魚に含まれてる水銀の危険性や健康の影響についての注意事項を平成15年11月に厚生労働省は発表しました。 その後、何度か見直しが行われて平成17年、食品安全委員会の評価結果を元に「妊婦への魚介類の摂食と水銀に関する注意事項」を発表しました。

食べていい目安と量

日本人の平均的な1食の量は約80gです。

1週間に160g迄摂取していい魚

キダイ、マカジキ、ユメカサゴ、インドマグロ、ヨシキリザメ、イシイイルカ

1週間に80g摂取していい魚

キメダイ、ツチクジラ、メカジキ、ホンマグロ、メバチ、エッチュウバイガイ、マッコウクジラ

特に注意が必要でない魚

キハダ、ビンナガ、メジマグロ、ツナ缶、サケ、アジ、サバ、イワシ、サンマ、タイ、ブリ、カツオ

大きな魚(鯨、イルカ)ほど、水銀の含まれる量が多いと言われています。

妊娠中に注意をする必要性

妊娠中は、規定量を超える水銀を摂取した場合は、胎児が母体から栄養と共に水銀を摂取した場合、外に排せつすることができません。 万が一、胎児に水銀が取り込まれると出産後、音による反応が遅くなるなどの症状が起こることがあります。 妊娠していない状態であれば、最大量59%迄は問題ないとされており、身体に取り込まれた水銀は少しずつ外に排せつされる為、身体に水銀が蓄積される心配も健康を害する心配もありません。 妊娠に気づいたら、上記を踏まえて魚の摂取の仕方に注意しましょう。 胎盤は、妊娠4ケ月で完成しますが、胎盤ができる過程で身体に取り込まれた水銀の量は減少していくので、妊娠に気づいてから気を付けることで問題ないとされています。

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