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ケータイ電話

レス10 HIT数 781 あ+ あ-

ラムね( WqGJh )
08/04/17 19:00(更新日時)

小説を書くなんて全く初めてです😄文章やストーリーがごちゃごちゃになってしまうかもしれないですが、最後まで一生懸命書きたいと思います✏

アドバイスなどビシバシ下さい👣





『ケータイ女』

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No.924464 08/04/17 12:48(スレ作成日時)

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No.1 08/04/17 13:30
ラムね ( WqGJh )

私にとって一番好きな物はケータイ

でも、一番嫌いな物もケータイ


着信音がなった。
この着信音は自宅だ…もちろん出ない。

「誰?親ぁ?」

まゆは私に聞いてきた。

「最近、厳しくなっちゃってさぁ…この前の家出から毎日こんな感じ」


帰りが遅いと怒られ、意地を張ってそのまま裸足で飛び出した。ママの言ってる事も、パパの言ってる事も私にはうざくて仕方なかった。


「カチッ」

ケータイを開ける音。煙りを吹きかけながらボタンを押す。何か用があるわけじゃない。ただ、ケータイをいじってると安心する。

また着信音がなった…


さっきとは違う着信音…


ショウからだ。

顔がニヤける。

「ハイ…」

「あっ、俺。今どこ?仕事終わったから迎えに行くよ」


まゆは、私のニヤけた顔を見てショウからの電話だと気付いた。



「ラブラブだね」

ショウの車に乗り込む私に笑顔で言った。

No.2 08/04/17 13:47
ラムね ( WqGJh )

私の5才上のショウはとても優しい。

…当たり前か。付き合ってまだ1週間だもんね。

いつまで続くかなぁ?


今までの交際最長記録は1ヶ月と2日。


続いても続かなくても、今が楽しければそれでよかった。


「ねぇ、来週の海、たのしみだね」

あっ、そうだ。私海行くんだ。ショウのその言葉で思い出した。楽しみじゃなかった訳じゃない。ただ、忘れていたのだ。

「今年初めての海なんだろう?それに俺達の初めての旅行だから俺、気合い入れたよ!」

行く場所、ホテルの手配、全部ショウがしてくれた。お金ももちろん、ショウが全部出した。感謝なんかこれっぽっちもしてないない。そんな私の口から出た言葉は、

「新しい水着が欲しい」


ショウの答えは、


「明日なら仕事が早く終わるから、明日見に行こう」


…ショウが断るなんて思ってなかったから当然の答えだと思った。

No.3 08/04/17 13:59
ラムね ( WqGJh )

旅行当日、私は寝坊した。

ショウは私の自宅の前でずっと待ってたみたい。

でも、私は出て来なかった。

私は前の日にまゆと合コンに行き飲んだくれて、まゆの家にそのまま泊まってたからだ。

ショウからの何件もの不在着信。ケータイを握り締めながら寝る私が気付かない訳がない。眠くてシカトしていたのだ。





ようやくショウと合流し出発したのは待ち合わせから3時間以上後の事だった。




車中、ショウは一言も愚痴をこぼさなかった。笑顔で話し掛けてくるショウの言葉に適当な相づちを打ちながら私はケータイを離さなかった。






ショウの事は大好きだ。ケータイのグループもハートマークが沢山付いてる彼氏の欄だし、一番お気に入りの着信音に設定している。しかし、会うと、いつもこんな感じだった。



自分でも何でこんな態度なのか分からなかった。

No.4 08/04/17 14:12
ラムね ( WqGJh )

到着してすぐ海に入る予定だったのに、着いたのは結局、日が沈む頃だった。
長時間運転をして、彼女に遅刻され、適当な相づちを打たれて…さすがにショウも怒ってるかと思い、

「夕日キレイだね。」

なんて、心にも無いご機嫌取りを私はした。


「本当だね。ちょっと海岸散歩しようか?夕食まで時間あるし」






…まじかよ。






海岸の砂はまだ生暖かくビーチサンダルを履いていた私の足にくっついてきた。


「端から端まで結構あるね。」
ショウは嬉しそうに話し掛けてきた。
続けてショウはこう言った。

「今日の夜、楽しみにしててね💓」



…そうゆう事か。今まで、優しくしてたのは、ケンカしたらエッチ出来ないからか。
少しキレイだと思った夕日が完全に沈んだ。

No.5 08/04/17 14:44
ラムね ( WqGJh )

私とショウはまだエッチをしていない。イベント好きなショウは特別な日にエッチすると決めていたんだ。
と、私は思った。
そして、その特別な日が今日なんだ。
と、私はまた勝手に思った。



夕食は30分遅れて来た。散歩が効いたのか、目の前に並べられていく食事がたまんなく美味しそうに見えた。


「美味しそう」
私は思わず微笑んだ。そんな私を見つめるショウの視線を感じた。がっついてると思われたかなぁ?しかし今の私にはもう目の前の食事しか目に入ってなかった。
ショウにビールをついであげるのも忘れ食事に手を伸ばした。旅行に来て良かったと、この時初めて思った。






食事も終わる頃、私の携帯が鳴った。

No.6 08/04/17 15:07
ラムね ( WqGJh )

>> 5 ママからの電話だった。
ママはショウと2人で旅行に行く事を知っている。私が話したからだ。ママはショウを気に入ってる。一度、夕飯をうちに食べに来た時、すごく礼儀正しく、手土産にお菓子まで持ってきた。そりゃ、好印象だな。 しかし、もっと好印象だったのは、食事が終わりショウと2人で部屋に行こうとしたら
「今日はもう遅いから帰るよ。家族の人にも迷惑かかっちゃうから」と、帰ってたのだ。 私はびっくりした。私の周りにそんな事を言う男も女も居なかったからだ。ショウが違う生き物にすら見えた。

食事の次に旅行に来て良かったと思ったのは温泉だった。1人でのんびりする時間なんて久しぶりだった。いつも誰かと一緒だから。寂しがり屋なんて可愛く言っても結局は1人になるのが怖かったんだ。私も自分の事しか考えてない人間なんだ。 温泉を出て、脱衣場ですぐ携帯をチェックする。メールも着信も無いと落ち込んでしまう。しかし、まゆからのメールがきていた。
『旅行どう?今日の夜頑張れ❤』まゆも同じ考えみたいだ。そんなに周りに息まれると少し恥ずかしく感じた。かと言って、エッチをする事にはなんの抵抗も無かった。当たり前位思っていた。

  • << 8 連れて行かれたのは夕方に来た海岸だった。真っ暗の中にぽつぽつとカップルが居るのが見えた。少し離れて花火をしている若者もいた。 私はその時気付いた… 私、何考えてんだ… 恥ずかしい… 暗くて良かった。顔が真っ赤なのがバレなくてすんだ。 「これを見せたくて外に来たんだ。」 真っ暗な中に幾つも光る星。あとは月明かりだけ。 気付いたら見とれてた。 そして思った。私より恥ずかしい人が横に居る。ロマンチストなショウ。でもその時はたまらなく可愛く感じた。 ショウが言った。 「一緒に旅行に来れて嬉しかったよ。夕食の時の笑った顔、可愛かったよ。温泉が混浴じゃなかったのがちょっと残念だなっ」 って言って下を向いた。 やっぱり恥ずかしい奴。 私も下を向いた。
  • << 9 旅行から帰ってきて一週間。ショウとの関係が変わったかと言われれば何も変わらない。 「何もしてないの?有り得ないっっ!何の為の旅行なのっ?」 大きな声でまゆが聞いてきた。 「何だろうね。でも、楽しかったよ」 私はあっさり答えた。 「ねぇ、ショウくん浮気してんじゃない…」 始まった。まゆの悪い癖だ。 何かあると浮気してる。嘘ついてる。今までの彼氏に対していつも疑った目でかかる。もちろんまゆ自身の彼氏にも… まゆの彼氏になった人はみんな決まって、「重い。疲れた。」と別れを告げる。そのたびにまゆは1、2週間連絡が取れなくなる。 「他で済ませてるからやらないんだよ」 「そうだね」 私は一言で済ました。 まゆはムッとした顔で、 「絶対、怪しい」 それ以上は、聞きたくないからなにも答えなかった。
  • << 10 ショウと付き合って、もうすぐ3ヶ月が経とうとしていた。私はショウに物をねだらなくなった。そればかりか、今まで、ろくに働いた事ない私が、1ヶ月もバイトを続けていた。朝起きるのが辛かった。でも、目標があった。二週間後のショウの誕生日。自分はプレゼントする側なのになんだか毎日幸せだった。 「ねぇ、何が欲しい?」 「何もいらないよ。」 こんな電話のやり取りがここ最近続いてる。 「じゃあ、明日起きたらメールするね。お休み。」 「俺も早く寝ないとなぁ。お休み。」 電話を切るとすぐにメールを問い合わせいた私。最近してないなぁ…そう言えばほとんど携帯いじってない。 ショウと付き合ってから段々とケータイ離れしてきた。何をしてても、安心感がある気がする。 いつの間にか友達と遊ぶ事も少なくなった。

No.7 08/04/17 18:14
ラムね ( WqGJh )

>> 6 部屋に戻ると、ショウはテレビを観ながらタバコを吸っていたいつもと変わらない。
ちょっとのぼせ気味の私の顔を見てニコっと笑った。
私は少し離れてちょこんと座った。


何分過ぎたんだろう…

スッと、ショウが立ち上がった。私は思わずビクッとしてしまった。

何か私、緊張してる?


何て考えたらドキドキしてきた。
「ねぇ?」


「何っ」

…声が裏がえったのが自分で分かった。

頭がモンモンとした。ショウの顔がまともに見れない。何だ、この感じ。

ショウは私の手を握り締めて私を立たせた。

「ほら、行くよ」


「…?何処へ?」

「外」




いきなり外ですか…いくら特別だからと言って…



あんまり浮かれ気分でわないがショウに付いていった。

No.8 08/04/17 18:32
ラムね ( WqGJh )

>> 6 ママからの電話だった。 ママはショウと2人で旅行に行く事を知っている。私が話したからだ。ママはショウを気に入ってる。一度、夕飯をうちに食べに… 連れて行かれたのは夕方に来た海岸だった。真っ暗の中にぽつぽつとカップルが居るのが見えた。少し離れて花火をしている若者もいた。


私はその時気付いた…








私、何考えてんだ…
恥ずかしい…
暗くて良かった。顔が真っ赤なのがバレなくてすんだ。

「これを見せたくて外に来たんだ。」


真っ暗な中に幾つも光る星。あとは月明かりだけ。


気付いたら見とれてた。
そして思った。私より恥ずかしい人が横に居る。ロマンチストなショウ。でもその時はたまらなく可愛く感じた。


ショウが言った。

「一緒に旅行に来れて嬉しかったよ。夕食の時の笑った顔、可愛かったよ。温泉が混浴じゃなかったのがちょっと残念だなっ」
って言って下を向いた。


やっぱり恥ずかしい奴。

私も下を向いた。

No.9 08/04/17 18:45
ラムね ( WqGJh )

>> 6 ママからの電話だった。 ママはショウと2人で旅行に行く事を知っている。私が話したからだ。ママはショウを気に入ってる。一度、夕飯をうちに食べに… 旅行から帰ってきて一週間。ショウとの関係が変わったかと言われれば何も変わらない。


「何もしてないの?有り得ないっっ!何の為の旅行なのっ?」
大きな声でまゆが聞いてきた。

「何だろうね。でも、楽しかったよ」

私はあっさり答えた。

「ねぇ、ショウくん浮気してんじゃない…」

始まった。まゆの悪い癖だ。 何かあると浮気してる。嘘ついてる。今までの彼氏に対していつも疑った目でかかる。もちろんまゆ自身の彼氏にも…

まゆの彼氏になった人はみんな決まって、「重い。疲れた。」と別れを告げる。そのたびにまゆは1、2週間連絡が取れなくなる。

「他で済ませてるからやらないんだよ」

「そうだね」

私は一言で済ました。

まゆはムッとした顔で、

「絶対、怪しい」

それ以上は、聞きたくないからなにも答えなかった。

No.10 08/04/17 19:00
ラムね ( WqGJh )

>> 6 ママからの電話だった。 ママはショウと2人で旅行に行く事を知っている。私が話したからだ。ママはショウを気に入ってる。一度、夕飯をうちに食べに… ショウと付き合って、もうすぐ3ヶ月が経とうとしていた。私はショウに物をねだらなくなった。そればかりか、今まで、ろくに働いた事ない私が、1ヶ月もバイトを続けていた。朝起きるのが辛かった。でも、目標があった。二週間後のショウの誕生日。自分はプレゼントする側なのになんだか毎日幸せだった。


「ねぇ、何が欲しい?」


「何もいらないよ。」


こんな電話のやり取りがここ最近続いてる。


「じゃあ、明日起きたらメールするね。お休み。」

「俺も早く寝ないとなぁ。お休み。」


電話を切るとすぐにメールを問い合わせいた私。最近してないなぁ…そう言えばほとんど携帯いじってない。


ショウと付き合ってから段々とケータイ離れしてきた。何をしてても、安心感がある気がする。

いつの間にか友達と遊ぶ事も少なくなった。

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