注目の話題: スカートの丈が床につきます; ☆ダブル不倫15☆; 妻の過去について

ヤンデレっぽい神様×ひとりぼっちの女子高生3

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小説好きさん
21/08/08 20:25(更新日時)

「申し訳ございません！遅くなりまし…」
バチン！と鈍い音が狭いアパートの中に響いた。
「遅い‼︎今何時だと思ってるの？！デートに遅れるでしょう！？さっさと弁当作りなさい‼︎」そう怒鳴るのは私の母だ。私は、高校に進学させてくれる代わりに、母に3つの条件を出された。
出された条件はこうだ。
1母の指示には必ず従う事。
2母には敬語を使う事。
3誰に何をされても決して抵抗しない事。
破ったら即高校を中退させられる。
「…申し訳ございませんでした。」私はただ謝るしかなかった。そして台所に向かって、弁当を作る。
今日は母は彼氏とデートなのだという。だから私は合った事もない母の彼氏の為に、弁当を作らなければならない。でも、いつもの事だ。
慣れてしまえば問題ない。慣れてしまえば………

「出来ました。」「ったくもっと早くしなさいよね！あっそうそう、明日は彼氏連れて来るから、さっさと帰って来てよねあと明日の夕御飯と朝御飯作って。朝まで帰らないから。」
そう言って母は出かけてしまった。
________「あれが君の親か？かなり酷い扱いを受けてるいるんだな、君は。」