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ヤンデレっぽい神様×ひとりぼっちの女子高生2

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小説好きさん
21/08/07 16:40(更新日時)

「僕は此処に祀られている神様だ。どうしても君と話してみたかったもので、君が来るたびに少しずつ神気を君に注いでいたんだ。僕の姿が見えるようにな!」
「……は?」理解が追いつかない。
神様?そんな非現実的な事あるわけない。そんな私の思考を読み取ったように神様を名乗る彼は言った。
「まぁ信じられないだろうな。…じゃあこれならどうだ!」
そう言うと彼は急に煙に包まれ始めた。でもすぐに煙は消え、彼の姿が見えた。
しかしそこに居たのは先程とは少し姿が違う「彼」が居た。頭からは獣の耳が生え、真っ黒な9本のふさふさした尻尾が生えている。
私が呆気にとられていると、「どうだ?これで僕が神だと言うことを信じてくれたか?」
と、彼はイタズラ好きの少年の様に言った。続けて彼は言った。
「あぁ…自己紹介がまだだったな。さっき行ったように僕はこの神社に祀られている神だ。
人間には『お稲荷様』と呼ばれているなまぁイナリとでも呼んでくれ。」
…これは私も自己紹介した方がいいのだろうか?
「い…イナリさんですか?わ…私は高原高校3年天照木花(てんしょうこはな)と言います。」
すると彼は少し嬉しそうにこう言った。
「木花か…いい名をつけた貰ったな。
さて…もう雨は上がったようだな。そろそろ帰った方がいいのではないか?」
「え…あっ本当だ。帰らなきゃ…」空を見上げてみるともう既に雨は上がっており、空が赤く染まり始めていた。
「また此処に来たくなったら来るといい。僕はいつでも此処に居るからな。来てもいなかったら僕の事を呼んでくれ。」そう言ってイナリさんは私を見送ってくれた。
「早く…早く帰らなきゃ…‼︎でないと…」




「天照木花か…よくもまぁ神に対して素直に名前を教えた事だ…」そう言って彼は私が帰った後、一人笑みを浮かべていた事を!私は知る由も無かった。

No.3346833 21/08/07 16:40(スレ作成日時)

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